JP2002516553A - 頭部装着型の娯楽及び／又は通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 部装着型娯楽用及び／又は通信用の装置１０，１１０は、少なくとも第１耳部体１１，１１２と、装備モジュール２７，１２７に内蔵され無線受信器に電気的に接続された変換器１９，１１９とによって構成されている。具体的な形態においては、該耳部体には耳を包囲する空間２３，１２３を画定する下腕片２０，１２０と上腕片２２，１２２が設けられている。他の具体的な形態においては、第１耳部体１１が連繋具１３を介して第２耳部体１２に連結している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、頭部装着型の娯楽及び通信装置、特に水泳においてプールなどで複
数回往復する際の装着に適した通信装置に関する。

【０００２】 （発明の背景） 水泳に従事する際、ラジオの傾聴やその他の可聴通信を可能にすることが望ま
れることがある。競泳者の場合、長時間かけてプールを複数回往復することが多
く、例えばラジオを聞くことで時間を忘れることが出来れば好都合であろう。

【０００３】 身体に紐で取り付けたり、衣服の中にしまい込むことができ、電線で耳栓に接
続されるタイプの無線受信モジュールは知られている。このような身体に取り付
けるタイプの通信装置は水中での使用には適していない、たとえ防水手段を講じ
てあったとしても、プールを複数回往復するような激しい水泳の際には同じ場所
に留まらないであろう。

【０００４】 上記の欠点や課題に鑑みて、本発明の目的は、泳者頭部に装着するタイプの娯
楽及び通信装置を提供することである。

【０００５】 （発明の概要） 第１の観点からすれば、本発明は頭部に装着するタイプの娯楽及び／又は通信
のための装置であって、第１耳部体と、電気信号を可聴信号に変換するための変
換器と、この変換器に接続された無線受信器とを備えていて、前記第１耳部体が
人体の耳に適合すべき上腕片と下腕片で構成されている装置を提供する。

【０００６】 好ましくは、前記の上腕片と下腕片が、人体の耳を包囲した空間を画定する。

【０００７】 本発明装置の使用において、耳との相対的位置関係は、上腕片と下腕片が少な
くとも耳の一部分を、好ましくは実質的に全体を包囲することにより、第１耳部
体の位置を固定するものである。変換器は、好ましくは第１耳部体に担持させ又
はこれに固定し、或いはこれと一体に形成することにより、該第１耳部体を人体
の耳に取り付けたとき該変換器が耳の中又はそのごく近傍に位置させることがで
きる。更に好ましくは変換器を使用者の耳穴に嵌りこむ耳栓に内蔵させる。最も
好ましくは変換器を第１耳部体に支持させ、特に該耳部体の上腕片または下腕片
をもって支持、最も好ましくは下腕片で支持させる。変換器と受信器は一体化し
てあってもよい。一体化したものは第１耳部体に装着させることが好ましい。

【０００８】 本発明の装置は更に第１装備モジュールを備えていることが望ましい。第１装
備モジュールは第１耳部体に装着、若しくは担持させるか、該耳部体から離れた
ところに配置する。第１装備モジュールは無線受信器を内蔵する。

【０００９】 本発明装置の別の実施形態において、第１耳部体は連繋具に連結され、該連繋
具は装置使用者の頭を少なくとも部分的に包囲するのに適している。連繋具は、
可変長手段を介して連繋されている第１支持手段と第２支持手段からなり、これ
ら両支持手段が互いにほぼ対峙した位置にある。可変長手段は可変長の蛇腹管で
構成される。または可変長手段は変形可能部分で構成される。変形可能部分の長
さは該部体の変形によって調節される。

【００１０】 第１支持手段は、第１半剛性支持片からなることが好ましい。この点において
、第１支持手段は、使用者の頭に密接すべく変形可能若しくは可撓性である。該
第１支持手段は、変形可能または可撓性のプラスチック材、針金、変形可能金属
部材などで形成してある。

【００１１】 同様にして、第２支持手段は第２半剛性支持片からなることが好ましい。第２
支持手段は、使用者の頭に密接すべく変形可能若しくは可撓性である。該第２支
持手段は、変形可能、若しくは柔軟性のあるプラスチック材、針金、変形可能金
属材などで形成してある。

【００１２】 本発明装置の一実施形態において、第２支持手段の終端は短柱状突出体となっ
ている。この実施形態では、第１耳部体を装置使用者の片耳若しくはその周囲に
取付け、第２支持手段は使用者頭部の他側面を少なくとも一部分に沿って延長さ
せることによって、本発明装置は使用者の頭部にピッタリと適合する。第１支持
手段及び／又は第２支持手段及び／又は可変長手段を調節することにより、該装
置を使用者の頭部にしっかりと保持させることができる。

【００１３】 本発明装置の別の実施形態において、第２支持手段は該手段に連結された第２
耳部体を備えている。第２耳部体は人体のもう一方の耳に適合すべき上腕片と下
腕片で構成されている。該上腕片と下腕片は、人体の耳を包囲した空間を画定す
ることが望ましい。第２耳部体は電気信号を可聴信号に変換するための変換器を
備える。この点において、第２支持手段の変換器は無線受信器に接続されている
ことが望ましい。

【００１４】 第２耳部体の変換器は、装置使用時に使用者の耳の中又はそのごく近傍に位置
させることが望ましい。更に第２耳部体の変換器は、使用者の耳穴に嵌りこむ耳
栓に内蔵させることが望ましい。

【００１５】 第１支持手段及び／又は第２支持手段、の上腕片及び／又は下腕片は、使用者
の耳に一層密接に適合すべく形状可変である。上腕片及び／又は下腕片は、蛇腹
管のような少なくとも１つの形状可変部分を有している。

【００１６】 第１装備モジュールは、第１支持手段上に配置若しくは形成されていることが
望ましい。ケーブルは第１装備モジュールから第１耳部体に向かって延びており
、さらに第２耳部体も備えた実施形態にあっては、無線受信器からの電気信号は
第１耳部体及び第２耳部体内部の各変換器に向けて送られる。好ましくは、該ケ
ーブルは本発明の装置内部を貫いて内装されているので、該装置の外部にはケー
ブルが見られない。ケーブルは、連繋具を介して第１耳部体にまで延長し、また
２耳部体が設けてある場合には該第２耳部体にまで達していることが最も好まし
い。

【００１７】 更に本発明の装置は第２装備モジュールを備えていることが望ましい。第２装
備モジュールは、第２支持手段に担持され若しくは該手段上に形成されているこ
とが望ましい。第２装備モジュールは、ほぼ第１装備モジュールに対向した位置
にあることが望ましい。

【００１８】 好ましくは、第２装備モジュールが装置駆動用の１つ或いは複数の電池を内蔵
する。コードは第２装備モジュールから第１装備モジュールへ向けて延長してい
る。動力ケーブルは本発明の装置内部を通ることが好ましく、連繋具を介して延
びていることが最も好ましい。

【００１９】 本装置を水上スポーツ用とし、若しくは他の様態における水中での使用を可能
にするためには、該装置を実質的に防水性としておくことが望ましい。この観点
からすれば、第１装備モジュール及び第２装備モジュールは防水型にするべきで
ある。第２装備モジュールは電池の交換をするための取り外し可能な蓋を有する
。当技術分野の専門家にとっては公知の事項ではあるが、該蓋は水密封止用シー
ル材又はガスケットを介在させて本体部分に取り付けてある。

【００２０】 スピーカを前記の変換器として利用することができる。或いは、骨伝導聴音器
を変換器としてもよい。その場合、装置使用時には、該聴音器を耳の後部の骨に
接触するように配置させることが望ましい。

【００２１】 本発明の装置は、無線信号を受信器に向けて発信すべく無線発信器を備えた通
信及び／又は娯楽システムの一部を構成する要素として使用すれば好都合である
。該無線発信器は低出力の発信器であり、最高１ｋｍ若しくはそれ以下の電波到
達距離で十分である。前記無線発信器は、マイク使用者と本発明装置使用者の間
における音声通信を可能にするためのマイクロホンを備えている。特にマイクロ
ホンは水泳指導者が水中で訓練中の泳者に指示を与えたいときなどに有用である
。或いは、無線発信器は地方ラジオ局から受けた無線信号を本発明装置中の受信
器に向けて再発信したり、テーププレーヤー又はＣＤプレーヤーからの入力信号
を受け、これを本件受信器に向けて送信してもよい。こうすることにより、本件
装置の使用者は自分の好きな音楽を選ぶことができる。このような機能性を容易
に実現すべく、本件発信器には入力ジャックを設けてあってもよい。

【００２２】 （好適な実施態様） 以下、添付図面を参照しつつ本発明の数実施例について説明する。

【００２３】 図１は泳者頭部に装着すべき娯楽及び／又は通信装置１０を示し、本例では該
装置１０が、第１耳部体１１とこれに対向すべく連繋具１３を介し連結された第
２耳部体１２とからなる。

【００２４】 連繋具１３は半剛性の第１支持片１４と、これに対向した半剛性第２支持片１
５と、両支持片を相互に連結した可変長の蛇腹管１６（図１の挿入添付部分に詳
示）とからなる。

【００２５】 半剛性の両支持片１３，１５は、プラスチック材製の長尺ロッドとすることが
できる。可変長蛇腹管１６は、相互に枢着された単位筒片がヒンジ部分１８のと
ころで相対的に折り畳み可能に構成されたものである。

【００２６】 この場合、第１耳部体１１は第２耳部体１２と同じ構造であり、変換器１９を
有し、これは半剛性支持片１４又は１５の自由端２１から延出した下腕片２０に
よって支持されている。

【００２７】 更に第１耳部体１１、第２耳部体１２は夫々前記自由端２１に一体化した上腕
片２２を有し、該上腕片２２と下腕片２０とは、人体の耳を包囲すべき空間２３
を該両片間に画定した姿勢で対向している。

【００２８】 図２の最適な実施例が示すように下腕片２０と上腕片２２は、人体の耳の輪郭
の、少なくとも一部分に沿うように湾曲させてある。両腕片は、挿入口２４のと
ころは別として、耳殻を実質上完全に包囲すべく十分に湾曲しており、この挿入
口２４の隙間は、後方から滑らせつつ耳に接近させることによって、両耳部体１
１，１２を耳２５にしっかり装着できるよう適度な寸法としてある。

【００２９】 この場合両腕片２０，２２は、半剛性支持片１４，１５と同じプラスチック材
からなり、夫々該支持片と一体的に成形されている。

【００３０】 上腕片及び／又は下腕片は、可変長蛇腹管を有することができる。この場合に
おいては、装置使用者の必要に応じ、耳を包囲した空間２３を調節すべく、上腕
片２２は蛇腹管２６によって接合された二つの片で構成する。

【００３１】 図中に示してあるように、本娯楽及び通信装置１０は、更に第２支持片１５に
貫通若しくは形成された装備モジュール２７を有し、第１支持片１４にも同様な
装備モジュール２９が形成されている。

【００３２】 この場合、ＡＭ／ＦＭ無線受信器を内蔵した装備モジュール２７は可聴信号取
出しジャックを備えて、該ジャックがケーブル２８を介して変換器１９に接続さ
れていて、図２に明示されているように、この変換器は装置使用者の耳孔にぴっ
たりと嵌りこむ形としてある。装備モジュール２７は、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ及
び音量制御器（図示せず）を有する。

【００３３】 この場合、半剛性支持片１４，１５と下腕片２０は中空とし、ケーブル２８を
貫通延在させておく。

【００３４】 半剛性支持片１４，１５と可変長蛇腹管１６の剛性は、両耳部体１１，１２が
使用者の耳に装着されたとき、前記両片及び蛇腹管が適度の穏やかな力で装置使
用者の頭部を押圧することで本件娯楽及び通信装置の姿勢が維持できるように選
択設計してある。

【００３５】 この場合、第２装備モジュール２９には、ケーブル（図示せず）によって装備
モジュール２７内部の無線受信器に接続されるべき電池を収納搭載することがで
きる。

【００３６】 使用時には、本件装置の装着者はラジオ機能部（無線受信器）の電源を入れ、
好みのラジオ局及び音量を選択する。そして図２に示された使用法に倣い、本件
娯楽及び通信装置を前述のように使用者の頭部に取り付ける。

【００３７】 そのあと使用者はラジオを聞きながらプール等の中で複数回往復泳ぐであろう
が、その際、使用者の耳には後ろ向きに引っ張る力が少し加わるものの、それに
よって本件装置が使用者の頭部から外れてしまう恐れはない。

【００３８】 図３について説明すると、この場合、図示された泳者の頭部装着型娯楽及び通
信装置３０は、局所無線発信器３２に適合した無線受信器３１を内蔵した構造で
ある図１の装置１０を備えている。該発信器３２は耳あて部３４、マイクロホン
３５、及びコネクタケーブル３６を有する頭部装着セット３３と通信可能であり
、該コネクタケーブル３６は、発信器３２と該セット３３との間での局所的無線
通信を可能とし、該発信器３２は無線受信器３１との間での無線通信が可能であ
る。このような仕組みを以って、指導者若しくはそのような人は、頭部セット３
３を装着し、局所無線発信器３２を指導者等の体に取り付けておけば、泳者がプ
ールで複数回往復している間に、いつでも装置１０との間で交信が可能である。

【００３９】 或いは、該装置は局所無線発信器３２の周波数をローカル放送の電波に同調さ
せることも可能である。

【００４０】 この構造によれば、泳者は普通には無線受信器３１をラジオ局に合わせておく
が、頭部装着セット３３からの送信があればその無線信号も受信可能である。

【００４１】 別の実施例にあっては、第１耳部体１１若しくは、第２耳部体１２の何れかを
省略でき、そのあとの自由端２１には十分な短柱状突出片を設けるのが望ましい
が、その突出片は、残っている方の耳部体が使用者の頭に印加している圧力と同
じ強さで反対方向に頭に対し作用する所要の反力を提供するためのものである。

【００４２】 更に本発明装置の別の実施例において、連繋具１３は電力の供給及び、耳部体
とラジオ若しくは、そのような装備モジュール２７に内蔵されている通信装置と
の通信を可能にさせるために必要なケーブルのみで構成することができる。

【００４３】 図３で図示された構造を参考にすると、局所発信器３２の入力ジャック３７は
、ウォークマン、ＣＤプレーヤー等といった他の可聴入力信号を発する音源から
の該信号を受けて、泳者の頭部装着型娯楽及び通信装置１０の無線受信器３１に
与えることを可能としている。

【００４４】 図４に示した他の実施例においては、半剛性支持片１４の自由端２１に短柱状
突出片３８が設けてあり、この突出片には、本件装置使用者が該片と耳部体１２
とで挟んだ頭部に働く圧力を調節し得るだけの十分な寸法を持たせてある。

【００４５】 図５では更に別の実施例が図示され、この場合、片耳用の耳部体１１２は、無
線受信器（図示せず）を内蔵した装備モジュール１２７に接続された変換器１１
９を備えている。先の実施例と共通の各部には、単に接頭番号１を付け加え、そ
れらの説明は省略する。

【００４６】 本件発明の装置は多数の陸上及び水中活動に利用されうる。

【００４７】 上記は、本件発明のほんの幾例かの実施態様であり、当業者には自明であるが
、それら実施例に対しては本発明の技術的範囲から逸脱せず又その真髄からも逸
脱することなく諸々の改変を加えることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の第１実施例における頭部装着型の娯楽及び／又は通信装
置の斜視図。

【図２】 水泳者の頭部に取り付けた図１の装置の側面図。

【図３】 本発明の第３実施例における水泳者頭部へ装着する型の娯楽及び
／又は通信装置の略示図。

【図４】 本発明の第３実施例における頭部装着型の娯楽及び／又は通信装
置の斜視図。

【図５】 本発明の第４実施例における頭部装着型の娯楽及び／又は通信装
置の斜視図。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，Ｇ Ｅ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ， ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ， ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，Ｚ Ａ，ＺＷ

Claims (38)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１耳部体と、電気信号を可聴信号に変換するための変換器
   と、この変換器に接続された無線受信器とを備えていて、前記第１耳部体が人体
   の耳に適合すべき上腕片と下腕片で構成されている頭部装着型娯楽用及び／又は
   通信用の装置。
2. 【請求項２】 前記の上腕片と下腕片が、人体の耳を包囲した空間を画定し
   ている請求項１に記載の装置。
3. 【請求項３】 前記の変換器が第１耳部体に担持され又は取付けられていて
   、該第１耳部体を人体の耳に装着した場合に該変換器が人体の耳の中又はそのご
   く近傍に位置する構成である請求項１又は２に記載の装置。
4. 【請求項４】 前記の各部に加え、第１装備モジュールを更に備えている請
   求項１〜３の何れかに記載の装置。
5. 【請求項５】 前記の無線受信器が前記の第１装備モジュールの内部に収納
   されている請求項４に記載の装置。
6. 【請求項６】 前記の第１耳部体が連繋具に連結され、この連繋具が当該装
   置使用者の頭を少なくとも部分的に包囲すべく延長し得る構成の請求項１〜５の
   何れかに記載の装置。
7. 【請求項７】 前記の連繋具が、可変長手段を介して連繋されている第１支
   持手段と第２支持手段からなり、これら両支持手段が互いにほぼ対峙した位置に
   ある請求項６に記載の装置。
8. 【請求項８】 前記の可変長手段が可変長の蛇腹管で構成されている請求項
   ７に記載の装置。
9. 【請求項９】 前記の第１支持手段が第１半剛性支持片からなる請求項６〜
   ８の何れかに記載の装置。
10. 【請求項１０】 前記の第１支持手段が、使用者の頭に密接すべく変形可能
    である請求項６〜８の何れかに記載の装置。
11. 【請求項１１】 前記の第２支持手段が第２半剛性支持片からなる請求項６
    〜１０の何れかに記載の装置。
12. 【請求項１２】 前記の第２支持手段が、使用者の頭に密接すべく変形可能
    である請求項６〜１０の何れかに記載の装置。
13. 【請求項１３】 前記の第２支持手段の終端が短柱状突出体となっている請求
    項６〜１２の何れかに記載の装置。
14. 【請求項１４】 前記の第２支持手段に連結された第２耳部体を更に備えてい
    る請求項６〜１２の何れかに記載の装置。
15. 【請求項１５】 前記第２耳部体が人体の耳に適合すべき上腕片と下腕片で構
    成されている請求項１４に記載の装置。
16. 【請求項１６】 前記第２耳部体の上腕片と下腕片が、人体の耳を包囲した空
    間を画定している請求項１５に記載の装置。
17. 【請求項１７】 前記第２耳部体が、第１耳部体にほぼ対峙した位置にある請
    求項６に記載の装置。
18. 【請求項１８】 前記の各部に加え、第２装備モジュールを更に備えている請
    求項１〜１７の何れかに記載の装置。
19. 【請求項１９】 前記の第２装備モジュールが、第２支持手段に連結され若し
    くは該手段と一体に形成されている請求項７〜１７の何れかに従属した請求項１
    ８に記載の装置。
20. 【請求項２０】 前記の第２装備モジュールが、１個以上の電池を収容し得る
    ものである請求項１８又は１９に記載の装置。
21. 【請求項２１】 前記第１耳部体の上腕片及び／又は下腕片が形状可変である
    請求項１〜２０の何れかに記載の装置。
22. 【請求項２２】 前記の上腕片及び／又は下腕片が、少なくとも１つの形状可
    変部分を有している請求項２１に記載の装置。
23. 【請求項２３】 前記の少なくとも１つの形状可変部分が蛇腹管を備えたもの
    である請求項２２に記載の装置。
24. 【請求項２４】 前記第２耳部体の上腕片及び／又は下腕片が形状可変である
    請求項１５〜２３の何れかに記載の装置。
25. 【請求項２５】 前記の上腕片及び／又は下腕片が、少なくとも１つの形状可
    変部分を有している請求項２４に記載の装置。
26. 【請求項２６】 前記の少なくとも１つの形状可変部分が蛇腹管を備えたもの
    である請求項２５に記載の装置。
27. 【請求項２７】 前記の変換器が、使用者の外耳穴に密嵌合する耳栓の中に配
    置されている請求項１〜２６の何れかに記載の装置。
28. 【請求項２８】 前記第２耳部体が、電気信号を可聴信号に変換するための第
    ２変換器を備えている請求項１４〜２７の何れかに記載の装置。
29. 【請求項２９】 前記の第２変換器が、使用者の外耳穴に密嵌合する耳栓の中
    に配置されている請求項２８に記載の装置。
30. 【請求項３０】 前記の第１装備モジュールが、実質的に防水性である請求項
    ４〜２９の何れかに記載の装置。
31. 【請求項３１】 前記の第２装備モジュールが、実質的に防水性である請求項
    １８〜３０の何れかに記載の装置。
32. 【請求項３２】 前記の第１装備モジュールが、無線受信器を入り切りするＮ
    Ｏ／ＯＦＦスイッチを備えている請求項４〜３１の何れかに記載の装置。
33. 【請求項３３】 前記の第２装備モジュールが、１個以上の前記電池を交換す
    るための取外し可能な蓋を有している請求項２０〜３２の何れかに記載の装置。
34. 【請求項３４】 請求項１〜３３の何れかに記載の装置に加え、無線信号を前
    記受信器に向けて発信するための無線発信器を更に備えた構成の娯楽または通信
    システム。
35. 【請求項３５】 前記無線発信器の電波到達距離が約２００メートルである請
    求項３４に記載のシステム。
36. 【請求項３６】 前記無線発信器が、音声による指示を前記受信器へ伝送すべ
    くマイクロホンを備えている請求項３４又は３５に記載のシステム。
37. 【請求項３７】 可聴信号の音量を調節するための音量スイッチを更に備えた
    請求項１〜３３の何れかに記載の装置。
38. 【請求項３８】 前記の連繋具には、電力及び／又は電気信号を伝送するため
    のケーブルが内装されいる請求項６〜３３の何れかに記載の装置。