JP2002518954A - 選択呼出通信システムにおいてインバウンド・チャネルを統合する方法 - Google Patents

選択呼出通信システムにおいてインバウンド・チャネルを統合する方法

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Abstract

(57)【要約】 選択呼出通信システム(100)においてインバウンド・チャネルを統合する方法は、インバウンド応答の予定時間と、インバウンド応答内のビット数とを、選択呼出装置から情報を要求するアウトバウンド・メッセージとともに符号化する段階(702);アウトバウンド・メッセージを選択呼出装置に送信する段階(704);インバウンド・チャネルを割り当てる段階(706);インバウンド・チャネルの少なくとも一つのタイムスロット内で符号化すべきビット数を判定する段階(708);インバウンド・チャネルと、少なくとも一つのタイムスロット内で送信すべきビット数とを選択呼出装置に送信する段階(710);インバウンド・チャネル上で要求される情報を、少なくとも一つのタイムスロット内のビット数とともに符号化する段階(712);および少なくとも一つのタイムスロットのそれぞれについて指定されたビット数とともに、インバウンド応答をインバウンド・チャネル上で送信する段階(714)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、一般に、選択呼出通信システムに関し、さらに詳しくは、選択呼出
装置から選択呼出通信システムへのインバウンド応答(inbound responses)を統
合(coordinate)する方法に関する。
【0001】 (従来の技術) 複数のインバウンド・チャネル上で複数の選択呼出装置からマルチチャネル通
信システムにてインバウンド・メッセージを送受信する既知の方法には、スケジ
ュールド・インバウンド伝送プロトコル(scheduled inbound transmission prot
ocol)などの方法や、コンテンション・アンスケジュールド・インバウンド伝送
プロトコルを利用する方法が含まれる。スケジュールド伝送プロトコルの一例と
して、選択呼出通信システムにおいてアクティブである各選択呼出装置について
、少なくとも一つの所定のインバウンド・チャネル上で少なくとも一つの所定の
タイムスロットが保留される、伝送プロトコルがある。スケジュールド・インバ
ウンド伝送プロトコルの別の例として、ロング・インバウンド・メッセージを送
信するために用いられる要求応答タイムスロットが選択呼出装置に通知される、
伝送プロトコルがある。この通知は、通信システムにロング・インバウンド・メ
ッセージの存在を通知する選択呼出装置によって送信されるショート・インバウ
ンド・メッセージに応答して、送信されるアウトバウンド・メッセージ(outboun
d message)内で与えられる。
【0002】 コンテンション・インバウンド伝送プロトコルの例として、ALOHAプロト
コルがあり、これは当業者に周知である。ALOHAプロトコルによって送信さ
れるインバウンド・メッセージは、生成されるとすぐに通常送信される。2つの
このようなメッセージがたまたま一つのチャネル上で送信され、ある部分が同時
に送信されると、一方あるいは両方のメッセージは正しく受信されないことがあ
る。この場合、メッセージは選択呼出通信システムによって肯定応答(acknowled
ge)されず、各選択呼出装置はランダムな遅延後にメッセージを反復する。
【0003】 通信システムは、有線(wireline)でも、光通信でも、無線通信システムでもよ
い。有線システムでは、インバウンド・チャネルは物理的に異なる配線によって
分離でき、あるいは(特に高速有線システムの場合には)バンド制限チャネル(b
and limited channels)によって、もしくはその両方によって分離できる。光通
信または無線通信システムでは、チャネルは通常バンド制限チャネルによって分
離されるが、代替としてあるいは追加として、時分割または符号分割二重化(tim
e or code division duplexing)によって分離してもよい。
【0004】 同期であるアウトバウンド・シグナリング・プロトコルを有する一部のシステ
ムは、選択呼出装置がアウトバウンド・シグナリング・プロトコルへの同期を獲
得し、かつスケジュールド・インバウンド伝送プロトコルを利用するように設計
されるが、これはスケジュールド・インバウンド伝送プロトコルは、要求応答(d
emand response)および肯定応答などいくつかの種類のインバウンド・メッセー
ジでは、コンテンション・インバウンド伝送プロトコルよりも効率的なためであ
る。しかし、通常コンテンション伝送プロトコルは、非請求インバウンド・メッ
セージ(unsolicited message)など他の種類のインバウンド・メッセージではよ
り効率的である。従って、両方の種類のインバウンド伝送プロトコルを提供する
ことは望ましいことがある。
【0005】 一般に、従来のシステムは、ある種の送信対象メッセージをALOHAを利用
して指定し、別の種類の送信対象メッセージをスケジュールド伝送プロトコルを
利用して指定することにより、スケジュールド・インバウンド伝送プロトコルお
よびコンテンション・インバウンド伝送プロトコルの組合せを提供する。そうす
ると、選択呼出装置は、認可されたインバウンド・チャネル上で指示された方法
を利用する。一般に、認可されたインバウンド・チャネル(authorized inbound
channel)とは、選択呼出装置が利用するように設計されたインバウンド・チャネ
ルの一つである。
【0006】 従来のシステムにおいて、選択呼出装置は許可(permission )を求め、不特定
の長さの時間を待たなければ、自局の応答を送信するためのチャネルが許可され
ない。この方法は、認可を選択呼出装置に通信する前に、選択呼出装置と、無線
周波数コントローラと、ホーム端末との間でいくつかの送信および再送信を伴う
【0007】 従って、選択呼出装置が受信メッセージに対する応答を送信するための許可を
要求する際に従来発生する送信回数および待ち時間(latency time)を低減する方
法が必要とされる。
【0008】 (好適な実施例の説明) 図1を参照して、本発明の好適な実施例による選択呼出または無線通信システ
ム100の電気ブロック図を示す。選択呼出通信システム100は、従来の電話
101,ファクシミリ装置120またはメッセージング端末122などのメッセ
ージ入力装置からなり、このメッセージ入力装置は、従来の一般電話交換網(P
STN)108を介して従来の電話リンク110によってメッセージ交換ホーム
端末(message switch home terminal)に接続され、このメッセージ交換ホーム端
末は、システム・コントローラ102に結合される。システム・コントローラ1
02は、通常ツイステッド・ペア電話回線である一つまたはそれ以上の通信リン
ク116を介して複数の無線周波数(RF)送信機/受信機103の動作を監視
し、さらにRF,マイクロ波または他の高品位音声通信リンクを含むことができ
る。システム・コントローラ102は、インバウンドおよびアウトバウンド電話
アドレスを、陸線(land-line)メッセージ交換コンピュータと整合性のあるフォ
ーマットに符号化・復号する。また、システム・コントローラ102は、アウト
バウンド・メッセージを符号化・スケジュールすべく機能し、このアウトバウン
ド・メッセージには、無線周波数(RF)送信機/受信機103によって複数の
選択呼出装置106に送信するための、アナログ音声メッセージ,デジタル英数
字メッセージおよび応答コマンドなどの情報を含む。図示のように、選択呼出装
置は、一般にACKBACK(acknowledge-back)というメッセージ送信または応
答を含む、好ましくは双方向通信装置である。さらにシステム・コントローラ1
02は、複数の選択呼出装置106から無線周波数送信機/受信機103によっ
て受信される非請求メッセージ(unsolicited message)および応答メッセージを
含むインバウンド・メッセージを復号すべく機能する。好適な実施例に従って、
これらの選択呼出装置106は、ステータスまたは値を、要求時にシステム・コ
ントローラおよびホーム端末に通信するために特別な位置に配置された専用装置
、例えば、メータ読出し装置,火災装置,ステータス装置,セキュリティ装置な
どである。これらの専用選択呼出装置106は、アウトバウンド・メッセージの
受信時に、少なくとも一つの所定のパラメータを測定,読み取りあるいは獲得し
、この測定/獲得/読み取った値をシステム・コントローラに返送する。
【0009】 選択呼出装置106に宛てられるアウトバウンド英数字メッセージの一例は、
メッセージング端末122から入力される英数字ページ・メッセージである。選
択呼出装置106に宛てられるアウトバウンド・アナログ・メッセージの一例は
、電話101から入力される音声ページ・メッセージである。応答メッセージの
例には、肯定応答および要求応答メッセージがある。肯定応答は、選択呼出装置
106によって送信されるインバウンド・メッセージであり、アウトバウンド・
メッセージの受信成功を表し、また好適な実施例に従って、情報をシステム・コ
ントローラ102に返送する。要求応答メッセージは、システム・コントローラ
102からのアウトバウンド・メッセージに挿入されるコマンドに応答して、選
択呼出装置106から送信されるメッセージである。要求応答メッセージの一例
は、選択呼出装置106によって開始されるが、要求応答コマンドがシステム・
コントローラ102から受信されるまで送信されないテキスト・メッセージであ
る。この要求応答コマンドは、要求応答メッセージを送信する許可を要求するイ
ンバウンド・メッセージが選択呼出装置106からシステム・コントローラ10
2に通信された後に、システム・コントローラ102によって送信される。応答
メッセージは、システム・コントローラがスケジュールし、かつアウトバウンド
要求メッセージ内で指定される時間にて、選択呼出装置106によって送信され
、あるいは要求応答メッセージは、当業者に周知のスロット式ALOHAプロト
コルである非スケジュール方法を利用して送信される。ALOHAプロトコルを
利用して要求応答を送信する場合、これは要求ALOHA応答メッセージという
。非請求メッセージ(unsolicited message)は、応答を要求するアウトバウンド
・メッセージを受信せずに、選択呼出装置106によって送信されるインバウン
ド・メッセージである。非請求メッセージの一例は、選択呼出装置106が無線
通信システム100の無線範囲内である旨を通信システム100に報知する選択
呼出装置106からのインバウンド・メッセージである。非請求メッセージは、
英数字データなどのデータを含むことができるスケジュールド応答または要求応
答を送信する要求を含むことができる。非請求メッセージは、スロット式ALO
HAプロトコルを利用して送信される。インバウンドおよびアウトバウンド・メ
ッセ−ジは、無線周波数送信機/受信機103に結合された従来のアンテナ10
4から送信されるアウトバウンド無線信号と、このアンテナによって受信される
インバウンド無線信号に挿入される。
【0010】 なお、システム・コントローラ102は、全世界的なネットワークほど大きな
地理的エリア内で確実な無線信号を提供するために、複数の無線周波数送信機/
受信機103および従来のアンテナ104を伴う従来のセルラ,同報(simulcast
),衛星または他のカバレッジ方式を混在させることができる、分散型伝送制御
環境において動作できる。さらに、当業者であれば理解されるように、電話およ
び選択呼出通信システム機能は、独立してあるいはネットワーク的に動作する個
別のシステム・コントローラ102内に常駐できる。
【0011】 無線通信システム100内で動作すべく割り当てられた各選択呼出装置106
は、固有の選択呼出アドレスである、自局に割り当てられた少なくとも一つのア
ドレスを有する。この選択呼出アドレスは、アドレス指定された選択呼出し装置
106に対してのみ、システム・コントローラ102からメッセージを送信する
ことを可能にする。
【0012】 なお、選択呼出装置106は、双方向ページャ,従来の移動無線装置,データ
端末が装着された、あるいは任意で端末機能が内蔵された従来のもしくはトラン
ク方式(trunked)の移動無線装置を含め、いくつかの種類の無線装置のうちの一
つである。無線通信システム100において用いるために割り当てられた各選択
呼出装置106は、固有の選択呼出アドレスである自局に割り当てられたアドレ
スを有する。このアドレスは、アドレス指定された選択呼出装置に対してのみ、
システム・コントローラ102からメッセージを送信することを可能にし、また
選択呼出装置106からシステム・コントローラ102にて受信されるメッセー
ジおよび応答を識別する。さらに、一つまたはそれ以上の選択呼出装置106の
それぞれは、自局に割り当てられた固有の電話番号であって、PSTN108内
で固有の電話番号を有する。選択呼出装置の割り当てられた選択呼出アドレスお
よび相関された電話番号のリストは、加入者データベース(図2)の形式で、ホ
ーム端末130に好ましくは格納される。メッセージング交換ホーム端末130
は、システム・コントローラ102に結合される。加入者データベース220は
、選択呼出通信システム100に加入する複数の選択呼出装置106に関連する
全ての財務および課金情報を格納する。システム・コントローラ102が選択呼
出装置からインバウンド・メッセージを受信すると、システム・コントローラ1
02はホーム端末130との通信を確立し、要求側選択呼出装置106が通信シ
ステム100内で有効な加入者ユニットであることを確認する。また、ホーム端
末130は、メッセージが配信されるまでメッセージを格納する。
【0013】 図2を参照して、本発明の好適な実施例によるシステム・コントローラ102
の電気ブロック図を示す。システム・コントローラ102は、選択呼出装置10
6に送信するためにデータおよび格納済み音声メッセージをキュー(queue)し、
選択呼出装置106に送信するために電話呼出を接続し、肯定応答,要求応答,
非請求データ,格納済み音声メッセージおよび電話呼出を受信する。
【0014】 システム・コントローラ102は、セル・サイト・コントローラ202,処理
システム204およびアウトバウンド・メッセージ・メモリ208によって構成
される。セル・サイト・コントローラ202は、リンク116によって無線周波
数送信機/受信機103(図1)に結合される。セル・サイト・コントローラ2
02は、選択呼出アドレスを含むアウトバウンド・メッセージを送信機/受信機
103に送信し、またメッセージ・ハンドラ機能によってスケジュールされる一
つまたはそれ以上のアウトバウンド・チャネルを利用して、アウトバウンド・メ
ッセージを含む無線送信サイクルを送信するように送信機/受信機103を制御
する。また、セル・サイト・コントローラ202は、選択呼出装置106からの
インバウンド・メッセージを処理する。インバウンド・メッセージは、インバウ
ンド無線チャネルのセット上で送信機/受信機103によって受信され、セル・
サイト・コントローラ202に結合される。メッセージを中継・処理するための
メッセージ・ハンドラ(message handler)機能を含む処理システム204は、セ
ル・サイト・コントローラ202,加入者データベース220およびアウトバウ
ンド・メッセージ・メモリ208に結合される。
【0015】 メッセージング交換ホーム端末130は、選択呼出装置からのインバウンド応
答を統合(coordinate)する処理システムにに結合される。ホーム端末130は、
処理システム204に結合された加入者データベース220を好ましくは含み、
また各加入者の情報を格納し、この情報は、各選択呼出装置106に割り当てら
れた選択呼出アドレスと、各選択呼出装置106にメッセージおよび電話呼出を
中継するためにPSTN108内で用いられる電話番号との間の相関、ならびに
選択呼出装置106へのメッセージの配信を保留する時間など他の加入者決定嗜
好(subscriber determined preferences)を含む。処理システム204のアウト
バウンド・メッセージ・メモリ208は、メッセージのキューを格納するための
ものであり、これらのメッセージは複数の選択呼出装置106のうちの少なくと
も一つに配信するためにキューされ、ここでメッセージ・キューのうちの各メッ
セージは、各メッセージが宛てられる複数の選択呼出装置106のうちの一つの
アウトバウンド・メッセージ・メモリ208に格納される選択呼出アドレスと関
連する。
【0016】 アナログ・メッセージは、処理システム204によってデジタル形式に変換さ
れてから、アウトバウンド・メッセージ・メモリ208に格納される。メッセー
ジ・ハンドラ機能は、必要に応じて、送信サイクルのフレーム内のメッセージの
部分をスケジュールすることにより、送信サイクル内で送信するためにアウトバ
ウンド・メッセージと、それに関連する選択呼出アドレスとをスケジュールする
。上記のように、メッセージは英数字メッセージなどのデジタル情報または音声
などのアナログ情報のいずれかを有する。本発明の好適な実施例では一つまたは
それ以上の制御フレームであるサイクルのデジタル部分は、メッセージ・ハンド
ラ機能によって送信の準備が行われ、このメッセージ・ハンドラ機能は、このサ
イクルに含まれる数値メッセージおよびアナログ・メッセージ両方に関連する選
択呼出装置の選択呼出アドレスを、ホーム端末130内の加入者データベース2
20から判定する。
【0017】 また、メッセージ・ハンドラ機能は、加入者データベース220内の選択呼出
装置のうちの一つに関連するものとしてインバウンド・メッセージを識別し、ま
たアウトバウンド・メッセージ・メモリ208内のアウトバウンド・メッセージ
のうちの一つに関連するものとして応答メッセージを識別する。ホーム端末13
0とシステム・コントローラ102との間の協調の一例として、アウトバウンド
・メッセージ・メモリ208に格納されるアウトバウンド・メッセージの配信は
、アウトバウンド・メッセージが宛先の選択呼出装置106に通信されたとき;
アウトバウンド・メッセージが選択呼出装置106によって生成されるインバウ
ンド肯定応答によって肯定応答されるとき;および/またはアウトバウンド・メ
ッセージに応答して、例えばメータ読出応答など要求された値や、選択呼出装置
106から必要とされる任意の他の指定応答を含めた必要な応答を与えたときに
、完了する。この例では、メッセージ・ハンドラ機能は別のメッセージを生成し
、インバウンド応答はホーム端末130に送信され、アウトバウンド・メッセー
ジが選択呼出装置106によって応答された旨をホーム端末130に通知する。
【0018】 システム・コントローラ102は、好ましくは、Schaumburg IllinoisのMotor
ola, Inc.社製の無線周波数コントローラ(RF−C!)ページング端末である
。処理システム204は、従来のコンピュータ・システム212および従来の大
容量記憶媒体(mass storage media)214を好ましくは含む。従来のコンピュー
タ・システム212は、VME Sparcプロセッサなどの複数のプロセッサによって
好ましくは構成される。これらのプロセッサは、ダイナミック・ランダム・アク
セス・メモリ(DRAM)などのメモリを含み、これは、例えば、アウトバウン
ド・メッセージ・メモリ208や選択呼出装置106から受信された応答などス
クラッチパッド処理(scratch pad processing)用として、また選択呼出装置10
6宛てのメッセージのフォーマット化用として、一時的メモリ格納装置として機
能する。従来の大容量記憶媒体214は、好ましくは従来のハードディスク大容
量記憶装置である。加入者データベース220は、ホーム端末130、好ましく
はワイヤレス・メッセージング・ゲートウェイ(WMG:wireless messaging g
ateway)に格納される。
【0019】 なお、他の種類の従来のコンピュータ・システム212も利用でき、また処理
システム204の処理条件に対処するために、同じ種類または異なる種類の更な
るコンピュータ・システム212および大容量記憶媒体214を必要に応じて追
加できる。
【0020】 処理システム204は、従来通りである上記のメッセージ・ハンドラ機能を含
む機能を実行する。従来の固有な機能は、従来のコンピュータ・システム212
によって実行され、大容量記憶媒体214に格納されたプログラム命令のセット
によって制御される。固有の機能は、従来のプログラミング・ツールを利用して
生成されるプログラム・コードの固有のセットによって制御される。
【0021】 本発明の無線通信システム100は、アドレス指定およびデジタル・メッセー
ジング用のアウトバウンド・チャネル上で、REFLEX(商標)(Schaumburg, ILの
Motorola, Inc.社製の高速双方向ページング・プロトコル)と同様な同期フレー
ム構造を好ましくは利用する。制御フレームは、選択呼出装置106へのデジタ
ル・メッセージの制御,アドレス指定および配信のために好ましくは用いられる
。フレームは、標準的なFLEX(商標)フレームと長さは同じであり、両フレーム
は標準的なFLEX(商標)同期で開始する。フレームは、一つの順方向チャネル(f
orward channel)上で時間多重化(time multiplex)される。
【0022】 図3を参照して、インバウンド・メッセージ伝送について、選択呼出装置と、
システム・コントローラと、ホーム端末との間の通信フローを表すブロック図を
示す。一般に、アウトバウンド・メッセージ1がホーム端末130にて受信ある
いは生成され、次にシステム・コントローラ102に渡されると、システム・コ
ントローラ102はアウトバウンド・メッセージ2を処理して、送信機103を
介して専用選択呼出装置106に送信する。選択呼出装置106によってメッセ
ージ2が受信されると、専用選択呼出装置106である選択呼出装置106は、
アウトバウンド・メッセージの受信によって必要とされる特定の機能を実行する
。選択呼出装置106は専用装置106なので、特定の機能を実行しなければな
らない。この特定の機能はホーム端末130によってあらかじめ把握されており
、また選択呼出装置がこの特定の機能を実行するのに要する時間もわかっている
。従って、ホーム端末130は、選択呼出装置106が応答をホーム端末に返送
するのに必要なビット数と、選択呼出装置がそのタスクを完了する予定時間とを
符号化する。ビット数と、選択呼出装置106がタスクを完了するのに要する予
定時間とともに、システム・コントローラ102がアウトバウンド・メッセージ
2を送信すると、システム・コントローラ102は、選択呼出装置106が応答
を送信できるところのチャネルの割当を開始する。チャネルが判定されると、シ
ステム・コントローラ102は特定のタイムスロットまたは期間中に送信できる
ビット数を判定する。チャネル割当およびタイムスロット当りのビット数を含む
情報3は、タスクを完了する前に、あるいは自局の応答をシステム・コントロー
ラ102に送信するちょうどそのとき(just-in-time)に、選択呼出装置106に
送信される。選択呼出装置106が自局の専用機能を完了すると、値または結果
をシステム・コントローラ102を介してホーム端末130に通信しなければな
らない。従来のシステムに従って、インバウンド・メッセージを送信する場合、
選択呼出装置はシステム・コントローラ102からチャネル、すなわちライン2
を要求しなければならない。次に、システム・コントローラ102はホーム端末
130に連絡して、選択呼出装置が認可されるかどうかを判定する。認可(autho
rization)を受信すると、システム・コントローラはインバウンド・チャネルを
スケジュールして、このチャネル割当を選択呼出装置に送信する。
【0023】 ただし、選択呼出装置がタスクを完了すると、選択呼出装置は、全ての情報が
システム・コントローラ102に通信されるまでに、チャネル割当と、特定の時
間中に送信されるビット数とを受信している。従って、選択呼出装置106が割
り当てられたタスクを完了すると、選択呼出装置は値4,5をシステム・コント
ローラ102を介してホーム端末130に即刻通信できる。
【0024】 特にこの専用選択呼出装置では、承認を要求し、承認およびチャネル割当を待
つ従来のプロセスは、多数のRF送信および望ましくない待ち時間(latency)を
含む。これらの専用選択呼出装置でRF送信の数および待ち時間を低減するため
に、ホーム端末およびシステム・コントローラが把握している特定のパラメータ
を利用して、インバウンド・メッセージを選択呼出装置によって送信する前のO
TA(over-the-air)送信を軽減できる。
【0025】 一般に、ホーム端末は、アウトバウンド・メッセージにおいて要求される機能
を選択呼出装置が実行するのに要する時間と、インバウンド応答の予定の長さと
を把握している。この情報はシステム・コントローラ102に渡され、アウトバ
ウンド・メッセージが送信されるときに、システム・コントローラは、アウトバ
ウンド・メッセージの受信後に選択呼出装置がいつ用意できるかを把握する。選
択呼出装置がアウトバウンド・メッセージによって要求されるパラメータまたは
値を読み取りあるいは収集する期間中に、システム・コントローラ102は選択
呼出装置から予定のインバウンド・メッセージ用の有効なインバウンド・チャネ
ル割当を取得する。次に、システム・コントローラ102は、データ「ポンピン
グ(pumping)」条件を含むチャネル割当を通信する。データ・ポンピングは、全
ての応答がシステム・コントローラ102を介してホーム端末130に通信され
るまでに、例えば第1スロットで15ビット,第2スロットで次の20ビットな
ど、どのタイムスロット中にどれだけ多くのビットを送信すべきかを指定する。
システム・コントローラ102は、要求された情報を獲得するときに応答する前
に、あるいはちょうどそのときに、チャネル割当およびポンピング条件を選択呼
出装置106に送信できる。選択呼出装置106は、システム・コントローラ1
02からの命令に従って送信4を開始する。全ての情報が受信されると、情報5
はホーム端末130に渡される。
【0026】 このように、専用用途では、選択呼出装置106は、アウトバウンド・メッセ
ージを受信した後に、システム・コントローラに返送される情報の獲得を開始す
る。ただし、ホーム端末130は、選択呼出装置が要求された情報を獲得するの
に要する時間と、選択呼出装置が要求情報とともにインバウンド・メッセージを
送信するために要するビット数とを把握しているので、システム・コントローラ
は前もって通信チャネルを獲得し、割り当てることができる。また、システム・
コントローラ102は、完全な情報が伝達されるまでに、どのタイムスロット中
に送信すべき情報ビット数を選択呼出装置106に指示できる。この方法では、
OTA送信は少なくてすみ、必要な待ち時間は低減されるが、これは選択呼出装
置106によるインバウンド・メッセージの送信のちょうどそのときに、システ
ム・コントローラがチャネルおよびデータの「ポンプ」を割り当てることができ
るためである。
【0027】 図4を参照して、図1の無線通信システム100によって用いられるアウトバ
ウンド・シグナリング・プロトコルの送信フォーマットの特徴を表し、また本発
明の好適な実施例による制御フレーム330の詳細を含むタイミング図を示す。
制御フレーム330は、デジタル・フレーム330としても分類される。アウト
バウンド・シグナリング・プロトコルはプロトコル区分にさらに分割され、これ
は時間310,サイクル320,フレーム330,345,ブロック340およ
びワード350である。最大15個の4分の固有識別サイクルは、各時間310
にて送信される。通常、15個全てのサイクル320は各時間毎に送信される。
制御フレーム330およびアナログ・フレーム345を含む最大128個の1.
875秒の固有識別フレームは、各サイクル320において送信される。通常、
128個全てのフレームが送信される。115ミリ秒の一つの同期信号331と
、11個の160ミリ秒の固有識別ブロック340とは、各制御フレーム330
において送信される。同期信号331は、第1同期部分337,フレーム情報ワ
ード338および第2同期部分339を含む。フレーム情報ワード338は、2
1情報ビットおよび11パリティ・ビットを含む。1600ビット毎秒(BPS
),3200BPSまたは6400BPSのビット・レートは、各制御フレーム
330のブロック中に利用可能である。各制御フレーム330のブロック340
のビット・レートは、同期信号331中に選択呼出装置106に通信される。ビ
ット・レートが1600BPSの場合、8個の32ビットの固有識別ワード35
0は各ブロック340において送信される。3200BPSまたは6400BP
Sのビット・レートの場合、それぞれ32固有識別ビットを有する16個の固有
識別ワードまたは32個の固有識別ワードが各ブロック340に挿入される。各
ワードにおいて、当業者に周知なように、少なくとも11ビットは誤り検出およ
び訂正のために用いられ、21ビット以下は情報のために用いられる。一部のワ
ードでは、当業者に周知なように、誤り検出および訂正のために15ビットが用
いられ、情報のために17ビットが用いられる。各ブロック340内のビットお
よびワード350は、プロトコルのバースト誤り訂正機能を改善するために、当
業者に周知な方法を利用して、インタリーブ方式で送信される。
【0028】 情報は情報フィールド内の各制御フレーム330内に挿入され、これはフレー
ム情報ワード338およびブロック情報フィールド(BI)332内のシステム
情報と、アドレス・フィールド(AF)333内の一つまたはそれ以上の選択呼
出アドレスと、情報フィールド(IF)335内のベクトル・パケット,ショー
ト・メッセージ・パケットおよびロング・メッセージのセットのうちの一つまた
はそれ以上と、有用な情報を持たない未使用フィールド336とによって構成さ
れる。フレーム情報ワード338に挿入されるシステム情報の一態様は、フレー
ム番号およびサイクル番号である。サイクル番号は、各サイクル320を識別す
る0〜15までの番号である。フレーム番号は、サイクル320の各フレーム3
30を識別する0〜127までの番号である。ブロック情報フィールド332は
、全てのアクティブな(すなわち、バッテリ節電モードではない)選択呼出装置
106が制御フレーム330中に復号する情報を含む。これは、グローバル情報
いう。フレーム330の情報フィールド335内の各ベクトル・パケットおよび
ショート・メッセージ・パケットは、同一フレーム330のアドレス・フィール
ド333内のアドレスのうちの少なくとも一つに相当する。情報フィールド33
5内の各ロング・メッセージは、少なくとも一つまたはそれ以上のフレーム33
0の情報フィールド335内の少なくとも一つのベクトル・パケットに相当する
。フィールド332,333,335,336の境界は、ブロック340ではな
くワード350によって画定され、フィールド332,333,335,336
の長さは、ブロック情報フィールドに挿入されるシステム情報の種類および量,
使用されるアドレスの種類および各メッセージ内の情報の量などの要因に応じて
可変である。従って、各フィールド332,333,335,336の長さは、
ブロック340よりも短くても長くてもよい。未使用フィールド336は、他の
フィールド332,333,335の全長が11個のブロック340に等しい場
合には、ゼロでもよい。標準的なサービスのために起動された特定の選択呼出装
置106に宛てられる全てのベクトル・パケットおよびショート・メッセージは
、各サイクル320のフレーム330のうちの所定の一つにおいて送信するため
にスケジュールされ、この特定の選択呼出装置106は、ショート・メッセージ
およびベクトルがこの特定の選択呼出装置106用に挿入されていない場合には
、低電力(非受信)モードになることが可能になる。フレーム0におけるブロッ
ク情報フィールド332は、リアルタイム情報、すなわち、年,月,曜日,日付
,時,分および1/8分を含む。
【0029】 ベクトルは、上記のプロトコル区分の観点で、ロング・メッセージの開始ワー
ドを指定する情報と、さらには、無線チャネル周波数,無線チャネル周波数から
のサブチャネル・オフセットなど、無線チャネル情報とを収容する。ロング・メ
ッセージ,ショート・メッセージまたはベクトル・パケットの開始位置および長
さは、ロング・メッセージ,ショート・メッセージまたはベクトル・パケットの
プロトコル位置を定める。
【0030】 選択呼出装置106が自局のアドレスをフレーム330内で検出すると、選択
呼出装置106はフレーム330内の関連ベクトル・パケットまたはショート・
メッセージ・パケットを処理する。選択呼出装置106が自局の選択呼出アドレ
スに相当するフレーム330内のベクトル・パケットを復号すると、選択呼出装
置106は同一フレーム330または別の制御フレーム330もしくはアナログ
・フレーム345のいずれかにおいてロング・メッセージまたはアナログ・メッ
セージを受信・復号すべく指示される。
【0031】 図5を参照して、タイミング図は、本発明の好適な実施例による第1タイプの
無線通信システム用のアウトバウンドおよびインバウンド・チャネル無線信号を
示す。アウトバウンド・チャネル無線信号は、制御フレーム330のアウトバウ
ンド部分420中に送信され、インバウンド・チャネル無線信号は、制御フレー
ム330のインバウンド部分中に送信され、同一無線搬送周波数上で時分割二重
化(time division duplex)される。アウトバウンド・チャネル無線信号は、図4
を参照して説明したプロトコルを利用して生成・送信される。インバウンド・チ
ャネル無線信号は、同期部分と誤り保護された情報ワードとを有する従来のデジ
タル・プロトコルを利用して生成・送信される。インバウンド・チャネル無線信
号は、タイムスロット440境界から開始して送信される。図4に示す制御フレ
ーム330の前後には、制御フレーム330およびアナログ・フレーム345(
図示せず)があり、その順序は送信機/受信機103から送信するために生成さ
れるメッセージの種類によって決定される。制御フレーム330のインバウンド
部分は、スケジュールド部分430およびALOHA部分450からなる。選択
呼出装置106がインバウンド・メッセージを送信すると、このメッセージは、
アウトバウンド・シグナリング・プロトコルの各フレーム330,345中に定
められる所定の数の周期的なタイムスロット440のうちの一つから開始して送
信される。
【0032】 アウトバウンド部分420中に、アウトバウンド・チャネル無線信号は送信機
/受信機103から選択呼出装置106のうちの一つまたはそれ以上に送信され
る。同期信号331(図4),ブロック情報フィールド332(図4),アドレ
ス・フィールド333(図4)は、制御フレーム330のアウトバウンド部分4
20の開始にてセグメント403(図5)として示される。複数のアウトバウン
ド・メッセージ404,405は、制御フレーム330のアウトバウンド部分4
20内で送信される。アウトバウンド部分420は、制御フレーム330の開始
から始まり、アウトバウンド/インバウンド境界402にて終わる。スケジュー
ルド部分430は、アウトバウンド/インバウンド境界402から始まり、スケ
ジュールド/ALOHA境界431にて終わる制御フレーム330内の位置にあ
る。制御フレーム330のブロック情報フィールド332内で送信されるアウト
バウンド/インバウンド識別子は、制御フレーム330の開始401に対するア
ウトバウンド/インバウンド境界402の位置を、タイムスロット440の数と
して識別する。ALOHA部分450は、スケジュールド/ALOHA境界43
1から始まり、次のフレーム330,345の開始401にて終わる制御フレー
ム330内の位置にある。制御フレーム330のブロック情報フィールド332
内で送信されるプロトコル分離(protocol separation)識別子は、制御フレーム
330のアウトバウンド/インバウンド境界402に対するスケジュールド/A
LOHA境界431の位置を、タイムスロット440の数として識別する。複数
のスケジュールド応答406,410,412,413,414は、データ・ユ
ニットとして送信され、各データ・ユニットは一つまたはそれ以上のタイムスロ
ットに及ぶ。例えば、スケジュールド応答410は4つのタイムスロット440
であり、スケジュールド応答412は5つのタイムスロット440であり、スケ
ジュールド応答413は2つのタイムスロット440である。複数のスケジュー
ルド応答406,410,412,413,414のそれぞれは、アウトバウン
ド・メッセージ404,405のうちの一方において完了するコマンド455に
応答して、選択呼出装置106のうちの一つから送信される無線信号である。ス
ケジュールド応答410は、他の選択呼出装置106によって送信されるスケジ
ュールド応答412,413の部分と同時に、選択呼出装置106によって送信
される。スケジュールド応答410は、他のスケジュールド応答412,413
と時間的に重複するスケジュールド応答の一例である。スケジュールド応答重複
状態は、例えば、システム・コントローラ102が異なる選択呼出装置106を
スケジュールして、スケジュールド応答を送信し、そのうち少なくとも一部が異
なる地理的に離間した送信機/受信機103における受信機によって同時に受信
される予定である場合に発生する。
【0033】 各アウトバウンド・メッセージ404の開始時間は、フレーム番号,ブロック
番号およびワード番号として定められる。コマンド455は、アウトバウンド・
メッセージ404のうちの一つまたはそれ以上に挿入され、識別された選択呼出
装置106の選択呼出アドレスと、識別された選択呼出装置106がデータ・ユ
ニットからなるスケジュールド応答をインバウンド・チャネル無線信号において
送信するスケジュールド応答時間とによって、選択呼出装置のうちの一つを識別
する。コマンド445は、データ・ユニットの指定長を含む。また、アウトバウ
ンド・メッセージ404は、英数字情報メッセージなどのデータ457を含むこ
とができる。各スケジュールド応答406,410,412,413,414の
開始時間は、アウトバウンド/インバウンド境界402に対して定められる。
【0034】 制御フレーム330のアウトバウンド部分中に受信し、制御フレーム330の
インバウンド部分中に送信するために無線通信システム100内の選択呼出装置
によって必要とされる同期およびタイミング情報は、セグメント403およびア
ウトバウンド・メッセージ404から判定される。選択呼出装置106がアウト
バウンド無線信号を受信すると、選択呼出装置106は、アウトバウンド・メッ
セージ404が選択呼出装置の選択呼出アドレスを含み、それによりアウトバウ
ンド・メッセージ404を処理するための選択呼出装置106を識別する場合に
、アウトバウンド無線信号に含まれるアウトバウンド・メッセージ404を処理
する。コマンド455がアウトバウンド・メッセージ404内あるいは複数のア
ウトバウンド・メッセージ内で受信され、選択呼出装置106によって処理され
ると、選択呼出装置106は、指定データ・ユニット長およびコマンド455に
おいてシステム・コントローラ102によって指示されるスケジュールド応答時
間にて、スケジュールド応答406,410,412,413,414のうちの
一つを送信する。アウトバウンド・メッセージ404において識別された選択呼
出装置と、識別された選択呼出装置からのスケジュールド応答406,410,
412,413,414との間の対応は、アウトバウンド・メッセージ404、
405からスケジュールド応答406,410,412,413,414への矢
印線によって図4において表され、そのうち一例であるライン415は、アウト
バウンド・メッセージ405において完了するコマンド455から、スケジュー
ルド応答414に接続する。別の例はライン416であり、これは図4に示す制
御フレーム330よりも前の制御フレーム330において完了する図4に図示し
ないコマンド455から、スケジュールド応答406のうちの一つに接続する。
別の例はライン417であり、これは図4に示すアウトバウンド制御フレーム3
30より前のアウトバウンド制御フレームにおいて完了する図4に図示しないコ
マンド455から、図4に示すものよりも後の制御フレーム330におけるスケ
ジュールド応答への接続を表す。
【0035】 図6を参照して、本発明の好適な実施例によるマルチチャネル選択呼出装置1
06の電気ブロック図を示す。選択呼出装置106は、無線信号を受信・送信す
るためのアンテナ602を含む。アンテナ602は従来の受信機604に結合さ
れ、ここで受信信号603が受信される。受信は、従来の通りに、オフチャネル
周波数における望ましくないエネルギを除去するための濾波,濾波信号の増幅,
信号603の周波数変換および信号603の復調を含む。それにより、受信機6
04は復調信号を生成し、この復調信号は処理部610に結合される。また、受
信機604は、処理システム610に結合されたパワー制御入力607を含む。
処理システム610は、ディスプレイ624,報知(alert)622,音声増幅器
626,送信機608および専用機能装置(special function device)620に
結合される。送信機608は、変調信号およびチャネル制御信号によって処理シ
ステム610に結合され、またアンテナ602に結合される。音声増幅器626
は、スピーカ628に結合される。処理部610はマイクロプロセッサ616に
よって構成され、このマイクロプロセッサは、アナログ/デジタル・コンバータ
(ADC)611,デジタル/アナログ・コンバータ(DAC)615,ランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)612,リード・オンリ・メモリ(ROM)6
14およびEEPROM(electrically erasable programmable read only memo
ry)618に結合される。復調信号は、ADC611に結合される。処理システ
ム610は、DAC615によって送信機に結合される。ADC611は、処理
システム610によって処理するために、従来のように復調信号をアナログ信号
からデジタル信号に変換する。復調信号がアナログ信号である場合、このアナロ
グ信号は、ADPCM(adaptive differential pulse code modulation)などの
アナログ/デジタル変換方法を利用してデジタル信号に変換される。ビット復元
(bit recovery)機能は、従来のように、デジタル信号をバイナリ・データに変換
する。同期機能は、当業者に周知の方法で、フレーム330,345(図4)の
同期信号331(図4)からのアウトバウンド・シグナリング・プロトコルとの
ビット同期,ワード同期,ブロック同期,フレーム同期およびサイクル同期を獲
得・維持する。ブロック・ワード・デコーダ機能は、アウトバウンド・シグナリ
ング・プロトコルのブロック340に挿入されたワード350(図4)を、当業
者に周知の方法で復号する。メッセージ・プロセッサ機能は、選択呼出装置10
6の分野の当業者に周知な方法で、アウトバウンド・シグナリング・プロトコル
のアドレス・フィールド333(図4)において受信したアドレスがEEPRO
M618に格納済みの組込みアドレス(embedded address)と一致する場合に、あ
るいはグローバル指示(global indication)が受信された場合に、アウトバウン
ド・ワードを復号し、アウトバウンド・メッセージを処理する。アドレス一致ま
たはグローバル指示によって選択呼出装置106用であると判定されたアウトバ
ウンド・メッセージは、アウトバウンド・メッセージの内容に従ってメッセージ
・プロセッサ機能によって処理される。報知信号(alert signal)は、アウトバウ
ンド・メッセージがユーザ情報を含む場合に通常生成される。この報知信号は、
一般に可聴(audible)および無音(silent)報知装置のうちの一方である報知装置
622に結合される。
【0036】 アウトバウンド・メッセージが英数字またはグラフィック情報を含む場合、こ
の情報は表示機能によって従来とおりにディスプレイ624上に表示される。ア
ウトバウンド・メッセージが例えばメータ読出し結果などの情報を含む場合、メ
ッセージ処理機能はメータ読出し信号をアナログ信号に変換し、このアナログ信
号は、信号を従来のように増幅する音声増幅器626を介してスピーカ628に
結合される。インバウンド・メッセージは、必要な情報を獲得,読み取る、ある
いは測定する専用プロセスまたは機能装置620に応答して、インバウンド・メ
ッセージ機能によってデジタル形式で生成される。インバウンド・メッセ−ジは
、逆方向(インバウンド)チャネルについて図5を参照して説明したプロトコル
を利用して生成・符号化され、DAC615に結合され、ここで送信機603を
当業者に周知の方法で復調するアナログ信号に変換される。従来の送信機608
はRF信号を生成し、このRF信号はアンテナ602によって送信される。
【0037】 RAM612,EEPROM618,ADC611およびDAC615は、好
ましくは従来の部品である。ROM614は、マスクド・プログラム命令(maske
d program instructions)の固有のセットを有する従来の部品であり、その一部
は以下で説明する固有の機能を実行する。好ましくは、マイクロプロセッサ61
6は、Motorola, Inc.社製のDSP56100シリーズ・デジタル信号プロセッサ(DS
P)と同様である。なお、他の同様なプロセッサもマイクロプロセッサ616と
して利用でき、また処理システム610の処理条件に対処するために、必要に応
じて同じ種類または異なる種類の更なるプロセッサを追加してもよいことが理解
される。また、他の種類のメモリ、例えば、UVEPROM(ultraviolet erasa
ble programmable read only memory)またはフラッシュROMも、ROM614
として、さらにはRAM612として代替利用できることが理解される。さらに
、RAM612,EEPROM618,ADC611,DAC615およびRO
M614は、マイクロプロセッサ616の連続的な一部として、単一であるいは
組み合わせて、一体化できることが理解される。
【0038】 処理システム610は、上記のビット復元,同期,ブロック・ワード復号,メ
ッセージ処理,表示,メッセ−ジ・ハンドリングおよびインバウンド・メッセー
ジ生成のうち少なくとも一部を含む機能を実行する。従来の固有な機能はマイク
ロプロセッサ616によって実行され、このマイクロプロセッサは、大容量記憶
媒体214(図2)に格納されたプログラム・コードのセットによって制御され
る従来のマイクロプロセッサ616である。固有な機能は、従来のプログラミン
グ・ツールを利用して生成されるプログラム・コードの固有セットによって制御
される。マイクロプロセッサ616は、好適な実施例に従って専用機能装置62
0に結合され、この専用機能装置620は、情報またはデータを測定,読み取り
あるいは獲得し、このデータまたは情報は、処理システム610によって処理さ
れ、ホーム端末130に送信される。
【0039】 なお、処理システムは、CMOSシフト・レジスタ,クロック,ゲート,カウ
ンタ,DAC,ADCおよびRAMなど従来入手可能な既製(off the shelf)の
集積回路の組合せで、本明細書において説明される従来の固有の機能を実装する
ことによって、マイクロプロセッサ616なしに実装でき、さらに、処理システ
ムを実装するために用いられる従来利用可能な既製の集積回路の一部または全て
は、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circ
uit)において代替実装できる。さらに、マイクロプロセッサ616は、Schaumbu
rg, ILのMotorola, Inc.社製の68HC11マイクロプロセッサ・ファミリのマイクロ
プロセッサなど、従来のマイクロプロセッサでもよいことが理解される。
【0040】 図7を参照して、本発明の好適な実施例により、図1の選択呼出し通信システ
ムにおいてインバウンド・メッセージをアウトバウンド・メッセージと統合する
方法を表すフローチャートを示す。アウトバウンド・メッセージがホーム端末1
30(図1)によって受信あるいは生成されると、メッセージは選択呼出装置1
06、好ましくは専用選択呼出装置106を一般に指定する。メッセージ内の指
定から、ホーム端末130は選択呼出装置106を識別し、選択呼出装置106
に関連する情報を加入者データベース220(図2)から取り出す。加入者情報
から、ホーム端末130はどの情報が選択呼出装置106から要求されているの
か、選択呼出装置106が情報を測定,読出しあるいは獲得するのにどれだけ長
く要するのか、要求された情報を有するインバウンド・メッセージを送信するの
に必要なビット数を把握する。ホーム端末130は、ステップ702において、
選択呼出装置が情報を獲得するのに要する予定時間と、情報をホーム端末130
に返送するのに必要なビット数とを符号化する。一般に、このメッセージはシス
テム・コントローラ102に送信され、システム・コントローラ102は、ステ
ップ704において、アウトバウンド・メッセージを選択呼出装置106に送信
する。システム・コントローラ102がアウトバウンド・メッセージを選択呼出
装置106に送信した後、システム・コントローラ102は、ステップ706に
おいて、選択呼出装置106が情報を獲得するのに要する予定時間を利用して、
インバウンド応答を送信するために選択呼出装置用のチャネル割当をいつ終了す
べきかを判定する。ステップ708において、システム・コントローラ102は
、ホーム端末130によって判定されたビット数を利用して、選択呼出装置10
6からの応答と、判定されたタイムスロットと、インバウンド応答内の各スロッ
ト中に送信できるビット数とを伝達する。ステップ710において、ビット数お
よびタイムスロット数を含むチャネル割当は、好ましくは専用プロセスを完了す
る前に、あるいは選択呼出装置106が応答をシステム・コントローラ1021
に送信するちょうどそのときに、選択呼出装置106に送信される。なお、シス
テム・コントローラ102は、選択呼出装置が応答を送信する準備ができる前に
、チャネル割当およびビット/タイムスロット識別を完了しないことがある。こ
の場合、システム・コントローラは、チャネル割当を要求しないで、チャネル割
当,ビットおよびタイムスロット情報を受信するまで待つように選択呼出装置1
06に命令できる。この命令は、アウトバウンド・メッセージがシステム・コン
トローラ102から選択呼出装置106に送信されるときに、ステップ704に
含むことができるチャネル割当を待つように、選択呼出装置106へのコマンド
の形式をとる。選択呼出装置は、ステップ712において、指定されたタイムス
ロット中に割り当てられたチャネル上でホーム端末への応答を符号化する。
【0041】 選択呼出装置106がチャネル割当およびビット/時間スロット情報を受信す
ると、選択呼出装置はインバウンド・メッセージ内でこの情報を送信し、これは
ステップ714においてシステム・コントローラ102によって受信される。次
に、システム・コントローラ102は選択呼出装置106からの応答をホーム端
末に送信する。
【0042】 このように、専用選択呼出装置106では、システム・コントローラは、選択
呼出装置106が応答を送信する準備に要する時間と、応答において符号化すべ
きビット数とを、ホーム端末130を介して把握する。この情報があれば、シス
テム・コントローラはチャネルと、どのタイムスロット上のビット数とをスケジ
ュールでき、この情報を選択呼出装置106に送信し、そのため選択呼出装置1
06が応答の準備ができると、ホーム端末への送信を開始できる。これは、OT
A送信の数と、チャネルが割り当てられるまでに選択呼出装置106からホーム
端末130への送信のやり取りのために含まれる待ち時間とを低減する。
【0043】 さらに、通信システムが無線通信システムの場合、ReFLEX(商標)またはInFL
EXion(商標)などのFLEX(商標)ファミリのプロトコルを利用する無線通信シ
ステムである必要がない。ARDIS(商標)システムで用いられるプロトコルなど
他のプロトコルも、本明細書で説明した機能を提供するように修正できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例による選択呼出通信システムの電気ブロッ
ク図である。
【図2】 図1によるシステム・コントローラの電気ブロック図である。
【図3】 図1による、選択呼出装置と、システム・コントローラと、ホー
ム端末との間の通信フローを示すブロック図である。
【図4】 本発明の好適な実施例によるアウトバウンド信号の伝送フォーマ
ットの特徴を示すタイミング図である。
【図5】 本発明の好適な実施例によるアウトバウンドおよびインバウンド
・チャネル無線信号のタイミング図である。
【図6】 本発明の好適な実施例による選択呼出装置の電気ブロック図であ
る。
【図7】 本発明の好適な実施例によりインバウンド・チャネルを統合する
方法のフロー図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA14 BB21 DD15 DD17 DD24 EE02 EE10 EE16 GG01 GG11 HH23 JJ21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択呼出通信システムにおいてインバウンド・チャネルを統
    合する方法であって: インバウンド応答の予定時間と、前記インバウンド応答内のビット数とを、選
    択呼出装置から情報を要求するアウトバウンド・メッセージとともに符号化する
    第1符号化段階; 前記アウトバウンド・メッセージを前記選択呼出装置に送信する第1送信段階
    ; インバウンド・チャネルを割り当てる段階; 前記インバウンド・チャネルの少なくとも一つのタイムスロット内で符号化す
    べきビット数を判定する段階; 前記インバウンド・チャネルと、前記少なくとも一つのタイムスロット内で送
    信すべきビット数とを前記選択呼出装置に送信する第2送信段階; 前記インバウンド上で要求される情報を、前記少なくとも一つのタイムスロッ
    トのそれぞれにおけるビット数とともに符号化する第2符号化段階;および 前記少なくとも一つのタイムスロットのぞれぞれについて指定されたビット数
    とともに、前記インバウンド・チャネル上で前記インバウンド応答を送信する第
    3送信段階; によって構成されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記第1符号化段階は、前記アウトバウンド・メッセージ内
    で要求される情報を獲得できる選択呼出装置を指定する前記アウトバウンド・メ
    ッセージをホーム端末において生成する段階をさらに含んで構成されることを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1送信段階は、前記アウトバウンド・メッセージをホ
    ーム端末からシステム・コントローラに送信することからなることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1送信段階は、前記選択呼出装置にチャネル割当を待
    つように命令するコマンドとともに、前記アウトバウンド・メッセージを符号化
    する第3符号化段階をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記選択呼出装置において送信する前記第2送信段階は、チ
    ャネル割当を待つためのコマンドを復元する段階をさらに含んで構成されること
    を特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ホーム端末によって要求される情報を送信することを試
    みる前に、チャネル割当が前記システム・コントローラから受信されるまで待つ
    段階をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記判定する段階は、前記インバウンド・チャネルの少なく
    とも一つのタイムスロットのそれぞれにおいて送信できるビット数を判定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記選択呼出装置において符号化する第2符号化段階は、前
    記チャネル割当と、前記少なくとも一つのタイムスロットに挿入すべきビット数
    とを取り出す段階をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 選択呼出通信システムにおいてインバウンド・チャネルを統
    合する方法であって: ホーム端末により、インバウンド応答の予定時間と、前記インバウンド応答内
    のビット数とを、選択呼出装置から情報を要求するアウトバウンド・メッセージ
    とともに符号化する段階であって、前記ホーム端末による符号化段階は、前記ア
    ウトバウンド・メッセージ内で要求される情報を獲得できる選択呼出装置を指定
    する前記アウトバウンド・メッセージを前記ホーム端末において生成する段階を
    さらに含んで構成される符号化段階; 前記ホーム端末により、前記アウトバウンド・メッセージをシステム・コント
    ローラを介して前記選択呼出装置に送信する段階; 前記システム・コントローラにより、インバウンド・チャネルを割り当てる段
    階; 前記システム・コントローラにより、前記インバウンド・チャネルの少なくと
    も一つのタイムスロット内で符号化すべきビット数を判定する段階; 前記システム・コントローラにより、前記インバウンド・チャネルと、前記少
    なくとも一つのタイムスロット内で送信すべきビット数とを前記選択呼出装置に
    送信する段階であって、前記システム・コントローラによる送信段階は、前記選
    択呼出装置にチャネル割当を待つように命令するコマンドとともに、前記アウト
    バウンド・メッセージを符号化する段階をさらに含んで構成される、送信段階; 前記選択呼出装置により、前記インバウンド・チャネル上で要求される情報を
    、前記少なくとも一つのタイムスロット内のビット数とともに符号化する段階;
    および 前記選択呼出装置により、前記少なくとも一つのタイムスロットのぞれぞれに
    ついて指定されたビット数とともに、前記インバウンド・チャネル上で前記イン
    バウンド応答を送信する段階であって、前記選択呼出装置による送信段階は、チ
    ャネル割当を待つためのコマンドを復元する段階をさらに含んで構成される、送
    信段階; によって構成されることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 前記情報を前記ホーム端末に送信することを試みる前に、
    チャネル割当が前記システム・コントローラから受信されるまで待つ段階をさら
    に含んで構成されることを特徴とする請求項9記載の方法。
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