JP2002528814A - 分散型トランザクション処理システムと方法 - Google Patents
分散型トランザクション処理システムと方法Info
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Abstract
Description
スにおいてデータのコピーを作成する方法に関する。
ータシステムが、処理速度を向上させる目的でキャッシュメモリを使用している
。代表的なキャッシュは、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、RAMの中の
どの位置に直前のデータが格納されたかを示すレジスタを具備する。キャッシュ
メモリはメインメモリの一部である場合もある。最も頻繁にアクセスされるデー
タをキャッシュの中に格納することによって、記憶領域へのアクセス時間は、キ
ャッシュへのアクセス時間に近づく。
とデータ利用率が比較的高い。システムに対するこれらの要求特性に答えるため
に、システムデータベースのアーキテクチャーは、キャッシュを採用して高いト
ランザクションレート確保し、同時に、冗長性の有るメモリ装置を使用して、シ
ステムの他の部分からデータに対して実質的にかつ整合的にアクセスできるよう
にしている。例えば、以前のシステムは1次キャッシュと2次キャッシュと呼ば
れる一組のキャッシュメモリを使用していた、以前にシステムはさらに、1次デ
ィスクと2次ディスクと称する一組のディスクメモリを使用していた。
、システムの動きを通じてメモリデータベースの同一性を維持することである。
従来のトランザクション処理システムは、メモリ装置相互間でデータをコピーす
るために種々の同期プロトコルを有していた。この種の同期プロトコルの1つで
ある、2位相実行手順は記憶装置が故障した際にシステムを動かなくしてしまう
ことがしばしばであった。したがって、トランザクション処理システムのために
、データのコピーを行う手順を改良する必要がある。
ー方法を提供することである。 本発明の別の目的は、メモリ装置が故障してもデータの利用性を維持すること
ができる方法を提供することである。
性と性能レベルを維持しながらデータのコピーを行うシステムと方法の必要性を
満足するものである。
ステムと方法を提供する。本システムは、複数のクライアントに対するインター
フェースを具備する分散型データベースを提供する。分散型データベースは、2
つの記憶ノードを有する。各記憶ノードは、キャッシュメモリとメモリディスク
を有する。1つのキャッシュメモリは1次キャッシュと2次キャッシュを有する
。同様に、1つのメモリディスクは1次ディスクと2次ディスクを有する。各キ
ャッシュとディスクは、好ましくは、それぞれキャッシュ管理手段とディスク管
理手段を有する。キャッシュ、キャッシュ管理手段、ディスクとディスク管理手
段は、データベースにおけるデータのコピーとその他の機能を取り扱う。
ータオブジェクトの更新を要求する等、データベースに対するトランザクション
を行うときは、システムはまず1次キャッシュをデータオブジェクトによって更
新し、次に、2次キャッシュの更新を行う。次に、1次ディスクのデータオブジ
ェクトによる更新を試みる。システムは次に、2次ディスクのデータオブジェク
トによる更新を試みる。クライアントに関連する処理手段が記憶装置の上記それ
ぞれの試みの成功を監視して、それに対して応答を作成する。
失敗である。クライアントにはこの失敗が連絡される。さらに、1次キャッシュ
に関しては、データオブジェクトの更新に成功しているが、この更新されたデー
タオブジェクトは1次キャッシュから削除される。データベースのデータオブジ
ェクトに対してアクセスがあったときは、データオブジェクトは1次ディスクか
ら取り出されて、1次キャッシュにコピーされる。データオブジェクトを1次キ
ャッシュからの削除に失敗したときは、1次キャッシュは同期を喪失している旨
を表示して、2次キャッシュを1次キャッシュとして取り扱う。後に、1次キャ
ッシュの再同期が自動的に行われる。
したときは、トランザクションに成功したと判断される。クライアントには成功
した旨が連絡される。2次キャッシュと更新に失敗したほうのディスクは共に同
期に失敗している旨が表示される。
判断される。クライアントには成功が連絡される。2次キャッシュは同期に失敗
している旨の表示が行われる。
ョンは失敗したと判断される。クライアントにはこの失敗が連絡される。データ
オブジェクトは1次と2次キャッシュから削除される。1次キャッシュと2次キ
ャッシュのいずれか一方からの削除に失敗したときは、削除に失敗したキャッシ
ュは同期に失敗している旨が表示される。
トランザクションは成功したと判断される。クライアントには対しては成功が連
絡される。更新に失敗したディスクは同期に失敗している旨が表示される。
クライアントに対してはトランザクションが完了した旨が知らされる。
明らかにする。
について一層詳細に説明する。しかし、本発明は種々の形態で実現することがで
き、以下に説明する実施例に限定されるものと解釈してはならない。むしろ、以
下に説明する実施例は、当業者が、本発明の技術的範囲を完全に、全面的に理解
できるように例示したものである。
を示すものである。当該システムは、複数のクライアント3に対してデータを提
供する分散型のデータベース2を具備する。分散型のデータベース2は、分散型
処理システム1の1次メモリディスクと2次メモリディスクであるディスクメモ
リ4と5とを具備するのが望ましい。分散型処理システム1は、システムとして
作動する際に、ディスクメモリ4と5のどちらを1次メモリディスクとして、他
方を2次ディスクとするか、を決定することができる。ここでは一例として、デ
ィスクメモリ4が1次メモリディスクであって、2次ディスクメモリ5が2次メ
モリディスクに割り当てられたものと考える。1次ディスクメモリ4と2次ディ
スクメモリ5は好ましくはそれぞれディスク管理手段6と7とに関連付けられて
いる。ディスク管理手段6は、好ましくは、1次ディスクメモリ4に対するアク
セスを管理する1次ディスク管理手段として作動する。同様に、ディスク管理手
段7は、2次ディスクメモリ5に対する2次ディスク管理手段7としてこれに対
するアクセスを制御する。
ャッシュメモリ9とを具備し、これらは、1次ディスクメモリ4と2次ディスク
メモリ5に対して接続され、直前にアクセスされたデータを格納して相対的に高
速なアクセスを実現するメモリとして使用される。分散型データベース2は好ま
しくはさらにクライアント処理手段10と11を具備し、これらはそれぞれ1次
キャッシュメモリ8と2次キャッシュメモリ9とに接続されている。クライアン
ト処理手段10は好ましくは1次キャッシュメモリ8に対するアクセスを制御し
てそのキャッシュ管理手段として作動する。同様に、クライアント処理手段11
は好ましくは、2次キャッシュメモリ9に対するアクセスを制御してそのキャッ
シュ管理手段として作用する。図1に示したように、キャッシュ8と9とディス
クメモリ4と5との間で、キャッシュ管理手段10と11及びディスク管理手段
6と7とによってデータの転送が行われる。2つのキャッシュ8と9及び2つの
ディスクメモリ4と5とを具備することによって、本発明に基づく分散型トラン
ザクション処理システム1は、クライアント3に対してデータが確実に利用でき
るようにしている。
オブジェクトを複数の形式で保持することができる。より具体的には、キャッシ
ュ8とキャッシュ9とは、それぞれインデックスレジスタ12と13を具備する
かそれらに接続されている。インデックスレジスタ12と13は、それぞれキャ
ッシュ8と9とに格納された同じデータオブジェクトの異なるコピーを指示して
、1つ以上のクライアント3がそのデータオブジェクトに対してアクセスできる
ようにする。インデックスレジスタ12と13は、データオブジェクトがキャッ
シュ8と9とに書き込まれて古いコピーが削除されたときは、新しいコピーを指
示するように変更される。データオブジェクトがキャッシュ8と9から削除され
たときは、インデックスレジスタ12と13は、修正されて、削除されるデータ
オブジェクトに対する参照が削除される。データオブジェクトに対する参照は、
当該データオブジェクトがキャッシュメモリ8と9とに存在することを保証する
ものである。データオブジェクトに対して1つ以上の参照が存在することは、当
該データオブジェクトがキャッシュメモリ8と9とに存在することを意味する。
ス2のメモリにアクセスしてクライアントが書き込みと読み出しをするのを可能
にする処理手段14,15と14’と15’を具備する。データベース2とクラ
イアント3の記憶装置相互間のデータの転送は、制御とインターフェース処理手
段16によって制御される。
ータベースにデータオブジェクトを書き込んだり更新したりするようなトランザ
クションを、1つ以上のメモリ装置(キャッシュ8と9およびディスクメモリ4
と5)でエラーが発生したとしても、行うことを可能にするものである。特に、
本発明に基づくシステムは、メモリ装置が故障してもデータベース2が機能する
ことができるようなやり方で、データのコピーを実行するものである。
ある。データベース2が、クライアントから、メモリの更新要求のような、外部
トランザクションを受信すると、インターフェースと制御処理手段16がメモリ
の更新を取り扱う。新しいデータオブジェクト(またはその複製)によって4つ
のメモリ装置全てを更新する必要があるので、インターフェースと制御手段16
はデータベース2のデータコピー手順をスタートさせる。最初に、データベース
2の一部をデータ複製手順を通じてアクセス不能にする。データベースの、アク
セス不能にされる部分は、メモリ装置内の新しいデータオブジェクトを含むペー
ジ(書き込み終了後)や新しいデータオブジェクトそのものである。次に、ステ
ップ20で1次キャッシュメモリ8の更新が試みられ、次にステップ21で2次
キャッシュメモリ9の更新が試みられる。次に、データベース2は、(スッテプ
22で)1次ディスクメモリ4の更新を試み、(ステップ23で)2次ディスク
メモリ5の更新を試みる。4つのメモリ装置それぞれの更新の試みの状況はイン
ターフェースと制御処理手段16によって維持されている。データコピー手順を
通じて、整合性を維持するためにはメモリ更新の具体的な手順が重要であること
に注意を要する。例えば、最初にキャッシュ8と9とを更新することによって、
ディスクメモリ4と5とを更新している間にも、システム1は新しいデータオブ
ジェクトに対してアクセスすることができる。
完了すると、インターフェースと制御処理手段16は、好ましくは、それぞれの
試行を評価して、この評価に基づき、外部のトランザクション(メモリ更新要求
)が成功したか否かを決定する。
スクメモリ4と2次ディスクメモリ5の更新には失敗した場合は、インターフェ
ースと制御処理手段16は、ステップ24で外部のトランザクション(メモリ更
新要求)が失敗したと判断する。インターフェースと制御処理手段16は、要求
のあったクライアント3に対して、要求された処理に失敗したことを報告する。
削除して、メモリ装置相互間の整合性を確保する試みがなされる。この削除操作
は、1次キャッシュメモリ8に対応している院でクスレジスタ12を変更して、
インデックスレジスタ12が新しいデータオブジェクトを指定しないようにする
ことによって行われる。この削除動作が不成功に終わると、インターフェースと
制御処理手段16がアラーム信号を発生して、ステップ26で、1次キャッシュ
メモリ8に関して同期が取れていないことを表示する。この時点で、システムか
らは、2次キャッシュメモリ9が1次キャッシュメモリと認識される。
くは、このシステム1は後に、1次キャッシュメモリの自動的な再同期操作を行
う。例えば、データベース2は、1次キャッシュメモリ8、2次キャッシュメモ
リ9、1次ディスクメモリ4、2次ディスクメモリ5のうちで、更新に失敗した
データオブジェクトのリストを保持するログ17を保管する。時々、例えば、一
定周期で、以前メモリ装置で更新に失敗したデータオブジェクトのコピーを行う
。例えば、その前に更新に失敗していたデータオブジェクトについて、1次キャ
ッシュメモリ8の更新に成功したときは、メモリ装置は再同期されて完全に作動
可能になる。
たときは、インターフェースと制御処理手段16はステップ27で外部のトラン
ザクションは成功したと決定する。インターフェースと制御手段16は、要求を
行ったクライアント3に対して、要求された動作が完了した旨の報告を送る。2
次キャッシュメモリ9と更新に失敗したほうのディスクメモリ4又は5はステッ
プ28で同期が取れていない旨の表示がされる。
ェースと制御処理手段16はトランザクションが成功したと決定する(ステップ
30)。処理を要求したいクライアント3に対しては処理の成功を知らせる信号
が送られる。さらに、更新に失敗して2次キャッシュメモリ9に関してアラーム
を作成して、2次キャッシュメモリ9が同期されていないことを示す(ステップ
31)。
スクメモリ5の更新にいずれも失敗したときは、インターフェースと制御処理手
段16は外部からのトランザクションは失敗したと決定する(ステップ32)。
処理を要求したクライアント3は、処理の失敗を知らされる(ステップ33)。
次に、1次キャッシュメモリ8と2次キャッシュメモリの両方から新しいデータ
オブジェクトを削除する試みがなされる(ステップ33)。キャッシュ8又は9
のいずれかにおいて、新しいデータオブジェクトの削除に失敗したら、削除処理
に失敗したキャッシュは同期が取られていないと表示される(ステップ34)。
ータオブジェクトによる更新に失敗したときは、インターフェースと制御処理手
段16は、外部からのトランザクションの実行に成功したと決定する(ステップ
35)。処理を要求したクライアントには処理が成功した旨が連絡される。更新
に失敗したディスクメモリ4又は5は同期されていない旨が表示される(ステッ
プ36)。
ディスクメモリ4と2次ディスクメモリ5)が更新されたときは、インターフェ
ースと制御処理手段16は、更新に成功したと決定し、処理を要求したクライア
ント3に対してその旨の信号を送信する(ステップ35)。
であることに注意する必要がある。
は、一部は、キャッシュ8と9との更新と実質的に新しいデータオブジェクト(
又はその複製)を指示するように更新されるキャッシュインデックスレジスタ1
2と13に基づくものである。インデックスレジスタ12と13はあるいは、各
メモリ装置への書き込みが成功して、要求された外部トランザクションが成功し
た旨の決定がされた後に更新されても良い。このようにして、クライアントが、
外部トランザクションが不成功であったことを理由に削除される新しいデータオ
ブジェクトに対してアクセスすることが防止される。この別の方法では、外部ト
ランザクションが失敗したときは、インデックスレジスタ12と13は修正する
必要が無い。実際、外部からのトランザクションが失敗したと決定された後に実
行しなければならない処理は、キャッシュ8と9内の新しいデータオブジェクト
で占領された領域を開放することだけである。
が、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲に
よって定義される本発明の技術的思想の範囲内において、多くの改造、変更や置
換が可能である。
Claims (35)
- 【請求項1】 1次キャッシュメモリ、2次キャッシュメモリ、1次ディス
クメモリ、2次ディスクメモリを具備する処理システムのデータベースにおいて
データのコピーを作成する方法であって、 クライアントから、データベースに対するデータオブジェクトの書き込み要求
を受け、 当該要求の受信に対応して、1次キャッシュメモリに対してデータオブジェク
トの書き込みを試行し、 1次キャッシュメモリに対する書き込みの試行に続いて、2次キャッシュメモ
リに対してデータオブジェクトの書き込みを試行し、 2次キャッシュメモリに対する書き込みの試行に続いて、1次ディスクメモリ
に対してデータオブジェクトの書き込みを試行し、 1次ディスクメモリに対する書き込みの試行に続いて、2次ディスクメモリに
対してデータオブジェクトの書き込みを試行し、 1次キャッシュメモリ、2次キャッシュメモリ、1次ディスクメモリ及び2次
ディスクメモリに対するデータオブジェクトの書き込みが成功したか否かを確認
し、 1次キャッシュメモリと、1次ディスクメモリと2次ディスクメモリのうちの
少なくとも一方に対するデータオブジェクトの書き込みが成功したことに基づい
て、クライアントに対してデータオブジェクトの書き込みが成功したことを知ら
せる方法。 - 【請求項2】 さらに、前記確認課程に基づいて2次キャッシュ、1次ディ
スクメモリ、又は2次ディスクメモリが同期していないことを表示する過程を有
する請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記表示する過程は、2次キャッシュに対するデータオブジ
ェクトの書き込みが不成功であったと決定された場合に、2次キャッシュが同期
していないことを表示する過程を含む請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記表示する過程は、1次ディスクメモリに対するデータオ
ブジェクトの書き込みが不成功であったと決定された場合に、1次ディスクメモ
リが同期していないことを表示する過程を含む請求項2に記載の方法。 - 【請求項5】 前記表示する過程は、2次ディスクメモリに対するデータオ
ブジェクトの書き込みが不成功であったと決定された場合に、2次ディスクメモ
リが同期していないことを表示する過程を含む請求項2に記載の方法。 - 【請求項6】 さらに、1次ディスクメモリと2次ディスクメモリのいずれ
に対するデータオブジェクトの書き込みも失敗したと決定されたときに、クライ
アントに対してデータオブジェクトの書き込みが失敗したことを知らせる過程を
含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 さらに、1次ディスクメモリと2次ディスクメモリに対する
データオブジェクトの書き込みが失敗したと決定された後、1次キャッシュメモ
リからデータオブジェクトの削除を試行する過程を有する請求項6に記載の方法
。 - 【請求項8】 さらに、 1次キャッシュメモリからデータオブジェクトの削除を試行した後、データオ
ブジェクトの削除に成功したか否かを決定する過程と、 1次キャッシュメモリからデータオブジェクトの削除に失敗した場合には、1
次キャッシュメモリが同期していない旨を表示する過程とを有する請求項7に記
載の方法。 - 【請求項9】 さらに、2次キャッシュメモリを1次キャッシュメモリとす
る過程を有する請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 さらに、2次キャッシュメモリに対するデータオブジェク
トの書き込みに成功し、1次ディスクメモリと2次ディスクメモリに対する書き
込みに失敗したと決定された後、2次キャッシュメモリからデータオブジェクト
の削除を試行する過程を有する方法。 - 【請求項11】 さらに、 2次キャッシュメモリからデータオブジェクトの削除を試行した後、データオ
ブジェクトの削除に成功したか否かを決定する過程と、 2次キャッシュメモリからデータオブジェクトの削除に失敗した場合には、2
次キャッシュメモリが同期していない旨を表示する過程とを有する請求項10に
記載の方法。 - 【請求項12】 1次ディスクメモリと2次ディスクメモリのうちの一方だ
けに関してデータオブジェクトの書き込み成功した旨の決定に基づいて確認過程
が実行される請求項1に記載の方法。 - 【請求項13】 1次キャッシュメモリと、 2次キャッシュメモリと、 1次メモリディスクと、 2次メモリディスクと、 クライアントから、データベースに対するデータオブジェクトの書き込み要求
を受ける手段と、 上記要求に応答して、1次キャッシュメモリに対してデータオブジェクトの書
き込みを試行する手段と、 1次キャッシュメモリに対する書き込み試行に続いて、2次キャッシュメモリ
に対してデータオブジェクトの書き込みを試行する手段と、 2次キャッシュメモリに対する書き込み試行に続いて、1次ディスクメモリに
対してデータオブジェクトの書き込みを試行する手段と、 1次ディスクメモリに対する書き込み試行に続いて、2次ディスクメモリに対
してデータオブジェクトの書き込みを試行する手段と、 1次キャッシュメモリ、2次キャッシュメモリ、1次ディスクメモリ及び2次
ディスクメモリに対するデータオブジェクトの書き込み試行が成功したか否かを
確認する手段と、 1次キャッシュメモリと、1次ディスクメモリと2次ディスクメモリのうちの
少なくとも一方に対するデータオブジェクトの書き込みが成功したことに基づい
て、クライアントに対してデータオブジェクトの書き込みが成功したことを知ら
せる手段とを具備するトランザクション処理システムのためのデータベース。 - 【請求項14】 さらに、前記確認課程に基づいて2次キャッシュ、1次デ
ィスクメモリ、又は2次ディスクメモリが同期していないことを表示する手段を
有する請求項13に記載のシステム。 - 【請求項15】 前記表示する過程は、2次キャッシュに対するデータオブ
ジェクトの書き込みが不成功であったと決定された場合に、2次キャッシュが同
期していないことを表示する手段を含む請求項14に記載のシステム。 - 【請求項16】 前記表示する過程は、1次ディスクメモリに対するデータ
オブジェクトの書き込みが不成功であったと決定された場合に、1次ディスクメ
モリが同期していないことを表示する手段を含む請求項14に記載のシステム。 - 【請求項17】 さらに、1次ディスクメモリにデータオブジェクトの書き
込みに失敗したと決定されたときに、2次ディスクメモリを1次ディスクメモリ
とする手段を含む請求項16に記載のシステム。 - 【請求項18】 前記表示する過程は、2次ディスクメモリに対するデータ
オブジェクトの書き込みが不成功であったと決定された場合に、2次ディスクメ
モリが同期していないことを表示する手段を含む請求項14に記載のシステム。 - 【請求項19】 さらに、1次ディスクメモリと2次ディスクメモリのいず
れに対するデータオブジェクトの書き込みも失敗したと決定されたときに、クラ
イアントに対してデータオブジェクトの書き込みが失敗したことを知らせる手段
を含む請求項13に記載のシステム。 - 【請求項20】 さらに、1次ディスクメモリと2次ディスクメモリに対す
るデータオブジェクトの書き込みが失敗したと決定された後、1次キャッシュメ
モリからデータオブジェクトを削除する手段を有する請求項19に記載のシステ
ム。 - 【請求項21】 さらに、 1次キャッシュメモリからデータオブジェクトの削除を試行した後、データオ
ブジェクトの削除に成功したか否かを決定する過程と、 1次キャッシュメモリからデータオブジェクトの削除に失敗した場合には、1
次キャッシュメモリが同期されていない旨を表示する手段とを有する請求項20
に記載のシステム。 - 【請求項22】 1次ディスクメモリと2次ディスクメモリに対するデータ
オブジェクトの書き込みに失敗したと決定された後、1次キャッシュメモリから
データオブジェクトの削除に失敗すると、2次キャッシュメモリを1次キャッシ
ュメモリとする手段を有する請求項21に記載のシステム。 - 【請求項23】 さらに、2次キャッシュメモリに対するデータオブジェク
トの書き込みに成功し、書き込みに失敗したことがクライアントに連絡後、2次
キャッシュメモリからデータオブジェクトの削除を試行する手段を有するシステ
ム。 - 【請求項24】 さらに、 2次キャッシュメモリからデータオブジェクトの削除を試行した後、データオ
ブジェクトの削除に成功したか否かを決定する手段と、 2次キャッシュメモリからデータオブジェクトの削除に失敗した場合には、2
次キャッシュメモリが同期されていない旨を表示する手段とを有する請求項24
に記載のシステム。 - 【請求項25】 1次ディスクメモリと2次ディスクメモリのうちの一方だ
けに関してデータオブジェクトの書き込み成功した旨の決定に基づいて確認過程
を実行する手段を有する請求項13に記載のシステム。 - 【請求項26】 複数のキャッシュメモリと複数のディスクメモリを具備す
るトランザクション処理システムのデータベースのための、コンピュータによっ
て読み取り可能なプログラムコードを含む、コンピュータによって読み取り可能
な媒体を含むコンピュータプログラム製品であって、 クライアントから、メモリ更新要求を受けるコンピュータプログラムによって
読み取り可能な第1のプログラムコード手段と、 キャッシュの更新を順次試行する、コンピュータによって読み取り可能な第2
の手段と、 ディスクメモリを順次更新を試行する、コンピュータによって読み取り可能な
第3のプログラムコード手段と、 1次キャッシュメモリ、2次キャッシュメモリ、1次ディスクメモリ及び2
次ディスクメモリに対するデータオブジェクトの更新が成功したか否かを確認し
、その結果に基づいてメモリの更新結果を決定するコンピュータによって読み取
り可能な第1のプログラムコード手段と、 決定に基づいて更新を要求したクライアントに対して結果を連絡する、コンピ
ュータによって読み取り可能な第5のプログラムコード手段とを有し、 第4のプログラムコード手段は、1次キャッシュメモリと、1次ディスクメモ
リと2次ディスクメモリのうちの少なくとも一方に対するデータオブジェクトの
更新が成功したことに基づいて、メモリの更新が成功したことを知らせるコンピ
ュータプログラム。 - 【請求項27】 さらに、コンピュータによって読み取り可能な第2と第3
のプログラムコード手段による更新が失敗したキャッシュとディスクメモリに対
して、同期が取られていないことを表示する、コンピュータによって読み取り可
能な第6のプログラムコード手段を有する請求項26に記載のコンピュータプロ
グラム。 - 【請求項28】 コンピュータによって読み取り可能な第4の手段が、更新
を試みた1次キャッシュが更新に失敗したことに基づいてメモリの更新に失敗し
たと決定する請求項26に記載のコンピュータプログラム。 - 【請求項29】 さらに、コンピュータによって読み取り可能な第6のプロ
グラムコードが、コンピュータによって読み取り可能な第2のプログラムコード
によって更新されたキャッシュのデータを、コンピュータによって読み取り可能
な第4のプログラムコードがメモリの更新に失敗したと決定したときには、削除
する請求項26に記載のコンピュータプログラム。 - 【請求項30】 さらに、 コンピュータによって読み取り可能なプログラムコードが削除に失敗した第6
のメモリ更新を行ったキャッシュを、同期されていないと表示するコンピュータ
によって読み取り可能な第7のプログラムコード手段を有する、請求項29に記
載のコンピュータプログラム。 - 【請求項31】 複数のキャッシュと複数のディスクメモリを有するデータ
ベースのデータをコピーする方法であって、 クライアントから、メモリの更新要求を受け、 キャッシュの更新を順次試み、 キャッシュの更新に続いて、ディスクメモリの更新を順次試み、 キャッシュとディスクメモリの更新試行を調べて、メモリの更新の結果を判断
し、 決定された結果を、更新を要求したクライアントに連絡し、 更新の試行を行った1次キャッシュと、ディスクメモリのうちの少なくとも1
つが更新されたことに基づいてメモリ更新に成功したと決定する方法。 - 【請求項32】 さらに、更新に失敗したキャッシュとディスクを同期して
いないと表示する過程を有する請求項31に記載の方法。 - 【請求項33】 メモリの更新に失敗し阿多決定されたときには、更新が行
われたキャッシュから更新データを削除する請求項31に記載の方法。 - 【請求項34】 さらに、削除課程で削除に失敗した更新データを有するキ
ャッシュを、同期していないと表示する過程を含む請求項33に記載の方法。 - 【請求項35】 さらに、キャッシュのメモリ更新において削除に失敗した
データを記録する過程を有する請求項33に記載の方法。
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