JP2002512896A - ロック可能な伸縮自在型スクリュードライバー装置 - Google Patents

ロック可能な伸縮自在型スクリュードライバー装置

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JP2002512896A
JP2002512896A JP2000545677A JP2000545677A JP2002512896A JP 2002512896 A JP2002512896 A JP 2002512896A JP 2000545677 A JP2000545677 A JP 2000545677A JP 2000545677 A JP2000545677 A JP 2000545677A JP 2002512896 A JP2002512896 A JP 2002512896A
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ヘイバーメール,ジー.ライル
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ヘイバーメール,ジー.ライル
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Abstract

(57)【要約】 ねじ16を運ぶ照合されたねじ支持体13用のドライバーアタッチメント12であって、ハウジング18の中に、回転可能なドライバーシャフト34の縦軸52と同芯状に摺動体20が摺動可能に挿着されている。前記摺動体20はねじ支持体13を受け入れ、摺動体20とハウジング18の間を連結するねじ供給活性機構は、前記摺動体20が延出位置と後退位置との間をハウジング18に対して相対的に移動することにより、ねじ支持体13のねじ6をドライバーシャフト34によりねじ込み可能な位置へ連続的におし進める。ラッチシステムは、延出限界位置を越えて延出方向へ移動する摺動体20をハウジング18に対してラッチするものである。また、摺動体20とハウジング18がラッチ状態にあるときには、ねじ支持体13が摺動体20に係合されているいないにかかわらず、当該ドライバーアタッチメント12を用いてねじ支持体13から独立した別個のねじ16をねじ込んだり、或いは引き抜いたりすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の範囲】
本発明は、一般に帯状体に結合されている照合されたねじをねじ込むためのス
クリュードライバーに関し、さらに詳しくは、照合されたねじのねじ込みに於い
て、延出及び後退をし、かつ後退位置に維持可能な摺動体を持つ電動スクリュー
ドライバーに関する。
【0002】
【発明の背景】
公知の照合されたねじ帯状体では、ねじはプラスチック製の支持用帯状体に相
互に結合されている。例えば、このような帯状体としては、1979年9月11
日に特許を付与された米国特許第4,167,229号やその関連のカナダ特許
1,040,600号、1,054,982号、米国特許第4,930,630
号等に開示されている。なお、これ等の特許に於ける開示事項は、本願発明に援
用されるものである。このようなねじ帯状体で運ばれたねじは、往復運動及び回
転をする電動スクリュードライバーのビットに係合され、直線上の位置を連続的
に前進し、工作物にねじ込まれる構成となっている。ビットをねじに係合し、工
作物へねじをねじ込む行程に於いて、ねじは連続した長さのプラスチック製の支
持用帯状体から連続的に分離される。
【0003】 このような照合されたねじ帯状体をスクリュードライバーに使用することで、
帯状体は工作物にねじを案内する役割りを持つと共にこれを実行する。支持帯状
体は、ねじの工作物方向への動きに逆って維持される。ねじ帯状体では、ねじ込
まれる各々のねじは、支持帯状体のねじ切りされたスリーブに係合したねじ切り
されたシャフトを持っている。スクリュードライバーのビットを連続した夫々の
ねじに係合させてこれを回転させると、ねじは、ねじを案内する役割を実行する
スリーブ内で回転をし、ねじ切りされたかみ合せによって前方方向の工作物内へ
向って前進する。ねじヘッドがスリーブと接するのは、ねじのチップが工作物に
係合した後の方が好ましい。更に、工作物内へのねじの移動は、スリーブに係合
するねじヘッドの動きを生じ、工作物方向への動きに逆って維持されている帯状
体のスリーブが破壊され、ねじは下向きに引き抜かれる。スリーブは、スリーブ
を通過するヘッドによってブレークされる脆い帯状体から成る構成とし、ねじが
引き抜かれたあとの支持帯状体が、連続した長さとしてそのまま残るのが望まし
い。
【0004】 支持帯状体は連続した長さであり、各々の連続したねじのねじ込みにより、ね
じ帯状体は前進される。その結果、必然的に、各々のねじがねじ込まれた支持帯
状体部分は、電動スクリュードライバーから外方へ前進することになる。
【0005】 公知の照合されたねじ帯状体を使用する電動スクリュードライバーとしては、
1976年3月27日に特許されたMuellerらの米国特許4,146,0
71号及び1993年2月16日に特許されたMonacelliの米国特許5
,186,085号に開示されている。なお、これ等の特許に於ける開示事項は
、本願に援用するものである。このような公知の電動スクリュードライバーは、
回転可能でかつ往復運動が可能なスクリュードライバーシャフトを備え、そのシ
ャフトは電動機によって回転される。スクリュードライバーのビットは、各々の
ねじがスクリュードライバーシャフトの下側に軸方向の一直線上に並んだ時、ね
じ込み位置に移動し、各々の連続したねじのヘッドに係合する。即ち、スクリュ
ードライバーのビットは、シャフトの最先端部を形成する。
【0006】 公知の照合されたねじ帯状体のための電動スクリュードライバーは、その出願
人が述べているように、照合されたねじのねじ込み専用の電動スクリュードライ
バーを必要とすると云う欠点がある。使用に際して、電動スクリュードライバー
は、別個のねじをねじ込んだり、間違ってねじ込んだねじを引抜いたり、除去し
たいねじを引き抜いたりするのに使用できない。また、公知の照合されたねじ帯
状体のための電動スクリュードライバーには、ドライブシャフトの先端部にビッ
トを取り付けたり、取付けられたビットを交換したりするのに困難を伴うという
不利がある。
【0007】
【発明の要約】
本発明は、公知のスクリュードライバーのこれらの欠点を最低でも部分的に改
善するものであり、照合されたねじ帯状体から独立して、別個のねじをねじ込ん
だり、又は、ねじ等を引抜いたりする通常の電動スクリュードライバーとして使
用するための後退位置で、ラッチ又はロックを可能とした照合されたねじ帯状体
のための電動スクリュードライバーを提供するものである。
【0008】 本発明の目的は、延出限界位置でラッチすることが可能な照合されたねじをね
じ込み、そこでスクリュードライバーを照合されたねじ帯状体から独立して使用
できるようにした電動スクリュードライバーを提供するものである。
【0009】 本発明の他の目的は、スクリュードライバーアッセンブリーに係合する照合さ
れたねじ帯状体付き、又はねじ帯状体なしのスクリュードライバーとして使用す
るための位置にラッチできるようにした照合されたねじ帯状体のための電動スク
リュードライバーを提供するものである。
【0010】 本発明の他の目的は、ドライブシャフト及び/又はビットの除去及び/又は変
更のためのアクセスが可能な位置でラッチが可能であり、照合されたねじ帯状体
から離れたねじのビットと手動で係合できるようにした照合されたねじ帯状体の
ための電動スクリュードライバーを提供するものである。
【0011】 従って、本発明はハウジングと、照合されたねじ帯状体からねじをねじ込むた
めの延出、後退位置の間を移動する摺動体、電動ドライバーが照合されたねじ帯
状体から独立した電動スクリュードライバーとして使用可能な延出限界位置で摺
動体を開放可能にラッチするラッチシステムとを有する照合されたねじをねじ込
むための電動スクリュードライバーアタッチメントを提供するものである。この
スクリュードライバーアタッチメントは、ねじ帯状体のアタッチメントとの係合
と関係なく、ねじをねじ込み又はねじを引抜くための電動スクリュードライバー
として使用可能なものである。ラッチ時には、スクリュードライバーアタッチメ
ントで照合されたねじ帯状体の引抜き又ははめ込みが可能であり、同様にドライ
ブシャフトも前方向又は後方向のどちらへでも回転が可能である。スクリュード
ライバーアタッチメントは、ねじが工作物にねじ込まれる範囲(深さ)を調整す
るための奥行き調整機構を有し、アタッチメントが延出限界位置でラッチされた
場合でも、その機構は作動することが望ましい。延出限界位置では、ドライブシ
ャフトの先端位置に支えられているビットは、別々のねじを手動で係合すること
ができ、電動スクリュードライバーアタッチメントでこの別々のねじのねじ込み
や引き抜きが可能であることが望ましい。ラッチシステムは、電動ツールを使用
している者が手動で、たやすく使用できることが望ましい。
【0012】 スクリュードライバーの構成はコンパクトで軽量であることが望ましい。コン
パクトなデザインは、電動ドライバーとハウジングの結合部を経て電動ドライバ
ーのハウジングの後方方向内へ延出する摺動体の部分を、カム部にすることで可
能となる。軽量デザインは、要素の主要部分の構成材として軽量合成プラスチッ
ク及びナイロンを使用する。
【0013】 一つの態様として、本発明は、電動ドライバーでねじ等のようなねじ切りされ
た締め金具を備えたねじ帯状体のねじ等をねじ込むための装置を提供するもので
あり、その装置は次のものから成る;即ち、ハウジング;回転のための電動ドラ
イバーに作動可能に接続され、縦軸を形成する伸長したドライブシャフト;延出
位置と後退位置間をドライブシャフトの軸に平行に変位するハウジングに挿着さ
れた摺動体;当該摺動体をハウジングに対して軸方向と平行に、前方方向の引出
位置側へ付勢するばね;ドライブシャフトによりねじをねじ込みするために当該
ドライブシャフト軸上に一直線にねじを並べるため、ねじ帯状体に係合してねじ
帯状体のねじを連続的に前進さすねじ供給前進機構;及び摺動体とハウジング間
で連結され、前記摺動体の延出位置と後退位置間のハウジングに対する変位によ
り作動される連続してねじを前進させるためのねじ供給前進機構;ハウジング及
び摺動体が、延出限界位置を越えて延出位置側に相互に延出するのを開放可能に
防止する働きをする延出限界機構;一つの態様として、この延出限界機構は、ハ
ウジングと摺動体とを相対的な運動に対してロックするものであり、前記摺動体
は、摺動体を通して伸びるねじ帯状体の案内みぞ機構を有するのが望ましい、ド
ライブシャフトをねじに係合させてねじを駆動するため、当該ドライブシャフト
の軸上に一直線状にある案内チャネルを介して連続して前進するねじの位置決め
をする位置決め案内機構、及びねじ帯状体に係合し、案内みぞ機構を通してねじ
帯状体のねじを連続的に前進させるねじ供給前進機構;とから成る。
【0014】
【図面の簡単な説明】
本発明の別の態様と利点は、下記の添付図面を参照して行う以下の説明から明
らかになるであろう。
【図1】 本発明の第一の実施態様の電動スクリュードライバーの斜面図である。
【図2】 図1のハウジングと摺動体の分解斜面図である。
【図3】 図2に示された摺動体の反対側で、そこに位置決めされたねじ帯状体を有する
斜面図である。
【図4】 ドライバシャフトの縦軸とねじ帯状体にあるねじ中央を含む平面を通しての図
1に示された完全に延出した位置での図1のドライバーアタッチメントの概略部
分断面図である。
【図5】 工作物にねじをねじ込み中で、ドライバーアタッチメントが部分的後退位置に
ある点を除いて、前記図4の場合と同じ図面である。
【図6】 図2の鼻部分の端面図である。
【図7】 ドライバーアタッチメントが延出限界位置からより後退した位置にある点を除
いて、前記図4の場合と同じ図面である。
【図8】 図7の線8−8′に沿うドライバーアタッチメントの略断面図で、鼻部分を除
いたものである。
【図9】 図8に示されたラッチ部材の側面図である。
【図10】 図8に示されたラッチ部材の平面図である。
【図11】 図8に示されたラッチ部材の正面図である。
【図12】 他の構成部分を欠く図7の線8−8′に示されたハウジングのみの拡大断面図
である。
【図13】 ハウジングのみが示されている図8の右側の拡大側面図である。
【図14】 ねじ帯状体の部分の取りはずし可能な鼻部分のもう一つの型の概略斜面図であ
る。
【図15】 異なる方向からの図14の鼻部分の一部を省略した斜面図である。
【図16】 本発明の他の側面に一致するハウジングと摺動体の分解斜面図であるが、実質
的には図2に示された実施態様に殆んど同じである。
【図17】 図3に示されたものと同じ方法でそこに位置決めされたねじ帯状体を有し、図
16に示された摺動体の反対側から見た斜面図である。
【図18】 図7に示されたものと同じく完全に後退した位置にあり、かつロック位置にあ
る図16のドライバーアタッチメントの概略部分断面図である。
【図19】 図18に示されたロック機構の概略分解斜面図である。
【図20】 ロックされていない位置にあるロッキング機構を示している点を除いて図18
図と同様であり、完全な後退位置にある図16の実施態様の部分図である。
【0015】
【図面の詳細な説明】
図1について説明する。同図は、本発明による完全な電動スクリュードライバ
ーアッセンブリー10を示す。アッセンブリー10は、ドライバーアタッチメン
ト12が取付けられている電動ドライバー11から成る。ドライバーアタッチメ
ント12は、連続してねじ込まれる間隔をおいたねじ16を備えた照合されたね
じ帯状体14に係合する。
【0016】 図2について説明する。同図は、ハウジングとしてのドライバーアタッチメン
ト12、及び後部22と取外し可能な鼻部分24から成る摺動体の主要構成部分
の分解図である。図4及び図5は、これらの構成部分の相互作用を断面図で示し
たものである。
【0017】 図4に示すように、ハウジング18の最後端部26には側壁の縦スロット28
を有する後方向きソケット27があり、相対的運動に対し、電動ドライバーのハ
ウジング30対するドライバーアタッチメントのハウジング18が取付けられる
よう電動ドライバー11のハウジング30にハウジング18を受け、確実に固定
する。電動ドライバー11は電動モータ(図示せず)によりドライバーハウジン
グ30内で回転するチャック32を備えている。チャック32は、既知の方法で
開放可能にドライバシャフトに係合する。ハウジング18には、後端部に任意の
横フランジ36が具備されており、コイル状のねじ帯状体を使用する場合は、カ
ートリッジ(図示せず)を備えた既知のねじ帯状体が従来の方法で取付けが可能
である。但し、好ましくは真直で、個別的で、独立形の帯状体の形で示されてい
るねじ帯状体を使うことが望まれる。
【0018】 図3及び図4に示されている如く、摺動体20は、摺動体20の後部22と鼻
部分24を経てその内腔に挿通されているドライブシャフト34と共に、ハウジ
ング18に摺動可能に受けられる。ハウジング18と後部22間にあって、ドラ
イブシャフト34の廻りに共軸的に配置された圧縮ばね38は、後退位置から延
出位置へ向って、ハウジングから内の摺動体を付勢する。示されている如く、ば
ね38はハウジング18と後部22の間に配置される。
【0019】 図2に最もよく示されている如く、摺動止め25は摺動体20の後部22に取
付けられる。2つの摺動止め25は、ハウジング18の部分筒状側壁42の各々
の側に設けた2つの縦スロット40に摺動し、相対的な回転に対して摺動体20
の後部22をハウジング18へ止め、摺動体20がハウジング18から離脱する
のを防ぐ。摺動止め25は、縦スロット40に沿って摺動し、スロット40のど
ちら側かの端に係合し、完全な後退位置と完全な延出位置の間で、摺動体20の
ハウジング18に対する相対的摺動を制限する。
【0020】 更に詳細に説明すると、摺動体20は、照合されたねじ帯状体14を受け入れ
、ねじ帯状体14を連続して前進させ、ハウジング18に対して相対移動する摺
動体20の延出、後退サイクルで、ねじ帯状体から連続してねじの位置付けし、
これのねじ込みに適応する構成とする。
【0021】 図1、2及び図8ないし図13について説明する。これらの図は、延出限界位
置を越えた延出位置方向への延出に対し、ハウジング18に対して相対的に移動
する摺動体20をラッチする構成としたラッチングシステムを示している。ラッ
チングシステムは、ハウジング18で一体的に形成された2つのサポートフラン
ジ406及び408の間に取り付けられたラッチ部材402から成る。ラッチ部
材402は、摺動止め25の一つに形成されたキャッチ部材410に開放可能に
結合可能な構成とする。
【0022】 サポートフランジ406及び408は、一般的には、スロット40のどちらか
側に、半径方向で外側に、且つ軸方向でハウジング18に沿って延出し、スロッ
ト40の半径方向に開き、軸方向及び半径方向に延出するスロット412を形成
する。
【0023】 ラッチ部材402は、ピボットピン414によりスロット412内に軸旋回す
るように取り付ける。ピボットピン414はフランジの各々の孔とラッチ部材4
02内の孔416を通し、フランジ406及び408間に延出する。ラッチ部材
402は、図8の実線で示されている活性位置と図8の点線で示されている不活
性位置の間で揺動可能に枢支されている。
【0024】 ラッチ部材402は、各々の側に一つの半円形のボス418及び420を具備
する。各フランジ406及び408は間隔を置いて二つの円形開口部422及び
424を備え、ボス418及び420のそれぞれの一つを受ける大きさになって
いる。それぞれの側で、ボス418又は420は、活性位置でラッチ部材402
を保持する開口部424に位置し、また不活性位置でラッチ部材402を保持す
る開口部422に位置する。ボス418と420及び開口部422と424は、
好ましくはフランジに内在する弾力により、活性位置と不活性位置間のラッチ部
材402の動きを限定し、また、二つの位置の直近位置でボスを傾ける。開口部
422と424間のエリアは、少なくとも部分的な切欠きであることが望ましい
【0025】 ラッチ部材402は、活性位置と不活性位置間のラッチ部材を移動さすため、
フランジ406及び408を越えて半径方向に広がる使用者の手動係合のための
係合部426を具備する。
【0026】 ラッチ部材402は、後方向向きのフック430を備えた前方方向(下方向)
に延出する弾性アーム428を具備する。示されている如く、摺動止め25には
リブ形の突起に形成されたキャッチ部材410が具備されている。これはサポー
トフランジ406と408間のスロット412内で半径方向に広がり、往復運動
で軸方向に摺動し、摺動体20と共にハウジング18に対して相対的に摺動する
。キャッチ部材410は、図2に最善に示されている如くテーパー形後方方向向
けカムサフェイス432と前方方向向けキャッチショルダー434を具備してい
る。
【0027】 図8は延出限界位置にある摺動体20とハウジング18を示す。この位置での
ラッチ部材402は活性位置にあり、そのフック430はキャッチ部材410の
キャッチショルダー434に係合して、ハウジングに対して相対移動をする摺動
体の相対的延出(即ち、延出位置方向への移動)を防止する。図8に示されたラ
ッチ状態は、活性位置にラッチ部材402を置き、次に、摺動体20がハウジン
グの前方の延出限界位置に延出した位置から、延出限界位置を越えて摺動体20
をハウジング18に対して後退させることにより達成できる。ハウジング18に
関し、摺動体20の後方方向移動では、フック430の前方カムサフェイス43
6はキャッチ部材410の後方カムサフェイス432に当接し、柔軟なアーム4
28は半径方向の外側方向に振れ、キャッチ部材410を過ぎ、フック430の
サフェイス438とキャッチショルダーの前方でスナップ係合し、キャッチショ
ルダー434に係合することにより、摺動体20の前方方向への延出を防止する
。前記アーム428を振らせるのに必要な力は、活性位置から不活性位置にラッ
チ部材402をシフトするのに必要な力よりも少い。
【0028】 アーム428の柔軟性により、キャッチ部材410からフック430を離すに
は、使用者はまず始めに、ハウジング18に対して摺動部材20を相対的に後方
方向へ後退さすため圧力をかける。これにより、延出限界位置から後方方向に摺
動部材20が後退すると、キャッチ部材410も動かされる。次に、不活性位置
にラッチ部材を置くために、係合部426が手動で動かされる。
【0029】 ラッチ部材402が不活性位置にある時、フック部材430及びキャッチ部材
410は相互に係合せず、ハウジングに対して相対的に移動する摺動体20の延
出、後退を防げない。
【0030】 図7について説明する。図7は、延出限界位置にあるスクリュードライバーア
タッチメント10を示している。この位置で、ドライバーシャフト34は、電動
ドライバーにより自由に回転する。更に詳しく説明すると、調整可能な奥行きス
トップ機構は作動状態にある。この奥行きストップ機構は、ドライバーシャフト
34の縦軸に平行なハウジング18の側壁に対して相対的に軸方向に摺動する延
長ロッド110から成る。奥行き設定カム部材114は、ロッド110が後方方
向に摺動する範囲を設定するために位置決めされ、ロッド110の前方端118
が、摺動体20の鼻部分24に具備された環状ストップサフェイス119へ係合
し、摺動体20が調整可能な後退限度位置を越えて、ハウジング18に対して相
対的に後退するのを防止する。奥行きストップ機構の作動中、摺動体20の後退
限度は、セットされた後退位置又はその位置から延出位置への距離でセットされ
た望ましい後退限度位置となる。
【0031】 図7及び図8に示されている延出限界位置で、ラッチされたドライバーアタッ
チメント12は、照合されたねじ帯状体と無関係に、又、摺動体20内で係合維
持される照合されたねじ帯状体の有、無に拘らず、スクリュードライバーとして
使用可能である。図7では、延出限界位置で、ドライバーシャフト34の前方端
に備えられたビット122は、鼻部分の前方端の近傍にある。分離されたねじは
、ビット122に係合したねじのヘッドに使用者が手動で配置でき、次にビット
は、通常のスクリューガンの方法により、電動ドライバー11でドライバーシャ
フト34を回転さすことで駆動できる。奥行きストップ機構の作動中、この奥行
きストップ機構は、この分離されたねしがねじ込まれる深さを設定するために使
用が可能である。例えば、延出と後退の限界位置が異っており、ラッチ部材10
2が活性位置であれば、スライド部材20は延出限界位置から後退限界位置への
後退が可能である。
【0032】 ドライバーシャフト34は、使用済みのねじ帯状体13′を越えて延出し、例
えば、数本のねじのねじ込み及び/又は引抜きのできるような位置に置かれたね
じ帯状体でもって自由に回転する。代りに、ドライバーアタッチメント12が延
出限界位置でラッチされている間、ねじ帯状体13は手で引抜くことができる。
一例として、ドライウオール取り付けに、照合された11/4インチドライウオ
ールねじをねじ込む場合、一本又はそれ以上の異ったねじ、例えば、13/4イ
ンチの長さのねじが必要になることがある。ラッチングシステムを使えば、使用
者は、ビットの端にねじ込まれる各々のねじの手動での係合により一本又はそれ
以上の長さのねじをねじ込むため、ラッチされた形状に対してアタッチメントを
取り付けるだけでよい。同様に、ねじ帯状体からのねじを廻すためにアタッチメ
ントを使用する場合、延出限界位置でアタッチメントをラッチし、引き抜くべき
ねじに位置決めをされたビットと電動ドライバーの回転方向を逆にして、ねじを
引き抜くことが望ましい。
【0033】 延出限界位置でのアタッチメントのラッチングは、ドライバーシャフト34か
ら取外し可能なビット122を外すのに有利である。延出限界位置にアタッチメ
ントを置き、ねじ帯状体を除去すると、ビット122は鼻部分24の前方端から
軸方向のみでなく、ねじ供給みぞ要素76が軸方向に摺動するハウジング18の
半径方向に延出した開口部86に受けられ、それに一直線となる半径方向に延出
するねじアクセス開口部88を経て半径方向にアクセス可能である。従って、延
出限界位置でラッチされたアタッチメントで、ビット122及び/又はドライバ
ーシャフト34は、ビット交換のためにアクセス可能となる。図8の略図につい
て説明する。ビット122は、スプリングリングのあるドライバーシャフト34
の前方方向開口軸ソケット441に、ビットの後方方向の延出部を挿入すること
により着脱可能に取り付けられており、ビットはビットの軸方向に前方方向の力
をかけて取外すことが可能である。スロット440は、ソケット441の前方開
口部の後方のビット122の後方に位置して、ドライバーシャフト34に半径方
向に穿設されている。レバーツール444は、図7に破線で示されている如く、
その端がスロット440内へ半径方向に挿入され、ドライバーシャフト34から
ビット122を取り出す際には、ビット122の後方から前方方向に向けられた
レバーツール444の先端部のサフェースを用いる。ビット122を保持するソ
ケット装置とビット122の除去に用いるレバーツール444は、1994年1
0月27日発行の出願者の国際出願PCT/CA94/00209に開示されて
いる。なお、この出願の開示事項は本願に採用するものである。図7及び図8に
示されている如く、ドライバーアタッチメント12は延出限界位置でロックされ
ており、スロット440は、ハウジング18と鼻部分24にある開口部86を通
して軸方向に、ツール444を挿入することを可能にする。図示の通り、ハウジ
ング18及び鼻部分24は同じ側に半径方向に向けたスロットを備えている。ハ
ウジングと摺動体が後退位置に近接している時、これらはレバーツール444の
入口と出口として特に役立ので、ドライバーシャフト34に対する半径方向のア
クセスを提供すると云う点で補完的な作用をする。ドライバーシャフト34の回
転は自由で、スロット440はレバーツールによる係合のための開口部86に開
かれるように配列可能である。帯状体はレバーツール444の使用前に、全体又
は部分的に鼻部分から取外してもよい。
【0034】 ハウジング18及び摺動体20の相対ラッチングの装置として、一の装置のみ
を図示したが、延出限界位置を超えた延出に対してハウジングと摺動体を結合す
るには、この他に多くのラッチング装置が考えられる。このようなラッチングシ
ステムは、手動式又は電気機械式の操作方式が可能である。ラッチング機構の活
性化(係止)と解放のメカニズムは、係合部426の場合ツールの使用者に早く
にアクセスできるのが好ましい。即ち、電動ドライバーを作動する人のどちらか
の手が早くアクセスするのである。
【0035】 図示の好ましい実施例では、延出限界位置は、後退位置に好ましい近さとして
示されており、事実上の後退位置である。延出限界位置が後退位置であれば、ハ
ウジング18と摺動体20は相対運動に対し共にロックされる。延出限界位置は
後退位置と延出位置の中間であることが望ましい。アタッチメントは次のような
装置にすることができる。即ち、照合されたねじ帯状体14からのねじを駆動す
る摺動体の通常操作で停止する後退位置は、充分な後退位置でなく、後退限界位
置は通常の後退位置よりも更に後退するようにすることが可能である。通常後退
位置よりも更に後退した位置にある摺動体のラッチング機能を有することが有利
であるのは、例えば、案内チューブの前方から前方方向に向って充分に延出され
た位置にあるビツトを延出させ、例えば、ビット上にねじを手動で並べ、かつ/
又は、ドライバーシャフトにねじ切り可能に係合したビットの取り除きの際のド
ライバーシャフト34とビット122の係合の場合である。奥行きストップ機構
は、通常の後退位置を超えた延出限界位置の適用のための変更が必要である。
【0036】 図示された実施例は、摺動止め25に具備された一つのキャッチ部材410を
示している。摺動止め25は、異った延出限界位置でのラッチングが可能になる
よう二つ又はそれ以上のキャッチショルダー434を備えることが可能であると
解される。
【0037】 図示された実施例は、ハウジングと摺動体を相互に相対的に摺動することを解
除可能に防止する機構の一例であり、この他多くの実施例がある。例えば、別の
実施例では、クランプ機構が、手動で操作でき、相対運動に対する相互ロックの
ために、ハウジングに対して摺動体をクランプするよう構成されている。単純な
クランプは、ヘッドが一方に手動で回転され、もう一方に手動回転して解放され
る際にハウジング18に対して横向けになり、ハウジング18上のハウジング1
8のスロット40を通し摩擦によりクランプする拡大ヘッドを用いるものであり
、外側向きに延出する摺動体20の摺動止め25に、ねじ切りの方法で具備され
ている。摺動体とハウジングを相対的にロックするこのクランプは、摺動体とハ
ウジングの異った多くの相互作用をするパーツの間に取り付けられ、完全に後退
した位置にある摺動体をロックするべく活性化するのが望ましい。
【0038】 図2、図4等を参照して、ドライバーアタッチメント及びその構成部分の相互
作用の更なる特徴を、後部22と着脱可能な鼻部分24から成る摺動体20を現
わす残りの数字について説明する。説明されたラッチングシステムは、後部22
と鼻部分24が一体的要素となつて鼻部分24が着脱不可能な摺動体に於いても
、等しく操作可能であると解される。
【0039】 後部22は、一方に半径方向に延出するフランジ要素46を有する一般的な円
筒状要素44から成る。レバー48は、縦軸52に垂直なボルト50の軸51の
廻りに軸旋回可能に、ボルト50によりフランジ要素46に取付けられ、前記こ
の縦軸52はドライバーシャフト34の中央を通り、その廻りをドライバーシャ
フト34が回転する。レバー48は前方端56に向い前方方向に延出する前方方
向アーム54と後方端60に向い後方方向に延出する後方アーム58を具備する
。カムフオローア62は、後方アーム58の後方端に縦に延出するスロット65
に受けられるボルト64により後方アーム58の後方端60に取付けされた前方
端63を具備する。カムフオローア62は、その後方端66にボルト50及び6
4の軸に平行なピン上で回転する二つのカムローラ67と68を具備する。
【0040】 図2及び図4に示されている如く、ハウジング18はカムローラ67及び68
が受けられるカミングみぞ70を有する。カミングみぞ70は、ドライバーシャ
フト34の一方側に設置され、一般的にそれに平行して延出する。カミングみぞ
70は、少くとも側壁73と74により部分的に閉された対立状のカミングサフ
ェス71と72を具備する。
【0041】 カミングみぞ70はハウジング18のソケット27側に後方方向に延出し、電
動ドライバー11のチャック32を過ぎて、その一方側の後方方向に延出する。
この構造により、縦軸52に平行したより短い長さのハウジング18が使用でき
る。
【0042】 ボルト50の周りに巻かれたスプリング69は、フランジ要素46とレバー4
8の前方方向アーム54の間に設置され、図4の時計方向にレバーを付勢する。
スプリング69の効果は、カムサフェス71に係合されたカムローラ67を促進
させ、カムサフェス72に係合されたカムローラ68を促進さすことである。
【0043】 延出位置及び後退位置間の摺動体20とハウジング18の相対摺動で、カムフ
オローア62は、摺動体20及びハウジング18の相対運動と位置決めを軸51
の周りのレバー48の相対軸旋回と位置決めに変える。縦スロット65内を縦方
向に摺動するボルト64の特性は、既知のように運動連係が消失し、好都合であ
る。即ち、レバー48の軸旋回の相対タイミングが、後退位置方向の運動に対し
て後退位置方向に動く摺動体20とハウジング18の相対位置に較べて変化する
【0044】 鼻部分24は、一般的に円筒形ねじ案内要素又は縦軸52の周りに一般的に同
軸に配置された案内チューブ75と案内チューブ75から半径方向に延出するフ
ランジ形ねじ供給みぞ要素76を具備する。
【0045】 案内チューブ75は、後部22の前方方向端の前方方向に開いた円筒形内腔7
8に、好ましくは摩擦すり合せで、ぴったりと受けられる大きさの円筒形外側サ
フェスを備えた円筒部77を後方端に具備する。半径方向に延出するキイ80は
、鼻部分24の円筒形部から延出し、図4及び図7に最もよく示されている如く
、後部22の対応した大きさのキイウェイスロットに受けられ、縦軸52の周り
に相対的に軸旋回させることにより、後部22に鼻部分24を取り付ける。
【0046】 案内チューブ75は、半径方向に延出する円筒形側壁83により縁どりされ、
境界が作られた案内路を有し、前方軸端84と後方方向軸端85に開かれた案内
チューブを通し軸方向に延出する円筒形内腔又は案内路82を具備している。
【0047】 案内チューブ75は、側壁83が案内路82の周りを360°囲んだ状態の後
方端85に隣接する後方方向部分を具備する。後方方向部分の前方(下方)の案
内チューブ75は、図4に最もよく示されている前方部分を具備している。即ち
、案内チューブ75の右側には、図面に示されている通りアクセス開口部86が
具備されている。このねじアクセス開口部86は、支持帯状体13及びねじ16
を含むねじ帯状体14を具備し、これを図4及び図5に示されている通り、右側
から半径方向に案内路82の内側へ移動させる。各ねじは、側壁83の直径より
わずかに小さい直径を有するヘッド17を具備する。ねじヘッドが案内路82に
入る場所では、ねじのアクセス用開口部は最低180°の周方向の広がりが必要
である。ねじのシャンク208が案内路に入る場所では、ねじのアクセス開口部
はより小さい周方向の広がりでよい。
【0048】 前方部分では、案内チューブ75の側壁83は、ねじ16のヘッド17の半径
方向の最外部の外周に係合し、ドライバーシャフト34に軸方向に直線に並んだ
案内路82と同軸にあるねじヘッド17を、軸上で位置決めする。この点では、
側壁83は、ねじヘッド17を軸方向に充分に位置決めするため、ねじの周りを
囲繞するのが好ましく、最低120°、好ましくは最低150°、より好ましく
は約180°ねじヘッドの周りを囲繞するのが望ましい。
【0049】 図4及び図5の案内チューブ75の左側方向に示されている出口開口87は、
ねじ16が案内路82へ引き出された使用済みのプラスチック帯状体13が入る
サイズを有している。出口開口87の前方方向の案内チューブ75の側壁83は
、ねじ込まれるねじのヘッド17を補助し、積極的に軸芯へ案内するための作用
を継続して提供できるようにするために、縦軸52の囲りを約180°より大き
い範囲に亘って囲繞している。
【0050】 図3及び図4で最も良く示されているが、ねじ供給チャンネル要素76は、案
内チューブ75内で案内路82と交差し、縦軸52に対して半径方向に延出する
みぞ路88を提供する。この関連では、みぞ路88は、ねじアクセス開口部86
を形成する案内路82に連通する。みぞ路88は、ねじアクセス開口部86に類
似する断面の入口開口部90をねじアクセス開口部86から離れた位置に有して
いる。
【0051】 みぞ路88は上端壁93により結合する2つの側壁91及び92の間に形成さ
れている。主側壁91は、少くとも部分的にプラスチック製支持帯状体13の裏
側へ、前方方向(下方向)に向いたねじ16のヘッド17から延出したものとし
て示されている。副側壁92は、プラスチック製帯状体13の上部へ、前方方向
(下方向)に向いたねじ16のヘッド17から延出したものとして示されている
。側壁91及び92は、ねじ帯状体14とその帯状体13及びねじのヘッドが位
置決めされた拡大巾と支持帯状体13がねじの囲りに備える拡大巾を有するねじ
16の断面に、しっかりと一致する断面を有するみぞ路88を形成する。側壁9
1及び92は、みぞ路に入るためねじ帯状体の案内を補助するため、入口開口9
0にテーパ状の拡大された漏斗部を具備している。
【0052】 図3に最もよく示されている如く、主側壁91は、みぞ路88に平行して延出
するレース路94の外側バックサフェス上に具備され、その中でシャトル96は
案内チューブ75近くの前進位置と案内チューブ75から離れた後退位置の間で
、案内チューブ75から前後方向へ摺動するように組み込まれている。シャトル
96は、その運動のためにシャトル96をレバー48に結合させており、そのた
め、レバー48の前方方向アーム54の前方端56を受け入れる構成にした後方
方向向け開口部98のある後方サフェス97を具備している。
【0053】 図6を参照して、シャトル96はねじ帯状体14に係合するつめ99を具備し
、シャトル96の運動で一時に一ねじ分帯状体を連続して前進させる。図6に示
されている通り、シャトル96は固定したポスト100を具備し、そのポスト上
でつめ99が縦軸52に平行な軸の周りをジャーナルし、その軸の周りをドライ
バーシャフト34が回転する。つめ99は主側壁91のスロット103を通して
延出する帯状体プッシャーアーム101が具備され、ねじ帯状体と係合し、これ
を前進さす。つめ99はプッシャーアーム101から引離す手動リリースアーム
102を具備し、シャトル99のスロット104を通して延出している。捩りば
ねはつめ99とシャトル96の間のポスト100の周りに配置され、図6に示さ
れている如く時計廻りでプッシャーアームを進める。ばるはねじ帯状体14にプ
ッシャーアーム101を付勢する。スロット104の右端へのリリースアーム1
02の係合は、図6に示されている位置へ時計廻りでつめ99の軸旋回を制限す
る。
【0054】 つめ99のプッシャーアーム101はカムフェイス107を具備する。引込み
位置に向って、即ち図6の左方向であって案内チューブ75から離れる方向にシ
ャトルが動くと、カムフェイス107がねじ16及び/又は帯状体13と係合し
て、プッシャーアーム101がシャトルと共に左方向に動けるよう、プッシャー
アーム101はばねの付勢に抗してポスト100の周りを軸旋回する。
【0055】 プッシャーアーム101はねじ16及び/又は帯状体13と係合するための係
合フェイス108を具備する。前進位置に向って、即ち図6の右方向であって案
内チューブ75に向ってシャトルが動くと、係合フェイス108がねじ16及び
/又は帯状体13と係合し、図6に示されている如く、右方向にねじ帯状体を前
進させてねじ込まれる位置にある案内路82にねじ16を位置決めすると共に、
シャトルの左方向に向う動きに対して、ねじ帯状体が保持される。
【0056】 手動リリースアーム102は、ねじ帯状体14の手動引込を行なうものである
。使用者は自分の指で、ばねの付勢に抗して手動リリースアーム102を手動で
軸回転する。プッシャーアーム101とその係合フェイス108はねじ帯状体1
4から離れ、移動し、帯状体は詰まりを除いたり、ねじ帯状体を取換えしやすい
ように、手動で引込むことができる。
【0057】 後部22と連結した鼻部分24に備えられたレバー48は、レバー48の前方
アーム54をシャトル96の開口部98へ挿入することにより、シャトル96と
連結されている。延出位置から後退位置、そして、延出位置へ戻るサイクルでの
摺動体20とハウジング18の摺動は、軸51の周りのレバー48の往復軸旋回
を生じ、それがレース路94での前進位置と引込み位置の間でシャトル96を摺
動させ、つめ99が最初にねじ込まれる最初のねじとの係合から次のねじ16の
うしろへ後退し、次にねじ込まれる位置に次のねじを前進さす。
【0058】 鼻部分24は後部22から取りはずし可能である。鼻部分24と後部22は、
一直線に並んだキイ溝とキイ80及びシャトル96の開口部98とレバー48の
前方方向アーム54の前方端56とを合致させたうえ、後部22にある内腔78
に案内チューブ75の円筒形部77を縦軸方向に挿入することで、一つに連結さ
れる。このように、取りはずし可能な鼻部分24は、鼻部分と後部を軸方向に一
直線に並べ、縦軸52と平行方向に両要素を共に動かすことだけで、後部22に
連結することができる。
【0059】 摩擦すり合せでもって後部22に鼻部分24が保持されているため、鼻部分2
4は使用者が手動で力を加えることだけで取りはずすことができる。鼻部分24
は電動スクリュードライバーアッセンブリー10の残り部分を取りはずしたり、
結合を解いたりすることなく後部22から取りはずせる。従って、鼻部分24は
ハウジング18、圧縮ばね38、電動ドライバー11、ドライバーシャフト34
などに関連する後部22や特にレバー48及びカムフオロア62から成るねじ供
給活性機構の結合を解いたり、又、ハウジング18のカミングみぞ70のカムフ
オロア62の結合を解いたりすることなく、取りはずしできる。
【0060】 鼻部分24は、ねじ位置決め用の案内路82を有する案内チューブ75、みぞ
路88を有するねじ供給みぞ要素76及びみぞ路88を経てねじ帯状体14を案
内路82に前進さす往復シャトル96とつめ99を有するねじ供給前進機構を具
備する。各案内路82、みぞ路88及びシャトル96は、対応する寸法のねじ帯
状体、ねじ又はその他の締め金具に合うように特注するのが望ましい。これに関
連して、寸法とは形、ヘッドの直径、シャフトの直径、支持帯状体の形状、長さ
、支持帯状体に沿ったねじの間隔、及び、特に座金の有無である。異なる鼻部分
24は、異なるねじ帯状体及びねじ向けの構造とする。異なる各鼻部分24は、
同じ後部22にそれぞれ適合し、ドライバーアタッチメント12が異なるねじ帯
状体及びねじの駆動に容易に適応できるようにするため、交換が容易な構成にな
っている。
【0061】 異ったねじ及び締め金具が適用できるように、鼻部分24の物理的構成には多
くの変更が可能である。例えば、みぞ路88の断面形状は、案内路82の直径の
変更に合せて変え得る。みぞ路88の周りの側壁91及び92の長さは、係合の
大・小に合わせて異った大きさのねじが適用できるように、変更可能である。
【0062】 異ったねじ帯状体のねじ間の間隔差を調整するには、レバー48の前方アーム
54と係合するシャトル96とレバー48の軸51との間の距離を変えて、前後
に往復運動する際のシャトル96の行程を短くしたり、或いは長くしたりする。
例えば、レース路94にある同じシャトルに於いて、軸51から更に大きく間隔
をとった場合には、レバー48の同じ角度の軸旋回に対して、シャトル96の行
程長さを大きくできる。同様に、同じレース路94の同じシャトル96を使うが
、軸51から更に離れた位置にレバー48と係合するシャトル96の開口部98
を具備することで、レバー48の軸旋回の同じ回転角に対して、シャトル96の
行程長を大きくできる。
【0063】 異った多くの取替え可能な構造の提供を意図している取外し可能な鼻部分24
とは逆に、ドライバーアタッチメント12の残りは、常に取替えのない構造とす
るのが望ましい。これに関して、ドライバーアタッチメント12の残りは、ハウ
ジング18、摺動体20の後部22、ドライバーシャフト34、ばね38及び後
部22とハウジング18間で相互作用するレバー48とカムフオロア62から成
るねじ供給活性機構を特徴とする。このねじ供給活性機構は、ハウジング18及
び後部22の相対的運動によって活性化され、鼻部分24に具備されたシャトル
96とつめ99から成るねじ供給前進機構に係合して、これを移動する。
【0064】 ハウジング18及び摺動体20の組立は、コンパクトなドライバーアタッチメ
ント12を提供する。
【0065】 ハウジング18は側壁301で形成された一部円筒形の部分を具備する。 後部22と鼻部分24から成る摺動体20は、図3で最もよく示されている如
く、ハウジング18の側壁301よりわずかに小さい大きさの均一な半径を有す
る一部円筒形の部分を具備する。側壁301は、摺動体20の一部の円筒形部分
の周りを囲繞し、摺動体20を支持する。
【0066】 ハウジング18は一部円筒形部分の一方の側から半径方向に延出するフランジ
部302を具備し、後部22のフランジ46とレバー48及びカムフオロア62
と相互作用するカミングみぞ70とから成るねじ供給活性機構の収容が可能な構
成とする。フランジ部302は、ねじ供給みぞ要素76がハウジング18内・外
へ摺動できるようにその前端及び側面が開かれている。ばね38は、ドライバー
シャフト34、摺動体20の一部円筒形部分及びハウジング18の一部円筒形部
分の周りに、同芯状に位置している。
【0067】 ドライバーアタッチメント12は、充分な後退位置、即ち、摺動体20がハウ
ジング18に摺動可能な範囲を調整するのに使用される調整可能な奥行きストッ
プ機構を有する。調整可能な奥行きストップ機構は、図2及び図4に最もよく示
されている如く、ハウジング18の側壁42に具備され、縦軸52に平行して延
出する伸長開口端のある内腔111に摺動的に受けられる伸長ロッド110から
成る。
【0068】 奥行き設定カム部材114は、縦軸52に平行なピン116の周りで回転可能
に、ハウジング18に取り付けられている。カム部材114は、縦軸52に平行
で、円周上でカム部材114の周りにあり、奥行きの変化するカムサフェイス1
15を具備する。カムサフェイス115の一部分は常にロッド110と軸方向に
一列になる。ばね112は、ロッドの後端117がカムサフェイス115に係合
するように、ロッド110を後方方向(上方向)に付勢する。ばね112は、ハ
ウジング18とロッド上のピンの間に位置している。カム部材114の回転によ
り、ロッド110が後方方向に摺動する範囲は調整される。
【0069】 ロッド110は、摺動体20の鼻部分24に具備された後方方向に向けた環状
ストップサフェイス119に係合するため、内腔111から前方方向に突出する
前方端118を具備する。摺動体20は、ロッド110の前方端118がストッ
プサフェイス119に係合する際、ハウジング18がより先に摺動することを防
ぐ。摺動体20がハウジング18に対して摺動する範囲は、ロッド110の長さ
とロッドの軸方向の一直線上にあるカム部材114の奥行き寸法で決まる。カム
部材114は、決められた位置からの運動に対して付勢され、カム部材114を
決められた位置にとどめるラチエット状装置と、ロッドの後方端117を積極的
係合できるようにするために、カムサフェイス115に円形圧痕又は凹部を設け
たものが望ましい。カム部材114は使用者がアクセス可能であるが、離れてお
り、ドライバーアタッチメント12の使用の妨げにならないように離されている
。鼻部分24は、異った大きさのねじの使用に都合のよいように、鼻部分24の
軸方向に備えられたストップサフェイス119の位置を適切に決めて、異った大
きさのねじが使えるよう特注できる。
【0070】 図4及び図5に示されているドライバーシャフト34は、ハウジング18の後
方向きソケット27内にあるドライバーシャフトの後方端121を保持するため
、その後方端121近傍に設けた環状溝に係合する割りワッシャー120を具備
する。ドライバーシャフト34には、その前方方向端に取り外し可能にビット1
22が具備されており、そのビット122は異った大きさのねじの使用のために
、他のビットとたやすく交換できる。ソケット等を含むこれらのビット122は
、対応する大きさのねじの使用に適応するように構成された取替え用の鼻部分2
4の案内路82の内径に、適応可能な外径であることが好ましい。図4及び図5
に示されているビット122より大きな直径のビットを適用するためには、案内
チューブ75の案内路82はより大きな半径を有し、少なくともビットが前方方
向に突出を開始し得る拡大した直径とされる。
【0071】 従って、案内チューブ75の案内路82は、ドライバーシャフト34が案内チ
ューブ75の後方に入る位置に於いてステップ構造に形成され、縮小した直径か
ら拡径されて、ソケットのような拡大したビットを適用するための前方方向に拡
大した直径に合う大きさとされる。
【0072】 図4及び図5に示されている後部22は、前方方向に開放した内腔78の末端
に設けた半径方向に内側へ突出した環状フランジ19と、ばね38を受ける後方
方向に開放した内腔79の末端を具備している。環状フランジ19はドライバー
シャフト34が移動する際の助けとなるように、ドライバーシャフト34の直径
よりわずかに大きい直径の開口を具備する。ただし、環状フランジ19の開口は
、拡大された直径のドライバーシャフト34や減少した直径のドライバーシャフ
ト34の使用を可能にするため、増大することも可能である。
【0073】 ドライバーシャフト34が取外し可能なビット122を具備する場合、図示さ
れている如く、ドライバーアタッチメント12が完全に延出した位置にあり、且
つ鼻部分が取外された場合に、取外し取替のためにビット122へたやすくアク
セスできることが望ましい。これに関しては、鼻部分24は、ビット122の直
径に少なくとも等しい最小直径の案内路82を具備しており、ビット122を取
除かなくても後方部22から取外しができ、そして必要とする場合には、ビット
122を取除かなくても鼻部分24を後方部22から取り外しできるように、案
内路82にステップ構造を備えているものが望ましい。
【0074】 図4及び図5に基づいて、ドライバーアタッチメント12の操作について特に
説明する。図4及び図5に示されている如く、ねじ込まれるねじ16は、プラス
チック製支持帯状体13へ相互に平行で間隔を保って保持されているかを照合さ
れる。
【0075】 作動させる場合、プラスチック製支持帯状体13にいくつかのねじ16を有す
る照合されたねじ帯状体がみぞ路88に挿入され、案内路82内にねじ込まれる
第一のねじが受け入れられる。第一のねじを工作物124にねじ込むために、電
動ドライバー11が駆動され、ドライバーシャフト34が回転される。
【0076】 ドライバーシャフト34とビット122は、回転中に案内路82内で、工作物
124に対して接・離方向へ往・復運動が可能である。ねじ込み行程では、使用
者の手動圧力が工作物124方向にハウジング18を押す。最初の手動圧力で、
鼻部分の前方方向端25′は、ばね38を圧縮するため工作物124に係合し、
摺動体20を、図4に示されている延出位置から、ハウジング18内の後退位置
へ移動さす。手動圧力を解除すると、帰り行程となり、圧縮されたばね38が摺
動体20をもとの延出位置に移動させ、これによってハウジング18とドライバ
ーシャフト34が工作物から離れる方向に移動される。
【0077】 ねじ込み行程では、ドライバーシャフト34が工作物に向い軸方向に移動させ
られるので、ビット122がねじ込まれる第一のねじを回転さすため、ねじヘッ
ド17に係合する。公知の通り、プラスチック製帯状体13は、ねじ16がドラ
イバーシャフト34により前方方向に回転しつつ前進することにより、ねじ16
を解除するよう形成されている。好ましくは、ねじ16の解除時にプラスチック
製帯状体13が、工作物内へ移動するねじ16を妨害しないように、外側方向へ
ねじ16からそれて、離れるのが望ましい。ねじが工作物124にねじ込まれる
と、ドライバーシャフト34はばね38の力で軸方向に工作物から離れる方向に
移動し、そして、連続したねじ16は、アクセス開口部86を通り、みぞ路88
からねじ供給前進機構を経て、ドライバーシャフト34を備えた案内路82内へ
軸方向に一直線状の姿勢で移動させられる。
【0078】 ねじ16は、案内路82の側壁83に当接するねじヘッド17を持ち、ドライ
バーシャフト34と軸方向に一直線になる位置に保持される。ねじ込まれるねじ
16は、円筒状の案内路82内へ移動し、前にねじ込まれた帯状体13の先導部
分は、ねじ帯状体14の前進を実質的に妨げず、出口開口87を経て案内路82
から外側方向へ排出される。案内チューブ75内でのねじ込まれるねじの位置決
めを助けるため、好ましい実施態様では、出口開口87は帯状体13の前方方向
サフェイス222との係合、維持に適応するよう構成した後方方向に向いた位置
決めサフェイス125が具備されている。従って、ねじのヘッド17に係合し、
ねじ16を前方方向に押し進めるビット122により、ねじヘッドが案内路82
の側壁83に係合されるだけでなく、帯状体13が出口開口87の位置決めサフ
ェイス125に係合する前方方向サフェイス222を有している理由で、ねじ1
6は案内チューブ75内で軸方向に正確に位置決めされる。これに関して、支持
帯状体13の前方方向サフェイス222は、ねじ16の相対位置、特にヘッド1
7の位置を考慮して正確に形成するのが望ましい。
【0079】 帯状体13の前方方向サフェイス222は、位置決めサフェイス125に適応
するように形成され、もし望めば、割出しノッチ等を帯状体13の前方方向サフ
ェイス222に設置して、位置決めサフェイス125にノッチや圧痕を係合させ
ることにより、位置決めサフェイス125による相対的な帯状体13の位置の割
出しをアシストし、案内チューブ75内のねじ16の位置決めの正確さをより向
上させることもできる。
【0080】 図1ないし図6に示す鼻部分24の実施態様では、ねじ16のヘッド17に係
合したビット122で、案内路82内のねじのヘッドを前方方向に押し進める。
帯状体13は、まず、位置決めサフェイス125に係合し、次に、図3に示され
た如く、ねじのヘッド17に適合するみぞ路88の拡大巾断面が縮小する部分の
側壁91及び92のそれぞれに備えられた後方方向向けのショールダーに、みぞ
路88内のねじのヘッド17のアンダーサフェイスを係合させることにより、前
方方向移動に対して保持されるのが望ましい。案内路82のねじ16のヘッド1
7の軸方向の位置と共に、ねじ込まれるねじ16は、シャトル96以外に移動部
分がないドライバーシャフト34の軸方向に一直線に位置決めされる。開示され
ているドライバーアタッチメント12は異なる応用に提供され得る。好ましい応
用では、電動ドライバー11は、例えば、建築の床の下張りやドライウォールに
応用するなど大量の重負荷作業に使用できる。このような作業の場合、本来摩擦
クラッチを組込んだ典型的なねじガンから成り、ねじが工作物内へ充分にねじ込
まれる構造の電動ドライバー11は、ねじをねじ込むのに要する力が過剰になる
とスリップし、ビットはねじヘッドの係合を回転さすことを強制されず、ビット
の寿命が長くなる。
【0081】 しかし、本発明に関するドライバーアタッチメント12は、ねじガンに類似し
ていて、クラッチ機構を組込んでいない従来の電動ドリルに対しても適用できる
。ドライバーアタッチメント12は、摺接状態でねじヘッドに相対的に回転する
ビットの摩耗の類いを減らすために、好ましくは、使用者が使用中のドリル及び
ドライバーアタッチメントを適切に操作することにより、クラッチなしのドリル
で使用することができる。
【0082】 ドライバーアタッチメント12は摩耗特性とアタッチメントの意図された用途
に関係を有する異った組立て材を使って組立てることが可能である。好ましくは
、いくつかのパーツはナイロンやその他の適切に強じんな軽量材で成形される。
ねじのヘッドへの係合による等、過度の摩耗の対象となるパーツは、射出成形の
プラスチック又はナイロンパーツ等の金属又は金属に代る挿入物で形成される。
取外し可能な鼻部分24の使用は、最大の負荷と摩耗に耐えるサフェイスを持つ
取外し可能な鼻部分を、摩耗の際簡単に取替え可能で、都合が良い。
【0083】 鼻部分24に具備されたねじ供給前進機構は、つめ99を備えた往復摺動可能
なシャトル96から成るものとして簡単に図解されている。その他の各種のねじ
供給前進機構としては、ねじを増進的に前進さす回転運動を利用する機構などが
提供される。同様に、レバー48とカムフオロア62から成るねじ供給活性機構
は、ねじ供給前進機構を活性化させ、シャトル96とレバー48間の様に単純な
非結合を提供する一つの好ましい機構として示されている。その他のねじ供給活
性手段は、レバー等がある又はないカムフオロアの異なる構造を具備するものと
して提供される。
【0084】 好ましい実施態様では、ねじ帯状体14は支持帯状体13の縦方向の延出に対
し垂直な延出をするねじを有しているとして図解で説明されており、この情況で
は、みぞ路88は縦軸52に垂直に配置されている。ねじ及びその他の締め金具
は、平行で間隔をおいた関係にあるが、縦軸に対する一つの角度でねじ帯状体に
照合する。この場合、みぞ路88は、ドライバーシャフト34の縦軸52に平行
な各々の連続したねじを位置決めし、配置できるよう縦軸に相対に適切に角度づ
けをする。
【0085】 本発明に係る用途に関し、好ましい照合されたねじ帯状体14は、図面及び特
に図13に図解により説明されている通りであり、本質的にはカナダ特許1,0
54,982号に一致する。ねじ帯状体14は支持帯状体13と複数のねじ16
から成る。支持帯状体13はランド106によって相互に連結した複数の同じス
リーブで形成された伸長の薄いバンドから成る。ねじ16は各々のスリーブで受
けられる。各々のねじはヘッド17、外部ねじ切り214を有するシャンク20
8及びチップ15を具備する。示されている如く、外部ねじ切り214はヘッド
17の下からチップ15へ延出する。
【0086】 各ねじは中央の縦軸212の周りで本質的に対称である。ヘッド17は上部サ
フェイスにスクリュードライバービットによる係合のためのくぼみ213を具備
する。
【0087】 各ねじはスリーブ内に係合するねじ切りされたシャンク208で受けられる。
ねじの周りにスリーブを形成する際、例えばカナダ特許1,040,600号に
記載されている方法にある如く、スリーブの外部サフェイスは、ねじ16の外部
ねじ切り214に係合するねじ切りされた部分で形成されるようになる。各スリ
ーブは、支持帯状体13の一方の側にあるランド106間の減少した部分を具備
する。この減少した強さ部分は、薄い帯状体が帯金状部分又は帯金220として
単に各ねじの周りに延出する。
【0088】 支持帯状体13は平行且つ間隔をおいた関係で、均一の距離だけ離れてねじ1
6を保持する。支持帯状体13は前方向のサフェイス222と後方向サフェイス
223を具備する。ランド106は図3に示されているように、近傍のねじ16
間を水平に、そして、ねじ16の軸方向即ち、ねじの縦軸212の方向に延出す
る。
【0089】 ランド106は、ねじを保持するスリーブ間及び前方向サフェイス222及び
後方向サフェイス223間に延出するエリアにまたがって備えられたプラスチッ
ク材のウェッブから成る。ランド106は、すべてのねじ軸212がある平面に
平行の平面の周りに効果的に配置される。ランド106は、図面に示されている
如く、縦配列のねじに対して本質的に縦に配置されているウェッブから成る。要
するに、ランド106とスリーブは、ねじ16の後沿いに連続する縦配列の帯状
体13として、即ち、すべてのねじ軸を含む平面に平行である平面の周りに本質
的に配置されている帯状体13として配置されている。
【0090】 ねじ帯状体14の好ましい特徴は、ランド106の柔軟性により、コイル状の
構造を想定して曲げられることである。例えば、ねじ帯状体はヘリカルコイル巻
きに配置されたねじのヘッド、即ち、使用されるねじのすべての軸を含む平面が
、きっちりとパックされるヘリカルコイル構造を想定している。
【0091】 本発明は図示された照合されたねじ帯状体の使用に限定されるものでない。そ
の他多くのねじ帯状体の形が、Nasiatkaに対し付与された米国特許第3
,910,324号、Takajiに対して付与された第5,083,483号
Lejdegardその他に対して付与された第4,019,631号及びDe
caroに対して付与された第4,018,254号に図示されているように、
使用可能である。
【0092】 次に図1ないし図6に図示された鼻部分24の代替えに適応するように構成さ
れた取外し可能な鼻部分24の第二の実施態様を、図14及び図15に基づいて
説明する。図14及び図15では、図1ないし図11の同じ要素を参照するのに
、これと同じ番号が使用されている。単純化のために、図14及び図15では、
単に鼻部分及び/又は支持帯状体13とねじ16を含むねじ帯状体14だけが示
されている。シャトル96、シャトルつめ99、レバー48、ドライバーシャフ
ト34、ビット122及び工作物124等、その他の要素は、単純化のために示
されていない。ただし、各パーツの作動及び相互作用は本質的に同じである。
【0093】 図14及び図15の鼻部分は、ねじのアクセス開口部86から出口開口87へ
案内チューブ75を経て半径方向に進むねじ帯状体14の通過路の構造を除いて
、図1ないし図6の鼻部分24と同じである。
【0094】 図1ないし図6に於いては、案内チューブ75は、ねじアクセス開口部86及
び出口開口87間の完全な切り欠きであるアウトボード側を具備する。図14及
び図15では、案内チューブ75は、アウトボード側が完全な切り欠きではなく
、むしろ、案内チューブ75のアウトボードの出口開口87とねじアクセス開口
部86を分離する外壁の連続部分382を具備する。ここで使用されている如く
、アウトボード側とは、帯状体13が、ねじ16がねじ帯状体14から分離する
際にたわむ方の側である。
【0095】 ねじ16から離れてアウトボード側に向う帯状体13のたわみを受け入れるた
め、ねじのアクセス開口部又は入口路86から出口開口又は出口路87への通路
は、アウトボード側に円筒状の案内路82からアウトボード側へ延出する横帯状
体を受けるためのカットされたスロット路を備えている。
【0096】 アクセス開口部86は、一般的に半径方向の一方側に、案内路82へねじ帯状
体14を導入するための入口路を形成する。出口開口87は、ねじ16が引き抜
かれた支持帯状体13の出口路を形成する。
【0097】 出口開口又は出口路87は、前部サフェイス125、後部サフェイス312、
インボード側サフェイス314及びアウトボード側サフェイス316により仕切
られた出口路87であり、使用された帯状体13を囲むのに適した構成とされて
いる。
【0098】 図14及び図15では、ねじ帯状体14は個々の長さ部分から成るねじ帯状体
の好ましい形態として示されている。図14及び図15に示されている如く、帯
状体は帯状体のオンボード側に沿って伸びる大きくなったフランジ107(カム
フェイス)を有し、帯状体の長さ全体に亘って一定断面のランド106を具備す
る。
【0099】 この構造、特に大きくなったフランジ107(カムフェイス)は帯状体を自己
維持させる、即ち、フランジ107が曲げに対してねじの重さを維持できるよう
助ける。フランジ107の寸法は、最低ランド106の高さの半分ほどであり、
ねじの半径方向に突出している。
【0100】 鼻部分24は、図解の如く、アッセンブリーで使用の際は取外し可能として示
されている。帯状体の最後のねじをねじ込むのに役立つとして特に開示された出
口路、入口路及び案内路の特色は、取外し不可のもの、関連みぞ路を具備するも
の或いは具備しないもの等の他の案内チューブ75にも使用可能である。
【0101】 本発明に関るドライバーアタッチメント12及びここに説明されている鼻部分
24は、特に、短い部分、好ましくは長さ6〜18インチの範囲内のねじ帯状体
14を駆動するのに適応する構成になっている。一つの好ましい長さは、例えば
、ドライウォールねじ又はウッドねじが約32本保持できる約12インチである
。自己維持するための充分な剛性を有する各部分を提供するには、図14に示さ
れている如く、例えばねじのアウトボード側に沿った連続ウェッブとして突出す
るランド106を、ねじのアウトボード側にあるねじの軸に垂直な方向に大きな
寸法を有するものとした帯状体13を設置するのが好ましい。補強リム又はフラ
ンジ107は、図14に示されている如く、帯状体の全長に沿って設ける。この
ような補強フランジ107又はリブは、コイル巻きに対して同じ平面のねじの軸
を維持するのに助けとなる。図14の鼻部分の大きくしたスロットウェイは、示
されている如くこのようなランド及びリブの大きくした幅の帯状体に容易に適応
できる構成とされる。
【0102】 本発明に関るドライバーアタッチメントを使用する際の好ましい帯状体は、図
14に示されている如く、帯状体の軸が同じフラット平面にあり、ねじのヘッド
17が全て一直線上に位置決めされているものである。
【0103】 次に、図16ないし図20に示されている実施態様について説明する。図16
の実施態様は、本質的には、図2ないし図7に図示された実施態様と同一である
が、ただし、図2のカムフオロア62が除外されており、また、ハウジング18
内の摺動体の延出、後退により後方アーム58を適切に移動さすためのカムサフ
ェイス508及び510を有するハウジング18の側壁302(フランジ部)に
設けたカムスロット506に、前記後方アーム58に設けたピン502を選択的
に係合させることにより設置した個別のカム機構が設けられている。
【0104】 示されている如く、図16のフランジ要素46は、後方方向に延出するサイド
フランジエレメント46である。同様に、ディペンディングサイドフランジ要素
546が設置される。
【0105】 図16の実施態様は、従前に図2の実施態様でカミングみぞ70であったもの
を、図16で示されている如く、水平断面で一般的にL字形のパッセイジウェイ
に修正している。このL字形みぞ70はサイドフランジ要素46に合せた大きさ
で、そのディペンディングサイドフランジ要素546は、そこで軸方向に摺動す
る。
【0106】 図18について説明する。図18は図16の断面線18−18′に沿う概略断
面図である。示されている如く、ハウジング18は、ロッキング機構622を受
けるL字形みぞ70に隣接して延出する内腔624を具備する。
【0107】 ロッキング機構622は図19で分解斜面図で概要を示してあるが、これは下
端に偏心カム又はウェッジ部材630を持つシャフトロッド628とこれに取付
けたロッキングレバー626等から成る。ねじ632′により、レバー626を
ロッド628に取付ける。同様に、ウェッジ部材630はロッド628に取付け
られる。
【0108】 ウェッジ部材630はシャフトロッド628に取付けられ、レバー626の手
動運動により、内腔624内のロッド628が回転し、ウェッジ部材630のサ
イドサフェイス632をみぞ70の内部サイドサフェイス72から前後方向に移
動さす。ウェッジ部材630は、フラスト円錐形部材の中心軸から偏心した位置
に、フラスト円錐形部材の中心軸に平行なフラスト円錐形部材を取付けシャフト
ロッド628により回転されるよう固定した構成とするのが好ましいことを示し
ている。
【0109】 図20について説明する。図20は、レバー626により、ウェッジ部材63
0のサイドフェイス632が側壁72からサイドフランジ要素46の厚みより大
きい距離の間隔位置で回転するようにしたラッチング機構を示している。図20
で示された位置にあるロッキング機構では、サイドフランジ要素46とでディペ
ンディングサイドフランジ546は、L字形みぞ70内で軸方向に自由に摺動す
る。
【0110】 図18は、図16で示されたロック位置にあるロッキングレバー626を示し
ている。この場合、ロッド628に固定したウェッジ部材630はウェッジ部材
630とサイドサフェイス72の間の摩擦力でサイドフランジ要素46を係合出
来る程度に、サイドサフェイス72へ充分近づけた位置で回転される。ばね38
による弾性力よりも大きいサイドフランジ要素46を保持する摩擦力を創ること
により、摺動体20が後退位置でロックされる。
【0111】 図18に示されている如く、ウェッジ部材630は、前方方向に延出するのと
同時にサイドサフェイス72から離れて延出するサイドサフェイス632を具備
する。この傾斜のあるサイドサフェイス632は、ハウジング内への摺動体20
の後退で、ウェッジ部材630を過ぎて後方方向にサイドフランジ要素46を押
し図18に示されているロック位置へ押し込む。
【0112】 使用に際しては、摺動体が延出位置にある間、ロッキング機構は、図18に示
されているラッチ位置へ移動する。ハウジング18内への摺動体20の次の後退
では、レバー626の移動によりロッキング機構が図20に示されているアンロ
ックの位置へ動く時まで、サイドフランジ要素46は、ばね38の力による前方
方向への延出に対して、図18に示されている摩擦力により係合した状態となり
、ウェッジ部材630を過ぎて後方方向へ押しやられた状態にある。
【0113】 同様に、図20に示されているように摺動体が後退位置で、ラッチング機構が
アンロック位置にある場合には、図18に示されている如く、摺動体を完全に後
退位置に後退させ、L字形みぞ70にあるサイドフランジ要素46をロックする
ため、ロック位置にレバー622を手動で移動さすことが可能となる。
【0114】 図16に示されている実施態様では、ウェッジ部材630は一般的にスラスト
円錐形として示されている。これにはその他の多くの形状構造が可能であり、重
要な特性は、ウェッジ部材の回転によってウェッジ部材の部分がみぞ70の壁へ
接近移動し、そして/又は、壁から離れる方向へ移動することである。図16の
実施態様は、ウェッジ部材630と側壁72の間で達成されるウェッジ効果で説
明される。その置替え、又は組合せでは、ウェッジ部材630と側壁73の間の
ディペンディングサイドフランジ546を固定するように、ウェッジ部材630
を取付けることも可能であると理解される。
【0115】 図16に図示された実施態様では、フランジ要素46とディペンディングサイ
ドフランジ546は均一の厚みを有するものとして示されている。このどちらも
ティパー状にすることは可能である。例えば、図18に示されているフランジ要
素46は、後方方向及び上方方向に延出する厚みを順次小さくすることができ、
後方方向への相対移動時に、ウェッジ部材630とカミングサフェイス72の間
でくさび留めされる摩擦力を増やすことができる。
【0116】 図2ないし図7の実施態様では、ラッチング機構は、対抗する後方方向及び前
方方向を向いた係合面に機械的に係合するキャッチ部材を利用するものと理解さ
れる。対照的に、図16ないし図20に図示されている実施態様では、ラッチン
グ機構は摩擦クラッチ機構の方法と同様に、対抗するカミングサフェイスに摩擦
で係合するキャッチ部材を利用する。
【0117】 図16ないし図20の摩擦方式のキャッチ部材を利用するラッチング機構は、
次のような機械的キャッチ部材システムを適用するよう構成する。
【0118】 ウェッジ部材630は後方サフェイス650と、フランジ要素46との摩擦的
係合をアシストするよう相対的にするどく形成された上部縁648を具備する。
フランジ要素46は、ウェッジ部材630の上部縁648の明確な係合及び摺動
体が後退する範囲により種々のショルダーに係合する一つ又はそれ以上の数の縦
に間隔をとり、水平面に延出し、前方方向に向いたショルダーを具備する。
【0119】 更なる態様の改変として、フランジ要素46はウェッジ部材がロック位置にあ
り、キャッチ部材を除いてフランジ要素46が常時カミングみぞ70で摺動して
いる時、機械的によってのみウェッジ部材をキャッチするキャッチ部材を持つこ
とが可能である。
【0120】 図19は、シャフトロッド628の周りに配置され、ウェッジ部材630の後
方サフェイス650と、内腔624の周りのハウジングの低部サフェイスの間の
ロッド628の周りに位置しているらせん状のばね634を示している。
【0121】 このばね634の目的は、前にはレバー626がどの位置にでも置かれていた
が、移動に対して摩擦力でレバーを所定位置に保持するようアシストすることで
ある。その他各種の機構でもって、決められた位置に手動ロッキングレバー62
6を設置することが可能である。勿論、ロッキングレバー626は、回転つまみ
ねじのようなその他の手動機構によって置替え可能である。
【0122】 本発明をその好ましい実施態様によって説明したが、本発明はこれらの実施態
様によって限定されるものでない。この技術分野の当業者には、多くの変形及び
変更が可能である。本発明の定義は、特許請求の範囲の記載で行われる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体に結合されているねじなどのようなねじ切り金具から
    成るねじ帯状体を用いる電動ドライバーを備えたロック可能な伸縮自在型スクリ
    ュードライバー装置であって; ハウジング手段; 電動ドライバーに回転のために作動的に接続され縦軸を形成する伸長ドライブ
    シャフト手段; ドライブシャフト手段の軸に平行に、延出位置と後退位置の間を変位する、ハ
    ウジング手段に連結された摺動体手段; 延出位置に於ける軸に平行に、ハウジング手段に対して相対的に前方方向に前
    記摺動体を付勢するばね手段; ドライブシャフト手段による連続した締め金具の駆動のためにねじ帯状体に係
    合し、前記ドライブシャフト手段の軸方向に一直線に連続的、増加的にねじ帯状
    体の締め金具を前進させるねじ供給前進手段; 摺動体手段とハウジング手段の間で結合し、延出位置と後退位置の間のハウ
    ジング手段に相対的な摺動体手段の変位が当該ねじ供給前進手段を作動させ、連
    続して締め金具を前進さすねじ供給前進手段; ハウジング手段及び摺動体手段が、延出限界位置を超えて延出位置方向に相互
    に相対的に延出するのを開放可能に防止する働きをする延出限界手段から成り; そして、延出限界手段は第一の摺動体手段のキャッチ手段、第二のハウジング
    手段のキャッチ手段から成り、第一及び第二のキャッチ手段は活性、非活性のど
    ちらの場合も手動で調整可能であり; 活性位置で第一及び第二のキャッチ手段の一つが調整可能であり、摺動体手段
    とハウジング手段が延出限界位置を超えて後退した時、第一及び第二のキャッチ
    手段は、延出限界位置を超えて相互に相対的な延出からハウジング手段と摺動体
    手段を護るために係合可能で; 不活性位置での第一及び第二のキャッチ手段の一つが調整可能であり、第一及
    び第二のキャッチ手段はハウジング手段と摺動体手段の摺動を相対的に防ぐため
    の係合をおこなわないこと、としたことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 延出限界位置が後退位置に最も近い位置にある請求項18に
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 延出限界位置が後退位置である請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 延出限界機構が活性化されているとき、ドライブシャフト手
    段は回転可能であり続けるようにした請求項18に記載の装置。
  5. 【請求項5】 ハウジング及び摺動体が、延出限界位置を超えて後退位置方
    向に相互に相対的後退するのを調整可能に防止するスクリュードライビングの奥
    行き調整機構を含み、延出限界機構が活性化されているとき、ねじのねじ込み奥
    行き調整機構は調整のため作動を続けるようにした請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 奥行き調整機構が、延出位置又は延出位置から間隔を置いた
    後退位置限界位置にセットする調整を可能とした請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 延出限界機構が摺動体の第一キャッチ部材とハウジングの第
    二キャッチ部材から成り、第一及び第二のキャッチ部材の一つは活性又は非活性
    位置のどちらであっても手動で調整可能とした請求項18に記載の装置であって
    ; 活性位置で第一及び第二のキャッチ部材の一つが調整可能であり、摺動体及び
    ハウジングが延出限界位置を超えて後退した際、第一及び第二のキャッチ部材が
    延出限界位置を超えて相互に相対的な延出からハウジング及び摺動体を護るため
    に係合可能で、そして、不活性位置で第一及び第二のキャッチ部材の内の一つが
    調整可能であり、第一及び第二のキャッチ部材がハウジング及び摺動体の相対的
    な摺動を防ぐ係合をしないようにした装置。
  8. 【請求項8】 活性又は不活性位置のどちらかで、調整可能な第一及び第二
    のキャッチ部材の一つの部材の位置を定めるための手動による係合のための活性
    化部材を含む請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 案内みぞからねじ帯状体の引っ込みを可能にする活性が可能
    な開放機能及び延出限界機構の活性に関係なく、又、ハウジングが延出限界位置
    を超えて延出するのを防止することに関係なく活性が可能な開放機能を含む請求
    項18に記載の装置。
  10. 【請求項10】 案内みぞからねじ帯状体の引っ込みを可能にする活性が可
    能な開放機能及び延出限界機構の活性に関係なく、又、ハウジングが延出限界位
    置を超えて延出するのを防止することに関係なく活性が可能な開放機能を含む請
    求項4に記載の装置。
  11. 【請求項11】 ハウジング及び摺動体が延出限界位置にあるとき、ドライ
    ブシャフトからビットを除去するために摺動体及びハウジングの同じ側にある相
    補的で軸方向に延出するアクセススロットを経て摺動体を通し半径方向にアクセ
    ス可能なビットを備えた請求項18に記載の装置。
  12. 【請求項12】 ハウジングに対して相対的な摺動体を前方方向に付勢する
    ばねを含み、延出限界位置が延出位置と後退位置の間にあり、延出限界機構が活
    性化され、第一及び第二のキャッチ部材が摺動体の延出位置方向への移動を防止
    するために係合する場合、第一及び第二のキャッチ部材を係合から開放するには
    、延出限界位置から後退位置方向へのばねの付勢に対して摺動体を最初に収縮さ
    せることを必要とする請求項7に記載の装置。
  13. 【請求項13】 ドライブシャフトの前方端には、前方方向に開口したソケ
    ット、軸方向の力による取り除きに対して摩擦力によりソケット内に受け止めら
    れているビット、ビットの後方向のドライブシャフトに設けたビットの取り外し
    の時に軸の前方方向にビットを押し進めるためのてこツールを半径方向に挿入す
    るのに適した半径方向且つ内側方向向けに開口した取外しスロットとを備え、又
    、ハウジング及び摺動体が延出限界位置にある時、ビット及びスロットは、摺動
    体及びハウジングの同じ側にある相補的で半径方向に延出するアクセススロット
    を経て摺動体を通して半径方向にアクセス可能なものとした請求項18に記載の
    装置。
  14. 【請求項14】 前記の摺動体手段は、前記のねじ帯状体のための案内みぞ
    手段と、案内みぞ手段を経て前進してきた締め金具をドライブシャフト手段と係
    合させるために、前進して来た締め金具をドライブシャフト手段の軸方向と一直
    線状になるように連続して位置決めする案内手段を備え、そしてねじ供給前進手
    段が案内みぞ手段を通してねじ帯状体を前進させるようにした請求項1に記載の
    装置。
  15. 【請求項15】 電動ドライバーにより、間隔を置いた平行関係で一列に並
    んだ複数のねじ切り締め金具を保持する一定の長さの保持帯状体から成るねじ帯
    状体を用い、そのねじ切り締め金具を駆動させるロック可能な伸縮自在型スクリ
    ュードライバー装置であって; ハウジング; 最後方端が電動ドライバーに回転のために作動的に接続されると共に最前端に
    締め金具に係合するビットを備え、縦軸を形成する伸長ドライブシャフト; 延出位置と後退位置の間のドライブシャフトの軸に平行な変位をするために、
    ハウジングに連結された摺動体; ねじ帯状体に係合し、保持帯状体からビットによって前方方向の工作物内へド
    ライブシャフトの軸の方向に一列に連続して締め金具を駆動するために、前記の
    ドライブシャフト軸を横切る方向に未使用の保持帯状体の長さを維持しながら保
    持帯状体の上にある締め金具を連続的に前進させるねじ供給前進機構; ビットが保持帯状体の前方に位置することになる延出限界位置を超えて、ハウ
    ジングと摺動体が延出位置方向に相互に相対的に延出するのを開放的に防ぐため
    に活性可能な延出限界機構;とから成る装置。
  16. 【請求項16】 活性化した時、延出限界機構が、ドライブシャフトの軸に
    平行な相対変位に対して、ハウジングと摺動体を開放可能にロックするようにし
    た請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 活性化した時、延出限界機構が、ドライブシャフトの軸に
    平行な相対変位に対して、ハウジングと摺動体を開放可能にロックするようにし
    た請求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】 電動ドライバーで、間隔を置いた平行関係で一列に並んだ
    複数のねじ切り締め金具を保持する保持帯状体から成るねじ帯状体の締め金具を
    駆動さすロック可能な伸縮自在型スクリュードライバー装置であって; ハウジング; 最前方端を回転のため電動ドライバーに作動的に接続されると共に最後方端に
    締め金具を係合したビットを備え、縦軸を形成する伸長ドライブシャフト; 前方方向の延出位置と後方方向の後退位置間のドライブシャフトの軸に平行な
    変位のために、ハウジングに連結された摺動体; そして、前記摺動体は、保持帯状体及び案内手段から、ビットにより前方方向
    へ駆動するため、ドライブシャフトの軸方向に一列に並んだ保持帯状体にある締
    め金具を連続して受けるための軸の周りに設けた案内手段を有し、又前記摺動体
    は、締め金具を維持している保持帯状体を案内手段に導くため、軸に横方向に延
    出する案内みぞを有し、更に、ビットが案内手段に受けられた保持帯状体の前方
    に位置することになる延出限界位置を超えて、ハウジングと摺動体が延出位置方
    向に相互に相対的に延出するのを開放的に防ぐために活性可能な延出限界機構を
    設けたことから成る装置。
  19. 【請求項19】 案内手段が前方方向への移動に対して保持帯状体を保持す
    る手段を含む請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 案内みぞが、保持帯状体から取り出され、案内手段の外部
    で駆動される締め金具を案内するようにした請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 案内手段が、案内みぞからのねじ切り締め金具を持つ保持
    帯状体のエントリーのための入口路と、締め金具がねじ込まれた後の保持帯状体
    の退出のための出口路を具備している請求項18に記載の装置。
  22. 【請求項22】 ねじ帯状体に係合し、ドライブシャフトのビットにより連
    続的に締め金具を駆動するため、前記のドライブシャフトの軸方向と一直線状に
    案内手段の案内みぞを経てねじ帯状体上にある締め金具を連続的に前進させるね
    じ供給前進機構; 延出位置と後退位置との間にあるハウジングに相対的な摺動体の変位がねじ供
    給前進機構を活性化させ、連続して締め金具を前進させるようにした摺動体とハ
    ウジングに連結したねじ供給前進機構、とを含む請求項18に記載の装置。
  23. 【請求項23】 ハウジングに相対的な摺動体を前方方向の延出位置方向へ
    向けて、軸方向と平行に付勢するばねを含む請求項18に記載の装置。
  24. 【請求項24】 延出限界手段が活性形態と不活性形態の両方に作動可能で
    あり、活性形態で摺動体が延出限界位置を過ぎて相互に相対的に後退すると、延
    出限界位置はハウジング手段と摺動体手段が延出限界位置を超えて相互に相対的
    に延出するのを防止し、活性形態で、延出限界手段はハウジング手段と摺動体手
    段が相互に相対的に延出されるのを防止せず、活性形態と不活性形態間の延出限
    界手段を切替えるための手動で可動する切替え手段であり、手動で可動する切替
    えを使用者が手動で活性形態から不活性形態に切替えるだけの延出限界手段であ
    るものとした請求項1に記載の装置。
  25. 【請求項25】 活性状態と不活性状態との間の延出限界機構の切替えを使
    用者が手動作動により行なう手動切替器を含み、活性状態では、摺動体が後退位
    置を超えてハウジングに相対して後退する場合に摺動体とハウジングが延出限界
    位置を超えて延出位置方向に向う相対的な延出を防ぎ、活性状態では、延出限界
    機構がハウジング及び摺動体の相互に相対的な延出を防がず、延出限界機構は、
    使用者が手動切替えによる手動作動によってのみ活性状態から不活性形態に切り
    替られるようにした請求項18に記載の装置。
  26. 【請求項26】 活性状態と不活性状態との間で延出限界機構の切替を使用
    者が手動作動により行なう手動切替器を含み、活性状態では、延出限界機構は、
    摺動体が延出限界位置を超えてハウジングに相対して後退する場合、延出限界位
    置を超えて延出位置方向に向う摺動体とハウジングの相対的な延出を防ぎ、不活
    性状態では、延出限界機構はハウジング及び摺動体の相互に相対的な延出を防が
    ず、延出限界機構は使用者が手動切替えによる手動作動によってのみ活性状態か
    ら不活性形態に切替わるようにした請求項15に記載の装置。
  27. 【請求項27】 第一及び第二のキャッチ手段が摩擦クラッチの方法で係合
    するものとした請求項1に記載の装置。
JP2000545677A 1998-04-24 1998-04-24 ロック可能な伸縮自在型スクリュードライバー装置 Pending JP2002512896A (ja)

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JP2015045611A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 独立行政法人建築研究所 引抜試験器及び該引抜試験器におけるプローブ装着具
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