JP2002531232A - ゴルフボールディンプル - Google Patents

ゴルフボールディンプル

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Abstract

(57)【要約】 本発明によれば、ゴルフボール(10)は、外表面(12)および該外表面上に形成された複数のディンプル(14)を含む。該ディンプルの少なくとも一つは、同心状のリングディンプル(14)である。各同心状のリングディンプル(14)は、中央部窪み(18)、および該中央部窪み(18)を同心状に取り囲む、少なくとも一つの環状窪み(20)を含む。ランドリング(22)が、該中央部窪み(18)と該環状窪み(20)との間に広がっている。該同心状のリングディンプル(14)が、付随的な環状窪みを含む場合、ランドリングは、隣接する該環状窪み間に広がっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、一般にゴルフボールに関連し、より詳しくは改善された型のディンプ
ルを有するゴルフボールに関するものである。
【0002】
【背景技術】
ゴルフボールは、一般的に球形の外表面を含み、該外表面上に複数のディンプル
をもつ。従来のディンプルは、円形の窪みであり、これらは抗力を減じかつ揚力を
増大するように作用する。これらディンプルは、ディンプル壁が、このディンプル
を形成する該ゴルフボール外表面から勾配を持つように形成される。各ディンプ
ルの周辺は、ディンプル壁が、該ゴルフボール外表面から勾配を持つように形成さ
れたエッジである。 抗力とは空気抵抗であり、この空気抵抗は、該ゴルフボールに対して、その飛翔
方向に対向する方向に作用する。該ボールが空気中を移動するにつれて、該ボール
を取り巻く空気は、異なる速度、結果として異なる圧力を有する。この空気は、該ボ
ール前方の淀み点において最大の圧力を及ぼす。次いで、この空気は高い速度およ
び低い圧力で、該ボール表面の周りを流動する。ある分離点において、該空気は該
ボール表面を離れ、該ボールの背後に大きな乱流領域を生成する。伴流と呼ばれる
この流動域は、低い圧力を持つ。該ボール前方の高い圧力と、該ボール背後の低い
圧力との間の差が、このボールを失速させる。これが、ゴルフボールに対する抗力
の主な源である。
【0003】 このゴルフボール上のディンプルは、該ボールの外表面に隣接する空気の薄い
境界層を生じて、空気を乱流状態で流動させる。従って、この薄い境界層は、乱流境
界層と呼ばれる。この乱流は、該境界層を活発化して、該分離点を更に後方に移動
させ、結果として該層は、更に該ボールの外表面に沿って、付着した状態に留まる。
その結果、該伴流領域の減少、該ボール背後の圧力の増加、および抗力における実
質的な低下が見られる。実際に該境界層内に該乱流を生成するのは、各ディンプル
の周辺であり、そこで該ディンプル壁は、該ボールの外表面から落ち込んでいる。 揚力は、該ボールの上部と該ボールの底部との間の圧力差によって生じる、該ボ
ールに作用する上向きの力である。この圧力差は、該ボールのバックスピンに起因
する、該空気流におけるひずみによって生じる。このバックスピンのために、該ボ
ールの上部は、該空気流と共に移動し、この移動は、該空気の分離点を更に後方の
位置に移す。逆に、該ボールの底部は、該空気流に対向して移動して、該分離点を前
方に移動する。この非対称性の分離が、該流動パターンにアーチを形成し、そのた
め該空気は該ボールの上部を流動することとなり、該ボールの底部に沿って流動
する空気よりも高速で移動する。その結果、該ボール上の空気は、該ボール下方の
空気よりも低い圧力下にある。この圧力差が、揚力と呼ばれる全体としての力をも
たらし、この揚力が、該ボールに対して上向きに作用する。各ディンプルの円周部
も、この流動現象を最適化する上で決定的なものである。
【0004】 殆ど全てのゴルフボール製造業者は、ディンプルを利用して、抗力を減じ、かつ
揚力を高めることによって、そのゴルフボールの飛距離を高めている。ボールの性
能を最適化するためには、多数のディンプル、その結果として大量のディンプル円
周部を持たせることが望ましく、該ディンプル円周部は該ボールの周りに均等に
分配される。このディンプルを配列するに際して、ディンプル間の間隔を最小化す
ることが試みられている。その理由は、このような間隔が、該ボールの空気力学的
な性能を改善しないことにある。実際上の表現では、これは、約3.05mm(約0.120イ
ンチ)〜約4.57mm(約0.180インチ)なる範囲の径をもつ、従来のサイズのディンプ
ルで、300〜500個の円形ディンプルに換算される。本出願における「小さな」ディン
プルは、約3.05mm(約0.120インチ)未満の径をもつディンプルを意味し、また「大き
な」ディンプルとは、約4.57mm(約0.180インチ)を越える径をもつディンプルを意
味する。 従来のサイズのディンプルと比較する場合、理論的には、多数の小さなディンプ
ルの使用は、ディンプル円周の全体量を増すことにより、より大きな空気力学的性
能を生み出すであろう。しかし、実際には、抗力を減じ、かつ揚力を増大する上で、
小さなディンプルが常に高い効力を示すわけではない。これは、少なくとも部分的
に、小さなディンプルの、塗料の溢れに対する受け入れ易さをもたらす。塗料の溢
れは、該ゴルフボール上の塗料被膜が、これら小さなディンプルを満たした場合に
起こり、結果的に該ディンプルの空気力学的な有効性を減じてしまう。他方、少数
の大きなディンプルの使用も、その有効性を失いつつある。このことは、大きな一
つのディンプルの円周が、一群の小さなディンプルの円周よりも小さいことに起
因する。
【0005】 英国特許第2,215,621号は、ゴルフボールの球形外表面上で均一な分布状態で使
用するためのディンプルを開示している。この場合、該ディンプルパターンは、該
ボールの運動方向とは無関係に、全体として等価な構成を持つ。一態様において、
少なくとも一つのディンプルは、環状の空洞によって取り囲まれた円形の空洞を
持つ。この円形の空洞と該環状の空洞との半径方向の距離は、1.0mm(0.039インチ)
までであることが記載されている。このような大きさの半径方向の距離は望まし
くない。というのは、このことが、該ゴルフボール外表面の大部分が、空気力学的に
有効なディンプルで覆われていないことを意味するからである。この特許の図7に
示されたような一態様は、該円形の空洞に対して、小さな寸法および形状をもつも
のとして、該環状の空洞を記載しており、また該半径方向の距離を、該環状の空洞
の幅よりも大きなものとして提示している。この参考文献は、該環状の空洞の幅が
、0.1mm(0.0039インチ)〜2mm(0.079インチ)なる範囲内にあることを記載している
。 今日の殆どのボールは、ディンプル間に多くの空間を持つパターンを有し、ある
いはゴルフボールの平均速度において最適の空気力学的作用を生み出すことのな
い、大きなディンプルまたは一群の小さなディンプルで、これら空間を満たしてい
る。空気力学的な有効性を高め、かつ該ディンプルパターン中の空間を、過去にお
いて使用された小さなまたは大きなディンプルで満たし、あるいはこれらディン
プルで置換した型の、ディンプルを与えることが望ましい。
【0006】
【発明の開示】
本発明によれば、ゴルフボールは外表面と、その上に形成された複数のディンプ
ルとを含み、該ディンプルの少なくとも一つは、同心状のリングディンプルである
。各同心状リングディンプルは、中央部窪み径をもつ中央部窪み、および該中央部
窪みを同心状に取り囲む少なくとも一つの環状窪みを含む。該環状の窪みは、環状
窪み幅を有する。ランドリングが、該中央部窪みと該環状の窪みとの間に広がって
おり、これはランドリング幅を有する。該同心状のリングディンプルが、付随的な
環状の窪みを含む場合、ランドリングは、該隣接する環状の窪み間に広がる。 一態様において、該ランドリング幅は、実質的に該環状の窪み幅未満である。も
う一つの態様において、該環状の窪み幅は、実質的に該中央部窪み径未満である。
更に別の態様において、ゴルフボールは、少なくとも2つの型のディンプルを含む。
該第一の型のディンプルは、同心状リングディンプルであり、また該第二の型のデ
ィンプルは、円形の窪みである。 該同心状のリングディンプルは、従来のディンプルよりも大きいが、該環状の窪
みを該ディンプル円周部に付加し、結果として同心状リングディンプルは、該ゴル
フボールの空気力学的な性能を改善する。
【0007】
【発明を実施するための最良の形態】
図1を参照すると、ゴルフボール10の一部は、球状の外表面12を含み、該外表面は
、その上に形成された2種の型のディンプル14および16a-dを有する。該第一の型の
ディンプル14は、本発明によれば単一-リング状のディンプルである。該第二の型
のディンプル16a-dは、従来のディンプル、即ち円形のディンプルである。ディンプ
ル16aは、大型のディンプルである。該ディンプル16b-dは、一群17の隣接する小さ
なディンプルである。 図1を参照すると、該ディンプル14は、中央部窪み18、該中央部窪み18を同心状に
取り巻く環状の窪み20、およびこれらの間のランドリング22を含む。 図1および図2を参照すると、該中央部窪み18は、円形断面および環状の壁18aを
含む。該環状の壁18aは、該ランドリング22と隣接している。該環状の窪み20は、円
形断面、該ランドリング22と隣接する、環状内壁20a、および該ボールの該外表面と
隣接する、環状外壁20bを有する。 該ランドリング22は、該中央部窪み18と該環状の窪み20との間に広がっている。
該ランドリング22の助けにより、該ゴルフボール10の該外表面の一部が形成され
る。典型的には、該用語「ランド」とは、ディンプルで覆われていない、該ボールの外
表面領域を意味し、これはディンプル間の該ボールの外表面である。従って、該用
語「ランドリング」とは、ディンプルによって覆われていない該外表面の領域を意
味し、この領域は、該窪み18と環状の窪み22との間または隣接する環状の窪み間に
環状帯を形成する。
【0008】 各窪みは、更にエッジ角を含む。該中央部窪み18は、点P1において測定されたエ
ッジ角αをもつ。この点P1は、該ディンプル壁18aが該ランドリング22から発散す
る位置にある。点P1における該ディンプル壁18aに対する第一の正接線を文字T1で
示す。点P1における該ランドリング22に対する第二の正接線を、文字T2で示す。該
エッジ角αは、これら正接線T1およびT2間の角度である。このエッジ角αは、好ま
しくは、約10°〜約25°の範囲にある。最も好ましくは、このエッジ角αは約16°
である。 該環状の窪み20は、点P2において測定した外側エッジ角βをもつ。この点P2は、
該外側の壁20bが、該ボールの該外表面12から発散する位置にある。点P2における
該ディンプル壁20bに対する、第三の正接線は、文字T3で示される。点P2における該
外表面12に対する、第四の正接線は、文字T4で示される。該エッジ角βは、これら正
接線T3とT4との間の角度である。このエッジ角βは、好ましくは、約10°〜約25°
の範囲にある。最も好ましくは、このエッジ角βは約16°である。該環状の窪み20
の該内壁20aに対する内部エッジ角は、該外部エッジ角βと同様に定義され、また
好ましくは同一の大きさをもつ。該中央部窪み18および該環状の窪み20に対する
これらエッジ角は、ほぼ等しく、また各窪みの円周近傍で均一であることが好まし
い。
【0009】 図2を参照すると、該中央部窪み18の径は、約3.56mm(約0.140インチ)である。該
環状窪み20の内径は、約3.81mm(約0.150インチ)である。該環状窪み20の外径は、約
7.37mm(約0.290インチ)であり、これは該ディンプル14の全径に相当する。該環状
窪み20の幅は、約1.78mm(約0.07インチ)である。該ランドリング幅22は、約0.254mm
(約0.01インチ)未満、好ましくは約0.127mm(約0.005インチ)である。従って、該ラ
ンドリング幅は、実質的に該環状窪みの幅よりも小さい。該ランドリング幅は、該
環状窪みの幅の約14%未満、およびより好ましくは該環状窪みの幅の約7%〜約10
%である。該環状窪みの幅は、該中央部窪みの径の約50%である。 該ランドリング幅ができる限り小さくて、ディンプルをもたない該ボールの該
外表面が、最小化されることが好ましい。このことは、最大のディンプル円周部を
持つことを可能とし、これは更に該ボールの空力的な性能を最大にするであろう。
該ランドリングを狭めることによる、該外表面積を減じる必要性は、関連する耐久
性と釣り合わされる。該ランドリング幅が減少するにつれて、ゴルフクラブの衝撃
による、該ランドリングの磨耗し易さは増大する。 更に、該単一リングからなるディンプル14は、該中央部窪み18および該環状窪み
20が、塗料の溢れを被らないような寸法を持つ。従って、これらディンプルは、空力
的に有効となるのに十分に大きなものである。これらディンプルの径は、該ゴルフ
ボール10全体における該ディンプルのレイアウトによって決定される。
【0010】 該中央部窪みは、深さDCを有し、これは該窪みの中心から、該ボールの該外表面1
2を表すファントム線までの、測定された半径方向の距離である。該環状窪みは、深
さDAを有し、これは該環状窪みの中心から、該ボールの該外表面12を表すファント
ム線までの、測定された半径方向の距離である。これら窪みの深さは、該エッジ角
および該窪みの径または幅によって設定される。該中央部窪みの深さDCは、該環状
窪みの深さDAよりも実質的に大きいか、あるいはこれに等しい。一態様において、
該中央部窪みの深さは、該環状窪みの深さの、2倍を越えるものである。 図1を参照すると、従来のディンプル16aおよび/または16b-dは、該ゴルフボール
表面12上に配置されている。これらディンプルは、公知のパターン、例えば正二十
面体に基づくパターンで分配することができる。単一のリングからなるディンプ
ル14は、該ゴルフボール外表面12上に、従来のディンプル16a-d間の空領域を、該デ
ィンプルパターンで満たすように、あるいは1個の大きなディンプル16aまたは一
群17の隣接する小さなディンプル16b-dを置換するように分配することができる。
該単一のリングからなるディンプル14を使用して、1個の大きなディンプル16aま
たは一群17の隣接する小さなディンプル16b-dを置換することが好ましい。もう一
つの態様においては、該ディンプル全てが、単一のリングからなるディンプルであ
る。更に別の態様においては、該ディンプルの約3%〜約50%が、単一のリングからな
るディンプル14であり、かつ残りのディンプルは、ディンプル16a-dである。更に別
の態様では、該ディンプルの約25%未満が、単一のリングからなるディンプル14で
あり、かつ残りのディンプルは、ディンプル16a-dである。
【0011】 図3を参照すると、改良されたゴルフボール110が示されている。(図1に示した
ような)該ゴルフボール10の構成部品と類似する、このゴルフボール110の構成部
品は、先頭に数値「1」を付した同一の番号で表されている。このゴルフボール110は
、球形の外表面112を有し、該外表面は、その上に形成された2種の型のディンプル1
14および116a-dを含む。該第一の型のディンプル114は、本発明によれば、二重リン
グ構造のディンプルである。該第二の型のディンプル116a-dは、公知のディンプル
であって、円形の窪みである。該ディンプル116aは大きなディンプルである。該デ
ィンプル116b-dは、一群117の隣接する小さなディンプルである。 図3を参照すると、該二重リング構造のディンプル114は、中央部窪み118、該中
央部窪み118を同心状に取り巻く第一の環状窪み120、これらの間の第一ランドリ
ング122、該第一の環状窪み120を同心状に取り巻く第二の環状窪み124、および該
第一の環状窪み120と該第二の環状窪み124との間の、第二のランドリング126を含
む。 図3および図4を参照すると、該中央部窪み118は、円形断面および環状の壁118a
を含む。該環状の壁118aは、該第一のランドリング122と隣接している。該第一の環
状窪み120は、円形断面、該第一ランドリング122と隣接する環状の内壁120a、およ
び該第二ランドリング126と隣接する環状の外壁120bを含む。
【0012】 該第一ランドリング122は、該中央部窪み118と該第一の環状窪み120との間に広
がっている。該第一ランドリング122は、該ゴルフボール110の該外表面112の一部
をなしている。 該第二の環状窪み124は、円形断面、該第二ランドリング126と隣接する環状の内
壁124a、および該外表面112と隣接する環状の外壁124bを含む。 該第二ランドリング126は、該第一の環状窪み120と該第二の環状窪み124との間
に広がっている。該第二ランドリング126は、該ゴルフボール110の該外表面112の
一部をなしている。 各窪みは、更にエッジ角を含む。該中央部窪み118は、点P1において測定された、
エッジ角αを有する。この点P1は、該ディンプル壁118aが、該第一ランドリング122
から発散する位置にある。点P1における該ディンプル壁118aに対する第一の正接
線を文字T1で示す。点P1における該ランドリング122に対する第二の正接線を、文
字T2で示す。該エッジ角αは、これら正接線T1およびT2間の角度である。このエッ
ジ角αは、好ましくは、約10°〜約25°の範囲にある。最も好ましくは、このエッジ
角αは約16°である。
【0013】 該第一の環状窪み120は、点P2において測定される外側エッジ角βをもつ。この
点P2は、該外側の壁120bが、該ボールの該第二ランドリング126から発散する位置
にある。点P2における該ディンプル壁120bに対する、第三の正接線は、文字T3で示
される。点P2における該第二ランドリング126に対する、第四の正接線は、文字T4で
示される。該エッジ角βは、これら正接線T3とT4との間の角度である。このエッジ
角βは、好ましくは、約10°〜約25°の範囲にある。最も好ましくは、このエッジ角
βは約16°である。該第一環状窪み120の該内壁120aに対する内部エッジ角は、該
外部エッジ角βと同様に定義され、また好ましくは同一の大きさをもつ。 該第二の環状窪み124は、点P3において測定される外側エッジ角δをもつ。この
点P3は、該外側の壁124bが、該ボールの該外表面112から発散する位置にある。点P3
における該ディンプル壁124bに対する、第五の正接線は、文字T5で示される。点P3
における該外表面112に対する、第六の正接線は、文字T6で示される。該エッジ角δ
は、これら正接線T5とT6との間の角度である。このエッジ角δは、好ましくは、約10
°〜約25°の範囲にある。最も好ましくは、このエッジ角δは約16°である。該第
二環状窪み124の該内壁124aに対する内部エッジ角は、該外部エッジ角δと同様に
定義され、また好ましくは同一の大きさをもつ。該中央部窪み118、該第一の環状窪
み120および該第二の環状窪み124に対するこれらエッジ角は、ほぼ等しく、また各
窪みの円周近傍で均一であることが好ましい。
【0014】 図4を参照すると、該中央部窪み118の径は、約2.34mm(約0.092インチ)である。該
第一の環状窪み120の内径は、約2.59mm(約0.102インチ)である。該第一の環状窪み
120の外径は、約4.78mm(約0.188インチ)である。該第一の環状窪み120の幅は、約1.
09mm(約0.043インチ)である。該第一のランドリング幅122は、約0.127mm(約0.005
インチ)である。該第一ランドリング幅は、実質的に該第一環状窪み幅よりも小さ
い。該第一ランドリング幅は、該第一環状窪み幅の約12%未満であり、より好ましく
は該第一環状窪み幅の約11%である。 該第二の環状窪み124の内径は、約5.03mm(約0.198インチ)である。該第二の環状
窪み124の外径は、約7.37mm(約0.290インチ)であり、これは、該ディンプル114の全
体としての径に相当する。該第二の環状窪み124の幅は、約1.17mm(約0.046インチ)
である。該第二のランドリング126の幅は、約0.127mm(約0.005インチ)である。該第
二ランドリング幅は、実質的に該第二の環状窪み幅よりも小さい。該第二ランドリ
ング幅は、該第二環状窪み幅の約12%未満であり、より好ましくは該第二環状窪み
幅の約11%である。該第一および第二環状窪み120および124の幅は、実質的に等し
い。該環状窪み幅各々は、該中央部窪み径の約50%である。
【0015】 該二重リング構造のディンプル114は、該中央部窪み118および該環状窪み120お
よび124が、塗料の溢れを被らないようなサイズのものである。従って、これらは空
力的に有効であるのに十分に大きなものである。各ディンプルの径は、該ゴルフボ
ール110全体における該ディンプルのレイアウトによって決定される。 該中央部窪みは、深さDCを有し、これは該窪みの中心から該ボールの該外表面12
のファントム線までの、測定された半径方向の距離である。該第一の環状窪みは、
深さDA1を有し、これは該第一環状窪みの中心から、該ボールの該外表面12のファ
ントム線までの、測定された半径方向の距離である。該第二の環状窪みは、深さDA2
を有し、これは該第二環状窪みの中心から、該ボールの該外表面12のファントム線
までの、測定された半径方向の距離である。これら窪みの深さは、該エッジ角およ
び該窪みの径または幅によって設定される。該中央部窪みの深さDCは、実質的に該
環状窪みの深さDA1およびDA2よりも大きいか、これと等しい。一態様において、該
中央部窪み深さは、該環状窪み深さの2倍を越える。
【0016】 図3を参照すると、公知のディンプル116aおよび/または116b-dが、該ゴルフボ
ール表面112上に配置されている。これらディンプルは、公知のパターンで、例えば
正二十面体に基づくパターンで分配することができる。これら二重リング構造の
ディンプル114は、該ゴルフボール外表面112上に、該ディンプルパターンで、該デ
ィンプル116a-d間の空領域を満たすように分配することができる。この二重構造
のディンプル114を使用して、一つの大きなディンプル116aまたは一群117の隣接
する小さなディンプル116b-dと置換することが好ましい。一態様においては、該デ
ィンプルの約3%〜約50%が、二重リング構造のディンプル114であり、かつ残りのデ
ィンプルが、公知のディンプル116a-dである。もう一つの態様においては、該ディ
ンプルの約25%未満が、二重リング構造のディンプル114であり、かつ残りのディン
プルが、公知のディンプル116a-dである。図5に示したように、該二重リング構造の
ディンプル114を、均一なディンプルパターンで使用する。
【0017】 本発明のゴルフボールのその他の態様は、公知のディンプル、単一リング構造の
ディンプル、および二重リング構造のディンプルを、所定の空力的な性能に応じて
、様々な組み合わせで含むことができる。該公知のディンプルは、公知のパターン、
例えば正二十面体として、該ゴルフボール表面上に分配することができる。該公知
のディンプルは、小さな、大きなまたは平均的な大きさ(即ち、約3.05mm(0.120イン
チ)〜約4.57mm(0.180インチ)なる範囲の径をもつディンプル)をもつものであり
得る。該単一リング構造のディンプルおよび二重リング構造のディンプルは、該デ
ィンプルパターンで、該公知のディンプル間の空領域を満たすように、あるいは隣
接する小さな公知のディンプル群または一つの大きな公知のディンプルと置換す
るように、該ゴルフボール外表面上に分配される。一態様では、該ディンプルの約3
%〜約50%が、単一および二重リング構造のディンプルの組み合わせであり、かつ残
りのディンプルが、公知のディンプルである。該同心状のリング構造のディンプル
を、公知の大きなディンプルおよび/または小さなディンプルと共に使用すること
ができる。もう一つの態様では、該ディンプルの25%未満が、単一リング構造および
二重リング構造のディンプルの組み合わせであり、かつ残りのディンプルが、公知
のディンプルである。一態様において、該単一リング構造のディンプルは、三角形
の領域を形成することができ、かつその中心部に二重リング構造のまたは公知の
ディンプルを含むことが可能であり、あるいは該二重リング構造のディンプルが、
三角形の領域を形成し、かつその中心部に単一リング構造のまたは公知のディン
プルを含むことが可能である。更に別の態様では、該ディンプルの全てが、単一お
よび二重リング構造のものである。
【0018】 図6に示すように、本発明によるゴルフボール200は、正二十面体パターンにある
複数のディンプルを持つ。この正二十面体パターンでは、一般的にこれらのディン
プルから形成された、20個の三角形領域が存在する。この正二十面体パターンは、
該ボールの上部および底部両者において形成された5個の三角形を有する。これら
5個の三角形各々は、点として、極ディンプルを分け合っている。また、該ボールの
中間部の周りに広がっている10個の三角形も存在する。 この態様において、該二重リング構造のディンプル214は、該正二十面体の頂点
を形成し、ここでは該二重リング構造のディンプルが、小さな公知のディンプル群
と置換されている。このパターンにある332個の公知のディンプルと、12個の二重
リング構造のディンプルとが存在する。この二重リング構造ディンプルの径は、約
7.62mm(約0.300インチ)である。 図7を参照すると、本発明のゴルフボール300は、正二十面体パターンにある複数
のディンプルを含む。この正二十面体パターンにおいては、一般的に上記ディンプ
ルによって形成される、8個の三角形領域と、6個の正方形領域が存在する。
【0019】 各正方形領域の中心部に位置する、6個の単一リング構造のディンプル314が存
在する。これらディンプルは、小さなディンプル群と置き換えられる。各三角形領
域の中心部に位置する、9個の二重リング構造のディンプルが存在し、これらは小
さな公知のディンプル群と置き換えられる。このパターンには、374個のディンプ
ルが存在する。該単一リング構造のディンプル314の径は、約5.59mm(約0.220イン
チ)である。該二重リング構造のディンプル314の径は、約6.86mm(約0.270インチ)
である。 本発明の利点は、該同心状のリングディンプルが、典型的に3個の隣接する小さ
な公知のディンプルまたは1個の大きな公知のディンプルと同一の空間を占有す
るが、該同心状のリングディンプルが、付随的なディンプルの円周部を与えること
にある。従って、該同心状リングディンプルは、本発明のゴルフボールの空力的な
性能を改善する。 単一の公知のディンプル16aに関するディンプル円周部(図1に示したような)は
、以下の式を用いて計算される:
【0020】 ディンプル円周部=πd (1) (図1および図2に示したような)該単一リング構造のディンプル14の、ディンプ
ル全円周を計算するために、上記式(1)を使用して、該中央部窪み18に関する円周
の値、該環状窪み20の内径、および該環状窪み20の外径を算出する。これら値の和
が、該ディンプルの全円周に等しい。 (図4に示したような)該二重リング構造のディンプル114の全ディンプル円周値
を計算するためには、上記式(1)を使用して、該中央部窪み118に関する円周値、該
第一環状窪み120の内径、該第一環状窪み120の外径、該第二環状窪み124の内径、お
よび該第二環状窪み124の外径を算出する。これら値の和が、該ディンプルの全円
周に等しい。 以下の表1を参照すると、実施例1-4のディンプルに関する該全ディンプル円周
値が、比較されている。実施例1のディンプルは、径約7.37mm(0.290インチ)をもつ、
単一の、大きな公知のディンプルである。実施例2のディンプルは、径約3.81mm(0.1
50インチ)をもつ、3つの公知の隣接するディンプル群である。実施例3のディンプ
ルは、径約7.37mm(0.290インチ)をもつ、(図1および2に示したような)単一リング
構造のディンプル14である。実施例4のディンプルは、径約7.37mm(0.290インチ)を
もつ、(図3および4に示したような)二重リング構造のディンプル114である。各実
施例におけるディンプルは全て、ゴルフボール表面上のほぼ同一の量の空間を占
有している。
【0021】 実施例1の大きな公知のディンプルまたは実施例2の一群の公知のより小さな
ディンプルと比較して、実施例3の単一リング構造のディンプルは、公知のディン
プルに関する実施例の何れよりも、大きな全ディンプル円周値を持つ。この本発明
の単一リング構造のディンプルは、実施例1の大きなディンプルに対する全ディ
ンプル円周値の、2倍の値を有し、また実施例2のディンプル群の全ディンプル円
周値よりも殆ど1/3以上大きな値を持つ。従って、本発明の単一リング構造のディ
ンプルは、ゴルフボールによって達成される、空力的な有効性および性能を高める
。 実施例1の大きな公知のディンプルまたは実施例2の一群の公知のより小さな
ディンプルと比較して、実施例4の二重リング構造のディンプルは、公知のディン
プルに関する実施例の何れよりも、大きな全ディンプル円周値を持つ。この本発明
の二重リング構造のディンプルは、実施例1の大きなディンプルに対する全ディ
ンプル円周値の、約3倍であり、また実施例2のディンプル群に関する全ディンプ
ル円周値の約2倍である。従って、本発明の二重リング構造のディンプルは、ゴルフ
ボールによって達成される、空力的な有効性および性能を高める。
【0022】
【表1】 表1:全ディンプル円周値の比較
【0023】 本発明の付随的な利点は、本発明のディンプルが、パッティング性能を改善でき
ることにある。大きな従来のディンプルは、該ゴルフボール表面上に、より小さな
エッジ面積をもつ。パターが、直角以外の任意の様式でディンプルと接する場合、
ある角度でのゴルフボールの跳ね返りを生じ、これはパッティングの精度を低下
する。この作用は、ディンプルが大きいほど大きくなる。本発明のディンプルは、該
ディンプル内に追加のランド領域を導入し、これがこの作用を最小化し、かつより
正確なパッティング性能をもたらす可能性がある。 本明細書に記載した例示的な態様が、上記目的を達成することは明らかである
が、多数の改善および他の態様を、当業者が工夫できるものと理解すべきである。
本発明のディンプルの断面形状は、円形であるとして説明してきたが、任意の公知
のディンプル形状、例えば楕円型または多角形型を使用することも可能である。該
ランドリングは、平坦または該ゴルフボールの外表面と一致するように賦形され
ているが、面取りした(beveled)または「端部を薄く削いだ(feathered)」ランドリ
ングを使用しても良い。しかし、幅の広いランドリングが好ましい。というのは、こ
れらは他の形状よりも耐久性が高いからである。更に、全ディンプル円周の量が十
分ではない場合には、上記のディンプルに付随的な同心状の環状窪みを付加する
ことによって、付加的な円周を形成する。従って、上記特許請求の範囲は、本発明の
精神並びに範囲に入るであろう、このような全ての改良および態様をカバーする
ものと理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知のディンプルおよび本発明の第一の態様に関るディンプルを含む、第一態
様のゴルフボールの一部を模式的に示した図である。
【図2】 図1のライン2-2に沿ってとった、本発明に従うディンプルの該第一の態様を示
す、拡大断面図である。
【図3】 公知のディンプルおよび本発明の第二の態様に関るディンプルを含む、第二態
様のゴルフボールの一部を模式的に示した図である。
【図4】 図3のライン4-4に沿ってとった、本発明に従うディンプルの該第二の態様を示
す、拡大断面図である。
【図5】 本発明のディンプルを含む、ゴルフボールの第三の態様を示す、斜視図である。
【図6】 本発明のディンプルを含む、ゴルフボールの第四の態様を示す、斜視図である。
【図7】 本発明のディンプルを含む、ゴルフボールの第五の態様を示す、斜視図である。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a) 外表面、および b) 該外表面上に形成された複数のディンプルを含み、少なくとも1種の、第一
    の型のディンプルが、 i. 一定の中央部窪み径を有する中央部窪み部分、 ii. 該中央部窪みを同心状に囲み、かつ環状窪み幅をもつ環状窪み部分、および iii. 該中央窪み部分と該環状窪み部分との間に伸びた、ランドリング幅を持つ
    ランドリング、 を含み、該ランドリング幅が、実質的に該環状窪み幅よりも小さいことを特徴とす
    る、ゴルフボール。
  2. 【請求項2】 該第一の型のディンプルが、約7.62mm(約0.3インチ)なる径を
    もつ、請求項1記載のゴルフボール。
  3. 【請求項3】 該中央部窪み径が約3.56mm(約0.140インチ)であり、該環状窪
    み幅が約1.78mm(約0.070インチ)であり、かつ該ランドリング幅が約0.127mm(約0.
    005インチ)である、請求項1記載のゴルフボール。
  4. 【請求項4】 a) 外表面、および b) 該外表面上に形成された複数のディンプルを含み、少なくとも1種の、第一
    の型のディンプルが、 i. 一定の中央部窪み径を有する中央部窪み部分、 ii. 該中央部窪みを同心状に囲み、かつ環状窪み幅をもつ少なくとも2つの環状
    窪み部分、および iii. 該中央窪み部分と隣接する該環状窪み部分との間に広がる一つのランド
    リングと、該隣接する各環状窪み間に広がったその他のランドリングとを含み、各
    ランドリングがランドリング幅を持つ、複数のランドリングを含む、 ことを特徴とする、ゴルフボール。
  5. 【請求項5】 該ディンプル全てが、上記第一の型のディンプルである、請求
    項1または4記載のゴルフボール。
  6. 【請求項6】 該ランドリング幅全てが、約0.254mm(約0.010インチ)未満で
    ある、請求項1または4記載のゴルフボール。
  7. 【請求項7】 該ランドリング幅各々が、該環状窪み幅の約12%未満である、
    請求項6記載のゴルフボール。
  8. 【請求項8】 該環状窪み幅各々が、該中央部窪み径の約50%である、請求項1
    または4記載のゴルフボール。
  9. 【請求項9】 該ランドリング幅が、実質的に該環状窪み幅未満である、請求
    項4記載のゴルフボール。
  10. 【請求項10】 該中央部窪み径が、約2.29mm(約0.09インチ)であり、該環状
    窪み幅が約1.02mm(約0.04インチ)〜約1.27mm(約0.05インチ)であり、かつ該ラン
    ドリング幅が約0.127mm(約0.005インチ)である、請求項1記載のゴルフボール。
  11. 【請求項11】 更に、少なくとも1種の、第三の型のディンプルをも含み、該
    ディンプルが、a) 中央部窪みと、b) 該中央部窪みを同心状に囲む環状窪みと、
    c) 該中央部窪みと該環状窪みとの間に広がったランドリングとを含む、請求項
    4記載のゴルフボール。
  12. 【請求項12】 該ディンプルの約3%〜約50%が、該第一型のディンプルと、
    該第三型のディンプルとの組み合わせである、請求項11記載のゴルフボール。
  13. 【請求項13】 該ディンプルの約25%未満が、該第一型のディンプルと、該
    第三型のディンプルとの組み合わせである、請求項11記載のゴルフボール。
  14. 【請求項14】 a) 外表面、および b) 該外表面上に形成された複数のディンプルを含み、少なくとも1種の、第一
    の型のディンプルが、 i. 一定の中央部窪み深さを有する中央部窪み部分、 ii. 該中央部窪みを同心状に囲み、かつ環状窪み深さをもつ少なくとも1種の環
    状窪み部分、および iii. 該中央窪み部分と隣接する該環状窪み部分との間に広がった一つのラン
    ドリング、および該隣接する環状窪み部分間に広がったランドリングとを含む、複
    数のランドリング、 を含み、該中央部窪み深さが、該環状窪み深さよりも大きいか、これと等しいこと
    を特徴とする、ゴルフボール。
  15. 【請求項15】 a) 外表面、および b) 該外表面上に形成された複数のディンプルを含み、少なくとも1種の、第一
    の型のディンプルが、 i. 一定の中央部窪みエッジ角を有する中央部窪み部分、 ii. 該中央部窪みを同心状に囲み、かつ一定の内側環状窪みエッジ角および外
    側環状窪みエッジ角をもつ少なくとも1種の環状窪み部分、および iii. 該中央窪み部分と隣接する該環状窪み部分との間に広がった一つのラン
    ドリング、および該隣接する環状窪み部分各々の間に広がったランドリングとを
    含む、複数のランドリング、 を含み、該中央部窪みエッジ角および該環状窪みエッジ角が、ほぼ等しいことを特
    徴とする、ゴルフボール。
  16. 【請求項16】 該中央部窪みエッジ角および該環状窪みエッジ角が、約10
    °〜約25°なる範囲内にある、請求項15記載のゴルフボール。
  17. 【請求項17】 該中央部窪みエッジ角および該環状窪みエッジ角が、約16
    °である、請求項16記載のゴルフボール。
  18. 【請求項18】 該中央部窪みエッジ角が、該中央部窪み周辺において均一
    であり、かつ該環状窪みエッジ角が、該環状窪み周辺において均一である、請求項1
    7記載のゴルフボール。
  19. 【請求項19】 該外表面上に形成された少なくとも1種の第二型のディン
    プルが、円形の窪みである、請求項1、4、11、14または15記載のゴルフボール。
  20. 【請求項20】 該ディンプルの約3%〜約50%が、該第一型のディンプルであ
    る、請求項19記載のゴルフボール。
  21. 【請求項21】 該ディンプルの約25%未満が、該第一型のディンプルである
    、請求項19記載のゴルフボール。
  22. 【請求項22】 該第二型のディンプルが、該外表面上に複数の三角形の領
    域を形成する、請求項19記載のゴルフボール。
  23. 【請求項23】 該第一型のディンプルが、該三角形領域の少なくとも一つ
    の中心部に位置する、請求項22記載のゴルフボール。
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