JP2002364040A - 圧送排水装置およびそれを用いた圧送排水便器 - Google Patents

圧送排水装置およびそれを用いた圧送排水便器

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JP2002364040A JP2002072388A JP2002072388A JP2002364040A JP 2002364040 A JP2002364040 A JP 2002364040A JP 2002072388 A JP2002072388 A JP 2002072388A JP 2002072388 A JP2002072388 A JP 2002072388A JP 2002364040 A JP2002364040 A JP 2002364040A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器内の衛生性を保ち、さらに圧送ポンプの
誤動作を減少させて信頼性を増した圧送排水装置、およ
びこれを用いた圧送排水便器の提供する。 【解決手段】 排水器具からの排水を一時的に貯留する
タンクと、該タンクに内蔵され、圧送管を接続した圧送
ポンプと、該圧送ポンプの運転制御を行う制御部を備え
た圧送排水装置において、前記タンク内に洗浄水を噴き
出す吐水口を有した洗浄手段を備えたことにより、洗浄
手段によってタンク内を洗浄し、タンクの内壁や水位検
知スイッチに付着した屎尿や、雑排水に混入した人体の
あかやヘドロを直接洗浄するため、付着物を除去でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内部を洗浄で
きる圧送排水装置、およびこれを用いた圧送排水便器に
関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−290559には、圧送排水
装置の信頼性やメンテナンス作業性の向上を目的とし
て、カッターで破砕された屎尿の破砕片が、容器内部や
水位センサに付着するのを防ぐように、カッター周囲に
配置されたスクリーンの上面と側面を二重構造にするこ
とが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧送排水装置は、貯水
槽内に圧送ポンプと水位検知スイッチと粉砕装置を設置
し、屎尿および風呂の残り湯、洗濯・洗面などの雑排水
を貯留槽に集め、水位検知スイッチにより貯水槽内の水
位を検知し、圧送ポンプを作動させ、同時にカッターで
屎尿を粉砕し、カッター周囲に配置されたスクリーンを
通過した屎尿と排水を排水管を通して圧送排出する装置
である。このような圧送排水装置は、下水管より低い位
置に設置された地下室や、排水管の勾配がとれない建物
など、強制的に排水させる場所で必要とされている。さ
らに今後は、排水管の口径を小さくして配管スペースを
小さくしたシステムや、排水管にフレキシブル性を持た
せ施工性を向上させたシステムで多用されることが予想
される。一方、圧送排水装置のメンテナンスや衛生管理
において特に重要なこととして、カッターで細かく粉砕
された屎尿やトイレットペーパーが貯留槽内に残らず、
臭気が漂わず、虫が発生しないように貯留槽内を清潔に
保つことが挙げられる。
【0004】しかしながら上記の圧送排水装置では、粉
砕装置であるカッターとカッター周囲に配置された小孔
の空いた筒上のスクリーンで構成されており、カッター
で破砕された屎尿は、カッターの回転力よってスクリー
ンの小孔を通って貯留槽内の四方へ飛散し、破砕片が貯
水槽内に付着して残留し、臭気の発生原因となるととも
に、夏期には虫が発生するという問題があった。また、
この破砕片が水検知スイッチに付着して水位検知スイッ
チの誤動作を誘発したり、メンテナンス時にタンクを開
口すると非常に不衛生であることが問題となっている。
特開平4−290559では、上記貯水槽内を清潔に保
つために、スクリーンの上面および側面を覆うように隔
壁蓋と隔壁板を設けることが示されているが、これで
は、スクリーンと隔壁蓋および隔壁板の間に挟まった屎
尿によって粉砕効率の低下につながり、しいては圧送排
水装置の能力低下につながる。また、貯留槽内に浮遊す
る屎尿および雑排水中に含まれる人体からの「あか」な
どが貯留槽内に固着することもあり、必ずしも貯水槽内
を清潔に保っているとは言い切れない。さらに、水位検
知スイッチにも浮遊汚物が付着するため、誤動作を誘発
するおそれがある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、容器内の衛生性を保ち、
さらに圧送ポンプの誤動作を減少させて信頼性を増した
圧送排水装置、およびこれを用いた圧送排水便器を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記目
的を達成するために請求項1の圧送排水装置は、排水器
具からの排水を一時的に貯留するタンクと、該タンクに
内蔵され、圧送排水管を接続した圧送ポンプと、該圧送
ポンプの運転制御を行う制御部とを備えた圧送排水装置
において、前記タンク内に洗浄水を噴き出す吐水口を有
した洗浄手段を設けたことを特徴とする。本発明によれ
ば、洗浄手段によってタンク内を洗浄し、タンクの内壁
や水位検知スイッチに付着した屎尿や、雑排水に混入し
た人体のあかやヘドロを直接洗浄するため、付着物を除
去できる。よって、タンク内の残留物を除去でき、臭気
や虫の発生を抑え衛生的である。また、圧送ポンプや水
位検知スイッチの故障や誤動作を減少させ、信頼性や耐
久性を増すことができる。
【0007】本発明の好ましい態様においては、前記圧
送ポンプで圧送された排水を、前記洗浄水として前記洗
浄手段に供給する排水リバース手段を備えたことを特徴
とする。これにより、圧送ポンプで圧縮された水を効率
的に利用でき、さらに排水を利用するため、新たに洗浄
水を必要とせず節水ができる。
【0008】本発明の好ましい態様においては、外部給
水源からの洗浄水を、前記洗浄手段に供給する外部給水
手段を備えたことを特徴とする。これにより、タンク内
の残留物を外部給水源からのきれいな洗浄水で洗い流す
ことができ、さらに洗い流した洗浄水は、他の排水と同
様に圧送ポンプでタンク外に圧送できるため、洗浄後の
タンク内は常に清潔であり、衛生性を確保できる。
【0009】本発明の好ましい態様においては、前記洗
浄手段は、タンク上部に配置されたことを特徴とする。
これにより、洗浄水は上部から下部に向かって、重力を
利用しながら洗浄できるため、外部給水源に必要な圧力
を小さくでき、さらにタンク内の広範囲に洗浄水を吐水
できる。
【0010】本発明の好ましい態様においては、前記洗
浄手段は、制御部に向かって洗浄水を吐水する吐水口を
有していることを特徴とする。これにより、制御部に付
着した残留物を集中的に除去することができ、制御部を
正常な状態に保つことができ、制御部による誤動作を抑
え、より信頼性を増すことができる。
【0011】本発明の好ましい態様においては、前記洗
浄手段は、複数の吐水口を有していることを特徴とす
る。これにより、より広範囲に洗浄水を噴射でき、残留
物を抑え衛生性を確保できる。
【0012】本発明の好ましい態様においては、前記洗
浄手段は、吐水口の位置を移動できる回転駆動部を有し
たことを特徴とする。これにより、さらに広範囲にまん
べんなく洗浄水を噴射でき、残留物を確実に洗い流し、
衛生性を確保できる。
【0013】本発明の好ましい態様においては、前記洗
浄手段を複数備えたことを特徴とする。これにより、複
数ヶ所からの洗浄が行われ、タンクに内蔵された圧送ポ
ンプや制御部の影になって洗浄できない箇所を少なく
し、残留物をより少なくで、衛生的である。
【0014】本発明の好ましい態様においては、前記洗
浄手段からの洗浄水の吐水時間を制御する吐水制御部を
備えたことを特徴とする。これにより、洗浄水の吐水時
間を制御でき、付着物を洗い流すのに適量の時間を設定
でき、洗浄不足による不衛生性を回避できる。また、使
用状況に応じて調整できるので、タンク内に流入する排
水の種類に応じて洗浄時間を設定でき、衛生性の確保と
同時に節水化にもつながる。
【0015】本発明の好ましい態様においては、前記洗
浄手段からの洗浄水の吐水開始を制御する始動制御部を
有していることを特徴とする。これにより、例えば洗浄
を1日に数回行わせたり、圧送ポンプの稼働回数に連動
させるなど、圧送排水装置の使用状況に合わせて洗浄回
を数設定でき、つまりタンク内の汚物付着状況に合わせ
て洗浄でき、衛生性を確実に保つことができる。
【0016】本発明の好ましい態様においては、前記洗
浄手段と前記外部給水源とを着脱可能にする接続部を備
えたことを特徴とする。これにより、必要に応じて外部
給水源と洗浄手段を接続部で接続できるため、特にタン
ク内の衛生性を必要とするメンテナンス時にのみタンク
内を洗浄することができ、衛生性と節水性を維持でき
る。
【0017】本発明の好ましい態様においては、前記接
続部は、連通開閉手段を有したことを特徴とする。これ
により、外部給水源の接続後にタンク内と連通させるこ
とができ、悪臭の漏れや、タンクからの溢れ水が接続部
から飛び散ることを防ぎ、衛生的に接続できる。
【0018】上記目的を達成するために請求項13の圧
送排水便器は、屎尿をうけるボウル部と、前記ボウル部
に給水するボウル給水手段と、前記ボウル部からの排水
を一時的に貯留するタンクと、該タンクに内蔵され、圧
送管を接続した圧送ポンプと、前記ボウル部からの排水
に含まれる汚物やペーパーを粉砕するカッターと、前記
カッターを囲んで設けられ、前記汚物やペーパーを濾過
できる複数の濾過穴が空いたスクリーンと、前記タンク
の内部を洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段に洗浄水を
供給する洗浄用給水手段と、前記ボウル部への給水を開
始するボウル部給水開始手段と、前記ボウル給水手段の
給水と前記洗浄用給水手段の給水と前記ボウル部給水開
始手段と前記圧送ポンプの運転を制御する制御部を備え
たことを特徴とする。本発明によれば、ボウル給水手段
の給水と、洗浄用給水手段の給水と、ボウル部給水開始
手段と、圧送ポンプの運転を制御部で制御できるので、
ボウル部からの排水状況や、圧送ポンプの運転状況に応
じてタンク内の洗浄を行うことができ、無駄なく確実に
衛生性を確保できる。例えば、ボウル部からの排水が汚
物やペーパーを含む場合には、大便用のボウル部給水開
始手段であるトリガースイッチを押し、ボウル給水手段
からの給水を多くするとともに、洗浄用給水手段の給水
量を増加し、タンク内をしっかり洗浄し、衛生性を確保
する。逆に汚物を含まない小便の際には、小便用のボウ
ル部給水開始手段であるトリガースイッチを押し、ボウ
ル給水手段からの給水を抑えるとともに、洗浄用給水手
段からの給水を少なくして、洗浄手段からの吐水量を少
なくしても衛生性を確保でき、節水につながる。また
は、カッターを圧送ポンプと同期運転させる構造とし、
カッターで汚物を粉砕し、スクリーンを通して粉砕物を
飛散している時に、特に洗浄手段から吐水する水を増量
し、タンクに付着した汚物を早期に洗い流し、汚物がタ
ンク内に付着することを防ぎ衛生性を確保できる。また
は、タンク内の汚物を極力圧送ポンプで圧送した後に、
新たに洗浄用給水手段またはボウル給水手段から、清水
をタンク内に貯留し、圧送管や圧送管より下流側の悪臭
や虫がタンク内に侵入するのを防ぎ、衛生性を確保でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を以下に説明す
る。図1に本発明に係る排水装置を含む排水システムの
一実施例を示す。居住空間の床であるフローリング床2
は建築躯体のスラブ床1の上方に図示しない碁盤の目状
に張り巡らされた根太によって支えらており、フローリ
ング床2とスラブ床1との間に床下空間3ができてい
る。排水器具である浴室ユニット20はスラブ床1上に
設置されており、水洗式の大便器40はフローリング床
2上に設置されている。排水を圧送する圧送排水装置5
は、排水器具近くの床下空間3内に納められている。浴
室ユニット20は、浴槽21と、洗い場23とを備えて
おり、下流に向かって傾斜した浴槽配管25と洗い場配
管26を介して圧送排水装置5に連通している。大便器
40は、大便器配管41を介して圧送排水装置5に連通
している。
【0020】圧送排水装置5は、図2に示すように、排
水を一時的に貯留するタンク50と、タンク50に内蔵
され排水を圧送する圧送ポンプ70と、圧送ポンプ70
の制御を行う制御部71と、固形物を砕く粉砕部80
と、タンク50に接続され圧送ポンプ70で加圧された
排水を輸送する圧送管72と、タンク50の内部を洗浄
する洗浄手段60と、から構成される。タンク50は、
浴槽配管25を接続する第一流入部51と、洗い場配管
26を接続する図示しない第二接続部と、大便器配管4
1を接続する大便器専用流入部52と、一端が大気開放
された通気部53と、外部給水源を接続する給水接続部
54を有している。圧送ポンプ70は、タンク50内の
排水を吸い込む吸引口73と、圧送管72に連通した排
出口74と、回転によって排水を吸引口73から排出口
74に送り込むインペラ部75と、インペラ75の回転
駆動となるモータ部76とを有している。制御部71
は、タンク50内の水位を検知する水位センサ77を有
しており、モータ部76の運転を制御している。粉砕部
80は、圧送ポンプ70の上部に位置し、複数の貫通孔
を有した円筒状のスクリーン81と、スクリーン81内
の底部に収まり固形物を砕くカッター82とから成り、
カッター82を回転させる駆動部は、圧送ポンプ70の
モータ部76である。スクリーン81は大便器専用流入
部52の直下に位置している。
【0021】洗浄手段60は、給水接続部52に直結し
た洗浄用洗浄用電磁弁62と、制御部71に内蔵され、
洗浄用電磁弁62に信号を送る弁制御部63と、一端が
洗浄用洗浄用電磁弁62に連通した第一接続管64と、
一端が洗浄用電磁弁62に連通した第二接続管65と、
タンク50の側面に配置され第一接続管64の端部に接
続された縦型放水部66と、タンク50の上部に配置さ
れ第二接続管65の端部に接続された横型放水部67と
から成る。縦型放水部66は、図3に示すように、タン
クの側面に向かって放水するように側面に開口した6つ
の側面吐水口と、水位センサに向かって放水するように
正面に開口した正面吐水口とがある。横型放水部67
は、図4に示すように、スクリーンに向かって放水する
吐水口と、タンクの側面に向かって放水する吐水口と、
下方に向かって放水する吐水口が開口している。
【0022】図5は、弁制御部63の稼働シーケンスを
示している。図中Bは洗浄用電磁弁62に開信号を送り
洗浄を開始する洗浄開始間隔を示し、Cは洗浄開始後、
洗浄用電磁弁62に閉信号を送り洗浄を終了する洗浄時
間を示している。弁制御部63は、上記BおよびCを設
定でき、ここではBを圧送ポンプ70の始動回数と連動
させ、洗浄用電磁弁62が閉状態となってから、圧送ポ
ンプ70が5回目に始動する間隔とし、Cを時間で制御
し、30秒とする。つまり、圧送ポンプ70が5回稼動
すると30秒間タンク50内を洗浄し、これを繰り返し
行うように設定されている。
【0023】本実施例に係る圧送排水装置の動作を図2
で説明する。浴槽または洗い場からの排水は、浴槽排水
管25または図示しない洗い場排水管を通って、第一流
入部51または図示しない第二流入部からタンク50に
流入する。大便器からの排水は、大便器配管41を通っ
て、大便器専用流入部52からタンク50内のスクリー
ン81に流れ込む。スクリーン81の孔径以上の汚物は
スクリーン81内に残留し、孔径以下の汚物と排水はタ
ンク50の下方に流下する。これらタンク50に流入し
た排水はタンク50内に貯留され、タンク50内の水位
が上昇すると、水位センサ77が水位を検知し、圧送ポ
ンプ70を稼働させ、同時に圧送ポンプ70の上部に取
り付けたカッター82が回転する。カッター82が回転
するとスクリーン81に残留した汚物は粉砕され、粉砕
された汚物は、スクリーン81の孔からタンク50内に
落下する。排水と粉砕された汚物は、圧送ポンプ70に
よって吸引口73から吸い込まれ、排出口74から圧送
管72に圧送され、図示しない下水管に送水される。た
だし、カッター82の回転で粉砕された汚物の一部は、
回転の勢いでタンク50内に散乱し、タンク50の側壁
やスクリーン81や水位センサ77に付着することがあ
る。
【0024】弁制御部63は、上記圧送ポンプ70の稼
働をカウントし、前記図5に示すように前の洗浄から数
えて、圧送ポンプ70が5回目に稼働すると同時に洗浄
用電磁弁62に開信号を送信する。洗浄用電磁弁62は
この信号で弁を開状態にし、外部給水源から縦型放水部
66と横型放水部67に洗浄水が流れ込む。ここで、外
部給水源は加圧手段があり洗浄水を加圧しており、洗浄
用電磁弁62には定流量弁が内蔵されており、一定流量
の洗浄水を縦型放水部66と横型放水部67に供給する
ことができる。このように流量調整された洗浄水は、縦
型放水部66の側面に空いた穴からタンク壁面方向に勢
いよく吐水され、タンク50内に付着した粉砕された汚
物や排水に混じった汚れを洗い流す。また、正面に空い
た穴からは水位センサ77に向かって吐水され、前記水
位センサ77に付着した汚物を確実に洗い流す。横型放
水部67から吐水された洗浄水は、主にスクリーン81
に付着した汚物を洗い流し、スクリーン81の孔の目詰
まりを防ぐ。また側面に開いた吐水口からは水平方向に
勢いよく吐水され、タンク壁面の汚れを洗浄する。弁制
御部63は、洗浄用電磁弁62が開状態となってから3
0秒後に今度は閉信号を洗浄用電磁弁62に送信し、洗
浄用電磁弁62は閉状態となり、各放水部への送水が停
止し、洗浄が終了する。この間に吐水された洗浄水は、
他の排水と同様に圧送ポンプ70で図示しない下水管へ
送水される。なお、洗浄用電磁弁62は電源が切れると
閉状態になるよう設定しておく。洗浄中に停電が起こっ
た場合は、圧送ポンプ70が停止し、同時に洗浄も停止
するため、タンク50に洗浄水が溢れることはない。ま
たメンテナンスでタンクを開ける場合には、電源を切っ
てから行うこととし、タンクを開けた状態で誤動作によ
る洗浄水の噴き出しを防止することができる。
【0025】上記説明からわかるように、本実施例に係
る圧送排水装置においては、タンク50の内壁や、タン
ク50に内蔵された圧送ポンプ70やスクリーン81な
どに付着した粉砕された汚物や、排水に混じった汚れを
定期的に洗い流すことができ、タンク50内を清潔に保
つことで、改修時の衛生性を確保したり、汚れ付着によ
る悪臭の発生を極力防ぐ。さらに水位センサ77やスク
リーン81の穴に汚物が固着するのを防ぎ、圧送ポンプ
70の安定した運転を確保し、装置全体の信頼性や安全
性を増すことができる。また比較的きれいな洗浄水を圧
送管72に定期的に流すことで、圧送管72の汚物付着
による詰まりをある程度防ぐことができる。
【0026】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されない。本発明の圧送排水装置
において、図5に示す弁制御部の洗浄開始間隔Bを、例
えば24時間のように時間設定する。こうすることで、
圧送ポンプの稼働間隔が不規則な場合にも対応できる。
また、弁制御部の洗浄開始間隔Bを大便器の使用と連動
させることもできる。こうすることで、スクリーンから
汚物が飛散した直後にタンク内洗浄をすることができ、
飛散した汚物の固着を完全に防ぎ、さらに浴槽など比較
的きれいな排水を圧送する場合には洗浄をしないこと
で、節水化が可能となる。
【0027】図2の洗浄手段60は、図6(a)に示す
ように、タンク50上部に配置され、複数の穴が空いた
放水部91と、手動で開閉を行うボールバルブ92と、
螺合接続可能な着脱接続部93と、着脱接続部93と螺
合接続可能なキャップ94で構成され、ボールバルブ9
2と着脱接続部93とキャップ94はフローリング床2
から上方に突出している。タンク50内を洗浄する場合
は、図6(b)に示すように、図示しない外部給水源か
らの給水管61と、該給水管61の先端に取り付けた接
続ナット95を着脱接続部93に螺合接続する。上記構
造の圧送排水装置で、タンク50内を洗浄する場合は、
まず、ポールバルブ92が閉状態であることを確認し、
着脱接続部93からキャップ94をはずす。次に着脱接
続部93に接続ナット95を接続し、ボールバルブ92
と図示しない外部給水源を開にし、洗浄水を放水部91
から吐水する。吐水された洗浄水は、タンク50の内壁
や水位センサやスクリーンに付着した汚物を洗い流す。
なお、洗浄水は圧送ポンプによって下水管に送水され
る。洗浄を終了するには、ボールバルブ92と図示しな
い外部給水源を閉とし、接続ナット95を着脱接続部9
3からはずし、着脱接続部93にキャップ94をかぶせ
る。上記洗浄方法とすることで、使用者が必要に応じて
洗浄をすることが可能となり、節水効果につながる。ま
た、特に改修前などタンク50を開ける際には、充分洗
浄を行い、衛生性を確保できる。ボールバルブを閉にし
て接続を行うので、タンク内の臭気が外部に漏れること
もなく、衛生的である。
【0028】図7に示すように、圧送排水装置5は、タ
ンク50内部の圧送管72に設けた分岐部78と、分岐
部78と洗浄用電磁弁62とを結ぶ排水リバース管79
を備えても良い。水位センサ77からの信号で、圧送ポ
ンプ70が稼働すると、タンク50内の水位センサ77
からの信号で、圧送ポンプ70が稼働すると、タンク5
0内の排水は圧送管72に圧送され、定期的に弁制御部
63から開信号が洗浄用電磁弁62に送られ、洗浄用電
磁弁62は開状態となり、圧送された排水の一部は、分
岐部78から排水リバース管79を通って、さらに第一
接続管64または第二接続管65を通って、縦型放水部
66または横型放水部67から吐水され、タンク50の
内壁や水位センサ77やスクリーン81を洗浄する。一
定時間後に弁制御部63から閉信号が送られ洗浄用電磁
弁62が閉状態となり、洗浄が終了する。上記構造とす
ることで、外部給水源を必要とせずともタンク50内の
洗浄が可能となり、節水効果につながる。また、タンク
に内蔵された洗浄装置のため、コンパクトな構造であ
る。
【0029】図3または図4の放水部は、図8に示すよ
うに、タンク50の上部に固定された放水上部96と、
放水上部に洗浄水を供給する内部給水管97と、放水上
部96と周動可能で吐水口が開いた放水下部98と、放
水下部98に回転軸を固定したモータ99から構成され
ていてもよい。モータ99を回転させながら放水下部9
8から洗浄水を吐水すると、洗浄水はスプリンクラーの
ように旋回しながら吐水され、タンク内壁や水位センサ
やスクリーンをまんべんなく洗浄することが可能とな
る。
【0030】また、タンクに洗浄剤投入口を設けてもよ
い。洗浄剤を洗浄剤投入口から投入しタンク内を洗浄す
ることで、洗浄力が増し、タンク内壁や水位センサやス
クリーンに付着した汚物を除去できる。よってタンク内
の衛生性をさらに保つことができる。
【0031】また、図9のように、圧送排水装置5は、
スクリーン81に開口した穴の位置を制御部71や水位
センサ77とは反対方向に開け、カッター82で粉砕し
た汚物が制御部71や水位センサ77に飛散しないよう
にし、制御部71とは反対方向に飛散してタンク50の
内壁に付着した汚物は、洗浄手段60の横型放水部67
からの洗浄水によって、容易に洗浄できるような構造と
しても良い。制御部71や水位センサ77に飛散する汚
物の量は確実に減少させることができるとともに、汚物
の飛散場所を限定し、ピンポイントでの洗浄が可能とな
る。よって、制御部71や水位センサ77の誤動作を減
少させるとともに、タンク50内の衛生性を確保でき
る。
【0032】また、図10のように、圧送排水装置5
に、スクリーン81の側面を覆うように円筒状のスクリ
ーンカバー83を設けても良い。該スクリーンカバー8
3は、タンク50の上部を開口できるタンクふた55に
固定されている。また、圧送排水装置5は、制御部71
や水位センサ77を集中的に洗浄する縦型放水部66を
有した洗浄手段60を備えている。カッター82によっ
て粉砕された汚物は、スクリーンカバー83に当たり、
スクリーンカバー83の下方に落下するため、タンク5
0の内壁または制御部71や水位センサ77に飛散する
ことは無い。さらに浮遊によって付着した汚物は、縦型
放水部66によって容易に洗浄される。スクリーンカバ
ー83の内面にも徐々に汚物が付着することもあるが、
定期的にタンクふた55を開口し、タンクふた55に固
定されたスクリーンカバー83を取り外して洗浄でき
る。また、図10の波線で示すように、スクリーンカバ
ー83の内面を集中的に洗浄するカバー放水部68を設
けても良い。制御部71や水位センサ77に飛散する汚
物の量は確実に減少させることができるとともに、汚物
の飛散場所を限定し、ピンポイントでの洗浄が可能とな
る。よって、制御部71や水位センサ77の誤動作を減
少させるとともに、タンク50内の衛生性を確保でき
る。
【0033】また、図10のスクリーン81に開口した
穴の位置を図9のように制御部71とは反対方向に開
け、それを覆う面にのみスクリーンカバー83を設けて
も良い。これにより、前述と同様にタンク50は常時衛
生性を確保でき、制御部71や水位センサ77に汚物の
付着が少ないため誤動作を抑えることができる。さら
に、スクリーンカバー83に必要な空間を少なくでき、
タンク50を小さくできる。
【0034】以上の実施例において、圧送排水装置は、
大便器と浴槽から排水をうけることとしたが、本発明に
おいては、これに限らず、小便器、洗面器、台所流しな
どの排水器具からの排水を流入させても良い。台所流し
で固形物が混入する場合は、大便器の排水と同様にカッ
ターやスクリーンで粉砕した後圧送しても良い。
【0035】図11は圧送排水便器100の一実施例で
ある。圧送排水便器100は、汚物をうけるボウル部1
01と、ボウル部101に給水を行うボウル給水部10
2と、その開閉操作を行うボウル給水用電磁弁103
と、ボウル部101への給水を開始するボウル部給水開
始手段であるトリガースイッチ104と、ボウル部10
1の後方に位置したトラップ105と、トラップ105
を連結した圧送排水装置5とを備えている。
【0036】圧送排水装置5の詳細を図12に示す。圧
送排水装置5は、タンク50と、ボウル部からの排水を
流入する排水流入口106と、スクリーン81と、カッ
ター82と、モータ部76を備えた圧送ポンプ70と、
圧送管72と、洗浄用電磁弁62と横型放水部67を備
えた洗浄手段60と、通気部53と、モータ停止用水位
センサ107を備え、タンク50の上方には、モータ部
76と、モータ停止用水位センサ107と、洗浄用電磁
弁62と、ボウル給水用電磁弁103と、トリガースイ
ッチ104を制御する制御部71が備えられている。な
お、図11のボウル給水部102と、図2の洗浄手段6
0は、途中で合流し図示しない外部給水源につながって
いる。
【0037】制御部71のシーケンスを図13に示す。
各構成部の番号は、図11と図12に示している。使
用者がトリガースイッチ104をONにすると、直ちに
ボウル給水用電磁弁103が開きボウル部101を洗
う。これによりボウル部101に溜まっている汚物や排
水がトラップ105を通ってタンク50に流れ込み、タ
ンク50の水位が徐々に上昇する。この時汚物はスクリ
ーン81内に残留する。一定時間後にモータ部76を
駆動させ、モータ部76を駆動源とするカッター82に
よって汚物は粉砕され、さらに圧送ポンプ70によって
タンク50内の汚水が圧送管72を介して徐々に外部に
圧送され、タンク50の水位は徐々に減少する。これ
よりやや遅れて、ボウル給水用電磁弁103が閉じ、ボ
ウル部101にはトラップ105の作用により水が溜ま
る。直後に洗浄用電磁弁62が一定時間開き、タンク5
0内に飛散した汚物を洗い流す。圧送ポンプ70は駆動
しているが、横型放水部67からの洗浄水によって多少
タンク50内の水位が上昇することもあるが、洗浄用電
磁弁62が閉じると水位は徐々に減少し、モータ停止
用水位センサ107まで水位が減少すると、モータ停止
用センサが作動し、モータ部76が停止し、再び洗浄用
電磁弁62が一定時間開き、タンク50内を洗浄する。
この洗浄水により、浮遊汚物を洗い流すとともに、比較
的きれいな水で、タンク50内の水位を復元させる。復
元水位を圧送ポンプ70の吸い込み口より高い位置まで
とすると。溜まった水によって圧送排水装置5より下流
側の悪臭や虫がタンク50内に侵入するのを防ぎ、通気
部53より悪臭が発生したり、虫が上がってくることは
ない。これにより、タンク50内の汚水を最後まで圧送
した後に清水でタンクの内壁を洗浄し、またタンク50
の内部に残留する水は極力きれいになるので、衛生性を
十分確保できる。通気部53からの悪臭や虫の進出を阻
止できる。
【0038】また、上記圧送排水便器においては、制御
部のシーケンスをいろいろ変更できる。例えばトリガー
スイッチ104に大便用と小便用があり、小便用の時に
は、図14に示すように、'小便用のトリガースイッ
チ104がONとなり、直ちにボウル給水用電磁弁10
3が一定時間開きボウル部101を洗う。'一定時間
後にモータ部76が駆動するが、汚物やペーパーは含ま
れていないので、タンク50内の洗浄は行わない。'
タンク水位が減少しモータ停止用水位センサ107が作
動すると、モータ部76は停止し、圧送排水も停止す
る。これと同時に洗浄用電磁弁62が開き、タンク50
内を洗浄しながら、比較的きれいな水で、タンク50内
の水位を復元させる。これにより、必要なときにのみタ
ンク50内を洗浄することができ、節水効果がある。
【0039】上記実施例では、ボウル部給水開始手段を
使用者が押すトリガースイッチとしたが、本発明はこれ
に限定されず、使用者が圧送排水便器から離れたことを
検知して、ボウル部への給水を開始する人体検知センサ
ーであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧送排水装置を用いた排水システ
ムを示す斜視図である。
【図2】本発明に係る圧送排水装置の構成図である。
【図3】本発明に係る放水部の洗浄中の斜視図である。
【図4】本発明に係る放水部の洗浄中の斜視図である。
【図5】本発明に係る電磁弁の稼動シーケンスを示す制
御波形図である。
【図6】本発明に係る給水接続部の不洗浄時の断面図と
給水接続部の洗浄中の断面図である。
【図7】本発明に係る圧送排水装置の構成図である。
【図8】本発明に係る回転式放水部の断面図である。
【図9】本発明に係る圧送排水装置の別の形態を示した
構成図である。
【図10】本発明に係る圧送排水装置の別の形態を示し
た構成図である。
【図11】本発明に係る圧送排水便器を示した概略図で
ある。
【図12】本発明に係る圧送排水便器の圧送排水装置の
構成図である。
【図13】本発明に係る圧送排水便器の制御シーケンス
を示す制御は系図である。
【図14】本発明に係る圧送排水便器の制御シーケンス
を示す制御は系図である。
【符号の説明】
5:圧送排水装置 20:浴室ユニット 40:大便器 50:タンク 60:洗浄手段 62:洗浄用電磁弁 63:弁制御部 66:縦型放水部 67:横型放水部 70:圧送ポンプ 71:制御部 77:水位センサ 81:スクリーン 82:カッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E03D 11/11 E03D 11/11 (72)発明者 宮原 秀峰 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 豊福 信次 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D039 CB02 2D061 AA03 AB10 4D059 AA01 BK11 CB01 CB17 CB21 CB27 EB16 4D065 CA06 CC04 DD04 EA08 EB20 ED06 ED16 ED27

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水器具からの排水を一時的に貯留す
    るタンクと、該タンクに内蔵され、圧送管を接続した圧
    送ポンプと、該圧送ポンプの運転制御を行う制御部を備
    えた圧送排水装置において、前記タンク内に洗浄水を噴
    き出す吐水口を有した洗浄手段を備えたことを特徴とす
    る圧送排水装置。
  2. 【請求項2】 前記圧送ポンプで圧送された排水を、
    前記洗浄水として前記洗浄手段に供給する排水リバース
    手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の圧送排
    水装置。
  3. 【請求項3】 外部給水源からの洗浄水を、前記洗浄
    手段に供給する外部給水手段を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の圧送排水装置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄手段は、タンク上部に配置さ
    れたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に
    記載の圧送排水装置。
  5. 【請求項5】 前記洗浄手段は、制御部に向かって洗
    浄水を吐水する吐水口を有していることを特徴とする請
    求項1から4のいずれか1項に記載の圧送排水装置。
  6. 【請求項6】 前記洗浄手段は、複数の吐水口を有し
    ていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項
    に記載の圧送排水装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄手段は、吐水口の位置を移動
    できる回転駆動部を有したことを特徴とする請求項1か
    ら6のいずれか1項に記載の圧送排水装置。
  8. 【請求項8】 前記洗浄手段を複数備えたことを特徴
    とする請求項1から7にいずれか1項に記載の圧送排水
    装置。
  9. 【請求項9】 前記洗浄手段の吐水時間を制御する吐
    水制御部を備えたことを特徴とする請求項1から8のい
    ずれか1項に記載の圧送排水装置。
  10. 【請求項10】 前記洗浄手段の吐水開始を制御する
    始動制御部を備えたことを特徴とする請求項1から9の
    いずれか1項に記載の圧送排水装置。
  11. 【請求項11】 前記洗浄手段と前記外部給手段とを
    着脱可能にする接続部を備えたことを特徴とする請求項
    3から8のいずれか1項に記載の圧送排水装置。
  12. 【請求項12】 前記接続部は、連通開閉手段を有し
    たことを特徴とする請求項11に記載の圧送排水装置。
  13. 【請求項13】 屎尿をうけるボウル部と、前記ボウ
    ル部に給水するボウル給水手段と、前記ボウル部からの
    排水を一時的に貯留するタンクと、該タンクに内蔵さ
    れ、圧送管を接続した圧送ポンプと、前記ボウル部から
    の排水に含まれる汚物やペーパーを粉砕するカッター
    と、前記カッターを囲んで設けられ、前記汚物やペーパ
    ーを濾過できる複数の濾過穴が空いたスクリーンと、前
    記タンクの内部を洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段に
    洗浄水を供給する洗浄用給水手段と、前記ボウル部への
    給水を開始するボウル部給水開始手段と、前記ボウル給
    水手段の給水と前記洗浄用給水手段の給水と前記ボウル
    部給水開始手段と前記圧送ポンプの運転を制御する制御
    部を備えたことを特徴とする圧送排水便器。
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