JP2001177444A - 無線ネットワークにおける逆リンクエネルギー評価の方法および装置 - Google Patents

無線ネットワークにおける逆リンクエネルギー評価の方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 評価の精度を高め、それによって、レイク受
信機がフィンガ性能を監視しノイズから信号を統計的に
識別する能力を改善した、無線ネットワークにおける逆
リンクエネルギー評価の方法および装置を提供する。 【解決手段】 無線通信ネットワークのレイク受信機
(100)におけるフィンガエネルギー評価の方法およ
び装置は、個々のレイクフィンガ(110−1、…、1
10−N)についてのフィンガエネルギーを評価する前
に、多数のレイクフィンガからのエネルギー値を評価す
る。一実施例において、エネルギー指標生成ユニット
(140)は、複数のレイクフィンガのそれぞれから1
組の指標付きエネルギー値を受け取り、同じ指標が付い
たエネルギー値を組み合わせて1組の指標付き総計エネ
ルギー値を得、その組における最大総計エネルギー値に
対応する指標として勝利指標を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信の分野に
関する。
【0002】
【従来の技術】拡散スペクトラムデジタル変調技術、特
に直接逐次拡散スペクトラム(DSSS)技術は、米国
電気通信工業会(TIA)のIS−95標準において明
記されている符号分割多元接続(CDMA)システム等
の無線通信システムにおいて実施されてきた。DSSS
技術を用いて、CDMAのIS−95バージョン(以下
「IS−95CDMA」と呼ぶ)は、音声、データ、お
よび制御信号等の低ビットレート通信信号を、高ビット
レートの疑似ノイズ(PN)シーケンスと組み合わせ
て、より広い帯域幅にわたってそれぞれの通信信号のエ
ネルギーを「拡散」し、それによって、干渉の影響を受
けにくい強力な信号を達成している。受信することを意
図された受信機は、PNシーケンスを除去して受信信号
を「逆拡散」し、低ビットレート通信信号を回復する。
単一の基地局が扱う移動加入者端末(「移動体」)に異
なるPNシーケンスを割り当てることによって、同じ送
信/受信周波数帯域を用いて多数の移動体がその扱い基
地局と通信することができる。そのようなものとして、
IS−95CDMAシステムにおけるサービス容量は、
通常、近くの移動体からの干渉によって引き起こされる
サービスの質の低下によってのみ制限される。
【0003】IS−95CDMA基地局は、それぞれが
基地局の扱う移動体から受信するように割り当てられ
た、複数のレイク受信機を利用する。周知のように、1
つのレイク受信機は、同じ無線周波(RF)信号を別個
に受信・処理してベースバンド通信信号を回復しようと
する、複数の「フィンガ」を含む。
【0004】多数のフィンガの結果を組み合わせること
によって、レイク受信機はダイバーシティ利得を達成
し、移動や無線ネットワーク環境によって引き起こされ
るフェージング効果を軽減する。例えば、基地局アンテ
ナは通常、移動体から送信される同じRF信号の、伝搬
遅延が異なる多数のバージョンを受信する(すなわちマ
ルチパス)、という事実を利用するために、レイク受信
機制御装置は、それぞれのフィンガを、互いに異なるマ
ルチパスを処理・復調するように割り当て、多数のフィ
ンガからの結果を組み合わせ、それによってパスダイバ
ーシティを達成して受信機の性能を高めてもよい。また
は、またはそれに付け加えて、レイク受信機制御装置
は、それぞれのフィンガを、互いに空間的にずれた基地
局アンテナからの信号を処理するように割り当ててもよ
い。
【0005】複数のレイクフィンガが別個に、受信RF
信号からベースバンド通信信号を回復するが、1つまた
はそれよりも多いフィンガが受信する信号エネルギーは
ほんの少しであり(例えば、信号対干渉比が非常に低い
特徴がある)、それによってダイバーシティ利得がほと
んど、または全く、ないかもしれない。性能を監視しノ
イズから信号を統計的に識別して、レイクフィンガがノ
イズを受信したとき例えば異なるマルチパスに再割り当
てされるようにするために、IS−95CDMAの基地
局におけるレイク受信機は、それぞれのフィンガについ
て1つの、「フィンガエネルギー」を評価するエネルギ
ー評価装置を含む。従来技術のフィンガエネルギー評価
装置は、対応するフィンガが捕捉した信号エネルギーを
計算し、多数の信号エネルギー値を平均し、エネルギー
値をEb/No評価値にマッピングする校正テーブルを用
いて、それぞれの平均信号エネルギー値からEb/No
評価値を導く。
【0006】図1は、従来技術のフィンガエネルギー評
価装置の選択処理要素を示す、概略ブロック図である。
図1に示すように、従来技術のフィンガエネルギー評価
装置50は、逆拡散器51、直交復調器52、エネルギ
ー計算ユニット54、セレクタ55、低域フィルタ5
7、およびEb/No評価ユニット58を含む。当業者に
は周知のように、IS−95CDMAシステムにおい
て、音声信号やデータ等の、逆リンク(すなわち、移動
体から基地局へ)チャネルを通じて送信されるベースバ
ンド通信信号は、たたみ込み符号化されブロックインタ
ーリーブされるのに加えて、相に鈍感なM元直交変調体
系(典型的には64元変調)を用いて変調され、送信前
に直接拡散される。従って、それぞれのレイクフィンガ
よび対応するフィンガエネルギー評価装置は、受信信号
に対して逆拡散を行い、M元直交復調を行う(帯域フィ
ルタリング、増幅、周波数ダウン変換、アナログデジタ
ル変換、等の、受信機が行う従来技術のRF信号処理の
後で)。
【0007】再び図1を参照して、逆拡散器51は、移
動体のところでベースバンド通信信号と組み合わされて
いたPNシーケンスを除去し、直交復調器52が、例え
ば高速アダマール変換(FHT)を用いて、逆拡散器5
1の出力を復調する。例えば64元変調/復調を用い
て、6記号長さの文字(すなわち、26個の可能性があ
る文字)が、移動体のところで64ビット(または「チ
ップ」)のウォルシュ符号を用いて符号化される。従っ
て、直交復調器52は、それぞれが6ビットの指標によ
って表せる64個の可能性がある送信されたウォルシュ
符号に対応する、64個の複合信号を出力する。
【0008】エネルギー計算ユニット54は、直交復調
器52の64個の出力のそれぞれについて、直交復調器
52が出力する複合信号の実部および虚部をそれぞれ二
乗し、両者の和をとってエネルギー値を計算して、1組
の64個からなる指標付きエネルギー値を得る。エネル
ギー計算ユニット54が計算したこの1組の指標付きエ
ネルギー値におけるそれぞれのエネルギー値は、対応す
るウォルシュ符号が正しい復調結果である尤度(信頼
度)を表すので、セレクタ55は、エネルギー計算ユニ
ット54が出力するこの1組の64個からなるエネルギ
ー値から最大エネルギー値を選択し、低域フィルタ57
が、セレクタ55から受け取った多数の選択したエネル
ギー値を平均する。最後に、Eb/No評価ユニット58
が相関表を用いて、低域フィルタ57から受け取ったそ
れぞれの平均エネルギー値をEb/No評価値にマッピン
グして、それぞれのフィンガについてレイク受信機がノ
イズから信号を区別することができるようにする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ウォルシュ符
号のフィンガ当たりの誤り率が通常大きいという事実の
ために、セレクタ55が選択する最大エネルギー値は、
正確なウォルシュ符号に対応しないことが多く、それに
よって、次のEb/No評価値の品質が低下してしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、個々のフィン
ガエネルギーの評価値として用いるエネルギー値を選択
する前に多数のレイクフィンガのエネルギー値を評価す
る無線通信ネットワークのレイク受信機における強化フ
ィンガエネルギー評価の方法および装置である。一実施
形態によれば、エネルギー指標生成ユニットは、複数の
レイクフィンガのそれぞれから1組の指標付きエネルギ
ー値を受け取り、同じ指標を有するエネルギー値を組み
合わせて1組の指標付き総計エネルギー値を得、最大総
計エネルギー値に対応する勝利指標を選択する。本発明
の一実施例において、エネルギー指標生成ユニットは、
多数のレイク受信機からの同じ指標を有するエネルギー
値を加算して、1組の指標付き総計エネルギー値を生成
する。他の実施例において、エネルギー指標生成ユニッ
トは、多数のレイクフィンガからの同じ指標を有するエ
ネルギー値を統計的に組み合わせて(例えば、メジアン
や平均を計算して)、1組の指標付き総計エネルギー値
を生成する。エネルギー指標生成ユニットは、勝利指標
を、少なくとも1つの個別のフィンガエネルギー評価装
置のエネルギーセレクタに出力して、そのセレクタが、
フィンガエネルギー評価についての勝利指標に対応する
エネルギー値を選択するようにしている。
【0011】個々のフィンガエネルギー評価に用いるエ
ネルギー値を選択する前に複数のレイクフィンガからの
指標付きエネルギー値の関数として勝利指標を決定する
ことによって、評価の精度が高まり、それによって、レ
イク受信機がフィンガ性能を監視しノイズから信号を統
計的に識別する能力が改善される。
【0012】本発明の他の態様および利点は、以下の詳
細な説明を読み図面を参照すれば、明らかとなろう。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、無線通信ネットワーク
のレイク受信機に適用可能な、個々のフィンガエネルギ
ー評価に用いるエネルギー値を多数のレイクフィンガか
らのエネルギー値の関数として選択する、強化フィンガ
エネルギー評価の方法および装置である。本発明の強化
フィンガエネルギー評価の方法および装置の例示的実施
形態を、以下に説明する。
【0014】図2を参照して、本発明の実施形態を実施
するのに適した無線ネットワーク構成10を示す。無線
ネットワーク構成10は、複数の地理的サブ領域(「セ
ル」)12−1、…、12−iを含む。それぞれのセル
12−1、…、12−iは、セル12−1内に配置され
た移動体20−1、…、20−jのような、その中に配
置された移動体に通信サービスを提供する、対応する基
地局14−1、…、14−iを有する。それぞれの基地
局14−1、…、14−iは、移動体電話中継局(MT
SO)16に接続されている(例えば、中継線を経由し
て)。MTSO16は、このネットワーク内の通信を管
理し、この無線ネットワークと公衆交換電話網(PST
N)40との間のインターフェースの役割をしている。
【0015】当業者には明らかなように、図2に示す無
線ネットワーク構成10には、非常に多くの変形が可能
である。例えば、これらのセル12−1、…、12−i
のそれぞれは、多数のセクタにサブ分割してもよい。更
に、セル12−1、…、12−iは六角形の領域として
示しているが、これとは異なるセル形状も可能である。
【0016】上述のように、IS−95CDMAの基地
局はそれぞれ、複数のレイク受信機を利用している。複
数のレイク受信機はそれぞれ、基地局が扱っている異な
る移動体からの通信を受信するように割り当てられてい
る。本発明の好適な実施形態の以下の説明は、例示の目
的のために、図2に示す無線ネットワーク構成10がI
S−95CDMAに従って動作する、と仮定している
が、当業者には、本発明の原理はIS−95CDMAに
限定されるのではなく、直交復調を行ういかなるレイク
受信機におけるフィンガエネルギー評価を強化するのに
実施することもできる、ということが容易に明白となろ
う。
【0017】図3を参照して、本発明の一実施形態によ
るレイク受信機100の選択要素を示すブロック図を示
す。図3に示すように、レイク受信機100は、複数の
フィンガ110−1、…、110−N、複数のフィンガ
エネルギー評価装置120−1、…、120−N、およ
びエネルギー指標生成装置140を含む。上述のよう
に、レイク受信機のそれぞれのフィンガは、RF信号を
別個に受信・処理してベースバンド通信信号を回復し、
それによって、多数のフィンガの結果を組み合わせるこ
とによって、レイク受信機は受信機誤り率を改善する。
従って、それぞれのフィンガ110−1、…、110−
Nは、異なる逆リンクマルチパスに割り当てられてもよ
い。または、またはそれに付け加えて、フィンガ110
−1、…、110−Nのうちの少なくとも2つを、空間
的にずれた基地局受信アンテナからの信号を処理するよ
うに割り当ててもよい。
【0018】当業者には周知のように、IS−95CD
MAシステムにおいて逆リンクを経由して送信されるデ
ジタルベースバンド通信信号は、移動体のアンテナによ
って発されるRF搬送波に組み合わされる前に、一連の
デジタル信号処理操作を受ける。すなわち、例えば公称
のデータ率が9600bpsであるデジタルベースバン
ド通信信号が、たたみ込み符号器によってエラー訂正コ
ード化されて、1秒当たり28,800個の二進記号を
作成する。たたみ込み符号器の出力は次にブロックイン
ターリーブされて、フェージングの影響から保護し、6
つの記号文字(すなわち、26個の可能性がある文字)
にグループ分けされて、これらは64元変調中に対応す
る64チップのウォルシュ符号に置き換えられて、それ
によって、チップ率が1秒当たり307,200チップ
になる。次に、直交変調の結果生じるウォルシュチップ
に、1.2288MHzの速度である移動体に割り当て
られた一意的なユーザPNシーケンス(「ロングコード
マスク」)が掛けられる。次に、ロングコードマスクを
したウォルシュチップを、基地局に特有のPNシーケン
スと組み合わせて、その結果4位相偏移変調(QPS
K)出力が行われる。
【0019】移動体において拡散スペクトラム処理およ
びM元変調が行われるために、それぞれのレイクフィン
ガ110−1、…、110−Nは、逆拡散器112―
1、…、112−Nおよび直交復調器114−1、…、
114−Nを含む。それぞれの逆拡散器112−1、
…、112−Nは、入力信号input−1t、…、i
nput−Ntからロングコードマスクおよび基地局に
特有のPNシーケンスを除去して、結果を直交復調器1
14−1、…、114−Nに出力して、直交復調を行
う。これには例えばFHTを用いる。64元復調である
と仮定すると、直交復調器114−1、…、114−N
は、それぞれが6ビットの指標によって表せる64個の
可能性がある送信されたウォルシュ符号に対応する、6
4個の複合信号を出力する。それぞれのレイクフィンガ
110−1、…、110−Nのエネルギー計算ユニット
116−1、…、116−Nは、直交復調器114−
1、…、114−Nからの64個の出力のそれぞれにつ
いて、それぞれの複合信号の実部および虚部をそれぞれ
二乗し、両者の和をとってエネルギー値を計算して、1
組の64個からなる指標付きエネルギー値を得る。図3
には示さず本明細書においても詳細に説明は行わない
が、エネルギー計算ユニット116−1、…、116−
Nの出力を、レイクフィンガ110−1、…、110−
Nが次に用いて、ベースバンド通信信号を回復する。以
下に詳細に説明するように、それぞれのエネルギー計算
ユニット116−1、…、116−Nが計算したこの1
組の64個の指標付きエネルギー値を、エネルギー指標
生成装置140が後述の方法で更に利用して、個々のフ
ィンガエネルギー評価を高める。
【0020】図3に示すように、それぞれのフィンガエ
ネルギー評価装置120−1、…、120−Nも同様
に、逆拡散器121―1、…、121−N、直交復調器
122−1、…、122−N、およびエネルギー計算ユ
ニット124−1、…、124−Nを含む。これらの要
素が行う動作はレイクフィンガ110−1、…、110
−Nの対応する要素に関して上述したのと同じであるの
で、これらの要素についての更なる説明は省略する。そ
れぞれのフィンガエネルギー評価装置120−1、…、
120−Nは更にエネルギーセレクタ125−1、…、
125−Nを含み、エネルギーセレクタ125−1、
…、125−Nは、エネルギー指標生成装置140が受
け取った指標に従って、エネルギー計算ユニット124
−1、…、124−Nが出力するそれぞれの組の指標付
きエネルギー値について1つのエネルギー値を選択す
る。それぞれのフィンガエネルギー評価装置120−
1、…、120−Nは更に、エネルギーセレクタ125
−1、…、125−Nの多数のエネルギー選択出力を平
均する低域フィルタ127−1、…、127−N、およ
び、低域フィルタ127−1、…、127−Nから受け
取ったそれぞれの平均エネルギー値についてのEb/No
評価値を例えば従来技術の相関表を用いて出力するE b
/No評価ユニット128−1、…、128−Nを含
む。
【0021】それぞれのフィンガエネルギー評価装置1
20−1、…、120−Nが受け取るのは、対応するレ
イクフィンガ110−1、…、110−Nと同じ入力で
あるが、エネルギーセレクタ125−1、…125−N
は、多数のレイクフィンガ110−1、…、110−N
からのエネルギー値の関数として指標生成ユニット14
0が計算する勝利指標をベースにして、エネルギー計算
ユニット124−1、…、124−Nが出力する1組の
指標付きエネルギー値からエネルギー値を選択するの
で、待ち時間が導入される。このような待ち時間は、i
nput−1t-1、…、input−Nt-1を用いること
によって、フィンガエネルギー評価装置120−1、
…、120−Nの逆拡散器121−1、…、121−N
への入力として示される。
【0022】次に、フィンガエネルギー評価に用いるエ
ネルギー指標値を生成する指標生成ユニット140の動
作、および指標生成ユニット140が出力する指標をベ
ースにしたエネルギー評価を、図4のフロー図を参照し
て説明する。まず、エネルギー出力コンバイナ142
が、レイクフィンガ110−1、…、110−Nから、
別個の何組かの指標付きエネルギー値を受け取る。より
具体的には、レイクフィンガ110−1、…、110−
Nのエネルギー計算ユニット116−1、…、116−
Nから何組かの指標付きエネルギー値を受け取る(ステ
ップ202)。上述のように、64元変調であると仮定
すると、エネルギー出力コンバイナ142が受け取る指
標付きエネルギー値のそれぞれの組は、64個の可能性
があるウォルシュ符号に対応する、64個のエネルギー
値を含む。図3に示す実施形態においては、エネルギー
出力コンバイナ142はレイクフィンガ110−1、
…、110−Nのすべてから1組のエネルギー値を受け
取るが、エネルギー出力コンバイナ142は、すべてよ
り少ないレイクフィンガからエネルギー値の組を受け取
ってもよい。
【0023】エネルギー出力コンバイナ142は、受け
取った何組かの指標付きエネルギー値を組み合わせて、
1組の指標付き総計エネルギー値を生成する(ステップ
204)。一実施例において、エネルギー出力コンバイ
ナ142は、同じ指標を有するそれぞれの受け取ったエ
ネルギー値の組からのエネルギー値を加算する。また
は、エネルギー出力コンバイナ142は、統計的平均、
同じ指標を有するエネルギー値のメジアンまたは平均の
計算、を行って、1組の指標付き総計エネルギー値を生
成する。勝利指標生成装置144は、エネルギー出力コ
ンバイナ142から指標付き総計エネルギー値の組を受
け取り、その組における最大総計値をベースにして勝利
指標を選択する(ステップ206)。次に勝利指標生成
装置144は、勝利指標を、それぞれのフィンガエネル
ギー評価装置120−1、…、120−Nのエネルギー
セレクタ125−1、…、125−Nに出力し、セレク
タは、勝利指標を用いて、エネルギー計算ユニット12
4−1、…、124−Nが出力する指標付きエネルギー
値の組から個々のエネルギー値を選択する(ステップ2
08)。上述のように、フィンガエネルギー評価装置1
20−1、…、120−Nの低域フィルタ127−1、
…、127−Nは、エネルギーセレクタ125−1、
…、125−Nが出力する複数の選択されたエネルギー
値を平均する(ステップ210)。最後に、Eb/No
価ユニット127−1、…、127−Nが、低域フィル
タ127−1、…、127−Nが出力するそれぞれの平
均エネルギー値についてのEb/No値を出力する(ステ
ップ210)。
【0024】勝利指標を、複数のレイクフィンガからの
指標付きエネルギー値の関数として決定し、そのような
勝利指標を用いて、個々のフィンガエネルギー評価値と
してエネルギー値を選択することによって、個々のフィ
ンガの性能と比較してウォルシュ符号の誤り率が改良さ
れることにより、エネルギー評価の精度が改善され、そ
れによって、レイク受信機が性能を監視しノイズから信
号を統計的に識別する能力が改善される。
【0025】いくつかの実施形態を参照して本発明をか
なり詳細に説明したが、当業者には、本発明の精神およ
び範囲から逸脱することなく本発明の様々な変更および
適用を実現することができる、ということが明白であろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 基地局のレイク受信機において用いる従来技
術のフィンガエネルギー評価装置の選択要素を示す、概
略ブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態を実施するのに適した例示
的なネットワークの構成を示す、概略ブロック図であ
る。
【図3】 本発明の一実施形態によるレイク受信機の選
択要素を示すブロック図である。
【図4】 本発明の一実施形態によるフィンガエネルギ
ー評価を示すフロー図である。
【符号の説明】
100 レイク受信機 110−1、…、110−N フィンガ 112―1、…、112−N 逆拡散器 114−1、…、114−N 直交復調器 116−1、…、116−N エネルギー計算ユニット 120−1、…、120−N フィンガエネルギー評価
装置 121―1、…、121−N 逆拡散器 122−1、…、122−N 直交復調器 124−1、…、124−N エネルギー計算ユニット 125−1、…、125−N エネルギーセレクタ 127−1、…、127−N 低域フィルタ 128−1、…、128−N Eb/No
価ユニット 140 エネルギー指標生成装置 142 エネルギー出力コンバイナ 144 勝利指標生成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク ディヴィッド ハーム アメリカ合衆国 07836 ニュージャーシ ィ,フランダース,オークウッド ヴィレ ッジ 4,アパートメント ナンバー3

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線ネットワークのレイク受信機におけ
    るフィンガエネルギーを評価する方法であって、 複数のレイクフィンガからのエネルギー値を組み合わせ
    て総計エネルギー値を得る段階と、 該総計エネルギー値の関数として個々のレイクフィンガ
    についてのエネルギー値を選択する段階とを含む方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のレイクフィンガのそれぞれ
    から1組のM個の指標付きエネルギー値を受け取る段階
    を更に含み、 前記組み合わせる段階は、受け取ったM個の指標付きエ
    ネルギー値の組を組み合わせて1組のM個の指標付き総
    計エネルギー値を生成する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記1組のM個の指標付き総計エネル
    ギー値から勝利指標を選択する段階を更に含み、 前記選択する段階は、前記勝利指標に対応するエネルギ
    ー値を選択する請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記組み合わせる段階は、同じ指標が付
    いたエネルギー値を加算し、 前記勝利指標を選択する段階は、前記1組のM個の指標
    付き総計エネルギー値における最大値に対応する指標を
    選択する請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記組み合わせる段階は、同じ指標が
    付いたエネルギー値を統計的に平均し、 前記勝利指標を選択する段階は、前記1組のM個の指標
    付き総計エネルギー値における最大値に対応する指標を
    選択する請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記レイク受信機は、符号分割多元接続
    (CDMA)システムにおける基地局レイク受信機であ
    る、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記Mは64であり、前記1組の64個
    のエネルギー値におけるそれぞれのエネルギー値は、異
    なるウォルシュ符号に対応する、請求項2に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記選択されたエネルギー値をベース
    にして、ビット当たりのエネルギーEbと干渉Noとの割
    合を表す値を出力する段階を更に含む、請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記選択する段階によって選択された
    複数のエネルギー値を平均する段階を更に含み、 前記出力する段階は、前記平均する段階によって計算さ
    れた平均エネルギー値を用いる請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 無線ネットワークのレイク受信機にお
    けるフィンガエネルギーを評価する装置であって、 複数のレイクフィンガからのエネルギー値を組み合わせ
    て総計エネルギー値を得る、エネルギーコンバイナと、 前記総計エネルギー値の関数としてエネルギー値を選択
    するセレクタとを含む装置。
  11. 【請求項11】 前記エネルギーコンバイナは、前記複
    数のレイクフィンガのそれぞれから1組のM個の指標付
    きエネルギー値を受け取り、受け取ったM個の指標付き
    エネルギー値の組を組み合わせて1組のM個の指標付き
    総計エネルギー値を生成する、請求項10に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 前記エネルギーコンバイナによって
    生成された前記1組のM個の指標付き総計エネルギー値
    から勝利指標を選択する、勝利指標生成装置を更に含
    み、 前記セレクタは前記勝利指数に対応するエネルギー値を
    選択する請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記エネルギーコンバイナは、同じ
    指標が付いたエネルギー値を加算し、 前記勝利指標生成装置は、前記1組のM個の指標付き総
    計エネルギー値における最大値に対応する勝利指標を出
    力する請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記エネルギーコンバイナは、同じ
    指標が付いたエネルギー値を統計的に平均し、 前記勝利指標生成装置は、前記1組のM個の指標付き総
    計エネルギー値における最大値に対応する勝利指標を出
    力する請求項12に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記レイク受信機は、符号分割多元接
    続(CDMA)システムにおける基地局レイク受信機で
    ある、請求項10に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記Mは64であり、前記1組の64
    個のエネルギー値におけるそれぞれのエネルギー値は、
    異なるウォルシュ符号に対応する、請求項11に記載の
    装置。
  17. 【請求項17】 前記セレクタによって選択されたエ
    ネルギー値をベースにして、ビット当たりのエネルギー
    bと干渉Noとの割合を表す値を出力する出力手段を更
    に含む、請求項10に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記セレクタによって選択された複
    数のエネルギー値を平均する低域フィルタを更に含み、 前記出力手段は、前記低域フィルタによって計算された
    平均エネルギー値を用いる請求項17に記載の装置。
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