JP2002507903A - 高い流体処理能の挿入コアを有する二重吸収性コア成分システム - Google Patents

高い流体処理能の挿入コアを有する二重吸収性コア成分システム

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JP2002507903A JP50452999A JP50452999A JP2002507903A JP 2002507903 A JP2002507903 A JP 2002507903A JP 50452999 A JP50452999 A JP 50452999A JP 50452999 A JP50452999 A JP 50452999A JP 2002507903 A JP2002507903 A JP 2002507903A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも2つの成分を含む一体化されない吸収性製品(410,520)に係り、それにおいては、装着者に向いて配置される成分は、外側のものより高い最終収容容量を有し、より優れた皮膚乾燥性能をさらに与える。

Description

【発明の詳細な説明】 高い流体処理能の挿入コアを有する二重吸収性コア成分システム 発明の分野 本発明は、オムツ、失禁用製品、生理用ナプキン、小児用ズボン等のような使 い捨て吸収性製品、特に、2つの吸収性成分を含む製品に係り、外側の成分は一 次固定手段を含み、内側の成分は高い性能の吸収性成分を含む吸収性製品に関す る。 発明の背景 体からの放出物を集めるための衣類は、従来よく知られている。これらの衣類 は、尿、糞便、および体から放出される他の物質を受け取って収容するため、お よびこれらの放出物を体からおよび装着者の周囲から隔てるために設計される。 典型的に、これらの衣類は2つの主な部分を含み、すなわち1つの吸収性成分と 固定および密閉成分とであり、テープ、伸縮材などのようなものである。いくつ かの態様において、いずれの部分も、現在市販されている多くの幼児用オムツの ような単一の吸収性製品を形成し、他の態様においては、2つの部分は一体化さ れずに、吸収性パッドを伸縮化されたパンツに組み合わせる場合のようなもので ある。他の従来の研究法は、吸収性成分および固定成分の両方を“インサート” との組み合わせで含む単一の製品を用いて、第1の吸収性成分の容量を引き上げ るために、その不十分な吸収性能を相殺する。 総合的に、全ての重点は、一次成分の性能の改善に対して費やされてきており 、内側の二次吸収性成分の排除をねらっている。 しかしながら、これら全ての研究法は、少なくとも中程度の吸収性能を有する 外側成分を、高性能の内側成分と組み合わせる際に生じる利点を認めることがで きない。 発明の目的 したがって、本発明の目的は、一次吸収性成分を含む外側吸収性成分と、優れ た皮膚乾燥性能の二次吸収性成分を含む内側成分とを具備する、一体化されない 吸収性製品を提供することにある。本発明のさらなる目的は、一体化されない吸 収性製品であって、その一方の成分は各溜めの際に取り除いて廃棄されることが 意図され、他方は第1のものの数回の取り替えについて用いることができる吸収 性製品を提供することにある。 概要 本発明は、二つの成分を具備し、装着者に向いて位置する成分は、外側のもの より高い最終収容容量を有して、より優れた皮膚乾燥特性を与える吸収性製品に 関する。 図面の簡単な説明 図1は、捕捉(Acquisition)試験スタンドのセットアップを示す 。 図2は、捕捉後コラーゲンリウェット方法(Post Acquisitio n Collagen Rewet Method)試験のセットアップを示す 。 詳細な説明 本明細書において用いられる際、“吸収性製品”という用語は、体の放出物を 吸収して収容するデバイスをさし、より具体的には、装着者の体に押しつけられ て、または近接して配置されて、体から放出される種々の放出物を吸収して収容 するデバイスをさす。“使い捨て”という用語は、汚れたまたは溜められた後に 、洗濯されること、あるいは吸収性製品として再保管されることが意図されない 吸収性製品をさす(すなわち、それらは、一回の溜めまたは汚れた後に廃棄され ること、好ましくは、リサイクルされ、コンポストされ、または環境的に適合し た手法で処理されることが意図される)ためにここで用いられる。本発明の範囲 において、使い捨て吸収性製品は二つの成分を含み、その1つ、すなわち装着者 の体に向いて位置する内側のものは、新たなものに“取り替える”際に捨てられ ることが意図され、その一方で他のもの、すなわち衣類側に位置する外側のもの は、内側のもののいくらかの使用期間にわたって用いることができる。したがっ て、 外側の成分は、“一回の取り扱い”については、やはり“使い捨て”であるが、 この取り扱いの期間は、内側成分のひとつまたはそれ以上の取り扱い期間にわた って延ばすことができる。外側成分の全取り扱い期間に目を向けると、それとと もに組み合わせて用いられるいくつかの内側成分が存在するが、以下の“吸収性 製品”という用語は、期間のある時点で一緒に装着されるような、1つの内側お よび外側の成分の組み合わせをさす。 本発明の製品について意図される使用者の群は、失禁の成人であるが、幼児な どもまた含まれ、すなわち一般に使用者は、製品に、少なくとも交換の部分に十 分な量の尿の溜めを与えて、糞便物質もまた溜める。 本発明の製品は、装着者の下側の腰部の上または回りに一般に付けられる。意 図される用途は、一次外側および二次内側の両方の成分が、使用者に適用される ようなことである。これらの成分は、溜めが二次(内側)成分によって最初に捕 捉されるように配置される。所望される場合には、これは、次いで、新たな二次 (内側)成分によって取り替えて置き換えることができる。溜めが発生(ins ult)した後、十分に迅速に交換されない場合、または溜めのより高い量で、 例えば糞便が溜められる場合には、一次成分もまた、溜められて、および/また は汚れることが生じるであろう。したがって、この一次(外側)成分は、二次( 内側)成分についての、一回またはより多くの使用サイクルにわたって用いるこ とができる。 本発明の一次および二次成分は、いずれも外枠(chassis)およびコア 部分を含み、すなわち、いずれの成分も吸収性を与え、いずれの成分も外部に対 して密閉するための手段、すなわちバックシートを与え、いずれも固定などのた めにさらなる手段を有することができる。 一次吸収性成分 一次吸収性成分は、一般に、 ・一次吸収性コア(これは、副構造体からなることができる); ・流体透過性のトップシート; ・流体不浸透性のバックシート; ・任意に、閉鎖成分または伸縮材のようなさらなる部材(feaature) を含む。 一次成分は、一次成分の装着者に向かう側の表面に液体透過性のトップシート を;装着者から離れて面する一次成分の対向する表面に液体不浸透性のバックシ ートを;トップシートとバックシートとの間に位置する吸収性コアを具備する。 しばしば、トップシートおよびバックシートは、コアを包囲する周辺の領域に おける二つの組み合わせを与えるために吸収性コアより大きな寸法を有して、副 成分の構造的一体性を与える。 トップシート、バックシートおよび吸収性コアは、よく知られた形状の種々に 組み合わせることができるが、好ましいオムツ形状は、1975年1月14日に Kenneth B.Buellに発行された“Contractable S ide Portions for Disposable Diaper”と いうタイトルの米国特許第3,860,003号;および1991年6月13日 に出願されたKenneth B.Buellの“Absorbent Art icle With Dynamic Elastic Waist Feat ure Having A Predisposed Resilient F lexural Hinge”というタイトルの米国特許出願シリアルナンバー 07/715,152に一般的に記載されている。 バックシートは、接着剤の均一な連続した層、接着剤のパターン化された層、 または接着剤の分離した線、螺旋または点の配列によって吸収性コアにしっかり と取り付けることができる。申し分ないことが見出された接着剤は、セントポー ル、ミネソタのエイチビーフラー社(H.B.Fuller Company) により製造されてHL−1258として市販されている。接着手段は、好ましく は、1986年3月4日にMinetola et al.に発行された“Di sposable Waste−Containment Garment”と いうタイトルの米国特許第4,573,986号に記載されているような接着剤 のフィラメントの開いたパターンのネットワークを含み、より好ましくは、螺旋 パターンに巻かれた接着剤フィラメントの幾つかの線を含み、1975年10月 7日にSprague,Jr.に発行された米国特許第3,911,173号; 1978年11月22日にZiecker,et al.に発行された米国特許 第4,785,996号;および1989年6月27日にWereniczに発 行された米国特許第4,842,666号に示されている装置および方法により 説明されるようなものである。あるいは、取り付け手段は、熱的結合、圧力結合 、超音波結合、動的機械的(dynamic mechanical)結合、ま たは他の適切な取り付け手段、または従来知られているようなこれらの取り付け 手段の組み合わせを含むことができる。 バックシートは、液体(例えば、尿)に対して不浸透性であり、薄いプラスチ ックフィルムにより作製することができるが、他のフレキシブルな液体不浸透性 の材料もまた用いることができる。ここで用いられる際、“フレキシブル”とい う用語は、柔軟であって人体の全体的形状および輪郭に容易に合致する材料をさ す。バックシートは、織布または不織布材料、ポリエチレンまたはポリプロピレ ンの熱可塑性フィルムのようなポリマーフィルム、またはフィルムコートされた 不織布材料のような複合材料を含むことができる。したがって、バックシートは 、約0.012mmから約0.051mmの厚さを有する熱可塑性フィルムとす ることができる。バックシートのためのそのような材料は、Terre Hau te,IN,USのTredegar Industries,Inc.により 製造されるようなRR8220のブローされたフィルムおよびRR5475のキ ャストフィルムを含む。バックシートは、より布的な外観を付与するためにエン ボス加工および/またはマット仕上げすることができる。好ましくは、バックシ ート26は、それを通して蒸気を放散できる(すなわち、呼吸性)一方で、放出 物がバックシートを通過するのを防止する。 好ましい態様において、一次成分は伸縮化されたレッグカフスを含み、より好 ましくは、米国特許第4,695,278号に記載されているような1つまたは これ以上の伸縮性の糸をそれぞれ伴う、伸縮性のガスケットカフスを付加的に含 む。一次成分は、改善されたフィットおよび汚染を与える伸縮性のウエスト部材 (feature)をさらに含み、好ましくは2つの伸縮性のウエスト部材を含 み、1つは前部ウエスト領域に位置して、もう1つは後部ウエスト領域に位置す る。一次成分は、他の伸縮性部材、伸縮化されたサイドパネルのようなものをさ らに含むことができ、製品の改善された支持されたフィットを与える。 好ましくは、一次成分は、装着者の適切な位置に一次製品を保持するために、 固定手段を含む。これらの手段は二次成分を考慮して設計され大きさが決められ るべきであるので、それによって、二次成分もまた無条件に固定されるであろう 。そのような固定手段は、通常の接着テープ、または機械的閉鎖システムとする ことができるが、装着者の皮膚に一次成分の部品を取り付けるための局所的な接 着剤を含むこともできる。 一般的に、そのような伸縮材または閉鎖部材は、従来よく知られており、例え ば、EO254476(Alemany)またはWO93/16669に記載さ れており、これらは本明細書を構成する。 一次成分は、一次吸収性コア成分の実質的な部材を有する。これは、放出物の ほとんどを受け取ることは意図されていないので、特に溜めの領域において、装 着者の皮膚に直接接触することもまた意図されていないので、それは、非常に厳 密ではないが、ある程度の吸収の要求を満足しなければならない。そのために、 それは充分に高い液体吸収容量を有しなければならない。75mlの最終収容容 量は、ある種の用途に適合できるが、90mlが一般により好ましく、165m l以上が最も好ましいことが見出されてきた。 また、一般的にその圧縮性および快適性によって、一次吸収性コア成分は、製 品全体の総合的な柔軟性に寄与するであろう。 二次吸収性成分 二次成分は、使用の間に、一次(外側)成分の内側に位置されることが意図さ れる。そのような配置は、インサートからよく知られており、これらは、しかし ながら、さらに拡げられるような特定の流体処理に関して本発明の要求を満足し ない。この二次成分は、トップシートとバックシートとを含み、一次成分につい てと同じまたは同様の要求を本質的に満たし、また二次吸収性コアより大きな長 さおよび幅寸法を有する。 任意に、および好ましくは、二次成分は、閉鎖成分または伸縮体のような固定 および密閉部材を含むが、これは両方の成分の支持を与えるために必要ではなく 、 むしろ、一次成分の固定および密閉成分を補足することが目的であり、例えば製 品の適合を維持し支えることである。そのような固定手段は、“パンティ固定接 着剤”として知られているような接着剤の適用とすることができ、本発明の範囲 においては、固定は、装着者の下着とではなく、むしろ一次成分とである。その ような接着剤は、使用の直前にカバーを外されて、あるいは活性化することがで きる。また、そのような接着剤は、機械的固定手段で置き換えることができ、ホ ック−ループシステムによる、または単純にホック部材によるようなものであり 、ホック部材は、例えば一次成分の不織布表面のような表面とのかみ合いのため に二次部材のバックシートに取り付けられる。また、そのような固定手段は、装 着者の皮膚への二次成分の固定のための局所的接着剤とすることができる。 これらの任意であるが多少は好ましい部材に加えて、二次吸収性成分は厳しい 液体処理性能の要求を満たすことは必須であり、それは以下の材料および設計に よって達成することができる。 二次吸収性コア成分 二次吸収性コアは、一般に圧縮性で柔軟であり、装着者の皮膚に対して刺激が なく、尿および他のある種の体の放出物のような液体を吸収して保持できるべき である。二次吸収性コアは、衣類表面(“下側”または“底”部分)、体表面、 横端、および腰部端を有する。吸収性コアは、使い捨てオムツおよび他の吸収性 製品に通常用いられている広い範囲の液体吸収性または液体処理材料を含むこと ができ、それは次のものを含むが限定されない:一般にエアフェルト(airf elt)と称される粉砕された木質パルプ;コフォーム(coform)を含む 溶融ブローされた(meltblown)ポリマー;改質または架橋されたセル ロース系繊維;テッシューラップおよびテッシュー積層体を含むティッシューの ようなものである。 吸収性構造体の例は、1986年9月9日にWeisman et al.に 発行された“High−Density Absorbent Structu res”というタイトルの米国特許第4,610,678号;1987年6月1 6日にWeisman et al.に発行された“Absorbent Ar ticles With Dual−Layered Cores”というタイ トルの米国特許第4,673,402号;1989年12月19日にAngst adtに発行された“Absorbent Core Having A Du sting Layer”というタイトルの米国特許第4,888,231号、 Bewick−Sonntag et al.のEP−A−0640330;U S5180622(Berg et al.);US5102597(Roe et al.);US5387207(LaVon)に記載されている。そのよ うな構造体は、吸収性コア28として用いられるための以下の要求の概略に適合 させるために採用することができる。 二次吸収性コアは、単一のコア構造体とすることができ、あるいは、それはい くつかの吸収性の副構造体の組み合わせとしてもよく、それはさらなる副構造体 で構成することができる。構造体または副構造体のそれぞれは、本質的に二次元 の広がり(すなわち、層)、または三次元形状を有することができる。 二次吸収性コア成分に用いられる材料 本発明のための二次吸収性コア成分は、繊維質ウェブまたは繊維質マトリック スを形成するために繊維質材料を含むことができる。 本発明に有用な繊維は、ポリエチレンおよびポリプロピレンのようなポリオレ フィンのような合成繊維と同様に、天然繊維(改質または未改質)を含む。 適切な天然繊維は、クラフト(Kraft)および亜硫酸プロセスのようなよ く知られた化学的プロセスから得られる木質パルプ繊維である。化学的に強化さ れたセルロース系繊維もまた好ましく、例えば、架橋剤を繊維に適用することが でき、適用に引き続いて、繊維内架橋結合の化学的な形成が引き起こされ、それ は繊維の強度を増加させることができる。繊維を化学的に強めるための繊維内架 橋結合の利用は好ましいものの、繊維の化学的強化のための他のタイプ反応を排 除することは意味されない。 個別の形状内で架橋結合により強化された繊維(すなわち、個別に強化された 繊維のみならず、その調製もまた)は、例えば、US−A−3,224,926 ;US−A−3,440,135;US−A−3,932,209;およびU S−A−4,035,147;US−A−4,898,624d;およびUS− A−5,137,537に記載されている。 加えて、あるいは選択的に、合成または熱可塑性繊維は、二次吸収性構造体に 含めることができ、それは、繊維に甚だしくダメージを与えない温度で溶融する ことができる任意の熱可塑性繊維から得られるようなものである。熱可塑性材料 は、種々の熱可塑性ポリマーから得ることができ、ポリエチレンのようなポリオ レフィンのようなものである。疎水性熱可塑性繊維の表面は、ノニオン性または アニオン性界面活性剤のような界面活性剤での処理によって親水性にすることが でき、例えば、界面活性剤を繊維にスプレーすることによって、界面活性剤中に 繊維を浸漬することによって、または、熱可塑性繊維の製造中にポリマー溶融物 の一部として界面活性剤を含めることによって行うことができる。溶融および再 固化の際に、界面活性剤は、熱可塑性繊維の表面にとどまる傾向を有するであろ う。 適切な熱可塑性繊維は、1つのポリマー(単成分繊維)から得ることができ、 または2つ以上のポリマー(例えば、二成分繊維)により得ることができる。例 えば、“二成分繊維”は、それは、異なるポリマーから得られた熱可塑性シース 内に入れられた1つのポリマーからなるコア繊維を含む熱可塑性繊維をさす。シ ースを含むポリマーは、コアを含むポリマーとは異なる、典型的には、より低い 温度においてしばしば溶融する。結果として、これらの二成分繊維は、シースポ リマーの溶融に起因した熱的結合を与える一方で、コアポリマーの望ましい強度 特性を維持する。 熱可塑性繊維の場合、それらの長さは、特定の融点、およびこれらの繊維に望 まれる他の特性に応じて変化させることができる。典型的に、これらの熱可塑性 繊維は、約0.3から約7.5cmの長さ、好ましくは約0.4から約3.0c mの長さを有する。融点を含むこれらの繊維の特性もまた、繊維の直径(カリパ ス)を変えることによって調節することができる。これらの熱可塑性繊維の直径 は、デニール(9000メートル当たりのグラム数)またはデシテックス(de citex)(10,000メートルディーテックス(dtex)当たりのグラ ム数)のいずれかに関して典型的に定義される。構造体内の特定の配置に応じて 、 適切な熱可塑性繊維は、0.4デシテックスから約20ディーテックスのような 1デシテックス未満の範囲のデシテックスを有することができる。 繊維質材料は、吸収性製品が製造される際、およびエアレイされた(airl aid)繊維質構造体がラインで形成される際に、個別の形状で用いることがで きる。また、繊維は、予備成形された繊維質ウェブまたはティッシューとして用 いることもできる。これらの構造体は、次いで、実質的に無端のまたは非常に長 い形状(例えば、ロール、スプール)で、製品の製造に運ばれ、その後、適切な サイズに切断される。これは、他の材料と組み合わせで吸収性コアを形成する前 に、そのような材料のそれぞれに別個に行うことができ、コア自体が切断され、 材料がコアと同一の広がりをもつ場合に行うことができる。そのようなウェブや テッシューの広い範囲の製造が存在し、そのようなプロセスは従来よく知られて いる。 繊維質ウェブに加えて、または選択的に、吸収性コアは、発泡体のような他の 多孔質材料を含んでもよい。好ましい発泡体は、高内部相ウォーターインオイル エマルジョン(High Internal Phase Water−in− Oil Emulsion)(以下、HIPEと称する)を重合させることによ り誘導されるような開放セルの(open−celled)吸収性ポリマー発泡 体材料である。そのようなポリマー性発泡体は、必須の分配特性と同様に必須の 貯蔵特性を与えるために形成することができ、1995年11月25日に出願さ れた米国特許出願シリアルナンバー08/563,866(DesMarais et al.)(以下、“866出願”と称する)、1995年10月13日 に出願された米国特許出願シリアルナンバー08/542,497(Dyer et al.);1995年2月7日に発行された米国特許第5,387,20 7号(Dyer et al.);および1993年11月9日に発行された米 国特許第5,260,345号(DesMarais et al.)に記載さ れているようなものである。 超吸収体ポリマーまたはヒドロゲル 任意に、しばしば好ましくは、本発明の吸収性構造体は、超吸収体(Supe rabsorbent)ポリマーまたはヒドロゲルを含むことができる。本発明 に有用なヒドロゲル形成吸収性ポリマーは、実質的に水に不溶性に種々のものを 含むが、水膨潤性ポリマーは、多量の液体を吸収することができる。また、その ようなポリマー材料は、“ヒドロコロイド”または“超吸収体”材料と通常称さ れる。これらのヒドロゲル形成吸収性ポリマーは、好ましくは多数のアニオン性 官能基を含み、スルホン酸のようなものであり、より典型的にはカルボキシ基で ある。ここでの使用に適切なポリマーの例は、重合性で不飽和の酸含有モノマー から合成されるものを含む。 本発明に適切なヒドロゲル形成吸収性ポリマーは、カルボキシ基を含む。これ らのポリマーは、加水分解されたスターチ−アクリロニトリルグラフト共重合体 、部分的に中和されたスターチ−アクリロニトリルグラフト共重合体、スターチ −アクリル酸グラフト共重合体、部分的に中和されたスターチ−アクリル酸グラ フト共重合体、ケン化されたビニルアセテート−アクリルエステル共重合体、加 水分解されたアクリロニトリルまたはアクリルアミド共重合体、前述の任意の共 重合体の僅かにネットワーク状に架橋したポリマー、部分的に中和されたポリア クリル酸、および部分的に中和されたポリアクリル酸の僅かにネットワーク状に 架橋したポリマーを含む。これらのポリマーは、単独でまたは2つ以上の異なる ポリマーの混合物の状態のいずれかで用いることができる。これらのポリマー材 料の例は、米国特許第3,661,875号、米国特許第4,076,663号 、米国特許第4,093,776号、米国特許第4,666,983号、および 米国特許第4,734,478号に開示されている。 ヒドロゲル形成粒子の作製における使用に最も好ましいポリマー材料は、部分 的に中和されたポリアクリル酸の僅かにネットワーク状に架橋したポリマー、お よびそのスターチ誘導体である。最も好ましくは、ヒドロゲル形成粒子は、約5 0から約95%、好ましくは約75%までの、中和され、わずかにネットワーク 状に架橋したポリアクリル酸(すなわち、ポリ(アクリル酸ナトリウム/アクリ ル酸))を含む。 上述したように、ヒドロゲル形成吸収性ポリマーは、好ましくはわずがにネッ トワーク状に架橋される。ネットワーク架橋は、ポリマーを実質的に水に不溶性 にするために役立ち、前駆体粒子および得られるマクロ構造体の吸収容量および 抽出性ポリマー(extractable polymer)含有量特性を部分 的に決定する。ポリマーをネットワーク状に架橋させるためのプロセスおよび典 型的なネットワーク架橋剤は、上で参照した米国特許第4,076,663号、 およびDE−A−4020780(Dahmen)に、より詳細に記載されてい る。 超吸収性材料は、粒子状で、または繊維質状で用いることができ、また、他の 成分と組み合わせてプレフォームされた構造体を形成してもよい。 個々の成分について別個に説明してきたが、吸収性の構造体または副構造体は 、これらの成分を、1つまたはこれ以上組み合わせることによって得ることがで きる。 一次および二次吸収性成分の相互作用 本発明の本質的な要点は、2つの成分の相互作用であり、すなわち、二次成分 が使用の間に、最初に溜められることである。それによって、パコーム(PAC ORM)試験のような優れた再濡れ(rewet)性能で表されるような二次成 分の高い性能は、皮膚の乾燥のような優れた皮膚の状態を保証する。 ある種の溜めの状況について、しかしながら、この内側成分の高い性能でさえ 充分でなく、一次成分もまた溜められるであろう。それは、過剰の液体の溜め、 または糞便によって漏れが阻害されるからのいずれかのためである。 従来の製品の機能は本質的に反対にされ、本発明に関する限りでは、一次成分 は二次成分を支持し、その一方、従来の構造は二次(インサート)成分が外側の ものを支える。 ほとんどの場合、装着者彼/彼女自身によって、または看護婦や親のような世 話人のいずれかによって、二次成分は溜めの際に取り替えられるであろう。 ほとんどの場合に一次成分が全く汚れないので、それは、例外的な溜めが起こ るまで、または延長された装着時間の後のいずれかまで、数回再使用することが でき、新たな一次成分を用いることができる。 したがって本発明は、製品全体が、少なくとも165ml、好ましくは240 mlであるが、より好ましい実行においては少なくとも330ml、最も好まし くは375mlを越え、さらにより好ましくは390mlを越える最終収容容量 を有することを必要とする。さらに、二次成分は、75mlを越え、好ましくは 90mlを越えるが、より好ましい実行においては165mlを越え、最も好ま しくは300mlを越える最終収容容量を有することが必要である。 したがって、二次成分は、吸収性製品の全最終収容容量の少なくとも55%、 好ましくは65%を越えるが、より好ましくは75%を越え、最も好ましくは8 0%を越えて与える。 加えて、二次成分は、低いパコーム(PACORM)値で表わされる低い再濡 れ要求を満足しなければならず、約100mg未満、さらにより好ましくは80 mg未満であるが、最も好ましくは72mg以下のようなものである。 試験手順 捕捉試験 この試験は、約22+/−2℃、35+/−15%相対湿度において行われる べきである。これらの試験方法において用いられる合成尿は、ジャイコシンユア リン(Jayco SynUrine)として通常知られており、Camp H ill,PennsylvaniaのJayco Phamaceutical s Companyから入手可能である。合成尿の処方は、2.0g/LのKC l;2.0g/LのNa2SO4;0.85g/Lの(NH4)H2PO4;0.1 5g/Lの(NH4)H2PO4;0.19g/LのCaCl2;0.23g/Lの MgCl2である。全ての化学薬品は、試薬等級である。合成尿のpHは、6. 0から6.4の範囲ある。 図1を参照すると、吸収性構造体(410)は、ポンプ(Cole Parm er Instruments.,シカゴ、アメリカから供給されたModel 7520−00)を用いて、サンプル表面の上方約5cmの高さから、15m l/sの速度で、合成尿の75mlの噴出が溜められる。尿を吸収する時間は、 タイマーにより記録される。噴出は、製品が十分に溜められるまで、正確に5分 の噴出間隔で繰り返される。流れ試験データは、4回溜めることによって得られ る。 試験サンプルは、完全な吸収性製品、または吸収性コア、トップシートおよび バックシートを含む吸収性構造体とすることができるが、それは、パースペック ス製の箱(基材412のみが図示されている)の中で、発泡体の台411上に平 らに配置される。その中央に直径5cmの開口を有するパースペックス製のプレ ート413は、構造体の溜め領域の上でサンプルの頂部に配置される。合成尿は 、開口内に固定されて接着された円筒414を通してサンプルに導入される。電 極415は、プレートの下側の面に設けられて、吸収性横造体410の表面に接 触する。電極はタイマーに接続される。負荷416は、プレートの頂部に、例え ば幼児の体重を摸擬して設置される。約50gcm-2(0.7psi)の圧力は 、重り416、例えば市販のマキシ(MAXI)サイズ20kgを配置すること によって達成される。 試験流体が円筒に導入されると、それは典型的に吸収性構造体の頂部に集まっ て、それによって電極の間に電気的回路が完全になる。試験流体は、ポンプから 試験アセンブリーまで、直径約8mmのチューブによって移動し、それは、試験 流体で満たされて保たれる。したがって、流体は、ポンプが操作を開始するのと 実質的に同時にチューブを離れ始める。このとき、タイマーもまた始動され、タ イマーは、構造体が尿の噴出を吸収してしまったときに停止して、電極の間の電 気的接続は切断される。 捕捉速度は、単位時間(秒)当たりに吸収された噴出の体積(ml)として定 義される。捕捉速度は、サンプル内に導入された各噴出について計算される。本 発明において特に重要なものは、4回の噴出の最初および最後である。 この試験は、約300mlの設計容量のためのマキシ(MAXI)サイズ製品 と一般に称される製品を評価するために設計され、それは、約300mlから4 00mlの相対最終収容容量を有する。著しく異なる容量を有する製品を評価す べき場合(成人向け失禁用製品について考慮すろような場合)には、噴出当たり の流体の特別な設定は、製品全体の設計容量の約20%に適切に調節されるべき であり、標準試験プロトコール(protocol)からのズレは記録されるべ きである。捕捉後コラーゲン再濡れ法(図2参照) 試験を行う前に、コフィー(COFFI)の商品名でNATURIN Gmb H,Weinhein,Germanyから販売され、約28g/m2の基準重 量を有するコラーゲンフィルムは、例えばサンプル切断装置を用いて直径90m mのシートに切断し、少なくとも12時間、試験室の制御された環境(上述を参 照)の中でフィルムを平衡させることにより調製される(ピンセットは、コラー ゲンフィルムの全ての取り扱いのために用いることができる)。 上述の捕捉試験の最後の噴出が吸収された後、少なくとも5分、しかし6分を 越えずに、カバープレートおよび重りが取り除かれ、試験サンプル(520)は 、実験台の上に慎重に平らに設置される。 予め切断されて平衡にされたコラーゲン材料(510)の4枚のシートは、少 なくとも1ミリグラムの精度をもって秤量され、次いで、製品の溜め点の上に中 心をもって置かれ、直径90mm、厚さ約20mmのパースペックス製のプレー ト(530)で覆われる。15kgの重り(540)は、慎重に加えられる(こ れも中心の上に)。30+/−2秒後、重りおよびパースペックス製のプレート は慎重に再び取り除かれ、コラーゲンフィルムは再び秤量される。 捕捉後コラーゲン再濡れ方法の結果は、コラーゲンフィルムの水分持ち上げで あり、mgで表される。 さらに、この試験プロトコールは、異なる乳児用のオムツサイズ、または成人 向け失禁用製品、または月経用品のような特定の製品のタイプに応じて、または 、溜める流体のタイプや量、吸収性材料の量やサイズにおける変化によって、ま たは適用可能な圧力における変化によって、容易に調節することができることに 留意されるべきである。これらの関係のあるパラメーターが一旦定義されると、 そのような修正は当業者にとって明確であろう。調節された試験プロトコールか らの結果を考慮する場合、製品は、標準的な統計学に基づく方法にしたがって設 計された実験におけるように、これらの確認された関連ずるパラメータを容易に 最適化することができ、現実的な使用中の境界条件を伴う。 ティーバッグ遠心分離容量試験(TCC試験) TCC試験は、超吸収体材料について具体的に開発されてきたが、それは他の 吸収性材料に容易に適用することができる。 ティーバッグ遠心分離容量(Teabag Centrifuge Capa city)試験は、ティーバッグ遠心分離容量値の測定であり、それは吸収性 材料中における液体の保持力の測定である。 吸収性材料は、“ティーバッグ”中に入れられ、0.9重量%の塩化ナトリウ ム溶液に20分間浸漬され、その後、3分間遠心分離される。乾燥材料の初期重 量に対する保持された液体重量の比は、吸収性材料の吸収容量である。 0.9重量%の塩化ナトリウムを含む蒸留水2リットルが、24cm×30c m×5cmの大きさを有するトレイに注がれる。液体充填高さは、約3cmとす るべきである。 ティーバッグの小袋は、6.5cm×6.5cmの大きさを有し、デュッセル ドルフ、ドイツのTeekanneから入手することができる。この小袋は、標 準的な台所用プラスチックバッグシール装置(例えば、Krups(ドイツ)の VACUPACK2 PLUS)で熱的にシールすることができる。 ティーバッグは、それを部分的に切ることによって慎重に開かれ、次いで秤量 される。約0.200gの吸収性材料のサンプルは、+/−0.005gまで正 確に秤量されて、ティーバッグ内に入れられる。ティーバッグは、次いで、ヒー トシーラーにより閉じられる。これは、サンプルティーバッグと呼ばれる。空の ティーバッグはシールされ、ブランクとして用いられる。 サンプルティーバッグおよびブランクティーバッグは、その後、食塩水の表面 に置かれ、約5分間、スパチュラを用いて水中に沈めて完全な濡れを確実にする (ティーバッグは、食塩水の表面に浮くが、その後完全に濡れる)。タイマーは 、直ちに始動される。 20分の浸漬時間の後、サンプルティーバッグおよびブランクティーバッグを 食塩水から取り出し、Bauknecht WS130、Bosch772 N ZK096または同等の遠心分離器(直径230mm)中に、各バッグが遠心分 離かごの外側壁にはりつくように設置する。遠心分離器のふたを閉じて、遠心分 離を開始し、スピードは1,400rpmまで素速く増加させる。遠心分離器が 1,400rpmで安定すると、タイマーが始動される。3分後に、遠心分離器 を停止する。 サンプルティーバッグおよびブランクティーバッグは、取り出されて、それぞ れ秤量される。 吸収性材料のサンプルについてのティーバッグ遠心分離容量(TCC)は、次 のように計算される: TCC= [(遠心分離後のサンプルティーバッグの重量)−(遠心分離後のブランクテ ィーバッグの重量)−(乾燥吸収性材料の重量)]÷(乾燥吸収性材料の重量) また、構造体の特有の部分または吸収性製品全体は、“部分的な”切り取りの ように、すなわち、構造体の部分または吸収性製品全体を調べるように測定する ことができ、これにおいては、切り取りは、製品の長手軸の所定の点において、 製品の幅全体を横切って行われる。特に、上述した“股部領域”の定義は、“股 部領域容量”を決定することを与える。他の切り取りは、“基準容量”(すなわ ち、製品の特定の領域の単位面積に収容される容量の量を決定するために用いる ことができる。)単位面積(好ましくは2cm×2cm)のサイズに応じて、定 義は、どの程度の平均化が生じるかを示し、当然、サイズが小さくなれば、より 少ない平均化が生じるであろう。 最終収容容量 吸収性製品の最終設計収容容量(Ultimate Design Stor age Capacity)を決定または評価するために、多くの方法が提案さ れてきた。 本発明の範囲において、製品の最終収容容量は、個々の成分または材料の最終 吸収容量の総量であると仮定される。これらの個々の成分について、種々のよく 確立された技術は、これらの比較に通して一貫して適用される限り、適用するこ とができる。例えば、超吸収性ポリマー(SAP)について開発され、よく確立 されたティーバック遠心分離容量(Tea Bag Centrifuge C apacity)は、そのようなSAP材料についてのみならず、他のもの(上 を参照)についてもまた、用いることができる。 個々の材料についての容量が知られると、製品全体の容量は、これらの値(m l/g)と、製品中に用いられる材料の重量とを掛けることによって計算するこ とができる。 捕捉層などのような、流体の最終収容以外の機能を専ら有する材料について、 最終収容容量は無視することができる。そのような材料は、専用の最終流体収容 材料と比較して非常に低い容量値を実際に有するため、あるいは、そのような材 料は、流体を溜めることが意図されず、他の最終収容材料にその流体を放出する べきであるからである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(GH,GM,KE,LS,MW,SD ,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG, KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID,IL, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZW (72)発明者 クロット、ウテ ドイツ連邦共和国、デー―60437 フラン クフルト・アム・マイン、アン・デア・ブ ライシェ 15 (72)発明者 ラモス ブランコ、アウグスティン ドイツ連邦共和国、デー―61440 オーバ ーアーゼル、プファッフェンベーク 12ビ ー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも165mlの全最終収容容量を有する吸収性製品であって、 一次外枠と一次吸収性コア成分とを含む一次成分; および二次外枠と二次吸収性コア成分とを含む二次成分を具備し、 二次吸収性コア成分は、製品全体の最終収容容量の55%を越える二次最終収 容容量を有し、二次吸収性コア成分は100mg未満のパコーム再濡れを与える ことを特徴とする吸収性製品。 2.前記製品は、240mlを越える全最終収容容量を有することをさらに特 徴とする請求項1に記載の吸収性製品。 3.前記製品は、330mlを越える全最終収容容量を有することをさらに特 徴とする請求項1に記載の吸収性製品。 4.前記製品は、375mlを越える全最終収容容量を有することをさらに特 徴とする請求項1に記載の吸収性製品。 5.前記製品は、390mlを越える全最終収容容量を有することをさらに特 徴とする請求項1に記載の吸収性製品。 6.二次成分は、全最終収容容量の55%を越える最終収容容量を有すること をさらに特徴とする請求項1に記載の吸収性製品。 7.二次成分は、全最終収容容量の60%を越える最終収容容量を有すること をさらに特徴とする請求項1に記載の吸収性製品。 8.二次成分は、全最終収容容量の75%を越える最終収容容量を有すること をさらに特徴とする請求項1に記載の吸収性製品。 9.二次成分は、全最終収容容量の80%を越える最終収容容量を有すること をさらに特徴とする請求項1に記載の吸収性製品。 10.二次成分は、80mg未満のパコームを有することをさらに特徴とする請 求項1ないし9のいずれか1項に記載の吸収性製品。 11.二次成分は、70mg未満のパコームを有することをさらに特徴とする請 求項1ないし10のいずれか1項に記載の吸収性製品。 12.前記吸収性製品は成人向け失禁用製品である請求項1ないし11のいずれ か1項に記載の吸収性製品。 13.前記吸収性製品は幼児用オムツである請求項1ないし12のいずれか1項 に記載の吸収性製品。
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