JP2002365668A - 表示パネル及びその製造方法 - Google Patents

表示パネル及びその製造方法

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JP2002365668A
JP2002365668A JP2001171481A JP2001171481A JP2002365668A JP 2002365668 A JP2002365668 A JP 2002365668A JP 2001171481 A JP2001171481 A JP 2001171481A JP 2001171481 A JP2001171481 A JP 2001171481A JP 2002365668 A JP2002365668 A JP 2002365668A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電界の印加により光学的反射特性が変化する複
数のマイクロカプセルを所望の位置に確実に設置するこ
とにより、高精細且つ高品位な複数色及びカラー表示が
可能な表示パネル及びその製造方法を提供する。 【解決手段】基板上に、分散媒中に電気泳動粒子を分散
した分散系を封入したマイクロカプセルを設置し、電界
の印加により当該マイクロカプセルの光学的反射特性を
変化させることにより表示を行う表示パネルの製造方法
であって、電界の印加により変化する光学的反射特性が
異なる2種類以上のマイクロカプセル(111、11
2、113)を所望の位置にフォトリソグラフィー法に
よりパターニングし、当該位置に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散媒中に分散さ
れた電気泳動粒子の電界の印加による電気泳動現象を利
用した表示パネル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器の発達に伴い、情報表示
も様々な形態を持ってなされてる。可変情報の表示とし
ては、CRT(陰極線管)や液晶ディスプレイ等が主流
となっている。CRTやバックライトを使用するタイプ
の液晶ディスプレイ等の発光型ディスプレイは、長時間
にわたる使用においては見るものの目を疲れさせ、文書
等を読むのには適さない。
【0003】一方、バックライトを使用しないタイプの
液晶ディスプレイは偏光板の使用による画面の暗さが顕
著に現れ、視認性が悪いという問題がある。さらに、こ
れらのディスプレイの表示画像はメモリー性を持たず、
電気的なエネルギー供給が停止されると同時に消えてし
まうという欠点がある。
【0004】今後さらに普及するであろう、所謂PDA
や電子ブック等の携帯可能な情報機器のディスプレイの
他、新聞や本、雑誌、ポスター等の印刷物、さらにはプ
リンター等から紙へ出力したハードコピーのディスプレ
イ表示への置き換わりにおいては、長時間にわたる使用
においても見るものの目を疲れさせにくく、視認性が良
好で、消費電力が少なく、かつ画像のメモリー性を有し
ていることが必要であると考えられる。
【0005】これらの要求をある程度満足する非発光型
のディスプレイとして、従来より、電気泳動表示装置や
二色ボール表示装置が知られている。
【0006】分散媒中に分散された電気泳動粒子の電界
の印加による電気泳動現象を利用した電気泳動表示装置
は、特公昭50−15115号公報などに示されるよう
に多数報告されている。
【0007】しかしながら、分散媒中に電気泳動粒子を
分散させた分散系を単に電界印加手段を有する基板間に
充填する構造では、粒子の凝集や電極等への付着現象に
よって表示ムラが発生し易く、良好な表示品位を得られ
にくい。
【0008】このため、種々のスペーサを配置すること
により分散系を不連続に分割し、表示動作の安定化を図
るようにした構造も知られている。
【0009】しかしながら、スペーサ配置後、分散系を
均一に充填することは極めて困難であるという問題があ
る。
【0010】この問題を解決する手段として、特開平1
−86116号公報に、分散媒中に電気泳動粒子を分散
させた分散系をマイクロカプセルに封入する方法が記載
されている。この方法によれば、粒子の凝集や電極への
付着現象を解消して、安定した表示動作が可能となり、
また、分散系装填処理が格段に改善される。
【0011】マイクロカプセルを平面上に均一に塗布す
る方法としては感圧紙や感熱紙製造を目的として多くの
提案がなされており、従来、エアーナイフ塗布法やブレ
ード塗布法の他、スプレー塗布法等が用いられている。
【0012】しかしながら、これらの方法はいずれもマ
イクロカプセルの均一な層を得ることを目的としたもの
であり、複数色の表示、特にカラー表示を行おうとした
場合には、各画素毎に表示色、即ち、電界の印加により
変化する光学的反射特性が異なるマイクロカプセルを設
置する手段には適さない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するためになされたものであり、その課題と
するところは、電界の印加により光学的反射特性が変化
する複数のマイクロカプセルを所望の位置に確実に設置
することにより、高精細且つ高品位な複数色及びカラー
表示が可能な表示パネル及びその製造方法を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
基板上に、分散媒中に電気泳動粒子を分散した分散系を
封入したマイクロカプセルを設置し、電界の印加により
当該マイクロカプセルの光学的反射特性を変化させるこ
とにより表示を行う表示パネルの製造方法であって、電
界の印加により変化する光学的反射特性が異なる2種類
以上のマイクロカプセルを所望の位置にフォトリソグラ
フィー法によりパターニングし、当該位置に配置する表
示パネルの製造方法である。第2の発明は、特に、前記
分散媒が三原色のいずれかの色に着色された分散媒であ
り、前記電気泳動粒子が前記三原色とは異なる所定の色
である分散系を各々封入した3種類のマイクロカプセル
を、前記基板上の所望の位置にフォトリソグラフィー法
により順次パターニングし、当該位置に配置する請求項
1に記載の表示パネルの製造方法である。第3の発明
は、特に、前記分散媒が透明分散媒であり、前記電気泳
動粒子が三原色のいずれかの色に着色された粒子と前記
三原色とは異なる所定の色の粒子とから構成された分散
系を各々封入した3種類のマイクロカプセルを、前記基
板上の所望の位置にフォトリソグラフィー法により順次
パターニングし、当該位置に配置する請求項1に記載の
表示パネルの製造方法である。第4の発明は、特に、前
記マイクロカプセルが、前記フォトリソグラフィー法に
より前記基板上の各パターンに対する電界印加手段が形
成されている位置に順次パターニングされ、当該位置に
配置される請求項1〜3いずれかに記載の表示パネルの
製造方法である。第5の発明は、基板上に、分散媒中に
電気泳動粒子を分散した分散系を封入したマイクロカプ
セルを設置し、電界の印加により当該マイクロカプセル
の光学的反射特性を変化させることにより表示を行う表
示パネルであって、電界の印加により変化する光学的反
射特性が異なる2種類以上のマイクロカプセルが、各パ
ターンに対する電界印加手段上にフォトリソグラフィー
法によりパターニング形成されていることを特徴とする
表示パネルである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の表示パネルの製造方法
は、電界の印加により変化する光学的反射特性が異なる
2種類以上のマイクロカプセルを所望の位置にフォトリ
ソグラフィー法によりパターニングし、当該位置に配置
することを特徴とする。以下、本発明の実施の形態を図
1〜図6を参照にして説明する。
【0016】本実施の形態においては、減法混色により
色を再現することでカラー表示可能な表示パネル及びそ
の製造方法を例示することにより本発明を説明する。
【0017】まず、本発明に係わる表示パネルについて
説明する。図1及び図2は、表示パネルの構造を示すた
めの断面図である。
【0018】図1に示した表示パネル100は、第一の
電極2が形成された背面基板1と、第二の電極4が形成
された表示側の前面基板5とが対向配置され、さらにそ
の間に、イエロー、マゼンタ、シアンに着色された分散
媒11、12、13と白色の電気泳動粒子14とを各々
封入したマイクロカプセル111、112、113が高
分子樹脂層3に保持され、所望の位置にパターン配置さ
れた構成である。背面基板1及び第一の電極2、前面基
板5及び第二の電極4は透明部材により構成する。な
お、第一の電極及び/又は第二の電極を電界印加手段と
いう。
【0019】本実施の形態においては、背面基板1上に
形成された第一の電極2は、所望の位置にパターン配置
されたマイクロカプセルに対応して形成された電極と、
図示せぬマトリックス電極との間にスイッチング素子が
設けられて成る。
【0020】前面基板5上に形成された第二の電極4
は、全面を同一の電位で覆うように設けられて成る。
【0021】所定の色に着色された分散媒と白色の電気
泳動粒子が封入されたマイクロカプセルに電界が印加さ
れると、白色粒子14が負に帯電している場合には、第
一の電極2が正極の時、白色粒子は第一の電極2側に移
動し、表示色は分散媒の色となる。逆に、第一の電極2
が負極の時、白色粒子14は第二の電極4側に移動し表
示色は白色となる。
【0022】電界の印加により光学的反射特性が各々イ
エロー、マゼンタ、シアンと白色に変化するマイクロカ
プセル111、112、113が順番に繰り返し並ぶ様
に隣接してパターン配置され、各パターン毎に印加され
る電界を制御することで、減法混色によるカラー表示が
可能となる。
【0023】図2に示した表示パネル200は、図1の
表示パネル100と同様に、第一の電極2が形成された
背面基板1と第二の電極4が形成された前面基板5とが
対向配置され、さらにその間に、透明分散媒25中にイ
エロー、マゼンタ、シアンの着色電気泳動粒子21、2
2、23と白色の電気泳動粒子24とを各々封入したマ
イクロカプセル221、222、223が高分子樹脂層
3に保持され、所望の位置にパターン設置された構成で
ある。
【0024】各々イエロー、マゼンタ、シアンの着色電
気泳動粒子と白色の電気泳動粒子が封入されたマイクロ
カプセルに電界が印加されると、着色粒子が正、白色粒
子が負に帯電している場合には、第一の電極2が正極の
時、着色粒子は第二の電極4側に移動、白色粒子は第一
の電極2側に移動し、表示色は着色粒子の色となる。逆
に、第一の電極2が負極の時、着色粒子は第一の電極2
側に移動、白色粒子は第二の電極4側に移動し、表示色
は白色粒子の白色となる。
【0025】電界の印加により光学的反射特性が各々イ
エロー、マゼンタ、シアンと白色に変化するマイクロカ
プセル221、222、223が順番に繰り返し並ぶ様
に隣接してパターン配置され、各パターン毎に印加され
る電界を制御することで、図1の表示パネル100と同
様に減法混色によるカラー表示が可能となる。
【0026】次に、この様な表示パネルの製造方法につ
いて説明する。イエロー、マゼンタ、シアンに各々着色
された分散媒と白色の電気泳動粒子とを封入したマイク
ロカプセルを用いる場合には、まず、各々の着色分散媒
と白色粒子を用いて、3種の分散液を作成する。
【0027】着色分散媒は、例えば、脂肪族炭化水素、
芳香族炭化水素、脂環式炭化水素、ハロゲン化炭化水
素、各種エステル類、アルコール系溶媒、またはその他
の種々の油等を単独または適宜混合した溶媒を、公知の
アゾ染料、アントラキノン染料、トリフェニルメタン染
料、金属染料等を好適に単独または複数用い、着色した
ものを使用する。
【0028】白色粒子は、例えば、酸化チタンや酸化亜
鉛、硫化亜鉛等の無機顔料の他、ガラスあるいは樹脂等
の微粉末、さらにはこれらの複合体等を使用する。必要
に応じて、粒子の表面を種々の界面活性剤、分散剤、有
機及び無機化合物、金属化合物等を用いて処理すること
で所望の表面電荷を付与することができるのみならず、
分散液中での分散安定性を向上させることができる。
【0029】3種類の分散液は各々、複合コアセルベー
ション法等の相分離法、界面重合法、in−situ
法、溶解分散冷却法等、公知の方法を用いて作成される
マイクロカプセルに封入する。必要に応じて、ふるい分
け、比重分離法などの任意の方法により、作成したマイ
クロカプセルの径の分布を制御する。マイクロカプセル
の径としては、1〜300μmが望ましく、さらに好ま
しくは5〜200μmである。
【0030】これら3種類のマイクロカプセルを光照射
した部分が架橋又は重合反応をおこして現像液に不溶に
なるネガ型フォトレジスト材料や、光照射された部分が
分解して現像液に溶解するポジ型フォトレジスト材料と
混合し、フォトリソグラフィー法を用いて所望の位置に
順次パターニングする。
【0031】ここでは、ネガ型フォトレジスト材料を用
いたアルカリ現像の場合について説明する。
【0032】ネガ型フォトレジストを用いたアルカリ現
像法では、カルボキシル基等の酸性官能基を有するアク
リル樹脂等の樹脂成分に、感光性モノマーや光重合開始
剤等を好適に配合し、光重合若しくは光架橋反応を利用
してパターニングする。
【0033】感光性モノマーとしては例えばN−ビニル
ピロリドン、エチルアクリレート及びプロピルアクリレ
ート等のアクリル酸エステル類、エチルメタクリレー
ト、プロピルメタクリレート等のメタクリル酸エステル
類、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、及びその
カプロラクトン変成物などの誘導体、スチレン、α−メ
チルスチレン、アクリル酸等及びそれらの混合物等が挙
げられる。
【0034】使用量は、前記樹脂成分100重量部に対
して1〜100重量部が望ましく、さらに好ましくは5
〜80部である。
【0035】光重合開始剤としては、例えば、ベンゾイ
ン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエー
テルなどのベンゾインとそのアルキルエーテル類;アセ
トフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセト
フェノンなどのアセトフェノン類;メチルアントラキノ
ン、2−エチルアントラキノンなどのアントラキノン
類;チオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン
などのチオキサントン類;アセトフェノンジメチルケタ
ール、ベンジルジメチルケタールなどのケタール類;ベ
ンゾフェノン、4,4−ビスメチルアミノベンゾフェノ
ンなどのベンゾフェノン類及びアゾ化合物、トリアジン
化合物、アシルフォスフィンオキサイド化合物などを単
独または2種以上の混合物として好適に使用することが
できる。使用量は、感光性モノマー100重量部に対し
て0.5〜50重量部が望ましく、さらに好ましくは1
〜30重量部である。
【0036】また、必要に応じて、溶媒成分を好適に配
合する事ができる。溶媒としては、樹脂成分等との相溶
性等に応じて、任意に使用することができ、配合量は樹
脂成分100重量部に対し、5〜400重量部、さらに
好ましくは10〜200重量部である。
【0037】この様に調整したフォトレジスト材料と前
述の3種類のマイクロカプセルを各々混合する。混合比
としては、フォトレジスト材料の固形分100重量部に
対して50〜300重量部が好ましく、さらに好ましく
は80〜200重量部である。
【0038】また、溶媒中に溶解した樹脂成分とマイク
ロカプセルを混合した後、感光性モノマーと光重合開始
剤を混合するなど、混合の順序は好適に改変可能であ
る。
【0039】まず、図3に示すように、イエローの着色
分散媒11に白色粒子14が封入されたマイクロカプセ
ルとフォトレジスト材料の混合液を第一の電極2が形成
された背面基板1上に塗工し、マイクロカプセル111
がフォトレジスト材料から成る高分子樹脂層3に保持さ
れたマイクロカプセル層120を形成する。
【0040】基板としては、ガラス基材の他、ポリエチ
レンテレフタラートやポリカーボネート、ポリエーテル
スルホン等プラスチックフィルム基材についても好適に
用いることができる。
【0041】塗工方法としては、ロールコーターやナイ
フコーター、ダイコーター、リバースロールコーター、
ブレードコーター、ロッドコーター、コンマコーター、
グラビアコーター、アプリケーター、バーコーター、ス
ピンコーター、スクリーン印刷法等、好適に使用するこ
とが出来る。
【0042】ここで、混合液を塗膜化した際の平滑性を
付与するレベリング剤、塗液の粘度を調整するレオロジ
ーコントロール剤等の各種配合成分を好適に配合するこ
とができる。
【0043】レベリング剤やレオロジーコントロール剤
などの配合量は、フォトレジスト材料の樹脂成分100
重量部に対し、0.1〜30重量部が望ましく、さらに
好ましくは0.5〜20重量部である。
【0044】また、混合液中に溶媒成分が配合されてい
る場合、必要に応じてプリベークを行うことができる。
【0045】そして、マイクロカプセル層120にフォ
トマスク30、31を用いて隣接する3つの第一の電極
2上のフォトレジスト材料の内、1つの電極部分のみ、
マイクロカプセル層120側及び背面基板1側の両側か
ら露光し、硬化させる。
【0046】その後、アルカリ現像液で未露光部を除去
し、乾燥させて、図4(a)に示すようにマイクロカプ
セル111がフォトレジスト材料による高分子樹脂層3
に保持されたマイクロカプセルパターン層121を形成
する。
【0047】マイクロカプセルパターン層の膜厚として
は、1〜300μmが望ましく、さらに好ましくは5〜
200μmである。
【0048】ここで、必要に応じてフォトレジスト材料
による高分子樹脂層を十分に硬化させる為、ポストベー
クを行うことができる。
【0049】同様に、図4(b)、(c)に示す様に各
々マゼンタ、シアンの着色分散媒12、13と白色粒子
14が封入されたマイクロカプセル112、113につ
いても順次、フォトリソグラフィー法を用い、所望の位
置にパターニングし、マイクロカプセルパターン層12
2、123を形成する。
【0050】ここで、3種類のマイクロカプセルのパタ
ーニングされる順番や並びの順に特に制限はない。
【0051】3種類のマイクロカプセルが所望の位置へ
パターニングされたマイクロカプセルパターン層12
1、122、123の上面図の一例を図5に示す。
【0052】図5に示したようにパターンの形状が長方
形である場合や長円形である場合には、3種類のマイク
ロカプセルパターニング層121、122、123が繰
り返し隣接して並んでいることが好ましい。
【0053】パターン形状が長方形である場合には、短
辺は5〜200μmが好ましく、長辺は10〜500μ
mが好ましいが、看板等非常に大きなパネルとして用い
られる場合には、より大きな値でもよく、特に制限され
るものではない。
【0054】そして、透明部材からなる第二の電極が形
成された前面基板をこれらマイクロカプセルパターン層
上に張り合わせることで、図1の構成の表示パネル10
0を製造することができる。
【0055】透明部材からなる前面基板は、ガラス基材
の他、ポリエチレンテレフタラートやポリカーボネー
ト、ポリエーテルスルホン等プラスチックフィルム基材
等を好適に用いることができる。
【0056】この様な構成の3種類のマイクロカプセル
パターン層でカラー表示する方法を図6(a)〜(d)
を参照にして説明する。
【0057】表示パネル100においては、各々イエロ
ー、マゼンタ、シアンの着色分散媒と白色粒子を封入し
ている隣接する3つのマイクロカプセルパターン層で一
画素分の表示部を形成しており、これらの表示色の減法
混色によりカラー表示を行う。
【0058】3種類のマイクロカプセル中の全ての白色
粒子を第二の電極側に移動させると、表示色は白色とな
る。
【0059】イエロー、マゼンタ、シアンのいずれかの
表示については、例えば、イエロー表示の場合、イエロ
ーに着色された分散媒が封入されたマイクロカプセル中
の白色粒子のみ第二の電極側に移動させ、残りの2種類
のマイクロカプセル中の白色粒子を第一の電極側に移動
させる。
【0060】レッド、グリーン、ブルーバイオレットと
いった混色を表示する場合には、例えば、レッド表示の
場合、イエローとマゼンタに着色されたマイクロカプセ
ル中の白色粒子を第二の電極側に移動させ、シアンに着
色されたマイクロカプセル中の白色粒子を第一の電極側
に移動させる。
【0061】そして、3種類のマイクロカプセル中の全
ての白色粒子を第一の電極側に移動させると、表示色は
ブラックとなる。
【0062】さらには、白色粒子を第一の電極側と第二
の電極側の中間に位置させることにより、それぞれの色
に階調を持たせることもできる。
【0063】同様に、透明分散媒中に各々イエロー、マ
ゼンタ、シアンの電気泳動粒子と白色の電気泳動粒子と
を封入したマイクロカプセルを用いる場合には、まず、
透明分散媒と各々の着色粒子と白色粒子を用いて、3種
の分散液を作成する。
【0064】透明分散媒は、例えば、脂肪族炭化水素、
芳香族炭化水素、脂環式炭化水素、ハロゲン化炭化水
素、各種エステル類、アルコール系溶媒、またはその他
の種々の油等を単独または適宜混合した溶媒を用いるこ
とが出来る。
【0065】着色粒子としては、公知のアゾ顔料やフタ
ロシアニン顔料等の有機顔料や種々の無機顔料、金属
粉、ガラスあるいは樹脂等の微粉末を着色したもの、さ
らにはこれらの複合体などを使用する。
【0066】白色粒子は、酸化チタンや酸化亜鉛、硫化
亜鉛等の無機顔料の他、ガラスあるいは樹脂等の微粉
末、さらにはこれらの複合体などを使用する。
【0067】必要に応じて、粒子の表面を種々の界面活
性剤、分散剤、有機及び無機化合物、金属等を用いて処
理することで所望の表面電荷を付与することができるの
みならず、分散液中での分散安定性を向上させることが
できる。
【0068】透明分散媒中に着色粒子と白色粒子とが分
散している分散系に電界を印加し、表示色を変化させる
場合には、着色粒子と白色粒子とを、極性が反対の電荷
に帯電させるか、同一の電荷に帯電していても、帯電量
の差を十分に設けることで、着色分散媒中に白色粒子が
分散している分散系と同様な色表示が可能となる。
【0069】3種類の分散液は各々、複合コアセルベー
ション法等の相分離法、界面重合法、in−situ
法、溶解分散冷却法等、公知の方法を用いて作成される
マイクロカプセルに封入する。必要に応じて、ふるい分
け、比重分離法などの任意の方法により、作成したマイ
クロカプセルの径の分布を制御する。
【0070】これら3種類のマイクロカプセルを光照射
した部分が架橋又は重合反応をおこして現像液に不溶に
なるネガ型フォトレジストや、光照射された部分が分解
して現像液に溶解するポジ型フォトレジストと混合し、
フォトリソグラフィー法を用いて順次パターニングする
ことで、前述のイエロー、マゼンタ、シアンに各々着色
された分散媒と白色の電気泳動粒子を封入した3種類の
マイクロカプセルを用いた場合と同様に、カラー表示可
能な表示パネルを製造することができる。
【0071】以上、説明したように、電界の印加により
変化する光学的反射特性が異なる複数のマイクロカプセ
ルをフォトリソグラフィー法によりパターニングするこ
とで、各々のマイクロカプセルを所望の位置に正確に配
置することができるので、その結果、基板上の電界印加
手段が形成されている所望の位置に正確に配置すること
ができる。
【0072】そして、本実施の形態に示した様に、各々
の分散媒が三原色に着色され、電気泳動粒子が白色であ
る3種類のマイクロカプセルや、分散媒が透明で、電気
泳動粒子が各々三原色に着色した着色粒子と白色粒子か
ら構成される3種類のマイクロカプセルを一画素毎の表
示部として順番に繰り返し並ぶ様に正確に配置でき、各
画素毎にカラー表示可能な高精細で、高品位な表示パネ
ルを製造することができる。
【0073】なお、本発明の表示パネルの製造方法は、
本実施の形態例に限られるものではなく、種々の好適な
改変が可能である。例えば、本発明の実施の形態におい
ては、カラー表示可能な表示パネルの製造方法を例示し
たが、例えば、ブラックと白色、レッドと白色とに光学
的反射特性が変化する2種類のマイクロカプセルをフォ
トリソグラフィー法を用い、パターニングし、所望の位
置に配置することで、表示色はブラック及びレッド、白
色のみとなるが、3種類のマイクロカプセルを用いた場
合よりもより高精細な表示パネルの製造が可能となる。
【0074】また、本実施の形態においては、各々イエ
ロー、マゼンタ、シアンと白色に光学的反射特性が変化
する3種類のマイクロカプセルによる減法混色三原色を
用いた場合を例示したが、加法混色三原色のレッド、グ
リーン、ブルーの光学的反射特性を有するマイクロカプ
セルを用いることもできる。また、その他の任意の色の
組み合わせにしても良い。加法混色三原色のレッド、グ
リーン、ブルーの光学的反射特性を有するマイクロカプ
セルを用いる場合、各々の他方の光学的反射特性はブラ
ックが好ましいが、任意の色を用いることもできる。
【0075】また、本実施の形態においては、各々のパ
ターン形状が長方形である場合について例示したが、パ
ターン形状は特に制限されるものではなく、適宜好適な
形状を用いることができる。例えば、各々のパターン形
状が正方形や円に近い場合には、3種類のパターンが繰
り返し並んでいても、L字配列であっても、三角形配列
であっても、さらにはモザイク配列やランダム配列であ
ってもよい。何れの形状においても、各マイクロカプセ
ルによるパターン数やパターン面積等の比率を好適に設
定することができる。
【0076】さらには、各パターン内に保持されるマイ
クロカプセルの数は1個以上であれば、特に制限はな
く、径の小さい複数のマイクロカプセルにより構成する
こともできる。
【0077】さらにまた、より高品位な画像表示のた
め、4種類以上の電界の印加により表示特性の異なるマ
イクロカプセルを所望の位置にフォトリソグラフィー法
によりパターニングし、所望の位置に配置することも可
能である。
【0078】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明について具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。尚、「部」の表記は特に断わりのない限り
いずれも重量部である。
【0079】<実施例1>まず、メタクリル酸ブチル5
0部、メタクリル酸メチル20部、アクリル酸30部を
シクロヘキサノンを溶媒として共重合させ、アクリル樹
脂を作成する。
【0080】このアクリル樹脂50部に対し溶媒が34
部の比率になるようにアクリル樹脂溶液を調整した後、
感光性モノマーとしてジペンタエリスリトール8部及び
ヘキサアクリレート8部、光重合開始剤ビス(2,4,
6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオ
キサイド0.6部を加えてフォトレジスト材料を作成し
た。
【0081】一方、テトラクロロエチレンをSolve
nt Yellow19、Solvent Red8、
Solvent Blue2の着色染料をもちいて各々
イエロー、マゼンタ、シアンに着色した着色分散媒中
に、ポリエチレン樹脂で表面処理した粒径3μmの酸化
チタンが分散された分散液を複合コアセルベーション法
を用いてゼラチンとアラビアゴムから成る膜中に封入
し、ふるい分けにより径を40μmに揃えたマイクロカ
プセルをそれぞれ作成した。
【0082】そして、フォトレジスト材料100部に対
し、マイクロカプセル80部を混合した。
【0083】これらの混合液の内の、イエローの着色分
散媒を封入したマイクロカプセルの混合液を、縦300
μm×横80μmのパターンが30μmの間を空けて繰
り返し形成されているインジウム錫酸化物(ITO)に
よる画素電極及びマトリクス電極、スイッチング素子が
形成されている透明ガラス基板上にアプリケーターでコ
ーティングし、70℃、30分間乾燥させ、膜厚60μ
mのマイクロカプセル層を得た。
【0084】次に、露光部が前述の画素電極の、3つの
隣接する電極の内、一つのみに重なる様に形成された遮
光膜を有するフォトマスクを、マイクロカプセル層側及
び透明ガラス基板側の両側に密着させ、超高圧水銀灯に
より、露光量270mJ/cm2の条件で両面露光し
た。
【0085】露光後、温度20℃の1%炭酸ナトリウム
水溶液を噴出圧力1kg/cm2でスプレー現像を30
0秒行い、未露光部位を除去し、露光部の画素電極上に
マイクロカプセルパターン層を得た。現像処理後の基板
を乾燥した後、180℃で1時間加熱し、硬膜処理を行
った。
【0086】同様に、マゼンタ、シアンの着色分散媒を
封入したマイクロカプセルの混合液を用いて、残りの画
素電極上に順次各々のマイクロカプセルパターン層を形
成し、全面にインジウム錫酸化物(ITO)電極が形成
された透明ガラス基板と張り合わせた。
【0087】この様に、3種類のマイクロカプセルが電
界印加手段が形成されている所望の位置に設置された表
示パネルに電界を印加し、表示特性を評価したところ、
いずれのマイクロカプセル中の白色粒子も80Vの印加
電圧で電界の向きに従い両電極間を移動し、減法混色に
よる高精細で、高品位なカラー表示を行うことができ
た。
【0088】<実施例2>実施例1と同じレジスト材料
100部に対し、テトラクロロエチレン溶媒中にシリコ
ーンオイルで表面処理したPigment Yello
w13、Pigment Red122、Pigmen
t Blue15の各々の着色有機顔料と、ポリエチレ
ン樹脂で表面処理した粒径3μmの酸化チタンが分散さ
れた分散液を複合コアセルベーション法を用いてゼラチ
ンとアラビアゴムから成る膜中に封入し、ふるい分けに
より径を40μmに揃えたマイクロカプセル100部を
それぞれ混合した。
【0089】これらの混合液を用いて実施例1と同様に
順次、画素電極上にマイクロカプセルパターン層を形成
して得た表示パネルの表示特性を評価したところ、いず
れのマイクロカプセル中の着色粒子と白色粒子も、11
0Vの印加電圧で電界の向きに従い両電極間を互い違い
に移動し、減法混色による高精細で、高品位なカラー表
示を行うことができた。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表示パネ
ル及びその製造方法を用いれば、電界の印加により変化
する光学的反射特性が異なる2種類以上のマイクロカプ
セルをフォトリソグラフィー法によりパターニングする
ことで、所望の位置に確実に設置することができ、高精
細且つ高品位な複数色及びカラー表示が可能な表示パネ
ル及びその製造方法を提供することができた。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の表示パネルの断面構成
図。
【図2】本発明の一実施の形態の表示パネルの断面構成
図。
【図3】本発明の一実施の形態の表示パネルの製造方法
を示す説明図。
【図4】本発明の一実施の形態の表示パネルの製造方法
を示す説明図。
【図5】本発明の一実施の形態の表示パネルの上面構成
図。
【図6】本発明の一実施の形態の表示パネルによるカラ
ー表示の説明図
【符号の説明】
100…表示パネル 1…背面基板 2…第一の電極 3…高分子樹脂層 4…透明な第二の電極 5…透明な前面電極 11…イエロー着色分散媒 12…マゼンタ着色分散媒 13…シアン着色分散媒 14…白色粒子 111…イエロー着色分散媒と白色粒子を封入したマイ
クロカプセル 112…マゼンタ着色分散媒と白色粒子を封入したマイ
クロカプセル 113…シアン着色分散媒と白色粒子を封入したマイク
ロカプセル 200…表示パネル 21…イエロー着色粒子 22…マゼンタ着色粒子 23…シアン着色粒子 24…白色粒子 25…透明分散媒 30…フォトマスク 31…フォトマスク 120…イエロー着色分散媒と白色粒子を封入したマイ
クロカプセル層 121…イエロー着色分散媒と白色粒子を封入したマイ
クロカプセルパターン層 122…マゼンタ着色分散媒と白色粒子を封入したマイ
クロカプセルパターン層 123…シアン着色分散媒と白色粒子を封入したマイク
ロカプセルパターン層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、分散媒中に電気泳動粒子を分散
    した分散系を封入したマイクロカプセルを設置し、電界
    の印加により当該マイクロカプセルの光学的反射特性を
    変化させることにより表示を行う表示パネルの製造方法
    であって、電界の印加により変化する光学的反射特性が
    異なる2種類以上のマイクロカプセルを所望の位置にフ
    ォトリソグラフィー法によりパターニングし、当該位置
    に配置することを特徴とする表示パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】前記分散媒が三原色のいずれかの色に着色
    された分散媒であり、前記電気泳動粒子が前記三原色と
    は異なる所定の色である分散系を各々封入した3種類の
    マイクロカプセルを、前記基板上の所望の位置にフォト
    リソグラフィー法により順次パターニングし、当該位置
    に配置することを特徴とする請求項1に記載の表示パネ
    ルの製造方法。
  3. 【請求項3】前記分散媒が透明分散媒であり、前記電気
    泳動粒子が三原色のいずれかの色に着色された粒子と前
    記三原色とは異なる所定の色の粒子とから構成された分
    散系を各々封入した3種類のマイクロカプセルを、前記
    基板上の所望の位置にフォトリソグラフィー法により順
    次パターニングし、当該位置に配置することを特徴とす
    る請求項1に記載の表示パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】前記マイクロカプセルは、前記フォトリソ
    グラフィー法により前記基板上の各パターンに対する電
    界印加手段が形成されている位置に順次パターニングさ
    れ、当該位置に配置されることを特徴とする請求項1〜
    3いずれかに記載の表示パネルの製造方法。
  5. 【請求項5】基板上に、分散媒中に電気泳動粒子を分散
    した分散系を封入したマイクロカプセルを設置し、電界
    の印加により当該マイクロカプセルの光学的反射特性を
    変化させることにより表示を行う表示パネルであって、
    電界の印加により変化する光学的反射特性が異なる2種
    類以上のマイクロカプセルが、各パターンに対する電界
    印加手段上にフォトリソグラフィー法によりパターニン
    グされていることを特徴とする表示パネル。
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