【発明の詳細な説明】
硫酸カルシウムベースの組成物とラット及び／又はマウスを撲滅するためのその
使用
本発明は、硫酸カルシウム水和物物ベースの生態学的に無害な組成物とラット
及び／又はマウスを撲滅するためのその使用に関する。本組成物は好ましくは、
硫酸カルシウム半水和物の一種の混合物、好餌物質の他に、必要に応じて追加の
増量剤（エキステンダー）、調味料及び／又は着香料及び着色剤を含み、ここで
硫酸カルシウム半水和物の混合物は、硫酸カルシウムα型半水和物と硫酸カルシ
ウムβ型半水和物とからなる。
ラット及びマウスは、その貯蔵食料品に対する食害、電気施設、書籍、文書な
どの損傷、更には病原菌の媒介などのために、農村及び都会での主要有害生物の
一つである。その撲滅には先ずα−ナフチルチオ尿素のような有毒化合物が使用
された、ドイツ特許第919617号参照。しかし、環境に対する意識が深まり、法規
性がますます厳しくなるために、この種の好餌物質の散布は、もはや望ましくな
いだけでなく許容されなくなる。更に現在数多く飼われている犬や猫などの愛玩
動物に対してもこの様な有毒物質は危険である。
新しい材料は、血液の凝固を妨げる作用物質を使用しているので、該動物は僅
かの傷でも出血して斃死する。しかし、その（屍骸の）ためハエやその他の有害
動物が増えて、人間に病気や悪疫をもたらすおそれがあるので、この種の材料は
試験段階
の後で廃棄しなければならなかった。
スイス特許第89183号には、パン、焼きセッコウ(CaSO4・xH2O)、貝殻の粉末、
及び着香料の混合物から成る無毒の組成物が開示してある。しかしこれには、ど
のようなセッコウを使用するのか、又個々の成分をどのような割合で混ぜるのか
の記載がない。ラット及びマウスの撲滅剤としてのこの組成物の使用がスイス特
許第89183号に開示してある。
従来のセッコウ(CaSO4・2H2O)は硫酸カルシウム二水和物（以下二水和物と称
す）で、か焼により硫酸カルシウム半水和物（CaSO4・1/2H2O、以下半水和物と
称す）に変えることができる。これには二つの変態（α型とβ型）がある。硫酸
カルシウム半水和物（両方の変態として）と硫酸カルシウム二水和物とを纏めて
以後硫酸カルシウム水和物と呼ぶことにする。更にか焼すればこの水和物から種
々の無水硫酸カルシウムが得られる。
ドイツ特許第41 33 382 A号により、穀粉とセッコウとから成る組成物が公知
であるが、これにもどのような種類のセッコウを使用したかの記載がない。この
組成物はラット及び／又はマウスの撲滅に使用される。
更にラット撲滅用に、2/3のコムギ粉と1/3の焼きセッコウから成る無毒の組成
物（ドイツ特許第832 359号参照）またはセッコウと砂糖の2:1の比率の混合物（
C,Becher、Schadlings bekampfungsmittel(有害生物駆除剤)、1953、215頁参照
）の使用が公知である。しかしこの種の混合物は、排出物が全く白色で排泄後直
ちに石のように固くなった場合でも殺鼠効果が無かったことが判明した、R.Koll
er“Rattenbuch”(ラットの本)1932、79頁参照。
上述の方法は何れも当てにならず、該動物にとって極めて残酷であり、従って
、殺鼠用には不適当であることが確かめられた。更にこれらの混合物は、ラット
の挙動を基にした『毒味役システム』(群れの中の一匹が食べて苦しむ挙動を示
した場合に他は食べないシステム)によりラットがこの組成物を食べなくなるの
で、殺鼠用には不適当であることが実証された。
このような状況に対して本発明の課題は、前述の欠点のない、硫酸カルシウム
水和物ベースの組成物を提供することである。本組成物は、ヒトや家畜（愛玩動
物）に対して無害であり、例えば水域保護区域、都市の生活圏、及び食料品の近
傍のような毒物を使用してはならない区域にも散布できなければならない。同時
に本組成物は有効なマウス・ラット駆除剤でなければならない。そのためには、
この種の組成物は、該動物の死をある程度遅らせて、ラットの『毒味役システム
』が作動しないようにする必要がある。更にその際該動物はこの組成物を摂取後
、不必要な苦しみを受けないようにしなければならない。
この課題は、30乃至60重量％の硫酸カルシウム水和物と40乃至70重量％の一種
又は数種の好餌物質、特に穀粉とを含み、その際この硫酸カルシウム水和物が30
乃至100重量％の硫酸カルシウムα半水和物と70乃至０重量％の硫酸カルシウム
β半水和物とを含む組成物によって解決される。
本発明は中でも、硫酸カルシウム二水和物単独ではこれが固化する際の該動物
の消化器官の中で固化時間とそのコンシステンシー(Konsistenz)のために殺鼠に
は不適当であるという知見に基づいており、この化合物は該動物により排出され
、その際該動物は不必要な苦痛を被る。
β半水和物の単独の使用でも初期の成果は得られない。
即ち、殺鼠剤としての硫酸カルシウム水和物としてβ半水和物のみを含む組成
物の場合には、β半水和物が多量の水を吸収することができ、そのため該動物の
消化器官の中で充分粘稠にならずに、その一部分のみが固化剤してパン屑状にな
りその形で排出されるという問題がある。その際該動物は不必要な苦痛を被り、
そのためこの種の物質を食べなくなるので駆除効果が損なわれる結果となる。し
かもこの種の組成物は、そのためラット及び／又はマウスの望まれる形の死亡を
引き起こすことがない。
少なくとも30重量％のα半水和物を含む組成物を使用して始めて該動物の迅速
な、確実な撲滅が達成される。
本発明によれば好ましくは、硫酸カルシウム水和物として30乃至80重量％の硫
酸カルシウムα半水和物と20乃至70重量％の硫酸カルシウムβ半水和物とを含む
組成物が使用される。
この種の組成物は次のような理由で有効である。
混合比率が30乃至80重量％のα半水和物と70乃至20重量％のβ半水和物との混
合物としての硫酸カルシウム水和物は、水分を吸収して消化器器官の中で固化す
る（ここで重量％は組成物の硫酸カルシウム水和物成分の含有量に対する値であ
る）。その際、混合比率を調整して、半水和物の固化を該動物の通常の排出より
も早く発生させ、しかも『毒味役システム』が作動しないように死亡を遅らせる
ことが可能である。このようにして小さい、病気の、又は弱い該動物が摂取後早
めに（例えば１時間以内に）死亡することを防いで、ラットの場合の『毒味役シ
ステム』による忌避の動作を効果的に招かないようにすること
が可能である。
ここでβ半水和物の含有量が70重量％を超えると水分の除去が少なくなるため
、ラット／マウスが毒物を摂取しても生き延びる可能性がある。
これに対して本発明の好ましいα半水和物とβ半水和物との混合比率の範囲内
では高い死亡率が観察される。しかも該動物の死亡が遅れて発生するので、病気
の又は弱い、特に小さい該動物が摂取した場合にも『毒味役システム』が作動す
ることがなくなる。
本発明の好ましい組成物を摂取した場合、その硫酸カルシウム水和物はその特
殊に調節した水分吸収特性により、又特に本発明の半水和物の混合物が単独の半
水和物の場合と異なり比較的長い時間水圧を保持するため、胃壁に付着して消化
器官を閉塞する。該動物は本組成物摂取後12乃至16時間後に斃死するので、ラッ
トの『毒味役』による警報システムは機能しない。
一つの好ましい実施態様は、硫酸カルシウム水和物成分として40乃至60重量％
の硫酸カルシウムα半水和物と60乃至40重量％の硫酸カルシウムβ半水和物とを
含む組成物に関する。
特に好ましい実施態様は、硫酸カルシウム水和物成分として52乃至57重量％の
硫酸カルシウムα半水和物と48乃至43重量％の硫酸カルシウムβ半水和物とを含
む組成物に関する。
本発明によれば、両方の半水和物（α半水和物とβ半水和物）は別々に製造さ
れる。それには硫酸カルシウム二水和物を原料として少なくとも１回、好ましく
は数回、特に12回まで焼成してそれぞれの半水和物を製造する。その際α半水和
物及びβ半水和物に対するそれぞれ特定の製造条件に従う(Ullmann，Ency
clopedia of Industrial Chemistry（工業化学百科事典）、４巻、557-573頁、1
985参照)。その次の製造工程として常法のように、両方の半水和物を所要の比率
で混合し、この混和物に最後に組成物のその他の成分を加えて混合する。
硫酸カルシウム水和物を含有する本発明の組成物の固化は好ましくは増量剤（
エキステンダー）の添加により促進される。従って、本発明の好ましい実施態様
では、硫酸カルシウム水和物の成分として半水和物の混合物に０乃至３重量％の
硫酸カルシウム二水和物を追加した組成物を特許請求している。この二水和物は
その際、促進添加剤として硫酸カルシウム水和物の固化時間を調節するという所
謂増量剤の機能を有する。この促進添加剤の量は、好ましい固化時間が維持され
るように選定すれば良い。
数回焼成して製造したα半水和物とβ半水和物とから成る半水和物混合物の固
化は、普通10乃至18分後、好ましくは14分後に始まる。固化過程の終点は、α半
水和物とβ半水和物との特定の混合比率、増量剤の量、並びに全体の組成物の中
の硫酸カルシウム水和物の量に左右される。この動物は比較的しばしば排泄する
ので、摂取と排泄との間における半水和物混合物の固化が保証されるように、早
く固化し始めることが特に有利である。本発明の半水和物混合物は著しく水を吸
収して、該動物を昏睡状態に導くので、従来の二水和物又は単独のβ半水和物の
摂取の場合のような苦痛を避けることができる。更に場合によっては数回の摂取
により腸の中に溜まった本発明の組成物によって心臓に機械的に負担が掛かって
、ショック状態を引き起こすようになる。
本発明の趣旨からすれば、硫酸カルシウム半水和物として54.5乃至55.5重量％
の硫酸カルシウムα半水和物と44.5乃至45.5重量％の硫酸カルシウムβ半水和物
と０乃至１重量％の硫酸カルシウム二水和物とを含む一種の組成物が最も好まし
い。
約54.7重量％の硫酸カルシウムα半水和物と約44.7重量％の硫酸カルシウムβ
半水和物とそ約0.6重量％の硫酸カルシウム二水和物とを含む混合物が、その際
ラット（マウス）撲滅用に特に極めて有効であることが実証された。この種の組
成物には、±0.3重量％以内の統計的誤差の範囲でSulzheim在のHeidelberger Ze
meIntwerke AG（ハイデルベルクセメント株式会社）の混合物『Special 52』が
該当する。
もう一つの好ましい実施態様には、その他の成分として追加する一種又は数種
の調味料及び／又は着香料、及び／又は一種又は数種の着色剤及び／又は一種又
は数種のその他の添加剤が追加してあり、この組成物は０乃至15重量％、好まし
くは２乃至10重量％の一種又は数種の調味料及び／又は着香料、及び／又は０乃
至15重量％、好ましくは１乃至５重量％の一種又は数種の着色剤、及び／又は一
種又は数種のその他の添加剤を含む。
種々の味覚の方向の混合物を特徴付けるために、少なくとも一種の着色剤を加
えることが有利である。それには天然の色チョークが特に効果のあることが実証
された。ある程度の色調を得るには、０乃至５重量％、好ましくは３重量％以下
、特に好ましくは１重量％以下の少量の添加で充分である。尚ここでこの混合物
は全体として100％生物学的物質から成る。それぞれの組成物の異なる味覚の方
向を識別できるように、好餌物質と半水和物の混合物の形の硫酸カルシウム水和
物との着色した組
成物を使用するのが目的に適っている。
従って、もう一つの好ましい実施態様によれば、本発明の組成物は、38乃至50
重量％の硫酸カルシウム水和物、40乃至60重量％の一種又は数種の好餌物質、特
に穀粉、０乃至10重量％の一種又は数種の追加の調味料及び／又は着香料、０乃
至５重量％の一種の着色剤及び／又は一種又は数種のその他の添加剤を含む。
更に好ましい組成物は、42乃至47重量％の硫酸カルシウム水和物成分、42乃至
55重量％の一種又は数種の好餌物質、特に穀粉、５乃至10重量％の一種又は数種
の追加の調味料及び／又は着香料、０乃至３重量％の一種の着色剤及び／又は一
種又は数種のその他の添加剤を含む。
最も好ましい組成物は、45重量％の硫酸カルシウム水和物、44乃至50重量％の
数種の好餌物質の一種、特に穀粉、５乃至重量％の一種又は数種の追加の調味料
及び／又は着香料、及び０乃至２重量％の一種の着色剤及び／又は炭酸水素ナト
リウムを含む。
前述の組成物は、一方では硫酸カルシウム水和物、特にα半水和物とβ半水和
物との混合物の味がその他の成分で充分被覆されて、この組成物が該動物により
好んで摂取され、他方では組成物が致死作用を生ずる前に該動物から排泄される
ことがないように必要最低量の硫酸カルシウム水和物、特に半水和物の混合物が
この組成に加えてあるので、最も好ましい。
穀粉は、ラット及びマウスの好む食料であり、外観上何らの認めうる変化をさ
せることなく簡単に半水和物と混合できるので、好餌物質として特に適している
。穀粉としては種々の品種、
例えばコムギ粉、ライムギ粉、オオムギ粉、及びトウモロコシ粉、及びそれらの
混合物が使用される。穀粉を着香料及び／又は調味料と組み合わせて使用するの
が好ましい。
更にこの組成物には、麦芽または麦芽エキス、例えばコムギエキス、ライムギ
エテス、及び／又はオオムギエキス又はそれらの混合物を、３乃至８重量％、好
ましくは約５重量％加えることができ、これによって硫酸カルシウム水和物の味
が更に良く被覆され、該動物が一層好んで摂取するようになる。好餌物質として
は、その他一種又は数種のポリペプチド、例えばゼラチン、ふすま、及び／又は
植物性タンパク質、例えば大豆タンパクを用いることができる。
本発明によれば、穀粉の一部、好ましくは40乃至60重量％、更に好ましくは約
50重量％以下の量を、ゼラチン、ふすま及び／又は大豆タンパクのような植物性
タンパク質で置き換えることができる。ふすまの添加は、組成物をペレットに成
形する必要があるときに特に利点がある。
この組成物の散布の際には、次のように実施するのが目的に適っている:組成
物を繰り返し散布する場合には、好餌物質を変えるか又は好餌物質に添加剤を加
えて味又は匂いを変える。即ち例えば粉末状の調味料及び／又は着香料の添加に
よる混合物の摂取率の向上が確認された。この種の材料は組成物の中の硫酸カル
シウム水和物、特に半水和物の混合物の味や匂いの被覆、換言すれば味及び／又
は匂いの修正に効果がある。調味料として特に効果が実証されたのは粉砂糖、又
は必要に応じて粉砂糖とカカオとの併用で、特に粉砂糖はそのコンシステンシー
により混合物の中で見分けることができず、又完全に生物由来
のため有効である。ベーコンの粉末も調味料又は着香料として適している。本発
明によれば全組成に対して粉砂糖を好ましくは少なくとも２重量％、好ましくは
少なくとも４重量％、カカオを好ましくは少なくとも４重量％、好ましくは少な
くとも６重量％、又はベーコンの粉末を好ましくは少なくとも４重量％、好まし
くは６乃至８重量％使用する。
好餌物質として代わりに魚粉も使用される。魚粉は簡単に製造でき、又漁業産
業の廃棄物でもあるので、特に海岸地域では魚粉を有利に使用することができる
。本発明によれば、その他の好ましい添加剤として、粉乳のようなラットとマウ
スの粘膜を沈静させる物質、ソーダ（炭酸水素ナトリウム）のような酸と結合す
る物質、及び／又は生石灰のような唾液及び／又は胃液などの分泌を促進する物
質がある。好ましくは１重量％のソーダが組成物に使用される。
粉乳を添加すれば、ラットとマウスの粘膜が落ち着いた状態になり、該動物が
不必要に苦しむことがなく、又１回摂取した後でこの材料を忌避することが避け
られる。
例えばせん痛や胸やけを軽減するか或いは避けるために、ソーダのような酸と
結合する物質を少なくとも１種加えるのが好ましい。これがないと数回の投与の
場合に本組成物が該動物により忌避される可能性がある。
唾液及び／又は胃液の分泌を促進する物質を添加すれば、本組成物を摂取した
際にセッコウの固化がより急速に、より良好に進行するので、本組成物の効果が
更に向上する。
一つの実施態様によれば、硫酸カルシウム水和物成分の固化を更に促進するた
めに、該動物に水を追加投与することもでき
る。本発明のそれぞれの組成物は、その調味料及び／又は着香料、及び穀粉のよ
うな好餌物質が同じ又は異なる種類であってもよい。
好餌物質と半水和物の１種の混合物を含む硫酸カルシウム水和物とから成る組
成物を、ラット１匹当り少なくとも100g、好ましくは150乃至200gの料、マウス
に対しては相当して少なくした量を散布するのが特に有効であることが実証され
た。
好餌物質と硫酸カルシウム水和物との混合物が雨水や地面の湿気のために始め
からその効力が失われることがないように、硫酸カルシウムα半水和物と硫酸カ
ルシウムβ半水和物としから成る半水和物の混合物を含む好餌物質を、本発明に
よれば１側面だけから出入できる容器の中に散布することができ、そうすれば更
に、このラット及び／又はマウスを撲滅するための材料としての組成物にそれよ
りも大きい愛玩動物が近づくことができなくなる。半水和物の混合物は非常に吸
湿性であるから、好ましくは包装、即ち例えば紙に包むようにする。この場合生
分解性の紙、例えばナタネ紙が使用される。
本発明の材料は、個々の材料を任意の順序で次々に混合する方法により製造さ
れる。
本発明の組成物は、粉末、顆粒又はペレットに成形して使用することができる
。特にぺレットをラットは好んで摂取する。
次に本発明を実施例により詳細に説明する。実施例１
硫酸カルシウム水和物450g：
231,75g(51.5重量％)のα半水和物と213,75g（47.5重
量％）のβ半水和物と4.5g(1重量％)の二水和物との混合物。
穀粉 440g
粉砂糖 40g
カカオ 70g
を均一に混合する。この組成物をラットに投与した。
上記の組成物はラットに摂取され、致死効果を有する。ラットの年齢と体質に
よるが、死亡は最も早くとも12時間後に生ずる。従って、ラットの『毒味役シス
テム』の機能が避けられる。実施例２
硫酸カルシウム水和物450g：
231,75g(51.5重量％)のα半水和物と213,75g（47.5重量％）のβ半水和物と
4.5g(1重量％)の二水和物との混合物。
魚粉 520g
ソーダ 10g
生石灰 20g
を均一に混合する。結果は実施例１の場合と同様である。実施例３
硫酸カルシウム水和物450g：
231,75g(51.5重量％)のα半水和物と213,75g（47.5重量％）のβ半水和物と
4.5g(1重量％)の二水和物との混合物。
穀粉 390g
ベーコン粉末 80g
粉乳 50g
生石灰 20g
ソーダ 10g
を均一に混合する。結果は実施例１の場合と同様である。実施例４
硫酸カルシウム水和物450g：
231,75g(51.5重量％)のα半水和物と213,75g（47.5重量％）のβ半水和物と
4.5g(1重量％)の二水和物との混合物。
魚粉 470g
粉乳 50g
生石灰 20g
ソーダ 10g
を均一に混合する。結果は実施例１の場合と同様である。実施例５
硫酸カルシウム水和物450g：
402,75g(89.5重量％)のα半水和物と42.75g（9.5重量％）のβ半水和物と4.
5g(1重量％)の二水和物との混合物。
魚粉 550g
を均一に混合する。この組成物をラットに投与した。
上記の組成物をラットが摂取し、ラットは本組成物投与後約６時間後に死亡す
る。比較例
硫酸カルシウム水和物450g：
42,75g（9.5重量％）のα半水和物と402.75g（89.5重量％）のβ半水和物と
4.5g(1重量％)の二水和物との混合物。
魚粉 550g
を均一に混合する。この組成物をラットに投与した。
上記の組成物をラットが摂取したが、それをパン屑状の形に
して排出する。この組成物は水分吸収後充分に固化せず、ラットの死亡しない。
更に本発明により、前述の組成物のラット及び／又はマウスの撲滅への使用が
開示される。
本発明の組成物は引用した従来の技術に対して次のような利点がある。硫酸カ
ルシウム半水和物、好ましくは実質的にα半水和物とβ半水和物との半水和物の
混合物の形の硫酸カルシウム半水和物と、一種又は数種の追加の調味料及び／又
は着香料と、必要に応じて一種の増量剤と、必要に応じて一種又は数種の着色剤
及び必要に応じて一種又は数種のその他の添加剤とから成る組成により、本組成
物は完全に無毒であり、従って、毒物の使用が禁止されている全ての範囲で使用
することができる。更に本発明の材料は家畜、愛玩動物に対しても問題がない。
犬や猫はこの混合物を食べることがないし、鳥、特に鶏では、その消化システム
が齧歯類とは異なり、各成分を直ちに分解することができる。
マウスやラットがこの材料を摂取した後でも、不利な二次現象を生ずることが
ない。即ち、ラット又はマウスは本発明の駆除剤を摂取した後でその地下の入り
組んだ住み処に戻り、そこで最後に斃死するので、害虫の被害や病原菌の伝染を
伴う地上での腐敗を避けることができる。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION Calcium sulphate based compositions and their use for combating rats and / or mice The present invention relates to calcium sulphate hydrate based ecologically harmless compositions and rats and / or mice. Or its use to eradicate mice. The composition preferably comprises, in addition to a mixture of calcium sulphate hemihydrate, a bait substance, if necessary additional extenders, seasonings and / or flavors and coloring agents. Here, the mixture of calcium sulfate hemihydrate is composed of calcium sulfate α-type hemihydrate and calcium sulfate β-type hemihydrate. Rats and mice are one of the major pests in rural and urban areas due to damage to stored food, damage to electrical facilities, books, documents, etc., as well as transmission of pathogens. For its eradication, toxic compounds such as α-naphthylthiourea were first used, see DE 919 617. However, due to increasing environmental awareness and increasingly stringent regulations, the application of this type of prey substance is no longer both desirable and acceptable. Further, such poisonous substances are dangerous for pets such as dogs and cats which are currently kept in large numbers. Because the new material uses an agent that prevents blood clotting, the animal bleeds and dies even with a slight wound. However, this type of material had to be discarded after the testing phase, because of the increased number of flies and other pests that could cause illness and disease in humans. Swiss Patent No. 89183, bread, baked gypsum (CaSO 4 · xH 2 O) , compositions nontoxic consisting of a mixture of shell powder, and flavoring agents are are disclosed. However, it does not state what gypsum is used or what proportions the individual components are mixed. The use of this composition as a rat and mouse eradication agent is disclosed in Swiss Patent No. 89183. In conventional gypsum (CaSO 4 · 2H 2 O) is calcium sulfate dihydrate (hereinafter referred to as dihydrate), calcium sulfate hemihydrate by calcining (CaSO 4 · 1 / 2H 2 O, less half Hydrate). There are two transformations (α-type and β-type). Calcium sulfate hemihydrate (as both modifications) and calcium sulfate dihydrate will be referred to hereinafter as calcium sulfate hydrate. Further calcination gives various anhydrous calcium sulfates from this hydrate. German Patent No. 41 33 382 A discloses a composition consisting of flour and gypsum, but also does not describe what kind of gypsum was used. This composition is used for combating rats and / or mice. Furthermore, for rat eradication, a non-toxic composition consisting of 2/3 wheat flour and 1/3 roasted gypsum (see DE 832 359) or a mixture of gypsum and sugar in a 2: 1 ratio (C, Becher) , Schadlings bekampfungsmittel (pesticides), 1953, pp. 215). This type of mixture, however, was found to have no rodenticidal effect, even when the excreta was completely white and hardened immediately after excretion, R. Koller "Rattenbuch" (rat book) 1932, See page 79. None of the above methods was relied upon and proved to be extremely cruel to the animal and therefore unsuitable for rat killing. In addition, these mixtures are based on the behavior of the rat, and the rats will not eat this composition due to the `` poisoning system '' (a system where one of the herds eats and suffers when eating it, the other does not eat) It proved to be unsuitable for rat killing. It is an object of the present invention for such a situation to provide a calcium sulfate hydrate-based composition without the above-mentioned disadvantages. The composition should be harmless to humans and livestock (companion animals) and must not be able to be applied to areas where toxic substances must not be used, such as, for example, water protected areas, urban living areas, and foodstuffs. Must. At the same time, the composition must be an effective mouse and rat pesticide. To this end, such a composition should delay the death of the animal to some extent so that the rat's “taste system” does not work. In addition, the animals must be free from unnecessary suffering after ingesting the composition. The task comprises 30 to 60% by weight of calcium sulphate hydrate and 40 to 70% by weight of one or several bait substances, in particular flour, wherein the calcium sulphate hydrate is 30 to 100% by weight. % Calcium sulfate alpha hemihydrate and 70-0% by weight calcium sulfate beta hemihydrate. The invention is based, inter alia, on the finding that calcium sulphate dihydrate alone is unsuitable for rat killing due to the solidification time and its consistency (Konsistenz) in the digestive tract of the animal when it solidifies. The compound is excreted by the animal, and the animal suffers unnecessary pain. Initial use of beta hemihydrate alone does not provide initial results. That is, in the case of a composition containing only β-hemihydrate as calcium sulfate hydrate as a rodenticide, β-hemihydrate can absorb a large amount of water, so that it is contained in the digestive organs of the animal. However, there is a problem that only a part thereof is solidified into a bread crumb and discharged in that form without being sufficiently viscous. The animal then suffers unnecessarily pain, and as a result no longer eats such substances, resulting in impaired control. Moreover, such compositions do not cause the desired form of death in rats and / or mice. Only with the use of a composition comprising at least 30% by weight of α-hemihydrate a rapid and reliable eradication of the animal is achieved. According to the invention, preference is given to using a composition comprising 30 to 80% by weight of calcium sulfate α-hemihydrate and 20 to 70% by weight of calcium sulfate β-hemihydrate as calcium sulfate hydrate. . This type of composition is effective for the following reasons. Calcium sulfate hydrate as a mixture of α-hemihydrate with a mixing ratio of 30-80% by weight and β-hemihydrate of 70-20% by weight absorbs water and solidifies in digestive organs. (Where% by weight is based on the content of the calcium sulfate hydrate component of the composition). In doing so, it is possible to adjust the mixing ratio to cause hemihydrate solidification to occur earlier than the animal would normally excrete, and to delay death so that the "poison system" does not operate. In this way, the small, sick or vulnerable animal is prevented from dying prematurely (for example, within one hour) after ingestion, effectively inducing a repellent action by the "poison system" in the case of rats. It is possible to avoid. Here, if the content of β-hemihydrate exceeds 70% by weight, the removal of water is reduced, so that the rat / mouse may survive even if the toxic substance is ingested. On the other hand, a high mortality is observed within the preferred mixture ratio of α-hemihydrate and β-hemihydrate of the present invention. In addition, since the death of the animal occurs later, the "poisonous taste system" does not operate even when the animal is sick or weak, especially when the animal is ingested. When the preferred composition of the present invention is ingested, its calcium sulphate hydrate differs from its specially adjusted water absorption properties, and especially from the case where the hemihydrate mixture of the present invention is a single hemihydrate. In order to maintain the water pressure for a relatively long time, it adheres to the stomach wall and obstructs the digestive tract. Since the animal dies 12 to 16 hours after ingestion of the composition, the rat "poison taste" alarm system does not work. One preferred embodiment relates to a composition comprising 40-60% by weight calcium sulfate alpha hemihydrate and 60-40% by weight calcium sulfate beta hemihydrate as calcium sulfate hydrate components. A particularly preferred embodiment relates to a composition comprising as calcium sulfate hydrate components 52-57% by weight of calcium sulfate alpha hemihydrate and 48-43% by weight of calcium sulfate beta hemihydrate. According to the invention, both hemihydrates (α hemihydrate and β hemihydrate) are produced separately. For this, the respective hemihydrate is produced by calcining calcium sulfate dihydrate as a raw material at least once, preferably several times, especially up to 12 times. The particular manufacturing conditions for α- and β-hemihydrate are then followed (see Ullmann, Ency clopedia of Industrial Chemistry, Vol. 4, pp. 557-573, 1985). The next production step is to mix both hemihydrates in the required ratio and add the other components of the composition to the admixture and mix as usual. Solidification of the compositions of the present invention containing calcium sulfate hydrate is preferably facilitated by the addition of a bulking agent (extender). Accordingly, a preferred embodiment of the present invention claims a composition in which 0 to 3% by weight of calcium sulfate dihydrate is added as a component of calcium sulfate hydrate to a mixture of hemihydrate. The dihydrate then has the function of a so-called extender, which regulates the setting time of the calcium sulphate hydrate as an accelerating additive. The amount of the accelerating additive may be selected so as to maintain a preferable setting time. Solidification of the hemihydrate mixture consisting of α hemihydrate and β hemihydrate produced by firing several times usually starts after 10 to 18 minutes, preferably after 14 minutes. The end point of the solidification process depends on the specific mixing ratio of α- and β-hemihydrate, the amount of bulking agent, and the amount of calcium sulfate hydrate in the overall composition. Since the animal excretes relatively frequently, it is particularly advantageous to start solidifying early so that the solidification of the hemihydrate mixture between ingestion and excretion is guaranteed. The hemihydrate mixture of the present invention absorbs significant water and leads the animal to a coma, thus avoiding the pain as in the case of ingestion of conventional dihydrate or β-hemihydrate alone. Can be. Further, in some cases, the composition of the present invention that has accumulated in the intestine after several ingestions mechanically strains the heart and causes a shock condition. In the spirit of the present invention, 54.5 to 55.5% by weight of calcium sulfate α-hemihydrate, 44.5 to 45.5% by weight of calcium sulfate β-hemihydrate and 0 to 1% by weight of sulfuric acid as calcium sulfate hemihydrate. Most preferred is a composition comprising calcium dihydrate. A mixture containing about 54.7% by weight of calcium sulfate α-hemihydrate, about 44.7% by weight of calcium sulfate β-hemihydrate and about 0.6% by weight of calcium sulfate dihydrate is obtained by mixing a rat (mouse) It has proven to be particularly effective for eradication. This type of composition corresponds to the mixture "Special 52" from Heidelberger ZemeIntwerke AG (Heidelberg Cement) of Sulzheim with a statistical error within ± 0.3% by weight. Another preferred embodiment includes one or more seasonings and / or flavors added as other ingredients, and / or one or more colorants and / or one or more other additives. The composition may comprise from 0 to 15% by weight, preferably from 2 to 10% by weight, of one or several seasonings and / or flavors and / or from 0 to 15% by weight, preferably from 1 to 15% by weight. It contains 5% by weight of one or several coloring agents and / or one or several other additives. In order to characterize a mixture of different taste directions, it is advantageous to add at least one colorant. Natural color chalk proved to be particularly effective. In order to obtain a certain color tone, a small addition of 0 to 5% by weight, preferably 3% by weight or less, particularly preferably 1% by weight or less is sufficient. The mixture here is composed entirely of 100% biological material. It is expedient to use a colored composition of calcium sulfate hydrate in the form of a mixture of bait and hemihydrate so that the different taste directions of each composition can be distinguished. Thus, according to another preferred embodiment, the composition according to the invention comprises 38 to 50% by weight of calcium sulphate hydrate, 40 to 60% by weight of one or several bait substances, in particular flour, -10% by weight of one or several additional seasonings and / or flavors, 0-5% by weight of one colorant and / or one or several other additives. More preferred compositions comprise 42-47% by weight of the calcium sulphate hydrate component, 42-55% by weight of one or several bait substances, in particular flour, 5-10% by weight of one or several additional It contains seasonings and / or flavors, 0 to 3% by weight of one colorant and / or one or several other additives. The most preferred composition comprises 45% by weight of calcium sulphate hydrate, 44 to 50% by weight of one of several dietary substances, in particular flour, 5 to 5% by weight of one or several additional condiments and / or Or it contains a flavoring and 0 to 2% by weight of a colorant and / or sodium bicarbonate. The aforementioned composition, on the one hand, has the taste of calcium sulphate hydrate, in particular a mixture of α-hemihydrate and β-hemihydrate, fully covered with other ingredients, making this composition more preferred by the animal. A minimum amount of calcium sulfate hydrate, especially a mixture of hemihydrate, has been added to the composition so that it is not ingested and, on the other hand, is not excreted from the animal before the composition has a lethal effect. , Most preferred. Flour is a particularly preferred foodstuff for rats and mice, as it can be easily mixed with hemihydrate without any appreciable change in appearance. Various varieties, such as wheat flour, rye flour, barley flour, and corn flour, and mixtures thereof are used as flour. It is preferred to use flour in combination with flavorings and / or seasonings. In addition, malt or malt extract such as wheat extract, rye ethes, and / or barley extract or mixtures thereof can be added to the composition in an amount of 3 to 8% by weight, preferably about 5% by weight, whereby calcium sulfate is added. The taste of the hydrate is better covered and becomes more preferred by the animal. As the bait substance, one or several other polypeptides such as gelatin, bran, and / or vegetable proteins such as soy protein can be used. According to the present invention, a portion of the flour, preferably 40-60% by weight, more preferably up to about 50% by weight, can be replaced by vegetable proteins such as gelatin, bran and / or soy protein. . The addition of bran is particularly advantageous when the composition needs to be formed into pellets. When spraying the composition, it is expedient to carry out the following: If the composition is to be sprayed repeatedly, the bait may be changed or additives may be added to the bait. Change taste or smell. That is, it was confirmed that, for example, the intake rate of the mixture was improved by adding the powdery seasoning and / or flavoring agent. Such materials are effective in coating the taste and odor of calcium sulphate hydrates, in particular in hemihydrate mixtures, in the composition, in other words in modifying the taste and / or odor. Powdered sugar or, if necessary, a combination of powdered sugar and cocoa is particularly effective as a seasoning, especially powdered sugar, which cannot be distinguished in the mixture due to its consistency and is not completely bioactive. It is effective because of its origin. Bacon powder is also suitable as a seasoning or flavoring. According to the invention, powdered sugar is preferably at least 2% by weight, preferably at least 4% by weight, cocoa is preferably at least 4% by weight, preferably at least 6% by weight, or bacon powder is preferably at least 2% by weight, based on the total composition. It is used at least 4% by weight, preferably 6 to 8% by weight. Fish meal is also used as a bait substance instead. Fishmeal is easy to produce and is a waste of the fishing industry, so fishmeal can be used to advantage, especially in coastal areas. According to the invention, other preferred additives include substances that calm the mucous membranes of rats and mice, such as milk powder, substances that bind acids, such as soda (sodium bicarbonate), and / or saliva, such as quicklime. And / or substances that promote secretion, such as gastric juice. Preferably 1% by weight of soda is used in the composition. The addition of powdered milk leaves the mucous membranes of rats and mice calm, does not unnecessarily suffer the animal, and avoids repelling this material after a single ingestion. For example, to reduce or avoid pain and heartburn, it is preferable to add at least one acid-binding substance such as soda. Without this, the composition may be repelled by the animal in the case of several doses. If a substance that promotes the secretion of saliva and / or gastric juice is added, the gypsum solidification proceeds more quickly and better when the composition is ingested, so that the effect of the composition is further improved. According to one embodiment, the animal can be additionally administered with water to further promote the solidification of the calcium sulfate hydrate component. Each composition of the present invention may be of the same or a different type in its flavoring and / or flavoring and baiting substances such as flour. A composition consisting of a dietary substance and calcium sulphate hydrate containing one mixture of the hemihydrate is fed at least 100 g per rat, preferably 150-200 g, correspondingly for mice. Spraying reduced amounts proved to be particularly effective. Calcium sulfate alpha hemihydrate and calcium sulfate beta hemihydrate so that the mixture of the bait and calcium sulfate hydrate does not lose its effectiveness from the beginning due to rainwater or ground moisture. According to the invention can be sprayed into a container which can be accessed only from one side, so that the rats and / or mice are further destroyed Larger companion animals are inaccessible to the composition as a material for Since the hemihydrate mixture is very hygroscopic, it is preferably packaged, ie wrapped in, for example, paper. In this case, biodegradable paper, for example rape paper, is used. The materials according to the invention are produced by a method in which the individual materials are mixed one after the other in any order. The composition of the present invention can be used after being formed into powder, granules or pellets. In particular, rats prefer to consume peret. Next, the present invention will be described in detail with reference to examples. Example 1 Calcium sulfate hydrate 450 g: 231,75 g (51.5 wt%) α hemihydrate, 213,75 g (47.5 wt%) β hemihydrate and 4.5 g (1 wt%) dihydrate Mixture with Japanese. Flour 440g Powdered sugar 40g Cacao 70g is evenly mixed. This composition was administered to rats. The above composition is ingested by rats and has a lethal effect. Death occurs at the earliest 12 hours later, depending on the age and constitution of the rat. Therefore, the function of the rat's "poisonous taste system" is avoided. Example 2 450 g of calcium sulfate hydrate: 231,75 g (51.5% by weight) of α hemihydrate, 213,75 g (47.5% by weight) of β hemihydrate and 4.5 g (1% by weight) of dihydrate Mixture with Japanese. Mix 520g of fish meal, 10g of soda and 20g of quicklime uniformly. The results are the same as in Example 1. Example 3 450 g of calcium sulfate hydrate: 231,75 g (51.5% by weight) of alpha hemihydrate, 213,75 g (47.5% by weight) of beta hemihydrate and 4.5 g (1% by weight) of dihydrate Mixture with Japanese. Flour 390g Bacon powder 80g Milk powder 50g Quicklime 20g Soda 10g is evenly mixed. The results are the same as in Example 1. Example 4 450 g of calcium sulfate hydrate: 231,75 g (51.5% by weight) of α hemihydrate, 213,75 g (47.5% by weight) of β hemihydrate and 4.5 g (1% by weight) of dihydrate Mixture with Japanese. Fish powder 470g Milk powder 50g Quicklime 20g Soda 10g is evenly mixed. The results are the same as in Example 1. Example 5 Calcium sulfate hydrate 450g: 402,75g (89.5% by weight) α hemihydrate, 42.75g (9.5% by weight) β hemihydrate and 4.5g (1% by weight) dihydrate Mixture with Japanese. Mix 550g of fish meal evenly. This composition was administered to rats. Rats take the above composition and die about 6 hours after administration of the composition. Comparative Example 450 g of calcium sulfate hydrate: 42,75 g (9.5% by weight) of α-hemihydrate, 402.75 g (89.5% by weight) of β-hemihydrate and 4.5 g (1% by weight) of dihydrate And a mixture. Mix 550g of fish meal evenly. This composition was administered to rats. The above composition is ingested by rats and excreted in the form of crumbs. This composition does not solidify sufficiently after water absorption and does not kill rats. The invention further discloses the use of a composition as described above for combating rats and / or mice. The compositions of the present invention have the following advantages over the prior art cited. Calcium sulfate hemihydrate, preferably substantially in the form of a mixture of hemihydrate of alpha hemihydrate and beta hemihydrate, and one or more additional flavors The composition consists of a flavoring agent and / or a flavoring agent, if necessary, a bulking agent, optionally one or several coloring agents, and optionally one or several other additives. The composition is completely non-toxic and can therefore be used in all areas where the use of toxicants is prohibited. Further, the material of the present invention has no problem for livestock and pet animals. Dogs and cats do not eat this mixture, and birds, especially chickens, have a different digestive system than rodents and can break down each component immediately. No adverse secondary phenomena occur after the material has been consumed by mice and rats. That is, rats or mice return to their intricate underground habitat after ingesting the pesticidal agent of the present invention, and finally die there, thereby avoiding terrestrial rot accompanied by pest damage and transmission of pathogens. it can.
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ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ
Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ
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，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，
ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ
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