JP2002500245A - 洗剤組成物及び器物洗浄方法 - Google Patents
洗剤組成物及び器物洗浄方法Info
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Abstract
Description
びすすぎゾーンまたはステップを有する企業用または産業用のマルチタンクまた
はシングルタンクシステムにおける、それらの使用に関するものである。
ぎ、及び乾燥ゾーンを有するコンベヤーベルトシステムからなっている。新鮮な
洗浄水が、装置のすすぎゾーンに導入され、およびカスケード様式で予備洗浄ゾ
ーンに向けて搬送される一方で、食器はその逆方向に搬送される。
ば、水酸化ナトリウム)水溶液等の清浄成分と、トリポリリン酸ナトリウム等の
金属イオン封鎖剤、及び塩素漂白剤を含んでいる。清浄用組成物と食器の接触時
間は、典型的にはかなり短く、例えば、約1分である。清浄された食器は、一般
的には、非イオン性界面活性剤を含有するすすぎ助剤の希釈溶液を用いて、最終
すすぎステーションですすがれる。
装置と「再利用」型の装置の2通りがある。「廃棄」型のシングルタンク装置の
場合には、すすぎ水が次の清浄サイクルで使用される。「廃棄」型装置の例は、
低温シングルタンク装置であり、これらの装置は、現在、米国市場で販売されて
いる。米国で使用されているこれらの装置のすすぎ液には、米国衛生学要件を満
たすため、次亜塩素酸塩が投入される。
するタンクに流入する。
洗浄ゾーンに別々に導入され、一方、漂白剤は、その後、第2洗浄ゾーンに導入
され、すすぎゾーンへと続く。食器は各ゾーンを通過するので、溶液の殆どは、
関係するゾーン内で循環される。
る。特に、食物の調理中に食器が高温にかけられ、そのような食物が配膳の間に
加熱された基体上に長時間留まっているような場合には、デンプン残留物は取り
除くのが難しい。この問題に対する1つの解決策が提案され、EP−A−282
,214に記載されている。この特許文献は、強アルカリ性溶液の無指向性煙霧
様スプレーにより、汚れた食器を洗浄するためのプロセスに関するものである。
剤と酵素を用いる産業用食器洗浄プロセスが、WO−94/27488(Hen
kel−Ecolab)に記載されている。この特許公報は、洗浄ゾーンに間欠
的用量の酵素を付加することにより、休止相中の酵素の劣化、特にはアミラーゼ
の劣化を補償する方法を開示している。
組成物を洗浄プロセスの異なる段階で投入する家庭用食器洗浄機について記載し
ている。この洗浄機では、酵素は、予備すすぎ中、もしくは清浄サイクルのまさ
しく当初に加えられる。一方、漂白剤は、洗浄液が所望の温度に到達する予め定
められた時間後の清浄サイクル中にのみ加えられる。また、この明細書には、実
施例や好適な組成物の開示は為されていない。
素材料とワックス被包漂白剤粒子を含む、装置用の食器洗浄用液体組成物につい
て言及している。これらの組成物は、顕著な保存安定性を示すことが判明した。
テムを開示しており、ここでは、酵素と漂白剤が、装置の異なる洗浄タンクまた
はゾーンに投入される。この最後に言及された清浄システムを適用すると、特に
中等度の酵素レベルで、デンプン及び茶渋を良好に取り除くことができる。
浄用の清浄システムにおける酵素濃度を低減することが望ましく、我々は、低酵
素レベルでWO−96/16152のシステムを適用したときにも、デンプン及
び茶渋の除去が達成されることが望ましいと考えた。
器物洗浄装置のための清浄システムを提供することである。
プンの除去の両方を達成できる清浄システムを提供することである。
による清浄システムを提供することである。
が起こらず、その結果として、操作者が清浄サイクル毎に正しい量の漂白材料を
投入できるようにする清浄システムを提供することである。
ステムを適用し、該漂白構成部分を後すすぎに投入することにより、これらの目
的を達成できることを見出した。
釈される少なくとも2つの分離した構成部分を有する、マルチタンクまたはシン
グルタンク式機械的器物洗浄装置用の化学的清浄システムを提供し、第1の構成
部分は、酵素、または酵素と清浄剤の混合物を含み、第2の構成部分は漂白剤を
含み、ここで、該第1の構成部分は洗浄ゾーンまたはステップに導入され、およ
び該第2の構成部分は後すすぎゾーンまたはステップに導入される。
る非常に効果的な器物洗浄方法についても記載され、該方法は: (1)それぞれの使用濃度へ水性溶解または希釈される化学的清浄システムの
うちの少なくとも2つの分離した構成部分を調合するステップ、ここで、第1の
構成部分は酵素、または酵素と清浄剤の混合物を含み、第2の構成部分は漂白剤
を含み; (2)該第1の構成部分を、汚れた食器を清浄化するための洗浄ゾーンまたは
ステップに導入するステップ; (3)該第2の構成部分を、該食器の洗浄を効果的に完了させるための後すす
ぎゾーンまたはステップに導入するステップ を含む。
っても、効果的なデンプン及び汚れの除去性能が得られることが判明した。その
理由は、本システムが、酵素の失活を最小化することにより、洗浄ゾーンまたは
ステップにおける酵素と清浄化すべき食器との接触時間を最大化できることによ
るものである。
することができる。
テムでは、必ず、装置中に存在する汚れによる漂白剤の失活、及び、特には休止
中に生じる漂白剤の失活を補償する必要がある。本発明のシステムでは、漂白剤
が後すすぎに投入されるため、この補償は必要でない。
される洗浄タンクまたはステップにおける洗浄液のpHは、好適には7〜11.
5の範囲である。
たは希釈の結果として得られる水溶液のpHである。このシステムのpHは、勿
論、希釈前の生の構成部分のpHとは異なる。
(投入率)は、水の単位体積当たりのその構成部分の重量が、0.5から5g/
lまでの範囲、好適には1から4g/lまでの範囲、より好適には1から3g/
lまでの範囲になるような割合である。
(即ち、キレート化剤/金属イオン封鎖剤のクラスを含む洗浄性ビルダー)、及
び界面活性剤から選択される1つもしくはそれ以上の物質を含んでいてよい。
化カリウム、及びアルカリ金属ケイ酸塩、例えばメタケイ酸ナトリウムを含む。
特に効果的なものは、約1.0から約3.3まで、好適には約1.8から約2.
2までのSiO2:Na2Oのモル比を有し、一般的には二ケイ酸ナトリウムと
呼ばれるケイ酸ナトリウムである。
く知られており、多くのタイプの有機または無機化合物が文献に記載されている
。それらは、アルカリ度と緩衝能を提供し、凝集を防止し、イオン強度を維持し
、汚れから金属を抽出し、及び/又は、洗浄溶液からアルカリ土類金属イオンを
除去するため、あらゆる種類の清浄用組成物で一般的に使用されている。
ダー材料のうちのいずれか1つもしくはそれらの混合物であってよい。適当な非
リン酸塩ビルダー材料の例は、アルカリ金属クエン酸塩、炭酸塩、及び重炭酸塩
;及び、ニトリロ三酢酸(NTA)の塩;メチルグリシン二酢酸(MGDA);
セリン二酢酸(SDA);イミノ二コハク酸(IDS);二ピコリン酸(DPA
)、オキシ二コハク酸(ODS)、コハク酸アルキル及びアルケニル(AKS)
;エチレンジアミン四酢酸塩、酸化型ヘテロ重合多糖類、ポリマレイン酸塩、ポ
リ酢酸塩、ポリヒドロキシアクリル酸塩等のポリカルボン酸塩、ポリアクリル酸
塩/ポリマレイン酸塩及びポリアクリル酸塩/ポリメタクリル酸塩コポリマー、
及びポリアクリル酸塩/ポリマレイン酸塩と酢酸ビニルのターポリマー(ex.
Huls)、並びにゼオライト;層状シリカ、及びそれらの混合物である。それ
らは、システムのうちの1つより多くの構成部分中に存在し得るが、ビルダーを
含有する唯一の構成部分中、もしくは殆どの総ビルダー材料(重量%で)を含有
する構成部分中に、1から60の範囲で、好適には5から40の範囲で、より好
適には10から30の範囲で存在していてよい。
炭酸塩、重炭酸塩、MWが60,000より大きな高分子量ブロックコポリマー
ITA/VA、無水マレイン酸/メタクリル酸(アクリル酸)コポリマー、例え
ば、Sokalan CP5(ex.BASF);NTA、及びポリアクリル酸
/ポリマレイン酸と酢酸ビニルのターポリマー(Hulsにより供給)である。
には低量のリン酸塩(例えば、重量で20%、特には10%当量未満の三リン酸
ナトリウム)、及びリン酸塩フリーの装置用器物洗浄組成物を調合する場合、特
別にはゼロ−P装置用器物洗浄組成物を調合する場合、解決するか少なくとも軽
減を要する重大な問題である。
、及び例えばDequestレンジの様々な有機ポリホスホン酸塩等の補助ビル
ダーを、1つもしくはそれ以上のシステム構成部分に組み込んでもよい。また、
生物分解性を改善するため、公表PCT特許明細書WO 94/17170で定
義されている式(I)のブロックコポリマー等の補助ビルダーを使用することも
できる。どの構成部分においても、補助ビルダーの量は、重量%で0.5から1
0までの範囲、好適には0.5から5までの範囲、より好適には1から5までの
範囲であってよい。
、界面活性剤は、システムのうちの1つもしくはそれ以上の構成部分に存在して
いてもよい。しかし、殆どの界面活性剤を含有する構成部分において、それらの
界面活性剤は、重量%で20までの範囲、好適には1から15までの範囲、より
好適には3から15までの範囲で存在し得る。そのような界面活性剤(存在する
場合)は、勿論、すすぎ相またはステップですすぎ助剤として使用されるどんな
界面活性剤とも別である。
洗浄力を補助するため、特には、あるタンパク質の汚れによりもたらされる過剰
な発泡を抑制するため、極少量の低発泡性乃至無発泡性の非イオン性界面活性剤
が存在する。低量のビルダーを含有する活性/酵素ベース組成物においては、高
HLB非イオン性界面活性剤、アニオン性の硫酸塩またはスルホン酸塩界面活性
剤、及びアルキルポリグリコシドクラスの界面活性剤等の洗浄性の高い界面活性
剤をもっと多量に使ってもよい。
びジステアリル酸リン酸塩、シリコーン油、鉱油、長鎖ケトンを含有する有機担
体(例えば、Dehyponシリーズ、ex Henkel KgaA、ドイツ
)を含む。組成物は、重量で0.02から2%まで、好適には重量で0.05か
ら1.0%までの消泡剤を含んでいてよい。
た漂白剤、または酸素をベースとした漂白剤であってよい。勿論、1種類以上の
漂白剤を用いてもよい。
状が高い活動性を有しているため、本発明によるシステムに漂白剤スカベンジャ
ーも適用しなければならない。還元剤である該漂白剤スカベンジャーは、酵素材
料が投入される洗浄タンクまたはゾーンにすすぎゾーンを介して流入する漂白材
料によりもたらされる失活から酵素を保護する。漂白剤スカベンジャーを付加し
ない場合には、ハロゲンベースの漂白剤が、次の清浄サイクルに投入されるあら
ゆる酵素を完全に失活させるであろう。
構成部分が導入されるゾーンまたはステップか、あるいはこのゾーンまたはステ
ップと後すすぎとの間に設けられたゾーンまたはステップかのいずれかである洗
浄ゾーンまたはステップに導入しなければならない。好適には、漂白剤スカベン
ジャーは、後すすぎの前の最終洗浄ゾーンまたはステップに投入される。
は、Cl2、HClO、及び他の酸化性塩素含有組成物を実質的にCl−イオン
に還元できる還元剤、または、過酸化水素あるいは過酸漂白剤を非酸化形の種に
実質的に還元できる還元剤を含む。還元剤は、食器を損傷したり、酵素や、ビル
ダー及び界面活性剤等の他の清浄組成物構成部分を実質的に化学的に変化させる
ようなものであってはならない。
及び高性能の理由から最も好適なものは、亜硫酸アンモニウム((NH4)2S
O3)、亜硫酸ナトリウム(Na2SO3)、重亜硫酸ナトリウム(NaHSO 3 )、メタ重亜硫酸ナトリウム(Na2S2O3)、メタ重亜硫酸カリウム(K 2 S2O5)、及びリチウムハイドロサルファイト(Li2S2O4)を含む、
イオウ−オキシ酸のアルカリ金属及びアンモニウム塩である。亜硫酸ナトリウム
が特に好適である。
ルビン酸である。
充分な量で使用しなければならない。これらの量は、漂白材料のタイプ、濃度、
及び質に応じてケースバイケースで変わり得ることが理解されよう。
スカベンジャーの使用濃度は、該ゾーンまたはステップにおける漂白材料の濃度
より過剰な濃度であることが望ましく、これにより、該漂白剤は、後すすぎから
機能を発揮する。
から10%まで、好適には0.5から8%まで、より好適には1から6%までの
範囲の濃度(活性ハロゲンとして)で、後すすぎに導入すべき構成部分中に存在
しているのが望ましい。ハロゲン漂白剤として、アルカリ金属次亜塩素酸塩を使
用することができる。他の適当なハロゲン漂白剤は、ジ−及びトリ−クロロ並び
にジ−及びトリ−ブロモシアヌル酸のアルカリ金属塩である。
)、炭酸ナトリウム、または過酸化水素等の過酸素漂白剤である。これらの漂白
剤は、好適には、より低い温度で活性酸素種の遊離を可能にする漂白活性化剤と
共に使用される。漂白剤または過酸前駆体として参照されることも多いこのタイ
プの活性化剤は、数多くの例が当分野で知られており、本明細書で参照として組
み入れた米国特許第3,332,882号及び第4,128,494号等の文献
に詳しく開示されている。好適な漂白活性化剤は、テトラアセチルエチレンジア
ミン(TAED)、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(SNOB
S)、グルコース五酢酸(GPA)、テトラアセチルメチレンジアミン(TAM
D)、シアヌル酸トリアセチル、スルホニルエチル炭酸ナトリウムエステル、ア
セチルオキシベンゼンナトリウム、及びWO 91/10719に開示されてい
るようなモノ長鎖アシルテトラアセチルグルコースであるが、米国特許第4,7
51,015号及び第4,818,426号に開示されているようなスルホフェ
ニル炭酸コリン(CSPC)等の他の活性化剤も使用することができる。
,988に開示されているように、当分野では既知である。適当な前駆体の例は
、安息香酸フェニル、p−ニトロ安息香酸フェニル、安息香酸o−ニトロフェニ
ル、安息香酸o−カルボキシフェニル、安息香酸p−ブロモフェニル、ベンゾイ
ルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムまたはカリウム、及び無水安息香酸であ
る。
リウム、N,N,N,N−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナ
ノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(SNOBS)、及びスルホフェニ
ル炭酸コリン(CSPC)である。
は、好適には、それぞれ重量で30%及び10%を越えず、例えば、それぞれ重
量で4〜30%の範囲、及び2〜10%の範囲である。
好適に使用することができる。そのような材料は、通常、次の一般式:
結合を有するアルキレンまたは置換されたアルキレン基;あるいは、フェニレン
または置換されたフェニレン基であり;Yは、水素、ハロゲン、アルキル、アリ
ール、イミド−芳香族または非−芳香族基、COOH、または次の式:
キシ−α−ナフトエ酸; (ii)脂肪族、置換脂肪族、及びアリールアルキルモノペルオキシ酸、例え
ばペルオキシラウリン酸、ペルオキシステアリン酸、及びN,N−フタロイルア
ミノペルオキシカプロン酸(PAP);及び (iii)6−オクチルアミノ−6−オキソ−ペルオキシヘキサン酸 を含む。
シイソフタル酸; (vii)2−デシルジペルオキシブタン−1,4−二塩基酸;及び (viii)4,4’−スルホニルビスペルオキシ安息香酸 を含む。
のシステムの漂白構成部分に使用するのに適している。これらのペルオキシ化合
物はすべて、単独で用いてもよく、あるいは、上述の如き過酸前駆体と共に用い
ることもできる。存在する場合、本発明のシステムの漂白剤含有構成部分中にお
ける過酸の濃度は、重量で0.1〜20%が好ましく、好適には0.5〜15%
、より好適には1〜10%である。
で得られる漂白性能を更に改善することができよう。漂白触媒として使用するの
に好適な遷移金属錯体は、結果として加水分解的に安定な錯体をもたらすような
リガンドを含有する鉄またはマンガンの錯体である。リガンドとしてEP−A−
458,397に開示されているような1,4,7−トリメチル−1,4,7−
トリアザシクロノナン構造を有するマンガン錯体を例として挙げることができる
。存在する場合、すすぎ液中におけるこれらの遷移金属錯体の好適な使用濃度は
、0.1〜20マイクロモル/リットルの範囲である。
ーゼである。
発明で使用できるデンプン分解酵素は、バクテリアまたは真菌類から誘導される
ものであってよい。好適なデンプン分解酵素は、英国特許第1,296,839
号で調製及び開示されている、Bacillus licheniformis
の菌株NCIB 8061、NCIB 8059、ATCC 6334、ATC
C 6598、ATCC 11945、ATCC 8480、及びATCC 9
945 Aから培養されるものである。そのようなデンプン分解酵素の例は、T
ermamylという商品名でNovo Industri A/S(Cope
nhagen、Denmark)が製造・販売しているアミラーゼである。酸化
安定性の故に、他の適当なタイプのアミラーゼは、Duramyl(ex No
vo)及びPurafect OxAm(ex Genencor)である。
2から25マルトース単位/ミリグラムまでの酵素活性を有していてよい。それ
らは、本発明の酵素構成部分中に、該酵素構成部分の最終使用組成物が、10か
ら108マルトース単位/キログラムまで、好適には102から106MU/k
gまで、より好適には102から104MU/kgまでのデンプン分解酵素活性
を有するような量で存在することができる。
の方法(Method of Enzymology)」、第I巻(1955年
)、149頁で説明している方法により決定することができる。
st−Brocades N.V.(Delft、Holland)が供給する
スブチリシンMaxatase、及びNovo Industri A/S(C
openhagen、Denmark)が供給するAlcalase等の、B.
subtilis及びB.licheniformisの特定の菌株から得られ
るスブチリシンである。特に適切なのは、8〜12のpH範囲全体を通じて最大
の活性を有するBacillusの菌株から得られるプロテアーゼであり、Es
perase及びSavinaseという商品名でNOVO Industri
A/Sから製品として入手することができる。これらの酵素及び類似の酵素の
調製方法が英国特許第1,243,784号に記載されている。これらの酵素は
、一般的には、例えばマルメ(marumes)、プリル、T−グラニュレート
(T−granulates)等の顆粒、あるいは液体として存在し、500か
ら6,000グリシン単位/mgまでの酵素活性を有してよい。タンパク質分解
酵素活性は、M.L.Ansonが「Journal of General
Physiology」、Vol.22(1938年)、79頁で説明している
方法により決定することができる(1Anson単位/グラム=733グリシン
単位/ミリグラム)。
成物が、約10から1010グリシン単位/キログラムまで、好適には102か
ら1010まで、より好適には104から109までのタンパク質分解酵素活性
を有するような量で存在することができる。
。市販の脂肪分解酵素の典型的な例は、Lipase YL、Amano CE
、Wallerstein AW、Lipase My、及びLipolase
ex.Novo Industriesである。
より多くの構成部分に存在していてもよいが、一般的に言えば、構成部分の好適
な適用順序に関する以下の説明で定義されている例外は別として、これらの3つ
のクラスの成分のうちの1つを含有する構成部分は、他のクラスの成分を実質的
に含まないか、あるいは全く含まないであろう。
ングルタンク式またはマルチタンク式/コンベヤー型装置のいずれかで実施され
る。コンベヤーシステムの場合、一般的には、仕切り手段により、予備洗浄、洗
浄、後すすぎ、及び乾燥ゾーンが確立されている。洗浄水は、すすぎゾーンに導
入され、カスケード様式で予備洗浄ゾーンに向けて戻される一方で、汚れた食器
は逆方向に搬送される。
ことができる。マルチタンク式/コンベヤー型装置の場合、洗浄組成物と洗浄す
べき物品との接触時間が比較的短い。この接触時間を最大化する手段が常に探求
されている一方で、同時に、最良の清浄性能を得るためには、洗浄組成物の活性
成分に負の影響を及ぼす相互作用時間を最小化することが必要である。
される。従って、逐次投入方式では、負の相互作用を最小化し、これにより、個
々の各構成部分の清浄性能を最大化するため、活性成分を分離する。
漂白剤を含有する漂白構成部分を先ず後すすぎゾーンに導入するのが望ましく、
次いで、清浄剤が第2洗浄ゾーンに導入され、そして酵素構成部分が第3洗浄ゾ
ーンに導入される。この好適な実施態様では、導入された酵素を痕跡量の漂白剤
が失活させないように、酵素と共に漂白剤スカベンジャーが効果的に導入される
。
下向きに配向された適当なスプレーノズルまたはジェット等の通常の手段を用い
て、器物洗浄装置に適用される。好適な実施態様では、搬送経路を移動中の食器
に酵素構成部分が直接噴霧される。その後、食器から酵素の完全なすすぎ落とし
が行われるべきである。
れらの構成部分は、漂白剤スカベンジャー、溶媒、及びエタノール、イソプロパ
ノール、並びにキシレンスルホン酸塩等のヒドロトロープ、流動性調節剤;酵素
安定化剤;汚れ沈殿防止剤;再付着防止剤;曇り防止剤;腐食防止剤;着色剤、
及び他の機能性添加剤を含む。特に有用な銀の曇り防止剤は、ベンゾトリアゾー
ルや、本明細書に参照として取り入れられている米国特許第5,468,410
号(Angevaareら)及び米国特許第5,480,576号(Garyら
)に記載されている1,3−Nアゾール化合物を含む。イソシアヌル酸も曇り防
止剤として使用することができ、参照として組み入れられている米国特許第5,
374,369号(Angevaareら)にも記載されている。
非水性液体(任意に、使用前に希釈される)の形態で独立に調合することができ
る。
の部及び百分率は、別に指示のない限り、重量で表されている。
、洗浄液に次亜塩素酸塩漂白剤を加える従来技術システムの清浄効率と比較した
。
施した。これらのサイクルでは、先ず5リットルの水を用いて洗浄ステップを3
0秒間実施した。その後、再度5リットルの水を用いてすすぎステップを30秒
間実施した。両ステップとも、60℃の温度で実施した。これらのすべての実験
では、洗浄ステップで用いる水に二ケイ酸カリウム緩衝液を加え、pHを10に
した。該緩衝液の濃度は1.42g/lであった。
プで異なるビルダー、即ち:ニトリロ三酢酸(NTA)、Sokalan CP
7(ポリアクリル酸塩/マレイン酸塩)、及びトリポリリン酸ナトリウム(S
TP)を用いる各実験毎に、上記の洗浄−すすぎサイクルを3回行った。洗浄液
中のビルダーの濃度は0.56g/lであった。
実験では、その漂白剤を洗浄ステップで適用した。それぞれの洗浄液及びすすぎ
溶液中における次亜塩素酸塩漂白剤の濃度は、平均で15ppmになるような濃
度であった。そこにはClが存在した。
:1のマーガリンと粉ミルクの混合物)からなる汚れを導入した。洗浄液にこの
タイプの汚れを導入したのは、洗浄ゾーンまたはステップに常に幾分かの汚れが
存在する営業的状況を反映させるために行われたものである。 各洗浄−すすぎサイクルでは、予めお茶で3回汚した磁器製のカップを用いた。
CP7、STP)を使用、洗浄液に次亜塩素酸塩漂白剤を添加; C:+20gのASTMによる汚れ、洗浄液に0.56g/lのビルダー(N
TA、Sokalan CP7、STP)を使用、洗浄液に次亜塩素酸塩漂白剤
を添加; 1:+20gのASTMによる汚れ、洗浄液に0.56g/lのビルダー(N
TA、Sokalan CP7、STP)を使用、すすぎ液に次亜塩素酸塩漂白
剤を添加。
験は先行技術によるものである。
法は、4点が非常に乏しい清浄度、3点が乏しい清浄度、2点が中等度の清浄度
、1点が良好な清浄度をそれぞれ表しており、0点は完璧に清浄であることを意
味している。
Cの先行技術システムよりも、有意に優れた茶渋除去性能を示すことが観測され
た。
在する場合であっても、良好に茶渋を除去できることが観測された(実施例B参
照)。しかし、その場合(即ち、洗浄液中に汚れが存在しない場合)には、ビル
ダーが存在しないと許容可能な洗浄結果を得ることができない(実施例A参照)
ため、ビルダー材料が存在する必要がある。
清浄効率に及ぼす効果を、シングルタンク式装置で試験した。実施例1、A−C
で適用したのと同一の試験法を用いて、合計3回の洗浄実験を行った。 次いで、清浄化された食器を、100%が茶渋及び汚れの完全な除去を表す百分
率目盛りで茶及びデンプンの除去率を評点したパネルにより観測した。
分を投入した: Termamyl 300L 0.02g/l NTA 0.30g/l 二ケイ酸カリウム 1.42g/l
.25g/lの使用濃度で適用した。
浄液中に25ppmの活性Cl2が得られるように、洗浄ステップで次亜塩素酸
ナトリウム漂白剤を投入した。第3の実験では、すすぎ水中に25ppmの活性
Cl2が得られるように、すすぎステップで次亜塩素酸ナトリウム漂白剤を投入
した。この第3の実験では、洗浄ステップで、亜硫酸ナトリウム漂白剤スカベン
ジャーを25ppmの使用濃度で使用した。
る前に磁器製のカップをお茶で3回汚した。それとは別に、磁器製のプレートを
馬鈴薯デンプンで汚した。1回の洗浄でのデンプンの除去が不完全なことにより
、デンプンの汚れが徐々に蓄積される様子をまねるため、そのデンプンプレート
を1回目の洗浄後に再度汚し、この連続的な洗浄/デンプン汚損手順を合計5回
行った。
Termamyl 300Lを使用; E:汚れなし、漂白剤なし、洗浄液に0.3g/lのビルダー、Termam
yl 300Lを使用; 2:汚れなし、洗浄液に0.3g/lのビルダー、Termamyl 300
L、及び亜硫酸ナトリウム漂白剤スカベンジャーを使用、すすぎ液に次亜塩素酸
塩漂白剤を使用。
た実施例Dの先行技術システムよりも優れたデンプン除去性能を示すことが観測
された。更に、実施例2の新規なシステムの茶渋除去性能も、漂白剤を全く適用
しない実施例Eの先行技術システムよりも優れていることが観測された。
清浄効率に及ぼす効果を、マルチタンク式装置で試験した。洗浄実験を、3つの
洗浄タンクと、それに続く1つのすすぎタンクを有するマルチタンク式の装置で
行った。次いで、清浄化された食器を、100%が茶渋及び汚れの完全な除去を
表す百分率目盛りで茶及びデンプンの除去率を評点したパネルにより観測した。
成分を投入した: Termamyl 300L 0.06g/l Trilon A(40%) 1.75g/l ケイ酸カリウム(SiO2:K2O=2.15) 0.30g/l KOH(50%) 0.15g/l
5g/lの使用濃度で適用した。1つの実験では、次亜塩素酸塩漂白剤を使用し
なかった。それ以外の実験では、すすぎ水中に25ppmの活性Cl2が得られ
るように、すすぎタンクに次亜塩素酸ナトリウムを投入した。これらの実験のう
ち、すすぎタンクに次亜塩素酸塩漂白剤を適用した1つの実験では、第3洗浄タ
ンクに亜硫酸ナトリウム漂白剤スカベンジャーを25ppmの使用濃度で使用し
た。
たカップ及びプレートを用いて決定した。 第3洗浄タンクの洗浄液にそれ以外の汚れは付加しなかった。
なし; 3:第3洗浄タンクにTermamyl 300Lを使用、すすぎ液に次亜塩
素酸塩漂白剤を使用、漂白剤スカベンジャーなし; 4:第3洗浄タンクにTermamyl 300L及び亜硫酸ナトリウムを使
用、すすぎ液に次亜塩素酸塩漂白剤を使用。
観測された。これは、該実施例では、アミラーゼの酵素安定性を増強させる物質
である亜硫酸ナトリウムを使用した結果である。
効果を試験した。
ルチタンク式の装置で行った。次いで、清浄化された食器を、今回も、100%
が茶渋及びデンプンの完全な除去を表す百分率目盛りで茶及びデンプンの除去率
を評点したパネルにより観測した。
に以下の成分を投入した: Trilon A(40%) 1.75g/l KOH(50%) 0.15g/l ケイ酸カリウム(SiO2:K2O=2.15) 0.30g/l
次亜塩素酸塩漂白剤を投入した。次亜塩素酸塩の量は、すすぎタンクに1.5%
の活性Cl2が存在するような量であった。
動する使用濃度を得るため、第3洗浄タンクに投入した。
たカップ及びプレートを用いて決定した。以下の結果が得られた:
とが観測された。
ステムを適用し、該漂白構成部分を洗浄後すすぎゾーンまたはステップに投入す
ることにより、これらの目的を達成できることを見出した。このことについて、
洗浄後すすぎゾーンまたはステップは、マルチタンクまたはシングルタンク式の
機械的器物洗浄装置において、最終洗浄ゾーンまたはステップの後にそれぞれ実
施されるべく配置されたゾーンまたはステップであると定義される。
釈される少なくとも2つの分離した構成部分を有する、マルチタンクまたはシン
グルタンク式機械的器物洗浄装置用の化学的清浄システムを提供し、第1の構成
部分は、酵素、または酵素と清浄剤の混合物を含み、第2の構成部分は漂白剤を
含むものであって、ここで、該第1の構成部分は洗浄ゾーンまたはステップに導
入され、該第2の構成部分が(前記定義の)洗浄後すすぎゾーンまたはステップ
に導入されることを特徴とするものである。
る非常に効果的な器物洗浄方法についても記載され、該方法は: (1)それぞれの使用濃度へ水性溶解または希釈される化学的清浄システムの
うちの少なくとも2つの分離した構成部分を調合するステップ、ここで、第1の
構成部分は酵素、または酵素と清浄剤の混合物を含み、第2の構成部分は漂白剤
を含み; (2)該第1の構成部分を、汚れた食器を清浄化するための洗浄ゾーンまたは
ステップに導入するステップ、ここで、該第2の構成部分が該食器の洗浄を効果
的に完了させるための前記定義の洗浄後すすぎゾーンまたはステップに導入され
ることを特徴とする; を含む。
テムでは、必ず、装置中に存在する汚れによる漂白剤の失活、及び、特には休止
中に生じる漂白剤の失活を補償する必要がある。本発明のシステムでは、漂白剤
が洗浄後すすぎに投入されるため、この補償は必要でない。
構成部分が導入されるゾーンまたはステップか、あるいはこのゾーンまたはステ
ップと洗浄後すすぎとの間に設けられたゾーンまたはステップかのいずれかであ
る洗浄ゾーンまたはステップに導入しなければならない。好適には、漂白剤スカ
ベンジャーは、洗浄後すすぎの前の最終洗浄ゾーンまたはステップに投入される
。
スカベンジャーの使用濃度は、該ゾーンまたはステップにおける漂白材料の濃度
より過剰な濃度であることが望ましく、これにより、該漂白剤は、洗浄後すすぎ
から機能を発揮する。
から10%まで、好適には0.5から8%まで、より好適には1から6%までの
範囲の濃度(活性ハロゲンとして)で、洗浄後すすぎに導入すべき構成部分中に
存在しているのが望ましい。ハロゲン漂白剤として、アルカリ金属次亜塩素酸塩
を使用することができる。他の適当なハロゲン漂白剤は、ジ−及びトリ−クロロ
並びにジ−及びトリ−ブロモシアヌル酸のアルカリ金属塩である。
ングルタンク式またはマルチタンク式/コンベヤー型装置のいずれかで実施され
る。コンベヤーシステムの場合、一般的には、仕切り手段により、予備洗浄、洗
浄、洗浄後すすぎ、及び乾燥ゾーンが確立されている。洗浄水は、すすぎゾーン
に導入され、カスケード様式で予備洗浄ゾーンに向けて戻される一方で、汚れた
食器は逆方向に搬送される。
漂白剤を含有する漂白構成部分を先ず洗浄後すすぎゾーンに導入するのが望まし
く、次いで、清浄剤が第2洗浄ゾーンに導入され、そして酵素構成部分が第3洗
浄ゾーンに導入される。この好適な実施態様では、導入された酵素を痕跡量の漂
白剤が失活させないように、酵素と共に漂白剤スカベンジャーが効果的に導入さ
れる。
Claims (10)
- 【請求項1】 それぞれの使用濃度へ水性溶解または希釈される少なくとも
2つの分離した構成部分を有する、マルチタンクまたはシングルタンク式機械的
器物洗浄装置用の化学的清浄システムであって、第1の構成部分は酵素、または
酵素と清浄剤の混合物を含み、第2の構成部分は漂白剤を含み、該第1の構成部
分は洗浄ゾーンまたはステップに導入され、そして、該第2の構成部分は後すす
ぎゾーンまたはステップに導入される清浄システム。 - 【請求項2】 該第2の構成部分の漂白剤がハロゲン漂白剤であり、そして
該システムが漂白剤スカベンジャーである第3の構成部分を含み、該第3の構成
部分が、第1の構成部分が導入されるゾーンまたはステップか、あるいは、この
ゾーンまたはステップと後すすぎとの間に設けられたゾーンまたはステップかの
いずれかである洗浄ゾーンまたはステップに導入される、請求項1に記載のシス
テム。 - 【請求項3】 該第3の構成部分の漂白剤スカベンジャーが、後すすぎ前の
最後の洗浄ゾーンまたはステップに導入される、請求項2に記載のシステム。 - 【請求項4】 該第3の構成部分の漂白剤スカベンジャーが、イオウ−オキ
シ酸のアルカリ金属及びアンモニウム塩からなる群から選択される、請求項2ま
たは3に記載のシステム。 - 【請求項5】 該スカベンジャーが導入される洗浄ゾーンまたはステップに
おける漂白剤スカベンジャーの使用濃度が、該洗浄ゾーンまたはステップにおけ
る、後すすぎに由来する漂白剤の濃度よりも過剰である、請求項2〜4のいずれ
か1項に記載のシステム。 - 【請求項6】 該第1の構成部分に存在する酵素が、アミラーゼ、プロテア
ーゼ、リパーゼ、及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜5
のいずれか1項に記載のシステム。 - 【請求項7】 該第1の構成部分に存在する酵素がアミラーゼである、請求
項6に記載のシステム。 - 【請求項8】 マルチタンクまたはシングルタンク式の産業用または企業用
装置における器物洗浄方法であって、該方法が、 (1)それぞれの使用濃度へ水性溶解または希釈される化学的清浄システムの
少なくとも2つの分離した構成部分を調合するステップ、ここで、第1の構成部
分は酵素、または酵素と清浄剤の混合物を含み、第2の構成部分が漂白剤を含み
; (2)該第1の構成部分を、汚れた食器を清浄化するための洗浄ゾーンまたは
ステップに導入するステップ; (3)該第2の構成部分を、該食器の清浄化を効果的に完了させるための後す
すぎゾーンまたはステップに導入するステップ を含む器物洗浄方法。 - 【請求項9】 マルチタンクまたはシングルタンク式の産業用または企業用
装置における器物洗浄方法であって、該方法が、 (1)それぞれの使用濃度へ水性溶解または希釈される化学的清浄システムの
3つの構成部分を調合するステップ、ここで、第1の構成部分は酵素、または酵
素と清浄剤の混合物を含み、第2の構成部分は漂白剤を含み、そして第3の構成
部分は漂白剤スカベンジャー剤を含み; (2)該第1の構成部分を、汚れた食器を清浄化するための洗浄ゾーンまたは
ステップに導入するステップ; (3)漂白剤スカベンジャーを含有する第3の構成部分を、第1の構成部分が
導入されるゾーンまたはステップか、あるいは、このゾーンまたはステップと後
すすぎゾーンまたはステップとの間に設けられたゾーンまたはステップかのいず
れかである洗浄ゾーンまたはステップに導入するステップ;及び (4)漂白剤を含有する該第2の構成部分を後すすぎゾーンまたはステップに
導入するステップ を含む器物洗浄方法。 - 【請求項10】 漂白剤スカベンジャーを含有する該第3の構成部分を、後
すすぎゾーンまたはステップの前の最後の洗浄ゾーンまたはステップに導入する
、請求項9に記載の方法。
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