JP2002515971A - 製品耐久性確認用正弦波振動試験 - Google Patents

製品耐久性確認用正弦波振動試験

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Abstract

(57)【要約】 製品の加速した実験室正弦波振動試験をするための試験プロフィールを決めるための方法であって、(i)周波数スイープのための形式および速度を選択するステップ、(ii)予想される現場振動レベルを表す、単純化した合成パワースペクトル密度関数PSDjを創り出すステップ、(iii)このPSDj関数に対応する加速力関数GT(f)を創り出すステップ、(iv)この製品のための応力応答曲線H(f)を決定するステップ、(v)周波数スイープ数NWを試験装置の能力および使える試験時間に基づいて選択し、およびGT(f)を実行するために必要な加速力GUの範囲を の関係から計算するステップ、(vi)加速力GUを再計算するステップ、並びに次に(vii)選択した変量を使ってこの製品を試験し、NW試験スイープの全てに亘って試験故障が認められないとき、この製品に要求される性能寿命を実証するステップを含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】 製品耐久性確認用正弦波振動試験 本発明は、故障物理と損傷の相関を使う実験室での加速正弦波振動試験に基づ き電子製品の動作耐久性を確認するためのコンピュータプログラムおよび方法に 関する。 本発明は、故障物理と損傷の相関を使う実験室での正弦波振動試験に基づき電 子製品の動作耐久性を確認する方法にも関する。 実際の運転状態中に自動車部品に加わる振動負荷は、異なる現場運転ルートに 相当する幾つかの不規則過程の組合せである。品質を改善し、試験時間およびコ ストを低減するために、通常、実験室試験を加速した形で製品に行う。自動車産 業では、装置コストが安く且つ試験の段取りおよびモニタが便利であるために、 正弦波振動を使う加速試験が広く使われている。このデータを実際の現場データ と正しく相関付けられれば、この正弦波振動試験が製品の耐久性を正しく確認す る。 本発明は、実験室試験で発生した振動故障が現場で不規則振動が惹き起す故障 と同等であるように、故障物理・損傷等価法に基づいて正弦波振動試験方法論を 決めるための試験方法論を展開しようとする。現場の不規則振動プロフィールお よび所望の製品寿命に基づいて、振動レベルおよび試験時間を含む実験室正弦波 振動試験環境を定義する。もし、製品がこの実験室試験環境に耐え抜くなら、そ れは、所望の寿命中は現場で生き残ることができる。 本発明は、製品の加速した実験室正弦波振動試験をするための試験プロフィー ルを決めるためのコンピュータプログラムおよび方法であって: (i)この加速試験で使用すべき周波数スイープのための形式および速度も選 択するステップ、 (ii)単純化した合成パワースペクトル密度関数PSDjで、計数逓減率、予 想される現場振動レベルでの不規則振動負荷に対するPSDの代表を含む関数を 創り出すステップ、 (iii)この製品にこのPSDj関数に対応する試験加速力を生ずるために、P SDjに対応し且つこれらのPSD計数逓減率を使って加速度関数GT(f)を創 り出すステップ、 (iv)これらの入力加速力から局部振動応力への伝達率関数の代表である、こ の製品のための応力応答曲線H(f)を計算するステップ、 (v)GT(f)を実行するために必要な加速力GUの範囲を の関係から計算し、次に試験装置の能力および使える試験時間に基づいて周波数 スイープ数NWを選択するステップ、 (vi)これらの計数逓減率および選択したNW値に基づいて加速力GUを再計算 するステップ、並びに次に (vii)選択したスイープ形式、スイープ速度、GU加速力およびNW周波数ス イープを使ってこの製品を試験し、NW試験スイープの全てに亘って試験故障が 認められないとき、この製品に要求される性能寿命を実証するステップ を含むプログラムおよび方法を記載する。 さて、例として、添付の図面を参照して、本発明を更に詳しく説明する。それ らの図面で: 図1は、広帯域不規則振動のための補正係数を示すグラフであり; 図2は、現場データからなるPSD曲線の例を示し; 図3は、屈曲点での単位加速度による応力・周波数応答曲線の例を示し; 図4は、この実験室加速度スイーププロフィールの試験負荷レベル対周波数の グラフであり; 図5は、車輌内の与えられた位置にある特定の製品の実験室振動レベル対必要 な試験期間の例を示し; 図6は、異なる材料の積分比に対する減衰比の影響を示し; 図7は、積分比に対する疲労特性の影響を、得た調整曲線を含めて示し; 図8は、車輌内の与えられた位置に対する必要な試験スイープ数の関数として の包括的実験室振動加速レベルを示し; 図9は、本発明の方法による方法およびプログラムで制御されるコンピュータ システムの概略ブロック線図を示し;並びに 図10は、本発明の方法によるコンピュータプログラムの流れ線図を示す。 現場での損傷の推定 不規則振動を受けての疲労損傷は、マイナーの法則に基づいて推定することが できる: 但し、n(SA)は応力振幅レベルSAで加えたサイクル数であり、N(SA)は 応力SAを加えて損傷に至るまでの平均サイクルである。通常、SAとN(SA) の間の関係(S−N曲線)は、次の公式で表す: 但し、Cおよびmは、与えられた温度、平均応力および表面状態に対する材料定 数である。 各路面によって生ずる不規則振動が定常的ガウス過程またはガウス分布である とすると、全ての現場ルートに対する全累積損傷は、次の式で推定することがで きる: 但し、Miはi番目の路面に対する運転マイル数(=キロメートル/1.609);Γ( .)はガンマ関数;liは図1に示す通りの帯域幅に対する補正係数;viは測定 するパワースペクトル密度(PSD)に対する運転速度(MPH=キロメートル毎 時/1.609);およびPSDg,i(f)は現場入力加速度のパワースペクトル密度 (PSD)関数である。H(f)は、CAEツールを使って動的応力解析から得 られる、この入力加速度から局部応力への伝達率である応力応答関数であり;fmin およびfmaxは加えた周波数の上限および下限である。この限界は、限界外の PSDg(f)値がピーク値の0.001未満であるように決める。式 3のf0.1項は、次の式によって決る平均周波数である: 実験室の正弦波試験で生ずる損傷の推定 実験室試験では、従来、対数スイープ試験と線形スイープ試験を一定の速度で 行う。対数スイープに対しては: 但し、AおよびBはこのスイープ速度を決めるための定数である。式5から: と決めることができる。そこで、各周波数間隔に対する実際のサイクル数は、次 の式によって推定できる: nをni(SA)と書き、式2および式7を式1に代入すると、対数スイープ試 験での全損傷DTが得られる: 但し、GT(f)はこの試験の入力加速度の振幅であり、NWは正弦波スイープの 数(低周波から高周波へおよび高周波から低周波へ戻る)に関して必要な試験期 間である。線形スイープに対しては: 但し、A’およびB’はこのスイープ速度を決めるための定数である。式9から : と決めることができる。そこで、各周波数間隔に対する実際のサイクル数は、次 の式によって推定できる: 従って、線形スイープ試験での全損傷を次の式で推定できる: 式7で示したように、対数周波数スイープは、与えられた周波数増分に対して 、線形スイープ試験と同じサイクル数を与え、周波数レベルと独立である。しか し、同じ周波数増分に対して、線形スイープは、式11によって、高周波で大き いサイクル数を与える。 実際には、(低周波に対応する)非常に大きな加速度振幅のサイクルおよび( 高周波に対応する)非常に小さな加速度振幅のサイクルは、(中心極限定理によ って)中間の加速度振幅のサイクルより少ない。従って、実験室試験では対数周 波数スイープが線形周波数スイープより望ましい。何故なら、後者は、高周波数 範囲のサイクルが多過ぎることになるかも知れないからである。 このスイープ速度は、この構造体が期待する反応を出来ないほど高くてはなら ず、大振幅と小振幅の間が連続する物理的効果が出ないほど低くてもならない。 自動車のインストルメント・クラスタおよび関連する電子装置モジュールに対す る一つの好適例は、5Hzから200Hzまでの10分のスイープが適当である 。この場合、5Hzから200Hzまで10分間スイープすること(t=0でf =5Hz、およびt=600でf=200Hz)が、定数値A=0.00267 およびB=0.7となり、その結果:従って、加速実験室試験での全損傷を次のように計算する: 損傷等価法 先に説明した近似は、実験室で所定の試験期間で発生した損傷が所望の製品寿 命期間に現場で発生したものと同じであるように試験期間を定めた実験室試験方 法論の展開を可能にする。即ち: DF(寿命)=DT(試験期間) 15 従って、適当な試験期間を指定すれば、式3および式14から、必要な実験室試 験レベルを計算することができ、または適当な試験レベルを指定すれば、必要な 試験期間を計算することができる。正弦波スイープの数NWは次のようになる: 式16は、必要な正弦波スイープの数が材料の疲労特性および応力応答関数( それは有限要素法解析によって決められる)に依ることを示す。製品の寿命要件 は、各ルートに対する車輌による移動距離(マイル=キロメートル/1.609で)Mi に反映する。 実験室試験要件の決定 実験室正弦波試験を現場で観察される不規則振動と相関させるために、耐久性 試験仕様書を記述するための方法が、現場負荷測定値を入力変数として使って、 損傷等価法に基づいてもよい。典型的な現場環境および寿命目標に対応する実験 室試験要件の決定には、スイープ形式およびスイープ速度、実験室試験プロフィ ールの形態(または計数逓減率)、試験スイープ数、並びに、実験室試験プロフ ィールのレベルの決定がある。これらのパラメータを決定するためには、現場で 測定した典型的PSDを単純化すべきであり、製品の応力応答曲線を計算すべき である。 好適加速試験法の説明 上に議論した仮定および理論に基づき、加速して製品の耐久性を確認するため の振動試験要件を決める方法を以下のステップで表すことができる: (i)スイープ形式およびスイープ速度を選択すること 対数周波数スイープは、与えられた周波数増分に対して、同じサイクル数を与 え、周波数レベルと独立である。しかし、同じ周波数増分に対して、線形スイー プは、高周波で大きいサイクル数を与える。実際には、対数周波数スイープが線 形周波数スイープより望ましい。何故なら、後者は、高周波数範囲のサイクルが 多過ぎることになるかも知れないからである。これらの理由で、この好適試験方 法では、対数周波数スイープを使う。 スイープ速度は、この構造体が期待する反応を出来ないほど高くてはならない 。このスイープ速度は、大振幅と小振幅の間が連続する効果が負荷を適当に分布 しないほど低くてもならない。5Hzから200Hzまでの10分のスイープ( A=0.00267)が適当と思われるが、特定の加速試験の必要に応じて、5 分ないし30分のスイープ速度を使ってもよい。高周波数環境にさらされる部品 に対しては、2,000Hzまでの周波数が必要かも知れない。 (ii)現場測定PSDを単純化すること 現場の不規則振動負荷は、典型的に直面する各路面に対して測定したパワース ペクトル密度(PSD)曲線である。典型的な製品取付け位置での典型的な車輌 振動環境を代表するものとしての合成PSD曲線を図3に示す。この合成PSD 曲線は、現場で測定したPSDデータから得て、それを図3に破線で示すように 、4段のステップ関数に単純化した。各段の段付き点での周波数をf0=0、f1 =50、f2=100、f3=150、およびf4=200と指定する。この仮定 の設定は、エンジンに取付けた部品の模擬振動には不適当かも知れない。このP SDの段(PSD1、PSD2、PSD3およびPSD4)は、以下のように加重平 均(エネルギー等価)によって決める:但し、平均周波数fg,iは式4によって計算する。従って、代表的製品取付け位 置に対する合成PSDは、次のように表すことができる: 但し、a2はPSD1とPSD2の比であり、b2はPSD1とPSD3の比であり、 およびc2はPSD1とPSD4の比である。これらの係数a2、b2およびc2は、 図3および図4に示すように、合成PSDに於ける多重周波数帯域の相対エネル ギーレベルに相当する。 (iii)実験室試験プロフィールの形態を決定すること 実験室試験力プロフィールの形態は、単純化した合成PSD曲線の形態に従っ て決る。この試験の入力エネルギー分布(周波数領域で)が現場で直面するもの と同じであることを保証するために、以下のステップ関数を正弦波加速度入力( g単位で測定した加速力)として使うべきである。何故なら、それが式18で表 すPSDのステップ関数をシミュレートするからである:但し、計数逓減率定数a、b、およびcは式18を基に決め、Guは、この試験 プロフィールの最高加速度レベルであり、試験する製品に働く最大振動力にも相 当する。この正弦波加速度入力関数GT(f)を図4に周波数領域で示す。 従って、負荷レベルGT(f)に対する計数逓減率定数がこの実験室試験プロ フィールの形態を決める。 (iv)応力応答曲線を計算すること 製品の応力応答曲線H(f)は、ヒビット、カールソーンおよびソレッセン社 (米国ロードアイランド州ポータケット市メインストリート1080)が販売す る、ABAQUS有限要素法解析ソフトウェアツールのような、CAEツールを 使って動的応力解析から得る。この応力応答曲線H(f)は、入力加速力から局 部振動応力への伝達率関数である。得られるH(f)のデータファイルは、この 技術分野でよく知られるように、選択した周波数に対するH値のリストであり、 次のステップで試験負荷レベルの決定に使用する。 (v)試験スイープ数を指定すること スイープ数は、試験装置の能力および使える試験時間に基づいて指定すること ができる。効率的な試験計画案を公式化するときは、スイープが少ない方がよい 。しかし、精度の見方から、スイープ数の減少は高い加速力レベルを要求し、そ れが製品故障機構にずれを生じ、または試験装置がそれを発生できないかも知れ ないので、多くの周波数のスイープが組込まれるほど、現場の加速度をより正確 にシミュレートする。 先のステップで計算した、図2に示すもののような、応力周波数応答曲線H( f)を、式18および式19と共に、式16に代入して、最高振動加速度レベル と所望のスイープ数との間の関係を次のように決めることができる: この式は、スイープ数NWの関数としてG(f)加速力に対する回答を与える 。これらの関係は、図5にGU線で示すようにプロットすることができる。必要 なaGU、bGU、およびcGU加速力も、加速力とこれらの試験の間に必要な試 験時間との間の妥協点を決めるためにプロットする。例えば、GU線は、0〜5 0Hzの周波数帯域に対し約4.2g、50〜100Hzの周波数帯域に対し1 .6g、100〜150Hzの周波数帯域に対し0.94g、および150〜2 00Hzの周波数帯域に対し1.9gの加速度を要することを示す。試験装置が これらの負荷を発生できたとしても、低g負荷での多数の周波数のスイープの方 が現場で実際に観察されるg負荷をより正確に近似するので、それらが好ましい 。 そこで、使える試験時間、試験装置の能力、および故障機構のずれに関する懸 念に基づいて、総合的な判断をすることができる。一般的に、18ないし36ス イープを推奨するが、特定の試験要件によって5ほどの少ない、および100も の多くのスイープが要求されるかも知れない。この好適方法では、18スイープ をNWの好適数と見なす。 (vi)負荷レベルを指定すること 一旦、上記のステップ(v)で振動スイープ数を決めると、振動試験入力の負 荷レベルを、式19および式20に従って計算し、または図5に示すGU、aGU 、bGU、およびcGU線から読取ることができる。実験室試験装置を所定の周波 数帯域に亘って選択した加速度レベルに設定する。 (vii)実験室試験を実施すること 次に、実験室加速試験を、選択したスイープ形式、選択したスイープ速度、形 態/計数逓減率およびスイープ数を使って実施する。試験中に故障が見られなか ったら、その製品の提案する設計は、その製品の予想寿命中に現場運転中には故 障しないのが当然である。もし、その製品が実験室試験が完了する前に故障した ら、実験室試験を延して、延長した試験期間に対する、または拡大したサンプル 試験に対する追加の故障を定量しなければならない。必要な追加の試験、および 実験室試験が成功であるか失敗であるかを決めるための方法は、1995年10 月16日出願の“加速信頼性確認試験に於けるサンプルサイズを小さくする方法 ”という名称の本出願人の米国特許同時係属出願第08/543,418号に開 示されていて、それを参考までにここに援用する。 インストルメント・クラスタの例 この節では、例としてインストルメント・クラスタを使って、上に説明した加 速耐久性試験法の用途を説明する。このインストルメント・クラスタは、プラス チック箱、プリント配線基板(PWB)、および装入リード線付の幾つかの重い 表示器部品から成る。可能性のある故障機構は、部品装入リード線の下角での振 動による疲労である。応力振幅Sとこのリード線材料の故障までのサイクル数の 間の関係は、材料の疲労試験から決め、次の通である: 対数周波数スイープを選択し、スイープ速度を5Hzから200Hzまで10 分間スイープとして選ぶ。 図3は、定地試験中に七つの路面上を運転した、軽量トラックのインストルメ ントパネルで測定した七つのPSD曲線を示す。平均運転速度、必要な運転距離 、および運転時間を表1に示す。この定地運転試験は、この軽量トラックの顧客 の使い方で150,000マイル(240,000km)に相当すると考えても よ い。これら七つのPSD曲線および表1に記載する情報を基に、式17および式 18に従って合成PSD曲線を決定する。図3の破線の曲線は、この合成PSD 曲線で、それを使ってこの試験の加速度レベルを決定する。この合成PSD曲線 から、実験室試験プロフィールの形態を決める定数a、b、およびcを式18か らa=0.33、b=0.22、およびc=0.06と計算する。 有限要素法を使って、動的振動応力解析を行った。リード線の根本での応力応 答曲線H(f)を得て、図2にプロットする。この応力応答曲線と材料特性m= 6.11(式21が与える)を式20に代入し、最高振動レベルと必要なスイー プ数の間の関係を図5にプロットする。 もし、過少スイープと過大スイープの間の妥協として、NW=18を選択する なら、振動レベルを式19に従って計算する。結果を表2に要約する。各スイー プに対する試験時間が20分であるので、各軸に対する試験時間は6時間(20 分×18スイープ)で、全試験時間は、3軸試験に対して18時間である。 表1.現場道路負荷状態(150,000マイル(240,000km)相当) 表2.現場損傷に相関付けたインストルメント・クラスタの実験室試験要件 包括的試験要件の決定 表2に指定する実験室試験要件は、可能性ある故障に関連する材料の特性が分 っていて、伝達関数が動的有限要素法解析から計算できる、特定の製品用である 。しかし、これらの特性が容易に使えないか、分らないとき、与えられた車輌位 置に対する包括的実験室試験要件が必要かも知れない。この場合、この方法が伝 達率および材料特性と無関係であるように、実験室試験方法を開発しなければな らない。控えめな技術的仮定を使って、伝達率(応力応答関数)および材料特性 の影響を推定してもよい。 本発明が提案する方法は、適度に控えめな実際的アプローチを提供する。スイ ープ形式およびスイープ速度、実験室試験プロフィールの形態、並びに試験スイ ープ数を決定するための手続きは、上に説明したのと同じである。試験入力のレ ベルを決めるための方法だけを、以下に説明するように、修正する。 式20で表される最高振動レベルと所望のスイープ数との間の関係を次のよう に書くこともできる: 大抵の製品に対し、伝達率関数は、図2のように、その製品の固有共振振動数 で鋭いピークを有する。従って、この伝達率関数を次のように1自由度の公式で 近似してもよい: 但し、Dは局部応力と相対変位の間の関係を示す定数であり、fnはこの構造体 の固有共振振動数であり、およびzは減衰比である。 H(f)の形態が鋭いピークを形成するので、式22の分子と分母の両方で、 固有振動数を含む周波数範囲の外側の積分値は、非常に小さいだろう。従って、 式22の伝達率の影響は、以下の積分比を調べることによって推定できる: 但し、fiないしfi+1は、1次振動数を含む周波数範囲である。 式23を式24に代入すると、積分比の値を減衰比zおよび疲労特性mの関数 として得る。大抵の製品および構造体に対して、減衰比は、通常z=1%とz= 5%の間であり、疲労特性は、通常m=1.5とm=5の間である。図6は、積 分比に対する減衰比の影響が非常に強くはないことを示す。しかし、積分比は、 材料特性mに強く依存する。製品の減衰比は、通常5%未満であるので、図7に 示すように、z=5%に基づく調整曲線を上限として得る。この調整曲線を次の 式で表す: 積分比=0.09(5.3−m)2+0.18 25 従って、式22の入力加速度の上限に対する伝達率の影響を次のように推定でき る: さて、更に疲労特性をm=3(これは、自動車部品で最も頻繁に使われる材料 に対する平均値である)と仮定すると、試験入力に対する最高か速力レベルを決 めるための次の式を創ることができる: そこで、インストルメントパネルに取付けた任意の製品に対する控えめな試験要 件を決める。上記のステップ(v)と同様に、最高加速力レベルと必要なスイー プ数の間の関係を図8にプロットする。スイープ数NW=18を選択し、振動レ ベルを式27によって計算し、それを表3に要約する。各スイープに対する試験 時間が20分であるので、合計試験時間は、3軸試験に対し18時間である。結 果を表3に要約する。 明らかなように、この方法は、ステップ(v)で式20の代りに式27を使え るようにするために、一般的技術的仮定を使い、次にそれが、もし上述の仮定が 有効であれば、ステップ(vi)を省略できるようにする。 表3.インストルメントパネルに取付けた製品の実験室試験要件 要約すると、製品の耐久性を保証するための実験室試験要件は、その製品の形 状寸法および故障に関連する材料に依る。与えられた試験時間に対して必要な振 動レベル、または与えられた振動レベルに対して必要な試験時間は、構造的伝達 率を計算でき、材料特性が既知であれば、既知の形状寸法の製品に対して正確に 決定できる。正確な振動仕様を、車輌の距離/速度および実際の顧客の使い方プ ロフィールでその製品を取付ける車輌領域で測定したPSD曲線に従い、損傷等 価法に基づいて創ることができる。形状寸法および材料特性が未知であれば、控 えめな技術仮定を使って、一般的にこれらの関数に無関係な加速試験を行っても よい。この方法を使うことで、150,000マイル(240,000km)の 運転をたった18時間の加速実験室振動試験でシミュレート可能になる。 本発明による方法は、特別な目的のコンピュータ/マイクロコントローラか、 図9に全体を100で示す汎用コンピュータで実施してもよい。コンピュータ1 00には、入力装置140およびセンサ150からデータを受ける入/出力ドラ イバ回路装置102がある。入力装置140の例は、コンピュータキーボードで あり、一方、センサ150の例には、電圧センサ、振動センサ、ストレーンゲー ジ、加速度計、ロードセル、トルクセンサ等があり、入/出力ドライバ102は 、ここに説明した方法に従って計算その他のステップを行う中央処理装置(CP U)110に結合されている。本発明用に使用するCPUの例は、ヒューレット ・パッカード社(米国カリフォルニア州パロアルト市)のPA−RISC720 0プロセッサである。中央処理装置110に命令するプログラムは、記憶装置1 20内に記憶されていて、その装置には、ハードドライブ、フロッピードライブ 、不揮発性メモリまたは、本発明に従ってアルゴリズムおよびコンピュータプロ グラムを記録および再生できる、その他の記憶媒体があってもよい。記憶装置1 20は、このコンピュータプログラムを実行する間に必要で、この記憶装置12 0に最も効率よく記憶および検索できる、種々の物理的パラメータ、分布状態、 材料データベース、負荷(環境のまたは道路負荷)データベース、物理的特性表 示等も含んでもよい。中央処理装置110も、この中央処理装置110が処理す るコンピュータプログラムおよびデータの選択した部分を受けて記憶するために 十分なメモリ114に結合されているので。 入/出力ドライバ102の他の出力は、CRTディスプレイのようなシステム ディスプレイ160およびプロッタ/プリンタ210に、および試験する製品1 80に作用する試験装置170に結合してもよい。試験装置170は、製品18 0についての試験を制御するために、必要に応じて周波数分布、負荷振幅、電圧 等を指定するため、コンピュータ100からの命令に直接反応してもよい。試験 装置170の例には、電力増幅器、加振台、励振器制御装置、記録計、状態調節 増幅器、測定増幅器、および力変換器がある。先に議論したように、多重センサ 150(電圧センサ、ストレインゲージ、加速度計、ロードセル、トルクセンサ のような)を直接製品180に結合するか、または、もし、位置センサ、ストレ インゲージまたはその他の類似のセンサが試験装置170に含まれていなければ 、 そのようなセンサ150を試験装置170に直接的または間接的に結合してもよ い。 本発明による方法は、図9に示すような、汎用コンピュータで完全自動化して もよく、またはディスプレイ160に表示される情報および指示に従って、試験 装置およびセンサの制御装置を操作者が操作することによって部分的に実施して もよい。種々の英数字の入力を入力装置140から、または種々の可搬性記憶媒 体122から入れてもよい。そのような可搬性記憶媒体の例には、磁気フロッピ ーディスク、磁気テープおよび光ディスクがあり、それを互換性があるドライブ 126で読み、次にそのドライブを入/出力ドライバ102にか、または直接記 憶装置120に結合してもよい。本発明による方法/プログラムか、このプログ ラムを実行するために必要な種々のデータ、またはその両方を磁気記憶媒体12 2に記憶し、それによって分配してもよい。 コンピュータ支援エンジニアリング(CAE)ワークステーション190の出 力をコンピュータ100の入力装置140か、または入/出力ドライバ102に 直接結合することも可能であるかも知れない。この様にして、実際のプロトタイ プ試験データではなく、CAEワークステーションの設計を直接コンピュータ1 00に送込んで、本発明の方法に従って解析および試験してもよい。類似の方法 で、入/出力ドライバ102を直接CAEワークステーションに結合して、試験 および解析の結果をこのCAEワークステーションで開発されている製品設計に 直接結合し、これらの試験結果に従って製品設計のパラメータを適当に調節する ことも可能である。プロトタイプを作って、それを上に議論したように試験装置 170およびセンサ150で試験するのではなく、有限要素法解析および耐久性 解析法を使ってCAEワークステーションで加速試験方法論をシミュレートする ことも可能かも知れない。このシミュレーション試験は、コンピュータ100か 、または本発明の教示によるコンピュータプログラムで実行してもよく、製品を 設計および解析するためにこのCAEワークステーションに使用するソフトウエ アにモジュールとして組込んでもよい。こういう事情なので、本発明によるコン ピュータプログラムは、多分直接CAEワークステーション190で実行される だろう。 本発明による方法を実施するための論理流れ図を図10に示す。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年11月5日(1997.11.5) 【補正内容】 明細書 製品耐久性確認用正弦波振動試験 本発明は、故障物理と損傷の相関を使う実験室での加速正弦波振動試験に基づ き電子製品の動作耐久性を確認するためのコンピュータプログラムおよび方法に 関する。 本発明は、故障物理と損傷の相関を使う実験室での正弦波振動試験に基づき電 子製品の動作耐久性を確認する方法にも関する。 実際の運転状態中に自動車部品に加わる振動負荷は、異なる現場運転ルートに 相当する幾つかの不規則過程の組合せである。品質を改善し、試験時間およびコ ストを低減するために、通常、実験室試験を加速した形で製品に行う。自動車産 業では、装置コストが安く且つ試験の段取りおよびモニタが便利であるために、 正弦波振動を使う加速試験が広く使われている。このデータを実際の現場データ と正しく相関付けられれば、この正弦波振動試験が製品の耐久性を正しく確認す る。 本発明は、実験室試験で発生した振動故障が現場で不規則振動が惹き起す故障 と同等であるように、故障物理・損傷等価法に基づいて正弦波振動試験方法論を 決めるための試験方法論を展開しようとする。現場の不規則振動プロフィールお よび所望の製品寿命に基づいて、振動レベルおよび試験時間を含む実験室正弦波 振動試験環境を定義する。もし、製品がこの実験室試験環境に耐え抜くなら、そ れは、所望の寿命中は現場で生き残ることができる。 米国特許明細書A−3710082は、加振台のような振動試験装置を、この 台上の試料に所定のパワースペクトル密度を有する振動を受けさせるために不規 則信号で制御するためのシステムを記載している。この試料の運動を検知して、 このパワースペクトル密度を表すデジタル信号を発生し、規準パワースペクトル 密度と比較する。この比較結果を不規則に発生した位相角と共に使って、不規則 デジタル信号を作る。この不規則デジタル信号をアナログ信号に変換して、加振 器を駆動する。 米国特許明細書A−5012428は、被検査物に加えるべき、与えられた規 準パワースペクトル密度の振動を発生するための振動制御システムを記載してい る。被検査物の振動を表す信号を高速フーリエ変換(FFT)によって応答スペ クトルに変換し、その応答スペクトルを規準応答スペクトルと比較して駆動スペ クトルを決定する。決定した駆動スペクトル振幅を有する不規則駆動信号を発生 し、被検査物に加える。 国際公開パンフレットA−91/18721は、試験を受けるシステムの非線 形で時間的に変動する物理的特性を補償するために適応制御法を採用する振動試 験制御装置を記載している。デジタルベクトル掃引発振器で駆動する励振器アレ ーが試験を受けるシステムをシミュレートし、センサアレーを使ってこの反応を 測定する。このセンサアレーからの入力に基づき、制御ループを使って励振器ア レーへの信号を修正する。デジタル処理システムがこの制御ループの信号を処理 する。このデジタル処理システム内で、実際のシステムインピーダンス行列に近 似するために、この試験を受けるシステムの応答特性の逆を表す値を含むシステ ムインピーダンス行列を更新する。駆動信号行列を修正して、デジタルベクトル 掃引発振器が更新した駆動信号を出すようにする。更新したシステムインピーダ ンス行列が駆動信号行列の各反復を修正できる量は、ゲインが可変調節なスカラ ー値によって制御する。 ヨーロッパ特許明細書A−0115185は、試験を受けるシステムの振動を 規準スペクトル密度に従って制御するための装置を記載している。試験を受ける システムに供給する駆動信号によって、このシステムを駆動する。この駆動信号 は、乱数発生器によって作るランダム位相の逆離散フーリエ変換によって用意す る。離散フーリエ変換は、応答スペクトル密度をフィードバックループに適用し 、それがこの応答スペクトル密度を規準スペクトル密度と一致させる。 本発明は、製品の加速した実験室正弦波振動試験をするための試験プロフィー ルを決めるためのコンピュータプログラムおよび方法であって: (i)この加速試験で使用すべき周波数スイープのための形式および速度を選 択するステップ、 (ii)単純化した合成パワースペクトル密度関数PSDjで、計数逓減率、予 想される現場振動レベルでの不規則振動負荷に対するPSDの代表を含む関数を 創り出すステップ、 請求の範囲 1. 製品の加速した実験室正弦波振動試験をするための試験プロフィールを決 めるための方法であって: (i)この加速試験で使用すべき周波数スイープのための形式および速度を選 択するステップ、 (ii)単純化した合成パワースペクトル密度関数PSDjで、計数逓減率、予 想される現場振動レベルでの不規則振動負荷に対するPSDの代表を含む関数を 創り出すステップ、 (iii)この製品にこのPSDj関数に対応する試験加速力を生ずるために、P SDjに対応し且つこれらのPSD計数逓減率を使って加速度関数GT(f)を創 り出すステップ、 (iv)これらの入力加速力から局部振動応力への伝達率関数の代表である、こ の製品のための応力応答曲線H(f)を計算するステップ、 (v)GT(f)を実行するために必要な加速力GUの範囲を 但し、Γがガンマ関数、Miがi番目の路面に対する距離、λiが帯域幅に対す る補正係数、νiが運転速度、a、b、およびcが計数逓減率並びにmがこの製 品の材料特性である関係から計算し、次に試験装置の能力および使える試験時間 に基づいて周波数スイープ数NWを選択するステップ、 (vi)これらの計数逓減率および選択したNW値に基づいて加速力GUを再計算 するステップ、並びに次に (vii)選択したスイープ形式、スイープ速度、GU加速力およびNW周波数ス イープを使ってこの製品を試験し、NW試験スイープの全てに亘って試験故障が 認められないとき、この製品に要求される性能寿命を実証するステップ を組合わせて含むことを特徴とする方法。 2. 請求項1で請求する方法であって、更に: (viii)NW試験スイープで認められた故障の根本原因を除去するためにこの 製品を再設計するステップ を含む方法。 3. 請求項1で請求する方法であって、更に: (ix)第1製品試験の失敗後に、その故障が統計的に有意かどうかを確定する ために、NW試験スイープで製品のサンプルサイズを増した試験をするステップ を含む方法。 4. 請求項1で請求する方法に於いて、ステップ(i)が: (ii)対数形スイープを選択するサブステップ を含む方法。 5. 請求項1で請求する方法に於いて、ステップ(ii)が のように四つのスペクトル帯域幅を含むPSDを選択し、次にそれを、計数逓減 率がa、bおよびcであるとき、 に単純化するサブステップを含む方法。 6. 請求項1から請求項5の何れか一項で請求する方法に於いて、ステップ( i)で選択した周波数スイープが約10分で約5Hzから200Hzまでの範囲 に亘る対数形周波数スイープであり、およびステップ(ii)の合成パワースペク トル密度関数PSDjが、計数逓減率、予想される現場振動レベルでの不規則振 動負荷に対するPSDの、約0Hz、50Hz、100Hz、150Hzおよ び200Hzで定義される周波数帯域の代表である方法。 7. 請求項1から請求項6の何れか一項で請求する方法に於いて、加速力GU の範囲を計算するためのステップ(v)での関係を の関係で置換え、ステップ(iv)を省略した方法。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成9年11月17日(1997.11.17) 【補正内容】 明細書 製品耐久性確認用正弦波振動試験 本発明は、故障物理と損傷の相関を使う実験室での加速正弦波振動試験に基づ き電子製品の動作耐久性を確認するためのコンピュータプログラムおよび方法に 関する。 本発明は、故障物理と損傷の相関を使う実験室での正弦波振動試験に基づき電 子製品の動作耐久性を確認する方法にも関する。 実際の運転状態中に自動車部品に加わる振動負荷は、異なる現場運転ルートに 相当する幾つかの不規則過程の組合せである。品質を改善し、試験時間およびコ ストを低減するために、通常、実験室試験を加速した形で製品に行う。自動車産 業では、装置コストが安く且つ試験の段取りおよびモニタが便利であるために、 正弦波振動を使う加速試験が広く使われている。このデータを実際の現場データ と正しく相関付けられれば、この正弦波振動試験が製品の耐久性を正しく確認す る。 本発明は、実験室試験で発生した振動故障が現場で不規則振動が惹き起す故障 と同等であるように、故障物理・損傷等価法に基づいて正弦波振動試験方法論を 決めるための試験方法論を展開しようとする。 本発明は、製品の加速した実験室正弦波振動試験をするための試験プロフィー ルを決めるためのコンピュータプログラムおよび方法であって: (i)この加速試験で使用すべき周波数スイープのための形式および速度を選 択するステップ、 (ii)単純化した合成パワースペクトル密度関数PSDjで、計数逓減率、予 想される現場振動レベルでの不規則振動負荷に対するPSDの代表を含む関数を 創り出すステップ、 (iii)この製品にこのPSDj関数に対応する試験加速力を生ずるために、P SDjに対応し且つこれらのPSD計数逓減率を使って加速度関数GT(f)を創 り出すステップ、 (iv)これらの入力加速力から局部振動応力への伝達率関数の代表である、こ の製品のための応力応答曲線H(f)を計算するステップ、 (v)GT(f)を実行するために必要な加速力GUの範囲を の関係から計算し、次に試験装置の能力および使える試験時間に基づいて周波数 スイープ数NWを選択するステップ、 (vi)これらの計数逓減率および選択したNW値に基づいて加速力GUを再計算 するステップ、並びに次に (vii)選択したスイープ形式、スイープ速度、GU加速力およびNW周波数ス イープを使ってこの製品を試験し、NW試験スイープの全てに亘って試験故障が 認められないとき、この製品に要求される性能寿命を実証するステップ を含むプログラムおよび方法を記載する。 さて、例として、添付の図面を参照して、本発明を更に詳しく説明する。それ らの図面で: 図1は、広帯域不規則振動のための補正係数を示すグラフであり; 図2は、現場データからなるPSD曲線の例を示し; 図3は、屈曲点での単位加速度による応力・周波数応答曲線の例を示し; 図4は、この実験室加速度スイーププロフィールの試験負荷レベル対周波数の グラフであり; 図5は、車輌内の与えられた位置にある特定の製品の実験室振動レベル対必要 な試験期間の例を示し; 図6は、異なる材料の積分比に対する減衰比の影響を示し; 図7は、積分比に対する疲労特性の影響を、得た調整曲線を含めて示し; 図8は、車輌内の与えられた位置に対する必要な試験スイープ数の関数として の包括的実験室振動加速レベルを示し; 現場での損傷の推定 不規則振動を受けての疲労損傷は、マイナーの法則に基づいて推定することが できる: 但し、n(SA)は応力振幅レベルSAで加えたサイクル数であり、N(SA)は 応力SAを加えて損傷に至るまでの平均サイクルである。通常、SAとN(SA) の間の関係(S−N曲線)は、次の公式で表す: 但し、Cおよびmは、与えられた温度、平均応力および表面状態に対する材料定 数である。 各路面によって生ずる不規則振動が定常的ガウス過程またはガウス分布である とすると、全ての現場ルートに対する全累積損傷は、次の式で推定することがで きる: 但し、Miはi番目の路面に対する運転マイル数(=キロメートル/1.609);Γ( .)はガンマ関数;liは図1に示す通りの帯域幅に対する補正係数;viは測定 するパワースペクトル密度(PSD)に対する運転速度(MPH=キロメートル毎 時/1.609);およびPSDg,i(f)は現場入力加速度のパワースペクトル密度 (PSD)関数である。H(f)は、CAEツールを使って動的応力解析から得 られる、この入力加速度から局部応力への伝達率である応力応答関数であり;fmin およびfmaxは加えた周波数の上限および下限である。この限界は、限界外の PSDg(f)値がピーク値の0.001未満であるように決める。式 そこで、インストルメントパネルに取付けた任意の製品に対する控えめな試験要 件を決める。上記のステップ(v)と同様に、最高加速力レベルと必要なスイー プ数の間の関係を図8にプロットする。スイープ数NW=18を選択し、振動レ ベルを式27によって計算し、それを表3に要約する。各スイープに対する試験 時間が20分であるので、合計試験時間は、3軸試験に対し18時間である。結 果を表3に要約する。 明らかなように、この方法は、ステップ(v)で式20の代りに式27を使え るようにするために、一般的技術的仮定を使い、次にそれが、もし上述の仮定が 有効であれば、ステップ(vi)を省略できるようにする。 表3.インストルメントパネルに取付けた製品の実験室試験要件 要約すると、製品の耐久性を保証するための実験室試験要件は、その製品の形 状寸法および故障に関連する材料に依る。与えられた試験時間に対して必要な振 動レベル、または与えられた振動レベルに対して必要な試験時間は、構造的伝達 率を計算でき、材料特性が既知であれば、既知の形状寸法の製品に対して正確に 決定できる。正確な振動仕様を、車輌の距離/速度および実際の顧客の使い方プ ロフィールでその製品を取付ける車輌領域で測定したPSD曲線に従い、損傷等 価法に基づいて創ることができる。形状寸法および材料特性が未知であれば、控 えめな技術仮定を使って、一般的にこれらの関数に無関係な加速試験を行っても よい。この方法を使うことで、150,000マイル(240,000km)の 運転をたった18時間の加速実験室振動試験でシミュレート可能になる。 入/出力ドライバ102の他の出力は、CRTディスプレイのようなシステム ディスプレイ160およびプロッタ/プリンタ210に、および試験する製品1 80に作用する試験装置170に結合してもよい。試験装置170は、製品18 0についての試験を制御するために、必要に応じて周波数分布、負荷振幅、電圧 等を指定するため、コンピュータ100からの命令に直接反応してもよい。試験 装置170の例には、電力増幅器、加振台、励振器制御装置、記録計、状態調節 増幅器、測定増幅器、および力変換器がある。先に議論したように、多重センサ 150(電圧センサ、ストレインゲージ、加速度計、ロードセル、トルクセンサ のような)を直接製品180に結合するか、または、もし、位置センサ、ストレ インゲージまたはその他の類似のセンサが試験装置170に含まれていなければ 、
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 製品の加速した実験室正弦波振動試験をするための試験プロフィールを決 めるための方法であって: (i)この加速試験で使用すべき周波数スイープのための形式および速度を選 択するステップ、 (ii)単純化した合成パワースペクトル密度関数PSDjで、計数逓減率、予 想される現場振動レベルでの不規則振動負荷に対するPSDの代表を含む関数を 創り出すステップ、 (iii)この製品にこのPSDj関数に対応する試験加速力を生ずるために、P SDjに対応し且つこれらのPSD計数逓減率を使って加速度関数GT(f)を創 り出すステップ、 (iv)これらの入力加速力から局部振動応力への伝達率関数の代表である、こ の製品のための応力応答曲線H(f)を計算するステップ、 (v)GT(f)を実行するために必要な加速力GUの範囲を の関係から計算し、次に試験装置の能力および使える試験時間に基づいて周波数 スイープ数NWを選択するステップ、 (vi)これらの計数逓減率および選択したNW値に基づいて加速力GUを再計算 するステップ、並びに次に (vii)選択したスイープ形式、スイープ速度、GU加速力およびNW周波数ス イープを使ってこの製品を試験し、NW試験スイープの全てに亘って試験故障が 認められないとき、この製品に要求される性能寿命を実証するステップ を含む方法。 2. 請求項1に記載する加速試験方法であって、更に: (viii)NW試験スイープで認められた故障の根本原因を除去するためにこの 製品を再設計するステップ を含む方法。 3. 請求項1に記載する加速試験方法であって、更に: (ix)第1製品試験の失敗後に、その故障が統計的に有意かどうかを確定する ために、NW試験スイープで製品のサンプルサイズを増した試験をするステップ を含む方法。 4. 請求項1に記載する加速試験方法に於いて、ステップ(i)が: (i1)対数形スイープを選択するサブステップ を含む方法。 5. 請求項1に記載する加速試験方法に於いて、ステップ(i)が: (i2)約5Hzから200Hzまでの周波数で約10分のスイープ速度を選 択するサブステップ を含む方法。 6. 請求項1に記載する加速試験方法に於いて、ステップ(ii)が のように四つのスペクトル帯域幅を含むPSDを選択し、次にそれを、計数逓減 率がa、bおよびcであるとき、 に単純化するサブステップを含む方法。 7. 請求項6に記載する加速試験方法に於いて、ステップ(ii)が、f1を約 50Hz、f2を約100Hz、f3を約150Hz、およびf4を約200Hz に選択するサブステップを含む方法。 8. 請求項1に記載する加速試験方法に於いて、ステップ(iii)が加速度関 数GT(f)を、計数逓減率がa、bおよびcは勿論、周波数f1、f2、f3およ びf4と相関付けるように創り出すサブステップを含む方法。 9. 請求項1に記載する加速試験方法に於いて、ステップ(iii)がGT(f) を と定義するサブステップを含む方法。 10.請求項1に記載する加速試験方法に於いて、ステップ(iv)が約12な いし20の範囲からNWを選択するサブステップを含む方法。 11.請求項10に記載する加速試験方法に於いて、ステップ(iv)がNWを 約18に選択するサブステップを含む方法。 12.製品の加速した実験室正弦波振動試験をするための試験プロフィールを 決めるための方法であって: (i)約5Hzから200Hzまでの範囲に亘り約10分のスイープ速度を選 択するステップ、 (ii)単純化した合成パワースペクトル密度関数PSDjで、計数逓減率a、 b、cおよびd、予想される現場振動レベルでの不規則振動負荷に対するPSD の、約0Hz、50Hz、100Hz、150Hzおよび200Hzで定義され る周波数帯域の代表を含む関数を創り出すステップ、 (iii)この製品にこのPSDj関数に対応する試験加速力を生ずるために、P SDjに対応し且つこれらのPSD計数逓減率を使って加速度関数GT(f)を創 り出すステップ、 (iv)これらの入力加速力から局部振動応力への伝達率関数の代表である、こ の製品のための応力応答曲線H(f)を計算するステップ、 (v)約18に等しい周波数スイープ数を選択し、次にGT(f)を実行する ために必要な加速力GUの関係から計算するステップ、 (vi)選択したスイープ形式、スイープ速度、GU加速力およびNW周波数スイ ープを使ってこの製品を試験し、NW試験スイープの全てに亘って試験故障が認 められないとき、この製品に要求される性能寿命を実証するステップ を含む方法。 13.請求項12に記載する加速試験方法であって、更に: (vii)NW試験スイープで認められた故障の根本原因を除去するためにこの製 品を再設計するステップ を含む方法。 14.請求項13に記載する加速試験方法であって、更に: (viii)第1製品試験の失敗後に、その故障が統計的に有意かどうかを確定す るために、NW試験スイープで製品のサンプルサイズを増した試験をするステッ プを含む方法。 15.製品の加速した実験室正弦波振動試験をするための試験プロフィールを 決めるための方法であって: (i)この加速試験で使用すべき周波数スイープのための形式および速度も選 択するステップ、 (ii)単純化した合成パワースペクトル密度関数PSDjで、計数逓減率、予 想される現場振動レベルでの不規則振動負荷に対するPSDの代表を含む関数を 創り出すステップ、 (iii)この製品にこのPSDj関数に対応する試験加速力を生ずるために、P SDjに対応し且つこれらのPSD計数逓減率を使って加速度関数GT(f)を創 り出すステップ、 (iv)GT(f)を実行するために必要な加速力GUの範囲を の関係から計算し、次に試験装置の能力および使える試験時間に基づいて周波数 スイープ数NWを選択するステップ、 (v)これらの計数逓減率および選択したNW値に基づいて加速力GUを再計算 するステップ、並びに次に (vi)選択したスイープ形式、スイープ速度、GU加速力およびNW周波数スイ ープを使ってこの製品を試験し、NW試験スイープの全てに亘って試験故障が認 められないとき、この製品に要求される性能寿命を実証するステップ を含む方法。これらの入力加速力から局部振動応力への伝達率関数の代表である 、この製品のための応力応答曲線H(f)を計算するステップ、 16.請求項15に記載する加速試験方法であって、更に: (vii)NW試験スイープで認められた故障の根本原因を除去するためにこの製 品を再設計するステップ を含む方法。 17.請求項16に記載する加速試験方法であって、更に: (viii)第1製品試験の失敗後に、その故障が統計的に有意かどうかを確定す るために、NW試験スイープで製品のサンプルサイズを増した試験をするステッ プを含む方法。
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