JP2002353905A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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JP2002353905A
JP2002353905A JP2001152802A JP2001152802A JP2002353905A JP 2002353905 A JP2002353905 A JP 2002353905A JP 2001152802 A JP2001152802 A JP 2001152802A JP 2001152802 A JP2001152802 A JP 2001152802A JP 2002353905 A JP2002353905 A JP 2002353905A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害復旧の迅速化を図ることができるととも
に、回線断による接続中の回線への負荷の集中を回避す
ることができるようにする。 【解決手段】 無線基地局10の中央監視制御部11に
より、障害が生じると、障害が生じたカード30〜30
n及び回線監視制御部12〜12nの判断と、回線断復
旧フラグ50の内容と、再送タイマ値53からの再送間
隔と、回線使用率しきい値54に基づいた回線使用率と
から保守監視卓1への障害情報の通知を行うようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線基地局と無線
基地局制御局との間における回線断や復旧時での状態変
化の通知や監視を行う移動通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な移動通信システムは、たとえば
図5に示すような構成となっている。すなわち、移動通
信システムは、1つの保守監視卓1に複数の無線基地局
制御局2が接続され、それぞれの無線基地局制御局2に
は複数の無線基地局3が接続され、それぞれの無線基地
局3には複数の移動機4が存在する構成となっている。
【0003】保守監視卓1と無線基地局制御局2との間
は有線で接続され、無線基地局制御局2と無線基地局3
との間は有線で接続され、無線基地局3と移動機4との
間は無線区間となっている。無線基地局3と無線基地局
制御局2との間は、1局当たり複数の回線が接続されて
おり、無線基地局3は機能の異なる複数のカードにより
構成されている。
【0004】ところで、このような移動通信システムで
は、無線基地局3と無線基地局制御局2との間で回線断
が発生すると、該当する回線が用いられ、移動機4と呼
接続中の通話チャネルの回線障害が無線基地局3から保
守監視卓1へ通知される。また、回線断により障害とな
った通話チャネルのリソースを解放するために、無線基
地局制御局2へ接続中の回線を用いて障害となったリソ
ースの解放が促されるようになっている。また、無線基
地局制御局2から障害となった通話チャネルのリソース
が解放されると、通話チャネルの障害復旧が保守監視卓
1へ通知されることで、回線断による障害復旧が行われ
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した移
動通信システムでは、無線基地局3での回線断による障
害情報を検出する箇所が多数あることと、保守監視卓1
には複数の無線基地局3が接続されていることにより、
回線断による障害報告と障害復旧報告とが多数通知され
ることになる。この場合、保守監視卓1の障害情報用の
リソースが増えてしまい、他の用途に使用するリソース
が減ってしまうばかりか、保守者が無線基地局3の障害
状態を把握するのに時間が掛かってしまい、障害復旧の
迅速化の妨げとなっている。
【0006】また、回線断の要因による障害発生や復旧
報告の通知と、障害を解消させるためのメッセージ送信
とが接続中の回線を使って保守監視卓1と無線基地局制
御局2とに通知されるようになっているため、回線断に
より接続中の回線に負荷が集中してしまう。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、障害復旧の迅速化を図ることができると
ともに、回線断による接続中の回線への負荷の集中を回
避することができる移動通信システムを提供することが
できるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の移動通
信システムは、1つの保守監視卓の下に複数の無線基地
局制御局が配置され、各無線基地局制御局の下に複数の
無線基地局が配置され、これら無線基地局により複数の
無線周波数で複数の移動機との通信が行われるととも
に、無線基地局により無線基地局制御局との間に障害が
生じた場合、障害の状態変化と障害の要因による状態変
化とを示す障害情報が保守監視卓へ通知される移動通信
システムであって、無線基地局は、無線基地局全体の監
視及び制御を行う中央監視制御部と、無線基地局制御局
が送信する運用パラメータと制御用の複数のコマンドと
を受信する回線監視制御部と、無線区間と有線区間との
信号変換を行う信号変換部と、無線基地局を構成する機
能の異なる複数のカードと、電源立上げ時に、回線監視
制御部、信号変換部、カードのための制御プログラム及
び運用パラメータを格納する二重化構成とされた現用系
SDM及び待機系SDMと、障害の状態を記憶する回線
断復旧フラグと、通話チャネルのリソースを解放させる
ためのリソース解放要求メッセージの再送間隔を示す再
送タイマ値と、無線基地局制御局との間の回線の使用状
況を判断するための回線使用率しきい値とを備え、中央
監視制御部は、障害が生じると、障害が生じたカード及
び回線監視制御部の判断と、回線断復旧フラグの内容
と、再送タイマ値からの再送間隔と、回線使用率しきい
値に基づいた回線使用率とから保守監視卓への障害情報
の通知を行うことを特徴とする。また、中央監視制御部
は、障害情報を通知する際、障害が回線断か回線断から
の復旧かを判断し、回線断である場合に回線断復旧フラ
グをONし、回線断からの復旧の場合に回線断復旧フラ
グをOFFするとともに、回線断の要因による通話チャ
ネルの障害発生に対する復旧のバタツキの収束後の最終
状態を通知するようにすることができる。また、中央監
視制御部は、障害が回線断か回線断からの復旧かを判断
し、回線断である場合、回線断の要因による障害となっ
た通話チャネルのリソースを解放するためのリソース解
放要求メッセージの再送間隔を、回線使用率しきい値に
基づいた回線使用率により調整するようにすることがで
きる。また、中央監視制御部は、リソース解放要求メッ
セージの再送間隔を調整するに際し、回線使用率と回線
使用率しきい値とを比較し、回線使用率が回線使用率し
きい値を超えていれば接続中の回線が高負荷状態と判断
し、通話チャネルの障害を検出したときの1回線運用時
の再送間隔とされ、回線使用率が回線使用率しきい値を
越えていなければ、2回線運用時の再送間隔とされるよ
うにすることができる。請求項5に記載の移動通信シス
テムの監視方法は、1つの保守監視卓の下に複数の無線
基地局制御局が配置され、各無線基地局制御局の下に複
数の無線基地局が配置され、これら無線基地局により複
数の無線周波数で複数の移動機との通信が行われるとと
もに、無線基地局により無線基地局制御局間との間に障
害が生じた場合、障害の状態変化と障害の要因による状
態変化とを示す障害情報が保守監視卓へ通知される移動
通信システムの監視方法であって、無線基地局は、中央
監視制御部により、無線基地局全体の監視及び制御が行
われる第1の工程と、回線監視制御部により、無線基地
局制御局が送信する運用パラメータと制御用の複数のコ
マンドとが受信される第2の工程と、信号変換部によ
り、無線区間と有線区間との信号変換が行われる第3の
工程と、機能の異なる複数のカードにより、無線基地局
が構成される第4の工程と、二重化構成とされた現用系
SDM及び待機系SDMにより、電源立上げ時に、回線
監視制御部、信号変換部、カードのための制御プログラ
ム及び運用パラメータが格納される第5の工程と、回線
断復旧フラグにより、障害の状態が記憶される第6の工
程と、再送タイマ値により、通話チャネルのリソースを
解放させるためのリソース解放要求メッセージの再送間
隔が示される第7の工程と、回線使用率しきい値によ
り、無線基地局制御局との間の回線の使用状況が判断さ
れる第8の工程と、障害が生じると、障害が生じたカー
ド及び回線監視制御部の判断と、回線断復旧フラグの内
容と、再送タイマ値からの再送間隔と、回線使用率しき
い値に基づいた回線使用率とから保守監視卓への障害情
報の通知が行われる第9の工程とを備えることを特徴と
する。また、第9の工程には、障害が回線断か回線断か
らの復旧かを判断する第10の工程と、回線断である場
合に回線断復旧フラグをONし、回線断からの復旧の場
合に回線断復旧フラグをOFFする第11の工程と、回
線断の要因による通話チャネルの障害発生に対する復旧
のバタツキの収束後の最終状態が通知される第12の工
程とが含まれるようにすることができる。また、第9の
工程には、障害が回線断か回線断からの復旧かを判断
し、回線断である場合、回線断の要因による障害となっ
た通話チャネルのリソースを解放するためのリソース解
放要求メッセージの再送間隔が、回線使用率しきい値に
基づいた回線使用率により調整される第13の工程が含
まれるようにすることができる。また、第13の工程に
は、回線使用率と回線使用率しきい値とが比較される第
14の工程と、回線使用率が回線使用率しきい値を超え
ていれば接続中の回線が高負荷状態と判断され、通話チ
ャネルの障害を検出したときの1回線運用時の再送間隔
とされる第15の工程と、回線使用率が回線使用率しき
い値を越えていなければ、2回線運用時の再送間隔とさ
れる第16の工程とが含まれるようにすることができ
る。本発明に係る移動通信システムにおいては、無線基
地局の中央監視制御部により、障害が生じると、障害が
生じたカード及び回線監視制御部の判断と、回線断復旧
フラグの内容と、再送タイマ値からの再送間隔と、回線
使用率しきい値に基づいた回線使用率とから保守監視卓
への障害情報の通知を行うようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0010】図1は、本発明の移動通信システムの一実
施の形態を示すブロック図、図2は、図1の移動通信シ
ステムにおける運用状態の監視方法を説明するためのフ
ローチャート、図3は、図1の移動通信システムにおけ
る回線使用率の状況の判定を説明するためのフローチャ
ート、図4は、図1の移動通信システムにおける回線断
の検出から状態変化を通知するまでを説明するためのフ
ローチャートである。なお、以下に説明する移動通信シ
ステムの全体構成は、図5に示す通りであるため、適宜
図5を引用するものとする。
【0011】図1に示す移動通信システムは、図5の無
線基地局3及び無線基地局制御局2に相当する無線基地
局10及び無線基地局制御局60を備えている。
【0012】無線基地局10は、中央監視制御部11、
回線監視制御部12〜12n、信号変換部20〜20
n、カード30〜30n、回線使用率40〜40n、回
線断復旧フラグ50、現用系SDM部51、待機系SD
M部52、再送タイマ値53、回線使用率しきい値54
を備えている。
【0013】中央監視制御部11は、無線基地局10全
体の動作の監視や制御を行うものである。回線監視制御
部12〜12nは、上位局である無線基地局制御局60
とネットワーク61〜60nを介して通信を行うもので
ある。信号変換部20〜20nは、無線基地局制御局6
0と図5で示した移動機4との間の信号を変換するもの
である。
【0014】カード30〜30nは、無線基地局10を
構成するものであり、機能がそれぞれ異なるものであ
る。回線使用率40〜40nは、無線基地局10と無線
基地局制御局60との間のネットワーク61〜60n毎
の回線使用率を示すものである。
【0015】回線断復旧フラグ50は、無線基地局10
と無線基地局制御局60との間のネットワーク61〜6
0nの回線状態を示すものである。現用系SDM部51
は、各カード30〜30nのプログラムを格納し、且つ
二重化構成となっているものである。待機系SDM部5
2は、各カード30〜30nのプログラムを格納し、且
つ二重化構成となっているものである。
【0016】再送タイマ値53は、回線断により障害と
なった通話チャネルのリソース解放を行う場合にリソー
ス解放要求の再送間隔を示すものである。回線使用率し
きい値54は、回線使用率の状態を判断するためのもの
である。
【0017】次に、このような構成の移動通信システム
の動作について説明する。なお、以下に説明する図にお
いて、(ステップ301)〜(ステップ321)は図2
の説明であり、(ステップ401)〜(ステップ40
8)は図3の説明であり、(ステップ501)〜(ステ
ップ526)は図4の説明である。
【0018】まず、移動通信システムのサービス開始前
に予め現用系SDM部51及び待機系SDM部52に
は、外部より同じ版数の制御プログラム及び運用パラメ
ータが書込まれる。
【0019】次いで、中央監視制御部11により、現用
系SDM部51に書込まれている制御プログラムによ
り、回線監視制御部12〜12nと、無線基地局制御局
60と、上述した移動機4との間の信号変換を行う信号
変換部20〜20nと、複数のカード30〜30nとが
立上げられた後、現用系SDM部51より運用パラメー
タが読出されて図4に示す共通メモリ部10aに展開さ
れる(S501〜S505)。なお、無線基地局10と
無線基地局制御局60との間には、ネットワーク61〜
61nを最大4回線まで接続することが可能である。ま
た、ネットワーク61〜61nの構成は、たとえば制御
チャネルと通話チャネルとの組合わせとなっている場合
が最大2回線まで接続されるようになっている。
【0020】ここで、中央監視制御部11により、常
時、複数のカード30〜30nの運用状態が監視されて
おり、たとえばネットワーク61の回線断発生により、
ネットワーク61と回線が接続されている回線監視制御
部12の運用状態変化が中央監視制御部11により検出
されると、中央監視制御部11により検出された障害内
容が前回の内容と同じか否かがチェックされ、違う場合
には図5に示した保守監視卓1へ通知される障害内容が
保存される(S506〜S507、S301〜S30
5)。
【0021】障害内容が保存された後、障害が検出され
たカード30〜30nの判断が行われ、回線監視制御部
12〜12nかどうかが判断されるとともに、その障害
内容が回線断かもしくは回線断からの復旧かが判断され
る。回線断の場合には回線断復旧フラグ50がONさ
れ、回線断からの復旧の場合には回線断復旧フラグ50
がOFFされる。その後、無線基地局10と無線基地局
60との間のネットワーク61〜61nが接続されてい
る回線の回線使用率40〜40nのうち、制御チャネル
の信号を送受信できる回線の回線使用率40〜40nが
読出され、回線断による通話チャネルの障害発生、復旧
のバタツキ収束後に行う信号変換部20〜20nの運用
状態を読出すために信号変換部20〜20nにより再読
出してタイマの登録が行われる(S306〜S311、
S401〜S405)。
【0022】ここで、読出された回線使用率40〜40
nと回線使用率しきい値54とが比較され、回線使用率
40〜40nが回線使用率しきい値54を超えていれば
接続中の回線は高負荷状態と判断され、通話チャネル障
害を検出したときの再送タイマ間隔が1回線運用時の再
送間隔の値に再送タイマ値53の内容が書換えられ、回
線使用率しきい値54を越えていなければ、2回線運用
時の再送間隔の値に再送タイマ値53の内容が書換えら
れる(S406〜S408)。
【0023】また、ネットワーク61が回線断したこと
により、無線基地局制御局60と上述した移動機4との
間の通話チャネルを割当てていた信号変換部20〜20
nにより障害が検出された場合、中央監視制御部11に
より信号変換部20〜20nで検出された障害内容がチ
ェックされる。ここで、障害内容が下り信号断であれ
ば、回線断復旧フラグ50が参照されるとともに、回線
断復旧フラグ50がONであれば回線断による障害と認
識して検出された障害情報が破棄される。
【0024】また、信号変換部20〜20nにより検出
された障害内容が下り信号断以外の障害内容もしくは回
線断復旧フラグがOFFであれば、回線断による障害と
は認識されずに上述した保守監視卓1へ通知する障害情
報の破棄は行われない(S312〜315)。このよう
にして、中央監視制御部11により、無線基地局10を
構成する全カード30〜30n分の運用状態監視が行わ
れる(S316)。
【0025】なお、再送タイマ値53によるタイマ値が
満了した場合、回線断による通話チャネル障害発生、復
旧のバタツキが収束したと判断され、回線段復旧フラグ
50がOFFされるとともに、再度、回線使用率が確認
され、通話チャネル障害が検出されたときの再送タイマ
間隔が設定し直される。また、信号変換部20〜20n
の運用状態が確認されて回線断発生前の運用状態と違う
信号変換部20〜20nの運用状態が保存される(S3
17〜S321)。運用状態監視の結果、状態変化が発
生していれば上述した保守監視卓1へ障害発生もしくは
復旧の状態変化が通知される(S508〜S509)。
【0026】ここで、回線断による通話チャネルの障害
が発生した場合の復旧手順は、信号変換部20〜20n
から通話チャネル障害発生通知が中央監視制御部11に
報告される。このとき、中央監視制御部11により無線
基地局制御局60へ通話チャネルのリソース解放要求メ
ッセージが送信され、共通メモリ部10aに展開されて
いる再送タイマ値53が読出されて再送タイマが掛けら
れる(S510〜S518)。また、無線基地局制御局
60から障害となった通話チャネルのリソース解放指示
がきた場合には、中央監視制御部11により再送タイマ
が停止され、障害となった通話チャネルが割当てられて
いる信号変換部20〜20nに通話チャネル用のリソー
ス解放指示が送信され、無線基地局制御局60に通話チ
ャネルリソース解放応答が返される(S519〜52
2)。無線基地局制御局60から通話チャネルのリソー
ス解放指示がこない場合には、障害となった通話チャネ
ルのリソースが解放されるまで、中央監視制御部11に
より無線基地局制御局60へ通話チャネルのリソース解
放要求メッセージが再送し続けられる(S523〜S5
26)。
【0027】このように、本実施の形態では、無線基地
局10の中央監視制御部11により、障害が生じると、
障害が生じたカード30〜30n及び回線監視制御部1
2〜12nの判断と、回線断復旧フラグ50の内容と、
再送タイマ値53からの再送間隔と、回線使用率しきい
値54に基づいた回線使用率とから保守監視卓1への障
害情報の通知を行うようにした。
【0028】これにより、回線断による障害が発生した
場合に保守監視卓1に通知される障害発生や復旧報告の
数が減らされるので、保守監視卓1のリソースの障害報
告用に使用される容量が減らされることになり、他の用
途にリソースが割当てられるようにすることができる。
【0029】また、保守監視卓1へ通知する状態変化の
メッセージ数が減らされるとともに、障害となった通話
チャネルの解放要求の再送間隔が送信する回線の回線使
用率に見合った再送タイマ値53に選択できるため、回
線断による状態変化の通知、障害となった通話チャネル
を開放するためのメッセージを送信する際、回線への負
荷が軽減される。
【0030】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る移動通信システ
ムによれば、無線基地局の中央監視制御部により、障害
が生じると、障害が生じたカード及び回線監視制御部の
判断と、回線断復旧フラグの内容と、再送タイマ値から
の再送間隔と、回線使用率しきい値に基づいた回線使用
率とから保守監視卓への障害情報の通知を行うようにし
たので、障害復旧の迅速化を図ることができるととも
に、回線断による接続中の回線への負荷の集中を回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動通信システムの一実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】図1の移動通信システムにおける運用状態の監
視方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1の移動通信システムにおける回線使用率の
状況の判定を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1の移動通信システムにおける回線断の検出
から状態変化を通知するまでを説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】従来の移動通信システムを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 保守監視卓 4 移動機 10 無線基地局 10a 共通メモリ部 11 中央監視制御部 12〜12n 回線監視制御部 20〜20n 信号変換部 30〜30n カード 40〜40n 回線使用率 50 回線断復旧フラグ 51 現用系SDM部 52 待機系SDM部 53 再送タイマ値 54 回線使用率しきい値 60 無線基地局制御局 61〜61n ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K042 AA06 AA08 CA02 DA18 EA01 FA08 FA15 GA02 HA13 NA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの保守監視卓の下に複数の無線基地
    局制御局が配置され、各無線基地局制御局の下に複数の
    無線基地局が配置され、これら無線基地局により複数の
    無線周波数で複数の移動機との通信が行われるととも
    に、前記無線基地局により前記無線基地局制御局との間
    に障害が生じた場合、前記障害の状態変化と前記障害の
    要因による状態変化とを示す障害情報が前記保守監視卓
    へ通知される移動通信システムであって、 前記無線基地局は、 前記無線基地局全体の監視及び制御を行う中央監視制御
    部と、 前記無線基地局制御局が送信する運用パラメータと制御
    用の複数のコマンドとを受信する回線監視制御部と、 無線区間と有線区間との信号変換を行う信号変換部と、 前記無線基地局を構成する機能の異なる複数のカード
    と、 電源立上げ時に、前記回線監視制御部、前記信号変換
    部、前記カードのための制御プログラム及び前記運用パ
    ラメータを格納する二重化構成とされた現用系SDM及
    び待機系SDMと、 前記障害の状態を記憶する回線断復旧フラグと、 通話チャネルのリソースを解放させるためのリソース解
    放要求メッセージの再送間隔を示す再送タイマ値と、 前記無線基地局制御局との間の回線の使用状況を判断す
    るための回線使用率しきい値とを備え、 前記中央監視制御部は、前記障害が生じると、前記障害
    が生じた前記カード及び前記回線監視制御部の判断と、
    前記回線断復旧フラグの内容と、前記再送タイマ値から
    の前記再送間隔と、前記回線使用率しきい値に基づいた
    回線使用率とから前記保守監視卓への前記障害情報の通
    知を行うことを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記中央監視制御部は、前記障害情報を
    通知する際、前記障害が回線断か回線断からの復旧かを
    判断し、前記回線断である場合に前記回線断復旧フラグ
    をONし、前記回線断からの復旧の場合に前記回線断復
    旧フラグをOFFするとともに、前記回線断の要因によ
    る通話チャネルの障害発生に対する復旧のバタツキの収
    束後の最終状態を通知することを特徴とする請求項1に
    記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記中央監視制御部は、前記障害が回線
    断か回線断からの復旧かを判断し、前記回線断である場
    合、前記回線断の要因による障害となった通話チャネル
    のリソースを解放するための前記リソース解放要求メッ
    セージの再送間隔を、前記回線使用率しきい値に基づい
    た回線使用率により調整することを特徴とする請求項1
    に記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 前記中央監視制御部は、前記リソース解
    放要求メッセージの再送間隔を調整するに際し、前記回
    線使用率と前記回線使用率しきい値とを比較し、前記回
    線使用率が前記回線使用率しきい値を超えていれば接続
    中の回線が高負荷状態と判断し、前記通話チャネルの障
    害を検出したときの1回線運用時の再送間隔とされ、前
    記回線使用率が前記回線使用率しきい値を越えていなけ
    れば、2回線運用時の再送間隔とされることを特徴とす
    る請求項3に記載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 1つの保守監視卓の下に複数の無線基地
    局制御局が配置され、各無線基地局制御局の下に複数の
    無線基地局が配置され、これら無線基地局により複数の
    無線周波数で複数の移動機との通信が行われるととも
    に、前記無線基地局により前記無線基地局制御局間との
    間に障害が生じた場合、前記障害の状態変化と前記障害
    の要因による状態変化とを示す障害情報が前記保守監視
    卓へ通知される移動通信システムの監視方法であって、 前記無線基地局は、 中央監視制御部により、前記無線基地局全体の監視及び
    制御が行われる第1の工程と、 回線監視制御部により、前記無線基地局制御局が送信す
    る運用パラメータと制御用の複数のコマンドとが受信さ
    れる第2の工程と、 信号変換部により、無線区間と有線区間との信号変換が
    行われる第3の工程と、 機能の異なる複数のカードにより、前記無線基地局が構
    成される第4の工程と、 二重化構成とされた現用系SDM及び待機系SDMによ
    り、電源立上げ時に、前記回線監視制御部、前記信号変
    換部、前記カードのための制御プログラム及び前記運用
    パラメータが格納される第5の工程と、 回線断復旧フラグにより、前記障害の状態が記憶される
    第6の工程と、 再送タイマ値により、通話チャネルのリソースを解放さ
    せるためのリソース解放要求メッセージの再送間隔が示
    される第7の工程と、 回線使用率しきい値により、前記無線基地局制御局との
    間の回線の使用状況が判断される第8の工程と、 前記障害が生じると、前記障害が生じた前記カード及び
    前記回線監視制御部の判断と、前記回線断復旧フラグの
    内容と、前記再送タイマ値からの前記再送間隔と、前記
    回線使用率しきい値に基づいた回線使用率とから前記保
    守監視卓への前記障害情報の通知が行われる第9の工程
    とを備えることを特徴とする移動通信システムの監視方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第9の工程には、 前記障害が回線断か回線断からの復旧かを判断する第1
    0の工程と、 前記回線断である場合に前記回線断復旧フラグをON
    し、前記回線断からの復旧の場合に前記回線断復旧フラ
    グをOFFする第11の工程と、 前記回線断の要因による通話チャネルの障害発生に対す
    る復旧のバタツキの収束後の最終状態が通知される第1
    2の工程とが含まれることを特徴とする請求項5に記載
    の移動通信システムの監視方法。
  7. 【請求項7】 前記第9の工程には、前記障害が回線断
    か回線断からの復旧かを判断し、前記回線断である場
    合、前記回線断の要因による障害となった通話チャネル
    のリソースを解放するための前記リソース解放要求メッ
    セージの再送間隔が、前記回線使用率しきい値に基づい
    た回線使用率により調整される第13の工程が含まれる
    ことを特徴とする請求項5に記載の移動通信システムの
    監視方法。
  8. 【請求項8】 前記第13の工程には、 前記回線使用率と前記回線使用率しきい値とが比較され
    る第14の工程と、 前記回線使用率が前記回線使用率しきい値を超えていれ
    ば接続中の回線が高負荷状態と判断され、前記通話チャ
    ネルの障害を検出したときの1回線運用時の再送間隔と
    される第15の工程と、 前記回線使用率が前記回線使用率しきい値を越えていな
    ければ、2回線運用時の再送間隔とされる第16の工程
    とが含まれることを特徴とする請求項7に記載の移動通
    信システムの監視方法。
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