JP2002514035A - ループ初期設定の挿入を利用するループネットワークハブ - Google Patents

ループ初期設定の挿入を利用するループネットワークハブ

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Abstract

(57)【要約】 ループ初期設定挿入機構を有するハブポート(400)を備えたループネットワークハブを提供する。このループ初期設定挿入機構は、新しいノードポートの接続を検出するハブポート(400)に、ループ初期設定データの生成を自動的に開始させる。ハブポート(400)は、ループ初期設定シーケンスを受信するまで、ループ初期設定データを生成し続ける。上記ループ初期設定データは、ハブのループに伝播し、通常の処理を停止させる。このようにして、ループ全体がクリアされる。ループ初期設定シーケンスを受信すると、ループ初期設定データを生成するハブポートは、新しいノードポートをループに挿入する。この時点で、ループ初期設定が始まり、そしてそのループネットワーク内の各ノードポート(408)が、固有のループネットワークアドレスを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子ネットワークシステムに関し、さらに具体的に述べると、本発
明は、新しいノードポートをループに挿入するとき、ループの初期設定(初期化
)を強制することによって、ループアドレスの重複(conflict)を減らすように
設計されたループネットワークのハブに関する
【0002】
【従来の技術】
電子データシステムは、ネットワーク通信システムを用いて相互に接続される
ことが多い。広域のネットワークとチャネルは、コンピュータネットワークアー
キテクチャのために開発された二つの方法である。従来のネットワーク(例えば
LANやWAN)は、大きなフレキシビリティと比較的長い距離の通信能力を提
供する。The Enterptise System Connection(ESCON)およびThe Small Co
mputer System Interface(SCSI)などのチャネルは、高性能と高い信頼性
を得るために開発されたものである。チャネルは一般に、コンピュータ間または
コンピュータと周辺装置間の専用の短距離接続を使用する。
【0003】 チャネルとネットワーク両者の特徴が、“ファイバーチャネル(Fibre Channel
)”として知られている新しいネットワーク標準に組み込まれて来た。ファイバ
ーチャネルシステムは、チャネルの速度と信頼性およびネットワークのフレキシ
ビリティと接続性を兼ね備えている。ファイバーチャネルの製品は、現在、非常
に高いデータ速度、例えば266Mbpsまたは1062Mbpsで作動可能で
ある。このような速度は、非圧縮、フルモーション、高品質のビデオ(uncompres
sed full motion high-quality video)などの全デマンディングアプリケーショ
ン(quite demanding application)を扱うのに十分な速度である。ANSI仕様
の例えばX3.230-1994には、ファイバーチャネルネットワークが定義されている
。この仕様によれば、ファイバーチャネルの機能は五つの層に配分されている。
そのファイバーチャネルの五つの機能層は、FC−0層:物理的媒体層;FC−
1層:コーディングおよびエンコーディングを行う層;FC−2層:実転送機構
(フレーミングプロトコルおよびノード間のフロー制御を含む);FC−3層:
共通サービスの層;およびFC−4層:上層のプロトコルである。
【0004】 ファイバーチャネルネットワークを配備するのに一般に3種の方法がある。す
なわち単純なポイントツーポイント接続;アービトレーテッドループ(arbitrate
d loop)、および交換ファブリック(switched fabric)である。最も簡単なトポロ
ジィは、ポイントツーポイントの配置構成であり、この場合、二つのファイバー
チャネルシステムが、単純に、直接、接続されている。アービトレーテッドルー
プは、アービトレーションによって、帯域幅に対する共用アクセスを提供するフ
ァイバーチャネルリングの接続である。交換ファイバーチャネルネットワーク(
“ファブリック”と呼称されている)はクロスポイント交換(cross-point switc
hing)の形態である。
【0005】 通常のファイバーチャネルアービトレーテッドループ(“FC−AL“)のプ
ロトコルは、装置またはループセグメントをノードポートによって相互接続する
際のループ機能に関するプロトコルである。しかしノードポートを直接、相互接
続することは、一つのループ内の一つのノードポートが故障すると、一般に全ル
ープが故障するという点が問題である。この難点は、従来のファイバーチャネル
のテクニックにおいては、ハブを使用することによって克服される。ハブは、ル
ープトポロジーで相互に接続されたいくつものハブポートを有している。ノード
ポートは、ハブポートに接続され、中央のハブとスタートポロジーを形成してい
る。ノードポートに接続されていないかまたは故障したノードポートに接続され
ているハブポートはバイパスされる。このように、前記ループは、ノードポート
が取り外されているかまたは故障されるかにかかわらず維持されるようになって
いる。
【0006】 さらに詳しく述べると、図1Aは通常のループの配置構成100を示す。ノー
ドポートとノードポートとが接続された四つのノードポート101、102、1
04、106が示されている。各ノードポートは、装置または別のループへの接
続部を表している。データがノードポート101からノードポート102へ伝送
されるように、ノードポート101がノードポート102に接続されている。ノ
ードポート102は順にノードポート104に接続され、そしてノードポート1
04は順にノードポート106に接続されている。ノードポート106は、最初
のノードポートすなわちノードポート101に接続されている。このようにして
、ループのデータ経路、すなわちノードポート101からノードポート102、
ノードポート104、ノードポート106へ次いでノードポート101へ戻るル
ープのデータ経路が樹立されている。
【0007】 図1Bは、ノードポート108、110、112、114が、中央のハブ11
6によって、物理的スタートポロジーに編成されているループ107を示す。ノ
ードポート108はハブ116内のハブポート118に接続され、同様にノード
ポート110、112および114は、それら自体それぞれのハブポート120
、122および124に接続されている。ハブ116内はループになっており、
ハブ116のハブポート118〜124が、図1Aに示す通常のループ配置構成
に類似のループのデータ経路を形成している。
【0008】 ループネットワークの中心要素としてハブを使用すると、一つ以上のハブポー
トがノードポートに接続されていないとき、または一つ以上のハブポートが故障
したノードポートに接続されているときでも、このようなハブポートをバイパス
することによって作動(operation)可能となる。各ハブポートは一般に、ハブポ
ートにバイパスモードを提供する回路系を備えている。ハブポートがバイパスモ
ードの場合、そのハブポートが、ループの前のハブポートから受信したデータは
、同ループの次のハブポートに直接送られる。
【0009】 ハブを使用することの追加の利点は、ノードポートを熱間挿入できる(hot ins
ertable)ことである。熱間挿入できるという機能によって、全ループまたはハブ
をパワーダウンし次いで再びリスタートすることなしに、ノードポートをループ
に挿入し、及びループから取り出すことができる。しかし、この熱間挿入が可能
なため、ループに取り付けられるノードポートのアドレスは、必ずしも適正に維
持されない。
【0010】 FC−ALプロトコル下で、ループの初期設定プロセスを利用して、ループに
接続されている各ノードポートに、固有のアドレス(アービトレーテッドループ
物理アドレス(Arbitrated Loop Physical Address)(“AL_PA “)と呼称
される)を付与する。ループの初期設定は、FC−ALプロトコル下、ループ初
期設定プリミティブ(“LIP“)順序付けセット(Loop Initialization Prim
itive(”LIP)ordered set)のシーケンスを生成する事によって、呼び出さ
れる。熱間挿入することができないループの場合、ノードポートの挿入または取
り出しを行った後、ループ全体がリスタートされ、再び初期設定がなされる。熱
間挿入可能なループの場合、ループは、必ずしもリスタートされないので、(ノ
ードポートの)各挿入または取外しごとに、必ずしも再初期設定は行われない。
その結果、新しいノードポートがループに挿入されるとき、固有のアドレスは、
そのループが再び初期設定されないならば、必ずしも生成されない。
【0011】 さらに、ハブポートは、他のハブのハブポートに接続できる。ハブが、一つの
ハブから別のハブに、ハブポートを通じてリンクされると、ハブは、特に休止ハ
ブの場合(すなわち、挿入時にループトラヒックが全くない場合)、挿入時に、
初期設定ルーティンを適正に開始しないことがしばしばある。この時点で、第一
ハブのノードポートと第二ハブのノードポートとの間にアドレス重複が起こる可
能性がある。
【0012】 このようなアドレス重複の問題を図2Aと2Bに例示する。図2Aに示すよう
に、四つのノードポートA1、B1、C1、D1がハブ200にリンクされてい
る。三つのノードポートA2,B2,C2がハブ202に接続されている。番号
1と2は、例示しているだけであり、事実、各ノードポートのアドレスはやはり
文字のA、B、CまたはDで表されている。この時点で、各ノードポートは、そ
れ自身のループ内に、固有のアドレスをもっている。しかし、ハブ200と20
2が、図2Bに示すように連結されると、これらノードポートのアドレスは、も
はや必ずしも固有のものではない。図2Bに示す単一ループでは、二つのノード
ポートがアドレスAを有し、二つのノードポートがアドレスBを有し、そして二
つのノードポートがアドレスCを有している。アドレス重複が検出されると、初
期設定のシーケンスを開始するエラーが発生し、結局、各ノードポートに固有の
アドレスがもたらされる。しかし、その重複(矛盾)が検出される前は、不適当
なノードポートによって受信されるメッセージは通過し続け、その結果、データ
の破壊 (data corruption)をもたらす可能性がある。
【0013】 例えば図2Aに示す状態の場合、ノードポートB1がデータをノードポートA
1に送ると、ハブポートが隣接しているので、ノードポートA1は恐らく、エラ
ーなしで、ノードポートB1からのデータを受信する。図2Bに示すように、ノ
ードポートB1からノードポートA1への接続は、アドレス重複を生じることな
く開始することができる。というのは、B1からのメッセージは、ノードポート
B2がアービトレーテイング(arbitrating)しなかった限り、該ループにそって
ノードポートA1すなわち目的とする行き先にうまく達するからである。
【0014】 しかし、ノードポートA1が、ノードポートB1にデータを送ろうとすると、デ
ータ破壊が起こることがある。図2Aに示す状態の場合、上記データは、ノード
ポートA1から、ノードポートC1を通り、ノードポートD1を通り次いでノー
ドポートB1すなわち目的とする行き先に送られる。しかし、図2Bに示す状況
の場合、データは、ノードポートA1からノードポートC1を通り、ノードポー
トD1を通り、ハブ200とハブ202を接続するハブポートを通り、ノードポ
ートC2を通り次いでノードポートB2に受信される。上記のように、数字は、
ハブ200からのノードポートとハブ202からノードポートの違いだけを示し
ている。ノードポートA1からみて、ノードポートB2は、ノードポートB1と
区別できない。ノードポートA1は、ノードポートBにアドレス指定されたデー
タを送る。同様に、ノードポートB2は、ノードポートBにアドレス指定されて
いるデータを受け入れる。したがって、ノードポートA1は、前記データがノー
ドポートB1によって受信されることを意図しているにもかかわらず、ノードポ
ートB2が、ノードポートBにアドレス指定されたデータを受信する。したがっ
て“B”は固有のアドレスではない。ノードポートA1またはノードポートB2
は、ノードポートB2またはノードポートA1が存在していることに気付いてい
ない。その結果、入ってくるトランザクションの性質によっては、データコラプ
ションが起こることがある。ある時点で、固有のエラーが生じて、初期設定シー
ケンスになることがある。しかし、それは遅すぎて、不要のデータコラプション
を防止したりまたは該コラプションから回復できないことがある。
【0015】 本発明の発明者らは、データコラプションが起こる前に、ループを強制的に初
期設定させることによって、新しいノードポートまたは新しいハブをループの中
に挿入したときに、固有のアドレスを提供できるループネットワークハブを提供
することが望ましいと決定した。
【0016】
【発明の概要】
好ましい実施態様のループネットワークハブは、ループ初期設定挿入機構を有
するハブポートを備えている。そのループ初期設定挿入機構は、新しい接続を検
出するハブポートに、ループ初期設定データの生成を自動的に開始させる。ハブ
ポートは、そのハブポートがループ初期設定シーケンスを受信するまで、ループ
初期設定データを生成し続ける。該ループ初期設定データは、ハブのループに伝
播して、通常の処理を停止する。このように、ループ全体がクリアされる。ルー
プ初期設定シーケンスを受信すると、ループ初期設定データを生成するハブポー
トは、そのループ初期設定データを送ることを停止して、新しいノードポートを
ループに挿入する。この時点で、ループの初期設定が始まり、そしてループネッ
トワーク内の各ノードポートが、固有のループネットワークアドレスを得る。
【0017】 FC−ALの実施態様では、好ましい実施態様のハブは、LIP挿入機構を有
するハブポートを備えている。前記ループ初期設定挿入機構は、新しい接続を検
出するハブポートに、LIP(F7,F7)順序付けセット(ordered set)の生成
を自動的に開始させる。前記ハブポートは、そのハブポートがLIPプリミティ
ブシーケンスを受信するまで、LIP(F7,F7)順序付けセットを生成し続
ける。そのLIPプリミティブシーケンス(LIP primitive sequence)は、三つの
連続した同一のLIP順序付けセットを含んでいる。そのLIP(F7,F7)
順序付けセットはハブのループに伝播し、通常の処理を停止する。このようにし
てループ全体がクリアされる。LIPプリミティブシーケンスを受信すると、L
IP(F7,F7)順序付けセットを生成するハブポートは、LIP(F7,F
7)順序付けセットの挿入を停止し、次に新しいノードポートをループに挿入す
る。この時点で、ループの初期設定が始まり、次いで各ノードポートは、公知の
FC−ALプロトコルにしたがって、固有の物理アドレス(アービトレーテッド
ループ物理アドレス“AL_PA“)を得る。
【0018】
【発明の実施の形態】
好ましい実施態様は、ノードポートをループネットワークに挿入したとき、ル
ープの初期設定を強制する機構を提供する。本発明を、その好ましい実施態様の
例示として、ファイバーチャネルアービトレーテッドループ(Fibre Channel Arb
itrated Loop)(“FC−AL”)との関連において以下に説明する。しかし、
本発明は、FC−ALネットワークと類似の特性を有するネットワークに適用す
る事ができる。
【0019】 ループネットワークのループ作動の概要を、図3に示す配置構成を参照して以
下に述べる。図3は六つのハブポート302、304、306、308、310
および312を有するハブ300を示す。各ハブポートは、内部ハブループを形
成する単方向内部ハブリンクによって、他のハブポートに接続されている。図3
において、データは、ハブポート302からハブポート304へ、したがって左
回りで流れる。あるいは、これらハブポートは、ループのトポロジーが維持され
る限り、データが右回りで流れるように接続することができる。
【0020】 三つのハブポート302、310、312に対し、三つのノードポート314
、316、318が取り付けられている。ノードポート314がハブポート30
2に取り付けられ、ノードポート316がハブポート312に取り付けられ、そ
してノードポート318がハブポート310に取り付けられている。各ノードポ
ートは、ハブポートに、以下の二つのデータチャネルによって取り付けられるこ
とが好ましい。一方のデータチャネルはデータをハブポートからノードポートへ
送り、もう一方のデータチャネルはデータをノードポートからハブポートへ送る
。したがってデータチャネルは、データを、ハブポート302からノードポート
314に運び、もう一つのデータチャネルがデータをノードポート314からハ
ブポート302に運ぶ。ノードポート314から出てノードポート316によっ
て受信されるデータは、ノードポート314からデータチャネルを通ってハブポ
ート302に至り、次にハブポート302からハブポート304に、次にハブポ
ート306に、ハブポート308に、ハブポート310に到達する。ノードポー
ト318が、当該ループ内で作動している場合、そのデータはデータチャネルを
通ってノードポート318に至り、次いでデータチャネルを通ってハブポート3
10に戻り、次いでハブポート312に至る。そのデータは、ハブポート312
からのデータチャネルを通過して、ノードポート316で受信される。
【0021】 好ましい実施態様で、ループ内の前のハブポートからハブポートに入ってくる
データは、そのハブポートに接続されているノードポートがあるならば、そのノ
ードポートに送られる。そのハブポートがバイパスモードの場合、前記入ってく
るデータは、入ってくるデータに応答してノードポートからのデータを含まずに
、前記ハブポートから、ループ内の次のハブポートに直接送られる。好ましい実
施態様は、図4を参照して以下に説明するように、マルチプレクサなどのような
切換え装置を使用して、上記バイパスを達成する。その上に、取り付けられたノ
ードポートは、ハブポートから受信したデータが、そのノードポートにアドレス
されているか否かを認識し、次いで適切に応答する。上記バイパスは該ハブポー
ト内で達成されるが、該ノードポート内では達成されない。したがって、該ルー
プはノードポートの故障から保護される。ノードポートが取り付けられていない
ハブポート、例えば図3に示すハブポート304、306または308は、常に
バイパスモードであり、データを次のハブポートに直接送る。このように、ハブ
ポート304が受信するハブポート302からの信号は、ハブポート306に直
接送られる。ノードポートが取り付けられているハブポート、例えば図3に示す
ハブポート310、312または302が、ループの前のハブポートからデータ
を受信すると、そのハブポートはそのデータを、取り付けられているノードポー
トに送る。そのノードポートは、適切に応答し、次いで、そのデータを該ハブポ
ートに戻す。
【0022】 例えば、ノードポート318からノードポート314にアドレスされているデ
ータは、ノードポート318からハブポ−ト310に流れ、次にハブポート31
2に流れる。ハブポート312は、ノードポート316がバイパスされていない
ならば、データをノードポート316に送る。ノードポート316は、データが
ノードポート316にアドレスされていないことを認識してそのデータをハブポ
ート312に戻す。ハブポート312はそのデータをハブポート302に送る。
ハブポート302は、ノードポート314がバイパスされていないならば、該デ
ータをノードポート314に送る。ノードポート314は、該データがノードポ
ート314にアドレスされていることを認識して、適切に応答する。
【0023】 図4は、好ましい実施態様によるハブポートの内部要素を示す。図4に示すハ
ブポート400は、図3に示すハブポート302、304、306、308、3
10および312と等価のハブポートである。入ってくる内部ハブリンク402
が、ループ内の前のハブポート(図示せず)からハブポート400に入っている
。入ってくる内部ハブリンク402はハブポート伝送回路404に接続されてい
る。したがって、前のハブポートからのデータは、内部ハブリンク402にそっ
てハブポート400に入り、次にハブポート伝送回路404内に入る。ハブポー
ト伝送回路404は、受信された前記データを、ノードポート408によって利
用可能な形態に変換した後、データチャネル406を介して、ノードポート40
8に送り出す。あるいは、データチャネル406は、異なるハブの中のハブポー
トに接続され、ハブとハブを相互に接続することができる。
【0024】 ノードポート408は、データを、データチャネル410を介してハブポート
400に出力する。データチャネル410はハブポート受信回路412に接続さ
れている。ハブポート受信回路412は、ノードポート408から受信したデー
タを、ハブ内で利用可能な形態に変換する。一実施態様で、ハブポート受信回路
412は、データをシリアルからパラレルに変換し、次いでそのデータをデコー
ドする。また、ハブポート受信回路412は、ループ初期設定データ検出回路4
14とハブポート出力制御回路416も備えている。FC−ALの実施態様にお
いて、ループ初期設定データ検出回路414はLIP検出回路である。ハブポー
ト受信回路412は、データを、ハブポート出力ライン418を介して出力する
。ハブポート出力制御回路416は、制御信号を、ハブポート出力制御ライン4
20を介して出力する。ハブポート出力ライン418は、切換え装置422、例
えばマルチプレクサの第一入力Aに接続されている。入ってくる内部ハブリンク
402は切換え装置422の第二入力Bに接続されている。ループ初期設定デー
タジェネレータ424は、ループ初期設定データを生成し、これらデータの順序
付けセットを、ループ初期設定データライン426に出力する。FC−ALの実
施態様で、ループ初期設定データジェネレータ424はLIPジェネレータであ
り、LIP(F7,F7)順序付けセットを生成する。ループ初期設定データラ
イン426は、切換え装置422の第三入力Cに接続されている。ハブポート出
力制御ライン420は切換え装置422の制御入力に接続されている。このよう
に、切換え装置422は、ハブポート出力制御回路416が生成する制御信号に
応じて出力すべき単一の入力A、BまたはCを選択する。切換え装置422の出
力は出ていく内部ハブリンク428へ送られる。出ていく内部ハブリンク428
は、内部ハブリンク402がハブポート400内に入って、図3に示すようなル
ープを生成するのと同じ方式で、ハブ内の次のハブポートにデータを送る。
【0025】 装置がハブ400に取り付けられていない場合、ハブポート出力制御回路41
6は、ハブポート400を、バイパスモードに保持する。切換え装置422の入
力Bを選択することによって、前のハブポートから受信された入ってくる内部ハ
ブリンク402上のデータが、出ていく内部ハブリンク428に出力される。バ
イパスモードでは、入ってくる内部ハブリンク402上のデータは、切換え装置
422の入力Bに入り、そして変更されずに、出ていく内部ハブリンク428に
出力されて、ループ内の次のハブポート(図示せず)に送られる。
【0026】 しかし、ノードポート408で表される、例えばFC−AL NL_ポートま
たはループセグメントなどの操作装置がハブポート400に取り付けられると、
ハブポート受信回路412が受信したノードポート408からの信号は、出てい
く内部ハブリンク428を介して次のハブポートに送られる。データを、ハブポ
ート受信回路412から出ていく内部ハブリンク428に送るため、ハブポート
出力制御回路416は、切換え装置422の入力Aを、ハブポート出力制御ライ
ン420を通じて選択する。
【0027】 従来のFC−ALハブポートの場合、一般に、操作装置を、ノードポート40
8に最初に取り付けたとき、ハブポート受信回路412が、ノードポート408
からのデータの受信を検出して、バイパスモード(切換え装置422の入力Bが
選択される)を終了する。ノードポート408から受信されたデータは、切換え
装置422の入力Aを選択することによって、ループに挿入される。ハブポート
受信回路412が受信したノードポート408からのデータは、出ていく内部ハ
ブリンク428を通じて、次のハブポートへ直ちに送られる。しかし、先に考察
したように、新しい装置またはハブのループ内へのこのような直ちの挿入は、ア
ドレス重複を起こして望ましくないデータ破壊をもたらすことがある。
【0028】 この難点を克服するために、好ましい実施態様は、ループ初期設定挿入機構を
提供する。操作装置またはハブがハブポート400に取り付けられると、ハブポ
ート受信回路412は、以前はデータが全くなかったデータチャネル410を通
じて定様式データの受信を検出することによって、前記新しい装置またはハブを
検出する。ノードポート408からのデータは、ハブポート出力ライン418を
通じて、出ていく内部ハブリンク428に、直ちに送られずに、ハブポート出力
制御回路416は、切換え装置422の入力Cを選択する。ループ初期設定デー
タジェネレータ424は、新しい装置またはハブが取り付けられたことを、ルー
プ内の他のハブポートに示すループ初期設定のデータの一定の流れを生成する。
ループ内の他のハブポートは、ループ初期設定シーケンスを受信すると、そのシ
ーケンスを送り出す。ループ初期設定シーケンスはループ初期設定データの指定
された組合せである。FC−ALの実施態様において、LIPプリミティブシー
ケンスは、同じタイプの連続の同一LIP順序付けセット三つで構成されている
。このように、ループのトランザクションの処理が停止し、次いで、各ハブポー
トが、ループ初期設定データの送り出しすなわち生成を開始する。ループ初期設
定データジェネレータ424は、好ましくはループネットワークに対して適切な
フレームシーケンスと協調して、ループ初期設定データを繰り返し生成する。
【0029】 ハブポート出力制御回路416は、ループ初期設定データ検出回路414が、
ノードポート408から受信したループ初期設定シーケンスを検出するまで、ハ
ブポート切換え装置422の入力Cを選択し続ける。ノードポート408は、先
に述べたように、入ってくる内部ハブリンク402からの信号を、ハブポート伝
送回路404を通じて受信する。切換え装置422の入力の選択は、ノードポー
ト408によるデータの受信に影響しない。というのは、切換え装置422は、
ハブポート400のループへの出力を制御し、ループからの入力を制御しないか
らである。
【0030】 FC−ALの実施態様で、ループ初期設定データはLIP(F7,F7)順序
付けセットである。これらのLIP(F7,F7)順序付けセットは、好ましく
は、FC−ALプロトコルに準拠した形態(K28.5 D21.0 D23.7 D23.7)である
【0031】 このように、ループの前のポート(この同じポートということもあり得る)か
ら生成したループ初期設定シーケンスは、入ってくる内部ハブリンク402上の
ハブポート400に入り、次いで、ハブポート伝送回路404を通じて、ノード
ポート408に送られる。ノードポート408は、上記ループ初期設定シーケン
スをハブポート受信回路412に送る。ループ初期設定データ検出回路414が
上記ループ初期設定シーケンスを検出する。かようなループ初期設定シーケンス
が検出されると、ハブポート出力制御回路416は、切換え装置422の入力C
の選択から、切換え装置422の入力Aの選択への切換えを行う。この時点で、
ループ初期設定手続きが、適当なネットワークプロトコルにしたがって始まる。
【0032】 LIP検出回路414は、LIPプリミティブシーケンス(必ずしも同じLI
P(F7,F7)プリミティブシーケンスではない)を検出すると、肯定検出信
号(affirmative detection signal)を生成する。検出されるLIPプリミティ
ブシーケンスは、新しい装置またはハブを検出してLIP(F7,F7)順序付
けセットの生成を最初に開始したハブポートと同じハブポートからのシーケンス
である必要はない。
【0033】 ループ初期設定データを生成するハブポート以外のハブポートにあっては、ノ
ードポートがループ初期設定データをハブポートから受信したとき、そのノード
ポートは上記ループ初期設定データのいくらかを上記ハブポートに戻す。好まし
い実施態様で、該ハブポートはノードポートからのデータを(図4に示す切換え
装置の入力Aを選択することによって)送り出す。
【0034】 したがって、既存のハブに新しい操作装置または新しいハブが取り付けられる
と、ループ初期設定が強制される。好ましい実施態様で、ループ初期設定シーケ
ンスが生成し伝播すると、通常のループ作動が停止して、ループの初期設定が始
まる。上記のように、ループの初期設定は、新しい装置を接続する際または第二
ループを第一ループに接続する際に行われることが望ましい。というのは、ルー
プ初期設定のプロセスは、FC−ALプロトコルなどのネットワークプロトコル
のもとで、新しく確立されたループ上の各装置に固有の物理アドレスを割り当て
るのに確実な方法だからである。
【0035】 図5Aと5Bは、好ましい実施態様にしたがって、ループ内に操作装置を挿入
する実施例を示す。図5Aは、新しい装置を挿入する前のループと要素を示す。
ハブ500は四つのハブポート502、504、506、508を有している。
図5Aに示すように、ハブ500は四つしかハブポートをもっていないが、ハブ
は四つを超えるかまたは四つ未満のハブポートを有していてもよい。図5Aに示
すハブポートの数は、例示だけを目的とする数である。ハブポート502、50
4、506、508は、内部ハブリンクによって互いに接続されてループを形成
している。二つのノードポート510、512がそれぞれ、ハブポート502、
508に取り付けられている。ノードポート510からノードポート512に向
かうデータは、データチャネルを通じてハブポート502に流入する。ハブポー
ト502は、上記データを、内部ハブリンクにそって、ハブポート504に出力
する。ハブポート504には操作装置が取り付けられていないので、バイパスモ
ードになっている。したがって、ハブポート504はハブポート502からのデ
ータを、内部ハブリングにそってハブポート506に送る。ハブポート506も
バイパスモードになっているので、上記データを内部ハブリンクを通じてハブポ
ート508に送る。ハブポート508は、ノードポート512に操作装置が取り
付けられているのでバイパスモードではない。同様に、ノードポート512から
ノードポート510に送られるデータはデータチャンネルを通じてハブポート5
08に至り、次いで内部ハブリンクにそってハブポート502に至る。ハブポー
ト502は、前記データを、データチャネルにそってノードポート510に送る
。このように、ハブポート502〜508とハブ500は、ループトポロジィを
維持するように作動する。
【0036】 ノードポート514に取り付けられる新しい装置を挿入すると、図4について
先に述べたプロセスが進行する。ノードポート514はハブポート504に取り
付けられている。ハブポート504は、特定のデータ構成でハブポート504に
入ってくるデータが存在していることから新しいノードポート514を検出する
。ハブポート504は、ノードポート514を検出すると、ノードポート514
からのデータをすぐには送らない。ハブポート504は、タイミングとフレーム
を、ノードポート514からのデータと同期化させて、ノードポート514の適
正な作動を確認する。上記のように、ハブポート504は、ループ初期設定デー
タジェネレータに対応するハブポート504の中の切換え装置の入力を選択する
ことによって、ループ初期設定データ(例えば、LIP(F7,F7)順序付け
セット)を、内部ハブリンクにそって送り始める。上記ループ初期設定データが
内部ハブリンクにそってハブポート506に至る。
【0037】 ハブポート506は、ノードポートがハブポート506に取り付けられていな
いので、バイパスモードである。したがって、前記ループ初期設定データは、内
部ハブリンクにそって、ハブポート508に至る。
【0038】 ハブポート508は、ノードポート512がすでにバイパスされていない場合
、ループ初期設定データをノードポート512に送る。ノードポート512に取
り付けられた操作装置は、好ましくは、前記ループ初期設定データに応答し、次
いでノードポート512は、該ループ初期設定データをハブポート508に戻す
。ノードポート512に取り付けられた操作装置は、前記ループ初期設定データ
に対して適正な応答を生成するので、好ましい実施態様においては、ハブポート
508は、ノードポート512から受信した信号を選択して、ハブ500の内部
ハブリンクにそって送る。ハブポート508などのハブポートは、ノードポート
を通じて操作装置に取り付けられているが、図4に示すようなハブポート切換え
装置の入力Aを選択することによって、そのノードポートから受信されるループ
初期設定データを送る。したがって、上記ループ初期設定データは、好ましくは
、内部ハブリンクにそって、次のハブポートに送られる。
【0039】 図5Bに示すように、ハブポート508は、ループ初期設定データを、ハブポ
ート502に送る。ハブポート502にもノードポート510で表される操作装
置が取り付けられているので、ハブポート502はハブポート508と類似のプ
ロセスを踏襲する。したがって、ループ初期設定データはハブポート502から
ハブポート504に至る。
【0040】 ハブポート504は、上記ループ初期設定データを受信して、ノードポート5
14がまだバイパスされていない場合、そのループ初期設定データをノードポー
ト514に伝送する。ノードポート514は、ノードポート512や510と同
様に、上記ループ初期設定データをハブポート504に戻す。ハブポート504
のハブポート受信回路内のループ初期設定データ検出回路(図4に示す414)
は、上記ループ初期設定データを検出する。ハブポート504は、ループ初期設
定シーケンスが受信されたとき、ループ初期設定データの出力を停止する。この
場合、ハブポート504は、ハブポート504で生成したループ初期設定シーケ
ンスを受信していたかもしれない。しかし上記のように、ハブポート504は、
任意のソース(起源)からのループ初期設定シーケンスを検出すると、ループ初
期設定データの出力を停止する。FC−ALの実施態様では、ハブポートは、任
意のタイプのLIPプリミティブシーケンスを検出すると、LIP(F7,F7
)順序付けセットの出力を停止する。別の実施態様では、ハブポート伝送論理回
路(hub port transmit logic)は、内部ハブリンクにそって受信されるループ
初期設定シーケンスを検出して、接続されているノードポートからの応答を必ず
しも待たない。何れの場合でも、ハブポート504は、(図4に示すように切換
え装置の入力Cを選択することにより)ループ初期設定データを出力することか
ら、適当なネットワークプロトコルによって規定(定義)されるループ初期設定
手続きへ切換える。
【0041】 図6Aと6Bは、一つのハブループの第二のハブループへの接続を示す。一般
に、このプロセスは、新しい操作装置を、単一のハブループに挿入する図5Aと
5Bに示すプロセスと類似している。
【0042】 図6Aは、六つのハブポート602、604、606、608、610、61
2を有する第一ハブ600を示す。三つのノードポート614、616および6
18がそれぞれ、ハブポート602、604および606に接続されている。ま
た第二ハブ620も六つのハブポート622、624、626、628、630
、632をもっている。三つのノードポート634、636および638がそれ
ぞれ、三つのハブポート622、624および626に接続されている。各ハブ
のハブポートは、一つのループ内で接続されている。
【0043】 図6Bは、ハブ600のハブ620への接続を示す。一対のデータチャネルが
、ハブポート608をハブポート632に接続している。一方のデータチャネル
が、データをハブポート608からハブポート632に運ぶ。もう一つのデータ
チャネルが、データをハブポート632からハブポート608に運ぶ。このよう
に、二つの別個のハブに含まれている二つのループが連結されて単一のループを
形成する。ハブポート間の新しい循環のデータ経路は以下のパターンをもってい
る。すなわちハブポート608→610→612→602→604→606→6
08に戻る、次に→ハブポート632→622→624→626→628→63
0→632に戻り、次いで→ハブポート608に戻ってサークルを完了するパタ
ーンである。データがハブポート606からハブポート608に入ると、データ
はハブポート608の伝送回路を通過し(図4参照)、次いで、データチャネル
を通じてハブポート632に至る。データは、ハブポート608の受信回路にま
だ入っておらず、また、データがハブポート632から戻るまでハブポート60
8の受信回路に入らない。このように、データは二つのハブを通じて循環パター
ンで流れ、そして、以前は物理的に別個であった二つのループが事実上一つのル
ープとして作動する。
【0044】 しかし、一方のハブを別のハブに接続すると、図2Aと2Bについて先に述べ
たように、アドレス重複と望ましくないデータ破壊が起こる可能性がある。好ま
しい実施態様によって提供されるループ初期設定挿入機構は、この問題を克服し
て、ループの初期設定を強制する。ハブポート608は、適正にフォーマットさ
れたデータを新たに受信することによって、ハブ620のハブポート632への
接続を検出する。ハブポート632が検出されると、ハブポート608は、新し
い装置を検出するための上記ように定められた手続きを踏襲する。ハブポート6
08は、ハブポート608の内部のループ初期設定データジェネレータを選択し
、次いでハブループにそってループ初期設定データを出力する。したがって、ル
ープ初期設定データは、ハブポート608からハブポート610に至る。ハブポ
ート610にはノードポートが取り付けられていないので、バイパスモードであ
る。ハブポート610は、ループ初期設定データを次のハブポートに送り、そし
てそのプロセスは、図5Bについて先に述べたように続く。同様にハブポート6
32は、ハブ600のハブポート608への接続を検出する。したがって、ハブ
ポート632は、ハブポート632の内部のループ初期設定データジェネレータ
を選択して、ループ初期設定データを、ハブ620のハブループに出力する。
【0045】 したがって、ハブポート608と632は各々、ループにそって送られている
ループ初期設定データを生成している。ハブポート608からのループ初期設定
データは、ハブポート608から→610→612→602→ノードポート61
4(ノードポート614がバイパスされていない場合)→ハブポート602→6
04→ノードポート616(ノードポート616がバイパスされていない場合)
→ハブポート604→606→ノードポート618(ノードポート618がバイ
パスされていない場合)→ハブポート606次いで608に戻る。しかし好まし
い実施態様においては、この時点で、ハブポート608はループ初期設定データ
を検出しない。なぜならば、ハブポート608のループ初期設定データ検出回路
は、ハブポート608のハブポート受信回路内にあるからである。ハブポート6
06から内部ハブリンクにそって受信されるループ初期設定データは、ハブポー
ト608のハブポート伝送回路内にある。したがって、ループ初期設定データは
ハブポート632に至る。ハブポート632は、そのハブポート受信回路で、そ
のループ初期設定データを受信し、次いで、そのループ初期設定データを、その
ループ初期設定データ検出回路を使用して検出する。ハブポート632が、この
場合、ハブポート608が生成したループ初期設定データから、ループ初期設定
シーケンスを検出したとき、ハブポート632は、ループ初期設定が進行するよ
うに、ハブポート632の内部の切換え装置の入力の選択を変更する。ループ初
期設定データジェネレータを選択することによってハブポート632の内部に達
成されたバイパスが終了して、ループ初期設定が始まる。
【0046】 同様に、ハブポート608は、ハブポート632が生成するループ初期設定デ
ータを受信する。このデータは、ハブ620内部ハブリンクにそって結局ハブポ
ート632からハブポート608に至る。ハブポート608のハブポート受信回
路内のループ初期設定データ検出回路が、ループ初期設定シーケンスを検出し、
バイパスを終了し、次いで標準のFC−ALプロトコルにしたがってループ初期
設定処理を開始する。したがって、ハブポート608と632の両者が、ループ
初期設定処理を開始する。ループ初期設定の処理は、FC−ALプロトコルなど
のネットワークのプロトコルにしたがって、従来どおりに理解され、また定めら
れる。その上、この技法は、相互に連結されているハブのうち一つが通常のハブ
であっても、ループ内の少なくとも一つのハブが本発明にしたがって作動する限
り、やはり有効である。
【0047】 本発明の各種実施態様を図面を参照して説明してきたが、本発明の範囲はここ
に提供された説明によって限定すべきではなく、本願の特許請求の範囲によって
のみ限定される。また、特許請求の範囲の範囲内に入る別の実施態様は、当業技
術者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 ノードポートからノードポートへとつながる従来技術のループを示
す。
【図1B】 ハブを含む従来技術のループを示す。
【図2A】 二つの別個の従来技術のループを示す。
【図2B】 単一のループを生成させるために接続された従来技術の二つのルー
プを示す。
【図3】 ハブを含むループを示す。
【図4】 好ましい実施態様によるハブポートのブロック図である。
【図5A】 二つのノードポートを有するハブを示す。
【図5B】 三つのノードポートを有するハブを示す。
【図6A】 ハブを含む二つの別個のループを示す。
【図6B】 ハブポートで接続されたハブを含む二つのループを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハシェミ ホセイン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92692 ミッション ビージョ スプルー ス 21272 (72)発明者 シェラー グレッグ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92886 ヨーバ リンダ クレストノル 19621 (72)発明者 バルドウイン デイビット アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92620 アーバイン ブルーコート 47 Fターム(参考) 5K031 BA01 BA06 DA06 DA19 DB04 DB14 EB08 EC01 EC04 EC05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノードポートをループネットワーク内に挿入するためのハブポー
    トであって: a.ループネットワークからハブポートへデータを供給するハブデータ源; b.ループ初期設定データを生成する、ループ初期設定データジェネレータ; c.前記ノードポート、前記ハブデータ源、および前記ループ初期設定データジ
    ェネレータに接続されたループ初期設定データ検出回路;を含んでなり、 前記ループ初期設定データ検出回路が、前記ハブポートから前記ループネット
    ワークに対しデータを出力し、ノードポートが最初に取り付けられたとき、同ノ
    ードポートからの受信されたループ初期設定シーケンスを検出するまで、同ノー
    ドポートから受信されるデータを、前記ループ初期設定データで置換える;ハブ
    ポート。
  2. 【請求項2】 ハブ内のハブポートであって; a.第一入力、第二入力、第三入力および制御入力を有する切換え装置; b.前記切換え装置の第一入力に接続されたハブデータ源; c.前記切換え装置の第二入力に接続されたノードデータ源; d.前記切換え装置の第三入力に接続されたループ初期設定データジェネレータ
    ; e.前記ノードデータ源および前記切換え装置の制御入力に接続されたループ初
    期設定データ検出回路; を備えてなるハブポート。
  3. 【請求項3】 ループ初期設定データジェネレータが、LTP(F7,F7)順
    序付けセットを生成する請求項2に記載のハブポ−ト
  4. 【請求項4】 ループ初期設定データ検出回路が、LIP順序付けセットとLI
    Pプリミティブシーケンスを検出するLIP検出回路である請求項2に記載のハ
    ブポート。
  5. 【請求項5】 ノードポートをハブに接続するハブポートであって: a.第一入力、第二入力、第三入力および制御入力を含む切換え装置; b.ハブポート伝送回路; c.前記切換え装置の第二入力および前記ハブポート伝送回路に接続されている
    、入ってくる内部ハブリンク; d.前記ハブポート伝送回路と前記ノードポ−トに接続されている第一データチ
    ャネル; e.ループ初期設定データ検出回路とハブポート出力制御回路を備えているハブ
    ポート受信回路; f.前記ノードポートと前記ハブポート受信回路に接続されている第二データチ
    ャネル; g.前記ハブポート出力制御回路を、前記切替え装置の制御入力に接続するハブ
    ポート出力制御ライン; h.前記ハブポート受信回路を、前記切換え装置の第一入力に接続するハブ出力
    ライン; i.ループ初期設定データジェネレータ; j.前記ループ初期設定データジェネレータを、前記切換え装置の第三入力に接
    続するループ初期設定データライン;及び k.前記切換え装置に接続された外へでる内部ハブリンク; を備えてなるハブポート。
  6. 【請求項6】 順序付けたループの配置構成で相互に接続された複数のハブポー
    トを備えたハブに、ノードポートを接続するためのハブポートであって: a.前記ノードポートを前記ハブポートに接続するデータチャネル; b.前記ハブポートを、先行するハブポートに接続する、入ってくる内部ハブリ
    ンク; c.前記ハブポートを後続のハブポートに接続する、外にでる内部ハブリンク; d.前記データチャネルに連結されたループ初期設定データ検出回路; e.ループ初期設定データジェネレータ;および f.前記ループ初期設定データ検出回路に連結され、かつ前記外へでる内部ハブ
    リンクを、前記データチャネル、前記入ってくる内部ハブリンクまたは前記ルー
    プ初期設定プリミティブジェネレータのうちの一つに接続するハブポート出力制
    御回路; を備えてなるハブポ−ト。
  7. 【請求項7】 ノードをループネットワーク内に挿入する方法であって: a.前記ノードを前記ループネットワークに接続し;次いで b.ループ初期設定の手続を、前記ノードの前記ループネットワークへの接続に
    応答して開始する; ことを含んでなる方法。
  8. 【請求項8】 ノードをループネットワーク内に挿入する方法であって: a.前記ノードを前記ループネットワークに接続し; b.前記ノードが生成したデータを検出し; c.前記ノードが生成したデータを、ループ初期設定データで置換え;次いで d.前記ノードから受信したループ初期設定シーケンスを検出し; e.前記ループ初期設定シーケンスの検出に応答して前記ノードを前記ループネ
    ットワーク内に挿入する; ことを含んでなる方法。
  9. 【請求項9】 ノードポートをファイバーチャネルアービトレーテッドループネ
    ットワーク内に挿入する方法であって: a.前記ノードポートを前記ファイバーチャネルアービトレーテッドループネッ
    トワークに接続し; b.前記ノードポートが生成するデータを検出し; c.前記ノードポートが生成するデータを、LIP(F7,F7)順序付けセット
    で置換え; d.ノードポートから受信されるLIPプリミティブシーケンスを検出する; ことを含んでなる方法。
  10. 【請求項10】 ノードをループネットワークに挿入するシステムであって: a.前記ノードを前記ループネットワークに接続する手段; b.前記ノードが生成するデータを検出する手段; c.前記ノードが生成するデータを、ループ初期設定データで置換える手段; d.前記ノードから受信されるループ初期設定シーケンスを検出する手段; e.前記ループ初期設定シーケンスの検出に応答して、前記ノードを前記ループ
    ネットワーク内に挿入する手段; を備えてなるシステム。
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