JP2002519832A - 高圧ガス放電ランプ - Google Patents

高圧ガス放電ランプ

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JP2002519832A
JP2002519832A JP2000557488A JP2000557488A JP2002519832A JP 2002519832 A JP2002519832 A JP 2002519832A JP 2000557488 A JP2000557488 A JP 2000557488A JP 2000557488 A JP2000557488 A JP 2000557488A JP 2002519832 A JP2002519832 A JP 2002519832A
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エフ エル エイゼルマンス ヨセフ
シーボード ドロセア
ヨーレス アンジェラ
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    • H01J61/04Electrodes; Screens; Shields
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    • H01J61/82Lamps with high-pressure unconstricted discharge having a cold pressure > 400 Torr
    • H01J61/827Metal halide arc lamps

Abstract

(57)【要約】 高圧放電ランプは、放電空間(3)を囲む石英ガラス壁部(2)を有する封止ランプ容器(1)を具える。金属箔(4)は壁部内に埋込まれ、壁部から放電空間内に突出する電極棒(6a)に連結されている。電極棒(6a)は第1部分(7a)及び第2部分(7b)を有する。第2部分は、少なくとも実質的に、直径が120〜180μmのタングステン、又は直径が120〜350μmのモリブデン、又は直径が120〜350μmのタングステン‐モリブデン混合物より成る。壁部(2)内に配置された第2部分は、漏洩によってランプが早期に故障するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、放電空間を囲む石英ガラスの壁部を有し、気密に封止されたランプ
容器と、 このランプ容器の壁部内に埋込まれ、それぞれの外部電流導体にそれぞれ連結
された金属箔と、 これら金属箔の1つにそれぞれ連結され、ランプ容器の壁部から放電空間内に
突出するタングステン電極棒と、 前記放電空間内のイオン化可能充填剤と を具える高圧ガス放電ランプであって、finw を、電極棒の長さのうちの、ラン
プ容器の壁部内に入れられた部分の長さとした場合に、ランプが式 finw ≧40% によって規定されている当該高圧ガス放電ランプに関するものである。
【0002】 この種類の高圧ガス放電ランプは、欧州特許出願公開第0581354号明細
書から既知である。この既知のランプは車両(ビークル)のヘッドランプとして
用いるのに適しており、太さ(直径)が250μmである電極棒を有し、これら
電極棒はその自由端(遊端)で外皮を有するか或いは有さないようにでき、例え
ば、トリウムタングステンを以て構成することができる。
【0003】 ランプが、点弧後の安定点灯動作中で多量の光束を生じるようになる速度に厳
しい条件が課せられる。更に、ランプは、前の点灯期間の為に依然として暖まっ
ている間に点弧しうるようにするする必要もある。ランプは、これらの条件を満
足させるために、数kVの電圧及び数kHzの周波数で点弧される。
【0004】 この既知のランプの製造に当っては、1つ以上の前記金属箔を壁部内に入れた
封止部が形成される。この処理中、金属箔、外側電流導体及び電極棒の存在下で
この封止部を形成する必要がある領域で、石英ガラスが軟化される。次に、ラン
プ、すなわち、将来ランプとなるものを冷却する。この場合、電極棒は、その線
形熱膨張係数が比較的高い(約45・10−7−1)為、これが埋込まれている
石英ガラスよりも著しく縮小する。石英ガラスは、SiO2 の含有量が少なくと
も98%で熱膨張係数が約6・10−7−1であるガラスである。トリウム酸
化物のような、電極棒タングステンに対する添加剤により、電極棒と石英ガラス
との間の被着を良好にする場合、壁部の石英ガラスと機械的に連結していない石
英ガラスの被膜が電極棒を囲んで形成される。電極棒と石英ガラスとの相互の被
着が不充分であると、この電極棒の周りの収縮により、狭い空隙が生じる。金属
箔、しばしばモリブデン金属箔の周りには、この金属箔の形状の為に、このよう
な狭い空隙は生じない。
【0005】 既知のランプでは、しばしば、電極棒と石英ガラスとを良好に被着する為、こ
の電極棒の周りに石英ガラスの被膜がある。この既知のランプにおける電極棒の
石英ガラス被膜は、これら電極棒の熱容量(温度を同じだけ上げるのに要するエ
ネルギー)を高めるとともに、これら電極棒の熱伝導度(単位時間当り消費しう
る熱量)をも高める。一方、これら電極棒の導電率はなんの影響も受けない。熱
容量が高いと、ランプの点弧中の電極棒の温度の上昇を遅らす為、埋込まれてい
る金属箔の不変的な接触が、この金属箔を囲む壁部の石英ガラスを、電流の通過
によりこの金属箔で生じる熱の為にも、高い温度にするとともに膨張させる。
【0006】 ある種類のランプの化学種の被膜の長さは変化するおそれがあることを確かめ
た。これは、封止を行なう際に、石英ガラスの温度がわずかに変化することによ
るものと思われる。この既知のランプには、ランプの製造中被膜が存在しなかっ
たり不充分であったりすると、ランプを廃棄するようになり、しかも石英ガラス
被膜が存在しなかったり不充分であったりし且つこのランプがしばしばスイッチ
オンされたり、短期間の点灯後にスイッチオフされたりすると、既知のランプの
寿命がほんのわずかとなるという欠点がある。
【0007】 被膜のないこのようなランプを点弧させると、電極棒を流れる高電流及び放電
からの熱伝達の為に、電極棒の温度が急激に上昇する。石英ガラスはこの温度上
昇を瞬時的に追従しない。電極棒は、これらの温度が高くしかも熱膨張係数が高
い為に、石英ガラスと接触し、このガラスに圧力を与える。従って、微小割れの
ような損傷が石英ガラスに生じ、これらの微小割れの個数及び大きさは一般に後
の点弧期間中増大することを確かめた。従って、充填剤の組成を逃がしてランプ
がもはや点弧しないようにする漏洩の為に、又はランプ容器が破壊する為に、ラ
ンプの寿命が(早期に)終了する。
【0008】 式finw ≧40%を満足するランプには、特別な手段、例えば、石英ガラス被
膜により電極棒を囲む手段を講じない限り、上述した悪影響が生じるおそれが大
きくなる。
【0009】 被膜は放電中に発生する光を不所望に反射させるという他の欠点もある。
【0010】 本発明の目的は、構造が簡単で、前述した欠点を無くした頭書に記載した種類
の高圧ガス放電ランプを提供せんとするにある。
【0011】 本発明によれば、前記電極棒が、 少なくとも実質的にタングステンより成り、前記放電空間内に突出している第
1部分と、 太さを120μm及び180μm間の範囲としたタングステン、太さを120
μm及び350μm間の範囲としたモリブデン及び太さを120μm及び350
μm間の範囲としたタングステン‐モリブデン合金より成る群から選択した材料
より成り、少なくとも部分的に前記壁部内に入れられている第2部分と を有し、これら第1及び第2部分が対向端部を介して互いに接触連結されている
ようにすることにより、上述した目的を達成する。
【0012】 電極棒は第1及び第2部分より成っている為、これら電極棒を状況に適合させ
ることができる。第1部分は、放電空間中に突出する既知のランプの電極の端部
と一致するように形成される為、この第1端部はその寿命中、高始動電流及び放
電により生ぜしめられる熱に耐えることができる。第2部分は、ランプの(再)
点弧中に電極棒の第2部分が膨張する、従って、石英ガラスに圧力を及ぼすこと
により、ランプの漏洩又は破壊を生ぜしめる問題がもはや少なくとも殆ど生じな
いように設計されている。
【0013】 式finw ≧40%を満足するランプでは、壁部内に入れた電極棒の第2部分の
太さを比較的細くすることにより、漏洩が発生する問題が少なくとも殆ど生じな
いことを確かめた。第2部分を太さが180μmであるタングステンを以て構成
した電極棒を有するランプでは、ランプの漏洩はたまにしか生じないことを確か
めた。太さを180μmよりも細くした場合、電極棒の膨張、従って、電極棒が
石英ガラスに及ぼす圧力の絶対値は、微小割れのようないかなる他の損傷ももは
や生じない程度に小さくなる。
【0014】 第2部分を太さが350μmのタングステン‐モリブデン合金又はモリブデン
を以て構成した電極棒を有するランプでは、双方とも、ランプの漏洩はたまにし
か生じないということを確かめた。これらの第2部分の太さを350μmよりも
細く選択する場合、ランプの漏洩又は破壊のおそれはかなり減少する。モリブデ
ン又はタングステン‐モリブデン合金の第2部分に対し比較的太いものを首尾よ
く用いうるのは、これらの材料に延性があることに基づくものである。電極棒が
膨張することにより石英ガラスに圧力が与えられる際、この圧力は、延性が比較
的大きな材料の変形により、例えば延性が比較的小さいタングステンより成る電
極棒を用いる場合よりも一層均一に分布される。
【0015】 しかし、第2部分が120μmよりも細い太さのタングステン、タングステン
‐モリブデン合金又はモリブデンより成る場合、電極棒は、これらの質量が小さ
いことにより小さい熱容量を有するとともに、これらの直径が小さいことにより
小さい熱伝導度を有し、従って電極棒はランプの始動中に比較的熱くなる。第2
部分の太さは比較的細い為に、石英ガラス中に埋込む際に毛細管状の小さな隙間
が形成されるが、所定の条件の下では、これらの毛細管状の隙間内の電極棒は局
部的にランプ容器の壁部と不変的に接触し、従って、電極棒の直径が比較的小さ
いことによる電極棒の熱伝導度の小ささを適切に補償するように熱の消散が高め
られ、ランプの寿命の早期の終了が回避されることを確かめた。
【0016】 太さを120μmよりも小さく、例えば、100μmとした第2部分を有する
電極棒は、点灯中にあまりにも熱くなりすぎ、変形又は溶融又はその双方が生じ
やすくなることを確かめた。電極棒が溶融するという事実の為に、電極棒間の放
電アークの長さが変化し、従ってランプの常規点灯中の電力消費量も変化する。
【0017】 本発明の手段によれば、ランプの寿命に悪影響を及ぼすことなく、電極棒に対
しトリウムを含まない材料を用いることができるようになるという重要な利点が
得られる。電極棒を石英ガラス中に埋込む際に形成される毛細管状の隙間は、太
さを350μmよりも細くした第2部分の場合、比較的小さくなる。従って、本
発明には、多量の塩分がこれらの毛細管状の隙間に蓄積されるおそれがないとい
う追加の利点がえられる。さもないと、この塩分が放電により引き出されてしま
うであろう。
【0018】 電極棒の第1及び第2部分は通常の技術、例えばレーザ溶接により互いに固着
させることができる。これら第1及び第2部分は電極棒の端部を介して互いに固
着させることにより良好な接触を実現するのが重要である。このことは、熱を第
1部分から第2部分に伝達させるのに重要であり、電極棒が、高始動電流及び放
電により発生される熱に、ランプの寿命中耐えうるという事実に寄与するもので
ある。
【0019】 第1及び第2部分の双方をタングステンで形成するのが好ましい。この場合、
エッチング技術、例えば、ピクリング(浸酸)により第1及び第2部分を一片の
部材から形成しうる。
【0020】 第2部分の太さは比較的小さい為、堅牢な構造を得るには、すなわち電極棒の
変形を回避するには、第2部分との連結付近の第1部分をランプ容器の壁部と不
変的に接触させる、例えば、部分的に、例えば、0.1〜1.0mmの長さに亙
ってランプ容器中に封入するのが好ましい。第2部分との連結付近での、第1部
分とランプ容器の壁部との不変的接触は、複合電極棒の熱の満足な消散にとって
も好ましい。
【0021】 ランプの点弧時の始動電流は高く、放電の結果として熱が発生する為に、電極
棒の第2部分ばかりではなく、第1部分においても温度は比較的高くなる。第1
部分の太さを250μmよりも細くした場合、電極棒の頭部(ヘッド)が溶融す
るおそれが比較的大きくなる。第1部分の太さを400μmよりも太くすると、
ランプのちらつき(フリッカ)の悪影響が生じるおそれ、すなわち、放電アーク
の接触点が電極棒の頭部を飛び越えるおそれがかなり大きくなる。従って、これ
ら電極棒の第1部分の太さは、250μmと400μmとの間にするのが好まし
い。その理由は、これらの第1部分の熱伝導度は、溶融のおそれを著しく減少さ
せるのに充分大きく、しかもこれらの第1部分ではランプのちらつきが生じるい
かなるおそれも殆どない為である。
【0022】 本発明による高圧ガス放電ランプは例えば、車両のヘッドランプとして、又は
他の種類の光学系において用いることができる。この目的のために、ランプに口
金を設けることができ、このランプを外側エンベロープで囲んでも囲まなくても
良い。口金は反射器と一体にしてもしなくても良い。
【0023】 第1及び第2部分の長さは電極棒全体の全長によっても決定される。好ましい
例では、電極棒全体の長さを4.5mm及び7.5mm間の長さ、好ましくは6
mmとする。第1及び第2部分のそれぞれの長さは、第2部分に対する第1部分
の連結部が、少なくともほぼ、電極棒が放電空間内に突出する個所で壁部と放電
空間との境界面に位置するように選択する。
【0024】 金属箔は、壁部の1つの領域内に互いに隣接させて、或いは、互いにある距離
だけ離れた領域内に、例えば互いに対向させて埋込むことができる。電極棒の第
1部分は、放電空間内でのこれらの自由端で外皮巻線を有しても有さなくても良
い。電極棒の第1部分は、ZGタングステンのようなドーピングされていないタ
ングステン、又は1.5重量%のThを入れたWのようなドーピングされたタン
グステンを以て構成しうる。電極棒の第2部分は、ドーピングしていないタング
ステン又はモリブデン、例えば、ZGタングステンを以て構成するか、或いはタ
ングステン‐モリブデン混合物を以て構成するか、或いはドーピングしたタング
ステン又はモリブデン、例えば、3重量%のYを入れたMoを以て構成すること
ができる。ドーピングしたタングステンを用いる場合には、合計で0.01重量
%のK、Al及びSiのような少量の結晶成長調節剤を加えて、タングステンの
粒子寸法を調節することができる。
【0025】 イオン化可能充填剤は、特に、希ガス、水銀及びハロゲン化金属、例えば、ラ
ンタニド、スカンジウム及びイットリウムのハロゲン化物である希土類ハロゲン
化物を有しうる。
【0026】 本発明の上述した及びその他の観点は、以下に説明する実施例から明らかとな
るであろう。しかし、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0027】 図1に示す高圧気体放電ランプは、(真空)気密封止されたランプ容器1と、
放電空間3を囲む石英ガラス壁部2とを有している。ランプ容器の壁部内には、
本例ではMoより成る外部電流導体5にそれぞれ接続された金属箔4、本例では
0.5重量%のY2 3 を有するMoが埋込まれている。これら金属箔4のそれ
ぞれに接続されたタングステン電極棒6aがランプ容器の壁部から放電空間内に
突出している。 この放電空間3内にはイオン化可能充填剤が存在する。
【0028】 外部電流導体5が固着されている金属箔4に接続された電極棒6aはランプ容
器の壁部内に部分的に封入されており、この壁部はこれらの外部電流導体の領域
でこれらの外部電流導体に融着させるか、或いはこの壁部を平坦化してつまみ封
止部を形成する。
【0029】 図1では、ランプ容器は外側エンベロープ9で囲まれ、この外側エンベロープ
に結合されている。ランプは金属クランピングスリーブ10の位置で口金により
把持することができる。
【0030】 上述したランプは、水銀、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化スカンジウム及びキセノ
ン、例えば、室温で7バール(7×105 Pa)の圧力のキセノンの充填剤を有
し、定格電圧での点灯中35Wの電力を消費する。
【0031】 図2A及び2Bは、電極棒6aがその長さの約75%の長さfinw に亙ってラ
ンプ容器1の壁部2内に封入され、ランプが式finw ≧40%を満足しているこ
とを示している。約6mmの長さを有するこれら電極棒6aの各々は、それぞれ
約1.5mm及び4.5mmの長さとした第1部分7a及び第2部分7bを有し
ており、これら第1及び第2部分はこれらの端部7cを介して、例えば溶接によ
り連結されている。これらの端部7cは、ランプ容器1の壁部2の付近に位置す
る。第1部分7aは接触領域6cの位置で、漏洩又はランプの破損のおそれがな
いようにランプ容器1の壁部2と不変的に接触している。電極棒6aの各々は、
少なくとも関連の金属箔4に接近させて壁部2内に第2部分7bを有し、この第
2部分はこの壁部のガラスに機械的に連結されていない。
【0032】 図2Aに示す実施例で、電極棒6aは、太さを300μmとしたタングステン
より成る第1部分7aと、太さを150μmとしたタングステンより成る第2部
分7bとを有する。図2Bに示す実施例では、電極棒6aは、太さを300μm
としたタングステンより成る第1部分7aと、太さを300μmとしたモリブデ
ンより成る第2部分7bとを有する。図面は、第2部分7bと、これを囲む毛細
管状の隙間6bとが金属箔4上での電極棒の溶接部4aで終わっていることを示
す。モリブデン金属箔4は壁部2内に埋込まれ、外部電流導体5と電極棒6aと
の間の領域において気密とした封止部2aを形成している。
【0033】 図3では、ランプ容器1が異なる外側エンベロープ9a内に入れられており、
外側電流導体5を介してこの外側エンベロープに結合されている。このランプ容
器は差込み型の口金8内に固着されており、この口金にはそれぞれの電極棒6a
に接続された中央ピン接点11及びリング接点12が設けられており、リング接
点の電極棒への接続は接続導体13を介して行なわれている。このような口金8
が設けられたランプ容器1は車両のヘッドランプとして極めて適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるランプを示す側面図である。
【図2A】 図1の詳細を拡大して示す。
【図2B】 図2Aの変形例を示す。
【図3】 口金を有するランプの他の例を側面図で示す。
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月10日(2000.3.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2A】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2B】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands (72)発明者 アンジェラ ヨーレス オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 Fターム(参考) 5C015 JJ06 5C043 AA07 AA14 CC03 DD19 EA09 EB14 EC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電空間を囲む石英ガラスの壁部を有し、気密に封止されたラン
    プ容器と、 このランプ容器の壁部内に埋込まれ、それぞれの外部電流導体にそれぞれ連結
    された金属箔と、 これら金属箔の1つにそれぞれ連結され、ランプ容器の壁部から放電空間内に
    突出するタングステン電極棒と、 前記放電空間内のイオン化可能充填剤と を具える高圧ガス放電ランプであって、finw を、電極棒の長さのうちの、ラン
    プ容器の壁部内に入れられた部分の長さとした場合に、ランプが式 finw ≧40% によって規定されている当該高圧ガス放電ランプにおいて、 前記電極棒が、 少なくとも実質的にタングステンより成り、前記放電空間内に突出している第
    1部分と、 太さを120μm及び180μm間の範囲としたタングステン、太さを120
    μm及び350μm間の範囲としたモリブデン及び太さを120μm及び350
    μm間の範囲としたタングステン‐モリブデン合金より成る群から選択した材料
    より成り、少なくとも部分的に前記壁部内に入れられている第2部分と を有し、これら第1及び第2部分が対向端部を介して互いに接触連結されている
    ことを特徴とする高圧ガス放電ランプ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の高圧ガス放電ランプにおいて、電極棒の前記第
    1部分が接触領域でランプ容器の壁部と不変的に接触していることを特徴とする
    高圧ガス放電ランプ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の高圧ガス放電ランプにおいて、電極棒の
    前記第1部分の太さが250〜400μmであることを特徴とする高圧ガス放電
    ランプ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の高圧ガス放電ランプにおい
    て、電極棒の長さが4.5mm及び7.5mm間の範囲であることを特徴とする
    高圧ガス放電ランプ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の高圧ガス放電ランプにおい
    て、この高圧ガス放電ランプに口金が設けられていることを特徴とする高圧ガス
    放電ランプ。
JP2000557488A 1998-06-30 1999-06-07 高圧ガス放電ランプ Pending JP2002519832A (ja)

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EP98202197 1998-06-30
EP98202197.4 1998-06-30
PCT/IB1999/001038 WO2000000995A1 (en) 1998-06-30 1999-06-07 High-pressure gas discharge lamp

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US (1) US6590340B1 (ja)
EP (1) EP1040508B1 (ja)
JP (1) JP2002519832A (ja)
KR (1) KR20010023389A (ja)
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DE (1) DE69915253T2 (ja)
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