JP2002529016A - イーサネット(登録商標)ディジタル格納(eds)カードおよびサテライト送信システム - Google Patents

イーサネット(登録商標)ディジタル格納(eds)カードおよびサテライト送信システム

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JP2002529016A
JP2002529016A JP2000578961A JP2000578961A JP2002529016A JP 2002529016 A JP2002529016 A JP 2002529016A JP 2000578961 A JP2000578961 A JP 2000578961A JP 2000578961 A JP2000578961 A JP 2000578961A JP 2002529016 A JP2002529016 A JP 2002529016A
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card
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JP2000578961A
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アール.,ザ サード ロバーツ,ロズウェル
ラーナー,イアン
イー. テシュメイシャー,ロウェル
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スターガイド デジタル ネットワークス,インコーポレイティド
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    • H04B7/185Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
    • H04B7/18578Satellite systems for providing broadband data service to individual earth stations
    • H04B7/18584Arrangements for data networking, i.e. for data packet routing, for congestion control
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Abstract

(57)【要約】 イーサネットディジタル格納カード34およびサテライト送信システム10は、ビデオ、オーディオ、テキストおよびマルチメディアファイル、特にサテライト送信から受信されたファイルを受信し、格納し、送信する。好適実施例において、サテライトシステムは、EDSカード34を用いた受信機32を有する。データストリームは、受信機32により受信され、次いで受信機に格納されるかまたはTCP/IPパケットとして直接ルーティングされる。受信されたまたは格納されたデータファイルは、マルチキャスティングすることができる。EDSカード34はまた、カード上に格納されるカードパラメータおよび何れかのファイルへのウェブアクセスのためのHTTPサーバを含む。EDSカード34上のDHCPは、カードIPアドレスのダイナミック構成を提供する。EDSカード34はまた、送信し、受信し、宣誓供述収集するPPPおよびモデムプロセサを含む。EDSカード34はまた、予め決定された時に、または外部からのプロンプト時に、ファイルをトリガするイベントスケジューラを含む。コマンドプロセサは、プレイされたオーディオスポットの組み込みログを保持し、コマンドが受信されたとき、コマンド原に応答する。ファイルは、EDSカード34からサテライトM&Cポート、イーサネットポートまたは補助RS232ポート経由で送信できる。ファイルは、サテライト、M&Cポート、イーサネットポートまたは補助RS232ポートからのデータストリームからEDSカード34により受信できる。EDSカード34はまた、時間シフトでき、格納部付きHTTP制御ルータとしてサテライトに送ることなく使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [関連出願との相互参照] 本出願は、以下の2件の米国特許出願を一部継続出願である。
【0002】 (1)米国仮特許出願 出願番号:60/105,468 出願日:1998年10月23日 発明の名称:ローカル受信機の格納、復号、および出力のための装置
と使用方法 (2)米国実用特許出願 出願番号:09/287,200 出願日:1999年4月3日 発明の名称:サテライト受信機/ルータ、システム、および使用方法 本出願は、下記の先行出願である米国仮特許出願の継続出願である。
【0003】 出願番号:60/105,878 出願日:1998年10月27日 発明の名称:イーサネットサテライト配信装置 前記出願のすべての開示内容は参照により本出願の中で取り入れられるている
【0004】 [連邦後援の研究開発に関する陳述] 適用なし [発明の背景] 本発明は、一般に、イーサネットディジタル格納(EDS)カード、サテライ
ト送信システム、およびデータ配信または広告の方法に関する。さらに詳しくは
、本発明は、ビデオファイル、オーディオファイル、テキストファイル、および
マルチメディアファイルを含むファイル、特にサテライト送信を介して受信した
ファイルを、受信し、格納し、送信するためのEDSカードに関する。
【0005】 帯域幅を浪費するファイルをエラーなく、時間に重点をおいて分散させるため
のシステムを開発するための努力が、しばらくの間、データ配信産業を推し進め
てきた。放送産業、特に、ラジオ放送産業の間では、プライベート・ネットワー
ク・システムが進歩し、その後のラジオ放送のためのオーディオファイルの配信
を容易にしてきた。これらのプライベート・ネットワーク・システムは、システ
ムのコンテンツを確実にすばやく配信するために、「ベントパイプ」としてサテ
ライトをしばしば用いている。これらのプライベート・ネットワーク・システム
は、原始的なリピータから、受信局をより高度な対話と信頼性を可能にするシス
テムまで徐々に発展してきた。
【0006】 インターネットは、ディジタル情報をコンピュータからコンピュータへ送信で
きる巨大なコンピュータネットワークである。インターネットの強み−高度な相
互接続性−はまた、オーディオ放送送信のような、多量のディジタル情報、特に
ディジタル化した映像情報、オーディオ情報、あるいはビデオ情報を迅速かつ効
率的に分散させるためのきびしい問題を提起している。インターネット・サービ
ス・プロバイダ(ISP)は、サテライト放送システムを介してユーザにインタ
ーネットコンテンツ(例えば、TCP/IPパケット)を配信することによって
、インターネットユーザへのコンテンツの配信速度を加速しようとしてきた。そ
のようなシステムの一つとして、「DirecPC」の商標で提案されているシ
ステムのような、ディレクト−ツーホーム(DTH)サテライト配信システムが
ある。このDTH型のシステムにおいては、そのシステムの各加入者あるいはユ
ーザは、(i)サテライトディッシュへのアクセス手段と、(ii)サテライト
ディッシュに接続され、ユーザのPCに取り付けられたサテライト受信機と、(
iii)インターネット・ウェブ・サイトからの情報を要求するためのインター
ネット・バック・チャンネルを持たなければならない。DTHシステムは、この
ように、各ユーザが自分自身の受信機とサテライトディッシュへの接続手段とを
持たなければならないために、大変高価である。DTHシステムはまた、サテラ
イトアンテナおよび受信機を各DTHユーザのPCに取り付けるため、配備がい
くぶん困難である。
【0007】 DTHシステムはまた、既存のサテライトシステムを利用しておらず、大抵は
、ユーザへのインターネットコンテンツの配信専用の単一搬送波システムである
。それはまた、ユーザに、例えばインターネットを介さないラジオ放送あるいは
ファックスサービスのような、他の形式のサービスを受信するための柔軟性を与
えず、ましてやその他のシステムへ分散させる柔軟性を与えない。DTHシステ
ムはまた、一般的に、ヘッドエンドでIPパケットを変更するために、受信端に
おいてパケットを再構築する必要性があり、著しい処理の遅れが生じる。
【0008】 DTHシステムは一般的にDVB標準を用いている。DVB標準のイベントに
おいては、DTHシステムは他のサービスを放送することができる。DVBシス
テムは、しかしながら、統計的なデータ搬送波を用いている。このため及びその
他の理由から、DVBシステムは、DVBシステムを介して送られてきた統計的
多重搬送波からパケットを再構築する必要性があるため、しばしば著しい更なる
遅れを生じる。DTHシステムはまた、それが供給するデータストリームに著し
いオーバーヘッドを加えるので、DVBデータストリームを処理し、配信するた
めに、追加帯域幅と、それに付随したコストを必要とする。
【0009】 DTHシステムはまた、一般的に、その帯域幅がかなり制限される。例えば、
消費者DirecPCシステムは、440kbpsに制限されている。このため
、単一搬送波によってシステムの全てのユーザへ、インターネットコンテンツ、
特に大量コンテンツを分散させるための、信頼性があり、柔軟で、迅速な分散手
段としての有効性に限界がある。
【0010】 サテライトを介してインターネットコンテンツを配信するためにISP他によ
って用いられているもう一つのシステムは、商用または業務用の高品質なサテラ
イト受信機を用いたシステムであり、LANを介して受信したコンテンツを、L
AN上で、あるいは、モデムとそのモデムに相互接続された通信回線とを介して
、加入者に配信するための、ISP−LANまたは同様のLANに接続された従
来のインターネットルータと共に用いられる。(従来技術の図3参照。)これら
の、受信機とルータが独立したサテライトシステムには、一般的に、統合シリア
ル(殆どがRS−422)インターフェースまたはデータ出力を持った従来のサ
テライトデータ受信機を使用する必要があった。そのデータ出力はルータに接続
されており、ルータはそのデータをイーサネット互換出力に変換し、ルーティン
グし、LAN上のイーサネットに出力する。
【0011】 本出願人は、これらの従来のデータ受信機と独立ルータシステムには多くの問
題点があることを発見した。例えば、従来のデータ受信機はあまり柔軟性がなく
、一つか二つのサービスしかサポートしていない。そして、独立ルータの使用は
高価である。更に、この形式のシステムは通常DVB転送機構を採用しており、
この機構は多くの理由からインターネットコンテンツおよび同等の形式のコンテ
ンツを送信するのにあまり適していない。その一つの理由は、上述したごとく、
DVB転送プロトコルおよび機構がシステムにかなりの遅れを加えることである
。もう一つの理由は、本出願人が発見したとおり、DVB転送機構が過剰な帯域
幅を使うことである。
【0012】 更に、従来のデータ受信機と独立ルータシステムは、大抵はローカル・エリア
・ネットワーク(LAN)を介してルータにリンクした独立の格納メモリをしば
しば採用しており、このことは費用が更にかさみ、複雑さを増し、帯域幅を浪費
することになる。また、従来のシステムは扱いにくいために、その従来のシステ
ムの可調整の限度まで調整できないことがよくある。更に、従来の受信機は、一
般的に、マルチキャストを行うことができず、マルチキャストをサポートするた
めには高価なマルチキャスティング・ルータをシステムに追加しなければならな
い。
【0013】 本出願人は、ネバダ州リノにあるスターガイド・ディジタル・ネットワーク社
から入手可能ないくつかの従来のサテライトデータ送信システムおよびモジュー
ルを発展させることによって多くの問題を解決しようとした。このシステムおよ
びモジュールは、非同期サービス統計デマックス・インターフェース・モジュー
ル、ディジタル・ビデオ・復号器・モジュール、MX3・ディジタル・マルチメ
ディア・マルチプレクサ、ディジタル・オーディオ格納モジュール、およびディ
ジタル・マルチメディア・サテライト受信機を含む受信機に追加することが出来
る。しかし、コスト、効率および信頼性は依然として改善する余地がある。
【0014】 また、放送分野においては、広告は主要な収入源である。しかし、国家の広告
キャンペーンのようないくつかの形式の広告のラジオ放送は大抵人気がない。国
家の広告キャンペーンにおいては、広告「スポット」は、大抵、そのスポットが
行われる地域に限定されている。例えば、シカゴで行われる広告スポットは、シ
カゴの著名人からの音声コンテンツを含むか、シカゴの照会を含むことによって
地域化される。スポットの地域化および分散は、従来システムにおいてはきわめ
て扱いにくいものである。従来のシステムは大抵、中央で作られてから地域の放
送局に物理的に郵送されるオーディオテープを必要としており、コストがかかり
、労働集約的で、時間効率が悪い。コンテンツを確実、迅速に、効率良く配信す
ると共に、システム全体の自動化能力の高い分散システムの開発は、国家の広告
キャンペーン分散のようなデータ配信事業に非常に有益であり、産業の成長と多
大の収益性をもたらすことができる。例えば、国家の広告キャンペーンの数多く
の地方放送局への分散の、自動化の程度と、使い易さと、速度とを増大させるこ
とは、放送広告を増やし、主要な広告経費を国家の放送広告キャンペーンに引き
入れることができる。
【0015】 [発明の概要] 本発明は、オーディオファイル、ビデオファイル、テキストファイル、イメー
ジファイル、またはマルチメディアファイルを含む全ての種類のデータを格納し
、ルーティングするためのサテライトデータ送信システムにおいて動作可能なイ
ーサネットディジタル格納(EDS)カードを提供する。本発明を使用すること
によって、オーディオファイル、ビデオファイル、データファイル、イメージフ
ァイル、およびその他のマルチメディアファイルのような、種々のファイルの多
重化データストリームを受信することができるサテライトデータ送信システムを
提供することができる。受信したファイルは、フラッシュメモリ格納部内でロー
カルに、EDSカード上で自動的にデマルチプレキシング(多重分離)され、格
納される。フラッシュメモリ格納部に格納されたファイルはあとで取り出すこと
ができる。あるいは、受信したファイルは、ローカル・エリア・ネットワーク(
LAN)のようなネットワーク上にEDSカードによってルーティングすること
ができる。好ましい実施形態においては、オーディオファイルは取り出され、外
部オーディオファイルと混合され、更に処理されてオーディオ出力として出力さ
れる。フラッシュメモリ格納部に格納された全てのファイルは、イーサネットポ
ートか、M&Cポートか、あるいはモデムの使用が可能な補助RS−232・ポ
ートを介して外部へ送信することができる。サテライトから受信したデータスト
リームの他に、ファイルを、イーサネットポートか、M&Cポートか、あるいは
モデムの使用が可能な補助RS−232・ポートを介してフラッシュメモリ格納
部にアップロードすることができる。EDSカードはIGMP・マルチキャステ
ィング・プロセサを介して効率的なマルチキャストを提供する。EDSカードは
、EDSカードの動作を可能にすると共に、フラッシュメモリ格納部のコンテン
ツをウェブブラウザを介して遠隔からアクセス可能にするHTTPサーバとDN
Sレゾルバとを含んでいる。EDSカードは、ディジタルデータ、ビデオデータ
、あるいはオーディオデータの格納部と、ローカル挿入装置とを有するサテライ
トレシーバと、ウェブサイトと、イーサネット出力装置と、ルータとを備えてい
る。
【0016】 本発明のこれらおよびその他の形態は、本発明の好ましい実施形態の以下の詳
細記述のなかで述べられ明らかにされている。しかし、本発明の範囲は、添付の
特許請求の範囲に従って決定されることは言うまでもない。 [発明の利点] 本発明の目的は、オーディオデータだけでなく全ての種類のデータを格納する
ことができるEDSカードを提供することにある。例えば、EDSカードはテキ
ストデータ、数値データ、指令データ、イメージデータまたはビデオデータを格
納するために使用することができる。
【0017】 本発明の目的は、サテライトによってTCP/IP互換コンテンツを分散させ
ることである。 本発明の利点は、サテライト受信機にすばやく、簡単に、安く取り付けること
ができるイーサネット/ルータ・カードを備えたことにある。 本発明のもう一つの利点は、TCP/IP互換コンテンツを受信し、ルーティ
ングし、LANまたはネットワーク上にそのコンテンツをルーティングするため
のルータを必要とすることなく、LANまたはその他のコンピュータネットワー
ク上にそのコンテンツを分散させることができるサテライト受信機を備えたこと
にある。
【0018】 更にもう一つの利点は、好ましいカードが、ホットスワップ可能であり、受信
機によって提供される他のいかなるサービスとも干渉することなく受信機から取
り外すことができることにある。 本発明の更なるもう一つの利点は、好ましいカードが、本発明自身によって提
供されるカードの他に、他のカードを介して他のサービスを配信することができ
る受信機の中で使用できることにある。他のサービスとは、例えば、ネバダ州リ
ノにあるスターガイド・ディジタル・ネットワーク社から入手可能なサービスで
あり、非同期サービス統計デマックス・インターフェース・モジュールと、ディ
ジタル・ビデオ・復号器・モジュールと、MX3・ディジタル・マルチメディア
・マルチプレクサと、ディジタル・オーディオ格納モジュールと、ディジタル・
オーディオ・復号器と、ディジタル・マルチメディア・サテライト受信機とを含
む受信機に追加することができるサービスである。
【0019】 本発明の更なる利点は、受信機を介してコンテンツを受信する各PCがそれ自
身のディッシュまたはそれ自身のサテライト受信機を持つ必要性をなくした、T
CP/IP互換コンテンツのサテライト分散を提供することにある。 もう一つの利点は、本発明が、サテライト受信機が取り付けられていないPC
に、不安定なPC環境であっても、サテライトTCP/IP分散を提供すること
にある。
【0020】 もう一つの利点は、本発明のカードが、インターネットコンテンツの配信の他
に、データサービスを提供できることにある。もう一つの利点は、本発明のカー
ドが挿入されたサテライト受信機が、その受信機のスロットに挿入された他のカ
ードを介して別のサービスも提供できることにある。 もう一つの利点は、サテライト受信機の既存ネットワークが、既存ネットワー
クを取り替える必要なく、受信機に本発明のカードを単に挿入するだけで、イン
ターネットサービスを配信するのに適応できるということにある。
【0021】 本発明のもう一つの利点は、本発明のシステムと挿入カードとが、特注ソフト
ウェアを必要とせずにイーサネットLANにTCP/IPコンテンツを配信でき
ることにある。 本発明のもう一つの利点は、特に全体システムとイーサネット/ルータ・カー
ドの両方が、パケットのコンテンツを変更又は分離することなく、IPパケット
を処理することにある。本出願人のサテライト送信システムおよび本発明のイー
サネット/ルータ・カードはこのように実施容易である。これらが各IPパケッ
トを、受信端でパケットを再構築する必要なく一つの完全なブロックとして処理
するので、システムとイーサネット/ルータ・カードが、IPパケットをヘッド
エンドから受信端上の関連LANまでより素早く処理しルーティングすることが
できる。
【0022】 本発明のもう一つの利点は、本発明のカードのイーサネット部分が自動折衝−
10/100BT−インターフェースを用いているので、本発明のカードを、既
存のいずれの10BT−LANまたは100BT−LANにも統合できるという
ことにある。 もう一つの利点は、本発明が外部モデムに接続するためのPPP接続を含むた
めに、本発明のカードを電話回線を介して分散ネットワークに接続できることに
ある。この接続は分散のためのみならず自動宣誓供述および確認のために用いる
ことができる。
【0023】 本発明のもう一つの利点は、DHCP(ダイナミック・ホスト・構成・プロト
コル)であり、このDHCPは、本発明のカードのIPアドレスを、DHCPを
サポートする既存LAN上で自動的に構成することができる。このことにより本
発明のカードのIPアドレスを手動で構成する必要性がなくなる。 本発明のもう一つの利点は、ホスト・ウェブ・サーバのIPアドレスが何であ
ろうと、本発明のカードが、ホスト・ウェブ・サーバとダイナミックに通信する
ことができるように、DNS(ドメイン・ネーム・サービス)プロトコルを追加
したことにある。
【0024】 本発明のもう一つの利点は、HTTPサーバ(ウェブサーバ)が本発明のカー
ドに追加されているために、本発明のカードが標準ウェブブラウザを介して構成
あるいはモニターできることにある。更に、EDSカードに格納されたファイル
は標準ウェブブラウザを介してダウンロードまたはアップロードすることができ
る。
【0025】 本発明のもう一つの利点は、EDSカードがアナログオーディオ入力ポートを
含んで、「ライブ」供給を、ローカルに格納されたオーディオと混合し、徐々に
焼失させることができることである。更に、ローカル供給を視聴できるように、
アナログ出力が設けられている。 本発明のもう一つの利点は、EDSカードが、カードの動作を外部から指令す
るためのリレー入力ポートを持っていることにある。更に、EDSカードは、イ
ーサネットリンク、補助RS−232・ポート、ホスト・インターフェース・プ
ロセサ、または受信したデータストリームを介して命令することができる。
【0026】 本発明のもう一つの利点は、EDSカードがスケジューラを含んで、例えば、
オーディオファイルをプレイ(演奏)するためと、もし望むならば自動的にその
ようなコンテンツを、受信機とEDSカードによって受信され出力されるもう一
つのコンテンツストリームに挿入するために、予め決められた時間にEDSカー
ドを動作させることができることにある。
【0027】 本発明のもう一つの利点は、IGMP・マルチ・キャスティング・プロセサを
含んで、付加されたLANに効率よいマルチキャスティングを提供することにあ
る。あるいは、IGMP・マルチ・キャスティング・プロセサは、ローカルルー
タがマルチキャスティング・トラフィックを決定できるように構成することがで
きる。
【0028】 本発明のもう一つの利点は、EDSカードがローカル・MPEG・レイヤII
・デコーダを含んで、格納されたオーディオファイルをリアルタイムにアナログ
・オーディオ・ファイルに変換することにある。 本発明のもう一つの利点は、EDSが、最小の努力と外部機器とをもってサテ
ライトWANとして構成できることにある。
【0029】 もう一つの利点は、本発明が、ネットワークを、例えば、オーディオ放送能力
を持った受信機システムを配備できるようにし、後ほど、本発明のEDSカード
を追加することによって、イーサネット出力のような別の能力を追加できるよう
にすることにある。このことによって、ユーザは、受信機を取り替えたり、オー
ディオカードを取り外したり、異なるコンテンツの送信のために別のサテライト
搬送波を用いたりしなくてもよくなる。
【0030】 本発明には多くのその他の目的および利点があり、特に、本明細書で述べる好
ましい実施形態および種々の代替案がある。これらは明細書を読み進むにつれて
明らかとなるであろう。しかしながら、本発明の範囲は、明細書中の特許請求の
範囲の記載によって決定されるものであり、記載されたいずれかの実施形態が本
明細書中に述べられた全ての目的あるいは利点を達成しているかどうかによって
決定されるものではないことは理解されよう。
【0031】 [好ましい実施形態の詳細な説明] 以下、本発明の好適実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。 図1はEDSカード100のブロックダイアグラムを描いたものである。この
EDSカード100はスターガイド・バックプレーン102、HDLCプロセサ
104、ホスト・インターフェース・プロセサ106、ネットワーク・プロトコ
ル・フィルタリング(スタック)プロセサ108、ローカル・メッセージ・フィ
ルタリング110、格納部およびフォワードアドレス/ファイル・フィルタリン
グ112、フラッシュメモリ格納部114、オーディオ復号器116、復号器モ
ニタおよびコントローラ118、オーディオ・フィルタ120、オーディオミキ
サ/fader(音量調節器)122、オーディオ・ドライバ124、オーディ
オ・出力ポート126、オーディオ・入力ポート128、オーディオ受信機13
0、オーディオ・視聴・ポート132、イベント・スケジューラ134、リレー
入力プロセサ138、リレー入力ポート140、RS−232・トランシーバ1
42、M&Cポート144、10/100BT・イーサネット・トランシーバ1
46、イーサネットポート148、確認・ウェブ・クライアント150、PPP
およびモデム・プロセサ152、RS−232・トランシーバ154、補助RS
−232ポート156、IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158、H
TTPサーバ160、DHCPプロセサ162、およびDNSレゾルバ164を
含んでいる。
【0032】 動作については、スターガイド・バックプレーン102は受信機、好ましくは
StarGuide Digital Networks,Inc.(Reno
,Nevada)から入手可能な先行技術のスターガイドII受信機(図示せず
)のインターフェースとなる。このバックプレーン102はEDSカード100
にクロック101およびHDLCパケット化TCP/IPデータ103を供給す
る。上述したように、TCP/IPデータは、例えば、オーディオ、ビデオ、テ
キスト、画像またはその他のマルチメディア情報を表わすことが可能である。ク
ロック101およびデータ103はHDLCプロセサ104に供給され、これが
データ103をデパケット化(パケットを分離)してTCP/IPパケットをス
タック・プロセサ108に出力する。このスタック・プロセサ108はEDSカ
ード100の全体の機能およびアロケーションを制御する。スタック・プロセサ
108は、以下でさらに説明するように、受信したデータをIGMP・マルチキ
ャスティング・プロセサ158、HTTPサーバ160、DHCPプロセサ16
2、DNSレゾルバ164、確認・ウェブ・クライアント150、10/100
BT・イーサネット・トランシーバ146、PPPおよびモデム・プロセサ15
2またはローカル・メッセージ・フィルタリング110のいずれかに送ることが
できる。スタック・プロセサ108はデータに埋め込まれたコマンド、M&Cポ
ート144経由で送られてくるコマンド、イーサネットポート148経由で送ら
れてくるコマンド、ホスト・インターフェース・プロセサ106経由のコマンド
、または補助RS−232ポート156経由で受信したコマンドによって制御可
能である。これらのコマンドはアスキー形式またはスターガイド・パケット・プ
ロトコルで表わすことができる。イーサネットポート148を経由してスタック
・プロセサ108により受信したコマンドはシンプル・ネットワーク・マネジメ
ント・プロトコル(SNMP)、テルネット、ハイパー・テキスト・トランスフ
ァー・プロトコル(HTTP)または他のインターフェースも含めた多様なイン
ターフェースを使用することができる。スタック・プロセサ108にとって外部
から受信可能な操作コマンドは付録A(APPENDIX A)に記載されてい
る。
【0033】 スタック・プロセサ108はさらに、受信したデータを復号処理して生メッセ
ージ109をローカル・メッセージ・フィルタリング110に送信する。ローカ
ル・メッセージ・フィルタリング110はこの生メッセージ109が、例えば、
オーディオ、ビデオ、またはテキスト、またはコマンドメッセージのようなメッ
セージを含んでいるかどうか判定する。ローカル・メッセージ・フィルタリング
110はメッセージ111を格納部およびフォワードアドレス/ファイル・フィ
ルタリング112へと進ませ、そしてコマンド135をコマンド・プロセサ13
6へと進ませる。格納部およびフォワードアドレス/ファイル・フィルタリング
112は符号化ファイル113を生成し、これがフラッシュメモリ格納部114
へと進められる。
【0034】 フラッシュメモリ格納部114は符号化ファイル114を格納し、この符号化
ファイルがオーディオファイルである場合、フラッシュメモリ格納部114に格
納された符号化ファイルはオーディオ復号器116へと通過可能になる。オーデ
ィオファイル以外の符号化ファイル172は、さらに送信するために、フラッシ
ュメモリ格納部114からスタック・プロセサ108へと通過可能になる。好ま
しくは、このフラッシュメモリ格納部114は少なくとも256までのオーディ
オファイルまたは“スポット”を格納する。好ましくは、このフラッシュメモリ
格納部114は、格納されたファイルが圧縮オーディオファイルである場合、格
納容量までの最大スポットサイズをもつMUSICAM MPEG Layer
II圧縮を使用する。圧縮ビデオファイルのような他のファイルはMPEG2圧
縮または別の選択肢の圧縮プロトコルを使用して格納することができる。フラッ
シュメモリ格納部114の格納容量は、好ましくは、少なくとも8MBから14
4MBであって、これは128kbpsのオーディオ符号化におけるディジタル
オーディオ格納部の8から144分とほぼ等価である。好ましくは、このフラッ
シュメモリ格納部114は絶対時間においてリレー・コントラクト・クロージャ
で挿入活性化をサポートし、クロスフェードがあってもなくても挿入モードをサ
ポートする。
【0035】 オーディオ復号器116は符号化オーディオファイル115を復号化し、アナ
ログ・オーディオ信号117を生成する。オーディオ復号器116は、オーディ
オ復号器116が符号化オーディオファイル115を復号処理している間におい
て、復号器モニタおよびコントローラ118によりモニタされる。アナログ・オ
ーディオ信号117はオーディオ・フィルタ120へと通過し、そこでアナログ
・オーディオ信号117はさらにフィルタ処理されてそのオーディオ出力品質が
高められる。このオーディオ復号器116は、フラッシュメモリ格納部114か
らの予め符号化されて格納されたファイルがリアルタイムでアナログ・オーディ
オ信号117に変換されることを可能にするMPEG LayerIIを有して
いる。その後、このアナログ・オーディオはオーディオ・フィルタ120からオ
ーディオミキサ/音量調節器122およびオーディオ・視聴・ポート132へと
進む。オーディオ・視聴・ポート132により受信されたアナログ・オーディオ
信号119はオーディオ信号をモニタするオーディオ・ヘッドホンのような外部
聴取装置へと進められる。EDSカードのオーディオ・視聴・ポート132はロ
ーカルに格納されたオーディオがオーディオ・出力ポート126を通るオーディ
オ出力供給を変えることなく知覚されることを可能にする。オーディオ・視聴・
出力ポート132は、オーディオ・出力ポート126の出力が生のブロードカー
ストフィードであるときに大きな有用性を持ち得る。
【0036】 外部オーディオ信号はオーディオ・入力ポート128により受信可能である。
その後、この外部オーディオ信号はオーディオ・受信機130へと通過し、結果
として得られるアナログ・オーディオ信号131はオーディオミキサ/音量調節
器122へと進められる。このオーディオミキサ/音量調節器は外部アナログ・
オーディオ信号131を(もしもあるならば)オーディオ・フィルタ120から
受信したオーディオ信号と混合するかまたはフェード可能である。その後、オー
ディオミキサ/音量調節器の出力はオーディオ・ドライバ124へと進み、それ
からオーディオ・出力ポート126へと至る。また、オーディオ・入力ポート1
28は“ライブ”のオーディオフィードがオーディオミキサ/音量調節器122
において、ローカルに格納されたフラッシュメモリ格納部114からのオーディ
オスポットと混合されるかまたはフェードされることをも可能にする。このオー
ディオミキサ/音量調節器はライブのフィードおよびローカルな(格納された)
フィードが混合、クロスフェードまたは増幅されることすら可能にする。ミキシ
ングには2つの信号の掛け合わせが必要である。クロスフェーディングは2つの
信号が単一フィードにわたって存在し、第一の信号の大きさが徐々に減衰して第
二の信号が徐々に増大するときに生じる。ミキシング、増幅、およびクロスフェ
ーディングは当該技術ではよく知られたものである。
【0037】 上述したように、フラッシュメモリ格納部114は、例えばビデオ、テキスト
または他のマルチメディアのようなファイルに加えて、多量のオーディオスポッ
トファイルを格納することができる。フラッシュメモリ格納部114に格納され
たファイルはイベント・スケジューラ134により制御可能となる。イベント・
スケジューラ134はリレー入力ポート140のリレー入力プロセサ138また
はコマンドプロセサ136を通して制御可能である。コマンドプロセサ136は
、M&Cポート144、補助RS−232ポート156、イーサネットポート1
48、受信データ103、またはホスト・インターフェース・プロセサ106か
らローカル・メッセージ・フィルタリング110およびスタック・プロセサ10
8を介してイベントトリガまたはコマンドメッセージを含むプログラミングを受
けることができる。
【0038】 例えば、フラッシュメモリ格納部114に格納されたオーディオスポットに関
連すると、これらのオーディオスポットは前もって選択ないしプログラムされた
時間においてイベント・スケジューラ134によりトリガをかけることができる
。イベント・スケジューラ134はコマンドプロセサ136またはリレー入力プ
ロセサ138のいずれかからオーディオスポットトリガを受けることができる。
コマンドプロセサ136はM&Cポート144、補助RS−232ポート156
、イーサネットポート148、受信データ103、またはホスト・インターフェ
ース・プロセサ106からイベントトリガを含むプログラミングを受けることが
できる。イーサネットオーディオスポットトリガはリレー入力ポート140によ
って直接受信されることが可能であり、これがオーディオスポットトリガのディ
ジタル・リレー・情報141をリレー入力プロセサ138へと進ませる。加えて
、ローカル・メッセージ・フィルタリング110は、スタック・プロセサ108
から受ける生メッセージ109の中のコマンドメッセージを検出することができ
る。その後、ローカル・メッセージ・フィルタリング110により検出されたコ
マンドメッセージはコマンドプロセサ136へと進む。また、コマンドプロセサ
136はすべての時間においてイベントにトリガをかけるようプログラム可能で
ある。コマンドプロセサ136はスターガイド・バックプレーン102からすべ
ての時間情報を受け取る。
【0039】 付け加えると、コマンドプロセサ136がいったんコマンドメッセージを受信
すると、このコマンドプロセサ136は応答メッセージをコマンドオリジネータ
に送信する。例えば、コマンドプロセサ136がM&Cポート144からコマン
ドメッセージを受けると、このコマンドプロセサ136はRS−232・トラン
シーバ142を経由して応答メッセージ145をM&Cポート144に送信する
。同様に、コマンドメッセージがイーサネットポート148、補助RS−232
ポート156、またはホスト・インターフェース・プロセサ106から受信され
ると、コマンドプロセサ136はスタック・プロセサ108を経由して応答メッ
セージをコマンド発信源ポートへとコマンド発信源装置へと送信する。コマンド
メッセージが受信データ103から受けられると、応答はその他の通信ポート1
48、156、106の1つを経由して送られるかまたは応答は送られない。
【0040】 オーディオスポットを活性化することに加えて、イベント・スケジューラ13
4はフラッシュメモリ格納部114にトリガをかけて格納された符号化ファイル
172をスタック・プロセサ108へと進ませることが可能である。この符号化
ファイル172はオーディオ、ビデオ、データ、マルチメディアまたは事実上ど
のようなタイプのファイルも可能である。スタック・プロセサ108はさらに、
受信した符号化ファイルをイーサネットポート148、補助RS−232ポート
156、またはM&Cポート144を介して外部受信機に向かわせることもでき
る。加えて、スタック・プロセサ108は受信した符号化ファイル172を、外
部に送信するために、GMP・マルチキャスティング158経由のマルチキャス
ト、あるいはHTTPサーバ160経由のHTTP、TELNET(テルネット
)、またはSNMPのようないくつかの異なるフォーマットに再パッケージ化す
ることができる。
【0041】 10/100BT・イーサネット・トランシーバ146はスタック・プロセサ
108からデータを受け取り、このデータをイーサネットポート148へと進ま
せる。10/100BT・イーサネット・トランシーバ146およびイーサネッ
トポート148は10BTまたは100BTイーサネットトラフィックをサポー
ト可能である。10/100BT・イーサネット・トランシーバ146は、ED
Sカード100が既存の10BTまたは100BTのLANに容易に集積化でき
るようにオートネゴシエーション10/100BTインターフェースを使用する
。既存の10BTまたは100BTのLANにイーサネットポート148経由で
データを供給することに加えて、スタック・プロセサ108は外部ネットワーク
からイーサネットポート148経由でデータを受信することができる。この外部
データはイーサネットポート148から10/100BT・イーサネット・トラ
ンシーバ146を通ってスタック・プロセサ108へと進む。この外部データは
、例えば、コマンドメッセージまたはオーディオまたはビデオデータを構成する
こともあり得る。
【0042】 このEDSカード100はまた、PPPおよびモデム・プロセサ152をも含
んでいる。このPPPおよびモデム・プロセサはスタック・プロセサ108と補
助RS−232ポート156との間で双方向通信をするために使用することがで
きる。PPPおよびモデム・プロセサ152はモデム通信のためにデータを書式
変更し、それからこのデータを外部受信モデム(図示せず)との通信のために補
助RS−232ポート156のRS−232・トランシーバ154へと進める。
データはまた、外部モデムからスタック・プロセサ108へと進むことも可能で
ある。PPPおよびモデム・プロセサ152はEDSカード100が外部モデム
と通信し、それによりEDSカード100が、例えば、標準電話回線を経由して
分散ネットワークに関わることを可能にする。PPPおよびモデム・プロセサ1
52は自動宣誓供述および確認タスクと同様に、分散のために使用することがで
きる。
【0043】 このEDSカード100はまた、スタック・プロセサ108とのデータのやり
とりをするインターネットグループ・マルチキャスティングプロトコル(IGM
P)・マルチキャスティング158をも含んでいる。IGMP・マルチキャステ
ィング・プロセサ158はスタック・プロセサ108およびイーサネットポート
148または補助RS−232ポート156を経由してLANのような外部ネッ
トワークと通信することができる。IGMP・マルチキャスティング・プロセサ
158は、当該技術ではよく知られたプロトコルである、IGMPプルーニング
(余分なものの除去)を使用するマルチキャスティング、IGMPプルーニング
を使用しないマルチキャスティング(スタティックルータ)およびユニキャスト
・ルーティングで機能するようにプログラム可能である。
【0044】 IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158がIGMPプルーニングを
使用して機能するとき、このIGMP・マルチキャスティング・プロセサ158
はIGMP問い合わせ器または非問い合わせ器のいずれかとなる。IGMP・マ
ルチキャスティング・プロセサ158が問い合わせ器として機能するとき、IG
MP・マルチキャスティング・プロセサ158は周期的に問い合わせを発信して
現在EDSカード100が受信しているマルチキャスティングトラフィックをユ
ーザーが希望するかどうか判定する。もしもユーザーがマルチキャスティングを
希望するならば、ユーザーはこのIGMP・マルチキャスティング・プロセサ1
58に応答し、IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158はスタック・
プロセサ108を経由して外部LANにマルチキャスト送信を行なう。IGMP
・マルチキャスティング・プロセサ138は、外部ユーザーにマルチキャスト送
信を行なっている間においてIGMP問い合わせを発信し続け、外部ユーザーは
、マルチキャスト送信を希望する間において応答し続ける。ユーザーがこれ以上
マルチキャスト送信を希望しないとき、ユーザーはIGMP問い合わせに応答す
るのをやめるかまたは、IGMP“離脱”メッセージを発する。IGMP・マル
チキャスティング・プロセサはユーザーが応答しなくなったのを検出してマルチ
キャスト送信を停止する。
【0045】 IGMPプロトコルの下では、1つの時間にネットワーク上に存在し得るIG
MP問い合わせ器は1つだけである。こうして、例えば、イーサネットポート1
48に接続されたネットワークがすでにIGMPをイネーブル化されたルータま
たはスイッチを有している場合、このIGMP・マルチキャスティング・プロセ
サ158は非問い合わせ器として作用するようにプログラムされることが可能と
なる。IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158が非問い合わせ器とし
て作用するとき、このIGMP・マルチキャスティング・プロセサはマルチキャ
スティングトラフィックの管理を管理し(径路決め)はするが、問い合わせ器で
はないので問い合わせを発信することはない。その代わり、IGMP・マルチキ
ャスティング・プロセサ138は外部ルータからのコマンドに応答する。
【0046】 IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158がIGMPプルーニングを
使用しないマルチキャスティングを実行するとき、IGMP・マルチキャスティ
ング・プロセサ158はスタティックルータとして作用する。このIGMP・マ
ルチキャスティング・プロセサ158はIGMPを使用せず、代わりに3つある
うちの1つの方法でプログラムされ得るスタティックルートテーブルを使用する
。第一では、IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158はスタック・プ
ロセサ108を経由してすべてのマルチキャストトラフィックが外部LANへと
単に通過するようにプログラムされ得る。第二では、IGMP・マルチキャステ
ィング・プロセサ158はマルチキャストトラフィックが通過しないようにプロ
グラムされ得る。第三では、IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158
は個々の行き先IPアドレスまたは行き先IPアドレスの配列を有するスタティ
ックルートテーブルでプログラムされ得る。IGMP・マルチキャスティング・
プロセサ158がスタティックルートテーブルにおいてIPアドレスを割り当て
られたマルチキャストトラフィックを受け取るときにのみ、マルチキャストトラ
フィックは外部LANへと通過する。
【0047】 IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158がユニカーストルーティン
グを実行するとき、IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158はスタテ
ィックルータとして作用し、そこでは受け取ったトラフィックはマルチキャスト
ではなく、代わりに単一の行き先アドレスだけに配給される。IGMPプルーニ
ングなしにマルチキャストルーティングが実行されるとき、IGMP・マルチキ
ャスティング・プロセサ158はスタティックルートテーブルを使用し、3つの
うちの1つの方法でプログラムされ得る。第一では、単に受けたトラフィックを
経由して個々の行き先アドレスへと通過する。第二では、ユニカーストトラフィ
ックは通過しない。第三では、IGMP・マルチキャスティング・プロセサ15
8は個々の行き先IPアドレスを有するスタティックルートテーブルでプログラ
ムされ、IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158はトラフィックを通
って個々の行き先IPアドレスのうち1つだけに行くことができる。
【0048】 IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158はM&Cポート144、イ
ーサネトポート148、補助RS−232ポート156、ホスト・インターフェ
ース・プロセサ106または受信データ103を介してプログラム可能である。
付け加えると、IGMP・マルチキャスティング・プロセサ158はイーサネッ
トポート148に加えて補助RS−232ポートを介してマルチキャストが可能
となる。
【0049】 このEDSカード100はまた、HTTPサーバ160(ウェブサーバとも呼
ばれる)をも含んでいる。HTTPサーバ160はスタック・プロセサ108と
データのやりとりを行なう。データは外部装置によって、イーサネットポート1
48と通信するLANまたは補助RS−232ポート156と通信するモデムを
経由してHTTPサーバ160から回収される。このモデムまたはLANのいず
れかはそれらのそれぞれの通信チャンネル(すなわち、PPPおよびモデム・プ
ロセサ152および10/100BT・イーサネット・トランシーバ)を経由し
てHTTPデータ要求コマンドをスタック・プロセサ108に送信することがで
きる。スタック・プロセサ108は受信したデータ要求コマンドをHTTPサー
バ160に送信し、これが応答をフォーマットしてスタック・プロセサ108に
送信し、これがこの応答を適切なチャンネルに沿って要求元に返す。
【0050】 好ましくは、このHTTPサーバ160はEDSカード100がイーサネット
ポート148または補助RS−232ポートのどちらでも経由してアクセスでき
る標準ウェブ・ブラウザを介して構成およびモニタされ得るように使用すること
ができる。付け加えると、このHTTPサーバ160はウェブ・ブラウザがフラ
ッシュメモリ格納部114に格納したファイルにアクセスすることを可能にする
。ファイルはリモート(遠隔)操作でダウンロード可能であるか、変更可能かつ
アップロード可能であるか、またはウェブ・ブラウザを通して実行可能である。
付け加えると、イベント・スケジューラ134はHTTPサーバ160を経由し
てウェブ・ブラウザで制御可能である。このHTTPサーバ160は、都合のよ
いウェブ・ブラウザを介して、EDSカード114の機能およびフラッシュメモ
リ格納部114の内容への完全な遠隔アクセスを可能にする。付け加えると、こ
のHTTPサーバ160は、都合のよいウェブ・ブラウザを介して、新しいファ
イルをフラッシュメモリ格納部114にアップロードすることを可能にする。H
TTPサーバ160をウェブ・ブラウザと組み合わせて使用することがリモート
からEDSカード100の機能および内容をモニタする上で好ましい方法となり
得る。
【0051】 このEDSカード100はまた、スタック・プロセサ108とデータをやりと
りするDHCPプロセサ162を含んでいる。このDHCPプロセサ162はE
DSカード100にダイナミックホスト構成プロトコルサービスを提供する。す
なわち、このDHCPプロセサはEDSカード100のIPアドレスがDHCP
をサポートする既存のLAN上で自動的に構成されることを可能にする。動作に
ついては、DHCPプロセサ162はイーサネットポート148を経由して外部
LANと通信する。IPデータは外部LANからイーサネットポート148およ
び10/100BT・イーサネット・トランシーバ146およびスタック・プロ
セサ108を通ってDHCPプロセサ162へと進み、そこでこのIPデータが
解析され、EDSカード100のためのダイナミックIPアドレスが判定される
。その後、EDSカード100のIPアドレスはスタック・プロセサ108、1
0/100BT・イーサネット・トランシーバ146およびイーサネットポート
148を経由して外部LANに送信される。付け加えると、DHCPプロセサ1
63は外部LANがローカルDNSサーバを有しているかどうかを判定する。外
部LANがローカルDNSサーバを有している場合、DHCPプロセサ163は
インターネットDNSサーバに直接問い合わせる代わりにローカルDNSサーバ
にDNSアドレス指定を問い合わせる。また、DHCPプロセサ162はEDS
カード100のためのIPアドレスがDHCPをサポートする既存のLAN上で
ダイナミックに再構成されることを可能にする。
【0052】 このEDSカード100はまた、スタック・プロセサ108とデータのやりと
りをするDNSレゾルバ164を有している。このDNSレゾルバ164はED
Sカード100にドメイン名サービスを提供し、EDSカードが外部ホスト・ウ
ェブ・サーバとウェブ・サーバIPアドレスに関係無く動的に通信することを可
能にする。動作については、このDNSレゾルバ164はスタック・プロセサ1
08およびイーサネットポート148または補助RS−232ポート156のい
ずれかを経由して外部ホスト・ウェブ・サーバと通信する。DNSレゾルバ16
4は外部ホスト・ウェブ・サーバからIPアドレス情報を受け取り、ニーモニッ
クコンピュータアドレスを数字で表されたIPアドレスに解読およびその逆を行
なう。その後、解読されたIPアドレス情報はスタック・プロセサ108と通信
され、外部ホスト・ウェブ・サーバの行き先アドレス指定として使用可能となる
【0053】 このEDSカード100はまた、スタック・プロセサ108とデータのやりと
りをする確認・ウェブ・クライアント150を含んでいる。オーデイオファイル
のようなデータファイルがEDSカード100により受信されるとき、この確認
・ウェブ・クライアント150はEDSカードが外部の、好ましくはスターガイ
ド・サーバのようなHTTPイネーブル化サーバと通信することでデータを受け
取ったことを確認する。確認・ウェブ・クライアント150の確認データはイー
サネットポート148または補助ポート156またはその両方を経由して送信可
能である。付け加えると、オーディオスポットのようなファイルがいったん実行
されるかさもなければ解析されると、確認・ウェブ・クライアント150もまた
外部の、好ましくはスターガイド(登録商標)・サーバのようなHTTPイネー
ブル化サーバに確認を送る。この確認・ウェブ・クライアント150の確認はそ
の後、HTTPイネーブル化サーバからウェブ・ブラウザを経由して容易にアク
セス可能となり得る。
【0054】 フラッシュメモリ格納部114はイベント・スケジューラ134およびコマン
ドプロセサ136と組み合わされて動作し、オーディオ挿入の可能性を提供し、
手動および自動のスポーツ挿入、リレー入力ポート140を経由した外部プレイ
バック制御、オーディオミキサ/音量調節器122を経由したクロスフェードお
よびスポットローカライズをサポートする。コマンドプロセサ136もまた、実
行されたオーディオスポットのビルトイン(組み込み)・ログを維持する。この
ビルトイン・ログはM&Cポート144、イーサネットポート148、または補
助RS−232ポート156を通して検索可能である。このビルトイン・ログは
、例えば、ロイヤルティーや広告収入判定のための宣誓供述収集の手助けとなり
得る。
【0055】 ホスト・インターフェース・プロセサ106はスターガイド・バックプレーン
102とデータのやりとりをする。このホスト・インターフェース・プロセサ1
06はEDSカード100が装備されている受信機の前面パネル(図示せず)で
EDSカード100が制御されることを可能にする。ホスト・インターフェース
・プロセサ106はEDSカード100の現在の動作パラメータをコマンドプロ
セサ136から回収して受信機の前面パネル上に表示する。受信機前面パネル上
での多様な制御は、ユーザーが局所的に格納されたEDSカード100のための
動作パラメータ・メニューにアクセスし、パラメータを変更することを可能にす
る。パラメータの変更はホスト・プロセサ106により受け取られ、それからコ
マンドプロセサ136へと送信される。このホスト・インターフェース・プロセ
サ106はまた、1セットの初期動作パラメータをも含んでおり、EDSカード
100のインターフェースとなって受信機内においてEDSカード100のプラ
グアンドプレーのセットアップをサポートする。
【0056】 上述したように、このEDSカード100は次に述べるような多くの有用な特
徴を有している。このEDSカード100はオーディオ入力ポート128を有し
、“ライブ”のオーディオフィードがオーディオミキサ/音量調節器122にお
いてフラッシュメモリ格納部114からの局所的に格納されたオーディオスポッ
トと混合または音量調節されることを可能にする。また、オーディオミキサ/音
量調節器はライブのフィードと局所(格納)フィードが混合され、クロスフェー
ドされ、または増幅されることさえも可能にする。付け加えると、このEDSカ
ード100のリレー入力ポート140はオーディオ・イベント・スケジューリン
グを含んだEDSカードの外部トリガを可能にする。また、イベント・スケジュ
ーラ134は予め設定した時間または外部トリガによりイベントが生じるときに
、EDSカードがオーディオファイルを実行することを可能にする。付け加える
と、オーディオ復号器116はMPEG LayerIIの復号器を有しており
、予め符号化して格納されたフラッシュメモリ格納部114からのファイルがリ
アルタイムでアナログ・オーディオ信号に変換されることを可能にする。また、
このEDSカードのオーディオ・視聴・ポート132は局所的に格納されたオー
ディオが出力オーディオフィードを変えることなくオーディオ出力ポート126
を通って知覚されることを可能にする。オーデイオ・視聴・ポート132は、オ
ーディオ出力ポート126の出力がライブのブロードカーストフィードを形成し
ているとき、大きな有用性を示し得る。
【0057】 このEDSカード100の特徴はまた、(ExpressNetのような)ヘ
ッドエンド分散システムから、EDSカードの独自に格納された内部アドレスに
基づいて、ファイルを受け取る性能も有する。いったんEDSカード100がE
xpressNetのディジタルパッケージを受けると、このEDSカード10
0はイーサネットポート148または補助RS232ポート156を介してパッ
ケージ発信源に確認信号を送る。また、このEDSカード100のIGMP・マ
ルチキャスティング・プロセサ158は局所的に構成されたスタティックルーテ
ィングを提供し、これはIPアドレスがサテライトインターフェースからEDS
カード100を通って直接的にイーサネットポート148へと進むことを可能に
する。また、EDSカード100はHTTP、テルネット、およびSNMPを含
めた多様なインターフェースをサポートしており、フラッシュメモリ格納部11
4に格納されたファイルのダウンロード、アップロード、および操作と同様にE
DSカード100の構成および制御が可能である。
【0058】 付け加えると、EDSカード100により受けるトラフィックはHDLC隠蔽
したものであるので、EDSカード100により受けるトラフィックはあたかも
それが単に送信ルータから到着したものであり、介在するサテライトアップリン
ク/ダウンリンクが透過であるかのように見える。この透過ゆえに、このEDS
カード100は最少の作業と追加装置でサテライト・ワイドエリアネットワーク
WANとして構成できる。
【0059】 一般的には、このEDSカード100は優れたフレキシブルファイル格納部お
よび送信ツールとなる。このEDSカード100はホスト・インターフェース・
プロセサ106、M&Cポート144、補助RS−232ポート156、受信デ
ータ103、およびイーサネットポート148を通してプログラム可能である。
EDSカード100の物理的位置からプログラムするときは、ホスト・インター
フェース・プロセサ106を通してプログラムすることが好ましい。別の選択肢
では、遠隔からEDSカード100をプログラムするときは、イーサネットポー
ト148が非常に高速の接続をサポートしているのでイーサネットポート148
経由でEDSカード100をプログラムすることが好ましい。
【0060】 加えて、オーディオ、ビデオ、テキスト、および他のマルチメディア情報のよ
うなファイルはこのEDSカード100により受信データ103、M&Cポート
144、補助RS−232ポート156、およびイーサネットポート148を通
して受けることができる。好ましくは、ファイルは受信データまたはイーサネッ
トポート148経由で送信される。なぜならば受信データ103およびイーサネ
ットポート148は非常に高速の接続をサポートしているからである。また、オ
ーディオ、ビデオ、テキスト、および他のマルチメディア情報のようなファイル
はこのEDSカード100によってM&Cポート144、補助RS−232ポー
ト156、およびイーサネットポート148を通して送信することができる。好
ましくは、イーサネットポート148が非常に高速の接続をサポートしているの
で、ファイルはイーサネットポート148経由で送信される。オーディオファイ
ルはまた、オーディオ出力ポート126を経由してアナログ形式で送信すること
も可能である。
【0061】 また、EDSカード100は受信データストリーム103の時間シフトを実行
してもよい。受信データストリーム103は、後の再生のためにフラッシュメモ
リ格納部114に保存することができる。例えば、3時間続く音声放送をニュー
ヨークのニューヨーク時間午前9時に開始するようスケジューリングし、更に1
時間後にロサンゼルスのロサンゼルス時間午前7時に開始するようスケジューリ
ングすることができる。音声放送を構成する受信データストリーム103は、カ
リフォルニアのEDSカードで受信し、保存してもよい。カリフォルニアEDS
カードに最初の時刻を保存した後、カリフォルニアで再生を開始する。EDSカ
ードはフラッシュメモリ格納部に音声放送を保存することによって受信した音声
放送を待ち行列し続けながら、同時に1時間前に受信した放送をイベントスケジ
ューラ134を介してトリガし、音声をオーディオ復号器に送って再生する。
【0062】 図2は、EDSカード200のハードウェアブロック図を示している。EDS
カード200は、バックプレーンインターフェース210、マイクロプロセサ2
10、シリアルNVメモリ215、リセット回路220、10/100BTトラ
ンシーバ225、10/100BTイーサネットポート230、RS−232
4チャンネルトランシーバ235、M&Pポート240、光絶縁リレー入力24
5、ディジタルポート250、オーディオ復号器255、オーディオフィルタ2
60、ミキサ/増幅器265、バランスオーディオ受信器270、バランスオー
ディオドライバ275、オーディオポート280、ブートフラッシュ285、ア
プリケーションフラッシュ287、SDRAM90、フラッシュディスク295
を含んでいる。
【0063】 動作において、バックプレーンインターフェース205は、図1のスターガイ
ドバックプレーン102として機能する。マイクロプロセサ210は、図1の網
かけ部分で示すように、HDLCプロセサ104、ホストインターフェースプロ
セサ106、スタックプロセサ108、ローカルメッセージフィルタリングプロ
セサ110、格納部およびフォワードアドレス/ファイルフィルタリングプロセ
サ112、イベントスケジューラ134、コマンドプロセサ136、復号器モニ
タおよび制御プロセサ118、リレー入力プロセサ138、確認ウェブクライア
ント150、PPPおよびモデムプロセサ152、IGMPマルチキャスティン
グ158、HTTPサーバ160、DHCPプロセサ162、DNSレゾルバ1
64を含んでいる。シリアルNVメモリ215は、コマンドプロセサ136によ
る電源投入で使用される初期コマンド構成を格納する。リセット回路220は制
御された電源投入を保証する。10/100BTトランシーバは図1の10/1
00BTイーサネットトランシーバ146として機能し、また10/100BT
イーサネットポート230は図1のイーサネットポート148として機能する。
RS−232 4チャンネルトランシーバ235は、図1のRS−232トラン
シーバ142およびRS−232トランシーバ154として機能する。ディジタ
ルポート250はRS−232チャンネルトランシーバ235と共に、図1の補
助RS−232ポート156として機能する。M&Cポート240は、図1のM
&Cポート144として機能する。光絶縁リレー入力245およびディジタルポ
ート250は、リレー入力ポート140として機能する。オーディオ複合器22
5、オーディオフィルタ260、ミキサ/増幅器265、バランスオーディオ受
信機270、バランスオーディオドライバ275、オーディオポート280は、
それぞれ図1のオーディオ復号器116、オーディオフィルタ120、オーディ
オミキサ/音量調節器122、オーディオ受信機130、オーディオドライバ1
24、オーディオ出力ポート126として機能する。フラッシュディスク295
は、図1のフラッシュメモリ格納部114として機能する。
【0064】 ブートフラッシュ285、アプリケーションフラッシュ287、SDRAM2
90は、EDSカード100の起動および動作で使用される。ブートフラッシュ
285は、マイクロプロセサ動作のブートアップコードを保持している。リセッ
ト回路220が起動すると、マイクロプロセサ210はブートフラッシュ285
からコードを読出し、アプリケーションフラッシュ287の確認を行う。アプリ
ケーションフラッシュ287は、マイクロプロセサを動作させるためのアプリケ
ーションコードを保持している。マイクロプロセサ210が一度アプリケーショ
ンフラッシュ287を確認すると、アプリケーションコードがSDRAM290
にロードされて、マイクロプロセサ210がこれを使用するようになる。SDR
AM290は、EDSカード100の動作中において、アプリケーションコード
の他に、図1のIGMPマルチキャスティングマイクロプロセサ158と共に使
用するスタティックルーチンテーブルなどの様々な他のパラメータも保持してい
る。
【0065】 マイクロプロセサ210は、好適にはモトローラ社から市販されているMPC
860Tマイクロプロセサである。リセット回路220は、好適にはDalla
s Semiconductor,Incから市販されているDS1233であ
る。10/100BTイーサネットトランシーバ225は、好適にはLevel
One,Incから市販されているLXT970である。オーディオ複合器2
55およびミキサ増幅器265は、好適にはCrystal Semicond
uctor, Incから市販されているCS4922およびCS3310であ
る。フラッシュディスク295は、好適にはM−Systems, Incから
市販されている144Mbx8である。残りの構成部品は、様々なメーカから購
入してもよい。
【0066】 更に、図3は、本発明のEDSカード300の幾つかの機能を示している。機
能的には、本発明のEDSカード300は、IPマルチキャスティングルータ3
10、放送インターネットスイッチ320、高信頼性ソリッドステートファイル
サーバ330、高信頼性ソリッドステートウェブサイト340を含んでいる。E
DSカード300は、DSL350、フレームリレー360、サテライト370
、またはケーブルモデム380を含む多数のインターネットまたは仮想私設通信
網(VPN)ソースの何れかからデータを受信することができる。EDSカード
300は、オーディオデータなどのデータをローカルに提供するか、あるいは受
信データを100ベース−T−LANリンク390などのイーサネットリンクを
介して、またはDSL350、フレームリレー360、サテライト370、ケー
ブルモデム380を介して遠隔地に送信することができる。EDSカード300
が受信したデータは、IP多重放送ルータ310によってルーティングされるか
、あるいは放送インターネットスイッチ320を介して切替えるか、あるいは高
信頼性ソリッドステート・ファイルサーバ330に格納することができる。ED
Sカードは、100ベース―T−LANリンク390、DSL350、フレーム
リレー360、サテライト370、またはケーブルモデム380を経てアクセス
される高信頼性ソリッドステートウェブサイト340を介して、監視または制御
されるようにしてもよい。
【0067】 次に図8を参照すると、出願人の好適なインターネットバックチャンネルシス
テム10は、リモートLAN12上で例えばPC14、16を相互接続するリモ
ートLAN12上に(UDPパケットを含むことのあるTCP/IPプロトコル
によって)インターネットコンテンツを分散させる際に好適に使用される。出願
人の好適なインターネットサテライト送信システム10によって、コンテンツサ
ーバPC18に存在するコンテンツは、TCP/IPプロトコルに従って第3者
サテライト20を介して、リモートイーサネットLAN12上のクライアントP
C14、16に分散される。
【0068】 出願人の好適なシステム10において、TCP/IPコンテンツの流れは以下
のとおりである。 1.リモートイーサネットLAN12上の例えばPC14は、当業者に公知の
方法で、従来の一般に予め存在しているTCP/IPルータ36を介してインタ
ーネットに接続される。従って、ルータ36は、インターネット38を介して、
情報またはインターネットコンテンツの要求を、当業者に公知の方法でコンテン
ツサーバ18(おそらくインターネットウェブサーバ)が接続されるローカルル
ータ40に送ることができる。
【0069】 2.コンテンツサーバ18は、受信のためのTCP/IPイーサネットパケッ
トのインターネットコンテンツを、従来のインターネットルータ22のシリアル
ポート(図示せず)から出力する。 3.ルータ22は、RS422信号を介して送信されたHDLCカプセル保護
TCP/IPパケットを、RS−422出力ポート(図示せず)から、RS−4
22サービス入力へ出力し、ネバダ州レノのStarGuide Digita
l Networks,Inc.より市販のスターガイド(R)MX3マルチプ
レクサ24に送る。(StarGuide(登録商標)機器についての他の全て
の参考は、機器のメーカおよび供給業者と同じ会社を参照にしている。)MX3
マルチプレクサが使用する多重化の方法は、1999年1月28日出願のSta
rGuide Digital Networks, Inc.による「映像信
号と共に音声信号を送信するための帯域幅のダイナミック割当て」という表題の
豪州特許番号697851に開示されている。
【0070】 4.スターガイド(登録商標)MX3マルチプレクサ24は、全てのサービス
入力をマルチプレクサ24に集め、多重化TDM(時分割多重化)データストリ
ームをRS−422ポート(図示せず)を介して出力し、当業者に公知の方法で
、例えばコムストリームCM701やラダインDVB3030などの変調器26
にデータストリームを渡す。変調器26は、DVB符号化(連結ビタビ率N/(
N+1)およびリードソロモン187/204、QPSK変調、およびRS−4
22データ出力)を支援する。複数のLAN(図示せず)も、スターガイドgマ
ルチプレクサ24のそれぞれ異なるサービス入力ポートに接続された異なるサー
ビスとして、スターガイドgマルチプレクサ24に対する入力とすることが可能
である。
【0071】 5.変調器26は、アップリンク28から離れたサテライトダウンリンクおよ
びディッシュアンテナ31にサテライト20を介して変調信号30を送信するサ
テライトアップリンクおよびディッシアンテナ28に、70MHz RF QP
SKまたはBPSK変調信号を送信する。 6.サテライトダウンリンク31は、従来のサテライトダウンリンクダウンコ
ンバータを介してスターガイド(登録商標)IIサテライト受信機32に、Lバ
ンド(920〜2050MHz)無線周波数(RF)信号を送出する。出願人の
好適なイーサネット/ルータカード34は、スターガイド(登録商標)II受信
機32の裏面にあるおそらく5つの使用可能な挿入カードスロット(図示せず)
に着脱可能に挿入されている。スターガイド(登録商標)II受信機32は受信
した送信データを復調およびデマルチプレキシングし、例えばスターガイド(登
録商標)II受信機32に搭載されるEDSカード34などのカードで使用する
ために個別のサービスデータストリームを復元する。受信機32はまた、他の4
つの使用可能なスロットに挿入されたオーディオカード、ビデオカード、リレー
カード、または非同期カードを含む単一または複数のスターガイド(登録商標)
カードも有しており、単一受信機32の他の使用や用途のためにオーディオ、ビ
デオ、リレークロージャデータ、または非同期データストリームなどのサービス
を提供しつつ、本明細書で述べたサテライト受信機/ルータとして機能している
。例えば、受信機に追加できるようなネバダ州レノのStarGuide Di
gital Networks,Inc.より入手可能な他のサービスには、非
同期サービス統計デマックスインターフェースモジュール、ディジタルビデオ復
号器モジュール、MX3ディジタルマルチメディアマルチプレクサ、ディジタル
オーディオ格納モジュール、ディジタルマルチメディアサテライト受信機がある
【0072】 7.EDSカード34はそのデータおよびクロックをスターガイド(登録商標
)II受信機34から受信し、その後スターガイド(登録商標)II受信機32
によってEDSカード34に提供されたサービスストリームのHDLCカプセル
保護を取り除くので、(パケットを再構成する必要なしに)受信機32から受信
したデータストリームのオリジナル(原)TCP/IPパケットを回復する。次
に、EDSカード34は、例えばアドレスフィルタリングを実行し、(スターガ
イド(登録商標)II受信機の背面から外側を向いている)カードの側のイーサ
ネットポートからルーティングしてイーサネットLANに接続し、当業者に公知
の方法でTCP/IPパケットをLAN上のアドレス指定された例えばPC14
、16に宛てられたTCP/IPパケットを送る。あるいは、上記に述べたよう
に、EDSカード34は受信したパケットを、例えば図1のフラッシュメモリ格
納部114に保存することもできる。
【0073】 その結果、高帯域幅データが、一方向サテライト接続20を介してコンテンツ
サーバ18から好適なサテライトシステム10を移動し、例えば受信PC14に
送られる。例えばインターネットユーザのウェブページ、オーディオ、ビデオ要
求などの低帯域幅データは、本質的に不確かであるが確立されたインターネット
インフラストラクチャ38を介して、例えばリモート受信PC14から、コンテ
ンツサーバ18に送信してもよい。そのため、例えばクライアントPC14、1
6がデータを要求すると、好適なシステム10は、更に信頼性が高く、高帯域幅
で、(所望であれば)より確実なサテライト20の送信システムを介して、(コ
ンテンツサーバ12より提供された)要求データを、スターガイド原(登録商標
)II受信機およびその対応するEDSカード34に自動的にルーティングし、
インターネット38のバックボーンや他のインフラストラクチャを介すことなく
PC14、16に分散させる。
【0074】 次に図9を参照すると、出願人の好適なイントラネットシステム42を好適に
使用して、TCP/IPフォーマットコンテンツを、リモートLAN12上でP
C14、16を相互接続するリモートLAN12上に分散させている。イントラ
ネットシステム42を介して、コンテンツサーバ18に存在するコンテンツは、
イントラネット42により私用通信ネットワーク39を介してクライアントPC
14、16に分散される。
【0075】 図9のイントラネットシステム42は、イントラネットシステム42がインタ
ーネット40を介してバックチャンネルを提供せず、代わりに従来のモデム44
、46を介して従来の通信接続を私用してバックチャンネルを提供してること以
外は、図1のインターネットシステム10と同様に動作する。出願人の好適な実
施例において、リモートLANモデム44は、EDSカード34が搭載されるス
ターガイド(登録商標)II受信機32の裏面にあるEDSカード34の外側を
向いている面上で、RS−11ポートに直接接続されている。イーサネット/ル
ータカード34は、電波中継局やコンテンツサーバ18(あるいは、ローカルL
AN19上の他の装置)にアドレス指定されたTCP/IPパケットを、RS2
32シリアル出力(図8の113)からリモートLANモデム44にルーティン
グし、コンテンツサーバまたは電波中継局18に同パケットを送出する。あるい
は、当業者に公知の方法で、リモートLAN12上のルータ(図示せず)を介し
て、TCP/IPデータおよび例えばクライアントPC14からの要求を送受信
するようリモートモデム44を接続してもよい。
【0076】 ローカルモデム46は、コンテンツサーバ18またはサーバ18が存在する電
波中継局LANに接続される。そのため、2つのモデム44、46は、TCP/
IPデータおよびリモートLAN(WANであってもよい)12上のPC14、
16からの要求をコンテンツサーバ18に転送するために、TCP/IPバック
チャンネルを提供する。
【0077】 次に図4を参照すると、出願人の好適な「ミュークス」アップリンクシステム
48、一般に48は、冗長的に構成されている。ミュークスシステム48は、当
業者に公知の方法でインターネットウェブサーバ50およびインターネットマル
チキャスティングサーバ52が接続されているローカルまたは電波中継局イーサ
ネットLAN19に接続されている。2つの10ベース―T−イーサネットブリ
ッジ53、55は、8mbps(メガバイト/秒)以下のイーサネットTCP/
IPデータを、2つのスターガイド(登録商標)II MX3マルチプレクサ2
4a、24bのそれぞれに備えられたRS422サービスポート(図示せず)に
送る。メインスターガイド(登録商標)マルチプレクサ24aは、その監視およ
び制御(M&C)ポート(図示せず)を介して、予備のマルチプレクサ24bか
ら9600bpsのRS−232リンク56を通って、スターガイド仮想帯域幅
ネットワーク管理システム(VBNMS)を動作させるネットワーク管理PC5
4に接続されている。
【0078】 各マルチプレクサ、例えば24aは、RS422ポートを介して最高8mbp
sを出力し、またMPEG−DVB変調器に互換性をもって接続する。例えば変
調器58は、その変調出力を1:1変調器冗長スイッチ60に送り、またサテラ
イト(図8の20)を介して送信するために70〜140MHzで変調RF信号
を送出する。これに関して、ネットワーク管理PC54で動作するVBNMSも
、冗長スイッチ60のM&C RS−232ポート(図示せず)を介して冗長ス
イッチ60に接続されている。
【0079】 次に図5を参照すると、出願人の好適なミュークスダウンリンク、一般的には
62において、スターガイド(登録商標)IIサテライト受信機32とリモート
LAN12との間にルータは不要である。受信機32は、受信機32のイーサネ
ット出力ポート(図示せず)から、イーサネットカプセル保護TCP/IPパケ
ットを、廉価なケーブル配線ハードウェアにおいて標準以外の中間ハードウェア
を使用しないLANケーブル配線12に直接出力する。
【0080】 LAN12は、LANベースの例えばPC14、16の他に、ローカルコンテ
ンツサーバ64、66、例えばルータ36、例えばリモートアクセスサーバ68
などの従来のLANおよびWAN構成要素に接続してもよい。このWAN構成に
おいて、更に他のリモート接続したPC70、72は、公衆交換通信ネットワー
ク(PTSN)71を介してPOTS回線などの従来の通信回線上でダイヤルイ
ンまたはアクセスされ、TCP/IPまたはリモートアクセスサーバ68で得た
他のコンテンツを獲得するようにしてもよい。これには、イーサネット/ルータ
カード(図8の34)のイーサネットデータストリーム出力の、例えば遠隔接続
PC70へのアドレス指定に応じてアクセスサーバ68へ送出されるTCP/I
Pコンテンツが含まれる。
【0081】 次に図6を参照すると、出願人の好適なクリアチャンネルシステム、一般に7
4により、高価な両マルチプレクサ(例えば図4の24)およびVBNMSとそ
の対応PC(図4の54)を使用する必要がなくなる。クリアチャンネルシステ
ム74は、システム74を介しての複数のサービスの送出を必要としない用途に
適している。図6のクリアチャンネル74は、イーサネットTCP/IPデータ
を10mbpsで、例えばMPEG−DVB変調器58の入力に直接送り、放送
用の周波数変調データをサテライト(図8の20)を介してアップリンクする。
(ちなみに、これらのシステムはMPEG−DVB変調器を使用しているが、D
VBマルチプレクサやDVB暗号化スキームは使用しない。) また図7を参照すると、ブリッジ53、55は、100ベース―T−イーサネ
ットルータ53、55でそれぞれ構成してもよい。そうすることにより、これら
のルータ53、55は、最高50mbpsでHSSI出力をそのそれぞれの変調
器例えば58に直接送信することができる。本出願の出願人の好適な変調器はR
adyne Corporationより入手可能なRadyneDM−45で
ある。
【0082】 好適な受信機/ルータにより、特殊または特別注文ソフトウェアを使用する必
要がなくなり、また帯域幅集中オーディオ、ビデオまたはマルチメディアコンテ
ンツを含むインターネットまたはTCP/IP互換性コンテンツの高速非同期分
散を行う高性能で信頼性が高く、フレキシブルなシステムがイーサネットコンピ
ュータネットワークに提供される。これは特に、ディジタル地上インフラストラ
クチャが無い場合や、その負担が過度であったり、不適切、あるいはコストがか
かるような場合に有用である。
【0083】 上記の詳細な説明において、出願人の好適な実施例はインターネットまたは通
信バックチャンネルを含んでいるが、上記システムを利用して(UDPパケット
を介し、バックチャンネルを使用せず)高速オーディオまたはビデオマルチキャ
スティングを行うことができる。受信機/ルータへのアップリンクから一方向シ
ステムにおいて出願人の受信機/ルータをこのように使用する場合、全てのリモ
ートLANまたはほかの接続されたコンピュータは、インターネットバックボー
ンを介して送信する場合に見られるような放送への干渉を生じることなく、同一
のデータ放送を受信する。
【0084】 また、EDSカードを、ネバダ州レノのStarGuide Digital
Networks, Inc.より販売されているトランスポータル2000
格納および転送システムまたはスターガイドIII受信機と共に好適に使用する
ことができる。 更に、図11のフローチャート1100に示すように、本発明を使用して、中
央作成場所から多数の地理的分散している受信機に、例えば音声広告などのデー
タまたはコンテンツを分散させてもよい。このようなデータ分散システムの特定
の例は、音声広告、特に全国広告キャンペーンを含むローカライズされたオーデ
ィオスポットの分散である。まず、ステップ1110において、コンテンツデー
タが作成される。オーディオスポットの場合、オーディオスポットはレコーディ
ングスタジオや広告代理店などの中央作成場所で記録することができる。次に、
ステップ1120において、コンテンツデータがローカライズされる。オーディ
オスポットの場合、オーディオスポットは、例えばローカル受信機の呼出符号を
含めるか、あるいは地域の指示を含めることによりローカライズされる。次に、
ステップ1130において、コンテンツデータは、リモート受信機によって送信
および受信される。オーディオスポットの場合、オーディオスポットはサテライ
ト送信システムを介して、地理的に様々な放送受信機に送信することができる。
コンテンツデータがリモート受信機によって受信されると、コンテンツデータは
ステップ1140において受信機でローカルに保存され、またステップ1150
においてコンテンツデータは受信機で修正され、ステップ1160においてはコ
ンテンツデータは即座に放送され、あるいはステップ1170では例えばLAN
を介して更に送信することができる。オーディオスポットの場合、オーディオス
ポットを受信機で保存し、またオーディオスポットを例えばローカルオーディオ
信号と混合またはクロスフェードすることにより修正し、またオーディオスポッ
トを即座に放送し、またはオーディオスポットをLANなどのネットワークを介
して更に送信、または受信機からダウンロードすることができる。最後に、ステ
ップ1180において、例えばコンテンツデータがステップ1160で放送され
たとき、またはステップ1170で更に送信されたときに、データ作成場所に他
の確認を送信してもよい。オーディオスポットの場合、スポットが受信され、ま
たスポットが例えば放送または更に送信されたときに、確認を送信することがで
きる。そのため、本発明は、コンテンツを確実かつ高速、また効率良く送信する
分散システムを提供し、システム全体の自動化能力を向上させる。オーディオス
ポットの場合、多数のローカル放送局への全国広告キャンペーンの強化された自
動化、その使用の簡易さ、またその分散速度により、放送広告を促進し、また主
な広告出費を全国放送広告キャンペーンに誘引することが可能になる。
【0085】 本発明の特定の要素、実施例、用途を図示し説明したが、特に上記の教示を考
慮して当業者による変形例が可能であるため、本発明がこれらに限定されるもの
でないことが理解される。そのため、特許請求の範囲における請求項により、こ
のような変形例を網羅し、また本発明の精神および範囲に含まれるこれらの特徴
を取り入れることが考慮される。
【0086】 付録A [EDSコマンド] 本書では、StarGuide Digital EDSプラグイン・モジュ
ールのインターフェース・モニタ・コマンドおよびインターフェース制御コマン
ドについて説明する。コマンド・リストが拡張または変更されたときには本書も
更新される。いくつかのコマンドは「デバッグ」コマンドとみなされ、このよう
なデバッグ・コマンドは、正しいパスワードを用いて発行されないかぎりアクセ
ス不能である。 以下のリストは、EDSカード・ボード上の現行のコマンド・セットを示して
いる。これは、HELPコマンドの出力でもある。 ADDR −アドレス付け設定値 HELP −使用情報 EO −EOポート設定値 MC −M&C構成 REBOOT −ソフトウェア・リブート STATS −ボード統計 TIME[,値] −カレンダ時間 TIME ZONE[,値,名前] −現地時間帯 DIR[パス] −ディレクトリ表示 SCHED −現在のスケジュール VER −ソフトウェア・バージョン ユニットがデバッグ・モードである場合は、以下のコマンドにもアクセスする
ことができる。 デバッグ・コマンド: COMMUNITY −SNMPコミュニティ設定値 FTP −FTPダウンロードの設定値 HDLC −HDLC設定値 HOST −受信機ホストとの通信 IGMP −IGMP設定 MR[アドレス][,長さ] −メモリ読取り MW<アドレス>,<値>[,値,...] −メモリ書込み NV −不揮発性メモリ・コマンド RCV −受信機設定 SYSTEM −SNMPシステム可変設定 ADDR ADDRコマンドは、帯域内制御ストリームで使用されるアドレス指定モード
を設定するか、あるいは問い合わせるために使用される。アドレス指定の種類は
、StarGuide II受信機で使用される種類と同じである。これらのコ
マンドは主としてネットワーク制御のために使用されるので、ユーザには(AD
DR SHOWを使用して)限られたコマンド・サブセットのみが示される。ユ
ーザに示されるオプションのリストは以下のとおりである。 ADDR SERIAL_NUMBER この形式のコマンドは、イーサネット
・カードの通し番号を問い合わせる。 ADDR SHOW この形式のコマンドは現在のアドレス設定値を示す。 ADDRコマンドは、ネットワーク制御に使用できる以下の形式をとる。 ADDR NID[,値] この形式のコマンドはイーサネット・カードのネッ
トワークIDを問い合わせるか、あるいは設定する。 ADDR LID,<インデックス>[,値](インデックス範囲0..15) この形式のコマンドはイーサネット・カードの論理ID設定値を設定するか、
あるいは問い合わせる。 ADDR SID,<インデックス>[,値](インデックス範囲0..15) この形式のコマンドはイーサネット・カードのスロットID設定値を設定する
か、あるいは問い合わせる。 COMMUNITY コミュニティ・コマンドは、SNMPによって使用されるコミュニティ・スト
リングを設定するか、あるいは問い合わせるために使用される。 COMMUNITY PUBLIC[,“ストリング”,インデックス] SN
MP GETコマンドに使用されるパブリック・ストリングを設定する場合、ス
トリングは、256文字未満でなければならず、インデックスは、MIB II
データ全体にアクセスできるストリングの場合は0であり、このデータベースの
ICMP部分にのみアクセスできるストリングの場合は1である必要がある。ス
トリングは、左記のように二重引用符で囲む必要がある。 COMMUNITY PRIVATE[,“ストリング”] SNMP SET
コマンドに使用されるプライベート・コミュニティ・コマンドを設定する場合、
ストリングは256文字未満でなければならない。ストリングは、左記のように
二重引用符で囲む必要がある。 COMMUNITY SHOW 現在のコミュニティ・ストリングを示す。たと
えば、以下のディスプレイは問合せ時のデフォルト値を示す。 >COMMUNITY SHOW PUBLIC: [0]public [1]iemp PRIVATE: private DEBUG DEBUGコマンドは、イーサネット・カード上で様々なデバッグ・モードを
有効化するために使用される。デバッグ・モードがオンにされていない場合、す
べての以下のコマンドはERROR応答を返す(デバッグ・モードをオンにする
DEBUG SDNを除く)。以下の形式のコマンドが使用される。 DEBUG SDN デバッグ・モードをオンにする。 DEBUG OFF デバッグ・モードをオフにする。 DEBUG SHOW デバッグ・モードの現在の設定値を示す。 DIR DIRコマンドは、EDSカードのフラッシュ・メモリ格納部の内容を表示す
るために使用される。このコマンドは、内容をリストすべきドライブ上のパス名
である、オプションのパラメータをとる。パスが与えられない場合、ルート・デ
ィレクトリガ想定される。DIRコマンドの形式を以下に示す。 DIRコマンドの表示例を以下に示す。 >dir MON DEC31 98220 TestAudioSpot 17:00:00 1979 TEXT.MP2 MON DEC31 486912 MyAudio 17:00:00 1979 SPOT.MP2 MON DEC31 969 17:00:00 1979 DEFAULT.H TM MON DEC31 135 17:00:00 1979 TEST.HTM MON DEC31 112640 17:00:00 1979 TEST,TXT MON DEC31 DIR TEMP 17:00:00 1979 TUE OCT19 5120 14:21:12 1999 NVRAM.BA K TUE SEP07 997 09:27:50 1999 TITLES.OLD MON DEC31 719 17:00:00 1979 PACKAGE.H TM WED OCT20 874 18:19:10 TITLES.BAK THU AUG26 599729 19:22:32 1999 TEST.JPG MON DEC31 32646 17:00:00 1979 LOGO.GIF MON DEC31 349 17:00:00 1979 AUDIO.GIF MON DEC31 324 17:00:00 1979 DATA.GIF MON DEC31 417 17:00:00 1979 IMAGE.GIF MON DEC31 398 17:00:00 1979 PACKAGE.G IF MON DEC31 324 17:00:00 1979 PROG.FIG MON DEC31 336TXT.GIF 17:00:00 1979 MON DEC31 323 17:00:00 1979 VIDEO.GIF MON DEC31 1909 17:00:00 1979 SEARCH.HT M TUE OCT19 5120 14:21:14 1999 NVRAM.CF G WED OCT20 874 18:19:26 1999 TITLES.CFG TUE OCT19 2748 MXPRESS.COM 14:37:52 1999 003ED757._ Notes1999
/10/18 TUE OCT19 1673 T2000SILENCE 14:37:56 1999 003ED758._ IS GOLDEN TUE OCT19 5955 MXPRESS 14:38:02 1999 003ED759._ LOGO NAVYBLUE TUE OCT19 717 ABC Predemo 14:40:44 1999 003ED766._ test TUE OCT19 290592 ANTONIO 14:41:12 1999 003ED767._ BANDERAS TUE OCT19 29881 MAGAZINES 14:41:44 1999 003ED768._ TUE OCT19 189 TEST 14:41:52 1999 003ED769._ TUE OCT19 17726 LOGO 14:41:58 1999 003ED76A WED OCT20 2734 94470 16:09:36 1999 003ED76D WED OCT20 691 MORE FROM 16:09:42 1999 003ED76E._ THE FAQ WED OCT20 849 8582 16:10:36 1999 003ED76B._ WED OCT20 188352 JEWEL ON 16:10:54 1999 003ED76C._ WHY MON DEC31 1430 17:00:00 1979 SCHED.HTM MON DEC31 919 17:00:00 1979 CONFIG.HT M MON DEC31 911 17:00:00 1979 HELP.HTM WED OCT20 2749 94471 18:19:09 1999 003ED77D._ WED OCT20 1312 HOW DO I 18:19:12 1999 003ED773._ TRACK A PACKAGE MON DEC31 1263 17:00:00 1979 NEW.GIF 39個のファイル、2169026バイト使用、145313792バイト空き
E0 E0コマンド(正式にはIPコマンド)は、カードのイーサネット・ポート(
E0)を構成またはモニタするために使用される。このコマンドは、HDLCポ
ートからイーサネット・ポートへ転送されるパケットに対するカードの動作を構
成するために使用できるいくつかのサブコマンドを有する。このパラメータの構
成を行うことができるのは、ユニットがデバッグ・モードである場合だけである
。 E0 IP_ALLOW[,アドレス,マスク] イーサネット・ポートに渡す
ことが可能なアドレスを問い合わせるか、あるいは設定する。最高で8つのアド
レス・マスク対を入力することができる。ユニットがデバッグ・モードではない
場合、このサブコマンドに対してできるのは問合せだけである。 E0 IP_ALLOW,<ANY,NONE> ANYオプションは、すべて
の宛先アドレスをHDLCポートからイーサネット・ポートに渡すことを可能に
する。NONEオプションは、すべてのパケットについてHDLCポートからイ
ーサネット・ポートに渡されるのを妨げる。 E0 IP_ADDR[,addr] このコマンドはイーサネット・インター
フェースのIPアドレスを設定するか、あるいは問い合わせる。変更がなされた
後、この新しい変更を有効にするにはREBOOTコマンドを発行しなければな
らない。 E0 IP_SUBNETMASE[,asddr] このコマンドは、イーサ
ネット・インターフェースのIPアドレス・サブネット・マスクを設定するか、
あるいは問い合わせる。変更がなされた後、この新しい変更を有効にするにはR
EBOOTコマンドを発行しなければならない。 E0 IP_GATEWAY[,addr] このコマンドは、イーサネット・
インターフェースのデフォルト・ゲートウェイのIPアドレスを設定するか、あ
るいは問い合わせる。ローカルには対処できないアドレスにHDLCポートを通
して入力されたあらゆるコマンドは、デフォルト・ゲートウェイに転送される。
変更がなされた後、この新しい変更を有効にするにはREBOOTコマンドを発
行しなければならない。 E0 IP_ALIAS_ADDR[,addr] このコマンドは、イーサネ
ット・インターフェースのIPエイリアス・アドレスを設定するか、あるいは問
い合わせる。 E0 IP_ALIAS_ADDR,DELETE このコマンドは、イーサネ
ット・インターフェースのIPエイリアス・アドレスを削除する。エイリアスは
イーサネット・インターフェースの二次IPアドレスである。 E0 IP_ALIAS_NETMASK[,mask] このコマンドは、イ
ーサネット・インターフェースのIPエイリアス・ネットマスクを設定するか、
あるいは問い合わせる。 E0 SHOW イーサネット・インターフェースの現在の設定値を表示する。 FTP FTPコマンドはデバッグ・パスワードによって保護される。FTPコマンド
は、フラッシュ・メモリへのFTPソフトウェア・ダウンロードをセットアップ
し開始するために使用される。FTPダウンロードを開始する前に設定する必要
のある項目は、FTPサーバにアクセスするための、FTPサーバIPアドレス
、ユーザ名、およびユーザ・パスワードである。これらの設定値は不揮発性メモ
リに記憶される。 FIP IP_ADDR[,アドレス] FTPサーバのIPアドレスを設定す
る。 FIP USER[,ストリング] これはFTPサーバにログインするために
使用されるユーザ・ストリングである。 FTP PASSWORD[,ストリング] これは、FTPサーバにログオン
するために使用されるパスワードである。 FTP GET,ファイル名 このコマンドは、指定されたファイルのダウンロ
ードを開始する。ファイル名が、ファイルへのパス全体を含むことに留意された
い。たとえば、“/incoming/vv0013.ftp”である。FTP
プロセスでは、ダウンロードの進行状況を示すステータス・インジケータを報告
する。 FTP GET_RCV,ファイル名 このコマンドは、StarGuide
受信機に指定されたファイルのダウンロードを開始する。ダウンロードされたフ
ァイルはAUXIポートを通して受信機に送信される。ファイル名が、ファイル
へのパス全体を含むことに留意されたい。たとえば、“/incoming/v
0013.ftp”である。FTPプロセスでは、ダウンロードの進行状況を示
すステータス・インジケータを報告する。ダウンロードが進行中であることを示
すためにあらゆるダウンロード・ブロック上に“.”がプリントされる。 FTP GET RCV.ファイル名.HIF このコマンドは、StarGu
ide受信機に指定されたファイルのダウンロードを開始する。ダウンロードさ
れたファイルは、AUXIポートではなくホスト・インターフェース・ポートを
通して受信機に送信される。この種のダウンロードを実行する場合、受信機は正
しいホスト・インターフェース・コードを有さなければならない(クリア・チャ
ネル・コードV1.16以降またはCPコードV3.72以降)。ファイル名が
、ファイルへのパス全体を含むことに留意されたい。たとえば、“/incom
ing/v0013.ftp”である。FTPプロセスでは、ダウンロードの進
行状況を示すステータス・インジケータを報告する。ダウンロードが進行中であ
ることを示すためにあらゆるダウンロード・ブロック上に“.”がプリントされ
る。 FTP SHOW FTPパラメータを表示する。出力を以下に示す。 FTP SHOW IP_ADDR: 192.168.3.168 USER: grache PASSWORD:newguy HOST HOSTコマンドはデバッグ・パスワードによって保護される。HOSTコマ
ンドは、ユーザがホスト受信機と通信するのを可能にする。受信機との通信に利
用できる通信パスは2つあり、すなわち、内部のホスト・インターフェースを通
すか、あるいは外部のケーブルを通して、イーサネット・カードのAUXIポー
トから受信機のM&Cポートへ通信することができる。第1のオプションの内部
通信では、クリア・チャネル受信機コードV1.16以降が必要である。第2の
オプションは、あらゆるバージョンの受信機コードで機能するが、外部ケーブル
を必要とする。この2つの形式のHOSTコマンドを以下に示す。 HOSTストリング このコマンドは、指定されたストリングを内部ホスト・イ
ンターフェースを通して受信機に送信する。ストリングが受信機に対するコマン
ドを表わし、したがって、大文字でなければならないことに留意されたい。スト
リングにコンマが含まれる場合、このストリングは二重引用符(“)文字で囲ま
なければならない。 HOST AUXI.ストリング このコマンドは、指定されたストリングを外
部AUXIコネクタを通して受信機に送信する。ストリングが受信機に対するコ
マンドを表わし、したがって、大文字でなければならないことに留意されたい。
ストリングにコンマが含まれる場合、このストリングは二重引用符(“)文字で
囲まなければならない。 HDLC HDLCコマンドはデバッグ・パスワードによって保護される。HDLCコマ
ンドはStarGuide II受信機からの着信データを制御する。データは
受信機バックプレーンを介して受信される。データは、HDLCストリームにお
いてカプセルに入れられたイーサネット・データ・パケットである。HDLCコ
マンドの他のパラメータの1つにIBSチャネルIPアドレスおよびポート番号
がある。このアドレスは、(関連するポートと共に)パケットを「帯域内信号」
として指定するかどうかを決定する。 HDLC DEBUG_LEVEL[,0|1|2] HDLC処理ブロックの
デバッグ・レベルを設定する。 HDLC DRV_DEBUG[,TRUE|FALSE] HDLCソフトウ
ェア・ドライバ・デバッグ・レベルを設定する。 HDLC ENABLE[,TRUE|FALSE] 受信機からデータを受信
することを可能にする。 HDLC IBS_IP_ADDR[,値] 帯域内制御チャネルIPアドレス
を設定する。 HDLC IBS_UDP_PORT[,値](1..8000) IBSスト
リームに使用されるポートを設定する。 HDLC STATISTICS_CLEAR すべてのHDLC統計をクリア
する。 HDLC SHOW HDLCパラメータおよびカウンタを表示する。 >HDLC SHOW debugLevel 0 drvDebug FALSE enable TRUE config.ibsIpAddr 239.255.0.1(0Xefff
0001) config.ibsUdpPort 2002 isrCount 0 Glitch on RX 0 Flag Status 0 Rx Frame 0 Busy Condition 0 Rx Buffer 0 Rx DPLL Error 0 Rx Length Error 0 Rx Nonalign Frame 0 Rx Abort 0 Rx CRC Error 0 Rx Overrun 0 discardFrameCnt 0 crcErrprCnt 0 abortErrorCnt 0 ifaceErrorCnt 0 カウンタの値は、SGII受信機からIPトラフィックが受信されるにつれて
大きくなる。 IGMP IGMPコマンドもデバッグ・パスワードによって隠される。IGMPコマン
ドは、IGMPネットワークが存在する場合にイーサネット・カードの動作を構
成するために使用される。このコマンド・オプションを以下に示す。 IGMP DEBUG[,TRUE|FALSE] IGMPプロセスのデバッ
グ・モードを有効化する。 IGMP ENABLE[,TRUE|FALSE] カードのIGMPハンド
リングを有効化する。 IGMP QRIER_ENABLE[,TRUE|FALSE] IGMPモ
ードにおいて、このコマンドはカードの問合せモードを有効化する。 IGMP −(100..2500) QUERY_INTERVAL[,値]
問合せモードにおける問合せ間隔を設定する(10分の1秒)。 IGMP QUERY RESPONSE −(10..255) INTER
VAL[,値] 応答タイムアウト値を設定する(10分の1秒)。 IGMP IP_ADDR_BASE[,値] (0xE0000000..0
XeFFFFFFF) IGMPアドレス・ブロックの基底アドレス。 IGMP IP_ADDR_MASK[,値] (0xFFFF0000..0
xFFFFFFFF) アドレス・ブロックのサイズを決定するブロックのマス
クを設定する。 IGMP GROUP_MEMBER,<ip_addr> 特定のIPアドレ
スが結合されているかどうかを問い合わせる。 IGMP SHOW IGMP設定値を表示する。 応答を以下に示す。 IGMP SHOW debug TRUE querier TRUE enable TRUE querierEnable TRUE queryInterval 600(10分の1秒単位) queryResponseInterval 100(10分の1秒単位) ipAddrBase 239.255.0.0 (0xEFFF0000) ipAddrMask 0xFFFF0000 MC MCコマンドは、モニタ制御RS−232インターフェースのパラメータを設
定するために使用される。現在はボー・レートしか設定できないが、将来は、こ
のコマンドにパリティ、データ・ビット、およびストップ・ビットが追加される
。 MC LOGMSG,<TRUE|FALSE> MC TTY_BAUD_RATE,<値> (範囲9600..38400) ボー・レートを、指定された設定値に設定する。 MC SHOW M&Cポートの現在の設定値を表示する。 PING PINGコマンドは、EDSカードから別のIPベース装置へのイーサネット
連続性を検査するために使用される。PINGコマンドは、ICMPエコーリク
エスト・メッセージを、指定されたIPアドレスに送信する。このコマンドは、
ピング・メッセージの結果を表示する(成功または失敗)。ピングが成功した場
合、時間結果が表示される。PINGコマンドの形式を以下に示す。 PING ipAddress<,numPings> ipAddressは
ドット表記アドレスでも16進数でもよく、numPingsは送信すべきピン
グの数を表わす。numPingsは0より大きくなければならない。以下の結
果は、成功したピングと、その後に続く失敗したピングを示す。 >ping 192.168.3.1 taskSpawn ok >PING 192.168.3.1: 56データ・バイト sd−firewall.starguidedigital.com(192
.168.3.1)から64バイト:icmp_seq=0 時間=4.ms sd−firewall.starguidedigital.com(192
.168.3.1)から64バイト:icmp_seq=1 時間=2.ms sd−firewall.starguidedigital.com(192
.168.3.1)から64バイト:icmp_seq=2 時間=2.ms 192.168.3.1 PING統計 3つのパケットを送信、3つのパケットを受信、パケット損失0% ラウンドトリップ(ms)min/avg/max=2/2/4 >ping 100.1.1.1 taskSpawn ok >PING 100.1.1.1: 56データ・バイト 100.1.1.1から応答なし NV NVコマンドはデバッグ・コマンドである。NVコマンドは、様々な不揮発性
メモリ位置または構造にアクセスするか、あるいはそれらを表示するために使用
される。現在、NVコマンドは、このコマンドのすべてのオプションがイベント
・ログに基づくものになるようにイベント・ログを記憶するために使用されてい
る。将来、このコマンドは、様々なオプションを持つLOGコマンドに変換する
ことができる。 NV DB_CLEAR 不揮発性メモリ・データベース全体をクリアする。 NV LOG_CLEAR イベント・ログをクリアする。 NVLOG_SHOW「,インデックス」 イベント・ログの内容を表示する
。 RCV RCVコマンドは、受信機の重要なパラメータを構成するか、あるいは問い合
わせるために使用される。このコマンドは、インタネット・ホスト・インターフ
ェースを介して受信機と通信する。したがって、受信機はクリア・チャネル・コ
ード・バージョン1.16コード以降を実行しなければならない。以下のリスト
はRCVコマンドと共に利用できるオプションを示す。各コマンド・オプション
は、受信機に送信されるコマンドを示す。受信機コマンドの詳細については、S
tarGuide11ユーザ・マニュアルを参照されたい。 RCV RF[,周波数] −(920000..2050000) RFは、
kHz単位の、受信機のL帯域周波数を問い合わせるか、あるいは設定する。有
効な値が括弧内に示される。 RCV DR[,データ_レート] −(512000...8192000) DRは、毎秒ビット数単位の、受信機のデータ・レートを問い合わせるか、あ
るいは設定する。 RCV VR[,ビタビ_レート]−(3..4) VRコマンドは、受信機の
ビタビ・デコーダ・レートを設定するか、あるいは問い合わせる。有効な値が括
弧内に示される。 RCV CLR[,elr_mode] CLRコマンドは、受信機のクリア・
チャネル・モードを設定するか、あるいは問い合わせる。有効な値が括弧内に示
される。 RCV EB EBコマンドは、10分の1dB単位の、受信機の現在のEb/
No読取り値を問い合わせる。この数が大きければ大きいほど、信号強度が高く
なる。 RCV AG AGコマンドは、受信機上の現在のAGC読取り値を問い合わせ
る。この値が大きくなればなるほど、受信機の入力での入力信号レベルが低くな
る。この値は、0から255の範囲であり、受信機を構成する際にできるだけ1
28に近くする必要がある。 RCV SS SSは受信機の現在の状態を問い合わせる。この値は、現在アク
ティブな個々のステータス・ビットの和を表す。値0は、現在アクティブなエラ
ーがないことを表わす。ビット・マップ値についてはStarGuide II
ユーザ・マニュアルを参照されたい。 RCV SF SFは受信機の障害履歴を問い合わせる。この値は、(HOST
コマンドまたはHOST AUX1コマンドを介してSFOコマンドを使用して
)最後にクリアされた後に活性化された個々のステータス・ビットの和を表わす
。値0は障害が起こらなかったことを表す。ビット・マップ値についてはSta
rGuide IIユーザ・マニュアルを参照されたい。 RCV REV REVコマンドは、受信機で実行されている現在のソフトウェ
ア・バージョンを問い合わせる。このコマンドは、マザーボード、復調器、およ
びDSPコードのコード・バージョンを示す。 RCV SHOW RCV SHOWコマンドは、問い合わされる受信機パラメ
ータの現在の値を表示する。各パラメータは、2秒おきに問い合わされ、順次問
い合わされる。このコマンドの出力は以下のように表示される。 >rev show RF: 985000 DR: 6144000 VR: 3 CLR: 1 EB: 7.0 AG: 127 SS: 0x00000000 SF: 0x00000000 REV: 1.16,8,160 REBOOT REBOOTは、ソフト・ブートを実行するために使用される。このコマンド
は以下の形式を有する。 REBOOT<arg> argは以下のいずれかでよい。 0: この種のブートは、システムに通常のブートアップ・シーケンスを実行さ
せるが、メモリはクリアされない。 1: この種のブートは、ユーザがあらゆるブート・パラメータを変更できるよ
うにブート・プロンプト時にリブートを休止させる。この種のブートではメモリ
はクリアされない。 2: これは通常のブートを実行するが、メモリはクリアされる。これは、ar
gが指定されない場合にはデフォルトである。 SCHED SCHEDコマンドは、スケジューラの、現在スケジューリングされているイ
ベントを表示するために使用される。このコマンドは以下の形式を有する。 SCHED SHOW 現在アクティブなスケジューラがあれば、それを表示す
る。 SCHED PURGE あらゆる既存のスケジュールを削除する。 SCHED ADD,dF,rly,fid0[,find] スケジュールに
イベントを追加する。dTパラメータは、rlyによって指定されたリレーが行
われるイベントウィンドウ時間を示す。アクティブウィンドウ時間中にリレーが
活性化された場合、find0パラメータないしfindNパラメータによって
指定されたファイルがフラッシュ・メモリ・ディスクから再生される。複数のフ
ァイルが指定された場合、それらのファイルは、最初のファイルから最後のファ
イルへと順次再生される。 STATS STATSコマンドは、ボード上に維持されている様々な帯域幅統計を表示す
るために使用される。これらの統計にはイーサネット・ポートとhdlcポート
の両方が含まれる。 STATS_CLEAR 統計をクリアする。 STATS SHOW 現在の統計を示す。表示されるパラメータの例を以下に
示す。統計は、最後にクリアされた後に維持される。帯域幅統計は最後の5秒間
の平均帯域幅を示す。 >STATS SHOW SATELLITE INTERFACE(s0) 10個のパケットを受信。0個のパケットを送信。 0個の入力エラー。0個の出力エラー。 1065バイト受信。 604bps(平均帯域幅)受信。 平均サテライト・パケット・サイズは106である。 ETHERNET(登録商標) INTERFACE(e0) 625個のパケットを受信。439個のパケットを送信。 0個の入力エラー。0個の出力エラー。 600回の衝突。 s0から3個のパケットがルーティングされた。 s0から649バイト・ルーティングされた。 s0から462bps(平均帯域幅)でルーティングされた。 s0からルーティングされた平均パケット・サイズは283。 統計がクリアされてから236秒経過。 SYSTEM システム・コマンドはSNMPシステム・テーブル・ストリングを設定するか
、あるいは問い合わせるために使用される。このコマンドはデバッグ・コマンド
であり、以下の形式を有する。 SYSTEM CONTACT[,ストリング] コンタクト・ストリングを設
定する場合、ストリングは256文字未満でなければならない。ストリングは左
記のように二重引用符によって囲む必要がある。 SYSTEM LOCATION[,ストリング] ロケーション・ストリング
を設定する場合、ストリングは256文字未満でなければならない。ストリング
は左記のように二重引用符によって囲む必要がある。 SYSTEM DESC[,INT] このコマンドは、現在のSNMP記述ス
トリングを問い合わせるか、あるいは再初期設定することができる。再初期設定
が必要になるのは、コードをバージョン5ないし7からバージョン8に更新した
後だけである。これは、フラッシュ・メモリに保存されたストリングのフォーマ
ットが変更されているからである。この更新が行われない場合、SNMPの記述
は、古いソフトウェア・バージョンと新しいソフトウェア・バージョンの両方を
示す。 SYSTEM SHOW SNMPシステム・テーブルの現在の設定値を表示す
る。このコマンドの出力を、カードのデフォルト・ストリングと共に以下に示す
。 >SYSTEM SHOW LOCATION: San Diego,CA92121(619)452−4920 CONTACT: Starguide Digital Networks TIME 時間コマンドは、システム時間を設定するか、あるいは問い合わせるために使
用される。StarGuide受信機は、ネットワーク・タイムスタンプに基づ
いて時間を設定する。問合せ応答の一例を以下に示す。 940542936.THU OCT21 14:55:36 1999PDT
(GMT−7) 時間コマンドは、時間がGMTで送信された後にEDSカードの現在の時間帯
を設定するために使用することができる。 VER VERコマンドは、現在のソフトウェア・バージョンを問い合わせるために使
用される。問合せ応答にはソフトウェア・バージョン、コードが作成された日時
が含まれる。問合せの一例を以下に示す。 0.0.2.Jan 22 1997,16:35:50
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のEDSカードのブロックダイアグラムを描いた図である。
【図1A】 本発明のEDSカードのブロックダイアグラムを描いた図である。
【図1B】 本発明のEDSカードのブロックダイアグラムを描いた図である。
【図2】 本発明のEDSカードのハードウェアのブロックダイアグラムを描いた図であ
る。
【図3】 本発明のEDSカードのいくつかの機能を描いた図である。
【図4】 サテライト送信を多重化するマルチプレクサを使用した好ましいアップリンク
構成を示すブロック図である。
【図5】 接続されたLANに分散するために多重化サテライト送信信号を受けるための
好ましいダウンリンク構成のブロック図である。
【図6】 10mbpsまでの明瞭なチャンネル送信のための好ましい冗長アップリンク
のブロック図である。
【図7】 50mbpsまでの明瞭なチャンネル送信のための好ましい冗長アップリンク
のブロック図である。
【図8】 好ましいEDSカードが、このカードを経由してこのカードが接続されている
イーサネットLAN上にインターネットの内容を分散するためにサテライト受信
機のスロットに挿入された、インターネット・バックチャネルをもつ、好ましい
サテライト送信システムの1つの実施形態のブロック図である。
【図9】 イントラネット上に、電話通信モデムを供給されたバックチャネルで受信機か
らイントラネットのヘッドエンドへとTCP/IPの内容を分散するための好ま
しいサテライト送信システムの別の選択肢の実施形態を描いたブロック図である
【図10】 発明の背景のセクションで述べたような先行技術のサテライトデータ受信機、
独立インターネットルータ、およびLANのブロック図である。
【図11】 例えばオーディオ広告のようなデータまたは内容を中央の発信源位置からいく
つかの地理的に離れたいくつかの受信機に分散するために採用した本発明のフロ
ーチャートを描いた図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/287,200 (32)優先日 平成11年4月3日(1999.4.3) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),BR,CA,C N,IN,JP,MX (72)発明者 ラーナー,イアン アメリカ合衆国,カリフォルニア 92037, ラホーラ,ダナウェイ ドライブ 8676 (72)発明者 テシュメイシャー,ロウェル イー. アメリカ合衆国,カリフォルニア 92009, カールズバッド,クレッサ コート 1410 Fターム(参考) 5K030 GA11 HA01 HA08 HB01 HB02 HB19 HC01 HC02 HD03 HD05 JL01 JL07 JT01 JT03 KA02 LB05 LD02 5K033 AA09 CC01 DA01 DA06 DA18 DB18 【要約の続き】 オーディオスポットの組み込みログを保持し、コマンド が受信されたとき、コマンド原に応答する。ファイル は、EDSカード34からサテライトM&Cポート、イ ーサネットポートまたは補助RS232ポート経由で送 信できる。ファイルは、サテライト、M&Cポート、イ ーサネットポートまたは補助RS232ポートからのデ ータストリームからEDSカード34により受信でき る。EDSカード34はまた、時間シフトでき、格納部 付きHTTP制御ルータとしてサテライトに送ることな く使用できる。

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サテライトからの信号を受信する、統合サテライト受信機お
    よびルータを含むダウンリンクを備えたサテライト送受信システムにおいて、 前記信号が、後の送信のため前記統合サテライト受信機およびルータにおいて
    ファイルとして格納される、 ことを特徴とするサテライト送受信システム。
  2. 【請求項2】 前記統合サテライト受信機およびルータは、前記信号の少な
    くともいくつかを送信するイーサネットトランシーバを備えた、請求項1に記載
    のサテライト送受信システム。
  3. 【請求項3】 前記統合サテライト受信機およびルータは、前記信号の少な
    くともいくつかをマルチキャスティングするマルチキャスティングプロセサを備
    えた、請求項1に記載のサテライト送受信システム。
  4. 【請求項4】 前記統合サテライト受信機およびルータは、ウェブブラウザ
    を介して前記EDSカードと通信するHTTPサーバを備えた、請求項1に記載
    のサテライト送受信システム。
  5. 【請求項5】 前記統合サテライト受信機およびルータは、ニーモニックI
    Pアドレスを数字で表された前記IPアドレスに、またはその逆に変換するDN
    Sレゾルバを備えた、請求項1に記載のサテライト送受信システム。
  6. 【請求項6】 前記統合サテライト受信機およびルータは、該統合サテライ
    ト受信機およびルータのIPアドレスをダイナミックに構成するDHCPプロセ
    サを備えた、請求項1に記載のサテライト送受信システム。
  7. 【請求項7】 前記統合サテライト受信機およびルータは、予め決定された
    イベントが発生したとき、リモート位置に確認を送信する確認ウェブクライアン
    トを備えた、請求項1に記載のサテライト送受信システム。
  8. 【請求項8】 前記統合サテライト受信機およびルータは、受信オーディオ
    信号とローカルに挿入されたオーディオ信号とを組み合わせるオーディオサブシ
    ステムを備えた、請求項1に記載のサテライト送受信システム。
  9. 【請求項9】 前記統合サテライト受信機およびルータは、該統合サテライ
    ト受信機およびルータに格納された受信信号の前記少なくとも一部の表示の少な
    くとも一つを実行し、該受信信号を送信するため該統合サテライト受信機および
    ルータをプロンプトするコマンドプロセサを備えた、請求項1に記載のサテライ
    ト送受信システム。
  10. 【請求項10】 サテライト送信信号と、統合サテライト受信機およびルー
    タを有しサテライトからの信号を受信するダウンリンク受信機と、を備えたサテ
    ライトデータ配信システムにおいて、 前記信号は、TCP/IPパケットであり、該TCP/IPパケットは該統合
    サテライト受信機およびルータによりルーティングされ、 かつ前記信号は、後の送信のため前記統合サテライト受信機およびルータ内に
    ファイルとして格納できる、 ことを特徴とするサテライトデータ配信システム。
  11. 【請求項11】 前記統合サテライト受信機およびルータは、前記信号の少
    なくともいくつかを送信するイーサネットトランシーバを備えた、請求項10に
    記載のサテライトデータ送受信システム。
  12. 【請求項12】 前記統合サテライト受信機およびルータは、前記信号の少
    なくともいくつかをマルチキャスティングするマルチキャスティングプロセサを
    備えた、請求項10に記載のサテライトデータ送受信システム。
  13. 【請求項13】 前記統合サテライト受信機およびルータは、ウェブブラウ
    ザを介して前記EDSカードと通信するHTTPサーバを備えた、請求項10に
    記載のサテライトデータ送受信システム。
  14. 【請求項14】 前記統合サテライト受信機およびルータは、ニーモニック
    IPアドレスを数字で表されたIPアドレスに、またはその逆に変換するDNS
    レゾルバを備えた、請求項10に記載のサテライトデータ送受信システム。
  15. 【請求項15】 前記統合サテライト受信機およびルータは、該統合サテラ
    イト受信機およびルータの前記IPアドレスをダイナミックに構成するDHCP
    プロセサを備えた、請求項10に記載のサテライトデータ送受信システム。
  16. 【請求項16】 前記統合サテライト受信機およびルータは、予め決定され
    たイベントが発生したとき、リモート位置に確認を送信する確認ウェブクライア
    ントを備えた、請求項10に記載のサテライトデータ送受信システム。
  17. 【請求項17】 前記統合サテライト受信機およびルータは、受信オーディ
    オ信号とローカルに挿入されたオーディオ信号とを組み合わせるオーディオサブ
    システムを備えた、請求項10に記載のサテライトデータ送受信システム。
  18. 【請求項18】 前記統合サテライト受信機およびルータは、該統合サテラ
    イト受信機およびルータに格納された受信信号の前記少なくとも一部の表示の少
    なくとも一つを実行し、該受信信号を送信するため該統合サテライト受信機およ
    びルータをプロンプトするコマンドプロセサを備えた、請求項10に記載のサテ
    ライトデータ送受信システム。
  19. 【請求項19】 多重化されたTCP/IPパケットを分離することなく受
    信し多重化し出力するマルチプレクサと、 前記多重化されたTCP/IPパケットをサテライトへ送信するアップリンク
    と 前記アップリンクから前記多重化されたTCP/IPパケットを受信し、該T
    CP/IPパケットをダウンリンクへ送信するサテライトと、 前記TCP/IPパケットを受信し、該TCP/IPパケットを統合サテライ
    ト受信機およびルータへ送信するダウンリンクと、 前記TCP/IPパケットを受信し、該パケットを再構成することなく該TC
    P/IPパケットをデマルチプレキシングし出力する統合サテライト受信機およ
    びルータと、 を備えたことを特徴とするTCP/IP互換のサテライト送信システム。
  20. 【請求項20】 ファイルを受信するサテライト受信機と、 前記ファイルをルーティングするイーサネット可能ルータと、 ウェブブラウザを介して前記受信機および前記ルータと通信するHTTPサー
    バと、 を備えたことを特徴とする統合サテライト受信機およびルータ。
  21. 【請求項21】 前記ファイルを格納するフラッシュメモリ格納部を備えた
    、請求項20に記載の統合サテライト受信機およびルータ。
  22. 【請求項22】 前記フラッシュメモリ格納部に格納された前記ファイルの
    表示を少なくとも一つ実行し、前記ルータに前記ファイルをルーティングするよ
    うプロンプトするコマンドプロセサを備えた、請求項20に記載の統合サテライ
    ト受信機およびルータ。
  23. 【請求項23】 受信されたデータストリームをマルチキャスティングする
    IGPMマルチキャスティングプロセサを備えた、請求項20に記載の統合サテ
    ライト受信機およびルータ。
  24. 【請求項24】 ニーモニックIPアドレスを数字で表されたIPアドレス
    に、またはその逆に変換するDNSレゾルバを備えた、請求項20に記載の統合
    サテライト受信機およびルータ。
  25. 【請求項25】 前記統合サテライト受信機およびルータの前記IPアドレ
    スをダイナミックに構成するDHCPプロセサを備えた、請求項20に記載の統
    合サテライト受信機およびルータ。
  26. 【請求項26】 受信データストリームの少なくとも一部分を格納するフラ
    ッシュメモリ格納部と、 受信データストリームの少なくとも一部分を送信するイーサネットトランシー
    バと、 を備えたことを特徴とするサテライトデータストリーム受信システムに使用する
    イーサネットディジタル格納(ESD)カード。
  27. 【請求項27】 前記受信データストリームの少なくとも一部分をマルチキ
    ャスティングするマルチキャスティングプロセサを備えた、請求項26に記載の
    イーサネットディジタル格納カード。
  28. 【請求項28】 ウェブブラウザを介して前記EDSカードと通信するHT
    TPサーバを備えた、請求項26に記載のイーサネットディジタル格納カード。
  29. 【請求項29】 ニーモニックIPアドレスを数字で表されたIPアドレス
    に、またはその逆に変換するDNSレゾルバを備えた、請求項26に記載のイー
    サネットディジタル格納カード。
  30. 【請求項30】 前記統合サテライト受信機およびルータのIPアドレスを
    ダイナミックに構成するDHCPプロセサを備えた、請求項26に記載のイーサ
    ネットディジタル格納カード。
  31. 【請求項31】 予め決定されたイベントが発生したときリモート位置に確
    認を送信する確認ウェブクライアントを備えた、請求項26に記載のイーサネッ
    トディジタル格納カード。
  32. 【請求項32】 受信されたオーディオデータストリームとローカルに挿入
    されたオーディオとを組み合わせるオーディオサブシステムを備えた、請求項2
    6に記載のイーサネットディジタル格納カード。
  33. 【請求項33】 前記フラッシュメモリ格納部に格納された受信データスト
    リームの少なくとも一部分の表示を少なくとも一つ実行し、受信データストリー
    ムの前記少なくとも一部分を送信するように前記イーサネットトランシーバをプ
    ロンプトするコマンドプロセサを備えた、 請求項26に記載のイーサネットディジタル格納カード。
  34. 【請求項34】 中央位置でオーディオ広告スポットをオリジネーティング
    し、 前記オーディオ広告スポットをローカライズし、 前記オーディオ広告スポットをサテライト分散システムを介してリモート受信
    機へ送信する、 各ステップを備えたことを特徴とするオーディオ広告分散方法。
  35. 【請求項35】 前記受信機で前記オーディオ広告スポットを格納するステ
    ップを備えた、請求項34に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記受信機で前記オーディオ広告スポットを修正するステ
    ップを備えた、請求項34に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記受信機で前記オーディオ広告スポットを即座に放送す
    るステップを備えた、請求項34に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記オーディオ広告スポットを送信するステップを備えた
    、請求項34に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記データ原位置へ確認を送信するステップを備えた、請
    求項34に記載の方法。
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