JP2002366470A - 二重サーバシステムおよび情報提供サーバ並びにこれに用いるプログラム - Google Patents

二重サーバシステムおよび情報提供サーバ並びにこれに用いるプログラム

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JP2002366470A
JP2002366470A JP2002089353A JP2002089353A JP2002366470A JP 2002366470 A JP2002366470 A JP 2002366470A JP 2002089353 A JP2002089353 A JP 2002089353A JP 2002089353 A JP2002089353 A JP 2002089353A JP 2002366470 A JP2002366470 A JP 2002366470A
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良彦 赤坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より適切にクライアントのレベル化を図ると
共に不正アクセスによる情報の漏洩を防止する。 【解決手段】 イントラネット10を介してアクセス可
能な第1情報提供サーバ32が備えるデータベースに登
録された情報のうち開示日に至った情報のみインターネ
ット20を介してアクセス可能な第2情報提供サーバ4
2にダウンロードし、第2情報提供サーバ42からイン
ターネット20に接続されアクセス権を設定されたクラ
イアント22〜26に情報を提供する。この結果、第2
情報提供サーバ42への不正アクセスによる開示日に至
っていない情報の漏洩を防止することができる。もとよ
り、アクセス権を設定するから、イントラネット10や
インターネット20に接続されたクライアント12〜1
6,22〜26のレベル化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重サーバシステ
ムおよび情報提供サーバ並びにこれに用いるプログラム
や情報提供方法に関し、詳しくは、第1のネットワーク
に情報を提供可能な第1サーバと、前記第1のネットワ
ークとは異なる第2のネットワークに情報を提供可能な
第2サーバとを有する二重サーバシステムおよび第1の
ネットワークに情報を提供可能な情報提供サーバ並びに
二重サーバシステムにおける第1サーバや第2サーバも
しくは情報提供サーバに用いるプログラム、二つの異な
るネットワークを介して情報を提供する情報提供方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上の情報提供サーバ
としては、提供可能な情報に対してアクセス権を設定し
たり、サーバにアクセス可能なクライアントにアクセス
権を設定するものが提案されている。このように、提供
可能な情報に対してアクセス権を設定することによって
提供可能な情報のうちの一部の情報のみを提供するもの
としたり、クライアント毎にアクセス権を設定すること
によってハッキング行為などの不正アクセスの防止を図
ったり、クライアントのレベル化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たネットワーク上の情報提供サーバは、アクセス権を設
定して不正アクセスの防止を図っているものの、ネット
ワーク上のサーバであるために常にハッキング行為など
による不正アクセスの驚異にさらされており、こうした
不正アクセスに対する問題は大きな課題としてクローズ
アップされている。
【0004】本発明の二重サーバシステムおよび情報提
供サーバは、より適切にクライアントのレベル化を図る
ことを目的の一つとする。また、本発明の二重サーバシ
ステムや情報提供サーバは、不正アクセスによる情報の
漏洩を防止することを目的の一つとする。
【0005】また、本発明の二重サーバシステムや情報
提供サーバに用いるプログラムは、コンピュータを、よ
り適切にクライアントのレベル化を図ることができる二
重サーバシステムや情報適用システムとして機能させた
り、コンピュータを、不正アクセスをより効果的に防止
できる二重サーバシステムや情報提供サーバとして機能
させることを目的とする。
【0006】さらに、本発明の情報提供方法は、不正ア
クセスによる情報の漏洩を防止すると共により適切にク
ライアントのレベル化を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の二重サーバシステムおよび情報提供サーバ並びに
これに用いるプログラムや情報提供方法は、上述の目的
の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採っ
た。
【0008】本発明の二重サーバシステムは、第1のネ
ットワークに情報を提供可能な第1サーバと、前記第1
のネットワークとは異なる第2のネットワークに情報を
提供可能な第2サーバとを有する二重サーバシステムで
あって、前記第1サーバは、所定の情報を記憶する第1
情報記憶手段と、該記憶された所定の情報を前記第1の
ネットワークに提供する第1情報提供手段と、前記第1
情報記憶手段に記憶された所定の情報の各々に対して開
示時を設定する開示時設定手段と、前記第1情報記憶手
段に記憶された所定の情報のうち前記開示時設定手段に
より設定された開示時に至った情報を前記第2サーバに
向けて出力する情報出力手段と、を備え、前記第2サー
バは、前記情報出力手段から出力された情報を記憶する
第2情報記憶手段と、該記憶した情報を前記第2のネッ
トワークに提供する第2情報提供手段と、を備えること
を要旨とする。
【0009】この本発明の二重サーバシステムでは、第
1サーバは、第1情報記憶手段に記憶した所定の情報を
第1サーバから第1のネットワークに提供すると共にこ
の第1情報記憶手段に記憶された所定の情報のうち開示
時設定手段により設定された開示時に至った情報を第2
サーバに向けて出力する。第2サーバは、第1サーバか
ら出力された情報を第2情報記憶手段に記憶すると共に
この記憶した情報を第1のネットワークとは異なる第2
のネットワークに提供する。したがって、第2サーバの
第2情報記憶手段には第1サーバの第1情報記憶手段に
記憶された所定の情報のうち開示時に至った情報だけが
記憶され、第2のネットワークにはこの第2情報記憶手
段に記憶された情報だけが提供されるから、第1サーバ
の第1情報記憶手段に記憶された所定の情報のうち開示
時に至っていない情報が第2のネットワークを介して第
2サーバへなされる不正アクセスによる情報の漏洩を防
止することができる。
【0010】こうした本発明の二重サーバシステムにお
いて、前記第1サーバが備える開示時設定手段は前記開
示時として開示日を設定する手段であり、前記前記第1
サーバが備える情報出力手段は前記開示時としての開示
日の所定の時刻に至ったときに対応する情報を出力する
手段であるものとすることもできる。こうすれば、情報
の出力を一日のうちの所定の時刻に行なうことができ
る。
【0011】また、本発明の二重サーバシステムにおい
て、前記第1サーバは、前記第1のネットワークを介し
て前記第1サーバにアクセス可能なクライアントの各々
に対しておよび/または前記所定の情報の各々に対して
アクセス権を設定するアクセス権設定手段を備え、前記
第1サーバが備える第1情報提供手段は前記アクセス権
設定手段により設定されたアクセス権に基づいて情報を
提供する手段であるものとすることもできる。こうすれ
ば、第1サーバの第1情報記憶手段に記憶された所定の
情報のうち第1のネットワークに提供する情報と提供し
ない情報とを区分したり、第1のネットワークにおける
クライアントのレベル化を図ることができる。
【0012】こうした第1サーバがアクセス権設定手段
を備える態様の本発明の二重サーバシステムにおいて、
前記第1サーバが備えるアクセス権設定手段は、アクセ
スの不可、読み込みのみの許可、読み書きの許可のいず
れかを設定する手段であるものとすることもできる。
【0013】また、第1サーバがアクセス権設定手段を
備える態様の本発明の二重サーバシステムにおいて、前
記第1サーバが備えるアクセス権設定手段は、前記第2
のネットワークを介して前記第2サーバにアクセス可能
なクライアントの各々に対してアクセス権を設定する手
段であり、前記第2サーバが備える第2情報提供手段
は、前記第1サーバが備えるアクセス権設定手段により
設定されたアクセス権に基づいて前記第2情報記憶手段
に記憶された情報を提供する手段であるものとすること
もできる。こうすれば、第2のネットワークにおけるク
ライアントのレベル化を図ることができる。この態様の
本発明の二重サーバシステムにおいて、前記第1サーバ
が備えるアクセス権設定手段は、前記第2のネットワー
クを介して前記第2サーバにアクセス可能なクライアン
トの各々に対して前記アクセス権としてアクセスの不
可、読み込みのみの許可のいずれかを設定する手段であ
るものとすることもできる。
【0014】本発明の二重サーバシステムにおいて、前
記所定の情報は文書情報であるものとすることもでき
る。また、本発明の二重サーバシステムにおいて、前記
第1のネットワークはイントラネットであり、前記第2
のネットワークはインターネットであるものとすること
もできる。
【0015】本発明の二重サーバシステム用の第1のプ
ログラムは、コンピュータを上述のいずれかの態様の本
発明の二重サーバシステムにおける第1サーバとして機
能させること、即ち、基本的な二重サーバシステムとし
ての、第1のネットワークに情報を提供可能な第1サー
バと、前記第1のネットワークとは異なる第2のネット
ワークに情報を提供可能な第2サーバとを有する二重サ
ーバシステムであって、前記第1サーバは、所定の情報
を記憶する第1情報記憶手段と、該記憶された所定の情
報を前記第1のネットワークに提供する第1情報提供手
段と、前記第1情報記憶手段に記憶された所定の情報の
各々に対して開示時を設定する開示時設定手段と、前記
第1情報記憶手段に記憶された所定の情報のうち前記開
示時設定手段により設定された開示時に至った情報を前
記第2サーバに向けて出力する情報出力手段と、を備
え、前記第2サーバは、前記情報出力手段から出力され
た情報を記憶する第2情報記憶手段と、該記憶した情報
を前記第2のネットワークに提供する第2情報提供手段
と、を備える二重サーバシステムにおける第1サーバと
して機能させることを要旨とする。
【0016】この本発明の二重サーバシステム用の第1
のプログラムによれば、コンピュータを上述のいずれか
の態様の本発明の二重サーバシステムにおける第1サー
バとして機能させるから、本発明の二重サーバシステム
が奏する効果のうち第1サーバに基づく効果、例えば、
第1サーバの第1情報記憶手段に記憶された所定の情報
のうち開示時に至っていない情報が第2のネットワーク
を介して第2サーバへなされる不正アクセスによって開
示されるのを防止することができる効果や第1サーバの
第1情報記憶手段に記憶された所定の情報のうち第1の
ネットワークに提供する情報と提供しない情報とを区分
することができる効果、第1のネットワークにおけるク
ライアントのレベル化を図ることができる効果、第2の
ネットワークにおけるクライアントのレベル化を図るこ
とに資する効果などを奏することができる。
【0017】本発明の二重サーバシステム用の第2のプ
ログラムは、コンピュータを上述のいずれかの態様の本
発明の二重サーバシステムにおける第2サーバとして機
能させること、即ち、基本的な重サーバシステムとして
の、第1のネットワークに情報を提供可能な第1サーバ
と、前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワ
ークに情報を提供可能な第2サーバとを有する二重サー
バシステムであって、前記第1サーバは、所定の情報を
記憶する第1情報記憶手段と、該記憶された所定の情報
を前記第1のネットワークに提供する第1情報提供手段
と、前記第1情報記憶手段に記憶された所定の情報の各
々に対して開示時を設定する開示時設定手段と、前記第
1情報記憶手段に記憶された所定の情報のうち前記開示
時設定手段により設定された開示時に至った情報を前記
第2サーバに向けて出力する情報出力手段と、を備え、
前記第2サーバは、前記情報出力手段から出力された情
報を記憶する第2情報記憶手段と、該記憶した情報を前
記第2のネットワークに提供する第2情報提供手段と、
を備える二重サーバシステムにおける第2サーバとして
機能させることを要旨とする。
【0018】この本発明の二重サーバシステム用の第2
のプログラムによれば、コンピュータを上述のいずれか
の態様の本発明の二重サーバシステムにおける第2サー
バとして機能させるから、本発明の二重サーバシステム
が奏する効果のうち第2サーバに基づく効果、例えば、
第1サーバの第1情報記憶手段に記憶された所定の情報
のうち開示時に至っていない情報が第2のネットワーク
を介して第2サーバへなされる不正アクセスによって開
示されるのを防止することに資する効果や第2のネット
ワークにおけるクライアントのレベル化を図ることに資
する効果などを奏することができる。
【0019】本発明の情報提供サーバは、第1のネット
ワークに情報を提供可能な情報提供サーバであって、所
定の情報を記憶する情報記憶手段と、該記憶された所定
の情報を前記第1のネットワークに提供する情報提供手
段と、前記情報記憶手段に記憶された所定の情報の各々
に対して開示時を設定する開示時設定手段と、前記所定
の情報のうち前記開示時設定手段により設定された開示
時に至った情報を前記第1のネットワークとは異なる第
2のネットワークに情報を提供可能な第2の情報提供サ
ーバに向けて出力する情報出力手段と、を備えることを
要旨とする。
【0020】この本発明の情報提供サーバでは、情報記
憶手段に記憶した所定の情報を第1のネットワークに提
供すると共にこの情報記憶手段に記憶された所定の情報
のうち開示時設定手段により設定された開示時に至った
情報を第1のネットワークとは異なる第2のネットワー
クに情報を提供可能な第2の情報提供サーバに向けて出
力する。したがって、第2の情報提供サーバは、情報記
憶手段に記憶された所定の情報のうち開示時に至った情
報だけを第2のネットワークに提供可能となるから、情
報記憶手段に記憶された所定の情報のうち開示時に至っ
ていない情報が第2のネットワークを介して第2の情報
提供サーバへなされる不正アクセスによって開示される
のを防止することができる。
【0021】こうした本発明の情報提供サーバにおい
て、前記開示時設定手段は前記開示時として開示日を設
定する手段であり、前記情報出力手段は、前記開示時と
しての開示日の所定の時刻に至ったときに対応する情報
を出力する手段であるものとすることもできる。こうす
れば、情報の出力を一日のうちの所定の時刻に行なうこ
とができる。
【0022】また、本発明の情報提供サーバにおいて、
前記第1のネットワークを介してアクセス可能なクライ
アントの各々に対しておよび/または前記所定の情報の
各々に対してアクセス権を設定するアクセス権設定手段
を備え、前記情報提供手段は、前記アクセス権設定手段
により設定されたアクセス権に基づいて情報を提供する
手段であるものとすることもできる。こうすれば、情報
記憶手段に記憶された所定の情報のうち第1のネットワ
ークに提供する情報と提供しない情報とを区分したり、
第1のネットワークにおけるクライアントのレベル化を
図ることができる。
【0023】こうした、アクセス権設定手段を備える態
様の本発明の情報提供サーバにおいて、前記アクセス権
設定手段は、アクセスの不可、読み込みのみの許可、読
み書きの許可のいずれかを設定する手段であるものとす
ることもできる。
【0024】また、アクセス権設定手段を備える態様の
本発明の情報提供サーバにおいて、前記アクセス権設定
手段は、前記第2のネットワークを介して前記第2の情
報提供サーバにアクセス可能なクライアントの各々に対
してアクセス権を設定する手段であるものとすることも
できる。こうすれば、第2のネットワークにおけるクラ
イアントのレベル化を図ることができる。この態様の本
発明の情報提供サーバにおいて、前記アクセス権設定手
段は、前記第2のネットワークを介して前記第2の情報
提供サーバにアクセス可能なクライアントの各々に対し
て前記アクセス権としてアクセスの不可、読み込みのみ
の許可のいずれかを設定する手段であるものとすること
もできる。
【0025】本発明の情報提供サーバにおいて、前記所
定の情報は文書情報であるものとすることもできる。ま
た、本発明の情報提供サーバにおいて、前記第1のネッ
トワークはイントラネットであり、前記第2のネットワ
ークはインターネットであるものとすることもできる。
【0026】本発明の情報提供サーバに用いるプログラ
ムは、コンピュータを上述のいずれかの態様の本発明の
情報提供サーバとして機能させること、即ち、基本的な
情報提供サーバとして、第1のネットワークに情報を提
供可能な情報提供サーバであって、所定の情報を記憶す
る情報記憶手段と、該記憶された所定の情報を前記第1
のネットワークに提供する情報提供手段と、前記情報記
憶手段に記憶された所定の情報の各々に対して開示時を
設定する開示時設定手段と、前記所定の情報のうち前記
開示時設定手段により設定された開示時に至った情報を
前記第1のネットワークとは異なる第2のネットワーク
に情報を提供可能な第2の情報提供サーバに向けて出力
する情報出力手段と、を備える情報提供サーバとして機
能させることを要旨とする。
【0027】この本発明の情報提供サーバに用いるプロ
グラムによれば、コンピュータを上述のいずれかの態様
の本発明の情報提供サーバとして機能させるから、本発
明の情報提供サーバが奏する効果、例えば、情報記憶手
段に記憶された所定の情報のうち開示時に至っていない
情報が第2のネットワークを介して第2の情報提供サー
バへなされる不正アクセスによって開示されるのを防止
することができる効果や情報記憶手段に記憶された所定
の情報のうち第1のネットワークに提供する情報と提供
しない情報とを区分することができる効果、第1のネッ
トワークにおけるクライアントのレベル化を図ることが
できる効果、第2のネットワークにおけるクライアント
のレベル化を図ることができる効果などを奏することが
できる。
【0028】本発明の情報提供方法は、第1のネットワ
ークと第2のネットワークとに情報を提供する情報提供
方法であって、(a)所定の情報を前記第1のネットワ
ークに情報提供可能な第1サーバに記憶させて該第1の
ネットワークに提供し、(b)前記第1サーバに記憶さ
せた所定の情報に対して開示タイミングを設定し、
(c)該設定した開示タイミングに至ったときに前記所
定の情報を前記第2のネットワークに情報提供可能な第
2サーバに記憶させて該第2のネットワークに提供する
ことを要旨とする。
【0029】この本発明の情報提供方法によれば、第1
サーバに記憶された所定の情報のうち設定された開示タ
イミングに至った情報だけが第2サーバに記憶されて第
2のネットワークに提供されるから、第1サーバに記憶
された所定の情報のうち開示タイミングに至っていない
情報が第2のネットワークを介して第2サーバへなされ
る不正アクセスによって漏洩するのを防止することがで
きる。
【0030】こうした本発明の情報提供方法において、
前記第1のネットワークを介して前記第1サーバにアク
セス可能なクライアントの各々に対しておよび/または
前記所定の情報の各々に対してアクセス権を設定するス
テップを備え、前記ステップ(a)は、前記設定された
アクセス権に基づいて前記所定の情報を前記第1のネッ
トワークに提供するステップであるものとすることもで
きる。こうすれば、第1サーバに記憶された所定の情報
のうち第1のネットワークに提供する情報と提供しない
情報とを区分したり、第1のネットワークにおけるクラ
イアントのレベル化を図ることができる。
【0031】また、本発明の情報提供方法において、前
記第2のネットワークを介して前記第2サーバにアクセ
ス可能なクライアントの各々に対してアクセス権を設定
するステップを備え、前記ステップ(c)は、前記設定
されたアクセス権に基づいて前記所定の情報を前記第2
のネットワークに提供するステップであるものとするこ
ともできる。こうすれば、第2のネットワークにおける
クライアントのレベル化を図ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
二重サーバシステム30の構成の概略を示す構成図であ
る。実施例の二重サーバシステム30は、クライアント
12〜16が接続されたイントラネット10に情報を提
供可能な第1情報提供サーバ32と、クライアント22
〜26が接続されたインターネット20に情報を提供可
能な第2情報提供サーバ42とにより構成されており、
第2情報提供サーバ42からインターネット20に接続
されたクライアント22〜26に提供する情報を第1情
報提供サーバ32から第2情報提供サーバ42に出力で
きるようになっている。実施例の二重サーバシステム3
0では、第1情報提供サーバ32や第2情報提供サーバ
42から文書と文書に付属する情報とからなる文書情報
をイントラネット10やインターネット20に提供する
ものとして説明する。
【0033】図2は、第1情報提供サーバ32の構成の
概略を示す構成図である。第1情報提供サーバ32は、
基本的には、図示するように、文書情報をデータベース
化して記憶するデータベース34と、文書やイントラネ
ット10を介して第1情報提供サーバ32にアクセス可
能なクライアント12〜16およびインターネット20
を介して第2情報提供サーバ42にアクセス可能なクラ
イアント22〜26へのアクセス権を設定するセキュリ
ティ管理システム35と、文書のデータベース34への
アップや第2情報提供サーバ42へのダウンロードを行
なう文書のアップ/ダウンロードシステム36と、クラ
イアント12〜16からの要求に応じてデータベース3
4に記憶された文書を検索する文書検索システム37
と、検索した文書の一覧やこの文書の一覧から選択され
た文書をクライアント12〜16側に表示出力する文書
表示システム38とにより構成されている。なお、実施
例では、セキュリティ管理システム35や文書のアップ
/ダウンロードシステム36,文書検索システム37,
文書表示システム38をハード構成とソフトウエアとに
より実現しており、それぞれ独立したハード構成を備え
るものではない。したがって、各システムは独立に動作
する場合もあるが、各システムが協同して動作する場合
もある。
【0034】図3は、第2情報提供サーバ42の構成の
概略を示す構成図である。第2情報提供サーバ42は、
基本的には、図示するように、第1情報提供サーバ32
からダウンロードした文書情報をデータベース化して記
憶するデータベース44と、クライアント22〜26か
らの要求に応じてデータベース44に記憶された文書を
検索する文書検索システム47と、検索した文書の一覧
やこの文書の一覧から選択された文書をクライアント2
2〜26側に表示出力する文書表示システム48とによ
り構成されている。
【0035】なお、実施例の二重サーバシステム30が
備える第1情報提供サーバ32や第2情報提供サーバ4
2は、いずれも複数のコンピュータによって構成しても
よく、単一のコンピュータによって構成してもよい。こ
れは、外観上のことではなく、機能的なことであり、即
ち、内部に複数のCPUを備えて複数のコンピュータと
して機能することができるが外観上単一のものとしてい
る場合は複数のコンピュータとして考えてもよいし、単
一のコンピュータとして考えても差し支えないという意
である。
【0036】次に、こうして構成された二重サーバシス
テム30の動作、特に第1情報提供サーバ32のデータ
ベース34にアップされた文書のセキュリティ管理や文
書情報の第2情報提供サーバ42へのダウンロード,第
1情報提供サーバ32や第2情報提供サーバ42からの
イントラネット10やインターネット20への文書情報
の提供などの際の処理について説明する。図4は、第1
情報提供サーバ32のデータベース34に文書をアップ
する際に第1情報提供サーバ32により実行される文書
アップ処理ルーチンの一例を示すフローチャートであ
る。このルーチンは、第1情報提供サーバ32への文書
のアップの権限を有するクライアントから文書のアップ
の処理が選択されたときに実行される。
【0037】この文書アップ処理ルーチンが実行される
と、第1情報提供サーバ32は、まず、文書のアップの
処理を選択したクライアント側に文書登録ダイアログを
表示して(ステップS100)、文書入力処理を行なう
(ステップS102)。文書登録ダイアログの一例を図
5に示す。なお、図5に例示した文書登録ダイアログは
文書入力処理が終了し、文書権限を入力している最中の
ものである。文書入力処理は、文書登録ダイアログのF
ileの欄の「文書No.」や「Rev」、機種の欄の
「分類」や「機種名」の入力欄に直接入力またはプルダ
ウンメニューを用いる入力によりデータを入力すると共
に「文書情報」のタグを選択して各種情報を入力するこ
とにより行なう。本発明は、主に二重サーバシステム3
0の構成と文書権限とに中核があり、文書入力処理には
ないから、文書入力処理についてのこれ以上の詳細な説
明は冗長となるから省略する。
【0038】文書入力処理が終了すると、文書権限の入
力処理を実行する(ステップS104)。文書権限の入
力は、図5に例示する文書登録ダイヤログの例では、
「文書権限」のタグを選択すると共に「利用者区分」や
「文書開示日」,「参照グループ」の入力欄にプルダウ
ンメニューからの選択や一覧からの選択などによって入
力することによって行なう。ここで、「利用者区分」
は、イントラネット10やインターネット20を介して
第1情報提供サーバ32や第2情報提供サーバ42をア
クセス可能な利用者(クライアント)の大区分であり、
実施例では、イントラネット10のクライアントに対し
てはシステム管理を行なうことができるシステム管理ユ
ーザーとその他のイントラネットユーザー、インターネ
ット20のクライアントに対しては第2情報提供サーバ
42へのアクセス可能なインターネットユーザーに区分
し、イントラネット10に対する区分もインターネット
20に対する区分も単にプルダウンメニューによって選
択するだけで行なうことができるようになっている。
「参照グループ」は、「利用者区分」で選択された区分
に属する利用者(クライアント)を更に区分する小区分
であり、図中右欄の一覧から選択することによって入力
する。こうした「利用者区分」と「参照グループ」とに
より、この文書の表示許可としてのアクセス権を大区分
および小区分を用いて設定することができる。実施例で
は、利用者は図示しない利用者登録処理ルーチンにより
表示される利用者登録ダイヤログを用いてユーザーID
などが付与されて登録される。利用者登録ダイヤログの
一例を図6に示す。図6の利用者登録ダイヤログの例で
は、利用者の登録としてパスワード,ユーザー名,ロー
カル名,会社住所,eメールアドレス,電話番号などの
他、ユーザー分類やユーザー権限,言語,会社名などが
入力される。上述の参照グループに選択可能なグループ
(小区分)は、この利用者登録ダイヤログではユーザー
分類によって分類される。「ユーザー権限」の入力欄に
は、文書の表示許可以外のアクセス権、例えば文書のア
ップの許可やアクセス権の設定および変更許可などのア
クセス権がプルダウンメニューから選択して入力され
る。実施例では、イントラネット10の大区分における
システム管理ユーザーは文書のアップや全ての文書の文
書権限の設定および変更を行なうことができるアクセス
権を有する「administrator」として、その他のイント
ラネットユーザーはシステム管理ユーザーによって設定
されたアクセス権の範囲内において文書のアップや自ら
アップした文書に対する文書権限のうちのインターネッ
トユーザーに対する設定および変更を行なうことができ
るアクセス権を有するものとして、インターネットユー
ザーはシステム管理ユーザーやイントラネットユーザー
によってアクセス権を設定された範囲内でインターネッ
ト20を介して文書の表示を行なうことができるものと
して設定されている。「文書開示日」は、入力した文書
をイントラネット10やインターネット20を介してア
クセス可能なクライアントへの開示を開始する日を入力
する。
【0039】こうして文書権限が入力され、「閉じる」
ボタンが選択されて文書登録ダイヤログが閉じられる
と、入力された文書や文書権限に関するデータをデータ
ベース34に登録し(ステップS106)、本ルーチン
を終了する。こうしてデータベース34に文書のアップ
とその文書に対するアクセス権や開示日などが登録され
る。
【0040】上述した図5の文書登録ダイヤログでは、
機種の欄の「機種名」がプルダウンメニューから選択さ
れると、「機種開示日」の欄にその機種の開示日が表示
される。この機種開示日は、図示しない機種登録処理ル
ーチンにより表示される機種登録ダイヤログから入力さ
れる。機種登録ダイヤログの一例を図7に示す。図7に
例示した機種登録ダイヤログでは、各機種に対して機種
開示日を入力できるようになっている。
【0041】文書と共に開示日やアクセス権がデータベ
ース34に登録されると、イントラネット10を介して
第1情報提供サーバ32にアクセスしようとするクライ
アントによりログインする際に入力されるユーザーID
に基づいて各文書におけるアクセス権が判断され、判断
されたアクセス権の範囲に基づいて文書情報の表示や書
き込みなどが許可される。なお、システム管理ユーザー
やイントラネットユーザー,インターネットユーザーの
アクセス権の範囲については前述した。
【0042】次に、第1情報提供サーバ32のデータベ
ース34に登録された文書の第2情報提供サーバ42の
データベース44へのダウンロードの際の処理について
説明する。図8は、第1情報提供サーバ32により実行
される文書ダウンロード処理ルーチンの一例を示すフロ
ーチャートである。このルーチンは、毎日所定時刻(例
えば午前10時)に実行される。
【0043】文書ダウンロード処理ルーチンが実行され
ると、第1情報提供サーバ32は、まず、データベース
34をアクセスして登録された文書情報のうち今日が文
書開示日の文書情報を検索すると共に(ステップS11
0)、第2情報提供サーバ42との通信を確立する処理
を実行する(ステップS112)。そして、今日が文書
開示日として検索された文書情報を第2情報提供サーバ
42に向けて出力、即ちダウンロードして(ステップS
114)、本ルーチンを終了する。第2情報提供サーバ
42は、こうして第1情報提供サーバ32から出力され
た文書情報をデータベース44に登録する。なお、第2
情報提供サーバ42にダウンロードされる文書情報に
は、文書の他にアクセス権(文書権限)も含まれる。実
施例の文書ダウンロード処理ルーチンでは、文書情報の
うち今日が文書開示日の文書情報を検索すると共に第2
情報提供サーバ42との通信を確立する処理を実行し、
検索された文書情報をダウンロードするものとしたが、
第2情報提供サーバ42との通信の確立はダウンロード
の前に行なえばよいから、文書情報の検索処理の前に行
なってもよいし、文書情報の検索処理の後に行なっても
よい。
【0044】次に、こうしてデータベース34やデータ
ベース44に登録された文書情報のクライアントへの提
供の処理について説明する。図9は、ログインしたクラ
イアントへ提供可能な文書の一覧を表示する際に実行さ
れる文書検索表示処理ルーチンの一例を示すフローチャ
ートである。このルーチンは、イントラネット10やイ
ンターネット20を介してクライアント12〜16やク
ライアント22〜26が第1情報提供サーバ32や第2
情報提供サーバ42が提供する文書情報提供サイトにロ
グインしたときに実行される。
【0045】この文書検索表示処理ルーチンが実行され
ると、第1情報提供サーバ32や第2情報提供サーバ4
2は、まず、検索画面を表示すると共に(ステップS1
20)、検索条件を設定する処理を実行する(ステップ
S122)。検索画面の一例を図10に示す。図10に
例示した検索画面では、検索条件の入力は、図中左側に
設けられた「Puroduct Category」や「Model Name」
などの入力欄にプルダウンメニューから所望の機種分類
や機種名を選択して入力することによって行なう。検索
条件が入力され、「GO」ボタンが選択されると、利用
者がログインする際に入力されたユーザーIDと入力さ
れた検索条件とに基づいて表示許可のアクセス権が設定
されている文書情報をデータベース34やデータベース
44から検索する(ステップS124)。文書情報が第
1情報提供サーバ32のデータベース34から検索され
る場合には、利用者に設定されたアクセス権にもよる
が、文書情報の表示について設定された文書開示日も検
索条件として検索される。したがって、文書開示日に至
っていない文書情報を表示することができないアクセス
権しか持たない利用者に対しては文書開示日に至った文
書情報だけが検索されることになる。文書情報が第2情
報提供サーバ42のデータベース44から検索される場
合には、データベース44への文書情報のダウンロード
は文書開示日の所定時刻に行なわれるから、データベー
ス44に登録されている文書情報は全て文書開示日に至
っており、そのため文書開示日を検索条件とする必要が
ない。
【0046】そして、検索結果を表示するための表示画
面(検索結果表示画面)を作成し(ステップS12
6)、作成した検索結果表示画面をクライアント側に出
力して(ステップS128)、本ルーチンを終了する。
検索結果は設定されたアクセス権や文書開示日によって
異なるから、検索結果表示画面は、その都度作成されて
クライアント側に出力される。異なるユーザーに対して
作成され出力された検索結果表示画面の一例を図11お
よび図12に示す。図示するように、同じ機種分類で同
じ機種名を用いて検索しても、アクセス権の異なるユー
ザーに対しては異なる検索結果となるから、検索結果表
示画面も異なるものとなる。
【0047】以上説明した実施例の二重サーバシステム
30によれば、文書及び利用者に設定されたアクセス権
と各文書に対して設定された文書開示日とに基づいてイ
ントラネット10を介して第1情報提供サーバ32にア
クセス可能なクライアント12〜16へ文書情報を提供
することができる。また、文書及び利用者に設定された
アクセス権に基づいてインターネット20を介して第2
情報提供サーバ42にアクセス可能なクライアント22
〜26へ文書情報を提供することができる。しかも、第
1情報提供サーバ32から第2情報提供サーバ42への
文書情報のダウンロードは文書開示日の所定時刻に行な
うから、第2情報提供サーバ42への不正アクセスによ
っても文書開示日に至っていない文書情報が提供される
のを防止することができる。即ち、高いセキュリティを
確保することができる。
【0048】また、実施例の二重サーバシステム30に
よれば、イントラネット10を介して第1情報提供サー
バ32にアクセス可能なクライアント12〜16に対し
てアクセス権を設定することによりクライアント12〜
16のレベル化を図ることができると共にインターネッ
ト20を介して第2情報提供サーバ42にアクセス可能
なクライアント22〜26に対してアクセス権を設定す
ることによりクライアント22〜26のレベル化を図る
ことができる。しかも、第1情報提供サーバ32にアク
セス可能なクライアント12〜16に対するアクセス権
の設定も第2情報提供サーバ42へアクセス可能なクラ
イアント22〜26に対するアクセス権の設定も文書登
録ダイヤログを用いて一元的に設定することができる。
したがって、クライアント22〜26に対するアクセス
権の設定を第2情報提供サーバ42で行なう必要がな
い。
【0049】さらに、実施例の二重サーバシステム30
によれば、検索結果表示画面をその都度作成して表示す
るから、アクセス権が異なる利用者でも見やすい表示画
面を表示することができる。
【0050】実施例の二重サーバシステム30では、イ
ントラネット10の大区分におけるシステム管理ユーザ
ーは文書のアップや全ての文書の文書権限の設定および
変更を行なうことができるアクセス権を有する「admini
strator」として、その他のイントラネットユーザーは
システム管理ユーザーによって設定されたアクセス権の
範囲内において文書のアップや自らアップした文書に対
する文書権限のうちのインターネットユーザーに対する
設定および変更を行なうことができるアクセス権を有す
るものとして、インターネットユーザーはシステム管理
ユーザーやイントラネットユーザーによってアクセス権
を設定された範囲内でインターネット20を介して文書
の表示を行なうことができるものとして設定されている
ものとしたが、こうしたアクセス権に限定されるもので
なく、種々のアクセス権を設定するものとしてもよい。
【0051】実施例の二重サーバシステム30では、機
種に対する機種開示日と文書に対する文書開示日とを設
定するものとしたが、文書に対する文書開示日だけを設
定するものとしてもよい。また、実施例の二重サーバシ
ステム30では、文書に対して文書開示日を設定するも
のとしたが、日をもって設定する必要はなく日時をもっ
て設定するもの、即ち文書開示日時として設定するもの
としてもよい。この場合、第1情報提供サーバ32から
第2情報提供サーバ42への文書情報のダウンロードは
文書開示日時に行なうものとすればよい。
【0052】実施例の二重サーバシステム30では、文
書権限の設定として大区分としての利用者区分と小区分
としての参照グループにより文書のアクセス権を設定す
るものとしたが、各利用者毎に設定するものとしてもよ
い。また、文書権限として文書情報の一部だけについて
表示することができるアクセス権を設定するものとして
も構わない。
【0053】実施例の二重サーバシステム30では、検
索結果表示画面をその都度作成して表示するものとした
が、所定の様式の検索結果表示画面を用いて検索結果を
表示するものとしても構わない。
【0054】実施例の二重サーバシステム30では、第
1情報提供サーバ32や第2情報提供サーバ42からイ
ントラネット10やインターネット20に文書情報を提
供するものとしたが、文書情報以外の情報を提供するも
のとしてもよい。
【0055】実施例の二重サーバシステム30では、イ
ントラネット10に接続されたクライアント12〜16
に情報を提供する第1情報提供サーバ32とインターネ
ット20に接続されたクライアント22〜26に情報を
提供する第2情報提供サーバ42とにより構成したが、
第1情報提供サーバ32から情報を提供するネットワー
クと第2情報提供サーバ42から情報を提供するネット
ワークとが異なるものであればよいから、イントラネッ
トとインターネットに限定されるものではない。
【0056】以上、本発明の一つの実施の形態として二
重サーバシステム30について説明したが、他の実施の
形態として、実施例の二重サーバシステム30における
第1情報提供サーバ32としてもよく、また、コンピュ
ータを実施例の二重サーバシステム30における第1情
報提供サーバ32として機能させるプログラムやコンピ
ュータを実施例の二重サーバシステム30における第2
情報提供サーバ42として機能させるプログラムとして
もよい。コンピュータを第1情報提供サーバ32や第2
情報提供サーバ42として機能させるプログラムとした
形態の場合、上述した各処理のうち第1情報提供サーバ
32や第2情報提供サーバ42に対応する処理をステッ
プ毎に適当なプログラム言語によって記述すればよい。
【0057】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である二重サーバシステム3
0の構成の概略を示す構成図である。
【図2】第1情報提供サーバ32の構成の概略を示す構
成図である。
【図3】第2情報提供サーバ42の構成の概略を示す構
成図である。
【図4】第1情報提供サーバ32により実行される文書
アップ処理ルーチンの一例を示すフローチャートであ
る。
【図5】文書登録ダイヤログの一例を示す説明図であ
る。
【図6】利用者登録ダイヤログの一例を示す説明図であ
る。
【図7】機種登録ダイヤログの一例を示す説明書であ
る。
【図8】第1情報提供サーバ32により実行される文書
ダウンロード処理ルーチンの一例を示すフローチャート
である。
【図9】ログインしたクライアントへ提供可能な文書の
一覧を表示する際に実行される文書検索表示処理ルーチ
ンの一例を示すフローチャートである。
【図10】検索画面の一例を示す説明図である。
【図11】検索結果表示画面の一例を示す説明図であ
る。
【図12】図11の検索結果表示画面とは異なるユーザ
ーに対して作成され出力される検索結果表示画面の一例
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 イントラネット、12〜16 クライアント、2
0 インターネット、22〜26 クライアント、30
二重サーバシステム、32 第1情報提供サーバ、3
4 データベース、35 セキュリティ管理システム、
36 文書のアップ/ダウンロードシステム、37 文
書検索システム、38 文書表示システム、42 第2
情報提供サーバ、44 データベース、47 文書検索
システム、48 文書表示システム。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のネットワークに情報を提供可能な
    第1サーバと、前記第1のネットワークとは異なる第2
    のネットワークに情報を提供可能な第2サーバとを有す
    る二重サーバシステムであって、 前記第1サーバは、所定の情報を記憶する第1情報記憶
    手段と、該記憶された所定の情報を前記第1のネットワ
    ークに提供する第1情報提供手段と、前記第1情報記憶
    手段に記憶された所定の情報の各々に対して開示時を設
    定する開示時設定手段と、前記第1情報記憶手段に記憶
    された所定の情報のうち前記開示時設定手段により設定
    された開示時に至った情報を前記第2サーバに向けて出
    力する情報出力手段と、を備え、 前記第2サーバは、前記情報出力手段から出力された情
    報を記憶する第2情報記憶手段と、該記憶した情報を前
    記第2のネットワークに提供する第2情報提供手段と、
    を備える二重サーバシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の二重サーバシステムであ
    って、 前記第1サーバが備える開示時設定手段は、前記開示時
    として開示日を設定する手段であり、 前記第1サーバが備える情報出力手段は、前記開示時と
    しての開示日の所定の時刻に至ったときに対応する情報
    を出力する手段である二重サーバシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の二重サーバシス
    テムであって、 前記第1サーバは、前記第1のネットワークを介して前
    記第1サーバにアクセス可能なクライアントの各々に対
    しておよび/または前記所定の情報の各々に対してアク
    セス権を設定するアクセス権設定手段を備え、 前記第1サーバが備える第1情報提供手段は、前記アク
    セス権設定手段により設定されたアクセス権に基づいて
    情報を提供する手段である二重サーバシステム。
  4. 【請求項4】 前記第1サーバが備えるアクセス権設定
    手段は、アクセスの不可、読み込みのみの許可、読み書
    きの許可のいずれかのうちの少なくとも一つを含む不可
    あるいは許可を設定する手段である請求項3記載の二重
    サーバシステム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の二重サーバシス
    テムであって、 前記第1サーバが備えるアクセス権設定手段は、前記第
    2のネットワークを介して前記第2サーバにアクセス可
    能なクライアントの各々に対してアクセス権を設定する
    手段であり、 前記第2サーバが備える第2情報提供手段は、前記第1
    サーバが備えるアクセス権設定手段により設定されたア
    クセス権に基づいて前記第2情報記憶手段に記憶された
    情報を提供する手段である二重サーバシステム。
  6. 【請求項6】 前記第1サーバが備えるアクセス権設定
    手段は、前記第2のネットワークを介して前記第2サー
    バにアクセス可能なクライアントの各々に対して前記ア
    クセス権としてアクセスの不可、読み込みのみの許可の
    いずれかを設定する手段である請求項5記載の二重サー
    バシステム。
  7. 【請求項7】 前記所定の情報は文書情報である請求項
    1ないし6いずれか記載の二重サーバシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7いずれか記載の二重サ
    ーバシステムであって、 前記第1のネットワークはイントラネットであり、 前記第2のネットワークはインターネットである二重サ
    ーバシステム。
  9. 【請求項9】 コンピュータを請求項1ないし8いずれ
    か記載の二重サーバシステムにおける第1サーバとして
    機能させるサーバ用プログラム。
  10. 【請求項10】 コンピュータを請求項1ないし8いず
    れか記載の二重サーバシステムにおける第2サーバとし
    て機能させるサーバ用プログラム。
  11. 【請求項11】 第1のネットワークに情報を提供可能
    な情報提供サーバであって、 所定の情報を記憶する情報記憶手段と、 該記憶された所定の情報を前記第1のネットワークに提
    供する情報提供手段と、 前記情報記憶手段に記憶された所定の情報の各々に対し
    て開示時を設定する開示時設定手段と、 前記所定の情報のうち前記開示時設定手段により設定さ
    れた開示時に至った情報を前記第1のネットワークとは
    異なる第2のネットワークに情報を提供可能な第2の情
    報提供サーバに向けて出力する情報出力手段と、 を備える情報提供サーバ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の情報提供サーバであ
    って、 前記開示時設定手段は、前記開示時として開示日を設定
    する手段であり、 前記情報出力手段は、前記開示時としての開示日の所定
    の時刻に至ったときに対応する情報を出力する手段であ
    る情報提供サーバ。
  13. 【請求項13】 請求項11または12記載の情報提供
    サーバであって、 前記第1のネットワークを介してアクセス可能なクライ
    アントの各々に対しておよび/または前記所定の情報の
    各々に対してアクセス権を設定するアクセス権設定手段
    を備え、 前記情報提供手段は、前記アクセス権設定手段により設
    定されたアクセス権に基づいて情報を提供する手段であ
    る情報提供サーバ。
  14. 【請求項14】 前記アクセス権設定手段は、アクセス
    の不可、読み込みのみの許可、読み書きの許可のいずれ
    かのうちの少なくとも一つを含む不可あるいは許可を設
    定する手段である請求項13記載の情報提供サーバ。
  15. 【請求項15】 前記アクセス権設定手段は、前記第2
    のネットワークを介して前記第2の情報提供サーバにア
    クセス可能なクライアントの各々に対してアクセス権を
    設定する手段である請求項13または14記載の情報提
    供サーバ。
  16. 【請求項16】 前記アクセス権設定手段は、前記第2
    のネットワークを介して前記第2の情報提供サーバにア
    クセス可能なクライアントの各々に対して前記アクセス
    権としてアクセスの不可、読み込みのみの許可のいずれ
    かを設定する手段である請求項15記載の情報提供サー
    バ。
  17. 【請求項17】 前記所定の情報は文書情報である請求
    項11ないし16いずれか記載の情報提供サーバ。
  18. 【請求項18】 請求項11ないし17いずれか記載の
    情報提供サーバであって、 前記第1のネットワークはイントラネットであり、 前記第2のネットワークはインターネットである情報提
    供サーバ。
  19. 【請求項19】 コンピュータを請求項11ないし18
    いずれか記載の情報提供サーバとして機能させるサーバ
    用プログラム。
  20. 【請求項20】 第1のネットワークと第2のネットワ
    ークとに情報を提供する情報提供方法であって、 (a)所定の情報を前記第1のネットワークに情報提供
    可能な第1サーバに記憶させて該第1のネットワークに
    提供し、 (b)前記第1サーバに記憶させた所定の情報に対して
    開示タイミングを設定し、 (c)該設定した開示タイミングに至ったときに前記所
    定の情報を前記第2のネットワークに情報提供可能な第
    2サーバに記憶させて該第2のネットワークに提供する
    情報提供方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の情報提供方法であっ
    て、 前記第1のネットワークを介して前記第1サーバにアク
    セス可能なクライアントの各々に対しておよび/または
    前記所定の情報の各々に対してアクセス権を設定するス
    テップを備え、 前記ステップ(a)は、前記設定されたアクセス権に基
    づいて前記所定の情報を前記第1のネットワークに提供
    するステップである情報提供方法。
  22. 【請求項22】 請求項20または21記載の情報提供
    方法であって、 前記第2のネットワークを介して前記第2サーバにアク
    セス可能なクライアントの各々に対してアクセス権を設
    定するステップを備え、 前記ステップ(c)は、前記設定されたアクセス権に基
    づいて前記所定の情報を前記第2のネットワークに提供
    するステップである情報提供方法。
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