JP2002529152A - 単位投与量注射器用の改良型注射器保護システム - Google Patents

単位投与量注射器用の改良型注射器保護システム

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JP2002529152A
JP2002529152A JP2000580680A JP2000580680A JP2002529152A JP 2002529152 A JP2002529152 A JP 2002529152A JP 2000580680 A JP2000580680 A JP 2000580680A JP 2000580680 A JP2000580680 A JP 2000580680A JP 2002529152 A JP2002529152 A JP 2002529152A
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デイビッド・ダブリュー・ミッチェル
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Safety Syringes Inc
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Abstract

(57)【要約】 予充填式注射器などの医療用カートリッジに用いられるガードは、カートリッジを受容するための空洞とつながっている開口基端部と、本体に摺動可能であるように取付けられるシールドを有する本体を含む。本体は、その末端部に半剛性の片持ち部材を有し、その末端部から傾斜する末端および鈍い基端を有するストップタブが延在する。シールドは、ストップタブを受容するための細長い開口部を含み、これによって、針を露出させたり、針を覆ったりするべく、シールドを非ガード位置とガード位置との間で摺動させることができる。シールドおよび本体の組立中、ストップタブは、シールドにある組立タブと摺動可能であるように係合し、ストップタブがシールドの下を通過している間、片持ち部材を内側に撓ませ、ストップタブの傾斜末端が、ストップタブまたはシールドに対する損傷を最小限にする。ガード位置において、ストップタブの鈍い基端は、細長い開口部の基端壁と係合し、ガード位置を越える末端方向への移動を防止する。本体およびシールドは、ガード位置から基端方向に移動しないように、互いに係合する斜角の基端コーナ部を含む協働する戻り止めおよび末端戻り止めポケットを含む。基端戻り止めポケットが、また、鈍い末端コーナ部で終わる傾斜した末端を含むように形成される。戻り止めは、非ガード位置から末端方向への移動に対する初期抵抗を生じさせるべく、基端戻り止めポケットの末端コーナ部と係合する鈍い末端コーナ部で終わる傾斜する末端を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、一般に、注射器に関し、より詳しくは、薬剤を注射器から投与した
後、針を覆うためのシールドを含むところの単位投与量が予め満たされた注射器
等の医療用カートリッジに用いられる改良型注射器ガードに関する。
【0002】 (背景技術) 薬剤は、アンプル、バイアルまたは注射器(シリンジ)、注射器ホルダ(シリ
ンジホルダ)、インジェクタまたはアダプタなどの、単位投与量医療用カートリ
ッジを用いて投与されることがよくある。カートリッジは、一般に、一方の先端
に針を備えたバレル、他方の先端にプランジャを有する。空の状態で提供され、
使用前に使用者によって満たされる従来の注射器と比較して、このようなカート
リッジは、最初に提供されるときに一定の薬投与量または一定量の薬剤を含むた
め、「予充填式注射器」と呼ばれることがよくある。あるいは、医療用カートリ
ッジは、針の代わりにゴムのストッパを含んでもよく、および/またはもう一方
の先端にプランジャではなくピストンを含んでいてもよい。注射器アダプタは一
般に、カートリッジ中のピストンと係合および移動させるためのプランジャを含
むカートリッジを収容するのに適した中空体である。
【0003】 伝染病の脅威のために、過失による針を突き刺したり、針装置を不注意により
再使用したりすることがないようにするための多数の注射器およびアダプタが開
発されてきた。しかし、このような装置の多くは、使用しにくい、または製作が
複雑である。たとえば、米国特許第5,569,211号には、薬剤を注射器か
ら投与した後、注射器の針を注射器のバレルに引き込むことができる注射器が開
示されている。しかし、この装置は、従来の注射器用の特別に設計された代用品
であり、市場で入手可能な予充填式注射器またはアンプルを収容するために使用
することができない。
【0004】 米国特許第5,522,812号には、それ自体の針を備えていない従来のカ
ートリッジを収容するための複雑な注射器シールド装置が開示されている。この
装置は、円筒形の本体、二重針組立品、円筒形のシールド、シールドを針の上に
引き出し、固定することができる特殊なカラー部品およびプランジャ組立品をは
じめとする多数の複雑な部品を有するため、潜在的に製作することが困難であり
、費用がかさむ。この装置はまた、一方の手は本体を保持するため、もう一方の
手はシールドを固定される位置まで回転するため、使用には両手を必要とするこ
とから、装置を使用する医療従事者には不便であると思われる。
【0005】 単位投与量カートリッジおよび予充填式注射器を使用する場合に、もう1つの
考慮すべき事柄は、特に微生物または他の汚染物質に関連することが重要である
場合には、ある種のワクチンまたはバイオテクノロジーによる薬品を入れるため
に、ガラスから製作されることがよくあることである。ガラス製の予充填式注射
器は特に壊れやすく、輸送中または使用中に破損することもしばしばある。既存
のアダプタの中には、このような危険から収容されている注射器を適切に保護し
ない恐れがあるものもある。カートリッジを十分に保護するものもあるが、装置
が使用されているとき、医療従事者の注射器への視線を遮る恐れがあり、供給さ
れる薬剤の監視を妨害することになる。
【0006】 したがって、廉価で製作しやすい改良型安全注射器が必要とされる。
【0007】 さらに、中にあるカートリッジまたは予充填式注射器のために保護機能を改善
するほか、注射器および投与中の薬剤を効率的に観察することができる注射器保
護機構が必要とされる。
【0008】 (発明の開示) 本発明は、薬剤または他の薬品を患者に注射するために使用されることができ
る単位投与量予充填式注射器(シリンジ)、アンプルなどの医療用カートリッジ
のためのガードまたはアダプタに向けられる。一般に、ガードは2つの部分、す
なわちカートリッジを受容または収容するためのハウジングまたは本体と、本体
に摺動可能であるように取付けられる保護ケースまたはシールドと、を含む。本
体は、細長い矩形部材であることが好ましく、その中にカートリッジを受容する
ための空洞(キャビティ)と、該空洞につながっている開口近位端(開口基端部
)と、遠位端(末端部)と、を有する。遠位端は、カートリッジが空洞に収容さ
れるときに、カートリッジにある針が延在することができるような開口部を有す
ることが好ましい。しかし、あるいは、本体は、それ自体の針を持たず、カート
リッジにゴムストッパを貫通するための両端針を含んでいてもよい。
【0009】 シールドは、矩形の管部材であることが好ましく、本体に摺動可能であるよう
に取付けられ、開口近位端および遠位端を備える。遠位端は、シールドが無防備
な位置(非ガード位置)にある場合には、針が延在することができる開口部を有
する。シールドは、上記無防備な位置と、針がシールドによって覆われている保
護位置(ガード位置)と、の間で本体に対して摺動可能である。
【0010】 半剛性を有する片持ち梁部材は、本体の遠位端に設けられることができ、遠位
端から近い位置に延在することが好ましい。片持ち梁部材は、そこから実質的に
横断する方向に延在しているストップタブを有し、ストップタブは、実質的に傾
斜する遠位縁(末端)を有することが好ましく、半径方向の外縁に向かって外側
に延在することが好ましく、実質的に鈍い(丸い)近位縁(基端)を有する。シ
ールドは、ストップタブを受容するための細長い開口部を含み、ストップタブは
開口部内で摺動可能であり、それによってシールドを無防備な位置と保護位置と
の間で摺動することができる。
【0011】 さらに、シールドを保護位置に保持するように互いに係合するために、本体お
よびシールドに協働する戻り止めおよび戻り止めポケットを形成することができ
る。戻り止めポケットは、実質的に鈍い(丸い、blunt)近位隅(基端コーナ部
)を規定(形成)している実質的に鈍い近位縁(基端)を備え、戻り止めは、実
質的に鋭角の近位隅(基端コーナ部)を規定(形成)する実質的に斜角(obliqu
e)の近位縁(基端)を有することが好ましい。シールドが保護位置まで移動さ
れた場合には、シールドが保護位置から実質的に近い位置に移動することを防止
するために、戻り止めは戻り止めポケットに入り、戻り止めの近位隅は戻り止め
ポケットの近位隅と係合する。
【0012】 好ましい形態において、戻り止めポケットの第1の組および第2の組(第1,
2セットの戻り止めポケット)が本体に形成され、第2の組は今述べた保護位置
に対応し、第1の組から遠い位置に位置する(末端方向に位置する)。戻り止め
ポケットの第1の組は、一般に、戻り止めポケットの底部で実質的に鈍い(丸い
、blunt)凹部となっている傾斜遠位縁(傾斜する末端)を有するため、遠位縁
が実質的に鈍い(丸い、blunt)遠位隅(末端コーナ部)で終わる。さらに、戻
り止めポケットと係合するために、複数の戻り止めが、シールドに形成される。
複数の戻り止めは大略傾斜した末端であって、実質的に鈍い遠位隅(末端コーナ
部)で終わっている遠位縁(末端)を含む。したがって、シールドが無防備な位
置にある場合には、戻り止めは、戻り止めポケットの第1の組に入るため、戻り
止めの遠位隅が、戻り止めポケットの遠位隅と係合し、無防備な位置からシール
ドを移動するための初期抵抗を生じる。
【0013】 シールドは一般に、好ましくは、ストップタブがシールドの細長い窓に入るま
で本体をシールドに挿入することによって、本体に予め組立てられる。挿入中、
本体にあるストップタブの斜角の遠位縁は、摺動可能であるようにシールドにあ
る先細りになった組立タブと係合し、ストップタブが容易にシールドの壁の下を
通過するように、片持ち梁部材を内部にたわませる。挿入中、ストップタブの半
径方向の外縁は、ストップタブおよび/またはシールドに対して、たとえばこす
るなどの損傷を最小限に抑える。ストップタブがシールドの細長い窓に入ると、
片持ち梁部材は、弾性によってその元の位置に戻るため、シールドは、細長い窓
の遠位壁(末端壁)および近位壁(基端壁)とそれぞれ係合するストップタブに
よって制限される無防備な位置と保護位置との間で、本体に関して摺動すること
ができる。
【0014】 ガードは、一般に、無防備な位置のシールド、好ましくは、窓(ウインドウ)
の遠位縁(末端)に隣接するストップタブおよび戻り止めポケットの第1の組と
係合する戻り止めが備えられる。ガードの中のカートリッジがその薬剤を供給す
るために使用された後、保護位置に達するまで遠い位置にシールドを移動するこ
とができる。保護位置では、本体のストップタブは、細長い窓の近位縁と隣接し
、ストップタブの実質的に鈍い近位縁(基端)が細長い窓の近位壁(基端壁)と
確実に係合することによって、シールドがさらに遠い位置に(さらに末端方向に
)移動することが防止される。
【0015】 無防備な位置(非ガード位置)では、戻り止めの遠位隅(末端コーナ部)は、
戻り止めポケットの第1の組の遠位隅と係合することによって、シールドの故意
でない作動を防止することができるシールドの遠位への(末端方向への)移動に
対する初期抵抗を生じる。一旦、このような初期抵抗が抑えられると、戻り止め
は戻り止めポケットの第1の組をたやすく離れることができ、シールドが保護位
置に達する場合には、戻り止めが基端側の戻り止めポケットの傾斜縁(傾斜エッ
ジ)を摺動してから、本体に沿って、戻り止めポケットの第2の組に入るまで摺
動する。次に、戻り止めの斜角の近位縁は、実質的に戻り止めポケットの第2の
組の鈍い近位縁に係合することによって、シールドの実質的に近位への移動、す
なわち無防備な位置に向かって戻ろうとするのを防止する。従って、ストップタ
ブ、戻り止め、及び戻り止めポケットは協働して、廃棄のためにシールドを保護
位置(ガード位置)に実質的に永久的に係止する。
【0016】 第1の好ましい実施形態において、ガードは、2つのみの部分、すなわちカー
トリッジを受容するために設けられた無防備な位置に予め組立てられた本体およ
びシールドを有する。本体は、その近位端に一体成形されたフィンガーグリップ
であって、「T」字形状をなすことが好ましいフィンガーグリップを含む。一体
形成された係止戻り止めなどの係止機構が、カートリッジにフランジを実質的に
永久に係合するために、フィンガーグリップに設けられる。カートリッジは、そ
の遠位端にそれ自体の針および針カバー、その近位端にフランジ、それ自体のプ
ランジャを含む従来の単位投与量予充填式注射器であることが好ましい。予充填
式注射器は、空洞内に十分に封じ込められ、予充填式注射器のフランジがフィン
ガーグリップの係止戻り止めに係合するまで、本体の近位端に挿入されることに
よって、実質的に注射器をガードの中に永久に固定する。一旦、ガードの中に固
定されると、予充填式注射器の針および針カバーは、少なくとも部分的に本体お
よびシールドの遠位開口部を通って延在する。薬剤が投与された後、シールドは
b、片手のみを必要とすることが好ましいが、片手または両手を用いて保護位置
まで摺動せしめられ、予充填式注射器およびガードは廃棄のために準備がなされ
る。
【0017】 第2の好ましい実施形態において、ガードは、本体およびシールドに加えて、
取付け可能なフィンガーグリッププラグおよびプランジャを含む。カートリッジ
は、その近位端にそれ自体の針および針カバーを有する一回投与量のアンプルと
そのバレル内にピストンを有することが好ましい。フィンガーグリッププラグお
よび本体の近位端は、フィンガーグリッププラグを本体に固定するため、および
/または本体内部のアンプルが実質的に近い位置に移動しないようにするための
協働部材を含む。
【0018】 本体およびシールドには、一般に、前述したように、フィンガーグリッププラ
グおよびプランジャが、別々に、無防備な位置(非ガード位置)において、プリ
アセンブル状態で備えられる。アンプルは、空洞内に十分に封じ込められるまで
本体の近位端に挿入される。フィンガーグリッププラグは、実質的に永久的に空
洞を包囲し、その中のアンプルを閉じ込めるために、本体に取付けられる。そし
て、プランジャはフィンガーグリッププラグによってピストンに取付けられる。
【0019】 薬剤が投与(分注)された後、第1の好ましい実施形態と同様に、片手または
両手でシールドは保護位置(ガード位置)まで摺動される。アンプルおよびガー
ドの安全な廃棄を容易にするために、ストップタブおよび/または協働する戻り
止めおよび戻り止めポケットは、上述したように作動し、実質的に保護位置にシ
ールドは永久的に固定されることができる。
【0020】 本発明の他の目的および特徴は、添付の図面と共に以下の詳細を考慮すれば、
明白になるであろう。
【0021】 (発明を実施するための最良の形態) 図面に目を向けると、図1〜図6Cは、本発明による予充填式単位投与量注射
器90を収容するための注射器ガード10の好ましい実施形態を示している。一
般に、ガード10は2つの部分、すなわち予充填式注射器90を受容または収容
するためのハウジングまたは本体20と、本体20に摺動可能であるように取付
けられる保護ケースまたはシールド60と、を含む。一般に、本体20およびシ
ールド60はいずれもポリプロピレン、ブタジエンスチレンまたはポリカーボネ
ートなどのプラスチックから成形され、その中に受容される予充填式注射器90
の観察を容易にするために、透明かつ実質的に無色であることが好ましい。ある
いは、半透明または不透明であってもよく、ラテックス色などの色付きまたはオ
フホワイト、茶または黒などの肌の色合であってもよい。
【0022】 図2A〜図2Dを特に参照すると、本体20は、2つのサイドレール28、開
口近位端22および開口遠位端24を含み、好ましくは実質的に矩形の断面を有
する細長い部材である。特に、予充填式注射器90がガラスで製作される場合に
は、そうでなければ損なう恐れがある横力から中にある予充填式注射器90を保
護するために、優れた剛性を提供することから、矩形の形状が好ましい。あるい
は、矩形の断面ではなく、本体20およびシールド60が、本体20に受容され
る予充填式注射器90を保護するために十分な剛性を提供するような対応する卵
形形または円形の断面(図示せず)を備えていてもよい。
【0023】 さらに、本体20は、遠位端24に実質的に硬いカラー32、近位端22にフ
ィンガーグリップ50を備え、いずれも本体20に取付けまたは好ましくは一体
成形される。あるいは、サイドレール28から形成されるのではなく、本体20
は、4つの側壁を有する実質的に矩形の本体(図示せず)であってもよい。
【0024】 2つのサイドレール28は一般に、「C」字形であり、本体20において空洞
26を規定し、空洞26は、本体20の近位端22から遠位端24まで軸方向に
延在する。レール28の内面30は、標準的な単位投与量予充填式注射器の外径
と実質的に一致する凹面であることが好ましい。あるいは、サイドレール28が
水平または「C」チャネル内面30を備えている場合には、予充填式注射器90
を損傷する恐れがある実質的な横方向の移動を防止するために、予充填式注射器
90を空洞26に容易に挿入するためおよび/または予充填式注射器90を支持
するためのガイドレール(図示せず)などが内面30に設けられてもよい。
【0025】 フィンガーグリップ50は一般に、本体20の近位端22に一体成形される1
対の翼状の部材52を含むことによって、一般に「T」字形状を規定する。各翼
状の部材52は、遠位面またはフィンガーレッジ54と、フィンガーレッジ54
の外縁54aから近い位置に延在している外部把持面56と、を含む。フィンガ
ーグリップ50における把持を改善することが望ましい場合には、外部把持面5
6は、その近位端から突出しているか、または面56に設けられるリップ、グル
ーブまたは他の凹凸を含んでいてもよい。側面55は、把持面56の間のフィン
ガーレッジ54から近い位置に延在することによって、本体20にある空洞26
とつながっている凹部または開口近位端51を規定する。さらに以下に説明する
ように、フィンガーグリップ50の側面55には、空洞26に挿入される予充填
式注射器90を収容するためのアパーチャまたはスロット57を部分的に規定す
る複数の係止戻り止め58が含まれる。
【0026】 遠位端24から延在しているカラー32は、空洞26の中の予充填式注射器9
0の針95および針カバー(図示せず)を本体20を越えて延在可能にするため
にその中を延在する開口部34を含み、実質的に環状であることが好ましい。遠
位端24が空洞26の内部に予充填式注射器90をさらに保持し、遠い位置への
移動を防止するために、開口部34は、直径が空洞26より小さいことが好まし
い。あるいは、遠位端24は、先細りになっていてもよく、または予充填式注射
器90の遠位端と係合するため、および/または予充填式注射器90の遠い位置
への移動を防止するために、遠位端24を越えて延在している針95および針カ
バーを実質的に阻むことなく、部分的に遮断してもよい。
【0027】 さらなる別法において、遠位端24は、遠位端24から近い位置に短距離だけ
延在している複数の長手方向のスロットによって規定される拡大可能な「コレッ
ト」(図示せず)を含んでいてもよい。所望であるようにコレットの直径は注射
器バレル92、ハブ94および/または針カバーの直径より小さくてもよいため
、遠位端24をその中に受容される予充填式注射器90を実質的に係合するため
に弾性を有するように拡大することができる。さらにもう1つの別法において、
遠位端24にある開口部34は、予充填式注射器90の遠位端の中を自在に延在
することができるようにするために、直径が十分に大きくてもよく、専ら近位端
22の係止機構または本体20のフィンガーグリップ50によって、予充填式注
射器90が実質的に本体20の内部に係止される。
【0028】 サイドレール28は、本体20に収容された予充填式注射器90を観察するこ
とができるようにするためにフィンガーグリップ50と遠位端24との間の長手
方向に延在している2つの細長い開口部または窓36を規定する。あるいは、四
方の壁を有する本体が設けられる場合(図示せず)には、細長い開口部または窓
は、1つ以上の側壁に、好ましくは本体の対向する側にある2つの壁に一体形成
されてもよい。
【0029】 本体20はまた、本体20に取付けまたは一体成形される1つ以上のストップ
タブ39を含む。片持ち梁部材38は、ストップタブ39が横断方向の外側に延
在する本体20の遠位端24に一体成形されることが好ましい。片持ち梁部材3
8は、好ましくは窓36の内部で遠位端24から近い位置に延在し、たとえば、
本体20の遠位端24の形状に適合するために、先細りまたは実質的に均一の幅
を備えていてもよい。片持ち梁部材38は、内部にたわむことができるが、弾性
によって元の外側の位置に戻るようになっているストップタブ39用の半剛体の
支持構造物を備える。
【0030】 図2Dにおいて最もよくわかるように、ストップタブ39は、傾斜遠位縁39
およびほぼ鈍い近位縁39bを有する。遠位縁39aは、実質的に斜角を成し、
半径方向の外縁39cに向かって外側に延在し、近位縁39bは、実質的に丸み
を帯び、すなわち本体の長手軸と実質的に垂直に延在すればさらに好ましい。図
2Gに示される別の形態において、遠位縁39a’は、形状が略凸面であっても
よく、および/または近位縁39b’は略凹面であってもよいため、一般に近い
位置向に延在している遠位縁39a’と近位縁39b’との間に、実質的に鋭角
の外隅39c’を規定する。
【0031】 別法では、外縁39cも実質的に平坦である、すなわち本体20の上面29に
略平行に延在しているが、好ましい形態では、ストップタブ39の外縁39cは
、容易に組立てられるようにわずかに凸面である。さらに、図2Fに示されてい
るように、ストップタブ39の近位縁39bは、以下にさらに説明されるシール
ド60にある細長い窓64の近位壁66の形状に実質的に対応して、片持ち梁部
材38の幅を横断してわずかに凸状であってもよい。あるいは、近位縁39bは
、実質的に直線(図示せず)であってもよく、および/または遠位縁39aは細
長い窓64の遠位壁68に実質的に対応してわずかに凸状であってもよい。図2
Eに示されているように、1対の片持ち梁部材38およびストップタブ39は、
窓36内部において本体20の遠位端24の2つの対向する側にある本体20の
上に成形されることが好ましい。
【0032】 図2Aに戻ると、本体20はまた、1組以上の戻り止めポケットを含み、フィ
ンガーグリップ50に隣接する第1の組の近位戻り止めポケット40および本体
20のさらに遠方の位置にある第2の組の遠位戻り止めポケット42を有する個
とが好ましい。図5Cに最もよく示されているように、近位戻り止めポケット4
0は傾斜遠位縁40aおよび実質的に鈍い近位縁40bを有することが好ましい
。比較的浅い凹部41が、近位戻り止めポケット40の底部に設けられることに
よって、傾斜遠位縁40aと凹部41との間で実質的に鈍い遠位隅41aを規定
する。さらに、遠位戻り止めポケット42は、実質的に丸みを帯びており、略鋭
角の近位隅42cを規定することが好ましい斜角のことが好ましい近位縁42b
を有する。
【0033】 特に、図3Aおよび図3Bを参照すると、シールド60は、本体20に摺動可
能であるように取付けられるのに適した管部材であり、本体20の形状に一致す
る実質的に矩形の内部形状を有することが好ましい。シールド60は、4つの側
壁61a,61b、開口近位端62、開口遠位端63を含む。シールド60は、
側壁61bに取付けまたは好ましくは一体成形される1対の戻り止めアーム70
および複数の戻り止め71を有する。傾斜または斜角の内面73を備えた組立タ
ブ72は、側壁61aに成形され、61aから近い位置に延在する。
【0034】 戻り止め71は、本体にある戻り止めポケット40,42の特徴部と同様の形
状であることが好ましい。戻り止め71の近位縁71bは、丸みを帯び、鋭角の
近位隅71cを規定するために鋭角を成すことが好ましい。以下にさらに説明す
るように、近位縁71bは、遠位戻り止めポケット42の近位面42bと容易に
係合し、戻り止め71の近位隅71cは、遠位戻り止めポケット42の近位隅4
2cと確実に係合することが好ましい。遠位縁71aは傾斜し、近位戻り止めポ
ケット40の凹部41および鈍い隅41aに対応する実質的に鈍い遠位隅69a
を規定する実質的に鈍い部分69で終わる。さらに、戻り止めアーム70は、さ
まざまな注射器に適応される実施形態において、サイズおよび厚さを変更するこ
とができるため、戻り止めアーム70は、戻り止めアーム70の曲げ強さを制御
するための刻み目170を含んでもよい。
【0035】 シールド60の少なくとも1つの壁61a、好ましくは2つの対向する壁61
aは、その中を貫通する細長い開口部または窓64を有する。窓64は、本体2
0に受容される予充填式注射器90の観察を行うことができ、また、本体20の
ストップタブ39用の移動スロットも設ける。窓64は、壁61aに規定される
近位壁66および遠位壁68を有し、以下にさらに説明するように、本体20に
対してシールド60の相対的な移動を制限する。あるいは、窓64は、壁61a
に成形される横部材(図示せず)によって分割されてもよい。シールド60の移
動をさらに制限することが望ましい場合には、横部材は窓64を越えて横断する
方向に延在する。
【0036】 任意に、側壁61a,61bは、本体20に関して、シールド60の移動を容
易にするために、シールド60から横断方向の外側に延在している翼、リングま
たは同様のフィンガー把持部(図示せず)を含んでもよい。さらに、側壁61a
,61bは、たとえば、ガード10の内部に受容される予充填式注射器90の中
に含まれる薬品または他の流体を識別するために、ラベルを貼ることができる平
面を備えていてもよく、名前またはロゴを含むことができるエンボス加工された
パターンが成形されてもよい。
【0037】 図4に目を向けると、ガード10は通常、予め組立てられた本体20およびシ
ールド60を備える。ガード10を組立てるために、本体20の窓36がその中
に窓64を有するシールド60の側壁61aと整列されるようにして、本体20
の遠位端24(図2A参照)は、シールド60の開口近位端62(図3A参照)
の中に挿入される。本体20が挿入されるとき、ストップタブ39の傾斜遠位縁
39b(および同様に対向する側のストップタブおよび窓)は、シールド60の
組立タブ72の先細りになった内縁73と摺動可能であるように係合する。
【0038】 ストップタブ39は片持ち梁部材38に設けられるため、ストップタブ39の
傾斜遠位縁39bが組立タブ72と係合するとき、片持ち梁部材38は、ストッ
プタブ39が壁61aの下を通過することができるように内部にたわませられる
。ストップタブ39の放射方向の外縁39cは、ストップタブ39および/また
はシールド60に実質的なこすり傷または他の損傷を与えることなく、ストップ
タブ39を実質的に滑らかに壁61aの下に容易に滑動させる。一旦、ストップ
タブ39が壁61aの下を通過すると、ストップタブ39は窓64に入る。スト
ップタブ39が窓64の近位壁66および遠位壁68と係合することができるよ
うにするために、片持ち梁部材38は、弾性によってその元の外側の位置に戻る
【0039】 ストップタブ39および窓64は、共にシールド60を本体20に関して摺動
可能であるように移動することができるが、実質的に、その相対的な移動の限界
を規定する。ストップタブ39が窓64の遠位壁68および近位壁66のそれぞ
れに接するまで、シールド60は、近い位置および遠い位置に摺動することがで
きる。具体的に言えば、ストップタブ39が窓64の遠位壁68と係合するとき
(図5A〜図5C参照)、シールド60は近い位置または無防備な位置にある。
ストップタブ39が窓64の近位壁66と係合するとき(図6A〜図6C参照)
、シールド60は遠い位置または保護位置にある。窓64の近位壁66および遠
位壁68と、ストップタブ39の近位縁39および遠位縁39aは、それらの幅
を横断して実質的に同様の形状、たとえばそれらの間の実質的な係合を形成する
ために、それぞれ対応する凹および凸の形状を備えることができる。
【0040】 図5A〜図5Cに目を向けると、ストップタブ39が窓64の遠位壁68に接
近するとき、協働する戻り止め71および近位戻り止めポケット40は、シール
ド60を無防備な位置に保持するために係合する。戻り止め71の傾斜遠位縁7
1aは、本体20にある近位戻り止めポケット40の傾斜遠位縁40aと係合す
ることができ、戻り止め71の遠位隅69aは、実質的に戻り止めポケット40
の遠位隅41aと係合することによって、シールド60が遠い位置に移動しない
ようにする。
【0041】 図4に戻ると、一旦組立てられると、ガード10は、従来の単位投与量予充填
式注射器90などの医療用カートリッジをすぐに受容する。図1および図4に示
された予充填式注射器90が本発明による注射器ガードを利用するための好まし
い供給システムであるが、本願明細書に記載された特徴を含む注射器ガードは、
他の前重点型または単位投与量供給システムに利用することができることおよび
「カートリッジ」なる語は、このような他の既知のシステムを含むことを理解さ
れたい。たとえば、図7に示されたように、注射器ガード10が、それ自体のプ
ランジャを含まないアンプル190を受容する場合を示している。同様に、吸引
用歯科注射器システムに使用されてもよいため、本発明による注射器ガードは、
それ自体の針がないアンプルを収容する場合(図示せず)に提供されることがで
きる。本発明による注射器ガードの特徴を含みうる他のカートリッジおよびガー
ドに関する追加的な情報については、Firthらが発表した米国特許第5,6
24,400号および1997年10月2日付けで同時係属出願中の米国特許出
願番号第08/942,938号および1997年3月10日付けの米国特許出
願番号第08/814,199号に記載されている。これらの参照文献の開示内
容は、本願明細書に引用によって明らかに包含されている。
【0042】 予充填式注射器90は一般に、実質的に滑らかな壁のある円筒バレル92、皮
下注射針95を含む遠位端またはハブ94、針カバーまたはキャップ(図示せず
)、フランジ96を有する拡張近位縁93、プランジャ98を有する。フランジ
96は一般に、予充填式注射器90のバレル92にラベルまたは目盛92aを備
え、所定の位置にある平らな縁96aを含む。フランジ96は、2つの湾曲した
縁96の間に延在している2つの対向する平らな縁96aを含むことによって、
略矩形のフィンガーグリップ96を規定することが好ましい。フランジ96は、
予充填式注射器90用のフィンガーグリップを形成するために十分な大きさの幅
を備えていてもよく、たとえば、充填ラインで製作を容易にするための単に小さ
なリップであってもよい。
【0043】 予充填式注射器90の遠位端94は、フィンガーグリップ50の凹部51およ
び本体20の開口近位端22の中に挿入される。予充填式注射器90は空洞26
に入り、予充填式注射器90の遠位端94が本体20の遠位端24と実質的に同
一の広がりを持つようになるか、および/または本体20の遠位端24と直接係
合するまで、遠い位置に進む。予充填式注射器90の遠位端94は、本体20の
遠位端24に接触するだけでもよく、または遠位端94が開口部34に部分的に
入ってカラー32と係合してもよい。それによって、予充填式注射器90の横方
向の移動に対して、追加的に保護することができる(図1および図6A参照)。
【0044】 予充填式注射器90は、空洞26の内部で十分に封じ込められるようになって
いるため、予充填式注射器90の近位縁93にあるフランジ96は、フィンガー
グリップ50にある係止戻り止め58と接する。係止戻り止め58は、近位縁5
8aを先細りにすることによって、予充填式注射器90がさらに遠い位置に向か
うようにすることができ、フランジ96が係止戻り止め58を脇に寄せ、スロッ
ト57に入る。図5Aおよび図5Bに示されているように、係止戻り止めは、予
充填式注射器90がスロット57から近い位置に外れないようにする鈍い遠位縁
58bを有する。それによって、予充填式注射器90を本体20に実質的に永久
に係止する。したがって、スロット57は、フィンガーグリップ50の内部に予
充填式注射器90の近位縁93を実質的に永久に固定することが好ましく、それ
によって、ガード10内部で予充填式注射器90の軸方向(すなわち近い位置お
よび/または遠い位置)の移動を防止する。
【0045】 予充填式注射器90は、ガード10の内部に実質的に永久に閉じ込めることが
考慮されているが、フィンガーグリップ50の材料は、予充填式注射器90が本
体20から外すことができるようにするために、器具(図示せず)を戻り止め5
8に移動することができるような十分なたわみ性を備えることができる。器具は
には、外面56の近位縁56aのそれぞれに遠くへの力を加えることによって、
フランジ96を外すために、側面55および戻り止め58を外側に膨張させる個
とが好ましい。あるいは、器具は、スロット57からフランジ96を外すために
、直接側面55に係合されてもよく、側面55に外側に押しやってもよい。
【0046】 したがって、工場における組立中に、適切でない予充填式注射器90が、ガー
ド10に挿入された場合には、ガード10および/または予充填式注射器90に
損傷を与えることなく、ガード10から予充填式注射器90を外すことができる
ことから、いずれも再使用することができる。フランジ96が予充填式注射器9
0の構造上最も弱い点であることが多い予充填式ガラス注射器の場合には、この
ことは特に重要であると思われる。したがって、予充填式ガラス注射器90は、
ガード10内部に着脱可能であるように封じ込められることができ、一定の制御
された条件の下で、予充填式注射器90を外すことができる。しかし、たとえば
、医療従事者による正常な使用中には、予充填式注射器90がガードから外すこ
とができないようになっていることが好ましいため、フィンガーグリップ50は
、十分な剛性を有する。
【0047】 さらに、略矩形のフランジ96は、ガード10に受容される予充填式注射器9
0に関して、好ましい位置を確立することができる。フランジ96の形状は、使
用中、ガード10の窓64によってラベル92aを見ることができる位置におい
てのみ、予充填式注射器90をスロット57の内部に受容することができること
が好ましい(図5A参照)。たとえば、戻り止め58は、フランジ96の対向す
る平らな縁96a(図示せず)と係合してもよく、それによって予充填式注射器
90が本体26の内部の長手軸を中心にして回転しないようにする。あるいは、
フィンガーグリップ50は、その中に受容されるカートリッジにあるフランジの
形状に実質的に合致するように適合した任意の対称または所定の形状を備えるこ
とができることによって、本体20の内部で、カートリッジの長手軸に関する所
定の位置にカートリッジを閉じ込める。たとえば、楕円形または卵形のフィンガ
ーグリップ(図示せず)は、適切な別の形状に形成されてもよく、カートリッジ
にあるフランジの形状に合致する形状を有する凹部を有するのであれば、円形の
フィンガーグリップ(図示せず)が形成されてもよい。
【0048】 特に、図1および図5Aに目を向けると、一旦、予充填式注射器90がガード
10の中に固定されると、針95および針カバー(図示せず)は、カラー32に
ある開口部34およびシールド60の遠位端63にある開口部65を通って延在
する。シールド60の遠位端63は、一般に、針95がその中を通って延在する
ことができる開口部65を規定している先細りの構成を備える。シールド60の
長さは、予充填式注射器90のバレル92と実質的に同一の広がりを有し、針9
5の全長がシールド60の遠位端63を越えて延在することができるが、予充填
式注射器90のハブ94は保護されていることが好ましい。
【0049】 開口部65は略円形であり、その直径は注射器バレル92および/またはハブ
94の直径より大きく、予充填式注射器90を使用しやすくするために、さまざ
まな直径または構成を備えることができる。たとえば、開口部65の直径は、ル
エルアダプタ(図示せず)または他の別の遠位端を予充填式注射器90に設ける
ことができるようにするため、または使用中にハブ94に取付けすることができ
るようにするために、十分に大きくてもよい。しかし、たとえば使用後、指をシ
ールド60に向けないようにするために、開口部65は、過失による突き刺しの
危険を最小限に抑えるほど十分に小さい直径であることが最も好ましい。
【0050】 次に、ガード10内部に封じ込められた予充填式注射器90は、バレル92に
薬剤を供給するために使用されてもよい。医療従事者は一般に、人差し指を一方
のフィンガーレッジ54に、中指を他方のフィンガーレッジ54に、親指をプラ
ンジャ98の端99に置くことによって、予充填式注射器90を握る。カバー(
図示せず)が外され、針95が患者に注入または他の方法によって挿入され、プ
ランジャ98を親指で遠い位置に向けることによって、薬剤が供給される。図1
および図5Aからわかるように、窓64,36は、予充填式注射器90のバレル
92を観察しやすくし、使用者が薬剤の供給を詳細に観察することができる。予
充填式注射器90のみを使用する場合と比較して、使用者が改善処置を行うため
に、フィンガーグリップ50はまた、フランジ96に比べて十分に大きなサイズ
であることが好ましい。
【0051】 薬剤が投与された後、針95は患者から引き抜かれ、ガード10の遮蔽特徴部
が係合されてもよい。一般に、使用者は、薬指を中指に隣接する把持面56に置
き、親指をプランジャ98から他の把持面56に移動することによって、本体2
0を握る。すでにシールド60の側壁61bに隣接する人差し指および中指は、
壁61bを把持し、図6Aに示される保護位置に達するまでシールド60を遠い
位置に摺動することによって、遠い位置に移動される。あるいは、一方の手がフ
ィンガーグリップ50を握っている間に、使用者の自由な方の手を用いてシール
ド60を保護位置に向けてもよい。
【0052】 協働する戻り止め71および戻り止めポケット40は無防備な位置でシールド
60を把持するため、シールド60を遠い位置に移動するために力を加えなけれ
ばならない。戻り止めポケット40の鈍い凹部41および戻り止め71の鈍い部
分69が、本体20に対してシールド60の遠い位置への移動に対する初期抵抗
を生じることによって、実質的にシールド60の故意でない作動を防止する。一
旦、このような初期抵抗が抑えられると、戻り止め71の傾斜遠位縁71aは、
戻り止めポケット40の傾斜遠位縁40aと摺動可能であるように係合すること
ができる。戻り止め71が戻り止めポケット40を離れるまで、戻り止め71が
遠い位置に傾斜している縁40aの上を移動するため、戻り止めアーム70は横
断方向の外側に移動する。次に、シールド60を自在に移動することができ、ス
トップタブ39は、ストップタブ39が窓64の近位壁66に接し、保護位置に
達するまで窓64に沿って動く。
【0053】 図6Aに示されるように、遠位戻り止めポケット42およびストップタブ39
は所定の位置があることから、ストップタブ39が窓64の近位壁66に達する
とき、戻り止め71は実質的に同時に遠位戻り止めポケット42に入る。戻り止
めの斜角の近位縁71bは、遠位戻り止めポケット42の同様に形成された近位
縁42bと係合することによって、シールド60が近い位置に移動しないように
する。係合される近位縁71b,42bの対応する形状はまた、シールド60の
位置ずれを防止するために軸受面を最大にしてもよい。シールド60を近い位置
、すなわち無防備な位置に向かって移動しようとする場合には、戻り止め71の
近位隅71cが遠位戻り止めポケット42にある近位隅42cと確実に係合する
ことによって、シールド60が実質的に近い位置に移動しないようにする。
【0054】 その上、ストップタブ39が窓64の近位壁66に接するため、シールド60
は保護位置を越えて遠い位置に移動することはないと思われる。具体的に言えば
、ストップタブ39の鈍い近位縁39bは、窓64の近位壁66に実質的に係合
する。シールドが保護位置を越えて遠い位置に移動しようとする場合には、スト
ップタブ39の近位縁39bの鈍い形状によって、片持ち梁部材38をわずかに
外側にたわませる。このようにすることによって、近位壁66を確実に係合し、
シールド60がさらに遠い位置に向けられないことを保証する。したがって、ス
トップタブ39、協働する戻り止め71、戻り止めポケット42の同時動作によ
って、シールド60が保護位置に実質的に永久に固定される。
【0055】 図6Aからわかるように、シールド60が保護位置まで遠い位置に移動される
とき、シールド60の遠位端63は、針95を通り越し、実質的に針95を覆う
。一旦、シールド60が保護位置に固定されると、もはや針95に触れることは
できないため、実質的に過失による突き刺しの危険を排除し、予充填式注射器9
0の再使用を防止する。したがって、ガード10および予充填式注射器90を安
全に廃棄することができる。
【0056】 本発明はさまざまな修正および別の形態を受け入れることができるが、その特
定の実施例が図面に示され本願明細書では詳細に説明される。しかし、本発明は
、開示した特定の形態または方法に制限するものではなく、それとは反対に、本
発明は添付の図面の精神および範囲の中に収まるあらゆる修正、等価物および別
法を網羅することを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
本発明をより良く理解し、いかなる効果があるかを示すために、添付の図面と
共に、実施例を参照されたい。
【図1】 単位投与量予充填式注射器を収容するための、本発明による注射
器ガードの第1の好ましい実施形態の斜視図である。
【図2A】 図1の注射器ガードの本体の斜視図である。
【図2B】 図1の注射器ガードの本体の斜視図である。
【図2C】 図1の注射器ガードの本体の斜視図である。
【図2D】 本体の片持ち梁部材およびストップタブを示す図2Bの線D−
Dで切った断面図である。
【図2E】 図2Aの注射器ガードの本体の端面図である。
【図2F】 シールドにある細長い窓の近位縁に隣接している本体のストッ
プタブを示す摺動可能なシールドに受容される本体の側面図である。
【図2G】 本体の片持ち梁部材およびストップタブの別の実施形態を示す
図2Bの線D−Dで切った断面図である。
【図3A】 図1の注射器ガードのシールドの斜視図である。
【図3B】 図1の注射器ガードのシールドの斜視図である。
【図4】 その中に単位投与量予充填式注射器を受容しようとする予め組立
てられた(プリアセンブリ状態の)注射器ガードの斜視図である。
【図5A】 薬剤を患者に投与するために使用される準備がなされ、シール
ドが無防備な位置(非ガード位置)にある予充填式注射器を収容するための注射
器ガードの斜視図である。
【図5B】 薬剤を患者に投与するために使用される準備がなされ、シール
ドが無防備な位置にある予充填式注射器を収容するための注射器ガードの斜視図
である。
【図5C】 無防備な位置における戻り止めおよび近位戻り止めポケットの
協働状態を示す図5Aの注射器ガードの詳細図である。
【図6A】 薬剤が予充填式注射器から投与された後、シールドが保護位置
に固定された予充填式注射器を収容するための注射器ガードの斜視図である。
【図6B】 薬剤が予充填式注射器から投与された後、保護位置に固定され
たシールドを備えた予充填式注射器を収容するための注射器ガードの斜視図であ
る。
【図6C】 保護位置における戻り止めおよび遠位戻り止めポケットの協働
状態を示す図6Aの注射器ガードの詳細図である。
【図7】 患者に薬剤を投与するために使用される準備がなされ、シールド
が無防備な位置にある単位投与量アンプルを収容する注射器ガードの第2の好ま
しい実施形態の斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C066 AA09 BB01 CC01 DD08 EE06 FF05 GG01 GG05 GG15 GG16 LL22 LL25 NN07 PP04 【要約の続き】 部を含む協働する戻り止めおよび末端戻り止めポケット を含む。基端戻り止めポケットが、また、鈍い末端コー ナ部で終わる傾斜した末端を含むように形成される。戻 り止めは、非ガード位置から末端方向への移動に対する 初期抵抗を生じさせるべく、基端戻り止めポケットの末 端コーナ部と係合する鈍い末端コーナ部で終わる傾斜す る末端を含む。

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療用カートリッジのためのガードであって、 開口基端部と末端部との間で軸方向に延在する空洞を有する本体であって、該
    空洞はその中に医療用カートリッジを受け入れるように構成された本体と、 該本体に摺動可能に取り付けられ基端部と末端部とを有するシールドであって
    、末端部はシールドが非ガード位置にあるときに針がその中を通って延在するこ
    とができる開口部を有し、シールドは、上記非ガード位置と、針がシールドによ
    って覆われるガード位置との間で、本体に対して末端方向に摺動するように構成
    されたシールドと、 本体に形成された第1及び第2セットの戻り止めポケットであって、第2セッ
    トの戻り止めポケットは第1セットの戻り止めポケットから末端方向に位置し、
    第1セットの戻り止めポケットは略傾斜した末端を有し、該末端は実質的に丸い
    末端コーナ部で終わる第1及び第2セットの戻り止めポケットと、 上記シールドに設けられ上記戻り止めポケットに係合するように構成された複
    数の戻り止めであって、略傾斜した末端を有し、該末端は実質的に丸い末端コー
    ナ部で終わる複数の戻り止めとを有し、 シールドが非ガード位置にあるとき、戻り止めの末端コーナ部は実質的に戻り
    止めポケットの末端コーナ部に係合して、シールドのガード位置方向への移動に
    対する初期抵抗を生じさせるようにした医療用カートリッジのためのガード。
  2. 【請求項2】 上記末端側の戻り止めポケットは、基端コーナ部を形成する
    実質的に丸い基端を有し、 上記戻り止めは、実質的に鋭角の基端コーナ部を形成する斜角の基端を有し、 上記シールドが上記ガード位置に移動したとき、上記戻り止めの基端コーナ部
    が実質的に上記戻り止めポケットの上記基端コーナ部に係合して、シールドが上
    記ガード位置から実質的に基端方向へ移動することを防止するようにした請求項
    1記載のガード。
  3. 【請求項3】 さらに、上記本体から実質的に横断方向に延在するストップ
    タブと、 上記シールドに設けられストップタブをその中に受け入れるように構成された
    細長い開口部であって、ストップタブは細長い開口部において摺動自在であり、
    これによって、シールドは上記非ガード位置と上記ガード位置との間で摺動する
    ことができるようになっている細長い開口部と、を有する請求項1記載のガード
  4. 【請求項4】 さらに、上記本体の上記末端部に設けられた半剛性の片持ち
    梁部材を有し、 該片持ち梁部材は、その上に一体成形される上記ストップタブを有する請求項
    3記載のガード。
  5. 【請求項5】 上記片持ち梁部材は、上記本体の上記末端部から実質的に基
    端方向に延在する請求項3記載のガード。
  6. 【請求項6】 上記ストップタブは、上記シールドを初期に上記本体上で基
    部方向に容易に組み立てることができるように、略傾斜した末端を有する請求項
    3記載のガード。
  7. 【請求項7】 上記ストップタブは、上記シールドが上記ガード位置にある
    ときに上記細長い開口部の基端壁と積極的に係合せしめられるようにするための
    実質的に丸い若しくは凹状の基端を有する請求項3記載のガード。
  8. 【請求項8】 上記細長い開口部は、上記本体内に受け入れられたカートリ
    ッジを観察しやすくするための窓を有する請求項3記載のガード。
  9. 【請求項9】 さらに、上記本体の上記基端部に設けられたフィンガーグリ
    ップを有し、 該フィンガーグリップは、上記カートリッジを上記空洞内に実質的に確保する
    ための係止機構を有する請求項1記載のガード。
  10. 【請求項10】 上記フィンガーグリップは、上記本体の上記基端部に一体
    成形された請求項9記載のガード。
  11. 【請求項11】 上記本体の上記末端部は、上記カートリッジが上記空洞内
    に受け入れられたときに上記カートリッジの針がその中を延在することができる
    開口部を有する請求項1記載のガード。
  12. 【請求項12】 医療用カートリッジのためのガードであって、 開口基端部と末端部との間で軸方向に延在する空洞を有する本体であって、該
    空洞はその中に医療用カートリッジを受け入れるように構成された本体と、 該本体に摺動可能に取り付けられ基端部と末端部とを有するシールドであって
    、末端部はシールドが非ガード位置にあるときに針がその中を通って延在するこ
    とができる開口部を有し、シールドは、上記非ガード位置と、針がシールドによ
    って覆われるガード位置との間で、本体に対して末端方向に摺動するように構成
    されたシールドと、 上記シールドを上記ガード位置に保持するために互いに係合させるべく上記本
    体及び上記シールドに形成された協働する戻り止め及び戻り止めポケットであっ
    て、上記戻り止めポケットは基端コーナ部を形成する実質的に斜角の基端を有し
    、上記戻り止めは実質的に鋭角の基端コーナ部を形成する実質的に斜角の基端を
    有する戻り止め及び戻り止めポケットとを有し、 上記シールドが上記ガード位置に移動せしめられたとき、戻り止めの基端コー
    ナ部が戻り止めポケットの基端コーナ部と実質的に係合し、これにより、上記シ
    ールドが上記ガード位置から実質的に基端方向に移動しないようにした医療用カ
    ートリッジのためのガード。
  13. 【請求項13】 上記協働する戻り止め及び戻り止めポケットは、上記本体
    に形成される第1及び第2セットの戻り止めポケットであって、第2セットの戻
    り止めポケットは第1セットの戻り止めポケットから末端方向に位置する第1及
    び第2セットの戻り止めポケットと、 上記シールドに設けられ戻り止めポケットと係合するように構成された複数の
    戻り止めであって、上記非ガード位置は上記第1セットの組の戻り止めポケット
    と係合する上記戻り止めによって規定され、上記ガード位置は上記第2セットの
    戻り止めポケットと係合する上記戻り止めによって規定された複数の戻り止めと
    、を有する請求項12記載のガード。
  14. 【請求項14】 上記戻り止めは大略傾斜した末端を有し、該末端は実質的
    に丸くなった末端コーナ部で終わっており、 上記第1セットの戻り止めポケットは大略傾斜した末端を有し、該末端は実質
    的に丸くなった末端コーナ部で終わっており、 上記シールドが上記非ガード位置に位置するとき、上記戻り止めの上記末端コ
    ーナ部は上記戻り止めポケットの上記末端コーナ部と実質的に係合し、これによ
    り、上記シールドの上記ガード位置方向への移動に対する初期抵抗を生じさせる
    ようにした請求項13記載のガード。
  15. 【請求項15】 上記複数の戻り止めは、上記基端部に隣接する上記シール
    ドに一体成形された請求項13記載のガード。
  16. 【請求項16】 さらに、上記本体の上記基端部に設けられたフィンガーグ
    リップを有し、 該フィンガーグリップは、上記空洞内に上記カートリッジを実質的に確保する
    ための係止機構を有する請求項12記載のガード。
  17. 【請求項17】 上記フィンガーグリップは、上記本体の上記基端部に一体
    成形された請求項16記載のガード。
  18. 【請求項18】 上記本体の上記末端部は、上記カートリッジが上記空洞内
    に受け入れられたときに上記カートリッジの針がその中を通って延在することが
    できる開口部を有する請求項12記載のガード。
  19. 【請求項19】 さらに、上記本体から実質的に横断方向に延在するストッ
    プタブと、 上記シールドにおける細長い開口部であって、ストップタブをその中に受け入
    れるように構成された細長い開口部とを有し、 上記ストップタブは、上記細長い開口部において摺動可能であり、これによっ
    て、上記シールドを上記非ガード位置と上記ガード位置との間で摺動させること
    ができるようにした請求項12記載のガード。
  20. 【請求項20】 さらに、上記本体の上記末端部に設けられた半剛性の片持
    ち梁部材を有し、 該片持ち梁部材は、その上に一体成形される上記ストップタブを有する請求項
    19記載のガード。
  21. 【請求項21】 医療用カートリッジのためのガードであって、 開口基端部と末端部との間で軸方向に延在する空洞を有する本体であって、該
    空洞はその中に医療用カートリッジを受け入れるように構成された本体と、 該本体に摺動可能に取り付けられ基端部と末端部とを有するシールドであって
    、末端部はシールドが非ガード位置にあるときに針がその中を通って延在するこ
    とができる開口部を有し、シールドは、上記非ガード位置と、針がシールドによ
    って覆われるガード位置との間で、本体に対して末端方向に摺動するように構成
    されたシールドと、 上記シールドを上記ガード位置に保持するために互いに係合させるべく上記本
    体及び上記シールドに形成された協働する戻り止め及び戻り止めポケットと、 本体の上記末端部に設けられた半剛性の片持ち梁部材であって、そこから実質
    的に横断方向に延在するストップタブを有する片持ち梁部材と、 シールドに設けられ上記タブをその中に受け入れるように構成された細長い開
    口部とを有し、 上記ストップタブは上記細長い開口部において摺動自在であり、これによって
    、上記シールドを上記非ガード位置と上記ガード位置との間で摺動させることが
    できるようにした医療用カートリッジのためのガード。
  22. 【請求項22】 上記片持ち梁部材は、上記本体の上記末端部から実質的に
    基端方向に延在する請求項21記載のガード。
  23. 【請求項23】 上記ストップタブは、上記本体上での上記シールドの基部
    方向への初期組立を容易化するための大略傾斜した末端を有する請求項21記載
    のガード。
  24. 【請求項24】 上記ストップタブは、上記細長い開口部の基端壁と係合さ
    せるために、上記本体から実質的に横断方向外側に延在し且つ基端方向に延在す
    る実質的に丸い若しくは大略凹状の基端を有する請求項21記載のガード。
  25. 【請求項25】 上記細長い開口部は、上記本体に受け入れられる上記カー
    トリッジの観察を容易化するための窓を有する請求項21記載のガード。
  26. 【請求項26】 上記本体は、上記本体に受け入れられる上記カートリッジ
    の観察を容易化するために、上記片持ち梁部材に隣接する窓を有する請求項21
    記載のガード。
  27. 【請求項27】 さらに、上記本体の上記基端部にフィンガーグリップを有
    し、 該フィンガーグリップは、上記空洞に受け入れられた上記カートリッジを実質
    的に確保するための係止機構を有する請求項21記載のガード。
  28. 【請求項28】 上記フィンガーグリップは、上記本体の上記基端部に一体
    成形された請求項27記載のガード。
  29. 【請求項29】 上記本体の上記末端部は、上記カートリッジが上記空洞内
    に受け入れられたときに上記カートリッジの針がその中を通って延在することが
    できる開口部を有する請求項21記載のガード。
  30. 【請求項30】 上記本体は、実質的に矩形の断面を有する請求項21記載
    のガード。
  31. 【請求項31】 さらに、上記本体の上記基端部に係止自在に取り付け可能
    なフィンガーグリッププラグを有し、これによって、上記空洞を包囲すると共に
    その中に受け入れられる上記カートリッジを包み込んで保護するようにした請求
    項21記載のガード。
  32. 【請求項32】 さらに、上記カートリッジ内のピストンに取り付け可能で
    ある末端部を有するプランジャを有し、これによって、上記プランジャがピスト
    ンを末端方向及び基端方向に摺動自在に移動させることができるようにした請求
    項31記載のガード。
  33. 【請求項33】 上記フィンガーグリッププラグは、複数の係止戻り止めを
    有し、 上記本体の上記基端部は、係止戻り止めを受け入れるように構成された先細り
    のポケットを含み、これによって、上記フィンガーグリッププラグを上記本体に
    対して係止するようにした請求項31記載のガード。
  34. 【請求項34】 上記フィンガーグリップに設けられた上記係止戻り止めは
    、上記空洞内に受け入れられた上記カートリッジの基端部と係合するように構成
    され、これによって、上記空洞内における上記カートリッジの実質的な基部方向
    への移動が防止されるようにした請求項33記載のガード。
  35. 【請求項35】 本体の開口基端部と末端部との間に延在する空洞を有する
    本体と、開口基端部と末端部とを有するシールドと、を含むセーフティーシリン
    ジシステムを組立てるための方法であって、 上記本体の上記末端部に設けられた片持ち梁部材のストップタブと、上記シー
    ルドの上記基端部のアセンブリタブとを整列させるステップと、 上記本体の上記末端部を上記シールドの上記基端部に挿入し、上記ストップタ
    ブを上記アセンブリタブに摺動可能に係合させることによって、上記ストップタ
    ブが上記シールドの壁の下を通過するときに上記片持ち梁部材を内側に偏向させ
    るステップと、 上記ストップタブが上記シールドの壁に設けられた細長い窓に挿入されるまで
    上記本体を末端方向に前進させ、上記片持ち梁部材を弾性によってその元の位置
    に復帰させるようにしたステップと、を含む方法。
  36. 【請求項36】 上記ストップタブは、径方向外縁に向けて延在する大略傾
    斜した末端を有し、 上記本体が上記シールドの中を前進するとき、上記径方向外縁は上記シールド
    の壁の下で実質的に滑らかに摺動する請求項35記載の方法。
  37. 【請求項37】 上記シールドの戻り止めが上記本体の基端戻り止めポケッ
    トに入るように、上記シールドを基端方向の非ガード位置に向ける付加的なステ
    ップを含む請求項35記載の方法。
  38. 【請求項38】 上記戻り止めは、実質的に丸い末端コーナ部で終わる大略
    傾斜した末端を有し、 上記基端戻り止めポケットは、実質的に丸い末端コーナ部で終わる大略傾斜し
    た末端を有し、 上記シールドが上記非ガード位置に位置しているとき、戻り止めの末端コーナ
    部は、実質的に、上記戻り止めポケットの末端コーナ部に係合し、これにより、
    上記シールドの末端方向への移動に対する初期抵抗を生じさせるようにした請求
    項37記載の方法。
  39. 【請求項39】 上記セーフティーシリンジシステムは医療用カートリッジ
    を有し、 上記カートリッジの末端部を上記本体の上記基端部に挿入するステップと、 上記本体の係止機構が上記カートリッジと係合してカートリッジを上記本体内
    に実質的に永久的に包囲するまで、カートリッジを末端方向に上記本体内に前進
    させるステップと、を含む請求項35記載の方法。
  40. 【請求項40】 上記カートリッジは、その基端部にフランジを有し、 上記係止機構は、上記本体の上記基端部に設けられ上記フランジと係合する係
    止戻り止めを有する請求項39記載の方法。
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