JP2002515116A - インテリジェント・車両・道路・システム・センサーおよび方法 - Google Patents

インテリジェント・車両・道路・システム・センサーおよび方法

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シユワルツ・エレクトロ−オプテイクス・インコーポレーテツド
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Abstract

(57)【要約】 パルスレーザー距離画像化技術を用いた物体センサー(310)及び方法が、このセンサーを通過する車両の速度及び3次元プロファイルを求めるように適応され、車両の型を分類してインテリジェント車両道路システムにおいて使用される。送信機からの連続パルスレーザービームを分割して1対のスキャンレーザービームが用いられ、光受信機が道路重量ステーションや料金所のような所定のゾーンに車両があるかどうかを調べる。距離、角度及び時間データが集められ記憶され、センサーを通過する車両の速度及びその3次元プロファイルを求める。代替実施態様では回転ミラーを用いることにより、また、別の実施態様では2つの送信機/受信機を用いることにより、前方及び後方スキャンビームが与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】 インテリジェント・車両・道路・システム・センサーおよび方法関連出願についてのクロスリファレンス この出願は、能動近視野物体センサーおよび物体分類技術に採用する方法につ いて1992年11月23日に出願された同時係属出願第07/980,273 号、ならびに物体センサーおよび農業噴霧器制御への使用方法について1992 年12月30日に出願された同時係属出願第07/997,737号の一部継続 出願(米国特許第5,278,423号として1994年1月11日に発行され ている)であり、両出願は本発明とともに一般譲渡されている。発明の背景 1.発明の属する技術分野 この発明は、広く物体センサーおよび関連する方法に関し、特に電子物体セン サー、ならびに車両の速度および分類用形状の検出、ならびにインテリジェント ・車両・道路・システム(IVHS)への入力に有用な方法に関する。 2.背景の技術 車線内の車両の存在を知らせ、そして車両が通過する際の車両速度を示す車両 センサーが、上記の同時係属出願第07/980,273号に開示されている。 幹線道路から道路上の定点までの標準距離を測定し、その後該センサーの下を通 過または停止する車両までの距離を測定する飛行時間レーザー距離計の概念が使 用される。この概念は、ビーム間の角度を一定にして道路表面を横切りながら投 射される高速パルス状レーザー光を二本使用することを教示する。高繰返し速度 のために、該システムは、車両速度を1mph以内の正確さで測定することもで き、そしてこの計算速度を用い、車両が該センサーの下を移動するときの連続距 離測定により、車両の縦断面を現すことができる。 本発明の基本目的は、コストがかなり低く、正確で、かつ、さまざま用途に有 用な能動近視野物体センサーを提供することにある。本発明は、センサーに近い 距離に位置する区域内の物体の存在を検知するセンサーを意図し、そして、該一 定区域へ向かうパルスエネルギーの指向性出力を放出する手段を有する距離計を 備える。好適実施態様では、該放出手段は、コヒーレント赤外放射線のパルスを 放出することができるレーザーダイオードを含んでいる。このパルスは、観測下 の近視野区域へ指向される二本の分岐した出力ビームを発するために、視準用光 学素子とともに用いられる。 該センサーは、該区域または該区域内に位置する物体から反射されるエネルギ ーの一部を受け取る手段も備える。戻りのパルスエネルギーは、その後、放出手 段と受取手段とのパルス飛行時間変化を測定するために、受信機の入力として供 せられる。この時間変化は、該区域内の物体の存在により起こりうる。該センサ ーは、また、該区域内の一またはそれ以上の物体の速度、センサス(censu s)、大きさまたは形状のいずれかを表示する出力を得るのに役立つさまざまな 特徴を備える。例えば、該センサーは、飛行時間測定手段からの入力を受け取る 手段、および該物体が複数の分類基準の中の一種を満たすかどうか(例えば、該 物体は自動車、トラックまたは自動二輪である)を示す出力の提供手段を備える 。 これらの目的または他の目的を達成するために、該受取手段は、二個の検出器 と、入力を飛行時間測定手段に供するために二個の検出器出力を交互に選択する 手段とを備え、該区域を通過する物体の速度を計算できるように、二本の分岐し た出力が一定の物体により遮断される間の時間間隔を測定する手段も備える。 上記の同時係属出願第07/997,737号は、距離計と、レーザービーム の回転面に対して垂直の方向に感知またはイメージされる物体との間に相対移動 のある面内にて、高パルス速度で作動しているレーザービーム距離計を回転また は走査(スキャニング)することによって、物体の三次元画像を作ることを開示 する。この操作により、レーザー距離計の回転ビームが物体側面を通過する際に 、距離計のパルスで感知される物体を覆い、それにより物体に三次元画像を得る 。 同時係属出願で教示される三次元物体センサーの好適実施態様によれば、噴霧 、計数または木のサイズ測定のために、列をなす木の検知を教示した。センサー は、並木、収穫物または葉の間を走行しながら地面に沿って移動するとともに、 センサーを載せ移動する車両の両側で、レーザー距離計が車両の動きに対して垂 直な面内をスキャンする。センサーが葉の存在を検知すると、検知された木また は物体を効率的に噴霧するために、噴霧装置を起動する信号を出す。この操作に より、噴霧された材料を遮るように存在する葉があるときにのみ噴霧が確実に起 こる。こうして、経済的および環境的利益が理解される。 農業噴霧器は、レーザー送信機および受信機用のアパーチャーを間隔を置いて 有する、パルス化した飛行時間距離測定手段を用いる。このレーザービームおよ び視界受信機は、回転ミラーにより、噴霧車の前方移動軸線に対して直角の垂直 面内を連続的にスキャンされる。ミラーの位置およびそれに対応したレーザービ ームは、ミラー駆動モーターシャフトに取り付けられたシャフトエンコーダーの 手段により決まる。この態様の場合、車両が並木の間を移動する際に、単一セン サーが噴霧車の両側で距離測定を行う。センサーは、木の存在を検知することの みが必要であるから、距離測定は、センサーの両側にて、±45°の仰角内での み行われる。データは、回転また円周スキャン360°のうち180°以内で採 取される。噴霧車が進むときに、スキャンの軌跡は、ミラーの連続回転に向かっ て進む。走行距離に車両からの入力を採用すると、センサーは画像のパノラマを 作製する。次いで、アルゴリズムは、木が存在するかどうかを、関数角としての 測定距離データから決める。噴霧装置はゾーンにグループ化され、そして、セン サーはゾーンごとに葉の画像を提供し、それから、個々の木のゾーンに必要な噴 霧量の指示を出す。 安全、軍事および運送の用途をはじめ、家庭で使用される装置など、広くさま ざまな用途に有用で、正確かつ低コストのセンサーの要望が絶え間なく存在する 。そこでは、頭上センサーを用いる交通信号コントローラーを示唆している。同 時係属出願では、以下の米国特許を参照している:ジラードらの3,167,7 39;ラモーレットの3,436,540;マッソーズの3,516,056; クルーガーらの3,532,886;パールマンの3,680,047;および チャセックの4,317,117。 参照したのと同様に、近視野センサーは、侵入者警報機および自動ドアオペレ ーターにも利用される。そのような装置の例は、以下の米国特許に開示されてい る:マッソーズの3,605,082;パールマンの3,644,917;パー ルマンの3,719,938;スコヴィレらの3,852,592;ライツらの 3,972,021;およびサフィアらの4,433,328。 同時係属出願の三次元センサーで述べたように、米国特許第4,768,71 3号は、木の葉の存在を検知するために、超音波ソナー型センサーの使用を開示 する。米国特許第4,823,268号および米国特許5,172,861号も また同様である。光学的測距技術は、米国特許第4,179,216号および米 国特許4,490,038号に開示されているように、産業用途に具体化されて いる。 前記同時係属出願で述べたように、物体センサーは、国防省および運輸省の計 画のために開発された幾つかのレーザーシステムの副産物として、本発明者らに より開発された。代表的には、レーザー光学素子およびエレクトロニクスの軍事 的使用が、ミサイルシステムおよび標的認識システムの中に見られる。標的画像 は、作製後、目標区域上のミサイルまたは輸送機として見える。例えば、ミサイ ルは、航路に対して垂直な面をスキャンするレーザー距離計を具備しうる。発明の要約 車両を検知し、そして三次元形状および車両速度を決めるのに有用な出力を提 供するためのレーザーセンサーは、センサーからセンサーの検知ゾーン内を移動 する車両の一部分までの距離を測定するため、および、各距離データ出力のため のセンサー角度に対応する各距離データ出力を提供するためのレーザー手段を含 んでいる。車両を横切ってビームをスキャンする手段を具備し、該スキャン手段 は、ビームの向きおよびセンサー角度を測定するための手段を備える。さらに、 車両がゾーン内の位置間を走行した距離を測定する手段を備える。走行距離は、 車両上の各点が移動した距離を表すデータを提供する。また、車両速度および三 次元形状を測定するため、各距離、角度および走行距離を処理する手段を備える 。該処理手段は、インテリジェント・車両・道路・システムに有用な車両分類を 提供する。 好適実施態様のセンサーは、レーザー手段により放出される前方および後方ビ ームを含んでいる。前方および後方ビームは、所定角度で分割され、車両が走行 する一定区域に向かって放出される。ビーム間を走行する車両上の点の走行時間 を表す時間信号は、距離データ処理手段により提供される飛行時間データから求 まる。センサーは、さらに一対のレーザービームを放出する2個の送信機、車両 が走行する道路上のゾーンへビームを向ける手段、および車両から反射されたレ ーザービームを電圧信号に変換する2個の受信機を備え、該電圧信号は受信機と 車両上の決められた点との距離を表す。 ビームを遮断して、そのビームを道路に対する垂直面から所定角度にて反射す る光学的反射面を用いることにより、スキャニングが提供される。車両から反射 されたビームは、ミラーに向かって戻り、対応する受信機のアパーチャーの中に 入る。車両の横断面を横切って該ビームを反射するのに十分な角度にわたって、 該反射面を回転自在に動かすための手段を備え、そしてビーム面内のセンサー角 度を表す信号手段も備える。角度信号は、対応する角度にて距離データを与える 処理手段に送られ、そして距離および角度データを結合して、車両横断面を与え る。 好適実施態様では、送信機から放出されるビームを遮断し、次いで該ビームを スキャン面へ反射するミラーを用いたスキャニングが提供される。該スキャン面 は、道路に対する垂直面から対抗する角度にて配置される。ミラーの方へ戻るよ うに向けられた反射ビームは、受信機の対応するアパーチャーの中に向けられる 。ミラーを軸にまわりに連続的に回転させるために、回転自在のシャフトを有す るモーターがミラーに取り付けられ、そして基準角度に対するミラーの角度位置 を確認するために、エンコーダーがミラーに取り付けられる。 本発明の好適な実施態様では、該処理手段は、タイミング信号に関連するスキ ャンサイクル用データを保存および処理するために、各距離およびセンサー角度 データを受け取るようにプログラムされたマイクロピロセッサーを含んでいる。 処理データは、車両の三次元形状プロファイルになる。さらに、本発明は、車両 の形状プロファイルを、複数の車両の既定の形状と比較する車両分類用アルゴリ ズムを含んでいる。 本発明の目的は、農業噴霧器の三次元センサー技術を車両センサーに拡張して 、車両がセンサーの下を通過する際の車両の完全な三次元形状プロファイルを開 発する能力を提供することにより、同時係属出願の車両センサーを改良すること にある。車両のクラス分類、自動料金徴収、道路使用データの編集、フェリーボ ート荷積指導およびインテリジェント・車両・道路・システムに必要な多様な用 途に使用するために、本発明のアルゴリズムは、車両の三次元プロファイルを取 り込み、それを既知の車両プロファイルと比較する。 米国におけるインテリジェント・車両・道路・システムの戦略的計画は、IV HSアメリカによりリポートNO.IVHS−AMER−92−3に作られ、1 992年5月20日に刊行された。この書類は、一部、U.S.DOT,コント ラクトナンバーDTFH 61−91−C−00034のもとに作られた。該戦 略的計画の目的は、米国内でのIVHSの開発および活動を指導することである 。この計画は、われわれが直面している道路システムの一連の複雑な問題に対し てただ一つの答えはない、しかし、IVHSとして知られる技術のグループは、 1991年の統合地上輸送効率化法(ISTEA)の目的をかなえるのに非常に 助けになると指摘する。ISTEAの目的は、「・・・十分経済的であり、世界 経済に参加する国のための基盤を提供し、そして人および物をエネルギー効率よ く移動させる国家的統合輸送システムを開発すること」である。本発明の目的は 、ISTEAの目的の範囲内で一致するニーズを満足させることである。IST EAアメリカ計画には、ひとつに車両の自動分類(AVC)が必要であると記載 されている。 本発明のさらなる目的は、スキャンレーザーレーダーシステムを使用して、視 界区域の区画地図を開発することである。パターンをスキャンすることにより二 次元が得られ、そしてそれらの距離測定により三次元が得られる。この発明の目 的は、二本の分岐したビームが車線を横切ってスキャンするスキャンシステムも つ、固定された距離計を使用した同時係属出願の車両センサーを改良することに ある。本発明のさらなる目的は、車両を横切って横方向に取り込まれる距離表示 を用いて車両のプロファイルを提供することにある。車両速度は、車両による二 本のビームの交差により決まる。車両速度は、車両の横断面の間隔を提供して、 車両分類に使用するために車両の正確な三次元プロファイルを構築する。 本発明の他の目的は、車両をクラッター(clutter)から識別して、車 両を分類する能力を持つアルゴリズムを提供することにある。本発明のさらなる 目的は、他のインテリジェント・車両・道路・システム、ならびに電子通行料お よび交通運営(ETTM)の領域、特に自動料金徴収に役立つ情報を提供するこ とにある。 特に例示した実施態様がこの発明の方法および装置の両方において開示されて いるが、当業者は、数多くの変更および修正を認めうる。そのような変更はすべ て、本発明の範囲内に帰するものである。図の簡単な説明 本発明を完全かつ可能にする開示は、そのベストモードを含み、添付図面の参 照を含む本明細書中の当業者に向けられる。 図1は、前方および後方スキャンレーザービームを含む好適実施態様において 、車両が通過する際に、車両を遮断するためのビーム操作を示す部分斜視図であ る。 図2は、農業噴霧器に使用される同時係属発明に関するセンサー素子の機能的 フローの関係を示す、同時係属出願に使用の物体センサーの略図である。 図2Aは、レーザー装置とレンズ/プリズム系との関係を示す、レーザー送信 機の略図である。 図2Bは、受信用対物レンズと光学信号を電流パルスに変換するフォトダイオ ードとの関係を示す光学受信機の略図であって、このパルスは、従来のトランス インピーダンス増幅器を用いて電圧信号に変換される。 図2Cは、同時係属出願の発明の好適実施態様に使用される時間−振幅回路の 略図である。 図3は、目標の木の列の間を走行する同時係属出願の農業噴霧器の各部分を示 す部分空間図である。 図4は、代表的な柑橘類である森の中の柑橘類植物へ除草剤を適用するのに使用 される、例示的にひとまとまりとみなされたゾーンのレーザービームスキャンを 示す。 図5は、選ばれたノズルから目標の木への噴霧物質の選択的適用を示す、空気ブ ラスト型農業噴霧器の部分背面図である。 図6は、特定の測定位置の場合のゾーンと木の大きさとの関係を示す。 図7は、スキャンされた距離データを保存する際に使用される複数帯域のための 円弧列データ構造(circular queue data structure)を示す。 図8は、開始から噴霧適用信号を始めるまでの工程を示す、同時係属のマイクロ プロセッサーソフトウエアのセンサートップレベルフローチャートである。 図9および10は、同時係属出願における能動近視野物体センサーの操作を示す 斜視図である。 図11は、上記図9および10に記載の同時係属出願のセンサーとともに使用さ れるハードウエアの電子および光学部分を示すブロック図である。 図12は、通過する車両の上に設置されたセンサー用に分解能3インチの高精度 レーザーレーダーを供するための本発明のスキャン幾何学(geometry) を示す。 図13は、本発明により提供される車両の三次元プロファイルを示す斜視図であ る。 図14は、本発明のIVHSセンサーとともに使用されるハードウエアの電子お よび光学部分を示すブロック図である。 図15Aは、本発明の一実施態様に使用される多面ミラーの機能を表現したもの であり、回転ミラーは投射するビームを反射して前方および後方ビームにするた めに、交互に傾斜する面を有する。 図15Bは、図15Aの多面ミラーの斜視図である。 図16は、この発明の好適実施態様において使用される前方スキャンレーザービ ームおよび後方スキャンレーザービームの幾何学(geometry)を示す。 図17は、ビームと、反射する交互回転ミラー面上にビームを偏向させる二位置 ノディング(傾斜)ミラーとをスキャンして、前方および後方スキャンビームに 分割するために、回転12面ポリゴンミラーの使用を示す。 図18は、前方および後方スキャンビームを形成するために、2個の送信機と2 個の受信機を用いる本発明の実施態様の略図である。 図19Aおよび19Bは、それぞれ、本発明のマイクロコントロラーおよびマイ クロプロセッサーの機能的フローを示すブロック図である。 図20は、料金道路車両データ徴収および分類に使用する例として、「アメリカ トラック協会トラック類型」を示す。 図21は、本発明により提供される、トラックの三次元プロファイルを示す斜視 図である。 図22〜28は、本発明に有用なソフトウエアの好適実施態様を示す相互に関連 するフローチャートである。好適実施態様の詳細な説明 本発明の好適実施態様では、センサー10が道路12上に取り付けられセンサ ー10の下を通過する車両14を感知する。第1図には、センサー10の下の領 域18を通過し始めている車両14を捕える前方スキャンビーム16、及びセン サー領域18を出ようとしている車両14aを捕える後方スキャンビーム20が 描かれている。本発明は車両14を感知して車両の速度及び車両の分類を求める のに用いられる方法及び装置の両方に関する。 この明細書の初めの方で述べたように、同時係属出願における開示と依存しあ う。同時係属の発明の要素を明確に参照するために、能動近視野物体センサー分 類技術に関する同時係属出願第07/980,273号に記載された構成要素に 対する参照番号は、同時係属出願における参照番号に300を加えたものを使用 し、農業噴霧器を制御するのに用いる物体センサー及び方法に関する同時係属出 願第07/997,737号では、同時係属出願における参照番号に500を加 えたものを使用する。例えば、本発明のセンサーはセンサー10として参照され ており、上記同時係属出願におけるセンサーは夫々センサー310及びセンサー 510として参照される。同様に、全ての参照番号が適宜増加される。 同時係属出願第07/997,737号に関して、第2図に示されたセンサー 510はパルス飛行時間距離測定システムを用いている。第2図に示されている ように、レーザー送信機520及び光受信機522が夫々分離したアパーチャー 524及び526を有して並んで配置される。送信されたレーザービーム528 及び受信機522の視野は、垂直面532内の回転ミラー530により連続的に スキャンされ、この垂直面532は、噴霧器512の移動軸534に垂直であり 、第3図に示されているように該噴霧器512上にセンサー510が取り付けら れる。再度第2図を参照すると、ミラー530及び対応するレーザービーム52 8の位置は、ミラー駆動モーターシャフト538に取り付けられたシャフトエン コーダー536により求められる。この構成により、単一センサー510が目標 樹木514又は他の農作物の列542の間を移動するとき、農業噴霧器のセンサ ー510と両側の目標樹木514の間の距離540を測定する。第3図はこのこ とを示しており、噴霧器512が列542の間における第1の位置512A及び 第2の位置512Bにある部分的な領域図である。 第2A図に示されているように、レーザー送信機520のレンズシステム及び 回路は、光源としてダイオードレーザー519を用いる。例として、パルス回路 中で構成される従来のInGaAs変形層量子井戸構造注入レーザー519が用 いられ、0.91ミクロンにおいて約30ワットのピーク放射量を有する13ナ ノ秒パルスを放出する。ダイオードレーザー519は、当該技術で周知のアバラ ンシェトランジスタパルサーにより発生された50アンペア電流パルスで駆動さ れる。381ミクロンレーザー519のダイオード接合は、10から40立体角 の放射を放つ。例えば8.8ミリメートルのオーダーの有効焦点距離を有する高 速焦点距離(f:0.91)マルチ要素レンズ521が用いられてダイオードレ ーザー放射をコリメートさせ、ダイオード接合に平行な方向に対して46.6ミ リラジアン及びダイオード接合に垂直な方向に対して0.12ミリラジアンのビ ーム発散が得られる。コリメートされたレーザービームはアナモルフィックプリ ズム523対を用いてダイオード接合に平行な方向において1/6に縮小され、 アパーチャー524を通って放出されるレーザービーム528はとしてダイオー ド接合に平行な方向に対して7.8ミリラジアン及び垂直な方向に対して0.1 2ミリラジアンのビーム発散が得られる。 第2B図に示されているように、光受信機522のレンズシステム及び回路は 対物レンズ529及びシリコンPINフォトダイオード527から成り、レーザ ービーム544が目標樹木514から反射された後にそのアパーチャー526に おいて該レーザービーム544を受ける。従来のトランスインピーダンス増幅器 525がフォトダイオード電流パルスを電圧パルスに変換する。反射レーザービ ーム544を表す返送光放射が対物レンズ529に入射して受信機522のフォ トダイオード527上に焦点合わせされる。受信機視野は、フォトダイオード5 27の直径と受信機レンズ529の焦点距離の比により与えられ、例として13 ミリラジアンのオーダーであり得る。この値は受信機522の孔視を7.8ミリ ラジアン送信機ビーム幅まで可能にするに十分大きな値である。 再度第2図を参照すると、同時係属の好適実施態様で用いられているシャフト エンコーダー536は、例えば1回転当たり2,048パルスのオーダーのよう な予め定められたパルスレートでレーザー519をパルス放出させる。このこと により、距離測定はミラー回転の軸538を中心として3.06ミリラジアン毎 に行われる。1秒当たり40回転(rps)のミラー530の回転レートを与え るモーター546を用いると、レーザーパルス繰り返しレートは1秒当たり81 .92千サイクル(kHz)となる。同時係属の好適実施態様ではオンボード型 マイクロプロセッサー550が用いられ、これはマイクロプロセッサーサイクル 時間に基づいて繰り返しレートを15kHzまでに制限する。シャフトエンコー ダー536は、29.29rpsの角回転レートで1回転当たり512パルスの レートでパルスを送る。マイクロプロセッサー550は、パルストリガー信号5 52を送ることによりレーザー送信機520のトリガーを制御する。これらのパ ルストリガー信号552は、レーザー520の動作を噴霧器512の左右両側の 4分円回転に制限するように選択される。これらの4分円は、第4図に示すよう に、樹木の高さに対応し、左スキャン4分円554と右スキャン4分円556で ある。レーザー送信機520は、予め選択された樹木をカバーする4分円554 及び556の各々において128回発射される。 続けて第2図を参照すると、1つの放射パルスがレーザー送信機520を離れ ていき戻って光受信機522で検出されるまでの時間を測定することにより、セ ンサー510は距離540を求める。この全飛行時間が2で割られて目標樹木5 14までの移動時間が得られ、光速度即ちレーザービーム528の速度が掛けら れる。距離540の正確な測定が要求されるので、この時間の正確な測定が必要 となる。この為に、第2図のセンサーシステム510は、第2C図に詳細に示す ように、距離ゲート557及びアナログ時間−振幅変換器回路(TAC)559 から成る距離測定回路558を含む。この距離測定回路558は、距離ゲートに 対するスタートパルスを開始するための手段としてのレーザー519と光学的に カップリングされる。距離測定回路558に対するストップパルスは、受信機5 22内に含まれる閾値検出器により与えられる。 レーザーパルスが目標まで行き受信機まで戻ってくる伝播時間を正確に測定す るためにデジタル及びアナログの両方の技術が用いられて時間間隔測定を行うこ とは、当業者には予想されることではあるが、同時係属発明においては、デジタ ル技術と比較した場合に、その分解能、より小さいサイズ、より簡単な回路、よ り低いパワー消費及びより低いコスト故に、アナログ技術が採用された。本発明 で特に用いられているアナログ距離測定は「飛行時間変換器(time-of-flight co nverter)」として知られており、測定距離の約1パーセントの精度及びプラスマ イナス約5センチメートルの分解能を有する。 再度第2C図を参照すると、距離ゲート557とTAC559の特定の形式が 示されており、トランジスタQ1を含む定電流源が用いられてランプキャパシタ ー(ramp capacitor)C38を充電し、瞬間値が経過時間の測度(目安)となる線 形電圧ランプが得られる。レーザー519が発射されるときキャパシターC38 間の電圧が正電源からランプダウンし始めるように、TAC559回路が設計さ れる。反射パルスが受信機522に受け取られるか又は測定期間の終わりに、ラ ンプは停止される。最大距離及びよって最大測定期間は初期値として予め選択さ れる。TAC559の出力は、マイクロプロセッサー550内の10ビットアナ ログ−デジタル変換器によりデジタル形式に変換される。 同時係属のセンサー実施態様では、TAC558に対するスタートタイミング パルスは、レーザー送信機520を発射させる同時パルス552を用いてシャフ トエンコーダー536により発生される。 再度第2図を参照すると、マイクロプロセッサー550は、樹木の葉の高さ5 62を感知し計算するタスク、噴霧ゾーン560に対して作動するタスク、及び センサーシステム診断を行うタスクを含む3つの主タスクを行うようにプログラ ミングされている。そして目標樹木514の高さ562、樹木514までの距離 540、その距離540と関連する角度564、及びセンサーが取り付けられて いる地面568上の高さ566を計算する。マイクロプロセッサー550は、光 放出ダイオード、樹木の葉のような物体の存在を示す存在リレー、RS232コ ンピューターインターフェース及び電源内のリレーに対して種々の出力を与える 。マイクロプロセッサー550は、温度や実時間クロックパルスを含む入力に加 えて幾つかの入力を受ける。このような入力/出力マイクロプロセッサー情報及 びバックアップ回路は当該技術においては周知である。 第5図に示されているように、センサー510が上方向にスキャンしていると きは、樹木514の頂部までの距離570としては最後に受けた有効距離が与え られ、樹木の底部までの距離572としては、最小高さ閾値574を越える高さ を生じる最初の有効距離が与えられる。センサー510が下方向にスキャン中は 、樹木514の頂部までの距離570は最初に受けた有効距離として定められ、 樹木514の底部までの距離572は、最小高さ閾値574を越える高さを生じ る最後の有効距離として定められる。予め定められた最大距離より小さいどんな 距離540も有効距離である。同時係属の好適実施態様では、各距離540の読 み取りには、それに関連し水平軸576に対して相対的な角度信号563も含ま れる。この角度信号563はカウンター565により求められ、このカウンター 565はシャフトエンコーダー536が1サイクル動く度にインクリメントされ る。この同時係属の好適実施態様では、シャフトエンコーダーは1回転当たり5 12サイクルである。従って、カウンターの1刻みは約0.7°の角度564に 相当し、角度信号563をマイクロプロセッサー550に与える。 センサー510は地面568上の固定高さ566に取り付けられるので、目標 樹木514の頂部562又は底部572までの高さは、所与の角度564で測定 された距離540にその角度564の正弦を掛けてその積にセンサー566の高 さを加えることにより計算できる。 対応する数式は、 高さ(樹木)=高さ(センサー)*SIN(角度) となる。ここで、距離540は予め定められた最大距離よりも小さくなるように 定められ、角度564は−45°から+45°までの予め定められた値を取る。 好適実施態様では、農業噴霧器512は制御可能ノズルの形式をした噴霧ヘッ ド518を含む。これらのヘッド518は、噴霧器512の特定のタスクに従っ てゾーン560に向けられてグループ化される。一般的なフロリダオ距離果樹園 で現在使用されている実施態様では、5つのゾーンが使用され、最も高いゾーン の頂部は約17フィートのところにある。ゾーン560の数とサイズは特定の目 標農作物やタスクに大いに基づくものとなる。樹木514の高さ562が計算さ れた後に、適当なゾーンが特定されて対応する噴霧器ヘッド518が作動する。 第4図に示されているように、目標樹木514の底部574及び頂部562間の 適当なゾーンの全てが作動する。第4図及び第5図に示されているように、所与 の目標樹木517に対して適するゾーン560だけが作動されて噴霧物質を与え る。さらに第6図には、スキャン測定配置561に対するゾーン560だけが作 動されて噴霧するのが示されている。 この同時係属の好適実施態様では、第4図及び第5図に示されているように、 レーザーセンサー510は噴霧器512上において噴霧ヘッド518の約16フ ィート先方に取り付けられている。第3図に示されるように、センサー510が 目標樹木514の測定を行う時間から噴霧ヘッド518が目標樹木514に届く 時間までの時間遅延が存在する。噴霧器512の車584と通信するセンサー( 同時係属出願図面に示されている)からの距離パルス信号580に基づいてセン サー510とヘッド518間の固定距離578をいつカバーするのかは、マイク ロプロセッサー550が決める。第7図中に概略形式で示されているように、ど の噴霧ゾーン560が作動するべきかを示すデータが、マイクロプロセッサー5 50において円形列形式データ構造600にて記憶される。距離パルス580が 受け取られたとき、現在のゾーンデータがその列600内に現在のポインター5 86位置にて記憶される。距離パルス580がマイクロプロセッサー550によ り受け取られる度に、列ポインター586がインクリメントされる。好適実施態 様では、噴霧器512が16フィート進むと、時間遅延ゾーンデータがその列か ら読み出されて噴霧ヘッド518を作動するのに用いられる。この好適実施態様 は、電子的にスイッチング可能なソレノイドを含み、このソレノイドは噴霧ヘッ ド518の近くに取り付けられてヘッド518へのフローラインを制御する。フ ローラインは、適当な噴霧混合物質を含んだ保持タンク592にその手前で連結 される。 マイクロプロセッサー550の初期化の後に、距離540及び角度564のデ ータが、後続の目標樹木517の高さの計算の為に記憶される。測定された樹木 高さ及び設定された噴霧ゾーン560に基づいて、保存タンク592と通じる噴 霧器ヘッド518が作動され選択された噴霧物質を放つ。この工程は第8図に示 されており、700で示されるトップレベルフローチャートが描かれている。 第8図を参照すると、最初にマイクロプロセッサー550が初期化される(7 02)のが分かる。レーザーセンサー510のスキャニングの後に、飛行時間飛 距離を含む距離及び対応する角度が読み取られ(704)、マイクロプロセッサ ー550内に記憶される。上記数式を用いて、樹木高さが測定距離から計算され る(706)。センサー高さ566は初期値として入力される。このスキャニン グ工程が続き(708)、高さが計算されて(710)予め定められた噴霧ゾー ンを作動させる(712)。距離計算及び認識された樹木の葉ゾーンへの噴霧の 開始に加えて、システム診断が行われ(714)、リセットするため又は噴霧器 オペレーターへ信号を送るための手段としてスキャニングサイクルのスタートに 戻される。 上述したように、考慮されるべきセンサー高さ566、最大距離、最小距離、 及び指定噴霧ゾーン560に対応する角度を含んだ情報を用いて、マイクロプロ セッサー550は初期化される。第4図に示された実施態様では、水平576の 上下45°の角度が、距離データが取り込まれる限度を設定すべく予め定められ ている。噴霧タスクのための所与のシナリオに基づいて、これらの初期値が選択 される。上述のように、マイクロプロセッサー550はシステム診断をも行う。 システム診断では、例として、レーザーの不調のような故障がシステムに発生し ていることを示す故障警告を噴霧器オペレーターに与える。図示された実施態様 では、基準方向が垂直下向きに選択されている。この方向はソフトウエア内では 「z」パルスとして定められる。zパルスが一旦受け取られたなら、プロセッサ ーは、この図において反時計回り方向に45°の角度だけスキャンが通過したこ との合図を待つ。上述のように、この45°角度は樹木572の底部までの距離 に対応する。第5図はこの距離572を示す。この角度は、レーザーが発射でき るようにする角度として予め選択される。距離が読み取られ、もしその距離が予 め定められた初期化距離より小さいならば、距離及び対応する角度は記憶される 。一旦測定距離が記憶されるか、又は測定距離が最大値を越えるばらば、センサ ー510は更なるインクリメント角度だけスキャンされる。レーザーがイネーブ ルされる45°弧から測定されていき90°弧のスキャニングが完了するまで、 読み取り、比較及び記憶のこの工程は続く。 再度第4図を参照すると、スキャナーが右スキャン4分円556で指定される 90°弧を通過した後、レーザーは使用不可とされる。上述したように、距離及 び角度について行われた測定は、インクリメントされた各角度に対して樹木高さ を計算するのに用いられる。測定された種々の高さが予め定められた初期化噴霧 ゾーン高さと比較され、作動されるべきゾーンを定める。図示された実施態様で は、5つの垂直ゾーンがタスクに適していると認められている。第4図に示され ているように、ゾーン560は、2.3フィート、5.6フィート、9.0フィ ート、12.3フィート、14.6フィート及び最大値である17.0フィート の間で選ばれる。選択された噴霧物質を散布するのに特定のゾーン560がいつ 作動されるべきかを決めるために比較され用いられるのは、これらのゾーン高さ である。 第4図に示されているように、レーザーが再度発射されて距離測定を行う前に 、センサー510はさらに90°スキャンされる。レーザーが発射され、同様の 距離測定工程が左スキャン4分円554に対して初期化される。次の有効距離を 測定するために、レーザーがイネーブルされ(504)、基準が設定される(5 06)。一旦設定されると、その基準はインクリメントされる。左4分円554 においても右4分円556で述べたのと同様に距離が読み取られる。 上述のように、センサー510が例えば右スキャン4分円において上方向にス キャンしているときは、樹木514の頂部までの距離570は最後に受けた有効 距離として定められる。樹木の底部までの距離572は、最小高さ閾値574を 越える高さを生じる最初の有効距離として定められる。センサー510が左スキ ャン4分円において下方向にスキャンしているときは、樹木514の頂部までの 距離570は最初に受けた有効距離として定められ、樹木514の底部までの距 離572は、最小高さ閾値574を越える高さを生じる最後の有効距離として定 められる。予め定められた最大距離より小さいどんな距離540も有効距離であ る。 距離と角度が最大と認められる範囲内にあると分かると、それらは記憶される 。一旦距離データが記憶されるか又は最大範囲にあると分かると、スキャニング 角度がインクリメントされ、90°弧がスキャンされるまで読み出しサイクルが 続く。 一旦左スキャン4分円554が完全にスキャンされたなら、レーザーは使用不 可とされ、記憶データが用いられて右スキャン4分円556に対する樹木高さ及 び上述したような対応ゾーンが計算される。 マイクロプロセッサー550はセンサー510の動作をモニターし、オペレー ターコントロールパネル(図示せず)上にステータス灯を点灯することにより故 障を表示する。好適実施態様において得られたデータは、噴霧されている目標樹 木517をカウントするため、噴霧器512の速度を計算してその情報を用いて 可変フローヘッドを制御するため、噴霧されるエーカー数(面積)を決めるため 、及びレーザー画像化技術においては周知の偽カラー(false-color)画像化のた めに使用されることも考えられる。それから、さらなる生産の会計及び分析のた めに樹木の葉全体がマッピングされる。 同時係属出願第07/980,273号に関して、この同時係属発明に従うセ ンサーは一般に参照番号310で示され、第9図及び第10図に示される。セン サー310は、アルミニウムのような軽量物質からなるコンパクトな覆い312 を備える。伝送性の窓320が覆い312の一方の側に設けられ、これはフード 318により周囲の天候から遮蔽される。 覆い312内に適した電気−光学的アッセンブリの好ましい形式は、第11図 に概略ブロックダイアグラム形式で示されており、ここでは一般に参照番号32 8で参照される。電気−光学的アッセンブリは、送信機セクション330、受信 機セクション332、距離/プロセッサーセクション334及び電源336を含 み、それらの各々は同時係属出願第07/980,273号に詳細に述べられて おり以下において着目する。 送信機セクション330は、3キロヘルツの公称繰り返し周波数のレーザート リガーパルスをレーザードライバー604に対して発生する非安定マルチバイブ レーター602を含み、このレーザードライバー604は、例として、4ナノ秒 の立上がり時間と10ナノ秒のパルス幅を有する20アンペアピーク電流パルス を発生する。レーザードライバーの出力はレーザーダイオード606を制御し、 このレーザーダイオード606は好ましくは、ドライバー604により定められ た20アンペアパルス電流において180ワットのオーダーの出力を有するイン ジウム−ガリウム−ヒ化物注入レーザーダイオードアレイから成る。このダイオ ードは905ナノメートルの波長の出力を放ち、これは以下で述べるようにシリ コンフォトダイオード受信機には理想的な波長であることが分かっている。また 好ましくは、レーザーダイオード606のアレイの接合は0.002ミリメート ルづつで約3.96ミリメートルの大きさを有して、40°立体角つづ10°立 体角の放射を放つようにする。 レーザーダイオードアレイ606の出力は高速(F/1.6)マルチ要素光学 レンズ608により集められる。この光学レンズ608は、24ミリメートルの 有効焦点距離を有し、ダイオードレーザー放射をコリメートするのに用いられ、 それによりコリメートされたビームはデュアルウェッジプリズム610を通過す る。例として、得られるビームは、ダイオード接合に平行な3.96/24=1 65mrad及びダイオード接合に垂直な0.002/24=0.083mra dの発散を有する。デュアルウェッジプリズム610の2つの出力は参照番号3 22及び324で参照される。両方の出力が加熱された伝送性窓320を通過さ せられる。 レーザーダイオード606をパルス駆動するのに必要な高電圧を発生するため に、200ボルトDC−DC変換器612が送信機セクション330に設けられ 、好ましくはアルミニウムの覆い(図示せず)内に入れられて電気的な干渉を減 じる。 送信機セクション330はさらに光ファイバー614を含み、この光ファイバ ー614は、レンズ608への放射と同時にレーザーダイオード606からの出 力を受けるように連結されている。光ファイバー614を通過する出力は、距離 /プロセッサーセクション334に関して以下にさらに詳細に説明するように、 同時係属発明の重要な特徴を与える。 受信機セクション332は、送信機セクション330により放たれた2つのパ ルス出力ビーム322及び324が反射されて返送されるエネルギーを受けるた めのレンズ622を含む。レンズ622を通過するエネルギーは光学フィルター 624を通過させられ、レンズ622−フィルター624からの単一の入力が2 つの光検出器626、628に送られる。これらの光検出器の各々は夫々の増幅 器627及び629に入力を与え、これら両方の増幅器はアナログマルチプレク サー632に入力を与える。本発明の好適実施態様においては光マルチプレクシ ングが行われることが後に分かる。同時係属発明では、レンズ622で受けた光 エネルギーはまず入力放射と等価なアナログ電気に変換され、次いで論理レベル 信号に変換される。2つの光検出器626及び628の出力は高速アナログマル チプレクサー632により時間切換される。この高速アナログマルチプレクサー 632は、距離/プロセッサーセクション334内に含まれるマイクロプロセッ サー652からの論理レベルコントロール線633により制御される。マルチプ レクサー632の出力は閾値検出器636及び増幅器634に接続され、以下に 説明するように、これら両方とも距離/プロセッサーセクションに入力を与える 。 好ましくは、2つの光検出器626及び628はシリコンフォトダイオードで あり、光検出器626及び628の電流パルスを電圧パルスに変換する増幅器6 27及び629と連携して電流源として働く。各増幅器627及び629は差動 モードで動作するとき28キロオームのトランスインピーダンスを示す。 光学フィルター624は好ましくは狭帯域幅(40ナノメートルのオーダー) を有し、太陽光線を制限し904ナノメートルの放射だけを光検出器626及び 628に到達させる。一般に、狭帯域フィルター624の伝送は、904ナノメ ートルにおいて約75パーセントのオーダーである。 図示されてないけれども、好ましくは、受信機セクション332のアナログ部 分はファラデイシールド内に含まれるようにし、更なるノイズ低減策を必要とせ ずに利得が達成できる「自由場(field-free)」領域内で回路を動作させる。 距離/プロセッサーセクション334は、ファイバー614、増幅器643及 び閾値検出器644と光学的に結合した検出器642を含み、閾値検出器644 の出力は距離ゲート646に対する「スタート」入力を表す。距離ゲート646 に対する「ストップ」入力は、受信機セクション332内に含まれる閾値検出器 636からの出力として与えられる。 目標に行って受信機に戻るまでのレーザーパルスの伝播時間を正確に測定する 為にデジタル及びアナログの両方の技術が時間間隔測定に用いられ得ることは、 当業者には予想されることであるが、同時係属発明においては、デジタル技術と 比較した場合にその分解能、より小さいサイズ、より簡単な回路、より低いパワ ー消費及びより低いコスト故に、アナログ技術が採用されている。本発明で特定 的に用いられているアナログ距離測定技術は、「時間−振幅変換器(time-to-amp litude converter)」として知られ、測定距離の約1パーセントの精度とプラス マイナス約5センチメートルの分解能を有する。 距離ゲート646と時間−振幅変換器(TAC)回路648の特定の形式は同 時係属出願に示されており、第2C図に関する上記記載においても説明されてい る。トランジスタQ1を含む定電流源はランプキャパシター(ramp capacitor)C 38を充電して線形電圧ランプを得るのに用いられる。この線形電圧ランプの瞬 間値が経過時間を表す。レーザーダイオード606が発射するときにキャパシタ ーC38間の電圧が正電源からランプダウンし始めるように、TAC回路が設計 される。反射パルスが検出器626又は628で受け取られるか又は測定期間の 終わりに、このランプが停止される。TACの出力649はそれからマイクロプ ロセッサー652(第11図)内部の8ビットアナログ−デジタル変換器により デジタル形式に変換される。TAC変換器648に対するスタートタイミングパ ルスはファイバー614を通って伝送されたレーザーパルスの光検出を用いて作 られ、このファイバー614は入力を検出器642に与えてそこから増幅器64 3へ伝える。 第11図中の距離/プロセッサーセクションの左側に示されているように、受 信機セクション332の増幅器634の出力はピーク検出器650に入力として 与えられ、次いでピーク検出器650はマイクロプロセッサー652に入力を与 える。この情報は、風シールドやほとんど反射しない黒い金属又はプラスチック の車両部分から戻ってくる低いレベルの信号において距離−車両を測定するとき に以前突き当たった大きな問題に有効である。戻ってくるこの低いレベルの信号 はしばしば、街路のレベルからの信号に近い距離読み取りを得る結果となり、従 って、車両が存在しないと誤って示すこととなる。この距離測定エラーは戻り信 号レベルの変動の大きさに比例し、「タイミングウォーク(timing walk)」とし て知られる。この問題は、高速ピーク検出器回路350による戻り信号のピーク の正確な測定、及び戻り信号レベルに基づいて距離測定に補正ファクターを掛け るためにマイクロプロセッサー652を使用することにより解決される。このよ うに、非常に低いレベルの信号はそれ自体、検出されている(車両のような)物 体の存在を示すものである。距離読み取りが街路のものより短いか又は戻り信号 レベルが街路からの戻り信号レベルよりも十分小さい場合には、センサーは物体 の存在を示す。 1つの特定の構成では、マイクロプロセッサー652はIntel 87C1 96KCから成り、その中に後述するソフトウエアがロードされる。第11図中 の距離/プロセッサーセクション334に記されているように、マイクロプロセ ッサー652は種々の出力を発光ダイオード表示器653、物体の存在を示すた めの存在リレー656、RS232コンピューターインターフェース657及び 下記の電源336内に含まれるヒーターリレー666に与える。マイクロプロセ ッサー652は温度センサー651及び実時間クロック654から別の入力を受 け取る。好ましくは、距離/プロセッサーセクション634はバッテリーバック アップ回路658をも含む。 電源セクション336は、110ボルトライン電流により作動される電源66 4に対するEMI/サージ保護回路662を含む。電源回路は上述のようにマイ クロプロセッサー652により制御されるヒーターリレー666を含み、110 ボルトラインパワーを受け取る。ヒーターリレーは窓320に連結され、周囲の 条件の変化に対して窓320の温度を一定に保つ。 同時係属発明のセンサーシステム及び方法に関して有効なソフトウエアの好適 実施態様は、同時係属出願においてフローチャートで示され詳細に説明されてい る。ソフトウエアはオブジェクトコード形式でマイクロプロセッサー652内に ロードされ、また、物体の存在を検出して、例えば感知領域を移動する物体の速 度、物体のサイズと形状、その分類及びその他の特徴などを含めて、物体を表す 所望の出力を与えるように設計されることはもちろん分かる。1つの特定の形式 では、センサー310は頭上構成にて据え付けるための車両センサーとしてのユ ーティリティを有し、交差点での道路の一部などのような領域を通過する車両の 存在を検出して車両の存在を認め、自動車かトラックか自動二輪として車両を分 類し、交差点を通過する車両の数をカウントし、そして各車両の速度及び全車両 のフローレートを計算する。ソフトウエアはそれらの目的のために特定的に構成 される。 ソフトウエアは電気−光学アッセンブリ328を作動させて道路までの距離を 求める。次にソフトウエアにより、受信機が戻りビーム322を検出するように セットアップされ、距離及び戻り信号強度が読み取られる。距離及び強度読み取 りは第9図に示されているように2つのビーム322及び324間でトグル(tog gle)される。2つのビーム322及び324の各々からの距離及び強度の読み取 りの後、強度に基づいて距離に必要なオフセットが加えられて上述のようにタイ ミングウォークが補正される。距離における変化(即ち、道路距離マイナス検出 物体までの距離)が計算される。もしその計算結果が車両閾値よりも大きいなら ば、車両パルスカウンターが調べられて車両閾値を越える16個の連続パルスが 存在しているかどうかを調べる。もし計算結果が車両閾値より小さいならば、も う一つのステップシーケンスが初期化されて車両パルスカウンターがリセットさ れ、それによりビーム322と324間をトグルする。これら2つのビーム間の 距離、道路までの平均距離及び道路までの最小/最大距離の計算を含めて、種々 のリセット及び調整が為される。 もし道路パルスカウンターがリセットされると、車両が既に検出されたかどう かについての問いが発せられ、もしその答えが肯定的ならば、以前に求められた 距離における変化がトラック閾値よりも大きいかどうかの問いが発せられてトラ ック検出シーケンスを完遂する。一方、もし上記問いが否定的ならば、車両存在 リレーがセットされ、車両パルスカウンターがインクリメントされ、そして速度 タイマーがスタートされて感知されている領域を通過する車両の速度を求める。 車両検出の構成に関しセンサー310及びその関連する電気−光学アッセンブ リー328の動作については、再度第9図及び第10図が参照される。 第9図では、センサー310は道路326上の高さHに持ち上げられて描かれ ており、ビーム分離W及びビーム長さLにより定められる道路326上の領域3 29に向かって指向するように角度Θで配置され、センサー310と領域間はレ ンジ距離Rとなる。電気−光学アッセンブリー328に関する上記説明に従って 、センサー310は2つの分離したビーム322及び324を伝送し、これらの ビームは長さL及び幅Wで定められる領域上に当てられる。第10図に示されて いるように、もし車両327が長さL及びビーム分離Wで定められる領域329 において道路326を遮る場所にいるならば、(例えば)ビーム322における 照射エネルギー中の一部322Aは車両327から散乱されるが、一部322B はセンサー310に向かって後方に反射されて上述のように受信機セクション3 32により検出される。 上記説明の結果として、ソフトウエア及び電気−光学アッセンブリからの種々 の入力を用いるマイクロプロセッサー652は、道路までの距離を測定する。も しその距離が予め定められた閾値より小さいならば、マイクロプロセッサーは第 11図に示されている存在リレー656を閉じることにより車両327が存在し ていることを知らせる。閾値は、個別の測定に対する道路までの最小、最大及び 平均距離を計算することにより求められる。最大エラーは、最大距離測定値から 平均値を引き、平均距離測定値から最小値を引くことにより計算される。次に、 閾値が最大エラーにセットされる。ソフトウエアを用いるマイクロプロセッサー 652は、距離変化量を調べることにより、検出された車両を(例えば乗用車、 トラック又は自動二輪として)分類する。この場合、トラックは乗用車よりも十 分大きな距離変化を生じ、自動二輪は乗用車よりも十分小さな距離変化を生じる 。ソフトウエアは予め定められた期間(例えば24時間)の間分類を行い車両の 正確なカウントをし続け、一例として、その日の各時間における車両のタイプ別 のカウントを行い、ユーザーフローレートを与える。 マイクロプロセッサー652及びその関連ソフトウエアはまた、夫々の車両が 2つのビーム322と324間を通過するのに要する時間を計算することにより 、上記のようにして車両速度を算出する。特に、マイクロプロセッサー652は 、マイクロ秒時間インクリメントを活用し、第1のビーム322が車両の存在を 検出すると零にリセットされ、車両が第2のビームにより検出されると読み出し が行われる。次に、ソフトウエアは、第9図における2つのビーム322と32 4及び道路326のレベルにおけるそれらの間の距離によって形成される三角形 に関する余弦定理を適用することにより、2つのビーム322及び324間の距 離を自動的に計算する。速度は、ビーム間の距離を求めて車両がその距離を移動 するに要する時間でその距離を割ることにより計算される。 センサー310は、道路における視界不良条件の存在を確かめるのにも用いる ことができ、危険な視界条件のためにスピードダウンするように運転者に警告す るのに役立つ。車両センサーにより受け取られる返送信号の大きさは、大気の透 過度(視界性)に比例する。分析によると、濃い霧や降雨の場合にはセンサーが 車両を検出できる視界距離は18mまでである。晴れた日から霧条件下に視界が 変化することに対応して、受信信号パワーは22分の1に減少する。もしマイク ロプロセッサー652が道路からの返送信号レベルが予め選択された一定の閾値 より低いことを感知すると、ソフトウエアはインターフェース657を介して適 当な視界警告信号の出力を開始する。 同時係属出願において述べているように、頭上車両センサーとしての同時係属 発明を用いてフロリダ、オレンジカントリーにて1992年5−8月の間にテス トが行われた。センサーは99.4%の検出率を達成し、交通取り締まりで用い られる従来のレーダーガンの精度と同等又はそれより良い精度で速度を測定した 。システムは2次元車両距離及び強度プロファイルをも与えた。返送信号の強度 が非常に低い風シールドの部分においてさえ、車両は精度良くプロファイル化さ れ、大きさの小さい返送パルスにおける距離測定でのタイミングウォークの効果 を緩和することに関し、強度依存距離補正の効率性を示した。 さて、本発明について説明するに、その目的は、農業噴霧器と共に用いられる センサー510の3次元プロファイルの可能性を、車両を分類するセンサー31 0で用いられる前方及び後方ビーム技術と結合して、上述及び以下において詳細 に述べるようなセンサー10を用いて車両の速度、改善された幾何学的情報及び 分類を決めるための前方及び後方スキャンビームを使用する改良された本発明を 与えることである。 再度第1図を参照すると、本発明は横軸(車線22の多重前方交差スキャン1 6及び多重後方交差スキャン20)及び縦軸(車線22を通過している物体又は 車両14及び14aに沿ったスキャン16及び20内での距離24の多重度の補 正)の両方において高い分解能を与え、車両14の3次元プロファイルを与える 。第12図に関して、センサー10は道路12上のおいて車線22のほぼ中心に 取り付けられる。例として、レーザービーム26が図示された角度α(28)の 方向に指向される場合にはセンサー10は角度α1(28a)だけ道路の測定を 行う。ビーム26がα2(28b)の方向に指向されると、次の測定が行われる 。車線22全体に亘って測定が完結するまで上記測定が一定の角度間隔で続けら れる。例として、全スキャン角度が30°(α1(28a)+α1(28a)) 及び測定間の角度が1°の場合には、道路12上の測定間の最大分離は、約25 フィート(tan(15°)−tan(14°))=.465フィート又は5. 6インチとして計算できる。第12図に示されているように車両14が存在して いるときは、車両14の表面32上の点30までの距離即ち距離24は第1図に 示されているように測定される。種々のスキャン角度28におけるこれらのレン ジ24即ち測定距離24は、第13図に示されるような車両プロファイル34を 発生するのに用いられる。プロファイル34は、当該技術において周知の幾何変 換を用いて道路12上の測定点30を発生することにより形成される。レーザー ビーム26のスキャニングは後に説明する種々の方法で行われる。 もし第12図の車両14が静止していると、ビーム26は同じ点30を横切っ てスキャンし続けるであろう。車両14が移動していると、例として第1図に示 されている前方スキャンビーム16のようなスキャンは、第13図に示された距 離36だけ分離するであろう。車両14の速度とスキャン繰り返しレートを求め ることにより、車両14が前方スキャンビーム16を完全に通過する度に距離3 6が求められて車両の3次元プロファイル38が構成される。 スキャン分離距離は車両速度を1ビームスキャンで割ったものに等しい。本発 明の好適実施態様では、センサー10は第14図のブロック図に示されているよ うな単一のレーザービーム送信機40及び受信機42の対を含む。本発明のこの 好適実施態様では、複数の小面46を有する回転ミラー44は、ミラー44の回 転を通じてミラー小面46の角度を変えながら入射ビーム48を反射してビーム 48のスキャニングを行う為に用いられる。回転ミラー44の一つの実施態様で は、第1図に示された前方スキャンビーム16及び後方スキャンビーム20は、 回転多角形ミラー44を用いて発生される。第15A図及び第15B図に示され ているように、ミラー44は角度のあるミラー小面50を有し、交互するミラー 小面50a及び50bはお互いに角度52にて形成され、ミラー44がその軸5 4を中心として回転するにつれて入射レーザービーム48を前方及び後方ビーム 16及び20内に反射する。レーザービーム48のスキャニングを論じるのと同 様に、レーザービーム軸と受信機視野及び従って返送反射ビーム49は同一直線 上にあるので、レーザービーム受信機42は視野及びスキャニング機能をも有す ることが分かる。 上記例を続けると、一実施態様として720スキャン/秒のスキャンレートを 与えるように回転する12面ミラー44が含まれる。もし車両14が100mp h又は146.7フィート/秒のレートで移動しているならば、スキャン分離距 離36は146.7フィート/秒を720スキャン/秒又は2.4インチで割っ た値に等しくなるであろう。50mphで移動している車両14では、分離距離 36は1.25インチより小さい。このような分離距離36は、車両14を正確 に分類するために3次元プロファイルを与えるには十分満足なものである。 車両速度は有益な一データであることに加え、車両14の長さ及びサイズのス ケーリングにも要求される。本発明で用いられる技術は同時係属出願において示 されている技術と類似のものであり、本発明では前方及び後方の2つのスキャニ ングビーム16及び20が用いられる。第16図に示されているように、好適実 施態様のセンサーは、近づいてくる車両に対して5°傾いた前方ビーム16、及 び車線22を移動して近づいてくる車両とは反対方向に5°傾いた後方ビームを 有する。上述のように、レーザー送信機40は30°スキャン28(角度α28 )において各1°のインクリメントの度にトリガーされる。再度第1図を参照し て、車両14は前方スキャンビーム16を遮断し、次に後方スキャンビーム20 を遮断し、そして遮断間の時間が計算される。道路12上の前方及び後方ビーム 16及び20の間の距離は、2X25Xtan(5°)即ち4.37フィートに 等しい。考慮中の例において説明したように100mph及び720スキャン/ 秒のスキャンレートでは、2つのスキャンビーム16及び20の遮断間には21 .47スキャンが行われる。第11図に関して上述したように、また、第14図 のブロック図に示されているように、発生されたレーザーパルスからのタイミン グ信号を用いると、起こり得る最大タイミングエラーは1スキャン期間となり、 100mphでは5%を越えず、50mphでは2.5%を越えない。車両プロ ファイル38の長さ測定精度は速度の関数であり、よって車両14が100mp hで移動しているときは5%内にあり、速度が減少するにつれて線形的に向上す る。 第15A図及び第15B図に示されている角度付き小面50を有する回転多角 形ミラー44を使用すると、マイクロコントローラー56はセンサー10のミラ ーエレクトロニクス60内の形状エンコーダー58からのインクリメンタル読み 出しを用いてミラー位置の軌道を維持する。従って、ミラー表面の小面46と距 離測定が行われている角度28は既知であり、第14図に示されるようにマイク ロコントローラー56に与えられる代表的な信号62である。シャフトエンコー ダー58は第1組の連続パルスを用いてレーザードライバー64をトリガーする 。この第1組の連続パルスは、予め定められたスキャンビーム16を与え、別の 組の連続パルスだけ離れて回転ミラー44及び小面46間の非連続性をもたらす 。本発明の距離/プロセッサーエレクトロニクスは同時係属出願について既に述 べたように、第11図を参照する発明である。同様に、本発明の電源68のエレ クトロニクス及び加熱センサー窓70の制御は、同時係属出願について既に述べ たものと同様である。 前方及び後方スキャンビーム16及び20を与えるための別の実施態様は第1 7図に示されており、傾斜ミラー72を使用する。傾斜ミラー72は、第1位置 74から第2位置76に変化して、上述の角度付きミラー小面50a及び50b とは異なり、同じ傾斜の小面47を有する回転多角形ミラー45の小面47から 離れていくようにレーザービーム48及び49を反射させる。さらに第14図に 示されているように、双安定位置決め器78は傾斜ミラー72をその第1及び第 2位置74及び76に指向させる。第14図に示された発明の実施態様では、1 2辺多角形が回転ミラー45のために用いられる。この実施態様では、マイクロ コントローラー56は信号80を双安定位置決め器78に与え、この双安定位置 決め器78は1つ置きのミラー小面47上に傾斜ミラー72を動かす。上述のよ うに、エレクトロニクスの機能フローは一般に第11図に関して述べた同時係属 発明のフローに従う。しかしながら、本発明は、同時係属発明で述べられたアナ ログマルチプレクシングよりはむしろ上述の傾斜ミラー72及び光学系を使用し た光学/機械的マルチプレクシングを行うものと見なし得る。 本発明の別の実施態様でも、第18図に示されているように2つの受信機82 b及び84bと共に2つのレーザー送信機82a及び84aを用いて前方及び後 方スキャンビーム16及び20が与えられる。同時係属出願のセンサー510に ついての第2図と比較すると、この実施態様がよく分かる。センサー11のエレ クトロニクスは、農業噴霧器と共に用いられる同時係属発明について上述したセ ンサー510において説明したことに従う。本実施態様のうち代替可能な実施態 様のセンサー10についての例外は、距離データ信号90及び92をマイクロコ ントローラー56に与えるための2つの距離測定回路86及び88を有すること である。回転平面ミラー94はモーター96により回転させられ、モーター96 の回転はエンコーダー98とカウンター100によりモニターされ、マイクロコ ントローラー56に角度データ信号102を与える。第18図に機能的に示され ているように、前方ビーム16及び後方ビーム20は、送信機/受信機の対を適 当な角度に指向して前方及び後方ビーム16及び20を形成することにより、上 述のように予め定められた角度に位置決めされる。同時係属出願に関して上述し たように、回転ミラー94は全サイクルに亘ってスキャンするが、興味あるスキ ャンビームに対するデータのみが処理される。同様に、ここに記載した2つの送 信機/受信機82ab及び84abの構成を別の実施態様のセンサー10のエレ クトロニクスとして配して前方及び後方スキャンビーム16及び20を与えるこ とは、当業者には自明のことである。 第19A図及び第19B図に関し、マイクロプロセッサー52は距離104及 び返送パルス強度106信号を受け取り、同時係属のセンサー310について上 述したように、距離測定エラーを補償するための時間ウォーク補正を行い、夫々 の角度28と共に用いられる補正角度108を与えてスキャニング面内において 余弦補正を行い、第1図に関して上述したように車両14上の点30のようなセ ンサー表面を表す距離データセット110を生じる。この距離データセット11 0は次にマイクロコンピューター112内で処理されて既知の車両を基に分類さ れる。前方及び後方ビーム16及び20は区別され、対応する前方スキャン11 4及び後方スキャン116信号がマイクロコントローラー56に入力されて時間 計算に用いられて車両の速度を求める。このようにして、第13図に示された3 次元車両プロファイルが道路12に関して構成される。プロファイル38はマイ クロプロセッサー112内のデータベースプロファイルと照合される。比較のた めの予め定められた規則が用いられ、これは例として車両全表面領域、道路上の 車両高さ、及び車両を分類する上で効果的な他の顕著なデータベース車両特性を 含むであろう。一旦規則が設定されたならば、一般規則ベースアルゴリズムが分 類を完遂するのに用いられる。第20図に関して、分類の複雑さは、1例として 米国トラック協会(American Trucking Association)により設定されたトラック の型を調べてみると予測できることである。複数車線において1つの車両又は複 数の車両について更なる詳細が求められている或状況において、分類を行うのに 複数センサー10が用いられることは予想される。自動車について第13図に示 された3次元車両プロファイル38及びトラックについて第21図に示された3 次元プロファイルを、第9図及び第10図の同時係属出願第07/980,27 3号で夫々示された2次元プロファイルと比較することにより、本発明の拡張さ れた使用やこのように可能となった改善された車両分類が示される。 本発明のセンサーシステム及び方法において有効なソフトウエアの好適実施態 様は、第22〜28図においてフローチャートの形式で示され、それらの図の各 々において示されたソフトウエアの一部は参照番号により任意に指定される。勿 論、ソフトウエアがオブジェクトコード形式でロードされ、第14図、第19A 図及び第19B図に関して説明したようなセンサー10の電気的、光学的及び機 械的なコンポーネントを制御するように設計されることが分かる。一つの特定の 形式では、センサー10は、車両の速度を求め且つ車両の3次元プロファイルと データベース内に確立している既知の車両を比較することで車両の分類を行うた めのユーティリティを有する。第22〜28図のソフトウエアはこれらの目的の ために特別に構成されており、実際には同時係属出願のソフトウエアにおける更 に詳細なソフトウエア技術を利用している。 まず第22図を参照すると、マイクロコントローラーソフトウエアは前方スキ ャンビーム16においてスキャンする(120)。さらに第23図はこのスキャ ン(120)がスタート(122)されてスタート時間が記録される(124) 。上述のように、距離及び強度が測定される(126)。強度値は、時間ウォー クを補正べく距離に加えられるべきオフセットを計算するのに用いられる(12 8)。このような工程はセンサー310に関する同時係属出願においてさらに詳 細に記載されている。現在のスキャン角度28は、ミラーエレクトロニクス60 内のモーターエンコーダー59から求められ(130)、その情報は上述のよう に距離に対する余弦補正を計算するのに用いられる(132)。予め定められた スキャンに対して予め定められた種々の角度インクリメントにて距離が蓄積され (134)、再計算され(136)、スキャン時間の終わりが記録される(13 8)。上記スキャンサイクルが一旦完結すると、測定された距離とデータベース 車両のサンプル距離を比較し(142)、どれくらいこれらの距離が近似してい るかを求める(144)ことにより、車両が検出されたか否かが求められる(第 24図参照)。もし車両が以前に検出されているならば(146)、データが分 類のためにマイクロプロセッサーに送られ(148)、もし車両が以前に検出さ れていないばらば、スタート時間が記録され(150)、車両検出を示す(15 2)。同時係属のソフトウエアはこれらの工程150及び152を用い、その詳 細はその明細書を参照されたい。次に、距離較正が行われ(154)、そして後 方スキャンビームに対する工程が開始する(156)。第25図に示されている ように、後方スキャンが開始し(158)、スタート時間が記録される(160 )。その工程は工程162〜174に記載され、前方スキャンに対しては工程1 22〜138、142〜154及び176〜184に記載されている(第26図 参照)。後方スキャン処理を除いて、もし車両が以前に検出されてないならばス トップ時間が記録される(186)。車両が前方ビームと交差するスタート時間 と車両が後方ビームと交差するストップ時間により、求められた期間及びビーム 16と20の間の既知の距離を用いて速度が計算される。一旦後方スキャンが予 め定められた全ての角度28に対して完遂したならば、前方スキャンが再度開始 される(190)。 マイクロコントローラー56が上述のようなそのタスクを完遂すると、マイク ロプロセッサー112が第27図及び第28図のフローチャートに示されている そのタスクを行う。マイクロコントローラー56からのデータパケットであって 第28図における距離、強度、角度及び時間データを含むデータパケットが、メ ディアンフィルターで処理されて(192)、各スキャンプロファールを平滑化 する(194)。次に、分類のための特徴セットが計算され(196)、検出さ れた車両の特徴と車両データベースライブラリ一内に含まれる車両の特徴とが比 較され(198)、車両の速度と分類か出力される(200)。検出された車両 についての特徴セットを計算するに際し(第27図の196)、各スキャンが1 つの画像に集められて第13図に示されているような車両の3次元プロファイル を形成する(第28図の202)。この計算で用いられる特徴は上述のように計 算され(204)、比較され(198)、出力が与えられる(200)。比較さ れる特徴は車両表面積(206)、車両の長さ(208)、車両の幅(210) 、車両の高さ(212)、及び全表面積に対する断面の表面積の比(214)を 含む以外の制限はない。 この明細書及び同時係属出願において述べているように、車両検出において用 いられるセンサー310は、視界性のような他の道路条件を調べて記録するのに 有効である。本発明のセンサー10は、インテリジェント車両道路システムに有 効なこのような視界性条件を求めるのにも用いられる。 当業者が読めば本発明の精神及び範囲を逸脱することなく種々の変更を想起す るであろう。本発明の好適な実施態様がここでは詳細に説明されているが、添付 の請求の範囲に述べた発明の精神及び範囲を逸脱することなくここで特に詳細に 説明したことから種々の改変が行い得ることが分かる。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】平成7年11月17日(1995.11.17) 【補正内容】 補正請求の範囲 1. 車両の形状を求めるのに有効なレーザーセンサーであって、 車両がセンサーの感知ゾーン内を移動しているときセンサーから車両上の点ま での距離を求め、センサーから車両上の点までの距離に関するセンサー角度に対 応する距離データ出力を与えるためのレーザー手段、 車両を横切ってレーザー手段を平面内においてスキャンして車両の2次元上の 点に対する距離を求めるための手段であって、車両の移動方向に一般に直交する スキャニング方向を有し、スキャニング面内の各点に対する距離及び対応するセ ンサー角度を求めるための手段を与える、該スキャン手段、 車両の速度を求めるための手段、及び 距離、角度及び車両速度を処理し車両の複数の2次元断面プロファイルを与え る手段であって、該処理手段は車両速度に基づいてプロファイルを位置決めし、 車両を表し車両の分類に有効な3次元画像を与える、上記処理手段、 を含む上記車両の形状を求めるのに有効なレーザーセンサー。 2. 上記車両の速度を求める手段が、 レーザー手段により放たれる前方ビーム及び後方ビームを与えるための手段で あって、前方及び後方ビームは予め定められた角度で発散し、これらのビームは 車両が移動する感知ゾーンに向けて指向され、予め定められた距離だけ分離され ている、上記前方及び後方ビームを与えるための手段、 レーザー手段により与えられる第1時間信号であって、車両上の点での前方ビ ームの遮断を表す上記第1時間信号、及び レーザー手段により与えられる第2時間信号であって、後方ビームのその点で の遮断を表す上記第2時間信号 を含み、 第1及び第2時間はビーム間の予め定められた距離の移動時間を与え、これら 時間信号は距離処理手段により与えられる飛行時間データから求められる請求の 範囲第1項に記載のセンサー。 3. 上記スキャン手段が、 放射ビームを遮断して1平面内に該ビームを反射するミラーであって、ミラー に向かって後方に指向される反射ビームは受信機の対応するアパーチャー内に同 様に指向される、上記ミラー、 ビームをスキャンするために軸を中心としてミラーを回転させるための手段で あって、回転ミラーは上記平面内にスキャニングビームを反射させる、上記回転 手段、及び ビーム方位及び対応するセンサー角度を与えるためにミラーと連通したエンコ ーダー を含む、請求の範囲第1項に記載のセンサー。 4. 上記前方及び後方ビームを与える手段が、 多角形のミラー、及び 第1及び第2反射小面であて、第1及び第2小面は互いに予め定められた小面 角度だけ傾斜しており、小面が多角形の辺を形成する上記第1及び第2反射小面 を含み、 回転手段は第1及び第2小面を交互に配置して放射レーザービームを受け、第 1小面から反射されたときはそのビームを前方ビーム中に反射し、第2小面から 反射されたときは後方ビーム中に反射する、請求の範囲第2項に記載のセンサー 。 5. 前方及び後方ビームを与える手段が、 多角形のミラーであって、同じ大きさの反射小面が多角形の辺を形成している 上記ミラー、 放射ビームを回転ミラー小面上に反射するように位置決めされた傾斜ミラー、 及び 傾斜ミラーを第1位置と第2位置に交互に位置決めするための手段であって、 第1位置では、放射ビームが回転ミラー小面の第1部分上に反射されて前方ビー ムを形成し、第2位置では、放射ビームが回転ミラー小面の第2部分上に反射さ れて後方ビームを形成する、上記位置決め手段、 を含む、請求の範囲第2項に記載のセンサー。 6. 上記レーザー手段をスキャンして距離を求めるための手段が、 レーザービームを放射するための送信機、 ビームを指向するための手段、及び 反射されたレーザービームを信号電圧に変換するための受信機であって、該信 号電圧は受信機と車両上の点の間の距離を表す、上記受信機、 を含む請求の範囲第1項に記載のセンサー。 7. 上記スキャン手段が、 送信機から放射されるビームを遮断してそのビームをスキャニング平面内に反 射するミラーであって、該平面は道路に直角な方向に対して予め定められた角度 をなし、ミラーに向かって後方に指向された反射ビームは同様に受信機の対応す るアパーチャー内に指向される、上記ミラー、 ミラーに固定されて軸を中心としてミラーを連続的に回転させる為の回転可能 なシャフトを有するモーター、及び モーターシャフトに固定され、基準角度に対するミラーの角度位置を認識する ためのエンコーダー、 を含む請求の範囲第6項に記載のセンサー。 8. 上記スキャン手段が、 同様の指向アパーチャーを有する第1の送信機及び受信機であって、第1送信 機は、回転反射表面の第1部分上に第1ビームを放射し且つそのビームを前方ス キャンビーム内に反射するように位置決めされる、上記第1の送信機及び受信機 、 同様の指向アパーチャーを有する第2の送信機及び受信機であって、第2送信 機は、回転反射表面の第2部分上に第2ビームを放射し且つ第2放射ビームを後 方スキャンビーム内に反射するように位置決めされる、上記第2の送信機及び受 信機、 ビームを遮断し且つ道路に直角な方向に対して予め定められた角度でビームを 反射するための光学的反射表面であって、車両から反射されたビームがミラーに 向かって後方に指向されて受信機の対応するアパーチャーに入る、上記光学的反 射表面、 車両の横方向部分を横切ってビームを反射するのに十分な反射角度に亘って、 反射表面を回転させるための手段であって、反射表面は、第1ビームを該表面の 第1部分上に受け且つ第2ビームを該表面の第2部分上に受けるように位置決め される、上記回転手段、及び 回転手段に固定され、基準角度に対するミラーの角度位置を認識し且つスキャ ニングビームのセンサー角度を表す信号を与えるためのエンコーダーであって、 角度信号は、対応する角度における距離データを与えるための処理手段に送られ 、距離及び角度データの組合せが車両の横方向プロファイルを与えるのに有効で ある、上記エンコーダー、 を含む請求の範囲第2項に記載のセンサー。 9. 処理手段がマイクロプロセッサーを含み、該マイクロプロセッサーは、夫 々の距離及びセンサー角度データを受け取り且つ車両速度に関連したスキャンサ イクルの間そのデータを記憶し処理するようにプログラミングされており、それ により、そのように処理されたデータは車両を分類するのに適した形状プロファ イルをもたらす、請求の範囲第1項に記載のセンサー。 10. 車両プロファイルを予め定められた複数の車両形状と比較して車両を分 類するためのアルゴリズムをさらに含む、請求の範囲第9項に記載のセンサー。 11. 領域内の物体の存在を検出するためのセンサーであって、 前方平面内においてコヒーレントパルス放射の第1出力を第1固定領域に向け て放射するための手段であって、該第1固定領域は該放射手段から既知の距離に ある、上記放射手段、 第1固定領域に亘って第1出力放射をスキャンするための手段、 第1領域から反射される返送第1パルスエネルギーの一部を受け取るための手 段、 第1領域内の物体の存在が原因で生じる、第1放射手段と第1受取手段間のパ ルスにおける飛行時間の変化を求めるための手段、 後方平面内においてコヒーレントパルス放射の第2出力を第2固定領域に向け て放射するための手段であって、該第2固定領域は該放射手段から既知の距離に ある、上記放射手段、 第2固定領域に亘って第2出力放射をスキャンするための手段、 第2領域から反射される返送第2パルスエネルギーの一部を受け取るための手 段、 第2領域内の物体の存在が原因で生じる、第2放射手段と第2受取手段間のパ ルスにおける飛行時間の変化を求めるための手段、 車両の速度を求めるための手段、及び 飛行時間及び速度を求める手段からの入力を受け取り、且つ、距離、角度及び 速度出力を与えて物体が複数の分類基準のうちの1つを満たすか否かを示すため の手段、 を含む上記領域内の物体の存在を検出するためのセンサー。 12. コヒーレントエネルギーパルスを放射するための手段がレーザーダイオ ードを含む、請求の範囲第11項に記載のセンサー。 13. 請求の範囲第11項に記載のセンサーであって、受取手段が2つの検出 器を含み、該センサーは、2つの検出器の出力を交互に選択して飛行時間を求め る手段に入力を与えるための手段をさらに含む、上記センサー。 14. 速度を求める手段が、 レーザー手段により放射された前方ビーム及び後方ビームを与えるための手段 であって、前方及び後方ビームは予め定められた角度にて発散し、これらのビー ムは車両が移動して通る固定領域に向かって指向され、該領域においてこれらの ビームは予め定められた距離だけ分離している、上記手段、 レーザー手段により与えられる第1時間信号であって、車両上の点での前方ビ ームの遮断を表す上記第1時間信号、及び レーザー手段により与えられる第2時間信号であって、後方ビームの上記点で の遮断を表す上記第2時間信号、 を含み、 第1及び第2時間がビーム間の予め定められた距離に対する移動時間を与え、 時間信号が距離処理手段により与えられる飛行時間データから求められる、請求 の範囲第11項に記載のセンサー。 15. 近接距離内の車両の存在を検出し、交通速度を測定し且つ車両を分類す るのに適したセンサーであって、 パルスエネルギーの方向性出力を固定領域に向けて放射するための手段であっ て、該固定領域は該放射手段から既知の距離にある、上記放射手段、 固定平面内でパルスエネルギー出力をスキャンするための手段、 領域から反射される返送パルスエネルギーの一部を受け取るための手段、 領域内の車両の存在が原因で生じる、放射手段と受取手段間のパルスにおける 飛行時間の変化を求めるための手段、 車両が固定領域を通過するときの車両速度を求めるための手段、 放射手段、スキャン手段、受取手段及び速度を求める手段から受け取った信号 を処理し、車両プロファイルを求めるのに有効な距離及びセンサー角度データを 与えるための手段、及び 車両プロファイルを予め定められたプロファイルと比較して車両を分類するた めの手段、 を含む上記近接距離内の車両の存在を検出し、交通の速度を測定し且つ車両を分 類するのに適したセンサー。 16. 速度を求める手段が、 レーザー手段により放射された前方ビーム及び後方ビームを与えるための手段 であって、前方及び後方ビームは予め定められた角度にて発散し、これらのビー ムは車両が移動して通る固定領域に向かって指向され、該領域においてこれらの ビームは予め定められた距離だけ分離している、上記手段、 レーザー手段により与えられる第1時間信号であって、車両上の点での前方ビ ームの遮断を表す上記第1時間信号、及び レーザー手段により与えられる第2時間信号であって、後方ビームの上記点で の遮断を表す上記第2時間信号、 を含み、 第1及び第2時間がビーム間の予め定められた距離に対する移動時間を与え、 時間信号が距離処理手段により与えられる飛行時間データから求められる、請求 の範囲第15項に記載のセンサー。 17. 返送ピーク信号レベル検出器を含んだ手段であって、返送される反射エ ネルギーにおける大きさの変動が原因で生じるタイミングエラーを求め、且つ、 それに対する距離補正を行うための上記手段をさらに含む、請求の範囲第15項 に記載のセンサー。 18. タイミングエラーを求める手段が、各パルスの飛行時間を表す論理レベ ル出力を形成するための手段を含む、請求の範囲第15項に記載のセンサー。 19. 放射手段がコヒーレント放射のパルスを放射するためのレーザー手段を 含む、請求の範囲第15項に記載のセンサー。 20. 放射手段及び受取手段が夫々2つの送信機と2つの受信機を含む請求の 範囲第15項に記載のセンサーであって、2つの検出器の出力を選択して飛行時 間を求める手段に入力を与えるための手段をさらに含む上記センサー。 21. 返送ピーク信号レベル検出器の出力から車両の存在及び分類を示すため の手段をさらに含む、請求の範囲第15項に記載のセンサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,IS,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SK,TM,UA,UG,V N (72)発明者 グスタブソン,ロバート,エル. アメリカ合衆国フロリダ州32708、ウイン ター・スプリングズ、セイルフイツシユ・ ロード 730 (72)発明者 マツクコーネル,ロバート,イー.,セカ ンド アメリカ合衆国フロリダ州32750、ロング ウツド、ロブローリー・コート 413 (72)発明者 フオウラー,キース,エル. アメリカ合衆国フロリダ州32804、オーラ ンド、シンダーレーン・パークウエイ 55340

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 車両の形状を求めるのに有効なレーザーセンサーであって、 車両がセンサーの感知ゾーン内を移動しているときセンサーから車両までの距 離を求め、車両上の点までの距離に関するセンサー角度に対応する夫々の距離デ ータ出力を与えるためのレーザー手段、 車両を横切ってレーザー手段をスキャンして車両の2次元上の点に対する距離 を求めるための手段であって、ビーム方位及び対応するセンサー角度を求めるた めの手段を与える該スキャン手段、 車両の速度を求めるための手段、及び 距離、角度及び車両速度を処理し車両の複数の2次元断面プロファイルを与え る手段であって、該処理手段は車両速度に基づいてプロファイルを位置決めし、 車両を表し車両の分類に有効な3次元画像を与える、上記処理手段、 を含む上記車両の形状を求めるのに有効なレーザーセンサー。 2. 上記車両の速度を求める手段が、 レーザー手段により放たれる前方ビーム及び後方ビームを与えるための手段で あって、前方及び後方ビームは予め定められた角度で発散し、これらのビームは 車両が移動する感知ゾーンに向けて指向され、予め定められた距離だけ分離され ている、上記前方及び後方ビームを与えるための手段、 レーザー手段により与えられる第1時間信号であって、車両上の点のでの前方 ビームの遮断を表す上記第1時間信号、及び レーザー手段により与えられる第2時間信号であって、ビーム間を移動する後 方ビームのその点での遮断を表す上記第2時間信号 を含み、 第1及び第2時間はビーム間の予め定められた距離の移動時間を与え、これら 時間信号は距離処理手段により与えられる飛行時間データから求められる請求の 範囲第1項に記載のセンサー。 3. 上記スキャン手段が、 放射ビームを遮断して1平面内に該ビームを反射するミラーであって、ミラー に向かって後方に指向される反射ビームは受信機の対応するアパーチャー内に同 様に指向される、上記ミラー、 ビームをスキャンするために軸を中心としてミラーを回転させるための手段で あって、回転ミラーは上記平面内にスキャニングビームを反射させる、上記回転 手段、及び ビーム方位及び対応するセンサー角度を与えるためにミラーと連通したエンコ ーダー を含む、請求の範囲第1項に記載のセンサー。 4. 上記前方及び後方ビームを与える手段が、 多角形のミラー、及び ミラーに固定された第1及び第2反射小面であて、第1及び第2小面は互いに 予め定められた小面角度だけ傾斜しており、小面が多角形の辺を形成する上記第 1及び第2反射小面 を含み、 回転手段は第1及び第2小面を交互に配置して放射レーザービームを受け、第 1小面から反射されたときはそのビームを前方ビーム中に反射し、第2小面から 反射されたときは後方ビーム中に反射する、請求の範囲第2項に記載のセンサー 。 5. 前方及び後方ビームを与える手段が、 多角形のミラーであって、同じ大きさの反射小面が多角形の辺を形成している 上記ミラー、 放射ビームを回転ミラー小面上に反射するように位置決めされた傾斜ミラー、 及び 傾斜ミラーを第1位置と第2位置に交互に位置決めするための手段であって、 第1位置では、放射ビームが回転ミラー小面の第1部分上に反射されて前方ビー ムを形成し、第2位置では、放射ビームが回転ミラー小面の第2部分上に反射さ れて後方ビームを形成する、上記位置決め手段、 を含む、請求の範囲第2項に記載のセンサー。 6. 上記レーザー手段をスキャンして距離を求めるための手段が、 レーザービームを放射するための送信機、 ビームを指向するための手段、及び 反射されたレーザービームを信号電圧に変換するための受信機であって、該信 号電圧は受信機と車両上の点の間の距離を表す、上記受信機、 を含む請求の範囲第1項に記載のセンサー。 7. 上記スキャン手段が、 送信機から放射されるビームを遮断してそのビームをスキャニング平面内に反 射するミラーであって、該平面は道路に直角な方向に対して予め定められた角度 をなし、ミラーに向かって後方に指向された反射ビームは同様に受信機の対応す るアパーチャー内に指向される、上記ミラー、 ミラーに固定されて軸を中心としてミラーを連続的に回転させる為の回転可能 なシャフトを有するモーター、及び モーターシャフトに固定され、基準角度に対するミラーの角度位置を認識する ためのエンコーダー、 を含む請求の範囲第6項に記載のセンサー。 8. 上記スキャン手段が、 同様の指向アパーチャーを有する第1の送信機及び受信機であって、第1送信 機は、回転反射表面の第1部分上に第1ビームを放射し且つそのビームを前方ス キャンビーム内に反射するように位置決めされる、上記第1の送信機及び受信機 、 同様の指向アパーチャーを有する第2の送信機及び受信機であって、第2送信 機は、回転反射表面の第2部分上に第2ビームを放射し且つ第2放射ビームを後 方スキャンビーム内に反射するように位置決めされる、上記第2の送信機及び受 信機、 ビームを遮断し且つ道路に直角な方向に対して予め定められた角度でビームを 反射するための光学的反射表面であって、車両から反射されたビームがミラーに 向かって後方に指向されて受信機の対応するアパーチャーに入る、上記光学的反 射表面、 車両の横方向部分を横切ってビームを反射するのに十分な反射角度に亘って、 反射表面を回転させるための手段であって、反射表面は、第1ビームを該表面の 第1部分上に受け且つ第2ビームを該表面の第2部分上に受けるように位置決め される、上記回転手段、及び 回転手段に固定され、基準角度に対するミラーの角度位置を認識し且つスキャ ニングビームのセンサー角度を表す信号を与えるためのエンコーダーであって、 角度信号は、対応する角度における距離データを与えるための処理手段に送られ 、距離及び角度データの組合せが車両の横方向プロファイルを与えるのに有効で ある、上記エンコーダー、 を含む請求の範囲第2項に記載のセンサー。 9. 処理手段がマイクロプロセッサーを含み、該マイクロプロセッサーは、夫 々の距離及びセンサー角度データを受け取り且つ車両速度に関連したスキャンサ イクルの間そのデータを記憶し処理するようにプログラミングされており、それ により、そのように処理されたデータは車両を分類するのに適した形状プロファ イルをもたらす、請求の範囲第1項に記載のセンサー。 10. 車両プロファイルを予め定められた複数の車両形状と比較して車両を分 類するためのアルゴリズムをさらに含む、請求の範囲第9項に記載のセンサー。 11. 領域内の物体の存在を検出するためのセンサーであって、 前方平面内においてコヒーレントパルス放射の第1出力を第1固定領域に向け て放射するための手段であって、該第1固定領域は該放射手段から既知の距離に ある、上記放射手段、 第1固定領域に亘って第1出力放射をスキャンするための手段、 第1領域から反射される返送第1パルスエネルギーの一部を受け取るための手 段、 第1領域内の物体の存在が原因で生じる、第1放射手段と第1受取手段間のパ ルスにおける飛行時間の変化を求めるための手段、 後方平面内においてコヒーレントパルス放射の第2出力を第2固定領域に向け て放射するための手段であって、該第2固定領域は該放射手段から既知の距離に ある、上記放射手段、 第2固定領域に亘って第2出力放射をスキャンするための手段、 第2領域から反射される返送第2パルスエネルギーの一部を受け取るための手 段、 放射手段のパルスエネルギー出力を2つの発散指向性ビーム内に向きを変える ための手段、 第2領域内の物体の存在が原因で生じる、第2放射手段と第2受取手段間のパ ルスにおける飛行時間の変化を求めるための手段、及び 飛行時間を求める手段からの入力を受け取り、且つ、距離、角度及び速度出力 を与えて物体が複数の分類基準のうちの1つを満たすか否かを示すための手段、 を含む上記領域内の物体の存在を検出するためのセンサー。 12. コヒーレントエネルギーパルスを放射するための手段がレーザーダイオ ードを含む、請求の範囲第11項に記載のセンサー。 13. 請求の範囲第11項に記載のセンサーであって、受取手段が2つの検出 器を含み、該センサーは、2つの検出器の出力を交互に選択して飛行時間を求め る手段に入力を与えるための手段をさらに含む、上記センサー。 14. 近接距離内の車両の存在を検出し、交通速度を測定し且つ車両を分類す るのに適したセンサーであって、 パルスエネルギーの方向性出力を固定領域に向けて放射するための手段であっ て、該固定領域は該放射手段から既知の距離にある、上記放射手段、 固定平面内でパルスエネルギー出力をスキャンするための手段、 領域から反射される返送パルスエネルギーの一部を受け取るための手段、 領域内の車両の存在が原因で生じる、放射手段と受取手段間のパルスにおける 飛行時間の変化を求めるための手段、 車両が固定領域を通過するときの車両速度を求めるための手段、 放射手段、スキャン手段、受取手段及び速度を求める手段から受け取った信号 を処理し、車両プロファイルを求めるのに有効な距離及びセンサー角度データを 与えるための手段、及び 車両プロファイルを予め定められたプロファイルと比較して車両を分類するた めの手段、 を含む上記近接距離内の車両の存在を検出し、交通の速度を測定し且つ車両を分 類するのに適したセンサー。 15. 速度を求める手段が、 レーザー手段により放射された前方ビーム及び後方ビームを与えるための手段 であって、前方及び後方ビームは予め定められた角度にて発散し、これらのビー ムは車両が移動して通る固定領域に向かって指向され、該領域においてこれらの ビームは予め定められた距離だけ分離している、上記手段、 レーザー手段により与えられる第1時間信号であって、車両上の点での前方ビ ームの遮断を表す上記第1時間信号、及び レーザー手段により与えられる第2時間信号であって、ビーム間を移動する後 方ビームの上記点での遮断を表す上記第2時間信号、 を含み、 第1及び第2時間がビーム間の予め定められた距離に対する移動時間を与え、 時間信号が距離処理手段により与えられる飛行時間データから求められる、請求 の範囲第14項に記載のセンサー。 16. 返送ピーク信号レベル検出器を含んだ手段であって、返送される反射エ ネルギーにおける大きさの変動が原因で生じるタイミングエラーを求め、且つ、 それに対する距離補正を行うための上記手段をさらに含む、請求の範囲第14項 に記載のセンサー。 17. タイミングエラーを求める手段が、各パルスの飛行時間を表す論理レベ ル出力を形成するための手段を含む、請求の範囲第16項に記載のセンサー。 18. 放射手段がコヒーレント赤外放射のパルスを放射するための手段を含む 、請求の範囲第14項に記載のセンサー。 19.コヒーレント赤外放射のパルスを放射するための手段がレーザーダイオー ドを含む、請求の範囲第18項に記載のセンサー。 20. レーザーダイオードが接合ダイオードから成る請求の範囲第19項に記 載のセンサーであって、さらにレーザーダイオードの出力をコリメートするため の手段を含む上記センサー。 21. 放射手段のパルスを発散する2つの方向性ビームに分割するための手段 をさらに含む、請求の範囲第14項に記載のセンサー。 22. 放射手段及び受取手段が夫々2つの送信機と2つの受信機を含む請求の 範囲第14項に記載のセンサーであって、2つの検出器の出力を選択して飛行時 間を求める手段に入力を与えるための手段をさらに含む上記センサー。 23. 飛行時間を求める手段の出力と返送ピーク信号レベル検出器の出力のう ちの一つから車両の存在を示すための手段をさらに含む、請求の範囲第14項に 記載のセンサー。 24. 車両を分類するのに有効な車両の形状を求めるための方法であって、 レーザービーム送信機及びビームの光受信機を有するセンサーを設ける工程、 車両がセンサーの感知ゾーン内を移動するときセンサーから車両までの距離を 求める工程、 車両上の点までの距離に関するセンサー角度に対応した夫々の距離データ出力 を与える工程、 車両を横切ってレーザービームをスキャンし、車両の2次元上の点に対する距 離を求める工程、 ビーム方位及び対応するセンサー角度を求める工程、 車両の速度を求める工程、 距離及び対応する角度を処理して、車両についての複数の二次元断面プロファ イルを与える工程、 車両の速度に基づいてプロファイルを位置決めする工程、及び 車両を表す3次元画像であって車両を分類するのに有効な該画像を与える工程 、 から成る上記車両を分類するのに有効な車両の形状を求めるための方法。 25. 速度を求める工程がさらに、 レーザー手段により放射された前方ビーム及び後方ビームを与える工程であっ て、これらの前方及び後方ビームは予め定められた角度にて発散している該工程 、 車両が移動して通る感知ゾーンに向けてビームを指向する工程、 ゾーン内においてビームを予め定められた距離だけ分離する工程、 レーザー手段からの第1時間信号であって車両上の点における前方ビームの遮 断を表す該第1時間信号を与える工程、及び レーザー手段からの第2時間信号であってビーム間を移動する後方ビームの上 記点における遮断を表す該第2時間信号を与える工程、 を含み、 第1及び第2時間はビーム間の予め定められた距離に対する移動時間を与え、 時間信号は距離処理手段により与えられる飛行時間データから求められる、請求 の範囲第24項に記載の方法。 26. スキャン工程が、 ミラーを設ける工程、 放射ビームをミラーで遮断して一平面内にビームを反射する工程であって、ミ ラーに向かって後方に指向される反射ビームが受信機の対応するアパーチャー内 に同様に指向される、該工程、 軸を中心としてミラーを回転してビームをスキャンする工程であって、回転ミ ラーが平面内にスキャニングビームを反射する、該工程、 ミラー方位を伝えるためのエンコーダーを設ける工程、及び ビーム方位及び対応するセンサー角度を与える工程、 を含む、請求の範囲第24項に記載の方法。 27. 前方及び後方ビームを与える工程が、 ミラーを多角形の形状とする工程、 第1及び第2反射小面をミラーに固定して多角形ミラーの辺を形成する工程、 及び 第1及び第2小面を互いに角度をもって予め定められた小面角度にて傾斜させ る工程、 を含み、 放射レーザービームを受け且つ第1小面から反射されたときは該ビームを前方 ビーム内に反射し第2小面から反射されたときは後方ビーム内に反射するように 、ミラーの回転により第1及び第2小面を交互に位置決めする、請求の範囲第2 5項に記載の方法。 28. 前方及び後方ビームを与える工程が、 ミラーを多角形の形状に形成する工程であって、該ミラーは多角形の辺を形成 する等しい大きさの反射小面を有する、該工程、 傾斜ミラーを位置決めして放射ビームを回転ミラー小面上に反射する工程、及 び 傾斜ミラーを第1位置と第2位置に交互に位置決めする工程であって、第1位 置では、放射ビームが回転ミラー小面の第1部分上に反射されて前方ビームを形 成し、第2位置では、放射ビームを回転ミラー小面の第2部分上に反射して後方 ビームを形成する、該位置決め工程、 を含む、請求の範囲第25項に記載の方法。 29. 車両を分類する目的で車両の形状を求めるための方法であって、 レーザービーム送信機及びレーザービームの光受信機を有するセンサーを設け る工程、 予め定められたスキャニングゾーンにおいて車両を横切ってレーザービームを スキャンする工程、 車両がゾーンを通って移動するとき複数のスキャンサイクルに対して距離及び 角度を測定する工程、 車両がゾーン内を移動する時間及び距離を測定する工程、及び 測定された距離、角度、移動時間及び距離データを処理して車両のプロファイ ル及び速度を求める工程、 を含む、上記車両を分類する目的で車両の形状を求めるための方法。 30. 時間及び距離を求める工程が、さらに、 第2のレーザービーム送信機及び第2の光受信機を設ける工程、 レーザービームを形成する発散平面内において第2レーザービームをスキャン する工程であって、両方のビームが予め定められたスキャニングゾーンにおいて 車両を横切ってスキャンされる、該工程、 車両がゾーンにおいてビームを通過するとき複数のスキャンサイクルに対して 距離及び角度を測定する工程、及び 車両による2つの発散ビームの遮断間の時間間隔を測定して、ゾーン内におい て車両の移動した時間及び距離から車両の速度を計算する工程、 を含む、請求の範囲第29項に記載の方法。 31. スキャニング工程が、 ミラーを設ける工程、 送信機と受信機の対を並べて配置する工程、 ミラーをレーザービームの経路内に配置し、送信機及び受信機と連通するよう にミラーを位置決めする工程、 放射ビーム軸及び反射ビーム軸が平行になり前方スキャンビームを形成するよ うに、1つの送信機及び受信機の軸を配置する工程、 放射ビーム軸及び反射ビーム軸が平行になり前方ビームから発散した後方スキ ャンビームを形成するように、第2送信機及び受信機の軸を第1送信機及び受信 機に対して或角度にて配置する工程、 発散ビームを予め定められたゾーンに向けて指向する工程、 シャフトを有するモーターを設ける工程、 シャフトをミラーに固定して連続的にミラーを回転させる工程であって、スキ ャニングビームは、平面内に存在し車両が移動する経路に対して直角な方向から 発散している、該工程、及び エンコーダーをシャフトに固定してスキャニング角度と距離を関連させる工程 であって、エンコーダーは、所与の距離に対する角度を表す信号出力を与える、 該工程、 を含む、請求の範囲第30項に記載の方法。 32. 送信機を発して車両から反射された後に受信機により検出される所与の レーザービームパルスに対する飛行時間を測定する工程であって、飛行時間は特 定のパルスに対する距離を表す、該工程、及び 複数の角度における飛行時間測定を繰り返す工程であって、これらの角度は、 車両の横方向の大きさをスキャンするのに十分なものである、該工程、 をさらに含む、請求の範囲第29項に記載の物体を感知する方法。 33. マイクロプロセッサーを設ける工程、 マイクロプロセッサーにより距離、角度、時間及び距離情報を処理して車両プ ロファイル及び移動速度を計算する工程、 距離、角度、時間及び距離情報を受け取るためのマイクロコンピューターを設 ける工程、 車両の大きさプロファイルを形成して予め定められたプロファイルと比較する 工程、及び 車両プロファイルを予め定められたプロファイルと比較して車両を分類する工 程、 をさらに含む、請求の範囲第29項に記載の方法。
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