JP2002506218A - 可搬式家庭用器具用の姿勢指示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、可搬式家庭用器具の設定された姿勢に対する姿勢を指示する装置であって、器具に取り付けられて一体化されるように適合され、器具瞬間姿勢に関するデータを提供する手段と、器具瞬間姿勢を決定する手段とを備えるケーシング（１）を有し、決定する手段は、内部エレメント（１２）を含んでいる少なくとも一つの閉じられたハウジング（１０）を備え、内部エレメントは、重力の影響の下で複数の停止位置の間で、ハウジング（１０）内で自由に変位自在であり、複数の停止位置において、内部エレメント（１２）は、データ提供手段を介して器具の瞬間的な姿勢を表わす信号をトリガーする配電回路をクローズすることを特徴とする。本発明はまた、レベル指示装置を備えた生け垣トリマにも関する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 発明の技術分野 本発明は、ドリルや生け垣を刈り込む生け垣トリマのような可搬式家庭用器具
用の姿勢指示装置の分野に関する。そのような装置は、器具の姿勢ないしポジシ
ョンを必要に応じて補正できるようにすべく、基準ないしレファレンス姿勢に対
する器具の姿勢を表わすために、例えば取り外し可能なように、器具に取り付け
られたり、器具と一体化されたりしている。

【０００２】 本発明は、可搬式家庭用器具用の、基準姿勢に対する姿勢を表わす装置に関し
、当該装置は、器具に取り付けられたり、器具と一体化されたりしている。

【０００３】 本発明はまた、そのような装置を備える可搬式家庭用器具にも関し、その器具
は、好ましくは、ドリルや生け垣トリマである。

【０００４】 先行技術 レベルは日常的に使用されており、例えば煉瓦積みの際には、表面が水平であ
るかどうかを示す視覚的な情報を提供するために、気泡レベル計が用いられてい
る。そのような装置はまた、表面が垂直であるかどうかを表わすさらなる視覚的
な情報を提供するために、第１のインジケータに対して９０°の角度で位置され
る第２のレベル計が関連づけないし付随され得る。

【０００５】 このような装置を、レベルの骨組の中に組み込まれる回転取付体（ロータリマ
ウンティングインターフェース）に関連づけることもまた、認識されている。こ
のような改良は、作業者に、作業面が位置するであろうレベル計の支持面に対し
ていかなる角度でも、彼が典型的な基準姿勢を決定することを許容するツールな
いし工具を提供することになる。そのようなツールは、建設工業、特に、煉瓦積
みの際において使用されている。

【０００６】 発明の特定技術分野、すなわち生け垣トリマやドリルの分野においては、作業
者は、器具を使用するためには、通常、彼自身の視覚的な判断にたよっている。
このように、生け垣トリマの作業者は、彼がブッシュや生け垣を均一に切断する
ことを可能にするために、垂直、水平あるいはその他の角度である複数の角度の
基準ないし参考を、彼に確実かつ独自に表わし得る機械的なエレメントを持ち合
わせてない。実際には、生け垣は目視だけによって切断されており、明らかに、
しばしば、水平面および垂直面の両方において不規則な切断であるという結果に
なる。さらに、草木の成長を助長するためには、生け垣は、斜めではなくまさに
垂直面において切断されなければならず、ベース部が上部より広い生け垣を製作
するためには好ましくは規則的なある角度において切断されなければならないと
いうことは周知である。ある特定の適用においては、生け垣を水平に切断すると
きに、ひもが、ガイドとして機能させるために水平にしばしば引っ張られている
。そのような解決案は、明らかに非実用的であり、制限が多い。

【０００７】 発明の開示 したがって、本発明の目的は、上述した種々の欠点を解決するためになされた
ものであり、いかなる可搬式家庭用器具、特に、生け垣トリマ用に適用され、基
準姿勢に対する器具の姿勢に関する情報を作業者に連続的に提供し得る新規な姿
勢指示装置を提案することにある。

【０００８】 本発明はまた、作業者に単純な方法で所望の基準姿勢の調整を行わせる姿勢指
示装置を提供する。

【０００９】 本発明はさらに、単純で確実な手段を使用して、空間におけるいくつかの方向
での基準点を決定し定めることができる姿勢指示装置を提供する。

【００１０】 本発明はさらにまた、器具の姿勢を補正するため、作業者に、複数のエレメン
トに容易に変換され得る姿勢に関係した視覚的な情報を提供し得る姿勢指示装置
を提供する。

【００１１】 本発明の記述した目的は、可搬式家庭用器具の基準姿勢に対する姿勢を指示す
る装置により達成され、前記装置は、器具に取り付けられて一体化されるように
なっており、 基準姿勢に対する器具の瞬間的な姿勢を表わす信号を発することができ、器具
の瞬間的な姿勢を報知する手段と、報知する手段に機能的に接続され装置の瞬間
的な姿勢を決定する手段とを備えるケーシングを有し、 決定する手段は、内部エレメントを含んでいる少なくとも一つの閉じられたハ
ウジングを備え、 内部エレメントは、重力の影響の下で器具の瞬間的な姿勢の関数として、複数
の停止位置の間で、ハウジング内で自由に変位自在であり、 複数の停止位置において、内部エレメントは、報知する手段を介して器具の瞬
間的な姿勢を表わす信号をトリガーする配電回路をクローズし、 内部エレメントが安定した位置に存在し、いずれの停止位置にも存在しない基
準位置を定めるために、前記ハウジングは、その姿勢を調整することができるよ
うに取り付けられていることを特徴としている。

【００１２】 図面の簡単な説明 以下、本発明の特徴および利点を、実例として単に与えられ、これに限定され
ない添付図面を参照して、詳細に説明する。

【００１３】 ここに、 図１は、本発明の姿勢指示装置の全体の概略図であり、 図２は、生け垣トリマに取り付けて使用するように特に適合された、本発明の
姿勢指示装置の部分縦断面を示し、 図３は、本発明の装置の基準姿勢調節システムの実施形態の詳細斜視図、 図４は、本発明の装置の基準姿勢を調整するためのシステムの実施形態の詳細
を示す図３におけるＩＶ‐ＩＶ線に沿う断面を示している。

【００１４】 本発明を実行する最良の形態 以下の説明において、詳細な言及は、本発明の姿勢指示装置を備える生け垣ト
リマへの好適な適用についてなされるであろう。そのような適用は好ましいもの
であるが、本発明はそのような適用に限定されるものではない。本発明は、いか
なる可搬式家庭用器具にも適用でき、生け垣トリマだけでなく、ドリルタイプの
器具や、実質的に一定の基準姿勢が使用中に維持されなければならない他の器具
にも適用することができる。

【００１５】 図１〜４は、可搬式家庭用器具の基準姿勢に対する姿勢を指示する装置を示し
ている。

【００１６】 そのような装置は、例えば着脱可能な態様で、可搬式器具（図に示されない）
に取り付けられ、可搬式器具と一体化され得る。このために、装置は、例えばプ
ラスチックス材料から形成されたケーシング１を有し、当該ケーシング１は、固
定手段２により、器具に取り外し可能に一体化され得る。図２に示されるように
、固定手段２は、Ｕ字形のサポート３により形成することができ、サポート３は
、作業者の視野内に位置する箇所に、例えばねじ込むことによるあらゆる適切な
手段を使用して可搬式器具の本体に取り付けられた２つの底部の分岐部ないしブ
ランチ４、５を備えている。

【００１７】 都合よく、サポート３は、横断する開口によって形成される上部キャビティ６
を備えており、この上部キャビティ６によって、ケーシング１の下部から突出す
る突起ないしラグ７が、取り外し可能に挿入されることを可能にしている。

【００１８】 図１〜４に示されるように、ケーシング１は、装置の瞬間的な姿勢を決定する
手段を有し、当該手段は、少なくとも一つの密閉されたハウジング１０を備えて
いる。ハウジング１０は、重力の影響の下で装置の瞬間的な姿勢の関数として、
当該ハウジング内において自由に変位自在である内部エレメント１２を含んでい
る。したがって、内部エレメント１２は、ハウジング１０内において、複数の停
止位置１０の間で移動することができる。複数の停止位置１０において、内部エ
レメント１２は、装置の瞬間的な姿勢を表わす信号をトリガーする配電回路をク
ローズする。

【００１９】 本発明のケーシングはまた、装置の瞬間的な姿勢を合図ないし報知するための
手段２０（図２）を有し、当該手段は、所定の基準姿勢に対する装置の瞬間的な
姿勢を表わす信号を発することができる。本発明によれば、装置の瞬間的な姿勢
を決定する手段は、上記した各々の停止位置に接続される配電回路を介して、報
知ないしシグナリングする手段２０に機能的に接続されている。

【００２０】 図２に詳しく示されるように、生け垣トリマへの特定適用において、ケーシン
グ１は、容器を形成する下部２１を備え、その容器内に、装置の瞬間的な姿勢を
決定する手段と、配電回路の少なくとも一部とが収容されている。下部２１は、
実質的に垂直なアーム２２が上に置かれ、当該アーム２２の頂部で、シグナリン
グ手段２０が取り付けられている。

【００２１】 図１〜４に示されるように、閉じたハウジング１０は、端部が閉じられ好まし
くは導電性材料から形成されたチューブ１０ａから都合よく形成される。各々の
チューブ１０ａは、導電性の金属から形成されると共に内部移動自在エレメント
１２として形成されるビード１２ａを備えている。

【００２２】 各々のチューブ１０ａは、その端部で、例えばプラスチックス材料から形成さ
れると共に複数の停止位置の範囲を限定する２本の絶縁プラグ２３によって閉じ
られている。例えば銅からなる導電性の帯２４が、絶縁プラグ２３に取り付けら
れている。都合よく、導電性の帯２４のそれぞれの直径は、チューブ１０ａの内
径未満である。このタイプの構造によれば、例えば図４に示すように複数の停止
位置のうちの１つの停止位置にビード１２ａが位置するとき、そのビード１２ａ
は、各々の導電性の帯２４と関連する、装置の配電回路をクローズすることがで
きることになる。

【００２３】 本発明の装置の配電回路アセンブリの一例が図１に示される。各々のチューブ
１０ａ用のそのような配電回路は、例えば、電線を介して単電池２７の陰極２６
にハンダ付けによって接続されるマス２５を有する。各々の導電性の帯２４は、
基準姿勢に対する器具の瞬間的な姿勢を表わす信号を提供できるシグナリング手
段２０の特定のエレメントのターミナルに接続される。本発明の好適な変形にお
いては、器具の瞬間的な姿勢を表わす信号を発することができるエレメント３０
は、表示ランプから形成されている。各々の表示ランプの他のターミナルは、主
開閉器３２および当該主開閉器３２用の表示ランプ３３を介して、単電池２７の
陽極３１に接続されている。

【００２４】 このような構造によって、ビード１２ａの各々の停止位置が、各々の停止位置
と関連する配電回路をクローズして、報知ないしシグナリングエレメント３０を
介して器具の瞬間的な姿勢を表わす信号をトリガーすることが可能となる。

【００２５】 本発明の重要な特徴においては、器具の所望の基準姿勢を決定して定めること
が可能となるように、ハウジング１０ａは、ケーシング１が取り付けられた姿勢
を基準とした空間における当該ハウジング１０ａの相対的な姿勢ないし位置を調
整できるように、取り付けられている。器具の基準姿勢は、２つの停止位置に位
置しないビード１２ａの瞬間的に安定した位置に対応している。

【００２６】 本発明の好適な変形においては、ハウジング１０ａは、チューブ１０の長手方
向の対称軸に対して直交する軸３５を介して、移動自在かつ回転自在にケーシン
グ１に取り付けられている。このような構造によれば、器具の所望の基準姿勢を
決定し定めるために、器具の瞬間的な姿勢を決定する手段の角度姿勢を調整でき
ることになる。

【００２７】 チューブ１０ａの角度姿勢は、コントロール手段３６により調整される。コン
トロール手段３６は、例えば、コントロールノブの形で下部２１に取り付けられ
、作業者がケーシング１の外側からアクセス可能となっている。

【００２８】 特に興味深いバリエーションにおいて、本発明の装置は、相互に独立した２つ
のハウジング１０ａを有し、各々のハウジング１０ａは、移動自在かつ軸３５に
対して回転自在に取り付けられ、２つの軸は、空間の三次元における器具の所望
の基準姿勢を決定し固定するように相互に直交している。

【００２９】 この好適なバリエーションにおいては、各々のチューブ１０ａは、それぞれ３
０ａ、３０ｂ、および、３０ｃ、３０ｄの組をなす２個の表示ランプに接続され
ている。表示ランプは、基準姿勢から左右のいずれか、あるいは、前後のいずれ
かに偏る可搬式装置の姿勢を表わす４つの視覚信号を生成することができる。そ
のような偏位は、各々のチューブ１０ａにおいて、複数の停止位置の一方あるい
は他方の方に向かうビード１２ａの変位に対応している。

【００３０】 図２に示すように、本発明の好適なバリエーションにおいて、シグナリング手
段２０は、光信号を提供し得る視覚的なシグナリング手段２０より形成されてい
る。図２に示されるバリエーションにおいては、シグナリング手段２０は、一連
の表示ランプ、この場合には４つの表示ランプ３０ａ、３０ｂ、および、３０ｃ
、３０ｄが一体化ないし統合された第１の面を備えるディスプレイ４０により形
成されている。各々のランプ３０は、各々の特定の停止位置と関連する配電回路
に電気的に接続され、対応する回路がクローズされたときに、器具の姿勢におけ
る偏りを表わす光信号灯として機能するようにされている。

【００３１】 生け垣トリマに適用されるときには、電池２７は、ボタン電池２７ａ（図２）
であるのが好都合である。

【００３２】 本発明の装置の簡略化された変形において、装置が一つのハウジング１０だけ
を備える場合には、ディスプレイ４０は、一組の表示ランプ３０だけを備えてい
る。

【００３３】 本発明のさらなるバリエーションにおいて、ディスプレイ４０は、第１の面の
反対側に、第２の面（図示せず）を備え得る。このバリエーションでは、第２の
面は、単独の組のランプを備えている。各々の組は、以前のバリエーションにお
いて記載したように、単独の基準姿勢に対する偏りに関する報知を提供するよう
に、ハウジング１０と関連づけられている。このバリエーションでは、本発明の
装置は、２つのハウジング１０を依然として備えている。そして、第２の面は、
一つのハウジング１０に関する視覚的な報知を提供できるだけである。この配置
は、垂直面あるいは傾斜面で切断するときに生け垣トリマをガイドすることに特
に適している。そのような切断操作の間、作業者は、空間内の２つの反対方向に
減じられた、限られた視覚信号を使用する必要があるだけである。

【００３４】 この第２のバリエーションにおいて、シグナリング手段２０は、ディスプレイ
４０の複数の面のうちの一方または他方を作業者の視野内に至らせるようにする
ために、軸４１に対して回転可能な装置を介して、アーム２２の上部に取り付け
られている。

【００３５】 本発明の装置は、次のように機能する。

【００３６】 生け垣トリマへの本発明の好適な適用において、まず、作業者は、所望の基準
姿勢に各々のチューブ１０ａを位置させることにより、所望の一の基準姿勢ある
いは複数の姿勢を決定する。生け垣を正確な水平面に切断するために、作業者は
、引き続いて、各々のビード１２ａが各々のチューブ１０ａ内において実質的に
中央部に置かれるように、各々のチューブ１０ａを水平面に位置させる。生け垣
トリマは水平姿勢を保っている。このために、彼は、ランプ３０が点灯しないよ
うに、各々のノブ３６を作動させる。ランプ３０が点灯しないことは、各々のビ
ード１２ａのチューブ１０ａ内での中央位置に実質的に対応している。それから
、切断操作が開始され得る。基準姿勢を形成している水平面から作業者が外れた
ときには、複数のビード１２ａのうちの一方あるいは他方が、各々のチューブ１
０ａ内の４つの可能な停止位置のうちの１つに到達することになる。これによっ
て、４つの表示ランプ３０のうちの１つに対応する配電回路がクローズすること
が引き起こされ、生け垣トリマが左右または前後に傾きすぎていることが表わさ
れる。基準値に対する偏りに対応したランプが照らされる。それから、作業者は
、以前に点灯していたランプが消えるまで生け垣トリマを反対方向に動かすこと
によって、生け垣トリマの姿勢を補正することができる。このようにして、生け
垣は、正確な水平方向に切断される。

【００３７】 明らかなように、作業者が異なる傾斜角で生け垣を切断したい場合には、各々
のチューブ１０ａは、まず最初に、４つの表示ランプ３０ａ、３０ｂ、３０ｃ、
３０ｄの消灯に対応する所望の基準姿勢に調整されなければならない。生け垣ト
リマは、その所望の基準姿勢を保っている。

【００３８】 作業者が生け垣の側部を垂直面に対してある傾斜角で切断することを望む場合
には、彼は、まず最初に、２つの表示ランプを備えるディスプレイを選択するこ
とになる。それから、作業者は、所望の傾斜角度に対応した所望の切断姿勢に生
け垣トリマを置き、それから、適切なノブ３６（図２の３６’）を、関連する表
示ランプ３０のいずれもが照らされなくなるまで作動させる。それから、生け垣
切断操作を開始することができ、作業者は、照らされたランプの方向とは逆の方
向に器具を傾けることによって、複数の表示ランプ３０が消された状態を維持す
るようにしなければならない。このようにして、完全に規則的な生け垣が、所望
の傾斜角度で切断される。

【００３９】 本発明の装置は、いかなる可搬式家庭用器具、特に、可搬式生け垣トリマにも
適用することができる。

【００４０】 本発明の姿勢指示装置は、いかなる既存の生け垣トリマにも適合することがで
き、所望の傾斜角度で正確に切断することを許容する。

【００４１】 産業的応用の可能性 本発明の産業的応用は、生け垣トリマやドリルタイプの可搬式家庭用器具用の
姿勢指示装置の生産にある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の姿勢指示装置の全体の概略図である

【図２】 生け垣トリマに取り付けて使用するように特に適合された、本発
明の姿勢指示装置の部分縦断面図である。

【図３】 本発明の装置の基準姿勢調節システムの実施形態の詳細斜視図で
ある。

【図４】 本発明の装置の基準姿勢を調整するためのシステムの実施形態の
詳細を示す図３におけるＩＶ‐ＩＶ線に沿う断面図である。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，Ｅ Ａ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，Ｇ Ｈ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者 ベッカー，クリスチャン，ギー，ルイ フランス国，エフ−69340 フランシュビ ル，シュミン デ エルエフエス，３

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 可搬式家庭用器具の基準姿勢に対する姿勢を指示する装置で
   あって、器具に取り付けられて一体化されるようになっている前記装置において
   、 基準姿勢に対する器具の瞬間的な姿勢を表わす信号を発することができ、器具
   の瞬間的な姿勢を報知する手段（２０）と、報知する手段に機能的に接続され装
   置の瞬間的な姿勢を決定する手段とを備えるケーシング（１）を有し、 決定する手段は、内部エレメント（１２）を含んでいる少なくとも一つの閉じ
   られたハウジング（１０）を備え、 内部エレメント（１２）は、重力の影響の下で器具の瞬間的な姿勢の関数とし
   て、複数の停止位置の間で、ハウジング（１０）内で自由に変位自在であり、 複数の停止位置において、内部エレメント（１２）は、報知する手段（２０）
   を介して器具の瞬間的な姿勢を表わす信号をトリガーする配電回路をクローズし
   、 内部エレメント（１２）が安定した位置に存在し、いずれの停止位置にも存在
   しない基準位置を定めるために、前記ハウジング（１０）は、その姿勢を調整す
   ることができるように取り付けられていることを特徴とする。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の装置であって、ハウジング（１０）は、器
   具の所望の基準姿勢を決定し定めるために、当該ハウジングの角度姿勢を調整可
   能なように、ケーシング（１）内に移動自在および回転自在に取り付けられてい
   ることを特徴とする。
3. 【請求項３】 請求項２に記載の装置であって、２つの独立したハウジング
   （１０）を備え、この２つの独立したハウジングは、空間の３つの方向における
   器具の所望の基準姿勢を決定し定めるように、移動自在に、かつ、相互に直交す
   る各々の軸（３５）に対して回転自在に取り付けられていることを特徴とする。
4. 【請求項４】 請求項２あるいは請求項３に記載の装置であって、ハウジン
   グ（１０）は、端部が閉じられ好ましくは導電性材から形成されたチューブ（１
   ０ａ）より形成され、さらに、長手方向の軸に対して直交する軸（３５）に対し
   て回転自在に取り付けられ、 チューブ（１０ａ）は、移動自在な内部エレメント（１２）として、導電性の
   金属ビード（１２ａ）を備えていることを特徴とする。
5. 【請求項５】 請求項１〜４のいずれか一つに記載の装置であって、報知す
   る手段（２０）は、光信号を提供し得る視覚的な報知手段であることを特徴とす
   る。
6. 【請求項６】 請求項５に記載の装置であって、報知する手段（２０）は、
   一連の表示ランプ（３０）が配置された第１の面を備えるディスプレイ（４０）
   より形成され、 各々のランプ３０は、特定の停止位置のそれぞれと関連する配電回路に電気的
   に接続され、対応する配電回路がクローズされたときに、器具の基準姿勢からの
   偏りを表わす光信号灯として機能することを特徴とする。
7. 【請求項７】 請求項２〜６のいずれか一つに記載の装置であって、ディス
   プレイ（４０）は、第１の面の上に、ランプ（３０ａ、３０ｂ、３０ｃ、３０ｄ
   ）の２つの組を備え、各々の組はハウジング（１０）と関連し、各々のランプは
   、各々のハウジング（１０）について定められた基準姿勢からの偏りに関連する
   情報に対応していることを特徴とする。
8. 【請求項８】 請求項６または請求項７に記載の装置であって、ディスプレ
   イ（４０）は、単独の基準姿勢に対する偏りを示すために、ハウジング（１０）
   と関連した単独の組のランプが配置された第２の面を備えていることを特徴とす
   る。
9. 【請求項９】 請求項１〜８のいずれかに記載の装置を備えてなる可搬式の
   家庭用器具。
10. 【請求項１０】 請求項１〜８のいずれかに記載の装置を備えてなる可搬式
    の生け垣トリマ。