JP2002522832A - 相互に結合された演算子の装置、ダイナミックプロセスに基づくダイナミクスをコンピュータのサポートにより検出するための方法、並びに、相互に結合された演算子の装置をコンピュータのサポートにより検出するための方法 - Google Patents
相互に結合された演算子の装置、ダイナミックプロセスに基づくダイナミクスをコンピュータのサポートにより検出するための方法、並びに、相互に結合された演算子の装置をコンピュータのサポートにより検出するための方法Info
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Abstract
(57)【要約】
入力信号は、所定の空間内に変換される。変換演算子は、変換演算子から、変換された信号が取り出し可能であって、その際、変換された、少なくとも3つの信号は、順次連続する時点に該当するように、相互に結合されている。結合演算子は、それぞれ2つの変換演算子と結合されている。更に、第1の出力演算子が設けられており、第1の出力演算子からは、所定時点でのシステム状態を記述する出力信号が取り出し可能である。第1の出力演算子は、変換演算子と結合されている。更に、第2の出力演算子が設けられており、第2の出力演算子は、結合演算子と結合されていて、当該結合演算子を使用して所定の条件を装置のトレーニング時に考慮することができる。
Description
【0001】 本発明は、相互に結合された演算子の装置(配列)、ダイナミックプロセスに
基づくダイナミクスをコンピュータのサポートにより検出するための方法、並び
に、相互に結合された演算子の装置(配列)をコンピュータのサポートにより検
出するための方法に関する。
基づくダイナミクスをコンピュータのサポートにより検出するための方法、並び
に、相互に結合された演算子の装置(配列)をコンピュータのサポートにより検
出するための方法に関する。
【0002】 刊行物[1]から、ダイナミックプロセスに基づくダイナミクスを検出するた
めに、相互に結合された各演算子の装置(配列)を使用することが公知である。
めに、相互に結合された各演算子の装置(配列)を使用することが公知である。
【0003】 一般的に、ダイナミックプロセスは、通常のようにダイナミックプロセスの観
測者には可視でない状態遷移記述、及び、技術的なダイナミックプロセスの観測
可能な量を記述する出力方程式によって記述される。
測者には可視でない状態遷移記述、及び、技術的なダイナミックプロセスの観測
可能な量を記述する出力方程式によって記述される。
【0004】 そのような構造は、図2に示されている。
【0005】 ダイナミックシステム200は、所定ディメンションの外部入力量uの影響に
曝されており、その際、所定時点tでの入力量utはutと記載される: ut∈Rl
曝されており、その際、所定時点tでの入力量utはutと記載される: ut∈Rl
【0006】
【数1】
【0007】 所定時点tでの入力量utは、ダイナミックシステム200内で経過するダイ
ナミックプロセスの変化を生じる。
ナミックプロセスの変化を生じる。
【0008】 時点tでの所定ディメンションmの内部状態st(st∈Rm)は、ダイナミッ
クシステム200の観測者にとっては可視ではない。
クシステム200の観測者にとっては可視ではない。
【0009】 内部状態st及び入力量utに依存して、ダイナミックプロセスの内部状態st
の状態遷移が生じ、ダイナミックプロセスの状態は、後続の時点t+1でシーケ
ンス状態st+1に遷移する。
の状態遷移が生じ、ダイナミックプロセスの状態は、後続の時点t+1でシーケ
ンス状態st+1に遷移する。
【0010】 その際: st+1=f(st、ut) (1) その際、f(.)で、一般的な写像規則が示されている。
【0011】 ダイナミックシステム200の観測者によって観測可能な、時点tでの出力量
ytは、入力量ut並びに内部状態stに依存する。
ytは、入力量ut並びに内部状態stに依存する。
【0012】 出力量yt(yt∈Rn)は、所定のディメンションnである。
【0013】 出力量ytの、入力量ut及びダイナミックプロセスの内部状態stへの依存性
は、以下の一般的な規則によって与えられる: yt=g(st、ut) (2) その際、g(.)で、一般的な写像規則が示されている。
は、以下の一般的な規則によって与えられる: yt=g(st、ut) (2) その際、g(.)で、一般的な写像規則が示されている。
【0014】 ダイナミックシステム200の記述のために、刊行物[1]では、相互に結合
された各ニューロンのニューラルネットの形式で、相互に結合された演算子の装
置が使用されている。ニューラルネットの各ニューロン間のリンク(結合)は、
重み付けされている。ニューラルネットの重みは、パラメータベクトルvに統合
されている。
された各ニューロンのニューラルネットの形式で、相互に結合された演算子の装
置が使用されている。ニューラルネットの各ニューロン間のリンク(結合)は、
重み付けされている。ニューラルネットの重みは、パラメータベクトルvに統合
されている。
【0015】 従って、ダイナミックプロセスに基づくダイナミックシステムの内部状態は、
以下の規則により、入力量ut及び先行時点の内部状態st及びパラメータベクト
ルvに依存する。
以下の規則により、入力量ut及び先行時点の内部状態st及びパラメータベクト
ルvに依存する。
【0016】 st+1=NN(v,st,ut) (3) その際、NN(.)で、ニューラルネットによって予め与えられた写像規則が示
されている。
されている。
【0017】 刊行物[1]から公知であって、時間遅れリカレントニューラルネットワーク
(Time Delay Recurrent Neural Network
)(TDRNN)と呼ばれる装置は、トレーニング期間中、入力量utに対して
、それぞれ1つの目的量yt dが、実際のダイナミックシステムで検出されるよう
にしてトレーニングされる。組(入力量、検出された目的量)は、トレーニング
データと呼ばれる。そのような多数のトレーニングデータは、トレーニングデー
タセットを形成する。
(Time Delay Recurrent Neural Network
)(TDRNN)と呼ばれる装置は、トレーニング期間中、入力量utに対して
、それぞれ1つの目的量yt dが、実際のダイナミックシステムで検出されるよう
にしてトレーニングされる。組(入力量、検出された目的量)は、トレーニング
データと呼ばれる。そのような多数のトレーニングデータは、トレーニングデー
タセットを形成する。
【0018】 このトレーニングデータセットを用いて、TDRNN(時間遅れリカレントニ
ューラルネットワーク)がトレーニングされる。種々のトレーニング方法は、同
様に刊行物[1]で概説されている。
ューラルネットワーク)がトレーニングされる。種々のトレーニング方法は、同
様に刊行物[1]で概説されている。
【0019】 ここで強調すべきことは、ダイナミックシステム200の所定の時点tでは、
単に出力量ytだけが検出可能であるということである。内部状態stは、観測可
能ではない。
単に出力量ytだけが検出可能であるということである。内部状態stは、観測可
能ではない。
【0020】 トレーニング期間中、通常のように、以下の費用関数Eが最小にされる:
【0021】
【数2】
【0022】 その際、Tは、考慮される時点の数を示す。
【0023】 刊行物[2]からは、所謂自己想起型ニューラルネットワーク(neuron
aler Autoassoziator)が公知である(図3参照)。
aler Autoassoziator)が公知である(図3参照)。
【0024】 自己想起型ニューラルネットワーク300は、入力層301、3つの隠れ(中
間)層302,303,304並びに出力層305から構成されている。
間)層302,303,304並びに出力層305から構成されている。
【0025】 入力層301並びに第1の隠れ層302及び第2の隠れ層303は、第1の非
直線座標変換gを実行可能であるユニットを構成している。
直線座標変換gを実行可能であるユニットを構成している。
【0026】 第2の隠れ層303は、第3の隠れ層304及び出力層305と一緒に、第2
の非直線座標変換hが実行可能である第2のユニットを構成している。
の非直線座標変換hが実行可能である第2のユニットを構成している。
【0027】 刊行物[2]から公知の、この5層のニューラルネット300は、入力量xt
が、第1の非直線座標変換gによってシステムの内部状態に変換されるという特
性を有している。第2の隠れ層303に基づいて、第3の隠れ層304を用いて
、出力層305に対して第2の非直線座標変換hを用いて、システムの内部状態
が実質的に入力量xtに逆変換される。この公知の構造の目的は、第1の状態空
間X内の入力量xtを、第2の状態空間S内の内部状態stに写像することであり
、その際、第2の状態空間Dim(S)のディメンションは、第1の状態空間D
im(X)のディメンションよりも小さく、それにより、ニューラルネットの隠
れ層内でデータを圧縮することができる。第1の状態空間X内での逆変換は、こ
の場合、伸張に相応する。
が、第1の非直線座標変換gによってシステムの内部状態に変換されるという特
性を有している。第2の隠れ層303に基づいて、第3の隠れ層304を用いて
、出力層305に対して第2の非直線座標変換hを用いて、システムの内部状態
が実質的に入力量xtに逆変換される。この公知の構造の目的は、第1の状態空
間X内の入力量xtを、第2の状態空間S内の内部状態stに写像することであり
、その際、第2の状態空間Dim(S)のディメンションは、第1の状態空間D
im(X)のディメンションよりも小さく、それにより、ニューラルネットの隠
れ層内でデータを圧縮することができる。第1の状態空間X内での逆変換は、こ
の場合、伸張に相応する。
【0028】 刊行物[3]には、更にニューラルネットの基礎についての概説及び経済の領
域でのニューラルネットの適用可能性について記載されている。
域でのニューラルネットの適用可能性について記載されている。
【0029】 公知の装置及び方法は、殊に、著しいノイズに曝されている、即ち、その構造
が時間領域内で非常に複雑な、ダイナミックシステムの識別乃至モデル構築が可
能でないという欠点を有している。
が時間領域内で非常に複雑な、ダイナミックシステムの識別乃至モデル構築が可
能でないという欠点を有している。
【0030】 従って、本発明の課題は、ノイズに曝されているダイナミックシステムのモデ
ル構築が可能であって、公知の装置の欠点のない、相互に結合された各演算子の
装置(配列)を提供することにある。
ル構築が可能であって、公知の装置の欠点のない、相互に結合された各演算子の
装置(配列)を提供することにある。
【0031】 更に、本発明の課題は、ダイナミックプロセスに基づいているダイナミクスを
コンピュータのサポートにより検出するための方法を、公知の方法を以てしては
不十分な精度でしか検出できないダイナミックプロセス用に提供することにある
。
コンピュータのサポートにより検出するための方法を、公知の方法を以てしては
不十分な精度でしか検出できないダイナミックプロセス用に提供することにある
。
【0032】 本発明によると、この課題は、独立請求項の要件を有する装置並びに方法によ
り解決される。
り解決される。
【0033】 相互に結合された演算子の装置は、以下の各要件、つまり、 a)入力演算子を有しており、該入力演算子には、システムの、所定時点でのそ
れぞれ1つの状態を記述する時系列値が供給可能であり、 b)変換演算子を有しており、該変換演算子は、時系列値を所定空間内に変換す
るために設けられており、変換演算子は入力演算子と結合されており、 c)変換演算子は、当該変換演算子から、変換された信号が取り出し可能である
ように、相互に結合されており、その際、変換された、少なくとも3つの信号は
、それぞれ順次連続する時点に該当し、 d)結合演算子を有しており、該結合演算子は、それぞれ2つの変換演算子と結
合されており、 e)第1の出力演算子を有しており、該第1の出力演算子は、変換演算子と結合
されており、その際、第1の出力演算子から、出力信号が取り出し可能であり、 f)第2の出力演算子を有しており、該第2の出力演算子は、結合演算子と結合
されており、該結合演算子を使用して、所定条件を装置のトレーニング時に考慮
することができる という各要件を有している。
れぞれ1つの状態を記述する時系列値が供給可能であり、 b)変換演算子を有しており、該変換演算子は、時系列値を所定空間内に変換す
るために設けられており、変換演算子は入力演算子と結合されており、 c)変換演算子は、当該変換演算子から、変換された信号が取り出し可能である
ように、相互に結合されており、その際、変換された、少なくとも3つの信号は
、それぞれ順次連続する時点に該当し、 d)結合演算子を有しており、該結合演算子は、それぞれ2つの変換演算子と結
合されており、 e)第1の出力演算子を有しており、該第1の出力演算子は、変換演算子と結合
されており、その際、第1の出力演算子から、出力信号が取り出し可能であり、 f)第2の出力演算子を有しており、該第2の出力演算子は、結合演算子と結合
されており、該結合演算子を使用して、所定条件を装置のトレーニング時に考慮
することができる という各要件を有している。
【0034】 ダイナミックプロセスの基礎となっているダイナミクスをコンピュータのサポ
ートにより検出するための方法は、以下の各ステップ、即ち、 a)ダイナミックプロセスを、各時系列値を有する時系列によって第1の状態空
間内に記述し、その際、少なくとも1つの第1の時系列値により、所定の第1の
時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、少なくとも1つの第2の時系
列値により、所定の第2の時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、 b)第1の時系列値を、第2の状態空間に変換し、 c)第2の状態空間内の第1の時系列値を、第2の状態空間内の第2の時系列値
に写像し、 d)第2の状態空間内の前記第2の時系列値を、第1の状態空間に逆変換し、 e)時系列値によって第2の状態空間内に記述されたダイナミックプロセスが、
所定の条件を充足するように、変換及び前記写像を行い、 f)第2の状態空間内の各時系列値から、ダイナミックプロセスのダイナミクス
を求める 各ステップを有している。
ートにより検出するための方法は、以下の各ステップ、即ち、 a)ダイナミックプロセスを、各時系列値を有する時系列によって第1の状態空
間内に記述し、その際、少なくとも1つの第1の時系列値により、所定の第1の
時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、少なくとも1つの第2の時系
列値により、所定の第2の時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、 b)第1の時系列値を、第2の状態空間に変換し、 c)第2の状態空間内の第1の時系列値を、第2の状態空間内の第2の時系列値
に写像し、 d)第2の状態空間内の前記第2の時系列値を、第1の状態空間に逆変換し、 e)時系列値によって第2の状態空間内に記述されたダイナミックプロセスが、
所定の条件を充足するように、変換及び前記写像を行い、 f)第2の状態空間内の各時系列値から、ダイナミックプロセスのダイナミクス
を求める 各ステップを有している。
【0035】 相互に結合された演算子の装置を用いて、ダイナミックプロセスの基礎となっ
ているダイナミクスをコンピュータのサポートにより検出するための方法の際、
装置に入力信号を供給し、装置によって、第1の出力信号を求め、該出力信号か
らダイナミクスを求める。その際、装置は、以下の構成、つまり: a)ダイナミックプロセスを、各時系列値を有する時系列によって第1の状態空
間内に記述し、その際、少なくとも1つの第1の時系列値により、所定の第1の
時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、少なくとも1つの第2の時系
列値により、所定の第2の時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、 b)第1の時系列値を、第2の状態空間に変換し、 c)第2の状態空間内の第1の時系列値を、第2の状態空間内の第2の時系列値
に写像し、 d)第2の状態空間内の第2の時系列値を、第1の状態空間に逆変換し、 e)時系列値によって第2の状態空間内に記述されたダイナミックプロセスが、
所定の条件を充足するように、変換及び写像を行い、 f)第2の状態空間内の各時系列値から、ダイナミックプロセスのダイナミクス
を求めること を有している。
ているダイナミクスをコンピュータのサポートにより検出するための方法の際、
装置に入力信号を供給し、装置によって、第1の出力信号を求め、該出力信号か
らダイナミクスを求める。その際、装置は、以下の構成、つまり: a)ダイナミックプロセスを、各時系列値を有する時系列によって第1の状態空
間内に記述し、その際、少なくとも1つの第1の時系列値により、所定の第1の
時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、少なくとも1つの第2の時系
列値により、所定の第2の時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、 b)第1の時系列値を、第2の状態空間に変換し、 c)第2の状態空間内の第1の時系列値を、第2の状態空間内の第2の時系列値
に写像し、 d)第2の状態空間内の第2の時系列値を、第1の状態空間に逆変換し、 e)時系列値によって第2の状態空間内に記述されたダイナミックプロセスが、
所定の条件を充足するように、変換及び写像を行い、 f)第2の状態空間内の各時系列値から、ダイナミックプロセスのダイナミクス
を求めること を有している。
【0036】 相互に結合された各演算子の装置をコンピュータのサポートによりトレーニン
グするための方法で、装置を、所定のトレーニングデータを使用して条件を考慮
してトレーニングし、その際、装置は、以下の各構成要件を有している、即ち: a)ダイナミックプロセスを、各時系列値を有する時系列によって第1の状態空
間内に記述し、その際、少なくとも1つの第1の時系列値により、所定の第1の
時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、少なくとも1つの第2の時系
列値により、所定の第2の時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、 b)第1の時系列値を、第2の状態空間に変換し、 c)第2の状態空間内の第1の時系列値を、第2の状態空間内の第2の時系列値
に写像し、 d)第2の状態空間内の第2の時系列値を、第1の状態空間に逆変換し、 e)時系列値によって第2の状態空間内に記述されたダイナミックプロセスが、
所定の条件を充足するように、変換及び写像を行い、 f)第2の状態空間内の各時系列値から、ダイナミックプロセスのダイナミクス
を求める という各要件を有している。
グするための方法で、装置を、所定のトレーニングデータを使用して条件を考慮
してトレーニングし、その際、装置は、以下の各構成要件を有している、即ち: a)ダイナミックプロセスを、各時系列値を有する時系列によって第1の状態空
間内に記述し、その際、少なくとも1つの第1の時系列値により、所定の第1の
時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、少なくとも1つの第2の時系
列値により、所定の第2の時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、 b)第1の時系列値を、第2の状態空間に変換し、 c)第2の状態空間内の第1の時系列値を、第2の状態空間内の第2の時系列値
に写像し、 d)第2の状態空間内の第2の時系列値を、第1の状態空間に逆変換し、 e)時系列値によって第2の状態空間内に記述されたダイナミックプロセスが、
所定の条件を充足するように、変換及び写像を行い、 f)第2の状態空間内の各時系列値から、ダイナミックプロセスのダイナミクス
を求める という各要件を有している。
【0037】 本発明によると、ダイナミックプロセスを有するダイナミックシステムのモデ
ル構築が、新規な状態空間内での一層平滑化された軌道によって可能であり、そ
の結果、このダイナミックシステムの、後続時点での後続の展開が簡単に予測可
能となる。
ル構築が、新規な状態空間内での一層平滑化された軌道によって可能であり、そ
の結果、このダイナミックシステムの、後続時点での後続の展開が簡単に予測可
能となる。
【0038】 殊に、本発明によると、ノイズとダイナミックプロセスの本来のダイナミクス
との間の一層良好な弁別可能性が達成される。
との間の一層良好な弁別可能性が達成される。
【0039】 自己想起型ネットワーク(Autoassoziator)の原理とは異なり
、第2の状態空間へ変換する際のディメンションの低減は、判断基準を有してい
ない。逆に、第2の状態空間Dim(S)のディメンションは、通常のように、
第1の状態空間Dim(X)のディメンションよりも大きい。
、第2の状態空間へ変換する際のディメンションの低減は、判断基準を有してい
ない。逆に、第2の状態空間Dim(S)のディメンションは、通常のように、
第1の状態空間Dim(X)のディメンションよりも大きい。
【0040】 本発明の有利な実施例は、従属請求項から得られる。
【0041】 有利な実施例では、変換演算子は、第1の隠れ層及び第2の隠れ層にグルーピ
ングされており、その際、第1の隠れ層の変換演算子の、少なくとも一部分と、
第2の隠れ層の変換演算子の、少なくとも一部分とは、相互に結合されている。
ングされており、その際、第1の隠れ層の変換演算子の、少なくとも一部分と、
第2の隠れ層の変換演算子の、少なくとも一部分とは、相互に結合されている。
【0042】 変換演算子の少なくとも一部分は、人工ニューロンである。
【0043】 変換演算子は、当該変換演算子から、変換された信号が取り出し可能であるよ
うに、相互に結合されており、その際、変換された、少なくとも4つの信号は、
それぞれ順次連続する時点に該当する。
うに、相互に結合されており、その際、変換された、少なくとも4つの信号は、
それぞれ順次連続する時点に該当する。
【0044】 一般的に、任意数の順次連続する時点を、変換された信号に該当させることが
できる。
できる。
【0045】 別の実施例では、入力演算子は、入力層が複数の部分入力層を有しているよう
に、入力層に配属されていて、その際、各部分入力層には、それぞれ1つの時点
でのシステム状態を記述する少なくとも1つの入力信号が供給可能である。
に、入力層に配属されていて、その際、各部分入力層には、それぞれ1つの時点
でのシステム状態を記述する少なくとも1つの入力信号が供給可能である。
【0046】 第1の隠れ層の変換演算子は、各隠れ部分層にグルーピングされており、該グ
ルーピングの際、各隠れ部分層の変換演算子がそれぞれの部分入力層の各入力演
算子とそれぞれ結合されている。
ルーピングの際、各隠れ部分層の変換演算子がそれぞれの部分入力層の各入力演
算子とそれぞれ結合されている。
【0047】 各演算子間の各リンク(結合)の少なくとも一部分は、可変に構成されている
。
。
【0048】 各結合演算子と第2の出力演算子との間のリンク(結合)は、不変である。
【0049】 有利な実施例では、各リンク(結合)の少なくとも一部分は、同じ重み値を有
している。
している。
【0050】 条件は、リアプノフ−ゼロ−条件であるようにされている。
【0051】 ダイナミックプロセスは、リアクタ、例えば、化学的リアクタ内のダイナミッ
クプロセス、又は、交通システムのモデリング用のダイナミックプロセス、一般
的には、技術システム内で経過する各ダイナミックプロセスである。更に、装置
乃至方法は、金融市場のモデル解析の領域内に使用することができる。一般的に
、方法及び装置は、マクロ経済のダイナミクスを予測するために非常に良好に適
している。
クプロセス、又は、交通システムのモデリング用のダイナミックプロセス、一般
的には、技術システム内で経過する各ダイナミックプロセスである。更に、装置
乃至方法は、金融市場のモデル解析の領域内に使用することができる。一般的に
、方法及び装置は、マクロ経済のダイナミクスを予測するために非常に良好に適
している。
【0052】 時系列値は、物理的な信号から検出することができる。
【0053】 以下、本発明について図示の実施例を用いて更に詳細に説明する: その際、 図1a及び1bは、実施例の装置の略図を示し; 図2は、ダイナミックシステムの一般的説明の略図を示し; 図3は、従来技術による自己想起型ネットワーク(Autoassoziato
r)の略図を示し; 図4は、装置により後続処理される量が測定される化学的リアクタの略図を示し
; 図5は、最終的に、時間に亘って多数の状態が展開されるTDRNN(時間遅れ
リカレントニューラルネットワーク)の装置の略図を示し; 図6は、空間変換について説明する略図を示し; 図7a及びbは、ノイズのある状態空間(図7a)とノイズのない状態空間(図
7b)でのダイナミックプロセスの経過の略図を示し; 図8は、外部の別の各入力量が供給可能な実施例の装置を示し; 図9は、実施例について詳細に説明するのに用いる空間変換の略図を示し; 図10は、装置を用いて第2の実施例の範囲内にモデリングされた交通誘導シス
テムの略図を示す。
r)の略図を示し; 図4は、装置により後続処理される量が測定される化学的リアクタの略図を示し
; 図5は、最終的に、時間に亘って多数の状態が展開されるTDRNN(時間遅れ
リカレントニューラルネットワーク)の装置の略図を示し; 図6は、空間変換について説明する略図を示し; 図7a及びbは、ノイズのある状態空間(図7a)とノイズのない状態空間(図
7b)でのダイナミックプロセスの経過の略図を示し; 図8は、外部の別の各入力量が供給可能な実施例の装置を示し; 図9は、実施例について詳細に説明するのに用いる空間変換の略図を示し; 図10は、装置を用いて第2の実施例の範囲内にモデリングされた交通誘導シス
テムの略図を示す。
【0054】 第1の実施例:化学的リアクタ 図4には、化学物質401が充填されている化学的リアクタ400が示されて
いる。化学的リアクタ400は、攪拌器402を有しており、この攪拌器により
、化学物質401が攪拌される。化学的リアクタ400内に流入した別の化学物
質403は、化学的リアクタ400内で、化学的リアクタ400内に既に入れら
れている化学物質401と所定時間反応する。このリアクタ400から流出する
物質404は、化学的リアクタ400から出口を介して導出される。
いる。化学的リアクタ400は、攪拌器402を有しており、この攪拌器により
、化学物質401が攪拌される。化学的リアクタ400内に流入した別の化学物
質403は、化学的リアクタ400内で、化学的リアクタ400内に既に入れら
れている化学物質401と所定時間反応する。このリアクタ400から流出する
物質404は、化学的リアクタ400から出口を介して導出される。
【0055】 攪拌器402は、線路を介して制御ユニット405と接続されており、制御ユ
ニット405を用いて、制御信号406を介して攪拌器402の攪拌周波数が調
整可能である。
ニット405を用いて、制御信号406を介して攪拌器402の攪拌周波数が調
整可能である。
【0056】 更に、測定装置407が設けられており、測定装置407を用いて、化合物4
01内に含まれている化学物質の濃度が測定される。
01内に含まれている化学物質の濃度が測定される。
【0057】 測定信号408は、コンピュータ409に供給され、コンピュータ409で、
入/出力インターフェース410及びアナログ−デジタル変換器411を介して
デジタル化され、メモリ412に記憶される。プロセッサ413は、メモリ41
2同様、バス414を介してアナログ−デジタル変換器411と接続されている
。コンピュータ409は、更に入/出力インターフェース410を介して攪拌器
402の制御部405と接続されており、従って、コンピュータ409は、攪拌
器402の攪拌周波数を制御する。
入/出力インターフェース410及びアナログ−デジタル変換器411を介して
デジタル化され、メモリ412に記憶される。プロセッサ413は、メモリ41
2同様、バス414を介してアナログ−デジタル変換器411と接続されている
。コンピュータ409は、更に入/出力インターフェース410を介して攪拌器
402の制御部405と接続されており、従って、コンピュータ409は、攪拌
器402の攪拌周波数を制御する。
【0058】 コンピュータ409は、更に入/出力インターフェース410を介してキー4
15、コンピュータマウス416並びにスクリーン417と接続されている。
15、コンピュータマウス416並びにスクリーン417と接続されている。
【0059】 従って、化学的リアクタ400は、ダイナミック技術システム200としてダ
イナミックプロセス制御される。
イナミックプロセス制御される。
【0060】 化学的リアクタ400は、状態記述を用いて記述されている。入力量utは、
この場合、化学的リアクタ400内に生じている温度並びに化学的リアクタ40
0内に生じている圧力及び時点tで調整されている攪拌周波数から構成される。
従って、入力量は、3次元ベクトルである。
この場合、化学的リアクタ400内に生じている温度並びに化学的リアクタ40
0内に生じている圧力及び時点tで調整されている攪拌周波数から構成される。
従って、入力量は、3次元ベクトルである。
【0061】 化学的リアクタ400の後述のモデル解析の目的は、物質濃度のダイナミック
な展開を特定して、それにより、製造すべき所定の目的物質を流出物質404と
して効率的に生成することができるようにすることである。
な展開を特定して、それにより、製造すべき所定の目的物質を流出物質404と
して効率的に生成することができるようにすることである。
【0062】 これは、後述の図1a及び図1bに示された装置を用いて行われる。
【0063】 この装置が基づいている原理を一層簡単に理解するために、図5には、公知の
TDRNN(時間遅れリカレントニューラルネットワーク)が、有限回数の時点
に亘って展開されるニューラルネット500として示されている。
TDRNN(時間遅れリカレントニューラルネットワーク)が、有限回数の時点
に亘って展開されるニューラルネット500として示されている。
【0064】 図5に示されたニューラルネット500は、3つの部分入力層502,503
及び504を有する入力層501を有しており、3つの部分入力層502,50
3及び504は、それぞれ所定数の入力演算子を含んでおり、入力演算子の入力
量utは、所定時点t、即ち、後述の時系列値で形成可能である。
及び504を有する入力層501を有しており、3つの部分入力層502,50
3及び504は、それぞれ所定数の入力演算子を含んでおり、入力演算子の入力
量utは、所定時点t、即ち、後述の時系列値で形成可能である。
【0065】 入力演算子、即ち、入力ニューロンは、可変のリンク(結合)を介して所定数
の隠れ層505のニューロンと結合されている。
の隠れ層505のニューロンと結合されている。
【0066】 その際、第1の隠れ層506のニューロンは、第1の部分入力層502のニュ
ーロンと結合されている。更に、第2の隠れ層507のニューロンは、第2の入
力層503のニューロンと結合されている。第3の隠れ層508のニューロンは
、第3の部分入力層504のニューロンと結合されている。
ーロンと結合されている。更に、第2の隠れ層507のニューロンは、第2の入
力層503のニューロンと結合されている。第3の隠れ層508のニューロンは
、第3の部分入力層504のニューロンと結合されている。
【0067】 第1の部分入力層502と第1の隠れ層506との間のリンク(結合)、第2
の部分入力層503と第2の隠れ層507との間のリンク(結合)、並びに、第
3の部分入力層504と第3の隠れ層508との間のリンク(結合)は、それぞ
れ同一である。全てのリンク(結合)の重みは、それぞれ第1の結合マトリック
スB′内に含まれている。
の部分入力層503と第2の隠れ層507との間のリンク(結合)、並びに、第
3の部分入力層504と第3の隠れ層508との間のリンク(結合)は、それぞ
れ同一である。全てのリンク(結合)の重みは、それぞれ第1の結合マトリック
スB′内に含まれている。
【0068】 第4の隠れ層509のニューロンは、その入力側が、第1の隠れ層502のニ
ューロンの出力側と、第2の結合マトリックスA2によって形成された構造によ
り結合されている。更に、第4の隠れ層509のニューロンの各出力側は、第2
の隠れ層507のニューロンの各入力側と、第3の結合マトリックスA1によっ
て形成された構造により結合されている。
ューロンの出力側と、第2の結合マトリックスA2によって形成された構造によ
り結合されている。更に、第4の隠れ層509のニューロンの各出力側は、第2
の隠れ層507のニューロンの各入力側と、第3の結合マトリックスA1によっ
て形成された構造により結合されている。
【0069】 更に、第5の隠れ層510のニューロンは、第3の結合マトリックスA2によ
って形成された構造により、第2の隠れ層507のニューロンの各出力側と結合
されている。第5の隠れ層510のニューロンの出力側は、第3の隠れ層508
のニューロンの入力側と、第3の結合マトリックスA1によって形成された構造
により結合されている。
って形成された構造により、第2の隠れ層507のニューロンの各出力側と結合
されている。第5の隠れ層510のニューロンの出力側は、第3の隠れ層508
のニューロンの入力側と、第3の結合マトリックスA1によって形成された構造
により結合されている。
【0070】 この形式のリンク(結合)構造は、第6の隠れ層511にも等価的に妥当し、
この第6の隠れ層511は、第2の結合マトリックスA2によって形成された構
造により、第3の隠れ層508の出力側と結合されており、第3の結合マトリッ
クスA1によって形成された構造により、第7の隠れ層512のニューロンと結
合されている。
この第6の隠れ層511は、第2の結合マトリックスA2によって形成された構
造により、第3の隠れ層508の出力側と結合されており、第3の結合マトリッ
クスA1によって形成された構造により、第7の隠れ層512のニューロンと結
合されている。
【0071】 第8の隠れ層513のニューロンは、第1の結合マトリックスA2によって形
成された構造により、第7の隠れ層512のニューロンと結合されており、第3
の結合マトリックスA1によるリンク(結合)を介して第9の隠れ層514のニ
ューロンと結合されている。それぞれの層内の添字のデータは、それぞれ時点t
,t−1,t−2,t+1,t+2を示しており、この添字により、各時点t,
t−1,t−2,t+1,t+2で、その都度それぞれの層の各出力側から取り
出し可能乃至供給可能な信号が、この各時点に関連付けられる(ut,ut+1,u t+2 )。
成された構造により、第7の隠れ層512のニューロンと結合されており、第3
の結合マトリックスA1によるリンク(結合)を介して第9の隠れ層514のニ
ューロンと結合されている。それぞれの層内の添字のデータは、それぞれ時点t
,t−1,t−2,t+1,t+2を示しており、この添字により、各時点t,
t−1,t−2,t+1,t+2で、その都度それぞれの層の各出力側から取り
出し可能乃至供給可能な信号が、この各時点に関連付けられる(ut,ut+1,u t+2 )。
【0072】 出力層520は、3つの部分出力層、つまり、第1の部分出力層521、第2
の部分出力層522、並びに、第3の部分出力層523を有している。第1の部
分出力層521のニューロンは、出力結合マトリックスC′によって形成される
構造により、第3の隠れ層508のニューロンと結合されている。第2の部分出
力層のニューロンは、同様に、出力結合マトリックスC′によって形成された構
造により、第8の隠れ層512のニューロンと結合されている。第3の部分出力
層523のニューロンは、出力結合マトリックスC′により第9の隠れ層514
のニューロンと結合されている。部分出力層521,522及び523のニュー
ロンからは、それぞれ1つの時点t,t+1,t+2で出力量が取り出し可能で
ある(yt,yt+1,yt+2)。
の部分出力層522、並びに、第3の部分出力層523を有している。第1の部
分出力層521のニューロンは、出力結合マトリックスC′によって形成される
構造により、第3の隠れ層508のニューロンと結合されている。第2の部分出
力層のニューロンは、同様に、出力結合マトリックスC′によって形成された構
造により、第8の隠れ層512のニューロンと結合されている。第3の部分出力
層523のニューロンは、出力結合マトリックスC′により第9の隠れ層514
のニューロンと結合されている。部分出力層521,522及び523のニュー
ロンからは、それぞれ1つの時点t,t+1,t+2で出力量が取り出し可能で
ある(yt,yt+1,yt+2)。
【0073】 所謂シェアド(共用)重み値(geteilten Gewichtswer
te(Shared Weights))の原理、即ち、ニューラルネット内の
等価結合マトリックスは、それぞれの時点で同じ値を有するという基本法則に基
づいて、以下、図1aに示されている、形成された装置(配列)について説明す
る。
te(Shared Weights))の原理、即ち、ニューラルネット内の
等価結合マトリックスは、それぞれの時点で同じ値を有するという基本法則に基
づいて、以下、図1aに示されている、形成された装置(配列)について説明す
る。
【0074】 以下説明する略図では、それぞれ、各層乃至各部分層が所定数のニューロン、
即ち、演算子を有しているものとする。それぞれの結合マトリックスは、任意の
ディメンションであり、それぞれ各層の各ニューロン間の相応のリンク(結合)
に重み値を有している。
即ち、演算子を有しているものとする。それぞれの結合マトリックスは、任意の
ディメンションであり、それぞれ各層の各ニューロン間の相応のリンク(結合)
に重み値を有している。
【0075】 図1aに示されている装置は、部分入力層101,102及び103を有する
入力層100を有しており、その際、各部分入力層101,102及び103は
、それぞれ時系列値xt-1,xt,xt+1をそれぞれ時点t−1,t乃至t+1で
供給可能である。入力層100の部分入力層101,102,103は、それぞ
れリンク(結合)を介して第4の結合マトリックスAにより第1の隠れ層110
のニューロンと、つまり、第1の隠れ層110のそれぞれ3つの部分層111,
112及び113と結合されている。
入力層100を有しており、その際、各部分入力層101,102及び103は
、それぞれ時系列値xt-1,xt,xt+1をそれぞれ時点t−1,t乃至t+1で
供給可能である。入力層100の部分入力層101,102,103は、それぞ
れリンク(結合)を介して第4の結合マトリックスAにより第1の隠れ層110
のニューロンと、つまり、第1の隠れ層110のそれぞれ3つの部分層111,
112及び113と結合されている。
【0076】 第1の隠れ層110の部分層111,112及び113のニューロンは、第2
の隠れ層120のニューロンと結合されており、第2の隠れ層120の3つの部
分層、つまり、第1の部分層121、第2の部分層122、並びに、第3の部分
層123は、第5の結合マトリックスBによるリンク(結合)と結合されている
。
の隠れ層120のニューロンと結合されており、第2の隠れ層120の3つの部
分層、つまり、第1の部分層121、第2の部分層122、並びに、第3の部分
層123は、第5の結合マトリックスBによるリンク(結合)と結合されている
。
【0077】 第2の隠れ層120には、第6の結合マトリックスCによって形成された構造
により、第3の隠れ層130のニューロンが結合されており、この第3の隠れ層
130は、3つの部分層131,132及び133を有している。
により、第3の隠れ層130のニューロンが結合されており、この第3の隠れ層
130は、3つの部分層131,132及び133を有している。
【0078】 第3の隠れ層130のニューロンは、第7の結合マトリックスDにより形成さ
れた構造により、第1の出力層140のニューロンと結合されており、第1の出
力層140は、3つの部分層141,142及び143を有している。
れた構造により、第1の出力層140のニューロンと結合されており、第1の出
力層140は、3つの部分層141,142及び143を有している。
【0079】 更に、第2の出力層150には、第2の出力層150の第1の部分出力層15
1及び第2の部分出力層152が設けられている。
1及び第2の部分出力層152が設けられている。
【0080】 第2の出力層150の第1の部分出力層151は、第2の隠れ層120の第1
の部分層121並びに第2の隠れ層120の第2の部分層122のニューロンと
結合されている。
の部分層121並びに第2の隠れ層120の第2の部分層122のニューロンと
結合されている。
【0081】 第2の出力層150の第2の部分層152は、一方では、第2の部分層122
と結合されており、他方では、第2の隠れ層120の第3の部分層123と結合
されている。
と結合されており、他方では、第2の隠れ層120の第3の部分層123と結合
されている。
【0082】 第2の出力層150の部分層には、それぞれ、順次連続する2つの時点t−1
,t及びt+1の「内部」システム状態の差(ニューラルネットの第2の隠れ層
120の部分層121,122及び123内に示されている)が形成される。
,t及びt+1の「内部」システム状態の差(ニューラルネットの第2の隠れ層
120の部分層121,122及び123内に示されている)が形成される。
【0083】 第2の出力層150の第1の部分出力層151の出力側155からは、従って
、第1の差(st−st-1)が取り出し可能であり、第2の部分出力層152の出
力側156からは、第2の差(st+1−st)が取り出し可能である。
、第1の差(st−st-1)が取り出し可能であり、第2の部分出力層152の出
力側156からは、第2の差(st+1−st)が取り出し可能である。
【0084】 第3の出力層160は、第2の出力層150の両部分出力層151,152と
結合されている。
結合されている。
【0085】 第2の状態空間S内に記述すべき軌道の曲率の測定のために費用関数Fを使用
して、その際、費用関数Fは、以下の規則により形成される:
して、その際、費用関数Fは、以下の規則により形成される:
【0086】
【数3】
【0087】 全費用関数E′が形成され、この全費用関数E′を用いて、ニューラルネット
は、化学的リアクタ400での量の測定により得られたトレーニングデータセッ
トでトレーニングされ、その際、全費用関数E′は、以下の規則により形成され
る:
は、化学的リアクタ400での量の測定により得られたトレーニングデータセッ
トでトレーニングされ、その際、全費用関数E′は、以下の規則により形成され
る:
【0088】
【数4】
【0089】 トレーニング方法としては、バックプロパゲーション方法が使用される。トレ
ーニングデータセットは、以下のやり方で化学的リアクタ400から得られる。
ーニングデータセットは、以下のやり方で化学的リアクタ400から得られる。
【0090】 測定装置407を用いて、所定の入力量に対して濃度が測定されて、コンピュ
ータ409に供給され、コンピュータ409で、デジタル化されて、時系列値x t としてメモリ内に、測定された量に対応した、相応の入力量と一緒にグルーピ
ングされる。
ータ409に供給され、コンピュータ409で、デジタル化されて、時系列値x t としてメモリ内に、測定された量に対応した、相応の入力量と一緒にグルーピ
ングされる。
【0091】 「内部」システム状態内のシステム状態stの時間的な流れも考慮することが
できるために、別の2つの隠れ層170,171(図1b参照)が設けられてお
り、その際、別の第1の層170は、第2の隠れ層120の第1の部分層121
のニューロンと、第8の結合マトリックスEによって形成された構造により、結
合されている。
できるために、別の2つの隠れ層170,171(図1b参照)が設けられてお
り、その際、別の第1の層170は、第2の隠れ層120の第1の部分層121
のニューロンと、第8の結合マトリックスEによって形成された構造により、結
合されている。
【0092】 別の第1の層170のニューロンの各出力側は、第2の隠れ層120の第2の
部分層122のニューロンの各入力側と、第9の結合マトリックスFによって設
定された構造により結合される。
部分層122のニューロンの各入力側と、第9の結合マトリックスFによって設
定された構造により結合される。
【0093】 別の第2の層171は、その各入力側が、第2の隠れ層120の第2の部分層
122のニューロンの各出力側と、第8の結合マトリックスEによって形成され
た構造により結合されている。
122のニューロンの各出力側と、第8の結合マトリックスEによって形成され
た構造により結合されている。
【0094】 別の第2の層171のニューロンの出力側は、第9の結合マトリックスFによ
り、第2の隠れ層120の第3の部分層122のニューロンの各入力側と結合さ
れている。図1bの別の素子は、参照記号が同じ場合、図1aの各構成素子と同
様に相応のやり方で相互に結合されている。
り、第2の隠れ層120の第3の部分層122のニューロンの各入力側と結合さ
れている。図1bの別の素子は、参照記号が同じ場合、図1aの各構成素子と同
様に相応のやり方で相互に結合されている。
【0095】 図1bに破線で示された素子は、図1bの装置では、トレーニングデータセッ
ト及び全費用関数E′を使用してトレーニングするためには必要ない。
ト及び全費用関数E′を使用してトレーニングするためには必要ない。
【0096】 図1bの装置は、トレーニングデータセット及び全費用関数を用いてトレーニ
ングされる。
ングされる。
【0097】 装置によって達成される変換を一層分かり易く説明するために、図6aには、
ダイナミックプロセスの時間経過601が第1の空間X内に示されている。
ダイナミックプロセスの時間経過601が第1の空間X内に示されている。
【0098】 第1の空間X内の時系列値xtは、第1の写像関数g(.)を用いて第2の状
態空間S内に変換され、その際、所定条件での第2の空間S内のダイナミックプ
ロセスの経過特性は、第1の空間X内のダイナミックプロセスの経過特性よりも
十分に良好であるように変換される。
態空間S内に変換され、その際、所定条件での第2の空間S内のダイナミックプ
ロセスの経過特性は、第1の空間X内のダイナミックプロセスの経過特性よりも
十分に良好であるように変換される。
【0099】 実施例で設定されている条件は、軌道の出来る限り最適な平滑化である。つま
り、第1の空間X内での、時系列値xtから、後続の時点t+1の時系列値xt+1 上の第1の時点tへの写像は、具体的には大きなノイズに曝されていて、僅かし
か構造化されていない。
り、第1の空間X内での、時系列値xtから、後続の時点t+1の時系列値xt+1 上の第1の時点tへの写像は、具体的には大きなノイズに曝されていて、僅かし
か構造化されていない。
【0100】 第2の空間S内の時点tでの値stの、後続の時点t+1での値st+1への写像
fは、比較的僅かなノイズしか有しておらず、可能な限り大きな構造を有してい
る。
fは、比較的僅かなノイズしか有しておらず、可能な限り大きな構造を有してい
る。
【0101】 第2の空間S内で写像された量st+1は、第2の写像関数h(.)による逆変
換を用いて、時間的に後続の時点t+1の時系列xt+1に逆変換される。
換を用いて、時間的に後続の時点t+1の時系列xt+1に逆変換される。
【0102】 つまり、大きなノイズと僅かな構造Fの写像は、以下の規則による複数の写像
に分割される:
に分割される:
【0103】
【数5】
【0104】 ダイナミックの検出は、2つの相に定式化することができる。
【0105】 1. 写像規則g:X→Sがサーチされ、この写像規則を用いて、第1の空間X
が第2の空間S内に写像され、その際、第2の空間S内でのプロセスのダイナミ
クスは、第1の空間X内での軌道として平滑化された経過特性を有している軌道
602によって記述されている。
が第2の空間S内に写像され、その際、第2の空間S内でのプロセスのダイナミ
クスは、第1の空間X内での軌道として平滑化された経過特性を有している軌道
602によって記述されている。
【0106】 2. 第2の空間Sから第1の空間Xへの逆変換規則h:S→Xがサーチされ、
この規則は:
この規則は:
【0107】
【数6】
【0108】 その際、st,t=1,...,Tは、付加的な条件、例えば、平滑度にとって
十分である。
十分である。
【0109】 上述の、結合マトリックスの形式での装置を使用して相応の変換が学習された
後、ダイナミック写像fが第2の空間S内で求められ、つまり: f:S→S (9)
後、ダイナミック写像fが第2の空間S内で求められ、つまり: f:S→S (9)
【0110】
【数7】
【0111】 上述のトレーニング方法によりトレーニングされる図1bの装置は、化学量の検
出のために化学的リアクタ400内で使用され、その際、時点t−1での入力量
のために、予測量xt+1及びxtが装置のアプリケーション相(Anwendun
gsphase)内で求められ、この予測量は、続いて、検出された量を場合に
よっては準備形成した後の制御量として、制御量420,421として攪拌器4
02の制御用の制御手段405で使用されるか、又は、別の化学物質403の、
化学的リアクタ400内への流入の制御用の流入制御装置430でも使用される
(図4参照)。
出のために化学的リアクタ400内で使用され、その際、時点t−1での入力量
のために、予測量xt+1及びxtが装置のアプリケーション相(Anwendun
gsphase)内で求められ、この予測量は、続いて、検出された量を場合に
よっては準備形成した後の制御量として、制御量420,421として攪拌器4
02の制御用の制御手段405で使用されるか、又は、別の化学物質403の、
化学的リアクタ400内への流入の制御用の流入制御装置430でも使用される
(図4参照)。
【0112】 装置及び装置のトレーニングにより、更に、状態空間701内で求められた、
ノイズに曝されている、通常の方法、及び、通常の方法から得られたスケーリン
グ703での軌道702は、このプロセスに基づいているダイナミクスの所要の
検出には適していない(図7a参照)。
ノイズに曝されている、通常の方法、及び、通常の方法から得られたスケーリン
グ703での軌道702は、このプロセスに基づいているダイナミクスの所要の
検出には適していない(図7a参照)。
【0113】 別の第2の空間内で平滑条件を考慮する手段により、状態空間700内に、変
更されたスケーリング710に沿ったダイナミクスが達成され、その際、軌道7
02の経過特性は、比較的大きな平滑度を有しており、従って、ノイズは、最早
ダイナミクスの検出を殆ど妨げない程度である。
更されたスケーリング710に沿ったダイナミクスが達成され、その際、軌道7
02の経過特性は、比較的大きな平滑度を有しており、従って、ノイズは、最早
ダイナミクスの検出を殆ど妨げない程度である。
【0114】 第2の実施例:別の影響量 別の外部影響量は、図8に示された装置を介して考慮することができる。図1
a及び図1bの構成素子には、同じ構成の場合、同じ参照番号が付けられている
。付加的に、装置は、第1の外部入力層801及び第2の外部入力層802を有
しており、第1の外部入力層801及び第2の外部入力層802のニューロンに
は、時点t−1(ut-1)での別の外部量乃至時点tでの外部量utが供給可能で
ある。シェアドされた(geteilten)重みの上述の原理によると、第1
の外部層801及び第2の外部層802と、第1の予備処理層810及び第2の
予備処理層811の各ニューロンとは、第10の結合マトリックスGによる構造
を介して結合されている。
a及び図1bの構成素子には、同じ構成の場合、同じ参照番号が付けられている
。付加的に、装置は、第1の外部入力層801及び第2の外部入力層802を有
しており、第1の外部入力層801及び第2の外部入力層802のニューロンに
は、時点t−1(ut-1)での別の外部量乃至時点tでの外部量utが供給可能で
ある。シェアドされた(geteilten)重みの上述の原理によると、第1
の外部層801及び第2の外部層802と、第1の予備処理層810及び第2の
予備処理層811の各ニューロンとは、第10の結合マトリックスGによる構造
を介して結合されている。
【0115】 予備処理層810乃至第2の予備処理層811のニューロンは、それぞれ、第
11の結合マトリックスHによって形成された構造により、第1の別の層170
乃至第2の別の層171の各入力側と結合されている。
11の結合マトリックスHによって形成された構造により、第1の別の層170
乃至第2の別の層171の各入力側と結合されている。
【0116】 その際、第11の結合マトリックスHは、対角線マトリックスを形成している
。
。
【0117】 第3の実施例:ダイナミックな交通モデリング及び渋滞警報予測 図9には、自動車901,902,903,904,905及び906が走行
している道路900が示されている。
している道路900が示されている。
【0118】 この道路900に統合されている導体ループ910,911により、電気信号
が公知のやり方で検出されて、電気信号915,916は、コンピュータ920
に入出力インターフェース921電気信号915,916は、コンピュータ92
0に入/出力インターフェース921を介して供給される。入/出力インターフ
ェース921と接続されたアナログ−デジタル変換器922で、電気信号が時系
列でデジタル化され、メモリ923に記憶され、このメモリ923は、バス92
4を介してアナログ−デジタル変換器922及びプロセッサ925と接続されて
いる。入/出力インターフェース921を介して、交通誘導システム950には
制御信号951が供給され、この制御信号から、交通誘導システム950内で、
所定の速度基準952が調整可能であり、又は、交通規定の別の指示情報が調整
可能であり、この指示情報は、交通システム950を介して車両901,902
,903,904,905及び906の運転手に表示される。
が公知のやり方で検出されて、電気信号915,916は、コンピュータ920
に入出力インターフェース921電気信号915,916は、コンピュータ92
0に入/出力インターフェース921を介して供給される。入/出力インターフ
ェース921と接続されたアナログ−デジタル変換器922で、電気信号が時系
列でデジタル化され、メモリ923に記憶され、このメモリ923は、バス92
4を介してアナログ−デジタル変換器922及びプロセッサ925と接続されて
いる。入/出力インターフェース921を介して、交通誘導システム950には
制御信号951が供給され、この制御信号から、交通誘導システム950内で、
所定の速度基準952が調整可能であり、又は、交通規定の別の指示情報が調整
可能であり、この指示情報は、交通システム950を介して車両901,902
,903,904,905及び906の運転手に表示される。
【0119】 交通モデリングのために、この場合、以下の局所的な状態量が使用される: −交通流速度v、 −車両密度ρ(ρ=キロメータ当たりの車両の台数、台/km)、 −交通流量q(q=時間当たりの車両の台数、台/h)、(q=v*ρ)、及び
、 −所定時点でその都度交通誘導システム950により表示すべき速度限界952 局所的な各状態量は、上述のように、導体ループ910,911を用いて測定
される。
、 −所定時点でその都度交通誘導システム950により表示すべき速度限界952 局所的な各状態量は、上述のように、導体ループ910,911を用いて測定
される。
【0120】 従って、この量(v(t),ρ(t),q(t))は、所定の時点tでの技術
的なシステム「交通」の所定状態を示す。この量から、その都度実際状態、例え
ば、交通流及び均一度に関して、評価r(t)が行われる。この評価は、量的又
は質的に行うことができる。
的なシステム「交通」の所定状態を示す。この量から、その都度実際状態、例え
ば、交通流及び均一度に関して、評価r(t)が行われる。この評価は、量的又
は質的に行うことができる。
【0121】 この実施例の範囲内で、交通のダイナミクスが2つの相でモデル構築される: 1. 第2の空間S内での観測状態記述x(t):=(v(t),ρ(t),q
(t))の変換gは、第2の空間S内でのダイナミクスs(t)が所定の条件、
例えば、平滑度にとって、第1の空間X内でよりも十分に良好であるように特定
される。これは、第1の実施例での化学的リアクタの場合に相応するやり方で記
述される。
(t))の変換gは、第2の空間S内でのダイナミクスs(t)が所定の条件、
例えば、平滑度にとって、第1の空間X内でよりも十分に良好であるように特定
される。これは、第1の実施例での化学的リアクタの場合に相応するやり方で記
述される。
【0122】 使用期間内に検出された予測量から、制御信号951が形成され、この制御信
号951を用いて、未来の時間(t+1)で、どの程度の速度制限を選択すべき
であるのか指示される。
号951を用いて、未来の時間(t+1)で、どの程度の速度制限を選択すべき
であるのか指示される。
【0123】 更に、上述の実施例に対して択一選択的な実施例が示されている。
【0124】 全費用関数E′として、択一選択的に以下の費用関数を選択してもよい:
【0125】
【数8】
【0126】 更に、条件は、平滑条件に限定されない。
【0127】 リアプノフ−ゼロ−条件を使用してもよい。相応のやり方で、この場合、全費
用関数E′並びに費用関数Fが、以下説明するようにして変えられる。
用関数E′並びに費用関数Fが、以下説明するようにして変えられる。
【0128】 リアプノフ指数Lに基づいて、以下の規則が形成される:
【0129】
【数9】
【0130】 費用関数Fは、以下の規則により形成される:
【0131】
【数10】
【0132】 リアプノフ−ゼロ−条件を考慮した全費用関数E″は、この場合、以下の規則に
より得られる:
より得られる:
【0133】
【数11】
【0134】 リアプノフ−ゼロ−条件を考慮することによって、プロセスモデル解析する際、
著しく一定の速度を達成することができる。つまり、ダイナミックプロセスが種
々異なった時定数の複数のダイナミックな部分プロセスを有している場合、部分
プロセスは、種々異なる速度で経過され、プロセスの速度は、全体として著しく
一定に保持される。化学的なプロセスの場合、部分プロセスは、著しく種々異な
った反応速度で経過することが屡々ある。
著しく一定の速度を達成することができる。つまり、ダイナミックプロセスが種
々異なった時定数の複数のダイナミックな部分プロセスを有している場合、部分
プロセスは、種々異なる速度で経過され、プロセスの速度は、全体として著しく
一定に保持される。化学的なプロセスの場合、部分プロセスは、著しく種々異な
った反応速度で経過することが屡々ある。
【0135】 リアプノフ−ゼロ−条件を考慮することによって、観測可能なダイナミクスが
、種々異なった時間スケールの入力量xtを有する場合には、空間変換g,hは
、高速で経過する部分プロセスの間時間が「拡張」され、緩慢に経過する部分プ
ロセスの間「圧縮」される。
、種々異なった時間スケールの入力量xtを有する場合には、空間変換g,hは
、高速で経過する部分プロセスの間時間が「拡張」され、緩慢に経過する部分プ
ロセスの間「圧縮」される。
【0136】 このようにして、モデリングされたダイナミックなシステム200は、特性が
検査され、即ち、ダイナミックなシステムがエマージェント(emergent
)システムであるかどうか検査される。
検査され、即ち、ダイナミックなシステムがエマージェント(emergent
)システムであるかどうか検査される。
【0137】 リアプノフ−ゼロ−条件を考慮することによって、装置を比較的僅かな数のト
レーニングデータでトレーニングすることができる。つまり、装置は、既に、所
定の部分空間、エマージェント(創発)システムの部分空間に低減されているか
らである。従って、トレーニング期間を加速乃至装置のトレーニング用の演算コ
ストを著しく小さくすることができる。
レーニングデータでトレーニングすることができる。つまり、装置は、既に、所
定の部分空間、エマージェント(創発)システムの部分空間に低減されているか
らである。従って、トレーニング期間を加速乃至装置のトレーニング用の演算コ
ストを著しく小さくすることができる。
【0138】 この事実は、有利には、マクロ経済のダイナミクスの予測に使用することがで
きる。つまり、マクロ経済システムは、エマージェントシステムであるからであ
る。
きる。つまり、マクロ経済システムは、エマージェントシステムであるからであ
る。
【0139】 更に、上述の実施例の可能な構成が、プログラムSENN、バージョン2.3
で示されている。この構成は、プログラムSENN、バージョン2.3で処理す
るために必要である、それぞれ1つのプログラムコードを含む3つの部分を有し
ている。
で示されている。この構成は、プログラムSENN、バージョン2.3で処理す
るために必要である、それぞれ1つのプログラムコードを含む3つの部分を有し
ている。
【0140】
【外1】
【0141】
【外2】
【0142】
【外3】
【0143】
【外4】
【0144】
【外5】
【0145】
【外6】
【0146】
【外7】
【0147】
【外8】
【0148】
【外9】
【0149】
【外10】
【0150】
【外11】
【0151】
【外12】
【0152】
【外13】
【0153】
【外14】
【0154】
【外15】
【0155】
【外16】
【0156】
【外17】
【0157】
【外18】
【0158】
【外19】
【0159】
【外20】
【0160】
【外21】
【0161】
【外22】
【0162】
【外23】
【0163】
【外24】
【0164】
【外25】
【0165】
【外26】
【0166】
【外27】
【0167】
【外28】
【0168】
【外29】
【0169】
【外30】
【0170】
【外31】
【0171】
【外32】
【0172】
【外33】
【0173】
【外34】
【0174】
【外35】
【0175】
【外36】
【0176】
【外37】
【0177】
【外38】
【0178】
【外39】
【0179】
【外40】
【0180】
【外41】
【0181】
【外42】
【0182】
【外43】
【0183】
【外44】
【0184】
【外45】
【0185】
【外46】
【0186】
【外47】
【0187】
【外48】
【0188】
【外49】
【0189】
【外50】
【0190】
【外51】
【0191】
【外52】
【0192】
【外53】
【0193】
【外54】
【0194】
【外55】
【0195】
【外56】
【0196】
【外57】
【0197】
【外58】
【0198】
【外59】
【0199】
【外60】
【0200】
【外61】
【0201】
【外62】
【0202】
【外63】
【0203】
【外64】
【0204】
【外65】
【0205】
【外66】
【0206】
【外67】
【0207】
【外68】
【0208】
【外69】
【0209】 この明細書では、以下の刊行物が引用されている: [1] S.Hayken, Neural Networks: A Com
prehensive Foundation, Mc Millan Col
lege Publishing Company, ISBN 0−02−3
52761−7, S. 498−533, 1994. [2] Ackley, Hruton, Scynowski, A lea
ning algorithm for Boltzmann machine
s, Cognitive Science, 9, S. 147−169,
1985 [3] H.Rehkugler und H.G.Zimmermann,
Neuronale Netze in der Oekonomie, Gr
undlagen und finanzwirtschaftliche A
nwendungen, Verlag Franz Vahlen Muen
chen,ISBN 3−8006−1871−0, S.3−90,1994
.
prehensive Foundation, Mc Millan Col
lege Publishing Company, ISBN 0−02−3
52761−7, S. 498−533, 1994. [2] Ackley, Hruton, Scynowski, A lea
ning algorithm for Boltzmann machine
s, Cognitive Science, 9, S. 147−169,
1985 [3] H.Rehkugler und H.G.Zimmermann,
Neuronale Netze in der Oekonomie, Gr
undlagen und finanzwirtschaftliche A
nwendungen, Verlag Franz Vahlen Muen
chen,ISBN 3−8006−1871−0, S.3−90,1994
.
【図1】 実施例の装置の略図
【図2】 ダイナミックシステムの一般的説明の略図
【図3】 従来技術による自己想起型ネットワーク(Autoassoziator)の
略図
略図
【図4】 装置により後続処理される量が測定される化学的リアクタの略図
【図5】 最終的に、時間に亘って多数の状態が展開されるTDRNN(時間遅れリカレ
ントニューラルネットワーク)の装置の略図
ントニューラルネットワーク)の装置の略図
【図6】 空間変換について説明する略図
【図7】 ノイズのある状態空間(図7a)とノイズのない状態空間(図7b)でのダイ
ナミックプロセスの経過の略図
ナミックプロセスの経過の略図
【図8】 外部の別の各入力量が供給可能な実施例の装置
【図9】 実施例について詳細に説明するのに用いる空間変換の略図
【図10】 装置を用いて第2の実施例の範囲内にモデリングされた交通誘導システムの略
図
図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (54)【発明の名称】 相互に結合された演算子の装置、ダイナミックプロセスに基づくダイナミクスをコンピュータの サポートにより検出するための方法、並びに、相互に結合された演算子の装置をコンピュータの サポートにより検出するための方法
Claims (26)
- 【請求項1】 相互に結合された演算子の装置であって、 a)入力演算子を有しており、該入力演算子には、システムの、所定時点でのそ
れぞれ1つの状態を記述する時系列値が供給可能であり、 b)変換演算子を有しており、該変換演算子は、前記時系列値を所定空間内に変
換するために設けられており、前記変換演算子は前記入力演算子と結合されてお
り、 c)前記変換演算子は、当該変換演算子から、変換された信号が取り出し可能で
あるように、相互に結合されており、その際、変換された、少なくとも3つの信
号は、それぞれ順次連続する時点に該当し、 d)結合演算子を有しており、該結合演算子は、それぞれ2つの前記変換演算子
と結合されており、 e)第1の出力演算子を有しており、該第1の出力演算子は、前記変換演算子と
結合されており、その際、前記第1の出力演算子から、出力信号が取り出し可能
であり、 f)第2の出力演算子を有しており、該第2の出力演算子は、前記結合演算子と
結合されており、該結合演算子を使用して、所定条件を装置のトレーニング時に
考慮することができる ことを特徴とする装置。 - 【請求項2】 変換演算子は、第1の隠れ層及び第2の隠れ層にグルーピン
グされており、その際、前記第1の隠れ層の前記変換演算子の、少なくとも一部
分と、前記第2の隠れ層の前記変換演算子の、少なくとも一部分とは、相互に結
合されている請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 変換演算子の少なくとも一部分は、人工ニューロンである請
求項1又は2記載の装置。 - 【請求項4】 変換演算子は、当該変換演算子から、変換された信号が取り
出し可能であるように、相互に結合されており、その際、変換された、少なくと
も4つの信号は、それぞれ順次連続する時点に該当する請求項1から3迄の何れ
か1記載の装置。 - 【請求項5】 入力演算子は、入力層が複数の部分入力層を有しているよう
に、前記入力層に配属されていて、その際、前記各部分入力層には、それぞれ1
つの時点でのシステム状態を記述する少なくとも1つの入力信号が供給可能であ
る請求項1から4迄の何れか1記載の装置。 - 【請求項6】 第1の隠れ層の変換演算子は、各隠れ部分層にグルーピング
されており、該グルーピングの際、前記各隠れ部分層の前記変換演算子がそれぞ
れの部分入力層の各入力演算子とそれぞれ結合されている請求項2及び5記載の
装置。 - 【請求項7】 各演算子間の各リンク(結合)の少なくとも一部分は、可変
に構成されている請求項1から6迄の何れか1記載の装置。 - 【請求項8】 各結合演算子と第2の出力演算子との間のリンク(結合)は
、不変である請求項1から7迄の何れか1記載の装置。 - 【請求項9】 各リンク(結合)の少なくとも一部分は、同じ重み値を有し
ている請求項1から8迄の何れか1記載の装置。 - 【請求項10】 条件は、空間内のダイナミックプロセスの所定の平滑度(
なめらかさ:Glattheit)であるようにされている請求項1から9迄の
何れか1記載の装置。 - 【請求項11】 条件は、リアプノフ−ゼロ−条件であるようにされている
請求項1から9迄の何れか1記載の装置。 - 【請求項12】 ダイナミックプロセスのダイナミクスの検出用に使用され
る請求項1から11迄の何れか1記載の装置。 - 【請求項13】 物理的信号の検出用の測定装置が設けられており、該測定
装置を用いて、ダイナミックプロセスが記述される請求項12記載の装置。 - 【請求項14】 リアクタ内に描写されるダイナミックプロセスのダイナミ
クスの検出用に使用される請求項12又は13記載の装置。 - 【請求項15】 化学的リアクタ内のダイナミックプロセスのダイナミクス
の検出用に使用される請求項12又は13記載の装置。 - 【請求項16】 交通モデリング用のダイナミックプロセスのダイナミクス
の検出用に使用される請求項12又は13記載の装置。 - 【請求項17】 ダイナミックプロセスの基礎となっているダイナミクスを
コンピュータのサポートにより検出するための方法において、以下の各ステップ
: a)ダイナミックプロセスを、各時系列値を有する時系列によって第1の状態空
間内に記述し、その際、少なくとも1つの第1の時系列値により、所定の第1の
時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、少なくとも1つの第2の時系
列値により、所定の第2の時点でのダイナミックプロセスの1状態を記述し、 b)前記第1の時系列値を、第2の状態空間に変換し、 c)前記第2の状態空間内の前記第1の時系列値を、第2の状態空間内の第2の
時系列値に写像し、 d)前記第2の状態空間内の前記第2の時系列値を、前記第1の状態空間に逆変
換し、 e)前記時系列値によって前記第2の状態空間内に記述されたダイナミックプロ
セスが、所定の条件を充足するように、前記変換及び前記写像を行い、 f)前記第2の状態空間内の前記各時系列値から、ダイナミックプロセスのダイ
ナミクスを求めることを特徴とする方法。 - 【請求項18】 時系列値を、所定ディメンションのベクトルにする請求項
17記載の方法。 - 【請求項19】 時系列値を、物理的信号から求める請求項17又は18記
載の方法。 - 【請求項20】 時系列値を用いて、リアクタ内のダイナミックプロセスを
記述する請求項19記載の方法。 - 【請求項21】 時系列値を用いて、化学的リアクタ内のダイナミックプロ
セスを記述する請求項20記載の方法。 - 【請求項22】 時系列値を用いて、交通モデリング用のダイナミックプロ
セスを記述する請求項19記載の方法。 - 【請求項23】 条件を、空間内のダイナミックプロセスの所定の平滑度(
なめらかさ:Glattheit)にする請求項17から22迄の何れか1記載
の方法。 - 【請求項24】 条件を、リアプノフ−ゼロ−条件にする請求項17から2
2迄の何れか1記載の方法。 - 【請求項25】 相互に結合された演算子の装置を用いて、ダイナミックプ
ロセスの基礎となっているダイナミクスをコンピュータのサポートにより検出す
るための方法において、その際、前記装置は、以下の構成を有しており: a)入力演算子には、所定時点での1システム状態を記述する入力信号を供給可
能にし、 b)前記入力信号を所定空間に変換するための変換演算子を、前記入力演算子と
接続し、 c)前記変換演算子を相互に結合し、該結合の際、当該変換演算子から、変換さ
れた信号を取り出し可能であって、その際、変換された、少なくとも3つの信号
が、それぞれ順次連続する時点に該当するように相互に結合し、 d)各結合演算子をそれぞれ2つの前記変換演算子と結合し、 e)第1の出力演算子を前記変換演算子と結合し、その際、前記第1の出力演算
子からは、所定時点での1システム状態を記述する出力信号を取り出し可能であ
り、 f)第2の出力演算子を前記各結合演算子と結合し、その際、前記第2の出力演
算子を用いて、構造のトレーニング時に所定の条件を考慮することができ、 該トレーニング時に装置に入力信号を供給し、前記装置によって、第1の出力信
号を求め、該出力信号からダイナミクスを求める ことを特徴とする方法。 - 【請求項26】 相互に結合された各演算子の装置をコンピュータのサポー
トによりトレーニングするための方法において、以下の各コンポーネントを有し
ており: a)入力演算子には、所定時点での1システム状態を記述する入力信号を供給可
能にし、 b)前記入力信号を所定空間に変換するための変換演算子を、前記入力演算子と
接続し、 c)前記変換演算子を相互に結合し、該結合の際、当該変換演算子から、変換さ
れた信号を取り出し可能であって、その際、変換された、少なくとも3つの信号
が、それぞれ順次連続する時点に該当するように相互に結合し、 d)各結合演算子をそれぞれ2つの前記変換演算子と結合し、 e)第1の出力演算子を前記変換演算子と結合し、その際、前記第1の出力演算
子からは、所定時点での1システム状態を記述する出力信号を取り出し可能であ
り、 f)第2の出力演算子を前記各結合演算子と結合し、その際、前記第2の出力演
算子を用いて、所定の条件を前記装置のトレーニング時に考慮することができ、
該トレーニング時に、前記装置を、所定のトレーニングデータを使用して条件を
考慮してトレーニングする ことを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19835923 | 1998-08-07 | ||
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