JP2002523935A - 課金計算ステータスに応じて無線ネットワークにおいて音声またはデータを送信する方法 - Google Patents

課金計算ステータスに応じて無線ネットワークにおいて音声またはデータを送信する方法

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Abstract

(57)【要約】 交換機に遠隔機能アクセス制御手順を起動されるための識別番号を指定するデータと、ユーザのシリアル番号を指定するデータとを含む制御チャネル発呼データ・パケットと、音声エアタイム・レジスタ・データ・パケットと、一連のダイヤル数字とを送信するステップを含むページング・ネットワークの個人通信システムの音声およびデータ・サービスのための方法。制御チャネルの発呼データ・パケットはページング・ネットワーク(221)の制御チャネルまたはディジタル・アクセス・チャネルを介して送信される。制御チャネルの発呼データ・パケットはセルラ・システムの基地局(101)によって受信され記憶される。制御チャネルの発呼データ・パケットは移動交換局(104)に中継され、次いで識別番号のパラメータ・テーブル値をロードして、移動交換局(104)のユーザのシリアル番号と比較することでユーザのデビット情報要件が満足されると、選択されたサービスが起動できる。制御チャネルの発呼データ・パケットを送信する筐体と回路とを有するパーソナル通信装置(100)も開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (1.発明の分野) 本発明は、「pay−as−you−go」電話課金システムに関し、より詳
細には、有線、セルラ、ならびに広帯域および狭帯域パーソナル通信システム(
PCS)無線通信システムで用いるページング・ネットワーク・ダウンリンク・
プロトコルを用いる「pay as you go」課金システムに関する。
【0002】 (2.関連技術の説明) 一般の動的なリアル・タイム・デビット・システムでの課金システムの作成お
よび開発は通信産業の初期からの有線および無線通信の中心的な目的であった。
ただし、大半の動的課金システムは効率的に送ることができず、安全なシステム
ではなかった。大半のセルラおよびパーソナル通信システム(PCS)の通信ネ
ットワークは「動的」でも「リアル・タイム」でもない課金システムを使用し、
15〜30日で回転する課金手順と料金計算方針からもたらされた、発生したま
たは積算したエアタイム使用記録(accrued or accumulated air time usage rec
ord)に基づいている。これらの手順は一般に満足がいくものではなく、大量の不
正使用と料金滞納とを引き起こす。セルラ方式の不正と料金滞納に対応して、セ
ルラおよびPCSネットワーク管理がより厳格な顧客承認方針を実施することが
要求される。セルラおよびPCSの不正および料金滞納がそのような大きい問題
である多数の都市市場では、信用がある加入申し込み者はサービスを開始するた
めだけに300〜1000.00ドルの保証金を支払う必要がある。そのような
保護方針のために、潜在的なセルラおよびPCSユーザの約70%が信用が最良
でなく必要な保証金を支払えないために加入を拒否されている。
【0003】 したがって、本発明の主な目的は、一意的で、安全で、効率的なリアル・タイ
ムのセルラおよびPCSデビット「pay−as−you−go」システムを提
供することである。本発明は、すべての知られているセルラおよびパーソナル通
信システム(PCS)とともにシームレスにかつエレガントに動作する。そのよ
うな無線通信システムはInterim Standardまたは「IS」標準
の文書およびセルラIS−553 AMPS、TACS、IS−54BおよびI
S−136 TDMA、IS−95 CDMAデュアル・モード・セルラとして
当業で知られている欧州電話システム(ETS)の文書で知られており、そこに
記述されている。Global System for Mobile(GSM
)、DCT−1800、DCT−1900、パーソナル・ディジタル・セルラ(
PDC)、欧州ディジタル・コードレス通信標準(DECT)、パーソナル・ハ
ンディ・ホン・システム(PHS)、コードレス電話システム(CTS)、Ar
dis Data、RAMデータ、ならびにその他のすべての無線データおよび
音声通信標準。本発明はまた片方向広帯域ページング・システム、物理的にも論
理的にも定義されたアナログおよびディジタル制御チャネル、衛星システム制御
およびアクセス・チャネル、ディジタル・アクセス・チャネル、およびCDMA
IS−95アクセス・チャネル・データ・バースト・フィールドを使用する。
実際に、本発明は、制御、ディジタル・アクセス・チャネル、ディジタル制御チ
ャネルの組み合わせに基づくデビット方式を提供し、独特の制御チャネル・アプ
リケーション・データ(CCAD)を作成する。CCADは、音声およびデータ
・セルラをサポートする、ページング、DCCH、SS7、およびその他のシス
テム・プロトコルを組み合わせる。さらに、本発明はEricson Swit
ching Companyによって提供されるTDMA IS−136バージ
ョンのディジタル制御チャネル(DCCH)メッセージ交換サービスと、カリフ
ォルニア州サン・ディエゴのQualcom Corporationによって
提供されるCDMA IS−95 DCCHメッセージ交換システムのサービス
を完全に活用する。
【0004】 本発明は全く新規の「デビット電話機」技術を生成する。大半の従来のデビッ
ト電話機は各々1,000.00ドル近くする。これらの電話機は通常、ユーザ
がカードを挿入するクレジットまたはデビット・カード・スロットを有する。カ
ードの挿入によって電話機がセルラ・ネットワークをサービスしているホストに
すべての情報を送信する。認証されて、ユーザは音声による通話が可能となる。
【0005】 本発明は、この面倒で、高価で、極めて安全でない方法に対する簡単であるが
エレガントな代替方法を提供する。従来のデビット・システムにつきものの1つ
の重大な問題は、クレジット・カード情報とその他の重要なユーザ固有の情報が
送信され、したがって、セルラのハッカーのスキャン装置によって検出される危
険にさらされるということである。ハッカーはこの重要な情報を容易に捕捉して
不法な目的に使用することができる。
【0006】 本発明のデビット電話機は他の従来のセルラ、PCS、またはコードレス電話
機と製造費用が同じである。さらに、本発明は通常のIS−41BおよびIS−
41C信号ネットワーク指針内で動作し、ホスト・セルラ・ネットワークからほ
ぼトランスペアレントである。IS−41は、MSC間の通信用のセルラおよび
PCS業界で広く利用されているNo.7信号方式(SS7)の56kbps広
帯域ネットワーク全二重プロトコルを使用する標準のセットである。また、SS
7ネットワークは多数の他の信号方式に基づく活動をサポートし、本発明の方法
に使用される。いかなるホスト・セルラまたはPCSネットワークへのインフラ
ストラクチャその他の装置の増設も不要である。本発明はSS7ネットワーク上
の接続点すなわちサービス制御ポイント(SCP)である主中央監視局(MCM
S)を構築する。本発明のデビット通信装置は常に「ローマー(roamer)」とみな
される。現在、北米ローマー・ネットワーク(NACN)とITEまたはGTE
移動リンク・ネットワークという2つの大手のローマー・ネットワークが存在す
る。IS−41 SS7ネットワークは交換機についてインターネットに似てい
ないこともなく、全米に行き渡っている。欧州およびアジアでは別の64kpb
sのSS7ネットワークが使用されている。本発明は好ましくはセルラおよびP
CSネットワーク、特にその移動交換局(MSC)に「追加」されることが好ま
しく、システム・プログラミング時間は約1時間しかかからない。プログラミン
グは呼処理およびルーティング・パラメータ・テーブルを更新し、新たにデビッ
ト・サービス・クラスを作成するだけである。このプログラミングでは交換機運
用システムのソフトウェアを更新することがなく、ソフトウェアの「パッチ」お
よび改版を含むその他のいかなる態様も含まない。これらの交換ソフトウェアの
パッチまたは改版は普通、元の交換機の製造業者によって扱われる。本明細書に
開示される制御チャネル・アプリケーション・データ・デビット(CCAD−D
EBIT)システムはすべての従来技術によるセルラおよびPCSデビット・シ
ステムを大幅に改善するものである。
【0007】 また本発明はデビット銀行センタ(DBC)を構築する。このDBCは、現金
自動預け払い管理(ATM)システムに酷似した形で公衆交換電話網(PSTN
)上に接続される。ただし、従来のATMアクセスと本発明との主要な差は、M
CMSが慎重に暗号化されたプロトコルを介したDBCと常に通信しているとい
うことである。この動的な手法がCCAD−DEBIT電話システムのユーザ・
デビット計算のわずかな変化までを検索するのに必要である。任意の変化または
更新をMCMSデビット・ユーザ・レコードと常に比較でき、CCADデビット
電話機のタイマがデビット・ユーザが音声およびショート・データ・パケット・
サービスのために現在のサービスを提供しているセルラまたはPCSシステムに
アクセスしようとするたびに送信されるデータを登録する。MCMSおよびDB
Cはまたフレーム・リレーおよびその他の信号方式を介してインターネットおよ
びワールド・ワイド・ウェブ(WW)上で動作する。したがって、本発明によっ
て、これまではセルラおよびデータ・サービスに容易にアクセスできなかった人
々がこれらのサービスに容易にアクセスできるようになる。さらに、本発明はセ
ルラおよびPCSネットワークから発生する膨大なコスト、潜在的な不正の問題
および危険を除去する。本発明は一般公衆によるセルラおよびPCSの利用を劇
的に増加し、セルラおよびPCS通信業者を取り扱いにくい課金制度を維持する
責任から解放する。本発明によって、CCAD−DEBITユーザはその取引銀
行または任意のATMまで出向いてATMまたはクレジット・カードを介して電
子的に資金を支払うだけでよい。潜在的なユーザが銀行、電子ストアまたはセル
ラ・プロバイダからCCAD−DEBIT電話機を購入したい場合、電話機の代
金を支払うだけでディーラーはユーザに10桁のCCAD識別番号(CIN)と
10桁の移動識別番号(MIN)とを割り当てる。CCAD−DEBIT電話機
のユーザはサービスの料金を支払う必要がなく、いかなる契約を結ぶ必要もない
。例えば、CCAD−DEBITユーザが総計金額を支払う場合、例えば500
.00ドルを支払う場合、エアタイムは音声が1分40セント、CCAD−DA
TAのトランザクションあたり15セントまたはその他の料金制になっていて、
ユーザはDBCを定期的にチェックして累計利用時間を確認できる。一意的な別
の機能は、MCMSによって、ユーザにその口座に残っている限度額を伝える通
知が送信されるということである。この残高はアルファ・ページングまたはDC
CHを介して送信される。セルラまたはPCS通信業者はCCAD−DEBIT
ユーザ・ビジネスから利益を上げ、CCAD−DEBITシステム・プロバイダ
と収入を分け合うが、課金の問題を回避できる。これは、CCAD−DEBIT
システム・プロバイダとDBCがデビット電話機のユーザのセルラまたはPCS
の音声およびデータの課金を扱うためである。現在利用されている従来のセルラ
およびPCS課金システムの大きな欠点は、1分あたりの使用金額が切り上げら
れるという点である。例えば、ある人物がセルラまたはPCSで1分30秒のエ
アタイムを利用すると、2分間の料金を支払うことになる。好ましいCCAD−
DEBITシステムは段階的な従量制であって、CCAD−DEBIT電話機の
ユーザは使用した分だけを支払う。エアタイムが1分30秒であれば、1分30
秒のエアタイムに相当する料金を支払う。これはすべて比例配分方式である。本
発明の別の重要な側面はセルラおよびPCSネットワーク制御機能、および信号
ルーチンを直接拡張して音声サービスを完全にサポートし、拡張するということ
である。また本発明はセルラおよびPCSネットワーク制御、料金計算および不
正検出手順を増強して拡張する。本発明の一意的なデビット電話機のファームウ
ェアおよびソフトウェアの組み合わせは極めて安全な通信システムを構築する。
CCAD−DEBIT電話機は内蔵の物理的かつ論理的な不正変更防止機能を有
する。
【0008】 CCAD−DEBITシステムは既存のセルラ、PCSおよび移動衛星システ
ムの物理的および論理的に定義された制御チャネルおよびディジタル・アクセス
・チャネルにハードウェアもソフトウェアも追加する必要なしにこれらのシステ
ムに追加されるオーバレイ・デビット・システムを使用する。本発明はSS7ネ
ットワーク上の標準SS7およびIS−41サービス制御ポイント(SCP)で
あるホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)およびビジタ・ロケーション・
レジスタ(VLR)を使用する。これらのデータベースは、セルラ、PCSおよ
び移動衛星カスタマ・データ・ファイル、ローマー・プロファイルおよびその他
の関連ユーザ・データを保守するために移動交換局(MSC)と直接対話する。
本発明はHLRおよびVLRを一意的で効率的な方法ではあるが標準の動作指針
内で使用する。本発明は、自律登録、発呼、遠隔機能アクセス制御、CDMAお
よびTDMAディジタル・アクセス・データ・バーストなどの標準のセルラ、P
CSおよび移動衛星システムのアクセス手順ならびにその他の同様の手順を用い
てその一意的なデビット・プロトコルを送信する。
【0009】 (発明の概要) したがって、本発明の一目的は、エレガントで、簡単ではあるが安全でコスト
効果が高いセルラ、ページング・ネットワークPCSおよび移動衛星ベースの音
声およびデータ・パケット・サービス・プリペイ・デビット・システムを構築す
る手段および方法としての制御チャネル・アプリケーション・データ・デビット
・システム(CCAD−DEBIT)を提供することである。本発明の別の目的
は、セルラ、PCSおよび移動衛星の物理および論理制御チャネル、ディジタル
・アクセス・チャネル、ディジタル・トラフィック・チャネル、ディジタル信号
チャネル、逆方向アナログ制御チャネル、逆方向のディジタル・トラフィック・
チャネル、ディジタル・アクセス・チャネル、ショート・メッセージ交換媒体と
しての働きをするTDMA IS−136およびCDMA IS−95順方向お
よび逆方向ディジタル制御チャネル(DCCH)、ならびにSS7およびX.2
5信号プロトコルを提供することである。本発明の別の目的は、標準のSS7
IS−41互換サービス制御ポイント(SCP)として構成されたマスタ中央監
視局MCMSを提供することである。本発明はまたデビット・銀行・システム(
DBC)のアプリケーション固有設備を提供する。DBCはPSTN上のMCM
Sと対話するファシリテータ/ベアラ(gacilitator/bearer)である。MCMSは
SS7ネットワーク上のサービスMSCと対話する。例えば、CCAD−DEB
IT電話機のユーザが特定のサービス提供セルラ、PCSまたは移動衛星システ
ム、すなわち、特定の地図的サービス・エリア(GSA)、メトロポリタン・サ
ービス・エリア(MSA)、または地域加入者エリア(RSA)にサービスを提
供するシステム内を移動している時に、ある種の一意的ではあるがトランスペア
レントな手順が実行される。例えば、1つのシナリオでは、CCAD−DEBI
T電話機のユーザが銀行のATMと対話するセルラ・ディーラで、または本発明
のデビット・セルラ音声およびデータ・パケット・サービスを提供する銀行と直
接対話するセルラ・ディーラでセルラ・サービスの指定された料金をすでに支払
っているものとする。デビット電話機のユーザによってサービス・クレジットが
購入されると、デビット金額は自動的にDBCからMCMSに送信されて正式に
記録される。デビット電話機のユーザはデビット電話機のキーパットを介して電
話番号を入力して市内エリア移動−陸上呼を発呼し、送信ボタンを押す。この「
発呼」は実際には制御チャネルまたはディジタル・アクセス・チャネルの発呼手
順である。例えば、デビット電話機のユーザはニューヨーク市のU.S.AMP
Sアナログ・セルラ・システム内で発呼する。デビット電話機はディジタルCD
MAおよびアナログAMPSの二重モードで動作するように構成されている。A
MPSアナログ・セルラで使用される制御チャネル・プロトコルは800mHz
周波数の10kbps、30kHz広帯域周波数分割多重(FDM)、48ビッ
ト・ワードBCHハミング符号化プロトコルに基づく。AMPSセルラ標準の通
常の発呼アクセス手順では、3〜8個の48ビット・チャネル制御ワードを任意
の所与の時間に送信できる。これらの48ビット・ワード内には通常従来の電子
シリアル番号(ESN)と移動識別番号(MIN)とその他の移動電話機制御チ
ャネルに関するデータが含まれる。ESNおよびMINはすべてのセルラ、PC
Sおよび移動衛星電話機によって使用される。ただし、デビット電話機は別のデ
ータおよび片方向音声専用CCADシリアル番号(CSN)とCCAD識別子番
号(CIN)も使用する。CSNとCINも片方向音声呼を発呼してページを受
信するのに使用される。この特定のデビット電話機は双方向ページャとしても構
成され、この装置は完全に統合されたページャ受信機を含む。CSNはページャ
がキャップ符号を受信するような働きをする。キャップ符号は通常、所与のペー
ジング・ネットワーク上で同報通信されるが、キャップ符号を含むメッセージを
検出するには1つのページャだけがプログラミングされる。音声およびデータの
統合装置として構成された開示のデビット電話機はページングおよびセルラ・ネ
ットワークと一意的に対話する。このページング装置は完全に電話機内に統合さ
れ、そのマイクロ回路と動作ソフトウェアは電話機内に含まれるセルラ送受信機
と完全に対話する。実際、ページャを装備したCCAD−DEBIT電話機はP
STNおよびページング・ネットワーク制御局(PNCC)を介してMCMSか
ら電話機への符号化命令を受信することができる。さまざまな一意的な制御およ
びコマンド命令がページング・ネットワークを介してデビット電話機に送信され
、前記ページング・ネットワークによって、電話機は、知られてはいるがデビッ
ト電話機のユーザには知られていないこともあるさまざまな機能を実行する。C
CAD−DEBIT電話機の別の重要な側面は、CCAD−DEBIT電話機が
不揮発性メモリ・ベースのフラッシュ・レジスタ/タイマを含むということであ
る。このレジスタはタイミングの増分であり、時間、分、および秒の値で表され
る4桁の数字を生成する簡単ではあるが極めて効果的な機能である。このタイミ
ング・レジスタはCCAD−DEBIT電話機にとって重要で、電話機に統合さ
れた回路内に物理的に内蔵されたレジスタ・モジュールである。このレジスタ・
モジュールを権限なしに不正に変更したり、取り外そうとしたり、または再プロ
グラミングを試みると、レジスタ・モジュール(RM)は自己破壊を起こす。こ
のレジスタ・モジュールが破壊されるとCCAD−DEBIT電話機は動作不能
になる。またこのレジスタ・モジュールは受信ページおよび送信CCADデータ
・パケットを含むすべてのデータ・パケットのトランザクションを追跡する。ま
た、ユーザのデビット口座の安全と継続性を保証するために、MCMSおよびD
BCでその他のフェール・セーフ安全および不正防止手順が実行される。
【0010】 デビット電話機のユーザが音声呼を発呼すると、デビット電話機はそのCIN
、CSN、4桁の音声エアタイム・レジスタ番号および/またはデータ・パケッ
ト数、ダイヤル数字およびその他の関連する制御チャネル、またはディジタル・
アクセス・チャネル発呼データを送信する。デビット電話機のユーザが指定され
たクレジット金額を購入すると、ユーザが呼とデータ・クレジットとを買った直
後にPSTNを介してDBCからMCMSデータ端末に「クレジット」データが
送信される。送信された制御チャネル発呼パケットは最も近いサービス提供セル
ラ・システムの基地局によって受信され、次いで接続されたサービス提供MSC
に中継される。MSCはCSN、ESNダイヤル数字を読み取り、ある種のルー
チン手順が実行される。MSCは34ビットの10桁CIN176−777−1
234と8文字の32ビットCSNを認識し、電話機がCCAD−DEBIT電
話機であることを認識する。さらに、MSCはすべてのダイヤル数字を読み取る
。ただし、CCAD−DEBIT電話機はダイヤル数字フィールド内に含まれた
レジスタ/タイマの4桁番号をさらに含む。この4桁タイマ番号はデビット電話
機のユーザによって入力されず、自動的に引き出されて選択されたダイヤル数字
フィールド内に配置される。したがって、本発明は、ユーザが移動−陸上呼また
は移動相互間の呼を発呼するために任意の7桁または10桁のディレクトリ番号
をダイヤルする時のように、ユーザによって手動で入力されたダイヤル数字のみ
を含むように従来設計されている既存のデータおよびデータ・フィールドを操作
する。MSCはこれらの数字を他の数字と共に分析するが、CCAD−DEBI
T電話機発呼制御チャネル・データ・パケット内には交換機に遠隔機能アクセス
制御手順を起動させるダイヤル数字の独特のシーケンスが含まれる。この重要な
手順が標準IS−41−3B、3.8〜4.2部で、これによってさまざまなタ
イプの遠隔機能が遠隔のホーム・ロケーション・レジスタ(HLR)で起動され
る。CCAD−DEBIT電話機は好ましくは常にローマー状態を有し、その意
志を受信する任意のサービス提供セルラ・システムがほとんど必ずサービス提供
MSCから遠く離れた遠方の位置にあるMCMSに中継を行う。サービス提供M
SCがデビット電話機のCSNおよびCINを検出すると、この装置が別の都市
、州または国の遠隔位置にある別のサービス提供システムに属することを認識す
る。CINは、標準のHLRと同様にデータを受信してMSCに送信するデータ
管理および処理サービス制御ポイント(SCP)を含むCCAD−MCMSに属
するものと識別される。CCAD−DEBIT電話機の音声および双方向データ
・サービスを起動するために、セルラまたはPCSネットワークはMSCにCI
NおよびCSNパラメータ・テーブル値をロードするだけでサービスが起動され
る。この手順はこのように簡単である。他の装置、またはオペレーティング・シ
ステム・ソフトウェアのグレードアップは不要である。CIN、CSN、ダイヤ
ル数字およびその他のデータはIS−41/SS7移動アプリケーション部(M
AP)プロトコルに変換され、MCMSに送信される。標準のダイヤル数字を4
桁のレジスタ/タイマ番号と組み合わせることで、本発明はアプリケーション固
有のデータ、すなわち、標準の制御チャネルおよびディジタル・アクセス・チャ
ネル数字データのように見えるが実際には一意的なアプリケーション固有のデビ
ットおよび双方向ページング・データを作成する暗号化され操作されたデータを
作成する。このレジスタ/タイマ・データはサービス提供MSC側からはダイヤ
ル数字データのように「見える」が実際にはそうではないアプリケーション固有
データである。デビット電話機のユーザはこのアプリケーション固有のデビット
・データを直接制御することはできず、このデータは他の従来の発呼データと共
に自動的に取り出され、操作され、送信される。レジスタ/タイマ・デビット・
データは他の従来の発呼制御チャネルおよびディジタル・アクセス・チャネル・
データと共にSS7ネットワークを介してCCAD MCMS HLR/SCP
に送信され、MCMSはこのデビット・パケットを受信してすべてのデータを読
み取る。CSN、およびCINの分析を通して、MCMSはパケットを特定のデ
ビット電話機のユーザに属するCCADアプリケーション固有のデビット・パケ
ットとして識別する。デビット電話機のユーザが発呼するか、データ・トランザ
クションを送信すると、レジスタ/タイマが起動される。音声サービス要求の場
合には、サービス提供MSCは逆方向音声チャネルをデビット電話機のユーザに
割り当てる。簡単なデータ・メッセージの場合には、逆方向音声チャネルは割り
当てられず、メッセージは中継されるが、これはメッセージが制御チャネルの発
呼パケット内に含まれているためである。被呼者が電話機に応答し、タイマが各
呼の蓄積されたエアタイムを記録する。デビット電話機のユーザが終了ボタンを
押して呼を終了すると、タイマが停止する。簡単なデータ・メッセージの場合に
は、トランザクションがカウントされる。デビット電話機のユーザが発呼し、C
CAD MCMSとサービス提供セルラ・システムのMSCによって承認される
たびに、レジスタ/タイマはCCAD−DEBIT電話機のユーザによって呼が
終了されるまで呼の継続期間を開始して記録する。含まれるレジスタ/タイマの
桁がMCMSで分析され比較されると、デビット口座が新しい場合、またユーザ
が初めてサービスを要求した場合、レジスタ/タイマの桁はすべてゼロ「00:
00」に設定される必要がある。口座が古い場合、受信されたレジスタ/タイマ
番号はDBCによって供給される割り振られたデビット限度額と比較される。デ
ビット電話機のユーザがクレジット限度額に達していない場合、呼は承認され、
MCMSは標準のIS−41 SS7移動アプリケーション部(MAP)プロト
コル指針を用いるSS7ネットワークを介して肯定応答をサービス提供MSCに
返送する。デビット電話機のユーザが事前購入したクレジットをすべて使い果た
している場合は、MCNSはサービス提供MSCに取り消し応答を送信し、呼は
閉塞される。デビット電話機のユーザが閉塞されると、電話機のソフトウェアに
よって「すべてのクレジットが使用済みです。」という通知がLCDディスプレ
イ上に表示される。これでユーザは取引銀行または銀行のデビット記録がアクセ
スできるセルラ電話機のディーラに出向いてエアタイムおよび/またはデータタ
イムを買い足さなくてはならないことを知る。デビット電話機のユーザが取引銀
行でエアタイムを買い足し、その後発呼しようとすると、デビット電話機の発呼
アプリケーション固有のパケットが前述の方法でMCMSに送信される。MCM
Sのデータ管理端末は受信したレジスタ/タイマの桁をユーザがシステムに最後
にアクセスした時間と比較する。デビット電話機のユーザがCCAD−DEBI
Tシステムにアクセスしようとするたびに、そのアクセス記録にタイム・スタン
プが押され、レジスタ/タイマの桁は単位CSNおよびCINと共に記録されて
デビット電話機の使用および起動記録内に電子的にファイリングされる。タイム
・スタンプによって、ユーザが新しいエアタイムとデータ・パケット限度額を購
入した時と比較した場合の記録到着時との階層的関係にすべての記録が保持され
ることと、以前に受信したレジスタ/タイマのタイム・スタンプ・データを新た
に更新したレジスタ/タイマのタイム・スタンプ・データと比較できることが保
証される。逆に、銀行のデビット口座のステータスを現在のMCMSおよび受信
レジスタ/タイマ・データと正確に比較できる。このようにして、すべての記録
は正確に保持され、デビット電話機のユーザは公平に扱われ、不正使用およびそ
の他の可能な悪用は実際には解消されないまでも最小限にすることができる。本
発明の別の重要な機能は、本発明が順方向アナログ制御チャネルFOCCとその
CINを送信するための順方向ディジタル・トラフィック・チャネルとを使用す
るということである。本発明は、陸上−移動または移動相互接続呼が発呼された
時にセルラ、PCSおよび衛星システムがユーザを電話で呼び出し、またはペー
ジャで呼び出しする場合と極めて似たCINの使い方をする。CCAD−DEB
ITは音声呼を受信するようには設計されておらず、片方向ページング・ネット
ワークからのページングのみを受信できるか、サービス提供セルラ・ネットワー
クTDMA−DCCHまたはCDMA−DCCHタイプの順方向メッセージ交換
チャネルからメッセージを受信するように設計されている。このようにして、デ
ビット電話機にはMIN番号が発行されず、10桁の電話番号のように見えるが
実際にはそうでないプログラミングされたCCAD識別番号を有する。デビット
電話機ではCINは1つの目的、すなわち、CCAD−DEBIT電話機内蔵の
レジスタ/タイマをゼロに戻すことに使用される。より機密保護が厳格な場合、
デビット電話機はCIN送信と同時に片方向ページング・ネットワークを介して
MCMSまたはサービス提供セルラ・キャリヤCDMA−DCCHまたはTDM
A−DCCH順方向メッセージ交換経路から暗号化されたコマンド・メッセージ
を受信する。暗号化された符号と送信されたCINの両方によって、デビット電
話機のユーザのデビット口座がDBCに入力された新しい音声およびデータ時間
購入金額で更新され、次いでCCAD−MCMSで記録されてタイム・スタンプ
を押されるとデビット電話機のレジスタ/タイマはゼロに戻る。
【0011】 本発明の別の重要な機能は、双方向データ・デビット・ベースのメッセージ交
換および双方向ページング機能である。例えば、4桁レジスタ/タイマ・データ
を超えるアプリケーション固有のメッセージ交換はCCAD−DEBIT制御チ
ャネル発呼パケットと共に送信できる。一実施態様では、CCAD−DEBIT
電話機は所定の「缶詰め」データ・メッセージ応答を送信するようにプログラミ
ングされている。例えば、CCAD−DEBIT電話機のユーザは片方向ページ
ング・ネットワーク、サービス提供セルラ・システムTDMA−DCCHまたは
CDMA−DCCHの順方向メッセージ交換経路からページングを受信し、デビ
ット電話機のユーザは最大15のメッセージを送信できる。1つのメッセージ、
例えば、メッセージ6は「10分後に電話します。」という内容である。ユーザ
の操作はメニュー・ボタンを押し、双方向ページング機能を選択し、次いでメッ
セージ6を選択し、設定ボタンを押し、送信を押すだけである。デビット電話機
は通常のCCAD制御チャネルまたはディジタル・アクセス発呼パケットを送信
する。ただし、タイマ・レジスタ/タイマ数字に加えて、また音声呼を発呼する
ためのダイヤル数字を含める代わりに、CCAD発呼パケットはページング発呼
者の7桁または10桁の電話番号を含む。CCAD制御チャネル発呼パケットは
、レジスタ/タイマ・モジュールも駆動するデータ・パケット・カウンタ・レジ
スタ・ソフトウェアによって生成されるデータ・パケット・トランザクション・
カウンタ・フィールドを含む。このデータ・パケット・カウンタは蓄積された音
声使用エアタイムを計測するのに使用するレジスタ/タイマと同じ構成内で生成
される。CCADデビット電話機の双方向ページング・メッセージが送信される
と、好ましくはデータ・パケット使用桁のみが同じレジスタ/タイマ・フィール
ド内に含まれる。CCAD制御チャネル発呼パケットがMSCによって処理され
SS7ネットワークを介してCCAD MCMSに中継されると、MCMSデー
タ管理データベースが起動される。MCMSはユーザを検証し、サービス提供M
SCに適当な肯定応答を返送する。この応答によって交換機は順方向音声チャネ
ルを予約または捕捉せず、FOCCチャネルまたは順方向ディジタル・トラフィ
ック・チャネル上で実行されるオーバヘッド信号交換を介してCCAD−DEB
IT電話機のユーザに強制解放命令を送信することで双方向ページング・データ
「呼」を完了する。したがって、本発明は双方向ページング・システムを構築し
、ユーザは双方向ページング・パケット・トランザクションについて定額制で課
金される。CCADのデビット電話機のユーザは双方向ページング・サービスに
ついて支払ってもよくまたは支払わなくともよい。これはCCAD音声サービス
の任意選択の付加サービスである。
【0012】 遠隔機能アクセス制御は移動ユーザがそのホームHLRへの呼のルーティング
命令を手動で入力するための標準のIS−41の機能である。一旦受信すると、
HLRはその移動または陸上呼をすべて他の宛先にルーティングする。またメッ
セージ待ち標識が現在のサービス提供システムへのSS7ネットワークを介して
ユーザに返送され、次いで順方向チャネルを介して移動電話機に中継される。本
発明は遠隔アクセス機能制御パラメータを極めて一意的に使用するが、これは開
示の方法内でのアプリケーション固有のデータ・メッセージ交換媒体になるから
である。遠隔アクセス・アプリケーション・メッセージ(RAAM)機能は本発
明の手段および方法の一部である通常の発呼遠隔機能アクセス制御パケットのよ
うに見える。このようにして、本発明は制御チャネルおよびディジタル・アクセ
ス・チャネル内で操作されたデータを作成するが、実際にはSS7信号ネットワ
ークにおいて操作されたデータを作成している。これは、CCAD−DEBIT
RAAMパケットが通常の遠隔機能制御データ・パケットのように「見える」
ためである。
【0013】 さらに別のシナリオでは、本発明は別のショート・メッセージ交換システム、
すなわち真にその範囲内で新規で、すなわち、信じられないほど堅牢でエレガン
トに効率的なアプリケーション固有の信号ネットワークおよびエア−インタフェ
ース・プロトコル駆動式のショート・パケット・データ・メッセージ交換システ
ムを実際に構築するための手段と方法を提供する。
【0014】 本明細書内に具体化され概略が記載された本発明の目的に従って、上記の目的
を達成するために、完全に包括的なセルラ、PCS、グローバル・システムおよ
び移動衛星音声およびデータ・サービス・アプリケーション固有制御チャネルの
アプリケーション・データ・デビット・システム(CCAD−DEBIT)を提
供する専用のデータ通信プロトコルおよび通信装置が提供される。このシステム
は既存のデータおよびデータ・フィールドを使用して操作されたデータを生成し
、アプリケーション固有デビット・データを生成する。このデビット・データは
物理的および論理的に定義された制御チャネル上で送信される。制御チャネルは
本明細書では論理的に定義されたディジタル・アクセス・チャネル、ディジタル
信号チャネル、一次ディジタル・アクセス・チャネル、二次ディジタル・アクセ
ス・チャネル、高速対応制御チャネル、低速対応制御チャネル、アナログFSK
、ディジタルTDMA、ディジタルCDMA、4相シフト・キー制御チャネル・
プロトコル、および米国電気通信工業会(TIA)、米国規格協会(ANSI)
によって発表されるInterim Standard(IS)として一般に指
定される公式文書と、欧州電気通信標準化機構(ETSI)によって設定される
標準に指定されるその他の無線アナログおよびディジタル・ネットワーク・プラ
ットフォームを使用する認証チャネルを含む信号チャネル、ディジタル・トラフ
ィック・チャネルとして広く定義されている。
【0015】 本発明の別の目的および利点についてその一部を以下に説明する。また一部は
説明から明らかであるかまたは本発明を実施することで理解されよう。本発明の
目的および利点は特に首記の請求の範囲に記載の要素およびその組み合わせによ
って実現され達成されよう。
【0016】 本明細書内に組み込まれてその一部を構成する添付図面は本発明の好ましい実
施形態を示し、上記の一般的な説明と下記の好ましい実施形態の詳細な説明と共
に本発明の原理を説明する働きをする。
【0017】 (発明の好ましい実施形態の詳細な説明) 添付図面に示す本発明の好ましい実施形態について以下に詳細に説明する。本
発明の好ましい実施形態および用途を説明する際に、話を分かりやすくするため
に特定の用語を使用する。ただし、本発明はそのように選択された特定の用語に
限定されるものではなく、各特定の要素は同様の目的を達成するために同様の方
法で動作するすべての等価技術を含むことを理解されたい。
【0018】 図1を参照すると、CCAD−DEBIT通信装置が選択されたエア−インタ
フェースのダウンリンクを介してMCMSからメッセージ219を受信する。そ
の通信装置はデビット電話機100として図2に示されている。本発明で使用す
るダウンリンクという用語は、片方向ページング・ネットワークを介して送信さ
れるメッセージ、またはInterim Standard136に指定の順方
向メッセージ交換用に構成されたホスト・セルラ・ネットワークのDCCH経路
を介して送信されるメッセージ、またはInterim StandardIS
−553に指定されている順方向メッセージング用に構成されたホスト・セルラ
・ネットワークのDCCH経路を介して送信されるメッセージ、または移動衛星
ダウンリンクの順方向データ経路を介して送信されるメッセージ、またはInt
erim StandardIS−553に指定されている順方向アナログ制御
チャネルFOCCを介して送信されるメッセージ、またはGlobal Sys
tem for Mobile(GSM)の信号および/または認証チャネルか
ら順方向DCCHメッセージを介して送信されるメッセージとして定義される。
次いでデビット電話機は受信したダウンリンク・メッセージ内に含まれるデータ
を読み取り、受信したダウンリンク・メッセージを評価してこれに応答し、また
はこの時にメッセージが応答を必要としない場合には応答しない(277)。デ
ビット電話機がメッセージに応答する必要がある場合、デビット電話機は返送応
答を開始する。デビット電話機はスキャンを実行して、ホスト側サービス提供セ
ルラ、PCS、GSMまたは移動衛星システムのダウンリンク・ネットワーク・
チャネルを検出する。次に、280でデビット電話機は順方向ネットワーク・チ
ャネルとハンドシェークを実行する。次いで好ましくはデビット電話機は同期化
し、チャネルを割り当てられ、発呼データ・バーストの送信準備にかかる。デビ
ット電話機からの発呼は好ましくは音声サービス要求を含み(282)、登録承
認および呼のルーティングのためのCIN/CSNを含む283。284で、発
呼パケットはまた、例えば、20分のエアタイムが残ったレジスタ/タイマ・フ
ィールドをさらに含む。または285でデビット電話機はデータ・サービスを要
求し、286でデビット電話機は発呼パケットに入れて登録および認証情報を同
時に送信し、287で発呼パケット内でCIN/CSNを送信する。基地局は2
88でデビット電話機のサービス要求に含まれるサービス要求を受信して検出し
、289でデビット電話機のサービス要求をサービス提供MSCに中継する。2
90で、サービス提供MSCはダイヤル数字フィールド内に含まれるCIN/C
SNと遠隔アクセス・アプリケーション・メッセージ(RAAM)標識とをスキ
ャンして検出することで発呼要求を分析する。サービス提供MSCは発呼/登録
および含まれているダイヤルされたデジット・フィールド・データをMCMS2
91に中継する。292で、MCMSは発呼/登録要求を分析する。294でM
CMSはサービス承認またはサービス拒否標識をSS7ネットワークを介してサ
ービス提供MSCに送信することで293で要求を検査するか拒否する。MCM
Sが音声サービスを承認する場合、295でMSCおよびビジタ・ロケーション
・レジスタ(VLR)はデビット電話機のユーザに暫定sutto番号を割り当
て、逆方向音声チャネルを割り当てる。またはこれがデータ・サービス要求の場
合、コール・インジケータのデータ・サービス承認/完了をサービス提供MSC
に送信し、同時にsutto番号取り消し起動標識をVLRに送信し、MCMS
はパケットをアプリケーション固有の宛先にルーティングする。アプリケーショ
ン固有の宛先は双方向ページング応答局またはその他のファシリテータである。
297で、MCMSは、要求の受信後、好ましくは口座の更新をデビット銀行セ
ンタ(DBC)に送信する。298でDBCは直ちに応答し、デビット電話機の
ユーザ口座更新情報を送信する。MCMSは299で更新内容を受信し、300
で更新内容にタイム・スタンプを押し、次いで301で新しいデビット口座情報
を追加する。302で口座のデビット限度額は以前の問い合わせと同じであるか
、303で口座の限度額は増加する。このシナリオでは、デビット電話機のユー
ザには2つの方法で同時にレジスタ/タイマ更新口座パケットが送信される。第
1に、CINがサービス提供システムMSCへのMCMSを介してデビット電話
機のユーザに送信され、それによってMSCはセルラ・システムがFOCCまた
は順方向ディジタル・アクセス、ページングまたはトラフィック・チャネルを介
してデビット電話機のページングを実行する際にデビット電話機のユーザにCI
Nを送信する。次いでCINが受信される。第2の暗号化メッセージは指定のダ
ウンリンク経路、好ましくは前述した送信媒体を介して送信される。デビット電
話機が暗号化レジスタ/タイマ・リセット起動を受信すると、レジスタ/タイマ
はゼロに設定される。
【0019】 図2を参照すると、ここにはCCAD−DEBITシステムが描かれている。
好ましいCCAD−DEBITシステムのエア−インタフェースおよびネットワ
ーク要素が示されている。CCAD−DEBIT電話機100は制御チャネルの
アプリケーション・データ・パケット(CCAD)103を送信する。このデー
タ・パケットはCCAD発呼−遠隔アプリケーション・メッセージ(RAAM)
アクティベータ、CCADデビット・レジスタ/タイマ−4文字データ・フィー
ルド、およびその他の関連する発呼データを含む。CCADデータ・パケット1
03は最も近いサービス提供セルラまたはPCS基地局101に送信されるか、
移動衛星、この例ではImmarsat P移動衛星114に送信される。
【0020】 図3に示すエア−インタフェース・プロトコルはAMPS IS−553アナ
ログRECC制御チャネル標準107とCDMA IS−95ディジタル・アク
セス・チャネル標準102に基づく。CCAD−DEBIT電話機100は好ま
しくはAMPSアナログおよびIS−95 CDMAディジタル・エア−インタ
フェース・プロトコル標準に適合したD−AMPSまたは二重モード・アンプ電
話機として構成される。二重モード・デビット電話機のユーザがAMPSアナロ
グ標準にのみ適合するサービス提供セルラ・システム内に移動する場合、CCA
D−AMPSプロトコル107が使用される。このデータ・パケットは7つの4
8ビット・アナログRECC制御ワードから構成される。二重モード・デビット
電話機のユーザがIS−95 CDMA適合システムのサービス・エリア内に移
動する場合、CDMAパケット102が使用される。
【0021】 図4に、CCAD−AMPSアプリケーション固有のデータ・パケット107
がここでは7つの別々の48ビットRECCワードに分割されて示されている。
ここで示すIS−553 AMPS RECC逆方向制御チャネル・プロトコル
は最大8つの48ビット・ワードを1回のバースト伝送で送信することができる
。この特定の例は標準の発呼データ・パケットに基づくが、実際には特にCCA
D−DEBITシステム用に構成されたデータを含む。例えば、Aワード125
がこの電話機をデビット電話機として指定する局クラス・マーク(SCM)「1
011」137を含む。3桁の市内局番261、4桁のノード符号128、およ
びBワード126内に3桁の番号計画エリア(number plan area:NPA)また
はCINの市外局番を含むCCAD識別番号CINがここに133で示されてい
る。また、この10桁の符号がCINを構成している。この番号は従来の10桁
の電話番号のように見える。別の移動局または有線電話機からこの番号をダイヤ
ルする人物はCIN番号を備えたデビット電話機のユーザに電話することができ
ない。サービス提供MSCおよびCCAD MCMSによってCINおよびCS
Nがデビット電話機の識別に使用される。前述したように、CINはデビット電
話機のレジスタ/タイマの機密保護と制御にも用いられ、別のダウンリンク経路
を介してデビット電話機に送信される別の暗号化データ符号と結合して2鍵暗号
化方式を構成する。ワードC127ではCCADシリアル番号(CSN)136
がCCAD−DEBIT電話機のシリアル番号を表す。CINおよびCSNは共
に登録、発呼、およびMSC、SS7ネットワークおよびCCAD MCMSの
データ分析および処理手順の全体の装置識別に使用される。Dワード131は標
準構成の発呼パケットである。従来の移動電話機のユーザが入力したダイヤル数
字を送信するための被呼アドレスの第1のワードである。ただし、本発明では、
Dワードはアプリケーション固有のHワード1すなわち、H[1]ワード131
を指定される。CCADデビット電話機の登録のために、H[1]ワード131
はA、B、およびCワードと共にMCMSに送信される。H[1]ワードはユー
ザが手動で入力しなかった他のアプリケーション固有のデータを含んでもよい。
実際に、すべてのCCAD Hワードは好ましくはCCADデビット電話機のフ
ァームウェアおよびソフトウェア手段を介して自動的に得られる。CCADデビ
ット電話機はCCAD Hワードのデータ・フィールドの内容について直接管理
しない。このH[1]の例131内のすべてのデータは内蔵ソフトウェアとハー
ドウェアによって自動的に得られる。例えば、被呼アドレスのEワードすなわち
第2のワードはH[2]ワード132としてデビット電話システムによって指定
される。このワード内には双方向ページング応答−コールバック番号122が示
されている。通常はこのワードはPSTNに直接中継されてサービス提供MSC
によって呼び出される番号を含むが、逆にこの番号はデビット電話機のユーザが
ページングで呼び出したページャ・クエレント(pager querent)または発呼者で
ある。さらに、この番号と例えばメッセージ番号6、118がCCAD MCM
Sに送信される。ページャ・クエレント番号が受信されると好ましくはこの番号
を用いて相手に発呼する特殊な音声メール・システムに送信され、相手は受話器
を上げて例えばメッセージ6「すみませんが今お話できません。今晩お電話しま
す。」を聞く。被呼アドレスの第3および第4のワードもそれぞれ本発明によっ
てH[3]ワード123およびH[4]ワード124として指定される。各ワー
ドは全世界測位衛星情報に関する情報とその他の位置三角測定データ141、1
42、143および160を含むアプリケーション固有データを含む。これらの
データ・フィールドは追加のデビット・システムの機密保護とサービス関連のア
プリケーションにすべての形態について使用できる。これらのアナログHワード
および本明細書に示すAMPS IS−553ベースのプロトコル全体が、セル
ラ、PCSおよび移動衛星業界でCCADデビット・システムを実施するために
本発明が使用できるアナログおよびディジタル制御チャネルおよびディジタル・
アクセス・チャネル・プロトコルの唯一の例である。
【0022】 図2を参照すると、マンマシン・インタフェース(MMI)116は好ましく
はセルラ・ネットワークの信号および交換技術者がパラメータ・テーブル・デー
タ・ファイル内に新しいデータを入力するために使用されるUNIX(登録商標 )ベースのコンピュータ端末である。これらの移動識別番号MINのデータ・フ ァイルはMSCがさまざまなMIN番号が属するシステムを識別するのに用いる 。本発明はこれらのファイルを同様に使用するが、CCADのデビット電話機の CINはIS−41/SS7固有のグローバル、クラスタおよびノード符号を付 加してMSCソフトウェアにデビット電話機のパケットを特定のSS7ネットワ ーク上のMCMSのどこに送信するか、例えばNACNなどをMSCソフトウェ アに知らせるためにだけ使用される。MSCがMCMSのHLR162をSS7 ネットワーク内の真の接続点として識別すると、CCADのデビット電話機のア プリケーション固有の発呼/登録パケット全体をMCMS106に中継する。特 定のCCADのデビット電話機の発呼/登録パケットが到着すると、図5に示す ように以下の手順が好ましくは実行される。受信したCCAD−DEBIT電話 機パケットが着信し、SS7/IS−41パケットからCCAD HLR読取り データ・フォーマット237に変換される。この読取りデータ内にデビット電話 機のユーザのアクティブなプロファイルの一部をなすCCAD−DEBIT電話 機のCIN260とレジスタ/タイマ数字139がある。このプロファイル内に 被呼者番号があり、デビット電話機のユーザが起動したサービス・タイプが含ま れる。その例に音声およびデータ標識251がある。この列内に含まれる別の情 報はレジスタ/タイマ蓄積時間標識139である。パケットが到着すると直ちに 時刻と日付のスタンプ129が押される。
【0023】 図5で、通常のIS−41およびSS7の要件はHLRなどのSS7のサービ
ス制御ポイント(SCP)が冗長構成になっていることを規定する。CCAD−
MCMSは好ましくはHLR/SCPとして指定され、したがって、2つのHL
Rが設けられ、これらはオンライン状態でなければならない。一方のHLRが障
害になると他方が直ちに動作を引き継ぐ。したがって、CCAD MCMSはM
CMS162と同じ位置にあるHLRと別の遠隔の物理的位置171にあるHL
Rの2つのHLRを有する。MCMS162と同じ位置にあるHLRと同じ電力
グリッドにない限り、遠隔HLR171は別の都市または地域に配置してもよい
。この結果、ローカル側で電源障害が発生しても両方のHLRが障害にはならな
い。デコータ端末168はデビット電話機のパケット237を連続的に検索する
データ・アルゴリズムを含む。DEC端末168がデビット電話機のパケット2
37を検出するとそれを取り込んで比較データベース(CDB)端末169に中
継して、ユーザの現在のデビット限度額を確認して最も最近受信したデビット電
話機のパケット237内に含まれる受信情報と比較する。十分なデビット・クレ
ジットが残っていて、論理的に受信したレジスタ/タイマが最後に受信したレジ
スタ/タイマのデータと一致する場合、登録および現在の呼承認応答を開始し、
CCAD HLR162および171に送信し、CCAD HLRはこれをSS
7ネットワークを介してサービス提供MSC104に中継する。サービス提供M
SCでは音声呼の発呼が可能になる。デビット電話機のユーザが双方向ページン
グ・パケット転送承認を要求する場合、同じ手順が実行される。図4を参照する
と、デビット電話機のユーザのデビット口座にエアタイムとデータ・パケット・
トランザクション7のクレジットがまだある場合、2つのページング・クエレン
ト番号122とメッセージ標識118が基本的にMCMSに通知して、これがデ
ータ・パケット転送要求であって音声サービス要求ではないことをデコーダ端末
に伝える。H[2]ワード132が読取り「0」を示し、メッセージ番号標識1
18を含まない場合、デコーダ端末は音声サービス要求発呼/登録音声サービス
要求パケット(VSRP)として知らせる。
【0024】 図5を参照すると、さらに別のシナリオで、デビット電話機のパケットのレジ
スタ/タイマ・データ・カウンタ・フィールド129が比較データベース(CD
B)169にすべてのクレジットが使用済みであることを伝えると、サービス・
ブロック標識がCCAD HLRを介してサービス提供MSCに中継される。た
だし、CDB169はデビット銀行センタ(DBC)120に常に呼び掛けるこ
とで連続してそのデビット口座を更新する。CDB169は好ましくはデータ受
信および分配(DRD)端末167を介してDBCに呼び掛ける。DRDはDB
Cへの直接リンク・データ・フレーム・リレー・リンクを制御する。DBCはセ
ルラ、PCSまたは移動衛星システムである。あるいは、DBCはセルラ、PC
Sまたは移動衛星デビット・サービスを提供する通常の銀行である。
【0025】 図2および図5で、銀行154の現金自動預払機(ATM)システムはDBC
120に統合できる。デビット電話機のユーザは音声およびデータ・デビット・
サービスを提供するように構成されているその取引銀行または任意のATMに出
向いてエアタイムとデータ・パケット・クレジットを購入するだけでよい。デビ
ット電話機のユーザのセルラ販売点のディーラ252は直接MCMSと対話して
デビット・ユーザのデータベースとしての働きをするように構成できる。
【0026】 図5で、ディーラ252はユーザのクレジット・カードとATM口座にアクセ
スできる。これらの機能を構成する方法は多数ある。状況にかかわらず、基本的
にMCMSは常にデビット銀行センタ(DBC)120に呼び掛けて新しいデビ
ット・ユーザ口座情報の更新を受信して障害がないサービスを提供し、悪用およ
び不正使用を防止する。最も最近の日付、時刻スタンプおよびレジスタ/タイマ
情報を以前受信した情報と常に比較し、連続的なDBS呼び掛けと組み合わせて
安全で効率的なCCADデビット電話システムが保証される。さらに、CCAD
−DEBIT電話システムには別の重要な機能がある。
【0027】 図6を参照すると、6つの異なるダウンリンク・プロトコルが示されている。
すなわち、ページング・ネットワーク・プロトコル147、TDMA DCCH
ID−136プロトコル148、CDMA DCCH IS−95プロトコル
149、移動衛星プロトコル150、アナログAMPS IS−553FOCC
プロトコル151、およびGlobal System for Mobil
eのディジタル・アクセス・チャネル認証チャネル・プロトコル152である。
各プロトコルは専用の機能を有し、他の図示されたプロトコルと相互に関係する
。この相互関係はデビット口座管理の増強およびサポート、不正防止およびデビ
ット電話機のユーザへの英数字メッセージの配信を含む。例えば、これらのメッ
セージのいくつかは提供された2つのページング・サービス用で、他にデビット
限度額通知に関連するメッセージもある。さらに別の重要な機能はCCADデビ
ット電話システム用に設計された2鍵暗号化と不正防止パラメータである。例え
ば、デビット電話機がIS−553 AMPSセルラ・システムと片方向ページ
ング同報通信システム内で動作する場合、次の通信手順が適用される。図5およ
び図6で、1つの可能なシナリオはデビット電話機のユーザが音声サービス時間
の別のブロックとデータ・パケット・トランザクションを購入したばかりという
ものである。ユーザの最後のアクセス試行で21分32秒の音声サービスのエア
タイムが蓄積されていることがわかる。ただし、最新のDBC120への呼び掛
けによってユーザがさらに音声時間を2時間、30のデータまたは2つのページ
ング・トランザクションを買い足していることが分かっている。最も最近得られ
たDBCレコードに押されるタイム・スタンプは、以前に受信した発呼/登録デ
ータおよび時刻−日付スタンプやレジスタ/タイマ・データと比較して、ユーザ
がそのデビット口座を更新したことを示す。したがって、この特定のデビット電
話機のユーザの音声時間およびデータ・トランザクションのレジスタ/タイマ・
カウントをリセットしなければならない。好ましいリセット手順を以下に示す。
この現在のデビット電話機が片方向ページングとアナログAMPSサービス用に
構成されている場合、MCMS106はデビット電話機のユーザのCIN番号2
60をサービス提供MSC104に送信し、MSCはそれに接続されたすべての
基地局101を介してページを送信する。このページ内にはデビット電話機のユ
ーザのCIN番号260が含まれる、デビットはこの番号を受信する。同時に、
サービス提供ページング・ネットワークを介してこの同じデビット電話機に別の
暗号化メッセージが送信される。図2を参照すると、MCMS106はページン
グ・ネットワーク制御センタ(PNCC)221にメッセージ・キューを送信す
る。CCADデビット電話機は図6に示すような暗号化符号108である。
【0028】 図2で、PNCC 221はサービス提供システムの地理的サービス・エリア
(GSA)内に位置する最も近いページング・ネットワーク送信塔にメッセージ
を送信する。デビット電話機のユーザが暗号化符号メッセージを受信すると、レ
ジスタ/タイマがすべてゼロに設定される。暗号化符号メッセージ108はCI
N260と組み合わされてCCADデビット電話機システムで使用する2鍵暗号
化システムを形成する。さらに別の例では、デビット電話機は全二重音声および
データ通信装置に適合する符号分割多重アクセス(CDMA)IS−95として
構成される。
【0029】 図3を参照すると、CDMAアクセス・チャネル・プロトコル102はさまざ
まな潜在的なアプリケーション固有の要素を含む。アクセス・チャネル・カプセ
ル222がアクセス・チャネル・メッセージ223を含む。このメッセージ内に
は可変メッセージ長の本文226が含まれる。メッセージ本文226によって2
〜842ビットまたは210文字のデータを1回のバースト伝送で送信できる。
メッセージ構造は好ましくは堅牢なアプリケーション固有のデータ・バースト・
プロトコルを保証するビット指定227を含む。メッセージ長フィールド265
は基地局およびMSCに該当するメッセージ長を伝える。例えば、メッセージ長
が110ビットの場合、8ビットのメッセージ長フィールドがその量を反映する
。CDMAアクセス・チャネル・メッセージのパディング機能224は「ビット
充填」機構を構成する。CDMAアクセス・チャネル・プロトコル手順に関して
、アクセス・チャネル・カプセルの長さは変化しない。ただし、内部的にはパデ
ィング機能がメッセージ本文内の空きのデータ・ビット・フィールドに「ビット
を充填する」。例えば、メッセージが110ビットに等しいが、ビット・フィー
ルドに追加の732ビットが必要な場合、パディング・フィールドが空きデータ
・フィールドを2進のゼロで埋める。巡回冗長率225がデータ内容の量その他
の因子を常に検査することで、データ・ビットの完全性が保証される。CDMA
のディジタル・アクセス・チャネルの構造は図4に示すAMPS RECC ア
ナログ逆方向制御チャネルの構造と基本的に同じ形で動作する。
【0030】 本発明のCDMA−RAAM手順のバージョンに適用される本発明のデビット
電話機の発呼/登録方法は、前述したのと同じ形でMSC呼パラメータ・テーブ
ルおよびホストIS−41/SS7ネットワークと協働する。AMPS−IS
553デビット電話機手順とCDMA−IS−95のデビット電話機手順との実
際の唯一の相違点は、これら2つの異なるエア−インタフェース・プロトコルの
指針内で動作するために、どのように電話機自体を構成するのかということであ
る。MSCおよびMCMSの音声呼の処理とデータ・パケット処理は基本的に前
述した形で管理される。図3で示されるように、被呼アドレス・ワード117と
も解釈される4つのHワード235を備えた発呼/登録パケット107はCDM
Aディジタル・アクセス・チャネル・プロトコル102と同じ形で管理される。
【0031】 図6において、デビット電話機100は完全にCDMA−IS−95環境で動
作する。図5で、CDB169はデビット電話機のユーザに送信するダウンリン
ク・メッセージを開始する。CDBはDCCHメッセージ・センタ263に宛て
るメッセージを作成し、PSTN110上でT1/DSOプロトコル105を介
して送信する。これらのプロトコルはPSTN上で規定通りに使用されている。
DCCHメッセージ・センタ263はこのメッセージを受信し、PSTN110
を介してサービス提供MSC104に中継する。CCADデビット電話機はCD
MA ID−95 DCCH順方向ディジタル制御チャネル・ダウンリンク15
1を介してダウンリンク・メッセージを受信する。このメッセージはPSTN1
13を介した電話機を使用する発呼者からのページと、デビット電話機のユーザ
にデビット限度額に達したことを通知する暗号化メッセージまたはアルファベッ
ト・メッセージを含むことができる。2つのページング応答がCDMAデビット
電話機がコンパイルして送信する発呼/登録パケット内に含まれ、このデータは
サービス提供MSCによって前述したのと同じ形で扱われる。したがって、CC
AD CDMA IS−95に準拠のデビット電話機は内蔵の全二重音声および
データ・デビット・システムを構成している。図6で、TDMA IS−136
ダウンリンク・メッセージ148を使用することができる。実際、CCADデビ
ット電話機が完全にTDMA IS−136環境、GSM環境、CDMA環境、
または移動衛星環境内で動作するように構成されている場合、MCMSおよびデ
ータ管理手順は変化しない。重要な点は各デビット電話機の構成方法である。例
えば、CCADデビット電話機はGSMディジタル・アクセス・チャネル上で広
帯域ページ147を受信し、発呼/登録データ・パケットを送信し、GSMディ
ジタル・トラフィック・チャネル上で音声呼を発呼するように設計できる。RA
AM機能も同じように動作する。実際、RAAM機能はすべての知られているセ
ルラ、GSM−PCS、CDMA IS−95、およびTDMA IS−136
ネットワーク・プラットフォームがIS−41/SS7信号ネットワーク・パラ
メータに準拠している限り、これらのプラットフォーム上で動作できる。現在ま
で、すべての知られているセルラ、PCSおよびGSMプラットフォームは本発
明のRAAM手順が十分に活用する遠隔機能アクセス制御パラメータを用いて動
作する。前述したすべてのプラットフォームは特殊なCINおよびCSNを受け
入れる。実際、CINは同じ手順で順方向ページ手順で送信できる。
【0032】 図2に示すように、MCMS106は衛星とセルラ・システムに二重に準拠す
るデビット電話機にメッセージを送信できる。デビットは電話機がそのように構
成されている限り、本明細書内に示すInmarsat P衛星114などの移
動衛星からメッセージを受信できる。MCMS106はSS7ネットワーク11
5またはPSTNネットワーク110を介してメッセージを送信し、衛星システ
ム・ネットワーク・センタの地上局またはハブ109はアップリンク・メッセー
ジを送信し、衛星はメッセージを中継してCCADのデビット電話機100に送
信する。
【0033】 本発明は「caller pays」陸上−移動呼方法を実施するユニークな
手段および方法をCCADのデビット電話機に与えている。図2で、有線電話1
13を使用するセルラは、「900」番153を使用して呼を出す。900番陸
上−移動呼はMCMS106にルーティングされる。MCMSはCCAD HL
R162、171に呼び掛けてどのサービス提供のセルラ、PCSまたは移動衛
星システムでデビット電話機のユーザが動作しているかを確認する。MSCが発
呼/登録起動要求をCCAD HLRを含む任意のHLRに送信するたびに、M
SCはどのサービス提供セルラ・システムがメッセージを送信しているか、特に
どのMSCが発呼/登録起動要求を送信しているかを基本的に識別するキャリヤ
識別符号(CHIC)を送信する。MSCが発呼/登録起動要求を送信するたび
に、CIC符号が同じIS−41/SS7パケットに入れて送信される。したが
って、CIC符号はMSC104が表すサービス提供システムの位置と等しくな
る。
【0034】 図5を参照すると、サービス提供MSC104はビジタ・ロケーション・レジ
スタ(VLR)249に接続されている。VLRはIS−41/SS7ネットワ
ーク上のサービス制御ポイント(SCP)でもあるデータベースである。実際、
VLRは全くHLRと同じように動作する。VLRは24時間その特定のサービ
ス提供システム内でアクティブに動作しているすべてのローミング中の移動ユー
ザの記録を取っている。各ローミング移動局にはsutto番号が割り当てられ
る。アクティブ・ローマーとして指定されているMSCに呼が着信するとこの番
号が使用される。ローミング中の移動局が最初にサービス提供MSCの動作領域
内に登録すると、ホーム・セルラまたはPCSシステムのHLRが前述したのと
同じ形で呼び掛けられる。移動ローマーの電子シリアル番号(ESN)および移
動識別番号(MIN)がホーム・システムのHLRに送信され、ローマーのデー
タ・ファイルがHLR内に存在し、その口座が資金不足でない場合、HLRは登
録受け付けメッセージとローマー・プロファイルとをサービス提供MSCに送信
する。サービス提供MSCは成功裏の登録結果とローマー・プロファイルとをダ
ウンロードしてsutto番号を割り当てる。VLRはローマー・プロファイル
の複製を作成し、sutto番号を割り当て、IS−41/SS7ネットワーク
を介してホームHLRに送信する。したがって、すべてのアクティブな登録済み
ユーザの現在位置が常に保守される。図5を参照すると、有線PSTN発呼者1
13によって陸上−移動「900」番がダイヤルされると、その呼はMCMS自
動音声/メール−PBXシステム253を介してMCMS HLR162、17
1にルーティングされる。発呼者は予め録音された音声、例えば「個人識別番号
を入力してください。」(PIN)174を聞く。発呼者はPIN番号を入力し
、PBXシステム253は比較データベース(CDB)169に呼び掛けて専用
のファイルをチェックし、受信したばかりのPIN番号を記憶されているすべて
のデビット電話機のユーザのPIN番号と比較する。PIN番号の妥当性検査が
終了すると、CDB169はPIN肯定応答起動信号と、デビット電話機のユー
ザのCINおよびCSN番号をPBXシステム253に送信し、次にPBXシス
テム253はCCAD HLR162、171に呼び掛けて最新位置とsutt
o番号の割り当てとを確認する。sutto番号が洗い出されると、HLRはs
utto番号と最新のサービス提供MSCのCIC番号とをPBXシステム25
3に送信し、基本的に呼をサービス提供MSC104のVLR249にルーティ
ングする。
【0035】 図2で、サービス提供MSC104は、アナログFOCC順方向制御チャネル
またはディジタル・アクセス順方向1次または2次ページング・チャネルを用い
て基地局を介してCIN番号を送信することでデビット電話機のユーザを呼び出
す。連絡がつくと、デビット電話機のユーザは送信キーを押して呼が開始する。
好ましい応用例では、発呼者は好ましくはデビット電話機のユーザが呼に応答し
た時に限って料金を支払うので、どんなエアタイム料金も900番号または80
0番料金に吸収されてしまう。有線発呼者113またはデビット電話機のユーザ
によって呼が終了すると、発呼者による900番または800番料金は発生しな
い。デビット電話機のレジスタ/タイマのステータスはこの陸上−移動呼の影響
を受けていない。これ以外に、PIN番号が入力され有線発呼者が900または
800番サービスを利用しない限り、デビット電話機のユーザに発呼することは
できない。誰かが偶然にCIN番号をダイヤルしてデビット電話機のユーザに連
絡することは不可能である。CINは識別、ルーティング、900番呼の転送に
のみ使用されるが、これは本来本発明によって本明細書内で一意的な形で使用さ
れる方法である。
【0036】 図7を参照すると、CCADデビット電話機100の好ましい実施形態が示さ
れている。デビット電話機はスピーカ158、マイクロフォン159、および液
晶ディスプレイ(LCD)画面156、メニュー・キー175および設定ボタン
176を有する。キーパッド164は好ましくは有線電話番号または別の移動局
番号をダイヤルする場合に限って使用される。メニュー・キーはデビット電話機
の双方向ページング応答機能のための所定の、すなわち「缶詰め」メッセージ応
答をスクロールして見付けるために押される。所望の双方向ページング応答がL
CD画面156上に表示されたメニュー選択項目に位置すると、設定ボタン17
6が押され、次いで送信ボタン177が押される。この手順によって発呼/登録
パケットが前述した形で送信される。
【0037】 当業者は別の目的と利点を直ちに思いつくであろう。本発明の方法および装置
の応用例は広く、無線通信の真に広範な応用例で使用できる。したがって、本発
明はそのより広い形態において本明細書に図示し説明した詳細内容、代表的な装
置、および例示的な実施例に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるCCAD−DEBIT通信プロトコルの論理ブロック図である。
【図2】 本発明によるCCAD−DEBITシステムのデータおよび音声通信システム
および装置である。
【図3】 本発明によるCCAD−DEBITアプリケーション・データ・メッセージお
よび処理システムの論理的な流れ図である。
【図4】 本発明によるCCAD−DEBITアナログFSK 10 KBPS REC
C制御チャネル発呼データ・パケット・メッセージを示す図である。
【図5】 本発明によるCCAD−DEBIT MCMS HLR/SCP処理システム
の論理的な流れ図である。
【図6】 本発明による多重順方向ダウンリンク・データ経路を示す図である。
【図7】 本発明によるCCAD−DEBIT電話機を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5K025 AA01 AA04 DD06 EE15 EE24 GG04 HH07 HH16 JJ14 JJ18 KK02 KK07 5K067 AA29 BB04 DD17 DD23 DD27 DD51 EE02 EE10 EE16 GG01 HH22 HH23

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報を送信する音声チャネルと、音声チャネルへのアク
    セスおよび音声チャネルの使用を管理する制御情報を送信する制御チャネルとを
    有するセルラ移動無線ネットワークにおいて、セルラ移動無線電話機に音声チャ
    ネルを割り振る方法であって、 a)制御チャネル上で無線電話機から呼発生メッセージを送信するステップで
    あって、前記呼発生メッセージが、 i)無線電話機を一意的に識別する移動識別番号(MIN)と、 ii)無線電話機のユーザによる遠隔機能制御要求を指定する一連の数字と、以
    前の呼の経過時間を示すカウントとを含むダイヤル数字のストリームを含む、呼
    発生メッセージを送信するステップと、 b)サービス提供移動交換局(MSC)で呼発生メッセージを受信するステッ
    プと、 c)呼発生メッセージを復号化してMINと遠隔機能制御要求とを検出するス
    テップと、 d)遠隔機能制御要求とカウントとをMINに関連する中央監視局(CMS)
    に送信するステップと、 e)そのカウントをMINに関連する事前支払いされた時間と比較するステッ
    プと、 f)事前支払いされた時間がカウントより大きい場合にサービス提供MSCに
    承認メッセージを送信するステップと を含む方法。
  2. 【請求項2】 g)事前支払いされた時間がカウントより小さいかそれに等
    しい場合にサービス提供MSCに取り消しメッセージを送信するステップをさら
    に含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 事前支払いされた時間がカウントより大きい場合にサービス
    提供MSCに承認メッセージを送信するステップが無線電話機について音声チャ
    ネルを割り振るステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 事前支払いされた時間がカウントより小さいかそれに等しい
    場合にサービス提供MSCに取り消しメッセージを送信するステップに、無線電
    話機に対して音声チャネルを閉塞するステップをさらに含む請求項2に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 音声情報を送信する音声チャネルと音声チャネルへのアクセ
    スおよび音声チャネルの使用を管理する制御情報を送信する制御チャネルとを有
    する無線ネットワークにおいてセルラ移動無線電話機に音声チャネルを割り振る
    方法であって、 a)制御チャネル上で無線電話機から制御メッセージを送信するステップであ
    って、前記呼発生メッセージが、 i)無線電話機を一意的に識別する移動識別番号(MIN)と、 ii)無線電話機のユーザによる遠隔機能制御要求を指定する一連の数字と、M
    INによって識別された無線電話機に関連する課金計算情報とを含むダイヤル数
    字のストリームとを含む、制御メッセージを送信するステップと、 b)サービス提供移動交換局(MSC)で呼発生メッセージを受信するステッ
    プと、 c)呼発生メッセージを復号化してMINと遠隔機能制御要求とを検出するス
    テップと、 d)遠隔機能制御要求とカウントとをMINに関連する中央監視局(CMS)
    に送信するステップと、 e)MINによって識別された無線電話機に関連する課金計算情報を分析する
    ステップと、 f)課金計算が資金不足を招かないことを課金計算情報が示す場合に、サービ
    ス提供MSCに承認メッセージを送信するステップと を含む方法。
  6. 【請求項6】 制御メッセージが呼発生メッセージである請求項5に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 制御メッセージが登録通知メッセージである請求項5に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 制御メッセージが自律登録メッセージである請求項5に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 MINによって識別された無線電話機に関連する課金計算情
    報が無線電話機によって完了された以前の呼の経過時間である請求項5に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 遠隔機能制御要求と課金計算情報とをMINに関連するC
    MSに送信するステップが遠隔機能制御要求と無線電話機によって完了された以
    前の呼の経過時間とをCMSに送信するステップを含む請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 MINに関連する課金計算情報を分析するステップが無線
    電話機によって完了された以前の呼の経過時間を課金計算のために事前支払いさ
    れた時間量と比較するステップを含む請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 課金計算が資金不足を招かないことを課金計算情報が示す
    場合のサービス提供MSCに承認メッセージを送信するステップが、無線電話機
    によって完了された以前の呼の経過時間が課金計算のために事前支払いされた時
    間量より小さい場合のサービス提供MSCに承認メッセージを送信するステップ
    を含む請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 g)課金計算が資金不足を招くことを課金計算情報が示す
    場合に、サービス提供MSCに取り消しメッセージを送信するステップをさらに
    含む請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 課金計算が資金不足を招くことを課金計算情報が示す場合
    に、サービス提供MSCに取り消しメッセージを送信するステップが無線電話機
    によって完了された以前の呼の経過時間が課金計算のために事前支払いされた時
    間量より大きい場合にサービス提供MSCに取り消しメッセージを送信するステ
    ップを含む請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 音声情報を送信する音声チャネルと音声チャネルへのアク
    セスおよび音声チャネルの使用を管理する制御情報を送信する制御チャネルとを
    有する無線ネットワークにおいて特定のアプリケーションの関係するデータを制
    御チャネル上で無線電話機から中央監視局に送信する方法であって、 a)無線電話機を一意的に識別する移動識別番号(MIN)と、遠隔機能制御
    要求を指定する一連の数字と、MINによって識別された無線電話機に関連する
    課金計算情報と、特定のアプリケーションに関係するデータとを含む制御メッセ
    ージを制御チャネル上で無線電話機から送信するステップと、 b)サービス提供移動交換局(MSC)で呼発生メッセージを受信するステッ
    プと、 c)呼発生メッセージを復号化してMINと遠隔機能制御要求とを検出するス
    テップと、 d)遠隔機能制御要求と、課金計算情報と、特定のアプリケーションに関係す
    るデータとをMINに関連する中央監視局(CMS)に送信するステップと、 e)MINによって識別された無線電話機に関連する課金計算情報を分析する
    ステップと、 f)課金計算が資金不足を招かないことを課金計算情報が示す場合に、アプリ
    ケーション固有のCMSに特定のアプリケーションに関係するデータを送信する
    ステップと を含む方法。
  16. 【請求項16】 課金計算が資金不足を招くことを課金計算情報が示す場合
    に、特定のアプリケーションに関係するデータがアプリケーション固有のCMS
    に送信されないようにするステップをさらに含む請求項15に記載の方法。
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