JP2002509452A - 層状多機能流体吸収部材 - Google Patents

層状多機能流体吸収部材

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Abstract

(57)【要約】 本発明にかかる流体吸収部材は、3つの基本的な要素、化学的に硬化され、ツイスト及びカールされた嵩のある繊維、高表面積繊維、及び熱可塑性繊維材料または化学繊維等のバインダー添加物を含む。本発明にかかる流体吸収部材は、高表面積繊維を使用して、精製を行ない、流体吸収部材に、毛管圧(吸い上げ)を与える。これらの高表面積繊維は、小さく、高整合されている。それらは、嵩を与え、化学的に硬化され、ツイスト及びカールされた(精製されない)繊維のみに見られる毛管圧よりもより過剰な毛管圧を基材に与える。この高表面適用に好ましい繊維は、ユーカリ科の木パルプ繊維である。ユーカリは、化学的に硬化され、ツイスト及びカールされた繊維と組合わせて、所望の毛管圧特性を与え、形成するスクリーンを容易に透過しない。本発明によれば、これらの要素材料は、被覆層が好ましくは共形成された層状多機能性流体吸収部材と組み合わされる。このため、本発明は、異なる組成の被覆層を利用して特定の機能を達成することにより、被覆層の特性を調整し、特有の適用に合わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 層状多機能流体吸収部材 発明の技術分野 本発明は、改良された流体受容、分配、及び貯留特性を有する流体吸収部材に 関する。本発明は、さらに、ティシュやタオルと同様に、生理用品、使い捨てお むつ、成人用失禁パッド及びブリーフ等の種々の吸収物品に用いられる流体吸収 部材と結びつける吸収構造に関する。 発明の背景 繊維の絡まった集合体すなわち繊維ウエブを含む吸収ウエブは、当業者によく 知られている。このようなウエブは、液体例えば放出された体液を、流体を繊維 材料自体により吸収する機構、及び流体が要求する吸い上げ機構の両方により、 繊維間の毛管の隙間に吸い込み、分配し、貯留する。 なぜ、経血パッド、成人用失禁用品、及びおむつ等の種々の吸収用品が漏れや すいかという理由の1つは、最初の流体の放出を効果的に吸収したとしても、二 度目及び後続する流体の放出を吸収する能力のなさにある。使用者が注意を払う 前に、複数回の放出を普通に経験するとき、二度目及び後続する流体の放出の漏 れは、特に夜間によく起こる。流体の複数回の放出を十分に処理するための多く の吸収用品の能力のなさの理由の1つは、上述の理由に加えて、吸収コアの、放 出領域がその吸収体の許容量に達するとすぐ、放出された流体をその放出領域を 輸送するという能力のなさにある。吸収用品の総合的な性能は、流体をコアの一 番遠い領域に輸送させる能力のなさによって限定される。 吸収コアの流体輸送能力の増加に使用され得る1つの手段は、汎用のコアの高 密度化により小さい平均孔組織を作ることにある。このことが、全体的な孔径平 均を低減すると、一般的に、一番大きいセルが一番大きいへこみと小孔の一番大 きい割合と見なされ、この割合は、極限の毛管圧(垂直方向の吸い上げ高さ)を 決定し、変化の最小値と見なされる。大きな孔の許容量の損失は、流体許容量、 または保持力、及び特に重要なことには、流体の浸透性の高損失を生じる。 吸収コアの流体輸送能力を増加するために従来使用された他の方法は、高表面 積を有する細かい繊維及び粒子を、化学的に硬化されたセルロース繊維、非硬化 セルロース材料、合成繊維、化学的添加剤、及び熱可塑性ポリマーと、一定量ブ レンドすることである。単位量当たりの表面積は、特有の基質の毛管圧に強い影 響を与えるので、これらの高表面積繊維は、より高い垂直方向の吸い上げを提供 する。しかし、結果的な構造は、非常に密で、低流体輸送能力を有する傾向があ り、または、「フラックス」、ここでは一定量の流体が材料の横断面を通って、 単位時間内に特定の高さまで動くための能力をいう、である。これらの細かい繊 維による毛管圧(高さ)における増加は、ある高さに輸送される著しい損失量に 起因する。 けれども、当業者に知られる吸収構造の流体の貯蔵輸送能力の増加の他の方法 は、吸収材料特に繊維材料の多層積層を用いることである。多層の使用は、追加 量の材料を使用させるばかりでなく、その密度及び親水性の傾度等の吸収構造の 範囲内に傾度を確立するために材料特性を合うように調整させる。しかしながら 、多層の繊維材料の使用は、いくつかの所望の流体処理特性を提供し得るが、こ れらの特性は、分離した層間の境界で流体輸送への界面抵抗によって大きな度合 いで頻繁に相殺される。このような界面抵抗は、層を積層したときに、繊維間の 毛管が整然と配列していないことにより生ずる毛管構造中の不連続、同様に界面 境界線における材料特性の急な変化に起因して起こる。多層吸収構造は、さらに 、必要な処理及び多数の分割した予備形成ウエブの相関に起因するさらなるプロ セスの困難性及び支出を招く。 従って、流体輸送に対する界面抵抗を最小限にすると同時に、その構造の範囲 内で材料特性を直接調整する能力を与える吸収部材を提供することが望ましい。 さらに、比較的経済的かつ容易に製造される吸収部材を提供することが望まし い。 発明の概要 本発明にかかる流体吸収部材は、好ましくは、3つの基本的な要素、化学的に 硬化され、ツイスト及びカールされた嵩のある繊維、高表面積繊維、及び熱可塑 性繊維材料または化学繊維等のバインダー添加物を含む。 本発明にかかる流体吸収部材は、高表面積繊維を使用して、流体吸収部材に、 毛管圧(吸い上げ)を与える。 高表面積適用のために好ましい繊維は、ユーカリ科の木のパルプ繊維である。 ユーカリは、化学的に硬化され、ツイストされ、及びカールされた繊維と組み合 わせて、所望の毛管圧特性を提供し、形成されるスクリーンを容易に通過しない 。特に、好適なユーカリ繊維は、ユーカリグランディス(grandis)種の 繊維を多く含む。 本発明によれば、これらの要素材料が、層状の好ましくは層が共形成された( co−formed)多機能流体部材に組み合わされる。このため、本発明は、 層の組成及び/または原材料を加工して特有の機能性を得る手法を調整すること により、層の特性を調整して特有の適用に合わせることができる構造を提供する 。 本発明の流体吸収部材は、種々の型の吸収物品例えば使い捨て経血パッド、お むつ、及び失禁用ブリーフ等の吸収コアの要素として有利に利用し得、また、流 体透過性トップシートと、このトップシートに付着された流体不透過性バックシ ートとを含み、その間には、吸収コアが配置されている。このような吸収部材は また、ティシュ、タオルまたはふき取り用品のような最終使用製品としても個々 に利用し得る。 図面の簡単な説明 図1は、本発明にかかる吸収部材を有する経血製品の形の吸収物品の好ましい 一例の部分切欠透視図である。 図2は、本発明にかかる吸収部材を有するおむつの形の吸収物品の好ましい一 例の部分切欠透視図である。 図3は、図1に表される流体吸収部材の拡大縦断面図である。 図4は、本発明にかかる別の流体吸収部材の拡大縦断面図である。 発明の詳細な説明 本発明の流体吸収部材は、十分な量の体液例えば尿、汗、月経、及び体排泄物 中の水を種々の組成の他の流体と同様に吸収し得る使い捨て製品に使用すること ができる。このような物品は、使い捨ておむつ、経血パッド、大人用失禁ブリー フ、タンポン、及び使い捨てタオル、及び拭き取り用品等の形で供給され得る。 使い捨て物品または製品中の要素としての利用に加えて、本発明の吸収部材は、 最終使用製品例えばティシュ、タオル、または拭き取り製品(以下、ティシュ/ タオル製品という)、または種々の他の部材、または他の製品の広範な種類の部 品の1つとしての要素との組合せを含む単独の利用が可能である。 ここでいう吸収物品は、一般的に3つの基本構成要素を含む。このような要素 の1つは、実質的に液体不透過性バックシートである。このバックシートの上に は、それ自体1以上の分離層を含み、その1以上の層に高吸収性材料を有する吸 収コアが配置される。トップシートは、装着者の皮膚のいちばん近くに配置され る物品の要素である。ここで使用されるように、用語「結合された」は、トップ シートを吸収コアの周囲で直接バックシートに付着することにより、トップシー トをバックシートに直接結合することによる外形、及びバックシートに順に付着 された中間部材にトップシートを付着することによりトップシートを直接バック シートに結合することによる外形を意味する。トップシートは、吸収コアに接合 され得る。 好ましい使い捨ておむつまたは経血パッドは、この発明の目的のために、吸収 コア、積層されるか、またはコアの一面と共に広範囲にわたるトップシート、及 び積層されるか、またはトップシートで覆われた面と反対側のコアの一面ととも に広範囲にわたる液体不透過性バックシートを含む。トップシートとバックシー トとの両方は、最も好ましくはコアよりも大きな幅及び長さを有し、それにより コアを越えて延びるバックシート及びトップシートの小さい端部を与える。しば しば、バックシート及びトップシートは、これらの側端部で一体となる。この製 品は、好ましくは、これに限定しないが、例えば砂時計型等の外形状を構成する 。 本発明に係る吸収コア及び吸収構造は、ここに述べたような流体吸収部材を含 むまたは有する。本発明の目的は、物品のトップシートに一番近く、かつ面する 吸収コアの表面または部分をいう用語「上方」、反対に、物品のバックシートに 一番近く、かつ面する吸収コアの表面または部分をいう用語「下方」で理解され 得る。 本発明に係る吸収物品の種々の部材及び構造は、一般的に、全く平らであるか 、 またはないか、及びどのような所望の外形にも形成または輪郭づけられ得る。 ここで使用されるように、用語「層」(「多層」及び「層状の」を意味すると 理解される)は、分離された、確認し得る、互いに分離されたまま、及び比較的 移動可能な、あるいは接着または接合されて互いに永久に結びついたままの吸収 構成のシート状またはウエブ状要素を意味するために利用される。各「層」はそ れ自体、同様のまたは異なった構成の、いくつかのシートまたはウエブの、積層 または組合せを含む。 用語「被覆層」及びその複数形は、一方、確認し得る異なった構成、密度、ま たは他の材料特性を有し、層または構造が一表面から多表面に異種である層また は構造の範囲の被覆されて、積層された領域をいうために利用される。 本発明に係る吸収構造は、「流体吸収部材」にここで起因すると考えられる特 性及び特徴を有する1層、または1構造以上を有し得る。このような吸収構造は 、また、例えば受容層及び貯留層のような異なる構成及び機能特性を有する1ま たはそれ以上の層を含み、本発明の流体吸収部材の特性を増大し、及び吸収構造 の全体的な挙動を増強するための機能的特性を提供する。 任意に、流体透過シート(例えばティシュシート)または他の織物を、流体吸 収部材、及び製造中及び/または使用中に、流体吸収部材の完全な状態を増加す るための他の要素間に配置することができる。このようなシートまたは織物は、 流体吸収部材だけの全部または部分を覆い得るか、あるいは単に流体吸収部材を 覆う必要性なく、上述のように配置され得る。また、任意に、高吸収性材料を含 むどのような層または構造も、例えばティシュペーパーシートのような流体透過 性シートで覆い得、利用者が不確実な高吸収性材料と関わることを不要にする。 I.多層化された多機能吸収部材 A.流体吸収部材の組成 本発明に係る流体吸収部材は、好ましくは3つの基本的な要素、化学的に硬化 された、ツイスト及びカールされた嵩の高い繊維、高表面積繊維、及びバインダ ー材料を含む。これらの流体吸収部材の基本的な要素は、各々下記に詳しく述べ る。 1.化学的に硬化された/ツイストされた嵩高い繊維 本発明の流体吸収部材は、大部分の要素として、化学的に硬化された、ツイス トされた、及びカールされた繊維を含む。ここに使用されているように、用語「 化学的に硬化された、ツイスト及びカールされた繊維」は、乾燥及び水性条件下 で繊維の硬化を増加する化学手段により硬化されたどのような繊維も意味する。 このような手段は、例えば繊維を被覆及び/または繊維に染み込むような化学的 硬化剤の添加を含む。このような手段はまた、例えば架橋ポリマー鎖による繊維 自体の化学構造を変えることによる繊維の硬化を含む。 例えば個別(すなわち綿毛状のような)の形式で、架橋結合によって硬化され た繊維が、例えば1965年12月21日発行のBernardinの米国特許 3,224,926号、Chungの1969年4月22日発行の米国特許3, 440,135号、Chatterjeeの1976年1月13日発行の米国特 許3,932,209号、及びSanjenisらの1997年6月12日発行 の米国特許4,035,147号に開示されている。さらに好ましい繊維は、D eanらの1989年4月18日発行の米国特許4,822,453号、Dea nらの1989年12月19日発行の米国特許4,888,093号、及びMo oreらの1990年2月6日発行の米国特許4,898,642号に開示され ている。 理論によって結びつけられることを要求することはなく、親水性であることに 加えて、これらの硬化された繊維は、好ましくは実質的に「ホーン加工(hor nified)」されている。 このように、小室の壁は、容易に確認できる膨潤をせず、湿潤した時、組織内 の中空の容量を維持する。化学的に硬化された、ツイスト及びカールされたセル ロースファイバーは、永久性、柔軟性、及び増加された親水性を与える。ここで 述べられる細かい繊維は、非常に小さく、及び高度に整合しているので、化学的 に、硬化された、ツイスト及びカールされたセルロース繊維は、その硬化された 、ツイスト/カールをもって、細かい繊維で満たされた繊維内の中空を有するこ とに抵抗するその材料の1つである。開放された毛管構造を維持するためのこの 能力は、中空の許容量に加えて、厚み及び永久性の両方を提供する。 代表的な目的で、セルロース繊維を被覆または含浸し得る他の重合性硬化剤は 、National Starch and Chemical Corp.B rodgewater,NJ,USAから販売されているようなチッ素含有基( 例えばアミノ基)を有するカチオン変性スターチ、ラテックス(商標名)、例え ばポリアミド−エピクロヒドリン樹脂(例えばKymene(商標名)557H 、Hercules,Inc.WilmingtonmDelaware,US A)等の湿潤スターチ樹脂、ポリアクリルアミド樹脂(例えばCosciaらの 1971年2月19日発行の米国特許3,556,932に開示されているか、 あるいは、例えばCytec Industries West Patter son,NJ,USAにより市販のポリアクリルアミド添加剤 商標名 Par ez)、尿素ホルムアルデヒド及びメラミンホルムアルデヒド樹脂及びポリエチ レンイミン樹脂を含む。紙技術に利用され、一般にここで適用し得る湿潤強化樹 脂に関する一般的な論文は、Technical Association o f the Pulp and Paper Industry(New Yo rk,1965)のTAPPI モノグラフシリーズ No.29「紙及び紙板 における湿潤強さ」に見られる。 ここで流体吸収部材に用いられる繊維は、好ましくは、化学反応により硬化さ れる。例えば架橋剤は、適用に続いて、繊維内架橋の化学的形成を生じる繊維に 適用され得る。これらの架橋結合は、繊維の硬化を増加し得る。化学的に硬化さ れた繊維に対する繊維内架橋結合に利用は好ましいが、例えばラジカルまたは酵 素手段により架橋されるような繊維の化学的硬化の他の型の反応を除外するとい う意味はない。 さらに好ましい硬化繊維では、このような繊維が比較的脱水され、脱繊維化( 例えば個別化)、ツイスト及びカールされた状態である間、化学的プロセスは、 架橋剤と架橋することを含む。好ましい化学硬化剤は、これに限定されないが、 架橋溶液の形成に用いられ得る酸機能性を有するC2−C8ジアルデヒド、及びC2 −C8モノアルデヒド単量体架橋剤を含む。この化合物は、単一のセルロース鎖 の少なくとも2つのヒドロキシル基と、あるいは単一の繊維中におおよそ位置す るセルロース鎖に反応し得る。硬化されたセルロース繊維の調製に使用が考 えられるこのような架橋剤は、これに限定されないが、グルタルアルデヒド、グ リコサル、ホルムアルデヒド、及びグリオキシル酸を含む。他の好ましい硬化剤 は、例えばクエン酸等のポリカルボキシレートである。ポリカルボキシレート硬 化剤、及びこの硬化剤から硬化された繊維を製造する方法は、1993年3月2 日に発行された米国特許5,190,563号に記載されており、ここで参照し て組合わせる。この条件下の架橋の効果は、ここで吸収物品に使用中、硬化され た、ツイスト、カール形状を維持する傾向がある繊維を形成することである。こ のような繊維、及びこれを形成する方法は、上述の特許に述べられている。 ここで説明する前の、好ましい物理的挙動特性を有する硬化されたセルロース 繊維は、米国特許出願304,925に述べられるように、このような繊維を乾 燥及び繊維にする間またはその後、比較的脱水された形式でこのような繊維を内 部的に架橋することによって製造し得る。しかしながら、この発明から他の親水 性、化学的に硬化され、ツイスト及びカールされた繊維例えば米国特許3,22 4,926号、3,440,135号、4,035,137号及び3,932, 209号(これに限定する訳ではないが、)とすでに結び付けて述べられた繊維 を除外するという意味はない。硬化され、ツイスト及びカールされたセルロース 繊維を提供する他の非化学的硬化手段はまた、本発明の範囲内であると考えられ 、例えばアルカリ処理(例えばフロータパルピング(frotapulping )及び/または精製)を伴うまたは伴わない高密度(一般に約30%より大きい )の機械的処理等である。このような方法は、ここで組合わせて参照する、Ma ry L.Mintonにより「パルプ処理方法」の名称で、各々、1990年 12月11日、及び1993年9月14日に発行された米国特許4,976,8 19号及び米国特許5,244,541号にもっと良くのべられている。 2.高表面積繊維 本発明にかかる流体吸収部材は、高表面積繊維を使用して流体吸収部材に、毛 管圧(または吸引)を与える。これらの高表面積繊維は、小さく、高整合されて いる。それらは、嵩を与え、化学的に硬化され、ツイスト及びカールされた(精 製されない)繊維のみに見られる毛管圧よりも過剰に、基材に毛管圧を与える。 この高表面適用に好ましい繊維は、ユーカリ科の木パルプ繊維である。 ユーカリは、以下に述べた十分な量のセルロースを有するので、化学的に硬化 され、ツイストされ、及びカールされた繊維と組合わせて、所望の毛管圧特性を 与え、形成するスクリーンを容易に透過させない。特に、好適なユーカリ繊維は 、ユーカリグラディス種を含む。 パルプスラリーから湿潤ウエブを形成する前に、硬化されたセルロースに添加 する他の好適な表面積発生繊維は、これに限定する訳ではないが、ここで参照す る例えばYoungらにより、1993年6月8日な発行された米国特許5,2 17,445号に開示されているような種々のセルロース及び合成繊維材料を含 む。このような材料は、非硬化セルロース繊維(すなわち市販のセルロースパル プ繊維)を含み、ここで「クリル(crill)」と呼ぶ高精製、硬化及び非硬 化、セルロース繊維(好ましくは約200CFS(canadian Stan dard Freeness)以下、より好ましくは40CFSないし100C FS)及び膨脹されたセルロース繊維(ここでも以下でも述べられる)高表面積 材料を含む。高表面積セルロースは、スラリー中の硬化繊維とよく混合され、ス ラリーは、上述のように、湿式である。ブレンダー、リパルパー、デフレーカー 、バレービーター、リファイナー(例えばシングル、コーンまたはダブルディス クリファイナー)、または当業者に知られるような他の装置を、硬化繊維及び高 表面積セルロースの精製、混合、デクランプ(declump)、または精製に 使用することができる。 高表面積セルロースは、小径のオリフィスを通してセルロース繊維の懸濁液を 通すことによってセルロース繊維から作ることができる。ここで、この懸濁液は 、少なくとも3000psigの加圧落下及び高速剪断作用に供され、その後、 高速の減速衝撃に供される。オリフィスを通して懸濁液を通過させることは、実 質的に安定した懸濁液を得るまで繰返される。ここに参照するように、1984 年11月20日に発行の、Turbakらの米国特許4,483743号を参照 のこと。 3.結合方法 非硬化セルロースに関連して、上述の高表面積繊維と組合わせた、架橋され、 ツイストされ、硬化された繊維は、特に、湿潤条件で、低強度シートを形成する 。 このため、プロセスを促進し、生成物特有の機械的性質を提供するために、湿潤 及び乾燥状態において、結合手段を、好ましくは完全にウエブ中にあるいは上に 結合する。形成するワイヤ上に堆積した後、及び乾燥前、乾燥後、またはその組 合わせにおいて、結合手段を湿式ウエブに与えることによって、ウエブを形成す る前に、結合手段をパルプに添加することによりなし得る。 本発明にかかる流体吸収部材は、化学的バインダー添加剤及び/または材料に 加熱結合された高分子マイクロウエブをまとめることによって、これらの問題を 軽減する。このマイクロウエブは、高分子結合繊維(Hoechst−Cela nese Copolyolefin Bicomponent繊維及び同様の もの)を、繊維の交差するところに強く結合させることによって形成される。 このような結合機構は、湿潤/乾燥張力、柔軟性、及び復元力を顕著に制御及 び維持し、広範な機械的柔軟性(リングローリング(すなわち凝集されたロール に通すこと)、クレーピング、マイクロクレーピング、S−ラップなど)、許容 し得る湿潤/乾燥張力強度及び復元力を可能にする。 本発明にかかる吸収部材において、このようなマイクロウエブ、熱可塑性結合 材料を利用することは、結合繊維、化学的硬化された、ツイスト及びカールされ たセルロース繊維、または高表面積繊維に互いに、結合繊維の交差するところに 結合位を提供する。このような加熱結合されたウエブは、一般に、好ましくは平 均的にくまなく分配された硬化されたセルロース繊維及び熱可塑性繊維を含むウ エブを形成することによってなし得る。ウエブ形成の前に、熱可塑性繊維材料を 、水性スラリー中の硬化されたセルロース繊維及び細かい繊維と、内部混合する ことができる。一度形成すると、ウエブを加熱することによって繊維の熱可塑性 の部分が溶融するまで、ウエブを熱的に結合する。好適な繊維材料の特定の非限 定例は、ポリエステルホットメルト繊維(KODEL410)、二成分繊維(例 えばHoechst−Celanese CorporatetionからCE LBOND(商標名)T106として販売されている)、三成分繊維、またそれ らの混合物と同様のものを含む。 加えて、クリンプが他のポリマーベースバインダー繊維は、ウエブに嵩を加え ることに寄与する。本発明に好適に使用し得るクリンプされた種類のポリマーベ ースバインダー繊維は、Hoechst−Celanese Corporat etionからCELBOND(商標名)T225として販売されているHoe chst−Celanese Copolyolefin Bicompone nt繊維である。 ここで、流体吸収部材に有用な熱可塑性結合材料は、セルロース繊維に広範に 損傷を与えないどのようなメルト接着剤をも含む。好ましくは、熱可塑性結合材 料の融点は、約(175℃)以下であり、さらに好ましくは、約75℃ないし約 175℃である。どのような場合でも、融点は、発明の物品を貯蔵する温度より も低くてはいけないので、融点は、典型的に約50℃以上である。 熱可塑性結合材料は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル 、ポリビニルクロリド、及びポリビニリデンクロリドなどであり得る。 好ましくは、熱可塑性繊維は、貯留材料として使用され得る構成がなくては、 水性流体を顕著に吸収しない。しかしながら、熱可塑性材料の表面は、親水性ま たは疎水性であり得る。(ここで用いられているように、用語「親水性」は、そ の表面が水で湿潤される程度をいう。 ここで用いられる熱可塑性繊維は、約0.1cmないし約12cmのオーダー の長さ、好ましくは、約0.3ないし3.0cmのオーダーであり得る。 熱可塑性樹脂は、好ましくは、例えば赤外線、スチームドラム乾燥、空気結合 等の当業者に既知の方法で溶融され得る。他の変形として、ウエブを、その一面 または両面で加熱エンボスに供する。この技術は、本文中で前もって結び付けら れた米国特許4,590,114号にさらに詳しく述べられている。 前述のように、例えばティッシュシート等の織物及び他の水吸収性不織シート を、上述の結合手段に加えて、あるいはその代わりに、外部支持体として使用し 得る。 本発明にかかる流体吸収部材は、上述の熱可塑性結合樹脂に加えて、吸収部材 の物理的完全さを増加する、及び/またはウエブ、特に湿式ウエブのプロセスを 促進するための化学的添加結合手段例えば樹脂性バインダー、ラテックス、及び スターチ等の当業者に繊維ウエブに増加された完全さを提供するために当業者に 知られたものを含む。好ましい樹脂製バインダーは、紙構造中に、湿潤、乾燥、 または、湿潤及び乾燥強度を与える能力で知られるようなもの例えばここで参照 するTAPPIモノグラフシリーズNo.29,紙及び紙板における湿潤強さ, Technical Association of the Pulp an dPaper Industry(New York,1965)に記載のもの を含む。好適な樹脂は、ポリアミド−エピクロロヒドリン及びポリアクリルアミ ド−グリオキサル樹脂を含む。本発明に有用な他の樹脂は、尿素ホルムアルデヒ ド、及びメラミンホルムアルデヒド樹脂である。さらに、この多官能性樹脂の共 通官能基は、アミノ基、及び窒素に結合したメチロール基等の基を含む窒素であ る。また、ポリエチレンイミン型樹脂は、本発明に有用と見られる。好ましい化 学的添加結合手段は、Cytec Industries,West Patt erson,NJ,USA,から商標名Perez 631 NCから販売され る市販のポリアクリルアミド−グリコサル樹脂である。 また、スターチ特にカチオン変性スターチは、化学的添加剤として本発明に有 用であると見られる。一般的に、アミノ基、及び窒素に結合したメチロール基等 の基を含む窒素で変性されたこのようなカチオン性スターチ材料は、Bridg ewater,New JerseyのNational Starch an d Chmical Corporationから入手し得る。他の好適なバイ ンダーは、これに限定されないが、ポリアクリル酸ポリビニルアルコール、及び ポリビニルアセテートを含む。 添加される化学的添加バインダーのレベルは、全ウエブの重量に対し約0%な いし約5%である。しかしながら、親水性化学的添加バインダーは大量に使用さ れ得る。化学的バインダー添加剤を水溶性スラリー中の硬化された繊維に添加す ると、また、市販の非硬化セルロース繊維または高表面積セルロースが好ましく 存在して化学的バインダーの保持を強化する。化学的添加バインダーを、印刷、 スプレー、または当業者に知られた他の方法により、乾燥または非乾燥ウエブに 適用する。 B.吸収部材の構造 本発明によれば、被覆層が好ましくは共通に形成された上述の吸収部材の構成 材料は、層状の多機能性流体吸収部材に組み合わされる。このため、本発明は、 被覆層の特性が、その被覆層の異なる組成を利用して特有の機能性を達成するこ とにより特定の適用に合わせるために調整され得る構造を提供する。 したがって、特定の適用によれば、どのような方向または部材中の方向に、傾 向を確立すること、及び/またはそのような部材の範囲内で確認し得る被覆層を 与えて、異なる密度、基準重量、組成、親水性、または特定の適用に適合させる ための他の特性を与えることが望ましい。 特に、吸収物品中に要素として使用される時、少ない受容可能量で、一表面が 最低の分散で流体を迅速に受容する能力があるバイアスされた吸収部材を有する ことが好ましい。吸収物品内に適用された時、「受容側」は装着者の方向に適用 され、「分配側」は、装着者から離れて適用され、「下方または外」機能性は、 流体が、装着者側で、最低の分散で迅速に部材内に受容され、及び部材の衣類に 面する側で、吸収部材の低い位置全体にわたって迅速に分配される。この機能性 は、装着者から離れて面する吸収物品の範囲の吸収許容量を効果的に利用すると き、吸収部材、したがって吸収物品に、完全な、乾燥した視覚的、触感的印象を 与える。吸収材料の連続する分離層を選択して、同様の機能性を出すことができ るけれども、本発明によれば、層状一単位の吸収部材中に別々の被覆層の形で、 別の組成及び/または他の材料特性の共形成された「層」が存在することが好ま しい。共形成する個々の被覆層は、全体の吸収部材を結合および/または硬化し て最終のウエブ構造を製造する前に、各々、層間の繊維を混ぜて、もつれさせる こと及び層内境界で、非結合、非固化繊維互いに並べて重ね合わせる能力により 、被覆層間に毛管の連続体を提供する。 上述の機能を提供するために、好ましくは、被覆層のための要素を、上述の好 ましい要素範囲から選択することにより、各々被覆層は、最終的な吸収部材全体 に、構造の完全さを与える。好ましくは要素をさらに選択することにより、第1 または受容側の吸収部材を、良好な分配及び貯留特性を与えるが、最も望ましい 需要特性に乏しい小さくて高表面積の繊維がない状態にして、かつ第2または分 配側の吸収部材を小さくて高表面積の繊維を比較的高い割合で有するようにして 、優れた分配特性を与える。 したがって、各被覆層の好ましい要素は、下記の通りである。第1または受容 側被覆層は、好ましくは約50%ないし約95%、さらに好ましくは約75ない し95%、さらにまた好ましくは約80%の化学的に硬化された、ツイスト及び カールされたセルロース繊維と、好ましくは約0ないし約45%、さらに好まし くは約0%ないし約20%、さらにまた好ましくは約0%のユーカリ高表面積繊 維と、好ましくは約0ないし約50%、さらに好ましくは10%ないし50%及 びさらにまた好ましくは約20%の熱可塑性結合手段と、好ましくは約0%ない し約5%、さらに好ましくは0%ないし2%、さらにまた好ましくは0%の化学 的バインダー添加剤とを含む。第2または分配側被覆層は、好ましくは約30% ないし95%、さらに好ましくは約40%ないし90%,さらにまた好ましくは 約88%の化学的に硬化された、ツイスト及びカールされたセルロース繊維と、 好ましくは約3%ないし約70%、さらに好ましくは約3%ないし約50%、さ らにまた好ましくは約10%のユーカリ高表面積繊維と、好ましくは約0%ない し約50%、さらに好ましくは約0%ないし約10%、さらにまた好ましくは約 0%の熱可塑性結合手段と、好ましくは約0%ないし約5%、さらに好ましくは 約0%ないし約2%、さらにまた好ましくは約2%の化学的バインダー添加剤と を含む。 実施例により、約80%の化学的に硬化された、ツイスト及びカールされたセ ルロース繊維及び約20%の熱可塑性二成分繊維を含む上被覆層と、約49%の 化学的に硬化された、ツイストカールされたセルロース繊維、約49%のユーカ リ高表面積繊維、及び約2%の化学的バインダー添加剤、または78%の化学的 に硬化された、ツイスト及びカールされたセルロース繊維、約20%のユーカリ 高表面積繊維、及び約2%の化学的バインダー添加剤の下被覆層との2つの流体 吸収部材が、ここで述べられる適用に好適であることが見出だされた。 本発明の吸収部材の機能性を、吸収物品(適用し得る)の他の要素と共に作用 するよう、あるいは特定の用途または適用に合うように調節することができる。 それと異なり、本発明の流体吸収部材は、選択された要素及び吸収部材の調製及 び形成中に原材料が通過する手段により所望の受容、分配、及び/または貯留性 能を提供する三機能性である。流体吸収部材の性能を調整するための1つの特に 高い有用性を有する手段は、より高い受容特性を有する製造材料の精製が比較的 低いレベルであり、かつ高い分配/貯留特性を有する製造材料の精製が比較的高 いレベルである状態をもって、構成繊維の貯留準備中に繊維の精製量を制御する ことにある。 第1及び第2の被覆層は、組成的に異なり、好ましくは第1及び第2の被覆層 の両方の構成要素の中間の構成要素を有する1またはそれ以上の被覆層を、上述 の第1及び第2の被覆層上または間に配置することができる。 ここに述べられた型の多層被覆層に加えて、吸収部材の必須部分となる基材ま たは織物上に1またはそれ以上の被覆層を形成することが望ましい。このような 基材は不織物、織物、または膜、特に開孔された膜の状態で得られる。高い水分 量をまだ含むけれども、被覆層がこのような基材上に設けられるとき、被覆層の 少量の繊維は織物中の開孔または孔を通過し、当業者にいわゆる「ステープリン グ」と呼ばれる現象によって吸収部材を織物に付着する。このような形成プロセ スは、ここでその開示を引用されるBuegnerらの1994年8月2日に発 行された米国特許第5,334,176号に述べられている。合成物のみがある 適用に好適であり得る追加の構成の完全さを提供するのではない場合、その主要 なところをもって、どのような好適な基材または織物も使用し得る。 C.吸収部材形成プロセス 本発明の流体吸収部材の構成要素を、湿式方法、空気気流式方法、カーディン グ、及び他の方法を含む種々の方法好ましくは湿式方法によって一緒にブレンド し、及びウエブ中に形成することができる。 乾燥ラップ及び紙等のシートを形成するための湿式セルロース繊維材料の技術 は、当業者に良く知られている。これらの技術は、一般的に、本発明の吸収構造 に有用な湿式シートを形成するための硬化された繊維の湿式処理に好適である。 好ましい湿式技術は、手すき、及び例えばL.H.Sanfordらによる米国 特許3,301,746号に開示されるような製紙機を利用して湿式処理するこ とを含む。化学的に硬化された、ツイストされ、及びカールされた繊維の挙動に より、特に水溶性スラリー中に毛球を作るその傾向、以下に述べるそのプロセス の応用は、好ましくは製紙機で湿式処理するときに行なわれる。 一般に、湿式ウエブを、有孔形成ワイヤ上に繊維の水溶性スラリーを配置し、 湿式スラリーを脱水し、湿潤ウエブを形成し、及びその湿潤ウエブを乾燥するる ことにより、製造することができる。好ましくは、湿式処理するための繊維の水 性スラリーは、全スラリー重量を基準にして約0.02%ないし約0.2%の繊 維密度を有する。スラリーの堆積は、ヘッドボックスとして当業者に知られる装 置を利用して普通に行なわれる。ヘッドボックスは、繊維の水性スラリーを有孔 形成ワイヤ上に導入するためにスライスとして知られる開孔を有する。この形成 ワイヤは、構成の一部で、ドライラップまたは他の形成プロセスに使用されるメ ッシュサイズであり得る。ドライラップとティシュシートの形成に当業者に使用 されるヘッドボックスの市販の型を使用し得る。最適な市販のヘッドボックスは 、例えば開放された、固定屋根、二重ワイヤ、傾斜ワイヤ及びドラム型ヘッドボ ックスを含む。本発明の吸収部材の構成要素の被覆層の共形成を、マルチスライ スレイヤーヘッドボックスまたはマルチヘッドボックス装置等の当業者に知られ た技術で行なうことができる。被覆層を、装置の有用性、完成紙料特性などによ り、連続してまたは同時に、形成ワイヤ上に置くことができる。 形成後ただちに、湿潤ウエブを脱水及び乾燥する。脱水は、フォイル、吸引ボ ックス、または他の真空装置または重カフローを用いて行なわれる。通常、脱水 は、繊維密度をウエブ全重量に対し、約8%ないし約30%、好ましくは約8% ないし約23%に増加する。約23%以上の密度に脱水することは、湿式加圧を 要求し、好ましくない。脱水後、必要ではないが、ウエブを形成ワイヤから乾燥 製品に変える乾燥装置に移動する。 湿潤ウエブの乾燥を、当業者に知られた多くの技術を利用して行なうことがで きる。熱可塑性結合材料ウエブに含むとき、他の繊維樹脂に対し熱可塑性結合樹 脂が溶融するが、熱可塑性結合樹脂が網目構造の中空の容量中に流れ込むか、あ るいは熱可塑性繊維上の親水性仕上げ(適当であれば)を劣化させることを引き 起こすほど高くはない温度で、ウエブを全く及び均一に乾燥することが特に重要 である。乾燥は、例えば加熱ブロースルードライヤ、加熱空気衝撃ドライヤ、ヤ ンキードライヤを含むヒートドラムドライヤを介して行なわれる。好ましくは湿 式ウエブを乾燥して(一般的に繊維密度約95%ないし約99%まで)完了する 。十分乾燥されたウエブの柔軟性は、好ましくは増加される。ウエブの柔軟性の 好 適な増加方法は、ドクターブレードを備えたヤンキードライヤーを用いた、ある いはドクターブレードまたは一対のロールを備えたリングローリング、クレーピ ング、又はマイクロクレーピング、S−ラッピング、コルゲートロールを備えた ローリング、または他の当業者に知られた技術等のいくつかの機械的技術の1つ を用いたウエブのクレーピングを含む。ウエブの柔軟性を増加するプロセスを、 ウエブ形成プロセスの一部あるいは分離された予備形成操作として行なうことが できる。 ある環境下で上述の型の好ましい湿式プロセスに加えて、空気気流式、カーデ ィング、または他の好適な方法によって、本発明にかかる流体吸収部材を形成す ることが好ましい。 II.任意の追加要素 A.受容層 本発明の流体吸収部材中に適合される流体の機能性に依存して、その吸収構造 の要素として、親水性繊維材料を含み、下記にさらに詳しく述べる上部の液体受 容層を有することにより、さらに受容能力を与えることが望ましい。この流体受 容層は、放出された体液を迅速に集めて一時的に保持させる。放出された流体の 一部は、装着者の姿勢により、受容層を透過し、放出に隣接した領域内の流体吸 収部材によって吸収され得る。しかし、流体は、頻繁に吹き出して放出されるの で、このような領域内の流体吸収部材はその放出と同じぐらい速く流体を吸収す ることができない。このため、この上方受容層はまた、初期に流体が接触した部 分から受容層の他の部分への流体の輸送を促進する。本発明の状況において、用 語「流体」は、これに限定するものではないが、液体、尿、経血、汗、及び体液 による水を含む。受容層の流体機能は、特に重要なものである。受容層は、トッ プシートをさらに十分に排出するための十分な、かつ下層(流体吸収部材)が受 容層を放出することを困難にし、また過剰な溶液の保持を行なうことのない毛管 吸引力を有する必要がある。 受容層は、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成繊維、綿、 セルロース等の天然繊維、あるいはこのような繊維のブレンド、またはなにか同 等の材料及び材料の組み合わせ等の織り、または不織のウエブを含む種々の異な る材料からなり得る。 いくつかの適用のためには、吸収構造中の受容の役割における本発明にかかる 吸収部材の特定の特定の処方を利用することが好ましい。 受容層または部材は、特定の適用に関して選択された一般に汎用のデザイン及 び組成からなり得る。受容層または部材は、均質または多層化された、輪郭を浮 き上がらせた、または均一な単層または多層等であり得る。このような受容部材 用に好適な材料は、天然のまたは初めから合成の、織りまたは不織の、目の粗い 、あるいは粒子の細かいものであり得、及び粒子層、または吸収高分子ゲル材料 を含むことができる。また、受容部材は、正方形、長方形、広楕円形、楕円形、 及び長楕円形等を含む特定の適用にも好適であるとわかるような、どのような所 望のサイズ及び/または形状をも有し得る。これらは、三次元形状をとるか、あ るいは実質的に全く平面であり得る。 受容部材は、このような材料の単一の、一単位の、均質な層または被覆層を含 み得る。あるいは、受容部材は、積層されたか、あるいは密着した積層構造に形 成されたこのような材料の二またはそれ以上の層を含み得る。特に、ウエブ、ま たは繊維形状の他の材料の介在層は、このような層と吸収構造の他の要素との間 に設けられ得る。さらに、単層、ウエブまたはこのような部材の範囲内で同一の 被覆層を与える構造で平らであることが好ましく、これにより、異なる密度の領 域、基準重量、組成、親水性、または他の特性を提供することができる。 B.貯留層 本発明の流体吸収部材中で調整される流体機能性にしたがって、その吸収構造 の要素として、本質的に流体貯留特性を有するさらなる層を有することによりさ らに貯留能力を与えることが望ましい。このような貯留層は、通常、必要ではな いけれども、限定された輸送、及び吸い上げ能力を有するが、高貯留、高保持能 力はもたず、流体吸収部材に依存して流入する流体を広範囲に分配する。 いくつかの適用のためには、吸収構造中の貯留または分配/貯留の役割で、本 発明にかかる吸収部材の特定の処方を利用することが望ましい。 貯留層または部材は、特定の適用に関して選択された一般に汎用のデザイン及 び組成からなり得る。この貯留層または部材は、均質または多層化された、輪郭 を浮き上がらせた、または均一な単層または多層等であり得る。このような貯留 部材用に好適な材料は、天然のまたは初めから合成の、織りまたは不織の、目の 粗い、あるいは粒子の細かいものであり得、及び粒子層、または吸収高分子ゲル 材料を含むことができる。 また、貯留部材は、正方形、長方形、広楕円形、楕円形、及び長楕円形等を含 む特定の適用にも好適であるとわかるような、どのような所望のサイズ及び/ま たは形状をも有し得る。これらは、三次元形状をとるか、あるいは実質的に全く 平面であり得る。 貯留部材は、このような材料の単一の、一単位の、均質な層または被覆層を含 み得る。あるいは、貯留部材は、積層されたか、あるいは密着した積層構造に形 成されたこのような材料の二またはそれ以上の層を含み得る。特に、ウエブ、ま たは繊維形状の他の材料の介在層は、このような層と吸収構造の他の要素との間 に設けられ得る。さらに、単層、ウエブまたはこのような部材の範囲内で同一の 被覆層を与える構造で平らであることが好ましく、これにより、異なる密度の領 域、基準重量、組成、親水性、または他の特性を提供することができる。 III.吸収部材の図説 ここで用いられるように、用語「吸収部材」は、体の浸出物を吸収して包含す るものをいい、さらに特に、装着者の体の近くに、または対向して配置され、体 から放出される種々の浸出物を吸収して包含するものをいう。ここで使用される 用語「使い捨て」は、吸収物品(すなわち一度の使用後に、廃棄するためのもの で、好ましくは、再利用されて堆肥となるか、層でなければ環境的に両立する方 法で捨てられるもの)として、洗濯したり、他の方法で、再保管または再利用す ることのない吸収物品をいう。「単位の」吸収物品とは、分離した部分からなり 、一緒に接合されて整列されたものを形成する吸収物品をいい、分離したホルダ ーやパッドのような分離した操作部分を必要としない。 A.経血パッド 本発明の一単位の使い捨て吸収物品の好ましい態様は、経血パッド、図1に示 されるサニタリーナプキン20である。ここで用いられるように、用語「サニタ リーナプキン」は、女性により外陰部領域近傍、一般に泌尿器領域の外側に装着 されるもので、月経の流体、及び装着者の体から放出する他の膣排出物(例えば 血、経血、尿など)を吸収して包含する。また、装着者の膣前庭の部分的に外側 と部分的に内側に配置される陰唇間用具も本発明の範囲内である。ここに使用さ れるように、用語「外陰部の」は、外側から視覚し得る女性性器をいう。しかし ながら、また、本発明は、他の女性の衛生及び経血パッド例えばパンティライナ ー、または他の吸収物品例えば失禁パッド、タンポン及び同様のものに好適であ ることがわかる。 図1は、本発明のサニタリーナプキン20のサニタリーナプキンの構成をより る明確に見せるために切欠された構造の部分を有する平面状態における概略図で ある。装着者に面して接触するサニタリーナプキン20の部分を見る人の方向に 合わせている。図1に示すようにサニタリーナプキン20は、好ましくは、液体 透過性トップシート22、トップシート22と結合された液体不透過性バックシ ート23、及びトップシート22とバックシート23との間に設けられた吸収コ ア25を含む。図1に表すサニタリーナプキン20は、装着者の下着上に配置さ れる前のサニタリーナプキンを表す単純な吸収物品である。しかしながら、図1 に示す特有の型あるいは形状のサニタリーナプキンに限定するものでない。 サニタリーナプキン20は、体に接触する表面または「体表面」及び下着面の 2つの面を有する。サニタリーナプキン20の体表面から見た図を図1に示す。 体表面は、体表面は、装着者の体の近くに装着され、一方、下着面は、その反対 側であり、サニタリーナプキン20を装着するとき、装着者の下着の近くに配置 される。サニタリーナプキン20は、長手方向センターライン「L」と幅方向セ ンターライン「T」の2つのセンターラインを有する。用語「長手方向」は、こ こで使用されるように、サニタリーナプキン20のライン、軸、または方向をい い、サニタリーナプキン20を装着するとき、一般に立っている装着者を右半身 と左半身に二等分する垂直面に配列されている。ここで用いられる用語「横断の 」または「側面の」は、互いに交換がきき、及びサニタリーナプキン20の面内 のライン、軸、または方向すなわち一般的に長手方向に対する垂直方向をいう。 また、図1は、長手方向の端部が31で表され、終端が32で表されるサニタリ ーナプキン20の外端によって定義される外縁30を有するサニタリーナプキン 2 0を示す。図1で表される態様において、サニタリーナプキン20は、長手方向 と横断方向のセンターラインの両方に関して対称的である。 サニタリーナプキン20は、好ましくはサイドフラップまたは「ウイング」3 4を含み、装着者のパンティーのまた部分の周囲に巻き付けられる。サイドフラ ップ34は、これに限定するわけではないが、装着者のパンティーをしみから防 ぎ、装着者のパンティーにサニタリーナプキンを確実に保持することを含む多く の目的を与える。 トップシート、バックシート、及び吸収コアは、様々な既知の形態(いわゆる 「管状」製品、またはサイドフラップ製品を含む)に組み立てられ得、好ましい サニタリーナプキン形状は、一般に、Osbornらによる1990年8月21 日発行の米国特許第4,950,264号「薄型柔軟サニタリーナプキン」、D esMaraisによる1984年1月10日発行の米国特許第4,425,1 30号「複合サニタリーナプキン」、Ahrによる1982年3月30日発行の 米国特許第4,321,924号「縁取り付き使い捨て吸収物品」、Van T ilburgによる1987年8月18日発行の米国特許第4,589,876 号「フラップ付き成型サニタリーナプキン」に述べられている。これらの特許は 、各々、ここに参照される。図1は、トップシート22とバックシート23が吸 収コア25の長さ及び幅よりも大きいサニタリーナプキンの好ましい態様を示す 。トップシート22及びバックシート23は吸収コア25の端部を越えて延出さ れ、このために、外縁の部分だけでなくサイドフラップを形成する。 図1に良く示すように、サニタリーナプキン20のバックシート23及びトッ プシート22は、下着表面及び体表面の近傍に各々配置され、好ましくは互いに 結合された縁30を形成する。例えば、バックシート23及びトップシート22 は、接着剤の均一な連続層、接着剤のパターン層、あるいは分離したラインの配 列、接着剤の螺旋及び点により、互いに確保され得る。十分であると考えられる 接着剤は、St.Poul,MinnesotaのH.B.Fuller Co mpanyからHL−1258またはHL−2031として製造されている。あ るいは、トップシート22及びバックシート23を一緒に結び付ける特に好適な 方法は、クリンプシールによるものである。 流体不透過性シールを縁30に沿って縁取り部分に施す。このシールは、サニ タリーナプキン20の縁30から外縁31及び32を通る側面移動の防止に適し ており、このために、装着者の下着の早すぎる横の染みを抑制する。その結果、 トップシート22及びバックシート23は、比較的流体がない状態になり易い。 このシールを、好ましくは、側面に、内側に、できるだけ縁30に近付くように 設けることにより、縁取り部の大部分を乾燥した染みのない状態にする。 このシールは、好ましくは、圧力と同時に熱と、または熱なしに与えることに よりいわゆる「クリンピング」という作用によって形成される。「クリンピング 」プロセスの間、十分な圧力、任意に加熱を与え、トップシート22とバツクシ ート23を溶融し、シールを形成する。シールの外側の縁取り領域の部分を分離 して間隔の空けられた結合でクリンプする。この分離した結合は、逆または消極 的な毛管の傾きを形成し、何気なくシールを通過するどのような流体でもシール の領域内で、さらに密な材料の方へ引きつけられる傾向があり、シールの外側の どのような流体の動きもシールに沿って、縁取りの外端方向に対向するように起 こる。 本発明にかかる吸収コア25は、広範囲の種類の大きさ及び形状(例えば長方 形、だ円形。砂時計型、犬の骨型、対称形等)に製造され得る上述の改良された 吸収部材24を含む。また、吸収コアの外形及び構成を変えることができる(た とえば吸収コアが変化厚さ帯(たとえば中心で厚くなるように輪郭を浮き上がら れた)、親水性傾度、超吸収傾度、または低密度及び低平均基準重量受容帯、も しくは1またはそれ以上の層及び構造を含む)。しかしながら、吸収コアの全吸 収能力は、サニタリーナプキンのデザインの付加と意図する用途とを両立すべき である。さらに、吸収コアのサイズと吸収能力を変化し、たとえば失禁用パッド 、パンティライナー、レギュラーサニタリーナプキン、またはオーバーナイトサ ニタリーナプキン等の異なる用途に適応させることができる。 図3は、本発明にかかる吸収部材24を表す縦断面の拡大図であって、2つの ここの確認し得る層24a及び24bが設けられている。上述のように、図3に 示すように、各被覆層及び界面の絡まりの範囲の傾向度は、流体輸送特性に対す る内部境界29の効果を最小限にすることが好ましいけれども、内部被覆層領域 29は、被覆層の隣接する表面が接触していることを表す。したがって、境界2 9を、視覚的な分析的方法によって、最も確実に配b置することは、困難であり 得る。図4は、類似の内部被覆の境界29と共に、3つの確認し得る被覆層24 a、24b、及び24cを有する確認し得る他の吸収部材24を表す。 図3及び図4に表される吸収部材には、ティシュ、タオル、または拭きとり製 品としての吸収物品中のその含有物から離れた分離した単位が見える。従って、 このような流体吸収部材は、個々のまたは多重の分配及び流体吸収の用途にした がって、好適な大きさにされ、包装され得る。 図1に表されるような吸収物品に利用されるとき、非服装の組成及び材料特性 は、好ましくは「上方」被覆層(吸収物品の装着者に接触する側に向かって適合 された)が、「下方」被覆層(吸収物品の下着に接触する側に向かって適合され た)より大きい受容特性を表すように調整される。これに対応して、好ましくは 、「下方の」被覆層は、「上方の」被覆層より大きい分配及び/または貯蔵型特 性を表す。この配置は、上述の「下方または外」の特性を提供する。本発明にか かる吸収部材に3つ以上の層を利用するとき、被覆層は、好ましくは、「上方」 の被覆層が一番大きい需要特性を表し、「下方」の被覆層が一番大きい貯留特性 を表し、介在被覆層が分配型特性を表すように配列される。吸収部材24の外側 の追加の分離した受容及び/または貯留部材が利用されるとき、吸収部材の被覆 層の特性は、これらの追加の外部部材と共に作用するように調整される。 図1に表された好ましい態様において、サニタリーナプキン20の吸収コア2 5はまた、任意に、吸収部材23及びトップシート22の間に二次トップシート または受容層27を含む。図に示すように、吸収コア25はまた、任意に、吸収 部材24及びバックシート23の間に、貯留層または部材を含む。 所望であれば、貯留部材28のような追加の吸収構造をサニタリーナプキン2 0と接合し、及びサニタリーナプキンに通常使用される広範な種類の材料及び一 般にエアフェルトである粉砕された木パルプのような他の吸収部材から形成する ことができる。他の好適な吸収材料の例は、クレープされたセルロースワッディ ング、共形成を含むメルトブローポリマー、化学的に硬化され、変性された、ま たは架橋されたセルロース繊維、クリンプされたポリエステル繊維等の合成繊維 、 ピートモス、ティシュカバーとティシュ積層体を含むティシュ、吸収フォーム、 吸収スポンジ、高吸収ポリマー、吸収ゲル材料、またはどのような同等の材料ま たは材料の組み合わせ、またはそれらの混合物を含む。このような追加の層を、 流体吸収部材24の上方及び下方、及び/または流体吸収部材24及び他の要素 たとえば受容層27の間に含み得る。 本発明の吸収コアとして使用される吸収構造の例は、Osbornにより、1 990年8月21に発行された米国特許第4,950,264号、名称「薄型柔 軟サニタリーナプキン」、Weismanらにより、1986年9月9日に発行 された米国特許第4,610,678号、名称「高密度吸収構造」、Alemq nyらにより、1989年5月30日に発行された、米国特許第4,834,7 35号、名称「低密度及び低基準重量受容帯を有する高密度吸収部材」、Pro cter &Gamble Company,Duenkらにより、1986年 10月22日に発行された欧州特許第0 198 683号に述べられている。 このような特許は、以下に参照される。 本発明の好ましい態様では、受容層27をトップシート22と流体吸収層24 との間に配置することができる。受容層は、放出された体液を迅速に集め、一時 的に保持させ、同様に、最初に流体が接触した部分から受容層及び吸収コアの他 の部分への流体の輸送を促進する。吸収コアを通る浸出物のさらに均一な分配を 提供すること、及びサニタリーナプキン20を被覆的薄くすることを含む浸出物 の改良された移動が重要である理由はいくつかある。ここでいう輸送は、液体の 1、2、または全ての方向(x−y面及び/またはz方向)への移動をもたらす ことをいう。 受容層は、ポリエステル、ポリプロピレン、またはポリエチレン、綿またはセ ルロース等の天然繊維、このような繊維のブレンド、またはどのような同等の材 料、または材料の組み合わせを含む不織の、または織りの合成繊維を有するいく つかの異なる材料からなる。受容層、及びトップシートを有するサニタリーナプ キンの例は、Osbornによる米国特許第4,950,264号、Creeら により1991年12月17日に出願された米国出願番号07/810,774 「溶融層を有する吸収物品」に、詳しく述べられている。これらは、以下に参照 される。好ましい態様において、受容層を、ウエブと結合する通常の手段によっ て、さらに好ましくは、上記に詳しく参照されるCreeの技術のように、溶融 結合により、トップシートと結合することができる。 バックシート23は、液体(たとえば経血及び/または尿)に対し不透過性で あり、他の柔軟な液体不透過性材料も使用し得るが、好ましくは、薄い熱可塑性 フィルムから製造される。ここで使用されるように、用語「柔軟」は、扱い易く 、一般的な形及び人間の体の輪郭に容易に形成する材料をいう。バックシート2 3は、吸収コア25に吸収され、包含される浸出物が、サニタリーナプキン20 に接する物品例えばパンツ、パジャマ、及び下着を濡らすことを防ぐ。バックシ ート23は、このように、織りの、または不織の材料、ポリエチレン、またはポ リプロピレン、またはフィルム被覆不織材料等の複合材料などの熱可塑性フィル ム等の高分子フィルムを含む。好ましくは、バックシートは、約0.012mm (0.5ミル)から約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有するポリエチレ ンフィルムである。代表的なポリエチレンフィルムは、Cincinnati, OhioのClopay Corporationによって、P18−0401 として、及びTerre Haute,IndianaのTredegar F ilm ProductsのXP−39385として製造される。バックシート を、好ましくはエンボス加工及び/またはマット仕上げしてさらに布状の外観を 提供する。さらに、バックシート23は、蒸気を吸収コア24(すなわち呼吸可 能である)に逃がすが、浸出物をバックシート23を通して通過することから防 止できる。 トップシート22は、装着者の皮膚に、従順で、柔軟感があり、及びいらいら させない。さらに、トップシート22は、液体透過性で、液体を透過して、その 厚さに、容易に透過する。好適なトップシート22は、例えば織りの、不織の材 料、例えば開孔されて形成された熱可塑性樹脂のような高分子材料、開孔された 熱可塑性フィルム、及び油圧成型された熱可塑性フィルム、多孔質フォーム、網 状フォーム、網状熱可塑性フィルム、及び熱可塑性織物等の広範な材料からなり 得る。好適な織り、及び不織の材料は、天然繊維(例えば木または綿ファイバー )、合成繊維(例えばポリエステル、ポリプロピレン、またはポリエチレン繊維 等) から、あるいは、天然及び合成繊維の組み合わせからなり得る。 ここで用いられる好ましいトップシートは、高ロフト不織トップシート及び開 孔が形成されたトップシートである。開孔が形成されたフィルムは、非吸収性で あるにもかかわらず、体の浸出物に対し透過性であり、流体をバックシートに戻 させて、装着者の皮膚を再び濡らす傾向が低減されているので、トップシート用 に特に好ましい。このため、乾燥状態の体に接触する形成されたフィルムの表面 は、このため、体を汚すことを低減し、及びさらに装着者に心地良い感じを作る 。好適に形成されたフィルムは、Thompsonによる1975年12月30 日に発行された米国特許第3,929,135号の名称「傾斜した毛管を有する 吸収性構造」、Mullaneらによる1982年4月13日に発行された米国 特許第4,324,246号「汚れ防止トップシートを有する使い捨ての吸収物 品」、Radelらによる1982年8月3日に発行された米国特許第4,34 2,314号「繊維上特性を表す弾力性プラスチックウエブ」、Ahrらによる 1984年7月31に発行された米国特許第4,463,045号「非光沢の可 視表面及び布状の触感の印象を表す視認し得る膨脹した三次元プラスチックウエ ブ及び」、及びBairdによる1991年4月9日に発行された米国特許第5 ,006,494号「多層の高分子フィルム」に述べられている。これらの特許 は、各々、参照して結び付けられる。本発明に用いられる好ましいトップシート は、1またはそれ以上の上記特許で述べられるように形成されたフィルムであり 、及びCincinnati,OhioのProcter & Gamble Companyからサニタリーナプキン「DRI−WEAVE」として販売され ている。 本発明の好ましい態様において、形成されたフィルムのトップシートの体表面 は、親水性であり、体表面が親水性でなく月経流体がトップシートに流れ込むよ りもむしろ流れ出し、吸収コアによって吸収される可能性が少なくなる場合より 早く液体がトップシートを通って移動することを助長する。好ましい態様におい て、界面活性剤を、ここで参照して結び付けられるAzizらによる1991年 11月19日に出願された米国特許出願第07/794,745号「不織及び開 孔されたフィルムカバーシートを有する吸収物品」に記載されるような形成され たフィルムトップシートの高分子材料に結合する。あるいは、トップシートの体 表面を、Osbornによる米国特許第4,950,254号に参照して述べら れるような界面活性剤で処理することにより、親水性にさせ得る。 使用中、サニタリーナプキン20を、そのような目的で良く知られるどのよう な支持手段または付着手段によってもある箇所に保持することができる。好まし くは、サニタリーナプキンを使用者の下着またはパンティーに配置し、接着剤等 の固定具によりそこに留める。接着剤は、パンティーのまたの部分にナプキンを 留める手段を提供する。このように、バックシート23の外表面の一部分あるい は全てを接看剤で被覆する。当該技術にこのような目的で使用されるどのような 接着剤またはのりも、ここでは接着剤として使用され、感圧接着剤が好ましい。 好適な接着剤は、OhioのCentury Adhesives Corpo rations of Columbus製のCentury A−305−I V、Bridgewater NJのNational Starch and Chemical Company製のInstant Lock 34−2 823である。また、好適な接着剤固定具は、米国特許4,917697号に開 示されている。 サニタリーナプキンを使用時に配置する前に、接着剤を乾燥すること、あるい は使用前にパンティーのまたの部分以外の表面に付着することから守るために感 圧接着剤を、通常、除去し得る剥離ライナーで被覆する。また、好適な剥離ライ ナーは、上記参照された米国特許4,917,697号に記載される。このよう な目的に使用されるどのような市販の剥離ライナーもここで使用し得る。好適な 剥離ライナーのこれに限定されない例は、いずれもMenasha WIのAk rosil Corporation製 OBL−30MG−A SiloxE 1/0及びBL−30MG−A Silox 4P/Oである。本発明のサニタ リーナプキンは、剥離ライナーを除去し、その後パンティーにサニタリーナプキ ンを配置し、接着剤をパンティーに接触することによって、使用される。接着剤 は、サニタリーナプキンを、使用中にパンティーの範囲内に位置するように保持 する。 D.使い捨ておむつ おむつ100の形状の使い捨て吸収物品の好ましい態様を、図2に示す。ここ で使用されるように、用語「おむつ」は、一般に幼児及び失禁者によって着用さ れるすなわち着用者のおおよそ下方の胴体に着用される下着をいう。しかしなが ら、本発明はまた、失禁ブリーフ、失禁パッド及びトレーニングパンツ、おむつ 挿入物、サニタリーナプキン、顔用ティシュ、及びペーパータオル等のような他 の吸収物品に適応されることは理解されるべきである。図2に表されるおむつ1 00は、単純な吸収物品であり、着用者に付けられる前のおむつを表す。しかし ながら、本発明は図2に示す特有の型のおむつの外観に限定されないことは理解 できる。 図2は、収縮されない状態(すなわち全ての弾性を誘導する構成を除いた状態 )の、おむつ100の構成をより明瞭に見せるための部分的に切欠された構成を 有する本発明のおむつ100の透視図を表す。おむつ100の着用者に接触する 部分は、見る人に面している。図2に示されるおむつ100は、好ましくは液体 透過性トップシート104、トップシート104と結合された液体不透過性バッ クシート102、及びトップシート104とバックシート102の間に位置する 吸収コア106を含む。弾性を有する部材及びおむつを着用者のある部分に留め て固定する手段等の追加の構造特性を含むことができる トップシート104、バックシート102、及び吸収コア106を、種々の良 く知られた外形に配列することができるが、参照される1975年1月14日発 行の米国特許第3,860,003号に一般的に述べられている。あるいは、こ こで使い捨ておむつの好ましい外形は、ここに全て参照して結び付けられる19 89年2月28日に発行された米国特許第4,808,178号(Azizら) 、1987年9月22日発行の米国特許第4,695,278号(Lawson )、及び1989年3月28日に発行の米国特許第4,816,025号(Fo rman)に開示されている。 図2は、おむつ100の好ましい態様を示し、トップシート104及びバック シート102は、共に広範囲にわたり、吸収コア106の長さ及び幅寸法よりも 大きい長さ及び幅寸法を有する。トップシート104をバックシート102と結 合し、その上に積層することにより、おむつ100の縁を形成する。この縁は、 おむつ100の外縁または外端を定義する。縁は、終端101及び長手方向端1 03を有する。 トップシート104は、Wilminton,DelawareのHercu les,Inc製Hercules type 151 ポリプロピレンのよう な約1.5デニールを有するステープル長ポリプロピレン繊維を含む。ここに使 用されるように、用語「ステープル長繊維」は、少なくとも約15.9mm(0 .62インチ)の長さを有する繊維をいう。 トップシート104の製造に使用され得る種々の製造技術がある。例えば、ト ップシート104は、織り、不織、スパンボンド、カード等がなされ得る。好ま しいトップシートは、カードされ、及びファブリック技術において、当業者に知 られた手段で、加熱結合される。好ましくは、トップシート104は、約18な いし25g/m2の重さマシン方向に少くとも約400g/cm2の最小乾燥引っ 張り力、及び約55g/cmのマシンの横方向に湿潤引っ張り力を有する。 他の柔軟性液体不透過性材料を用いることができるけれども、バックシート1 02は、液体に対し不透過性であり、好ましくは薄いプラスチックフィルムから 製造される。バックシート102は、吸収コア106に吸収され、包含される浸 出物を、ベッドシート及び下着等のおむつ100と接触する湿潤物質から防止す る。他の柔軟な液体不透過性材料を使用することができるけれども、好ましくは 、バックシート102は、約0.112mm(0.5ミル)ないし約0.051 cm(2.0ミル)の厚さを有するポリエチレンフィルムである。ここで用いら れるように、用語「柔軟な」は、扱い易く、容易に一般的な形状及び着用者のか らだの外形に形成される材料をいう。 好適なポリエチレンフィルムは、Monsanto Chemical Co rporationによってFilm No.8020の商品名で販売されてい る。バックシート102を好ましくはエンボス加工及び/またはマット仕上げし 、さらに布状の外観を提供する。さらに、バックシート102は、蒸気を吸収コ ア106から逃がすが、浸出物をバックシート102を通して通過することから 防止できる。 バックシート102のサイズを、吸収コア106のサイズ及び選択される厳密 なおむつのデザインによって決定する。好ましい態様において、バックシート1 02は、吸収コア106を越えて延びる変形された砂時計型を有し、全体のおむ つ周囲の最小寸法は、少くとも約1.3cmないし約2.5cm(約0.5ない し1.0インチ)である。 トップシート104及びバックシート102は、どのような好適な方法でも結 合される。ここで使用されるように、用語「結合された」は、それによって、バ ックシート102にトップシート104を直接に貼ることにより、トップシート 104をバックシート102に直接結合した外形、及びトップシート104を中 間部材に貼り、順に、バックシート102に貼ることにより、トップシート10 4をバックシート102に直接結合した外形を意味する。好ましい態様において 、トップシート104及びバックシート102を、おむつの縁で、接着剤等の接 着手段、または当該技術で知られた何か他の接着手段によって、互いに直接貼る 。例えば、接着剤の均一な連続層、接着剤のパターン層、または分離したライン または接着剤の点の配列を、トップシート104をバックシート102に貼るた めに使用することができる。 テープタブ固定具を、通常おむつ102のウエストバンド領域に適応し、着用 者上におむつを保持する固定手段を提供する。テープタブ固定具は、当該技術で 知られるどのような固定具例えばここに結び付けて参照される1974年11月 19日に発行された米国特許第3,848,594(Buell)に開示された 固定テープでも良い。これらのテープタブ固定具または他のおむつ固定手段を、 通常、おむつ100の角に適応する。 弾性を有する部材(明瞭に図示されない)をおむつ100の縁近傍好ましくは 各長手方向の端部103に配置し、弾性を有する部材がおむつ100を引っ張り 、着用者の足と反対方向に保持する傾向がある。あるいは、弾性を有する部材を おむつ100の終端101のいずれかまたは両方の近傍に配置し、または足の折 り返しよりもむしろ同様にウエストバンドを提供する。例えば好適なウエストバ ンドは、ここで結び付けて参照される1985年5月7日に発行された米国特許 4,515,595号(Kievitら)に開示されている。さらに、弾性を有 する収縮性のある弾性部材を有する使い捨ておむつを製造するために好適な方法 及び 装置は、ここに結び付けて参照される1978年3月28日に発行された米国特 許4,081,301号(Buell)に開示されている。 弾性部材を、弾性を有する収縮し得る状態で、おむつ100に固定し、普通の 抑制されない外形で、弾性部材は効果的におむつ100を収縮して、ギャザーを 作る。弾性部材を、弾性を有する収縮し得る状態で、少くとも2つの方法で固定 することができる。おむつ100が抑制されない状態で、例えば弾性部材を伸ば し、固定する。あるいは、おむつ100を例えばプリーツすることにより収縮し 、及び弾性部材が緩められない、結合されない状態で、弾性部材をおむつ100 に、固定し、結合することができる。弾性部材をおむつ100の長さ方向の部分 に沿って、延ばすことができる。あるいは、弾性部材は、おむつ100の全体の 長さまたは弾性を有する収縮したラインを提供するために好適などのような他の 長さを延ばすことが可能である。弾性部材の長さは、おむつのデザインによって 決定される。 弾性部材は、多数の外形をとり得る。例えば、弾性部材の幅を、約0.25m m(0.01インチ)ないし約25mm(1.0インチ)またはそれ以上に変化 することが可能であり、弾性部材は、弾性材料の単一のストランドを含み得、ま たは弾性材料のいくつかの平行または非平行ストランドを含み得、または弾性部 材は長方形あるいは曲線であり得る。またさらに、弾性部材を、当該技術に知ら れたいかなる方法でも、おむつに付着することができる。例えば、種々の結合パ ターンを用いて弾性部材を超音波で結合し、加熱し、加圧して、おむつ100に シールすることができ、あるいは弾性部材を単におむつ100に糊づけすること ができる。 おむつ100の吸収コア106をトップシート104及びバックシート102 の間に配置することができる。吸収コア106は、広範の種々のサイズ及び形状 (例えば長方形、砂時計型、及び対称形等)に製造され得る。しかしながら、吸 収コア106の全体の吸収能力は、吸収物品またはおむつの意図する用途と、液 体の装填のデザインとを両立すべきである。さらに、吸収コア106のサイズ及 び吸収能力を変化して、幼児から大人までの着用者に適合することができる。 図2に示すように、吸収コア106は、本発明のかかる流体吸収部材108を 含む。図2に表されるような好ましい外形では、吸収コア106は、吸収部材1 08と流体が通じているさらに任意の受容層または部材110を含むことができ 、流体吸収部材108とトップシート104の間に配置される。好ましい外形に おいて、吸収コアは、流体吸収部材108と結び付いた流体中に、かつ液体吸収 部材108及びバックシート102の間に設けられた、さらに任意の貯留層また は部材109を有する。本発明にかかる吸収部材108の被覆層の構造、要素及 び配列は、生理用製品に関する図3及び4に表された吸収部材24についての上 述の説明と類似している。 受容層または部材110は、ポリエステル、ポリプロピレン、またはポリエチ レンを含む合成繊維、綿またはセルロースを含む天然繊維、化学的に硬化され、 ツイスト及びカールされたセルロース繊維、及びこれらの繊維のブレンド、また は何か同等の材料または材料の組合せを含む不織のまたは織りのウエブを含むい くつかの異なる材料から構成され得る。貯留部材28は、おむつおよび他の吸収 物品、例えば、一般にエアフェルトといわれる粉砕された木パルプ等に普通に使 用される広範な種類の液体−吸収材料から形成され得る。他の好適な吸収材料の 例は、クレープされたセルロースパッキング、共形成を含むメルトブローポリマ ー、化学的に硬化された変性または架橋されたセルロース繊維、クリンプされた ポリエステル繊維等の合成繊維、ピートモス、ティシュケース及びティシュ積層 体等のティシュ、吸収フォーム、吸収スポンジ、高吸収性ポリマー、吸収ゲル材 料、または何か同等の材料または材料の組合せ、またはこれらの混合物を含む。 使用時、おむつ100を着用者の背中の下の背中側のウエストバンドの領域に 配置し、おむつ100の残りの部分を、前のウエストバンド領域が着用者の前を 横切って配置されるように、着用者の足の間に引っぱる。その後、テープタブま たは他の固定具を好ましくは外面的におむつ100に面する領域に固定する。 使用において、本発明の流体吸収部材と結合する使い捨ておむつまたは他の吸 収物品は、その流体吸収部材の高吸収能力により、流体をより迅速及び効果的に 分配して貯留し、乾燥を保つことができる。また、本発明の流体吸収部材と結合 する使い捨ておむつを、薄く、より柔軟にすることができる。 本発明にかかる流体吸収部材の特定の組成、基準重量、及び密度特性は、特定 の吸収物品または製品の適用の要求を満足するように調整される。特定の流体吸 収部材材料の選択において考えられる重要な製品のパラメータは、吸収物品の全 体的なサイズ、製品が吸収しなければならない流体の容量、及び吸収されるべき 流体の特性を含む。特定の製品または吸収物品の適用により、他の考慮も重要で あり得る。 本発明の吸収部材の構成要素の有効な組成範囲は、上記により詳細に述べられ る。吸収物品中の吸収部材として使用に好適であると考えられる材料の基準重量 及び密度の例としては、約15ないし500gsmの基準重量、及び約0.03 ないし0.20g/ccの密度である。密度は、ある制限された圧力下例えば0 .20psiで測定されたような基準重量及び厚さから下記式: 密度(g/cc)=基準重量(gsm)/[10,000×厚さ(cm)] を用いて計算される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 5/02 D04H 1/42 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 好ましくは湿式ウエブを含み、第1の被覆層、及び第2の被覆層を有し、 好ましくは前記第1の被覆層、及び第2の被覆層が共形成された層状、多機能流 体吸収部材において、 (a)前記第1の被覆層は、 (i)好ましくは化学的に硬化され、ツイスト及びカールされたセルロース 繊維を含む硬化され、ツイスト及びカールされた嵩高い繊維、50%ないし95 %、好ましくは75%ないし90%、さらに好ましくは80%、 (ii)ユーカリグラディス高表面積繊維を含むユーカリ高表面積繊維0%な いし45%、好ましくは0%ないし20%、さらに好ましくは0%、 (iii)熱可塑性結合樹脂0%ないし50%、好ましくは10%ないし50 %、さらに好ましくは20%、及び (iv)好ましくはポリアクリルアミド−グリオサル樹脂を含む化学的バイン ダー添加剤0%ないし5%、好ましくは0%ないし2%、さらに好ましくは0% を含み、及び (b)前記第2の被覆層は、 (i)好ましくは化学的に硬化され、ツイスト及びカールされたセルロース 繊維を含む硬化され、ツイスト及びカールされた嵩高い繊維30%ないし95% 、好ましくは40%ないし90%、さらに好ましくは88%、 (ii)好ましくはユーカリグラディス高表面積繊維を含むユーカリ高表面積 繊維3%ないし70%、好ましくは3%ないし50%、さらに好ましくは10% 、 (iii)熱可塑性結合手段0%ないし50%、好ましくは0%ないし10% 、さらに好ましくは0%、 (iv)好ましくはポリアクリルアミド−グリオサル樹脂を含む化学的バイン ダー添加剤0%ないし5%、好ましくは0%ないし2%、さらに好ましくは2% を含むことを特徴とする層状、多機能流体吸収部材。 2.前記吸収部材は、第1の被覆層及び第2の被覆層と共形成された少くとも1 つの追加の被覆層を含み、前記追加の被覆層は、好ましくは、前記第1の被覆層 及び前記第2の被覆層とは組成的に逆であることを特徴とする請求項1に記載の 吸収部材。 3.前記追加の被覆層を前記第1の被覆層及び前記第2の被覆層の間に介在させ ることを特徴とする請求項1または2に記載の吸収部材。 4.前記吸収部材を機械的に柔軟化することを特徴とする請求項1ないし3のい ずれか1項に記載の吸収部材。 5.トップシートとバックシートの間に設けられ、好ましくは共形成された第1 の被覆層及び第2の被覆層を含む流体吸収部材を有する体液を受容、分配、及び 貯留するための吸収物品好ましくはおむつ、経血パッドにおいて、 (a)前記第1の被覆層は、(i)50%ないし95%の硬化され、ツイスト 及びカールされた嵩高い繊維、(ii)0%ないし45%のユーカリ高表面積繊 維、(iii)0%ないし50%の熱可塑性結合手段、(iv)0%ないし5% の化学的バインダー添加剤を含み、及び (b)前記第2の被覆層は、(i)30%ないし95%の硬化され、ツイスト 及びカールされた嵩高い繊維、(ii)3%ないし70%のユーカリ高表面積繊 維、(iii)0%ないし50%の熱可塑性結合手段、及び(iv)0%ないし 5%化学的バインダー添加物を含むことを特徴とする吸収物品。 6.(a)(i)50%ないし95%の硬化され、ツイスト及びカールされた嵩 高い繊維、(ii)0%ないし45%のユーカリ高表面積繊維、(iii)0% ないし50%の熱可塑性結合手段、(iv)0%ないし5%の化学的バインダー 添加剤を含む繊維材料の第1のブレンドを、好ましくは湿式プロセスにより形成 する工程、 (b)(i)30%ないし95%の硬化され、ツイスト及びカールされた嵩高 い繊維、(ii)3%ないし70%のユーカリ高表面積繊維、(iii)0%な いし50%の熱可塑性結合手段、及び(iv)0%ないし5%化学的バインダー 添加物を含む繊維材料の第2のブレンドを、好ましくは湿式プロセスにより形成 する工程、 (c)形成構造上に、前記繊維材料のブレンドを堆積する工程、 (d)前記繊維材料のブレンドの1つの上に他の繊維材料のブレンドを堆積す る工程、 (e)前記化学的バインダー添加剤を硬化する工程、及び (f)前記熱可塑性繊維を加熱結合する工程 含むことを特徴とする層状、多機能流体吸収部材の製造方法。 7.繊維材料の追加のブレンドを堆積する工程をさらに含む請求項6に記載の方 法。 8.前記繊維材料の第2のブレンドを前記形成構造上に堆積し、前記繊維材料の 第1のブレンドを前記前記繊維材料の第2のブレンド上に堆積することを特徴と する請求項6または7に記載の方法。 9.前記加熱結合する工程及び硬化する工程を同時に行なうことを特徴とする請 求項6ないし8のいずれか1項に記載の方法。 10.前記加熱結合する工程の後、前記吸収部材を機械的柔軟化する工程を含む ことを特徴とする請求項6ないし9に記載の方法。
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