JP2002369111A - 記録予約情報付き記録媒体と記録再生装置 - Google Patents

記録予約情報付き記録媒体と記録再生装置

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JP2002369111A
JP2002369111A JP2001169799A JP2001169799A JP2002369111A JP 2002369111 A JP2002369111 A JP 2002369111A JP 2001169799 A JP2001169799 A JP 2001169799A JP 2001169799 A JP2001169799 A JP 2001169799A JP 2002369111 A JP2002369111 A JP 2002369111A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】予約録画を簡単に効率よく行うことができるよ
うにする。 【解決手段】 管理領域とデータ領域で構成されたディ
スク100において、管理領域には、放送番組に対する
記録予約に関する記録予約情報を記録する。ここで記録
予約情報としては、複数回放送される同一内容のそれぞ
れの番組に記録予約を行なえるように、複数の予約情報
が存在し、かつこの複数の予約情報には、これらが同一
内容の番組を予約している事を示す同一内容番組予約情
報(l)を追加記録できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録予約情報を
記録再生できる記録媒体と、情報記録再生装置に関する
もので、例えばデジタルビデオディスクの記録再生シス
テムとして有効な装置である。
【0002】
【従来の技術】近年、映像や音声等のデータを記録した
光ディスクを再生する動画対応の光ディスク再生装置が
開発され、例えばレーザディスク(LD)や、ビデオコ
ンパクトディスク(CD)などの様に、映画ソフトやカ
ラオケ等の目的で一般に普及されている。
【0003】その中で、現在、国際規格化したMPEG
2(Moving Image Coding Exp
ert Group)方式を使用し、AC3オーディオ
圧縮方式を採用したDVD−Video(DVDビデ
オ)規格が提案された。
【0004】この規格は、MPEG2システムレイヤに
従って、動画圧縮方式にMPEG2、音声にAC3オー
ディオ、MPEGオーディオ、リニアPCMをサポート
している。さらにまた、字幕用としてビットマップデー
タをランレングス圧縮した副映像データ、早送り巻き戻
しなどの特殊再生用コントロールデータ(ナビゲーショ
ンパック)を追加して構成されている。
【0005】また、この規格では、コンピュータでデー
タを読むことが出来るように、ISO9660とマイク
ロUDFをサポートしている。
【0006】その後、DVD−RAMが発表され、2.
6Gバイト、4.7Gバイトの容量を持つ書き換え可能
なディスクが実現されてきた。このように技術発展によ
り、ディスクに映像信号を録画し、またディスクから映
像信号を再生することが現実可能となってきた。
【0007】一方、現在一般的には映像音声を記録する
手段としてVTR(或はVCR)が普及しており、録画
情報量に対するランニングコストは非常にコストパフォ
ーマンスが良い。
【0008】これに対して、DVD−RAMに代表され
る記録媒体には、ビデオデータの他にもコンピュータの
データや、ディスク管理情報も記録可能である。よっ
て、VTRに対するディスクの優位性を用いることで、
今まで不可能であった新しい機能が実現できる。
【0009】そのひとつに、番組の予約録画がある。記
録予約を簡単に行うためにGコード方式等いろいろな工
夫がされてきたが、それでも設定はかなり面倒である。
また、放送時間あるいは放送日時の異なるある番組だけ
を1枚のディスクに順次記録しコレクションを作ろうと
した場合、どのディスクに記録したかを管理し、記録予
約を毎回繰り返し行わなければならず、効率的とは言え
ない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】DVD−RAMを使用
した録再DVD装置に代表される録画再生装置に於い
て、番組の予約録画を行おうとする際に、記録予約の設
定を行う手間がかかり、しかも1枚の特定ディスクに1
種類の番組を続けて記録したい場合にもユーザーがディ
スクを管理し、間違わずに入れ替える作業が必要であ
る。さらに毎回記録予約設定作業を行わなければなら
ず、ひとつ間違うと記録できない状況が発生するという
欠点がある。
【0011】そこで、本発明は上記欠点を改善し、記録
予約の設定を簡単に効率よく行う方式を採用した記録予
約情報記録機能付き記録媒体と記録再生装置を提供する
ことを目的とする。またこの発明は、記録予約の設定を
簡単に効率よく行うことができる記録予約情報を記録し
た記録媒体と記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の記録媒体は上
記の目的を達成するために、管理領域とデータ領域で構
成され、前記管理領域には、放送番組に対する記録予約
に関する記録予約情報があり、この記録予約情報として
は、複数回放送される同一内容のそれぞれの番組に記録
予約を行なえるように、複数の予約情報が存在し、かつ
この複数の予約情報には、これらが同一内容の番組を予
約している事を示す同一内容番組予約情報を追加記録で
きることを特徴とする。またこの発明の記録再生装置
は、放送番組の信号処理を行なう開始時刻を設定するた
めの予約情報を得る予約手段を有し、複数回放送される
同一内容のそれぞれの番組に記録予約を行なえるよう
に、複数の予約情報を得ることができ、かつこの複数の
予約情報には、これらが同一内容の番組を予約している
事を示す同一内容番組予約情報を追加記録する手段を設
けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0014】図1は、本実施の形態に係る記録再生装置
の全体的な構成を示している。この記録再生装置は、大
きく分けると、記録媒体であるディスク100に対して
次のような装置が作用する。まずメインマイクロプロセ
ッサ部(以降メインMPU部と称する)101は、記録
再生装置全体を統合管理する部分である。
【0015】ディスクドライブ部102はメインMPU
部101からの指令で、ディスク100の回転制御、デ
ィスクのデータの読み出し、ディスクへのデータの書き
込み機能を含む。ディスクの回転制御は、ディスクモー
タのサーボ装置を通して行われる。ディスクへのデータ
の書き込みやディスクからのデータの読み出しは、レー
ザビームを扱う光学手段を用いたピックアップ装置を通
して実現される。
【0016】データ処理部103は、記録動作時には、
エンコード部104からの記録データをディスクに記録
するため、16セクタ分を単位とするデータにエラー訂
正コードを付加し、また変調を行って記録信号を生成
し、ディスクドライブ部102に与えている。データ処
理部103には、一時記憶部105が接続されており、
高速アクセスで数分以上の分の記録データを一時的に保
持するために用いられる。
【0017】データ処理部103は、再生動作時には、
再生信号をディスクドライブ部102から受け取り、復
調を行い、エラー訂正処理を行い、復調信号をデコーダ
部106に送る。
【0018】エンコード部104には、外部入力が与え
られる。オーディオビデオ(AV)入力部107からは
オーディオ信号及びビデオ信号を与えることができ、ま
たチューナ部108からもオーディオ信号及びビデオ信
号を与えることができる。またチューナ部108から
は、垂直ブランキング期間の情報として文字情報やクロ
ーズドキャプションデータが存在する場合があるので、
これらのデータもエンコード部104に入力することが
できる。
【0019】オーディオ信号及びビデオ信号は、エンコ
ード部104内のアナログデジタル(A/D)変換部2
01に与えられる。ここでデジタル化されたビデオ信号
は、ビデオエンコード部202に入力され、オーディオ
信号は、オーディオエンコード部203に入力される。
また文字情報やクローズドキャプションデータは、副映
像(SP)エンコード部204に入力される。エンコー
ドされたビデオデータ、オーディオデータ、副映像デー
タは、フォーマッタ部205に入力されて、記録のため
のパケット化、及びパック化される。この時一時保持の
ためにバッファメモリ206が活用される。
【0020】上記のエンコード部202,203,20
4は、当該ファイル全体の時間の基準となるシステムタ
イムクロックを参照し、その値にしたがって各パケット
のプレゼンテーションタイムスタンプ(PTS)及びデ
コーデッドタイムスタンプ(DTS)を決定する。シス
テムタイムクロックは、システムタイムクロック(ST
C)部109より発生されている。フォーマッタ部20
5は、さらに再生時に必要な情報をつけ加えるために、
ビデオの所定単位(GOP)毎(例えば再生時間が0.
5乃至1,0秒程度)にパックのアライメント処理を行
い、GOPの先頭にナビゲーションパック(NVパッ
ク)(管理情報として利用できる)を付け加えてもよ
い。データ処理部103は、データ記録の最後に、NV
パック内のデータの早送り、逆送り用のデータ領域部
に、各前後のNVパックのアドレスを記録し、また管理
領域に必要なその他の管理情報を記録する。あるいは、
上記のNVパックに変わる制御及び管理情報としてRD
I(レコーディングデータ情報)パックを記録してもよ
い。RDIはビデオオブジェクトユニット(VOBU)
の先頭のパックとして配置される。記録時間(記録日
時)、属性、アスペクト比などの情報を含む。
【0021】デコード部106は、データ処理部103
からの再生データであるパック列を受け取る。このパッ
ク列は分離部301に与えられる。分離部301は、各
パックを判定し、ビデオパケットはビデオデコード部3
02へ、副映像パケットは副映像(SP)デコード部3
03へ、オーディオパケットはオーディオデコード部3
04へそれぞれ転送する。
【0022】また、NVパックは、いつでもメインMP
U部101がアクセスできるように分離部301の内部
メモリ306に次々と保存される。
【0023】分離部301から各パケットがそれぞれ対
応するデコード部へ転送されるときは、指定されている
特定のタイミングでPTSまたはDTSがシステムタイ
ムクロック部109に送られロードされ、装置全体の基
準時刻を設定する。例えばメインMPU101が、NV
パック内のPTSをシステムタイムクロック部109に
ロードするか、またはビデオデコーダ部302が自動的
にビデオデータのDTSもしくはPTSをシステムクロ
ック部109にセットする。
【0024】このセットの後は、各デコード部ではパケ
ット内のPTSとシステムクロックとを比較し同期状態
を保ちながらデコード及び再生処理を行う。
【0025】ビデオデコード部302で復号されたビデ
オデータ及び副映像デコード部303で復号された副映
像データは、ビデオ処理部305へ入力されて合成され
る。
【0026】ビデオ処理部305の出力、オーディオデ
コーダ処理部304の出力は、それぞれデジタルアナロ
グ(D/A)変換部306,307で変換されて、ディ
スプレイ部308及びオーディオ出力部309へ供給さ
れる。
【0027】メインMPU部101には時計部111、
表示部112が接続されている。メインMPU部101
は、時計部111からの年月日、時間情報を受け取り、
記録予約などの情報として用いることができる。また、
時計情報を表示部112に供給して表示したり、さらに
記録予約情報を表示部112に表示することができる。
記録予約情報は、メインMPU部101からデコーダ部
106を介してディスプレイ部308に入力されて表示
されてもよい。
【0028】なおこのシステムには、ディスクを交換す
るためのディスクチェンジャ−400を設けてもよい。
このディスクチェンジャ−400によるディスク交換動
作は、メインMPU部101の制御により実行される。
【0029】メインMPU部101は、装置全体の統合
管理を行うとともに、録画再生制御を行う。更に、本発
明の特徴とする予約情報の制御を行う。予約情報の記録
方法、利用方法については後述することにする。
【0030】図2には、この発明に係る光ディスクの概
要を示している。
【0031】図2(A)には映像情報や音楽情報の録再
可能な情報記憶媒体、つまり光ディスク100の概観を
示している。この光ディスク100に記録される情報の
概略的な記録情報内容(データー構造)は次の通りであ
る。
【0032】図2(B)に示すように内周側1006か
ら外周側1007に向かって順にリードインエリア(L
ead−in Area)1002、ボリウム アンド
ファイル管理情報(Volume&File Man
ager Information)エリア1003、
データエリア(Data Area)1004、リード
アウトエリア(Lead−out Area)1005
が設けられている。
【0033】リードインエリア1002は、光反射面が
凹凸形状をしたエンボスドデータゾーン(Emboss
ed data Zone)と、表面が平坦(鏡面)な
ミラーゾーン(MirrorZone)と、情報の書き
換えが可能なリライタブルデータゾーン(Rewrit
able data Zone)を有する。
【0034】ボリウム アンド ファイル管理情報エリ
ア1003の情報は、ユーザーによる記録・書き換えが
可能なリライタブルデータゾーン(Rewritabl
edata Zone)に記録されるものであって、そ
の内容としてはオーディオアンド ビデオデータ(Au
dio&Video Data)のファイルまたはボリ
ューム全体に関する情報が記録される。
【0035】データエリア1004は、ユーザーによる
記録・書き換えが可能なリライタブルデータゾーンから
なる。また、リードアウトエリア1005も情報の書き
換えが可能なリライタブルデータゾーンである。
【0036】さらに各部の記録情報の内容について説明
すると以下の通りである。
【0037】リードインエリア1002のエンボスドデ
ータゾーンには、 *DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−Rなどの
ディスクタイプ、ディスクサイズ、記録密度、記録開始
/記録終了位置を示す物理セクター番号などの情報記憶
媒体全体に関する情報 *記録パワーと記録パルス幅、消去パワー、再生パワ
ー、記録・消去時の線速などの記録・再生・消去特性に
関する情報 *製造番号などそれぞれ1枚ずつの情報記憶媒体の製造
に関する情報が事前に記録される。
【0038】リードインエリア1002のリライタブル
データゾーンとリードアウトエリア1005のリライタ
ブルデータゾーンとには、それぞれ *各情報記憶媒体ごとの固有ディスク名記録領域 *試し記録領域(記録消去条件の確認用) *データエリア1004内の欠陥領域に関する管理情報
記録領域を持ち、上記領域へ情報記録再生装置による記
録が可能になっている。
【0039】リードインエリア1002とリードアウト
エリア1005の間に挟まれたデータエリア1004に
は、図2(C)に示すようにコンピュータデータ(Co
mputerData)とオーディオ アンド ビデオ
データ(Audio&Video Data)の混在記
録が可能になっている。コンピュータデータとオーディ
オ アンド ビデオデータの記録順序、各記録情報サイ
ズは任意で、コンピュータデータが記録されている場所
をコンピュータデータ(ファイル1008、1010)
と呼びオーディオアンド ビデオデータが記録されたエ
リアをオーディオアンドビデオデータファイル1009
と言うことにする。
【0040】オーディオビデオデータファイル1009
内に記録された情報のデータ構造は、図2(D)に示す
ように、 *コントロール情報(Control Informa
tion)…録画(録音)、再生、編集、検索の各処理
を行う時に必要な制御情報(ファイル1011) *ビデオオブジェクト(Video Object)…
ビデオデータの中身(Contents)の録画情報
(ファイル1012) *ピクチャーオブジェクト(Picture Obje
ct)…スチル(Still)、スライド(Slid
e)などの静止画やビデオデータ(VideoDat
a)内の見たい場所、検索用または編集用サムネール画
(Thumbnail Picture)などの情報
(ファイル1013) オーディオオブジェクト(Audio Object)
…オーディオデータの中身(Contents)の録画
情報(ファイル1014)などから構成される。
【0041】さらに、コントロール情報(Contro
l Information)の内容は、図2(E)に
示すように *再生制御情報(Playback Control
Information)…再生時に必要な制御情報
(ファイル1021) *記録制御情報(Recording Control
Information)…記録(録画・録音)時に
必要な制御情報(ファイル1022) *編集制御情報(Edit Control Info
rmation)…編集時に必要な制御情報(ファイル
1023) *サムネール画制御情報(Thumbnail Pic
ture Control Information)
…ビデオデータ内の見たい場所検索用または編集用サム
ネール画(Thumbnail Picture)に関
する管理情報(ファイル1024)などを有している。
【0042】図3には、上記図2(E)の再生制御情報
内のデータ構造を更に示している。再生制御情報(Pl
ayback Control Informatio
n)は、プログラムチェーン情報テーブル(Progr
am Chain(PGC)Information
Table)1051に示されるデータ構造を持ち、プ
ログラムチェーン(PGC)は、セル(Cell)によ
って再生順序が決定される。プログラムチェーン(PG
C)は、セル(Cell)の再生順序を指定した一連の
再生を実行する単位を示す。セル(Cell)は、再生
データを開始アドレスと終了アドレスで指定した再生区
間を示す。
【0043】プログラムチェーン情報テーブル1051
は、プログラムチェーン情報管理情報(PGC Inf
ormation Management Infor
mation)1052、1つ以上のプログラムチェー
ンサーチポインタ(Search Pointer o
f PGC Information)1053、10
54及びプログラムチェーン(PGC Informa
tion)1055、1056、1057から構成され
る。
【0044】プログラムチェーン情報管理情報1052
には、プログラムチェーン(PGC)の数を示す情報
(Number of PGC Informatio
n)が含まれる。またプログラムチェーン情報のサーチ
ポインタ(Search Pointer of PG
C Information)1053、1054は。
各プログラムチェーン情報(PGC Informat
ion)の記述されている先頭をポイントしており、ピ
ックアップ手段とその制御手段による目的のプログラム
チェーンのサーチを容易にする。
【0045】プログラムチェーン情報1055、105
6、1057は、プログラムチェーンの一般情報(PG
C General Information)106
1及び1つ以上のセル再生情報(Cell Playb
ack Information)1062、1063
から成る。プログラムチェーン一般情報1061には、
このプログラムチェーンの再生時間やセルの数を示す情
報が(Numberof Cell Playback
Information)が含まれる。
【0046】図4にはセル再生情報1062、1063
の内容を示している。セル再生情報は、セル一般情報
(Cell General Informatio
n)1071、セル開始アドレスが(Cell Sta
rt Address)1072及びセル終了アドレス
(Cell End Address)1073からな
る。セル一般情報1071は、セルの再生時間等の一般
情報を含む。セル開始アドレス1072及びセル終了ア
ドレス1073は、セル(Cell)として再生される
データの区間の開始アドレス及び終了アドレスが記述さ
れる。
【0047】図5(A)はセルの記録状態の例を示し、
図5(B),(C),(D)はプログラムチェーン情報
#1、#2、#3の例を示している。
【0048】図5(A)は、セルAからセルFまでの再
生区間が指定され、各プログラムチェーン(PGC)に
おいてプログラムチェーン情報が定義されている。
【0049】図5(B)のプログラムチェーン#1は、
連続する再生区間を指定したセルで構成される例を示
し、その再生順序はセルA→セルB→セルCとなる。
【0050】図5(C)のプログラムチェーン#2は、
断続された再生区間を指定したセルで構成される例を示
し、その再生順序はセルD→セルE→セルFとなる。
【0051】図5(D)のプログラムチェーン#3は、
再生方向や重複再生に関わらず飛び飛びに再生可能であ
る例を示し、その再生順序はセルE→セルA→セルD→
セルB→セルEとなる。
【0052】次に、上記の記録制御情報1022(図2
(E)参照)の詳細について説明する。本発明の記録媒
体及び装置は、記録予約が可能であり、そのための制御
及び管理情報のファイル領域が設けられここに各種情報
が記述されている。
【0053】図6には、上記の記録制御情報1022の
内容を更に詳しく示している。
【0054】記録制御情報1022は、記録管理情報テ
ーブル(REC Management Inform
ation Table)2011と、記録情報(RE
CInformation)2012、2013で構成
される。
【0055】記録情報は、記録予約を行うために必要な
各種の情報であり、記録年月日、記録時間、週情報、チ
ャンネル情報等である。
【0056】図7には、上記の記録管理情報テーブル2
011の内容が更に詳しく示されている。記録管理情報
テーブル2011には記録予約情報#1〜#nの数が例
えば2バイトで記述される(2021)。また、記録管
理情報テーブル2011には記録予約情報のサーチポイ
ンタを記述してもよい。さらにまたこの管理情報テーブ
ルに、このディスクがある特定の番組を記録する専用の
ものであるのか汎用のものであるのかを識別した情報を
記録してもよい。
【0057】図8は上記の記録予約情報の1つを取り出
しての内容を詳しく示している。
【0058】記録予約情報としては、例えば(a)乃至
(k)の情報を記述するところが存在する。
【0059】情報(a)…番組名の長さが1バイトで記
述される。情報(b)…番組名が記述される。情報
(c)…本記録(録画)予約情報を作成した日付が4バ
イトで記述される(データ形式は図9に示した。)。情
報(d)…本記録予約情報の有効/無効フラッグと、ユ
ーザ禁止/許可フラッグ、及び標準/長時間モードなど
の録画モードを指定している(データ形式は図10に示
した。)。情報(e)…録画するチャンネル番号が指定
される(データ形式は図11に示した)。情報(f)…
録画曜日及び録画有効週が記述される。録画曜日が例え
ば月曜日で、有効期間が例えば5週間というふうに指定
される(データ形式は図12に示した。)。情報(g)
…録画年月日が記述される(データ形式は図13に示し
た)。西暦で記述される。この情報(g)が記述された
場合には、情報(f)の指定よりも優先する。情報
(h)…録画開始時間が記述される。情報(i)…録画
終了時間が記述される(データ形式は図14に示し
た)。情報(j)…記録グループ番号が記述される。情
報(k)…記録プログラムチェーンIDが記録される。
【0060】図9には情報(c)である記録予約情報作
成年月日のデータ形式が示されている。第31ビット目
〜第24ビット目までに西暦の千の位と百の位の数字が
記入され、第23ビット目〜第16ビット目までに西暦
の十の位と一の位の数字が記入され、第15ビット目〜
第8ビット目までに月の十の位と一の位の数字が記入さ
れ、第7ビット目〜第0ビット目までに日の十の位と一
の位の数字が記入される。
【0061】図10には情報(d)である記録モードの
データ形式が示されている。第15ビット目にはこの記
録予約情報が有効であるのか無効であるのかを示す情報
が0bまたは1bで記述される。また第14ビット目に
はユーザによって本記録予約情報の使用を許可するのか
禁止するのかの情報が0bまたは1bで記述される。さ
らに第7ビット目〜第0ビット目には、録画モードが記
述され標準モードのときは0h、長時間モードのときは
1hが記述される。
【0062】図11には情報(e)であるチャンネル番
号の情報が記述される。第15ビット目〜第12ビット
目には、放送方式を区別する情報が記述されるものであ
り、0hは地上波放送、1hはBS放送、2hはCS放
送を、その他予約(例えば外部入力等)を意味する。第
11ビット目から第0ビット目にはチャンネル番号が記
述される。
【0063】図12には情報(f)である記録曜日の情
報が記述される。第15ビット目〜第12ビット目には
録画有効期間が週単位で記述される。1乃至14週間
と、無期限を指定できる。第11ビット目〜第8ビット
目には録画有効週が記述される。つまり録画するのは第
1週目にであるのか第2週目であるのかというふうに指
定される。第7ビット目にフラッグが記述された場合
は、毎日を指定することになる。第6ビット目から第0
ビット目には日曜、月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土
曜を指定することができる。
【0064】図13には情報(g)である記録日付のデ
ータ形式を示している。ここに日付を西暦で記入するこ
とにより録画日時を指定することができる。第31ビッ
ト目〜第24ビット目までに西暦の千の位と百の位の数
字が記入され、第23ビット目〜第16ビット目までに
西暦の十の位と一の位の数字が記入され、第15ビット
目〜第8ビット目までに月の十の位と一の位の数字が記
入され、第7ビット目〜第0ビット目までに日の十の位
と一の位の数字が記入される。
【0065】図14は情報(h)、(i)である開始時
間、終了時間のデータ形式である。時の及び分が2桁で
記述される。
【0066】図8に示したように、記録予約情報の中に
は、情報(j)として記録グループ番号が存在し、情報
(k)として記録プログラムチェーンIDが存在する。
【0067】記録グループ番号は、ユーザが指定する録
画番組のグループ番号を意味するもので、このグループ
番号を指定することにより、例えば同じグループ番号の
録画番組を録画日が異なっても同じシーケンスで連続し
て再生することができる。
【0068】記録プログラムチェーンIDは、本記録予
約情報により録画される番組を、いずれのプログラムチ
ェーンに所属させるかを決めるためのものである。
【0069】図15(A)には、すべての予約番組を1
つのシーケンスとして連続して録画する場合の記録予約
情報#1、#2、#3の例を示している。記録予約情報
としては全項目は示さず、一部の項目だけを示してい
る。
【0070】図15(B)は上記の記録予約情報に基づ
いて記録された記録内容の記録配列イメージを示してい
る。再生順序のイメージとしても捕らえることができ
る。つまり、記録予約情報にはすべて同一のグループ番
号と同一のプログラムチェーンIDが記述されているた
めに、プログラムチェーンIDに対応するプログラムチ
ェーンたとえば#1が構築され、各週での記録予約番組
が連続して記録されている。1W,2Wは1週目、2週
目の意味である。
【0071】図16(A)には、各予約番組を別々のシ
ーケンスにグループ分けして録画する場合の記録予約情
報#1、#2、#3の例を示している。記録予約情報と
しては全項目は示さず、一部の項目だけを示している。
【0072】図16(B)、(C)、(D)は上記の記
録予約情報に基づいて記録された記録内容の再生順序の
イメージを示している。記録配列は録画を実行した順
序、即ち、図15(B)に示されるイメージとなる。つ
まり、記録予約情報#1はグループ番号1を指定し、ま
たプログラムチェーンIDとしては00000001h
を指定しているので、図16(B)に示すような順序で
録画時にプログラムチェーンが設定され再生される。記
録予約情報#2はグループ番号2を指定し、またプログ
ラムチェーンIDとしては00000002hを指定し
ているので、図16(C)に示すような順序で録画時に
プログラムチェーンが設定され再生される。記録予約情
報#3はグループ番号3を指定し、またプログラムチェ
ーンIDとしては00000003hを指定しているの
で、図16(D)に示すような順序で録画時にプログラ
ムチェーンが設定され再生される。
【0073】なお予約録画が終了するとこの録画再生装
置は、その予約情報に基いて記録した記録セルの再生順
序をプログラムチェーンとして設定し、再生制御情報部
に記録する(図2、図3参照)。
【0074】図17は、本発明の一実施例を示す図であ
る。図8に示す情報(j)である記録グループ番号の最
上位ビットを再放送等による同一内容の番組の予約かを
示す情報として利用し、同一内容フラグとし、このフラ
グにより、シリーズの同一内容の番組かを判断する。つ
まり、番組としては、同一内容の番組が、例えば、同じ
日に朝、昼、夜と3回異なる時間帯に放送されることに
着目し、同一内容の番組が再放送されるものであれば、
このフラグを立てる。
【0075】更に、このフラグが有った場合、新たに設
けた情報(l)で、同一内容番組の何回目の放送かを示
すようにする。これは、2バイトで表し、最上位ビット
は最後の同一番組である事を示す。この情報を読む事に
より、何回目の放送かがわかる。また、最上位ビットは
最後かどうかを示している為、この予約録画の時、録画
を行なわないと録画できなくなる事を示す。
【0076】つまり、同一内容番組の何回目の放送かを
知るためには、予め放送時間が分っており、その放送時
間(複数回)に対して、記録予約情報を設定する方式で
あるので、予約時間が来たときに、この情報(l)に回
数を記録するようにしてある。これは、第1回目の予約
時間がきても、ユーザが別の番組を録画しており、予約
番組を記録できない場合があることを想定している。情
報(l)は、同一内容の番組の予約時間帯の設定時間帯
数にも対応している。したがって、予約時間がきたとき
に、カウンタにより、カウントすることでその回数をカ
ウントすることができる。
【0077】更に、情報(m)として、ドラマ番組や英
会話等シリーズで記録を行なう場合、媒体に何回録画を
行なうかを示すようにする。これは記録番組数2バイト
で表す。つまり、この情報(m)は、先の例のように1
日3回同一内容の番組が放送され、かつ、異なる日にそ
の続きが放送されるから、その、放送回数を示すように
している。これにより、放送が初回であるのか、第2回
目であるのか、最終回であるのかを知ることができる。
最終回の録画が終われば、予約情報は自動消去しても構
わない。
【0078】更に同一記録予約情報が記入されている何
枚目のディスク(DISC)かを示す情報(n)を用意
する。これは、第1のディスクの空きデータ領域が記録
総時間に対して不足となったとき、第2のディスクに交
換して録画を続ける場合に有効である。また第1のディ
スクにエラーが多く発生するために、第2のディスクに
交換する場合に有効である。
【0079】図18は、本発明の第1の実施例の動作を
示すフローチャートである。
【0080】ディスクが挿入された(ステップS10
1)ら管理情報を読み込み(ステップS102)、その
管理情報に同一番組フラグが設定されているか(ステッ
プS103)を、判定する。いいえの場合、通常の録画
制御のタクスに遷移する(ステップS104)。はいの
場合(同一内容が複数回放送されることを意味する場
合)、媒体のデータ領域に録画されているデータの録画
時間情報を読む(ステップS105)。読み込んだ録画
時間情報と記録予約情報を比較する(ステップS10
6)。一致する場合、この場合同一内容の番組を既に録
画してある事を意味する。同じ内容の番組を何度も記録
する必要はない為、次の番組の予約録画時間に遷移する
(ステップS107)。遷移後同様にして既に録画され
ている番組の時間と、予約録画時間を比較し一致するか
比較する。一致するものがある場合これを繰り返す。こ
れで一致する物が無い場合、番組の予約録画モードにな
り待機する(ステップS108)。
【0081】つまり、記録予約を行なっている同一内容
の番組が再放送されたときに、当該記録予約により記録
された記録情報の管理情報である記録時間情報を前記記
録媒体から読み取る。そして、この記録時間情報と、予
約している時間情報とを比較し、すでに前記同一内容の
番組が前記記録媒体に記録されているときは、記録処理
を禁止し、前記同一内容の番組が前記記録媒体に未記録
のときは、記録処理を実行する。
【0082】図19は、前記説明を更に進めたものであ
り、ステップS108に遷移したあと現在の日時におい
て、記録予約情報の同一番組放送の回数(l)がプレー
ヤ側で予め設定しておいた残り放送回数より少ないかの
比較判定を行なう(S109)。残り回数(残り回数
は、同一内容の番組の予約時間帯の設定時間帯の数か
ら、先のカウンタのカウント数を引き算すれば可能であ
る)が予め設定していた回数たとえば2回ならば、“こ
の番組の放送は後2回です”と表示を行ない、ユーザー
に残りの機会を逃すと、予約番組を録画できなくなる事
を示し、注意を促す(S110)。表示のあとは指示待
ちで待機する(S110)。この表示は、ディスプレイ
の隅に強制的に文字などで表示されてもよいし、さら
に、特定の警告音をだすようにしてもよい。
【0083】上記説明でステップS110での表示は残
り回数のみを表示したが、残りの録画日時を表示しても
ユーザーがいつ録画すれば良いかわかるので更に良い。
異なる日に同一内容の番組が放送されることもあるから
である。
【0084】つまり、記録媒体の同一内容番組予約情報
には、同一内容番組が何回目の番組であるかを示す回数
情報が含まれている。そこで、記録予約を行なっている
同一内容の番組が再放送されたときに、記録媒体に記録
されている記録予約情報を読み取り、前記回数情報を検
出し、残りの放送回数を認識し、残りの放送回数に応じ
て、ユーザに警告を与えるものである。
【0085】図20は電源オフ(パワーOFF)の入力
(ステップS201)が行われた場合に、装置内に記録
予約情報入りの媒体がトレーに入っているか判定を行な
う処理を示している(ステップS202)。いいえの場
合はそのまま電源オフする(ステップS203)。はい
の場合予約録画モードにしないで良いかの表示を行なう
(ステップS205)。表示はYES、ONの入力付き
(例えばハイライト表示)である。あるいは記録予約情
報を表示しても良い。
【0086】入力判定(ステップS206)を行ない、
いいえならば電源オフする(ステップS203)。ハイ
ならば予約録画モードにして電源オフをする(ステップ
S207)。
【0087】つまり、電源オフ時に、装置が記録予約状
態になっているか否かを判定し、記録媒体に記録予約情
報が記録され、かつ装置が記録予約状態にないときは、
ユーザに警告を与えるものである。
【0088】図21は媒体が挿入された(ステップS2
11)後、管理情報を読み込み(S212)、管理情報
から記録予約情報の1回の録画時間、このディスク(D
ISC)に録画する番組の数から、この媒体に記録する
番組の総録画時間を算出する。更に、データ領域の空き
DISC容量判定を行ない(S213)、上記2つの情
報(総録画時間と空きDISC容量)から、最適なビッ
トレートを決定する(S214)。そして決定した最適
ビットレートで録画するよう装置をセットし、録画待機
状態になる(S215)。
【0089】つまり、記録再生装置は、管理領域とデー
タ領域で構成された記録媒体に対する信号記録再生手段
と、放送番組の信号処理を行なう開始時刻を設定するた
めの記録予約情報を得る予約手段とを有する。ここで、
記録予約情報として、何回番組を記録するかを示す予定
記録番組数が記録してある。この記録媒体が挿入された
場合、前記記録予約情報を読取る。そして、読み出した
記録予約情報から、第1の演算手段により予約記録総時
間求める。また第2の演算手段により記録媒体の空きデ
ータ領域の容量を得る。そして、同一の記録媒体に記録
する前記予約記録総時間と空きデータ領域の容量の割合
から、最適な記録モードを選択するものである。
【0090】図22は媒体が挿入され予約録画がセット
された場合(S221)、予約録画開始(S222)を
行ない、管理情報を読み込む(S223)、読み込んだ
記録予約時間とDISCの空きデータ容量を比較しDI
SC容量が足りないか判定を行なう(S224)。いい
えの場合、通常通り予約録画を行ない終了する(S22
5)。ハイの場合DISCが一杯になったか判定を行な
う(S226)。いいえの場合、そのままポーリングす
る。ハイの場合チェンジャー内にある別のDISCに変
え続けて録画を行なう(S227)。
【0091】つまり、記録再生装置は、さらに記録媒体
のドライブに対するチェンジャ−手段を有する。そして
記録予約情報が記録してある第1の記録媒体が挿入され
た場合、前記記録予約情報を読取る。つぎに第1の演算
手段で、読み出した記録予約情報から、予約記録総時間
求める。さらに第2の演算手段で、第1の記録媒体の空
きデータ領域の容量を得る。そして、前記予約記録総時
間と空きデータ領域の容量の割合から、前記第1の記録
媒体の空きデータ領域の容量が不足する場合、チェンジ
ャ−手段を制御して記録対象を第1の記録媒体から第2
の記録媒体に交換するものである。
【0092】図23は、上述の制御に更に条件を加え、
第1の媒体が最後まで録画できないと判定した場合、番
組のCM中に第2の媒体にチェンジを行なう事を目的と
している。即ち、図22の動作機能と同一ステップには
同一符号を付している。この実施例は、空き容量が足り
なくなると(ステップS224)、残り時間が設定値よ
り少ないかどうかを判定する(ステップS231)。そ
して設定値より少なくなると、CM(コマーシャル)検
出を行い(ステップS232)、コマーシャル期間にデ
ィスク交換を行なうものである。コマーシャルの検出方
法としては種々の方法がある。例えば音声信号がモノラ
ルからステレオに切り替わった場合にコマーシャルと判
定する方法がある。また、この切り替わり時点から次に
切り替わるまでの時間を学習し、例えば統計的に15分間
隔で切り替わるようであれば、コマーシャルと判定する
方法もある。さらには、ユーザがコマーシャルになった
ことを指示する方法もある。
【0093】またこの発明は、第1の記録媒体に記録さ
れている記録予約情報を読み取り、他の記録媒体が録画
または再生または停止されている場合、第1の記録媒体
の記録予定時間である事を示す表示用出力を得ることも
できる。これによりユーザは、ディスク交換を忘れ記録
ミスを行うことを防止できる。
【0094】上記説明では、記録予約情報が書かれてい
る前提での説明を行なったが、記録予約情報は、EPG
(電子プログラムガイド)や、パーソナルコンピュー
タ、コンピュータを用いたインターネットから、番組予
約情報を入手し書き込めば、一々ユーザーが手で入力す
る必要が無く、誰にでも簡単に予約録画できる。
【0095】上記したようにこの発明では、管理領域と
データ領域を有し、前記管理領域には、基本的な情報と
して、記録予約に関する情報が記録されている、又は記
録予約に関する情報を記録可能である。また前記記録予
約に関する情報には、予約の簡単化、記録の誤動作防止
を得るための情報が追加されている。
【0096】また記録媒体自体が、特定の専用であるの
か汎用であるのかを識別できる情報を保有することによ
り、使い勝手を向上するものである。
【0097】この発明の記録再生装置は、上記の記録予
約情報を入力するための入力手段と、この記録予約情報
を記録媒体に記録する手段とを有する。
【0098】またこの発明の記録再生装置は、記録媒体
の上記記録予約情報を読み取り、予約状態を設定する手
段と、この手段で設定された記録予約情報に基づいて、
予約録画を行う手段を有する。またこの発明の記録再生
装置は、上記の記録予約情報を容易に入力することがで
きる手段を備えるものである。上記の説明では、光ディ
スクを例に説明したが、記録媒体として半導体メモリ、
ハードディスク等を用いることができ、またこれらを組
み合せたものであってもよい。
【0099】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
番組の予約録画を行おうとする際に、記録予約設定を行
う手間が省け、しかも一枚の特定ディスクに1種類の番
組を続けて記録したい場合にもユーザーがディスクを管
理しやすく、さらに毎回記録予約設定作業を行う必要が
なくなり、予約録画を簡単に効率よく行うことが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を用いた装置の全体構成ブロック図
である。
【図2】 この発明に係る記録媒体のデータ構造のフォ
ーマットの例を示す図。
【図3】 図2のプログラムチェーン情報テーブルの説
明図。
【図4】 図3のセル再生情報の説明図。
【図5】 セルの配列例と、プログラムチェーン情報の
説明図。
【図6】 図2の記録制御情報の説明図。
【図7】 図6の記録管理情報テーブルの説明図。
【図8】 図7の記録予約情報の内容を示す図。
【図9】 図8の情報作成年月日情報のデータ構造の例
を示す図。
【図10】 図8の記録モード情報のデータ構造の例を
示す図。
【図11】 図8のチャンネル番号情報のデータ構造の
例を示す図。
【図12】 図8の記録曜日情報のデータ構造の例を示
す図。
【図13】 図8の記録日付情報のデータ構造の例を示
す図。
【図14】 図8の開始時刻終了時刻情報のデータ構造
の例を示す図。
【図15】 記録予約情報の種類と実際の録画情報の配
列例を示す説明図。
【図16】 別の記録予約情報の種類と実際の録画情報
の配列例を示す説明図。
【図17】 図8の情報に追加した記録予約情報の内容
を示す図。
【図18】 本発明の一実施例の動作を説明するために
示したフローチャート。
【図19】本発明の別の実施例を説明するために示した
フローチャート。
【図20】本発明のさらに別の実施例を説明するために
示したフローチャート。
【図21】 本発明のまた別の実施例を説明するために
示したフローチャート。
【図22】 本発明のさらにまた別の実施例を説明する
ために示したフローチャート。
【図23】 本発明のまた別の実施例を説明するために
示したフローチャート。
【符号の説明】 100…ディスク、101…メインMPU部、102…
ディスクドライブ部、103…データ処理部、104…
エンコード部、106…デコード部、107…AV入力
部、108…チューナ部、109…STC部、111…
時計部、112…表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 31/00 581 G11B 31/00 581D H04N 5/765 H04N 5/85 Z 5/85 5/92 H 5/92 5/91 L

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理領域とデータ領域で構成された記録
    媒体において、 前記管理領域には、放送番組に対する記録予約に関する
    記録予約情報があり、 この記録予約情報としては、複数回放送される同一内容
    のそれぞれの番組に記録予約を行なえるように、複数の
    予約情報が存在し、かつこの複数の予約情報には、これ
    らが同一内容の番組を予約している事を示す同一内容番
    組予約情報を追加記録できることを特徴とする記録予約
    情報付き記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記同一内容番組予約情報には、同一内
    容番組が何回目の番組であるかを示す回数情報を追加記
    録できることを特徴とする請求項1記載の記録予約情報
    付き記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記の記録予約情報には、記録された番
    組の数を記述する番組数情報も含まれることを特徴とす
    る請求項1記載の記録予約情報付き記録媒体。
  4. 【請求項4】 放送番組の信号処理を行なう開始時刻を
    設定するための予約情報を得る予約手段を有した記録再
    生装置において、 複数回放送される同一内容のそれぞれの番組に記録予約
    を行なえるように、複数の予約情報を得ることができ、
    かつこの複数の予約情報には、これらが同一内容の番組
    を予約している事を示す同一内容番組予約情報を追加記
    録する手段を設けたことを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記同一内容番組予約情報を含む予約情
    報を記録媒体に記録し、また再生する手段を有すること
    を特徴とする請求項4記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記記録予約を行なっている前記同一内
    容の番組が再放送されたときに、当該記録予約により記
    録された記録情報の管理情報である記録時間情報を前記
    記録媒体から読み取り、この記録時間情報と、予約して
    いる時間情報とを比較し、すでに前記同一内容の番組が
    前記記録媒体に記録されているときは、記録処理を禁止
    し、前記同一内容の番組が前記記録媒体に未記録のとき
    は、記録処理を実行せしめる手段を有したことを特徴と
    する請求項5記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体の前記同一内容番組予約情
    報には、同一内容番組が何回目の番組であるかを示す回
    数情報が含まれており、 前記記録予約を行なっている前記同一内容の番組が再放
    送されたときに、前記記録媒体に記録されている記録予
    約情報を読み取り、前記回数情報を検出し、残りの放送
    回数を認識し、残りの放送回数に応じて、ユーザに警告
    を与えるための手段を有することを特徴とする請求項5
    記載の記録再生装置。
  8. 【請求項8】 電源オフ時に、装置が記録予約状態にな
    っているか否かを判定する手段を有し、前記記録媒体に
    記録予約情報が記録され、かつ装置が記録予約状態にな
    いときは、ユーザに警告を与えるための手段を有するこ
    とを特徴とする請求項5記載の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 管理領域とデータ領域で構成された記録
    媒体に対する信号記録再生手段と、放送番組の信号処理
    を行なう開始時刻を設定するための記録予約情報を得る
    予約手段とを有した記録再生装置において、 前記記録予約情報として、何回番組を記録するかを示す
    予定記録番組数が記録してある前記記録媒体が挿入され
    た場合、前記記録予約情報を読取る手段と、 読み出した記録予約情報から、予約記録総時間求める第
    1の演算手段と、 前記記録媒体の空きデータ領域の容量を得る第2の演算
    手段と、 前記同一の記録媒体に記録する前記予約記録総時間と空
    きデータ領域の容量の割合から、最適な記録モードを選
    択する手段と有したことを特徴とする記録再生装置。
  10. 【請求項10】 管理領域とデータ領域で構成された記
    録媒体に対する信号記録再生手段と、前記記録媒体のチ
    ェンジャ−手段と、放送番組の信号処理を行なう開始時
    刻を設定するための記録予約情報を得る予約手段とを有
    した記録再生装置において、 前記記録予約情報が記録してある第1の記録媒体が挿入
    された場合、前記記録予約情報を読取る手段と、 読み出した記録予約情報から、予約記録総時間求める第
    1の演算手段と、 前記第1の記録媒体の空きデータ領域の容量を得る第2
    の演算手段と、 前記予約記録総時間と空きデータ領域の容量の割合か
    ら、前記第1の記録媒体の空きデータ領域の容量が不足
    する場合、前記チェンジャ−手段を制御して記録対象を
    第1の記録媒体から第2の記録媒体に交換する手段とを
    有したことを特徴とする記録再生装置。
  11. 【請求項11】 管理領域とデータ領域で構成された記
    録媒体に対する信号記録再生手段と、前記記録媒体のド
    ライブに対するチェンジャ−手段と、放送番組の途中の
    コマーシャル時を検出するコマーシャル出手段と、放送
    番組の信号処理を行なう開始時刻を設定するための記録
    予約情報を得る予約手段とを有した記録再生装置におい
    て、 前記記録予約情報が記録してある第1の記録媒体が挿入
    された場合、前記記録予約情報を読取り、予約時間に対
    応する放送番組を前記信号記録再生手段を制御して前記
    第1の記録媒体に記録する手段と、 読み出した記録予約情報と前記第1の記録媒体に対する
    実際の記録時間から、残りの予約記録総時間求める第1
    の演算手段と、 前記第1の記録媒体の空きデータ領域の容量を得る第2
    の演算手段と、 前記予約記録総時間と空きデータ領域の容量の割合か
    ら、前記第1の記録媒体の空きデータ領域の容量が不足
    する場合、前記残りの予約記録総時間が予め設定した時
    間になり、かつ、前記コマーシャル検出手段によるコマ
    ーシャル検出が行なわれたときに、前記チェンジャ−手
    段を制御して記録対象を第1の記録媒体から第2の記録
    媒体に交換する手段とを有したことを特徴とする記録再
    生装置。
  12. 【請求項12】 管理領域とデータ領域で構成された記
    録媒体に対する信号記録再生手段と、前記記録媒体のド
    ライブに対するチェンジャ−手段と、放送番組の信号処
    理を行なう開始時刻を設定するための記録予約情報を得
    る予約手段とを有した記録再生装置において、 第1の記録媒体に記録されている前記記録予約情報を読
    み取り、他の記録媒体が録画または再生または停止され
    ている場合、前記第1の記録媒体の記録予定時間である
    事を示す表示用出力を得る手段とを有することを特徴と
    する記録再生装置。
  13. 【請求項13】 管理領域とデータ領域で構成された記
    録媒体に対する信号記録再生手段と、前記記録媒体のド
    ライブに対するチェンジャ−手段と、放送番組の信号処
    理を行なう開始時刻を設定するための記録予約情報を得
    る予約手段とを有した記録再生装置において、 前記チェンジャ−手段を制御して、第1の記録媒体と第
    2の記録媒体を交換し、前記第1の記録媒体に記録され
    ている記録予約情報を、第2の記録媒体に記録予約情報
    として記録する手段を有した行なう事を特徴とする記録
    再生装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の記録媒体に記録予約情報を
    記録する場合、この第2の記録媒体は、当該記録予約情
    報が記録された何枚目の媒体であるかを示す情報を追加
    する手段を有したことを特徴とする請求項13記載の記
    録再生装置。
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