JP2002516943A - ガス・タービン構造 - Google Patents
ガス・タービン構造Info
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D3/00—Machines or engines with axial-thrust balancing effected by working-fluid
- F01D3/04—Machines or engines with axial-thrust balancing effected by working-fluid axial thrust being compensated by thrust-balancing dummy piston or the like
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
Description
に接続されたタービン、およびタービン・インペラに接続されてコンプレッサ・
インペラおよびタービン・インペラの発生する軸方向の力に対抗するように構成
された釣合部材を有するガス・タービン構造であって、釣合部材が圧力流体によ
って作動するように構成されたガス・タービン構造に関するものである。
インペラはタービン・インペラと同軸に接続される。そして、コンプレッサ・イ
ンペラおよびタービン・インペラは、通常、2つのインペラの反対両側の端部区
域に配置された軸受に担持される。
レードを有し、さらにタービン・インペラによって生成される動力の方が普通は
大きいので、2つのインペラによって生成される反対方向に配向された軸方向の
力は、完全には相互に相殺しない。したがって、その結果として軸方向の力が生
じる。アキシアル軸受、または前記結果として生じる軸方向の力を担持するよう
になっている軸受にかかる力を減少させるため、従来技術によるガス・タービン
構造は、インペラと同軸に、且つコンプレッサ・インペラから離れたタービン・
インペラの端部に取り付けられる釣合ピストンを備える。そして、釣合ピストン
は軸と一体化された円盤形状の部片によって形成されていてもよく、この軸は前
記部片を介してタービン・インペラに接続され、且つタービン・インペラから突
出している。釣合ピストン内に軸方向力を発生させるために、冷却目的でコンプ
レッサから引き出された圧縮空気の一部が釣合ピストンに案内され、タービン・
インペラから離れた釣合ピストンの側部に力を加えるようにされている。これに
よってコンプレッサ・インペラ/タービン・インペラ・ユニットのこの端部のア
キシアル軸受を除外することさえ可能である。
少量に限ってタービンの主流れ通路に流出するようにされている。圧縮空気がさ
らに利用されることはない。
構造の冷却のために抜き取る圧縮空気量を減少するように、または所定量の圧縮
空気を抜き取ることでタービンに含まれる構成要素の温度に大きな影響を与える
ように、用いられるように構成されたガス・タービン構造を達成することである
。本明細書では、「温度に対する影響」とは主に冷却を意味するが、特定の運転
段階において所望により実施され得る特定構成要素の加熱であってもよい。
れは、前記作動のために使用する圧力流体の少なくとも一部を、タービンの少な
くとも一部へと案内し、その温度に影響を与える。温度に対する影響とは、主に
冷却を意味するが、有利であることが発見された場合は、圧力流体をタービンの
前記一部の加熱に使用することも当然可能である。
によって、圧力流体による、望ましいインペラ部分の冷却を果たすことが可能と
なる。 好ましい実施形態によると、インペラ部分はインペラ・ディスクである。通常
、タービンのインペラ・ディスクは、冷却が望ましいか、または必要である。し
かし、冷却用空気をその全部に案内するためには特定の構造的解決策が必要であ
る。タービンの1つまたは複数のインペラ・ディスクの温度に影響を与えるため
に、好ましくは抜き取られた圧縮空気からなる釣合部材の圧力流体を使用するこ
とによって、特に釣合部材はインペラ・ディスクに関連して適切に配置されてい
るので、圧力流体をインペラ・ディスクに案内することを技術的に単純に解決す
ることができる。
に取り付けられ、前記通路がインペラの端部と釣合部材との間に形成された空間
に通じている。これにより、一列に並んだインペラ・ディスクの最後の1つが十
分に冷却される。 さらに別の好ましい実施形態によると、ガス・タービン構造は、前記温度に対
して影響するように使用した圧力流体がタービンの主流れ通路へと漏出できるよ
うに配置された少なくとも1本の漏出通路を備える。これにより、圧力流体は前
述した空間に連続的に流入して通過するようになる。さらに、前記インペラ・デ
ィスクとともに前記空間を画定する釣合部材の表面の冷却もまた、都合よく達成
される。
軸上でタービン・インペラの下流端に取り付けられる軸を備える。軸は既知の方
法で円盤形状の部片を備えることができ、その部片を介してタービン・インペラ
に取り付けられていてもよく、その部片は、圧力流体がタービン・インペラに向
かう方向の圧力を加える壁を画定してもよい。 さらに別の好ましい実施形態によると、前述した通路は、軸の外周から軸を通
して軸方向に前記空間まで延在する。通路は、軸の外周から軸の中心区域まで延
在する少なくとも1つの半径方向の穴と、前記半径方向穴と前記空間の端部とに
接続する少なくとも1つの軸方向の穴とを有することが好ましい。 さらに別の好ましい実施形態によると、釣合部材は圧力室を備え、これは圧力
流体を内部に案内する開口を有している。前記通路は圧力室に接続することが好
ましい。このような方法で、タービン・インペラの最も下流に配置されたインペ
ラ・ディスクへの圧力流体/圧力媒体の確実な流れを達成することができる。
範囲の従属請求項および以下の説明から明白になるであろう。 以下に、本発明によるガス・タービン構造の実施形態について、添付図面を参
照して非制限的な例によって説明する。
ッサ2およびタービン3を備える。さらに、これは燃焼室4を備え、ここでは環
状の種類である。燃焼室4には複数のバーナー部材5が配置される。これらは、
燃焼室4の内部に高温の気体を発生させるように、内部に燃焼を引き起こす。燃
焼室4は一端に出口を備え、発生した気体は出口を介してタービン3へと流入し
、それを運転することができる。コンプレッサ2は、圧縮媒体、この場合は圧縮
空気をバーナー部材5へと送出する目的を主に有し、圧縮媒体/空気は燃焼のた
めに用いられる。
互に接続される。 コンプレッサ2は、ステータ6およびインペラ7を備える。ステータ6は複数
の案内羽根リング8を備え、これは既知の方法で複数の案内羽根を有している。
接することが好ましい。インペラ・ディスク9の半径方向外側で、個々のインペ
ラ・ディスク9上にインペラ羽根10が配置される。 タービン3はステータ11およびインペラ12を備える。インペラ12は複数
の、この場合は3枚のインペラ・ディスク13を備え、その上にインペラ羽根1
4のリングが既知の方法で配置される。
15を介してタービン・インペラ12と接続される。接続部材15は、本明細書
では基本的に管の形状である。コンプレッサ・インペラ7およびタービン・イン
ペラ12は、それらのインペラの反対両側の端部に配置された軸受部材16、1
7に掛けられている。
はタービン・インペラ12の一方の端に接続された円盤形状部片19と、円盤形
状部片に接続された軸部分20とを備える。軸部分20は、タービン・インペラ
12から離れる方向に延在し、軸受部材17によって担持される。釣合部材18
は、軸ボルト30によってタービン・インペラ12のインペラ・ディスク13と
ともにねじで締め付けられる。釣合部材18は、下流に位置するタービン・イン
ペラ12の端部に取り付けられる。
ら離れた方向を向いた側部に配置された圧力室21を備える。圧力流体が圧力室
21へと流入できるように、1つまたは複数の開口22が配置される。圧力流体
は、コンプレッサから抜き取られた、高い圧力および比較的高い温度を有する圧
縮空気であることが好ましい。
向かって穿孔されている。さらに、軸部分20の中心には、本質的に軸方向の穴
24が延在し、それは端部の一方の区域で半径方向の穴23と接続し、他方の端
部ではタービン・インペラ12の最後のインペラ・ディスクと円盤形状部片19
とによって画定された空間25で終了する。半径方向の穴23は圧力室21と接
続し、軸方向の穴24とともに、圧力室21から空間25へと圧力流体/圧力空
気を伝達するよう配置される通路26を形成する。
に、空間25の半径方向外周に沿って複数の漏出通路27が設けられる。 さらに、圧力流体が部片19と、この部片19とともに圧力室21を画定する
壁部分29との間に漏出するのを可能な限り防止するために、円盤形状部片19
の外周に沿って密封部材28が配置される。
明によるガス・タービン構造の幾つかの改造および変形が当業者には明白である
ことは明瞭である。 例えば、軸方向の穴を介して冷却用圧縮空気を最後のインペラ・ディスクの空
間から残りのインペラ・ディスクへと案内してそれを冷却するように、タービン
3の1つまたは複数のインペラ・ディスク13にこの穴を設けることが可能であ
る。
Claims (11)
- 【請求項1】 インペラ(7)を備えたコンプレッサ(2)と、 インペラ(12)を備え、且つコンプレッサ(2)に接続されたタービン(3
)と、 タービン・インペラ(12)に接続され、且つコンプレッサ・インペラ(7)
およびタービン・インペラ(12)の発生する軸方向力に対抗するように構成さ
れた釣合部材(18)とを有するガス・タービン構造であって、 釣合部材(18)が圧力流体によって作動するように構成されたガス・タービ
ン構造において、 前記タービン(3)の温度に影響を与えるために前記作動に用いられる圧力流
体の少なくとも一部を前記タービン(3)の少なくとも一部に導くように構成さ
れた少なくとも1つの通路(26)を有することを特徴とするガス・タービン構
造。 - 【請求項2】 タービン(3)の前記一部がインペラ部分(13)であるこ
とを特徴とする、請求項1に記載のガス・タービン構造。 - 【請求項3】 インペラ部分がインペラ・ディスク(13)であることを特
徴とする、請求項2に記載のガス・タービン構造。 - 【請求項4】 釣合部材(18)がタービン・インペラ(12)の端部に取
り付けられ、前記通路(26)がインペラ(3)の該端部と釣合部材(18)と
の間に形成された空間(25)へ通じていることを特徴とする、請求項1から請
求項3までのいずれか1項に記載のガス・タービン構造。 - 【請求項5】 温度に影響を与えるために用いられる前記圧力流体がタービ
ン(3)の主流れ通路(31)へ漏出するように構成された少なくとも1つの漏
出通路(27)を有することを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれ
か1項に記載のガス・タービン構造。 - 【請求項6】 釣合部材(18)がタービン・インペラ(12)と同軸の軸
部分(20)を有し、該釣合部材(18)がタービン・インペラ(12)の下流
端で該タービン・インペラ(12)に取り付けられていることを特徴とする、請
求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のガス・タービン構造。 - 【請求項7】 前記通路(26)が、軸部分(20)の外周から該軸部分(
20)を通して延びており、且つ軸部分(20)内を軸方向に前記空間(25)
まで延びていることを特徴とする、請求項4または請求項6に記載のガス・ター
ビン構造。 - 【請求項8】 前記通路(26)が、軸部分(20)の外周から軸部分の中
心区域まで延びる少なくとも1つの半径方向の穴(23)と、該半径方向の穴(
23)に接続され且つ前記空間(25)で終了する少なくとも1つの軸方向の穴
(24)とを有することを特徴とする、請求項4または請求項6に記載のガス・
タービン構造。 - 【請求項9】 前記通路(26)が、軸部分(20)の外周から該軸部分の
中心に向かって延びる複数の本質的に半径方向の穴(23)と、該半径方向の穴
(23)に接続され且つ一方の端部が前記空間(25)で終了する少なくとも1
つの軸方向の穴(24)とを有することを特徴とする、請求項4または請求項6
に記載のガス・タービン構造。 - 【請求項10】 釣合部材(18)が圧力室(21)を有し、該圧力室が圧
力流体をその内部へ導く開口(22)を有することを特徴とする、請求項1から
請求項9までのいずれか1項に記載のガス・タービン構造。 - 【請求項11】 前記温度に与える影響が冷却作用であることを特徴とする
、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のガス・タービン構造。
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