JP2002374558A

JP2002374558A - 移動通信システム及びエージェントへの端末登録方法

Info

Publication number: JP2002374558A
Application number: JP2001182069A
Authority: JP
Inventors: Akito Fukui; 章人福井
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2001-06-15
Filing date: 2001-06-15
Publication date: 2002-12-26

Abstract

(57)【要約】【課題】エージェント広告メッセージの周期的な
ブロードキャストを不要とし、かつモバイルＩＰを実装
した端末の利用を可能にすること。【解決手段】移動局１１０では、移動検出手段２０２
が、管理情報受信手段２０１が受信した管理情報などか
らフォーリンネットワーク６０３−ｎ間や基地局６０４
−ｎ間の移動を検出すると、エージェント要請生成手段
２０３が、エージェント要請メッセージを生成し、基地
局６０４−ｎへ送信する。端末１００は、モバイルＩＰ
処理手段１０１が、基地局６０４−ｎからエージェント
広告メッセージを受けて、端末登録要求メッセージを基
地局６０４−ｎへ送信する。これにより、エージェント
への端末登録が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、エージェントと基
地局を有する複数のフォーリンネットワークが規定さ
れ、端末が接続される移動局がフォーリンネットワーク
間や基地局間を移動する移動通信システム及びその移動
通信システムにおけるエージェントへの端末登録方法に
関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、インターネットにおけるモビリテ
ィ管理方法としては、ＩＥＴＦにおいて１９９６年１０
月にＲＦＣ２００２として標準化されたプロトコル“Ｍ
ｏｂｉｌｅＩＰ（以下「モバイルＩＰ」という）”が
ある。モバイルＩＰは、移動端末が移動してインターネ
ット上のどこに接続していても、他のノードからはその
移動端末のホームアドレス（移動端末に割り当てられた
永続的なＩＰアドレス）宛にパケットを送信すれば、そ
の移動端末の移動先までパケットが送信される技術であ
る。

【０００３】ところで、ＲＦＣ２００２として標準化さ
れたモバイルＩＰでは、ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔｉｓｅ
ｍｅｎｔメッセージ（以下「エージェント広告メッセー
ジ」という）を用いて移動端末の登録処理を行うが、エ
ージェント広告メッセージを無線回線上に周期的にブロ
ードキャストするので、無線チャネルの帯域有効利用が
図れないという問題がある。

【０００４】この問題を解決する方法として、例えば特
開平１１−７５２４５号公報（移動体通信システムにお
ける移動端末の位置登録方式）に記載された位置登録方
法が知られている。

【０００５】以下、図６〜図８を用いて特開平１１−７
５２４５号公報に記載された位置登録方式の概要を説明
する。なお、図６は、特開平１１−７５２４５号公報に
記載されている移動通信システムの構成を説明する図で
ある。図７は、図６に示す端末と移動局の構成を示す図
である。図８は、図６に示す移動通信システムにおいて
実現される登録処理を説明するシーケンス図である。

【０００６】まず、図６を参照して、特開平１１−７５
２４５号公報に記載されている移動通信システムの構成
を説明する。図６において、端末６００は、移動局６０
１に接続されている。移動局６０１が在圏する移動通信
ネットワーク６０２は、例えばフォーリンネットワーク
６０３−１と６０３−２により構成されている。なお、
以下の説明では、フォーリンネットワークに関しては、
誤解のおそれがない限り、「フォーリンネットワーク６
０３−ｎ」と表記することがある。

【０００７】フォーリンネットワーク６０３−１には、
基地局６０４−１とモバイルＩＰのＦｏｒｉｇｎＡｇ
ｅｎｔ機能の処理を行うフォーリンエージェント（以下
「ＦＡ」という）６０５−１とが配置されている。同様
に、フォーリンネットワーク６０３−２には、基地局６
０４−２とＦＡ６０５−２とが配置されている。なお、
以下の説明では、基地局に関しては、誤解のおそれがな
い限り、「基地局６０４−ｎ」と表記することがある。

【０００８】移動通信ネットワーク６０２は、ＩＰネッ
トワーク６０６を介して端末６００の属するホームネッ
トワーク６０７に接続されている。ホームネットワーク
６０７には、モバイルＩＰのＨｏｍｅＡｇｅｎｔ機能
の処理を行うホームエージェント（以下「ＨＡ」とい
う）６０８が配置されている。なお、図示例では、この
ホームネットワーク６０７に端末６００の通信相手とな
る端末（以下「ＣＮ」という）６０９が存在する場合が
示されている。

【０００９】次に、図７を用いて、移動局と端末の構成
を説明する。図７において、移動局６０１は、管理情報
受信手段７０１を備えている。管理情報受信手段７０１
は、基地局６０４−ｎからの管理情報を受信すると、端
末６００へ出力する。端末６００は、移動検出手段７０
２とモバイルＩＰ処理手段７０３とを備えている。移動
検出手段７０２は、管理情報受信手段７０１から受信し
た管理情報に基づき基地局６０４−ｎ間やフォーリンネ
ットワーク５０３−ｎ間の移動を検出する。

【００１０】モバイルＩＰ処理手段７０３は、移動検出
手段７０２の検出結果を受けて、モバイルＩＰのプロト
コル処理を実行し、移動局６０１を介して基地局６０４
−ｎに対し、ＡｇｅｎｔＳｏｌｉｃｉｔａｔｉｏｎメ
ッセージ（以下「エージェント要請メッセージ」とい
う）、ＲｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎＲｅｑｕｅｓｔメッ
セージ（以下「端末登録要求メッセージ」という）、ユ
ーザパケットデータを送信する。

【００１１】次に、図８を用いて、特開平１１−７５２
４５号公報において開示されている登録処理の内容を説
明する。なお、各装置のＩＰアドレスは、例えば次のよ
うになっている。ＨＡ６０８のＩＰアドレスは１３３．
１４１．１０．１である。ＦＡ６０５−１のＩＰアドレ
スは１３３．１４３．１１．１である。ＦＡ６０５−２
のＩＰアドレスは１３３．１４３．１２．１である。

【００１２】図８において、手順８００では、基地局６
０４−１から移動局６０１に対して基地局を識別するた
めの識別子を含む管理情報が報知されている。ここで、
基地局６０４−１から報知されている識別子の値は、
“０”であったとする。

【００１３】手順８０１では、移動局６０１の管理情報
受信手段７０１が、基地局６０４−１から管理情報を受
信し、端末６００に対して、現在、基地局の識別子が
“０”である基地局６０４ー１のエリアに存在している
ことを通知する。

【００１４】手順８０２では、移動局６０１及び端末６
００は、基地局６０４−１から基地局６０４−２へ移動
する。手順８０３では、手順８００と同様に、基地局６
０４−２から移動局６０１に対して基地局を識別するた
めの識別子を含む管理情報が報知されている。ここで、
基地局６０４−２から報知されている識別子の値は、
“１”であったとする。

【００１５】手順８０４では、移動局６０１は、端末６
００に対して、現在、基地局の識別子が“１”である基
地局６０４−２のエリアに存在していることを通知す
る。手順８０５では、端末６００の移動検出手段７０２
が、基地局の識別子が“０”から“１”に変化したこと
を受けて、基地局６０４−１から基地局６０４−２へ移
動したことを検出する。さらに、手順８０６では、端末
６００の移動検出手段７０２が、異なる基地局に移動し
たことを検出しているので、端末登録が必要だと判断す
る。

【００１６】手順８０７では、端末６００のモバイルＩ
Ｐ処理手段７０３が、在圏するフォーリンネットワーク
内のＦＡのＩＰアドレス“１３３．１４３．１２．１”
を取得するためにエージェント要請メッセージをＦＡ６
０５−２に送信する。手順８０８では、エージェント要
請メッセージを受信したＦＡ６０５−２が、そのＦＡの
ＩＰアドレス“１３３．１４３．１２．１”を含むエー
ジェント広告メッセージを端末６００に送信する。

【００１７】手順８０９では、端末６００が、受信した
エージェント広告メッセージに設定されているＦＡ６０
５−２のＩＰアドレスを端末登録要求メッセージの気付
アドレス（Ｃａｒｅ−ｏｆＡｄｄｒｅｓｓ）に設定
し、ＦＡ６０５−２に対してその端末登録要求メッセー
ジを送信する。

【００１８】手順８１０では、端末登録メッセージを受
信したＦＡ６０５−２が、ＨＡ６０８に対して転送す
る。手順８１１では、端末登録要求メッセージを受信し
たＨＡ６０８が、端末６００が移動先フォーリンネット
ワーク６０３−２でもパケット通信を行えるように、端
末登録処理を行った後、ＦＡ６０５−２に対し端末登録
応答メッセージを送信する。

【００１９】手順８１２では、端末登録応答メッセージ
を受信したＦＡ６０５−２が、その端末登録応答メッセ
ージを端末６００へ送信し、端末６００は端末登録応答
メッセージを受信する。手順８１３では、端末６００は
ＣＮ６０９との間でパケット通信が行えるようになる。

【００２０】このように、特開平１１−７５２４５号公
報に記載の位置登録方法では、エージェント広告メッセ
ージを周期的にブロードキャストしなくても、モバイル
ＩＰの登録処理が行えるようになっている。

【００２１】

【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の特開平
１１−７５２４５号公報に開示されている位置登録方法
では、移動局６０１から移動通信システムに依存する報
知情報や位置登録情報、ハンドオーバー情報などを端末
６００に通知し、端末６００において、これら移動通信
システムに依存する情報を用いて移動の検出や端末登録
の必要性判断の処理を行う必要がある。そのため、端末
６００として、ＩＥＴＦＲＦＣ２００２のモバイルＩ
Ｐだけを実装した一般の端末が利用できないという問題
がある。

【００２２】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、無線チャネルの帯域有効利用を図るためにエー
ジェント広告メッセージの周期的なブロードキャストを
不要とし、かつモバイルＩＰだけを実装した端末の利用
が可能な優れた移動通信システム及びエージェントへの
端末登録方法を提供することを目的とする。

【００２３】

【課題を解決するための手段】本発明の移動通信システ
ムは、エージェントと基地局を有する複数のフォーリン
ネットワークが規定され、端末が接続される移動局が前
記フォーリンネットワーク間や基地局間を移動する移動
通信システムにおいて、前記移動局が、前記基地局が送
信している管理情報に基づいて基地局間の移動を検出す
る移動検出手段と、前記移動検出手段の検出結果に基づ
いて該当する前記エージェントに対して問い合わせを行
う問い合わせ手段と、を具備し、前記端末が、前記エー
ジェントから受けた前記移動局が送信した前記問い合わ
せに対する応答に従って当該エージェントへの端末登録
を実行する登録処理手段、を具備する構成を採る。

【００２４】この構成によれば、移動局では、移動検出
手段が基地局が送信している管理情報に基づいて基地局
間の移動を検出すると、問い合わせ手段が、エージェン
トに対して問い合わせ（Ａｇｅｎｔ Sｏｌｉｃｉｔａ
ｔｉｏｎ）を行う。移動局は、この問い合わせ（Ａｇｅ
ｎｔ Sｏｌｉｃｉｔａｔｉｏｎ）に対する応答である
エージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔｉｓｅｍ
ｅｎｔ）を受信すると、端末に送る。端末では、登録処
理手段が、移動局からエージェント広告（Ａｇｅｎｔ
Ａｄｖｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を受信して、エージェン
トへの端末登録（Ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ）を行う。
したがって、無線回線上に端末登録に必要なエージェン
ト広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を
定期的に送信する必要性をなくすことできる。また、端
末は、モバイルＩＰにおいて用いられているエージェン
ト広告を受信してエージェントへの端末登録を行うのみ
で良いので、ＩＥＴＦＲＦＣ２００２において規定さ
れているモバイルＩＰを実装した端末を変更なしで利用
できる。

【００２５】本発明の移動通信システムにおけるエージ
ェントへの端末登録方法は、エージェントと基地局を有
する複数のフォーリンネットワークが規定され、端末が
接続される移動局が前記フォーリンネットワーク間や基
地局間を移動する移動通信システムにおいて、前記移動
局が、前記基地局が送信している管理情報に基づいて基
地局間の移動を検出して該当する前記エージェントに対
して問い合わせを行い、前記端末が、前記エージェント
から受けた前記移動局が送信した前記問い合わせに対す
る応答に従って当該エージェントへ端末登録を実行する
ようにした。

【００２６】本発明の移動通信システムにおけるエージ
ェントへの端末登録方法は、エージェントと基地局を有
する複数のフォーリンネットワークが規定され、端末が
接続される移動局が前記フォーリンネットワーク間や基
地局間を移動する移動通信システムにおいて、前記移動
局が、前記基地局が送信している管理情報に基づいて基
地局間の移動を検出して該当する前記エージェントに対
して問い合わせを行い、前記エージェントから受けた前
記問い合わせに対する応答に従って当該エージェントに
対して前記端末の登録を実行する。

【００２７】これらの方法によれば、無線回線上に端末
登録に必要なエージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅ
ｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を定期的に送信する必要性をなく
すことできる。また、端末は、モバイルＩＰにおいて用
いられているエージェント広告を受信してエージェント
への端末登録を行うのみで良いので、ＩＥＴＦＲＦＣ
２００２において規定されているモバイルＩＰを実装し
た端末を変更なしで利用できる。

【００２８】本発明の移動通信システムは、前記管理情
報は、前記移動局のハンドオーバー処理が発生したこと
を示す情報を含む構成を採る。

【００２９】この構成によれば、移動局は、受信した管
理情報から、移動局のハンドオーバー処理が発生したこ
とを示す情報を取り出して、移動検出を行うことができ
る。

【００３０】本発明の移動通信システムは、前記管理情
報は、移動局の位置登録処理が発生したことを示す情報
を含む構成を採る。

【００３１】この構成によれば、移動局は、受信した管
理情報から、移動局の位置登録処理が発生したことを示
す情報を取り出して、移動検出を行うことができる。

【００３２】本発明の移動通信システムは、前記管理情
報は、基地局から報知される識別子を含む構成を採る。

【００３３】この構成によれば、移動局は、受信した管
理情報から、基地局から報知される識別子（例えば、セ
ルを識別するためのＣｅｌｌＩＤ）を取り出して、移
動検出を行うことができる。

【００３４】本発明の移動通信システムは、前記管理情
報は、基地局から報知される端末登録に用いる報知情報
を含む構成を採る。

【００３５】この構成によれば、移動局は、受信した管
理情報から、基地局から報知される端末登録に用いる報
知情報（例えば、フォーリンエージェントから報知され
る気付アドレス）を取り出して、移動検出を行うことが
できる。

【００３６】本発明の移動通信システムは、前記管理情
報は、移動局のＡｔｔａｃｈ処理が発生したことを示す
情報を含む構成を採る。

【００３７】この構成によれば、移動局は、受信した管
理情報から、移動局のＡｔｔａｃｈ処理が発生したこと
を示す情報を取り出して、移動検出を行うことができ
る。

【００３８】本発明の移動通信システムは、前記管理情
報は、移動局の通信経路設定処理が完了したことを示す
情報を含む構成を採る。

【００３９】この構成によれば、移動局は、受信した管
理情報から、移動局の通信経路設定処理（例えば、ＩＭ
Ｔ−２０００システムにおけるＰＤＰＣｏｎｔｅｘｔ
Ａｃｔｉｖａｔｉｏｎ）が完了したことを示す情報を取
り出して、移動検出を行うことができる。

【００４０】本発明の移動通信システムは、エージェン
トと基地局を有する複数のフォーリンネットワークが規
定され、端末が接続される移動局が前記フォーリンネッ
トワーク間や基地局間を移動する移動通信システムにお
いて、前記移動局が、電源投入後の初期処理として前記
エージェントに対して問い合わせを行う問い合わせ手
段、を具備し、前記端末が、前記エージェントから受け
た前記移動局が送信した前記問い合わせに対する応答に
従って当該エージェントへの端末登録を実行する登録処
理手段、を具備する構成を採る。

【００４１】この構成によれば、移動局は、電源が投入
されると、問い合わせ手段が、初期処理としてエージェ
ントに対して問い合わせ（ＡｇｅｎｔＳｏｌｉｃｉｔ
ａｔｉｏｎ）を行う。その問い合わせ（ＡｇｅｎｔＳ
ｏｌｉｃｉｔａｔｉｏｎ）に対する応答であるエージェ
ント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）
を受信すると、端末に送る。端末では、登録処理手段
が、移動局からエージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖ
ｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を受信して、エージェントへの
端末登録（Ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ）を行う。したが
って、無線回線上に端末登録に必要なエージェント広告
（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を定期的
に送信する必要性をなくすことできる。また、端末は、
モバイルＩＰにおいて用いられているエージェント広告
を受信してエージェントへの端末登録を行うのみで良い
ので、ＩＥＴＦＲＦＣ２００２において規定されてい
るモバイルＩＰを実装した端末を変更なしで利用でき
る。

【００４２】本発明の移動通信システムにおけるエージ
ェントへの端末登録方法は、エージェントと基地局を有
する複数のフォーリンネットワークが規定され、端末が
接続される移動局が前記フォーリンネットワーク間や基
地局間を移動する移動通信システムにおいて、前記移動
局が、電源投入後の初期処理として前記エージェントに
対して問い合わせを行い、前記端末が、前記エージェン
トから受けた前記移動局が送信した前記問い合わせに対
する応答に従って当該エージェントへの端末登録を実行
するようにした。

【００４３】この方法によれば、無線回線上に端末登録
に必要なエージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔ
ｉｓｅｍｅｎｔ）を定期的に送信する必要性をなくすこ
とできる。また、端末は、モバイルＩＰにおいて用いら
れているエージェント広告を受信してエージェントへの
端末登録を行うのみで良いので、ＩＥＴＦＲＦＣ２０
０２において規定されているモバイルＩＰを実装した端
末を変更なしで利用できる。

【００４４】本発明の移動通信システムは、エージェン
トと基地局を有する複数のフォーリンネットワークが規
定され、端末が接続される移動局が前記フォーリンネッ
トワーク間や基地局間を移動する移動通信システムにお
いて、前記移動局が、前記端末からの指示に基づいて前
記エージェントに対して問い合わせを行う問い合わせ手
段、を具備し、前記端末が、前記エージェントから受け
た前記移動局が送信した前記問い合わせに対する応答に
従って当該エージェントへの端末登録を実行する登録処
理手段、を具備する構成を採る。

【００４５】この構成によれば、移動局では、問い合わ
せ手段が、端末からの指示（例えば、ＡＴコマンドなど
による指示）に基づいてエージェントに対して問い合わ
せ（ＡｇｅｎｔＳｏｌｉｃｉｔａｔｉｏｎ）を行う。
その問い合わせ（ＡｇｅｎｔＳｏｌｉｃｉｔａｔｉｏ
ｎ）に対する応答であるエージェント広告（Ａｇｅｎｔ
Ａｄｖｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を受信すると、端末に送
る。端末では、登録処理手段が、移動局からエージェン
ト広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を
受信して、エージェントへの端末登録（Ｒｅｇｉｓｔｒ
ａｔｉｏｎ）を行う。したがって、無線回線上に端末登
録に必要なエージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒ
ｔｉｓｅｍｅｎｔ）を定期的に送信する必要性をなくす
ことできる。また、端末は、モバイルＩＰにおいて用い
られているエージェント広告を受信してエージェントへ
の端末登録を行うのみで良いので、ＩＥＴＦＲＦＣ２
００２において規定されているモバイルＩＰを実装した
端末を変更なしで利用できる。

【００４６】本発明の移動通信システムにおけるエージ
ェントへの端末登録方法は、エージェントと基地局を有
する複数のフォーリンネットワークが規定され、端末が
接続される移動局が前記フォーリンネットワーク間や基
地局間を移動する移動通信システムにおいて、前記移動
局が、前記端末からの指示に基づいて前記エージェント
に対して問い合わせを行い、前記端末が、前記エージェ
ントから受けた前記移動局が送信した前記問い合わせに
対する応答に従って当該エージェントへの端末登録を実
行するようにした。

【００４７】この方法によれば、無線回線上に端末登録
に必要なエージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔ
ｉｓｅｍｅｎｔ）を定期的に送信する必要性をなくすこ
とできる。また、端末は、モバイルＩＰにおいて用いら
れているエージェント広告を受信してエージェントへの
端末登録を行うのみで良いので、ＩＥＴＦＲＦＣ２０
０２において規定されているモバイルＩＰを実装した端
末を変更なしで利用できる。

【００４８】本発明の移動通信システムは、エージェン
トと基地局を有する複数のフォーリンネットワークが規
定され、端末が接続される移動局が前記フォーリンネッ
トワーク間や基地局間を移動する移動通信システムにお
いて、前記移動局が、前記基地局が送信している管理情
報に基づいてエージェント広告を生成し前記端末に送信
するエージェント広告生成手段、を具備し、前記端末
が、前記移動局からのエージェント広告に応じて該当す
る前記エージェントに対して端末登録を実行する登録処
理手段、を具備する構成を採る。

【００４９】この構成によれば、移動局では、エージェ
ント広告生成手段が、基地局が送信している管理情報に
基づいてエージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔ
ｉｓｅｍｅｎｔ）を生成して端末に送信すると、端末で
は、登録処理手段が、移動局からのエージェント広告
（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）に応じて
該当するエージェントに対して端末登録（Ｒｅｇｉｓｔ
ｒａｔｉｏｎ）を実行する。したがって、無線回線上に
端末登録に必要なエージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖ
ｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を定期的に送信する必要性をな
くすことできる。また、端末は、モバイルＩＰにおいて
用いられているエージェント広告を受信してエージェン
トへの端末登録を行うのみで良いので、ＩＥＴＦＲＦ
Ｃ２００２において規定されているモバイルＩＰを実装
した端末を変更なしで利用できる。

【００５０】本発明の移動通信システムにおけるエージ
ェントへの端末登録方法は、エージェントと基地局を有
する複数のフォーリンネットワークが規定され、端末が
接続される移動局が前記フォーリンネットワーク間や基
地局間を移動する移動通信システムにおいて、前記移動
局が、前記基地局が送信している管理情報に基づいてエ
ージェント広告を生成して前記端末に送信し、前記端末
が、前記移動局からのエージェント広告に応じて該当す
る前記エージェントに対して端末登録を実行するように
した。

【００５１】この方法によれば、無線回線上に端末登録
に必要なエージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔ
ｉｓｅｍｅｎｔ）を定期的に送信する必要性をなくすこ
とできる。また、端末は、モバイルＩＰにおいて用いら
れているエージェント広告を受信してエージェントへの
端末登録を行うのみで良いので、ＩＥＴＦＲＦＣ２０
０２において規定されているモバイルＩＰを実装した端
末を変更なしで利用できる。

【００５２】本発明の移動通信システムにおけるエージ
ェントへの端末登録方法は、エージェントと基地局を有
する複数のフォーリンネットワークが規定され、端末が
接続される移動局が前記フォーリンネットワーク間や基
地局間を移動する移動通信システムにおいて、前記移動
局が、前記基地局が送信している管理情報に基づいてエ
ージェント広告を生成し、前記生成されたエージェント
広告に応じて該当する前記エージェントに対して前記端
末の登録を実行するようにした。

【００５３】この方法によれば、無線回線上に端末登録
に必要なエージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔ
ｉｓｅｍｅｎｔ）を定期的に送信する必要性をなくすこ
とできる。また、端末は、モバイルＩＰによる相手端末
とのパケット通信を行うのみで良いので、ＩＥＴＦＲ
ＦＣ２００２において規定されているモバイルＩＰを実
装した端末を変更なしで利用できる。

【００５４】本発明の移動通信システムは、前記管理情
報は、端末登録に用いる報知情報を含む構成を採る。

【００５５】この構成によれば、移動局は、受信した管
理情報から、基地局から報知される端末登録に用いる報
知情報（例えば、フォーリンエージェントから報知され
る気付アドレス）を取り出して、エージェント広告（Ａ
ｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を生成するこ
とができるので、確実に端末登録が行える。

【００５６】本発明の移動通信システムは、前記管理情
報は、移動局の位置登録処理が発生したことを示す情報
を含む構成を採る。

【００５７】この構成によれば、移動局は、受信した管
理情報から、移動局の位置登録処理が発生したことを示
す情報を取り出し、その位置登録処理移動検出の完了を
待ってエージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔｉ
ｓｅｍｅｎｔ）を生成することができるので、確実に端
末登録が行える。

【００５８】本発明の移動通信システムは、前記管理情
報は、移動局のハンドオーバー処理が発生したことを示
す情報を含む構成を採る。

【００５９】この構成によれば、移動局は、受信した管
理情報から、移動局のハンドオーバー処理が発生したこ
とを示す情報を取り出し、そのハンドオーバー処理が完
了した後に、エージェント広告（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅ
ｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を生成することができるので、確
実に端末登録が行える。

【００６０】本発明の移動通信システムは、前記管理情
報は、移動局の通信経路設定処理が完了したことを示す
情報を含む構成を採る。

【００６１】この構成によれば、移動局は、受信した管
理情報から、移動局の通信経路設定処理（例えば、ＩＭ
Ｔ−２０００システムにおけるＰＤＰＣｏｎｔｅｘｔ
Ａｃｔｉｖａｔｉｏｎ）が完了したことを示す情報を取
り出して、登録の問い合わせであるエージェント広告
（ＡｇｅｎｔＡｄｖｅｒｔｉｓｅｍｅｎｔ）を生成す
ることができるので、確実に端末登録が行える。

【００６２】

【発明の実施の形態】本発明の骨子は、モバイルＩＰが
適用される移動通信システムにおいて、無線チャネルの
帯域有効利用を図るためにエージェント広告メッセージ
の周期的なブロードキャストを不要とし、かつ移動局に
接続される端末として、モバイルＩＰのみを実装した端
末が使用できるようにすることである。

【００６３】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。

【００６４】（実施の形態１）図１は、本発明の実施の
形態１に係る移動通信システムの構成を示すブロック図
である。図２は、図１に示す端末と移動局の構成を示す
ブロック図である。図３は、実施の形態１による位置登
録処理を説明するシーケンス図である。

【００６５】図１に示すように、実施の形態１に係る移
動通信システムは、図６に示した構成において、端末６
００に代えて端末１００が設けられ、移動局６０１に代
えて移動局１１０が設けられている。その他は、図６に
示した構成と同一である。ここでは、実施の形態１に関
わる部分を中心に説明する。

【００６６】図２において、端末１００は、モバイルＩ
Ｐのプロトコル処理を行うモバイルＩＰ処理手段１０１
を備えている。モバイルＩＰ処理手段１０１は、移動局
１１０を介して、基地局６０４−ｎからエージェント広
告メッセージを受けて、端末登録要求メッセージを基地
局６０４−ｎへ送信することと、基地局６０４−ｎから
端末登録応答メッセージを受けて、相手端末（ＣＮ）と
のユーザパケットデータの授受を行うことの機能を有し
ている。

【００６７】移動局１１０は、管理情報受信手段２０１
と移動検出手段２０２とエージェント要請生成手段２０
３とを備えている。管理情報受信手段２０１は、基地局
６０４−ｎから管理情報を受信すると、その受信した管
理情報を移動検出手段２０２に出力する。移動検出手段
２０２は、受け取った管理情報やその他の後述する情報
からフォーリンネットワーク６０３−ｎ間や基地局６０
４−ｎ間の移動を検出し、検出結果をエージェント要請
生成手段２０３に与える。エージェント要請生成手段２
０３は、移動検出手段２０２において移動が検出された
場合にエージェント要請メッセージを生成し、基地局６
０４−ｎへ送信することを行うようになっている。な
お、移動検出手段２０２には、外部からＡＴコマンドが
与えられている。

【００６８】次に、図３を用いて、実施の形態１による
登録処理を説明する。なお、図３では、端末１００と移
動局１１０がフォーリンネットワーク６０３−１からフ
ォーリンネットワーク６０３−２に移動した場合の端末
登録処理を示すものである。

【００６９】図３において、手順３００では、移動局１
１０及び端末１００が、フォーリンネットワーク６０３
−１からフォーリンネットワーク６０３−２へ移動す
る。手順３０１では、移動局１１０の移動検出手段２０
２が次の（Ａ）〜（Ｈ）の何れか方法でフォーリンネッ
トワーク６０３−２へ移動したことを検出する。

【００７０】（Ａ）移動局１１０は、管理情報受信手段
２０１が、基地局６０４−２から管理情報を受信するの
で、移動検出手段２０２が、受信した管理情報が基地局
６０４−１から基地局６０４−２へのハンドオーバーが
完了したことを示すメッセージであることを検出する
と、移動を検出した旨をエージェント要請生成手段２０
３に通知する。

【００７１】（Ｂ）移動局１１０は、管理情報受信手段
２０１が、基地局６０４−２から管理情報を受信するの
で、移動検出手段２０２が、受信した管理情報が基地局
６０４−２への位置登録が完了したことを示すメッセー
ジであることを検出すると、移動を検出した旨をエージ
ェント要請生成手段２０３に通知する。

【００７２】（Ｃ）移動局１１０は、管理情報受信手段
２０１が、基地局６０４−２から管理情報を受信するの
で、移動検出手段２０２が、受信した管理情報から基地
局を識別するための識別子Ｃｅｌｌ−ＩＤを抽出し、こ
のＣｅｌｌ−ＩＤに基づき基地局６０４−１から基地局
６０４−２へ移動したことを検出すると、移動を検出し
た旨をエージェント要請生成手段２０３に通知する。

【００７３】（Ｄ）移動局１１０は、管理情報受信手段
２０１が、基地局６０４−２から管理情報を受信するの
で、移動検出手段２０２が、受信した管理情報からＦＡ
６０５−ｎのＩＰアドレスを抽出し、このＩＰアドレス
に基づきフォーリンネットワーク６０３−１から６０３
−２へ移動したことを検出すると、移動を検出した旨を
エージェント要請生成手段２０３に通知する。

【００７４】（Ｅ）移動局１１０は、初期動作として、
現在位置や電話番号等の移動局情報を移動通信ネットワ
ークに登録するＡｔｔａｃｈ処理を行うので、移動検出
手段２０２は、そのＡｔｔａｃｈ処理の完了を検出する
と、移動を検出した旨をエージェント要請生成手段２０
３に通知する。

【００７５】（Ｆ）移動局１１０は、初期動作として、
移動通信ネットワークとの間の通信経路を設定する処理
（ＰＤＰＣｏｎｔｅｘｔＡｃｔｉｖａｔｉｏｎ）を行
うので、移動検出手段２０２は、その移動通信ネットワ
ークとの間の通信経路が設定されたことを検出すると、
移動を検出した旨をエージェント要請生成手段２０３に
通知する。

【００７６】（Ｇ）移動検出手段２０２は、移動局１１
０の初期動作として、電源が投入されたことを検出する
と、直ちに移動を検出した旨をエージェント要請生成手
段２０３に通知する。

【００７７】（Ｈ）移動検出手段２０２は、移動局１１
０の初期動作として、端末からのＡＴコマンドなどによ
る指示を受信すると、移動を検出した旨をエージェント
要請生成手段２０３に通知する。

【００７８】さて、手順３０２では、エージェント要請
生成手段２０３は、移動検出手段２０２から移動を検出
した旨が通知されると、宛先ＩＰアドレスとしてブロー
ドキャストまたはマルチキャストアドレスを持つエージ
ェント要請メッセージを生成し、基地局６０４−２を介
して在圏するフォーリンネットワーク６０３−２に属す
るＦＡ６０５−２に対して送出する。

【００７９】手順３０３では、これに対して、ＦＡ６０
５−２は、宛先ＩＰアドレスとしてブロードキャストま
たはマルチキャストアドレスを持つエージェント広告メ
ッセージを、基地局６０４−２を介して移動局１１０へ
返送する。移動局１１０は、受け取ったエージェント広
告メッセージを端末１００へそのまま転送する。このエ
ージェント広告メッセージには、ＦＡ６０５−２のＩＰ
アドレスなどの情報が含まれている。

【００８０】手順３０４では、端末１００は、モバイル
ＩＰ処理手段１０１が、エージェント広告メッセージを
受信し、端末登録に必要なＦＡ６０５−２のＩＰアドレ
ス情報などを取得し、ＦＡ６０５−２と端末１００のＩ
Ｐアドレスを端末登録要求メッセージに設定し、ＦＡ６
０５−２に対して送信する。

【００８１】手順３０５では、端末登録要求メッセージ
を受信したＦＡ６０５−２が、その受信した端末登録要
求メッセージをＨＡ６０８に対して転送する。手順３０
６では、端末登録要求メッセージを受信したＨＡ６０８
が、端末１００が移動先のフォーリンネットワーク６０
３−２でもパケット通信を行えるように、端末登録処理
を行った後、端末登録応答メッセージをＦＡ６０５−２
に送信する。

【００８２】手順３０７では、端末登録応答メッセージ
を受信したＦＡ６０５−２が、端末登録応答メッセージ
を端末１００へ送信し、端末１００は端末登録応答メッ
セージを受信する。

【００８３】手順３０８では、上記の手順によって端末
位置登録を完了し、端末１００は、ＣＮ６０９との間で
パケット通信を行うことが可能になる。

【００８４】（実施の形態２）図４は、本発明の実施の
形態２に係る移動通信システムにおける端末と移動局の
構成を示すブロック図である。図５は、実施の形態２に
よる登録処理を説明するシーケンス図である。

【００８５】実施の形態２に係る移動通信システムは、
図１に示した構成において、端末１００に代えて端末４
００が設けられ、移動局１１０に代えて移動局４１０が
設けられている。その他は、図１に示した構成と同一で
ある。ここでは、実施の形態２に関わる部分を中心に説
明する。

【００８６】図４において、端末４００は、モバイルＩ
Ｐのプロトコル処理を行うモバイルＩＰ処理手段４０１
を備えている。モバイルＩＰ処理手段４０１は、移動局
４１０からエージェント広告メッセージを受け取ると、
移動局４１０を介して、基地局６０４−ｎに対し端末登
録要求メッセージを送信することと、基地局６０４−ｎ
から端末登録応答メッセージを受けて、相手端末（Ｃ
Ｎ）とのユーザパケットデータの授受を行うことの機能
を有している。

【００８７】移動局４１０は、管理情報受信手段４１１
とエージェント広告生成手段４１２とを備えている。管
理情報受信手段４１１は、基地局６０４−ｎから管理情
報を受信すると、その受信した管理情報をエージェント
広告生成手段４１２に出力する。エージェント広告生成
手段４１２は、受け取った管理情報からフォーリンネッ
トワーク６０３−ｎ間の移動を検出すると、エージェン
ト広告メッセージを生成し、端末４００に与えるように
なっている。

【００８８】次に、図５を用いて、実施の形態２による
登録処理を説明する。なお、図５では、端末４００と移
動局４１０以外は、図３で示した要素が示されている。
即ち、図５は、実施の形態１と同様に図６に示すネット
ワーク構成において、移動局４１０がフォーリンネット
ワーク６０３−１からフォーリンネットワーク６０３−
２に移動した場合の端末登録処理を示すものである。

【００８９】図５において、手順５００では、移動局４
１０及び端末４００が、フォーリンネットワーク６０３
−１からフォーリンネットワーク６０３−２へ移動す
る。手順５０１では、移動局４１０は、管理情報受信手
段４１１が、基地局６０４−２から管理情報を受信する
と、それをエージェント広告生成手段４１２に与える。
なお、基地局６０４−ｎから受信する管理情報には、エ
ージェント広告メッセージを構成するために必要な、在
圏するフォーリングネットワーク６０３ーｎに属するＦ
Ａ６０５−ｎのＩＰアドレスなどの情報が含まれている
ものとする。手順５０２，５０３では、移動局４１０の
エージェント広告生成手段４１２が管理情報受信手段４
１１から基地局６０４−２からの管理情報を受け取る
と、次の（Ｉ）〜（Ｋ）の何れかの方法でフォーリンネ
ットワーク６０３−２への移動を判断すると、エージェ
ント広告メッセージを生成し、端末４００に出力する。
これにより、確実な端末登録が行える。

【００９０】（Ｉ）エージェント広告生成手段４１２
は、管理情報受信手段４１１から基地局６０４−２から
の管理情報を受け取ると、新しい基地局６０４−２との
間での移動通信における位置登録が完了するのを待っ
て、エージェント広告メッセージを生成し、端末４００
に出力する。

【００９１】（Ｊ）エージェント広告生成手段４１２
は、管理情報受信手段４１１から基地局６０４−２から
の管理情報を受け取ると、基地局６０４−１から移動先
の基地局６０４−２へのハンドオーバーが完了するのを
待って、エージェント広告メッセージを生成し、端末４
００に出力する。

【００９２】（Ｋ）エージェント広告生成手段４１２
は、管理情報受信手段４１１から基地局６０４−２から
の管理情報を受け取ると、移動局４１０と移動通信ネッ
トワークとの間における通信経路を設定する処理（ＰＤ
ＰＣｏｎｔｅｘｔＡｃｔｉｖａｔｉｏｎ）が完了する
のを待って、エージェント広告メッセージを生成し、端
末４００に出力する。

【００９３】さて、手順５０４では、端末４００は、エ
ージェント広告メッセージを受信すると、端末登録に必
要なＦＡ６０５−２のＩＰアドレス情報などを取得し、
ＦＡ６０５−２と端末４００のＩＰアドレスを端末登録
要求メッセージに設定し、移動局４１０，基地局６０６
−２を介してＦＡ６０５−２に対してその設定した端末
登録要求メッセージを送信する。

【００９４】手順５０５では、端末登録要求メッセージ
を受信したＦＡ６０５−２は、その受信した端末登録要
求メッセージをＨＡ６０８に対して転送する。手順５０
６では、端末登録要求メッセージを受信したＨＡ６０８
は、端末４００が移動先フォーリンネットワーク６０３
−２でもパケット通信が行えるように、端末登録処理を
行った後、端末登録応答メッセージをＦＡ６０５−２に
送信する。

【００９５】手順５０７では、端末登録応答メッセージ
を受信したＦＡ６０５−２は、その受信した端末登録応
答メッセージを基地局６０４−２，移動局４１０を介し
て端末４００へ送信する。端末４００は端末登録応答メ
ッセージを受信する。手順５０８では、上記手順によっ
て端末位置登録を完了し、端末４００はＣＮ６０９との
間でパケット通信を行うことが可能になる。

【００９６】実施の形態２は、実施の形態１と比較し
て、ＦＡ６０５−２から移動局４１０へのエージェント
広告メッセージのブロードキャスト（または、マルチキ
ャスト）が不要であり、実施の形態１よりも無線チャネ
ルの帯域有効率を実現することが可能である。

【００９７】上記実施の形態では、移動局と端末とが別
体である場合について説明しているが、本発明において
は移動局が上記端末を内蔵し、移動局が端末の機能を有
する場合にも適用することができる。

【００９８】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、無線チ
ャネルの帯域有効利用を図るためにエージェント広告メ
ッセージの周期的なブロードキャストを不要とし、かつ
モバイルＩＰだけを実装した端末の利用が可能な優れた
移動通信システム及びエージェントへの端末登録方法を
提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１に係る移動通信システム
の構成を示すブロック図

【図２】図１に示す端末と移動局の構成を示すブロック
図

【図３】実施の形態１による登録処理を説明するシーケ
ンス図

【図４】本発明の実施の形態２に係る移動通信システム
における端末と移動局の構成を示すブロック図

【図５】実施の形態２による登録処理を説明するシーケ
ンス図

【図６】特開平１１−７５２４５号公報に記載されてい
る移動通信システムの構成を説明する図

【図７】図６に示す端末と移動局の構成を示すブロック
図

【図８】図６に示す移動通信システムにおいて実現され
る登録処理を説明するシーケンス図

【符号の説明】

１００，４００端末１１０，４１０移動局１０１，４０１モバイルＩＰ処理手段２０１，４１１管理情報受信手段２０２移動検出手段２０３エージェント要請生成手段４１２エージェント広告生成手段６０２移動通信ネットワーク６０３−１，６０３−２フォーリンネットワーク６０４−１，６０４−２基地局６０５−１，６０５−２フォーリンエージェント（Ｆ
Ａ）６０６ＩＰネットワーク６０７ホームネットワーク６０８ホームエージェント（ＨＡ）６０９相手端末（ＣＮ）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｑ 7/38 Ｈ０４Ｑ 7/04 ＺＦターム(参考） 5K030 GA11 HC09 HD06 JT02 JT09 KA05 MD04 MD09 5K033 CB08 DA05 DA19 DB12 EA07 EC01 5K067 AA21 BB21 DD19 DD51 EE02 EE10 FF02 FF03 FF23 JJ52 JJ54 JJ64 JJ68 JJ70

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】エージェントと基地局を有する複数のフ
ォーリンネットワークが規定され、端末が接続される移
動局が前記フォーリンネットワーク間や基地局間を移動
する移動通信システムにおいて、前記移動局が、前記基
地局が送信している管理情報に基づいて基地局間の移動
を検出する移動検出手段と、前記移動検出手段の検出結
果に基づいて該当する前記エージェントに対して問い合
わせを行う問い合わせ手段と、を具備し、前記端末が、
前記エージェントから受けた前記移動局が送信した前記
問い合わせに対する応答に従って当該エージェントへの
端末登録を実行する登録処理手段、を具備することを特
徴とする移動通信システム。
【請求項２】エージェントと基地局を有する複数のフ
ォーリンネットワークが規定され、端末が接続される移
動局が前記フォーリンネットワーク間や基地局間を移動
する移動通信システムにおいて、前記移動局が、前記基
地局が送信している管理情報に基づいて基地局間の移動
を検出して該当する前記エージェントに対して問い合わ
せを行い、前記端末が、前記エージェントから受けた前
記移動局が送信した前記問い合わせに対する応答に従っ
て当該エージェントへ端末登録を実行することを特徴と
する移動通信システムにおけるエージェントへの端末登
録方法。
【請求項３】エージェントと基地局を有する複数のフ
ォーリンネットワークが規定され、端末が接続される移
動局が前記フォーリンネットワーク間や基地局間を移動
する移動通信システムにおいて、前記移動局が、前記基
地局が送信している管理情報に基づいて基地局間の移動
を検出して該当する前記エージェントに対して問い合わ
せを行い、前記エージェントから受けた前記問い合わせ
に対する応答に従って当該エージェントに対して前記端
末の登録を実行することを特徴とする移動通信システム
におけるエージェントへの端末登録方法。
【請求項４】前記管理情報は、前記移動局のハンドオ
ーバー処理が発生したことを示す情報を含むことを特徴
とする請求項１記載の移動通信システム。
【請求項５】前記管理情報は、移動局の位置登録処理
が発生したことを示す情報を含むことを特徴とする請求
項１記載の移動通信システム。
【請求項６】前記管理情報は、基地局から報知される
識別子を含むことを特徴とする請求項１記載の移動通信
システム。
【請求項７】前記管理情報は、基地局から報知される
端末登録に用いる報知情報を含むことを特徴とする請求
項１記載の移動通信システム。
【請求項８】前記管理情報は、移動局のＡｔｔａｃｈ
処理が発生したことを示す情報を含むことを特徴とする
請求項１記載の移動通信システム。
【請求項９】前記管理情報は、移動局の通信経路設定
処理が完了したことを示す情報を含むことを特徴とする
請求項１記載の移動通信システム。
【請求項１０】エージェントと基地局を有する複数の
フォーリンネットワークが規定され、端末が接続される
移動局が前記フォーリンネットワーク間や基地局間を移
動する移動通信システムにおいて、前記移動局が、電源
投入後の初期処理として前記エージェントに対して問い
合わせを行う問い合わせ手段、を具備し、前記端末が、
前記エージェントから受けた前記移動局が送信した前記
問い合わせに対する応答に従って当該エージェントへの
端末登録を実行する登録処理手段、を具備することを特
徴とする移動通信システム。
【請求項１１】エージェントと基地局を有する複数の
フォーリンネットワークが規定され、端末が接続される
移動局が前記フォーリンネットワーク間や基地局間を移
動する移動通信システムにおいて、前記移動局が、電源
投入後の初期処理として前記エージェントに対して問い
合わせを行い、前記端末が、前記エージェントから受け
た前記移動局が送信した前記問い合わせに対する応答に
従って当該エージェントへの端末登録を実行することを
特徴とする移動通信システムにおけるエージェントへの
端末登録方法。
【請求項１２】エージェントと基地局を有する複数の
フォーリンネットワークが規定され、端末が接続される
移動局が前記フォーリンネットワーク間や基地局間を移
動する移動通信システムにおいて、前記移動局が、前記
端末からの指示に基づいて前記エージェントに対して問
い合わせを行う問い合わせ手段、を具備し、前記端末
が、前記エージェントから受けた前記移動局が送信した
前記問い合わせに対する応答に従って当該エージェント
への端末登録を実行する登録処理手段、を具備すること
を特徴とする移動通信システム。
【請求項１３】エージェントと基地局を有する複数の
フォーリンネットワークが規定され、端末が接続される
移動局が前記フォーリンネットワーク間や基地局間を移
動する移動通信システムにおいて、前記移動局が、前記
端末からの指示に基づいて前記エージェントに対して問
い合わせを行い、前記端末が、前記エージェントから受
けた前記移動局が送信した前記問い合わせに対する応答
に従って当該エージェントへの端末登録を実行すること
を特徴とする移動通信システムにおけるエージェントへ
の端末登録方法。
【請求項１４】エージェントと基地局を有する複数の
フォーリンネットワークが規定され、端末が接続される
移動局が前記フォーリンネットワーク間や基地局間を移
動する移動通信システムにおいて、前記移動局が、前記
基地局が送信している管理情報に基づいてエージェント
広告を生成し前記端末に送信するエージェント広告生成
手段、を具備し、前記端末が、前記移動局からのエージ
ェント広告に応じて該当する前記エージェントに対して
端末登録を実行する登録処理手段、を具備することを特
徴とする移動通信システム。
【請求項１５】エージェントと基地局を有する複数の
フォーリンネットワークが規定され、端末が接続される
移動局が前記フォーリンネットワーク間や基地局間を移
動する移動通信システムにおいて、前記移動局が、前記
基地局が送信している管理情報に基づいてエージェント
広告を生成して前記端末に送信し、前記端末が、前記移
動局からのエージェント広告に応じて該当する前記エー
ジェントに対して端末登録を実行することを特徴とする
移動通信システムにおけるエージェントへの端末登録方
法。
【請求項１６】前記管理情報は、端末登録に用いる報
知情報を含むことを特徴とする請求項１４記載の移動通
信システム。
【請求項１７】前記管理情報は、移動局の位置登録処
理が発生したことを示す情報を含むことを特徴とする請
求項１４記載の移動通信システム。
【請求項１８】前記管理情報は、移動局のハンドオー
バー処理が発生したことを示す情報を含むことを特徴と
する請求項１４記載の移動通信システム。
【請求項１９】前記管理情報は、移動局の通信経路設
定処理が完了したことを示す情報を含むことを特徴とす
る請求項１０記載の移動通信システム。
【請求項２０】前記移動局が前記端末に内蔵されるこ
とを特徴とする請求項１、請求項４から請求項１０、請
求項１２、請求項１４、請求項１７から請求項１９のい
ずれかに記載の移動通信システム。