JP2002526688A - 3次元パターンを有する紙の製造方法 - Google Patents

3次元パターンを有する紙の製造方法

Info

Publication number
JP2002526688A
JP2002526688A JP2000574772A JP2000574772A JP2002526688A JP 2002526688 A JP2002526688 A JP 2002526688A JP 2000574772 A JP2000574772 A JP 2000574772A JP 2000574772 A JP2000574772 A JP 2000574772A JP 2002526688 A JP2002526688 A JP 2002526688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
paper web
pattern
press nip
heated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000574772A
Other languages
English (en)
Inventor
ホルガー ホルマーク,
レンナルト レイナー,
トマス ビルグレン,
カヴェ トンドカル,
マッツ ショデルベルグ,
ベント イェレフルト,
Original Assignee
エスシーエー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスシーエー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー filed Critical エスシーエー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー
Publication of JP2002526688A publication Critical patent/JP2002526688A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0281Wet presses in combination with a dryer roll
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F11/00Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines
    • D21F11/006Making patterned paper

Abstract

(57)【要約】 高くした部分とくぼんだ部分を交互に有する3次元パターンを有するインパルス乾燥された紙の製造方法であって、前記パターンがインパルス乾燥と関連して与えられ、前記インパルス乾燥において湿潤紙ウエブ(10)が加熱された回転可能なロール(13a,b)を各々含む少なくとも一つのプレスニップ(12a,b)を通過し、前記プレスニップを通過するときに紙ウエブがパターンワイヤ(11′)、バンド又はベルトによって及び/又は加熱されたロール(13a,b)上のパターンによって高くした部分とくぼんだ部分を交互に有する3次元パターンを与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は高くした部分とくぼんだ部分を交互に有する3次元パターンを有する
紙の製造方法であって、前記パターンがインパルス乾燥と関連して与えられ、前
記インパルス乾燥において湿潤紙ウエブが加熱された回転可能なロールを含む少
なくとも一つのプレスニップを通過し、前記プレスニップを通過するときに紙ウ
エブがパターンワイヤ、バンド又はベルトによって及び/又は加熱されたロール
上のパターンによって高くした部分とくぼんだ部分を交互に有する3次元パター
ンを与えられ、前記パターンが対抗手段を背にした紙ウエブに圧入される方法に
関する。
【0002】 発明の背景 湿潤紙ウエブは1以上の加熱ロールに対して通常乾燥される。ティッシュ紙の
ために一般に使用される方法はいわゆるヤンキー乾燥である。ヤンキー乾燥では
湿潤紙ウエブは極めて大きな直径を有することができる蒸気加熱ヤンキーシリン
ダーに対して圧縮される。さらに乾燥のための熱は加熱空気の吹き込みによって
供給される。もし製造される紙が柔軟紙であるなら、紙ウエブはヤンキーシリン
ダーに対して通常クレープされる。ヤンキーシリンダーに対する乾燥は真空除水
及び湿式圧縮を先行させる。湿式圧縮では水が紙ウエブから機械的に圧搾される
【0003】 別の乾燥方法はいわゆるスルーエア乾燥(through-air-drying(TAD))で
ある。この方法では紙は湿潤紙ウエブを通って吹き付けられる熱風によって乾燥
され、湿式圧縮を先行させないことが多い。スルーエア乾燥器に入る紙ウエブは
次いで真空除水されるだけであり、約25−30%の乾燥含有率(dry content
)を有し、スルーエア乾燥器において約65−95%の乾燥含有率まで乾燥され
る。紙ウエブは特別な乾燥布に移され、開放構造を有するいわゆるTADシリン
ダー上を通過される。熱風はTADシリンダー上を通過している間紙ウエブを通
って吹き付けられる。このようにして製造された紙、主に柔軟紙は極めて柔らか
く嵩高くなる。しかしながら、その方法は除去される全ての水が蒸発されなけれ
ばならないため極めてエネルギーを消費する。 TAD乾燥に関連して乾燥布のパターン構造は紙ウエブに移される。この構造
は湿潤紙ウエブに付与されているので紙の湿潤状態においても本質的に維持され
る。TAD技術の記述は例えばUS−A 3301746に見出すことができる
【0004】 紙ウエブのインパルス乾燥は例えばSE−B 423118に開示されており
、要約すると湿潤紙ウエブがプレスロールと加熱ロールの間のプレスニップを通
過し、それが迅速で強い蒸気発生が湿潤紙ウエブと加熱ロールの間の界面に生じ
るような高い温度まで加熱されることを開示する。ロールの加熱は例えばガスバ
ーナ又は他の加熱装置(例えば電磁誘導)によって達成される。紙への熱の移動
がプレスニップにおいて主に起こることによって顕著に高い熱移動スピードが得
られる。インパルス乾燥中に紙ウエブから除去される水の全てが蒸発されるわけ
ではないが、蒸気は紙ウエブを通る途中で紙ウエブ中の繊維間の孔から水を一緒
に運ぶ。乾燥効率はこれによって極めて高くなる。
【0005】 EP−A 0490655では紙ウエブ、特に柔軟紙の製造法が開示されてお
り、そこでは紙はインパルス乾燥と同時にエンボス表面を与えられる。このエン
ボスは硬いホルダ−オンに対して片側又は両側から紙にパターンを圧入すること
によって作られる。これは紙の圧縮を与え、これによってくぼみのちょうど反対
側の部分において高い密度を、中間部分において低い密度を与える。
【0006】 DE−A−2615889では熱結合されたエンボス柔軟紙が開示されている
。熱可塑性繊維が紙ウエブに加えられ、その乾燥後紙ウエブは熱可塑性繊維の軟
化温度を越える温度まで加熱される。この加熱と同時に紙はパターンエンボスさ
れる。スルーエア乾燥は乾燥方法として述べられている。
【0007】 発明の目的及び最も重要な特徴 本発明の目的は3次元パターンを有するインパルス乾燥された紙、例えばトイ
レットペーパー、キッチンロール、ペーパーハンカチ、テーブルナプキンなどと
しての使用を意図されかつ紙が高い嵩高性、高い弾性及び高い柔軟性を有する柔
軟紙の製造方法を提供することである。さらなる目的は方法がパターンの構成及
び複雑性を選択する大きな可能性を与えることである。紙構造は湿潤状態でも本
質的に維持されるべきである。これは本発明によれば湿潤紙ウエブが回転可能な
加熱されたロールを含む少なくとも一つのさらなるプレスニップを通過されるこ
と及び紙ウエブがインパルス乾燥と関連した前記さらなるプレスニップの通過中
も高くした部分とくぼんだ部分を交互に有する3次元パターンを与えられること
よって提供される。
【0008】 これによって単一のプレスニップにおいて与えることができないパターン効果
の組合せを提供することができ、前記パターンは一方で紙に魅力的な構造を与え
ることができ、他方で強度、ドレープ性及び吸収能力の如き有利な機能品質を提
供することができる。
【0009】 本発明のさらなる特徴及び利点は以下の記載及び従属請求項に開示されている
【0010】 図面の記述 本発明は添付図面に示された幾つかの例を参照して以下に詳細に記載されるだ
ろう。 図1〜3は幾つかの異なる例によるインパルス乾燥装置の概略的側面図である
【0011】 発明の記述 図1は紙ウエブのインパルス乾燥を実施するための装置を概略的に示す。吸引
ボックス(図示せず)上で除水される湿潤紙ウエブ10はワイヤ又はフェルト1
1によって支持され、二つの回転可能なロール13及び14の間のプレスニップ
12中にもたらされる。そこで紙ウエブと接触するロール13は加熱装置15に
よって紙ウエブの乾燥を行うために十分高い温度に加熱されている。加熱ロール
の表面温度は紙ウエブの湿分、紙ウエブの厚さ、紙ウエブとロールの接触時間及
び仕上げられた紙ウエブの所望の湿分の如き要因によって変化することができる
。表面温度はもちろん紙ウエブが損傷されるような高いものであってはいけない
。好適な温度は間隔100−400℃、好ましくは150−350℃、最も好ま
しくは200−350℃であるべきである。
【0012】 紙ウエブはロール14によって加熱ロール13に対して圧縮される。プレス装
置はもちろん多くの他の方法で構成されてもよい。2以上のプレス装置は互いに
並んで配置されてもよい。ホルダ−オン14はプレスシューであってもよい。紙
ウエブ10がワイヤ11によって支持される場合にはワイヤの下にフェルトを配
置することができ、前記フェルトはホルダ−オン14のまわりに延びる。フェル
トの機能は除水効果を改良し、プレスニップを広げることである。紙ウエブ11
は支持されていない(即ち、いかなるワイヤ又はフェルトによっても支持されて
いない)プレスニップに圧入されることもできる。
【0013】 極めて迅速で激しくほとんど爆発的な蒸気発生が加熱されたロール13と湿潤
紙ウエブの間の界面で起こり、そこで発生した蒸気は紙ウエブを通る途中で水分
を運び去る。インパルス乾燥技術のさらなる記載は上述のSE−B−42311
8及び例えばEP−A 0337973及びUS−A 5556511を参照さ
れたい。
【0014】 紙ウエブは次いで新しいワイヤ又はフェルト16に移され、二つの回転可能な
ロール13b及び14bの間の第2のプレスニップ12b中に移され、そこで紙
ウエブ10と接触するロール13bは加熱装置15bによって紙ウエブの第2の
インパルス乾燥を行うのに十分高い温度に加熱される。これはもちろん紙ウエブ
が第2のプレスニップの前で完全に乾燥されていないが、少なくとも10重量%
、好ましくは少なくとも20重量%の乾燥含有率を有することを意味する。これ
はプレスニップ12aにおける第1のインパルス乾燥工程での乾燥が完全ではな
いか及び/又は紙ウエブ10の湿潤がプレスニップ12bにおける第2のインパ
ルス乾燥工程の前に湿潤装置18によって行われるなら達成されることができる
【0015】 示された例によればパターンは異なる方向から紙に圧入される。もちろん同じ
方向から紙ウエブに異なるパターンを圧入することもできる。
【0016】 紙は乾燥後に巻き上げロール16上に巻かれる。もし望むなら紙は巻き上げ前
にクレープされることができる。しかしながら、柔軟紙に対して目的とする柔軟
性及び嵩高性を付与するために紙をクレープする必要性は本発明によるインパル
ス乾燥法を使用するときには低下することが注意される。なぜならば3次元構造
及び選択されたパターンによって紙は嵩高性及び柔軟性を付与されるからである
【0017】 紙ウエブはインパルス乾燥器中に入る前に吸引ボックス上で除水されるだけか
又はそれに加えて従来法に従ってわずかに圧縮されることができる。
【0018】 インパルス乾燥と同時に紙は3次元構造を与えられる。これは図1に示されて
いるように加熱されたロール13a及びbが高くした部分とくぼんだ部分を交互
に有するエンボスパターンを備えているという事実により作られることができる
。この構造は紙が後で湿潤される状態においても実質的に維持される。なぜなら
ばそれは乾燥と関連して湿潤紙ウエブに付与されるからである。エンボスという
用語は乾燥した紙上で実施される造形のために通常使用されるので、我々は以下
においてインパルス乾燥と同時に起こる紙の3次元造形のためのプレス成形に使
用する。このプレス成形によって柔軟紙にとって重要な特性である紙の嵩高性及
び吸収能力は増大される。
【0019】 紙ウエブは非硬質表面、例えば圧縮可能なプレスフェルト11に対して圧縮さ
れてもよい。ロール14a,bは弾性を生じる表面、例えばゴムの包囲表面を有
してもよい。これによって紙は非圧縮紙より大きい全体厚さを有する3次元構造
を与えられるので、紙の高い嵩高性、高い吸収性及び高い柔軟性が達成され、紙
はさらに弾性になる。同時に紙中で局所的に変化する密度が得られる。
【0020】 紙は硬い表面、例えば硬質表面を有するワイヤ11及び/又はロール14に対
して圧縮されてもよく、そこで加熱されたロール13のパターンはくぼみの反対
側の紙の強い圧縮下で紙ウエブに圧入され、一方それらの間の部分は圧縮されず
に保たれる。
【0021】 二つのインパルス乾燥において紙ウエブに与えられるパターンは異なることが
好ましい。一つのパターンは例えば第2のパターンと比較すると区分できるほど
大きい寸法を有する。異なるパターンは決まっているが異なる周期を有してもよ
く、その場合二つのパターン間の周期の違いはパターンのいずれの周期よりもか
なり小さく、それによって紙にモアレ効果が得られる。
【0022】 さらなる例によれば第1パターンはある方向において紙に連続的な領域を形成
するような構造を有し、第2パターンは紙の別の方向において連続的な領域を形
成する。もしこれらの領域が紙中の圧縮された領域であるなら、両方のパターン
方向において紙の強度改良が得られる。
【0023】 図2に示された例によれば紙ウエブにおける3次元パターンはパターンバンド
又はベルト11′によって生成され、パターンバンド又はベルト11′はシリン
ダ13aのまわりに延びシリンダ13aによって加熱される。バンド11′のパ
ターンはロール13と14の間のプレスニップ12aを通過するときに紙ウエブ
にプレス成形される。紙ウエブ10はプレスニップを通るフェルト17によって
支持される。
【0024】 あるいは乾燥中紙ウエブ10を支持するワイヤ11はパターンを持つことがで
き、それはインパルス乾燥中紙ウエブにプレス成形される。ロール13aは図2
に示されたように滑らかであるか、又はエンボスパターンを持つことができる。
ロール13aが滑らかである場合にはプレス成形紙は一つの滑らかな表面及び一
つのくぼみ付き表面を有するだろう。ロール13aがエンボスパターンを有する
場合にはこれは紙に圧入され、それにより一つの側上でワイヤ11の構造に一致
するパターンを有し、反対の側上でロールのエンボスパターンに一致するパター
ンを有する紙を与えるだろう。パターンは同所共在する必要はなく、及び/又は
同じであっても異なってもよい。
【0025】 図3の例によれば二つのインパルス乾燥シリンダ13a及びbは共通のホルダ
−オンシリンダ14を有してもよい。二つのシリンダ13a,bからのパターン
は同じ方向から紙ウエブ10に圧入され、前記紙は二つのプレスニップ12a及
びbを通るフェルト又はワイヤ11によって支持される。
【0026】 本発明の一例によれば紙ウエブは少なくともインパルス乾燥と関連する加熱ロ
ール13の最も近くにある層において温度間隔100−400℃で軟化、溶融又
は硬化する材料を一定量含有するような方法でその厚さ方向で見ると変化する材
料組成を有する。これによって紙は湿潤状態においても紙の構造安定性を補強す
るのに寄与する表面層を得るだろう。紙層の残りのパルプ組成は他方で柔軟性、
強度、嵩高性及びドレープ性の如き他の特性を最適化するために選択されること
ができる。
【0027】 インパルス乾燥と関連して軟化、溶融又は硬化する前記材料は湿潤紙力増強剤
、熱可塑性を有する合成又は天然ポリマー、化学変性リグニン及び/又は柔軟化
剤の存在下の合成又は天然ポリマー又はリグニン含有高収率パルプからなること
ができる。
【0028】 高温で硬化する湿潤紙力増強剤はポリアミドアミンエピクロロヒドリン樹脂、
ポリアクリルアミド樹脂、アクリルエマルジョン、ウレアホルムアルデヒド樹脂
、ポリテンイミン樹脂、変性スターチ及び/又は変性セルロース誘導体からなる
ことができる。加熱ロール13の最も近くにあることが意図される層中の湿潤紙
力増強剤の含有量は乾燥繊維重量で計算すると少なくとも0.05重量%にすべ
きである。
【0029】 温度間隔100−400℃において軟化又は溶融する材料の例は熱可塑性を有
する合成又は天然ポリマー、化学変性リグニン及び/又は柔軟化剤の存在下の合
成又は天然ポリマーである。材料は粉末、フレーク、繊維又は水性懸濁液、例え
ばラテックス分散液のいずれかの形態であることができる。熱可塑性ポリマーの
例はポリエチレン及びポリプロピレンの如きポリオレフィン、ポリエステルなど
である。
【0030】 紙ウエブに軟化又は溶融にもたらされる前記材料を加えることによって、紙ウ
エブにおいて増大した量の結合部位が達成される。これによってインパルス乾燥
及びプレス成形の組合せと関連して紙ウエブに付与された基本重量変化及び3次
元構造は有効に永続される。この3次元構造は紙の湿潤状態においても維持され
る。
【0031】 本発明によれば乾燥、熱結合及びパターンエンボスが一つの同じ工程、インパ
ルス乾燥工程で行われることができ、それにより低い内部応力のより安定した紙
構造が得られることである。この内部応力は上記工程とは異なって熱結合前に紙
が乾燥されて繊維構造がロックされる場合には容易に増大するだろう。
【0032】 上述のように本発明による軟化又は溶融材料は以下により詳細に記載されるリ
グニン含有高収率パルプからなることもできる。
【0033】 紙は多数の異なるタイプのパルプによって製造されることができる。もし主に
トイレットペーパー及びキッチンロールのためにかなりの程度今日使用される回
収パルプを無視するなら、柔軟紙のために最も一般に使用されるパルプタイプは
ケミカルパルプである。かかるパルプにおけるリグニン含有量は実際にはゼロで
あり、純粋なセルロースから主になる繊維は相対的に薄く可撓性である。ケミカ
ルパルプは使用される木材の原材料について計算すると約50%の収率を与える
にすぎないので低収率パルプである。それゆえそれは相対的に高価なパルプであ
る。
【0034】 それゆえより安価ないわゆる高収率パルプ、例えばメカニカル、サーモメカニ
カルパルプ、ケミメカニカルパルプ(CMP)又はケミサーモメカニカルパルプ
(CTMP)を柔軟紙にだけでなく他のタイプの紙に(例えば新聞紙、厚紙など
)も使用することが一般的である。高収率パルプでは繊維は粗く、多量のリグニ
ン、樹脂及びヘミセルロースを含有する。リグニン及び樹脂は繊維に対して疎水
性を増大させ水素結合を形成する能力を低下させる。柔軟紙における一定量のケ
ミサーモメカニカルパルプの添加は低下した繊維−繊維結合のため嵩高性及び吸
収能力のような特性について積極的な効果を有する。
【0035】 ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)の特別な変形例はいわゆる高温ケミ
サーモメカニカルパルプ(HT−CTMP)であり、その製造法は含浸、予熱及
び精製のために高い温度、好ましくは140℃以上を主に使用することによる従
来タイプのCTMPの製造法とは異なる。HT−CTMPのための製造法の詳細
な記述はWO 95/34711を参照されたい。HT−CTMPの特徴は長繊
維で容易に除水され嵩のある高収率パルプであり、低い結合繊維含有量及び低い
微細繊維含有量を有することである。
【0036】 本発明によれば高収率パルプはインパルス乾燥のために特に好適であることが
見出されている。なぜならばそれは圧力非感受性であり、容易に除水され、発生
した蒸気が通過することができる開放構造を有するからである。これは他の乾燥
法におけるよりもかなり高い温度で実施されるインパルス乾燥中に紙が過熱及び
破壊される危険を最少にする。圧力非感受性及び開放構造は高収率パルプ中の繊
維がケミカルパルプ中の繊維と比較して相対的に粗く剛いことに依存する。
【0037】 インパルス乾燥は例えばヤンキー乾燥又はスルーエア乾燥よりかなり高い温度
で行われ、その温度は理論(本発明はそれに拘束されない)によれば高収率パル
プに存在するリグニンの軟化温度にまで同時のインパルス乾燥及びプレス成形中
に到達する。紙が冷却されると、リグニンは再び剛くなり、紙に与えられる3次
元構造を永続するのに寄与する。それゆえこれは紙の湿潤状態においても本質的
に維持され、それは紙の嵩高性及び吸収品質を大きく改良する。
【0038】 本発明の一例によれば紙は少なくともインパルス乾燥中に加熱ロール13a,
bの最も近くに位置される層において一定量の高収率パルプを含有し、前記量は
乾燥繊維重量で計算すると少なくとも10重量%、好ましくは少なくとも30重
量%、より好ましくは少なくとも50重量%であるべきである。他の層は柔軟性
、強度、嵩高性などの所望の品質を得るためにいかなる任意のパルプ又は異なる
タイプのパルプの組合せを含有してもよい。例えばケミカルパルプ、好ましくは
長繊維のクラフトパルプは紙に高い強度を与える。もちろん再生パルプを紙に含
有させてもよい。
【0039】 紙ウエブはこの場合において多層ヘッドボックスによって又は2以上の連続的
なヘッドボックスによって少なくとも二つの別個の層において成形される。ヘッ
ドボックスでは少なくとも二つの層におけるパルプ組成は異なる。
【0040】 もちろん紙のパターン構造の安定効果をさらに補強するためにリグニン含有高
収率パルプ及び湿潤紙力増強剤の如き異なるタイプの上述の材料と軟化材料の溶
融をそれぞれ組み合わせることもできる。
【0041】 紙ウエブは少なくとも三つの別個の層で成形されてもよく、その場合二つの外
側層は各々温度間隔100−400℃で軟化、溶融又は硬化する一定量の前記材
料、例えばリグニン含有高収率パルプ、湿潤紙力増強剤、熱可塑性を有する合成
又は天然ポリマー、化学変性リグニン及び/又は柔軟化剤の存在下の合成又は天
然ポリマーを含有する。
【0042】 本発明は特別なタイプのパルプの使用に拘束されず、任意のタイプのパルプ又
はパルプの組合せを適用してもよい。
【0043】 湿潤紙力増強剤、柔軟化剤、充填剤などの一般的な添加剤はもちろん紙に使用
されてもよい。紙ウエブはインパルス乾燥後、異なる化学薬品の添加、さらなる
エンボス、積層などのそれ自体公知の様々なタイプの処理を受けることができる
。紙ウエブを二つの異なるワイヤ間で例えば除水ワイヤから乾燥ワイヤに移すと
き、紙ウエブが移動に関連してゆっくりになるようにワイヤ間でスピード差を有
することもできる。紙ウエブは次いである程度圧縮され、それによりさらに柔軟
性を増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インパルス乾燥装置の概略的側面図である。
【図2】 インパルス乾燥装置の概略的側面図である。
【図3】 インパルス乾燥装置の概略的側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D21H 21/22 D21H 21/22 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ビルグレン, トマス スウェーデン, エス−429 34 クッラ ヴィク, ピーエル. 3560 (72)発明者 トンドカル, カヴェ スウェーデン, エス−417 17 ゲーテ ボーク, ヴィーゼルグレンスプラトセン 17 (72)発明者 ショデルベルグ, マッツ スウェーデン, エス−856 52 スンド スヴァル, ボーゲヴェーゲン 49アー (72)発明者 イェレフルト, ベント スウェーデン, エス−413 18 ゲーテ ボーク, レプスラガレガタン 3 シー Fターム(参考) 4L055 AC01 AF13 AG80 AG87 AH17 AJ07 BD06 CE90 CF01 CF50 CH20 EA13 EA20 EA32 FA16 GA29

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高くした部分とくぼんだ部分を交互に有する3次元パターン
    を有する紙の製造方法であって、前記パターンがインパルス乾燥と関連して与え
    られ、前記インパルス乾燥において湿潤紙ウエブ(10)が加熱された回転可能
    なロール(13a)を含む少なくとも一つのプレスニップ(12)を通過し、前
    記プレスニップを通過するときに紙ウエブがパターンワイヤ、バンド又はベルト
    によって及び/又は加熱されたロール(13a)上のパターンによって高くした
    部分とくぼんだ部分を交互に有する3次元パターンを与えられ、前記パターンが
    対抗手段(11,14)を背にした紙ウエブに圧入される方法において、湿潤紙
    ウエブ(10)が回転可能な加熱されたロール(13b)を含む少なくとも一つ
    のさらなるプレスニップ(12b)を通過されること及び紙ウエブがインパルス
    乾燥と関連した前記さらなるプレスニップの通過中も高くした部分とくぼんだ部
    分を交互に有する3次元パターンを与えられることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 紙ウエブ(10)が前記第2のプレスニップ(12b)に入
    る前に少なくとも10重量%、好ましくは少なくとも20重量%の湿分を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 紙ウエブが第2のプレスニップ(12b)に入る前に湿潤さ
    れることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 第2のプレスニップ(12b)が第1のプレスニップ(12
    a)に対して反転され、そこで紙ウエブ(10)の一つの側が第1のプレスニッ
    プにおいて最高温度に加熱され、他の側が第2のプレスニップ(12b)におい
    て最高温度に加熱されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の方法。
  5. 【請求項5】 二つのプレスニップにおいて紙に与えられる3次元パターン
    が異なることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の方法。
  6. 【請求項6】 紙ウエブが非圧縮紙ウエブの厚さより大きい全体厚さを有す
    る3次元構造を与えられるように対抗手段(11,14)が非硬質表面を与えら
    れることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の方法。
  7. 【請求項7】 紙ウエブがプレスニップ(12)を通る圧縮可能なプレスフ
    ェルト(11)によって支持され、前記プレスフェルトが前記非硬質対抗手段を
    作ることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 プレスフェルト(11)がプレスニップ(12)における弾
    性表面(14)に対して圧縮されることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 紙が乾燥繊維重量について計算すると少なくとも10重量%
    、好ましくは少なくとも30重量%、より好ましくは少なくとも50重量%のリ
    グニン含有高収率パルプを含有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 温度間隔100−400℃で軟化、溶融又は硬化するか又
    は他の方法で紙に与えられたパターン構造を安定化するのに寄与する材料を紙ウ
    エブに添加することを特徴とする請求項1〜9のいずれか記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記材料が熱可塑性を有する合成又は天然ポリマー、化学
    変性リグニン及び/又は柔軟化剤を伴う合成又は天然ポリマーを含むことを特徴
    とする請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記材料が湿潤紙力増強剤を含むことを特徴とする請求項
    11記載の方法。
  13. 【請求項13】 紙ウエブ(10)がその厚さ方向で見ると変化する材料組
    成を持つこと、及びそれが少なくとも加熱されたロール(13)の最も近くにあ
    ることを意図される層において温度間隔100−400℃において軟化、溶融又
    は硬化するか又は他の方法で紙に与えられたパターン構造を安定化するのに寄与
    する材料、例えばリグニン含有高収率パルプ、湿潤紙力増強剤、熱可塑性を有す
    る合成又は天然ポリマー、化学変性リグニン及び/又は柔軟化剤を伴う合成又は
    天然ポリマーを含有することを特徴とする請求項1〜12のいずれか記載の方法
  14. 【請求項14】 吸収性柔軟紙を製造するために使用されることを特徴とす
    る請求項1〜13のいずれか記載の方法。
JP2000574772A 1998-10-01 1999-09-29 3次元パターンを有する紙の製造方法 Withdrawn JP2002526688A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9803361A SE512945C2 (sv) 1998-10-01 1998-10-01 Metod att framställa ett papper med ett tredimensionellt mönster
SE9803361-6 1998-10-01
PCT/SE1999/001723 WO2000020683A1 (en) 1998-10-01 1999-09-29 Method of producing a paper having a three-dimensional pattern

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002526688A true JP2002526688A (ja) 2002-08-20

Family

ID=20412813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000574772A Withdrawn JP2002526688A (ja) 1998-10-01 1999-09-29 3次元パターンを有する紙の製造方法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US6454905B1 (ja)
EP (1) EP1133599B1 (ja)
JP (1) JP2002526688A (ja)
AT (1) ATE236294T1 (ja)
AU (1) AU753681B2 (ja)
BR (1) BR9914236A (ja)
DE (1) DE69906573T2 (ja)
ES (1) ES2196923T3 (ja)
HU (1) HUP0103885A3 (ja)
PL (1) PL346932A1 (ja)
SE (1) SE512945C2 (ja)
WO (1) WO2000020683A1 (ja)
ZA (1) ZA200102466B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005154996A (ja) * 2003-10-29 2005-06-16 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録材料用支持体及びその製造方法、並びに、画像記録材料
JP2008500909A (ja) * 2004-04-29 2008-01-17 ア チエリ パペル ソチエタ ペル アチオーニ ティッシュペーパーの生産方法及び装置
US8142614B2 (en) 2005-10-20 2012-03-27 A. Celli Paper S.P.A. Methods and devices for the production of tissue paper, and web of tissue paper obtained using said methods and devices

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6860968B1 (en) 2000-05-24 2005-03-01 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Tissue impulse drying
WO2002020258A1 (en) * 2000-09-04 2002-03-14 Valmet-Karlstad Aktiebolag Method and apparatus for the manufacture of patterned board
US6585861B2 (en) * 2000-12-19 2003-07-01 Metso Paper Karlstad Ab Device for producing an extensible paper having a three-dimensional pattern
US6913673B2 (en) * 2001-12-19 2005-07-05 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Heated embossing and ply attachment
GB0130431D0 (en) * 2001-12-20 2002-02-06 Voith Fabrics Heidenheim Gmbh Permeable membrane
US7150110B2 (en) * 2002-01-24 2006-12-19 Voith Paper Patent Gmbh Method and an apparatus for manufacturing a fiber web provided with a three-dimensional surface structure
US8241543B2 (en) 2003-08-07 2012-08-14 The Procter & Gamble Company Method and apparatus for making an apertured web
DE102004006515A1 (de) * 2004-02-10 2005-08-25 Voith Paper Patent Gmbh Verfahren zur Beheizung einer Walze
US7435316B2 (en) * 2005-06-08 2008-10-14 The Procter & Gamble Company Embossing process including discrete and linear embossing elements
US7785696B2 (en) * 2005-06-08 2010-08-31 The Procter & Gamble Company Embossed product including discrete and linear embossments
US7524404B2 (en) * 2005-06-08 2009-04-28 The Procter & Gamble Company Embossing process including discrete and linear embossing elements
US9242406B2 (en) 2011-04-26 2016-01-26 The Procter & Gamble Company Apparatus and process for aperturing and stretching a web
US8657596B2 (en) 2011-04-26 2014-02-25 The Procter & Gamble Company Method and apparatus for deforming a web
US9925731B2 (en) 2011-04-26 2018-03-27 The Procter & Gamble Company Corrugated and apertured web
EP3840709B1 (en) 2018-08-22 2023-11-15 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE423118B (sv) * 1978-03-31 1982-04-13 Karlstad Mekaniska Ab Forfarande och anordning for konsolodering och torkning av en fuktig poros bana
US4354719A (en) * 1980-09-22 1982-10-19 Amp Incorporated Two-row electrical connector composed of connector modules
EP0289477A3 (en) * 1987-04-28 1989-03-08 Valmet Paper Machinery Inc. Method for hot-pressing of a paper web and a drying device for the implementation of the method
US5126015A (en) * 1990-12-12 1992-06-30 James River Corporation Of Virginia Method for simultaneously drying and imprinting moist fibrous webs
WO1993011301A1 (en) * 1991-11-27 1993-06-10 The Procter & Gamble Company Cellulosic fibrous structures having pressure differential induced protuberances and a process of making such cellulosic fibrous structures
FI955014A (fi) * 1995-10-20 1997-04-21 Valmet Corp Paperikoneen puristinosa, jossa käytetään pitkänippipuristinta
SE511143C2 (sv) * 1997-12-30 1999-08-09 Sca Hygiene Paper Ab Metod att framställa ett papper uppvisande en tredimensionellt mönster

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005154996A (ja) * 2003-10-29 2005-06-16 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録材料用支持体及びその製造方法、並びに、画像記録材料
JP4703140B2 (ja) * 2003-10-29 2011-06-15 富士フイルム株式会社 電子写真材料用支持体及びその製造方法、並びに、電子写真材料
JP2008500909A (ja) * 2004-04-29 2008-01-17 ア チエリ パペル ソチエタ ペル アチオーニ ティッシュペーパーの生産方法及び装置
US8142613B2 (en) 2004-04-29 2012-03-27 A. Celli Paper S.P.A. Method and device for the production of tissue paper
US8142614B2 (en) 2005-10-20 2012-03-27 A. Celli Paper S.P.A. Methods and devices for the production of tissue paper, and web of tissue paper obtained using said methods and devices

Also Published As

Publication number Publication date
DE69906573T2 (de) 2004-01-08
ATE236294T1 (de) 2003-04-15
AU1194400A (en) 2000-04-26
ZA200102466B (en) 2002-09-26
EP1133599B1 (en) 2003-04-02
US6454905B1 (en) 2002-09-24
HUP0103885A2 (hu) 2002-01-28
AU753681B2 (en) 2002-10-24
SE9803361D0 (sv) 1998-10-01
EP1133599A1 (en) 2001-09-19
ES2196923T3 (es) 2003-12-16
SE9803361L (sv) 2000-04-02
SE512945C2 (sv) 2000-06-12
HUP0103885A3 (en) 2002-08-28
DE69906573D1 (de) 2003-05-08
BR9914236A (pt) 2001-06-19
PL346932A1 (en) 2002-03-11
WO2000020683A1 (en) 2000-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6503370B2 (en) Method of producing a paper having a three-dimensional pattern
JP2002526687A (ja) ウエットレイされた熱結合ウエブ造形繊維材料の製造方法及びその方法によって製造される材料
AU755216B2 (en) Method of producing an extensible paper having a three-dimensional pattern and a paper produced by the method
JP2002526688A (ja) 3次元パターンを有する紙の製造方法
US6596127B2 (en) Method of producing a paper having a three-dimensional pattern
JP2002526686A (ja) 3次元パターンを有する紙の製造方法及びその方法によって製造される紙
US6585861B2 (en) Device for producing an extensible paper having a three-dimensional pattern
US20020092633A1 (en) Method for producing an extensible paper having a three-dimensional pattern
EP1343936A1 (en) Method for producing an extensible paper having a three-dimensional pattern

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205