JP2002507501A - リニアシンクロナスモータを使用した同時二軸延伸中のテンタークリップ間隙距離を制御する方法 - Google Patents

リニアシンクロナスモータを使用した同時二軸延伸中のテンタークリップ間隙距離を制御する方法

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JP2002507501A JP2000537699A JP2000537699A JP2002507501A JP 2002507501 A JP2002507501 A JP 2002507501A JP 2000537699 A JP2000537699 A JP 2000537699A JP 2000537699 A JP2000537699 A JP 2000537699A JP 2002507501 A JP2002507501 A JP 2002507501A
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Abstract

(57)【要約】 リニアモータウェブテンター(23)において駆動キャリッジ(24,26)の無端ループ(32,34)の戻り側にある遅延キャリッジを一時的に加速することについての方法が開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、材料のウェブを延伸するための同時2軸テンターにおけるクリップ
キャリッジの制御に関し、クリップキャリッジは2つの対向する無端ループで独
立に推進される。特に、本発明は、キャリッジを無端ループ全体に亙って推進さ
せるためにリニアモータを使用するテンターに関する。2つのループの内部対向
側において、ウェブはそれぞれのループの入口にてキャリッジにあるクリップに
よって把持され、次第に加速する個々のキャリッジによって縦方向に延伸され、
これによって個々に間隔をあけたようになることをこれらにもたらす。同時に、
キャリッジは個々に横方向に導かれることができ、これによってウェブを横方向
に延伸する。それぞれのループの末端において、入口におけるよりも早い速度で
移動中のウェブはキャリッジから解放され、このキャリッジは、ウェブがもう1
度把持され、分出して加速するキャリッジにより延伸されるループの始端に戻さ
れる。それぞれのループの戻り側において、キャリッジはウェブ解放速度からウ
ェブ把持速度−この速度においてキャリッジが相互に接触させられる−まで減速
させる必要がある。このようなリニアモータ推進式の、上述したキャリッジ制御
に関するウェブテンターシステムが Hommes らの U.S. 5,072,493に記
述されている。このようなシステムにおける追加の項目および改良が Steffl の
DE4436676(クリップキャリッジ),Briel らのDE19513301
(キャリッジをスタックするための渦電流ディスク),および Ruehlemann のD
E19517339(出口折り返しでのレール転送)の各特許公開公報に記述さ
れている。
【0002】 それぞれのループの戻り側におけるキャリッジを制御することは、テンターの
始動および異常を処理している間のキャリッジの取り扱いと、ループのウェブ把
持端部におけるキャリッジの不足をもたらす可能性があるキャリッジ間の大きな
間隙の取り扱いと、異なる延伸率における同数のキャリッジの取り扱いとに関す
る難題を生じさせている。低延伸率においては、多くのキャリッジがループのウ
ェブ側にあると共により少数が戻り側にあるのに対し、高延伸率に関しては、よ
り少数のキャリッジがループのウェブ側にある上にあると共により多数が戻り側
にある。また、キャリッジの正確な制御が、ウェブとの相互作用がない戻り側で
は必要とされないので、戻り側システムを単純かつ低コストに維持することにつ
いての経済的な懸念もある。
【0003】 それにもかかわらず、戻り側を操作することについての提案された1つの方法
は、キャリッジの速度および位置を予想通りに制御するため、キャリッジにある
永久磁石と同期して相互作用するリニアモータを設けることである。これらの磁
石は、ループのウェブ延伸側における正確な制御のために必要とされるものと同
一の磁石である。戻り側の正確な制御のため、隣接するモータ巻線制御用のモー
タ駆動は、キャリッジが1つのモータ巻線から次のものへと通過するように、周
波数と位相とを同期させるか、部分的に周波数と位相とを同期させる必要がある
。それほど正確ではない制御およびさらなる低コストのため、このモータ駆動は
、キャリッジが1つのモータ巻線から次のものへと通過するように、周波数と位
相とを同期させなくてもよく、速度および位置に関する多少の制御不能が経験さ
れようが、これは全体的な操作に悪影響を与えない可能性がある。
【0004】 無端ループのウェブ入口端でのループ折り返しにおいて、'301文献に記述 されたような渦電流ディスクがそれぞれのループのために用いられることができ
る。これは、ループのウェブ入口において望ましいキャリッジ速度よりも高速度
で駆動される。これは、キャリッジ間のすべての間隙を取り除き、キャリッジに
損害を与えない低衝突力でこれらを接触させ、この目的のために緩衝器が設けら
れている。渦電流ディスクはまた、この装置のフィルム側に入るキャリッジが、
このフィルム側の最初の少数キャリッジに対して間隙なく緊密に押し付けられる
ことを確実にするため、キャリッジのスタックに対して十分な累積的力も発生す
る。この押圧力はまた、テンターに先立ってウェブ張力を発生するため、フィル
ム側にある最初の少数キャリッジに必要とされる力に対しても寄与する。
【0005】 この改良されたシステムは、単純化された操作と削減された経費とを達成する
けれども、このシステムはキャリッジ間に出現する可能性がある予測できない大
きな間隙を取り扱っていないという問題がある。例えば、ウェブ側におけるキャ
リッジ間の間隙は、ウェブ通しや連続操作中にウェブ破損がある場合に発生する
可能性があり、モータ巻線により発生する電磁波との同期状態から外れることを
キャリッジにもたらす。この状態において、1つまたは数台のキャリッジが遅れ
て一団となり、この一団となったキャリッジの前方に大きな異常間隙を残して行
く可能性がある。一団となったキャリッジがそれらの正常状態位置に追い付くた
め、この異常隙間は、これがテンターの入口端に到達する前に狭められる必要が
ある。この間隙が戻り側に達する時、この間隙を狭めるための周知のシステムに
より提案された唯一の方法は、渦電流ディスクの速度を増やすことによってであ
るが、これは約2メートルよりも大きな間隙を狭めるためには不十分であること
が知られており、多数または繰り返して起こる1.5〜2.0メートルの接近して
間をあけた間隙を取り扱うことができない。渦電流ディスクは、トルクが制御さ
れ、その結果、間隙がディスクによって発見されると、その速度が制限範囲を越
えて増大する。これは、ディスクに及ぼすキャリッジの抗力が、ディスクに隣接
するより少数のキャリッジと共に減少するからである。ディスクが一定トルクで
走行するので、低い電気抵抗はディスクに加速をもたらす。ディスクが加速する
ように、ディスクとこのディスクに隣接してスタックされたキャリッジとの間の
相対運動は、キャリッジの抗力とディスクの駆動トルクとが再び釣り合い状態と
なるまで増大する。ディスクの増加速度は、最高2メートル後方にあるキャリッ
ジがディスクにあるキャリッジのスタックに追い付くことを可能にする。2メー
トルよりも大きな間隙に関し、一団となったキャリッジは遅れ過ぎて入口端に到
達し、ループのウェブ側で発生する間隙がテンターを稼動停止させる。さらに、
渦電流ディスクによって拘束されるキャリッジが非常に少ない可能性があり、ル
ープのウェブ側にある最初の少数キャリッジによって必要なウェブ張力を達成す
るためには不十分な力が発生される。テンターの稼動停止は、キャリッジの再同
期化中に浪費することを転じられる必要があるキャストポリマーシートを連続的
に延伸するテンターにとって、極めて望ましくない。渦電流ディスクおよびルー
プのウェブ側への接触キャリッジの連続的な供給を維持するため、大きな間隙(
2メートルよりも大きい)または頻繁に再発する1.5〜2.0メートルの間隙を
取り扱うための簡単なシステムに対する要求がある。
【0006】 (発明の概要) 本発明は、リニアモータウェブテンターにおける駆動キャリッジの無端ループ
の戻り側にある遅延キャリッジを一時的に加速する方法に向けられ、これは2つ
のこのようなループを具え、それぞれ駆動キャリッジは、前記無端ループのウェ
ブ拘束側でウェブ延伸推進のために適合させたリニアモータ二次巻線が設けられ
、 (a) 前記キャリッジ二次巻線と相互に作用する推進手段を使い、前記駆動キ
ャリッジを前記戻り側の搬送部−この搬送部はキャリッジ入口端とキャリッジ出
口端との間の前記戻り側の全長に亙って延在する−にて一定速度−この一定速度
は前記戻り側の前記出口に隣接するキャリッジ接触部における移動するスタック
の連続的に接触するキャリッジの全長に対して正常状態のキャリッジの供給をも
たらすようなものである−で推進させることと、 (b) 前記キャリッジ二次巻線と相互に作用する推進手段を使い、前記キャリ
ッジを前記接触部にて前記一定速度よりも低速で推進させることと、 (c) 前記戻り側の前記搬送部に到達しているキャリッジ間の距離を探知する
と共に前記戻り側の前記搬送部に到達している非遅延ならびに遅延キャリッジ間
の望まざる間隙の余長を検出することと、 (d) 前記望まざる間隙に応じて最初の前記遅延キャリッジを有する前記戻り
側の前記搬送部における前記キャリッジの速度を一時的に増大することと、 (e) 前記遅延キャリッジの速度をこれらが遅延しなくなるまで加速すると共
に前記スタックの全長を一時的に増大するように前記一時的な増大を続けること
と、 (f) 前記搬送部における前記キャリッジの速度を前記一定速度に減少するこ
とと を具え、前記望まざる間隙が前記戻り側を出るキャリッジの間で排除される。
【0007】 他の実施例において、前記搬送部のための推進手段は、速度を一時的に増大す
るための手段を具え、この速度の一時的な増大は、一団となって前記望まざる間
隙の後に続く複数の遅延キャリッジの速度の一時的な増大を具え、これによって
前記複数のキャリッジを動かし、その結果、前記複数のキャリッジが前記搬送部
の末端に到達する前に、前記一団となったキャリッジが間隙を狭められて前記望
まざる間隙を追いやる。
【0008】 (発明の詳細な説明) 図1は、フィルムの如きウェブ用の代表的なテンター型ストレッチャの概略平
面図を示している。ポリマーは、ストレッチャ23の入口22に送り込まれるキ
ャストフィルム21を形成するために20のチルドロールに流し込まれ、これは
対向する再循環無端ループ32および34のトラック28および30の如きトラ
ックに支えられるキャリッジ24および26の如きキャリッジのクリップにより
把持される。キャリッジはクリップを有することに加え、永久磁石の如きリニア
モータ二次巻線(図示されず)を有する。これら二次巻線は、ループに沿ってキ
ャリッジを推進させる可動電磁界を発生するトラック28および30にそれぞれ
隣接したリニアモータ一次巻線31および33から一定の間隙をあけて近接配置
されている。また、二次巻線を有する動力付きキャリッジの間に配置されるアイ
ドラーキャリッジ(図示されず)のフィルムクリップがあってもよい。このアイ
ドラーキャリッジはフィルムをさらに支持し、動力付きキャリッジにより推進さ
れるフィルムによって推進されよう。入口端22においてフィルムの端縁を把持
するため、クリップを閉じるようにそれぞれキャリッジのクリップレバーに作用
するカム面または磁気手段36および38がある。キャリッジがトラックに沿っ
て矢印40および42の方向に進むので、フィルムは方向44に関して横に延伸
され、同時ストレッチャの場合、フィルムは方向46に関して縦に延伸される。
入口22において、キャリッジ24はループ32のスタック45に当接し、キャ
リッジ26はループ34のスタック47に当接する。両方のループの矢印40お
よび42の位置において、それぞれループ32および34におけるキャリッジ2
4aおよび24bならびにキャリッジ26aおよび26bの如く、キャリッジは
一定の間隙あけて配置される。このような同時型ストレッチャは、Hommes らの U.S. 5,072,493に記述されている。
【0009】 次に、延伸フィルム48は、フィルムの端縁を解放するため、クリップを開く
ようにそれぞれキャリッジのクリップレバーに作用するカム面または磁気手段5
2および54があるストレッチャの出口端50に進む。フィルムは、これがスト
レッチャの末端50に到達する前に解放される。ストレッチャを通過する延伸フ
ィルム48は、このフィルムをロールに巻き取る巻き取り装置(図示されず)に
よって加えられる張力を有する。この張力は、キャリッジがスタックに再び接触
するストレッチャの入口端22に戻るように、キャリッジ24および26が折り
返し端部56および58でフィルムから離れて移動するので、フィルム端縁が一
定間隙をあけて配置されたキャリッジから取り外されることを確実にする。スト
レッチャの出口端50近傍で、カム面52および54に及ぶ範囲に沿って配置さ
れているのは、キャリッジのクリップに向けられるジェット手段60および62
であり、フィルム裂断中に、端縁または破片がストレッチャの戻り側に運ばれな
いように、フィルム端縁および破片をクリップから取り除くために作用する。
【0010】 しばしば、フィルムの温度状態(加熱および冷却)を制御し、これが延伸され
るようにし、かつクリップを加熱状態に保持するため、ストレッチャ23の主要
部を囲むオーブン筐体61(破線で図示される)がある。制御の目的でフィルム
温度を監視するため、このーブンに配置されてフィルムに向けられるセンサ63
の如き複数のセンサがある。フィルム裂断の場合、フィルムがセンサから離れて
移動するので、センサ63によって検出される温度が劇的に変化し、これはスト
レッチャにおけるフィルム裂断を検出するために使用されることができる。この
場合、センサ63はまた、ストレッチャにおいて平坦なフィルムの存在を検出す
るための位置検出器としても役立つ。コントローラ65は、ストレッチャを操作
してセンサ63の如きセンサからの出力を監視するために使われる。
【0011】 それぞれのループの折り返し端56および58を通過した後、キャリッジはこ
れらが入口端22に戻った時に接触するよう、キャリッジは速度を落としてそれ
ぞれのループにおけるキャリッジ間の間隙66および68を詰め始める必要があ
る。図2は、キャリッジが出口端50から入口端22まで戻り側に沿って移動す
る場合、それぞれのループにおけるキャリッジの代表的な速度に対する位置のプ
ロット(実線)を図示している。キャリッジは、これらが図1にある場合、図2
のプロットにおいて右から左へと移動している。戻り側はそれぞれのループに対
して同じであって、いくつかの構成部分を具えている。構成部分70において、
任意のアイドラーキャリッジが有害な衝突力なく、先頭の動力付きキャリッジに
対して穏やかな衝突を与えるように、キャリッジは次第に減速し、アイドラーキ
ャリッジおよび動力付きキャリッジのエラストマー緩衝器がこれらの力を最小に
するために設けられている。構成部分72において、一定速度の搬送制御部であ
る構成部分74に到達する前に、より急な減速がキャリッジを迅速に遅くするた
めに用いられることができる。それぞれのループのための搬送部は、図1の74
′のように位置決めされることができる。図2中の水平な太線76は、一定速度
に対する搬送部74におけるキャリッジの位置を示している。若干の変動が個々
のキャリッジに対して発生する可能性があるけれども、平均速度が実線によって
示されている。構成部分78は、キャリッジが相互に接触する直前により近接す
ることをもたらされる間隙狭め部である。構成部分80は、入口端22における
キャリッジがストレッチャに入るフィルムの速度によって決定される水平な線8
2で示された速度で接触して移動する接触部である。構成部分80におけるキャ
リッジは、これらが入口端22に到達する前に、位置87(図2)にて移動する
接触スタック45(図1)を形成するように、水平な線84で示されるような接
触速度よりも高速で移動するように付勢される。正常状態操作条件のため、それ
ぞれのキャリッジは、特定時期に戻り側に沿って特定位置にあるように制御され
る。戻り側に沿った任意の所与のキャリッジの正常状態位置が予測可能である。
【0012】 図3Aは、図1のストレッチャに関するループ34の戻り側86におけるキャ
リッジ26の概略平面図である。ループのフィルム延伸側88に沿ったキャリッ
ジは、明瞭性のために図示されていない。戻り側キャリッジは、キャリッジ速度
に対して図2に描かれ、かつ搬送ライン76に沿った位置に概ね追従している。
キャリッジは、戻り側の大部分に沿って規則的に間隙を置かれ、間隙が狭まり、
そしてキャリッジは位置87にて移動するスタック45に接触する。通常の操作
において、スタックの端部が87のほぼ同一位置に留まる場合、スタック86中
の最後尾のキャリッジ26eが前進し、より迅速に次のキャリッジ26fに置き
換えられる。実際には、接触部80または戻り側(図2)は、キャリッジ供給折
り返し92にて作動する金属仕上げ表面を持ったホイール91の如き渦電流ディ
スクにより示され、キャリッジ二次巻線磁石と相互作用してこれらを非同期的に
推進させる。ホイールの相互作用面によって与えられる速度は、キャリッジがス
トレッチャの入口端22にて消費される速度よりも大きい。
【0013】 図3Bは、一部の動力付きキャリッジに電磁波との同期状態を解除し、遅れ,
転倒し,および後続のキャリッジと一団となることをもたらすフィルム側88の
擾乱がある場合、キャリッジに何が起こるかを図示している。これは、26cに
おける最初の一団となる遅延キャリッジと、26dにおける後続の非遅延キャリ
ッジとの間に異常間隙90を作り出す。わずかな異常間隙が発生する場合、キャ
リッジ26Cおよび26dが接触部80(図2)に到達すると、この接触部80
における過大速度は、スタックが短くなり過ぎる前に、遅延キャリッジ26cが
スタック末端の非遅延末端キャリッジ26dに追い付くことを可能にするのに充
分である可能性がある。このようなシステムは、Bruckner-Machinenbau に譲渡 された Briel らによる特許公開公報DE19513301に記述されている。 しかしながら、大きな異常間隙が存在している場合、非遅延末端キャリッジ26
dは、次のキャリッジである遅延キャリッジ26cによって置き換えられる前に
、キャリッジ供給折り返し92の周りに相当な距離を進む可能性がある。これは
、ストレッチャの操作に関して問題を起こすことがあり得る。最初の少数キャリ
ッジによって導入中のフィルムに加えられる力は、キャリッジ供給折り返し92
にて相互に推進させられている接触キャリッジの数に依存する。余りにも小数の
キャリッジで推進させられている場合、スタックされたキャリッジにより加えら
れる合計した組み合わせの力は、フィルムを確実にストレッチャ内に引っ張るに
は少なすぎる可能性がある。最悪の場合、次のスタック末端置換キャリッジは、
フィルムが把持される必要がある前に、移動スタック末端キャリッジに追い付か
ず、この置換キャリッジはストレッチャの入口端22にてフィルムを延伸してい
るキャリッジを推進する磁性波との同期が外れよう。これは、ストレッチャの停
止をもたらし、ストレッチャが再起動されるのでフィルムが浪費されよう。
【0014】 異常間隙は、1)異常間隙が接触部に到達する前に、キャリッジの過剰分がス
タックに集められ、異常間隙に続く遅延キャリッジがその正常状態位置に追い付
かれるか、あるいは2)異常間隙が接触部に到達する前に、遅延キャリッジがそ
の正常状態位置に追い付かれ、異常間隙が一団となったキャリッジの前ではなく
、それらに続く別の場所に移されるならば、ストレッチャに対して異常とならず
に取り扱いできることが見い出されている。両方の場合において、異常間隙は、
これが搬送部の末端に到達する前に調整されることが好ましい。方針1)は、異
常間隙を検出し、間隙の前の多数のキャリッジが早めにスタックに到達すると共
に間隙の直後の遅延キャリッジが少なくとも時間通りにスタックに到達すること
をもたらすように、搬送部におけるすべてのキャリッジの速度を速めることによ
り達成されることができる。方針2)は、一団となった遅延キャリッジの速度を
選択的に速めることにより達成されることができ、その結果、異常間隙が接触部
に到達する前に、これら一団となった遅延キャリッジが異常間隙の前に移動する
ことにより少なくとも時間通りに接触部に到達する。大きな異常間隙を調整する
ため、スタックの末端は接触部80(図2)を越えて構成部分78に一時的に移
動することができる。このプロセスは、損害を与える衝突が起こるようなスタッ
ク速度に関し、スタックの末端が構成部分80を越え、キャリッジが過大な速度
で移動している構成部分78の区域に著しく移動しないように制御される必要が
ある。
【0015】 異常間隙は、出口端50の近傍をキャリッジがそれぞれ通過することを探知す
るセンサ94(図3B)を配置し、キャリッジ間の実際の時間をこのキャリッジ
間の予想時間と比較することによって検出されることができる。この方法におい
て、異常間隙の位置および大きさが検出され、これがスタックの末端に到達する
前にこの間隙が調整されることを確実にするため、適切な作動が採用されること
ができる。間隙が、スタックの末端に到達する前にうまく検出されない場合、必
要な修正を行うのに十分な時間がなかろう。センサは、システムの効率的な操作
のため、搬送部の入口か、または搬送部の前方に配置されることができる。
【0016】 方針1)が図2を参照してさらに論じられよう。異常間隙が検出され、最初の
遅延キャリッジが搬送部にある場合、一般に線76によって表される搬送部にあ
るすべてのキャリッジの速度が一時的に少し増加し、破線76′によって表され
る。これは、移動するスタックの全長が増大することと、87におけるスタック
の末端が構成部分78の方に移動することとをもたらす常態よりも、一時的な速
度増加によって影響を与えられるいくつかのキャリッジがわずかに早くスタック
の末端に到達することをもたらす。複数の遅延キャリッジのうちで最も遅れてい
るものは、時間通りに接触部に到達しよう。一時的な速度増加が維持される時間
は、搬送部の長さ,速度増加の規模,および異常間隙の大きさによって決定され
る。例えば、所定の異常間隙のために搬送部が長い場合、速度増加が低い傾向に
あり、逆に搬送部が短い場合には速度増加が高い必要がある。異常間隙の大きさ
は、センサが最初の一団となった後続の間隙を検出した後、単に決定される。大
きな間隙が存在していることを決定することは長時間かかり、この間隙を修正す
るための時間および距離がすでに減じられているので、間隙のための補償は直ち
に開始される必要がある。通常、速度の増大は、間隙が搬送部の全長を移動する
ことになる間に、位置が外れる遅延キャリッジに対して補償する。この方法にお
いて、間隙が重要な接触部80に到達するまで、異常間隙のために到達する数の
減ったキャリッジを埋め合わせするように集められたすでに充分なキャリッジが
ある。遅延キャリッジを加速すると共にスタックを長くすることによる補償の後
、搬送部の速度は常態(線76によって表される)に戻される。結局、異常間隙
は集められたキャリッジによって長くされるスタックの末端に到達し、次に時間
通りの遅延キャリッジがこのスタックの末端に到達する前に遅延がある。この遅
延時間中に、移動中のスタックの長さは、その補償された状態から減少し、この
スタックの末端は、これが図2および図3A中の87によって表される正常位置
に到達するまで、構成部分78から離れて図中の左手に移動する。次に、正常操
作が復活させられる。
【0017】 ここで論じられるような方針1)の変形が図4に描かれており、搬送部74が
単一の一定速度部としてではなく、遅延キャリッジを一時的に加速して異常間隙
を調整するためにスタックの長さを増大するように、追い付き能力をもたらすた
めに可変である短い区域74aを持った2つの一定速度区域74aおよび74b
として処理される。この場合、短い区域における速度増加は、これがより少ない
キャリッジに対し同じ時間に亙って作用するので、通常、図2に描かれたより長
い区域において必要とされるよりも高かろう。構成部分74aの速度増加は、そ
の正常状態位置の後方にある遅延キャリッジが、74aに到達すると判断された
場合に開始され、遅延キャリッジが領域74aを出るまで続けることができる。
【0018】 以前に言及された方針1)の他の変形は、接触部80においてのみ追い付き能
力をもたらすためのものである。接触部は、搬送部と比較して比較的短い全長を
有するので、これは、遅延キャリッジの制限を受けた位置決めし直しと、追加の
キャリッジの集積とを単にもたらす。異常間隙が大きい、例えば2メートル以上
の場合、この変形が効果的であるとは思われない。多くの場合、接触部は折り返
しホイール91を有するだけであるので、接触部の全長を物理的に増大する能力
が制限を受けることがある。この接触部は、キャリッジ駆動システムの適当な制
御によって、間隙狭め部78に向けて実質的に引き延ばすることができ、その結
果、異常間隙が検出された後、遅延キャリッジを位置決めし直し、スタック長を
増大するための限定された能力が、より大きな異常間隙を調整するために受け入
れられる可能性がある。
【0019】 当然、論じられたばかりの変形のいくつかの組み合わせは、方針1)を利用し
て異常間隙を調整するために搬送部と共に用いられることができる。すなわち、
速度増加は、搬送部の全体または一部、および必要ならば、操作中に予想される
異常間隙に対応する能力を獲得するため、間隙狭め部および接触部に適用するこ
とができる。要約すると、方針1)は、間隙がスタックに到達する前に遅延キャ
リッジに追い付いてスタックを長くするため、最初の遅延キャリッジが搬送部に
ある場合、直ちに異常間隙が戻り側に入り、搬送部および付加的にさらに他の後
続部分における複数のキャリッジの速度を増大するように、異常間隙を検出する
ことである。好ましくは、遅延キャリッジは間隙が搬送部を離れて接触部に到達
する前に追い付かれる。
【0020】 方針2)が図3B,図3C,および図5を参照してさらに論じられよう。図5
において、搬送部74は、線76によって示される単一の一定速度部として通常
操作されるが、これは小区域74c,74d,74e,および74fを有し、小
区域74cに関して線76cにより,小区域74dに関して線76dにより,小
区域74eに関して線76eにより,および小区域74fに関して線76fによ
り示されるように、各小区域におけるキャリッジ速度を他の小区域と関係なく変
えるように制御されることができる。この方法において、一団となったキャリッ
ジおよびこの一団のものに直近してたまたま同じ小区域に同時にある若干のキャ
リッジのみ加速するために存在する場合、選択された小区域の速度は増大される
ことができる。異常間隙90がセンサ94によって最初に検出されると、これは
、矢印98によって示されたキャリッジ運動の方向に関して一団となったキャリ
ッジ96の前方の間隙90と共に図3Bに示された位置にある。最初の一団とな
ったキャリッジ26cを検出することにより、間隙の末端が検出され、そして最
初の遅延キャリッジが小区域74c(図5)にある場合、この小区域74cは、
線76から線76cまでキャリッジの推進速度を変えることができる。これは、
キャリッジ群96が小区域76dを通過中であると判断されるまで継続しよう。
この点において、小区域76dはキャリッジの推進速度を線76から線76dま
で変更し、増大された速度でキャリッジを推進している小区域76cに接続しよ
う。キャリッジ群96が左の小区域74cを有すると判断された場合、この小区
域における推進速度は、線76cから線76まで変更される。この処理が続けら
れ、小区域74eの速度は、一団となったキャリッジの算出位置が小区域74e
に到達するように、線76eにより示されるまで増大され、小区域74dの速度
が線76によって示されるまで減じられ、小区域74fの速度が76fによって
示されるまで増大され、そして小区域74eの速度が線76によって示されるま
で減じられる。
【0021】 ほぼこの点において(より早くないのであれば)、小区域74fにより推進さ
せられている一団となったキャリッジ96は、図3Cに図示されるような先頭の
非遅延キャリッジ26dに対して期待される間隙に追い付き、異常間隙90は一
団となったキャリッジ96を直ちに引き延ばす。また、一団となったキャリッジ
は、この作用のためにわずかに離れて間隙を置かれたようになることができる。
この状態において、一団となったキャリッジの最初および大部分は、その正常状
態の期待位置に直ちに追い付き、一団となったキャリッジはこの一団となったキ
ャリッジの後に直ちに続く異常間隙を調整するためにスタックの全長の瞬間的な
増大をもたらす。この方針2)は、極めて大きな間隙を詰める必要がある場合、
方針1)よりも好ましい。制御領域がより短いので、これは遅延キャリッジのみ
の速度をより制御可能に増大する能力をもたらす。これは、非遅延キャリッジが
接触部80に到達するのが早すぎてしまうことなく用いられるような、より高い
間隙狭め速度を可能にする。著しく大きな間隙に対し、隣接領域(76cおよび
76dの如き)は同時により高速であることができる。著しく大きな間隙に対し
、領域76f,76e,76dおよび76cは、短時間の間、同時により高速で
あることができ、それから遅延キャリッジがそれぞれの領域を出るので、1つず
つそれらの通常の速度に戻る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ウェブ用の代表的なテンター型ストレッチャに関する概略平面図である。
【図2】 それぞれのループにおける速度に対するキャリッジの位置のプロットであり、
これらがストレッチャの戻り側に沿って移動する場合を示す。
【図3A】 図1のストレッチャのループに関する戻り側のキャリッジの概略平面図である
【図3B】 図1のストレッチャのループに関する戻り側のキャリッジの概略平面図である
【図3C】 図1のストレッチャのループに関する戻り側のキャリッジの概略平面図である
【図4】 速度変化に対する図2の位置のプロットであり、搬送部が2つの小区域を有す
る。
【図5】 速度変化に対する図2の位置のプロットであり、搬送部が種々の小区域を有す
る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアモータウェブテンターにおける駆動キャリッジの無端
    ループの戻り側にある遅延キャリッジを一時的に加速する方法であって、2つの
    このようなループを具え、それぞれ駆動キャリッジは、前記無端ループのウェブ
    拘束側でウェブ延伸推進のために適合させたリニアモータ二次巻線が設けられ、 (a) 前記キャリッジ二次巻線と相互作用する推進手段を使い、前記駆動キャ
    リッジを前記戻り側の搬送部−この搬送部はキャリッジ入口端とキャリッジ出口
    端との間の前記戻り側の全長に亙って延在する−にて一定速度−この一定速度は
    移動中のスタックにおいて前記戻り側の前記出口に隣接するキャリッジ接触部に
    て連続して接触しているキャリッジの全長に対して正常状態のキャリッジの供給
    をもたらすようなものである−で推進させることと、 (b) 前記キャリッジ二次巻線と相互に作用する推進手段を使い、前記キャリ
    ッジを前記接触部にて前記一定速度よりも低速で推進させることと、 (c) 前記戻り側の前記搬送部に到達しているキャリッジ間の距離を探知する
    と共に前記戻り側の前記搬送部に到達している非遅延ならびに遅延キャリッジ間
    の望まざる間隙の余長を検出することと、 (d) 前記望まざる間隙に応じて最初の前記遅延キャリッジを有する前記戻り
    側の前記搬送部における前記キャリッジの速度を一時的に増大することと、 (e) 前記遅延キャリッジの速度をこれらが遅延しなくなるまで加速すると共
    に前記スタックの全長を一時的に増大するように前記一時的な増大を続けること
    と、 (f) 前記搬送部における前記キャリッジの速度を前記一定速度に減少するこ
    とと を具え、前記望まざる間隙が前記戻り側を出るキャリッジの間で排除される。
  2. 【請求項2】 前記望まざる間隙が前記接触部に到達する前に、前記一時的
    な増大の継続が完了する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記望まざる間隙が前記搬送部の末端に到達する前に、前記
    一時的な増大の継続が完了する請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記速度の減少は、前記望まざる間隙の余長に基づいて所定
    期間に起こる請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 リニアモータウェブテンターにおける駆動キャリッジの無端
    ループの戻り側にある遅延キャリッジを一時的に加速する方法であって、2つの
    このようなループを具え、それぞれ駆動キャリッジは、前記無端ループのウェブ
    拘束側でウェブ延伸推進のために適合させたリニアモータ二次巻線が設けられ、 (a) 前記キャリッジ二次巻線と相互作用する推進手段を使い、前記駆動キャ
    リッジを前記戻り側の搬送部−この搬送部はキャリッジ入口端とキャリッジ出口
    端との間の前記戻り側の全長に亙って延在する−にて一定速度−この一定速度は
    移動中のスタックにおいて前記戻り側の前記出口に隣接するキャリッジ接触部に
    て連続して接触しているキャリッジの全長に対して正常状態のキャリッジの供給
    をもたらすようなものである−で推進させることと、 (b) 前記キャリッジ二次巻線と相互に作用する推進手段を使い、前記キャリ
    ッジを前記接触部にて前記一定速度よりも低速で推進させることと、 (c) 前記戻り側の前記搬送部に到達しているキャリッジ間の距離を探知する
    と共に前記戻り側の前記搬送部に到達している非遅延ならびに遅延キャリッジ間
    の望まざる間隙の余長を検出することと、 (d) これら遅延キャリッジがもはや遅延せず、前記望まざる間隙が前記先行
    遅延キャリッジの後に続くように、前記遅延キャリッジの速度を増大することと
    を具える。
  6. 【請求項6】 前記望まざる間隙は、この望まざる間隙が前記接触部に到達
    する前に、先行する前記遅延キャリッジの後に続く請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 前記望まざる間隙は、前記望まざる間隙が前記搬送部の末端
    に到達する前に、先行する前記遅延キャリッジの後に続く請求項5の方法。
  8. 【請求項8】 リニアモータウェブテンターにおける駆動キャリッジの無端
    ループの戻り側にある遅延キャリッジを一時的に加速する方法であって、2つの
    このようなループを具え、それぞれ駆動キャリッジは、前記無端ループのウェブ
    拘束側でウェブ延伸推進のために適合させたリニアモータ二次巻線が設けられ、 (a) 前記キャリッジ二次巻線と相互作用する推進手段を使い、前記駆動キャ
    リッジを前記戻り側の搬送部−この搬送部はキャリッジ入口端とキャリッジ出口
    端との間の前記戻り側の全長に亙って延在する−にて一定速度−この一定速度は
    移動中のスタックにおいて前記戻り側の前記出口に隣接するキャリッジ接触部に
    て連続して接触しているキャリッジの全長に対して正常状態のキャリッジの供給
    をもたらすようなものである−で推進させることと、 (b) 前記キャリッジ二次巻線と相互に作用する推進手段を使い、前記キャリ
    ッジを前記一定速度よりも低速で推進することと、 (c) 前記戻り側の前記搬送部に到達しているキャリッジ間の距離を探知する
    と共に前記戻り側の前記搬送部に到達している非遅延ならびに遅延キャリッジ間
    の望まざる間隙の余長を検出することと、 (d) 前記搬送部の個々の区域におけるキャリッジの速度を変えるために前記
    搬送部に対する推進手段を設けることと、 (e) 前記望まざる間隙に応じて最初の前記遅延キャリッジを有する前記戻り
    側における前記搬送部の第1小区域における前記キャリッジの速度を一時的に増
    大することと、 (f) 前記望まざる間隔に応じて最初の前記遅延キャリッジを有する前記戻り
    側における前記搬送部の第2の隣接小区域における前記キャリッジの速度を一時
    的に増大することと、 (g) 前記遅延キャリッジが現れた場合、前記搬送部の前記第1小区域におけ
    る前記キャリッジの速度を前記一定速度に減少させることと、 (h) 前記遅延キャリッジが出た場合、前記搬送部の前記第2小区域における
    前記キャリッジの速度を前記一定速度に減少させることと を具え、前記遅延キャリッジが追い付き、前記望まざる間隙がこの追い付いた
    遅延キャリッジの後に続く。
  9. 【請求項9】 前記望まざる間隙は、この望まざる間隙が前記接触部に到達
    する前に、先行する前記遅延キャリッジの後に続く請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 前記望まざる間隙は、この望まざる間隙が前記搬送部の末
    端に到達する前に、先行する前記遅延キャリッジの後に続く請求項8の方法。
JP2000537699A 1998-03-23 1999-03-23 リニアシンクロナスモータを使用した同時二軸延伸中のテンタークリップ間隙距離を制御する方法 Pending JP2002507501A (ja)

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