JP2002513705A - 可変ピッチプロペラ羽根の制御装置 - Google Patents

可変ピッチプロペラ羽根の制御装置

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JP2002513705A
JP2002513705A JP2000546914A JP2000546914A JP2002513705A JP 2002513705 A JP2002513705 A JP 2002513705A JP 2000546914 A JP2000546914 A JP 2000546914A JP 2000546914 A JP2000546914 A JP 2000546914A JP 2002513705 A JP2002513705 A JP 2002513705A
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プルーデン、ロバート・ダブリュ
カーバロー、ポール・エイ
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Abstract

(57)【要約】 プロペラ羽根のピッチを制御するための装置(10)を開示する。装置(10)には、移送チューブ(18)が含まれ、移送チューブ(18)は回転可能な部分(12)の要素を画定し、また移送チューブ(18)は回転可能部分(12)及び回転不能部分(26)に対して移動しない。また、作動液を移送チューブ(18)に供給するための移送チューブ(18)に連結された移送ベアリング(16)が使用され、この移送ベアリング(16)は回転不能部分(26)に配置されている。更に、装置にはピッチ変更作動器(22)を作動させるための機構(74)が含まれ、この機構(74)は、移送チューブ(18)に対して流動可能なように接続され、また移送チューブ(18)に対して移動可能である。また、プロペラの羽根角の測定機器(120)が設置され、この機器は移送チューブ(18)から独立した別個のものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、プロペラのピッチ制御装置に関係するもので、より詳細には移送管
、二次的なピッチロック、及び超過速度調速機の機構の改良に関するものである
【0002】 発明の背景 一般に可変ピッチプロペラ装置には、航空機のエンジンによって駆動する回転
ハブに取付けられた複数のプロペラ羽根が組込まれている。各プロペラ羽根は、
羽根の長手方向の軸線に沿ってハブから半径方向に外側に向って延在する。ピッ
チの調整を可能とするために、各羽根はその長手方向の軸線に関して枢動可能な
ようにハブに取付けられる。一般にハブはその内部のチャンバーを外囲し、そこ
にはピッチ変更作動システムがプロペラ羽根に関して操作可能に配置されている
。作動システムは、羽根のピッチを選択的に変更するように働き、従って羽根の
回転に対する空気抵抗を変化させてエンジンの速度を制御する。
【0003】 最新の航空機においては、ピッチ変更作動器(pitch change actuator)は油圧
機械式であり、出力要素(通常はピストン)は、作動器を駆動する作動液の圧力
の加減に応じて駆動される。一般に流体の圧力の調整は、流体力学的または電気
的制御システムの影響を受け、そのシステムはエンジン速度をモニタリングし、
速度が要求された設定値から外れた場合には常に、関連する機器によって流体圧
力を変化させる。
【0004】 また、一般的なプロペラ装置には、複数の回転部品と複数の固定部品とが含ま
れ、概して固定部品には装置の制御要素が含まれる。従って、エンジン電子制御
(EEC)及び保護バルブ(protection valve)は、通常は装置の非回転部に設置さ
れ、EEC制御された保護バルブは、作動液を移送ベアリングを通してピッチ作動
アセンブリに送る。典型的な先行技術による装置では、作動液を移送ベアリング
からピッチ作動器に導くのに並進移送管(translating transfer tubes)を用いる
。従って、図4に示すような現在のプロペラ装置は、並進移送管によって、プロ
ペラシャフトの中心線を通って作動器に接続する。並進移送管は、作動器の前部
から制御ユニットの前部まで延在する。並進移送管は、ピストン/ヨークアセン
ブリに接続され、このヨークアセンブリはプロペラ羽根のベース部でカムと係合
し、また並進移送管からピッチ増大側およびピッチ減少側に作動液を送ることに
よって、ピストンアセンブリが並進運動する。
【0005】 図4に示すように、並進移送管の移動をモニタリングして、プロペラ羽根のピ
ッチ角を羽根角のフィードバック機構によって決定することができる。最小の羽
根角が検出された場合、二次的な低ピッチソレノイド(secondary low pitch sol
enoid)が作動してプロペラ羽根がより低ピッチ側に更に移動することを防止可能
であり、従って航空機のフライトの際に低ピッチ側への危険な振れ(excursions)
を防止できる。当業者には周知のように、高出力および低いピッチ角の条件での
運転の結果として、著しいエンジン及びプロペラの超過速度の状態や或る程度の
フライト中の緊急状態が生じる可能性がある。
【0006】 二次的な低ピッチストッパ(low pitch stop)に加えて、殆どの装置には超過速
度調整機が含まれ、その調整機は、航空機のプロペラの速度を検出し、また超過
速度を検知すると同時にピッチがより低ピッチ側に更に変化するのを防止するよ
うに機能する。先行技術による装置における超過速度調整機、羽根角フィードバ
ック機構、及び二次的な低圧力ストッパは、通常はプロペラ装置の回転しない制
御部に設置される。
【0007】 先行技術による装置の欠点の1つは、プロペラのアクチュエータの制御部の取
外しの際に、通常は移送管アセンブリとスピナーを取除く必要が生じることであ
る。オイル移送ベアリングの雄部(male portion)は、移送管の端部と一体である
ので、機械工等が移送管を取扱うことによってベアリング表面に損傷を与えるこ
とがある。損傷したベアリング表面は、結果としてベアリングの焼付きを招く可
能性がある。
【0008】 更に、航空機の制御にクリティカルである二次的な低ピッチストッパの羽根角
を設定し、プレード角フィードバックを与えるために、並進移送管の軸方向位置
を据付の際に適切に調整しなければならない。これらの2つの機能に関する動作
不良が、航空機の安全な操縦を危うくする可能性があるので、現装置において移
送管は飛行安全部品として分類される。従って、現在の設計は、意図するような
プロペラの制御機能を保証するために航空機の機械工が移送管を正確に取付ける
には厳し過ぎる。
【0009】 従って、設計及び製造を容易にするための非並進移送管、並びに移送管から機
能的および構造的に分離された、プロペラの回転部に設置される二次的な低ピッ
チストッパ及び超過速度調整機の使用を含めて、現在のプロペラ装置のピッチ変
更作動器の要素の設計を簡単にする必要がある。
【0010】 発明の開示 本発明の第1の目的は、釣合い錘を施されたプロペラ羽根と共に使用するため
の改良され且つ単純化されたプロペラ羽根ピッチの制御機構を提供することにあ
る。
【0011】 本発明の別の目的は、改良されたプロペラ羽根ピッチ作動のアセンブリを提供
することにあり、それには、並進しない移送管と並進チューブから独立した個別
の羽根角のフィードバック機構とが含まれる。
【0012】 本発明の更に別の目的は、改良されたプロペラ羽根のピッチ変更機構を提供す
ることにあり、それには、プロペラアセンブリの回転部分に位置する純機械的な
二次的な低ピッチストッパ機構の使用が含まれる。
【0013】 本発明の更に別の目的は、改良されたプロペラピッチの変更および作動アセン
ブリを提供することにあり、それには、プロペラアセンブリの回転部に位置する
純機械的な超過速度調整器が含まれ、その調整機は作動器と共に働く。
【0014】 本発明の更に別の利点は、改良されたプロペラピッチ変更および作動アセンブ
リを提供することにあり、それには、最小の設定値を超える低ピッチへの振れを
防止し、また羽根の超過速度を防止するために、共用バルブおよび作動器と共に
働く機械的な超過速度調整器および二次的な低ピッチストッパ機構が含まれる。
【0015】 前述の目的及び以下の利点は、運転の際に回転可能な部分と回転不能な部分と
を有するプロペラと共に用いるための本発明のプロペラ羽根の制御装置 によって実現される。
【0016】 その装置には移送管が含まれ、その移送管によって回転可能な部分の要素が定
められ、またその移送管は回転可能な部分及び回転不能な部分に対して並進しな
い。移送管に作動液を供給するための移送管に連結された移送ベアリングもまた
用いられ、この移送ベアリングスリーブは回転不能部分に設置される。
【0017】 その装置には、ピッチ変更アクチュエータ及びピッチ変更アクチュエータを作
動させるための機構様式が更に含まれ、その機構は移送管に流動可能なように接
続され、また移送管に対して並進可能である。また、プロペラ羽根の羽根角を測
定するための機器が設置され、その機器は移送管から独立した別個のものである
【0018】 好適実施例の説明 ここで、図面について詳しく説明する。図1には通常符号10で示される本発
明の釣合い錘を施されたプロペラ制御装置の略図が示されている。通常、装置1
0には、低ピッチストッパ及び超過速度保護装置24、並びに移送ベアリング1
6、移送管18、作動液をピッチ変更作動器22に送るためのマニホルド部20
、及びプロペラハブ14を含む回転可能な部分12が含まれる。回転不能な部分
26において、エンジン電子制御(EEC)27は、作動液を移送ベアリング16
に適切に分配するために電気油圧式バルブ(EHV)23及び保護バルブ28と通
信する。
【0019】 通常、プロペラハブ14は移送ベアリング16及び移送管18の一部を除いて
回転可能な部分12の要素が収容される内容積30を画定する。ハブ14には、
前部32及び後部34が含まれるが、それらの機能的な側面については後述する
【0020】 移送ベアリング16は、回転可能部分12と回転不能部分(即ち、制御部)2
6を連結する。つまり、移送ベアリング16は、回転可能部分12と共に回転可
能であり、またEEC27の指示に従い保護バルブ28から作動液を受入れるよう
に機能する複数のポート(管接続口)を含む。また、以下に示すように種々の作
動液の源が、保護バルブ28から移送ベアリング16に流入する。
【0021】 EHV23には、管路17で受入れられた高圧の作動液Psをスプール23の第1
端19又は第2端21へとそれらの位置を定めるために選択的に送るために、EEC
27から受信された信号に応答するデュアルトルクモータ15が含まれる。スプ
ール23の位置によって、Psはプロペラピッチ減少(Pf)管路29又はプロ
ペラピッチ増大(Pc)管路31の何れかに連結される。
【0022】 Pf管路29は、保護バルブ28の第1ポート33に接続され、またPc管路
31は、保護バルブ28の第2ポート35に接続される。更に、保護バルブ28
にはスプール37が含まれる。スプール37は、通常は第1端41で作用する高
圧Psに設定された管路39の圧力および第2端45で作用するばね43によっ
て位置が定められる。この正常位置において、Pf管路29は、窓部49を介し
てPf管路47と流動可能なように接続状され、またPc管路31は、窓部53
を介してPc管路51と流動可能なように接続される。
【0023】 Pf管路47は、移送ベアリング16のポート55と流動可能なように接続(f
luidically connected)され、またPc管路51は、移送ベアリング16のポー
ト57と流動可能なように接続される。移送管18は、移送ベアリング16の外
部に延在し、また回転可能部分12と共に回転可能であるが移動(並進)不能(n
on-translatable)であり、このれらは本発明に特有の利点である。
【0024】 移送管18には、作動液Pfを作動器22へ送るためにポート55と流動可能
なように接続された第1の流路38と、作動液Pcを作動器22へ送るためにポー
ト57と流動可能なように接続された第2の流路41(移送ベアリング16に図
示するが、移送管18には図示せず)とが含まれる。
【0025】 前述のように、移送管18は並進せず、回転可能部分12と共に回転するのみ
である。この様に移送管18と移送ベアリング16の間の接続もまた並進せず、
従ってこれらの部品における一体化されたベアリングの表面は不要である。これ
によって、先行技術において生じるようなベアリング表面の損傷を防止し、従っ
て続いて起こる漏洩や、起こり得る装置の故障を防止する利点がある。図に示す
ように、移送管18は、留め金具42によってプロペラハブ14に接続されたマ
ニホルド20の中に延在する。
【0026】 図2に示すマニホルド20は、断面が概ねT字型であり、またプロペラハブ1
4を固定するための円盤形部分44、移送管18の受入れのための後方に延在す
る部分46、及びピッチ変更作動器22の一部に対して滑動可能なように接触す
る前方に延在する円筒形部分48を含む。図に示すように、移送管18は、オー
プンエンドのマニホルド20の中に延在し、その第1の流路38は、機械加工さ
れた通路50と流動可能なように接続される。通路50は、第1の流路38から
ピッチ変更作動器22の第1面59におけるチャンバ58内まで延在する。第2
の流路41は、内側部分64と流動可能なように接続されている。従って、作動
液は移送管18からマニホルド20を経由してピッチ変更作動器22の各側部ま
で送られる。
【0027】 同様に図2に示すピッチ変更作動器22には、ハブ14の前部32に設置され
たピストン54と、ピストン54に接続され、前部32から後部34まで延在し
、マニホルド20の前方に延在する突出部48に対して滑動可能なように係合す
る後方支持部56とが含まれる。羽根のピッチを変更するために、ピストン54
はハブ14の前部32と係合して作動し、回転不能な制御部26からピストンを
動かすための作動液を受入れるためのチャンバ58を形成する。従って、チャン
バ58内に低ピッチ側60と高ピッチ側62が定められる。プロペラ羽根のピッ
チを増大させるために、作動液Pcをチャンバ58の高ピッチ側62に向けて送
り、左向きの矢印が示すようにピッチ増大の方向にピストン54を移動させる。
この様に、作動液Pcは移送管18の流路41を通過し、マニホルド20を通し
て後方支持部56の内側部分64に送られ、その後ポート66を通してチャンバ
58の高ピッチ側62に送られる。逆に、ピッチを減少させるために、図1に示
すように作動液Pfは移送管18を通過し、またその流路38を通過し、通路5
0を通してチャンバ58の低ピッチ側60に送られる。低ピッチ側60と高ピッ
チ側62の間の漏れを防止するために、ピストン54は、チャンバ内のハブの壁
部67及び後方支持部56に関して複数のシール68を用いてシールされる。
【0028】 前述のように、後方支持部56には、プロペラ羽根のピッチを増加させるため
に作動液Pcを受入れるように適合させた内側の壁部70によって画定された内
側部分64が含まれる。後方支持部56は、マニホルド20の前方に延在する部
分48に対して滑動可能なように係合し、ピストン54がピッチの増大および減
少方向に移動するように押されたときに、接触及びシールの配置を同様に維持し
ながら後方支持部56が後方に延在する部分48に対して移動する。シールの配
置は、ガイドリング及びシール部材72を用いることによって確定され、それに
よって後方支持部56と前方に延在する突出部48の間のシールが施され、また
並進運動が可能となる。内側の壁部70の一部は、ガイドリング及びシール部材
を介して常にマニホルド20の後方に延在する部分48と接触したままである。
プロペラ羽根の実際のピッチ変更を容易にするために、ヨークアセンブリ74が
後方支持部56の外側表面76に連結される。ピストン54の移動によってヨー
ク74が並進移動すると共に、カム80がグルーブ78の中に移動し、それによ
りピッチ変更作動器22の並進運動をプロペラ羽根の回転運動に転換するように
作用する。
【0029】 前述のような装置における移送管18は並進しないので、移送管18は、羽根
角の振れの最小化に利用するためのプロペラ羽根角の測定の手段として用いるこ
とができず、また用いられない。従って、図に示すように装置10の回転可能部
分12に、詳述するとマニホルド20の中に機械式の二次的な低ピッチストッパ
24が設置される。また好ましくは図3に示すような機械的な超過速度保護アセ
ンブリ25が、低ピッチストッパ機構と同じ領域に設置され、本発明の好適実施
例においては、低ピッチストッパ機構24及び超過速度保護アセンブリ25が、
それらの作動のために共通のバルブ106を共用する。しかしながら、これらの
作動は2つの個別のバルブを用いても可能である。更に、二次的な低ピッチスト
ッパ機構24及び超過速度保護アセンブリ25の詳細について図2に示す。
【0030】 図2及び図3に示すように、二次的な低ピッチストッパ24には、後続プラン
ジャカム(a follow along plunger cam)84が含まれ、そのカム84は、マニホ
ルド20のグルーブ86の中で並進運動可能であり、またピッチ変更作動器22
と、詳細には後方支持部56の後端部88と接触する。後続プランジャ84には
、検出部90及び作動部92が含まれ、ここで検出部90はグルーブ86のより
広い部分94において移動可能であり、作動部92はグルーブ86の伸長された
より狭い部分96において移動可能である。検出部90には、プランジャカム8
4の主部100の周囲のフランジ部98が含まれ、フランジ部98はグルーブ9
8の大きな部分94に近接して滑動する。プランジャカムを始動時と同じ位置に
戻すようにプランジャカムの並進運動に対して抵抗を与えるために、ばね102
がフランジ部98の後方に配置される。作動部92には、プランジャカムの主部
100のステップ部103が含まれる。ステップ部103は、枢動可能なレバー
部104と係合するように適合し、そのレバー部104は、回転してバルブ(好
ましくはポペット弁)106を開放するように働く。しかしながら、スプール弁
等の別の型式の弁も使用され得る。プランジャカム84の前方の先端部108は
、ピストン54の行程の一部で後方支持部56の後端部88と接触する。ピスト
ン54の位置が、要求された最小の低ピッチ角に向って移動することを示す場合
、矢印で示すように、後方支持部56の後端部88がプランジャカム84の前方
の先端部と係合し、従ってアクチュエータがピッチを減少させる方向に更に移動
するとき、プランジャカム84が同じ方向に並進し、ステップ部103がレバー
部104の端部に掛かる。プランジャカム84の更なる運動によって、レバー部
104がバルブ106を作動させて開放する。バルブ106の開放によって、通
路52及び流路40がドレン圧力に繋がれる。流路40が、移送ベアリング16
のポート63と流動可能なように接続される。ポート63は、管路65を介して
二次的な低ピッチソレノイド36と流動可能なように接続される。低ピッチソレノ
イド36は通常は開放状態にあり、保護バルブ28の第1端がドレン圧力と流動
可能なように繋がれた状態に置かれる。第2端45に作用するばね43によって
、スプール37が左に並進し、窓部49によってポート33及びポート67が連
結される。これによって、作動液がチャンバ58の低ピッチ側60から穿孔され
た通路50、第1流路38、管路47及び69を経由して排出される。従って、
ピストン54が左に並進し羽根角を増大させる。羽根角は、後方支持部56がプ
ランジャカム84の前方の先端部108から離隔されるように移動するために、
バルブ106が閉じるまで増大し続ける。バルブ106が閉じられると、Psが
保護バルブのスプール37の第1端41に再び供給され、それによって符号29
のPfがチャンバ58の低ピッチ側60と流動可能なように接続される。
【0031】 また、低ピッチストッパアセンブリ24に加えて、超過速度保護アセンブリ2
5が同様にマニホルド20付近に設置され得る。超過速度保護アセンブリ25は
、その作動のために同一のバルブ106を用いても、或いは個別のバルブを用い
てもよい。次の実施例においては、超過速度保護アセンブリ25が、低ピッチス
トッパアセンブリ24に用いられるのと同一のバルブ106を使用する。
【0032】 従って、超過速度保護アセンブリ25には、ハブ14の回転可能部分12のマ
ニホルド20におけるポペット弁106に隣接する遠心調速機錘アセンブリ(cen
trifugal flyweight assembly)110が含まれる。遠心調速機錘アセンブリ11
0には、レバー114に対して概ね直角に取付けられた遠心バー部材112が含
まれ、ここでバー部材及びレバーはピン116で枢動可能である。遠心バー部材
112の重心を符号CGで示す。プロペラ装置の速度が、プロペラの設計で予め
決められた超過速度に近づくと、この速度に関連する遠心力によって遠心バー部
材が図3に示す矢印の方向に押される。超過速度においては、レバー114をピ
ン116において回転させるのに十分なモーメントが遠心力によってアームに与
えられ、またポペット弁106に対してその弁を開放するのに有効なモーメント
が与えられる。バルブ106は、前述の低ピッチ角の操作と同様の方法で、低ピ
ッチ側への作動液を制御する。
【0033】 反対の羽根角が必要な場合に、超過速度保護アセンブリ及び低ピッチストッパ
アセンブリを共に無効にするために、二次的な低ピッチソレノイド36に電圧を
印加して、保護バルブ28のスプール37の第1端41と管路65とを分離する
。これによって、作動バルブ106が保護バルブ28の位置に影響を及ぼすのを
防止し、従ってピッチ変更作動器22の低ピッチ側60からの作動液の排出を防
ぐ。
【0034】 前述のように、低ピッチストッパアセンブリ24及び超過速度保護アセンブリ
25は、複合ユニットとして用いることが可能であり、或いは前述のものと類似
のポペット弁106と共に個別に用いることが可能である。
【0035】 先に詳細を説明したように、移送管18は並進運動しないので、羽根角機構に
よる羽根角の決定のために、移送管を羽根角を決定するため又は羽根角のフィー
ドバックを得るために用いることはできない。従って、本発明に関しては、独立
した個別の羽根角フィードバック機構が用いられる。好ましくは、図1に示すよ
うな機器120によってプロペラ羽根の位置を直接測定して羽根角が決定され、
より好ましくは、米国特許出願No.08/814,711に開示され、また図1に概略を示
したように決定される。
【0036】 図1〜図3に示すように、操作において、EEC27はパイロットからの信号を
受信してプロペラの速度を上昇又は低下させるために羽根角を変化させ、且つ/
又はプロペラの羽根角を自動的に調整して設定速度を維持する。従って、ECCはE
HV23と通信し、プロペラ羽根の羽根角を変更するために作動液を保護バルブ2
8を通してピッチ変更作動器22に送る。羽根角を変更するために、加圧作動液
fをピッチ作動器22のチャンバ58の低ピッチ側60に送ってプロペラ羽根
を低ピッチの方向へ移動させるか、或いは作動液Pcをチャンバ58の高ピッチ
側62に送って羽根を高ピッチの方向へ移動させる。プロペラ装置の操作におい
て、有効な移送管18は移送ベアリング16に対して、又はピッチ変更作動器2
2に対して並進しないので、低ピッチへの振れ及び超過速度の保護を移送管なし
で行うことができる。従って、Pfがチャンバ58の低ピッチ側60に送られ、
速度を上昇させるためにプロペラ羽根のピッチを減少させたとき、低ピッチスト
ッパアセンブリ24が実際にピッチ変更をモニタリングする。つまり、後続プラ
ンジャカム84の前方の先端部108は、その並進運動の一部で後方支持部56
の後端88と接触する。低ピッチの方へ羽根が動き、後方支持部56の位置が定
められたとき、前方の先端部108は後方支持部と接触する。羽根が低ピッチへ
移動するとき、プランジャカムは、マニホルド20のの中のグルーブ86のより
大きな部分94で並進運動する。ステップ103がレバー部104と係合すると
、最小の低ピッチ羽根角に到達してレバー部がポペット弁106を開放し、保護
バルブ28のスプール37を移動させ、ピッチ変更作動器22に羽根を高ピッチ
の方へ移動させるように指示する。従って、保護バルブ28は、加圧作動液Pc
をチャンバ58のピッチ増大側62に送り、一方でチャンバ58の低ピッチ側6
0からのPfを排出する。従って最小低ピッチ羽根角を超える羽根の振れは防止
される。
【0037】 同様に、図3に示す超過速度保護アセンブリ25の使用により、プロペラ羽根
の超過速度が防止される。つまり、羽根が低ピッチの或るレベルにある典型的な
場合に、遠心調速機錘アセンブリ110がプロペラ羽根の超過速度を検出し、そ
れを修正するように対処する。アセンブリ110の遠心バー部材112が、超過
速度の状態に関する遠心力を検出し、その結果、十分な力でピン116において
枢動してポペット弁106を開放するためにポペット弁106に接触した状態で
レバー114を移動させ、再び保護バルブ28のスプール37を移動させる。こ
の様に、低ピッチストッパアセンブリによるスプール37の移動に関連する同様
の操作過程が実施される。
【0038】 前述のような操作において、移送管18が移動せず、それを羽根角の決定に用
いることができないので、好ましくは、図1に概ね示すような直接羽根角を測定
する機器120を用いる。
【0039】 本発明の第1の利点は、釣合い錘を施されたプロペラ羽根と共に使用するため
の改良され且つ単純化されたプロペラ羽根ピッチの制御機構を提供することにあ
る。本発明の別の利点は、改良されたプロペラ羽根ピッチの作動アセンブリを提
供することにあり、それには、並進しない移送管と並進チューブから独立した個
別の羽根角のフィードバック機構とが含まれる。本発明の更に別の利点は、改良
されたプロペラ羽根のピッチ変更機構を提供することにあり、それには、プロペ
ラアセンブリの回転部分に位置する純機械的な二次的な低ピッチストッパ機構の
使用が含まれる。本発明の更に別の利点は、改良されたプロペラピッチの変更お
よび作動アセンブリを提供することにあり、それには、プロペラアセンブリの回
転部に位置する純機械的な超過速度調整器が含まれ、その調整機は作動器と共に
働く。本発明の更に別の利点は、改良されたプロペラピッチ変更および作動アセ
ンブリを提供することにあり、それには、最小の設定値を超える低ピッチへの振
れを防止し、また羽根の超過速度を防止するために、共用バルブおよび作動器と
共に働く機械的な超過速度調整器および二次的な低ピッチストッパ機構が含まれ
る。
【0040】 本発明を好適実施例に関して示し、また説明してきたが、本発明の精神および
範囲から逸脱することなく、それらの形態及びその細部において、前述および他
の種々の改変、省略、及び付加を行うことが可能であることが当業者には理解さ
れるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 釣合い錘を施されたプロペラ羽根と共に用いるための本発明によるプロペラピ
ッチ変更機構の略図である。
【図2】 図1のピッチ変更機構の回転可能な部分の拡大図である。
【図3】 本発明の機械式の二次的な低ピッチストッパ及び超過速度調整機を示す図2の
丸で囲んだ領域2Aの詳細図である。
【図4】 釣合い錘を施されたプロペラ羽根と共に用いるための先行技術によるプロペラ
ピッチ変更アセンブリの略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カーバロー、ポール・エイ アメリカ合衆国マサチューセッツ州 01085・ウエストフィールド・タングルウ ッドドライブ 24

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動時に回転可能な部分と回転不能な部分とを有するプロ
    ペラ羽根ピッチの制御装置であって、 前記回転可能な部分の要素を画定し、前記回転可能な部分及び回転不能な部分
    に対して移動しない移送管と、 前記移送管に接続された該移送管に作動液を供給するための手段であって、前
    記回転不能な部分に設置された供給手段と、 前記プロペラ羽根のピッチを変更するための手段と、 前記ピッチ変更手段を作動させるための手段であって、前記移送管に流動可能
    なように接続された該移送管に対して移動可能な作動手段と、 前記プロペラ羽根の羽根角を測定するための手段であって、前記移送管とは異
    なった別個の測定手段とを含むことを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 前記回転可能な部分の一部として回転可能な超過速度を防
    止するための手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記作動器に信号を送るための手段を更に含む制御装置で
    あって、前記防止手段が所定の弁を含み、前記防止手段の指示で前記送信手段が
    前記弁を開放することによって、前記作動手段をして羽根がより低ピッチ側へ動
    くことを防止することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記防止手段が、予め選択された速度において予め選択さ
    れた遠心荷重に到達すると同時に前記弁を作動させるための手段を有する機械的
    な遠心調速機錘を含むことを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記移送管と前記作動手段との間に設置されたマニホルド
    を更に含む制御装置であって、前記移送管及び前記作動手段が前記マニホルドに
    対して流動可能なように関連し且つ連結されることを特徴とする請求項1に記載
    の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記作動手段が前記マニホルド及び前記移送管に対して移
    動する一方で、前記マニホルドが前記作動手段と滑動可能なように係合するため
    の手段を含むことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記作動手段が支持部を含み、また前記滑動可能に係合す
    るための手段が伸長された要素を含み、前記支持部が前記要素に対して滑動可能
    且つ流動可能なようにシールされることを特徴とする請求項6に記載の制御装置
  8. 【請求項8】 前記移送管が、前記マニホルドの中に延在する少なくとも
    3つの流体通路を含み、該流体通路のうちの少なくとも2つが、作動手段に対して
    流体を供給することを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記移送管から独立した別個の、最小の前記羽根角を設定
    するための手段を更に含むことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  10. 【請求項10】 前記設定手段が、前記マニホルド内に配置されることを
    特徴とする請求項9に記載の制御装置。
  11. 【請求項11】 前記設定手段がカムアセンブリ及び弁アセンブリを含み
    、前記作動手段が低ピッチ作動側及び高ピッチ作動側を有するピストンを含み、
    前記高ピッチ作動側に流体を送って前記低ピッチ作動側から排出することによっ
    て、前記羽根が最小羽根角以下となることを防止するための前記移送管とは独立
    に、前記カムアセンブリが、現最小羽根角において前記弁アセンブリを開放する
    ように働くことを特徴とする請求項9に記載の制御装置。
  12. 【請求項12】 前記カムアセンブリ及び前記弁アセンブリを無効にする
    ための手段を更に含むことを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  13. 【請求項13】 前記カムアセンブリが前記作動手段と接触し、前記カム
    アセンブリが前記作動手段の位置から前記の現最小羽根角を検出するための手段
    を含み、前記羽根角を決定すると同時に前記カムアセンブリが前記バルブアセン
    ブリを開放することを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  14. 【請求項14】 前記カムアセンブリと前記弁アセンブリの間に配置され
    たレバーを更に含む前記カムアセンブリであって、前記レバーが前記カムアセン
    ブリ及び前記弁アセンブリの各々に同時に接触して動くことが可能であり、前記
    の現最小羽根角を決定すると同時に、前記弁アセンブリを開放して前記羽根の低
    ピッチ側への更なる振れを防止するために、前記カムが前記弁アセンブリと接触
    するレバーを動かすことを特徴とする請求項13に記載のカムアセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記回転可能な部分の一部として回転可能な超過速度を
    防止するための手段を更に含むことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  16. 【請求項16】 前記移送管から独立した別個の前記羽根の最小角を設定
    するための手段を更に含むことを特徴とする請求項15に記載の制御装置。
  17. 【請求項17】 前記作動器に信号を送るための手段を更に含む制御装置
    であって、前記設定手段及び前記防止手段が共用弁を含み、前記防止手段による
    指示で前記送信手段が前記弁を開放することによって、前記作動手段をして前記
    羽根がより低ピッチ側へ動くのを防止し、更に前記設定手段の指示でそれが弁を
    開放することによって、前記作動手段をして前記羽根がより低ピッチ側へ動くの
    を防止することを特徴とする請求項16に記載の制御装置。
  18. 【請求項18】 前記防止手段が、予め選択された速度において予め選択
    された遠心荷重に到達すると同時に前記弁を作動させるための手段を有する機械
    的な遠心調速機錘を含むことを特徴とする請求項17に記載の制御装置。
  19. 【請求項19】 作動時に回転可能な部分と回転不能な部分を有するプロ
    ペラの羽根ピッチの制御装置が、 前記プロペラ羽根の羽根角を変更するための手段と、 前記ピッチ変更手段を作動させるための手段と 前記作動手段に流体を移送するための手段であって、前記作動手段が前記流体
    移送手段に対して流動可能なように接続され、且つ前記移送手段に対して移動可
    能であるような移送手段と、 前記移送手段に連結された該移送手段に作動液を供給するための手段であって
    、前記回転不能な部分に配置された供給手段と、 前記プロペラ羽根の羽根角を測定するための手段と、 飛行中の最小プロペラ羽根角を設定するための手段とを含み、 前記設定手段が、前記移送手段及び前記測定手段から独立した別個のものであ
    り、且つ前記回転可能な部分の一部であることを特徴とする制御装置。
  20. 【請求項20】 前記移送手段と前記作動手段との間に配置された、前記
    回転可能部分の一部として回転可能なマニホルドを更に含む前記制御装置であっ
    て、前記移送手段及び前記作動手段が、前記マニホルドに対して流動可能なよう
    に関連し且つ連結されることを特徴とする請求項19に記載の制御装置。
  21. 【請求項21】 前記設定手段が、マニホルドの中に配置されることを特
    徴とする請求項20に記載の制御装置。
  22. 【請求項22】 前記設定手段がカムアセンブリ及び弁アセンブリを含み
    、前記作動手段が低ピッチ作動側及び高ピッチ作動側を有するピストンを含み、
    前記高ピッチ作動側からの流体の排出の信号を送ることによって、前記飛行中の
    最小の羽根角に前記羽根を維持するための前記移送手段とは独立に、前記カムア
    センブリの働きによって、現最小羽根角において前記弁アセンブリが開放される
    ことを特徴とする請求項21に記載の制御装置。
  23. 【請求項23】 前記カムアセンブリ及び前記弁アセンブリを無効にする
    ための手段を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の制御装置。
  24. 【請求項24】 前記カムアセンブリが前記作動手段と接触し、前記カム
    アセンブリが前記作動手段の位置から前記の現最小羽根角を検出するための手段
    を含み、前記羽根角を決定すると同時に前記カムアセンブリが前記バルブアセン
    ブリを開放し、前記ピストンが高ピッチ側へ移動することを特徴とする請求項2
    3に記載の制御装置。
  25. 【請求項25】 前記カムアセンブリと前記弁アセンブリの間に配置され
    たレバーを更に含む前記カムアセンブリであって、前記レバーが前記カムアセン
    ブリ及び前記弁アセンブリの各々に同時に接触して動くことが可能であり、前記
    の現最小羽根角を決定すると同時に、前記弁アセンブリを開放して前記作動手段
    の高ピッチ側から前記流体を排出するために、前記カムアセンブリが前記弁アセ
    ンブリと接触するレバーを動かすことを特徴とする請求項24に記載の制御装置
  26. 【請求項26】 前記回転可能な部分の一部として回転可能な超過速度を
    防止するための手段を更に含むことを特徴とする請求項19に記載の制御装置。
  27. 【請求項27】 前記作動器に信号を送るための手段を更に含む制御装置
    であって、前記設定手段及び前記防止手段が共用弁を含み、前記防止手段による
    指示で前記送信手段が前記弁を開放することによって、前記作動手段をして前記
    羽根がより低ピッチ側へ動くのを防止し、更に前記設定手段の指示でそれが弁を
    開放することによって、前記作動手段をして前記羽根がより低ピッチ側へ動くの
    を防止することを特徴とする請求項26に記載の制御装置。
  28. 【請求項28】 前記防止手段が、予め選択された速度において予め選択
    された遠心荷重に到達すると同時に前記弁を作動させるための手段を有する機械
    的な遠心調速機錘を含むことを特徴とする請求項27に記載の制御装置。
  29. 【請求項29】 前記設定手段が、前記作動手段の位置を検出するために
    、前記作動手段と接続されるように適合されたカムを含み、前記カムが、飛行中
    の最小の羽根角を示す限界位置に前記弁を作動させるための手段を含むことを特
    徴とする請求項27に記載の制御装置。
JP2000546914A 1998-05-01 1999-04-29 可変ピッチプロペラ羽根の制御装置 Pending JP2002513705A (ja)

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