JP2002369716A - 化粧料用中皿 - Google Patents

化粧料用中皿

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JP2002369716A
JP2002369716A JP2001182472A JP2001182472A JP2002369716A JP 2002369716 A JP2002369716 A JP 2002369716A JP 2001182472 A JP2001182472 A JP 2001182472A JP 2001182472 A JP2001182472 A JP 2001182472A JP 2002369716 A JP2002369716 A JP 2002369716A
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Takeshi Atsugi
剛 厚木
Katsumi Endo
克巳 遠藤
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な作業によって充填収容される化粧料と
中皿の内面との間の安定した密着状態を容易に得ること
ができ、また耐衝撃性を効果的に発揮させることのでき
る化粧料用中皿を提供する。 【解決手段】 化粧料11を収容してコンパクト容器1
2に装着される化粧料用中皿10において、中皿10の
内面に活性化処理が施されている。活性化処理は、好ま
しくはプラズマ処理によって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料を収容して
コンパクト容器に装着される化粧料用中皿、化粧料用中
皿に化粧料を収容するための化粧料充填装置、化粧料、
及び化粧料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】コンパ
クト容器は、ファンデーション、頬紅、アイシャドウ、
口紅等の化粧料を収容する容器である。コンパクト容器
は、化粧料用の容器として美観に富んだ外観を有すると
共に、取り扱いやすいコンパクトな形状を有し、化粧料
を収容した中皿を内部に装着して用いられる。
【0003】一方、化粧料は、中皿に充填しプレスする
ことによって当該中皿に成形された状態で収容される
が、コンパクト容器の携帯時等に外力による衝撃を受け
ると、収容された化粧料にひび割れが生じたり中皿から
脱落したりする場合がある。
【0004】このような化粧料のひび割れや脱落を防止
するようにした化粧料用中皿として、実開昭58−11
5106号公報には、アルミニウム材料により加工形成
された中皿の内面に梨地樹脂による凹凸のコーティング
を施したものが記載されている。
【0005】しかしながら、実開昭58−115106
号公報に記載の化粧料用中皿によれば、梨地樹脂による
コーティングを施す作業に手間がかかると共に、プレス
された化粧料と中皿の内面との間の安定した密着状態を
必ずしも得ることができず、収容した化粧料のひび割れ
や脱落を防止する機能である耐衝撃性を効果的に発揮さ
せることができない場合がある。特に、中皿が着脱可能
な嵌合形式で装着されるコンパクト容器では、コンパク
ト容器が外部より受ける衝撃が緩和されることなく中皿
に伝達されるため、このような嵌合形式の中皿は、さら
に安定した耐衝撃性を備える必要がある。
【0006】本発明は、簡易な作業によって充填収容さ
れる化粧料と中皿の内面との間の安定した密着状態を容
易に得ることができ、また耐衝撃性を効果的に発揮させ
ることのできる化粧料用中皿、化粧料充填装置、化粧
料、及び化粧料の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、化粧料を収容
してコンパクト容器に装着される化粧料用中皿におい
て、前記中皿の内面に活性化処理が施された化粧料用中
皿を提供することにより、上記目的を達成したものであ
る。
【0008】また、本発明は、コンパクト容器に装着さ
れる化粧料用中皿に化粧料を収容するための装置であっ
て、前記化粧料用中皿を作業ラインに沿って移動させる
中皿移動手段と、該中皿移動手段に前記化粧料用中皿を
供給する中皿供給手段と、供給された前記化粧料用中皿
の内面に活性化処理を施す活性化処理手段と、活性化処
理された前記化粧料用中皿に化粧料を供給する化粧料供
給手段と、前記化粧料用中皿に供給された前記化粧料を
プレスするプレス手段と、前記化粧料がプレスされた後
の前記化粧料用中皿を前記中皿移動手段から排出する排
出手段とを備える化粧料充填装置を提供することによ
り、上記目的を達成したものである。
【0009】さらに、本発明は、化粧料用中皿に充填さ
れ、コンパクト容器に収容される化粧料であって、活性
化処理された内面を有する化粧料中皿に充填される化粧
料、或いは化粧料用中皿に活性化処理を行った後、化粧
料を充填する化粧料の製造方法を提供することにより、
上記目的を達成したものである。
【0010】上記記載における活性化処理は、プラズマ
処理、紫外線照射処理等により活性化させた無機ガスを
照射して被照射面である中皿の内面を極性化する処理方
法である。プラズマ処理、紫外線処理等による活性化処
理によれば、化粧料用中皿が例えば樹脂製のものである
場合には、活性種(活性化させた無機ガス)を照射面に
衝突させ、活性種を照射面の有機物(汚れ)と結合させ
て当該汚れを除去することにより照射面を洗浄化する。
また、最表面の分子(原子)を励起、解離して活性化す
る。さらに、衝突する活性種の作用によって照射面の樹
脂の分子結合鎖を切断、再結合等することにより、樹脂
表面に水酸基やカルボニル基等の極性基を導入して極性
を生じさせる。さらにまた、衝突する活性種の作用によ
って照射面に分子・原子レベルの凹凸を生じさせて粗面
化する。これらの表面処理によって、化粧料を充填した
際の中皿の内面と化粧料との接着性が向上して安定した
密着状態が得られる。
【0011】また、化粧料用中皿が例えば金属製のもの
である場合には、活性種を照射面に衝突させ、活性種を
照射面の有機物(汚れ)と結合させて当該汚れを除去す
ることにより照射面を洗浄化する。また、衝突する活性
種の作用によって照射面である金属表面を覆う活性度の
低い気体吸着層を、当該活性種と結合させて分解除去す
ることができ、これによって活性度の高い金属表面の酸
化層を露出させる。これらの表面処理によって、化粧料
を充填した際の中皿の内面と化粧料との接着性が向上し
て安定した密着状態が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態に係る
化粧料用中皿10は、図1に示すように、化粧料として
例えば粉末化粧料であるファンデーション11を充填収
容し、コンパクト容器12に装着して使用される。本実
施形態によれば、コンパクト容器12は、パフ等の小物
を収容する小物入れ部14と、化粧料用中皿10が装着
される中皿収容凹部13とを備え、中皿収容凹部13に
設けられた係合手段を介して化粧料用中皿10を嵌着す
ることにより、当該中皿収容凹部13に中皿10を着脱
可能に装着する嵌合形式のコンパクト容器である。
【0013】このような嵌合形式のコンパクト容器12
によれば、例えば携帯時や搬送時にコンパクト容器12
に衝突や振動等による衝撃が加えられると、この衝撃は
装着された中皿に緩和されることなく伝達され、充填収
容されたファンデーション11にひび割れや脱落を生じ
させやすい。本実施形態によれば、ファンデーション1
1にひび割れや脱落が生じるのを効果的に防止すること
を目的として、本発明の化粧料用中皿10を用いたもの
である。
【0014】本実施形態の化粧料用中皿10は、例えば
ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂を成形加工し
てなり、その外側の形状が、例えば縦55mm程度、横
45mm程度、高さ8mm程度の角部を湾曲させた平坦
な略直方体形状を備える。また、これの内側には、例え
ば縦50mm程度、横40mm程度、深さ5mm程度の
大きさの化粧料収容凹部を備える。この化粧料収容凹部
には、油剤を含む粉体であるファンデーション11が、
成形固化された状態で充填収容される。
【0015】なお、本実施形態によれば、ファンデーシ
ョン11は、シリコーン処理マイカ、シリコーン処理タ
ルク、球状シリコーン樹脂、シリコーン処理酸化チタ
ン、シリコーン処理着色顔料等の粉体を混合した後、油
分を加えて混合し、さらに水に分散させた接着剤を混合
してなる水分を含む化粧料である。
【0016】そして、本実施形態によれば、化粧料用中
皿10は、その内面にプラズマ処理による活性化処理が
施されている。
【0017】ここで、プラズマ処理は、気体にさらにエ
ネルギーを与えることにより電離させた状態の極めてエ
ネルギーの高い(活性度の高い)プラズマ粒子が、他の
何かと衝突することにより励起、解離して活性化した
り、他の何かと結合して安定化する方向に働く作用を利
用して、当該プラズマが照射される照射面の極性化を図
る処理方法である。本実施形態によれば、大気圧下から
陰圧下で行う低温プラズマ処理を用いることができ、好
ましくは大気圧下で行う活性化低温プラズマ処理である
コロナ放電処理を採用する。
【0018】コロナ放電処理は、例えばプラズマ照射器
ST−7000(商品名、株式会社キーエンス製)を用
いて行うことができる。コロナ放電処理は、電極間に高
電圧を加えコロナ放電を起こさせることにより、低温プ
ラズマを発生させて被処理物である化粧料用中皿10の
内面を活性化処理するものである。またコロナ放電処理
によれば、電離させる無機ガスとして空気や不活性ガ
ス、酸素、二酸化炭素、窒素等を使用することができ、
例えば処理条件を1〜150kHz、出力0.5〜40
kWとし、処理時間を0.001〜5秒として、経済的
かつ迅速に活性化処理を行うことができる。
【0019】そして、本実施形態の化粧料用中皿10に
よれば、その内面に簡易なプラズマ処理による活性化処
理が施されているので、充填収容されるファンデーショ
ン11と中皿10の内面との間の安定した密着状態を容
易に得ることができ、これによって耐衝撃性を効果的に
発揮させることが可能になる。
【0020】すなわち、化粧料用中皿10の内面にプラ
ズマが照射されることにより、当該内面の汚れがプラズ
マと結合し除去されて洗浄化されると共に、最表面粒子
(原子)の励起、解離による活性化が生じ、また、当該
内面の樹脂の分子結合が変化し、水酸基やカルボニル基
等の極性基による極性が生じてなじみが良くなり、さら
に当該内面に分子・原子レベルの凹凸が生じて粗面化さ
れるので、これらの表面処理によって、充填収容される
化粧料との接着性が向上し、安定した密着状態が容易に
得られることになる。また、化粧料用中皿10の内面に
は、水酸基やカルボニル基等の液体となじみやすい親水
基が生じており、本実施形態のように、水分を含む化粧
料であるファンデーション11を充填収容する際には、
さらに安定した密着状態を得ることができる。
【0021】そして、本実施形態によれば、以下の構成
を備える化粧料充填装置15を用いて、化粧料用中皿1
0にファンデーション11を安定した密着状態で容易に
充填収容することができる。すなわち、本実施形態の化
粧料充填装置15は、図2に示すように、空の化粧料用
中皿10にファンデーション11を充填して次工程に排
出するまでの作業ラインに沿って化粧料用中皿10を移
動させる中皿移動手段16と、この中皿移動手段16に
空の化粧料用中皿10を供給する中皿供給手段17と、
中皿移動手段16に供給された化粧料用中皿10の内面
に活性化処理を施す活性化処理手段18と、活性化処理
された化粧料用中皿10にファンデーション11を供給
する化粧料供給手段19と、化粧料用中皿10に供給さ
れたファンデーション11をプレスするプレス充填手段
20と、ファンデーション11がプレスされた後の化粧
料用中皿10を中皿移動手段16から排出する排出手段
21とを備える。
【0022】中皿移動手段16としては、従来の中皿に
化粧料を充填する装置において用いられていた例えばタ
ーンテーブル等を用いることができる。中皿供給手段1
7としては、従来の装置において用いられていた各種の
中皿供給装置を用いることができる。
【0023】活性化処理手段18は、中皿供給手段17
の下流側に配され、化粧料用中皿10にファンデーショ
ン11が供給されるのに先立って、空の化粧料用中皿1
0の内面を活性化処理する。活性化処理手段18として
は、例えば上記プラズマ照射器ST−7000を用いる
ことができる。このプラズマ照射器によれば、大気中の
空気をプラズマヘッド内で放電させて、極めてエネルギ
ーの高いプラズマ状態とすることができ、また設置場所
を限定することなくインラインに設置して使用すること
ができる。
【0024】化粧料供給手段19は、活性化処理手段1
8の下流側に配され、内面が活性化処理された後の化粧
料用中皿10の化粧料収容凹部にファンデーション11
を速やかに供給する。化粧料供給手段19としては、従
来の装置において用いられていた各種の化粧料供給装置
を用いることができる。
【0025】プレス手段20は、化粧料供給手段19の
下流側に配され、化粧料用中皿10の化粧料収容凹部に
供給されたファンデーション11をプレスすることによ
って、ファンデーション11を中皿10の内面に密着さ
せつつ当該中皿10に成形した状態で充填収容する。プ
レス手段20としては、従来の装置において用いられて
いた各種のプレス充填装置を用いることができる。
【0025’】なお、本実施形態によれば、化粧料用中
皿10に活性化処理を行った後に、なるべく早く化粧料
を充填することが好ましい。したがって、活性化処理を
行う工程の次に、化粧料を供給して充填する工程を、同
一ライン上で行うことが好ましい。
【0026】排出手段21は、プレス充填手段20の下
流側に配され、ファンデーション11がプレスされた後
の化粧料用中皿10を、例えばコンパクト容器12に化
粧料用中皿10を装着する次の工程に向けて中皿移動手
段16から排出する。排出手段21としては、従来の装
置において用いられていた各種の排出装置を用いること
ができる。
【0027】そして、本実施形態の化粧料充填装置15
によれば、中皿供給手段17の下流側にインラインで配
設された活性化処理手段18により化粧料用中皿10の
内面を活性化処理しつつ、簡易な作業によって、ファン
デーション11が中皿の内面に安定した密着状態で充填
収容された化粧料用中皿10を容易に得ることができ
る。
【0028】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく種々の変更が可能である。例えば、本発明の化
粧料用中皿は、中皿を着脱可能に装着する嵌合形式のコ
ンパクト容器に限定されることなく、ホットメルト等を
介した接着手段により中皿を装着する形式のコンパクト
容器にも使用することができ、かかるコンパクト容器に
おいても優れた耐衝撃性を発揮することができる。ま
た、活性化処理はコロナ放電処理である必要は必ずしも
なく、グロー放電処理を用いることもでき、また、陰圧
下におけるプラズマ処理を用いることもできる。またプ
ラズマ処理以外の紫外線照射処理等によって活性化処理
を施すこともできる。さらに、化粧料用中皿に収容され
る化粧料は水分を含む化粧料である必要は必ずしもな
く、油剤のみを含む化粧料を充填する場合にも略同様の
効果を奏する。さらにまた、ファンデーションに限定さ
れることなく、頬紅、アイシャドウ、口紅等のその他の
種々の化粧料を収容することができ、また化粧料をプレ
スして充填収容する場合の他、流し込みにより化粧料を
成形収容するものであっても良い。また、化粧料用中皿
は樹脂製のものの他、金属製のものであって良く、中皿
の内面に突起等を設けて化粧料との密着性をさらに高め
たものであっても良い。
【0029】
【実施例】以下、実施例及び比較例により、本発明の化
粧料用中皿をさらに詳細に説明する。
【0030】〔実施例1〕上記実施形態の化粧料用中皿
10と同様の形状の中皿の内面に活性化処理を施して実
施例1の化粧料用中皿とし、化粧料として、平均粒径1
5μmのシリコーン処理マイカ25.0重量部、平均粒
径10μmのシリコーン処理タルク25.0重量部、平
均粒径12μmの球状シリコーン樹脂10.0重量部、
シリコーン処理酸化チタン5.0重量部、及びシリコー
ン処理着色顔料3.0重量部を混合した後、油分として
ジメチルポリシロキサン7.0重量部を加えて混合し、
さらに皮膜形成性高分子を揮発性溶剤に分散させたもの
25.0重量部を混合してなる化粧料を、プレスして充
填収容した。活性化処理はプラズマ照射器ST−700
0(商品名、株式会社キーエンス製)を用いて行ない、
中皿の内面を3秒間活性化処理した。実施例1の化粧料
用中皿に対して、後述する試験方法により、充填収容さ
れた化粧料のひび割れ及び脱落の発生を評価した。評価
の結果を表1に示す。
【0031】〔比較例1〕中皿の内面に活性化処理を施
していない上記実施形態の化粧料用中皿10と同様の形
状の中皿を比較例1の化粧料用中皿とし、実施例1と同
様の化粧料を充填収容した。比較例1の化粧料用中皿に
対して、後述する試験方法により、充填収容された化粧
料のひび割れ及び脱落の発生を評価した。評価の結果を
表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】〔ひび割れ及び脱落の発生の評価〕化粧料
を充填収容した実施例1の化粧料用中皿、及び比較例1
の化粧料用中皿を各々試験用のコンパクト容器に装着
し、50Gの衝撃を1分間に300回の早さで5分間加
えた。衝撃を加えた後、収容した化粧料にひび割れによ
る破壊や脱落等が生じている否かを目視により確認し、
化粧料の破壊や脱落の生じていない化粧料用中皿の数を
比較した。実施例1、比較例1について各10個の化粧
料用中皿について評価し(n=10)、化粧料のひび割
れによる破壊や脱落等が発生していない化粧料用中皿の
生存率を、表1中に分数で示す。なお、衝撃値は、コン
パクト容器に装着した各中皿に測定子を取り付けて測定
した。
【0034】表1の評価結果から、本発明の化粧料用中
皿は衝撃安定性に優れ、収容した化粧料にひび割れや脱
落が生じるのを効果的に回避できることが判明する。
【0035】
【発明の効果】本発明の化粧料用中皿、化粧料充填装
置、化粧料、及び化粧料の製造方法によれば、簡易な作
業によって充填収容される化粧料と中皿の内面との間の
安定した密着状態を容易に得ることができ、また耐衝撃
性を効果的に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る化粧料用中皿及び化
粧料用中皿が装着されるコンパクト容器を示す一部破断
斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る化粧料充填装置の構
成を説明する略示平面図である。
【符号の説明】
10 化粧料用中皿 11 ファンデーション(化粧料) 12 コンパクト容器 13 中皿収容凹部 14 小物入れ部 15 化粧料充填装置 16 中皿移動手段 17 中皿供給手段 18 活性化処理手段 19 化粧料供給手段 20 プレス充填手段 21 排出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧料を収容してコンパクト容器に装着
    される化粧料用中皿であって、前記中皿の内面に活性化
    処理が施された化粧料用中皿。
  2. 【請求項2】 前記活性化処理がプラズマを用いた処理
    である請求項1記載の化粧料用中皿。
  3. 【請求項3】 コンパクト容器に装着される化粧料用中
    皿に化粧料を収容するための装置であって、前記化粧料
    用中皿を作業ラインに沿って移動させる中皿移動手段
    と、該中皿移動手段に前記化粧料用中皿を供給する中皿
    供給手段と、供給された前記化粧料用中皿の内面に活性
    化処理を施す活性化処理手段と、活性化処理された前記
    化粧料用中皿に化粧料を供給する化粧料供給手段と、前
    記化粧料用中皿に供給された前記化粧料をプレスするプ
    レス手段と、前記化粧料がプレスされた後の前記化粧料
    用中皿を前記中皿移動手段から排出する排出手段とを備
    える化粧料充填装置。
  4. 【請求項4】 化粧料用中皿に充填され、コンパクト容
    器に収容される化粧料であって、活性化処理された内面
    を有する化粧料中皿に充填される化粧料。
  5. 【請求項5】 化粧料用中皿に活性化処理を行った後、
    化粧料を充填する化粧料の製造方法。
JP2001182472A 2001-06-15 2001-06-15 化粧料用中皿 Pending JP2002369716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200467995Y1 (ko) * 2011-09-16 2013-07-23 (주)아모레퍼시픽 화장품 용기의 다색 내용물 충진장치

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