JP2002354033A - マルチキャストデータ配信プログラム、マルチキャストデータ配信方法およびマルチキャストデータ配信装置 - Google Patents

マルチキャストデータ配信プログラム、マルチキャストデータ配信方法およびマルチキャストデータ配信装置

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JP2002354033A
JP2002354033A JP2001156097A JP2001156097A JP2002354033A JP 2002354033 A JP2002354033 A JP 2002354033A JP 2001156097 A JP2001156097 A JP 2001156097A JP 2001156097 A JP2001156097 A JP 2001156097A JP 2002354033 A JP2002354033 A JP 2002354033A
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Yuji Imai
祐二 今井
Yutaka Ezaki
裕 江▲崎▼
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチキャストグループの管理、制御に関す
るコストを低減させ、ネットワークのジッタの影響によ
るデータの誤破棄を防止すること。 【解決手段】 データD30データから、複数の送信帯
域からなる階層構造の複数のデータD31〜データD3
3を符号化する階層型エンコーダ21と、予め指定され
る受信装置側の送信帯域となるように、複数の受信装置
からなるマルチキャストグループの宛先情報を送信帯域
/宛先テーブル28に設定するテーブル作成部27と、
送信帯域/宛先テーブル28に基づいて、当該受信装置
へ複数のデータを送信する通信制御部24とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一台の送信装置か
ら複数の受信装置へデータを配信するマルチキャストデ
ータ配信プログラム、マルチキャストデータ配信方法お
よびマルチキャストデータ配信装置に関するものであ
り、通信機器コスト、運用負担、データの廃棄率を低減
させることができるマルチキャストデータ配信プログラ
ム、マルチキャストデータ配信方法およびマルチキャス
トデータ配信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチキャスト配信は、一つの送
信装置から複数の受信装置へ一斉にデータを配信する技
術であり、第1世代→第2世代→第3世代という具合に
技術進展を遂げている。
【0003】(第1世代マルチキャスト)はじめに、従
来の第1世代マルチキャストについて図7を参照しつつ
説明する。同図において、送信装置1は、マルチキャス
ト通信機能を有するコンピュータ装置であり、ネットワ
ーク2に接続されている。このネットワーク2の伝送帯
域は、100Mbpsである。
【0004】ルータ3は、ネットワーク2とネットワー
ク4およびネットワーク5との間に介挿されており、デ
ータに含まれる宛先情報に基づいて方路設定を行い、異
なるネットワーク間でデータを転送するというルーティ
ング機能を備えている。ネットワーク4は、ルータ3の
リンク先である受信装置61 とルータ3との間を接続し
ている。このネットワーク4の伝送帯域は、1Mbps
とされている。
【0005】ネットワーク5は、ルータ3のリンク先で
ある受信装置62 とルータ3との間を接続している。こ
のネットワーク5の伝送帯域は、10Mbpsとされて
おり、ネットワーク4の伝送帯域(1Mbps)よりも
広い。受信装置61 は、ルータ3によりルーティングさ
れたデータをネットワーク4を介して受信する。受信装
置62 は、ルータ3によりルーティングされたデータを
ネットワーク5を介して受信する。
【0006】つぎに、第1世代マルチキャストにおい
て、送信装置1から受信装置61 および受信装置62
含むマルチキャストグループのアドレスを宛先としてデ
ータを転送する場合について説明する。この場合、画像
や音声に関するデータD10が送信装置1に入力される
と、送信装置1は、データD10をデコードし、デコー
ド結果にマルチキャストグループのアドレスを宛先情報
として付加したものをデータD11として、ネットワー
ク2へ送出する。
【0007】これにより、ルータ3は、データD11の
宛先情報に基づいて、データD12を受信装置61 へ、
データD13を受信装置62 へそれぞれルーティングす
る。ここで、データD11、データD12およびデータ
D13は、同一の内容のデータである。そして、データ
D12は、ネットワーク4を介して、受信装置61 に受
信される。同様にして、データD13は、ネットワーク
5を介して、受信装置62 に受信される。
【0008】ここで、第1世代マルチキャストでは、送
信装置1から受信装置までの潜在的な利用可能帯域が、
経路途中のネットワークの伝送帯域の最小値が上限とさ
れる。従って、同図に示した例では、送信装置1から受
信装置61 までの経路の利用可能帯域は、ネットワーク
4の伝送帯域である1Mbpsとなる。一方、送信装置
1から受信装置62 までの経路の利用可能帯域は、ネッ
トワーク5の伝送帯域である10Mbpsとなる。
【0009】従って、第1世代マルチキャストでは、送
信装置1から、例えば、512kbpsのデータD11
が送信された場合、全ての経路の潜在的な利用可能帯域
(1Mbps、10Mbps)を使い切らないため、受
信装置61 側および受信装置62 側でそれぞれ受信され
るデータD12およびデータD13の品質(画像品質、
音声品質)が向上しない。
【0010】また、第1世代マルチキャストでは、送信
装置1から、例えば、1MbpsのデータD11が送信
された場合、送信装置1から受信装置61 までの経路の
潜在的な利用可能帯域(1Mbps)を使い切るため、
受信装置61 側で受信されるデータD12の品質が向上
する。
【0011】これに対して、送信装置1から、上記1M
bpsのデータD11が送信された場合、送信装置1か
ら受信装置62 までの経路の潜在的な利用可能帯域(1
0Mbps)を使い切らないため、受信装置62 側で受
信されるデータD13の品質が向上しない。
【0012】さらに、第1世代マルチキャストでは、送
信装置1から、例えば、10MbpsのデータD11が
送信された場合、送信装置1から受信装置61 までの経
路の潜在的な利用可能帯域(1Mbps)が不足するた
め、経路途中でデータの破棄が生じる。従って、この場
合には、受信装置61 側で完全なデータD12を受信す
ることができないという問題が発生する。
【0013】これに対して、送信装置1から、上記10
MbpsのデータD11が送信された場合、送信装置1
から受信装置62 までの経路の潜在的な利用可能帯域
(10Mbps)を使い切るため、受信装置62 側で受
信されるデータD13の品質が向上する。
【0014】なお、第1世代マルチキャストでは、送信
装置1から、例えば、10Mbpsを超えるデータD1
1が送信された場合、送信装置1から受信装置61 まで
の経路の潜在的な利用可能帯域(1Mbps)および送
信装置1から受信装置62 までの経路の潜在的な利用可
能帯域(10Mbps)の双方が不足するため、いずれ
の経路途中でもデータの破棄が生じる。従って、この場
合には、受信装置61側および受信装置62 側の双方
で、完全なデータD12およびデータD13を受信する
ことができないという問題が発生する。
【0015】(第2世代マルチキャスト)つぎに、上述
した第1世代マルチキャストの問題点を解決するための
第2世代マルチキャストについて説明する。この第2世
代マルチキャストは、図7に示した受信装置61 および
受信装置62 のデータ受信量を送信装置1にフィードバ
ックし、送信装置1からのデータの送信帯域(伝送帯
域)を可変する点に特徴がある。
【0016】図7に示した第2世代マルチキャストにお
いて、送信装置1から受信装置61および受信装置62
を含むマルチキャストグループのアドレスを宛先として
データを転送する場合について説明する。この場合、画
像や音声に関するデータD10が送信装置1に入力され
ると、送信装置1は、データD10をデコードし、デコ
ード結果にマルチキャストグループのアドレスを宛先情
報として付加したものをデータD11として、ネットワ
ーク2へ送出する。
【0017】ここで、送出されるデータD11の送信帯
域は、最小値とされている。また、送信装置1は、時間
の経過とともに、データD11の送信帯域を徐々に広げ
る。しかしながら、第1世代マルチキャストでは、複数
の経路のうち最も送信帯域が狭いものに最大の送信帯域
が制限されてしまうという問題が生じる。従って、同図
に示した例では、ネットワーク4の送信帯域(1Mbp
s)が最大の送信帯域となり、ネットワーク5の送信帯
域(10Mbps)が活用されない。
【0018】(第3世代マルチキャスト)つぎに、上述
した第3世代マルチキャストについて図8を参照しつつ
説明する。この図において、送信装置10は、マルチキ
ャスト通信機能を有するコンピュータ装置であり、ネッ
トワーク13に接続されている。このネットワーク13
の伝送帯域は、100Mbpsである。
【0019】送信装置10において、階層型エンコーダ
11は、データD20から4階層のデータ品質のデータ
D21(25Mbps)、データD22(25Mbp
s)、データD23(25Mbps)およびデータD2
4(25Mbps)を生成するエンコーダである。デー
タD21は、最もデータ品質が低い。データD24は、
データ品質が最も高い。データD22およびデータD2
3は、データD21とデータD24との中間的なデータ
品質とされている。
【0020】通信制御部12は、宛先情報をデータD2
1、データD22、データD23およびデータD24に
それぞれ付加し、これらをネットワーク13へ送出す
る。ネットワーク13は、通信制御部12とルータ14
との間を接続している。このネットワーク13の伝送帯
域は、100Mbpsとされている。
【0021】ルータ14は、ネットワーク13と、ネッ
トワーク15、ネットワーク16およびネットワーク1
7との間に介挿されており、データに含まれる宛先情報
に基づいて方路設定を行い、異なるネットワーク間でデ
ータを転送するというルーティング機能を備えている。
ネットワーク15は、ルータ14のリンク先である受信
装置181 とルータ14との間を接続している。このネ
ットワーク15の伝送帯域は、1Mbpsとされてい
る。
【0022】ネットワーク16は、ルータ14のリンク
先である受信装置182 とルータ14との間を接続して
いる。このネットワーク16の伝送帯域は、10Mbp
sとされており、ネットワーク15の伝送帯域(1Mb
ps)よりも広い。受信装置182 は、ルータ14によ
りルーティングされたデータをネットワーク16を介し
て受信する。
【0023】ネットワーク17は、ルータ14のリンク
先である受信装置183 とルータ14との間を接続して
いる。このネットワーク17の伝送帯域は、100Mb
psとされており、ネットワーク15〜17の中で最も
伝送帯域(100Mbps)が広い。受信装置183
は、ルータ14によりルーティングされたデータをネッ
トワーク17を介して受信する。
【0024】上記構成において、通信制御部12は、以
下の二つの配信方式のうちいずれか一つの配信方式によ
り、データD21〜データD24の宛先(マルチキャス
トグループ)を設定する。 (1)部分マルチキャストグループ配信方式 (2)優先度付けマルチキャストグループ配信方式
【0025】部分マルチキャストグループ配信方式は、
階層型エンコーダ11の階層化の数だけマルチキャスト
グループを作成し、各階層のデータを別のグループの宛
先に配信し、受信装置側で受信可能帯域に応じてマルチ
キャストグループに加入する方式である。
【0026】一方、優先度付けマルチキャストグループ
配信方式は、データD21〜データD24に優先度を付
与し、ルータ14で送信帯域不足が生じた場合に優先度
が低いデータを破棄する方式である。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、第3世代マルチキャストでは、部分マルチキャス
トグループ配信方式および優先度付けマルチキャストグ
ループ配信方式が用いられている旨を述べたが、以下の
ような問題が生じる。
【0028】すなわち、部分マルチキャストグループ配
信方式では、階層型エンコーダ11の階層の数だけマル
チキャストグループを作成する必要があるため、当該マ
ルチキャストグループの作成や管理に非常にコストがか
かるという問題が生じる。また、ルータ14側において
も、膨大なマルチキャストグループに基づいてルーティ
ングを行うための制御が複雑となることからコストアッ
プにつながる。
【0029】また、優先度付けマルチキャストグループ
配信方式では、優先度の識別を行うために、特殊なキュ
ー処理をルータ14側で行わなければならないため、当
該処理にかかる複雑な制御が必要となり、コストアップ
につながるという問題が生じる。さらに、優先度付けマ
ルチキャストグループ配信方式では、ネットワークにジ
ッタが生じた場合、優先度が低いデータが破棄されず
に、優先度が高いデータが誤って破棄されてしまうとい
う問題が生じる。
【0030】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
マルチキャストグループの管理、制御に関するコストを
低減させることができ、ネットワークのジッタの影響に
よるデータの誤破棄を防止することができるマルチキャ
ストデータ配信プログラム、マルチキャストデータ配信
方法およびマルチキャストデータ配信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コンピュータを、原データから、複数の
帯域からなる階層構造の複数のデータを符号化する階層
符号化手段、予め指定される受信ノード側の帯域となる
ように、複数の受信ノードからなるマルチキャストグル
ープの宛先情報を設定する宛先情報設定手段、前記宛先
情報設定手段により設定された宛先情報に基づいて、当
該受信ノードへ前記複数のデータを送信する通信制御手
段として機能させるためのマルチキャストデータ配信プ
ログラムである。
【0032】また、本発明は、原データから、複数の帯
域からなる階層構造の複数のデータを符号化する階層符
号化工程と、予め指定される受信ノード側の帯域となる
ように、複数の受信ノードからなるマルチキャストグル
ープの宛先情報を設定する宛先情報設定工程と、前記宛
先情報設定工程により設定された宛先情報に基づいて、
当該受信ノードへ前記複数のデータを送信する通信制御
工程とを含むことを特徴とする。
【0033】また、本発明は、原データから、複数の帯
域からなる階層構造の複数のデータを符号化する階層符
号化手段と、予め指定される受信ノード側の帯域となる
ように、複数の受信ノードからなるマルチキャストグル
ープの宛先情報を設定する宛先情報設定手段と、前記宛
先情報設定手段により設定された宛先情報に基づいて、
当該受信ノードへ前記複数のデータを送信する通信制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0034】かかる発明によれば、予め指定される受信
ノード側の帯域となるように、複数の受信ノードからな
るマルチキャストグループの宛先情報を設定し、この宛
先情報に基づいて、当該受信ノードへ、階層構造の複数
のデータを送信するようにしたので、従来のように、階
層の数だけマルチキャストグループを作成する必要が無
くなり、マルチキャストグループの管理、制御に関する
コストを低減させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かるマルチキャストデータ配信プログラム、マルチキャ
ストデータ配信方法およびマルチキャストデータ配信装
置の実施の形態1および2について詳細に説明する。
【0036】図1は、本発明にかかる実施の形態1の構
成を示すブロック図である。この図において、送信装置
20は、マルチキャスト通信機能を有するコンピュータ
装置であり、ネットワーク29に接続されている。この
ネットワーク29の伝送帯域は、100Mbpsであ
る。
【0037】送信装置20において、階層型エンコーダ
21は、差分エンコーダ221 〜223 から構成されて
おり、データD30から3階層のデータ品質のデータD
31、データD32およびデータD33を生成するエン
コーダである。データD31は、最もデータ品質が低
い。データD33は、データ品質が最も高い。データD
32は、データD31とデータD33との中間的なデー
タ品質とされている。
【0038】差分エンコーダ221 は、データD30を
符号化し、1MbpsのデータD31として送出する。
差分エンコーダ222 は、データD30を符号化し、1
0Mbpsのデータを生成し、このデータと差分エンコ
ーダ221 により生成されたデータD31(1Mbp
s)との差分データをデータD32(9Mbps)とし
て送出する。差分エンコーダ223 は、データD30を
符号化し、100Mbpsのデータを生成し、このデー
タと差分エンコーダ222 により生成されたデータ(1
0Mbps)との差分データをデータD33(90Mb
ps)として送出する。
【0039】階層設定部23は、階層型エンコーダ21
における階層化レベルを設定する。具体的には、階層設
定部23は、差分エンコーダ221 、222 、および2
3でそれぞれ生成されるデータの送信帯域(伝送帯
域)を設定する。通信制御部24は、後述する送信帯域
/宛先テーブル28に基づいて、宛先情報をデータD3
1、データD32およびデータD33にそれぞれ付加
し、これらをネットワーク29へ送出する。ネットワー
ク29は、通信制御部24とルータ30との間を接続し
ている。このネットワーク29の伝送帯域は、100M
bpsとされている。
【0040】設定部25は、ユーザにより操作され、宛
先/送信帯域テーブル26に宛先および送信帯域を設定
するためのものである。この宛先/送信帯域テーブル2
6は、図2に示したように、送信装置20から送信され
るデータの宛先(受信端末)と、送信装置20と当該宛
先(受信端末)との間の経路における潜在的な利用可能
送信帯域との対応関係を表すテーブルである。
【0041】同図に示した宛先1は、図1に示した受信
装置341 に対応している。この宛先1に対応する送信
帯域は、図1に示したネットワーク31の送信帯域(1
Mbps)に対応している。また、宛先2は、図1に示
した受信装置342 に対応している。この宛先2に対応
する送信帯域は、図1に示したネットワーク32の送信
帯域(10Mbps)に対応している。また、宛先3
は、図1に示したネットワーク33の送信帯域(100
Mbps)に対応している。
【0042】図1に戻り、テーブル作成部27は、宛先
/送信帯域テーブル26(図2参照)に基づいて、送信
帯域/宛先テーブル28を作成する。この送信帯域/宛
先テーブル28は、図3に示したように、階層型エンコ
ーダ21からそれぞれ送出されるデータD31、データ
D32およびデータD33のそれぞれの送信帯域と、デ
ータD31、データD32およびデータD33のそれぞ
れの宛先との対応関係を表すテーブルである。
【0043】ルータ30は、ネットワーク29と、ネッ
トワーク31、ネットワーク32およびネットワーク3
3との間に介挿されており、データに含まれる宛先情報
に基づいて方路設定を行い、異なるネットワーク間でデ
ータを転送するというルーティング機能を備えている。
ネットワーク31は、ルータ30のリンク先である受信
装置341 とルータ30との間を接続している。このネ
ットワーク31の伝送帯域は、1Mbpsとされてい
る。
【0044】受信装置341 は、通信制御部351 およ
びデコーダ361 から構成されている。通信制御部35
1 は、データを受信する機能を備えている。デコーダ3
1は、通信制御部351 により受信されたデータをデ
コードする機能を備えている。
【0045】ネットワーク32は、ルータ30のリンク
先である受信装置342 とルータ30との間を接続して
いる。このネットワーク32の伝送帯域は、10Mbp
sとされており、ネットワーク31の伝送帯域(1Mb
ps)よりも広い。受信装置342 は、ルータ30によ
りルーティングされたデータをネットワーク31を介し
て受信する。
【0046】受信装置342 は、通信制御部352 およ
びデコーダ362 から構成されている。通信制御部35
2 は、データを受信する機能を備えている。デコーダ3
2は、通信制御部352 により受信されたデータをデ
コードする機能を備えている。
【0047】ネットワーク33は、ルータ30のリンク
先である受信装置343 とルータ30との間を接続して
いる。このネットワーク33の伝送帯域は、100Mb
psとされており、ネットワーク31〜33の中で最も
伝送帯域(100Mbps)が広い。受信装置343
は、ルータ30によりルーティングされたデータをネッ
トワーク33を介して受信する。
【0048】受信装置343 は、通信制御部353 およ
びデコーダ363 から構成されている。通信制御部35
3 は、データを受信する機能を備えている。デコーダ3
3は、通信制御部353 により受信されたデータをデ
コードする機能を備えている。
【0049】上記構成において、送信者は、設定部25
により、宛先/送信帯域テーブル26(図2参照)を設
定する。これにより、図4に示したステップSA1で
は、テーブル作成部27は、図2に示した宛先/送信帯
域テーブル26の宛先の集合(宛先1、宛先2、宛先
3)の中で、最も送信帯域が狭い宛先(この場合、宛先
1)を求める。
【0050】ステップSA2では、テーブル作成部27
は、階層型エンコーダ21における送信帯域(1Mbp
s、9Mbpsおよび90Mbps)のうち、上記宛先
(この場合、宛先1)に対応する送信帯域(この場合、
1Mbps)で十分な送信帯域(この場合、1Mbp
s)を求める。
【0051】ステップSA3では、テーブル作成部27
は、図3に示した送信帯域/宛先テーブル28の1レコ
ード目に上記1Mbpsおよび宛先の集合(宛先1、宛
先2、宛先3)の情報を格納する。ステップSA4で
は、テーブル作成部27は、上記宛先の集合(宛先1、
宛先2、宛先3)から、最も送信帯域が狭い宛先(この
場合、宛先1)を除く。この時点の宛先の集合は、宛先
2および宛先3である。
【0052】ステップSA5では、テーブル作成部27
は、上記宛先の集合に宛先が存在するか否かを判断し、
この場合、判断結果を「Yes」として、ステップSA
1以降の処理を実行する。そして、ステップSA5の判
断結果が「Yes」になると、テーブル作成部27は、
一連の処理を終了する。この時点では、図3に示した送
信帯域/宛先テーブル28が作成されている。
【0053】そして、図1に示した階層型エンコーダ2
1にデータD30が入力されると、差分エンコーダ22
1 、差分エンコーダ222 、および差分エンコーダ22
3 からは、データD31(1Mbps)、データD32
(9Mbps)およびデータD33(90Mbps)が
それぞれ送出される。
【0054】これにより、通信制御部24は、送信帯域
/宛先テーブル28(図3参照)を参照して、データD
31、データD32およびデータD33のそれぞれに宛
先情報を付加し、これらをネットワーク29へ送出す
る。具体的には、データD31(1Mbps)には、宛
先1(受信装置341)、宛先2(受信装置342)およ
び宛先3(受信装置343)の情報が付加される。
【0055】また、データD32(9Mbps)には、
宛先2(受信装置342)および宛先3(受信装置3
3)の情報が付加される。また、データD33(90
Mbps)には、宛先3(受信装置343)が付加され
る。実施の形態1では、送信装置20から送信されるそ
れぞれのデータに明示的に宛先が指定される。
【0056】そして、これらのデータD31、データD
32およびデータD33は、ネットワーク29を介し
て、ルータ30に入力される。これにより、ルータ30
は、宛先情報に基づいて、ルーティングを行う。
【0057】具体的には、ルータ30は、データD31
(1Mbps)を宛先1〜3(受信装置341 〜3
3)の全てにルーティングする。また、ルータ30
は、データD32(9Mbps)を宛先2および3(受
信装置342 および343 )にルーティングする。さら
に、ルータ30は、データD33(90Mbps)を宛
先3(受信装置343 )のみにルーティングする。
【0058】これにより、受信装置341 では、通信制
御部351 により、データD31(1Mbps)が受信
された後、デコーダ361 によりデコードされる。この
場合、ネットワーク31の送信帯域(1Mbps)と、
データD31の送信帯域(1Mbps)とが同一である
ため、経路途中でのデータ破棄や送信帯域が余るという
状態が発生しない。従って、受信装置341 では、イン
フラの上限値でデータ受信できるため、データの品質が
高い。
【0059】また、受信装置342 では、通信制御部3
2 により、データD31(1Mbps)およびデータ
D32(9Mbps)が受信された後、デコーダ362
によりデコードされる。この場合、ネットワーク32の
送信帯域(10Mbps)と、データD31の送信帯域
(1Mbps)およびデータD32の送信帯域(9Mb
ps)の合計値(10Mbps)とが同一であるため、
経路途中でのデータ破棄や送信帯域が余るという状態が
発生しない。従って、受信装置342 では、インフラの
上限値でデータ受信できるため、データの品質が高い。
【0060】また、受信装置343 では、通信制御部3
3 により、データD31(1Mbps)、データD3
2(9Mbps)およびデータD33(90Mbps)
が受信された後、デコーダ363 によりデコードされ
る。この場合、ネットワーク33の送信帯域(100M
bps)と、データD31の送信帯域(1Mbps)、
データD32の送信帯域(9Mbps)およびデータD
33の送信帯域(90Mbps)の合計値(100Mb
ps)とが同一であるため、経路途中でのデータ破棄や
送信帯域が余るという状態が発生しない。従って、受信
装置343 では、インフラの上限値でデータ受信できる
ため、データの品質が高い。
【0061】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、予め指定される受信装置側の帯域となるように、複
数の受信装置からなるマルチキャストグループの宛先情
報を設定し、この宛先情報に基づいて、当該受信装置
へ、階層構造の複数のデータD31〜データD33を送
信するようにしたので、従来のように、階層の数だけマ
ルチキャストグループを作成する必要が無くなり、マル
チキャストグループの管理、制御に関するコストを低減
させることができる。
【0062】(実施の形態2)図5は、本発明にかかる
実施の形態2の構成を示すブロック図である。この図に
おいて、図1の各部に対応する部分には同一の符号を付
ける。この図において、送信装置40は、受信装置34
1 〜343 からの受信情報F1〜F3のフィードバック
に基づいて、マルチキャスト通信を実現するコンピュー
タ装置であり、ネットワーク29に接続されている。
【0063】ここで、実施の形態2において、図5に示
した差分エンコーダ221 〜223から送出されるデー
タD31、データD32およびデータD33には、実デ
ータおよび宛先情報の他に、通し番号、発信時刻の情報
が付加されている。
【0064】この送信装置40においては、フィードバ
ック部411 〜413 が新たに設けられている。また、
送信装置40においては、図1に示した階層設定部2
3、テーブル作成部27に代えて、階層設定部42およ
びテーブル作成部43が設けられている。フィードバッ
ク部411 〜413 は、受信装置341 〜343 からの
受信情報F1〜F3を階層設定部42およびテーブル作
成部43へフィードバックする機能を備えている。
【0065】受信装置341 は、受信したデータに含ま
れる通し番号および発信時刻と、受信時刻とからなる受
信情報F1を送信装置40へ受信が完了する毎に送信す
る。また、受信装置342 は、受信したデータに含まれ
る通し番号および発信時刻と、受信時刻とからなる受信
情報F2を送信装置40へ受信が完了する毎に送信す
る。また、受信装置343 は、受信したデータに含まれ
る通し番号および発信時刻と、受信時刻とからなる受信
情報F3を送信装置40へ受信が完了する毎に送信す
る。
【0066】階層設定部42は、受信情報F1、F2お
よびF3に基づいて、差分エンコーダ221 〜223
作成されるデータD31〜データD33の送信帯域を設
定変更する。テーブル作成部43は、受信情報F1、F
2およびF3に基づいて、宛先/送信帯域テーブル26
および送信帯域/宛先テーブル28の送信帯域を動的に
設定変更する。
【0067】上記構成において、テーブル作成部43
は、宛先/送信帯域テーブル26(図2参照)を初期設
定する。この場合、宛先/送信帯域テーブル26の全て
の送信帯域は微少量とされている。従って、初期設定に
おいては、データD31〜データD33の送信帯域はい
ずれも微少量とされている。
【0068】そして、図4に示したステップSA1で
は、テーブル作成部43は、図2に示した宛先/送信帯
域テーブル26の宛先の集合(宛先1、宛先2、宛先
3)の中で、最も送信帯域が狭い宛先(この場合、宛先
1、宛先2、宛先3)を求める。
【0069】ステップSA2では、テーブル作成部43
は、階層型エンコーダ21における送信帯域(いずれも
微少量)のうち、上記宛先(この場合、宛先1〜宛先
3)に対応する送信帯域(この場合、微少量)で十分な
送信帯域(この場合、微少量)を求める。
【0070】ステップSA3では、テーブル作成部43
は、図3に示した送信帯域/宛先テーブル28の1レコ
ード目に上記微少量(Mbps)および宛先の集合(宛
先1、宛先2、宛先3)の情報を格納する。ステップS
A4では、テーブル作成部43は、上記宛先の集合(宛
先1、宛先2、宛先3)から、最も送信帯域が狭い宛先
(例えば、便宜的に宛先1)を除く。
【0071】ステップSA5では、テーブル作成部43
は、上記集合に宛先が存在するか否かを判断し、この場
合、判断結果を「Yes」として、ステップSA1以降
の処理を実行する。そして、ステップSA5の判断結果
が「Yes」になると、テーブル作成部43は、一連の
処理を終了する。この時点では、図3に示した送信帯域
/宛先テーブル28が作成されている。但し、実施の形
態2における送信帯域/宛先テーブル28の「送信帯
域」は、いずれも微少量とされている。
【0072】そして、図1に示した階層型エンコーダ2
1にデータD30が入力されると、差分エンコーダ22
1 、差分エンコーダ222 および差分エンコーダ223
からは、データD31(微少量)、データD32(微少
量)およびデータD33(微少量)がそれぞれ送出され
る。ここで、時間の経過とともに、データD31〜デー
タD33の送信帯域が一定量ずつ増加される。
【0073】これにより、通信制御部24は、送信帯域
/宛先テーブル28(図3参照)を参照して、データD
31、データD32およびデータD33のそれぞれに宛
先情報、通し番号、発信時刻を付加し、これらをネット
ワーク29へ送出する。具体的には、データD31(微
少量)には、宛先1(受信装置341 )、宛先2(受信
装置342)および宛先3(受信装置343)の情報が付
加される。
【0074】また、データD32(微少量)には、宛先
2(受信装置342)および宛先3(受信装置343)の
情報が付加される。また、データD33(微少量)に
は、宛先3(受信装置343)が付加される。実施の形
態2では、送信装置40から送信されるそれぞれのデー
タに明示的に宛先が指定される。
【0075】そして、これらのデータD31、データD
32およびデータD33は、ネットワーク29を介し
て、ルータ30に入力される。これにより、ルータ30
は、宛先情報に基づいて、ルーティングを行う。
【0076】具体的には、ルータ30は、データD31
(微少量)を宛先1〜3(受信装置341 〜343)の
全てにルーティングする。また、ルータ30は、データ
D32(微少量)を宛先2および3(受信装置342
よび343)にルーティングする。また、ルータ30
は、データD33(微少量)を宛先3(受信装置3
3)にルーティングする。
【0077】これにより、受信装置341 では、通信制
御部351 により、データD31(微少量)が受信され
た後、デコーダ361 によりデコードされる。また、通
信制御部351 は、データD31に含まれる通し番号、
発信時刻および受信時刻を受信情報F1として送信装置
40へ送信する。
【0078】また、受信装置342 では、通信制御部3
2 により、データD31(微少量)およびデータD3
2(微少量)が受信された後、デコーダ362 によりデ
コードされる。また、通信制御部352 は、データD3
1およびデータD32に含まれる通し番号、発信時刻お
よび受信時刻を受信情報F2として送信装置40へ送信
する。
【0079】また、受信装置343 では、通信制御部3
3 により、データD31〜データD33(微少量)が
受信された後、デコーダ363 によりデコードされる。
また、通信制御部353 は、データD31〜データD3
3に含まれる通し番号、発信時刻および受信時刻を受信
情報F3として送信装置40へ送信する。
【0080】そして、これらの受信情報F1〜F3は、
通信制御部24に受信された後、フィードバック部41
1 〜413 により、階層設定部42およびテーブル作成
部43にフィードバックされる。階層設定部42は、受
信情報F1〜F3から平均遅延時間(=(受信時刻−発
信時刻)の合計/履歴の数)を求めた後、パケット消失
率(履歴保管数/N)を求める。
【0081】つぎに、階層設定部42は、データD31
〜データD33の新規送信帯域(最大パケット長/平均
遅延時間×パケット消失率の平方根)を差分エンコーダ
22 1〜223 に設定する。同様にして、テーブル作成
部43も、階層設定部42と同様の計算を行い、図2に
示した宛先/送信帯域テーブル26を更新する。すなわ
ち、テーブル作成部43は、受信装置341 〜343
それぞれの受信量に応じて、宛先/送信帯域テーブル2
6の「送信帯域」を動的に変化させる。
【0082】つぎに、テーブル作成部43は、図4に示
したフローチャートに従って、送信帯域/宛先テーブル
28を更新する。これにより、通信制御部24からは、
新規送信帯域のデータD31〜データD33が送信され
る。
【0083】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、受信装置から送信される受信情報F1〜F3に基づ
いて、階層設定部42における送信帯域を動的に変化さ
せ、さらに、受信情報F1〜F3に基づいて、送信帯域
/宛先テーブル28の宛先情報を動的に変化させるよう
にしたので、受信装置の帯域が不明である場合であって
も、マルチキャストグループの管理、制御に関するコス
トを低減させた状態でデータ品質の最適化を図ることが
できる。
【0084】以上本発明にかかる実施の形態1および2
について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成
例はこれら実施の形態1および2に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。
【0085】例えば、前述した実施の形態1および2に
おいては、前述した送信装置20、送信装置40の機能
を実現するためのマルチキャストデータ配信プログラム
を図6に示したコンピュータ読み取り可能な記録媒体2
00に記録して、この記録媒体200に記録されたマル
チキャストデータ配信プログラムを同図に示したコンピ
ュータ100に読み込ませ、実行することにより、マル
チキャスト配信に関する一連の処理を実行するようにし
てもよい。
【0086】図6に示したコンピュータ100は、上記
マルチキャストデータ配信プログラムを実行するCPU
110と、キーボード、マウス等の入力装置120と、
各種データを記憶するROM(Read Only Memory)13
0と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random Acc
ess Memory)140と、記録媒体200からマルチキャ
ストデータ配信プログラムを読み取る読取装置150
と、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置160と、各
部を接続するバスBUとから構成されている。
【0087】CPU110は、読取装置150を経由し
て記録媒体200に記録されているマルチキャストデー
タ配信プログラムを読み込んだ後、マルチキャストデー
タ配信プログラムを実行することにより、前述した、マ
ルチキャスト配信に関する一連の処理を実行する。な
お、記録媒体200には、光ディスク、フロッピー(登
録商標)ディスク、ハードディスク等の可搬型の記録媒
体が含まれることはもとより、ネットワークのようにデ
ータを一時的に記録保持するような伝送媒体も含まれ
る。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め指定される受信ノード側の帯域となるように、複数
の受信ノードからなるマルチキャストグループの宛先情
報を設定し、この宛先情報に基づいて、当該受信ノード
へ、階層構造の複数のデータを送信するようにしたの
で、従来のように、階層の数だけマルチキャストグルー
プを作成する必要が無くなり、マルチキャストグループ
の管理、制御に関するコストを低減させることができる
という効果を奏する。
【0089】また、本発明によれば、受信ノードから送
信される受信状態情報に基づいて、帯域を動的に変化さ
せ、さらに、受信状態情報に基づいて、宛先情報を動的
に変化させるようにしたので、受信ノードの帯域が不明
である場合であっても、マルチキャストグループの管
理、制御に関するコストを低減させた状態でデータ品質
の最適化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態1の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示した宛先/送信帯域テーブル26の一
例を示す図である。
【図3】図1に示した送信帯域/宛先テーブル28の一
例を示す図である。
【図4】図1に示したテーブル作成部27および図5に
示したテーブル作成部43の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図5】本発明にかかる実施の形態2の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】実施の形態1および2の変形例を示すブロック
図である。
【図7】従来の第1世代マルチキャストおよび第2世代
マルチキャストを説明するブロック図である。
【図8】従来の第3世代マルチキャストを説明するブロ
ック図である。
【符号の説明】
20 送信装置 21 階層型エンコーダ 23 階層設定部 24 通信制御部 25 設定部 27 テーブル作成部 28 送信帯域/宛先テーブル 30 ルータ 341〜343 受信装置 42 階層設定部 43 テーブル作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA04 GA11 HD03 JA07 JT06 LD06 LE13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを、 原データから、複数の帯域からなる階層構造の複数のデ
    ータを符号化する階層符号化手段、 予め指定される受信ノード側の帯域となるように、複数
    の受信ノードからなるマルチキャストグループの宛先情
    報を設定する宛先情報設定手段、 宛先情報設定手段により設定された宛先情報に基づい
    て、当該受信ノードへ前記複数のデータを送信する通信
    制御手段、 として機能させるためのマルチキャストデータ配信プロ
    グラム。
  2. 【請求項2】 前記階層符号化手段は、前記受信ノード
    から送信される受信状態情報に基づいて、帯域を動的に
    変化させ、前記宛先情報設定手段は、前記受信状態情報
    に基づいて、宛先情報を動的に変化させることを特徴と
    する請求項1に記載のマルチキャストデータ配信プログ
    ラム。
  3. 【請求項3】 原データから、複数の帯域からなる階層
    構造の複数のデータを符号化する階層符号化工程と、 予め指定される受信ノード側の帯域となるように、複数
    の受信ノードからなるマルチキャストグループの宛先情
    報を設定する宛先情報設定工程と、 前記宛先情報設定工程により設定された宛先情報に基づ
    いて、当該受信ノードへ前記複数のデータを送信する通
    信制御工程と、 を含むことを特徴とするマルチキャストデータ配信方
    法。
  4. 【請求項4】 前記階層符号化工程では、前記受信ノー
    ドから送信される受信状態情報に基づいて、帯域を動的
    に変化させ、前記宛先情報設定工程では、前記受信状態
    情報に基づいて、宛先情報を動的に変化させることを特
    徴とする請求項2に記載のマルチキャストデータ配信方
    法。
  5. 【請求項5】 原データから、複数の帯域からなる階層
    構造の複数のデータを符号化する階層符号化手段と、 予め指定される受信ノード側の帯域となるように、複数
    の受信ノードからなるマルチキャストグループの宛先情
    報を設定する宛先情報設定手段と、 前記宛先情報設定手段により設定された宛先情報に基づ
    いて、当該受信ノードへ前記複数のデータを送信する通
    信制御手段と、 を備えたことを特徴とするマルチキャストデータ配信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記階層符号化手段は、前記受信ノード
    から送信される受信状態情報に基づいて、帯域を動的に
    変化させ、前記宛先情報設定手段は、前記受信状態情報
    に基づいて、宛先情報を動的に変化させることを特徴と
    する請求項5に記載のマルチキャストデータ配信装置。
JP2001156097A 2001-05-24 2001-05-24 マルチキャストデータ配信プログラム、マルチキャストデータ配信方法およびマルチキャストデータ配信装置 Withdrawn JP2002354033A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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