JP2002521116A - 音響鼻腔測定のための装置および方法 - Google Patents

音響鼻腔測定のための装置および方法

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ラスムッセン ステーン ブラブランド
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リノメトリックス アクティーゼルスカブ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、患者の、鼻腔分離壁背後の窩洞(上咽頭)および咽喉部(中咽頭)における左右の鼻腔における横断面を測定し、また、エウスタキオ管の開放を検出するための装置に関する。本装置は、電子音響エミッタと、このエミッタから第1の接続片まで通じている第1の伝送チューブと、患者の1つの鼻孔に第1の接続片を接続するための接続手段と、エミッタに隣接して設置した近接マイクロホンおよび/または第1の接続片に組み込んだ第1のマイクロホンと、エミッタに対する電気信号を発生し、マイクロホン(単数または複数)からの電気信号をサンプリングし、分析するコンピュータとを包含する。本発明によれば、この装置は、さらに、第1の音響伝送チューブの反対方向においてエミッタから通じている好ましくは解放可能な第2の音響伝送チューブを包含し、それによって、エミッタからのこのパスの延長部を構成する。本発明は、さらに、上述の横断面を測定する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、鼻腔分離壁背後の窩洞(上咽頭)および咽喉(中咽頭)における、
鼻腔分離壁(鼻中隔)によって相互に分離した患者の左右鼻腔の長さおよび横断
面を音響によって測定することに関するものである。本発明は、さらに、エウス
タキオ管の開放を検出することに関する。
【0002】 (発明の背景) 音響鼻腔測定(リフレクトメトリ)は、たとえば米国特許第4326416号
(Fredberg)で公知である。方法および装置が、さらに、1988年にOle Hilb
erg、Ole Finn Petersen and A. C. Jackson in 1988によって発表されている。
音響鼻腔測定のための器具は、1990年代の始めからボストンの会社Hood Lab
s、そして、1993年以降スコットランドの会社GM instrumentsによって製造
されている。これら公知の方法および装置は、連続、不連続両方の信号を使用す
る。
【0003】 音響鼻腔測定および公知の検査方法の概要は、Per Djupeslandの「Akustisk r
hinometri」(Tidsskrift for Den Norske Legeforening, no. 26 1996, 116, p
p. 3111-3114)に見出される。
【0004】 音響鼻腔測定(リフレクトメトリ)においては、音響信号を生成し、この音響
信号を、鼻腔内へこれに適応した接続片を通して送り込む。音響信号の一部は、
鼻および咽喉の窩洞から反射し、入射音響画像と反射音響画像との差をデータ分
析することによって、横断面を、鼻開口から距離の関数として、スクリーンまた
はプリントで視覚化する。
【0005】 音響鼻腔測定は、鼻粘膜の生理、いっそう詳しくは、鼻粘膜の厚さを示し、変
位した解剖学的構造を文書化し、呼吸路に炎症を起こさせるアレルゲンその他の
物質をあらわにし、手術すなわち医療処置の機能を検分するのに適している。こ
の方法は、さらに、子供および新生児にさえ使うことができる。
【0006】 音響鼻腔測定のための従来公知の測定システムは、一端に設置した点火プラグ
のような音響トランスジューサを持つ長い剛性のチューブが音響エミッタとして
機能し、患者の鼻孔に接続する鼻適応片で終わるチューブの端に向かって伝播す
る平らな音響波を発生する技術を使用している。チューブのどこかに位置するマ
イクロホンが、発生した波ならびに反射信号を測定する。これらの剛性チューブ
は、通常、12〜16mmの直径、30cm〜2mの長さを有する。
【0007】 インピーダンスの変化(横断面の変化)の結果としておこる肺空洞および鼻腔
内の反射信号は、チューブ内のマイクロホンによってサンプリングされ、信号処
理ユニットに送られ、そこにおいて、これらの反射信号に基づいて空洞の横断面
を計算する。
【0008】 さらに、連続する音響広帯域スペクトルを発する機器を、本出願人(以前はS. R. Electronics ApS (DK))が製造、販売している。
【0009】 上記の技術によっては、患者の呼吸路内の、鼻腔分離壁の後端よりもさらに遠
い横断面をこの位置での反対側の鼻腔端として正しく測定することはできない、
それは、反対側の鼻腔の並列接続された音響インピーダンスに対応する横断面が
、鼻腔分離壁の背後の横断面に加えられるからである。
【0010】 鼻腔分離壁の長さを決定するために、従来、内視鏡、CTスキャン、MRスキ
ャンまたは単純なフックが用いられていた。これを鼻孔に挿入し、鼻腔分離壁の
後面まで導き、フックを縁の背後に置き、その後、引き戻していた。フックが鼻
腔分離壁の後面に当接すると、検査員は、鼻口のところで、軸上に位置をマーク
付けし、フックを後退させる。フック頂部からマークまでの距離が、鼻腔分離壁
の長さを示す。後者の方法は、患者にとって不快であり、第一、高価であるし、
或る程度の危険もある。
【0011】 冒頭に述べた音響鼻腔測定用の装置および方法を使用することによって、鼻腔
分離壁の長さは、それぞれ左右の鼻孔を通した測定で鼻孔の片側からの音響が同
じになる(すなわち、それぞれ、左右の鼻孔内で測定したインピーダンスが時間
領域において同じとなる)距離として決定されるが、この方法は、盲目的であり
、測定結果が、印刷されたあるいは示された曲線の主観的な解釈に依存する。し
たがって、測定結果は、不確実性が大きい。
【0012】 本発明の目的は、異なった構成において、鼻腔分離壁の終端を越えてさえ、患
者の呼吸路の横断面を測定すること、同じ測定作業で患者の左右の鼻腔の全横断
面を測定すること、患者の鼻腔分離壁の長さを簡単かつ信頼性をもって測定する
こと、そして、患者エウスタキオ管の開放を簡単かつ信頼性をもって検出するこ
とを実現できる装置を提供することにある。
【0013】 (発明の概要) この目的は、請求項1の導入部分に定義した種類の装置によって、そして、請
求項1の特徴記載部分定義した特徴によって達成される。
【0014】 これらの特徴によって、別々の伝送チューブに沿って2方向に音響信号を発す
ることができる装置を得ることができる。音響エミッタのところで、これら2つ
の伝送チューブは、整列して設置する。それによって、対称的なインピーダンス
、反射状態を得ることができる。
【0015】 装置が2つの伝送チューブに沿って音響信号を送ることができるという事実に
よって、患者の両方の鼻孔に音響信号を与えることが可能となり、両方の鼻腔の
横断面を測定することができるようになる。これは、一回の作業で、より多くの
価値ある測定を可能とし、測定されない鼻腔の、別の鼻腔および鼻腔分離壁の後
縁背後の窩洞に音響分路インピーダンス(上記参照)として作用する有害な影響
を排除できる。
【0016】 上記の対称的なインピーダンス、伝送状態により、それぞれの鼻腔に沿って伝
播する2つの部分信号が、ゆがめられて鼻腔分離壁後縁を越えた呼吸路の測定を
劣化あるいは破壊することなく、鼻腔分離壁後縁のところで共通の信号に加える
に充分に一致したものとなることが確実になる。
【0017】 第2の伝送チューブが解放可能である場合、本装置は、公知の鼻腔測定装置と
して、一方の鼻孔を通して測定するためにも、鼻腔分離壁の長さについての上記
の測定にも、そして、エウスタキオ管の開放を検出するためにも使用することが
できる。
【0018】 請求項2に記載した特徴によれば、患者の鼻孔への簡単で信頼性のある接続を
行うことができる。マイクロホンが末端片内に設けてある場合、各鼻孔、各鼻孔
において別々に横断面の途中での整合を行えるかなりの可能性があり、これは、
鼻腔分離壁の末端背後における呼吸路の整合の可能性も保証する。
【0019】 請求項3、4に記載した特徴によれば、第1の伝送チューブのみを使用したと
きに、本装置の特に便利な構成で、望ましくない反射のリスクをかなり制限する
ことができる。
【0020】 請求項5に記載した特徴によれば、鼻腔分離壁の長さを測定するために本装置
を使用する可能性を得ることができる。
【0021】 請求項7に記載した特徴によれば、音響エミッタを伝送チューブへ有利に接続
することができる。
【0022】 本発明の第2の目的は、測定および検出のための方法を提供することにある。
【0023】 この目的は、請求項8〜18に記載した特徴によって達成される。
【0024】 請求項8に記載した特徴によれば、第1の音響信号が、鼻腔分離壁の後縁のと
ころで同となる2つの同一信号として、患者の両鼻孔を通して同時に伝播し、こ
れら音響信号をかなり明確な共通信号に加え、この共通信号が、患者の呼吸路内
にさらに伝播し、鼻腔分離壁後縁を越えて位置するこれらの呼吸路内での鼻腔測
定を可能にするということを達成することができる。
【0025】 請求項9に記載の特徴によれば、装置および信号分析を行うコンピュータ・ソ
フトウェアを簡略化することができる。
【0026】 請求項10に記載の特徴によれば、伝送チューブが、音響信号が反射等によっ
て変わる伝送経路部分とならないので、より正確な測定を行うことができ、患者
の2つの鼻孔、鼻腔を別々に測定し、それらの差分を観察、分析することができ
る。
【0027】 請求項11に記載の特徴によれば、なんらの不便なしに、患者の鼻腔分離壁の
長さを簡単かつ信頼性をもって測定することができる。
【0028】 請求項12に記載の特徴によれば、患者のエウスタキオ管が開いているか閉じ
ているかを検出する非常に簡単で信頼性のある方法を得ることができる。本発明
によれば、患者の耳および鼻孔に装置を接続するだけでよいので、患者が食べて
いたり、飲んでいたり、または嚥下するときに検出を行うことができる。
【0029】 本装置は、補助チューブおよびそれに対して受信した信号の処理ソフトウェア
を備えている公知の装置による構成してもよい。また、本発明は、完成装置とは
別に製造され、市販され得るこのような補助設備に関する。
【0030】 以下、本発明を、図面を参照しながら実施例に基づいてより詳しく説明するが
、図面を通じて、同じ参照符号を対応する部分に付けて用いていることは了解さ
れたい。
【0031】 (好ましい実施例の説明) 連続的な広帯域スペクトルを使用する冒頭で説明したタイプの機器は、199
2年以来、本出願人(前出のS. R. Electronics ApS (DK))が製造、販売してき
たものである。
【0032】 この公知装置の構造および使用法は、図1〜3から明らかである。図1におい
て、ここに記載した細長いチューブ1は、音響エミッタ2およびマイクロホン3
を備えている。デジタル・ノイズ発生器4が、連続的なホワイト・バンド・ノイ
ズ信号5を発する。このノイズ信号は、音響エミッタ2へ送られる。患者6から
反射してきた信号7が、マイクロホン3によってサンプリングされる。
【0033】 信号5、7は、統計学的に、適当なプログラムに従ってコンピュータ10によ
って比較される。このプログラムは、反射信号8を発生する。これに基づいて、
プログラム11は、インピーダンス変換から面積曲線9を発生する。この面積曲
線は、距離の関数として、患者の呼吸路の横断面積のコースを示す。
【0034】 反射信号8が、図2に拡大して示してあり、面積曲線9が、図3に拡大して示
してある。これら図示した信号8および曲線9は、装置の機能を説明するための
例に過ぎない。
【0035】 本発明による装置についての図4〜6に示す実施例は、たとえばアルミニウム
から作ったハウジング13を有する音響エミッタ・ユニット12を有する。ハウ
ジング13は、いくつかの半径方向孔(図6)を包含し、これらの孔に、4つの
電子音響トランスジューサ19〜22、マイクロホンおよび接続ケーブル16(
図4〜5)のための出口孔24が設けてある。このケーブルを通して、トランス
ジューサ19〜22およびマイクロホン23が、信号処理、統計計算および分析
のための適当なコンピュータ・プログラムを備えた図示しないコンピュータに接
続する。
【0036】 ハウジング13は、各側に、接続片14〜15を備えており、これらの接続片
間を中心軸線方向孔26が延びていて、接続片14〜15間を延びる伝送チュー
ブ片を形成し、同時に、空所を構成している。
【0037】 中央孔26に向かう半径方向孔の連続性の故に、伝送チューブ26の音響イン
ピーダンスへのトランスジューサの正しいインピーダンス(接続)フィッティン
グのために、各トランスジューサが隣接して個別の音響インピーダンスで配置さ
れる。
【0038】 半径方向孔は、弾力性によってハウジング13の外側円筒状面にあるくぼみ内
に設置したゴム・リング25によって端部を閉じてあり、中央孔26から隔たっ
ている。
【0039】 図4において、ここには、プラスチック・チューブの形をした第1の伝送チュ
ーブを接続片14上にどのように設置し、また、同様のプラスチック・チューブ
の形をした第2の伝送チューブを接続片15にどのように設置するかが示してあ
る。伝送チューブの各々は、端子片27〜28で終わっており、これらの端子片
の各々に患者の鼻に接続するための鼻片29〜30が設けてある。
【0040】 本発明によれば、プローブ12は対称的に構成してあり、1つまたはそれ以上
の音響トランスジューサ19〜22(音響エミッタ)が、そこからの信号を音響
インピーダンス(接続)フィッティングを通してプローブに導くように壁内に並
列あるいは直列に設置される。マイクロホン23は、同じ軸線上に位置していな
ければならない。
【0041】 図4〜6に示す実施例において、チューブ26内の各トランスジューサの出口
は、たとえば、Knowles BF-1921タイプの音響インピーダンスを有する。これに
よって、挿入する必要がある場合に、トランスジューサからの全音響エネルギを
測定プローブに反射なしに伝えることができる。
【0042】 トランスジューサ信号は、同位相平面波の形で、可撓性のあるパイプあるいは
チューブ内を両方向に伝播し、これらのパイプまたはチューブは、本発明によれ
ば、両端にある2つの鼻適応片29〜30で終わる。
【0043】 図4〜6の装置の代表的な使用法が、図9に示してある。検査員は、両手33
〜34でもってチューブを持ち、鼻適応片29〜30を患者の2つの鼻孔と密着
させる。
【0044】 同時に患者の2つの鼻孔に鼻適応片29〜30を接続することによって、音響
信号の2つの部分が鼻内に伝播し、鼻腔分離壁の後縁に達する前に患者の2つの
鼻腔内に生じた反射が反射信号を発生することになる。反射信号は、鼻適応片2
9〜30およびチューブ17〜18を通してマイクロホン23へ伝播する。
【0045】 鼻の左右側部からの反射は同じ時刻に同じ距離でマイクロホンに到着するので
、初めに加算されることになる。このことは、それが残りの呼吸路の鼻腔分離壁
の後縁で測定されるのが2つの鼻腔の総合横断面積であり、その後、鼻腔分離壁
を越えた残りの呼吸路の横断面積が測定されることを意味する。
【0046】 鼻腔分離壁の後縁を越えてから、トランスジューサ19〜22からの2つの平
面波が加算され、このポイントを超えて作られた反射信号が加えられ、同様に2
つの対称形的なチューブ17〜18を通してマイクロホンへ伝播することになる
。マイクロホン・ポイント23において、信号が再び加算され、図示しないコン
ピュータにおける信号処理プログラムが通常の方法で信号の合算を処理すること
ができる。
【0047】 通常の公知の方法で公知の装置における信号のインピーダンス・面積変換から
知られるように、この計算アルゴリズムを実施することができる。
【0048】 プローブ12は、両方向において利用され、鼻腔分離壁を越えてはるかにより
良い測定精度を達成できる。同時に、プローブ反対端での損失(公知の技術では
起きる)なしに、測定トランスジューサからの全エネルギを最適に利用すること
ができる。
【0049】 ユーザが1つの鼻孔を別々に測定したい場合、1つのブランチ、たとえば、チ
ューブ18をプローブ・ハウジング12から取り外し、音響減衰材料で作った端
末片45を代わりに用いてもよい。そうすれば、そこからの反射がマイクロホン
に伝播することがない。もちろん、ソフトウェアは、それに従って変えなければ
ならない。これが図10に示してある。
【0050】 測定プローブ12の反対側18は、測定側17により長いチューブを備えてい
る場合、デンマーク国特許出願1304/94に記載されているように、測定中
に呼吸またはpH電極等の挿入ができるように利用することもできる。それによ
って、上記の測定を、空所の検査のためにカテーテルを使用しながら実施するこ
とができる。これによって、面積曲線9に表されている窩洞のマッピングを、用
具を呼吸路に導入しなければならない処置で使用することができる。
【0051】 図7に示す本発明による装置のための実施例においては、中央マイクロホン2
3の代わりに2つのマイクロホン31〜32を使用しており、これらのマイクロ
ホンは、音響エミッタ19〜22に関して対称的に伝送チューブ17〜18内に
設置してある。図示実施例においては、マイクロホンは端子片27〜28内に設
置してあるが、マイクロホンのみを音響エミッタ・ユニット12に関して対称的
に位置するときには、他の場所を使用することができる。マイクロホン31〜3
2は一緒に較正する。
【0052】 2つのマイクロホンを持つプローブを構成し、2つのマイクロホンから測定シ
ステムのタイム・ウィンドウを適応させることによって、2つの鼻孔からの反射
を鼻腔分離壁の後縁まで分離させ、そして、後縁を越えてから反射を加算するこ
とが可能である。
【0053】 図7の実施例によって、2つの鼻腔を同時に測定することができる。反射が2
つのマイクロホンについて同じであるポイントは、鼻腔分離壁の長さについての
絶対的な表示である。この構造は、これによって、従来技術によっては不可能で
ある鼻腔分離壁の長さの同時測定を可能とする。
【0054】 図8において、図7の装置の信号経路が概略的に示してある。適当なプログラ
ムを持つコンピュータ44によって制御することで、音響エミッタ・ユニット1
2における音響エミッタ19は、チューブ17内で方向37に伝播する信号35
〜36を発する。鼻適応片27を経て、信号は患者の鼻腔38に到達する。ここ
において、音響エミッタからの距離における横断面拡大39が1種類40の反射
を引き起こし、そして、音響エミッタからの距離における横断面の縮小41が別
の種類42の反射を引き起こす。反射41、42は、方向43においてチューブ
17を通って戻り、マイクロホン31によってサンプリングされる。ここから、
信号は、コンピュータ44に導かれ、先に説明したように処理される。
【0055】 鼻腔分離壁の長さを測定するために図7のプローブを使用する代替方法では、
システムに、2つのマイクロホン31〜32間のインパルスについての実行時間
を制御させる。この状況が、図11に示してある。プローブ12のチューブのう
ち一方18における音響信号経路は、先に説明したように、特殊な端部片45(
図10)で閉じてある。
【0056】 その後、システムをゼロ較正しなければならない。これは、2つの鼻片を接続
し、チューブ17に沿って音響エミッタ・ユニット12から端末片27内の一方
のマイクロホン31に通った信号を、2つの鼻片29〜30を通して他の適応片
28内のマイクロホン32に送ることによって行われる。一方のマイクロホン3
1から他方のマイクロホン32までの音響信号の実行時間が、その後決定され、
鼻腔分離壁のゼロ長さを等しくする。
【0057】 その後、鼻適応片を患者46の2つの鼻孔に装着し、そのとき、音響インパル
スが、鼻腔分離壁の背後で鼻内に伝播し、第2の鼻適応片30およびマイクロホ
ン32を有する端子片28まで伝播する。実行時間の増大は、鼻腔分離壁の長さ
の2倍で表される。音響速度での簡単な計算(除算)で所望の長さを得ることが
できる。
【0058】 同じ既存の機器で正確に鼻腔分離壁の長さを決定するためのまた別の方式を使
用することによる利点は、測定精度を高め、それ故、安全性を高めるということ
である。これは、鼻腔分離壁後縁が鼻または睡眠無呼吸作業での基準点としてし
ばしば使用されるので、非常に重要である。
【0059】 図12には、本発明による装置の別の驚くべき使用法が示してある。ここでは
、患者のエウスタキオ管の機能を特に簡単、安全な方法でモニタすることができ
るのである。
【0060】 端子片27〜28およびマイクロホン31〜32を備えた鼻適応片29〜30
が、測定チューブ17〜18から外してあり、プラグが各端子片27〜28の端
に挿入してあり、鼻適応片29〜30の代わりに耳適応片49〜50が用いられ
ている。これらの耳適応片は、マイクロホン31〜32備えた端子片27〜28
と共に患者の耳に挿入されている。図12参照。音響エミッタ・ユニット12か
らの信号ワイヤ16およびマイクロホン31〜32からの2つのマイクロホン・
ワイヤは、通常通り、コンピュータに通じている。
【0061】 音響エミッタ・ユニットの一方の取り付け片14上に鼻適応片を装着した特別
な伝送チューブ51が、音響エミッタ・ユニット12に装着してあり、そして、
上記の端部片45で第2の接続片15が閉じてある。
【0062】 広帯域スペクトル連続音響信号が、プローブ・ハウジング12のトランスジュ
ーサ19〜22から患者の鼻孔へ加えられる。その後、患者は、嚥下あるいは飲
み込みを行うことを要求される。通常の機能している耳およびエウスタキオ管の
場合、エウスタキオ管の短時間開放は、嚥下毎に生じる。
【0063】 しかしながら、エウスタキオ管の開放で、音響信号は、エウスタキオ管を通る
鼻後部を通して中耳に伝播し、ここから鼓膜を通して耳適応片49〜50および
2つのマイクロホン31〜32に伝播することになる。
【0064】 コンピュータ・システムにおける以下の信号処理で、伝送経路および開放時間
における対称性を決定することができ、エウスタキオ管の故障(冷間あるいは中
耳炎症(中耳炎))によって信号経路の1つが開いていない場合、これは、本発
明による装置によって詳細に検出され、検査員が患者の付加的な検査を実施する
ことが可能になる。
【0065】 いくつかの異なったパラメータを測定、検出することは、本発明による同じ装
置を使用することによって可能となる。しばしば、耳の問題は、鼻におけるポリ
プに伴う問題あるいは粘膜の問題で生じる。したがって、先に説明した測定およ
び/または検出で、なんらかの方法で実施される他の価値ある検査を行うことが
可能となる。
【0066】 中耳の問題を有する子供の検査の場合、病院における耳、鼻、咽喉部について
の作業部分は重要である。ここで説明した本発明による検査方法は、選択的であ
り、かなり不快感を低減するので子供にとって非常に適している。
【0067】 本発明によれば、音響信号を他の方法で送信することも可能である。小さい鼻
プローブ(鼻適応片)にマイクロホンを付けて製造し、それを鼻内に挿入し、音
響信号を耳適応片に与えることができる。しかしながら、これらの代わりに、検
査員が患者に通常公知のヘッドホン、たとえば、「ウォークマン・タイプ」のヘ
ッドホンを装着させることもできる。これらのほとんどは、ダイナミック・マイ
クロホンとして満足できるように機能し、したがって、音響を鼻から耳へ伝送す
るときにマイクロホン部分の代わりに使用することができる。
【0068】 さらにこのような検査の子供を考慮して、測定を実施するときに注意を逸らし
たり、この瞬間においてのみ割り込みを行ったりするためにホーン(マイクロホ
ン)に音楽あるいは音声を与えるようにしてもよい。
【0069】 あるいは、信号経路を、前述のように、反対方向で使用してもよい。すなわち
、音源としてのヘッドホンを用い、鼻内に保持された鼻適応片のためのホルダ内
にマイクロホンを設けてもよい。これによって、信号を、嚥下中に、鼻片内でサ
ンプリングすることができる。これは、検査員が左右のチューバ機能が時間領域
ならびにサイズにおいて対称的に開放しているかどうかを同時に測定することが
できるという利点を与える。音響が耳を出ない場合には、これは、中耳炎または
エウスタキオ管の故障を生じさせる可能性があり、検査員は、別の検査法、たと
えば、鼓室測定法を薦めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知の鼻腔測定装置の構造および使用法を概略的に示す図である。
【図2】 図1におけるインパルス応答曲線の拡大図である。
【図3】 計算した横断面積についての曲線の拡大図である。
【図4】 患者の左右の鼻腔の全横断面積を同じ測定作業で測定し、鼻腔分離壁の終端を
越えて患者の呼吸路の横断面測定を行う本発明による装置を概略的に示す図であ
る。
【図5】 図1の装置の音響エミッタおよびマイクロホン部分を概略的に示す図である。
【図6】 図5のVI−VI線に沿った横断面図である。
【図7】 患者の左右の鼻腔の両横断面積を同時に測定し、鼻腔分離壁の終端を越えて患
者の呼吸路の横断面測定を行うための本発明による装置を概略的に示す図である
【図8】 図7の装置の測定原理を示す図である。
【図9】 患者について測定を行うために図4、7の装置を使用する方法を概略的に示す
図である。
【図10】 公知の鼻腔測定装置として構成した図4の装置を概略的に示す図である。
【図11】 患者の鼻腔分離壁の長さを測定するために図7の装置を使用する方法を概略的
に示す図である。
【図12】 患者のエウスタキオ管の開放を検出するために図7の装置を使用する方法を概
略的に示す図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の、鼻腔分離壁背後の窩洞(上咽頭)および咽喉(中咽
    頭)における左右の鼻腔の横断面を測定するためのおよび/またはエウスタキオ
    管の開放を検出するための装置であって、電子音響エミッタと、このエミッタか
    ら第1の接続片まで通じている第1の伝送チューブと、第1の接続片を患者の1
    つ鼻孔に接続する接続手段と、エミッタに隣接して位置する近接マイクロホンお
    よび/または第1の接続片に組み込んだ第1のマイクロホンと、エミッタに対す
    る電気信号を発生し、マイクロホン(単数または複数)からの電気信号をサンプ
    リングして分析するコンピュータとを包含する装置において、さらに、第1の音
    響伝送チューブの反対方向においてエミッタから通じており、このパスの延長部
    をエミッタに構成する好ましくは解放可能な第2の音響伝送チューブを包含する
    ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1による装置において、第2の伝送チューブが、エミ
    ッタから第2の接続片まで通じており、装置が、さらに、患者の第2の鼻孔に接
    続するための接続手段を包含し、装置が、好ましくは、第2の接続片に組み込ん
    だ第2のマイクロホンを包含することを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1による装置において、第2の伝送チューブが、個別
    の音響インピーダンスによって構成されるか、あるいは、個別の音響インピーダ
    ンスによって端末処理されていることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項3による装置において、個別の音響インピーダンスが
    、伝送チューブの音響インピーダンスと同じ値を有することを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項のうちいずれか1つに記載の装置において、さら
    に、患者の鼻孔に接続するためのマイクロホン・ユニットを包含し、これらのマ
    イクロホン・ユニットが、好ましくは、それぞれ、第1、第2のマイクロホンを
    もつ第1および/または第2の接続片によって構成されることを特徴とする装置
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のうちいずれか1つによる装置において、さら
    に、患者の耳に接続するためのマイクロホン・ユニットを包含し、これらのマイ
    クロホン・ユニットが、好ましくは、それぞれ、第1、第2のマイクロホンを備
    える第1および/または第2の接続片によって構成されることを特徴とする装置
  7. 【請求項7】 前記請求項のうちいずれか1つに記載の装置において、エミ
    ッタが、1つまたはそれ以上の電子音響装置を包含し、これらの電子音響装置が
    、好ましくは、個別の音響インピーダンスを介して伝送チューブに接続してあっ
    て、伝送チューブの音響インピーダンスに関して正しいインピーダンス適合を達
    成することを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 患者の、鼻腔分離壁(上咽頭)背後の窩洞および咽喉(中咽
    頭)における左右鼻腔の横断面を測定するための方法であって、音響エミッタか
    ら第1の音響信号を発する段階と、2つの好ましくは等しい長さの音響伝送チュ
    ーブに沿って患者のそれぞれの鼻孔に第1の音響信号を導く段階と、音響伝送チ
    ューブ内に設置した1つまたはそれ以上のマイクロホンによって患者の鼻孔から
    反射してきた第2の音響信号を受信する段階と、第1、第2の音響信号をこれら
    の信号およびそれらの差分についてのデータ分析を行うコンピュータに導き、患
    者の呼吸路の横断面についての表示を行う段階とを包含することを特徴とする方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8による方法において、第1の音響信号ならびに第2
    の反射音響信号を、エミッタの近くに設置した、好ましくはエミッタに隣接して
    設置した1つのマイクロホンによってサンプリングすることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項8による方法において、第2の反射音響信号、好ま
    しくは、第1の音響信号も、音響エミッタと患者の鼻孔との間でそれぞれの伝送
    チューブ内に設置した2つのマイクロホンによってサンプリングすることを特徴
    とする方法。
  11. 【請求項11】 患者の鼻腔分離壁(鼻中隔)の長さを決定する方法であっ
    て、音響エミッタから音響信号を発する段階と、この音響信号を患者の第1の鼻
    孔に導く段階と、患者の第2の鼻孔に接続したマイクロホンを通して音響信号を
    サンプリングする段階と、第1の鼻孔から第2の鼻孔への時間差を決定する段階
    とを包含することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 患者のエウスタキオ管の開放を検出する方法であって、音
    響エミッタから音響信号を発する段階と、この音響信号を患者の鼻孔に導く段階
    と、患者の1つまたは両方の耳に接続した1つまたはそれ以上のマイクロホンを
    通して音響信号をサンプリングする段階と、これらのマイクロホンからのサンプ
    リング音響信号のレベルが所定値を上回っているか、あるいは、或る種のやり方
    で変化しているかどうかを決定する段階とを包含することを特徴とする方法。
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