JP2002355301A - 光触媒ユニット及び光触媒ユニットを搭載した空調装置 - Google Patents

光触媒ユニット及び光触媒ユニットを搭載した空調装置

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JP2002355301A
JP2002355301A JP2002058860A JP2002058860A JP2002355301A JP 2002355301 A JP2002355301 A JP 2002355301A JP 2002058860 A JP2002058860 A JP 2002058860A JP 2002058860 A JP2002058860 A JP 2002058860A JP 2002355301 A JP2002355301 A JP 2002355301A
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photocatalyst
lamp
unit
tube
cold
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JP2002058860A
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English (en)
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Tomoaki Watase
智晃 綿瀬
Tomonori Tokumoto
智憲 徳本
Nobuyuki Maehashi
信之 前橋
Itsunao Koga
逸尚 古賀
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置性、メンテナンス性の良い光触媒ユニッ
トを提供することを目的とする。 【解決手段】 少なくとも光触媒体と、前記光触媒体に
光を供給するランプと、前記光触媒体と前記ランプを保
持する筐体とからなる光触媒ユニットにおいて、光触媒
ユニットを光触媒部とランプ部に分解できる構造を用い
たり、ランプ電線部に中継コネクタを設けたことによ
り、光触媒ユニットのメンテナンス性が向上した。ま
た、光触媒ユニットに電力入力部を2ヶ所以上設けた
り、給電プラグを付けることにより設置性が向上した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光触媒体と光触媒
体に光を供給するランプを備えた光触媒ユニットと、前
記光触媒ユニットを搭載した空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生活空間における脱臭方式とし
て、主にオゾン脱臭方式や活性炭やゼオライトによる吸
着方式が採られてきたが、オゾン脱臭方式はオゾンの人
体への有害性、吸着方式は短寿命で交換頻度が多いなど
の問題があるため、近年光触媒脱臭方式が注目を集め普
及しつつある。光触媒脱臭方式は光触媒体と光触媒を励
起するためのランプとランプを点灯するためのインバー
タが必要であり、これら光触媒脱臭機能部は、集塵機能
を兼ね備えた空気清浄機や、空調機、あるいは空調ダク
ト中に組み込まれている。この中で空調機や、空調ダク
ト中に搭載している光触媒脱臭機能部は、空調機と同等
の10年〜20年の寿命が求められるため、光触媒体やラン
プの部品交換が必要となってくる。いずれの光触媒脱臭
機能部も天井面近傍に組み込まれているものが多く、メ
ンテナンス時に取扱いやすいように、光触媒とランプと
インバータをユニット化し、ユニットごと取外しできる
構造がとられるようになった。また、熱陰極管ランプは
寿命が短かいため、寿命の長い冷陰極管ランプが多く用
いられるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように光触媒脱
臭機能部をユニット化することにより、空調機や空調ダ
クト外へユニットごと取外し可能なため、メンテナンス
性は向上した。しかし、冷陰極管ランプを搭載した光触
媒ユニットは、ランプとインバータの部品交換を考慮し
ていない構造であるため、部品が故障あるいは寿命を迎
えた場合、ユニットごと交換せざるをえなかった。ま
た、空調機や空調ダクトの光触媒ユニット取付開口部か
ら設置位置まで距離が離れている場合、電気結線作業が
おこないづらかったり、必要能力に応じ光触媒ユニット
を並列あるいは直列に並べて用いる場合従来の光触媒ユ
ニットには電力入力部が1ヶ所しかないため、電源部か
ら給電線をいくつも引出し、光触媒ユニットの電力入力
部へ各々接続しなければならなかった。そこで、本発明
は上記問題点を改善したメンテナンス性の良い光触媒ユ
ニットを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、少なくとも光触媒体
と、前記光触媒体に光を供給するランプと、前記光触媒
体と前記ランプを保持する筐体とからなる光触媒ユニッ
トにおいて、前記筐体が前記光触媒体を保持した部分と
前記ランプを保持した部分に分離できることを特徴とす
る。ランプには熱陰極管ランプと冷陰極管ランプとがあ
り、冷陰極管ランプは熱陰極管ランプと比べ寿命が長
く、冷陰極管ランプを搭載した光触媒ユニットは、ラン
プを交換できない構造となっていた。光触媒ユニットを
空調機へ搭載する場合、光触媒ユニットの寿命は空調機
の寿命の約10〜15年求められるが、光触媒ユニット内蔵
の冷陰極管ランプは連続点灯で約2〜3年と短かく交換で
きないため、冷陰極管ランプが寿命を迎えると光触媒ユ
ニットごと交換していた。しかし、本発明により、光触
媒ユニットは光触媒体を保持した部分とランプを保持し
た部分に分離可能なため、光触媒体やランプを容易に交
換することができる。また、光触媒ユニットに搭載して
いるランプの本数が多くすべて交換する場合は、ランプ
を保持した部分ごと交換すればよい。
【0005】請求項2に記載の発明は、少なくとも光触
媒体と、前記光触媒体に光を供給するランプと、前記ラ
ンプ点灯用インバータと、前記光触媒体と前記ランプと
前記インバータを保持する筐体とからなる光触媒ユニッ
トにおいて、前記筐体が前記光触媒体を保持した部分と
前記ランプを保持した部分と前記インバータを保持した
部分に分離できることを特徴とする。本発明において
も、請求項1と同様に、光触媒体、ランプ、インバータ
がそれぞれ寿命を迎えた時、各部品を保持した部分に分
割することができるため容易に交換することができる。
【0006】請求項3に記載の発明は、少なくとも光触
媒体と、前記光触媒体に光を供給するランプと、前記光
触媒体と前記ランプを保持する筐体とからなる光触媒ユ
ニットにおいて、前記筐体は二つ以上に分離することが
でき、分離可能な筐体間で前記ランプが保持されている
ことを特徴とする。従来の冷陰極管ランプを搭載した光
触媒ユニットはランプを交換することができなかった
が、本発明により、筐体を分離すればランプを取外すこ
とができるため容易にランプを交換することができる。
【0007】請求項4に記載の発明は、少なくとも光触
媒体と、前記光触媒に光を供給するランプと、前記光触
媒と前記ランプを保持する筐体とからなる光触媒ユニッ
トにおいて、前記筐体の外部に前記ランプの電気的接続
部及び保持部が位置していることを特徴とする。筐体の
外部に電気的接続部及び保持部が位置していれば、光触
媒ユニットを分解せずにランプを装脱着することができ
る。例えば、ファストン端子やタブ端子のメスを筐体の
外部に設け、ファストン端子やタブ端子のオスが取り付
けられたランプを接続すれば、ランプは電気的に接続さ
れ機械的にも筐体に保持されるため、光触媒ユニットを
分解する必要がなくなる。
【0008】請求項5に記載の発明は、少なくとも光触
媒体と、前記光触媒体に光を供給する冷陰極管ランプ
と、前記冷陰極管ランプ点灯用インバータと、前記冷陰
極管ランプと前記冷陰極管ランプ点灯用インバータを結
線する電線とからなる光触媒ユニットにおいて、前記電
線が前記冷陰極管ランプ近傍に着脱可能な中継コネクタ
を有していることを特徴とする。従来の冷陰極管ランプ
は端部からハンダ付けされた電線が出ており、冷陰極管
ランプと反対側の電線端部にはインバータとの接続コネ
クタが設けられている。このため、冷陰極管ランプを内
蔵した光触媒ユニットは、冷陰極管ランプ交換時に一緒
に電線も交換しなければならず、電線が光触媒ユニット
の筐体へ数ヶ所固定されている場合は、電線の固定ヶ所
への着脱も必要となり、交換に時間を要していた。しか
し、電線の冷陰極管ランプ近傍に中継コネクタを設ける
ことにより、固定されている電線部を外すことなく冷陰
極管ランプを交換することができる。
【0009】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の光触媒ユニットにおいて、前記冷陰極管ランプが2本
以上の場合、冷陰極ランプから中継コネクタまでの電線
がすべて同じ長さであることを特徴とする。従来の光触
媒ユニットは、内蔵する冷陰極管ランプが2本以上でか
つそれぞれの冷陰極管ランプとインバータ間の距離が異
なる場合、冷陰極管ランプとインバータ間の電線長さも
異なってくるため、冷陰極管ランプの取付位置を区別し
なければならなかった。しかし、冷陰極管ランプから中
継コネクタまでの電線長さを同じにすることにより、光
触媒ユニットに内蔵するランプが2本以上の場合におい
ても、ランプの取付位置を区別する必要がないため、ラ
ンプ交換時の作業性を向上することができる。
【0010】請求項7に記載の発明は、少なくとも光触
媒体と、前記光触媒体に光を供給する冷陰極管ランプ
と、前記冷陰極管ランプ点灯用インバータとからなる光
触媒ユニットにおいて、前記冷陰極管ランプは、ランプ
管と、前記ガラス管の周囲を覆った光透過材料で構成さ
れたチューブと、前記インバータの低圧側に接続する低
圧側電線と、前記インバータの高圧側に接続する高圧側
電線と、電線保持体とからなり、前記低圧側電線が前記
チューブに沿って配線されており、前記電線保持体によ
り前記低圧側電線が前記チューブに取り付けられている
ことを特徴とする。従来の冷陰極管ランプを搭載した光
触媒ユニットは、インバータとランプ間の電線の漏れ電
流が少なくなるようにランプの高電圧を負荷する近傍に
インバータを配置していたため、インバータとランプ低
電圧側を結ぶ電線は、インバータとランプ高電圧側を結
ぶ電線と比べて長く、光触媒ユニットの筐体等に電線を
固定していた。そのため、光触媒ユニットへのランプの
装脱着に時間を要していた。しかし、本発明により、イ
ンバータの低圧側に接続する低圧側電線は電線保持部に
よりチューブに沿って配線されており筐体へ固定する必
要がなくなるため、光触媒ユニットの組立性、ランプの
交換性を向上することができる。
【0011】請求項8に記載の発明は、光触媒ユニット
電源供給用プラグと、給電プラグ付光触媒ユニットと、
光触媒ユニット搬送レールと、光触媒ユニット装着用開
口部とからなる光触媒ユニットを搭載した空調装置にお
いて、前記給電プラグ付光触媒ユニットは、前記光触媒
ユニット装着用開口部から組み込まれ、前記光触媒ユニ
ットの搬送レールに沿って押し込むと共に、光触媒ユニ
ットの給電プラグが光触媒ユニット電源供給用プラグに
差し込まれ給電されることを特徴とする。空調装置に光
触媒ユニットを設置する場合、光触媒ユニットを所定位
置に設置するとともに電気的な結線を別途おこなわなけ
ればならなかった。しかし、本発明により、設置作業と
電気的結線作業を同時におこなうことができる。
【0012】請求項9に記載の発明は、電源部と、2つ
以上並列もしくは直列に並んだ光触媒ユニットと、給電
線と、接続線とからなる光触媒ユニットを搭載した空調
装置において、前記光触媒ユニットの各々は電力入力部
を少なくとも2ヶ所有し、前記電源部から前記電力入力
部の1ヶ所を給電線で接続し、隣接した光触媒ユニット
の電力入力部を接続線で接続することにより前記光触媒
ユニットすべてに給電されることを特徴とする。従来、
光触媒ユニットを並列に並べて使用する場合、光触媒ユ
ニットには電力入力部が1ヶ所しかなく電源部から各々
に光触媒ユニットに電線で接続していたが、電源部と各
々の光触媒ユニットまでの距離が異なってくるため、電
源と光触媒ユニットを結ぶ電線長さが各々異なり共通化
できないという問題があった。また、電線を挟み込みに
よる断線防止や風による設置部との接触音を防ぐため電
線を固定しなければならなかった。しかし、本発明によ
り、光触媒ユニット間を接続する電線は共通化できるた
め、電源と一つの光触媒ユニットを接続する電線と光触
媒ユニット間を接続する電線の2種類あれば給電可能と
なる。また、光触媒ユニット間を接続する電線は、電源
と光触媒ユニットを接続する電線より短くすることがで
きるため、電線を固定する箇所を少なくするもできる。
【0013】請求項10に記載の発明は、少なくとも光
触媒体と、前記光触媒体に光を供給する冷陰極管ランプ
と、前記光触媒体と前記冷陰極管ランプを保持する筐体
とからなる光触媒ユニットにおいて、前記冷陰極管ラン
プが、ランプ管と、前記ランプ管の周囲を覆うチューブ
と、前記ランプ管の両端に位置するゴムホルダー部とか
らなり、前記筐体が前記ランプ管の両端に位置するゴム
ホルダー部周囲の前記チューブと、長さ方向の中央部に
おける前記チューブとを保持していることを特徴とす
る。従来の光触媒ユニットは、筐体がランプ管の両端に
位置するゴムホルダー部を保持していたが、衝撃により
非常に破損しやすいという問題があった。これは、冷陰
極管ランプのランプ管径が数mm程度と非常に破損しやす
い上、ランプ管の周囲を覆っているチューブが、光の透
過率を上げるため極力肉厚を薄くしており剛性が低く、
ランプ管とチューブが接触することが原因であった。し
かし、本発明により、光触媒ユニットに衝撃が加わった
場合においても、チューブの中央部を支持しているた
め、チューブの変形量が少なくなり、チューブとランプ
管の接触を防ぐことができランプの破損を防ぐことがで
きる。
【0014】請求項11に記載の発明は請求項10に記
載の光触媒ユニットにおいて、前記冷陰極管ランプの長
さ方向の中央部に、前記ガラス管と前記チューブとの間
に充填された保護材を設けていることを特徴とする。従
来の光触媒ユニットは、筐体がガラス管の両端に位置す
るゴムホルダー部を保持していたが、衝撃により非常に
破損しやすいという問題があった。これは、冷陰極管ラ
ンプのガラス管径が数mm程度と非常に破損しやすい上、
ランプ管の周囲を覆っているチューブが、光の透過率を
上げるため極力肉厚を薄くしており剛性が低く、ガラス
管とチューブが接触したり、ガラス管自身の振動が原因
であった。しかし、本発明により、光触媒ユニットに衝
撃が加わった場合においても、保護チューブの中央部を
支持しているため、保護チューブの変形量が少なくな
り、又ガラス管に保護チューブの内径と略同寸法の保護
材が巻かれているため、チューブとランプ管の接触を防
ぐことができランプの破損を防ぐことができる。
【0015】請求項12に記載の発明は、 少なくとも
ランプを埋め込むための空間を設けた光触媒体と、前記
光触媒体に光を供給する冷陰極管ランプと、前記光触媒
体と前記冷陰極管ランプを保持する筐体とからなる光触
媒ユニットにおいて、筐体の一部がランプに沿って保護
板を形成しており、保護板にクッション材が貼られてい
ることを特徴とする。従来の光触媒ユニットは、筐体が
ガラス管の両端に位置するゴムホルダー部を保持してい
たが、衝撃により非常に破損しやすいという問題があっ
た。これは、ガラス管や保護チューブの剛性が弱く、ラ
ンプ自身の変動が原因であった。このためランプ中央部
を固定して変動を低減する方法もあるが、ランプ中央部
のみの固定ではランプ中央部に応力が集中し破損を十分
に防げない事がある。又、触媒が分割できない場合は中
央部の固定が困難であった。しかし、本発明により、光
触媒ユニットに衝撃が加わった場合においても、保護板
にクッション材を張り、空間を埋めているため、ランプ
の振動が少なくなり、又ランプ全体をクッション材で受
け、衝撃をクッション材により全長にわたって吸収する
ため、ランプの破損を防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を添付
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の光触媒ユ
ニット1の外観図を示す。光触媒ユニット1は、ランプ装
着用の切欠きを有した光触媒シートを積層した光触媒体
3と冷陰極管ランプ4と筐体部から構成されており、筐
体部は冷陰極管ランプ4を保持したランプ部2と光触媒体
3を保持した光触媒部7とがネジ8により接合された構造
となっている。光触媒ユニット1は、空調機や空調ダク
ト等に組み込まれ、電力入力部5から電力供給すると冷
陰極管ランプ4が点灯し悪臭物質や有害物質を除去分解
する。冷陰極管ランプ4あるいは光触媒体3を交換すると
きは、まずネジ8を外しランプ部2と光触媒部3を分割す
る。分割したランプ部2の構成図を図2に、光触媒部7の
構成図を図3に示す。図2のランプ部10は、ランプ12が
ランプ部筐体11のランプ保持板14の切欠き部に装着され
ておりインバータ16と電線で接続されている。ランプ12
は、光触媒ユニット1を分割後、ランプ部10のインバー
タ16とランプ12との接続部を外せば交換することでき
る。図3の光触媒体22は、光触媒ユニット1を分割すれ
ば、光触媒部20の光触媒部筐体21から取外し可能な状態
となり交換することができる。また、空調装置は天井に
位置している場合が多いため、光触媒ユニットの交換作
業は天井近傍でおこなうことが多く、脚立等で上に登
り、空調装置の光触媒ユニット装着パネルを開き、光触
媒ユニットを脱着し、新しい光触媒ユニットと交換後パ
ネルを閉めるといった手順となる。光触媒ユニットを片
手で持つことができなければ、脚立等の上に登りづらい
場合が多い上、光触媒ユニットを持った状態でパネルを
開くこともできないが、光触媒ユニット1は取手6を有し
ているため片手で持つことができる。
【0017】図4は、光触媒部とランプ部とインバータ
部に分解可能な光触媒ユニット30の配置図を示す。光触
媒ユニット30は、光触媒部33とランプ部32とインバータ
部31に分解可能な構造となっている。図2のランプ部10
のような構造においては、インバータ16を交換する場
合、ランプ12とインバータとの接続部と、インバータ16
とインバータ電線15との接続部を外し、インバータのカ
バー17をランプ部筐体11から取外した後、インバータ16
をランプ部筐体11から取外し、逆の手順のインバータ装
着作業が必要となる。しかし、図4のようにランプ部32
とインバータ部31に分解可能であれば、インバータ電線
やインバータのカバー、インバータ部筐体がユニット化
されたインバータ部31ごと交換することができる。
【0018】図5は、ランプ装脱着時にユニットの分解
を要さない光触媒ユニット40の外観図を示す。光触媒ユ
ニット40は、光触媒体を取外した状態の外観図であり、
通常は図3記載の光触媒体22が組込まれている。光触媒
ユニット40は内部にインバータが組込まれ、インバータ
とファストン端子のメス部41が電線で接続されており、
ファストン端子のメス部41はランプ部筐体42に固定され
ている。ランプ44は、端部にファストン端子のオス部43
を有しており、ファストン端子メス部41と接続すればイ
ンバータと結線され、ランプ部筐体42に固定される。よ
って、本構造であれば、光触媒ユニット40を分解せずに
ランプ交換をおこなうことができる。
【0019】図6は、ランプとインバータ間の電線部に
中継コネクタを有した光触媒ユニットのランプ部50の外
観図を示す。ランプ部50は、ランプ部筐体51にランプ52
とインバータ55が保持されており、ランプ52とインバー
タ55は電線53により中継コネクタ54を介して結線されて
いる。よって、ランプ52は中継コネクタ54から断線し、
ランプ部筐体51から取外すことができるため、電線固定
部からの電線の取外す必要がなくなる。また、3本のラ
ンプのランプ端部から中継コネクタ54までの電線長さを
同じにすれば、ランプを共通化することができるため、
ランプの装着位置を区別する必要もなくなる。
【0020】図7は、チューブとランプが分離可能な光
触媒ユニットのランプ部60の構成図を示す。光触媒ユニ
ットのランプ部60は、ランプ部筐体61に光透過材料で構
成されたチューブ62が取付けられており、ランプ64がチ
ューブ62内を貫通する構造となっている。また、ランプ
64は間隔保持部65とランプ固定部材63によりチューブ62
に保持されており、中継コネクタ66を介してインバータ
と接続される構造となっている。ランプ64は、まずラン
プ固定部材63を取外し、次にチューブ62からランプ64を
取外せば交換することができるので、チューブ62を再利
用することができる。
【0021】図8は、ランプの電線がチューブに沿って
配線された光触媒ユニットのランプ部70の外観図を示
す。光触媒ユニットのランプ部70は、ランプ部筐体76に
ランプとインバータ77が保持されており、ランプとイン
バータ77は電線で結線されている。ランプ低圧側75から
出ているランプ電線71はチューブ73上に沿って配線され
ており固定部材72で取り付けられている。また、ランプ
高圧側74からインバータ77間のランプ電線は、電線保持
部78によりランプ部筐体へ固定されている。従って、ラ
ンプは、インバータとランプとの接続箇所を取外し、電
線保持部からランプ電線を外せば交換することができ
る。従来の光触媒ユニットは、ランプ電線が電線通過部
79においても電線保持部を要していたため、ランプ交換
時は5から10箇所の電線保持部から電線を外さなければ
ならなかった。
【0022】図9は、給電プラグ付光触媒ユニットが搭
載された空調装置の外観図を示す。光触媒ユニット80
は、給電プラグのオス81と給電プラグのメス82が取り付
けられており、それぞれがインバータと電線で結線さ
れ、給電プラグのオス81か給電プラグのメス82に給電さ
れるとランプが点灯する構造となっている。一方、光触
媒ユニット80の設置状態において、光触媒ユニット80が
組み込まれる空調機や空調ダクトに給電プラグのオス81
が給電されるように電源部83を位置させておく。光触媒
ユニット80を設置する場合、ガイドレール84に沿って光
触媒ユニットをスライドさせれば給電プラグのオス81が
電源部83へ差し込まれ給電される。よって、従来は光触
媒ユニットの設置作業と電気的な接続作業を別々におこ
なわなければならなかったのに対し、本発明により各作
業を同時におこなうことが可能となった。また、光触媒
ユニット80を2個以上並べて使用する場合は、隣接した
光触媒ユニットの給電プラグのオス81と給電プラグのメ
ス82を各々接続すればよい。
【0023】図10は、光触媒ユニットを2つ並列に並べ
電気接続をおこなった空調装置の外観図を示す。光触媒
ユニット91と光触媒ユニット92は各々電力入力部を2ヶ
所有しており、電力入力部はすべて光触媒ユニットの内
部に組込まれたインバータと電線で結線されている。光
触媒ユニット91であれば、電力入力部95あるいは電力入
力部96のいずれかに給電されるとランプが点灯する構造
となっている。光触媒ユニットを2つ並列に並べて使用
する場合、光触媒ユニット91の一方の電力入力部95へ電
源供給線93を接続し、電力入力部96と電力入力部97を接
続線94で結線することにより、双方の光触媒ユニットの
ランプを点灯することができる。並列に並べる数を3つ
4つと増した場合も同様に電力入力部を接続線で結線す
ればよいので、従来の光触媒ユニットのように各光触媒
ユニットの電力入力部に長さ違いの電源供給線を準備す
る必要がない。また、電源と光触媒ユニット間を結ぶ電
源供給線は電線長さが長く固定する必要があるが、接続
線は電線長さが短いため固定する必要がないため、電線
固定箇所数を減らすことができる利点もある。
【0024】図11は、チューブにより光触媒ユニットへ
保持されたランプ100の装着図、図12は従来のランプゴ
ムホルダーにより光触媒ユニットへ保持されたランプ11
0の装着図である。図12に示す光触媒ユニットへのラン
プ保持方法が従来の方法である。冷陰極管ランプは、ラ
ンプガラス管113の両端にランプゴムホルダーが装着さ
れており、ランプガラス管113の周囲を覆うようにチュ
ーブ114が取り付けられている。ランプゴムホルダー
は、チューブ取付け部117とランプ保持部116とで外径が
異なっており、ランプ保持部116がランプ取付け板111へ
装着されている。よって、光照射量の少ない領域118が
広く、光触媒の分解反応量が少ない領域が広い。一方、
図11に示す光触媒ユニットへのランプ保持方法が本発明
の方法である。冷陰極ランプは、ランプガラス管103の
両端にランプゴムホルダーが装着されており、ランプガ
ラス管103の周囲を覆うようにチューブ104が取り付けら
れている。ランプゴムホルダーは、ランプ保持部106が
チューブ104を保持するとともに、ランプ保持部106がチ
ューブ104を介しランプ取付け板101へ装着されている。
よって、従来の光触媒ユニットへのランプ保持方法と比
べ、光照射量の少ない領域107が狭く、光触媒の分解反
応量が少ない領域を狭くすることができる。
【0025】図13は、ランプ中央部にチューブ支持部を
有した光触媒ユニット120の構成図である。ランプはラ
ンプゴムホルダー125でランプ保持部121に保持されてい
るともに、チューブ124でチューブ支持部126に保持され
ている。従来の光触媒ユニットはチューブ支持部がな
く、光触媒ユニットへ衝撃が加わると、剛性のないチュ
ーブが変形し、ランプガラス管123と接触し破損するこ
とがあった。しかし、本発明の光触媒ユニットは、チュ
ーブ支持部126があるため、チューブ124の変形量が少な
くなり、ランプガラス管123とチューブ124との接触を防
ぎランプの破損を防ぐことができる。
【0026】図14は、光漏れ防止部を有した光触媒ユニ
ット130の外観図である。光触媒ユニット130は、図1に
示す光触媒ユニット1へ光漏れ防止部131が加わってお
り、ランプから光触媒ユニット外部へ漏れる光量を少な
くすることができる。また、光漏れ防止部131が光反射
材料で構成されていれば、光触媒への供給光量を増すこ
とができ悪臭や有害物質の分解能力も向上する。
【0027】図15は、光触媒ユニットを2つ直列に並べ
電気接続をおこなった空調装置の外観図を示す。光触媒
ユニット1501と光触媒ユニット1502は各々電力入力部を
2ヶ所有しており、電力入力部はすべて光触媒ユニット
の内部に組込まれたインバータと電線で結線されてい
る。光触媒ユニット1501であれば、電力入力部1503ある
いは電力入力部1504のいずれかに給電されるとランプが
点灯する構造となっている。光触媒ユニットを2つ直列
に並べて使用する場合、光触媒ユニット1501の一方の電
力入力部1503へ電源供給線1507を接続し、電力入力部15
04と電力入力部1505を接続線1507で結線することによ
り、双方の光触媒ユニットのランプを点灯することがで
きる。直列に並べる数を3つ4つと増した場合も同様に
電力入力部を接続線で結線すればよいので、従来の光触
媒ユニットのように各光触媒ユニットの電力入力部に長
さ違いの電源供給線を準備する必要がない。また、電源
と光触媒ユニット間を結ぶ電源供給線は電線長さが長く
固定する必要があるが、接続線は電線長さが短いため固
定する必要がないため、電線固定箇所数を減らすことが
できる利点もある。
【0028】図16は、ランプ中央部にクッション材を有
した光触媒ユニットのランプ近傍の概略図である。ラン
プはランプゴムホルダー1601でランプ保持部1602に保持
されているともに、保護チューブ1603で保護チューブ支
持部1604に保持されている。従来の光触媒ユニットでは
保護チューブがなく、光触媒ユニットへ衝撃が加わる
と、剛性のない保護チューブが変形し又ランプガラス管
1605自体の保持ができずガラス管1605が振動して、ラン
プが破損することがあった。しかし、本発明の光触媒ユ
ニットはチューブ支持部126を設け、ランプガラス管160
5とチューブ1604との間にクッション材1606を設けてい
るため、チューブ1604の変形量が少なくなりランプガラ
ス管1605自体の振動を防ぐためランプガラス管1605とチ
ューブ1604の接触を防ぎ、衝撃を吸収するためランプの
破損を防ぐことができる。
【0029】図17は、光触媒ユニットのフレームのラン
プに沿った部分にクッション材を添付した光触媒ユニッ
トの構成図である。ランプ1704は光触媒により効率よく
紫外線があたるように、光触媒1703に埋め込まれるてお
り、ランプ上方のスペースを埋めるようにフレーム1701
にクッション材1702を貼り、ランプ1704の振幅を低減さ
せる構造となっている。クッション材1702は光触媒ユニ
ットに衝撃が加わった際にランプの振動低減とランプ17
04とフレーム1701との緩衝材として働き、ランプ1704の
破損を防ぐことができる。
【0030】
【発明の効果】光触媒ユニットを光触媒部とランプ部に
分割できる構造としたこと、あるいは光触媒ユニットか
らランプを容易に装脱着できる構造としたことにより、
光触媒ユニットのメンテナンス性を向上することができ
た。また、光触媒ユニットを空調機や空調ダクト中に設
置されると同時に給電を可能としたことや、光触媒ユニ
ットに電力入力部を2ヶ所以上設けたことにより、光触
媒ユニットの設置性を向上することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光触媒ユニットの外観図
【図2】ランプ部の構成図
【図3】光触媒部の構成図
【図4】光触媒部とランプ部とインバータ部に分解可能
な光触媒ユニットの配置図
【図5】ランプ装脱着時にユニットの分解を要さない光
触媒ユニットの外観図
【図6】ランプとインバータ間の電線部に中継コネクタ
を有した光触媒ユニットのランプ部の外観図
【図7】チューブとランプが分離可能な光触媒ユニット
の構成図
【図8】ランプ電線がチューブに沿って配線された光触
媒ユニットのランプ部の外観図
【図9】給電プラグ付光触媒ユニットが搭載された空調
装置の外観図
【図10】光触媒ユニットを2つ並列に並べ電気接続を
おこなった空調装置の外観
【図11】チューブにより光触媒ユニットへ保持された
ランプ装着図
【図12】従来のゴムホルダーにより光触媒ユニットへ
保持されたランプ装着図
【図13】チューブ支持部を有した光触媒ユニットの構
成図
【図14】光漏れ防止部を有した光触媒ユニットの外観
【図15】光触媒ユニットを2つ直列に並べ電気接続を
おこなった空調装置の外観図
【図16】ランプ中央部にクッション材を有した光触媒
ユニットのランプ近傍の概略図
【図17】光触媒ユニットのフレームのランプに沿った
部分にクッション材を添付した光触媒ユニットの構成図
【符号の説明】
1,30,40,80,91,92,120,130 光触媒ユニット 2,10,32,50,60,70,100,110 ランプ部 3,22,102,112,122 光触媒体 4,12,44,52 ランプ 5 電力入力部 6 取手 7,20,33 光触媒部 8 ネジ 11,42,51,61,76 ランプ部筐体 13 光触媒部との接合部 14 ランプ保持板 15 インバータ電線 16,55,77 インバータ 17 インバータのカバー 21 光触媒部筐体 23 触媒保持板 31 インバータ部 41 ファストン端子のメス部 43 ファストン端子のオス部 53 電線 54,66 中継コネクタ 62,73,104,114,124 チューブ 63 ランプ固定部材 64 ランプ 65 間隔保持部 71 ランプ電線 72 固定部材 74,75 ランプゴムホルダー 78 電線保持部 79 電線通過部 81 給電プラグのオス 82 給電プラグのメス 83 電源部 84 ガイドレール 90 連結した光触媒ユニット 93 電源供給線 94 接続線 95,96,97,98 電力入力部 101,111 ランプ取付け板 103,113,123 ランプガラス管 105,115,125 ゴムホルダー端部 106,116,121 ランプ保持部 107,118 光照射量の少ない領域 117 チューブ取付け部 126 チューブ支持部 131 光漏れ防止部 1501、1502 光触媒ユニット 1503、1504、1505、1506 電力入力部 1507 電源供給線 1508 接続線 1601 ランプゴムホルダー 1602 ランプ保持部 1603 保護チューブ 1604 保護チューブ支持部 1605 ランプガラス管 1606 クッション材 1701 光触媒フレーム 1702 クッション材 1703 光触媒 1704 ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 1/00 371Z (72)発明者 徳本 智憲 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 前橋 信之 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 古賀 逸尚 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3L051 BC05 4C080 AA07 BB02 BB04 BB05 CC12 HH05 JJ03 JJ04 KK08 LL10 MM02 NN02 QQ11 4D048 AA22 CA02 CC40 CC57 EA01 4G069 BA48A CA01 CA17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光触媒体と、前記光触媒体に
    光を供給するランプと、前記光触媒体と前記ランプを保
    持する筐体とからなる光触媒ユニットにおいて、前記筐
    体が前記光触媒体を保持した部分と前記ランプを保持し
    た部分に分離できることを特徴とする光触媒ユニット。
  2. 【請求項2】 少なくとも光触媒体と、前記光触媒体に
    光を供給するランプと、前記ランプ点灯用インバータ
    と、前記光触媒体と前記ランプと前記インバータを保持
    する筐体とからなる光触媒ユニットにおいて、前記筐体
    が前記光触媒体を保持した部分と前記ランプを保持した
    部分と前記インバータを保持した部分に分離できること
    を特徴とする光触媒ユニット。
  3. 【請求項3】 少なくとも光触媒体と、前記光触媒体に
    光を供給するランプと、前記光触媒体と前記ランプを保
    持する筐体とからなる光触媒ユニットにおいて、前記筐
    体は二つ以上に分離することができ、分離可能な筐体間
    で前記ランプが保持されていることを特徴とする光触媒
    ユニット。
  4. 【請求項4】 少なくとも光触媒体と、前記光触媒に光
    を供給するランプと、前記光触媒と前記ランプを保持す
    る筐体とからなる光触媒ユニットにおいて、前記筐体の
    外部に前記ランプの電気的接続部及び保持部が位置して
    いることを特徴とする光触媒ユニット。
  5. 【請求項5】 少なくとも光触媒体と、前記光触媒体に
    光を供給する冷陰極管ランプと、前記冷陰極管ランプ点
    灯用インバータと、前記冷陰極管ランプと前記冷陰極管
    ランプ点灯用インバータを結線する電線とからなる光触
    媒ユニットにおいて、前記電線が前記冷陰極管ランプ近
    傍に着脱可能な中継コネクタを有していることを特徴と
    する光触媒ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の光触媒ユニットにおい
    て、前記冷陰極管ランプが2本以上の場合、この冷陰極
    ランプから中継コネクタまでの電線がすべて同じ長さで
    あることを特徴とする光触媒ユニット。
  7. 【請求項7】 少なくとも光触媒体と、前記光触媒体に
    光を供給する冷陰極管ランプと、前記冷陰極管ランプ点
    灯用インバータとからなる光触媒ユニットにおいて、前
    記冷陰極管ランプは、ランプ管と、前記ガラス管の周囲
    を覆った光透過材料で構成されたチューブと、前記イン
    バータの低圧側に接続する低圧側電線と、前記インバー
    タの高圧側に接続する高圧側電線と、電線保持体とから
    なり、前記低圧側電線が前記チューブに沿って配線され
    ており、前記電線保持体により前記低圧側電線が前記チ
    ューブに取り付けられていることを特徴とする光触媒ユ
    ニット。
  8. 【請求項8】光触媒ユニット電源供給用プラグと、給電
    プラグ付光触媒ユニットと、光触媒ユニット搬送レール
    と、光触媒ユニット装着用開口部とからなる光触媒ユニ
    ットを搭載した空調装置において、前記給電プラグ付光
    触媒ユニットは、前記光触媒ユニット装着用開口部から
    組み込まれ、前記光触媒ユニットの搬送レールに沿って
    押し込むと共に、光触媒ユニットの給電プラグが光触媒
    ユニット電源供給用プラグに差し込まれ給電されること
    を特徴とする光触媒ユニットを搭載した空調装置。
  9. 【請求項9】 電源部と、2つ以上並列もしくは直列に
    並んだ光触媒ユニットと、給電線と、接続線とからなる
    光触媒ユニットを搭載した空調装置において、前記光触
    媒ユニットの各々は電力入力部を少なくとも2ヶ所有
    し、前記電源部から前記電力入力部の1ヶ所を給電線で
    接続し、隣接した光触媒ユニットの電力入力部を接続線
    で接続することにより前記光触媒ユニットすべてに給電
    されることを特徴とする光触媒ユニットを搭載した空調
    装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも光触媒体と、前記光触媒体
    に光を供給する冷陰極管ランプと、前記光触媒体と前記
    冷陰極管ランプを保持する筐体とからなる光触媒ユニッ
    トにおいて、前記冷陰極管ランプが、ランプ管と、前記
    ランプ管の周囲を覆うチューブと、前記ランプ管の両端
    に位置するゴムホルダー部とからなり、前記筐体が前記
    ランプ管の両端に位置するゴムホルダー部周囲の前記チ
    ューブと、長さ方向の中央部における前記チューブとを
    を保持していることを特徴とする光触媒ユニット。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の光触媒ユニットに
    おいて、前記冷陰極管ランプの長さ方向の中央部に、前
    記ガラス管と前記チューブとの間に充填された保護材を
    設けていることを特徴とする光触媒ユニット。
  12. 【請求項12】 少なくともランプを埋め込むための空
    間を設けた光触媒体と、前記光触媒体に光を供給する冷
    陰極管ランプと、前記光触媒体と前記冷陰極管ランプを
    保持する筐体とからなる光触媒ユニットにおいて、筐体
    の一部がランプに沿って保護板を形成しており、保護板
    にクッション材が貼られていることを特徴とする光触媒
    ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007209594A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Taisei Corp 空気清浄効果を有するダクト型中空構造物および空気清浄方法

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