JP2002509231A - ４分の１ターン迅速接続フィッティング - Google Patents
４分の１ターン迅速接続フィッティングInfo
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- F16L37/248—Bayonet-type couplings
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/10—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using a rotary external sleeve or ring on one part
- F16L37/107—Bayonet-type couplings
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/60—Construction of the column
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ４分の１ターン迅速接続フィッティング
【解決手段】 管材料等の小型流体導管を接続するための４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリは、放射状に突出するピンを有する第１フィッティングと、ピンを受け入れる螺旋溝を有する回転自在な１／４ターンナット内に置かれる第２フィッティングとを含む。第１フィッティングは中央通路を限定し、第２フィッティングは中央通路を限定する。各々の中央通路は中空の管セットを滑動自在に受け入れるように構成されてもよいし、あるいは外部にねじ山の付いた係合フィッティングを取り外し自在に受け入れるように構成されてもよい。
Description
【０００１】 （技術分野） 本発明は、小型流体導管を接続するために使用されるフィッティングに関し、
より詳細には、液体クロマトグラフィにおいて利用される小型流体導管を接続す
るために使用されるフィッティングに関する。
より詳細には、液体クロマトグラフィにおいて利用される小型流体導管を接続す
るために使用されるフィッティングに関する。
【０００２】 （発明の背景） 化学成分の分析または精製に使用される多くのタイプの設備は金属管材料等の
小型流体導管を利用し、その導管内で液体サンプルが該システムを通過する。例
えば、液体クロマトグラフィは、カラムにパッキン材料を詰め、分析物をカラム
の一端に導入してから、カラムに担体流体を流す技術である。分析物がカラム内
に保持されている期間に、分析物の分析と識別を行うことができる。普及してい
る液体クロマトグラフィの形態は、高速液体クロマトグラフィ（ＨＰＬＣ）であ
り、この場合典型的に３００〜６，０００ｐｓｉの高圧下にカラムを通るように
サンプルをポンプで導入する。
小型流体導管を利用し、その導管内で液体サンプルが該システムを通過する。例
えば、液体クロマトグラフィは、カラムにパッキン材料を詰め、分析物をカラム
の一端に導入してから、カラムに担体流体を流す技術である。分析物がカラム内
に保持されている期間に、分析物の分析と識別を行うことができる。普及してい
る液体クロマトグラフィの形態は、高速液体クロマトグラフィ（ＨＰＬＣ）であ
り、この場合典型的に３００〜６，０００ｐｓｉの高圧下にカラムを通るように
サンプルをポンプで導入する。
【０００３】 ＨＰＬＣシステム等の液体クロマトグラフィシステムは典型的に幾つかの成分
、例えば、ポンプと、分析物を射出するための射出弁と、カラムを詰まらせるか
もしれない分析物液内の粒状物質を除去するためのプレカラムフィルタと、不可
逆的に吸収された化学物質を保持するためのガードカラムと、ＨＰＬＣカラム自
体と、担体流体がカラムを出るにつれて、担体流体を分析する検出器とを具備す
る。これら様々な成分は、通常０．００５〜０．０４０インチの内径を有する金
属製または重合体管材料等の小型流体導管で典型的に接続される。これら様々な
成分の全て及び様々な長さの管材料が典型的にねじ込み式フィッティングで相互
接続される。しばしば、第１の内部ねじ込み式フィッティングがフェルールまた
は同様のシーリング装置で第１の成分に対して封止する。第１フィッティングは
手で、またはレンチを使用して、対応する外部フィッティングを有する第２フィ
ッティングに多数回ねじこんで接続され、第２フィッティングは次にフェルール
または他のシールによって第２成分に対して封止される。成分を交換したり、保
守または再構成するためにこれらのフィッティングを外すには、やはりレンチを
使用してフィッティングのねじを緩めなければならない。ほとんどのねじ山接合
部は１０〜３２、１／４−２８または６ｍｍ×１である。もし手で締め付けたね
じ式フィッティングを使用した場合は、ＨＰＬＣの超高圧に耐えられないかもし
れない。
、例えば、ポンプと、分析物を射出するための射出弁と、カラムを詰まらせるか
もしれない分析物液内の粒状物質を除去するためのプレカラムフィルタと、不可
逆的に吸収された化学物質を保持するためのガードカラムと、ＨＰＬＣカラム自
体と、担体流体がカラムを出るにつれて、担体流体を分析する検出器とを具備す
る。これら様々な成分は、通常０．００５〜０．０４０インチの内径を有する金
属製または重合体管材料等の小型流体導管で典型的に接続される。これら様々な
成分の全て及び様々な長さの管材料が典型的にねじ込み式フィッティングで相互
接続される。しばしば、第１の内部ねじ込み式フィッティングがフェルールまた
は同様のシーリング装置で第１の成分に対して封止する。第１フィッティングは
手で、またはレンチを使用して、対応する外部フィッティングを有する第２フィ
ッティングに多数回ねじこんで接続され、第２フィッティングは次にフェルール
または他のシールによって第２成分に対して封止される。成分を交換したり、保
守または再構成するためにこれらのフィッティングを外すには、やはりレンチを
使用してフィッティングのねじを緩めなければならない。ほとんどのねじ山接合
部は１０〜３２、１／４−２８または６ｍｍ×１である。もし手で締め付けたね
じ式フィッティングを使用した場合は、ＨＰＬＣの超高圧に耐えられないかもし
れない。
【０００４】 （発明の概要） 本発明は第１と第２の分析用流体導管を結合するための迅速接続フィッティン
グアセンブリを提供する。このアセンブリはその中に第１の流体導管を受け入れ
るための中央通路を限定する第１フィッティングを含み、第１フィッティングは
少なくとも１つの第１の放射状係合表面を限定し、またその中に第２の流体導管
を受け入れるための中央通路を限定する第２フィッティングを含む。更に該アセ
ンブリは、第２フィッティングに回転可能に装着される環状ナットを含み、この
ナットは少なくとも１つの第２の放射状係合表面を限定し、第１と第２の流体導
管間の流体流の連通用に、第１と第２のフィッティング間でしっかりしたシール
を作り出すために、第１フィッティングに対して３６０°まで選択的に回転して
第１と第２の係合表面を係合させることができる。
グアセンブリを提供する。このアセンブリはその中に第１の流体導管を受け入れ
るための中央通路を限定する第１フィッティングを含み、第１フィッティングは
少なくとも１つの第１の放射状係合表面を限定し、またその中に第２の流体導管
を受け入れるための中央通路を限定する第２フィッティングを含む。更に該アセ
ンブリは、第２フィッティングに回転可能に装着される環状ナットを含み、この
ナットは少なくとも１つの第２の放射状係合表面を限定し、第１と第２の流体導
管間の流体流の連通用に、第１と第２のフィッティング間でしっかりしたシール
を作り出すために、第１フィッティングに対して３６０°まで選択的に回転して
第１と第２の係合表面を係合させることができる。
【０００５】 本発明の好ましい実施形態は、放射状に突出する接合用突起を有する第１フィ
ッティングと、１回転だけ、好ましくは４分の１ターンだけ成分の一方をねじる
ことによって動作可能である接合成分を受け入れる溝を有する第２フィッティン
グとを含む、４分の１ターン迅速接続フィッティングを提供する。第１と第２の
フィッティングは中空の管を滑動自在に受け入れるように構成することができる
、あるいは外部にねじ山のついた係合用フィッティングをねじ式に受け入れるよ
うに内部にねじ山が付けられていてもよい中央通路を限定する。第１と第２のフ
ィッティングは、第２フィッティングの溝へと第１フィッティングの接続成分を
滑動させ、１／４ターンナットを第１フィッティングに対して約９０°まわすこ
とによって選択的に接続される。それによって接続成分は溝の内端である角度に
曲げられた領域内にしっかりとはめ込まれる。
ッティングと、１回転だけ、好ましくは４分の１ターンだけ成分の一方をねじる
ことによって動作可能である接合成分を受け入れる溝を有する第２フィッティン
グとを含む、４分の１ターン迅速接続フィッティングを提供する。第１と第２の
フィッティングは中空の管を滑動自在に受け入れるように構成することができる
、あるいは外部にねじ山のついた係合用フィッティングをねじ式に受け入れるよ
うに内部にねじ山が付けられていてもよい中央通路を限定する。第１と第２のフ
ィッティングは、第２フィッティングの溝へと第１フィッティングの接続成分を
滑動させ、１／４ターンナットを第１フィッティングに対して約９０°まわすこ
とによって選択的に接続される。それによって接続成分は溝の内端である角度に
曲げられた領域内にしっかりとはめ込まれる。
【０００６】 ４分の１ターン迅速接続フィッティングの第１の好ましい実施形態では、第１
フィッティングが近位端と遠位端を有する本体部分を含む。２本のピンが第１フ
ィッティングの遠位端から放射状に突出する。第１フィッティングの本体部分は
第１フィッティングの近位端から第１フィッティングの遠位端の中央に置かれた
凹所へと伸びる中央通路を限定する。中央通路は中空の管セットを滑動自在に受
け入れるか、あるいは外部にねじ山のついた係合用フィッティングをねじ式に受
け入れるように構成することができる。第２フィッティングは近位端と遠位端を
有する本体部分を含む。中央通路が第１フィッティングの近位端から第１フィッ
ティングの遠位端の中央に置かれた凹所へと伸びる。中央通路は中空の管セット
を滑動自在に受け入れるか、あるいは外部にねじ山のついた係合用フィッティン
グをねじ式に受け入れるように構成することができる。第２フィッティングは回
転可能なナット内に装着され、その中で少なくとも１つのスプリングワッシャー
によって偏向される。回転可能なナットは近位端と遠位端を有し、ナットの遠位
端上へと開く２つの螺旋溝を含む。２つの螺旋溝は第１フィッティングの２つの
ダウエルピンを受け入れ、それによって第１フィッティングを上記１／４ターン
ナットに結合する。中央通路を限定する本体部分を有する圧縮可能なシーリング
成分が第１と第２フィッティング間に置かれ、第１と第２フィッティングが共に
固定された時にシールを形成する。第１フィッティングの中央通路と、シーリン
グ成分と、第２フィッティングがこのようにして連続的な密閉通路を形成し、そ
の中には流体流を減少させるか、または遮る、あるいは分析物サンプルのバンド
広がりを生じさせるデッドスペースが存在しない。
フィッティングが近位端と遠位端を有する本体部分を含む。２本のピンが第１フ
ィッティングの遠位端から放射状に突出する。第１フィッティングの本体部分は
第１フィッティングの近位端から第１フィッティングの遠位端の中央に置かれた
凹所へと伸びる中央通路を限定する。中央通路は中空の管セットを滑動自在に受
け入れるか、あるいは外部にねじ山のついた係合用フィッティングをねじ式に受
け入れるように構成することができる。第２フィッティングは近位端と遠位端を
有する本体部分を含む。中央通路が第１フィッティングの近位端から第１フィッ
ティングの遠位端の中央に置かれた凹所へと伸びる。中央通路は中空の管セット
を滑動自在に受け入れるか、あるいは外部にねじ山のついた係合用フィッティン
グをねじ式に受け入れるように構成することができる。第２フィッティングは回
転可能なナット内に装着され、その中で少なくとも１つのスプリングワッシャー
によって偏向される。回転可能なナットは近位端と遠位端を有し、ナットの遠位
端上へと開く２つの螺旋溝を含む。２つの螺旋溝は第１フィッティングの２つの
ダウエルピンを受け入れ、それによって第１フィッティングを上記１／４ターン
ナットに結合する。中央通路を限定する本体部分を有する圧縮可能なシーリング
成分が第１と第２フィッティング間に置かれ、第１と第２フィッティングが共に
固定された時にシールを形成する。第１フィッティングの中央通路と、シーリン
グ成分と、第２フィッティングがこのようにして連続的な密閉通路を形成し、そ
の中には流体流を減少させるか、または遮る、あるいは分析物サンプルのバンド
広がりを生じさせるデッドスペースが存在しない。
【０００７】 本発明の第２の好ましい実施形態は、第１フィッティングの中央通路が近位端
で傾けられており、ＨＰＬＣカラム端フィッティングを滑動可能に受け入れるよ
うに構成されている以外は、第１の好ましい実施形態と同じである。第１フィッ
ティングは外部にねじ山が付けられており、ＨＰＬＣカラム端フィッティングの
まわりに同軸的に装着される内部にねじ山の付いたナットによってカラム端に保
持され、ナットは第１フィッティングの外部にねじ山の付いた表面にねじで取り
付けられる。第１フィッティングの中央通路の傾けられた表面と、ＨＰＬＣカラ
ム端フィッティングのまわりに同軸的に装着されるフェルールとの間にシールが
形成される。
で傾けられており、ＨＰＬＣカラム端フィッティングを滑動可能に受け入れるよ
うに構成されている以外は、第１の好ましい実施形態と同じである。第１フィッ
ティングは外部にねじ山が付けられており、ＨＰＬＣカラム端フィッティングの
まわりに同軸的に装着される内部にねじ山の付いたナットによってカラム端に保
持され、ナットは第１フィッティングの外部にねじ山の付いた表面にねじで取り
付けられる。第１フィッティングの中央通路の傾けられた表面と、ＨＰＬＣカラ
ム端フィッティングのまわりに同軸的に装着されるフェルールとの間にシールが
形成される。
【０００８】 本発明の第３の好ましい実施形態は、第１フィッティングの中央通路が、ＨＰ
ＬＣカラムの外部にねじ山が付けられた端を受け入れるように内部にねじ山が付
いている以外は、第１の好ましい実施形態と同じである。
ＬＣカラムの外部にねじ山が付けられた端を受け入れるように内部にねじ山が付
いている以外は、第１の好ましい実施形態と同じである。
【０００９】 本発明の第４の好ましい実施形態では、４分の１ターン迅速接続フィッティン
グが、第３の好ましい実施形態において説明したように、ＨＰＬＣカラム端フィ
ッティングを受け入れるために内部にねじ山の付いた中央通路を有する第１フィ
ッティングと、１／４ターンナット内に置かれる第２フィッティングとを含む。
更に本発明の第４の好ましい実施形態は、中央通路を限定する本体部分を有する
アダプタを含む。アダプタ本体は近位端と遠位端を有し、近位端は２つの溝を有
し、遠位端は２つの放射状に突出するダウエルピンを有する。アダプタの中央通
路はガードカラムを受け入れるように構成される。第１フィッティングのダウエ
ルピンをアダプタの近位端の溝に回転自在に挿入することによって、第１フィッ
ティングがアダプタに接続される。アダプタの遠位端のダウエルピンを１／４タ
ーンナットの遠位端の溝に回転自在に挿入することによって、第２フィッティン
グがアダプタに接続される。
グが、第３の好ましい実施形態において説明したように、ＨＰＬＣカラム端フィ
ッティングを受け入れるために内部にねじ山の付いた中央通路を有する第１フィ
ッティングと、１／４ターンナット内に置かれる第２フィッティングとを含む。
更に本発明の第４の好ましい実施形態は、中央通路を限定する本体部分を有する
アダプタを含む。アダプタ本体は近位端と遠位端を有し、近位端は２つの溝を有
し、遠位端は２つの放射状に突出するダウエルピンを有する。アダプタの中央通
路はガードカラムを受け入れるように構成される。第１フィッティングのダウエ
ルピンをアダプタの近位端の溝に回転自在に挿入することによって、第１フィッ
ティングがアダプタに接続される。アダプタの遠位端のダウエルピンを１／４タ
ーンナットの遠位端の溝に回転自在に挿入することによって、第２フィッティン
グがアダプタに接続される。
【００１０】 第５の実施形態では、４分の１ターン迅速接続フィッティングが第１フィッテ
ィングと、１／４ターンナット内に置かれる第２フィッティングと、そこを通過
する流体を濾過する燒結材料で構成されるフリットとを含む。フリットは４分の
１ターン迅速接続フィッティング内の第１フィッティングと第２フィッティング
間にシールを形成する変形可能な材料で構成されるフリットリング内に収容され
る。
ィングと、１／４ターンナット内に置かれる第２フィッティングと、そこを通過
する流体を濾過する燒結材料で構成されるフリットとを含む。フリットは４分の
１ターン迅速接続フィッティング内の第１フィッティングと第２フィッティング
間にシールを形成する変形可能な材料で構成されるフリットリング内に収容され
る。
【００１１】 更に、前述の好ましい実施形態のいずれかの第２フィッティングは、第２フィ
ッティングの近位端から遠位端へと伸び、第２フィッティング本体の片側を完全
に貫通するスロットを含むことができる。第２フィッティング本体内のスロット
は、第２フィッティングを１／４ターンナットの空洞から引っ込めて、中空の管
セットを第２フィッティング本体内の溝を通って横方向に滑らせることによって
、中空の管セットを第２フィッティングから容易に分離することができるように
する。スロットを含む第２フィッティングの実施形態を利用する場合、第２フィ
ッティングは１／４ターンナット内に固定しては保持されない。その代わりに、
１／４ターンナット空洞内の保持リングがスプリングワッシャーを保持する。保
持リングは１／４ターンナット空洞の周囲に配置される環状溝内に収容される。
環状溝を有する１／４ターンナットの実施形態は、４分の１ターン迅速接続フィ
ッティングの前述の実施形態のいずれにおいても使用することができる。第２フ
ィッティングに溝を付けるのではなく、第１フィッティングに溝を付けることも
できる。
ッティングの近位端から遠位端へと伸び、第２フィッティング本体の片側を完全
に貫通するスロットを含むことができる。第２フィッティング本体内のスロット
は、第２フィッティングを１／４ターンナットの空洞から引っ込めて、中空の管
セットを第２フィッティング本体内の溝を通って横方向に滑らせることによって
、中空の管セットを第２フィッティングから容易に分離することができるように
する。スロットを含む第２フィッティングの実施形態を利用する場合、第２フィ
ッティングは１／４ターンナット内に固定しては保持されない。その代わりに、
１／４ターンナット空洞内の保持リングがスプリングワッシャーを保持する。保
持リングは１／４ターンナット空洞の周囲に配置される環状溝内に収容される。
環状溝を有する１／４ターンナットの実施形態は、４分の１ターン迅速接続フィ
ッティングの前述の実施形態のいずれにおいても使用することができる。第２フ
ィッティングに溝を付けるのではなく、第１フィッティングに溝を付けることも
できる。
【００１２】 このように、本発明は小型流体導管間にデッドスペースを生じさせずに、小型
流体導管を迅速かつ容易に接続するための４分の１ターン迅速接続フィッティン
グを提供する。１回の手の動きによって、好ましくはグリップを変える必要なし
に、１回の手の動きを通してフィッティングを相互に回転させることによって、
更に好ましくはわずかに３６０°回転させることによって、最も好ましくはたっ
た１／４回転させることによって接続が行われる。従来の完全にねじ式接続の場
合の時間のかかる接続に比べて、迅速接続がこのように提供される。フィッティ
ングの係合中、また係合後に、管または他の成分は管または関連するハードウエ
アによって限定される確実なストップに作用する第１と第２のフィッティングに
よって軸方向に保持される。４分の１ターン迅速接続フィッティングはそこを通
過する流体から分析物を濾過、調整または保持するために、１つ以上のフリット
またはスクリーン、またはＣ１８・シリカ等の付加的な固定相パッキン材料を含
むことができる。更に、流体が組み立てられた迅速接続フィッティングを通って
高圧でポンプで送られる時に、迅速接続フィッティング内に形成されるシールを
適用できるであろう。
流体導管を迅速かつ容易に接続するための４分の１ターン迅速接続フィッティン
グを提供する。１回の手の動きによって、好ましくはグリップを変える必要なし
に、１回の手の動きを通してフィッティングを相互に回転させることによって、
更に好ましくはわずかに３６０°回転させることによって、最も好ましくはたっ
た１／４回転させることによって接続が行われる。従来の完全にねじ式接続の場
合の時間のかかる接続に比べて、迅速接続がこのように提供される。フィッティ
ングの係合中、また係合後に、管または他の成分は管または関連するハードウエ
アによって限定される確実なストップに作用する第１と第２のフィッティングに
よって軸方向に保持される。４分の１ターン迅速接続フィッティングはそこを通
過する流体から分析物を濾過、調整または保持するために、１つ以上のフリット
またはスクリーン、またはＣ１８・シリカ等の付加的な固定相パッキン材料を含
むことができる。更に、流体が組み立てられた迅速接続フィッティングを通って
高圧でポンプで送られる時に、迅速接続フィッティング内に形成されるシールを
適用できるであろう。
【００１３】 このように、本発明は液体クロマトグラフィシステムまたは他の化学分析設備
の成分を接合する小型流体導管及びフィッティングの迅速で簡単な接続及び分離
を提供し、例えば、異なるタイプの分析を実施するために前記システムを迅速に
再構成することができる。本発明の迅速接続フィッティングの操作は通常の手動
強度と巧ち性のみを必要とし、特殊な工具の使用を必要としない。接続及び分離
は単なる１／４ターンによって行われ、１／４ターンが第１と第２フィッティン
グ用のリテーナ部材として作用する。本発明の迅速接続フィッティングは、しば
しばＨＰＬＣシステム等の液体化学分析システムにおいて利用される比較的高い
圧力の下でシールを保持することができる。更に、本発明の迅速接続フィッティ
ングは、流れる分析物を停滞させて、その部分的または完全に分離した成分を混
合させるであろうデッドボリューム、つまり、分析物の流れを減少させたり遮っ
たりする空間を生じない。
の成分を接合する小型流体導管及びフィッティングの迅速で簡単な接続及び分離
を提供し、例えば、異なるタイプの分析を実施するために前記システムを迅速に
再構成することができる。本発明の迅速接続フィッティングの操作は通常の手動
強度と巧ち性のみを必要とし、特殊な工具の使用を必要としない。接続及び分離
は単なる１／４ターンによって行われ、１／４ターンが第１と第２フィッティン
グ用のリテーナ部材として作用する。本発明の迅速接続フィッティングは、しば
しばＨＰＬＣシステム等の液体化学分析システムにおいて利用される比較的高い
圧力の下でシールを保持することができる。更に、本発明の迅速接続フィッティ
ングは、流れる分析物を停滞させて、その部分的または完全に分離した成分を混
合させるであろうデッドボリューム、つまり、分析物の流れを減少させたり遮っ
たりする空間を生じない。
【００１４】 本発明の前述の態様及び付随する利点の多くは、添付図面に関連して為される
以下の詳細な説明を参照すればより良く理解されるであろう。
以下の詳細な説明を参照すればより良く理解されるであろう。
【００１５】 （好ましい実施形態の詳細な説明） 本発明により構成された４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリ１
０の第１の好ましい実施形態を図１に示す。４分の１ターン迅速接続フィッティ
ングアセンブリ１０は第１フィッティング１２と、１／４ターンナット１６が回
転自在に固定される第２フィッティング１／４とを含む。第１フィッティング１
２は近位端２０と遠位端２２とを有する管状本体１８を含む。中央通路２６が本
体１８の近位端２０から遠位端２２へと伸びる。中央通路２６の近位端は内部に
ねじ山の付いた表面２４を有する。２個の放射状に突出するピン２８が本体１８
の遠位端２２近傍の２つの正反対に対向する放射状通路３０内に置かれる。
０の第１の好ましい実施形態を図１に示す。４分の１ターン迅速接続フィッティ
ングアセンブリ１０は第１フィッティング１２と、１／４ターンナット１６が回
転自在に固定される第２フィッティング１／４とを含む。第１フィッティング１
２は近位端２０と遠位端２２とを有する管状本体１８を含む。中央通路２６が本
体１８の近位端２０から遠位端２２へと伸びる。中央通路２６の近位端は内部に
ねじ山の付いた表面２４を有する。２個の放射状に突出するピン２８が本体１８
の遠位端２２近傍の２つの正反対に対向する放射状通路３０内に置かれる。
【００１６】 第２フィッティング１／４は近位端３６と遠位端３８とを有する管状本体３４
を含む。中央通路４２が本体３４の近位端３６から遠位端３８へと伸びる。中央
通路４２の近位端は内部にねじ山の付いた表面４０を有する。第２フィッティン
グ１４は１／４ターンナット１６内に回転自在に受け入れられ、２つのばねワッ
シャー４４と支持ワッシャー４６によってその中に支持される。１／４ターンナ
ット１６はその環状壁を通して形成される２つの螺旋溝４８を含み、それらは第
１と第２フィッティングを係合させるために、第１フィッティング１２のダウエ
ルピン２８を選択的に受け入れる。ダウエルピン２８を螺旋溝４８に挿入し、１
／４ターンナット１６を第１フィッティング１２に対して約９０°まわすことに
よって、１／４ターンナット１６と第１フィッティング１２が選択的に共にロッ
クされる。１／４ターンナット１６と第１フィッティング１２が共にロックされ
た場合、それらの間に捉えられるシーリング成分５０によって第１フィッティン
グ１２と第２フィッティング１４間にシールが形成される。
を含む。中央通路４２が本体３４の近位端３６から遠位端３８へと伸びる。中央
通路４２の近位端は内部にねじ山の付いた表面４０を有する。第２フィッティン
グ１４は１／４ターンナット１６内に回転自在に受け入れられ、２つのばねワッ
シャー４４と支持ワッシャー４６によってその中に支持される。１／４ターンナ
ット１６はその環状壁を通して形成される２つの螺旋溝４８を含み、それらは第
１と第２フィッティングを係合させるために、第１フィッティング１２のダウエ
ルピン２８を選択的に受け入れる。ダウエルピン２８を螺旋溝４８に挿入し、１
／４ターンナット１６を第１フィッティング１２に対して約９０°まわすことに
よって、１／４ターンナット１６と第１フィッティング１２が選択的に共にロッ
クされる。１／４ターンナット１６と第１フィッティング１２が共にロックされ
た場合、それらの間に捉えられるシーリング成分５０によって第１フィッティン
グ１２と第２フィッティング１４間にシールが形成される。
【００１７】 再び図１を参照して、第１フィッティング１２について詳細に説明する。第１
フィッティング本体１８は好ましくは一体型構成のものであり、全体的に管状の
輪郭を有し、近位端２０の直径が遠位端２２の直径より大きい。第１フィッティ
ング１２の近位端２０は、図２に更に明確に示すように、グリップと第１フィッ
ティング１２の回転を容易にするために、好ましくはぎざぎざの付いた外面５２
を有する。ピン２８は遠位端２２内の放射状通路３０内に挿入された場合、遠位
端２２から放射状に突出する。中央通路２６の内部にねじ山の付いた部分２４は
小型流体導管（図示せず）の外部にねじ山の付いた係合継手を受け入れるために
設計されている。中央通路２６の内部にねじ山の付いた部分２４はその遠位端末
端で直径を狭め、テーパチャンバ５４を形成し、それは第１フィッティング１２
の遠位端２２に向って内部にねじ山の付いた部分２４から伸びる。テーパチャン
バ５４は切頭円錐形のシーリング表面５６を有し、それは小型流体導管（図示せ
ず）上に同軸的に受け入れられる従来のフェルール（図示せず）に対してシール
する。更にテーパチャンバ５４が狭まって円筒形チャンバ５８を形成し、それは
テーパチャンバ５４から第１フィッティング１２の遠位端２２へと伸びる。円筒
形チャンバ５８は小型流体導管の遠位の先端をぴったりと、また完全に受け入れ
る「管ストップ」を形成する。円筒形チャンバ５８は更に狭まって円筒形チャン
バ５８から、第１フィッティング遠位端２２の遠位の表面にある大きな環状の凹
所６３の中央に置かれたシーリング凹所６２へと伸びる小径の通路６０を形成す
る。通路６０はゼロデッドボリューム接続用に流体導管の内径に対応する大きさ
に作られる。
フィッティング本体１８は好ましくは一体型構成のものであり、全体的に管状の
輪郭を有し、近位端２０の直径が遠位端２２の直径より大きい。第１フィッティ
ング１２の近位端２０は、図２に更に明確に示すように、グリップと第１フィッ
ティング１２の回転を容易にするために、好ましくはぎざぎざの付いた外面５２
を有する。ピン２８は遠位端２２内の放射状通路３０内に挿入された場合、遠位
端２２から放射状に突出する。中央通路２６の内部にねじ山の付いた部分２４は
小型流体導管（図示せず）の外部にねじ山の付いた係合継手を受け入れるために
設計されている。中央通路２６の内部にねじ山の付いた部分２４はその遠位端末
端で直径を狭め、テーパチャンバ５４を形成し、それは第１フィッティング１２
の遠位端２２に向って内部にねじ山の付いた部分２４から伸びる。テーパチャン
バ５４は切頭円錐形のシーリング表面５６を有し、それは小型流体導管（図示せ
ず）上に同軸的に受け入れられる従来のフェルール（図示せず）に対してシール
する。更にテーパチャンバ５４が狭まって円筒形チャンバ５８を形成し、それは
テーパチャンバ５４から第１フィッティング１２の遠位端２２へと伸びる。円筒
形チャンバ５８は小型流体導管の遠位の先端をぴったりと、また完全に受け入れ
る「管ストップ」を形成する。円筒形チャンバ５８は更に狭まって円筒形チャン
バ５８から、第１フィッティング遠位端２２の遠位の表面にある大きな環状の凹
所６３の中央に置かれたシーリング凹所６２へと伸びる小径の通路６０を形成す
る。通路６０はゼロデッドボリューム接続用に流体導管の内径に対応する大きさ
に作られる。
【００１８】 再び図１を参照して、１／４ターンナット１６は好ましくは一体型構成のもの
であり、その中に空洞６６を限定する管状本体６４と、中央に置かれた穴７０が
貫通する閉じられた近位端６８と、開かれた遠位端７２とを有する。図２に更に
明確に示すように、グリップと１／４ターンナット１６の回転を容易にするため
に、本体６４の外面７４は好ましくは近位端６８に近接してぎざぎざが付けられ
ている。１／４ターンナット本体１６の遠位端７２は近位端６８より小径であり
、図２に明確に示すように、第１と第２の向かい合った螺旋溝４８が侵入してい
る。各螺旋溝４８は本体６４の遠位端上へと開き、約９０°移動、回転して近位
端に向って螺旋状に伸びる。各溝４８の近位末端は、本体６４の遠位の先端に向
ってわずかに戻るように曲がる拡大した、あるいは正反対に角度が付けられた領
域７６で終了し、係合と同時にピン２８の確実な「スナップ」ロック係合を提供
する。
であり、その中に空洞６６を限定する管状本体６４と、中央に置かれた穴７０が
貫通する閉じられた近位端６８と、開かれた遠位端７２とを有する。図２に更に
明確に示すように、グリップと１／４ターンナット１６の回転を容易にするため
に、本体６４の外面７４は好ましくは近位端６８に近接してぎざぎざが付けられ
ている。１／４ターンナット本体１６の遠位端７２は近位端６８より小径であり
、図２に明確に示すように、第１と第２の向かい合った螺旋溝４８が侵入してい
る。各螺旋溝４８は本体６４の遠位端上へと開き、約９０°移動、回転して近位
端に向って螺旋状に伸びる。各溝４８の近位末端は、本体６４の遠位の先端に向
ってわずかに戻るように曲がる拡大した、あるいは正反対に角度が付けられた領
域７６で終了し、係合と同時にピン２８の確実な「スナップ」ロック係合を提供
する。
【００１９】 溝４８はナット１６の壁を完全に貫通するものとして図示されているが、これ
らの溝は非制限的な例として、ナットの内面にのみ形成されるものであってもよ
いことに注意されたい。更に、ピン２８は第１フィッティング１２に装着され、
溝４８はナット１６内に形成されるものとして図示されているが、これらは逆に
構成することもでき、ピンがナット１６内へと内向きに突出して、フィッティン
グ１２の外部に形成された溝と係合することも可能であろう。それに加えて、溝
４８のロック部分を使用するのではなく、第１フィッティング本体１８内に収容
され、そこから部分的に突出する吹出しボール（図示せず）によって、１／４タ
ーンナット１６に対して逆にロックすることもでき、それは１／４ターンナット
の空洞６６を限定する１／４ターンナット本体６４の部分において補足的な凹所
（図示せず）を係合させる。ナット本体６４が第１フィッティング１２に対して
完全に回転した場合、ボールは凹所と整列して、凹所内へとロードする。この係
合は偶発的な解放に対して成分をロックされた状態に維持する。 ナット１６と第２フィッティング１４を別の部品として、フィッティングアセン
ブリ１０を説明してきたが、ここに含まれる開示に基づいて、第２フィッティン
グと関連する管状導管を損傷を与えることなくナットと共に回転させることがで
きるアプリケーションに対して、ナットと第２フィッティングを一体的に形成で
きることが明らかである。ここに説明する発明の他の様々な実施形態に対して同
じことを適用することができる。
らの溝は非制限的な例として、ナットの内面にのみ形成されるものであってもよ
いことに注意されたい。更に、ピン２８は第１フィッティング１２に装着され、
溝４８はナット１６内に形成されるものとして図示されているが、これらは逆に
構成することもでき、ピンがナット１６内へと内向きに突出して、フィッティン
グ１２の外部に形成された溝と係合することも可能であろう。それに加えて、溝
４８のロック部分を使用するのではなく、第１フィッティング本体１８内に収容
され、そこから部分的に突出する吹出しボール（図示せず）によって、１／４タ
ーンナット１６に対して逆にロックすることもでき、それは１／４ターンナット
の空洞６６を限定する１／４ターンナット本体６４の部分において補足的な凹所
（図示せず）を係合させる。ナット本体６４が第１フィッティング１２に対して
完全に回転した場合、ボールは凹所と整列して、凹所内へとロードする。この係
合は偶発的な解放に対して成分をロックされた状態に維持する。 ナット１６と第２フィッティング１４を別の部品として、フィッティングアセン
ブリ１０を説明してきたが、ここに含まれる開示に基づいて、第２フィッティン
グと関連する管状導管を損傷を与えることなくナットと共に回転させることがで
きるアプリケーションに対して、ナットと第２フィッティングを一体的に形成で
きることが明らかである。ここに説明する発明の他の様々な実施形態に対して同
じことを適用することができる。
【００２０】 再び図１を参照して、第２フィッティング１４は一体型構成のものであり、概
して円筒形の形状を有する。中央通路４２は本体３４の近位端３６の長さを通し
て限定される内部にねじ山の付いた部分４０を有する。中央通路４２の内部にね
じ山の付いた部分４０は小型流体導管（図示せず）の外部にねじ山のある係合継
手を受け入れるために設計されている。中央通路４２は直径を狭めてテーパチャ
ンバ７８を形成し、テーパチャンバ７８は内部にねじ山の付いた部分４０から第
２フィッティング１４の遠位端３８内へと伸びる。テーパチャンバ７８は小型流
体導管に含まれるフェルール（図示せず）に対してシールするために、切頭円錐
形のシーリング表面８０を有する。更にテーパチャンバ７８が狭まって円筒形管
ストップチャンバ８２を形成し、それはテーパチャンバ７８から第２フィッティ
ング１４の遠位端３８へと伸びる。円筒形チャンバ８２は更に狭まって、円筒形
チャンバ８２から、第２フィッティングの遠位端３８の遠位表面上の中央に置か
れたシール凹所８６へと伸びる小径の通路８４を形成し、通路８４はゼロデッド
ボリューム接続用の大きさに作られる。
して円筒形の形状を有する。中央通路４２は本体３４の近位端３６の長さを通し
て限定される内部にねじ山の付いた部分４０を有する。中央通路４２の内部にね
じ山の付いた部分４０は小型流体導管（図示せず）の外部にねじ山のある係合継
手を受け入れるために設計されている。中央通路４２は直径を狭めてテーパチャ
ンバ７８を形成し、テーパチャンバ７８は内部にねじ山の付いた部分４０から第
２フィッティング１４の遠位端３８内へと伸びる。テーパチャンバ７８は小型流
体導管に含まれるフェルール（図示せず）に対してシールするために、切頭円錐
形のシーリング表面８０を有する。更にテーパチャンバ７８が狭まって円筒形管
ストップチャンバ８２を形成し、それはテーパチャンバ７８から第２フィッティ
ング１４の遠位端３８へと伸びる。円筒形チャンバ８２は更に狭まって、円筒形
チャンバ８２から、第２フィッティングの遠位端３８の遠位表面上の中央に置か
れたシール凹所８６へと伸びる小径の通路８４を形成し、通路８４はゼロデッド
ボリューム接続用の大きさに作られる。
【００２１】 第２フィッティング１４の近位端は１／４ターンナット１６の近位端６８内の
穴７０を通って１／４ターンナットの空洞６６へと挿入され、第２フィッティン
グ１４の遠位端がナット１６で囲まれる。第２フィッティング本体３４の外面の
肩部８８が、１／４ターンナットの空洞６６へと第２フィッティング１４が貫通
するのを制限するので、第２フィッティング１４の近位端３６が１／４ターンナ
ット本体６４の外部に実質的に置かれる。第２フィッティング１４は１つ以上の
ばねワッシャー４４、好ましくは多数の正反対に向けられたばねワッシャーによ
って１／４ターンナット空洞６６内で偏向される。それらのばねワッシャーは１
／４ターンナット空洞６６内の第２フィッティング本体３４のまわりに同軸的に
配置される。更に、第２フィッティング１４はばねワッシャー４４の遠位側面で
第２フィッティング本体３４のまわりに同軸的に配置される環状サポートワッシ
ャー４６によって、１／４ターンナット空洞６６内に支持される。ばねワッシャ
ー４４とサポートワッシャー４６は、第２フィッティング１４の遠位端３８一面
に亘って嵌合し、その上に形成される環状溝内に受け入れられるばねクリップタ
イプの保持リング９０によって１／４ターンナット空洞６６内に保持される。保
持リング９０が設置される場合、ばねワッシャー４４は部分的に圧縮され、それ
は第１フィッティング１２に対してシールするために遠位方向に第２フィッティ
ング１４を偏向する作用をする。たとえフィッティングアセンブリ１０の成分が
繰り返される係合及び脱係合中に磨耗しても、ばねワッシャー４４はシーリング
成分５０上で圧縮力のあるシールを確保する。
穴７０を通って１／４ターンナットの空洞６６へと挿入され、第２フィッティン
グ１４の遠位端がナット１６で囲まれる。第２フィッティング本体３４の外面の
肩部８８が、１／４ターンナットの空洞６６へと第２フィッティング１４が貫通
するのを制限するので、第２フィッティング１４の近位端３６が１／４ターンナ
ット本体６４の外部に実質的に置かれる。第２フィッティング１４は１つ以上の
ばねワッシャー４４、好ましくは多数の正反対に向けられたばねワッシャーによ
って１／４ターンナット空洞６６内で偏向される。それらのばねワッシャーは１
／４ターンナット空洞６６内の第２フィッティング本体３４のまわりに同軸的に
配置される。更に、第２フィッティング１４はばねワッシャー４４の遠位側面で
第２フィッティング本体３４のまわりに同軸的に配置される環状サポートワッシ
ャー４６によって、１／４ターンナット空洞６６内に支持される。ばねワッシャ
ー４４とサポートワッシャー４６は、第２フィッティング１４の遠位端３８一面
に亘って嵌合し、その上に形成される環状溝内に受け入れられるばねクリップタ
イプの保持リング９０によって１／４ターンナット空洞６６内に保持される。保
持リング９０が設置される場合、ばねワッシャー４４は部分的に圧縮され、それ
は第１フィッティング１２に対してシールするために遠位方向に第２フィッティ
ング１４を偏向する作用をする。たとえフィッティングアセンブリ１０の成分が
繰り返される係合及び脱係合中に磨耗しても、ばねワッシャー４４はシーリング
成分５０上で圧縮力のあるシールを確保する。
【００２２】 再び図１を参照して、シーリング成分５０は弾力的に変形可能な重合体エラス
トマーから形成され、第１面９４と第２面９６を有するほぼ環状の本体９２を含
む。シーリング成分本体９２はシーリング成分の第１面９４の中央に置かれたニ
ップル１００からシーリング成分の第２面９６の中央に置かれたニップル１０２
へと伸びる中央通路９８を限定する。１／４ターンナット１６の溝４８の角度の
付けられた領域７６内にピン２８をしっかりとはめ込むことによって、第１フィ
ッティング１２が第２フィッティング１４に接続される場合、シーリング成分の
第１面９４上のニップル１００が第１フィッティングの遠位端２２のシーリング
凹所６２内へと圧縮され、シーリング成分の第２面９４上のニップル１０２が第
２フィッティングの遠位端３８のシーリング凹所８６内へと圧縮され、それによ
って第１フィッティングの遠位端２２と第２フィッティングの遠位端３８間にシ
ールを形成する。中央通路９８は小型流体導管（例えば、管）の外径及び第１フ
ィッティング１２と第２フィッティング１４の外径とを整合させるような大きさ
に作られ、切れ目が存在せず、完全なゼロデッドボリューム接合部が管から管へ
と作られる。
トマーから形成され、第１面９４と第２面９６を有するほぼ環状の本体９２を含
む。シーリング成分本体９２はシーリング成分の第１面９４の中央に置かれたニ
ップル１００からシーリング成分の第２面９６の中央に置かれたニップル１０２
へと伸びる中央通路９８を限定する。１／４ターンナット１６の溝４８の角度の
付けられた領域７６内にピン２８をしっかりとはめ込むことによって、第１フィ
ッティング１２が第２フィッティング１４に接続される場合、シーリング成分の
第１面９４上のニップル１００が第１フィッティングの遠位端２２のシーリング
凹所６２内へと圧縮され、シーリング成分の第２面９４上のニップル１０２が第
２フィッティングの遠位端３８のシーリング凹所８６内へと圧縮され、それによ
って第１フィッティングの遠位端２２と第２フィッティングの遠位端３８間にシ
ールを形成する。中央通路９８は小型流体導管（例えば、管）の外径及び第１フ
ィッティング１２と第２フィッティング１４の外径とを整合させるような大きさ
に作られ、切れ目が存在せず、完全なゼロデッドボリューム接合部が管から管へ
と作られる。
【００２３】 ４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の第１の好ましい実施形態を図３
に組み立てられた構成で示す。４分の１ターン迅速接続フィッティング１０を組
み立てた場合、第１フィッティング１２の中央通路２６と、シーリング成分５０
の中央通路９８と、第２フィッティング１４の中央通路４２が共に密封された通
路を形成し、そこには４分の１ターン迅速接続フィッティング１０を流れる流体
流を減少または妨害するデッドスペースが存在しない。更に、組み立てられた４
分の１ターン迅速接続フィッティング１０は、例えばＨＰＬＣカラム及びシステ
ム等の特定の化学分析装置を操作するために使用される高圧下にシールを保持す
ることができる。本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティング１０は好まし
くは３００〜２０，０００ｐｓｉ、最も好ましくは５００〜６０００ｐｓｉの範
囲の圧力下に液体漏出なしに操作する。
に組み立てられた構成で示す。４分の１ターン迅速接続フィッティング１０を組
み立てた場合、第１フィッティング１２の中央通路２６と、シーリング成分５０
の中央通路９８と、第２フィッティング１４の中央通路４２が共に密封された通
路を形成し、そこには４分の１ターン迅速接続フィッティング１０を流れる流体
流を減少または妨害するデッドスペースが存在しない。更に、組み立てられた４
分の１ターン迅速接続フィッティング１０は、例えばＨＰＬＣカラム及びシステ
ム等の特定の化学分析装置を操作するために使用される高圧下にシールを保持す
ることができる。本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティング１０は好まし
くは３００〜２０，０００ｐｓｉ、最も好ましくは５００〜６０００ｐｓｉの範
囲の圧力下に液体漏出なしに操作する。
【００２４】 時の経過と共に、４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の成分、特にピ
ン２８とそれらのピンが接触する溝４８の表面が磨耗する傾向がある。ばねワッ
シャー４４は成分の磨耗が４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の結合の
気密度を低下させないことを保証する働きをする。４分の１ターン迅速接続フィ
ッティング１０が組み立てられた時、ばねワッシャー４４が圧縮され、ピン２８
が溝４８内にしっかりと保持され続けることを保証し、それによって４分の１タ
ーン迅速接続フィッティング１０内のシールの完全性を維持する第２フィッティ
ング１４に対する抵抗力を及ぼす。
ン２８とそれらのピンが接触する溝４８の表面が磨耗する傾向がある。ばねワッ
シャー４４は成分の磨耗が４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の結合の
気密度を低下させないことを保証する働きをする。４分の１ターン迅速接続フィ
ッティング１０が組み立てられた時、ばねワッシャー４４が圧縮され、ピン２８
が溝４８内にしっかりと保持され続けることを保証し、それによって４分の１タ
ーン迅速接続フィッティング１０内のシールの完全性を維持する第２フィッティ
ング１４に対する抵抗力を及ぼす。
【００２５】 溝４８の角度の付いた領域７６内にピン２８がしっかりとはめ込まれた時を本
発明のユーザが知ることができるようにするために、表面の印を第１フィッティ
ング１２の本体１８に適用してもよい。非制限的な例として、第１フィッティン
グ本体１８の遠位端表面を四分円１０３に分割してもよく、それらを赤と緑に交
互に塗り分け、ピン２８が溝４８の拡大された領域７６内にしっかりとはめ込ま
れた時、第１フィッティング１２の緑の四分円のみを溝４８を通して見ることが
できるようにしてもよい。逆に、コネクタが完全にはめ込まれていない場合は、
赤のセグメントが露出する。
発明のユーザが知ることができるようにするために、表面の印を第１フィッティ
ング１２の本体１８に適用してもよい。非制限的な例として、第１フィッティン
グ本体１８の遠位端表面を四分円１０３に分割してもよく、それらを赤と緑に交
互に塗り分け、ピン２８が溝４８の拡大された領域７６内にしっかりとはめ込ま
れた時、第１フィッティング１２の緑の四分円のみを溝４８を通して見ることが
できるようにしてもよい。逆に、コネクタが完全にはめ込まれていない場合は、
赤のセグメントが露出する。
【００２６】 図１に示す４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリ１０の第１の好
ましい実施形態は小型流体導管の外部にねじ山の付いた係合継手を受け入れるた
めに、各々内部にねじ山の付いた第１フィッティング１２と第２フィッティング
１４を含むが、第１フィッティング１２と第２フィッティング１４の片方または
両方が種々の他の導管端子を受け入れるか、または係合するように構成すること
ができる。例えば、片方または両方のフィッティングは外部にねじ山が付いてい
てもよいし、あるいはＭａｒｔｉｎらの米国特許第５，６６９，６３７号に開示
されているもの等、重合体スリーブのついたフィッティングを受け入れるように
構成することもできるであろう。この特許の開示は参照してここに明示して組み
込まれるものとする。
ましい実施形態は小型流体導管の外部にねじ山の付いた係合継手を受け入れるた
めに、各々内部にねじ山の付いた第１フィッティング１２と第２フィッティング
１４を含むが、第１フィッティング１２と第２フィッティング１４の片方または
両方が種々の他の導管端子を受け入れるか、または係合するように構成すること
ができる。例えば、片方または両方のフィッティングは外部にねじ山が付いてい
てもよいし、あるいはＭａｒｔｉｎらの米国特許第５，６６９，６３７号に開示
されているもの等、重合体スリーブのついたフィッティングを受け入れるように
構成することもできるであろう。この特許の開示は参照してここに明示して組み
込まれるものとする。
【００２７】 別の型の中空管セットと共に使用するように適合された、図１に示した実施形
態の３つの可能な代替構成を図４〜６に示す。図４は第１フィッティング１２と
、シーリング成分５０と、１／４ターンナット１６が前述のものと同じであるが
、第２フィッティング１０６が中空の管セット１０４を受け入れるように構成さ
れた、４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリ１０の第１の好ましい
実施形態の一構成を示している。第２フィッティング１０６の対応する特徴部は
第２フィッティング１４と同じ部品番号で参照するが、プライム記号（’）を付
けて記す。第２フィッティング１０６は概して円筒形の形状の単一本体３４’を
含み、近位端３６’と遠位端３８’を有し、近位端３６’は遠位端３８’より幅
が狭くなっている。第２フィッティング本体３４’は近位端３６’から遠位端３
８’へと伸びる中央通路４２’を限定する。中央通路４２’は近位端３６’から
最も遠い遠位端３８’の部分で幅が広くなっている以外は、均一の直径のもので
ある。中央通路４２’が遠位端３８’付近で広くなるにつれて、第１の環状部分
１０８と次に第２の環状部分１１０を形成し、第２の環状部分１１０は第１の環
状部分１０８より直径が広くなっている。
態の３つの可能な代替構成を図４〜６に示す。図４は第１フィッティング１２と
、シーリング成分５０と、１／４ターンナット１６が前述のものと同じであるが
、第２フィッティング１０６が中空の管セット１０４を受け入れるように構成さ
れた、４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリ１０の第１の好ましい
実施形態の一構成を示している。第２フィッティング１０６の対応する特徴部は
第２フィッティング１４と同じ部品番号で参照するが、プライム記号（’）を付
けて記す。第２フィッティング１０６は概して円筒形の形状の単一本体３４’を
含み、近位端３６’と遠位端３８’を有し、近位端３６’は遠位端３８’より幅
が狭くなっている。第２フィッティング本体３４’は近位端３６’から遠位端３
８’へと伸びる中央通路４２’を限定する。中央通路４２’は近位端３６’から
最も遠い遠位端３８’の部分で幅が広くなっている以外は、均一の直径のもので
ある。中央通路４２’が遠位端３８’付近で広くなるにつれて、第１の環状部分
１０８と次に第２の環状部分１１０を形成し、第２の環状部分１１０は第１の環
状部分１０８より直径が広くなっている。
【００２８】 第２フィッティング１０６はヘッド１１２と中空の管１１４を含む中空の管セ
ット１０４を受け入れるように構成される。ヘッド１１２は環状のディスク形状
のヘッド部分１１６と管状軸１１８とを含み、管状軸１１８はヘッド部分１１６
の中心から長手方向に伸び、ヘッド部分１１６より小径である。管１１４の一端
は、中空の管１１４をぴったり受け入れるような大きさにされた軸１１８内に挿
入され、半田付けまたはスエージ加工等の標準の手段によってその中に固定され
る。あるいは、軸１１８は内部にねじ山が付けられて、中空管１１４の外部にね
じ山の付いた端にねじ式に取り付けることもできる。中空の管セット１０４は中
央通路１２０を限定し、それは中空の管セット１０４の長さに亘って伸び、ヘッ
ド部分１１６の遠位端に中央に置かれたシーリング用凹所１２２を形成するため
にヘッド１１２内で幅が広くなっている以外は、均一の直径のものである。シー
リング用凹所１２２は切頭円錐形のシーリング表面１２４を形成する。
ット１０４を受け入れるように構成される。ヘッド１１２は環状のディスク形状
のヘッド部分１１６と管状軸１１８とを含み、管状軸１１８はヘッド部分１１６
の中心から長手方向に伸び、ヘッド部分１１６より小径である。管１１４の一端
は、中空の管１１４をぴったり受け入れるような大きさにされた軸１１８内に挿
入され、半田付けまたはスエージ加工等の標準の手段によってその中に固定され
る。あるいは、軸１１８は内部にねじ山が付けられて、中空管１１４の外部にね
じ山の付いた端にねじ式に取り付けることもできる。中空の管セット１０４は中
央通路１２０を限定し、それは中空の管セット１０４の長さに亘って伸び、ヘッ
ド部分１１６の遠位端に中央に置かれたシーリング用凹所１２２を形成するため
にヘッド１１２内で幅が広くなっている以外は、均一の直径のものである。シー
リング用凹所１２２は切頭円錐形のシーリング表面１２４を形成する。
【００２９】 中空の管セット１０４の中空管１１４は、軸１１８が中央通路４２’の第１の
環状部分１０８によって受け入れられ、平らにされたヘッド部分１１６が中央通
路４２’の第２の環状部分１１０に受け入れられるまで、第２フィッティング１
０６の中央通路４２’の遠位端内に挿入される。中空の管セット１０４が中央通
路４２’内に完全に挿入されると、ヘッド１１２から最も遠い中空管１１４の端
は第２フィッティング１０６の近位端３６’を超えて突出する。
環状部分１０８によって受け入れられ、平らにされたヘッド部分１１６が中央通
路４２’の第２の環状部分１１０に受け入れられるまで、第２フィッティング１
０６の中央通路４２’の遠位端内に挿入される。中空の管セット１０４が中央通
路４２’内に完全に挿入されると、ヘッド１１２から最も遠い中空管１１４の端
は第２フィッティング１０６の近位端３６’を超えて突出する。
【００３０】 第２フィッティング１０６は前述のように、１／４ターンナットの空洞６６内
に配置されて保持されるが、第２フィッティング１０６を１／４ターンナットの
空洞６６内で動かないようにするためにサポートワッシャー４６を必要としない
。更に、第２フィッティング１０６とばねワッシャー４４は、１／４ターンナッ
ト１６の近位端６８を超えて突出する第２フィッティング１０６の近位端３６’
の上に同軸的に装着される保持リング９０’によって、１／４ターンナットの空
洞６６内に保持される。
に配置されて保持されるが、第２フィッティング１０６を１／４ターンナットの
空洞６６内で動かないようにするためにサポートワッシャー４６を必要としない
。更に、第２フィッティング１０６とばねワッシャー４４は、１／４ターンナッ
ト１６の近位端６８を超えて突出する第２フィッティング１０６の近位端３６’
の上に同軸的に装着される保持リング９０’によって、１／４ターンナットの空
洞６６内に保持される。
【００３１】 第２フィッティング１０６に対する第１フィッティング１２の接続は前述のよ
うに行われる。１／４ターンナット１６の溝４８内の位置にピン２８をロックす
ることにより第１フィッティング１２が１／４ターンナット１６に接続されると
、シーリング成分の第１面９４上のニップル１００が第１フィッティングの遠位
端２２のシーリング凹所６２内に圧縮され、シーリング成分の第２面９６上のニ
ップル１０２が平らにされたヘッド部分１１６のシーリング凹所１２２内に圧縮
され、それによって第１フィッティングの遠位端２２と平らにされたヘッド部分
１１６間にシールを形成する。第２フィッティング１０６を含む、組み立てられ
た４分の１ターン迅速接続フィッティング１０を図５に示す。
うに行われる。１／４ターンナット１６の溝４８内の位置にピン２８をロックす
ることにより第１フィッティング１２が１／４ターンナット１６に接続されると
、シーリング成分の第１面９４上のニップル１００が第１フィッティングの遠位
端２２のシーリング凹所６２内に圧縮され、シーリング成分の第２面９６上のニ
ップル１０２が平らにされたヘッド部分１１６のシーリング凹所１２２内に圧縮
され、それによって第１フィッティングの遠位端２２と平らにされたヘッド部分
１１６間にシールを形成する。第２フィッティング１０６を含む、組み立てられ
た４分の１ターン迅速接続フィッティング１０を図５に示す。
【００３２】 図６は４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリ１０の第１の好まし
い実施形態の組み立てられた第３構成を示し、本発明の第１の好ましい実施形態
の第１構成について上述したように、第２フィッティング１４と、１／４ターン
ナット１６と、シーリング成分５０とを含むが、中空の管セット１０４を受け入
れるように構成された第１フィッティング１２６を有する。第１フィッティング
１２６の対応する特徴部は第１フィッティング１２と同じ部品番号で参照するが
、プライム記号（’）を付けて記す。第１フィッティング１２６は、中央通路２
６’の構成以外は前述の第１フィッティング１２と同じである。近位端２０’か
ら最も遠い遠位端２２’の部分で広くなっている以外は、中央通路２６’は均一
の直径のものである。このように、中央通路２６’は第１の環状部分１２８と、
次に第２の環状部分１３０を限定し、第２の環状部分１３０は第１の環状部分１
２８より直径が広くなっている。
い実施形態の組み立てられた第３構成を示し、本発明の第１の好ましい実施形態
の第１構成について上述したように、第２フィッティング１４と、１／４ターン
ナット１６と、シーリング成分５０とを含むが、中空の管セット１０４を受け入
れるように構成された第１フィッティング１２６を有する。第１フィッティング
１２６の対応する特徴部は第１フィッティング１２と同じ部品番号で参照するが
、プライム記号（’）を付けて記す。第１フィッティング１２６は、中央通路２
６’の構成以外は前述の第１フィッティング１２と同じである。近位端２０’か
ら最も遠い遠位端２２’の部分で広くなっている以外は、中央通路２６’は均一
の直径のものである。このように、中央通路２６’は第１の環状部分１２８と、
次に第２の環状部分１３０を限定し、第２の環状部分１３０は第１の環状部分１
２８より直径が広くなっている。
【００３３】 中空の管セット１０４の中空管１１４は、軸１１８が中央通路２６’の第１の
環状部分１２８によって受け入れられ、ヘッド部分１１６が中央通路２６’の第
２の環状部分１３０に受け入れられるまで、第１フィッティング１２６の中央通
路２６’の遠位端内に挿入される。中空の管セット１０４が中央通路２６’内に
完全に挿入されると、ヘッド１１２から最も遠い中空管１１４の端が第１フィッ
ティング１２６の近位端２０’を超えて突出する。そして４分の１ターン迅速接
続フィッティング１０を前述のように接続する。
環状部分１２８によって受け入れられ、ヘッド部分１１６が中央通路２６’の第
２の環状部分１３０に受け入れられるまで、第１フィッティング１２６の中央通
路２６’の遠位端内に挿入される。中空の管セット１０４が中央通路２６’内に
完全に挿入されると、ヘッド１１２から最も遠い中空管１１４の端が第１フィッ
ティング１２６の近位端２０’を超えて突出する。そして４分の１ターン迅速接
続フィッティング１０を前述のように接続する。
【００３４】 図７は４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリ１０の第１の好まし
い実施形態の組み立てられた第２構成を示し、第１フィッティング１２６と、第
２フィッティング１０６と、１／４ターンナット１６と、シーリング成分５０と
を含む。第１フィッティング１２６と第２フィッティング１０６は各々、図６と
図４に関して説明したように、中空の管セット１０４を受け入れるように構成さ
れている。第１フィッティング１２６のピン２８が１／４ターンナット１６の溝
４８内にロックされるにつれて、シーリング成分５０は整列した中空管セット１
０４の隣接したヘッド部分１１６間で圧縮され、２つの中空管セット１０４の各
々のヘッド部分１１６のシーリング凹所１２２内にニップル１００と１０２が押
し込まれるとシールが形成される。
い実施形態の組み立てられた第２構成を示し、第１フィッティング１２６と、第
２フィッティング１０６と、１／４ターンナット１６と、シーリング成分５０と
を含む。第１フィッティング１２６と第２フィッティング１０６は各々、図６と
図４に関して説明したように、中空の管セット１０４を受け入れるように構成さ
れている。第１フィッティング１２６のピン２８が１／４ターンナット１６の溝
４８内にロックされるにつれて、シーリング成分５０は整列した中空管セット１
０４の隣接したヘッド部分１１６間で圧縮され、２つの中空管セット１０４の各
々のヘッド部分１１６のシーリング凹所１２２内にニップル１００と１０２が押
し込まれるとシールが形成される。
【００３５】 本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリ１０はカラム端フ
ィッティングとして使用するように適合することもできる。図８は本発明の第２
の好ましい実施形態を示し、ＨＰＬＣカラムの端で使用するように適合された第
１フィッティング１３２を含む。１／４ターンナット１６と、第２フィッティン
グ１０６と、中空の管セット１０４と、シーリング成分５０は前述したとおりで
ある。第１フィッティング１３２は第１フィッティング１２と同様であり、第１
フィッティング１２の特徴部に対応する第１フィッティング１３２の特徴部は第
１フィッティング１２と同じ部品番号で参照するが、二重プライム記号（”）を
付与して記す。このように図８に示すように、第１フィッティング１３２は近位
端２０”と遠位端２２”を有する本体１８”を含む。本体１８”は中央通路２６
”を限定する。第１フィッティング本体１８”は一体型構成のものであり、全体
として管状の構成を有する。本体１８”の近位端２０”は外部にねじ山の付いた
表面１３４を有し、ナット１３８の内部にねじ山の付いた表面１３６と係合し、
ナット１３８はカラム端１４０のまわりに同軸的に装着される。中央通路２６”
は傾斜して本体１８”の近位端２０”にシーリング表面１４２を限定する。中央
通路２６”は直径を狭めて、近位端２０”から離れて本体１８”内へと伸びる円
筒形部分１４４を形成する。円筒形部分１４４は本体１８”内へと伸び、幅を狭
めてフリット（図示せず）を収容する環状部分１４６を形成する。環状部分１４
６は更に幅を狭め、環状部分１４６から第１フィッティング遠位端２２”の表面
の中央に置かれたシーリング凹所６２”へと伸びる小径の通路６０”を形成する
。
ィッティングとして使用するように適合することもできる。図８は本発明の第２
の好ましい実施形態を示し、ＨＰＬＣカラムの端で使用するように適合された第
１フィッティング１３２を含む。１／４ターンナット１６と、第２フィッティン
グ１０６と、中空の管セット１０４と、シーリング成分５０は前述したとおりで
ある。第１フィッティング１３２は第１フィッティング１２と同様であり、第１
フィッティング１２の特徴部に対応する第１フィッティング１３２の特徴部は第
１フィッティング１２と同じ部品番号で参照するが、二重プライム記号（”）を
付与して記す。このように図８に示すように、第１フィッティング１３２は近位
端２０”と遠位端２２”を有する本体１８”を含む。本体１８”は中央通路２６
”を限定する。第１フィッティング本体１８”は一体型構成のものであり、全体
として管状の構成を有する。本体１８”の近位端２０”は外部にねじ山の付いた
表面１３４を有し、ナット１３８の内部にねじ山の付いた表面１３６と係合し、
ナット１３８はカラム端１４０のまわりに同軸的に装着される。中央通路２６”
は傾斜して本体１８”の近位端２０”にシーリング表面１４２を限定する。中央
通路２６”は直径を狭めて、近位端２０”から離れて本体１８”内へと伸びる円
筒形部分１４４を形成する。円筒形部分１４４は本体１８”内へと伸び、幅を狭
めてフリット（図示せず）を収容する環状部分１４６を形成する。環状部分１４
６は更に幅を狭め、環状部分１４６から第１フィッティング遠位端２２”の表面
の中央に置かれたシーリング凹所６２”へと伸びる小径の通路６０”を形成する
。
【００３６】 カラム端１４０は中央通路２６”の円筒部分１４４によって滑動自在に受け入
れられる。中央通路２６”の傾斜したシーリング表面１４２とカラム端１４０の
まわりに同軸に装着されるフェルール１５０の補足的な傾斜表面１４８との間に
シールが形成される。第１フィッティング１３２は内部にねじ山の付いたナット
１３８によってカラム端１４０にしっかりと保持され、ナット１３８は第１フィ
ッティング１３２の外部にねじ山の付いた表面１３４にねじ式に取り付けられる
。第１フィッティング１３２は１／４ターンナット１６に接続され、前述したよ
うに、それによって４分の１ターン迅速接続フィッティング１０が組み立てられ
る。図８に示した本発明の第２の好ましい実施形態は中空の管セット１０４を受
け入れるように構成された第２フィッティング１０６を含むが、内部にねじ山の
付いた第２フィッティング１４をその代わりに利用できることが認識されるであ
ろう。
れられる。中央通路２６”の傾斜したシーリング表面１４２とカラム端１４０の
まわりに同軸に装着されるフェルール１５０の補足的な傾斜表面１４８との間に
シールが形成される。第１フィッティング１３２は内部にねじ山の付いたナット
１３８によってカラム端１４０にしっかりと保持され、ナット１３８は第１フィ
ッティング１３２の外部にねじ山の付いた表面１３４にねじ式に取り付けられる
。第１フィッティング１３２は１／４ターンナット１６に接続され、前述したよ
うに、それによって４分の１ターン迅速接続フィッティング１０が組み立てられ
る。図８に示した本発明の第２の好ましい実施形態は中空の管セット１０４を受
け入れるように構成された第２フィッティング１０６を含むが、内部にねじ山の
付いた第２フィッティング１４をその代わりに利用できることが認識されるであ
ろう。
【００３７】 図９はカラムの端で使用されるように適合された本発明の第３の好ましい実施
形態を示し、図９に示した第３の好ましい実施形態が内部にねじ山の付いた第１
フィッティング１５２を含むこと以外は、図８に図示し、説明した第２の好まし
い実施形態と同じである。第１フィッティング１５２は第１フィッティング１３
２と同じであり、第１フィッティング１３２の特徴部に対応する第１フィッティ
ング１５２の特徴部は、３重のプライム記号（'''）を付記する以外は第１フィ ッティング１３２と同じ部品番号で参照する。このように、第１フィッティング
１５２は近位端２０'''と遠位端２２'''を有する本体１８'''を含む。遠位端２ ２'''は２つのスロット３０'''によって貫通され、その中に２つのダウエル２８
'''が挿入される。本体１８'''は内部にねじ山の付いた表面１５４を有する中央
通路２６'''を限定する。カラム端１４０は外部にねじ山の付いた表面１５６を 有し、そこに内部にねじ山の付いた表面１５４によって第１フィッティング１５
２がねじ式に取り付けられる。第１フィッティング１５２は１／４ターンナット
１６に接続され、それによって前述のように４分の１ターン迅速接続フィッティ
ング１０が組み立てられる。図９に図示した本発明の第３の好ましい実施形態は
中空の管セット１０４を受け入れるように構成された第２フィッティング１０６
を含むが、内部にねじ山の付いた第２フィッティング１４をその代わりに利用で
きることが認識されるであろう。
形態を示し、図９に示した第３の好ましい実施形態が内部にねじ山の付いた第１
フィッティング１５２を含むこと以外は、図８に図示し、説明した第２の好まし
い実施形態と同じである。第１フィッティング１５２は第１フィッティング１３
２と同じであり、第１フィッティング１３２の特徴部に対応する第１フィッティ
ング１５２の特徴部は、３重のプライム記号（'''）を付記する以外は第１フィ ッティング１３２と同じ部品番号で参照する。このように、第１フィッティング
１５２は近位端２０'''と遠位端２２'''を有する本体１８'''を含む。遠位端２ ２'''は２つのスロット３０'''によって貫通され、その中に２つのダウエル２８
'''が挿入される。本体１８'''は内部にねじ山の付いた表面１５４を有する中央
通路２６'''を限定する。カラム端１４０は外部にねじ山の付いた表面１５６を 有し、そこに内部にねじ山の付いた表面１５４によって第１フィッティング１５
２がねじ式に取り付けられる。第１フィッティング１５２は１／４ターンナット
１６に接続され、それによって前述のように４分の１ターン迅速接続フィッティ
ング１０が組み立てられる。図９に図示した本発明の第３の好ましい実施形態は
中空の管セット１０４を受け入れるように構成された第２フィッティング１０６
を含むが、内部にねじ山の付いた第２フィッティング１４をその代わりに利用で
きることが認識されるであろう。
【００３８】 図１０はカラム端で使用するように適合された本発明の第４の好ましい実施形
態を示し、第１フィッティング１５２と、第２フィッティング１０６と、１／４
ターンナット１６と中空管セット１０４とを含む。それに加えて、図１０に図示
するように、第４の好ましい実施形態はガードカラム１６０、つまりフィルタを
収容するように構成されたアダプタ１５８を含む。アダプタ１５８は近位端１６
４と遠位端１６６を有する概して円筒形の本体１６２を含む。アダプタ本体１６
２は近位端１６４内の空洞１６９へと開く均一の直径の中央通路１６８を限定す
る。本体１６２の近位端１６４は遠位端１６６より広い直径を有し、第１フィッ
ティング１５２のピン２８'''を受け入れる２つの螺旋溝１７０が本体１６２を 貫通している。
態を示し、第１フィッティング１５２と、第２フィッティング１０６と、１／４
ターンナット１６と中空管セット１０４とを含む。それに加えて、図１０に図示
するように、第４の好ましい実施形態はガードカラム１６０、つまりフィルタを
収容するように構成されたアダプタ１５８を含む。アダプタ１５８は近位端１６
４と遠位端１６６を有する概して円筒形の本体１６２を含む。アダプタ本体１６
２は近位端１６４内の空洞１６９へと開く均一の直径の中央通路１６８を限定す
る。本体１６２の近位端１６４は遠位端１６６より広い直径を有し、第１フィッ
ティング１５２のピン２８'''を受け入れる２つの螺旋溝１７０が本体１６２を 貫通している。
【００３９】 ガードカラム１６０は中央部分１６１と２つの端部分１６３から組み立てられ
る本体１７２を含む。端部分１６３は中央部分１６１にねじ式に装着される。組
み立てられた本体１６０は第１の端１７４と第２の端１７６を有する。第１の端
１７４と第２の端１７６の各々中央にニップル１７８が形成される。ガードカラ
ム本体１７２はニップル１７８内で中央通路１８０が狭くなっている以外は、均
一の直径のものである中央通路１８０を限定する。１つ以上のフリットを中央通
路１８０の終端内に収容することができ、そこを通過する流体を濾過するために
、詰め込まれたシリカゲル等の付加的なフィルタ媒体をその間に含む。ガードカ
ラム１６０がアダプタ１５８の中央通路１６８内に挿入した場合、ガードカラム
の第２の端１７６はアダプタの遠位端１６６と同一平面となり、一方ガードカラ
ムの第１の端１７４はアダプタの近位端１６４の空洞１６９へと伸びる。あるい
は、拡大したガードカラムを本体１６０の代わりに拡大したナットハウジング内
に収容することができるであろう。
る本体１７２を含む。端部分１６３は中央部分１６１にねじ式に装着される。組
み立てられた本体１６０は第１の端１７４と第２の端１７６を有する。第１の端
１７４と第２の端１７６の各々中央にニップル１７８が形成される。ガードカラ
ム本体１７２はニップル１７８内で中央通路１８０が狭くなっている以外は、均
一の直径のものである中央通路１８０を限定する。１つ以上のフリットを中央通
路１８０の終端内に収容することができ、そこを通過する流体を濾過するために
、詰め込まれたシリカゲル等の付加的なフィルタ媒体をその間に含む。ガードカ
ラム１６０がアダプタ１５８の中央通路１６８内に挿入した場合、ガードカラム
の第２の端１７６はアダプタの遠位端１６６と同一平面となり、一方ガードカラ
ムの第１の端１７４はアダプタの近位端１６４の空洞１６９へと伸びる。あるい
は、拡大したガードカラムを本体１６０の代わりに拡大したナットハウジング内
に収容することができるであろう。
【００４０】 次に、図１０の４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリ１０の第４
の好ましい実施形態のアセンブリについて詳細に説明する。第１フィッティング
１５２のピン２８'''をアダプタ１５８の螺旋溝１７０内に挿入し、アダプタ１ ５８を第１フィッティング１５２に対してほぼ９０°まわすことによって、アダ
プタ１５８の近位端１６４が第１フィッティング１５２の遠位端２２'''に結合 される。アダプタ本体１６２の近位端１６４が第１フィッティング１５２にこう
して結合されるとガードカラム本体１７２の第１端１７４のニップル１７８が第
１フィッティング１５２の遠位端２２'''にある凹所６２'''へと圧縮されるにつ
れて、第１フィッティング１５２の遠位端２２'''とガードカラム本体１７２の 第１端１７４間にシールが形成される。それに加えて、アダプタの空洞１６９へ
と突出するガードカラムの第１端１７４の部分の周囲に同軸に装着されたＯリン
グ１８２によって、第１フィッティング１５２の遠位端２２'''とアダプタ本体 １６２の近位端１６４間にもシールが形成される。アダプタの遠位端１６６内の
２つのスロット１８６内にはめ込まれた２本の放射状に突出するピン１８４によ
って、１／４ターンナット１６にアダプタ１５８の遠位端１６６が結合される。
ピン１８４を１／４ターンナット１６の螺旋溝４８内に挿入し、１／４ターンナ
ット１６をアダプタ１５８に対してほぼ９０°まわすと、それによって螺旋溝４
８の拡大領域７６内にダウエル１８４がしっかりとはめ込まれる。アダプタ１５
８をこのようにして１／４ターンナット１６に接続すると、ガードカラムの第２
端１７６上のニップル１７８が中空の管セット１０４のヘッド部分１１６にある
凹所１２２内へと圧縮され、それによってシールを形成する。本発明の第４の好
ましい実施形態を第１フィッティング１５２と第２フィッティング１０６を有す
るものとして図示したが、第４の好ましい実施形態は第１フィッティング１３２
と第２フィッティング１２を含むこともできることが認識されるであろう。
の好ましい実施形態のアセンブリについて詳細に説明する。第１フィッティング
１５２のピン２８'''をアダプタ１５８の螺旋溝１７０内に挿入し、アダプタ１ ５８を第１フィッティング１５２に対してほぼ９０°まわすことによって、アダ
プタ１５８の近位端１６４が第１フィッティング１５２の遠位端２２'''に結合 される。アダプタ本体１６２の近位端１６４が第１フィッティング１５２にこう
して結合されるとガードカラム本体１７２の第１端１７４のニップル１７８が第
１フィッティング１５２の遠位端２２'''にある凹所６２'''へと圧縮されるにつ
れて、第１フィッティング１５２の遠位端２２'''とガードカラム本体１７２の 第１端１７４間にシールが形成される。それに加えて、アダプタの空洞１６９へ
と突出するガードカラムの第１端１７４の部分の周囲に同軸に装着されたＯリン
グ１８２によって、第１フィッティング１５２の遠位端２２'''とアダプタ本体 １６２の近位端１６４間にもシールが形成される。アダプタの遠位端１６６内の
２つのスロット１８６内にはめ込まれた２本の放射状に突出するピン１８４によ
って、１／４ターンナット１６にアダプタ１５８の遠位端１６６が結合される。
ピン１８４を１／４ターンナット１６の螺旋溝４８内に挿入し、１／４ターンナ
ット１６をアダプタ１５８に対してほぼ９０°まわすと、それによって螺旋溝４
８の拡大領域７６内にダウエル１８４がしっかりとはめ込まれる。アダプタ１５
８をこのようにして１／４ターンナット１６に接続すると、ガードカラムの第２
端１７６上のニップル１７８が中空の管セット１０４のヘッド部分１１６にある
凹所１２２内へと圧縮され、それによってシールを形成する。本発明の第４の好
ましい実施形態を第１フィッティング１５２と第２フィッティング１０６を有す
るものとして図示したが、第４の好ましい実施形態は第１フィッティング１３２
と第２フィッティング１２を含むこともできることが認識されるであろう。
【００４１】 本発明の第４の好ましい実施形態はガードカラム１６０を収容し、ＨＰＬＣカ
ラムの入口に装着することが意図されているが、図１１〜１３に示した本発明の
第５の好ましい実施形態はＨＰＬＣシステムの成分の前または後に挿入すること
ができ、ＨＰＬＣシステムを通過する流体を濾過する多孔性フリット１８８を含
む。本発明の第５の好ましい実施形態は１／４ターンナット１６と、中空の管セ
ット１０４とを含み、適切な場合には、前述の第１と第２のフィッティング構成
のいずれをも含むことができる。
ラムの入口に装着することが意図されているが、図１１〜１３に示した本発明の
第５の好ましい実施形態はＨＰＬＣシステムの成分の前または後に挿入すること
ができ、ＨＰＬＣシステムを通過する流体を濾過する多孔性フリット１８８を含
む。本発明の第５の好ましい実施形態は１／４ターンナット１６と、中空の管セ
ット１０４とを含み、適切な場合には、前述の第１と第２のフィッティング構成
のいずれをも含むことができる。
【００４２】 図１１は本発明の分解された第５の好ましい実施形態を示しており、外部にね
じ山の付いた係合フィッティングを受け入れるために内部にねじ山の付いた第１
フィッティング１２と、中空の管セット１０４を受け入れるように構成された第
２フィッティング１０６を含む。第５の好ましい実施形態は燒結チタニウムまた
は燒結ステンレス鋼等の燒結材料で構成されるフリット１８８を含む。弾力的に
変形可能な重合体材料、好ましくはポリエーテルエーテルケトン等の熱可塑性重
合体で構成されるフリットリング１９０内に、フリット１８８がはめ込まれる。
フリットリング１９０は第１面１９４と第２面１９６を有する本体１９２を含む
。ニップル１９７がフリットリングの第２面１９６の中央に置かれる。フリット
リング本外１９２がニップル１９７からフリットリングの第１面１９４へと伸び
る中央通路１９８を限定する。中央通路１９８はフリットリング１８８を収容す
る環状の空洞２００を形成するためにフリットリング本体１９２内で広がる。フ
リットリング１９０は環状空洞２００のまわりに同心的に置かれる円形溝２０２
を含む。
じ山の付いた係合フィッティングを受け入れるために内部にねじ山の付いた第１
フィッティング１２と、中空の管セット１０４を受け入れるように構成された第
２フィッティング１０６を含む。第５の好ましい実施形態は燒結チタニウムまた
は燒結ステンレス鋼等の燒結材料で構成されるフリット１８８を含む。弾力的に
変形可能な重合体材料、好ましくはポリエーテルエーテルケトン等の熱可塑性重
合体で構成されるフリットリング１９０内に、フリット１８８がはめ込まれる。
フリットリング１９０は第１面１９４と第２面１９６を有する本体１９２を含む
。ニップル１９７がフリットリングの第２面１９６の中央に置かれる。フリット
リング本外１９２がニップル１９７からフリットリングの第１面１９４へと伸び
る中央通路１９８を限定する。中央通路１９８はフリットリング１８８を収容す
る環状の空洞２００を形成するためにフリットリング本体１９２内で広がる。フ
リットリング１９０は環状空洞２００のまわりに同心的に置かれる円形溝２０２
を含む。
【００４３】 本発明の第５の好ましい実施形態は、１／４ターンナット１６の螺旋溝４８内
に第１フィッティング１２のダウエルピン２８を滑り込ませて、第１フィッティ
ング１２に対してほぼ９０°１／４ターンナット１６を回すことによってダウエ
ルピン２８を適所にロックすることによって、前述のように組み立てられる。低
い操作圧力では、第１フィッティング１２が１／４ターンナット１６に接続され
、それによってフリットリング１９０の第１面１９４を環状の凹所６３へと圧縮
し、また中空の管セット１０４の凹所１２２へとニップル１９７を圧縮すること
によってシールが形成される。高い操作圧力では、組み立てられた迅速接続フィ
ッティング１０を通る流体が溝２０２へと漏出し、溝２０２を限定するフリット
リング本体１９２の部分を第１のフィッティング本体１８に対して外向きに、ま
たフリット１８８に対して内向きに拡大させ、それによって高圧において効果的
なシールを形成する。
に第１フィッティング１２のダウエルピン２８を滑り込ませて、第１フィッティ
ング１２に対してほぼ９０°１／４ターンナット１６を回すことによってダウエ
ルピン２８を適所にロックすることによって、前述のように組み立てられる。低
い操作圧力では、第１フィッティング１２が１／４ターンナット１６に接続され
、それによってフリットリング１９０の第１面１９４を環状の凹所６３へと圧縮
し、また中空の管セット１０４の凹所１２２へとニップル１９７を圧縮すること
によってシールが形成される。高い操作圧力では、組み立てられた迅速接続フィ
ッティング１０を通る流体が溝２０２へと漏出し、溝２０２を限定するフリット
リング本体１９２の部分を第１のフィッティング本体１８に対して外向きに、ま
たフリット１８８に対して内向きに拡大させ、それによって高圧において効果的
なシールを形成する。
【００４４】 図１２は前述の構成に類似した、本発明の第５の好ましい実施形態の第２構成
を示す。図１２に示した構成は、フリットリング２０４が円形溝２０２を含まな
いこと意外は、フリットリング１９０と同じであるフリットリング２０４を含む
。フリットリング２０４の対応する特徴部はフリットリング１９０と同じ部品番
号で参照するが、プライム記号（’）を付加して記す。第１フィッティング１２
もフリットリング２０４でシールを形成するように特に適合されている。第１フ
ィッティング１２の中央通路２６は第１フィッティング１２の遠位端２２近傍で
幅広くなり、更に大きな第２の環状凹所２１０内に設定される第１の環状凹所２
０８を形成する。第２の環状凹所２１０は第１フィッティング１２の遠位端２２
上へと開く。環状溝によって境を接する第１の環状凹所２０８の周囲に鋭く先細
りになった環状リッジ２１２が限定される。４分の１ターン迅速接続フィッティ
ング１０を前述のように組み立てたとき、環状空洞２００’の外周を限定するフ
リットリング本体１９２’部分がリッジ溝２１２に対して圧縮され、低い操作圧
力で効果的であるシールを形成する。高い操作圧力では、環状空洞２００’の外
周を限定するフリットリング本体１９２’部分が第１フィッティング本体１８に
対して外向きに拡大して、高圧で効果的なシールを形成する。
を示す。図１２に示した構成は、フリットリング２０４が円形溝２０２を含まな
いこと意外は、フリットリング１９０と同じであるフリットリング２０４を含む
。フリットリング２０４の対応する特徴部はフリットリング１９０と同じ部品番
号で参照するが、プライム記号（’）を付加して記す。第１フィッティング１２
もフリットリング２０４でシールを形成するように特に適合されている。第１フ
ィッティング１２の中央通路２６は第１フィッティング１２の遠位端２２近傍で
幅広くなり、更に大きな第２の環状凹所２１０内に設定される第１の環状凹所２
０８を形成する。第２の環状凹所２１０は第１フィッティング１２の遠位端２２
上へと開く。環状溝によって境を接する第１の環状凹所２０８の周囲に鋭く先細
りになった環状リッジ２１２が限定される。４分の１ターン迅速接続フィッティ
ング１０を前述のように組み立てたとき、環状空洞２００’の外周を限定するフ
リットリング本体１９２’部分がリッジ溝２１２に対して圧縮され、低い操作圧
力で効果的であるシールを形成する。高い操作圧力では、環状空洞２００’の外
周を限定するフリットリング本体１９２’部分が第１フィッティング本体１８に
対して外向きに拡大して、高圧で効果的なシールを形成する。
【００４５】 図１３は前述の第２構成に類似する、本発明の第５の好ましい実施形態の第３
構成を示す。図１２に示した構成はフリットリング２０４に類似するフリットリ
ング２１４を含む。フリットリング２１４の対応する特徴部はフリットリング２
０４と同じ部品番号で参照するが、二重プライム記号（”）を付加して記す。環
状空洞２００”の周囲を限定するフリットリング本体１９２”部分はフリットリ
ングの第１面１９４”で傾斜して、シーリング表面２１６を形成する。４分の１
ターン迅速接続フィッティング１０が組み立てられた時、フリットリング２１４
が圧縮され、シーリング表面２１６が環状凹所６３の周囲の補足的な先細りにな
ったシーリング表面２１８と接触する。高い操作圧力では、環状空洞２００”の
外周を限定するフリットリング本体１９２”部分が第１フィッティング本体１８
に対して外向きに拡大して、高圧で効果的なシールを形成する。
構成を示す。図１２に示した構成はフリットリング２０４に類似するフリットリ
ング２１４を含む。フリットリング２１４の対応する特徴部はフリットリング２
０４と同じ部品番号で参照するが、二重プライム記号（”）を付加して記す。環
状空洞２００”の周囲を限定するフリットリング本体１９２”部分はフリットリ
ングの第１面１９４”で傾斜して、シーリング表面２１６を形成する。４分の１
ターン迅速接続フィッティング１０が組み立てられた時、フリットリング２１４
が圧縮され、シーリング表面２１６が環状凹所６３の周囲の補足的な先細りにな
ったシーリング表面２１８と接触する。高い操作圧力では、環状空洞２００”の
外周を限定するフリットリング本体１９２”部分が第１フィッティング本体１８
に対して外向きに拡大して、高圧で効果的なシールを形成する。
【００４６】 図１４は１／４ターンナット１６からの第２フィッティング２２２の迅速かつ
簡単な取り外しを可能にする、例えば、損傷を受けた中空の管セット１０４を交
換できるように構成されたスロット付き第２フィッティング２２２を示している
。第２フィッティング２２２は第２フィッティング１０６に類似しており、第２
フィッティング２２２の対応する特徴部は第２フィッティング１０６と同じ部品
番号で参照するが、二重プライム記号（”）を付加して記す。このように、第２
フィッティング２２２は該して円筒形の単一本体３４”を含み、近位端３６”と
遠位端３８”を有し、近位端３６”は遠位端３８”より幅が狭くなっている。第
２フィッティング本体３４”は近位端３６”から遠位端３８”へと伸びる中央通
路４２”を限定する。第２フィッティング本体３４”は近位端３６”から遠位端
３８”へと伸びる長手方向のスロット２２４を含み、それは本体３４”の片側を
完全に貫通している。第２フィッティング２２２を１／４ターンナットの空洞６
６から取り外す場合、スロット２２４は、第２フィッティング２２２から中空の
管セット１０４を横向きに滑らせることによって、中空の管セット１０４を取り
出すことができるようにする。簡単な取り外しのために、第２フィッティング２
２２は１／４ターンナット１６内に固定して保持されない。その代わりに、図１
１、１２及び１３に示すように、保持リング２２６は１／４ターンナットの空洞
６６内部に限定される環状溝内に配置され、第２フィッティング２２２を引っ込
めた時にばねワッシャー４４を保持する。第２フィッティング２２２を１／４タ
ーンナットの空洞６６から取り外し、中空の管セット１０４を溝２２４を通して
横方向に滑り出させる場合、中空の管セット１０４を１／４ターンナット本体６
４内の中央に置かれた穴７０を通すことにより、１／４ターンナット１６を中空
の管セット１０４から分離することができる。穴７０は中空の管セット１０４の
どの部分の直径より大きな直径を有している。
簡単な取り外しを可能にする、例えば、損傷を受けた中空の管セット１０４を交
換できるように構成されたスロット付き第２フィッティング２２２を示している
。第２フィッティング２２２は第２フィッティング１０６に類似しており、第２
フィッティング２２２の対応する特徴部は第２フィッティング１０６と同じ部品
番号で参照するが、二重プライム記号（”）を付加して記す。このように、第２
フィッティング２２２は該して円筒形の単一本体３４”を含み、近位端３６”と
遠位端３８”を有し、近位端３６”は遠位端３８”より幅が狭くなっている。第
２フィッティング本体３４”は近位端３６”から遠位端３８”へと伸びる中央通
路４２”を限定する。第２フィッティング本体３４”は近位端３６”から遠位端
３８”へと伸びる長手方向のスロット２２４を含み、それは本体３４”の片側を
完全に貫通している。第２フィッティング２２２を１／４ターンナットの空洞６
６から取り外す場合、スロット２２４は、第２フィッティング２２２から中空の
管セット１０４を横向きに滑らせることによって、中空の管セット１０４を取り
出すことができるようにする。簡単な取り外しのために、第２フィッティング２
２２は１／４ターンナット１６内に固定して保持されない。その代わりに、図１
１、１２及び１３に示すように、保持リング２２６は１／４ターンナットの空洞
６６内部に限定される環状溝内に配置され、第２フィッティング２２２を引っ込
めた時にばねワッシャー４４を保持する。第２フィッティング２２２を１／４タ
ーンナットの空洞６６から取り外し、中空の管セット１０４を溝２２４を通して
横方向に滑り出させる場合、中空の管セット１０４を１／４ターンナット本体６
４内の中央に置かれた穴７０を通すことにより、１／４ターンナット１６を中空
の管セット１０４から分離することができる。穴７０は中空の管セット１０４の
どの部分の直径より大きな直径を有している。
【００４７】 保持リング２２６は１／４ターンナット空洞６６の円周まわりに伸びる環状内
にはめ込まれる。環状溝２２８を有する１／４ターンナット１６の実施形態は、
前述の第２フィッティングのどの実施形態とも共に使用することができる。
にはめ込まれる。環状溝２２８を有する１／４ターンナット１６の実施形態は、
前述の第２フィッティングのどの実施形態とも共に使用することができる。
【００４８】 図１５は本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティングの前述のどの実施形
態とも共に使用できるカプセルに包まれたフィルタ成分２３０を示している。こ
のように、フィルタ成分２３０は燒結チタニウムまたは燒結ステンレス鋼等の燒
結材料で構成されるフリット１８８を含む。フリット１８８は、好ましくは熱可
塑性またはエラストマー材料等の弾力的に変形可能な重合体材料で構成されるフ
リットリング２３２内にはめ込まれる。小型のフリットリング２３２は第１面２
３６と第２面２３８を有する本体２３４を含む。ニップル２４０が第１面２３６
の中央に置かれる。小型フリットリング本外２３４が第１面ニップル２４０から
フリットリングの第２面２３８へと伸びる中央通路２４２を限定する。中央通路
２４２はフリットリングの第２面２３８付近で幅が広くなって、第１の環状部分
２４４を形成し、それは更に幅広くなって、フリットリングの第２面２３８上へ
と開き、フリット１８８の部分を受け入れる第２の環状部分２４６を形成する。
態とも共に使用できるカプセルに包まれたフィルタ成分２３０を示している。こ
のように、フィルタ成分２３０は燒結チタニウムまたは燒結ステンレス鋼等の燒
結材料で構成されるフリット１８８を含む。フリット１８８は、好ましくは熱可
塑性またはエラストマー材料等の弾力的に変形可能な重合体材料で構成されるフ
リットリング２３２内にはめ込まれる。小型のフリットリング２３２は第１面２
３６と第２面２３８を有する本体２３４を含む。ニップル２４０が第１面２３６
の中央に置かれる。小型フリットリング本外２３４が第１面ニップル２４０から
フリットリングの第２面２３８へと伸びる中央通路２４２を限定する。中央通路
２４２はフリットリングの第２面２３８付近で幅が広くなって、第１の環状部分
２４４を形成し、それは更に幅広くなって、フリットリングの第２面２３８上へ
と開き、フリット１８８の部分を受け入れる第２の環状部分２４６を形成する。
【００４９】 一旦フリット１８８が小型フリットリング２３２の第２の環状部分２４６内に
はめ込まれると、組み立てられたフリット１８８と小型フリットリング２３２が
大型フリットリング２４８内に収容される。大型フリットリング２４８は小型フ
リットリング２３２に類似しているので、対応する成分は同じ番号で特定するが
、プライム記号（’）を付与して記す。このように、大型フリットリング２４８
は第１面２３６’と第２面２３８’を有する本体２３４’を含む。ニップル２４
０’が第１面２３６’の中央に置かれる。大型フリットリング本外２３４’が第
１面ニップル２４０’から大型フリットリングの第２面２３８’へと伸びる中央
通路２４２’を限定する。中央通路２４２’は大型フリットリングの第２面２３
８’付近で幅が広くなって、第１の環状部分２４４’を形成し、それは更に幅広
くなって、大型フリットリングの第２面２３８’上へと開く第３の環状部分２５
０を形成する。小型フリットリング２３２と、小型フリットリングの第２の環状
部分２４６内に保持されるフリット１８８は、小型フリットリングの第２面２３
８の外側にあるフリット１８８の部分が大型フリットリング２４８の第２の環状
部分２４６’内に受け入れられるように大型フリットリング２４８内に収容され
、少なくとも第２面２３８を含む小型フリットリング２３２の部分が第３の環状
部分２５０内に受け入れられる。
はめ込まれると、組み立てられたフリット１８８と小型フリットリング２３２が
大型フリットリング２４８内に収容される。大型フリットリング２４８は小型フ
リットリング２３２に類似しているので、対応する成分は同じ番号で特定するが
、プライム記号（’）を付与して記す。このように、大型フリットリング２４８
は第１面２３６’と第２面２３８’を有する本体２３４’を含む。ニップル２４
０’が第１面２３６’の中央に置かれる。大型フリットリング本外２３４’が第
１面ニップル２４０’から大型フリットリングの第２面２３８’へと伸びる中央
通路２４２’を限定する。中央通路２４２’は大型フリットリングの第２面２３
８’付近で幅が広くなって、第１の環状部分２４４’を形成し、それは更に幅広
くなって、大型フリットリングの第２面２３８’上へと開く第３の環状部分２５
０を形成する。小型フリットリング２３２と、小型フリットリングの第２の環状
部分２４６内に保持されるフリット１８８は、小型フリットリングの第２面２３
８の外側にあるフリット１８８の部分が大型フリットリング２４８の第２の環状
部分２４６’内に受け入れられるように大型フリットリング２４８内に収容され
、少なくとも第２面２３８を含む小型フリットリング２３２の部分が第３の環状
部分２５０内に受け入れられる。
【００５０】 小型フリットリング２３２と大型フリットリング２４８は共にカップ形状の金
属製フィルタハウジング２５２によって保持される。フィルタハウジング２５２
は中央に置かれた開口２５８が貫通し、管状の側壁２６０によって囲まれる環状
の端面２５６を含む。フィルタ成分２３０を組み立てるためには、フィルタハウ
ジングの端面２５６が小型フリットリングの第１面２３６によって限定される肩
部２６４と係合するまで、小型フリットリングの第１面２３６をフィルタハウジ
ングの端面２５６の開口２５８に挿入する。その結果、組み立てられた小型フリ
ットリング２３２と大型フリットリング２４８とフリット１８８とが側壁２６０
によって囲まれる。次に大型フリットリング２４８のまわりで側壁２６０の縁を
スエージングし、全ての成分を共に固定して圧縮し、シールされたアセンブリを
形成する。小型フリットリング２３２と大型フリットリング２４８は各々、フリ
ット１８８の片側に面するチャンバ２４、２４４’へと流れ込む入口または出口
２４２、２４２’を限定する。
属製フィルタハウジング２５２によって保持される。フィルタハウジング２５２
は中央に置かれた開口２５８が貫通し、管状の側壁２６０によって囲まれる環状
の端面２５６を含む。フィルタ成分２３０を組み立てるためには、フィルタハウ
ジングの端面２５６が小型フリットリングの第１面２３６によって限定される肩
部２６４と係合するまで、小型フリットリングの第１面２３６をフィルタハウジ
ングの端面２５６の開口２５８に挿入する。その結果、組み立てられた小型フリ
ットリング２３２と大型フリットリング２４８とフリット１８８とが側壁２６０
によって囲まれる。次に大型フリットリング２４８のまわりで側壁２６０の縁を
スエージングし、全ての成分を共に固定して圧縮し、シールされたアセンブリを
形成する。小型フリットリング２３２と大型フリットリング２４８は各々、フリ
ット１８８の片側に面するチャンバ２４、２４４’へと流れ込む入口または出口
２４２、２４２’を限定する。
【００５１】 図１６は、所定の圧縮率を有する環状フリットリングのみによって、フィッテ
ィング内にシールが形成される、本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティン
グ１０の第６の好ましい実施形態を示す。図１６に示した本発明の４分の１ター
ン迅速接続フィッティング１０の第６の好ましい実施形態は、本発明の４分の１
ターン迅速接続フィッティング１０の第１の好ましい実施形態に類似しているの
で、対応する成分は同じ番号で特定するが、プライム記号（’）を付与して記す
。図１６に示した本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の第６の
好ましい実施形態はスロット付きの１／４ターンナット１６’内に収容された第
１フィッティング１２’と第２フィッティング１４’を含む。本発明の４分の１
ターン迅速接続フィッティング１０の第１の好ましい実施形態の第１フィッティ
ング１２’とは異なり、第６の実施形態の第１フィッティング１２’は別のピン
で留められた１／４ターンナット１６’内に配置される。本発明の４分の１ター
ン迅速接続フィッティング１０の第６の好ましい実施形態は、圧縮できるフリッ
トリング２６８内に収容されたフリット１８８も含む。本発明の第６の好ましい
実施形態を組み立てる場合、フリット１８８を含むフリットリング２６８は、第
１フィッティングの遠位端２２’によって限定される環状凹所２７０と、第２フ
ィッティングの遠位端３８’によって限定される環状凹所２７２によって第１フ
ィッティング１２’と第２フィッティング１４’間に形成される空洞内にはめこ
まれる。
ィング内にシールが形成される、本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティン
グ１０の第６の好ましい実施形態を示す。図１６に示した本発明の４分の１ター
ン迅速接続フィッティング１０の第６の好ましい実施形態は、本発明の４分の１
ターン迅速接続フィッティング１０の第１の好ましい実施形態に類似しているの
で、対応する成分は同じ番号で特定するが、プライム記号（’）を付与して記す
。図１６に示した本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の第６の
好ましい実施形態はスロット付きの１／４ターンナット１６’内に収容された第
１フィッティング１２’と第２フィッティング１４’を含む。本発明の４分の１
ターン迅速接続フィッティング１０の第１の好ましい実施形態の第１フィッティ
ング１２’とは異なり、第６の実施形態の第１フィッティング１２’は別のピン
で留められた１／４ターンナット１６’内に配置される。本発明の４分の１ター
ン迅速接続フィッティング１０の第６の好ましい実施形態は、圧縮できるフリッ
トリング２６８内に収容されたフリット１８８も含む。本発明の第６の好ましい
実施形態を組み立てる場合、フリット１８８を含むフリットリング２６８は、第
１フィッティングの遠位端２２’によって限定される環状凹所２７０と、第２フ
ィッティングの遠位端３８’によって限定される環状凹所２７２によって第１フ
ィッティング１２’と第２フィッティング１４’間に形成される空洞内にはめこ
まれる。
【００５２】 第１フィッティング１２’を収容するスロット付きのピンで留められた１／４
ターンナット１６’のダウエルピン２８’を、第２フィッティング１４’を収容
するスロット付きの１／４ターンナット１６’の螺旋溝４８’内に挿入し、また
一方の１／４ターンナット１６’または両方の１／４ターンナット１６’を互い
に対してほぼ９０°回すことによって本発明の第６の好ましい実施形態を組み立
てる場合、フリットリング２６８が圧縮され、それによって第１と第２のフィッ
ティング間及びフリット１８８の周囲にシールを形成する。このように、本発明
の４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の第６の好ましい実施形態は、フ
リット１８８の周囲にシールを形成するために、第１の好ましい実施形態におけ
るワッシャー４４により提供されるもの等の付加的な軸方向のばね力を必要とし
ない。図１６に示した本発明の第６の好ましい実施形態が２つの１／４ターンナ
ット１６’を含み、その中に第１フィッティング１２’と第２フィッティング１
４’が別々に収容されるが、第１フィッティング１２’または第２フィッティン
グ１４’の一方または両方が別の１／４ターンナット１６’内に収容されず、そ
の代わりにピンまたはナットを形成する一体的なスロット付き環状スリーブを含
む場合にも、本発明の第６の好ましい実施形態は操作可能であることが認識され
るであろう。
ターンナット１６’のダウエルピン２８’を、第２フィッティング１４’を収容
するスロット付きの１／４ターンナット１６’の螺旋溝４８’内に挿入し、また
一方の１／４ターンナット１６’または両方の１／４ターンナット１６’を互い
に対してほぼ９０°回すことによって本発明の第６の好ましい実施形態を組み立
てる場合、フリットリング２６８が圧縮され、それによって第１と第２のフィッ
ティング間及びフリット１８８の周囲にシールを形成する。このように、本発明
の４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の第６の好ましい実施形態は、フ
リット１８８の周囲にシールを形成するために、第１の好ましい実施形態におけ
るワッシャー４４により提供されるもの等の付加的な軸方向のばね力を必要とし
ない。図１６に示した本発明の第６の好ましい実施形態が２つの１／４ターンナ
ット１６’を含み、その中に第１フィッティング１２’と第２フィッティング１
４’が別々に収容されるが、第１フィッティング１２’または第２フィッティン
グ１４’の一方または両方が別の１／４ターンナット１６’内に収容されず、そ
の代わりにピンまたはナットを形成する一体的なスロット付き環状スリーブを含
む場合にも、本発明の第６の好ましい実施形態は操作可能であることが認識され
るであろう。
【００５３】 図１７は、環状のシーリング部材によってのみフィッティング１０内にシール
が形成される、本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の第７の好
ましい実施形態を示している。本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティング
１０の第７の好ましい実施形態は本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティン
グ１０の第１の好ましい実施形態に類似しているので、対応する成分は同じ番号
で特定するが、二重プライム記号（”）を付与して記す。このように、本発明の
４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の第７の好ましい実施形態は、第１
フィッティング１２”と第２フィッティング１４”を含むが、本発明の４分の１
ターン迅速接続フィッティング１０の第１の好ましい実施形態とは異なり、第２
フィッティング１４”は第１フィッティング１２”のダウエル２８”を受け入れ
るための溝４８”を限定する別の１／４ターンナット１６”内に収容されない。
その代わりに、第２フィッティング１４”は単一構造のものであり、第１フィッ
ティング１２”のダウエル２８”を受け入れるための溝４８”を含むスリーブ延
長部３４”によって限定される一体的なナットを含む。付加的に、本発明の４分
の１ターン迅速接続フィッティング１０の第７の好ましい実施形態は中空の管セ
ット１０４”と、中空のスリーブ２７４と、Ｍａｒｔｉｎらの米国特許第５，６
６９，６３７号に開示されているもの等の環状シーリング部材とを含む。中空の
管セット１０４”はヘッド１１２”の中心から長手方向に伸び、ヘッド１１２”
より小さな直径を有する軸１１８”を含む。ヘッド１１２”は軸１１８”から最
も遠い部分で狭まり、環状のシーリング部材２７６と係合するために引っ込んだ
シーリング表面２７８を形成する。
が形成される、本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の第７の好
ましい実施形態を示している。本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティング
１０の第７の好ましい実施形態は本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティン
グ１０の第１の好ましい実施形態に類似しているので、対応する成分は同じ番号
で特定するが、二重プライム記号（”）を付与して記す。このように、本発明の
４分の１ターン迅速接続フィッティング１０の第７の好ましい実施形態は、第１
フィッティング１２”と第２フィッティング１４”を含むが、本発明の４分の１
ターン迅速接続フィッティング１０の第１の好ましい実施形態とは異なり、第２
フィッティング１４”は第１フィッティング１２”のダウエル２８”を受け入れ
るための溝４８”を限定する別の１／４ターンナット１６”内に収容されない。
その代わりに、第２フィッティング１４”は単一構造のものであり、第１フィッ
ティング１２”のダウエル２８”を受け入れるための溝４８”を含むスリーブ延
長部３４”によって限定される一体的なナットを含む。付加的に、本発明の４分
の１ターン迅速接続フィッティング１０の第７の好ましい実施形態は中空の管セ
ット１０４”と、中空のスリーブ２７４と、Ｍａｒｔｉｎらの米国特許第５，６
６９，６３７号に開示されているもの等の環状シーリング部材とを含む。中空の
管セット１０４”はヘッド１１２”の中心から長手方向に伸び、ヘッド１１２”
より小さな直径を有する軸１１８”を含む。ヘッド１１２”は軸１１８”から最
も遠い部分で狭まり、環状のシーリング部材２７６と係合するために引っ込んだ
シーリング表面２７８を形成する。
【００５４】 管状導管（図示せず）の端はスリーブ２７４を通して軸１１８”上へと滑動自
在に挿入することができ、次にスリーブ２７４を滑らせてヘッド１１２”と接触
させる。そして係合と同時に、管状導管をスリーブ２７４と管セット１０４”間
で圧縮する。第１フィッティング１２”のダウエルピン２８”を第２フィッティ
ング１４”の螺旋溝４８”内へと挿入し、第１フィッティング１２”に対して第
２フィッティング１４”をほぼ９０°まわすことにより、第１フィッティング１
２”と第２フィッティング１４”を係合させる。組み立てられた４分の１ターン
迅速接続フィッティング１０内で環状のシーリング部材２７６を圧縮し、それに
よってヘッド１１２”のまわりにシールを形成する。
在に挿入することができ、次にスリーブ２７４を滑らせてヘッド１１２”と接触
させる。そして係合と同時に、管状導管をスリーブ２７４と管セット１０４”間
で圧縮する。第１フィッティング１２”のダウエルピン２８”を第２フィッティ
ング１４”の螺旋溝４８”内へと挿入し、第１フィッティング１２”に対して第
２フィッティング１４”をほぼ９０°まわすことにより、第１フィッティング１
２”と第２フィッティング１４”を係合させる。組み立てられた４分の１ターン
迅速接続フィッティング１０内で環状のシーリング部材２７６を圧縮し、それに
よってヘッド１１２”のまわりにシールを形成する。
【００５５】 発明の好ましい実施形態及びその代替実施形態を図示し、説明してきたが、本
発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変更を実施できることが認識
されるであろう。このように、非制限的な例によって、ここに含まれる開示に基
づいて、４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリを様々に適合するこ
とができ、管セット、ユニオン、Ｔ字管、カラム端フィッティング、カラムアダ
プタ、検出器バルクヘッドフィッティング及びアダプタ、フローセルフィッティ
ング、検出器廃物ライン、背圧調整器、ガードカラム、直列フィルタ、ガードカ
ラムカートリッジ、注入器サンプルループ及びロータシステム、自動サンプラシ
リンジ、針及び弁、ポンプフィッティング、フィルタ、パルス緩衝装置、ミキサ
、Ｔ字管、プライム／空気抜き弁、低／高圧弁、逆止め弁、カートリッジ用逆止
め弁、ポンプヘッド及びプランジャ、溶媒ライン及びミキサ及び溶媒貯蔵フィル
タ及びガス抜きユニット等、圧力下で液体に耐えるためにシールされる化学分析
設備の迅速な選択的係合を可能にする。このように、ここに認められる特許の範
囲は添付クレームの範囲によってのみ制限されるものである。
発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変更を実施できることが認識
されるであろう。このように、非制限的な例によって、ここに含まれる開示に基
づいて、４分の１ターン迅速接続フィッティングアセンブリを様々に適合するこ
とができ、管セット、ユニオン、Ｔ字管、カラム端フィッティング、カラムアダ
プタ、検出器バルクヘッドフィッティング及びアダプタ、フローセルフィッティ
ング、検出器廃物ライン、背圧調整器、ガードカラム、直列フィルタ、ガードカ
ラムカートリッジ、注入器サンプルループ及びロータシステム、自動サンプラシ
リンジ、針及び弁、ポンプフィッティング、フィルタ、パルス緩衝装置、ミキサ
、Ｔ字管、プライム／空気抜き弁、低／高圧弁、逆止め弁、カートリッジ用逆止
め弁、ポンプヘッド及びプランジャ、溶媒ライン及びミキサ及び溶媒貯蔵フィル
タ及びガス抜きユニット等、圧力下で液体に耐えるためにシールされる化学分析
設備の迅速な選択的係合を可能にする。このように、ここに認められる特許の範
囲は添付クレームの範囲によってのみ制限されるものである。
【図１】 本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第１の好ましい実施形態の
第１構成を示す縦断面分解図である。
第１構成を示す縦断面分解図である。
【図２】 図１の係合していない第１と第２のフィッティングの等角図である。
【図３】 図１の組み立てられた第１と第２のフィッティングの縦断面図である。
【図４】 本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第１の好ましい実施形態の
第２構成を示す縦断面分解図である。
第２構成を示す縦断面分解図である。
【図５】 図４の第１好ましい実施形態の組み立てられた第２構成を示す縦断面図である
。
。
【図６】 本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第１の好ましい実施形態の
組み立てられた第３構成を示す縦断面図である。
組み立てられた第３構成を示す縦断面図である。
【図７】 本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第１の好ましい実施形態の
組み立てられた第４構成を示す縦断面図である。
組み立てられた第４構成を示す縦断面図である。
【図８】 カラム端に滑動自在に取り付けられ、その上にナットによって保持されるカラ
ム端フィッティングとして使用されるように適合された、本発明の４分の１ター
ン迅速接続フィッティングの第２の好ましい実施形態の縦断面図である。
ム端フィッティングとして使用されるように適合された、本発明の４分の１ター
ン迅速接続フィッティングの第２の好ましい実施形態の縦断面図である。
【図９】 外部カラムの端にねじ式に取り付けられるカラム端フィッティングとして使用
されるように適合された、本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第
３の好ましい実施形態の縦断面図である。
されるように適合された、本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第
３の好ましい実施形態の縦断面図である。
【図１０】 カラムの端にねじ式に取り付けられ、アダプタ内に収容用されるプレカラムフ
ィルタを含むように適合された、本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティン
グの第４の好ましい実施形態の縦断面図である。
ィルタを含むように適合された、本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティン
グの第４の好ましい実施形態の縦断面図である。
【図１１】 フリットと、溝付きのシーリング表面を有するフリットリングとを含む本発明
の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第５の好ましい実施形態の第１構成
を示す縦断面分解図である。
の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第５の好ましい実施形態の第１構成
を示す縦断面分解図である。
【図１２】 フリットと、フリットリングと、第１フィッティングの遠位端上の鋭く先細り
になったシーリング表面とを含む本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティン
グの第５の好ましい実施形態の第２構成を示す縦断面分解図である。
になったシーリング表面とを含む本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティン
グの第５の好ましい実施形態の第２構成を示す縦断面分解図である。
【図１３】 フリットと、傾斜したシーリング表面を有するフリットリングとを含む本発明
の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第５の好ましい実施形態の第３構成
を示す縦断面分解図である。
の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第５の好ましい実施形態の第３構成
を示す縦断面分解図である。
【図１４】 長手方向のスロット付き側壁を有する、本発明の第２フィッティングの等角図
である。
である。
【図１５】 本発明の４分の１ターン迅速接続フィッティングの実施形態のいずれにも適合
できるフィルタ成分の縦断面図であり、フィルタ成分はフリットと、小型フリッ
トリングと、大型フリットリングと、フィルタハウジングとを含む。
できるフィルタ成分の縦断面図であり、フィルタ成分はフリットと、小型フリッ
トリングと、大型フリットリングと、フィルタハウジングとを含む。
【図１６】 フリットと圧縮可能なフリットリングを含む、本発明の４分の１ターン迅速接
続フィッティングの第６の好ましい実施形態を示す縦断面分解図である。
続フィッティングの第６の好ましい実施形態を示す縦断面分解図である。
【図１７】 中空のスリーブと、中空の管セットと、環状シーリング部材とを含む、本発明
の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第７の好ましい実施形態を示す縦断
面分解図である。
の４分の１ターン迅速接続フィッティングの第７の好ましい実施形態を示す縦断
面分解図である。
【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成１２年１月２０日（２０００．１．２０）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーティン、ジョン・ティー アメリカ合衆国、オレゴン州 97225 ポ ートランド、サウスウエスト・マルコム・ コート 3309 Ｆターム(参考） 3J106 AB01 BA01 BB01 BC04 BD01 BE23 CA01 EA01 EB06 EB12 EC02 EC06 ED22 ED26 EE01 FA02 FA04 FA06 FA08
Claims (36)
- 【請求項１】 第１と第２の分析用流体導管を結合するための迅速接続高圧
液体クロマトグラフィフィッティングアセンブリであって、 （ａ）その中に第１の流体導管を受け入れるための中央通路を限定する第１の
フィッティングを備え、前記第１フィッティングは少なくとも１つの第１の放射
状係合表面を限定し、 （ｂ）その中に第２の流体導管を受け入れるための中央通路を限定する第２の
フィッティングと、 （ｃ）重合体シーリング成分と、 （ｄ）第２フィッティングに設けられるナットを備え、前記ナットは少なくと
も１つの第２の放射状係合表面を限定し、また第１と第２の流体導管間の流体流
の連通用に、第１と第２のフィッティング間で重合体シーリング成分を圧縮して
密封するために、第１フィッティングに対して３６０°まで選択的に回転して第
１と第２の係合表面を係合させることができ、 （ｅ）第１と第２のフィッティングが係合すると同時に、第１フィッティング
に向けて第２フィッティングを偏らせるために、第１と第２のフィッティング間
で係合可能な偏向部材とを備えることを特徴とするフィッティングアセンブリ。 - 【請求項２】 第１と第２の放射状係合表面の一方が放射状に突出するピン
を備え、第１と第２の放射状係合表面の他方が前記ピンを選択的かつ滑動自在に
受け入れるための溝を備えることを特徴とする請求項１に記載のフィッティング
アセンブリ。 - 【請求項３】 第１の放射状係合表面が放射状に突出するピンを備え、第２
の放射状係合表面が溝を備えることを特徴とする請求項２に記載のフィッティン
グアセンブリ。 - 【請求項４】 溝が螺旋形の溝よりなることを特徴とする請求項３に記載の
フィッティングアセンブリ。 - 【請求項５】 更に、ナット内に限定される複数の螺旋溝と選択的に係合す
るために、第１フィッティングから放射状に突出する複数のピンを備えることを
特徴とする請求項４に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項６】 第１フィッティングに対してナットをほぼ９０°回転させる
ことにより、第１と第２のフィッティングがしっかりと係合され、密封されるこ
とを特徴とする請求項５に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項７】 更に、ナット内に限定される開口と、第１と第２のフィッテ
ィングの一方に限定される少なくとも１つの印を備え、それにより第１と第２の
フィッティングが固定された、または固定されていない構成の一方にある時、印
が開口を通して露出され、固定された、または固定されていない構成の他方へと
ナットを回転させると同時に、印がナットによって覆い隠されることを特徴とす
る請求項６に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項８】 螺旋溝が溝内にピンを選択的にロックするために、その成形
部分を限定することを特徴とする請求項４に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項９】 ロック部分が溝の逆に角度が付けられた表面を限定すること
を特徴とする請求項８に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項１０】 溝がナットに孔を開けて螺旋形スロットを限定することを
特徴とする請求項４に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項１１】 第１フィッティングに対してナットをほぼ９０°まわすこ
とにより、第１と第２フィッティングが共に固定されることを特徴とする請求項
１に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項１２】 更に、ナットをロック位置に回転させる時、第１と第２の
放射状係合表面の一方を他方に対して選択的にロックするために、第１と第２の
放射状係合表面の一方の選択的ロッキング部分を備えることを特徴とする請求項
１に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項１３】 漏出することなく少なくとも３００ｐｓｉの液圧に耐える
ために、重合体シーリング成分が第１と第２のフィッティング間に密封されるこ
とを特徴とする請求項１に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項１４】 シーリング成分がそこを通る中央通路を限定する環状重合
体部材よりなることを特徴とする請求項１に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項１５】 更に、中央通路内に保持されるフリットを備えることを特
徴とする請求項１４に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項１６】 シーリング成分がフリットをカプセルで保護し、フリット
への入口と出口通路を限定することを特徴とする請求項１５に記載のフィッティ
ングアセンブリ。 - 【請求項１７】 シーリング成分がマルチピース環状アセンブリよりなるこ
とを特徴とする請求項１６に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項１８】 シーリング成分は、第１と第２のフィッティング内に限定
される対応する第１と第２のシーリング凹所と係合し、凹所に対して密封する中
央通路の第１と第２の端付近に限定される第１と第２のシーリングニップルを限
定することを特徴とする請求項１４に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項１９】 第１のフィッティングが第２フィッティングに対して固定
される場合、第１と第２の流体導管が連通用にほぼゼロデッドボリュームの状態
で置かれることを特徴とする請求項１に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項２０】 偏向部材がナットと第２フィッティング間で係合できるば
ねを備え、第１と第２のフィッティングの係合と同時に第１フィッティングに向
って第２フィッティングを偏らせることを特徴とする請求項１に記載のフィッテ
ィングアセンブリ。 - 【請求項２１】 ばねが第２フィッティングの上に受け入れられ、第２フィッテ
ィングとナット間に捉えられる、少なくとも１つの環状ばねワッシャーを備える
ことを特徴とする請求項２０に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項２２】 第１と第２のフィッティングの少なくとも一方が、対応す
る第１または第２流体導管をその中で係合させるために、内部にねじ山の付いた
中央通路を含むことを特徴とする請求項１に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項２３】 更に、第１と第２フィッティングの一方の中央通路内に滑
動自在に受け入れられる環状の管セットを備え、管セットは第１と第２フィッテ
ィング間に捉えられる環状ヘッドと、それが受け入れられる第１または第２フィ
ッティングから突出する管状軸とを含むことを特徴とする請求項１に記載のフィ
ッティングアセンブリ。 - 【請求項２４】 シーリング成分が管セットのヘッドと第１及び第２フィッ
ティングの他方との間に受け入れられることを特徴とする請求項２３に記載のフ
ィッティングアセンブリ。 - 【請求項２５】 第１と第２フィッティングの内の他方がシーリング成分に
対して密封するために、成形シーリング表面を限定することを特徴とする請求項
２４に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項２６】 成形シーリング表面が環状リッジを限定することを特徴と
する請求項２５に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項２７】 シーリング成分が第１と第２フィッティングの内の他方に
対して密封するために、環状のシーリング輪郭を限定することを特徴とする請求
項２４に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項２８】 シーリング輪郭がシーリング成分内に限定される環状溝を
限定することを特徴とする請求項２７に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項２９】 シーリング輪郭が第１と第２のフィッティングの内の他方
にある対応して成形されたシーリング表面に対して密封するシーリング成分上で
限定される、傾斜したシーリング表面を限定することを特徴とする請求項２７に
記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項３０】 第１と第２のフィッティングの一方が第１と第２のフィッ
ティング間に捉えられるフリットを受け入れるための中央凹所を限定することを
特徴とする請求項１に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項３１】 更に、第１と第２のフィッティングの一方の中央通路内に
受け入れることができる管セットを備え、管セットはその中に対応する第１また
は第２の流体導管を受け入れることができ、第１及び第２のフィッティングの一
方が管セットの横方向の挿入用と取り外し用に長手方向のスロットを限定するこ
とを特徴とする請求項１に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項３２】 ナットが第２フィッティングと一体的に形成されることを
特徴とする請求項１に記載のフィッティングアセンブリ。 - 【請求項３３】 ナットが第２フィッティングとは別に形成され、第２フィ
ッティングに回転自在に装着されることを特徴とする請求項１に記載のフィッテ
ィングアセンブリ。 - 【請求項３４】 第１と第２の分析用流体導管を結合するための迅速接続フ
ィッティングアセンブリであって、 （ａ）その中に第１の流体導管を受け入れるための中央通路を限定する第１フ
ィッティングと、 （ｂ）その中に第２の流体導管を受け入れるための中央通路を限定する第２フ
ィッティングと、 （ｃ）第１と第２の導管に対して各々フロースルーシーリング用の第１と第２
のフェルール端を限定する重合体シーリング成分と、 （ｄ）第２フィッティングに設けられるナットとを備え、前記第１フィッティ
ングとナットの一方が少なくとも１つの放射状突起を限定し、また前記第１フィ
ッティングとナットの他方が少なくとも１つの対応する放射状係合表面を限定し
、ナットは第１と第２の流体導管間の流体流の連通のために、第１と第２のフィ
ッティング間で重合体シーリング成分を圧縮するために、第１フィッティングに
対して３６０°まで選択的に回転して突起を係合表面と係合させることができる
ことを特徴とするフィッティングアセンブリ。 - 【請求項３５】 第１と第２の分析用流体導管を結合するための迅速接続高
圧液体クロマトグラフィフィッティングアセンブリであって、 （ａ）その中に第１の流体導管を受け入れるための中央通路を限定する第１の
フィッティングと、 （ｂ）その中に第２の流体導管を受け入れるための中央通路を限定する第２の
フィッティングと、 （ｃ）第２フィッティングに設けられるナット、前記第１フィッティングとナ
ットの一方が少なくとも１つの放射状突起を限定し、また前記第１フィッティン
グとナットの他方が少なくとも１つの対応する放射状ロッキング表面を限定し、
ナットは第１と第２の流体導管間の流体流の連通のために、突起と溝のロッキン
グ表面との間にロッキング係合を作り出して、第１と第２のフィッティング間で
少なくとも３００ｐｓｉの液圧に耐えることができるしっかりした選択的にロッ
クされるシールを作り出すために、第１フィッティングに対して１回の手の動き
で選択的に移動可能であり、 （ｄ）ナットがロッキング係合へと動かされた場合、第２フィッティングに対
して第１フィッティングの長手方向の位置きめを自動的に調節するための自動調
節手段とを備えることを特徴とするフィッティングアセンブリ。 - 【請求項３６】 第１と第２の分析用流体導管を結合するための迅速接続フ
ィッティングアセンブリであって、 （ａ）その中に第１の流体導管を受け入れるための中央通路を限定する第１の
フィッティングと、 （ｂ）その中に第２の流体導管を受け入れるための中央通路を限定する第２の
フィッティングと、 （ｃ）第１と第２の導管間のシーリング通過流連通状態に配置されるシールア
センブリを備え、シールアセンブリは第１と第２の結合シール部分間で軸方向に
配置されカプセルに包まれるフィルタ部材を含み、各々のシール部分が各々の導
管で密封するためのフェルール端を限定し、 （ｄ）第２フィッティングに設けられ、ほぼゼロのデッドボリューム流体連通
状態でシールアセンブリを捉えるために第１フィッティングと係合可能なナット
とを備えることを特徴とするフィッティングアセンブリ。
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP2000540392A Expired - Lifetime JP4290880B2 (ja) | 1998-01-20 | 1999-01-20 | ４分の１ターン迅速接続フィッティング |
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