JP2002359682A - 携帯端末装置およびその制御方法 - Google Patents

携帯端末装置およびその制御方法

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JP2002359682A JP2002097641A JP2002097641A JP2002359682A JP 2002359682 A JP2002359682 A JP 2002359682A JP 2002097641 A JP2002097641 A JP 2002097641A JP 2002097641 A JP2002097641 A JP 2002097641A JP 2002359682 A JP2002359682 A JP 2002359682A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電波を発生することが禁止される病院などの
エリアにおいて、電波を発生することなく携帯電話の諸
機能を使用できる携帯端末装置を提供する。 【解決手段】 携帯電話1のRF部30に供給される電
力をオンオフできるサブスイッチ34を設け、禁止エリ
アではRF部30のみを停止できるようにして、他の通
信と連動しない機能は使用可能にする。たとえば、GP
Sユニット16から得た現在の自己位置φ1に基づき、
携帯電話1の利用者が禁止エリアにいると判別されたと
きは、サブスイッチ34をオフ状態にして非通信モード
M1に切り替える。非通信モードM1では通信機能は非
稼動になるが、その他の受信済メールの閲覧やダウンロ
ード済のコンテンツの閲覧などの非通信機能は使用可能
であり、禁止エリアでも使用できる携帯電話を提供でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHSや携帯電話
などの携帯端末装置およびその制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話あるいはPHSは、通信
手段を用いて通話する機能が主であったが、これに加え
て、メール機能、インターネットのブラウザ機能、スケ
ジュール管理機能などが内蔵されるようになっている。
一方、スケジュール管理機能を搭載したPDAにおいて
は、メール機能、ブラウザ機能に加えてPHS機能など
を搭載するようになっており、携帯端末においては、携
帯電話とPDAなどの相違が徐々になくなりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その結果、最も普及し
ている携帯電話にこれらの機能が集約される傾向が見ら
れ、携帯電話あるいはPHSは携帯端末としての機能が
ますます拡充されていくものと予想される。そして、携
帯電話で、受信したメールを読んだり、メールを書いた
り、ダウンロードしたコンテンツを読んだり、アップロ
ードするコンテンツを作成したりする機会が増えると予
想される。
【0004】携帯電話やPHSは、電源を入れると、通
話中、待機中に関わらず、基地局との交信のために、常
時あるいは定期的に電波を発生しつづけている。したが
って、近年、この電波がペースメーカー、医療機器、そ
の他の制御機器を誤動作させる等、幾つかの種類の機器
に悪影響を及ぼす恐れがあることが指摘されている。こ
のため、病院や航空機内では携帯電話の使用禁止のアナ
ウンスがされ、利用の自粛が促されている。また、これ
らのエリアだけでなく、電車やバス等の交通機関でも、
周辺にペースメーカーの利用者がいる可能性があること
から、携帯電話の利用の自粛を促す傾向にある。したが
って、ユーザは、病院などの建物や、電車などの車内な
どの電波の発信が望ましくない禁止エリアにいるときに
は、携帯電話の電源を切って電波を発生させないように
心がける必要がある。その結果、そのような禁止エリア
では携帯電話に搭載れた機能は一切利用できなくなって
しまう。
【0005】しかしながら、上述したように、携帯電話
は通話のみに使われる機器ではなく、メールを読み書き
したり、コンテンツを読み書きしたり、スケジュール管
理するなど、通信手段の動作が伴わなくても利用できる
情報処理機能を備えており、これらが全て使用できなく
なるのは不便である。例えば、メールの送受信を行うメ
ールソフトは通信手段を介してメールを送受信するが、
受信したメールを読んだり、送信するメールを書いたり
するときは通信手段の動作は不要である。ブラウザによ
りダウンロードしたコンテンツを読むときも同様であ
る。したがって、今後、これらの通信手段の動作が伴わ
なくても使用できるアプリケーションが搭載された携帯
電話が普及するにつれて、上記のような禁止エリア内で
携帯電話が使用できないことが大きなネックになる可能
性がある。すなわち、非通信型のソフトウェア、例え
ば、メールの作成、メモ機能、受信済のメールの閲覧、
時計機能、ダウンロード済のコンテンツの閲覧、アドレ
ス帳の作成・閲覧、スケジュール管理機能など通信手段
の動作が伴わなくても利用できる非通信手段が禁止エリ
アで利用できないことはユーザにとって非常に不便であ
る。一方、このような禁止エリアで携帯電話を利用する
ことは、公共の秩序に反するようになっているので、そ
のような禁止エリアで電波を発信しながらでないと利用
できないような端末は、今後、利用価値が非常に薄れる
ことになる。
【0006】そこで、本発明においては、病院などの電
波を発生させてはならない禁止エリアであっても周囲に
迷惑をかけずに搭載された機能を使用することができる
携帯電話等の携帯端末装置およびその制御方法の提供す
ることを目的としている。
【0007】また、禁止エリア内において、モラルに反
すると誤解されずに、搭載された機能を利用することが
できる携帯端末装置およびその制御方法を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
通信手段が稼動可能な汎用モードに加え、通信手段が非
稼動になり、該通信手段と連動しない非通信手段を通信
手段とは連動しない状態で使用可能な非通信モードを設
け、禁止エリアにおいては、携帯端末装置を非通信モー
ドに切り替えることにより、禁止エリアにおいてもモラ
ルに反することなく携帯端末装置を利用できるようにし
ている。すなわち、本発明の、無線を介して公衆通信網
に接続可能な通信手段を有する携帯端末装置において
は、通信手段が稼動可能な汎用モードおよび、通信手段
が非稼動になり、該通信手段と連動しない非通信手段を
使用可能な非通信モードを切り換え可能なモード切替手
段を有することを特徴としている。また、本発明の携帯
端末装置の制御方法は、通信手段が稼動可能な汎用モー
ドに切り替える第1の工程と、通信手段が非稼動にな
り、該通信手段と連動しない非通信手段を使用可能な非
通信モードに切り換える第2の工程とを有することを特
徴としている。
【0009】本発明の携帯端末装置およびその制御方法
では、非通信モードに切り替えることにより、外部に電
波を発生させない状態で、通信手段と連動しない非通信
手段、例えば、受信済みメールの閲覧、ダウンロード済
みのコンテンツの閲覧、スケジュール管理機能、ステレ
オ機能、時計機能等を使用することができる。このた
め、病院や航空機内などの電波を発生させるのが好まし
くない、あるいは電波の発生が禁止されているエリアで
あっても、携帯端末を動かすことができ、それに搭載さ
れている様々なソフトウェアを使用することができる。
また、非通信モードにおいては、通信手段が非稼動にさ
れるので、電波の発生は確実に禁止され、医療機器、航
空機内の機器、ペースメーカーを誤動作させる可能性を
さらに確実に減らすことができる。したがって、本発明
の携帯端末装置およびその制御方法により、禁止エリア
の外はもとより、禁止エリア内であっても自由に搭載さ
れた機能を使用することができる携帯端末装置を提供す
ることができる。このため、いつでもどこでも使用でき
るといった携帯端末装置のメリットを失わずに、PHS
や携帯電話などの通信機能を備えた携帯端末装置に、様
々なソフトウェアを集約することが可能となる。したが
って、本発明により、今後、電子決済などの電子化が進
むビジネスあるいは日常生活における必需品として安心
して利用することができる、通信機能を備えた携帯端末
装置を提供することができる。
【0010】このような汎用モードと、非通信モードと
の切替は、通信手段への電力供給をオンオフする切替手
段を設け、その切替手段を操作することにより簡単に実
現できる。すなわち、本発明は、無線を介して公衆通信
網に接続可能な通信手段と、この通信手段への電力供給
を独立してオンオフ可能な切替手段とを有する携帯端末
装置を含む。
【0011】モード切替手段、あるいは電力供給をオン
オフする切替手段は、禁止エリアに入ったときにユーザ
がマニュアルで操作するようにしても良い。また、携帯
端末装置に、GPS、携帯電話やPHSの基地局、FM
多重放送、VICSなどから現在位置の情報を取得可能
な位置情報取得手段を搭載し、この位置情報取得手段か
ら得られる該携帯端末装置の現在位置に基づきユーザの
現在位置が病院、車内等の禁止エリアにいるか判断して
非通信モードに自動的に切り替えるようにすれば、より
安全に非通信モードに移行することが可能である。した
がって、位置情報取得手段からの情報に基づき第1およ
び第2の工程でモードを切り替え、また、電力供給をオ
ンオフする切替手段を操作することにより、ユーザは現
在位置が禁止エリアなのか否かを気にしないで携帯端末
装置を使用できる。さらに、現在位置から禁止エリアか
ら出たことを判断し、汎用モードに切り替えることによ
り、通信手段を再稼動することが可能であり、電話やメ
ールなどを通信手段を用いて、無駄な時間遅れなく送受
信することができる。
【0012】さらに、モード切替手段、電力供給をオン
オフする切替手段、または第1および第2の工程におい
ては、現在位置を地図情報などと照合して、病院や車内
などの禁止エリアにいるか否かを判断するようにしても
良い。しかしながら、膨大な地図情報を携帯端末装置に
内蔵することは難しく、地図サーバなど送受信を行うと
電波が発せられると共に処理に時間がかかる可能性があ
る。病院などの建物の中にいる場合には衛星や基地局か
ら電波が届かないことが多いので、位置情報取得手段か
ら現在位置の情報を入手できない。したがって、少なく
とも位置情報取得手段で現在位置の情報が得られないと
きは、衛星などからの電波を受信できない、病院などの
禁止エリアにいると判別して自動的に非通信モードに切
り替えることにより、地図情報などとの照合ができなく
ても禁止エリアを判断でき、誤って電波が発信される可
能性を少なくすることができる。一方、携帯端末装置に
地図情報が内蔵されていない場合であっても、衛星など
からの電波を受信したら病院などの禁止エリアから出た
判別して自動的に汎用モードに切り替えることも可能で
ある。これにより、病院などの建物の外に出たときは自
動的に汎用モードに切り替わるので、マニュアルで汎用
モードに切り替える方式に比べて使い勝手が良くなる。
【0013】また、携帯電話やPHSに代表される携帯
端末装置では、通信手段と繋がった通信アンテナが外部
に出ており、これを伸ばして通話などの通信を行うのが
一般的である。このため、モード切替手段、電源をオン
オフする切替手段、または第1および第2の工程では、
通信用アンテナを伸ばした場合に、汎用モードに切り替
わり、アンテナを縮めた、あるいはアンテナを装置本体
に完全に収納したときに非通信モードに切り替わるよう
にしておけば、病院などの禁止エリアに入ったときに、
アンテナを操作するだけで非通信モードに移行できる。
さらに、禁止エリアで本発明にかかる携帯端末装置を使
用することにより、非通信モードで電波を発生させてい
ない状態でも、第3者に電波を発生していると誤解され
る可能性があるが、通信用アンテナを縮め、あるいはア
ンテナを携帯端末装置内に完全に収納した状態で非通信
モードになることにより、電波を発生させずに携帯端末
装置を使用していることを第3者に認識させることがで
きる。したがって、第3者の誤解を避け、回りの人目を
気にせずに気軽に本発明にかかる携帯端末装置を使用す
ることが可能になる。
【0014】通信用アンテナの代わりに、あるいはそれ
と共に、非通信モードであることを外部から識別可能な
識別情報、たとえば、表示、音などを出力する手段を設
けることも好ましい。特に、汎用モードおよび非通信モ
ードにおいて使用される第1の表示手段に加えて、非通
信モードであることを外部から認識可能な識別表示を表
示する第2の表示手段を設けて、通信用アンテナに代わ
り、非通信モードであることを第3者が認識できるよう
にすることができる。汎用の第1の表示手段とは異なる
第2の表示手段を設けることにより、この第2の表示手
段を、第1の表示手段が配置された携帯端末装置の面と
反対側の面に配置することが可能であり、第3者にも見
やすい状態で非通信モードであることを示す識別表示を
表示できる。すなわち、本発明は、無線を介して公衆電
話網に接続可能な通信手段を有する携帯端末装置におい
て、汎用に使用される第1の表示手段と、前記通信手段
が非稼動であることを表示可能な第2の表示手段とを有
することを特徴とする携帯端末装置を含む。また、無線
を介して公衆電話網に接続可能な通信手段を有する携帯
端末装置において、汎用に使用される第1の表示手段
と、この第1の表示手段が設けられた該携帯端末装置の
面と反対側の面に設けられた第2の表示手段とを有する
ことを特徴とする携帯端末装置も含む。
【0015】したがって、本発明の携帯端末装置におい
ては、第2の表示手段を用いることにより、禁止エリア
においても、第3者の目を気にしないで、さらに安心し
て気軽に携帯端末装置を非通信モードで利用することが
でき、そのような環境で使いやすい携帯端末装置を提供
することができる。
【0016】モード切替手段あるいは電力供給をオンオ
フする切替手段として、第2の表示手段を兼ねた切替ス
イッチを用いることが可能であり、切替スイッチを操作
すると、非通信モードに切り替わると共に、非通信モー
ドであることを示す識別表示が現れるようにすることが
できる。また、第2の表示手段が予めデザインされた識
別表示を備えている場合は、第2の工程において非通信
モードに切り替わると、その識別表示が点灯するように
すればよい。さらに、第2の表示手段が、キャラクタま
たはイメージの表示が可能である場合は、非通信モード
に切り替わるとユーザが選択または作成した識別表示を
第2の表示手段に表示する手段を設け、第2の工程にお
いて、そのような識別表示が出力されるようにすること
が可能である。
【0017】本発明の携帯端末装置、およびその制御方
法は、通信手段が稼動する汎用モードに切り替える第1
の工程と、通信手段は非稼動になり、通信手段と連動し
ない非通信手段を使用可能な非通信モードに切り替える
第2の工程とを実行可能な命令を有する制御プログラム
として、CD−ROMやメモリカードなどのコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することがで
きる。そして、制御プログラムを携帯端末装置が内蔵す
るメモリにダウンロードすることにより、本発明の携帯
端末装置および制御方法を実現することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1に、本発明に係る携帯電話の
外観を示してある。図1(a)に示すように、本例の携
帯電話1は、細長い扁平型のハウジング10を有してお
り、その正面10aの上方に液晶パネル(LCD)12
が配置されている。さらに、その下方には電話番号を入
力したり文字入力などを行うテンキー13a、およびカ
ーソルなどのポインタを操作してさまざまな入力を行え
るポインティングデバイス13bを備えた操作スイッチ
群13が配置されている。また、上部には、無線により
基地局を介して公衆電話網2に接続可能な通信用アンテ
ナ17も備えている。
【0019】LCD12に表示されているように、本例
の携帯電話1は無線を介して公衆通信網2に接続して通
信を行う通信機能3、インターネットのブラウザ機能
4、スケジュール管理機能5、メール機能6、さらには
図示されていないが時計機能、アドレス帳機能、音楽再
生機能など、多種多用な機能が搭載されている。そし
て、本例の携帯電話1は、通信機能3も含めたすべての
機能を稼動させることができる汎用モードM0と、通信
機能3が非稼動になり、搭載された機能のうち、通信機
能3と連動しなくても利用できる非通信機能7が使用可
能となる非通信モードM1の2つの動作モードを有して
いる。そして、図1(b)に示すように、ハウジング1
0の裏面10bの上方には、正面10aのLCD12と
は異なった第2の表示手段となる液晶パネル(LCD)
15が配置されており、携帯電話1が非通信モードM1
になると、図1(c)に示すように裏面のLCD15に
は、非通信モードの認識表示20が表示される。
【0020】正面のLCD12は汎用モードM0および
非通信モードM1の双方の動作モードで使用可能であ
り、例えば、非通信モードM1のときに液晶パネル12
ではメール機能6のうち、通信機能3と連動しない、メ
ールの作成、受信済メールの閲覧を行ったり、ブラウザ
機能4のうち、通信機能3と連動しない、ダウンロード
済のコンテンツの閲覧などを行ったり、通信機能3と連
動しないスケジュール機能5を稼動させることができ
る。以降においては、これらの通信機能3と連動しない
で利用できる機能を非通信機能7と称することとする。
これに対し、背面10bのLCD15には、携帯電話1
が非通信モードM1に切り替えられたときに、その旨を
示す識別マーク(識別表示)20が表示される専用のデ
ィスプレイとなっており、ユーザが非通信モードM1で
携帯電話1を使用しているときは、非通信モードM1で
あることを示す識別マークが常に表示される。このた
め、ユーザ以外の第3者であっても、背面のLCD15
を見ることにより、識別マーク20が表示されているか
否かにより、携帯電話1が非通信モードM1で使用され
ているか否かを容易に判別できる。
【0021】したがって、本例の携帯電話1は、裏側の
LCD15により、汎用モードM0で、図1(a)およ
び(b)に示すように、通信機能を利用したり、あるい
は待機モードで公衆電話網2の基地局に対して電波2a
を発信しているか、非通信モードM1で携帯電話1から
電波2aが一切発信されていないかが第3者にも一目瞭
然でわかるようになっている。汎用モードM0と、非通
信モードM1との切り替えは、以下で説明するようにい
くつかの要因で行われるようになっている。その1つは
通信用アンテナ17の操作である。本例の携帯電話1は
正面10aの側から見て上部の左側に伸縮可能な通信用
アンテナ17が設けられているが、図1(a)および
(b)に示すように、通信用アンテナ17が伸びた状態
であると汎用モードM0であり、図1(c)に示すよう
に、通信用アンテナ17を縮めると非通信モードM1に
移行する。したがって、本例の携帯電話1は、通信用ア
ンテナ17が伸びているか、縮んでいるかでも電波を発
信している汎用モードM0か、電波を発信しない非通信
モードM1かの区別がつく。さらに、本例の携帯電話1
は、自己の現在位置に基づきモードを切替できるように
なっており、そのため、自己の現在位置の情報を電波測
位により取得可能な位置情報取得手段であるGPSユニ
ット19が内蔵されている。また、本例の携帯電話1
は、これらの機能およびハードウェアを駆動するための
バッテリー16も備えている。
【0022】図2に、本例の携帯電話1の概略構成を示
してある。この図に示すように、本例の携帯電話1は、
通信用アンテナ17から電波を送受信することにより公
衆電話網2の基地局と交信してデータの送受信を行うR
F部30と、上述した正面の汎用のLCD12と、識別
マークを表示するための背面のLCD15と、電波測位
により現在地を取得するGPSユニット19などを内蔵
しており、さらに、これらRF部30、液晶パネル12
および15、GPSユニット19などの装置全体の制御
を行う制御部31とを有している。これらRF部30、
制御部31、液晶パネル12および15、GPSユニッ
ト19などのハードウェアのそれぞれはバッテリー16
から供給される直流電源によって駆動するようになって
おり、直流電源の供給ライン16aに設けられたメイン
スイッチ32を操作スイッチ群13から操作することに
よりオンオフできる。
【0023】本例の携帯電話1は、このメインスイッチ
32に加えて、RF部30への電力供給のみをオンオフ
可能な切替手段であるサブスイッチ34が電力供給ライ
ン16aに設けられている。このため、このサブスイッ
チ34をオフ状態にすることにより、RF部30への電
力供給のみを遮断できる。したがって、本例の携帯電話
1では、サブスイッチ34をオンオフするだけで、通信
機能3も含めたすべての機能を使用できる汎用モードM
0と、通信機能3が非稼動となるが、非通信機能7は使
用できる非通信モードM1に切り替えることができる。
【0024】非通信モードM1では、RF部30への電
力供給が遮断されているので、通信手段であるRF部3
0は稼動しない。したがって、公衆電話網2の基地局に
向かって通信用アンテナ17から電波2aを発信するこ
とはない。このため、それに起因してペースメーカーや
医療機器、さらにはその他の制御機器などを誤動作させ
る心配はなくなる。しかしながら、この非通信モードM
1では、RF部30を除いた他のハードウェアには通常
通り電力が供給される。したがって、RF部30と連動
しない非通信機能7は使用可能であり、上述したよう
に、たとえば、ダウンロード済のコンテンツを閲覧した
り、スケジュール管理ソフトを動かしたり、メールの読
み書きを行ったりすることができる。
【0025】さらに、本例の携帯電話1は、非通信モー
ドM1であることを表示するLCD15を、汎用のLC
D12とは別に備えているので、上記のような非通信機
能7を通常通り汎用のLCD12を用いて動かすことが
できる。
【0026】一方、サブスイッチ34をオン状態にする
と、RF部30へ電力が供給され、RF部30を稼動
し、通信機能3を使用できる汎用モードM0になる。ま
た、RF部30に対する電力の供給が再開すると,本例
の携帯電話1においては、近傍の基地局に電波を発信し
て通話可能な状態になったことを指示するので、電話や
その他の通信を受信できる状態となる。このサブスイッ
チ34のオンオフ制御は、本例においては、制御部31
に設けられたモード切替部35により、通信用アンテナ
17の操作、GPS19により取得される現在位置情報
などに基づき行われる。
【0027】図3に、本例の携帯電話1における動作モ
ードを切り替える処理のフローチャートを示してある。
本例の携帯電話1では、電源が投入されると、ステップ
41において、携帯電話1のモード切替部35に現在設
定されているモードが判定される。現在の動作モードが
汎用モードM0であれば、ステップ42において、GP
Sユニット19を介して現在の自己位置φ1を測位す
る。モード切替部35では、ステップ43で現在の自己
位置φ1が携帯電話の使用禁止エリア内、例えば、電車
内であれば、ステップ44で、サブスイッチ34がオフ
状態にされてRF部30への電力供給をオフし、非通信
モードM1に移行する。測位された現在の自己位置φ1
が、携帯電話1の使用禁止エリアでなければ、動作モー
ドは切り替えられず、ステップ42に戻り、一定の間隔
をおいて現在の自己位置φ1を測位する処理が繰り返
す。したがって、携帯電話1の利用者が使用禁止エリア
に入ると遅滞無く、自動的に携帯電話1の動作モードは
非通信モードM1に移行する。
【0028】測位された現在位置φ1が禁止エリア内か
否かの判断は、例えば、車両が走る路線や病院などの禁
止エリアに相当する地図情報を予め携帯電話1のメモリ
などに内蔵しており、GPSユニット19で取得した自
己位置φ1と、その地図情報を照合することにより実現
できる。あるいは、GPSユニット19で測位した現在
位置情報φ1をインターネットなどのコンピュータネッ
トワークを介してインターネット上にオープンしている
地図サーバに照会し、取得した現在位置φ1が禁止エリ
アであるか否かを判断することも可能である。
【0029】また、本例の携帯電話1のモード切替部3
5は、ステップ42において、GPSユニット19で衛
星が捕捉されずに、自己位置φ1を入手できないときに
も、ステップ43で禁止エリア内に居ると判断し、強制
的にサブスイッチ34をオフ状態にして非通信モードM
1に切り替える。衛星が捕捉できない場合は、携帯電話
1の所持者が病院などの禁止エリアに相当する建屋内に
いる可能性が高いからである。また、病院にかぎらず、
レストラン、会社内、劇場内などにおいては、携帯電話
1の使用が自粛される傾向にあり、電波の影響をなくす
こととは別に、あるいは加えて、このようにGPS19
で自己位置情報φ1が得られたか否かで携帯電話の通信
機能をオンオフすることは携帯電話1の使用を適正にで
きる点でも望ましい。
【0030】さらに、GPS19で自己位置情報φ1が
得られるか否かで禁止エリアにいるか否かを判断する方
法は、地図情報が無くても禁止エリアであるか否かが判
断できる点で好ましい。すなわち、地図情報は情報量が
多いために、携帯電話などの小型で携帯に適した端末装
置に収納するには適さない情報であり、地図情報を収納
することにより、他のコンテンツやメールなどに使用で
きるメモリ容量が限られてしまう可能性がある。インタ
ーネット上の地図サーバを使用することにより、この問
題もある程度解決されるが、建屋内などの携帯電話1が
電波を発信しても通信できない場所では、インターネッ
トを介して提供されるサービスを利用することができな
い。これに対し、GPS19で自己位置情報φ1が得ら
れたか否かという判断は、地図情報などは不要であり、
メモリも消費されず、さらにインターネットに接続しな
くても行うことができる。
【0031】GPS19で自己位置情報φ1が得られた
か否かの代わりに、RF部30で基地局との交信ができ
たか否かで判断することも可能である。すなわち、建屋
内などで基地局との通信ができないときはスイッチ34
でRF部30の動作を停止させることができる。しかし
ながら、受動型のGPSユニット19であれば、電波を
受信したところで自己位置を検出することができるのに
対し、携帯電話機能により自己位置を検出しようとする
と、電波を発信する必要があり、病院や列車内などの禁
止エリアでそのような処理は適さない。したがって、能
動型の通信システムではなく、GPSユニットなどの電
波を受信して位置を判断できる位置情報取得手段により
モードを切り替えられるようにすることが望ましい。
【0032】図3に示したフローチャートにおいて、ス
テップ41で非通信モードM1である場合は、ステップ
45でGPSユニット19で衛星が捕捉されているか否
かの判断が行われ、衛星が捕捉されていないときは病院
などの禁止エリア内にいると判断し、モードを汎用モー
ドM0に切り替えない。そして、一定の間隔で衛星が捕
捉できたか否かを繰り返して判断し、衛星を捕捉したと
きには、ステップ46において、サブスイッチ34をオ
ン状態に移して、RF部30への電力供給し、通信機能
3を使用可能な汎用モードM0に切り替える。このよう
に衛星を捕捉したときに自動的に汎用モードM0に切り
替えることにより、病院などの建物の外に出たときにマ
ニュアルで汎用モードM0に切り替えるといった操作は
不要であり、非常に使い勝手が良い。いったん汎用モー
ドM0になると、上述したようにステップ42で自己位
置φ1を検出し、使用禁止エリアに入れば強制的に非通
信モードM1に切り替えられる。
【0033】このように、本例の携帯電話1は、通信手
段であるRF部30に電力を供給するスイッチ34を上
記のような条件で操作することにより、通信機能3も合
わせて全ての機能を使用可能な汎用モードM0と、RF
部30は使用できないが、非通信機能7は使用できる非
通信モードM1とに切り替えることができる。非通信モ
ードM1に切り替えれば、通信用アンテナ17から電波
2aを発生させることなく、携帯電話1に予め内蔵され
たブラウザ機能4、スケジュール管理機能5、受信済メ
ールの閲覧機能6を使用することができるので、病院、
航空機内、電車やバス等の中などの携帯電話1の使用が
禁止されているエリアであっても、安心して携帯電話1
を情報端末として使用することができる。すなわち、非
通信モードM1にすることにより、通信機能以外の非通
信機能は使用可能であり、そのとき、通信用アンテナ1
7から電波2aは発生しない。したがって、ペースメー
カーや医療機器などの電子機器が、携帯電話1から発信
される電波によって誤動作する可能性をなくすことがで
きる。このため、携帯電話に多種多様なソフトウェアを
搭載し、場所の制限を受けずに、それらのソフトウェア
をどこでも簡単に手軽に使用することができる便利で使
い勝手の良い携帯電話を実現できる。
【0034】また、本例の携帯電話1では、動作モード
の切替は、アンテナ17を操作することによりユーザが
行うことも可能であるが、GPSユニット19で入手し
た自己位置φ1の情報に基づき自動的に行われるように
なっているので、ユーザが知らずに禁止エリアに入った
場合でも自動的に非通信モードM1に切り替わる。ま
た、禁止エリアから出ると自動的に汎用モードM0に切
り替わる。このため、禁止エリアに居る人々には迷惑を
かけずに、その一方で、禁止エリアから出たときは自動
的に通信を行い、遅滞なく、電子メールや電話を受ける
ことができる。
【0035】さらに、本例の携帯電話1では、非通信モ
ードM1に切り替わると、ハウジング10の背面側に配
置された液晶パネル15に非通信モードM1であること
を他人から分かりやすい識別マーク(識別表示)20で
表示する。したがって、周囲の第3者からの携帯電話1
を使用しているために電波を発信しているとの誤解を招
かずに、安心して携帯電話1を使用できる。
【0036】図4に、本例の携帯電話1の裏側のLCD
15に表示した例を示してある。電源オフのときは図4
(a)に示すように、LCD15には何も表示されな
い。次に、電源オンし、汎用モードM0のときは、図4
(b)に示すように、携帯電話のマーク20bとその周
囲を囲む円のマーク20aとが表れ、携帯電話の通信機
能が使用可能であり、電波が発信されていることを識別
するマーク21が表示される。一方、禁止エリアに入っ
て非通信モードM1になると、図4(c)に示すよう
に、携帯電話のマーク20aを斜めに横切る太い斜線2
0cを備えた、携帯電話の通信機能が使用できる電波が
出ていないことを示す識別マーク20が表示される。こ
のため、第3者は、携帯電話1の背面10bに表示され
た識別マーク20を見ることにより、一目して携帯電話
1は使用しているが、その通信機能は凍結されており、
電波が出ない状態で使用していることが認識できる。し
たがって、本例の携帯電話1のユーザは、使用禁止エリ
アで、受信済メールを閲覧するなどの非通信機能7を、
周囲の人々から誤解されることなく気軽に利用できる。
【0037】また、本例の携帯電話1は、正面10aの
側に汎用のLCD12を備えているので、識別マーク2
0を携帯電話1の背面側の液晶パネル15に占有しても
正面側の液晶パネル12を各非通信機能7のためにフル
に使用でき、非通信モードM1においても、汎用モード
M0のときと同様に受信済メールやダウンロード済のコ
ンテンツを表示するなどの非通信機能を利用できる。
【0038】また、本例の識別マーク20を表示する裏
面の表示手段はLCD15なので、識別マークの形態は
自由に設定できる。たとえば、識別マーク20は予め携
帯電話1のメーカなどから提供されるものであっても良
く、また、ユーザによって選択または作成されたもので
あっても良い。携帯電話1に予め複数の識別マークを用
意しておき、これらの中からユーザが好みに応じて識別
マークを選択しても良い。携帯電話1に搭載されている
非通信機能7を使ってユーザ自身が識別マークを作成す
ることも可能である。これらの識別マークは、携帯電話
1に内蔵されているROMあるいはRAMに格納され、
それらの中から制御部31がユーザが選択したマークを
LCD15に出力する。
【0039】また、識別マークは図形に限定されるもの
ではなく、たとえば、図4(g)に示すように、横長の
液晶パネル15を携帯電話1の背面10bに設け、この
液晶パネル15に「非通信」の文字(識別表示)27を
表示させることにより、携帯電話1を非通信モードM1
で使用していることを他人にアピールすることが可能で
ある。一方、汎用モードM0で使用しているときには、
図4(f)に示すように、携帯電話1で通話中であれば
「通話中」の文字22を表示し、図4(e)に示すよう
に、待機状態であれば、「待ち受け」の文字23を表示
するといったように、非通信モードであることを表示す
る以外にも背面のLCDを利用することができる。な
お、図4(d)に示すように、電源のオフ時には液晶パ
ネル15には何も表示されない。
【0040】識別マーク20や文字27を表示させるた
めの第2の表示手段としては液晶パネル15に限定され
ることはなく、例えば、LEDを点灯させることによ
り、特定のマークが表示されるようにすることができ
る。すなわち、予めデザインされた識別表示を非通信モ
ードM1に切り替えたときに点灯させるようにしても良
い。図5(a)から(c)に示した例では、太い線の円
26aと、この円26aの内側に表示される雷型のマー
ク26bと、このマーク26bを斜めに横切る太い斜線
26cとからなる識別マーク(識別表示)26が用意さ
れており、電源オフのときは図5(a)に示すようにい
ずれのマークも点灯せず、電源がオンになって汎用モー
ドM0になると、図5(b)に示すように、雷型のマー
ク26bのみが点灯する。したがって、通信機能3が稼
動可能であることが外部から分かる。さらに、非通話モ
ードM1になると、図5(c)に示すように、雷型のマ
ーク26bに加えて、周囲の太い線の円26aと、斜め
に横切る太い斜線26cも点灯し、通話機能3が稼動し
ておらず、電波が出ない状態であることが外部から分か
るようになっている。
【0041】図5(d)から(f)に示した例では、雷
型のマークに代わって、携帯電話を示す印刷ロゴ24a
が貼り付けられており、図5(d)に示すように、電源
オフのときはマークは点灯されないが、電源オンで汎用
モードM0のときは、主意の太い線の円26aが点灯さ
れ、携帯電話としての機能、すなわち、通信機能が使用
できる状態であることが分かる。また、非通話モードM
1のときは、斜めに横切る斜線26cも表示され、上記
と同様に通信機能が使用できない状態で電波が発信され
ない状態であることが分かる。
【0042】さらに、背面に設けられた第2の表示手段
をモードを切り替えるスイッチと兼用することも可能で
ある。図6には、メインスイッチ32による電源のオン
オフと、サブスイッチ34による動作モードの切替をマ
ニュアルで操作可能な操作部としてスライド式のスイッ
チをハウジングの背面10bに設けた例を示してある。
図6(a)に示すように、メインの電源をオフするとき
は、スイッチ37が中間位置にあり、表示プレート36
には何も表示されない。これに対し、図6(b)に示す
ように、スイッチ37を下方に動かすと、メイン32の
電源が入り、サブスイッチ34も入った汎用モードM0
になる。そして、表示部36の上方が開き,そこに記載
された「電話モード」の文字38が表れる。一方、スイ
ッチ37を上方に動かすと、メイン32の電源は入る
が、サブスイッチ34はオンにならない非通信モードM
1となる。そして、表示部36の下方が開き、そこに記
載された個人情報管理機能の略である「PIMモード」
の文字(識別表示)39が表れる。したがって、このス
イッチ37を表示部として利用した例では、動作モード
を切り替える操作と同時に各文字38および39を現す
ことができ、切替スイッチ自身は実質的に第2の表示手
段を兼ねている。なお、このような切替スイッチ37に
よって携帯電話1の動作モードを切り替える場合は、ア
ンテナ17によって動作モードを切り替える場合と同様
に、GPSユニット19の自己位置φ1に基づき動作モ
ードを切り替える機能などと併用することも可能であ
る。
【0043】なお、以上では携帯電話を例に説明した
が、本発明はPHSなどの通信系の端末装置、およびP
DAなどの情報処理系の端末装置のいずれにおいても通
信機能を有する端末機器に対して適用可能である。ま
た、本例の携帯電話1では、GPSユニット19によっ
て現在の自己位置φ1を取得しているが、GPSユニッ
トに限定されることはなく、携帯電話やPHSの基地局
から自己位置φ1を取得することも可能であるが、上述
したように、GPSを始めとする、FM多重放送やVI
CSを介して自己位置φ1を取得する受動型のシステム
が本発明には適している。
【0044】さらに、非通信モードM1を他人にアピー
ルするための識別表示を表示する液晶パネル15あるい
はLEDなどが背面に用意された例を説明しているが、
非通信モードM1のときにハウジングの上部に設けたラ
ンプを点灯・消灯したり、非通話モードであることを示
す音声などを出したりするなどの方法で他人に非通信モ
ードであることをアナウンスすることも勿論可能であ
る。
【0045】また、上述に説明した本発明にかかる携帯
電話1としての機能は、図3のフローチャートを用いて
説明した処理を実行可能な命令を有するファームウェア
などの制御プログラムとして提供することが可能であ
り、携帯電話の制御部31としての機能を有するCPU
がアクセス可能なROM、メモリカードなどに格納し、
使用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯端末
装置およびその制御方法では、通信機能を使用できる汎
用モードと、通信機能は使用できないがダウンロード済
のコンテンツなどの非通信機能を使用できる非通信モー
ドとを切替できるようにしている。このため、病院など
の通信装置の使用禁止エリアでは、装置から電波を発生
させることなく、上記のコンテンツや受信済メールの閲
覧を行うことができるので、医療機器などを誤動作させ
るなどの他人に迷惑をかけることなく、携帯端末装置を
情報端末として有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる携帯電話の外観を示す図であ
り、図1(a)はその正面図、図1(b)はその背面
図、図1(c)は非通信モードのときの背面の様子を示
す図である。
【図2】本例の携帯電話の概略構成を示す図である。
【図3】本例の携帯電話で行われる動作モードの切り替
え処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】本例の携帯電話の第2の表示手段としての液晶
パネルに表示される識別マークの例を示す図である。
【図5】識別マークをLEDによって表示する例を示す
図である。
【図6】スライド式のスイッチを用いて動作モードの切
り替えと識別マークの表示とを同時に行う例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 公衆通信網 2a 電波 3 通信機能 7 非通信機能 12 液晶パネル(第1の表示手段) 15 液晶パネル(第2の表示手段) 16 バッテリー 17 通信用アンテナ 19 GPSユニット 20、24、26 識別マーク(識別表示) 27、39 文字(識別表示) 28 LED(第2の表示手段) 30 RF部 31 制御部 32 メインスイッチ 34 サブスイッチ 35 モード切替部 36 表示プレート φ1 自己位置(現在位置)

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線を介して公衆通信網に接続可能な通
    信手段を有する携帯端末装置において、 前記通信手段が稼動可能な汎用モード、および該通信手
    段が非稼動になり、該通信手段と連動しない非通信手段
    を使用可能な非通信モードを切り替え可能なモード切替
    手段を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記モード切替手段
    は、前記通信手段への電力供給をオンオフする手段であ
    ることを特徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記携帯端末装置
    は、携帯電話またはPHSであることを特徴とする携帯
    端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、当該携帯端末装置の
    現在位置の情報を取得可能な位置情報取得手段を有し、
    前記モード切替手段は前記現在位置に基づき前記汎用モ
    ードおよび/または前記非通信モードに切り替えること
    を特徴とする携帯端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記モード切替手段
    は、前記位置情報取得手段で前記現在位置の情報が得ら
    れないときは、前記非通信モードに切り替えることを特
    徴とする携帯端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記モード切替手段
    は、前記位置情報取得手段で前記現在位置の情報が得ら
    れるようになったときは、前記汎用モードに切り替える
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、さらに,前記通信手
    段に繋がる伸縮可能な通信用アンテナを有し、前記モー
    ド切替手段は、この通信用アンテナの伸び縮みに対応し
    て前記汎用モードおよび前記非通信モードに切り替える
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記非通信モードで
    あることを外部から識別可能な識別情報を出力する手段
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、さらに、前記汎用モ
    ードおよび前記非通信モードにおいて使用される汎用の
    第1の表示手段と、前記非通信モードであることを外部
    から識別可能な識別表示を表示する第2の表示手段とを
    有することを特徴とする携帯端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記第2の表示手
    段は、前記第1の表示手段が設けられた該携帯端末装置
    の面と反対側の面に設けられていることを特徴とする携
    帯端末装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記モード切替手
    段は、前記第2の表示手段を兼ねた切替スイッチを備え
    ていることを特徴とする携帯端末装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、前記第2の表示手
    段は予めデザインされた前記識別表示を備えており、前
    記非通信モードに切り替わると前記識別表示が点灯する
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  13. 【請求項13】 請求項9において、前記第2の表示手
    段は、キャラクタまたはイメージの表示が可能であり、
    前記非通信モードに切り替わるとユーザが選択または作
    成した前記識別表示を前記第2の表示手段に表示する手
    段を有することを特徴とする携帯端末装置。
  14. 【請求項14】 無線を介して公衆通信網に接続可能な
    通信手段と、 この通信手段への電力供給を独立してオンオフ可能な切
    替手段とを有する携帯端末装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記携帯端末装
    置は、携帯電話またはPHSであることを特徴とする携
    帯端末装置。
  16. 【請求項16】 請求項14において、当該携帯端末装
    置の現在位置の情報を取得可能な位置情報取得手段を有
    し、前記切替手段は前記現在位置に基づき前記通信手段
    への電力供給をオンオフすることを特徴とする携帯端末
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記切替手段
    は、前記位置情報取得手段で前記現在位置の情報が得ら
    れないときは、前記通信手段への電力供給をオフするこ
    とを特徴とする携帯端末装置。
  18. 【請求項18】 請求項16において、前記切替手段
    は、前記位置情報取得手段で前記現在位置の情報が得ら
    れるようになったときは、前記通信手段への電力供給を
    オンすることを特徴とする携帯端末装置。
  19. 【請求項19】 請求項14において、さらに,前記通
    信手段に繋がる伸縮可能な通信用アンテナを有し、前記
    切替手段は、この通信用アンテナの伸び縮みに対応して
    前記通信手段に対する電力供給をオンオフすることを特
    徴とする携帯端末装置。
  20. 【請求項20】 請求項14において、さらに、汎用に
    使用される第1の表示手段と、前記通信手段に対する電
    力供給がオフされていることを外部から識別可能な識別
    表示を表示する第2の表示手段とを有することを特徴と
    する携帯端末装置。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記第2の表示
    手段は、前記第1の表示手段が設けられた該携帯端末装
    置の面と反対側の面に設けられていることを特徴とする
    携帯端末装置。
  22. 【請求項22】 請求項20において、前記切替手段
    は、前記第2の表示手段を兼ねた切替スイッチを備えて
    いることを特徴とする携帯端末装置。
  23. 【請求項23】 無線を介して公衆電話網に接続可能な
    通信手段を有する携帯端末装置において、汎用に使用さ
    れる第1の表示手段と、前記通信手段が非稼動であるこ
    とを表示可能な第2の表示手段とを有することを特徴と
    する携帯端末装置。
  24. 【請求項24】 請求項23において、前記第2の表示
    手段は、前記第1の表示手段が設けられた該携帯端末装
    置の面と反対側の面に設けられていることを特徴とする
    携帯端末装置。
  25. 【請求項25】 無線を介して公衆電話網に接続可能な
    通信手段を有する携帯端末装置において、汎用に使用さ
    れる第1の表示手段と、この第1の表示手段が設けられ
    た該携帯端末装置の面と反対側の面に設けられた第2の
    表示手段とを有することを特徴とする携帯端末装置。
  26. 【請求項26】 無線を介して公衆通信網に接続可能な
    通信手段を有する携帯端末装置の制御方法であって、 前記通信手段が稼動可能な汎用モードに切り替える第1
    の工程と、 該通信手段は非稼動になり、該通信手段と連動しない非
    通信手段を使用可能な非通信モードに切り替える第2の
    工程とを有することを特徴とする携帯端末装置の制御方
    法。
  27. 【請求項27】 請求項26において、前記携帯端末装
    置は携帯電話またはPHSであることを特徴とする携帯
    端末装置の制御方法。
  28. 【請求項28】 請求項26において、前記携帯端末装
    置の現在位置の情報を取得する位置情報取得工程を有
    し、 前記第1および/または第2の工程では、前記位置情報
    取得工程で得た前記現在位置に基づき切り替えることを
    特徴とする携帯端末装置の制御方法。
  29. 【請求項29】 請求項28において、前記第2の工程
    では、前記現在位置の情報を得られないときに、前記非
    通信モードに切り替えることを特徴とする携帯端末装置
    の制御方法。
  30. 【請求項30】 請求項28において、前記第2の工程
    では、前記現在位置の情報が得られるようになったとき
    に、前記汎用モードに切り替えることを特徴とする携帯
    端末装置の制御方法。
  31. 【請求項31】 請求項26において、前記携帯端末装
    置は、前記通信手段に接続された伸縮可能な通信用アン
    テナを有しており、前記第1および第2の工程では、前
    記通信用アンテナの伸び縮みに応じて切り替えることを
    特徴とする携帯端末装置の制御方法。
  32. 【請求項32】 請求項26において、前記携帯端末装
    置は、非通信モードであることを外部から識別可能な識
    別情報を出力する手段を有し、前記第2の工程では、前
    記出力を稼動することを特徴とする携帯端末装置の制御
    方法。
  33. 【請求項33】 請求項26において、前記携帯端末装
    置は、前記汎用モードおよび前記非通信モードにおいて
    使用される汎用の第1の表示手段に加え、前記非通信モ
    ードであることを外部から識別可能な識別表示を表示す
    る第2の表示手段を有しており、 前記第2の工程では、前記第2の表示手段により前記識
    別表示を表示することを特徴とする携帯端末装置の制御
    方法。
  34. 【請求項34】 請求項33において、前記第2の表示
    手段は、予めデザインされた前記識別表示を点灯可能で
    あり、前記第2の工程では、前記第2の表示手段を点灯
    することを特徴とする携帯端末装置の制御方法。
  35. 【請求項35】 請求項33において、前記第2の表示
    手段はキャラクタまたはイメージを表示可能であり、前
    記第2の工程では、ユーザが選択または作成した前記識
    別表示を前記第2の表示手段に表示することを特徴とす
    る携帯端末装置の制御方法。
  36. 【請求項36】 無線を介して公衆通信網に接続可能な
    通信手段と、この通信手段への電力供給を独立してオン
    オフ可能な切替手段とを有する携帯端末装置であって、
    さらに当該携帯端末装置の現在位置の情報を取得可能な
    位置情報取得手段を有する携帯端末装置の制御方法であ
    って、 前記現在位置に基づき前記切替手段により前記通信手段
    への電力供給をオンオフする工程を有することを特徴と
    する携帯端末装置の制御方法。
  37. 【請求項37】 請求項36において、前記オンオフす
    る工程では、前記位置情報取得手段で前記現在位置の情
    報が得られないときは、前記通信手段への電力供給をオ
    フすることを特徴とする携帯端末装置の制御方法。
  38. 【請求項38】 請求項36において、前記オンオフす
    る工程では、前記位置情報取得手段で前記現在位置の情
    報が得られるようになったときは、前記通信手段への電
    力供給をオンすることを特徴とする携帯端末装置の制御
    方法。
  39. 【請求項39】 無線を介して公衆通信網に接続可能な
    通信手段を有する携帯端末装置の制御プログラムであっ
    て、 前記通信手段が稼動可能な汎用モードに切り換える第1
    の工程と、 該通信手段は非稼動になり、該通信手段と連動しない非
    通信手段を使用可能な非通信モードに切り替える第2の
    工程とを実行可能な命令を有する前記制御プログラムが
    記録されていることを特徴とするコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  40. 【請求項40】 請求項39において、前記携帯端末装
    置の現在位置の情報を取得する位置情報取得工程をさら
    に有し、 前記第1および/または第2の工程では、前記位置情報
    取得工程で得た前記現在位置に基づき切り替える処理を
    実行可能な命令を有する前記制御プログラムが記録され
    ていることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  41. 【請求項41】 請求項40において、前記第2の工程
    では、前記現在位置の情報を得られないときに、前記非
    通信モードに切り替える処理を実行可能な命令を有する
    前記制御プログラムが記録されていることを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  42. 【請求項42】 請求項40において、前記第2の工程
    では、前記現在位置の情報がえられるようになったとき
    に、前記汎用モードに切り替える処理を実行可能な命令
    を有する前記制御プログラムが記録されていることを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  43. 【請求項43】 請求項39において、前記携帯端末装
    置は、前記汎用モードおよび前記非通信モードにおいて
    使用される汎用の第1の表示手段に加え、前記非通信モ
    ードであることを外部から識別可能な識別表示を表示す
    る第2の表示手段を有しており、 前記第2の工程では、前記第2の表示手段により前記識
    別表示を表示する処理を実行可能な命令を有する前記制
    御プログラムが記録されていることを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  44. 【請求項44】 無線を介して公衆通信網に接続可能な
    通信手段と、この通信手段への電力供給を独立してオン
    オフ可能な切替手段とを有する携帯端末装置であって、
    さらに当該携帯端末装置の現在位置の情報を取得可能な
    位置情報取得手段を有する携帯端末装置の制御プログラ
    ムであって、 前記現在位置に基づき前記切替手段により前記通信手段
    への電力供給をオンオフする工程を実行可能な命令を有
    する制御プログラムが記録されていることを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  45. 【請求項45】 請求項44において、前記オンオフす
    る工程では、前記位置情報取得手段で前記現在位置の情
    報が得られないときは、前記通信手段への電力供給をオ
    フする処理を実行可能な命令を有する前記制御プログラ
    ムが記録されていることを特徴とするコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  46. 【請求項46】 請求項44において、前記オンオフす
    る工程では、前記位置情報取得手段で前記現在位置の情
    報が得られるようになったときは、前記通信手段への電
    力供給をオフする処理を実行可能な命令を有する前記制
    御プログラムが記録されていることを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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