JP2002525964A - ワイヤレス通信システムにおいて信号検索を実行するための装置および方法 - Google Patents

ワイヤレス通信システムにおいて信号検索を実行するための装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 移動通信信号107を伝えるCDMAワイヤレス通信システムで動作する基地局受信機アセンブリ400で用いられる検索量調整器401が開示される。本検索量調整器401は、調整済みエネルギ値490を生成し、これが受信機信号検索器200内のソータ265によって利用されて、移動通信信号107の効果的な復調が行われる有効時間オフセットの集合を選択する。検索量調整器401は、受信機信号検索器200から出力される第1群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値245を、拡散スペクトル受信機300から出力される第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値342と比較する。この比較によって、所定のエネルギ値480に相関されるウォルシュ・シンボル一致計数470が生成され、この値がエネルギ量241に加算されて調整済みエネルギ値490が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般にワイヤレス通信システムに関し、さらに詳しくは、ワイヤレ
ス通信システムにおいて信号検索を実行するための装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
符号化された通信信号を利用する通信システムは、当技術では周知である。こ
のようなシステムの1つに、電気通信工業会暫定規準95B(TIA IS-95B)に述べ
られるような直接シーケンス符号分割多重接続(DS-CDMA:direct sequence cod
e division multiple access)セルラ通信システムがある。IS-95により、DS-CD
MAシステムで用いられる符号化通信信号は、移動通信ユニットと、ワイヤレス通
信システムの基地サイトに位置する基地トランシーバ局(BTS:base transceive
r station)との間に共通の1.25MHz帯域幅チャネル上に送信される拡散スペ
クトル信号によって構成される。無線周波数(RF)スペクトルの各々の1.25
MHz帯域幅部分、すなわち1.25MHz帯域幅チャネルは、特定の搬送周波数を中
心とする拡散スペクトル信号を伝え、通常は、ナローバンド(狭帯域)DS-CDMA
チャネルと呼ばれる。移動通信ユニットからの情報は、直交波形によりパイロッ
ト信号の助けを借りずに1.25MHzの帯域幅内で搬送周波数により変調される
。従って、BTSによる拡散スペクトル信号の回復は、周知の非干渉復調法を利用
することにより可能になる。
【0003】 移動通信ユニットからBTSに送信される移動通信信号は、建造物など近隣の分
散物体により反射され、被送信信号が多重経路に伝播されることになる。このよ
うな反射により、通常、多重経路レプリカと呼ばれる原型の被送信信号の複製が
生まれ、様々な電力レベルにおいて様々な時刻に基地サイトに到達する。通常、
経路エネルギと呼ばれる電力レベルは、多重経路レプリカがたどる伝播距離なら
びに環境条件により決まる。BTSにより受信されると、原型の被送信信号とその
多重経路レプリカとが濾波,相関,拡散解除,再結合および解読を経て、所望の
音声またはデータ信号となる。
【0004】 説明のために、BTSは、多重経路信号検索器(multipath signal searcher)と
拡散スペクトル受信機とを備える基地局受信機アセンブリを有する。多重経路レ
プリカの存在は、通常、複数の時間オフセットにおいて検索を行う複数の検索器
経路によって構成される多重経路信号検索器を用いて検出される。多重経路レプ
リカを検出する多重経路信号検索器の能力は、一部には、多重経路信号の被受信
経路エネルギにより決まる。各被受信経路エネルギは、検索器経路によりウォル
シュ・シンボル・エネルギを推定する結果として、経路エネルギ量を産する。従
って、従来技術による多重経路信号検索器は、拡散スペクトル受信機による非干
渉復調のために多重経路信号を選択するために複数の経路エネルギ量しか利用し
ない。
【0005】 被受信経路エネルギは、受信機の動作Eb/Io(ビット毎のエネルギを干渉スペ
クトル密度で割った値)または信号対雑音比(SNR:signal-to-noise ratio)に
比例する。従って、拡散スペクトル受信機の動作Eb/Ioを非干渉復調の代わりに
準干渉を利用してできるように低減すると、システム容量と送信範囲とが所望の
とおり増大する。残念ながら、拡散スペクトル受信機のEb/Io動作を低減すると
いう利点は、多重経路信号検索器が着信多重経路レプリカを検出することができ
ない場合は犠牲になる。従って、復調および解読に利用できる総信号エネルギが
少なくなり、そのために被送信移動通信信号を表す確固たる信号の生成は少なく
なる。
【0006】 よって、IS-95ワイヤレス通信システムにおいて信号検索機能を提供する方法
および装置であって、実現が容易で、拡散スペクトル受信機の多重経路信号検出
が低くてもそれを克服する方法および装置が必要である。
【0007】
【好適な実施例の説明】
IS-95符号分割多重接続ワイヤレス通信システムで動作する移動通信信号を追
跡するための改善策が提案される。本方法では、従来技術による受信機信号検索
器(receiver signal searcher)200と従来技術による拡散スペクトル受信機
300と共に検索量調整器(search metric adjustor)401を採用して、基地
局受信機アセンブリ400に改善された多重経路信号追跡機能を提供する。
【0008】 詳しくは、移動通信信号を伝える符号分割多重接続(CDMA)ワイヤレス通信シ
ステムの基地局受信機アセンブリ400で利用される検索量調整器401が本明
細書において開示される。検索量調整器401は、受信機信号検索器200にお
いてソータ265により利用される調整されたエネルギ値490を生成して、移
動通信信号107の効果的な復調が行われる有効な時間オフセットの集合を選択
する。
【0009】 検索量調整器401は、受信機信号検索器200から出力される第1群のウォ
ルシュ・シンボル・エネルギ値245を、拡散スペクトル受信機300から出力
される第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値342と比較するよう動作す
る。第1群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値245に対応する第1集合のト
ップ・ウォルシュ・シンボル指標450は、第1指標選択器448により選択さ
れる。同様に、第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値342に対応する第
2集合のトップ・ウォルシュ・シンボル指標451は、第2指標選択器449に
より選択される。第1集合のトップ・ウォルシュ・シンボル指標450と第2集
合のトップ・ウォルシュ・シンボル指標451とを比較すると、少なくとも2つ
の対応するウォルシュ・シンボル指標が等しくなる回数の計数が得られる。指定
された時間的期間に亘りカウンタ465によって生成されるウォルシュ・シンボ
ル一致計数(WSMC:walsh symbol match count)470と称されるこの計数は、
少なくとも2つの対応するウォルシュ・シンボル指標が等しくなる回数の入力か
ら得られる。ルックアップ・テーブル475がWSMC470を所定のエネルギ値4
80に変換する。所定のエネルギ値480は、次に多重経路信号検索器200か
ら出力されるエネルギ量241に加算されて信号490となる。信号490は、
調整済みエネルギ値で構成され、フィンガ・マネージャ275により選択される
時間オフセットが移動通信信号107の有効時間オフセットに対応する確率を表
す。
【0010】 図面を参照して、同様の数値は同様の構成部品を指すが、図1は、典型的な従
来技術によるCDMAワイヤレス通信システム100を示す。CDMAワイヤレス通信シ
ステム100は、好ましくは、直接拡散符号分割多重接続(DS-CDMA)セルラ通
信システムで構成されるが、多重搬送波CDMAセルラ通信システムも適している。
【0011】 CDMAワイヤレス通信システム100は、それぞれカバレージ・エリア122,
124,126にサービスを提供する基地サイト101,106,105を備え
、1つの移動局103しか図示されないが1つ以上の移動局を備える。基地サイ
ト101,105,106は、特に、プロセッサ140とメモリ150とを備え
る。基地サイト101は、アンテナ102を介して移動局103との間に符号化
通信信号を送信し、符号化通信信号を受信するトランシーバ(図示せず)を備え
る。
【0012】 BTS内の拡散スペクトル受信機、好ましくはレーキ受信機が、移動局からの着
信多重経路符号化通信信号の追跡機能を提供する。レーキ受信機の構造と動作は
当技術では周知である。同様に、移動局103は、カバレージ・エリア122内
で基地サイト101との間に符号化通信信号を送信し、符号化通信信号を受信す
るトランシーバを備える。移動局107から送信される移動通信信号103は、
音声,ビデオおよび/またはデータを含むことができる。
【0013】 基地サイト101,105,106は、特にプロセッサ140とメモリ150
とを備える基地局コントローラ(BSC:base station controller)130に結合
され、このコントローラは、これもプロセッサ140とメモリ150とを備える
移動交換センタ(MSC:mobile switching center)160に結合される。MSC1
60は、周知の技術で公衆電話交換網(PSTN:public switched telephone netw
ork)に結合される。
【0014】 移動通信信号107は、移動局103と基地サイト101との間で無線周波数
(RF)チャネルを通じて伝えられる。RFチャネルには、逆方向リンク(移動局1
03から基地サイト101へ)と順方向リンク(基地サイト101から移動局1
03へ)とが含まれる。移動通信信号107は、基地サイト101に関連し、そ
れにより割り当てられる擬似乱数ショート・コード(図示せず)と、移動一意的
擬似乱数ロング・コード・マスク(図示せず)とを含む。これらのコードを備え
ることで、移動局103の移動一意的擬似乱数ノイズ・シーケンス(PNシーケン
ス)が得られ、これは基地サイト101において拡散スペクトル受信機により識
別可能である。
【0015】 信号119,113は、たとえば、建造物109などの分散物体による移動通
信信号107の反射による移動被送信信号107の多重経路レプリカである。移
動通信信号107の多重経路レプリカと、移動通信信号107とは、異なる時刻
において、通常pnオフセットと呼ばれる基準時刻からずれた時刻において、基地
サイト101に到達する。pnオフセットが異なるのは、伝播距離が変化するため
である。
【0016】 図2は、移動通信信号107に関わる有効時間オフセットとその多重経路レプ
リカAを識別するために用いられる従来技術による多重経路信号検索器200の
ブロック図である。特定の時間オフセットに関わる信号エネルギ量241は、多
重経路信号検索器200により、拡散スペクトル受信機による復調のための適切
な多重経路信号に関連するpnオフセット、または有効時間オフセットを選択する
ために用いられる。特定の移動通信ユニットからの送信を復調するためには、基
地局受信機アセンブリは、まず特定の移動通信ユニットに関わる多重経路信号を
他の多重経路信号や、他の近隣の送信機に伴う単純なノイズと区別しなければな
らない。pnオフセットに関わる位置を含む、特定の移動通信ユニット多重経路信
号の識別は、アンテナあるいは多重経路信号検索として開始される。デジタル・
ワイヤレス通信システムにおいては、pnオフセットは擬似乱数ノイズ(PN)チッ
プと呼ばれる時間の増分において測定される。各PNチップは占有帯域幅の逆数に
ほぼ等しい。たとえば1.2288MHzシステムについては814ナノ秒(ns)
となる。
【0017】 セクタ化アンテナ・システムにおいては、一般に、各セクタについて2つのア
ンテナがある。典型的な経路ダイバーシチ復調プロセスに関して、多重経路信号
検索器200は、既知のPNシーケンスをpnオフセットまたは時間オフセットの範
囲に亘り着信多重経路信号と相関することにより、最も強い被受信多重経路信号
を識別する。pnオフセットの範囲は、通常、検索ウィンドウと呼ばれる。多重経
路信号検索器200は、次に1組のアンテナについて1/2PNチップずつ増分し
て検索ウィンドウの両端で被受信多重経路信号エネルギを計算するが、このオフ
セットにおいては情報の復調または解読は行わない。所定のエネルギ閾値を超え
る被受信エネルギ量241は、有効移動局送信がその特定のpnオフセットにおい
て捕捉されたことを示すことがある。
【0018】 多重経路信号検索器200は、セクタ内のアンテナが連続して検索されるよう
構成される。すべてのアンテナが検索されると、多重経路信号検索器200の検
索器経路は関連のpnオフセットにおいて獲得したエネルギ数量を出力する。次に
、結果として得られるpnオフセットをフィンガ・マネージャ275において前回
に選択されたpnオフセットと比較する。前回選択されたpnオフセットは、フィン
ガ・マネージャ275内のフィンガ割当アルゴリズムにより、結果のpnオフセッ
トのうち1つ以上と置き換えられることも、置き換えられないこともある。これ
により、受信機フィンガ復調器経路が選択されたpnオフセットにおいて多重経路
信号を追跡および復調するために割り当てられる。
【0019】 一般に、IS-95ワイヤレス通信システムにおいては、多重経路信号検索器20
0はアンテナ102において受信される多重経路信号の拡散を解除し、対応する
時間オフセットにおけるそのエネルギ・レベルを評価する。多重経路信号エネル
ギ・レベルは、周知の非干渉復調法を用いて評価され、着信信号が移動通信信号
107を表すか否かを判断する。多重経路信号検索器200は、フロントエンド
処理のためのRF受信機フロントエンド・ブロック204と、複数の検索器経路と
を備えるが、1つの検索器経路202のみを詳細に図示する。検索器経路202
は、オフセット四相位相変調OQPSKデスプレッダ220,高速アダマール変換(F
HT:Fast Hadamard Transform)232,強度平方器(magnitude squarer)23
4,獲得ウォルシュ・シンボル・ブロック(winning Walsh symbol block)25
0および累算器260を備える。
【0020】 対応する複数の時間オフセットにおいて検索する複数の検索器経路から出力さ
れる複数のエネルギ数量は、ソータ265に対する複数の入力となる。複数の入
力には、同数のエネルギ数量、たとえば検索器経路202からソータ265に出
力されるエネルギ数量241が含まれる。次に、ソータ265は、複数のエネル
ギ数量に基づき最良の集合の時間オフセット291を選択して、最良の集合の時
間オフセット291をフィンガ・マネージャ275に送る。最良の集合の時間オ
フセット291は、フィンガ・マネージャ275により受信機フィンガに追跡お
よび復調を引き続き指示するために用いられる。
【0021】 多重経路信号検索器200は、移動通信信号107をアンテナ102を介して
多重経路レプリカの形で受信する。中間周波数復調,アナログ自動利得制御(AG
C:automatic gain control)および移動通信信号107のアナログ−デジタル
(A/D)変換などのフロントエンド処理がRF受信機フロントエンド・ブロック2
04において周知の方法および回路によって実行される。アナログAGCは、通常
は、アナログ−デジタル(A/D)変換器の前に置かれて、A/D変換器のダイナミッ
ク動作レンジを小さくする。また、RF受信機フロントエンド・ブロック204は
、さらに、A/D変換器から出力されるデジタル信号を、1組の利得調整済み同相
(I)および直角位相(Q)成分219に変換する。
【0022】 1組の利得調整済み同相(I)および直角位相(Q)成分219は、PNコード
・シーケンスを排除するOQPSKデスプレッダ220により拡散解除され、移動局
による送信の前に移動通信信号に加算される。利得調整済み同相(I)および直
角位相(Q)成分の各々に関して、OQPSKデスプレッダ220は、ある時間オフ
セットにおけるデータ同相(I)および直角位相(Q)成分223を生成する。
検索ウィンドウ内のすべての時間オフセットにおいて拡散解除する複数のOQPSK
デスプレッダあるいは検索ウィンドウの両端で反復的に拡散解除する単独のOQPS
Kデスプレッダを利用することができる。
【0023】 データ同相(I)および直角位相(Q)成分223は、次にFHT232などの
直交復調器に入力される。FHT232は、市販のハードウェアをその寸法によっ
て加算器のアレイあるいは多重加算器として用いて実現することができる。ある
いは、FHT232は、モトローラ社製DSP部品番号56166などの従来のデジタル信
号プロセッサ(DSP)または特定用途向け集積回路(ASIC)を利用して構築する
ことができる。
【0024】 データ同相(I)および直角位相(Q)成分223を受信すると、FHT232
は、周知の方法を用いて動作する。従って、FHT232は、64個の同相(I)
と64個の直角位相(Q)出力、すなわち64対の同相(I)および直角位相(
Q)出力を生成する。64個の出力の各対は、移動通信ユニット103内でM次
直交変調器(図示せず)により生成される64個の可能なウォルシュ・シンボル
のうち1つを参照する指標を有する。これにより、IS-95逆方向リンク・チャネ
ルにおいては、データ同相(I)および直角位相(Q)成分223がFHT232
に入力されると、4個の可能な被送信ウォルシュ・コードに相関する2組の64
個の出力信号が生成される。単純にするために、64対のデータ同相(I)およ
び直角位相(Q)成分を集合的に出力信号224と呼ぶ。
【0025】 出力信号224を受信すると、強度平方器234が0から63までの指標を付
けた64対のデータ同相(I)および直角位相(Q)成分の強度を二乗する。強
度平方器234は、ウォルシュ・シンボル値に対応する64個の実数値を出力し
、その実数値の各々には1つの指標が含まれる。ウォルシュ・シンボル・エネル
ギ値は、一般に信頼の尺度、すなわち指標が被送信ウォルシュ・シンボルに対応
する確率に対応する。獲得ウォルシュ・シンボル・エネルギ値255と呼ばれる
最大強度に関連するエネルギ値が、獲得ウォルシュ・シンボル・ブロック250
により選択される。次に累算器260が、一定の時間的期間に亘り獲得ウォルシ
ュ・シンボル・エネルギ値255を累算する。この時間的期間は、Nこのウォル
シュ・シンボルの時間に相当する任意の長さの時間とすることができる。累算器
260は、検索器経路202が検索する時間オフセットが移動通信信号106の
有効時間オフセットに対応する確率を表すエネルギ量241を生成する。
【0026】 ソータ265は、他の検索器経路から得られる複数の他のエネルギ量によりエ
ネルギ量の分類およびランク付けを行い、移動通信信号107の複数の有効時間
オフセットに実質的に相当する可能性のある最良の集合のエネルギ量を生成する
。従って、最良集合の時間オフセット291は、検索器経路202などの検索器
経路から出力される複数のエネルギ量のみに基づいて決まる。次に最良の集合の
時間オフセット291はフィンガ・マネージャ275内のフィンガ・マネージャ
・アルゴリズムにより利用されて、複数の受信機フィンガ復調器経路(図3に関
連して図示)に対して、最良の集合の時間オフセット291において移動通信信
号107を解読することを指示する。
【0027】 多重経路信号検索器200は、特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて、ある
いは他の適切な手段を用いて構築することができる。
【0028】 図3は、多重経路信号検索器200により選択される最良の集合の時間オフセ
ット291において移動通信信号107とその多重経路レプリカとを復調するた
めに用いる従来技術による拡散スペクトル受信機300の部分的ブロック図であ
る。一般に、拡散スペクトル受信機300は移動通信信号107の有効時間オフ
セットに対応しそうな、被割当時間オフセットにおいて被受信多重経路信号の拡
散解除と復調を行う。拡散スペクトル受信機300は、着信信号を受信するアン
テナ102と、フロントエンド処理のためのRF受信機フロントエンド・ブロック
204とを備える。拡散スペクトル受信機300は、複数の受信機フィンガ復調
器経路をさらに備えるが、図には1つのフィンガ復調器経路301のみを詳細に
示す。拡散スペクトル受信機300は、複数の受信機フィンガ復調器経路から得
られる出力を復調する復調器340も具備する。拡散スペクトル受信機300は
、デインターリーバ355とデコーダ360をさらに具備する。
【0029】 拡散スペクトル受信機300は、アンテナ102を介して移動通信信号107
を受信する。中間周波数復調,アナログ自動利得調整(AGC)および移動通信信
号107のアナログ−デジタル(A/D)変換などのフロントエンド処理はRF受信
機フロントエンド・ブロック204において周知の方法と回路により実行される
。さらに、RF受信機フロントエンド・ブロック204は、A/D変換器から出力さ
れるデジタル信号を1組の利得調整済み同相(I)および直角位相(Q)成分2
19に変換する。
【0030】 最良の集合の時間オフセット291に基づいて割り当てられる、被割当時間オ
フセットにおける利得調整済み同相(I)および直角位相(Q)成分219の集
合が受信機フィンガ復調器経路301に入力され、ウォルシュ・シンボル・スト
リーム338に変換される。同様に、別の被割当時間オフセットにおける利得調
整済み同相(I)および直角位相(Q)成分219の集合が、別の受信機フィン
ガ復調器経路、たとえば受信機フィンガ復調器経路302に入力されて、別のウ
ォルシュ・シンボル・ストリーム339に変換される。
【0031】 各受信機フィンガ復調器経路301は、OQPSKデスプレッダ320とFHT332
とを備える。利得調整済み同相(I)および直角位相(Q)成分219の集合を
受信すると、OQPSKデスプレッダ220は、利得調整済み同相(I)および直角
位相(Q)成分219の集合からPNコード・シーケンスを取り出して、時間オフ
セットにおける対応するデータ同相(I)および直角位相(Q)成分を生成する
。FHT332は、次に0から63までの指標を付けたウォルシュ・シンボル・エ
ネルギ値の集合−−ここではウォルシュ・シンボル・ストリーム338と呼ぶ−
−を、対応するデータ同相(I)および直角位相(Q)成分323から推定する
。次に復調器340がウォルシュ・シンボル・ストリーム338を、複数の他の
受信機フィンガ復調器経路からの他のウォルシュ・シンボル・ストリーム339
と組み合わせて、第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値342を生成する
。従って、第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値342は、ウォルシュ・
シンボル・ストリームによって構成される。説明のために、受信機フィンガ復調
器経路ならびに復調器340を集合的に、フィンガ・ウォルシュ・エネルギ発生
器350と呼ぶ。
【0032】 拡散スペクトル受信機300は、デインターリーバ355とデコーダ360を
さらに具備する。デインターリーバ355は、第2群のウォルシュ・シンボル・
エネルギ値342までの順序を回復して、移動通信信号107を表す挟込解除さ
れ、送信されたウォルシュ・チャネル・シンボルのシーケンスを生成する。挟込
解除され送信されたウォルシュ・チャネル・シンボルのシーケンスは、デコーダ
359に入力され、デコーダ359は挟込解除被送信ウォルシュ・チャネル・シ
ンボルのシーケンスから情報ビットのシーケンスを推定して、移動通信信号10
7を表す被解読信号370を出力する。
【0033】 拡散スペクトル受信機300は、特定用途向け集積回路(ASIC)を用いるか、
他の適切な手段を用いて実現することができる。拡散スペクトル受信機300の
Eb/Io動作を低減してシステム容量と送信範囲とを増大させるという現在の設計
上の傾向は、多重経路信号検索器200が着信多重経路レプリカを検出できない
場合は犠牲になる。従って、第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値342
の、復調および解読に用いることのできる総信号エネルギは少なくなる。
【0034】 図4は、本発明の好適な実施例による、多重経路信号検索器200と、拡散ス
ペクトル受信機300と、検索量調整器とを備える基地局受信機アセンブリのブ
ロック図400である。検索量調整器401は、エネルギ量421に対するエネ
ルギ修正値を生成して、ソータ265に送られる信号490を形成する。その結
果、検索量調整器は、従来技術による多重経路信号検索器により提供される複数
のエネルギ量のみを用いて得られるよりも多重経路検出の確率を大きくする。本
発明の好適な実施例により、エネルギ修正は、エネルギ量245と検索量調整器
により生成されるエネルギ修正値480との和に基づいて行われる。エネルギ修
正値480は、多重経路信号検索器200から出力される第1群のウォルシュ・
シンボル・エネルギ値と、フィンガ・ウォルシュ・エネルギ発生器350から出
力される第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値とを比較した結果である。
【0035】 検索量調整器401は、第1指標セレクタ448,第2指標セレクタ449お
よび比較回路412を備える。比較回路412は、比較器460,カウンタ46
5,ルックアップ・テーブル475および加算器485を備える。任意の数の適
切な方法を用いて実現される検索量調整器401は多重経路信号検索器200と
拡散スペクトル受信機300と協働して次の要領で信号490を生成する。第1
指標セレクタ448は、強度平方器234(図2に関連して説明)から出力され
る第1群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値245から、第1集合のトップ・
ウォルシュ・シンボル指標450を選択する。第1集合のトップ・ウォルシュ・
シンボル指標の選択は、第1群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値245の各
々のエネルギ値に基づいて行われる。好適な実施例においては、第1指標セレク
タ448は、第1群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値245の上位3つのエ
ネルギ値に対応する3つの指標を選択する。同様に、第2指標セレクタ449は
、フィンガ・ウォルシュ・エネルギ発生器350から出力される第2群のウォル
シュ・シンボル・エネルギ値342から、第2集合のトップ・ウォルシュ・シン
ボル指標451を選択する。好適な実施例においては、第2指標セレクタ449
は、第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値342の上位2つのエネルギ値
に対応する2つの指標を選択する。第1指標セレクタ448と第2指標セレクタ
449とにより選択される指標の数はいくつでもよい。
【0036】 次に、比較器460が第1集合のトップ・ウォルシュ・シンボル指標450を
、第2集合のトップ・ウォルシュ・シンボル指標451と比較して、比較器値4
62を生成する。比較器460は、トップ・ウォルシュ・シンボル指標の第1集
合および第2集合の少なくとも2つの指標が等しいときに、1の比較器値を生成
する。比較器460は、トップ・ウォルシュ・シンボル指標の第1集合および第
2集合の指標で等しいものがない場合に、0の比較器値を生成する。1の比較器
値は、時間オフセットが移動通信信号の有効時間オフセットに対応する確率を表
す。カウンタ465は、N個のウォルシュ・シンボルの時間的期間に亘り比較器
460が比較器値1を生成した回数をカウントする。ただしNは、好ましくは6
である。従って、カウンタ465はトップ・ウォルシュ・シンボルの第1および
第2集合の両方から少なくとも1つの指標が、時間的期間の間に何回一致したか
により、0からNまでの整数を有するウォルシュ・シンボル一致計数(WSMC:wa
lsh symbol match count)を生成する。この時間的期間は、任意の長さの時間で
あるが、好ましくは、6個のウォルシュ・シンボルと等価である。かくして、6
個のウォルシュ・シンボルと等価の時間的期間の間、カウンタ465は0から6
までの整数値を生成する。
【0037】 ルックアップ・テーブル475は、WSMC470をエネルギ修正値480に変換
する。エネルギ修正値480は、ルックアップ・テーブル475に入力されるWS
MC470に基づいて割り当てられる所定のエネルギ値である。たとえば、好適な
実施例においては、WSMCが0であるとマイナス100のエネルギ値となり、WSMC
が1であるとエネルギ値は0になる。同様に、WSMCが2の場合、エネルギ修正値
は50、WSMCが3の場合はエネルギ修正値は200、WSMCが4の場合はエネルギ
修正値は300になる。さらにWSMCが5の場合、エネルギ修正値は300、WSMC
が6の場合エネルギ修正値は400になる。加算器485が、得られたエネルギ
修正値480を検索器経路202から出力されるエネルギ量241に加算して、
信号490を生成する。これにより、信号490は調整済みエネルギ値となる。
【0038】 多重経路信号検索器200によって時間オフセットの正確な選択がすでに行わ
れている場合、第1集合と第2集合のトップ・ウォルシュ・シンボル指標の比較
により、時間的期間の間にカウンタ465から高いWSMCが出力されることになる
。エネルギ量241が与える確率の第1の尺度に加えて、エネルギ修正値480
が、復調が行われる時間オフセットが移動通信信号107の有効時間オフセット
である確率の第2の尺度をソータ265に与える。かくして、ソータ265から
出力される最良集合の時間オフセット491は、従来技術による設計が与えるエ
ネルギ量241の結果として生成される最良集合の時間オフセット291よりも
実質的に精度が高くなる。
【0039】 検索量調整器401は、ソフトウェア・アルゴリズムまたは特定用途向け集積
回路などの任意の適切な方法を用いて実現することができる。
【0040】 合計でM個のオフセットが信号490など、ソータ265に入力される信号の
調整済みエネルギ値に従って降順に分類される。従って、低エネルギ値241を
有するが、高いWSMC470を有すると判断される多重経路信号検索器200によ
り受信される信号が、フィンガ・マネージャ275による受信機フィンガ割当の
候補として受け入れられる。その結果、弱い移動通信信号が、より検出されやす
くなり、受信機復調が成功する対応の時間オフセットを選択する多重経路信号検
索器200の能力が強化される。
【0041】 IS-95システムとCDMAシステムにおけるその用途について、本明細書では特に
述べたが、本発明はあらゆるCDMAワイヤレス通信システムに適用することができ
る。
【0042】 セルラ準拠デジタル通信システムに適用する本発明の原理には、パーソナル通
信システム,中継システム,衛星システムおよびデータ・ネットワークなどが含
まれる。同様に、あらゆる種類のデジタル無線周波数チャネルに適用する本発明
の原理は、無線周波数信号チャネル,電子データ・バス,有線チャネル,光ファ
イバ・リンクおよび衛星リンクなど他の種類の通信チャネルにも適応される。
【0043】 さらに、本発明の他の形態および上述された特定の実施例以外の実施例を、添
付の請求項およびその等価物の精神および範囲から逸脱せずに考案することがで
きることも明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 典型的な、従来技術によるワイドバンド(広帯域)ワイヤレス通
信システム100を示す。
【図2】 IS-95ワイヤレス通信システムにおいて移動通信信号に関連する
時間オフセットとその多重経路レプリカとを識別するために用いられる従来技術
による多重経路信号検索器200のブロック図である。
【図3】 多重経路信号検索器200により選択される時間オフセットにお
いて移動通信信号を復調するために用いられる従来技術による拡散スペクトル受
信機300の部分ブロック図である。
【図4】 本発明の好適な実施例による、多重経路信号検索器200,拡散
スペクトル受信機300および検索量調整器401を備える基地局受信機アセン
ブリ400のブロック図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信信号を伝える符号分割多重接続(CDMA)ワイヤレス
    通信システムで用いる多重経路検索器であって: 入力として、ある時間オフセットにおける同相(I)および直角位相(Q)成
    分の集合を有し、第1群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値を推定し、前記時
    間オフセットにおけるエネルギ量を推定する検索器経路; 入力として、前記同相(I)および直角位相(Q)成分の集合を有し、第2群
    のウォルシュ・シンボル・エネルギ値を推定するフィンガ・ウォルシュ・エネル
    ギ発生器;および 入力として、前記第1群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値と、前記第2群
    のウォルシュ・シンボル・エネルギ値と、前記エネルギ量とを有して、N個のウ
    ォルシュ・シンボルと等価の時間的期間の間に前記時間オフセットが前記移動通
    信信号の有効時間オフセットに対応する確率を表す信号を生成する検索量調整器
    ; によって構成されることを特徴とする多重経路検索器。
  2. 【請求項2】 前記多重経路検索が、入力として、0から63までの指標を
    付けた前記第1群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値と、0から63まで指標
    を付けた前記第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値とを有する検索量調整
    器によってさらに構成されることを特徴とする請求項1記載の多重経路検索器。
  3. 【請求項3】 前記信号が調整済みエネルギ値によって構成されることを特
    徴とする請求項1記載の多重経路検索器。
  4. 【請求項4】 前記時間的期間が6個のウォルシュ・シンボルと等価である
    ことを特徴とする請求項1記載の多重経路検索器。
  5. 【請求項5】 前記検索量調整器が: 前記第1群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値から第1集合のトップ・ウォ
    ルシュ・シンボル指標を選択する第1指標セレクタであって、前記第1集合のト
    ップ・ウォルシュ・シンボル指標の選択が前記第1群のウォルシュ・シンボル・
    エネルギ値の各々のエネルギ値に基づく第1指標セレクタ; 前記第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値から第2集合のトップ・ウォ
    ルシュ・シンボル指標を選択する第2指標セレクタであって、前記第2集合のト
    ップ・ウォルシュ・シンボル指標の選択が前記第2群のウォルシュ・シンボル・
    エネルギ値の各々のエネルギ値に基づく第2指標セレクタ;および 前記第1集合のトップ・ウォルシュ・シンボル指標と前記第2集合のトップ・
    ウォルシュ・シンボル指標との比較に基づいて信号を生成する比較回路; によって構成されることを特徴とする請求項2記載の多重経路検索器。
  6. 【請求項6】 前記比較回路が: 前記第1集合のトップ・ウォルシュ・シンボル指標を前記第2集合のトップ・
    ウォルシュ・シンボル指標と比較して比較器値を生成する比較器であって、前記
    比較器値が前記時間オフセットが前記移動通信信号の有効時間オフセットに対応
    する確率を表す比較器; 前記時間的期間の間に前記比較器が1の比較器値を生成した回数を数えて、ウ
    ォルシュ・シンボル一致計数を生成するカウンタ; 前記ウォルシュ・シンボル一致計数をエネルギ修正値に変換するルックアップ
    ・テーブル;および 前記エネルギ修正値を前記エネルギ量に加えて前記信号を生成する加算器; によって構成されることを特徴とする請求項5記載の多重経路検索器。
  7. 【請求項7】 前記比較器が、前記第1および第2集合のトップ・ウォルシ
    ュ・シンボル指標のうち少なくとも2つの指標が等しい場合に1の比較器値を生
    成し、前記第1および第2集合のトップ・ウォルシュ・シンボル指標のうち等し
    いものがない場合に0の比較器値を生成することを特徴とする請求項6記載の多
    重経路検索器。
  8. 【請求項8】 前記ウォルシュ・シンボル一致計数が整数であることを特徴
    とする請求項6記載の多重経路検索器。
  9. 【請求項9】 前記フィンガ・ウォルシュ・エネルギ発生器が: 割り当てられた時間オフセットにおいて前記同相(I)および直角位相(Q)
    成分の集合を拡散解除して、前記時間オフセットにおいて0から63まで指標を
    付けた複数のウォルシュ・シンボル・エネルギ値によって構成されるウォルシュ
    ・シンボル・ストリームを生成する受信機フィンガ復調器;および 前記ウォルシュ・シンボル・ストリームを複数の他のウォルシュ・シンボル・
    ストリームと合成して、前記第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値を生成
    する復調器; によってさらに構成されることを特徴とする請求項2記載の多重経路検索器。
  10. 【請求項10】 前記CDMAワイヤレス通信システム受信機が: 入力として、前記信号と、複数の他の時間オフセットにおいて対応する複数の
    他の信号とを有して、前記信号を前記複数の他信号と共に分類およびランク付け
    を行い、前記移動通信信号に関連する複数の有効時間オフセットに対応する可能
    性が実質的にある最良集合の時間オフセットを生成するソータ; 前記受信機フィンガ復調器経路に対して、前記被割当時間オフセットにおいて
    前記移動通信信号を復調することを指示するフィンガ・マネージャであって、前
    記被割当時間オフセットが前記最良集合の時間オフセットから選択されるもので
    あるフィンガ・マネージャ; 前記第2群のウォルシュ・シンボル・エネルギ値の順序を回復して、前記移動
    通信信号を表す挟込解除された被送信ウォルシュ・チャネル・シンボルのシーケ
    ンスを生成するデインターリーバ;および 前記挟込解除された被送信ウォルシュ・チャネル・シンボルのシーケンスから
    情報ビットのシーケンスを推定して、前記移動通信信号と実質的に等しい被解読
    信号を生成するデコーダ; によってさらに構成されることを特徴とする請求項9記載の多重経路検索器。
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