JP2002526342A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 容器から液体を重力供給するための分配蓋であって、
   空洞を構成し、蓋を容器に着脱自在に装着すべく結合させる手段を有する本体と、
   前記本体から延在する注ぎ口であって、ピンが設けられた外面と、端末の開口部と、流量を変化させるために設けられた調整分配弁と、を有する注ぎ口と、を備え、
   前記調整分配弁は、
   第１及び第２の両端部を有する筒状本体、前記第２の端部に連続し前記第１の端部から離れるにしたがって径が減じるテーパ部、および前記テーパ部に連続して形成され一定の径の首部を有するスリーブを含み、筒状部分に前記ピンが入る傾斜した溝が形成され、前記溝は各筒状部分の第２の端部から軸方向に離間された上端部を有する、第１の部品と、
   前記開口部に接続され、前記開口部の両端部に開口部、第１および第２のシールが設けられ、前記第１のシールは前記溝の上端部と前記筒状部分の第２の端部との間の、前記第１の部品の筒状部分の内面のシールを構成し、前記第２のシールは前記首部の内面のシールを構成する、第２の部品と、
   を有する分配蓋。
2. 前記第２の部品は、前記開口部に接続された径が一定の下部と、前記下部から離間するとともに互いに傾斜して延びる一組のアームと、前記アームに支持され前記下部から離れたディスク状端部とを含み、前記ディスク状端部は前記下部の軸を横切るように平面的に延在し、前記第１のシールは前記下部の周囲に設けられ、前記第２のシールは前記ディスク上端部の周囲に設けられている請求項１記載の蓋。
3. 前記空洞および大気間の流体連通を可能にする空気抜き通路と、前記空気抜き通路を選択的に開閉する空気抜き弁とをさらに備えた請求項２記載の蓋。
4. 前記空気抜き通路は、蓋の下面に通じる第１の開口部を有する請求項３記載の蓋。
5. 前記空気抜き通路は、前記空洞および前記空気抜き弁に通じる第２の開口部を有し、前記空気抜き弁は、第２の開口部を封止するために常時偏向され、手動操作アクチュエータに接続されたシールを含む請求項４記載の蓋。
6. 前記シールは、細長いピンを介して前記アクチュエータに接続され、前記アクチュエータは、前記空気抜き通路を介して前記蓋が装着された容器内に空気を流入できる偏向に抗して前記シールを開くように押し下げ可能なボタン状に形成されている請求項５記載の蓋。
7. 前記蓋に、蓋が容器に装着されたときに容器を運ぶことができ、当該容器を操作できるハンドルが設けられた請求項１〜６の何れかに記載の蓋。
8. 前記アクチュエータは、前記空気抜き弁がハンドルを把持している手によって作動できるようにハンドル内に配置されている請求項７記載の蓋。