JP2002517124A - ワイヤレス通信用の受信器及び受信方法 - Google Patents
ワイヤレス通信用の受信器及び受信方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/12—Frequency diversity
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/16—Multiple-frequency-changing
- H03D7/165—Multiple-frequency-changing at least two frequency changers being located in different paths, e.g. in two paths with carriers in quadrature
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/50—Circuits using different frequencies for the two directions of communication
- H04B1/52—Hybrid arrangements, i.e. arrangements for transition from single-path two-direction transmission to single-direction transmission on each of two paths or vice versa
- H04B1/525—Hybrid arrangements, i.e. arrangements for transition from single-path two-direction transmission to single-direction transmission on each of two paths or vice versa with means for reducing leakage of transmitter signal into the receiver
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Power Engineering (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、受信器、及び受信器を使用する方法に係る。受信器は、第1信号を受信するための第1入力と、第1信号を処理するために第1入力に接続された第1処理経路と、第2の異なる周波数の第2信号を受信するための第2入力と、第2信号を処理するために第2入力に接続された第2処理経路とを有している。第1及び第2経路の各々は、第1及び第2信号の周波数を異なる周波数に変更するための手段を有し、第1及び第2信号は、異なる周波数に変更され、そして第1及び第2入力は、第1及び第2信号を同時に受信するように構成される。
Description
【0001】
本発明は、ワイヤレス通信に使用するための受信器及び受信方法に係る。より
詳細には、本発明は、メインアンテナ及びダイバーシティアンテナに接続できる
受信器に係るが、これに限定されるものではない。
詳細には、本発明は、メインアンテナ及びダイバーシティアンテナに接続できる
受信器に係るが、これに限定されるものではない。
【0002】
ワイヤレステレコミュニケーションネットワークでは、ネットワークによりカ
バーされるエリアが、ベーストランシーバステーションのサービスを各々受ける
複数のセルに分割される。各ベースステーションは、そのベースステーションに
関連したセルに位置する複数のステーションと通信するように構成される。これ
らステーションは、通常、移動電話又は他の移動ステーションである。 コード分割多重アクセス(CDMA)システムは、セルラーネットワーク用に
提案されている。CDMAを使用するセルラー規格の一例がIS−95である。
これらのシステムでは、所与のセル内にいる複数のユーザが同じ周波数を同時に
使用する。ユーザは、異なる拡散コードにより区別される。異なるセルでは異な
る周波数が使用される。CDMAシステムがソフトハンドオフを使用することが
提案されている。ソフトハンドオフでは、移動ステーションが、ある環境におい
て、同時に2つ以上のベースステーションと通信するように構成される。異なる
ベースステーションによって同じ情報が送信されるが、異なるベースステーショ
ンにより送信される信号には異なる拡散コード及び/又は周波数が使用される。
通常、ソフトハンドオフは、移動ステーションが現在位置しているセルの縁に接
近したときに生じる。
バーされるエリアが、ベーストランシーバステーションのサービスを各々受ける
複数のセルに分割される。各ベースステーションは、そのベースステーションに
関連したセルに位置する複数のステーションと通信するように構成される。これ
らステーションは、通常、移動電話又は他の移動ステーションである。 コード分割多重アクセス(CDMA)システムは、セルラーネットワーク用に
提案されている。CDMAを使用するセルラー規格の一例がIS−95である。
これらのシステムでは、所与のセル内にいる複数のユーザが同じ周波数を同時に
使用する。ユーザは、異なる拡散コードにより区別される。異なるセルでは異な
る周波数が使用される。CDMAシステムがソフトハンドオフを使用することが
提案されている。ソフトハンドオフでは、移動ステーションが、ある環境におい
て、同時に2つ以上のベースステーションと通信するように構成される。異なる
ベースステーションによって同じ情報が送信されるが、異なるベースステーショ
ンにより送信される信号には異なる拡散コード及び/又は周波数が使用される。
通常、ソフトハンドオフは、移動ステーションが現在位置しているセルの縁に接
近したときに生じる。
【0003】 既知のダイバーシティ受信器1が図1に示されている。この受信器1はメイン
アンテナ2を備え、これは第1フィルタ6に接続され、この第1フィルタは、メ
インアンテナにより受信できる信号の周波数レンジに入らない信号を除去する。
第1フィルタ6の出力は、低ノイズ増幅器12へ入力され、その出力は第1ミク
サ14に接続される。第1ミクサ14は、高周波シンセサイザ16から入力を受
け取り、従って、第1ミクサ14の出力は、中間周波数の受信信号を表す。第1
ミクサ14の出力は、これをフィルタする第2のバンドパスフィルタ18に入力
される。第2のバンドパスフィルタ18は、第1のバンドパスフィルタ6より非
常に狭い帯域巾を有し、第2のバンドパスフィルタが同調された中間周波数にお
ける所望信号を除く不所望な信号をフィルタ除去する。
アンテナ2を備え、これは第1フィルタ6に接続され、この第1フィルタは、メ
インアンテナにより受信できる信号の周波数レンジに入らない信号を除去する。
第1フィルタ6の出力は、低ノイズ増幅器12へ入力され、その出力は第1ミク
サ14に接続される。第1ミクサ14は、高周波シンセサイザ16から入力を受
け取り、従って、第1ミクサ14の出力は、中間周波数の受信信号を表す。第1
ミクサ14の出力は、これをフィルタする第2のバンドパスフィルタ18に入力
される。第2のバンドパスフィルタ18は、第1のバンドパスフィルタ6より非
常に狭い帯域巾を有し、第2のバンドパスフィルタが同調された中間周波数にお
ける所望信号を除く不所望な信号をフィルタ除去する。
【0004】 図1の受信器は、第1アンテナ2から物理的に離間された第2アンテナ30を
備えている。この第2アンテナ30も信号を受信し、そして第1バンドパスフィ
ルタ6と同じ周波数帯域に同調された第3フィルタ32に接続される。この第3
フィルタ32の出力は、第2の低ノイズ増幅器34に接続され、その出力は第2
ミクサ36に接続される。第2ミクサ36は、第2の高周波シンセサイザー38
からの入力も有し、従って、第2ミクサ36の出力は、中間周波数の受信信号を
表す。第2ミクサ36の出力は、これをフィルタする第4のバンドパスフィルタ
22に入力される。第2のバンドパスフィルタ18と同様に、第4のバンドパス
フィルタ22は、所望信号以外の全ての信号をフィルタ除去する。
備えている。この第2アンテナ30も信号を受信し、そして第1バンドパスフィ
ルタ6と同じ周波数帯域に同調された第3フィルタ32に接続される。この第3
フィルタ32の出力は、第2の低ノイズ増幅器34に接続され、その出力は第2
ミクサ36に接続される。第2ミクサ36は、第2の高周波シンセサイザー38
からの入力も有し、従って、第2ミクサ36の出力は、中間周波数の受信信号を
表す。第2ミクサ36の出力は、これをフィルタする第4のバンドパスフィルタ
22に入力される。第2のバンドパスフィルタ18と同様に、第4のバンドパス
フィルタ22は、所望信号以外の全ての信号をフィルタ除去する。
【0005】 第2アンテナ30は、ダイバーシティアンテナとして使用される。例えば、ベ
ースステーションからの信号が1つのアンテナでは強く受信されない場合に、ベ
ースステーションからの信号は他のアンテナで強く受信することができ、そして
その逆のことも言える。メインアンテナ2及びダイバーシティアンテナ30によ
り受信される信号は、良好な性能を与える最大比合成技術を使用してコヒレント
に合成することができるし、或いは最も強い信号を選択することもできる。信号
の合成又は最も強い信号の選択は、図1に示されていない受信器の部品によって
実行される。
ースステーションからの信号が1つのアンテナでは強く受信されない場合に、ベ
ースステーションからの信号は他のアンテナで強く受信することができ、そして
その逆のことも言える。メインアンテナ2及びダイバーシティアンテナ30によ
り受信される信号は、良好な性能を与える最大比合成技術を使用してコヒレント
に合成することができるし、或いは最も強い信号を選択することもできる。信号
の合成又は最も強い信号の選択は、図1に示されていない受信器の部品によって
実行される。
【0006】 しかしながら、本発明者は、この既知の構成では特に所望の信号が異なる周波
数である場合に問題が生じることを認識した。特に受信器の部品を簡単にするた
めに、第2及び第4のバンドパスフィルタが同調される中間周波数が同じにされ
る。これは、各ミクサの下流に同一部品を使用することができ、そして基本帯域
周波数又は別の中間周波数へのダウン変換において同じ発振器を使用できること
を意味する。
数である場合に問題が生じることを認識した。特に受信器の部品を簡単にするた
めに、第2及び第4のバンドパスフィルタが同調される中間周波数が同じにされ
る。これは、各ミクサの下流に同一部品を使用することができ、そして基本帯域
周波数又は別の中間周波数へのダウン変換において同じ発振器を使用できること
を意味する。
【0007】 本発明者は、共通の中間周波数を使用すると、特に、ミクサ及び発振器が全て
接近状態にあるときに干渉を引き起こすことが分かった。図1に示す既知の受信
器では、第1発振器16は、第1周波数の信号を発生し、そして第2発振器38
は、第2の異なる周波数の信号を発生する。第1発振器から第2ミクサへの信号
漏れが発生し、そしてその逆のことも生じる。実際には、第1及び第2アンテナ
の各々は、2つ以上の周波数の信号を受信する。各アンテナにより受信された全
ての信号を含む合成信号が各ミクサへ通される。これら全ての信号が、関連局部
発振器からの信号と混合され、異なる中間周波数の信号を発生する。バンドパス
フィルタは、所望信号の中間周波数に同調され、所望信号のみがフィルタを通過
する。他の中間周波数の他の信号は、フィルタ除去される。
接近状態にあるときに干渉を引き起こすことが分かった。図1に示す既知の受信
器では、第1発振器16は、第1周波数の信号を発生し、そして第2発振器38
は、第2の異なる周波数の信号を発生する。第1発振器から第2ミクサへの信号
漏れが発生し、そしてその逆のことも生じる。実際には、第1及び第2アンテナ
の各々は、2つ以上の周波数の信号を受信する。各アンテナにより受信された全
ての信号を含む合成信号が各ミクサへ通される。これら全ての信号が、関連局部
発振器からの信号と混合され、異なる中間周波数の信号を発生する。バンドパス
フィルタは、所望信号の中間周波数に同調され、所望信号のみがフィルタを通過
する。他の中間周波数の他の信号は、フィルタ除去される。
【0008】 他の発振器からの漏れが生じたときには、合成信号は、各ミクサにおいて、2
つの異なる組の発信信号と効果的に混合される。従って、2つの異なる信号が、
所望信号の中間周波数となる。これらの信号の一方は、上述したように得られる
所望信号である。他方の信号は、最初、所望信号とは異なる高周波であるが、他
方の発振器から漏れた信号と混合されたために同じ中間周波数にある。各バンド
パスフィルタが同調される中間周波数にある2つの異なる信号は干渉し合う。こ
れは、所望信号が弱くそして干渉信号が強いときに特に問題となる。
つの異なる組の発信信号と効果的に混合される。従って、2つの異なる信号が、
所望信号の中間周波数となる。これらの信号の一方は、上述したように得られる
所望信号である。他方の信号は、最初、所望信号とは異なる高周波であるが、他
方の発振器から漏れた信号と混合されたために同じ中間周波数にある。各バンド
パスフィルタが同調される中間周波数にある2つの異なる信号は干渉し合う。こ
れは、所望信号が弱くそして干渉信号が強いときに特に問題となる。
【0009】
本発明の目的は、上述した公知構成体の問題を回避又は少なくとも軽減するこ
とのできる受信器を提供することである。 本発明の1つの特徴によれば、第1信号を受信するための第1入力と、この第
1入力に接続され、上記第1信号を処理するための第1処理経路と、第2の異な
る周波数の第2信号を受信するための第2入力と、この第2入力に接続されて、
上記第2信号を処理するための第2処理経路とを備え、上記第1及び第2経路の
各々は、第1及び第2信号の周波数を異なる周波数に変更するための手段を含み
、上記第1及び第2信号は、異なる周波数に変更され、そして上記第1及び第2
入力手段は、第1及び第2信号を同時に受信するように構成された受信器が提供
される。
とのできる受信器を提供することである。 本発明の1つの特徴によれば、第1信号を受信するための第1入力と、この第
1入力に接続され、上記第1信号を処理するための第1処理経路と、第2の異な
る周波数の第2信号を受信するための第2入力と、この第2入力に接続されて、
上記第2信号を処理するための第2処理経路とを備え、上記第1及び第2経路の
各々は、第1及び第2信号の周波数を異なる周波数に変更するための手段を含み
、上記第1及び第2信号は、異なる周波数に変更され、そして上記第1及び第2
入力手段は、第1及び第2信号を同時に受信するように構成された受信器が提供
される。
【0010】 第1及び第2の信号が異なる周波数に変更されるので、上述した問題を回避す
ることができる。 好ましくは、第1及び第2の周波数は、高周波である。第1及び第2の周波数
は、同じであってもよいし異なるものでもよい。第1及び第2の周波数は、変更
手段により下げられるのが好ましい。本発明の別の実施形態では、変更手段は、
第1及び第2の周波数を上げることができる。
ることができる。 好ましくは、第1及び第2の周波数は、高周波である。第1及び第2の周波数
は、同じであってもよいし異なるものでもよい。第1及び第2の周波数は、変更
手段により下げられるのが好ましい。本発明の別の実施形態では、変更手段は、
第1及び第2の周波数を上げることができる。
【0011】 各変更手段は、第1及び第2信号の各々を各周波数ソースからの各周波数信号
と混合するための混合手段を含むのが好ましい。周波数ソースは、好ましくは、
第1及び第2の発振器である。第1及び第2の周波数ソースによって発生される
周波数は、通常、異なるが、ある環境においては、同じであってもよい。 第1及び第2の受信経路の変更手段の少なくとも1つは、第1及び/又は第2
信号の周波数を中間周波数へダウン変換するように構成されるのが好ましい。中
間周波数は、受信信号の高周波よりは低いが、基本帯域周波数よりは高い。
と混合するための混合手段を含むのが好ましい。周波数ソースは、好ましくは、
第1及び第2の発振器である。第1及び第2の周波数ソースによって発生される
周波数は、通常、異なるが、ある環境においては、同じであってもよい。 第1及び第2の受信経路の変更手段の少なくとも1つは、第1及び/又は第2
信号の周波数を中間周波数へダウン変換するように構成されるのが好ましい。中
間周波数は、受信信号の高周波よりは低いが、基本帯域周波数よりは高い。
【0012】 本発明の1つの実施形態では、第1及び第2信号の両方が中間周波数へダウン
変換される。一方の中間周波数は、他方の中間周波数の整数倍であるのが好まし
い。これは、中間周波数の信号の周波数を下げるための更に別の変更手段が第1
及び第2の処理経路の各々に設けられることを意味する。この更に別の変更手段
は各々ミクサを含む。更に別の変更手段の各々は、共通の周波数ソースから混合
周波数を受信する。このようにして、必要な発振器の数を減少することができる
。しかしながら、別の実施形態では、更に別の変更手段は、異なる周波数ソース
から周波数を受け取ることもできる。更に別の変更手段は、中間周波数を基本帯
域周波数に下げるように構成されるのが好ましい。これらの環境において、共通
の周波数ソース又は2つの更に別の周波数ソースにより発生される周波数は、各
中間周波数と同じになる。
変換される。一方の中間周波数は、他方の中間周波数の整数倍であるのが好まし
い。これは、中間周波数の信号の周波数を下げるための更に別の変更手段が第1
及び第2の処理経路の各々に設けられることを意味する。この更に別の変更手段
は各々ミクサを含む。更に別の変更手段の各々は、共通の周波数ソースから混合
周波数を受信する。このようにして、必要な発振器の数を減少することができる
。しかしながら、別の実施形態では、更に別の変更手段は、異なる周波数ソース
から周波数を受け取ることもできる。更に別の変更手段は、中間周波数を基本帯
域周波数に下げるように構成されるのが好ましい。これらの環境において、共通
の周波数ソース又は2つの更に別の周波数ソースにより発生される周波数は、各
中間周波数と同じになる。
【0013】 共通の周波数ソースからの周波数を分割して、上記周波数経路の1つにおける
中間周波数を発生するために、周波数分割器が設けられるのが好ましく、共通の
周波数ソースからの周波数は、他方の中間周波数の周波数と同じである。このよ
うにして、単一の共通の周波数ソースを使用することができ、これにより、必要
な周波数ソースの数を減少することができる。 別の実施形態では、第1及び第2経路の一方は、各第1又は第2信号の周波数
を中間周波数に下げるが、第1及び第2経路の他方は、第1又は第2の各受信信
号を基本帯域周波数信号へ直接ダウン変換するように構成される。
中間周波数を発生するために、周波数分割器が設けられるのが好ましく、共通の
周波数ソースからの周波数は、他方の中間周波数の周波数と同じである。このよ
うにして、単一の共通の周波数ソースを使用することができ、これにより、必要
な周波数ソースの数を減少することができる。 別の実施形態では、第1及び第2経路の一方は、各第1又は第2信号の周波数
を中間周波数に下げるが、第1及び第2経路の他方は、第1又は第2の各受信信
号を基本帯域周波数信号へ直接ダウン変換するように構成される。
【0014】 好ましくは、第1入力は第1アンテナに接続され、そして第2入力は第2の異
なるアンテナに接続される。 受信器は、第2の動作モードを有し、この動作モードでは、第1及び第2の処
理経路からの第1及び第2の入力手段が、第1及び第2の信号を各々受信するよ
うに構成され、第1及び第2の信号は同じ周波数であり、そして変更手段は、こ
の第2動作モードにおいて、第1及び第2の周波数を同じ周波数へ変更するよう
に構成される。
なるアンテナに接続される。 受信器は、第2の動作モードを有し、この動作モードでは、第1及び第2の処
理経路からの第1及び第2の入力手段が、第1及び第2の信号を各々受信するよ
うに構成され、第1及び第2の信号は同じ周波数であり、そして変更手段は、こ
の第2動作モードにおいて、第1及び第2の周波数を同じ周波数へ変更するよう
に構成される。
【0015】 好ましくは、受信器は、コード分割多重アクセス信号を受信して処理するよう
に構成される。しかしながら、本発明の実施形態は、時分割多重アクセス、周波
数分割多重アクセス、スペース分割多重アクセスを含む他の適当なアクセス方法
、他の拡散スペクトル方法、及びそれらを混成した方法と共に使用できることが
明らかである。 好ましくは、受信器は、トランシーバに組み込まれる。好ましくは、受信器又
はトランシーバは、移動ステーションに組み込まれる。
に構成される。しかしながら、本発明の実施形態は、時分割多重アクセス、周波
数分割多重アクセス、スペース分割多重アクセスを含む他の適当なアクセス方法
、他の拡散スペクトル方法、及びそれらを混成した方法と共に使用できることが
明らかである。 好ましくは、受信器は、トランシーバに組み込まれる。好ましくは、受信器又
はトランシーバは、移動ステーションに組み込まれる。
【0016】 本発明の第2の特徴によれば、第1の所望信号を含む複数の信号を受信する第
1入力、及びこの第1入力手段に接続されて、上記複数の信号を処理する第1処
理経路を含む第1受信構成体と;第2の異なる周波数の第2の所望信号を含む複
数の信号を受信する第2入力、及びこの第2入力に接続されて、上記複数の信号
を処理する第2処理経路を含む第2受信構成体とを備え;上記第1及び第2経路
の各々は、使用中に上記複数の信号の周波数が第1及び第2の周波数レンジ内に
各々入るように変更されるよう、各入力から受け取られる信号の周波数を変更す
るための手段を備え、上記周波数変更された第1信号は、上記第2の周波数レン
ジの外側にあり、そして上記周波数変更された第2信号は、上記第1周波数レン
ジの外側にある受信器が提供される。
1入力、及びこの第1入力手段に接続されて、上記複数の信号を処理する第1処
理経路を含む第1受信構成体と;第2の異なる周波数の第2の所望信号を含む複
数の信号を受信する第2入力、及びこの第2入力に接続されて、上記複数の信号
を処理する第2処理経路を含む第2受信構成体とを備え;上記第1及び第2経路
の各々は、使用中に上記複数の信号の周波数が第1及び第2の周波数レンジ内に
各々入るように変更されるよう、各入力から受け取られる信号の周波数を変更す
るための手段を備え、上記周波数変更された第1信号は、上記第2の周波数レン
ジの外側にあり、そして上記周波数変更された第2信号は、上記第1周波数レン
ジの外側にある受信器が提供される。
【0017】 本発明の第3の特徴によれば、第1信号を受信し、この第1信号を処理し、こ
の処理は、第1信号の周波数を異なる周波数に変更することを含み、第2信号を
受信し、この第2信号を処理し、この処理は、第2信号の周波数を異なる周波数
に変更することを含み、第1及び第2信号は、異なる周波数に変更されるという
段階を含む受信方法が提供される。 本発明及び本発明をいかに実施するかを良く理解するために、添付図面を参照
して詳細に説明する。
の処理は、第1信号の周波数を異なる周波数に変更することを含み、第2信号を
受信し、この第2信号を処理し、この処理は、第2信号の周波数を異なる周波数
に変更することを含み、第1及び第2信号は、異なる周波数に変更されるという
段階を含む受信方法が提供される。 本発明及び本発明をいかに実施するかを良く理解するために、添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0018】
先ず、CDMAワイヤレスセルラーネットワーク102を示した図2について
説明する。このネットワーク102は、複数のセル104を備え、その各々は、
各ベーストランシーバステーション106のサービスを受ける。各ベーストラン
シーバステーション106は、そのベースステーション106に関連したセル1
04に位置する移動ステーション108及びその隣接セル104の縁領域に位置
する移動ステーション108へ信号を送信し及びそこからの信号を受信するよう
に構成される。
説明する。このネットワーク102は、複数のセル104を備え、その各々は、
各ベーストランシーバステーション106のサービスを受ける。各ベーストラン
シーバステーション106は、そのベースステーション106に関連したセル1
04に位置する移動ステーション108及びその隣接セル104の縁領域に位置
する移動ステーション108へ信号を送信し及びそこからの信号を受信するよう
に構成される。
【0019】 本発明の実施形態を示した図3について説明する。図1に示されたものと同じ
部品は、同じ参照番号で示されている。図3のトランシーバ40は、信号を送信
及び受信するように構成されたメインアンテナ2と、信号を受信するように構成
されたダイバーシティアンテナ30とを有する。このダイバーシティアンテナ3
0は、信号を送信しない。しかしながら、本発明の別の実施形態では、ダイバー
シティアンテナも、信号を送信する。 メインアンテナ2は、第1の受信処理経路42及び送信処理経路44に接続さ
れる。第1の受信処理経路42を先ず説明する。第1の受信経路42は、メイン
アンテナ2に接続された第1のバンドパスフィルタ6を有する。メインアンテナ
2は、所与の高周波レンジ内で多数の信号を受信する。
部品は、同じ参照番号で示されている。図3のトランシーバ40は、信号を送信
及び受信するように構成されたメインアンテナ2と、信号を受信するように構成
されたダイバーシティアンテナ30とを有する。このダイバーシティアンテナ3
0は、信号を送信しない。しかしながら、本発明の別の実施形態では、ダイバー
シティアンテナも、信号を送信する。 メインアンテナ2は、第1の受信処理経路42及び送信処理経路44に接続さ
れる。第1の受信処理経路42を先ず説明する。第1の受信経路42は、メイン
アンテナ2に接続された第1のバンドパスフィルタ6を有する。メインアンテナ
2は、所与の高周波レンジ内で多数の信号を受信する。
【0020】 第1のバンドパスフィルタ6は、所与のレンジ内の全ての信号を通過すること
ができる。このレンジに入らないノイズ等は、第1のバンドパスフィルタ6によ
りフィルタ除去される。従って、第1のバンドパスフィルタ6の出力は、所望の
信号と、他の周波数の不所望な信号とを含む。 第1のバンドパスフィルタ6の出力は、受信信号を増幅する第1増幅器12へ
入力される。この第1増幅器12の出力は第2のバンドパスフィルタ46へ入力
され、これは、第1増幅器12によって導入された所与のレンジに入らないノイ
ズ信号等を除去する。
ができる。このレンジに入らないノイズ等は、第1のバンドパスフィルタ6によ
りフィルタ除去される。従って、第1のバンドパスフィルタ6の出力は、所望の
信号と、他の周波数の不所望な信号とを含む。 第1のバンドパスフィルタ6の出力は、受信信号を増幅する第1増幅器12へ
入力される。この第1増幅器12の出力は第2のバンドパスフィルタ46へ入力
され、これは、第1増幅器12によって導入された所与のレンジに入らないノイ
ズ信号等を除去する。
【0021】 第2のバンドパスフィルタ46の出力は、第1ミクサ14へ入力される。この
第1ミクサは、第1周波数F1の信号を発生する第1局部発振器16からの入力
も受け取る。第1ミクサ14は、第2のバンドパスフィルタ46の出力を第1の
局部発振器16の出力と混合する。アンテナ2によって受信されて第1及び第2
のバンドパスフィルタ6及び46を通過する信号は、高周波である。第2のバン
ドパスフィルタ46の出力を第1局部発振器16の出力と混合することにより、
受信信号は、中間周波数へ下げられる。
第1ミクサは、第1周波数F1の信号を発生する第1局部発振器16からの入力
も受け取る。第1ミクサ14は、第2のバンドパスフィルタ46の出力を第1の
局部発振器16の出力と混合する。アンテナ2によって受信されて第1及び第2
のバンドパスフィルタ6及び46を通過する信号は、高周波である。第2のバン
ドパスフィルタ46の出力を第1局部発振器16の出力と混合することにより、
受信信号は、中間周波数へ下げられる。
【0022】 第1ミクサ14の出力は、第3のバンドパスフィルタ18の入力に接続される
。この第3のバンドパスフィルタ18は、所望信号の中間周波数に同調される。
第3のバンドパスフィルタ18は、第1及び第2のバンドパスフィルタ6及び4
6よりも帯域巾が非常に狭い。従って、所望の中間周波数の信号しか第3のバン
ドパスフィルタ18によって出力されない。他の中間周波数の信号は、第3のバ
ンドパスフィルタ18により除去される。
。この第3のバンドパスフィルタ18は、所望信号の中間周波数に同調される。
第3のバンドパスフィルタ18は、第1及び第2のバンドパスフィルタ6及び4
6よりも帯域巾が非常に狭い。従って、所望の中間周波数の信号しか第3のバン
ドパスフィルタ18によって出力されない。他の中間周波数の信号は、第3のバ
ンドパスフィルタ18により除去される。
【0023】 第3のバンドパスフィルタ18の出力は、第1の混合構成体18へ入力される
。簡略化のために、この混合構成体48は、2つの別々のミクサを有するものと
して示されている。一方のミクサは、所望信号のI基本帯域成分を与え、そして
他方のミクサは、所望信号のQ基本帯域成分を与える。第1の混合構成体48は
、第2発振器50から入力を受け取り、この発振器は、第3のバンドパスフィル
タ18が同調される中間周波数の信号を発生する。従って、第1の混合構成体4
8は、第3のバンドパスフィルタ18からの中間周波数の所望信号を、中間周波
数を有する信号と混合する。それ故、第1の混合構成体48の出力は、基本帯域
周波数の所望信号を発生する。
。簡略化のために、この混合構成体48は、2つの別々のミクサを有するものと
して示されている。一方のミクサは、所望信号のI基本帯域成分を与え、そして
他方のミクサは、所望信号のQ基本帯域成分を与える。第1の混合構成体48は
、第2発振器50から入力を受け取り、この発振器は、第3のバンドパスフィル
タ18が同調される中間周波数の信号を発生する。従って、第1の混合構成体4
8は、第3のバンドパスフィルタ18からの中間周波数の所望信号を、中間周波
数を有する信号と混合する。それ故、第1の混合構成体48の出力は、基本帯域
周波数の所望信号を発生する。
【0024】 送信処理経路44について次に説明する。基本帯域周波数のI及びQ信号が第
2の混合構成体52に入力される。又、第2の混合構成体52は、更に別の局部
発振器70から入力を受け取る。局部発振器50から受け取られる信号は、例え
ば、570MHzの中間周波数である。基本帯域周波数のI及びQ信号を更に別
の発振器70からの中間周波数と混合することにより、中間周波数の出力が与え
られる。
2の混合構成体52に入力される。又、第2の混合構成体52は、更に別の局部
発振器70から入力を受け取る。局部発振器50から受け取られる信号は、例え
ば、570MHzの中間周波数である。基本帯域周波数のI及びQ信号を更に別
の発振器70からの中間周波数と混合することにより、中間周波数の出力が与え
られる。
【0025】 第2の混合構成体52の出力は、これを増幅する第2増幅器54へ入力される
。この第2増幅器54の出力は、この第2増幅器54により導入されたノイズを
除去する第4のバンドパスフィルタ56へ入力される。通常、第4のバンドパス
フィルタの帯域巾は、第3のバンドパスフィルタと同様である。第4のバンドパ
スフィルタ56の出力は、第2のミクサ58へ入力される。この第2のミクサ5
8も、第1の局部発振器16から入力を受け取る。従って、第4のバンドパスフ
ィルタ56の出力は、第2のミクサ58により、第1の局部発振器16からの出
力と混合されて、高周波の信号を発生する。この信号は、1920−1980M
Hzの範囲である。
。この第2増幅器54の出力は、この第2増幅器54により導入されたノイズを
除去する第4のバンドパスフィルタ56へ入力される。通常、第4のバンドパス
フィルタの帯域巾は、第3のバンドパスフィルタと同様である。第4のバンドパ
スフィルタ56の出力は、第2のミクサ58へ入力される。この第2のミクサ5
8も、第1の局部発振器16から入力を受け取る。従って、第4のバンドパスフ
ィルタ56の出力は、第2のミクサ58により、第1の局部発振器16からの出
力と混合されて、高周波の信号を発生する。この信号は、1920−1980M
Hzの範囲である。
【0026】 第2ミクサ58の出力は、この第2ミクサ58により導入されるノイズを除去
する第5のバンドパスフィルタ60へ入力される。この場合も、第5のバンドパ
スフィルタ60は、その帯域巾が第3のバンドパスフィルタ18と同様である。
第5のバンドパスフィルタ60の出力は、送信のために信号を増幅する増幅構成
体62へ入力される。最後に、この増幅構成体62の出力は、この増幅構成体に
より導入されたノイズを除去する第6のバンドパスフィルタ64へ入力される。
この第6のバンドパスフィルタ64の出力はアンテナ2へ接続され、これにより
、信号を送信することができる。実際には、第1及び第6のバンドパスフィルタ
6及び64は、デュープレックスフィルタを構成することが明らかである。
する第5のバンドパスフィルタ60へ入力される。この場合も、第5のバンドパ
スフィルタ60は、その帯域巾が第3のバンドパスフィルタ18と同様である。
第5のバンドパスフィルタ60の出力は、送信のために信号を増幅する増幅構成
体62へ入力される。最後に、この増幅構成体62の出力は、この増幅構成体に
より導入されたノイズを除去する第6のバンドパスフィルタ64へ入力される。
この第6のバンドパスフィルタ64の出力はアンテナ2へ接続され、これにより
、信号を送信することができる。実際には、第1及び第6のバンドパスフィルタ
6及び64は、デュープレックスフィルタを構成することが明らかである。
【0027】 ダイバーシティアンテナ30は、第2の受信処理経路66に接続される。この
第2の受信処理経路66は、第1の受信処理経路42と同様の部品を含む。又、
ダイバーシティアンテナ30は、所与の高周波レンジ内の多数の信号を受信する
ようにも構成される。所与の高周波レンジは、メインアンテナ2の場合と同じで
あってもよいし異なるものでもよいことが明らかである。ダイバーシティアンテ
ナ30の出力は、所与の高周波レンジに入らない信号をフィルタ除去する第7の
バンドパスフィルタ32に接続される。
第2の受信処理経路66は、第1の受信処理経路42と同様の部品を含む。又、
ダイバーシティアンテナ30は、所与の高周波レンジ内の多数の信号を受信する
ようにも構成される。所与の高周波レンジは、メインアンテナ2の場合と同じで
あってもよいし異なるものでもよいことが明らかである。ダイバーシティアンテ
ナ30の出力は、所与の高周波レンジに入らない信号をフィルタ除去する第7の
バンドパスフィルタ32に接続される。
【0028】 第7のバンドパスフィルタ32の出力は、受信信号を増幅する第3増幅器34
の入力に接続される。第3増幅器34の出力は、この第3増幅器34により導入
されたノイズをフィルタ除去する第8のバンドパスフィルタ68の入力に接続さ
れる。この第8バンドパスフィルタ68の出力は、第3ミクサ36の入力に接続
される。この第3ミクサ36は、第3の局部発振器38からの信号を受信する。
第8のバンドパスフィルタ68の出力は、第3ミクサ36により、第3の局部発
振器38の出力と混合されて、中間周波数の信号を発生する。第3ミクサ36の
出力は、第9のバンドパスフィルタ22に入力され、これは、第1の受信処理経
路における第3のバンドパスフィルタ18と同様に、所望信号の中間周波数に同
調される。従って、第9バンドパスフィルタ22の出力は、このバンドパスフィ
ルタが同調された中間周波数の所望信号を発生する。同時に受信された他の不所
望な信号は、第9のバンドパスフィルタ22によってフィルタ除去される。第9
のバンドパスフィルタ22の出力は、第3の混合構成体70の入力に接続され、
この構成体は、中間周波数の所望信号を、周波数分割器72から受け取った信号
と混合する。周波数分割器72は、第2の局部発振器50から信号を受け取り、
そしてそれを係数nで除算して、第9のバンドパスフィルタ22から出力される
信号と同じ中間周波数の信号を発生する。nは、整数であるが、必ずしもそうで
なくてもよい。従って、第3の混合構成体70は、基本帯域周波数のI及びQ信
号を発生する。
の入力に接続される。第3増幅器34の出力は、この第3増幅器34により導入
されたノイズをフィルタ除去する第8のバンドパスフィルタ68の入力に接続さ
れる。この第8バンドパスフィルタ68の出力は、第3ミクサ36の入力に接続
される。この第3ミクサ36は、第3の局部発振器38からの信号を受信する。
第8のバンドパスフィルタ68の出力は、第3ミクサ36により、第3の局部発
振器38の出力と混合されて、中間周波数の信号を発生する。第3ミクサ36の
出力は、第9のバンドパスフィルタ22に入力され、これは、第1の受信処理経
路における第3のバンドパスフィルタ18と同様に、所望信号の中間周波数に同
調される。従って、第9バンドパスフィルタ22の出力は、このバンドパスフィ
ルタが同調された中間周波数の所望信号を発生する。同時に受信された他の不所
望な信号は、第9のバンドパスフィルタ22によってフィルタ除去される。第9
のバンドパスフィルタ22の出力は、第3の混合構成体70の入力に接続され、
この構成体は、中間周波数の所望信号を、周波数分割器72から受け取った信号
と混合する。周波数分割器72は、第2の局部発振器50から信号を受け取り、
そしてそれを係数nで除算して、第9のバンドパスフィルタ22から出力される
信号と同じ中間周波数の信号を発生する。nは、整数であるが、必ずしもそうで
なくてもよい。従って、第3の混合構成体70は、基本帯域周波数のI及びQ信
号を発生する。
【0029】 3つの局部発振器16、50及び38によって発生される周波数間の関係を、
特定の例について次に説明する。メインアンテナは、2110−2170MHz
レンジ内の信号を受信するように構成され、そして第1のバンドパスフィルタ6
は、このレンジに同調される。第1の局部発振器は、2490−2550MHz
レンジ内に入る周波数の信号を発生するように構成される。第1の局部発振器1
6の周波数は、所望信号の高周波に関わりなく、所望信号が常に同じ中間周波数
で第1ミクサ14から出力されるように選択される。特定例においては、第1ミ
クサ14の所望信号出力が380MHzである。したがって、これは、第3のバ
ンドパスフィルタ18が同調された周波数である。
特定の例について次に説明する。メインアンテナは、2110−2170MHz
レンジ内の信号を受信するように構成され、そして第1のバンドパスフィルタ6
は、このレンジに同調される。第1の局部発振器は、2490−2550MHz
レンジ内に入る周波数の信号を発生するように構成される。第1の局部発振器1
6の周波数は、所望信号の高周波に関わりなく、所望信号が常に同じ中間周波数
で第1ミクサ14から出力されるように選択される。特定例においては、第1ミ
クサ14の所望信号出力が380MHzである。したがって、これは、第3のバ
ンドパスフィルタ18が同調された周波数である。
【0030】 この例では、ダイバーシティアンテナは、2110−2170MHzレンジ内
に入る信号を受信するように構成され、そして第3の局部発振器38は、220
5−2265MHzレンジ内の信号を発生するように構成される。従って、第3
ミクサ36により出力される所望の信号は、95MHzの中間周波数にある。9
5MHzとは、第9のバンドパスフィルタ22が同調される周波数である。他の
いずれのミクサとも同様に、常に、2つの局部発信周波数の選択肢があり、所与
の中間周波数を与えるように使用することができる。例えば、第3の局部発振器
は、2015−2075MHzレンジの周波数も別に発生し、95MHzの中間
周波数を形成できるようにする。
に入る信号を受信するように構成され、そして第3の局部発振器38は、220
5−2265MHzレンジ内の信号を発生するように構成される。従って、第3
ミクサ36により出力される所望の信号は、95MHzの中間周波数にある。9
5MHzとは、第9のバンドパスフィルタ22が同調される周波数である。他の
いずれのミクサとも同様に、常に、2つの局部発信周波数の選択肢があり、所与
の中間周波数を与えるように使用することができる。例えば、第3の局部発振器
は、2015−2075MHzレンジの周波数も別に発生し、95MHzの中間
周波数を形成できるようにする。
【0031】 従って、第2の局部発振器50は、380MHzの周波数を発生するように構
成される。第2の局部発振器50の380MHzの出力は、第1の混合構成体4
8へ入力され、基本帯域信号が発生される。又、第2の局部発振器50の出力は
、周波数分割器72へも入力され、これは、周波数を4(n=4)で除算して、
95MHzの周波数信号を発生し、この信号は、第3の混合構成体70に入力さ
れる。このように、第3の混合構成体70への入力は、基本帯域周波数にダウン
変換することができる。
成される。第2の局部発振器50の380MHzの出力は、第1の混合構成体4
8へ入力され、基本帯域信号が発生される。又、第2の局部発振器50の出力は
、周波数分割器72へも入力され、これは、周波数を4(n=4)で除算して、
95MHzの周波数信号を発生し、この信号は、第3の混合構成体70に入力さ
れる。このように、第3の混合構成体70への入力は、基本帯域周波数にダウン
変換することができる。
【0032】 第1及び第3ミクサ14及び36により各々出力された所望信号の中間周波数
は、かなり異なるものである。このようにして、公知技術の問題を回避すること
ができる。 本発明の好ましい実施形態では、第1及び第3の混合構成体48及び70は、
共通の局部発振器からの入力を受け取る。しかしながら、本発明の別の実施形態
では、第1及び第3の混合構成体に対して別々の局部発振器を設けることもでき
る。
は、かなり異なるものである。このようにして、公知技術の問題を回避すること
ができる。 本発明の好ましい実施形態では、第1及び第3の混合構成体48及び70は、
共通の局部発振器からの入力を受け取る。しかしながら、本発明の別の実施形態
では、第1及び第3の混合構成体に対して別々の局部発振器を設けることもでき
る。
【0033】 上述した例とは別に、メインアンテナ2は、2110−2170MHzレンジ
に入らない信号も受信し、これら信号は、結局、第3のバンドパスフィルタ18
によってフィルタ除去される。同様に、ダイバーシティアンテナ30も、211
0−2170MHzレンジに入らない信号を受信し、これら信号は、結局、第9
のバンドパスフィルタ22によってフィルタ除去される。
に入らない信号も受信し、これら信号は、結局、第3のバンドパスフィルタ18
によってフィルタ除去される。同様に、ダイバーシティアンテナ30も、211
0−2170MHzレンジに入らない信号を受信し、これら信号は、結局、第9
のバンドパスフィルタ22によってフィルタ除去される。
【0034】 第1及び第3発振器16及び38により発生される信号の周波数は、第3発振
器38の出力が、第2のバンドパスフィルタ46により出力された信号と混合さ
れるときに、これら信号のいずれも、所望信号の中間周波数とならず、即ち第3
のバンドパスフィルタ18が同調される周波数とならないように、入念に選択さ
れねばならない。同様に、第8のバンドパスフィルタ68の出力が、第1発振器
16の出力と混合されるときには、いずれの信号も、所望信号の中間周波数とな
らず、即ち第9のバンドパスフィルタ22が同調される周波数とならないように
確保されねばならない。
器38の出力が、第2のバンドパスフィルタ46により出力された信号と混合さ
れるときに、これら信号のいずれも、所望信号の中間周波数とならず、即ち第3
のバンドパスフィルタ18が同調される周波数とならないように、入念に選択さ
れねばならない。同様に、第8のバンドパスフィルタ68の出力が、第1発振器
16の出力と混合されるときには、いずれの信号も、所望信号の中間周波数とな
らず、即ち第9のバンドパスフィルタ22が同調される周波数とならないように
確保されねばならない。
【0035】 更に、本発明の実施形態は、送信側の観点からも効果的である。特に、第2の
ミクサ58が、第3発振器38からの漏れ信号を受信する場合には、第4のバン
ドパスフィルタ56の出力と、第3発振器からの漏れ信号との混合により生じる
信号が、第5のバンドパスフィルタ60の帯域巾に入ってはならない。上述した
公知技術では、漏れ信号がフィルタ60の帯域巾内に入る。 図3に示す実施形態では、単一の中間周波数段階が受信処理経路42及び66
の各々に使用される。しかしながら、本発明の別の実施形態では、2つ以上の中
間周波数を使用することもできる。従って、高周波は、第1の中間周波数に下げ
られ、次いで、第2のより低い中間周波数に下げられ、その後、基本帯域周波数
へとダウン変換される。
ミクサ58が、第3発振器38からの漏れ信号を受信する場合には、第4のバン
ドパスフィルタ56の出力と、第3発振器からの漏れ信号との混合により生じる
信号が、第5のバンドパスフィルタ60の帯域巾に入ってはならない。上述した
公知技術では、漏れ信号がフィルタ60の帯域巾内に入る。 図3に示す実施形態では、単一の中間周波数段階が受信処理経路42及び66
の各々に使用される。しかしながら、本発明の別の実施形態では、2つ以上の中
間周波数を使用することもできる。従って、高周波は、第1の中間周波数に下げ
られ、次いで、第2のより低い中間周波数に下げられ、その後、基本帯域周波数
へとダウン変換される。
【0036】 本発明の上述した実施形態では、2つの異なるアンテナにより受信された所望
信号が異なる周波数にある。しかしながら、所望信号は、同じ周波数であっても
よい。しかし、各中間周波数は、互いに異なる。 本発明のある実施形態では、2つの動作モードがあり、その第1は、上述した
動作モードである。第2の動作モードでは、2つの受信経路が1つのベースステ
ーションからの信号を受信するように構成される。各アンテナからの第1及び第
2の信号は、同じ又は異なる周波数にダウン変換される。この動作モードでは、
第1及び第3の発振器が同じ周波数を発生し、そして第2発振器に接続された分
割器はバイパスされる。
信号が異なる周波数にある。しかしながら、所望信号は、同じ周波数であっても
よい。しかし、各中間周波数は、互いに異なる。 本発明のある実施形態では、2つの動作モードがあり、その第1は、上述した
動作モードである。第2の動作モードでは、2つの受信経路が1つのベースステ
ーションからの信号を受信するように構成される。各アンテナからの第1及び第
2の信号は、同じ又は異なる周波数にダウン変換される。この動作モードでは、
第1及び第3の発振器が同じ周波数を発生し、そして第2発振器に接続された分
割器はバイパスされる。
【0037】 上述した実施形態では、第1及び第3の発振器により発生される周波数を変更
することができる。本発明の好ましい実施形態では、第2発振器は、可変である
必要がない。しかしながら、本発明のある実施形態では、第2発振器が可変であ
ってもよい。 又、本発明の実施形態は、メインチャンネルがベースステーションとの通信に
使用される一方、ダイバーシティアンテナが隣接ベースステーションからの信号
の強度の監視に使用されてハンドオフ判断の実行を助けるような状態に使用する
こともできる。この構成では、メインチャンネルに受け取られる信号を中断する
必要がない。
することができる。本発明の好ましい実施形態では、第2発振器は、可変である
必要がない。しかしながら、本発明のある実施形態では、第2発振器が可変であ
ってもよい。 又、本発明の実施形態は、メインチャンネルがベースステーションとの通信に
使用される一方、ダイバーシティアンテナが隣接ベースステーションからの信号
の強度の監視に使用されてハンドオフ判断の実行を助けるような状態に使用する
こともできる。この構成では、メインチャンネルに受け取られる信号を中断する
必要がない。
【0038】 本発明のある実施形態では、2つのアンテナが同時に信号を受信せず、いつで
も、一方の受信経路しかアクティブとならない。 上述した実施形態の1つの変形においては、一方のアンテナから受信された信
号が中間周波数に変換され、次いで、基本帯域周波数に変換されるが、他方のア
ンテナにより受信された信号は、基本帯域周波数に直接変換される。即ち、他方
のアンテナにより受信された信号では、中間周波数への変換が行なわれない。
も、一方の受信経路しかアクティブとならない。 上述した実施形態の1つの変形においては、一方のアンテナから受信された信
号が中間周波数に変換され、次いで、基本帯域周波数に変換されるが、他方のア
ンテナにより受信された信号は、基本帯域周波数に直接変換される。即ち、他方
のアンテナにより受信された信号では、中間周波数への変換が行なわれない。
【0039】 本発明の実施形態は、2つのアンテナを有する受信器について以上に説明した
。本発明の実施形態は、2つ以上のアンテナも組み込み得ることが明らかであろ
う。このとき、受信器は、各アンテナから受信される信号に対して異なる中間周
波数を使用することができる。或いは又、同じ中間周波数を、物理的に隣接する
受信経路以外で2回以上使用することもできる。 本発明の実施形態は、異なる周波数の少なくとも2つの信号が少なくとも2つ
の異なるアンテナにより受信されるように配置されそして処理経路が非常に接近
していて経路間に干渉が生じ得るようないかなる構成にも適用できる。
。本発明の実施形態は、2つ以上のアンテナも組み込み得ることが明らかであろ
う。このとき、受信器は、各アンテナから受信される信号に対して異なる中間周
波数を使用することができる。或いは又、同じ中間周波数を、物理的に隣接する
受信経路以外で2回以上使用することもできる。 本発明の実施形態は、異なる周波数の少なくとも2つの信号が少なくとも2つ
の異なるアンテナにより受信されるように配置されそして処理経路が非常に接近
していて経路間に干渉が生じ得るようないかなる構成にも適用できる。
【0040】 本発明の実施形態は、CDMAシステムについて説明したが、他の形式の拡散
スペクトル技術にも適用できる。 又、本発明の実施形態は、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重
アクセス(FDMA)、スペース分割多重アクセス(SDMA)、又は上記アク
セスシステムの混成形態を使用するシステムにも適用できる。 又、本発明の実施形態は、移動ステーション以外の装置にも含ませることがで
きる。例えば、ベースステーション又は固定ステーションが本発明を組み込むこ
ともできる。
スペクトル技術にも適用できる。 又、本発明の実施形態は、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重
アクセス(FDMA)、スペース分割多重アクセス(SDMA)、又は上記アク
セスシステムの混成形態を使用するシステムにも適用できる。 又、本発明の実施形態は、移動ステーション以外の装置にも含ませることがで
きる。例えば、ベースステーション又は固定ステーションが本発明を組み込むこ
ともできる。
【図1】 既知のダイバーシティ受信器を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態が組み込まれたワイヤレステレコミュニケーションネットワ
ークの一部分を示す図である。
ークの一部分を示す図である。
【図3】 本発明によるトランシーバの回路図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月3日(2000.7.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【プルーフの要否】 要
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW
Claims (20)
- 【請求項1】 第1信号を受信するための第1入力と、 上記第1入力に接続され、上記第1信号を処理するための第1処理経路と、 第2の異なる周波数の第2信号を受信するための第2入力と、 上記第2入力に接続され、上記第2信号を処理するための第2処理経路とを備
え、 上記第1及び第2経路の各々は、第1及び第2信号の周波数を異なる周波数に
変更するための手段を含み、上記第1及び第2信号は、異なる周波数に変更され
、そして上記第1及び第2入力手段は、第1及び第2信号を同時に受信するよう
に構成されたことを特徴とする受信器。 - 【請求項2】 上記第1及び第2信号は、異なる周波数で受信される請求項
1に記載の受信器。 - 【請求項3】 上記第1及び第2信号は、同じ周波数で受信される請求項1
に記載の受信器。 - 【請求項4】 上記第1及び第2周波数は、上記変更手段によって下げられ
る請求項1、2又は3に記載の受信器。 - 【請求項5】 上記変更手段の各々は、上記第1及び第2信号の各々を、各
周波数ソースからの各周波数信号と混合するための混合手段を含む請求項1ない
し4のいずれかに記載の受信器。 - 【請求項6】 上記第1及び第2周波数は、高周波である請求項1ないし5
のいずれかに記載の受信器。 - 【請求項7】 上記第1及び第2受信経路の変更手段の少なくとも1つは、
第1及び第2信号の周波数を中間周波数へダウン変換するように構成された請求
項6に記載の受信器。 - 【請求項8】 上記第1及び第2処理経路の上記変更手段は、第1及び第2
信号を異なる中間周波数へダウン変換するように構成された請求項7に記載の受
信器。 - 【請求項9】 一方の中間周波数は、他方の中間周波数の整数倍である請求
項8に記載の受信器。 - 【請求項10】 上記第1及び第2処理経路の各々には、中間周波数の信号
周波数を減少するための更に別の変更手段が設けられ、この更に別の変更手段の
各々はミクサを含み、各ミクサは、共通の周波数ソースから混合周波数を受け取
る請求項9に記載の受信器。 - 【請求項11】 上記更に別の変更手段は、中間周波数を基本帯域周波数に
減少するように構成される請求項10に記載の受信器。 - 【請求項12】 共通の周波数ソースからの周波数を分割して、1つの上記
周波数経路の中間周波数を形成するために周波数分割器が設けられ、そして共通
の周波数ソースの周波数は、他の中間周波数の周波数と同じである請求項10又
は11に記載の受信器。 - 【請求項13】 上記第1及び第2経路の一方は、第1又は第2信号の一方
を基本帯域周波数に直接ダウン変換するように構成される請求項7に記載の受信
器。 - 【請求項14】 上記第1入力は第1アンテナに接続され、そして上記第2
入力は第2の異なるアンテナに接続される請求項1ないし13のいずれかに記載
の受信器。 - 【請求項15】 上記受信器は、第2の動作モードを有し、この動作モード
では、第1及び第2の入力手段と、第1及び第2の処理経路とが、第1及び第2
の信号を各々受信するように構成され、上記第1及び第2の信号は同じ周波数で
あり、各々の変更手段は、この第2動作モードにおいて、第1及び第2の周波数
を同じ周波数へ変更するように構成される請求項1ないし14のいずれかに記載
の受信器。 - 【請求項16】 上記受信器は、コード分割多重アクセス信号を受信しそし
て処理するように構成される請求項1ないし15のいずれかに記載の受信器。 - 【請求項17】 請求項1ないし16のいずれかに記載の受信器を備えたト
ランシーバ。 - 【請求項18】 請求項1ないし17のいずれかに記載の受信器又はトラン
シーバを備えた移動ステーション。 - 【請求項19】 第1の所望信号を含む複数の信号を受信する第1入力、及
びこの第1入力手段に接続されて、上記複数の信号を処理する第1処理経路を含
む第1受信構成体と、 第2の異なる周波数の第2の所望信号を含む複数の信号を受信する第2入力、
及びこの第2入力に接続されて、上記複数の信号を処理する第2処理経路を含む
第2受信構成体とを備え、 上記第1及び第2経路の各々は、使用中に上記複数の信号の周波数が第1及び
第2の周波数レンジ内に各々入るように変更されるよう、各入力から受け取られ
る信号の周波数を変更するための手段を備え、上記周波数変更された第1信号は
、上記第2の周波数レンジの外側にあり、そして上記周波数変更された第2信号
は、上記第1周波数レンジの外側にあることを特徴とする受信器。 - 【請求項20】 第1信号を受信し、 上記第1信号を処理し、この処理は、第1信号の周波数を異なる周波数に変更
することを含み、 第2信号を受信し、 上記第2信号を処理し、この処理は、第2信号の周波数を異なる周波数に変更
することを含み、 上記第1及び第2信号は、異なる周波数に変更される、 という段階を含むことを特徴とする受信方法。
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GBGB9811380.6A GB9811380D0 (en) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | A transciever for wireless communication |
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-
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- 1999-05-25 WO PCT/EP1999/003597 patent/WO1999062199A1/en not_active Application Discontinuation
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