JP2002510117A - データ記憶装置およびその方法 - Google Patents

データ記憶装置およびその方法

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Abstract

(57)【要約】 一連のデータ・ブロックを媒体に書き込むデータ記憶システムにおいて、最初と次の追加データ・ブロックに、最初の追加データ・ブロックの位置を一意に識別する追加ポイント・コードを含めることにより、追加されたデータを識別する。データ・ブロックが連続するブロック番号またはフレーム番号を有する場合、最初の追加データ・ブロックのブロックまたはフレーム番号が、追加ポイント・コードとして記憶される。これにより、トラッキング較正、データの完全性確認、トラックの位置決めなどの処理に役立つ最も新しい追加ポイントの位置が明確に識別される。

Description

【発明の詳細な説明】発明の分野 本発明は、データ記憶装置およびその方法に関し、より詳細には、データ・グ
ループまたはレコードをそれよりも前に書き込まれたグループまたはレコードに
追加することができる装置および方法に関する(但し、それらに限定されるわけ
ではない)。発明の背景 データは、一般に、固有のブロック識別子で識別される一連のデータ・ブロッ
クの形で磁気媒体や磁気光媒体などの記憶媒体に書き込むことができる。様々な
数のそのようなデータ・ブロックをグループ化して、たとえばデータ終了(End
Of Data)など媒体のある一定の領域を指定するために使用できるデータ・グル ープやその他のグループを構成することができる。データ・グループは、一般に
その媒体に書き込むことができる最小のエンティティであり、ユーザ・データを
含む。
【0001】 既存のデータ・グループが既に書き込まれている媒体に新しいデータ・グルー
プを追加する操作を、本明細書において「追加する」と呼ぶ。さらに、以前に書
き込まれたデータにデータ・グループを上書きすることができ、その結果、以前
に書き込まれていたデータと新しく書き込まれたデータの間の新しく書き込まれ
たデータの片方または両方の端に境界ができることがある。便宜上、そのような
新しく書き込まれたデータを、本明細書において「追加された」と呼ぶ。
【0002】 追加操作中の条件は、元の書込み操作中の条件と異なることがある。すなわち
、記録装置が異なることがあり、書込みヘッドの位置や向きなどが少し異なるこ
とがあり、磁気媒体搬送機構が少し異なることがあり、そのため追加されたデー
タのいくつかの特性(たとえば、物理的、論理的、位置的、電気的特性等)が、
前に書き込まれたデータの特性と異なることがある。場合によっては、読込み装
置がそのような違いを許容できることがあり、それらの影響は重要ではないこと
がある。しかしながら、多くのタイプのデータ記憶及び検索装置は、記憶容量と
記憶速度を最大にするように性能包絡線のエッジ部分で稼働され、そのため一見
したところわずかな特性の変化によっても大きな問題が生じることがある。たと
えば、高速ヘリカル走査型テープ・ドライブでは、平均トラック高さ、すなわち
テープの下縁からのトラックの平均の高さを決定できることが重要であり、それ
により適切な読取りヘッドが、正しい位置で読み取りを開始することができる。
そのようなドライブでは、元のデータに対するトラック高さが追加されたデータ
に対するものと同じでなくなるため、追加されたデータに対するトラック高さを
較正しなおさなければならないことがある。当然ながら、追加されたデータ(以
下、追加データとも記載)において変化しうる他の特性があり、そのため新しい
パラメータを決定しなければならない。したがって、読取り中は、通常、元のデ
ータと追加データの間の各境界でテープを停止し、変わり目すなわち境界の前ま
でテープを戻し、境界領域をゆっくりと移動して境界を探し、次に再較正して新
しいパラメータを得なければならない。そのような方法は、時間がかかり、ドラ
イブの性能を低下させる。
【0003】 データの記憶に関する代表的な規格の例は、ディジタル・データ・ストレージ
(DDS)として知られる代表的な最新ヘリカル走査テープ記憶システムの記録
方法および記録フォーマットを規定する規格ECMA−236「3.81mm wide Ma
gnetic Tape Cartridge for Information Interchange-Helical Scan Recording
-DDS-3 format using 125m length Tapes」に記載されており、この内容全体は
、参照により本明細書に組み込まれる。
【0004】 この規格で定義されたフォーマットを使用するDDS読取り/書込み機構にお
いて、データは、1つまたは複数の電磁気ヘッドを支持する回転ドラムによって
、磁気媒体で被覆されたテープからなる細長い記録媒体上に記録される。このテ
ープは、2つのスプールまたはリールの間に延びる経路に沿ってモータ駆動式キ
ャプスタンによって移動され、ドラムの周囲に部分的に巻かれる。ドラムの回転
面は、テープの移動面に対して斜めに配置され、その結果各ヘッドが、テープの
中心線に対して斜めにテープの幅全体に延びる連続するトラックに沿ってテープ
を横断する。この機構は、データを、誤り検出コードと訂正コードを含むテープ
上に記録するのに適した信号に符号化し、それらの信号を、記録媒体の特性に最
も適合した形に調整する適切な回路を備える。データを取り出す場合は、テープ
に記憶された磁界の変化を検出して対応する信号を導出し、その信号を次の処理
に適した形に調整し、符号化されたデータを復号化し、誤りを検出し訂正する追
加の回路が提供される。
【0005】 このように、DDSとその他のタイプのデータ記憶の両方において、以前に書
き込まれたデータと追加されたデータの間の変わり目すなわち境界を正確に見つ
けることができる記憶装置および方法が必要である。この境界を正確に決定する
ことによって、追加されたデータを含む媒体を読み取るときの性能を大幅に改善
することができる。制御システムは、境界に対応する位置まで媒体を最小のオー
バーランで正確に移動させる、たとえば平均トラック高さなどのパラメータを、
追加されたデータ用に較正できるようにするだけでなく、新しいパラメータの決
定に続いて、追加ポイントの位置を正確に決定することができるという事実を利
用して、前に書き込まれたデータの端と同期してパラメータを変化させることが
できる。さらに、当業者は、データが追加されているかどうかを容易に識別し、
データが追加されている場合に追加されたポイントの正確な位置を特定する能力
が、リードバックされるデータを監視または評価する、たとえば、そのデータの
連続性を監視して、「古い」データを区別する他のプロセスにおいてきわめて有
用であることを理解しよう。発明の概要 したがって、1つの態様において、本発明は、記憶媒体にデータを記憶する方
法であって、 前記データを、各々が、1つまたは複数のデータ・ブロックからなる、1つま
たは複数のグループに組み合わせる(組み立てる)ステップと、 前記1つまたは複数のグループのデータ・ブロックが、前記媒体に前に書き込
まれたデータに追加されるかどうかを判定するステップと、 前記グループの任意の追加データ・ブロックのうちの少なくともいくつかに、
データ・ブロックのその他の部分に対する順序を示すブロック順序コードを含め
るステップと、 追加データ・ブロックのグループまたは各グループに、第1のデータ・ブロッ
クの順序を識別する追加ポイント・コードを組み込み、前記1つまたは複数のグ
ループを前記記憶媒体に記憶するステップとを含み、 それにより、次に、前記追加データ・ブロックのうちの1つまたは複数から追
加ポイント・コードを抽出することによって、前に書き込まれたデータと追加さ
れたデータの境界の位置を決定することができる方法を提供する。
【0006】 ブロック順序コードを追加されたブロックだけに含めることもできるが、ブロ
ック順序コードは、他の処理ルーチンに必要なこともあり、そのためブロック順
序コードは、追加データ・ブロックと非追加データ・ブロックの両方に含めるこ
とが好ましい。
【0007】 本発明は、種々のデータ記憶アプリケーションに幅広く適用することができる
が、特に、データが書込みヘッドと記憶媒体の相対運動によって書き込まれる装
置に適用可能である。この例において、前記方法は、さらに、前述のように前に
書き込まれたデータと追加されたデータの境界の位置を決定し、この決定を使用
して、1つまたは複数の読取り、書込み、及び消去ヘッドを前記境界に物理的に
近接して位置決めするステップを含むことが好ましい。
【0008】 もう1つの態様において、本発明は、記憶媒体にデータのストリームを記憶す
るための装置を提供するが、該装置は、 前記データを、各々が、前記記憶媒体に書き込むための1つまたは複数のデー
タ・ブロックからなる、1つまたは複数のグループに組み立てるためのデータア
センブリ手段と、 前記データが、前記媒体に前に書き込まれたデータに追加されるかどうかを判
定するための追加判定手段と、 追加されたデータを含むデータ・ブロックのうちの少なくともいくつかに、前
記データ・ブロックのその他のものに対する順序を示すブロック順序コードを含
めるためのブロック順序付け手段と、 追加データ・ブロックのグループまたは各グループに、第1の追加データ・ブ
ロックのブロック順序コードを識別する追加ポイント・コードを組み込むための
手段と、 前記データ・ブロックを前記記憶媒体に連続して書き込むための手段と、 追加データを読み取る際に、前記追加データ・ブロックのうちの1つからの追
加ポイント・コードを参照して、追加されたデータと前に書き込まれたデータの
境界の位置を決定するように動作可能な追加ポイント決定手段 とからなる。
【0009】 もう1つの態様において、本発明は、1つまたは複数のデータ・ブロックのう
ちの1つまたは複数の初期グループと、1つまたは複数のデータ・ブロックのう
ちの少なくとも1つの追加グループとが記憶された記憶媒体からデータのストリ
ームを読み取るための装置であって、前記少なくとも1つの追加グループのデー
タ・ブロックの少なくともいくつかが、各々、前記データ・ブロックのその他の
部分に対する順序を識別するブロック順序コードと、第1の追加データ・ブロッ
クのブロック順序コードを識別する追加ポイント・コードとを含み、 前記記憶媒体から前記追加データ・ブロックを読み取るための読取り手段と、 追加データ・ブロックからそれぞれの追加ポイント・コードを抽出して、前に
書き込まれたデータと追加されたデータの境界の位置を決定するための処理手段
、を備える装置を提供する。
【0010】 前記読み取り手段は、前記記憶媒体に対して相対的に移動可能な読取りヘッド
からなり、前記装置は、さらに、前記処理手段に応答して、前記読取りヘッドを
前記境界の近くに配置する記憶媒体駆動手段を備えることが好ましい。
【0011】 装置は、また、前記読取り手段が受け取った信号を較正するための較正手段を
備え、前記較正手段は、前記処理手段によって識別された境界の決定に応答して
、新規な較正ルーチンを開始または起動することが好ましい。
【0012】 さらに他の態様において、以上に定義された方法に従って書き込まれたデータ
を監視するために、前記データを読み取るステップと、連続したブロックの追加
ポイント・コードを監視するステップと、ブロック内の追加ポイント・コードが
、先行するデータ・ブロックの追加ポイントによって示されたものよりも前であ
る追加ポイントを示す場合に、古いデータの警告(データが古いことを示す警告
のこと:old data alert)を生成するステップとからなる方法が提供される。
【0013】 以上、本発明について説明したが、本発明は、以上または以下の説明において
述べる任意の創意に富む特徴の組合せに拡張される。
【0014】 次に、本発明の実施形態を、添付図面を参照して単なる例を挙げて説明する。好ましい実施形態の詳細な説明 以下に説明するテープ記憶及び検索装置の実施形態は、ECMA236規格で
定義されたDDS 3規格に基づく。最初に、DDS 3テープ記憶及び検索装置
の主な構成要素について説明し、その後で、本発明の実施形態を実現するその改
良について説明する。
【0015】 図1に示すテープ記憶検索装置は、DAT Conference Standard(1987年6 月、日本国東京都、日本電子機械工業会)によるPCM音声データの記憶に使用
されたものと類似のフォーマットで、記録テープ上にデータを傾斜トラックで記
憶するヘリカル走査技術を利用する。しかしながら、本装置は、ディジタル化さ
れた音声情報ではなくコンピュータ・データを記憶するように適合されている。
この装置は、テープ10が約90°の巻き付き角で回転ヘッド・ドラム(図示せ
ず)を所定の角度で通過するヘリカル走査テープ・デッキ11を備える。動作時
、テープ10は、ピンチ・ローラによってキャプスタン15に押し付けられ、キ
ャプスタン15の回転によって繰出リール13から巻取リール14に移動される
。同時に、ヘッド・ドラムが回転される。ヘッド・ドラムは、直径方向の両側に
配置された2つの読取りヘッドHRA、HRBと、90°ずれて直径方向の両側に
配置された2つの書込みヘッドHwA、HwBを収容する。既知の方式において、
これらのヘッドHwA、HwBは、テープ10を横切るオーバーラップする傾斜ト
ラックに書き込むように配置される。ヘッドHwAによって書き込まれるトラッ クは正のアジマスを有し、ヘッドHwBによって書き込まれるトラックは負のア ジマスを有し、正と負のアジマス・トラックの各対がフレームを構成する。トラ
ックは、装置に提供されるデータ(メイン・データ)を、後でより詳細に説明す
るサブコードとして知られる補助情報の項目と一緒に記憶するために使用される
。トラックには、また、データ・バイトの境界を識別可能にし、ヘッドHwA、 HwB、HRAおよびHRBに対するテープの動きを制御するタイミング信号を生 成するために使用される同期バイト(「sync bytes」)が含まれる。トラックに
含まれるプリアンブル・ブロックは、再生時のタイミング同期を容易にするタイ
ミング・データ・パターンを含む。装置は、テープ・デッキ11の他に、装置を
コンピュータ(図示せず)と接続するためのインターフェース・ユニット40と
、メイン・データとサブコードをメイン・データ・フラグメント(Main Data Fr
agment)に対して処理するためのグループ・プロセッサ44およびフレーム・デ
ータ・プロセッサ41と、トラックに書き込み/読み取るための信号を構成/分
解し、及び、4つのヘッドHwA、HwB、HRA、HRBを適切に切り換えるため
の信号編成器42と、インターフェース・ユニット40を介してコンピュータか
ら受け取ったコマンドに応答して装置の動作を制御するためのシステム・コント
ローラ43とを備える。装置の主な構成ユニットの各々については、後で詳しく
説明する。
【0016】 データ記憶及び検索装置は、コンピュータからのコマンドに応答してテープを
ロード/アンロードし、データ・レコードやその他の論理区分マークを記憶し、
選択したレコードを区分マークを使って探索し、次のレコードをリードバックす
るために配置される。
【0017】 インターフェース・ユニット40は、コンピュータからコマンドを受け取り、
装置とコンピュータの間のデータ・レコードおよび論理データ区分マークの転送
を管理するために配置される。インターフェースユニット40は、コンピュータ
からコマンドを受け取ると、そのコマンドをシステム・コントローラ43に渡し
、システム・コントローラ43は、適当なときに、元のコマンドに従うか否かを
示す応答を、インターフェースユニット40を介してコンピュータに送る。デー
タを記憶するか読み取るためのコンピュータからのコマンドに応答して、装置が
システム・コントローラ43によってセット・アップされると、インターフェー
ス・ユニット40は、さらに、コンピュータとグループ・プロセッサ44の間の
レコードと区分マークの通過を制御する。
【0018】 グループ・プロセッサ44は、データを記憶している間、データ・レコードの
形で提供されるデータを、プロセッサ44によって生成されるデータの論理区分
(レコード分割、ファイル・マーク)に関する情報を保持するインデックスによ
り、一定数のフレーム(たとえば、第3のレベルの誤り訂正C3を使用する場合
は、22個のフレームと任意の23番目のフレームを加えたもの)に対応する量
のデータ(DDS 3では384,296バイト)をそれぞれが含むデータ・パ ッケージ(グループと呼ばれる)に区分するために配置される。各フレームは、
2つのトラックからなる。プロセッサ44は、また、内容がグループに依存する
かデータの論理区分に関係するサブコードを生成する。そのようなタスクならび
にプロセッサ44との間のデータの転送を容易にするために、プロセッサ44は
、いくつか(たとえば3つ)のグループ分のデータを保持するために配置された
大きなバッファ74を備える。インデックスを含むグループが構成されると、1
度に1つのフレームがフレーム・データ・プロセッサ41に転送される。プロセ
ッサ44と41の間のデータの転送を高速化するために、フレーム・データ・プ
ロセッサ41を、プロセッサ44からデータを受け取るグループに関連して管理
すること、すなわち、記録している間、プロセッサ41は、グループを処理する
準備ができていることをグループ・プロセッサ44から伝えられ、その後で、プ
ロセッサ41が、バッファ74から自主的にグループのフレームにアクセスする
ことが有利である。
【0019】 データをテープから読み取っているとき、グループ・プロセッサ44は、メイ
ン・データをフレームごとに受け取るように構成される。このデータは、グルー
プを構成するようにバッファ74内に書き込まれる。次に、グループ・プロセッ
サ44は、グループ・インデックスにアクセスして、グループ内のメイン・デー
タの論理編成(レコード構造、ファイル・マーク)に関する情報を復元すること
ができる。この情報を使用することにより、グループ・プロセッサは、要求され
たレコードまたは区分マークをインターフェース・ユニット40を介してコンピ
ュータに渡すことができる。
【0020】 フレーム・データ・プロセッサ41は、機能的に、メイン・データ・エリア(
MDA:Main-Data-Area)プロセッサ65と、テープ使用量データ用の電子メモ
リ68が関連付けられたサブコード・ユニット67とを含む(実際には、これら
の機能要素は、プログラムの制御下で適切なプロセスを実行する1つのマイクロ
プロセッサによって構成することができる)。
【0021】 サブコード・ユニット67は、記録中に要求に応じてプロセッサ65にサブコ
ードを提供し、再生中にプロセッサ65からサブコードを受け取り分配するため
に配置される。その情報の内容によって、グループ・プロセッサ44またはシス
テム・コントローラがサブコードを生成/要求することがある。所定の記録パラ
メータなどの変化しないサブコードの場合は、ユニット67に永久に記憶するこ
とができる。さらに、都合よ良いことに、フレームに依存するサブコードを、サ
ブコード・ユニット67自体によって生成することができる。
【0022】 MDAプロセッサ65は、フレーム分のメイン・データを、関連するサブコー
ドと一緒に1度に処理するために配置される。したがって、記録中、プロセッサ
65は、グループ・プロセッサ44からのフレーム分のメイン・データを、ユニ
ット67からのサブコードと一緒に受け取る。プロセッサ65は、メイン・デー
タを受け取ると、そのデータをインタリーブし、誤り訂正符号とパリティ値を計
算し、次に、フレームを構成する2つのトラックに関連する、生成されたデータ
とサブコードを組み合わせる。メイン・データをサブコードと組み合わせる前に
、トラック信号のデータ内容に依存しない一貫したRF包絡線を保証するために
、データのスクランブル処理(ランダム化)を行うことができる。
【0023】 再生中、プロセッサ65は、同じフレームの内容に逆のプロセスを実行する。
スクランブルが解除され、誤りが訂正され、逆インターリーブされた(すなわち
、インターリーブされる前の状態に戻された)メイン・データは、グループ・プ
ロセッサ44に渡され、サブコードは、必要に応じて、分割され、ユニット67
によってプロセッサ44またはシステム・コントローラ43に分配される。
【0024】 信号編成器42は、記録(データ書込み)中に、フレーム・データ・プロセッ
サ41から提供されるトラックの内容を組み立て、連続する各トラック上に記録
される同期バイトを含む信号を構成するために配置されたフォーマッター/セパ
レータ・ユニット53を含む。また、必要なプリアンブル・パターンが、ユニッ
ト53によって必要とされるトラック信号に挿入される。ヘッドHwA、HwBの
回転とユニット53の動作を調整するためのタイミング信号は、タイミング発生
器54によって提供されるが、この発生器には、テープ・デッキ11内に配置さ
れた、ヘッド・ドラムの回転に応答するパルス発生器50から出力されるドラム
位置信号が供給される。ユニット53からライン55上に出力されたトラック信
号は、ヘッド・スイッチ56を介してヘッドHRAおよびヘッドHRB、それぞれ
のヘッド・ドライブ増幅器57に、また、回転ヘッド・ドラムに組み込まれ、ヘ
ッドHRA、HRB、HwA及びHwBに非接触接続を提供する回転変圧器(図示せ
ず)、に交互に渡される。ヘッド・スイッチ56は、タイミング発生器54から
の適切なタイミング信号によって動作される。
【0025】 再生(データ読取り)中に、ヘッドHRAおよびHRBによって交互に生成され
るトラック信号は、回転変圧器、それぞれの読取り用増幅器59、第2のヘッド
・スイッチ60、クロック・リカバリ回路61を介して、フォーマッター/セパ
レータ・ユニット53の入力に送られる。ヘッド・スイッチ60の動作は、ヘッ
ド・スイッチ56の動作と同じように制御される。このとき、ユニット53は、
トラック信号の所定の領域(同期バイトを含む)のタイミングを示す信号を生成
し、そのタイミング信号をテープ・デッキ11内の自動トラック追跡(ATF:
automatic track following)回路49に送り、トラックの内容をフレーム・デ ータ・プロセッサ41に渡すはたらきをする。また、クロック・リカバリ回路6
1からプロセッサ41にクロック信号が渡される。
【0026】 読取り中、システム・コントローラ43は、また、読取りヘッドHRAおよび HRBがトラックを読み取り始めるのが早すぎたり遅すぎたりすることがないよ うに、読取り(読み出し)サイクルのタイミングを制御する。このために、シス
テム・コントローラ43は、テープの下縁からのトラックの開始部の垂直距離で
ある平均トラック高さを含む様々なパラメータを監視する。高さが上下するので
、読取りヘッドHRAおよびHRBは、読取りサイクルにおける読取りの開始を遅
くしたり早くしたりしなければならない。したがって、システム・コントローラ
43は、トラックの高さを表す値を維持し、それを利用して読取りサイクルのタ
イミングを制御する。
【0027】 テープ・デッキ11は、4つのサーボ、すなわちキャプスタン15の回転を制
御するキャプスタン・サーボ45、リール13と14の回転をそれぞれ制御する
第1と第2のリール・サーボ46と47、およびヘッド・ドラムの回転を制御す
るドラム・サーボ48を有する。各サーボは、モータMと回転検出器Dを含み、
これらは両方とも、サーボによって制御される要素に結合される。リール・サー
ボ46、47は、テープの両端、すなわち媒体の始まり(BOM)と媒体の終わ
り(EOM)を検出する検出器51と関連付けられ、この検出器51は、BOM
/EOMにおいてモータが失速したときに、テープを巻くよう駆動されているリ
ール(どちらのリールであっても)のモータ電流が大幅に増大する(テープの走
行方向によるが)ため、例えば、モータ電流を検出するものであってもよい。
【0028】 テープ・デッキ11の動作は、サーボ45〜48およびBOM/EOM検出器
51に接続されたデッキ・コントローラ52によって制御される。コントローラ
52は、サーボにテープを(通常速度か高速のどちらかで)必要な距離だけ進め
させるように動作可能である。この制御は、設定されたテープ速度に対応する時
間だけサーボに通電するか、サーボと関連した回転検出器Dの1つまたは複数か
らテープ変位情報をフィードバックし、サブコードから論理位置情報を抽出する
ことによって達成される。
【0029】 デッキ・コントローラ52自体は、システム・コントローラ43から発行され
る制御信号によって制御される。デッキ・コントローラ52は、コントローラ4
3に、BOMまたはEOMに達していることを示す信号を出力するよう構成され
ている。
【0030】 システム・コントローラ43は、コンピュータと記憶装置の間の高レベルの対
話を管理し、及び、コンピュータから要求されるローディング−記録−サーチ−
再生−アンローディングの基本的動作を実行する際に記憶装置の他のユニットの
機能を調整するという両方のはたらきをする。後者の場合、コントローラ43は
、デッキ11の動作を装置のデータ処理部分と連係させるはたらきをする。
【0031】 テープ・デッキ11を制御する際、システム・コントローラは、デッキ・コン
トローラ52に、テープを、通常の読書き速度(Normal)で移動させるか、ある
いは、高速送り(F.FWD)または高速巻戻し(F.RWD)で移動するように要求する
ことができる。
【0032】 装置について詳細に説明したが、次に、データ、特にサブコードの構造につい
て、特にDDS 3に関連して説明するが、これは単に説明のためであり、本発 明は、DDSシステムに限定されない。DDS 3方式では、記録されるデータ は、384,296バイトの基本グループに組み合わせられる。前述のように、
各グループは、22のフレーム(第3水準の誤り訂正C3を使用する場合は、オ
プションの23番めのフレームを加えたもの)に分割され、各フレームは、アジ
マスが逆の2つの隣り合ったトラックの形でテープ上に書き込まれる。図2を参
照すると、各トラックは、2つのマージン・ゾーン80、プリアンブル・ゾーン
82、および一連の96のメイン・データ・フラグメントを含むメイン・データ
・ゾーン84からなる。
【0033】 図3に、メイン・データ・フラグメントの構造を示す。この図から、各メイン
・データ・フラグメントが、8バイトのフラグメント・ヘッダとそれに続く12
4のデータ・バイトを有することが分かる。ヘッダ・バイトの、SC0〜SC3
と示された4つのバイトは、1パック・アイテムのサブコード情報を含む。サブ
コード情報は、各トラックに沿ってフラグメント・ヘッダ内に埋め込まれる。サ
ブコード情報は、グループの通し番号、テープの最初からの書き込まれたセパレ
ータの数、テープの最初からの書き込まれたレコードの数などの情報、トラック
の内容に関する情報、テープの履歴に関する情報を指定する。サブコード情報は
、4バイトのパック・アイテムとして配列され、DDS 3では、1トラック当 たり16の異なるパック・アイテムと96のメイン・データ・フラグメントがあ
り、トラック内で16すべてのパック・アイテムが繰り返されると、各トラック
は、任意の特定のパック・アイテムのうちの6つを含むことになる。しかしなが
ら、いくつかの事例における記録プロセスの性質に依存して、最初の8つのパッ
ク・アイテムだけが含まれ、したがってバック・アイテムが特定のトラック内で
12回繰り返されることになる。
【0034】 この実施形態では、パック・アイテムNo.4(DDS 3では、これは絶対 フレーム番号(Absolute Frame Number:AFN)に割り当てられる)と、パック・
アイテムNo.7(DDS 3では、これはすべて0にセットされ、機能が設定 されない)を使用する。絶対フレーム番号は、現在のフレームを識別する通し番
号であり、テープの論理的開始後の最初のフレームに対する1から始まる。テー
プ上にフレームを構成するトラックの代表的なピッチおよびテープの最大長が与
えられた場合、4バイトを利用することができれば、テープ上の絶対フレーム番
号が唯一のものであって、かつ繰り返されないことを保証するのに十分大きい数
(232−1)が可能になる。
【0035】 システム・コントローラ43は、データが既にテープに記録されているデータ
に追加される追加処理中に動作し、前に記録されたデータを読み取って前に記録
されたそのデータの最後のフレームの絶対フレーム番号を決定する。この情報は
、とりわけ、最初の(または第1の)追加データ・フレームの絶対フレーム番号
を生成する際に、ECMA規格のシームレスまたは非シームレスな追加規則に確
実に従うために必要とされる。
【0036】 この実施形態では、最初の追加フレームの絶対フレーム番号は、追加されたす
べてのデータにおいて、次のメイン・データ・フラグメントのパック・アイテム
No.7に記憶される。
【0037】 図1を参照する。装置が追加データを記録しているとき、システム・コントロ
ーラ43は、追加されたグループの最初のフレームの絶対フレーム番号を決定し
、それをフレーム・データ・プロセッサ41に送り、それをサブコード・ユニッ
ト67に記憶し、これにより、ユニット67は、パック・アイテムNo.7のバ
イトをセットして、現行フレーム(このフレームを含む)までの最も最近追加さ
れたフレームの絶対フレーム番号を2進数で指定する。現行フレーム(このフレ
ームを含む)までに追加フレームがない場合は、サブコード・ユニット67は、
DDS 3において10進数151である、最初のデータ・フレームに対応する 絶対フレーム番号にバイトをセットする。
【0038】 したがって、AFN追加ポイント・コードは、後のすべてのフレームに記憶さ
れ、それによりシステム・コントローラ43は、最後の追加ポイントがどこかを
迅速に決定し、キャプスタン・サーボ45、リール・サーボ46、47およびド
ラム・サーボ48を制御して、ヘッドHAおよびHBをテープの追加ポイントの
近くに位置決めすることができる。AFN追加ポイント・コードを含むサブコー
ドは、通常の読取り速度または高速の読取り速度で読み取ることができる。
【0039】 この操作は、テープ上の任意の点においてすぐ前の追加ポイントを容易に決定
できるように、連続した追加ポイントについて繰り返される。
【0040】 装置が記録されたデータを読み取っているとき、フレーム・データ・プロセッ
サ41は、パック・アイテムNo.4および7をシステム・コントローラ43が
利用できるようにするサブコード・ユニット67によって処理されるサブコード
を除去し、それにより、システム・コントローラは、データが追加されたデータ
であるかどうかを識別することができ、追加されたデータである場合は、AFN
追加ポイントを正確に識別することができる。したがって、システム・コントロ
ーラ43は、特定のフレームの絶対フレーム番号と追加ポイント・コードが分か
れば、メカニズムがテープを追加ポイントに達するまで移動させるのに必要なフ
レームの数を決定することができる。
【0041】 前述のように、読取りサイクルで、システム・コントローラは、平均トラック
高さに基づいてサイクルのタイミングを調整する。データが、ある装置を使用し
てテープの第1の部分に書き込まれ、(同じかまたは別の装置における)次のグ
ループの操作中に、データ・レコードがテープに既にあるデータ・レコードに追
加された場合は、先のグループの平均トラック高さが、それより後のレコードに
要求されるものと実質的に十分に異なる場合がある。従来のテープ記憶及び検索
装置が、元のデータと追加されたデータの間の境界を横切って読み取るとき、平
均トラック高さが大きく変化すると、装置は、通常、追加ポイント後のデータを
読み取ることができなくなり、最初の追加グループを較正ルーチンにかけること
により再較正しなければならない。この実施形態は、最初の追加グループの最初
のフレームの位置を正確に識別してそのような較正を行うことができるようにす
る。
【0042】 次に、システム・コントローラ43は、図4に示すアルゴリズムを実行する。
その場合、ステップ86において、グループを構成する22/23のフレームが
読み取られ、ECC訂正コードを使用して、データ・グループが首尾良く読み取
られたかどうかが判定される。データ・グループが首尾良く読み取られた場合は
、プロセスは繰り返される。データ・グループが首尾良く読み取られなかった場
合は、システム・コントローラ43は、ステップ88において、データ・グルー
プを調べ、グループ内の最初のフレームの絶対フレーム番号が追加ポイントAF
Nマーカと同じであるかどうかを確かめる。それらが同じである場合は、これに
より、データ・グループが追加データ・レコードの最初のグループであることが
確認される。次に、システム・コントローラ43は、ステップ90で、再較正ル
ーチンを開始し、テープが追加ポイントまで戻され、最初のグループに対してト
ラック高さが計算しなおされ、読取りが再試行される。読取りの再試行が成功し
た場合は、アルゴリズムが繰り返されて次のデータ・グループが検索され、以下
同様である。しかしながら、読取りの再試行が失敗した場合は、代替の読取り再
試行アルゴリズムを利用することができ、あるいは読取り動作が失敗したことを
示すフラグが立てられる。ステップ88で、システム・コントローラが、追加ポ
イントにおいてデータ障害が生じていないと判定した場合は、ステップ92で代
替の読取り再試行アルゴリズムを開始することができる。
【0043】 したがって、前述のシステムは、追加ポイントの位置(すなわち、前のデータ
・レコードと追加データ・レコードの間の境界)を一意にかつ明確に識別するこ
とを可能にする。前述したように、これを使用して、システム・コントローラは
、テープを読取り/書込みドラムの近くに正確に位置決めし、それにより読取り
ヘッドが、追加されたデータ・グループの最初のトラックを読み取ることができ
る。追加されたデータ・グループ内の最初のデータ・ブロック及びその後のすべ
てのデータ・ブロックと、次の追加されたグループまでの続くデータ・グループ
のすべてのデータ・ブロックとに追加ポイントAFNマーカを挿入することによ
って、追加ポイントの位置を正確に特定することに加えて、多くの重要な利点が
得られる。たとえば、読取りヘッドがトラックの一部分だけをサンプリングする
ように、テープが読取り/書込みドラムを高速で通過する、高速読取りの際は、
サブコード情報から連続したフラグメントの追加ポイントAFNマーカを識別す
ることができる。このように、システム・コントローラ43は、トラッキング較
正、データの完全性の確認およびトラックの位置決めを支援するために使用する
ことが可能な、テープ上の以前の追加ポイントの位置を明確に識別することがで
きる。
【0044】 また、システム・コントローラ43は、データが「古い」データであるかどう
かを識別するルーチンを実施することができる。「古い」データとは、前の書込
み操作から残っているデータのことであり、環境によっては、最も最近の書込み
操作の後半部分からのものであるように間違って取得されることがある。これは
、たとえば、装置の電源のオン、オフを繰り返すような場合に起こることがあり
、その結果、電源が切られていたときまでの第1の部分の新しいデータと、第2
の部分の上書きされたデータすなわち「古い」データの残りの部分からなる誤っ
た複合レコードが生じることがある。このルーチンでは、システム・コントロー
ラは、データを読み取るときに追加ポイント・コードを監視し、追加ポイント・
コードの値が任意のポイントで減少した場合には、「古い」データであることを
警告する(古いデータの警告を表す)フラグを立てる。これにより、古いデータ
が出現した場合に常にフラグが立てられるわけではないが、確実でかつ迅速なイ
ンジケータが提供される。また、サブコードで記憶された情報を利用して古いデ
ータを識別する他の従来の方法と共に、このルーチンを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ記憶および検索装置の主な構成要素のブロック図である。
【図2】 テープに記録されたデータ・トラックの構造を表すブロック図である。
【図3】 メイン・データ・フラグメントを表す図である。
【図4】 読取りサイクル・ルーチンのブロック図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月10日(2000.6.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 智真 東京都品川区北品川6−7−35 ソニー株 式会社内 (72)発明者 ウィリアムズ,ロバート イギリス国ブリストル・ビーエス4・4ジ ェイユー,ブリスリングトン,ジーン・ロ ード・44 (72)発明者 ラッシュトン,ナイジェル,ケビン イギリス国ブリストル・ビーエス35・3ア ールユー,ルッジウェイ,ルッジウェイ・ パーク・7 (72)発明者 ワトキンス,マーク,ロバート イギリス国ブリストル・ビーエス6・7エ スアール,ウエストバリー・パーク,ハル スバリー・ロード・12 Fターム(参考) 5D044 AB01 BC01 CC03 DE28 DE40 DE49 EF03 EF05 FG21 GK12 GK14 5D104 AB11 AC08 AE30 MB03 MC06 MC12 MD08 MF08 MF15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶媒体にデータを記憶する方法であって、 前記データを、各々が、1つまたは複数のデータ・ブロックを含む1つまたは
    複数のグループに組み合わせるステップと、 前記1つまたは複数のグループのデータ・ブロックが、前記媒体に前に書き込
    まれたデータに追加されるかどうかを判定するステップと、 前記グループの任意の追加データ・ブロックのうちの少なくともいくつかに、
    前記データ・ブロックのその他の部分に対する、該データ・ブロックの順序を示
    すブロック順序コードを含めるステップと、 追加データ・ブロックのグループまたは各グループに、最初の追加データ・ブ
    ロックの順序を識別する追加ポイント・コードを組み込むステップと、 前記記憶媒体に、前記1つまたは複数のグループを記憶するステップ とを含み、 次に、1つまたは複数の前記追加データ・ブロックから追加ポイント・コード
    を抽出することによって、前に書き込まれたデータと追加されたデータとの境界
    の位置を決定することができる、方法。
  2. 【請求項2】追加されたデータ・ブロックと追加されていないデータ・ブロッ
    クに、ブロック順序コードを含めることからなる、請求項1に従ってディジタル
    データを書き込む方法。
  3. 【請求項3】前記データが、書込みヘッドと記憶媒体の相対運動によって書き
    込まれ、前記方法が、さらに、前に書き込まれたデータと追加されたデータの境
    界の位置の決定を使用して、選択したヘッドを前記境界に物理的に近接した位置
    に位置決めするステップを含むことからなる、請求項1または請求項2に従って
    ディジタルデータを書き込む方法。
  4. 【請求項4】記憶媒体にデータのストリームを記憶する装置において、前記デ
    ータを1つまたは複数のグループに組み合わせるためのデータアセンブリ手段で
    あって、前記グループの各々が、前記記憶媒体に書き込まれる1つまたは複数の
    データ・ブロックを含むことからなる、データアセンブリ手段と、 前記データが、前記媒体に前に書き込まれたデータに追加されるかどうかを判
    定するための追加判定手段と、 追加されたデータを含むデータ・ブロックのうちの少なくともいくつかに、前
    記データ・ブロックのその他のものに対する該データ・ブロックの順序を示すブ
    ロック順序コードを含めるためのブロック順序付け手段と、 追加データ・ブロックのグループまたは各グループに、最初の追加データ・ブ
    ロックのブロック順序コードを示す追加ポイント・コードを組み込むための手段
    と、 前記データ・ブロックを前記記憶媒体に連続して書き込むための手段と、 追加データを読み取る際に、前記追加データ・ブロックのうちの1つの追加ポ
    イント・コードを参照して、追加データと前に書き込まれたデータの境界の位置
    を決定するように動作可能な追加ポイント決定手段と、 を含む装置。
  5. 【請求項5】1つまたは複数の以前のグループの1つまたは複数のデータ・ブ
    ロックと、少なくとも1つの追加グループの1つまたは複数のデータ・ブロック
    を記憶する記憶媒体からデータのストリームを読み取るための装置において、前
    記少なくとも1つの追加グループのデータ・ブロックのうちの少なくともいくつ
    かが、それぞれ、前記データ・ブロックの残りの部分に対する該データ・ブロッ
    クの順序を識別するブロック順序コードと、最初の追加データ・ブロックのブロ
    ック順序コードを識別する追加ポイント・コードとを含み、 前記記憶媒体から前記追加データ・ブロックを読み取るための読取り手段と、
    追加データ・ブロックからそれぞれの追加ポイント・コードを抽出し、前に書き
    込まれたデータと追加データの境界の位置を決定するための処理手段を含む、装
    置。
  6. 【請求項6】前記読取り手段が、前記記憶媒体に対して相対的に移動可能な読
    取りヘッドを備え、前記装置が、さらに、前記処理手段に応答して前記読取りヘ
    ッドを前記境界に近接した位置に配置する記憶媒体駆動手段を含む、請求項5の
    装置。
  7. 【請求項7】前記読取り手段によって受け取られた信号を較正するための較正
    手段を含み、前記較正手段が、前記処理手段によって識別された境界の決定に応
    答して、新規な較正ルーチンを開始または起動する、請求項5の装置。
  8. 【請求項8】前記データを読み取るステップと、連続するブロックの追加ポイ
    ント・コードを監視するステップと、ブロック内の追加ポイント・コードが、先
    行するデータ・ブロックの追加ポイントによって示されるものよりも先にある追
    加ポイントを示す場合に、古いデータの警告を生成するステップを含む、請求項
    1乃至3のいずれかに従って書き込まれたデータを監視する方法。
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