JP2002511293A - 生体内に操作要素を配置および案内するための自己較正システムおよび方法 - Google Patents

生体内に操作要素を配置および案内するための自己較正システムおよび方法

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JP2002511293A
JP2002511293A JP2000543047A JP2000543047A JP2002511293A JP 2002511293 A JP2002511293 A JP 2002511293A JP 2000543047 A JP2000543047 A JP 2000543047A JP 2000543047 A JP2000543047 A JP 2000543047A JP 2002511293 A JP2002511293 A JP 2002511293A
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electrodes
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ドリン パネスク,
デイビッド ケイ. スワンソン,
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    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/0105Steering means as part of the catheter or advancing means; Markers for positioning
    • A61M25/0133Tip steering devices

Abstract

(57)【要約】 較正されたシステムおよび方法は、身体領域の内部に遊動構造を配置する。身体領域の内部で、電気エネルギー伝達電極と電気基準との間で電界が確立される。ナビゲーション出力が、遊動電極について、遊動構造において感知される電気的特性と、遊動構造と電気エネルギー伝達電極との間の距離と、の関係を表す関数に基づいて得られる。既知の距離で間隔を空けられた第一および第二電極が、電界中に存在する。この関数が既知の距離で少なくとも1つの得られたナビゲーション出力と比較されることにより調整される。このナビゲーション出力は、関数に基づいて第一および第二電極において電気的特性を感知することによって得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は一般に、身体の内部領域に診断または治療要素を案内または配置する
ためのシステムおよび方法に関する。
【0002】 (発明の背景) 医者は、診断および治療の目的のために、身体の内部領域にアクセスを得るた
めの医療手順において、今日ではカテーテルを利用する。医者が、所望の組織配
置に近接して、確実に正確に配置し得ることが重要である。
【0003】 (発明の要旨) 本発明は、電気エネルギー伝達電極と電気的基準点との間の身体領域の内部に
確立される電界を利用して、身体領域の内部に遊動構造物を配置するための較正
されるシステムおよび方法を提供する。このシステムと方法は、関数に基づいて
遊動構造物のためのナビゲーション出力を得る。この関数は、遊動構造物におい
て感知される電気的特性と、この遊動構造物と電気エネルギー伝達電極との間の
距離、との間の関係を表現する。このシステムおよび方法は、電界の中で第一お
よび第二電極を既知の距離によって間隔を空けて配置させる。このシステムおよ
び方法は、第一および第二電極における電気的特性を感知することにより、この
関数に基づいて得られた、少なくとも1つの得られたナビゲーション出力と、既
知の距離を比較することにより、この関数を調節する。1つの実施形態において
、第一および第二電極のうちの1つは、電気エネルギー伝達電極を備える。
【0004】 1つの実施形態において、この遊動構造物が、第一および第二電極を有する。
代替の実施形態において、遊動構造物から分離されたナビゲーション構造物が第
一および第二電極を有する。
【0005】 1つの実施形態において、このシステムおよび方法は、既知の距離を確認する
コードを提供する。この実施形態において、このシステムおよび方法は、較正に
おいて使用するコードをアップロードする。
【0006】 1つの実施形態において、このシステムおよび方法は、ある一点の時間におい
て、第一電極における電気的特性を感知し、そして異なる点の時間において第二
電極における電気的特性を感知する。
【0007】 1つの実施形態において、ナビゲーション出力が基く関数は、係数を含む。こ
のシステムおよび方法は、得られるナビゲーション出力と既知の距離との比較に
基づいて、係数を調節する。例えば、得られるナビゲーション出力と既知の距離
との間の相違を最小化する、またはこの係数を最適化することである。
【0008】 本発明の他の特徴および利点は次の説明および図、ならびに添付の特許請求の
範囲に記載される。
【0009】 本発明は、その精神または本質的な特性から逸脱せずに、いくつかの形態で実
現し得る。本発明の範囲は、特許請求の範囲に続く具体的説明においてではなく
、添付の特許請求の範囲において規定される。本特許請求の範囲の解釈に当ては
まりおよび均等の範囲に当てはまる、全ての実施形態は、それゆえ特許請求の範
囲により包含されることが意図される。
【0010】 (好ましい実施形態の説明) 図1は、診断、処置、またそうでなければ、患者の標的組織領域の健康管理を
行う、システム10を示す。
【0011】 システム10は、診断または治療目的のいずれかのための、身体管腔、房また
は腔内での使用のために十分適合されている。この理由により、このシステム1
0は、生体内でのその使用に関連して記載される。
【0012】 このシステム10は、また、例えば血管系または消化管を通じて、複雑で侵襲
的な外科手順なしに内部身体領域に接近する、カテーテルベースの手順に適する
。例えば、このシステム10は、心室性頻脈または心房細動などの心臓内の不整
脈状態の診断および処置の間に使用され得る。このシステム10はまた、例えば
、血管形成術またはアテレクトミー術と関連して、脈管内疾病の診断または処置
の間に使用され得る。このシステム10はまた、胃腸管、前立腺(prostr
ate)、脳、胆嚢、子宮、肝臓および身体の他の領域の疾病の診断または処置
の間に使用され得る。
【0013】 (A.遊動操作要素) このシステム10は、診断または治療器具14を含む。この器具14は、標的
組織領域12の診断または治療の目的のために使用され得る操作要素16を有す
る。
【0014】 この操作要素16は、例えば、超音波変換器または超音波変換器のアレイ、ま
たは光ファイバ要素、またはCTまたはMRIスキャナなどの身体組織を画像化
するためのデバイスを備える。あるいは、この操作要素16は、ニードルまたは
カニューレなどのデバイスを備え得、薬剤または治療材料を身体組織へ送達する
。あるいはさらに、この操作要素16は、心臓または神経組織における電気的活
性などの、組織内における生理的特性を感知するため、または組織を刺激し、も
しくは切除するためのエネルギーの伝達のための、例えば電極などのデバイスを
備え得る。
【0015】 身体内で配置されるとき、この操作要素16は、移動可能であり、そして医者
の指示のもとで標的組織領域12のまわりを遊動し得る。この理由により、この
要素16はまた、「遊動器具」と呼ばれることもある。
【0016】 標的組織領域12での遊動配置のために、操作要素16は、好ましくはカテー
テルチューブ18の遠位端に設置される。それにもかかわらず、システム10は
、必ずしもカテーテルベースでないシステムおよび方法、例えばレーザ伝達デバ
イス、アテレクトミーデバイス、経心筋血管再生(TMR)、経皮心筋血管再生
(PMR)、または携帯手術器具に関連して使用され得ることが理解されるべき
である。
【0017】 (B.ナビゲーションユニット) システム10はまた、ナビゲーションユニット20を含む。このナビゲーショ
ンユニットは、標的組織領域12内で、遊動操作要素16の位置をモニターし、
動作を追跡する。
【0018】 ((1)配置プローブ) ナビゲーションユニット20は、ナビゲーション基準プローブ22を含む。例
示の実施形態においては、ナビゲーション基準プローブ22は、ナビゲーション
電極NE(i)の細長アレイの形態を取り、ここでi=1からnであり、そして
ここでNE(1)は、基も遠位のナビゲーション電極を示し、そしてNE(n)
は、最も近位の電極を示す。例示の実施形態ではn=5である。
【0019】 例示の実施形態において、ナビゲーション電極NE(i)は、電気導電材料(
例えば銅合金、白金またはステンレス鋼)の通常のリングの形態を取り、間隔を
空けてセグメント化された関係で、電気絶縁材料のスリーブのまわりに配置され
る。あるいは、ナビゲーション電極NE(i)は、スリーブ上に、通常のコーテ
ィング技術またはイオンビーム補助蒸着(IBAD)プロセスを使用してコーテ
ィングされ得、または導電材料で作製された、間隔を空けられた長さの巻かれた
、螺旋コイルを備える。
【0020】 基準プローブ22は、異なる形状を呈し得る。例えば、プローブ22は、EP
Technologies社により販売される、CONSTELLATION(
登録商標)Catheterなどの、バスケット様形状を呈する、3次元配列の
電極を備え得る。
【0021】 その特定の構成にかかわらず、プローブ22上の電極NE(i)の間の間隔は
製造中に設定される。好ましくは、ナビゲーション基準プローブ22のための間
隔の値は、自己較正を可能にするために、ナビゲーションユニットにアクセス可
能となる値であり、以下に詳細を記載する。
【0022】 例示の実施形態において、このナビゲーション基準プローブ22は、血管系を
通じて標的組織領域12内に配置されるカテーテルチューブ24の遠位端におい
て保持される。ナビゲーション基準プローブ22は、例えば蛍光透視または他の
超音波などの画像化技術を使用して、領域12内の既知の解剖領域においてまた
はその近くに配置され得る。基準プローブ22はまた、領域12のまわりの組織
または血管領域に接触して配置され得る。基準プローブ22は、また患者身体の
外部における皮膚に接触して配置され得る。後に詳細に記載するように、1以上
の基準プローブ22が、領域12内にまたはそのまわりに配置され得、複数−平
面ナビゲーション点を提供し、三角測量を可能にする。
【0023】 ナビゲーションユニット20はまた、器具14の上に遊動電極RE(j)の配
列を含む。ここでj=2からmであり、そしてここでRE(1)は最も遠位の遊
動電極を示し、そしてRE(m)は、最も近位の遊動電極を示す。例示の実施形
態においては、m=4である。
【0024】 例示の実施形態において、最も遠位の遊動電極RE(1)はナビゲーション目
的のために主マーカ電極と呼ばれる。これは以下に詳細に記述する。器具14上
の残りの遊動電極RE(2)からRE(4)は較正電極を備える。以下に詳細に
記述するように、この較正電極RE(2)からRE(4)は、マーカ電極RE(
1)の物理的および電気的特性および標的身体領域12の形態に基づいて、ナビ
ゲーションユニット20を最適化するために使用される。
【0025】 いずれの所与の遊動電極RE(j)も、主マーカ電極としてまたは較正電極と
してのいずれにも作用することが理解されるべきである。この点において、主マ
ーカ電極は、最遠位遊動電極である必要はなく、器具14に保持されるいずれの
電極も主マーカ電極になり得る。
【0026】 遊動電極RE(j)の間の間隔は、製造の間に設定される。間隔の値は、ナビ
ゲーションユニット20にアクセス可能であり、これは以下で述べるように較正
中にこれらの値を適用する。
【0027】 遊動電極RE(j)は、厳密にナビゲーション目的のために器具14に追加さ
れる構成要素であり得る。あるいは、この遊動電極RE(j)は、ナビゲーショ
ンに追加する目的のために器具14により使用される構成要素を含み得る。
【0028】 例示の実施形態において、遊動電極RE(j)は、ナビゲーション電極NE(
i)のように、導電材料(例えば銅合金、白金、またはステンレス鋼)の通常の
リングの形態を呈し、間隔を空けてセグメント化された関係で、電気絶縁材料の
スリーブの周りに配置される。あるいは、ナビゲーション電極NE(i)のよう
に、遊動電極RE(j)は、通常のコーティング技術またはイオンビーム補助蒸
着(IBAD)プロセスを使用して、スリーブにコーティングされ得、または導
電材料で作製された間隔を空けた長さの巻かれた、螺旋コイルを備える。
【0029】 ((2)信号処理要素) さらに図1を参照すると、ナビゲーションユニット22は信号処理要素26を
含む。この信号処理要素26は、制御バス32によってホストプロセッサ30に
結合される発振器28を含む。このホストプロセッサ30は、発振器28を調整
して所定の振幅と周波数でAC波形を生成する。
【0030】 信号処理要素26はまた、第一電子スイッチ要素またはマルチプレクサ34を
含む。アドレスバス36は、ホストプロセッサ30を第一電子スイッチ要素34
に結合させ、次いで第一電子スイッチ要素34は、各ナビゲーション電極NE(
i)および各遊動電極RE(j)に結合される。スイッチ要素34に指令するこ
とにより、ホストプロセッサ30は、発振器28のAC出力を所定の様式で、1
つ以上のナビゲーション電極NE(i)へ、または1つ以上の遊動電極RE(j
)へのいずれかに分配し得る。
【0031】 信号処理要素26はまた、データ取込モジュール38を含む。このデータ取込
モジュール38は、差動増幅器40を含む。差動増幅器40は、第二電子スイッ
チ要素またはマルチプレクサ42を介して、各ナビゲーション電極NE(i)お
よび各遊動電極RE(j)へ結合される。ホストプロセッサ30は第二スイッチ
要素42を第二アドレスバス44を介して調整し、選択された遊動電極RE(i
)または選択されたナビゲーション電極NE(i)を、差動増幅器40の反転(
−)入力もしくは非反転入力(+)のいずれかに結合させる。
【0032】 増幅器40の出力は、差動AC電圧信号46であり、この信号は、処理のため
にホストプロセッサ30に連絡される。これについては後に記載する。
【0033】 この装置において、信号処理要素26は、発振器28をいずれのナビゲーショ
ン電極NE(i)またはいずれの遊動電極RE(j)にも結合させ得、エネルギ
ーを伝達させる。この信号処理要素26は、またいずれのナビゲーション電極N
E(i)またはいずれの遊動電極RE(j)の電位をも感知し得る。
【0034】 例示の実施形態(図1参照)において、データ取込モジュール38はまた、同
期整流器48およびピーク検出器50を含む。整流器48は、増幅器40のAC
信号電圧出力を受け、そして発振器28の出力における位相に対する、その位相
を検知する。検出器50は、増幅器40のAC電圧信号出力のピーク振幅を決定
する。
【0035】 検出器50の出力は、増幅器40のAC出力のピーク振幅に対応した値を有す
る、アナログ信号52であり、そして符号(+または−)はAC電圧出力が発振
器28と位相が合っている(+)か、または発振器28と位相が外れて(−)い
るかを示す。
【0036】 データ取込モジュール38は、そのとき増幅器40に結合されている電極に関
連して、このアナログ信号52をサンプルおよびホールド要素54に登録する。
アナログからデジタルへの変換器56は、アナログ信号52をホストプロセッサ
により処理するために、デジタルの位相およびピーク振幅信号88へ変換する。
【0037】 好適な制御バス58は、調整および制御機能のために、データ取込モジュール
36の構成要素をホストプロセッサ30に結合させる。このホストプロセッサ3
0は、例えばサンプルおよびホールド要素54のサンプリング速度、変換器56
の入力範囲、および増幅器40の増幅率を設定する。
【0038】 (a.ナビゲーションモード) 例示の実施形態(図1)においては、ホストプロセッサ30はナビゲーション
モードにおいて動作できる。このモードにおいては、ホストプロセッサ30は発
振器28を調整し、交流電流(AC)波形を所定の振幅および周波数で生成する
【0039】 生体空間内での使用のために、発振器28の選択された電流振幅は、0.1m
Ampと約5Ampとの間で変化し得る。選択された周波数もまた、約5kHz
から約100kHzまで変化し得る。実質的に約5mAmpを越える電流と、そ
して実質的には5kHzを下回る周波数は、心臓組織が近くにある時は、細動を
誘発する危険を加えるため、避けられるべきである。細動を避けながら使用でき
る最大電流は、周波数の関数であり、以下の式:
【0040】
【数1】 I=f×10 で表される。
【0041】 ここでIは、μAmp(RMS)での電流であり、fはkHzでの周波数であ
る。
【0042】 波形もまた変化し得る。例示の好ましい実施形態では、この波形は正弦波であ
る。しかし、容量結合が存在するとき高調波が出るが、矩形波またはパルスもま
た使用され得る。さらに、波形は連続である必要はない。発振器28はパルス波
形を生成し得る。
【0043】 ホストプロセッサ30は、第一スイッチ要素34に、発振器28より供給され
る電気波形を選択された1つ以上のナビゲーション電極NE(i)を通じて伝達
するよう、指令する。中性の(indifferent)電極60(例えば患者
の外部にパッチとして保持される)は、電圧帰還を備え、これは次いで電気基準
62に結合される。例示の実施形態においては、電気基準62は、隔離されるか
、患者接地されるが、他の基準が使用され得る。あるいは、ナビゲーション電極
NE(i)は電気波形を伝達する作用をしないが電圧帰還としての作用をし得る
【0044】 伝達ナビゲーション電極NE(i)から中性電極60への電気エネルギーの伝
達は、電圧場64を確立させる。この電圧場64は、伝達電極から標的組織領域
12へ延びる。この場64は、領域12内に存在する遊動器具14を囲む。
【0045】 ホストプロセッサ30は、データ取込モジュール38を調整し、伝達ナビゲー
ション電極(単数または複数)とマーカ電極RE(1)との間の場64内の局所
電圧を感知する。例えば、好ましい実施形態においては、データ取込モジュール
38は、伝達電極NE(i)およびマーカ電極RE(j)における電圧振幅を感
知する。
【0046】 データ取込モジュール38は、電圧振幅に加えて場64における他の電気的特
性を感知するために調整され得る。例えば、整流器48および検出器50を使用
して、データ取込モジュール38は、場内の位相の空間的変化または波形の空間
的変化を取込み得る。データ取込モジュール38は、また伝達ナビゲーション電
極NE(i)とマーカ(market)電極RE(1)との間のインピーダンス
の変化を取込み得る。
【0047】 ホストプロセッサ30は、電界データ信号46および88をホストプロセッサ
30の中にある、所定のナビゲーションアルゴリズム66に入力する。アルゴリ
ズム66は、所定の関数68を含み、この関数68は、感知された電界データを
、経験的に得られた数学的係数と重み因子に基き処理し、ナビゲーション出力7
0を生成する。ナビゲーション出力70は、1つ以上のナビゲーション電極NE
(i)に対するマーカ電極RE(1)の位置を示す。ナビゲーション出力70は
、それによって遊動器具14の位置の瞬時の表示を提供し、経時的にはまた、標
的組織領域12内における遊動器具14の動きを追跡する。
【0048】 例示の実施形態では(図1)、ナビゲーションユニット20は、ディスプレイ
デバイス90を含む(例えばCRT、LEDディスプレイ、またはプリンタ)。
このデバイス90は、ナビゲーション出力70を視覚的様式で表現し、医者が遠
隔で、標的組織領域12内に器具14を配置し誘導するのに役立つ。ディスプレ
イデイバイス90の更なる詳細は後述する。
【0049】 感知された電界データの取込みおよび処理のための技術は、変化し得る。好ま
しい実施形態においては、(図2参照)、アルゴリズム66は、主マーカ電極R
E(1)により感知された電圧場の局所振幅値46を処理する。この局所電圧振
幅値は、感知電極RE(j)および伝達電極NE(i)の間の距離が変化するに
つれ、決定される電圧対距離の関数72に基き、変化する。
【0050】 電圧振幅データを取込むためには、データ取込モジュール38が、現在電界を
伝達しているナビゲーション電極NE(i)(これはまた「伝達電極」とも呼ば
れる)を調整して、それ自体局所電圧振幅すなわちVNE(i)を感知する。データ
取込モジュール38はまた、操作要素上の主マーカ電極RE(1)を調整し、局
所電圧振幅すなわちVRE(1)を感知し、同時にVNE(i)が伝達電極NE(i)によ
り感知される。VRE(1)が各VNE(i)に関連して取込まれる。
【0051】 この入力に基づいて、ナビゲーションアルゴリズム66は、各取込まれたVRE (1) およびVNE(i)データセットに対して、VN(1,i)と呼ぶ、正規化された検出電
圧値を得る。これは、以下の通りである:
【0052】
【数2】 より一般的に表すと、正規化された検出電圧値VNは、伝達電極(一般的にVT RANS と呼ぶ)により感知された局所電圧振幅によって、他の非伝達の感知のみの
電極により感知された局所電圧振幅(一般的にVSENSEと呼ぶ)を除算すること
により得られる。すなわち:
【0053】
【数3】 このより一般的な表現を適用すると、ナビゲーションユニット20は、発振器
28を任意の遊動電極RE(j)に結合させることにより、それと中性電極60
との間の電界を発生させ得、電界データが得られ得る。あるいは、他のエネルギ
ー場を伝達する作用をしない遊動電極RE(j)、またはナビゲーション電極N
E(i)のうちの1つが、電圧帰還として作用し得る。この代替の実施において
、データ取込モジュール38は、選択されたナビゲーション電極NE(i)を(
または順次にいくつかのナビゲーション電極を)個別に調整し、等式(3)の量
SENSEに対応する局所電圧振幅VNE(i)を感知する。データ取込モジュール38
はまた、伝達遊動電極RE(j)を調整し、それ自体局所電圧振幅VRE(j)を感
知し、同時に、各ナビゲーション電極NE(i)によりVNE(i)が感知される。
これは、等式(3)における量VTRANSに対応する。
【0054】 この装置において、アルゴリズム66は正規化検出電圧値VN(i,j)を各取込ま
れたVRE(j)およびVNE(i)データセットに対して得る。これは以下の通りである
【0055】
【数4】 アルゴリズム66(図2参照)は、電圧−距離関数72を取込み、それに従っ
て正規化電圧VN(すなわちVSENSE/VTRANS)は、感知電極(ES)と伝達電極
(ET)との間の距離[すなわちd(ES−ET)]が増加するにつれ、ゼロへと
減衰する。
【0056】 正規化電圧VNをナビゲーション出力d(ES−ET)に関連づける電圧対距離
関数72は、数学的に例えば次のように表現され得る:
【0057】
【数5】 VN=f(λ1,λ2,…,λx,d(ES−ET)) 等式(5)において、fは連続単調減少関数である。量λ1Xは、例えば有限
要素解析によりインビトロまたはインビボにおいて試験されることにより、経験
的に決定されおよび設定された係数であり重み因子である。
【0058】 関数fは、連続かつ単調であるため、ナビゲーション出力d(ES−ET)は、
それ自体、正規化電圧VNの一義の逆関数f-1として表現される。そして逆係数
および重み因子γ1nは、例えば次のようである:
【0059】
【数6】 d(ES−ET)=f-1(γ1,γ2,…,γy,VN) 等式(6)の逆関数f-1は、多くの数値的手法を使用して近似され得る。例え
ばテイラー級数による近似が使用され得る。
【0060】 場における感知された電気的状態に基づいて逆関数f-1を適用することにより
、ナビゲーションアルゴリズム66は、d(ES−ET)を表すナビゲーション出
力70を生成する。
【0061】 ナビゲーションアルゴリズム66は、経験的電圧対距離関数72に加えて、距
離と場64において感知される電圧勾配の空間的分布との間の関係を表現する係
数および重み因子を含む、他の経験的関数74(図2参照)を適用し得る。例え
ば、ナビゲーションアルゴリズム66は、ナビゲーション出力70の生成におい
て、位置の変化を場において感知される位相の変化に関連付ける係数と重み因子
を適用することを含み、これは、1994年10月11日に提出された同時係属
出願の特許出願第08/320,301号、表題「Systems and M
ethods for Guiding Movable Electrode
Elements Within Multiple Electrode
Structures」に開示される。他の、例としてナビゲーションアルゴリ
ズム74は、ナビゲーション出力70の生成において、位置の変化を場において
感知される波形の変化に関連付ける係数と重み因子を適用することを含み、これ
は、これは、1996年11月8日に提出された同時係属出願の特許出願第08
/745,795号、表題「Systems and Methods for
Locating and Guiding Operating Elem
ents Within Interior Body Regions」に開
示される。これらの代替の関数74のさらなる議論は後に見られる。
【0062】 (b.較正モード) 経験的電圧対距離関数72または経験的電圧勾配対距離関数74は上記のよう
に、例えば電極における物理的および電気的差異などの手順特有の誤差、ならび
に各患者または胸部形態の差異などの患者特有の誤差を導入し得る。これらの誤
差を最小化するため、ナビゲーションユニット20は、較正要素76(図2参照
)を含む。
【0063】 この較正要素76は、例えば診断または処置手順の開始時に、作動され得る。
較正モードにおいて作動すると、較正要素76は、電圧振幅情報を取り込み、そ
して繰り返してナビゲーションアルゴリズム66の電圧対距離関数72および電
圧勾配対距離関数74における、係数および重み因子を調節し、理論的状態では
なく、実際の状態により近く反映させる。
【0064】 例示の実施形態においては、RE(1)(主マーカ電極)、RE(2)、RE
(3)、RE(4)として、4つの遊動電極が示される。上記に開示したように
、遊動電極RE(1,2,3,4)の間の間隔は製造中に設定され既知である。
図2に示されるように、較正要素76は、主マーカ電極RE(1)と他の遊動電
極RE(2,3,4)との間の確立された間隔値を受けるための入力78を含む
【0065】 例示の目的のために、これらの設定された間隔値は、d(E2−E1)と呼ば
れ得、RE(1)とRE(2)との間の距離を示し;d(E3−E1)はRE(
1)とRE(3)との間の間隔を示し;そしてd(E4−E1)は、RE(1)
とRE(4)との間の間隔を示す。入力78は、例えば、キーボードを備え得、
これを医者が手操作で使用して、器具14のための操作指示書に示された値に基
づいて間隔値d(E2−E1)、d(E3−E1)、およびd(E4−E1)を
入力する。
【0066】 例示の実施形態において、器具14はコード化構成要素80を含む。このコー
ド化構成要素80は、それが保持する遊動電極RE(j)のために間隔値を含む
、器具14の選択された物理的特性を一意に特定するコードを保持する。このコ
ード化構成要素80は、例えば、操作要素を保持するカテーテルチューブ18の
近位端において装着されるハンドル(図示されず)内に、配置され得る。
【0067】 このコード化構成要素80は、例えば、集積回路の形態をとり得、ROMチッ
プ、EPROMチップ、RAMチップ、抵抗、キャパシタ、プログラム化された
ロジックデバイス(PLD’s)またはダイオード内に、入力のためのコードを
、デジタル形式で表現する。このタイプのカテーテル確認技術の例は、Jack
sonらの米国特許第5,383,874号に示され、これは本明細書中に援用
される。あるいは、コード化構成要素80は、異なる抵抗値を有するいくつかの
抵抗を備え得る。異なる独立した抵抗値がコードの数字を表す。
【0068】 構成要素76は、インタプリタ84を含み、これは器具14が入力78に結合
されるとき、コードを自動的に入力する。このインタプリタ84は、入力コード
を、例えば、メモリーに含まれるコードの所定のマスターテーブルと比較する。
このマスターテーブルは、各コードに対して、間隔値d(E2−E1)、d(E
3−E1)、およびd(E4−E1)を含む、器具14の物理的特性を列挙する
【0069】 間隔値d(E2−E1)、d(E3−E1)およびd(E4−E1)は、較正
アルゴリズム86へ伝達される。アルゴリズム86は電圧対距離関数72に基づ
いて、前述の等式(6)などにおけるように、等式の系を形成する。これは例え
ば、以下の通りである:
【0070】
【数7】 ここでj=2からm(例示の実施形態ではm=4)である。
【0071】 較正モード中のホストプロセッサ30のコマンドのもとで、データ取込モジュ
ール38は主マーカ電極RE(1)を調整して中性電極60へ電気エネルギーを
伝達し、それにより電界64を確立させる。データ取込みモジュール38はまた
、主マーカ電極RE(1)を調整して、局所電圧振幅VRE(1)を感知する。同時
に、データ取込みモジュール38は個別に他の遊動電極RE(2)、RE(3)
およびRE(4)を調整して、それぞれ、VRE(j)、ここでj=2から4であり
、またはVRE(2)、VRE(3)およびVRE(4)である、局所電圧振幅を感知する。デ
ータ取込モジュール38は、感知された局所電圧振幅VE(2)、VRE(3)およびVR E(4) を取込む。較正アルゴリズム86は、正規化された検出電圧値VN(2)(すな
わちVRE(2)/VRE(1));VN(3)(すなわちVRE(3)/VRE(1))およびVN(4)
すなわちVRE(4)/VRE(1))を得る。
【0072】 較正アルゴリズム86は、等式(7)における係数γ1yを各正規化された電
圧値VN(2);VN(3)およびVN(4)において最適化して、実際の間隔値d(E2−
E1)、d(E3−E1)、およびd(E4−E1)に等しいか近い、ナビゲー
ション出力70を得る。例示の実施形態においては、最適化は、各正規化電圧V N(2) 、VN(3)、およびVN(4)について、計算された距離(すなわちナビゲーショ
ン出力70)と既知の間隔距離との間の最小二乗誤差を得る。
【0073】 種々の従来の最適化技術、例えば、最急降下法(steepest desc
ent)、最小平均二乗法(least−mean−squares)、または
最小帰納的二乗法(least−recursive squares)が使用
され得る。例示のために、もしδ(Ej−E1)が既知の間隔値(j=2から4)
を表すために与えられると、以下の量:
【0074】
【数8】 ξj=(δ(Ej−E1)−d(Ej−E1))2 は最小化されなければならない二乗誤差を表す。例示の実施形態において、最も
最適化されるとき、これらの誤差は、j=2から4に対して、ゼロに等しい。較
正アルゴリズム86は数値的に、所定の増分または減分において、等式(7)の
係数γ1yを微分:
【0075】
【数9】 がj=2から4およびk=1からy(ここでyは関数が取込む係数または重み因
子の数である。)に対して最小化されるようにそのもとの値のまわりで、調節す
る。ξiがその最小に達するためには、その微分(等式(9))は理論的にゼロ
になるかまたは少なくともゼロに近づく。
【0076】 所定の増分および減分は、最適解を探すための分解能を規定する。もし、増分
値および減分値が小さければ、解はより正確となるが実行するのにより長くかか
る。ホストプロセッサ30のスピードおよび処理能力ならびに所望の正確さの程
度は増分値および減分値の選択を支配する。
【0077】 一旦、係数γ1yが最適化されると、較正モードが完了する。最適化された係
数γ1yが、ナビゲーションアルゴリズム66による、ナビゲーション出力70
の続く計算のために、等式(6)において維持される。
【0078】 前述の議論のように、ナビゲーション出力70を生成するために、1つ以上の
遊動電極によって電界が感知されるとき、代替の較正モードが採用され得、この
較正モードは、データ取込モジュール38にコマンドを出し、ナビゲーション電
極(例えばNE(i)(遊動電極ではない))を調整して、電気エネルギーを中
性電極60に伝達し、一方同じナビゲーション電極NE(i)を調整して、局所
電圧振幅VNE(i)を感知もする。この代替の較正モードにおいて、データ取込モ
ジュール38は個別に、遊動電極RE(1)、RE(2)、RE(3)、および
RE(4)を調整して、局所電圧振幅、それぞれVRE(i)、ここでj=1から4
であり、すなわちVRE(1)、VRE(2)、VRE(3)、およびVRE(4)を感知する。デー
タ取込モジュール38は感知された局所電圧振幅VRE(14)を取込む。較正アル
ゴリズム86は正規化検出電圧値VN(1)(すなわちVRE(1)/VNE(1));VN(2) (すなわち(VRE(2)/VNE(1));VN(3)(すなわちVRE(3)/VNE(1));およ
びVN(4)(すなわちVRE(4)/VNE(1))を得る。遊動電極RE(j)のための間
隔値が既知であるため、較正アルゴリズム86は、等式(7)における係数γ1
yを、各正規化された電圧値VN(1);VN(2);VN(3);およびVN(4)において
、遊動電極のための実際の間隔値に対応するナビゲーション出力70を得る。
【0079】 前述した代替のナビゲーション実施形態において、ナビゲーション出力70は
、1つ以上のナビゲーション電極(1つ以上の遊動電極の替わりに)電界を感知
することにより、生成される。この代替の実施形態に関して、較正モードはデー
タ取込モジュール38にコマンドを出して、ナビゲーション電極(例えばNE(
1))を調整して、中性電極60に電気エネルギーを伝達し、一方で同じナビゲ
ーション電極NE(1)を調整し、局所電圧振幅VNE(1)を感知する。この代替
の較正モードにおいて、データ取込みモジュール38は個別に他のナビゲーショ
ン電極NE(2)、NE(3)、NE(4)、およびNE(5)を調整し、局所
電圧振幅、それぞれVNE(i)、ここでi=2から5、すなわちVNE(2)、VNE(3)
、VNE(4)、およびVNE(5)を感知する。データ取込モジュール38は感知された
局所電圧振幅VNE(25)を取込む。較正アルゴリズム86は、正規化検出電圧値
N(2)(すなわちVNE(2)/VNE(1));VN(3)(すなわちVNE(3)/VNE(1));
N(4)(すなわちVNE(4)/VNE(1))、およびVN(5)(すなわちVNE(5)/VNE( 1) )を得る。ナビゲーション電極NE(i)に対する間隔値が既知であるため、
較正アルゴリズム86は、等式(7)における係数γ1yを各正規化電圧値VN( 2) ;VN(3);およびVN(3)において最適化し、ナビゲーション電極のための実際
の間隔値に対応するナビゲーション出力70を得る。
【0080】 ナビゲーション出力70が、1つ以上のナビゲーション電極を使用して電界を
感知することにより、生成されるとき、代替の較正モードが使用され得、このモ
ードはデータ取込モジュール38にコマンドを出し、遊動電極(例えばRE(1
))を調整し、電気エネルギーを中性電極60へ伝達し、一方でまた、同じ遊動
電極RE(1)を調整し、局所電圧振幅VRE(1)を感知する。同時に、データ取
込みモジュール38は個別に、ナビゲーション電極NE(1)、NE(2)、N
E(3)、NE(4)およびNE(5)を調整し、それぞれ局所電圧振幅VNE(i ) 、ここでi=1から5、すなわちVNE(1)、VNE(2)、VNE(3)、VNE(4)、およ
びVNE(5)を感知する。データ取込モジュール38は、感知された局所電圧振幅
NE(15)を取込む。較正アルゴリズム86は、正規化検出電圧値VN(1)(すな
わちVNE(1)/VRE(1));VN(2)(すなわちVNE(2)/VRE(1));VN(3)(すな
わちVNE(3)/VRE(1));VN(4)(すなわちVNE(4)/VRE(1))およびVN(5)
すなわちVNE(5)/VNE(1))を得る。ナビゲーション電極NE(i)についての
間隔値が既知であるため、較正アルゴリズム86は、等式(7)における係数γ 1yを各正規化された電圧値VN(2);VN(3);VN(4);およびVN(5)において、
最適化し得、ナビゲーション電極のための実際の間隔値に対応する、ナビゲーシ
ョン出力70を得る。
【0081】 前述の議論で示すように、ナビゲーション出力70が、1つ以上の遊動電極を
使用して感知することにより、または1つ以上のナビゲーション電極を使用して
感知することにより生成され得る。較正モードは、ナビゲーション出力を生成す
るために使用される方法論によって、4つの代替の方法で達成され得る。この4
つの較正モードは次の表に要約される。
【0082】
【表1】 係数は、他のタイプの電界情報に基づいてもまた最適化され得る。例えば、代
替の実施形態において、この較正アルゴリズムは、個別のナビゲーション電極ま
たは遊動電極において感知される電圧を、感知されると期待される電圧VNと比
較することにより、経験的電圧対距離関数72、すなわち等式(5)に基づいて
これらの係数を最適化し得る。この代替の較正実施形態は、感知される個別の電
圧に依存し、感知された電圧を間隔距離に変換する誘導的なステップを省く。こ
の実施形態において、較正アルゴリズムは、既述の技術の1つを使用して、増加
または減少により係数を最適化し、各個別の電極における感知された電圧と経験
的に期待される電圧との間の差を、ゼロまたは少なくともゼロ近くにさせる。最
初に記載した較正モードにおいて、一旦係数が最適化されると、続くナビゲーシ
ョン出力70の計算のためにナビゲーションアルゴリズム66により維持される
【0083】 さらに較正モードは、同一時間点における単一のエネルギー場において伝達お
よび感知されることにより達成される必要はない。連続するエネルギー場は、異
なる時間の点において伝達され感知され、較正目的のために使用され得る。電極
間の電圧差異は、例えば(i)時間の第一点において、第一ナビゲーションまた
は遊動電極を使用して第一電圧を感知することにより、(ii)第二ナビゲーシ
ョンまたは遊動電極において、時間の遅いまたは早い点において発生した電界中
の第二電圧を感知することにより、(iii)時間間隔を空けた電圧差異に基づ
いて、電極間隔距離を計算すること、そして(iv)計算した電極間隔距離を実
際の間隔距離と比較して、一方で既述の態様で係数を最適化すること、により取
込まれ得る。
【0084】 (C.ナビゲーション出力の表現) ナビゲーション出力70の特定の表現は変化し得る。
【0085】 (1.近接指示出力) 1つの実施形態において(図3参照)、係数γ1yは、正規化された電圧振幅
を変換し、ナビゲーション出力70を電圧値として表現する(VNAVIGATION OUT PUT )。ナビゲーションユニット20は、入力としてナビゲーション電圧値を受
けるコンパレータ92を含む。このコンパレータはまた、入力として設定された
ライン電圧94を受ける。このライン電圧94は、所定の公称電圧スレッシュホ
ルド値VTHRESHを構成する。コンパレータ92は、ナビゲーション出力の電圧の
大きさをVTHRESHの大きさと比較する。
【0086】 所定の公称電圧スレッシュホルド値VTHRESHは、経験的電圧対距離関数に従っ
て、選択されてマーカ電極RE(1)と所与のナビゲーション電極NE(i)と
の間の公称分離距離を確立する。スレッシュホルド電圧値VTHRESHは、マーカ電
極RE(1)と所与のナビゲーション電極NE(i)との間の(すなわち公称距
離に等しいかそれより小さい)「近接状態」と、マーカ電極RE(1)と所与の
ナビゲーション電極NE(i)(すなわち、公称距離より大きい)との間の「遠
隔状態」とを区別するために作用する。
【0087】 もしナビゲーション出力の電圧d(ES−ET)がVTHRESHと等しいかそれより
大きいと、コンパレータは、ナビゲーション電極NE(i)について近接指示出
力を生成し、これはまたP(i)と呼ばれる。所与のナビゲーション電極NE(i
)のための近接指示出力P(i)は、医者に、マーカ電極RE(1)と特定のナビ
ゲーション電極NE(i)との間に必要な「近接状態」が存在することを知らせ
る。
【0088】 ナビゲーション出力d(ES−ET)がVTHRESHより小さいとき、コンパレータ
はナビゲーション電極NE(i)のための出力を生成しない。特定のナビゲーシ
ョン電極P(i)のための近接指示出力P(i)がないことは、マーカ電極RE(
1)と特定のナビゲーション電極NE(i)との間の、必要なデフォルトの「遠
隔状態」を医者に知らせる。
【0089】 スレッシュホルド値VTHRESHとして選択された大きさは、マーカ電極RE(1
)の物理的特性と、ナビゲーション電極NE(i)の物理的特性を仮定すると、
「近接状態」および「遠隔状態」の空間的基準を設定する。物理的特性は、電極
の直径と形状および電極が作製される材料(単数または複数)の導電率、ならび
にマーカ電極RE(1)とナビゲーション電極NE(i)との間に存在する導電
性媒体(例えば血液プールまたは組織塊)の電気的特性を含む。
【0090】 VTHRESHの値は、公称スレッシュホルド距離を表す所望の固定された電圧値に
設定され得る。例示のおよび好ましい実施形態においては(図3参照)、ナビゲ
ーションユニット20は、入力96を含み、それにより医者は公称距離のための
値を指定し得る。例えば、医者は1mmから5mmまでの距離の範囲内での公称
距離を指定し得る。ナビゲーションユニット20は、電圧と距離との間の経験的
に決定された関係を表現する、照合表またはその等価物を含み得る。この表を使
用して、ナビゲーションユニット20は、入力によって入れられた距離値を、対
応する正規化電圧値へ変換し、この正規化電圧値がVTHRESHを構成する。ナビゲ
ーションユニット20はまた、電圧ライン入力96を正規化電圧値(VTHRESH
へ設定する、電圧レギュレータ98を含み、それにより近接指示出力P(i)に対
する、医者によって確立された空間的感度を達成する。
【0091】 近接感知のこの態様の更なる詳細は、1997年9月26日提出の同時係属特
許出願第08/938,296号、表題「Systems and Metho
ds for Generating Proximity−Indicati
ng Output for Locating and Guiding O
perative Elements within Interior Bo
dy Regions」に見られる。
【0092】 (2.3次元ナビゲーション出力(差動位相解析)) ナビゲーションユニット20はまた、場64の他の電気的特性を感知し、1つ
以上のナビゲーション基準プローブ22に対してマーカ電極RE(1)の配向に
関しての3次元方向情報を評価し得る。
【0093】 例えば、データ取込ユニット38により生成された位相およびピーク振幅入力
信号88(図1参照)は、またナビゲーションアルゴリズム66により処理され
得、ナビゲーション基準プローブ22の水平方向に上もしくは下に、または所与
のナビゲーション電極NE(i)の水平方向に左もしくは右にマーカ電極RE(
1)の配置を示し得る。
【0094】 もしスイッチオンされたナビゲーション電極NE(i)がマーカ電極RE(1
)の位置の上に配置されると、増幅器40の出力電圧信号は、発振器58の位相
に対して、位相が外れ(これはスイッチオンされたナビゲーション電極NE(i
)において感知される);つまり、サンプルおよびホールド要素54により受け
られたアナログ信号は、(−)符号を有する。逆に、もしスイッチオンされたナ
ビゲーション電極NE(i)がマーカ電極RE(1)の位置の下に配置されると
、増幅器40の出力電圧信号は、発振器58の位相に対して位相が合う。
【0095】 経験的係数と重み因子を使用して、ナビゲーションアルゴリズム66は、ピー
ク検出器50の出力が、(−)から(+)へまたはその逆へ変えることにより、
どこで符号を変化させるか、を決定する。この遷移点は、ナビゲーション基準プ
ローブ22に対するマーカ電極RE(1)の水平方向の上または下の方向を固定
する。
【0096】 同様に、ナビゲーション基準プローブ22の軸に沿った、増幅器40の出力電
圧信号の位相と発振器28の位相との同期は、マーカ電極RE(1)が、所与の
ナビゲーション電極NE(i)の水平に左または右にあるかを示す。差動位相比
較は、マーカ電極RE(1)が所与のナビゲーション電極NE(i)に対して長
手方向に配向されないとき、位相外れ状態を導く。逆に、差動位相解析は、マー
カ電極RE(1)が、スイッチオンされたナビゲーション電極NE(i)が伝達
する等電位面内に配向されるとき、位相合致状態を導く。位相の同期はこのよう
に、マーカ電極RE(1)が、所与のナビゲーション電極NE(i)に関連する
等電位面の水平方向に左または右にあるかを示す。
【0097】 AC電圧信号46のように、検出器50により検出されたピーク振幅はまた、
マーカ電極RE(1)に対する選択されたナビゲーション電極NE(i)の近接
性により、変化する。
【0098】 複数の電界パラメータを感知することにより、3次元ナビゲーション出力を提
供し、それに合わせて、水平に上もしくは下配向、左もしくは右、および半径方
向に近いもしくは遠い配向を表す座標因子を提供する。更なる詳細は、1994
年10月11日に提出された、同時係属特許出願第08/320,301号、表
題「System and Methods for Guiding Mov
able Electrode Elements Within Multi
ple Electrode Structures」に見られる。
【0099】 (3.3次元ナビゲーション出力(差動波形解析)) 他の例として、データ取込モジュール38は、ホストプロセッサ30により コマンドを出され得、マーカ電極RE(1)により感知された波形データ、およ
びスイッチオンナビゲーション電極NE(i)により感知された波形データを供
給し得る。経験的係数および重み因子を適用することにより、ナビゲーションア
ルゴリズム66は波形データを処理し、波形の位相を差動的に評価する。
【0100】 差動波形比較は、マーカ電極RE(1)が所与のナビゲーション電極NE(i
)に対して長手方向に配向されないとき、位相外れ状態を導く。逆に、差動波形
解析は、マーカ電極RE(1)が、スイッチオンされたナビゲーション電極NE
(i)が伝達する等電位面内に配向されるとき、位相合致状態を導く。波形の同
期はこのようにマーカ電極RE(1)が所与のナビゲーション電極NE(i)の
水平に左または右かを示す。
【0101】 この解析の更なる詳細は、1996年11月8日に提出された、同時係属中特
許出願第08/746,795号、表題「Systems and Metho
ds for Locating and Guiding Operatin
g Elements Within Interior Body Regi
ons」に見られる。
【0102】 (4.複数ナビゲーションマーカプローブ) 図4は、3次元ナビゲーションシステム200の代表的実施を示し、内部身体
領域R内に配置された、3つのナビゲーション基準プローブ204、206およ
び208を含む。各プローブ204、206、および208は、上述したように
ナビゲーション電極NE(i)のアレイを保持する。
【0103】 操作要素202は、領域R内で移動するために配置される。この操作要素20
2は、既述のようにマーカ電極RE(1)、および2つの較正電極RE(2)と
RE(3)を有する。
【0104】 ナビゲーション電極NE(i)および遊動電極RE(j)は、図1に示す同じ
態様でナビゲーションユニット20に結合される。前述した態様で、ナビゲーシ
ョンユニット20により制御されて、ナビゲーション電極NE(i)は電界Fを
伝達する。また、ナビゲーションユニット20の制御のもとで、ナビゲーション
電極NE(i)およびマーカ電極RE(1)は場における差動電極状態を感知す
る。感知された電界情報が処理である後、ナビゲーションユニット20は、操作
要素202を配置するためにナビゲーション出力70を提供する。
【0105】 図4に示されるように、3つの基準プローブ204、206および208が、
意図的に領域R内に配置され、操作要素202を配置するための間隔を空けられ
たナビゲーション点を提供する。さらに、プローブ204、206および208
は好ましくは、異なる座標平面に、プローブ軸が互いに非平行関係に延びるよう
に配置され、3次元ナビゲーショングリッドを作製し、三角測量を可能にする。
【0106】 プローブ204、206および208は個別に、例えば蛍光透視法または他の
超音波などの画像化技術を使用して、領域R内の既知の解剖的領域にまたはその
近くに配置されることが理解されるべきである。操作要素202を配置するため
の基準のナビゲーション点を確立する目的のために、単一の配置プローブまたは
複数の配置プローブが領域R内の本質的に任意の領域にまたは、領域Rを取り囲
む組織もしくは血管領域に接触して、配置され得る。蛍光透視または他の画像化
技術により画像化され得る身体に関した配置の領域は、潜在的ナビゲーションサ
イトとして選択され得る。配置の領域は、それゆえ特に固定した解剖サイトを表
す必要がない。ナビゲーションプローブは患者身体の外側に配置されさえし得る
【0107】 空間S内に配置された複数のナビゲーション電極NE(i)のシステム200
を使用して場F内の感知された電気信号データの取込みおよび処理は、確実な3
次元ナビゲーション出力70を提供する。
【0108】 (D.ナビゲーション出力を表示) 例示の実施形態において(図1および5)、システム10はナビゲーション出
力70を表すために、ホストプロセッサ30に結合された出力ディスプレイデバ
イス90を含む。ディスプレイデバイス90は、様々な方法でナビゲーション出
力70を表示し得る。
【0109】 例えば、例示の実施形態において(図5参照)、デバイス90は近接−指示出
力P(i)(前述)が存在するかしないかを、視覚的またはグラフィック的に表し
、これは医者が遠隔で操作器具14を配置し、およびナビゲーション基準プロー
ブ22(単数または複数)に対して誘導するために、役立つ。
【0110】 図5が示すように、出力ディスプレイデバイス90は、グラフィカルユーザー
インターフェース(GUI)98を備え得る。例示の実施形態においては、この
GUI98は、外部マイクロプロセッサベースのコンピュータ制御内にあるグラ
フィカル制御プログラム100により実行される。このコンピュータとしては、
キーボード166、ディプレイスクリーン168およびマウス170を有するラ
ップトップコンピュータ164などがある。このラップトップコンピュータ16
4は、ホストプロセッサ30に、RS232またはEthernet(登録商標
)接続などの通信ポート172を介して結合される。
【0111】 ホストプロセッサ30は、GUIグラフィカル制御プログラム100を調整し
て、ディスプレイスクリーン168上に、身体領域12内に配置した特定のナビ
ゲーションプローブ22(単数または複数)の形状をモデル化した、理想化した
グラフィック画像174を生成する。ナビゲーションプローブの画像174は、
例えば、モデル化されたワイヤ−フレームイメージとして、ナビゲーション電極
NE(i)が空間的に配置されて、ノード180として現れ得る。
【0112】 GUI制御プログラム100は、モデル画像174上のノード180を、指定
された色または陰影にて初期化する。所与のノード180に対する初期化された
色または陰影は、医者に対して、操作器具14(および特にマーカ電極RE(1
))が、関連するナビゲーション電極に対して「遠隔状態」である、という視覚
的信号を構成する。
【0113】 所与のナビゲーション電極NE(i)に対する、ナビゲーションアルゴリズム
66によって生成された、近接指示出力P(i)は、制御プログラム100に伝達
される。制御プログラム100は、ノード180をスイッチ「オン」し、指定さ
れた色または陰影(図5に示されるように)を変化させることにより、画像17
4における所与のナビゲーション電極NE(i)の配置をマーキングする。ノー
ド180は、スイッチ「ON]されたとき、緑などの異なる色または陰影を表示
し、操作器具14が、対応するナビゲーション電極NEに対して「近接状態」で
あることを、医者に視覚的に合図する。
【0114】 前出のGUI98および実行制御プログラムは、公開文献に開示された通常の
グラフィックソフトウェアと共に、MS WINDOWS(登録商標)アプリケ
ーションおよびWINDOWS(登録商標)発展キット、により提供される標準
的制御を使用して、実行され得る。GUI98の他の詳細は、1997年9月2
6日提出の同時係属中特許出願第08/938,721号、表題「System
s and Methods for Generating Images
of Structures Deployed Within Interi
or Body Regions」に見られる。
【0115】 本発明の種々の特徴が前出の特許請求の範囲に記載される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 標的身体領域内に配置された器具の位置を評価および追跡するためのナビゲー
ション出力を発生する、ナビゲーションユニットの概略図である。
【図2】 図1に示すナビゲーションユニットのナビゲーション機能および、較正機能の
概略図である。
【図3】 標的身体領域内に配置されたナビゲーション電極への、配置された器具の近接
を示すナビゲーション出力を提供する、ナビゲーションアルゴリズムの概略図で
ある。
【図4】 標的身体領域内に配置された器具の位置を評価および追跡する、標的身体領域
内の複数のナビゲーション基準プローブの配置の概略図である。
【図5】 図1に示されるナビゲーションユニットのナビゲーション出力を表すために使
用される、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)の概略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月28日(2000.3.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】 本発明は、請求項1の前特徴部に従った、較正されたシステムに関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】 医者は、診断および治療の目的のために、身体の内部領域にアクセスを得るた
めの医療手順において、今日ではカテーテルを利用する。身体内部にカテーテル
を配置する方法および装置を提供する試みは、欧州特許公開公報第082922
9A1号に開示され、分析ユニットを使用する測定システムを較正して、発信体
からの信号を分析し、そして受信しカテーテルの位置を決定する点が記載される
。医者が、所望の組織配置に近接して、確実に正確に配置し得ることが重要であ
る。 本発明によれば、このことは請求項1の特徴部の特徴によって達成される。有
利な更なる実施形態が、従属請求項において記載される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 本発明は、電気エネルギー伝達電極と電気的基準点との間の身体領域の内部に
確立される電界を利用して、身体領域の内部に遊動構造物を配置するための較正
されたシステムを提供する。このシステムは、関数に基いて遊動構造物のための
ナビゲーション出力を得る。この関数は、遊動構造物において感知される電気的
特性と、この遊動構造物と電気エネルギー伝達電極との間の距離、との間の関係
を表現する。このシステムは、電界の中で第一および第二電極を基地の距離によ
って間隔を空けて配置させる。このシステムは、第一および第二電極における電
気的特性を感知することにより、この関数に基いて得られた、少なくとも1つの
得られたナビゲーション出力と、既知の距離を比較することにより、この関数を
調節する。1つの実施形態において、第一および第二電極のうちの1つは、電気
エネルギー伝達電極を備える。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】 1つの実施形態において、このシステムは、既知の距離を確認するコードを提
供する。この実施形態において、このシステムは、較正において使用するコード
をアップロードする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 1つの実施形態において、このシステムは、ある一点の時間において、第一電
極における電気的特性を感知し、そして異なる点の時間において第二電極におけ
る電気的特性を感知する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 本発明は、その本質的な特性から逸脱せずに、いくつかの形態で実現し得る。
本発明の範囲は、特許請求の範囲に続く具体的説明においてではなく、添付の特
許請求の範囲において規定される。本特許請求の範囲の解釈に当てはまりおよび
均等の範囲に当てはまる、全ての実施形態は、それゆえ特許請求の範囲により包
含されることが意図される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 ナビゲーションユニット20はまた、器具14の上に遊動電極RE(j)の配
列を含む。ここでj=1からmであり、そしてここでRE(1)は最も遠位の遊
動電極を示し、そしてRE(m)は、最も近位の遊動電極を示す。例示の実施形
態においては、m=4である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 ((2)信号処理要素) さらに図1を参照すると、ナビゲーションユニット20は信号処理要素26を
含む。この信号処理要素26は、制御バス32によってホストプロセッサ30に
結合される発振器28を含む。このホストプロセッサ30は、発振器28を調整
して所定の振幅と周波数でAC波形を生成する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】 好適な制御バス58は、調整および制御機能のために、データ取込モジュール
38の構成要素をホストプロセッサ30に結合させる。このホストプロセッサ3
0は、例えばサンプルおよびホールド要素54のサンプリング速度、変換器56
の入力範囲、および増幅器40の増幅率を設定する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【数1】 I=f×10 (1) で表される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】
【数2】 より一般的に表すと、正規化された検出電圧値VNは、伝達電極(一般的にVT RANS と呼ぶ)により感知された局所電圧振幅によって、他の非伝達の感知のみの
電極により感知された局所電圧振幅(一般的にVSENSEと呼ぶ)を除算すること
により得られる。すなわち:
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】
【数3】 このより一般的な表現を適用すると、ナビゲーションユニット20は、発振器
28を任意の遊動電極RE(j)に結合させることにより、それと中性電極60
との間の電界を発生させ得、電界データが得られ得る。あるいは、他のエネルギ
ー場を伝達する作用をしない遊動電極RE(j)、またはナビゲーション電極N
E(i)のうちの1つが、電圧帰還として作用し得る。この代替の実施において
、データ取込モジュール38は、選択されたナビゲーション電極NE(i)を(
または順次にいくつかのナビゲーション電極を)個別に調整し、等式(3)の量
SENSEに対応する局所電圧振幅VNE(i)を感知する。データ取込モジュール38
はまた、伝達遊動電極RE(j)を調整し、それ自体局所電圧振幅VRE(j)を感
知し、同時に、各ナビゲーション電極NE(i)によりVNE(i)が感知される。
これは、等式(3)における量VTRANSに対応する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】
【数4】 アルゴリズム66(図2参照)は、電圧−距離関数72を取込み、それに従っ
て正規化電圧VN(すなわちVSENSE/VTRANS)は、感知電極(ES)と伝達電極
(ET)との間の距離[すなわちd(ES−ET)]が増加するにつれ、ゼロへと
減衰する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】
【数5】 VN=f(λ1,λ2,…,λx,d(ES−ET)) (5) 等式(5)において、fは連続単調減少関数である。量λ1Xは、例えば有限
要素解析によりインビトロまたはインビボにおいて試験されることにより、経験
的に決定されおよび設定された係数であり重み因子である。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】
【数6】 d(ES−ET)=f-1(γ1,γ2,…,γy,VN) (6) 等式(6)の逆関数f-1は、多くの数値的手法を使用して近似され得る。例え
ばテイラー級数による近似が使用され得る。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】 ナビゲーションアルゴリズム66は、経験的電圧対距離関数72に加えて、距
離と場64において感知される電圧勾配の空間的分布との間の関係を表現する係
数および重み因子を含む、他の経験的関数74(図2参照)を適用し得る。例え
ば、ナビゲーションアルゴリズム66は、ナビゲーション出力70の生成におい
て、位置の変化を場において感知される位相の変化に関連付ける係数と重み因子
を適用することを含む。他の、例としてナビゲーションアルゴリズム74は、ナ
ビゲーション出力70の生成において、位置の変化を場において感知される波形
の変化に関連付ける係数と重み因子を適用することを含み、これは、1996年
11月8日に提出された米国特許第5,941,251号、表題「System
s and Methods for Locating and Guidi
ng Operating Elements Within Interio
r Body Regions」に開示される。これらの代替の関数74のさら
なる議論は後に見られる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】 (b.較正モード) 経験的電圧対距離関数72または経験的電圧勾配対距離関数74は上記のよう
に、例えば電極における物理的および電気的差異などの手順特有の誤差、ならび
に各患者の胸部形態における差異などの患者特有の誤差を導入し得る。これらの
誤差を最小化するため、ナビゲーションユニット20は、較正要素76(図2参
照)を含む。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】 このコード化構成要素80は、例えば、集積回路の形態をとり得、ROMチッ
プ、EPROMチップ、RAMチップ、抵抗、キャパシタ、プログラム化された
ロジックデバイス(PLD’s)またはダイオード内に、入力のためのコードを
、デジタル形式で表現する。このタイプのカテーテル確認技術の例は、Jack
sonらの米国特許第5,383,874号に示される。あるいは、コード化構
成要素80は、異なる抵抗値を有するいくつかの抵抗を備え得る。異なる独立し
た抵抗値がコードの数字を表す。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】
【数7】 ここでj=2からm(例示の実施形態ではm=4)である。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】 較正モード中のホストプロセッサ30のコマンドのもとで、データ取込モジュ
ール38は主マーカ電極RE(1)を調整して中性電極60へ電気エネルギーを
伝達し、それにより電界64を確立させる。データ取込みモジュール38はまた
、主マーカ電極RE(1)を調整して、局所電圧振幅VRE(1)を感知する。同時
に、データ取込みモジュール38は個別に他の遊動電極RE(2)、RE(3)
およびRE(4)を調整して、それぞれ、VRE(j)、ここでj=2から4であり
、またはVRE(2)、VRE(3)およびVRE(4)である、局所電圧振幅を感知する。デ
ータ取込モジュール38は、感知された局所電圧振幅VRE(2)、VRE(3)およびV RE(4) を取込む。較正アルゴリズム86は、正規化された検出電圧値VN(2)(す
なわちVRE(2)/VRE(1));VN(3)(すなわちVRE(3)/VRE(1))およびVN(4) (すなわちVRE(4)/VRE(1))を得る。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】
【数8】 ξj=(δ(Ej−E1)−d(Ej−E1))2 (8) は最小化されなければならない二乗誤差を表す。例示の実施形態において、最も
最適化されるとき、これらの誤差は、j=2から4に対して、ゼロに等しい。較
正アルゴリズム86は数値的に、所定の増分または減分において、等式(7)の
係数γ1yを微分:
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】
【数9】 がj=2から4およびk=1からy(ここでyは関数が取込む係数または重み因
子の数である。)に対して最小化されるようにそのもとの値のまわりで、調節す
る。ξiがその最小に達するためには、その微分(等式(9))は理論的にゼロ
になるかまたは少なくともゼロに近づく。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】削除
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】 もしスイッチオンされたナビゲーション電極NE(i)がマーカ電極RE(1
)の位置の上に配置されると、増幅器40の出力電圧信号は、発振器28の位相
に対して、位相が外れ(これはスイッチオンされたナビゲーション電極NE(i
)において感知される);つまり、サンプルおよびホールド要素54により受け
られたアナログ信号は、(−)符号を有する。逆に、もしスイッチオンされたナ
ビゲーション電極NE(i)がマーカ電極RE(1)の位置の下に配置されると
、増幅器40の出力電圧信号は、発振器28の位相に対して位相が合う。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正内容】
【0098】 複数の電界パラメータを感知することにより、3次元ナビゲーション出力を提
供し、それに合わせて、水平に上もしくは下配向、左もしくは右、および半径方
向に近いもしくは遠い配向を表す座標因子を提供する。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0101
【補正方法】変更
【補正内容】
【0101】 この解析の更なる詳細は、1996年11月8日に提出された、米国特許第5
,941,251号、表題「Systems and Methods for
Locating and Guiding Operating Elem
ents Within Interior Body Regions」に見
られる。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0104
【補正方法】変更
【補正内容】
【0104】 ナビゲーション電極NE(i)および遊動電極RE(j)は、図1に示す同じ
態様でナビゲーションユニット20に結合される。前述した態様で、ナビゲーシ
ョンユニット20により制御されて、ナビゲーション電極NE(i)は電界Fを
伝達する。また、ナビゲーションユニット20の制御のもとで、ナビゲーション
電極NE(i)およびマーカ電極RE(1)は場における差動電極状態を感知す
る。感知された電界情報が処理された後、ナビゲーションユニット20は、操作
要素202を配置するためにナビゲーション出力70を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 スワンソン, デイビッド ケイ. アメリカ合衆国 カリフォルニア 94040, マウンテン ビュー, ヘザーストーン ウェイ ナンバー705 877 Fターム(参考) 4C167 AA01 BB02 BB39 BB40 BB42 BB51 BB62 BB63 CC08 CC12 CC19 CC20 CC22 CC23 CC25 CC26 DD10 GG22 GG23 HH08 HH22 HH30

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気エネルギー伝達電極と電気基準との間の身体領域(12
    )の内部に確立された電界(64)を使用して、身体領域(12)の内部に遊動
    構造(16)を配置するための較正されたシステム(10)であって、該システ
    ムは以下: 既知の距離によって間隔を空けられた第一および第二電極; 遊動構造(16)のためのナビゲーション出力(70)を得る処理要素(26
    );を備え、該較正されたシステム(10)は、さらに以下: 処理要素(26)により使用されナビゲーション出力(70)を導く関数(6
    8)であって、ここで該関数(68)は、該遊動構造(16)で感知される電気
    的特性、および該遊動構造(16)と該電気エネルギー伝達電極との間の距離の
    、関係を表し、係数を含む関数;および 較正要素(76)であって、該既知の距離を、該電界(64)内に配置される
    ときの該第一および第二電極における電気的特性を感知することにより該関数(
    68)に基づいて該処理要素(26)により得られる、少なくとも1つの得られ
    たナビゲーション出力(70)と比較することにより、該関数(68)の該係数
    を調節する、較正要素、を含むことを特徴とする較正されたシステム。
  2. 【請求項2】 前記遊動構造(16)をさらに含み、該遊動構造(16)は
    、第一および第二電極を保持する、請求項1に記載の較正されたシステム(10
    )。
  3. 【請求項3】 前記電気エネルギー伝達電極をさらに含み、前記第一および
    第二電極のうちの1つが、該電気エネルギー伝達電極を含む、請求項2に記載の
    較正されたシステム(10)。
  4. 【請求項4】 前記遊動構造(16)が、前記既知の距離を確認するコード
    を含み、そして 前記較正要素(76)が該コードをアップロードする入力(78)を含む、請
    求項2に記載の較正されたシステム(10)。
  5. 【請求項5】 前記遊動構造(16)から分離された、ナビゲーション構造
    (22)をさらに含み、該ナビゲーション構造が第一および第二電極を有する、
    請求項1に記載の較正されたシステム(10)。
  6. 【請求項6】 前記電気エネルギー伝達電極をさらに含み、前記第一および
    第二電極のうちの1つが、該電気エネルギー伝達電極を含む、請求項5に記載の
    較正されたシステム(10)。
  7. 【請求項7】 前記ナビゲーション構造(22)が前記既知の距離を確認す
    るコードを含み、そして ここで前記較正要素(76)が該コードをアップロードするための入力(78
    )を含む、請求項5に記載の較正されたシステム(10)。
  8. 【請求項8】 前記関数(68)が電圧対距離関数(72)を含む、請求項
    1に記載の較正されたシステム(10)。
  9. 【請求項9】 前記関数(68)が電圧勾配対距離関数(74)を含む、請
    求項1に記載の較正されたシステム(10)。
  10. 【請求項10】 前記関数(68)がさらにインピーダンス対距離関数を含
    む、請求項1に記載の較正されたシステム(10)。
  11. 【請求項11】 前記較正要素(76)が、所定の増分または減分にて前記
    係数を反復して調節して、前記得られたナビゲーション出力(70)および前記
    既知の距離の間の偏差を最小化する、請求項1に記載の較正されたシステム(1
    0)。
  12. 【請求項12】 前記処理要素(26)が、前記第一および第二電極のうち
    のいずれか1つで感知された電気的特性を、前記電気エネルギー伝達電極により
    感知された対応する電気的特性で除算することにより、正規化電気特性を得、そ
    して、 ここで前記関数(68)が該正規化電気特性と、該1つの電極と該電気エネル
    ギー伝達電極との間の距離との間の関係を表現する、請求項1に記載の較正され
    たシステム(10)。
  13. 【請求項13】 前記処理要素(26)が前記ナビゲーション出力(70)
    とスレッシュホルド値との間の相違に基づいて、近接−指示出力を生成する、請
    求項1に記載の較正されたシステム(10)。
  14. 【請求項14】 前記ナビゲーション出力(70)をディスプレイするため
    のデバイス(90)をさらに含む、請求項1に記載の較正されたシステム(10
    )。
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