JP2002352175A - 電子的受注方法、電子的受注システム、コードマーク表示方法および情報端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の技術は、発注品目等の発注情報はキー
等用いて手入力しなければならず、手間が掛かり問題で
あった。 【解決手段】 コードマークを撮影した利用者から送信
された画像を受信するファイル受信部１１と、ファイル
受信部１１で受信した画像からコードマークを抽出する
コードマーク抽出部１２と、コードマーク抽出部１２で
抽出したコードマークに基づいて商品又はサービスの注
文フォームを作成する注文フォーム作成部１４と、注文
フォーム作成部１４で作成した注文フォームを利用者に
返信する注文フォーム返信部１５と、業者に対して電子
的な発注処理を行なう発注処理部１６とを備えることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、商品又はサービス
に関するコードマークを用いて行われた商品又はサービ
スの注文を受注する電子的受注方法および電子的受注シ
ステム、このコードマークを表示させるコードマーク表
示方法および情報端末装置に関するものである。

【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
特開２０００−５９５２２号公報に記載されたものが知
られている。特開２０００−５９５２２号公報に記載さ
れた従来の技術は、販売端末機の画面を見て購入対象の
商品を決定し、携帯電話機を販売端末機に装着して、発
注品目等の発注情報を伝達することにより、販売端末機
から販売データセンターへ発注情報が伝達され、販売デ
ータセンターから携帯端末機へ発注確認情報が伝達され
る。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術は、発注品目等の発注情報はキー等を用いて手入力
しなければならず、手間が掛かり問題であった。また、
従来の技術では、販売データセンターから伝送される発
注確認情報と販売端末機の画面とを比較して、発注情報
が正しいか確認する必要があるが、販売端末機の画面が
切り替わった場合などには、発注情報を確認することが
難しく、その結果、発注情報が間違っていても、間違い
が見過ごされてしまうことが多く問題であった。

【０００３】本発明は、このような問題を解決し、間違
って発注することのない信頼性に優れた電子的受注方
法、電子的受注システム、コードマーク表示方法および
情報端末装置を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の電子的受注方法
は、カタログ等の紙面やテレビショッピング等の画面に
配置された商品又はサービスに関するコードマークを用
いて商品又はサービスの注文を受注する方法であって、
コードマークを撮影した利用者から送信された画像を受
信して、この画像からコードマークを抽出する第１のス
テップと、抽出したコードマークに基づいて商品又はサ
ービスの注文フォームを作成して、利用者に返信する第
２のステップと、注文フォームに基づいて利用者から送
信された商品又はサービスの注文依頼を受信した場合
に、業者に対して電子的な発注処理を行なう第３のステ
ップとを備えることを特徴とする。

【０００５】ここで、第２のステップでは、顧客データ
ベースを検索して利用者の個人情報を抽出し、この個人
情報を用いて注文フォームを作成することが好ましい。

【０００６】また、第２のステップでは、第１のステッ
プで画像と共に利用者の個人情報を受信した場合に、こ
の個人情報を用いて注文フォームを作成することが好ま
しい。

【０００７】さらに、第３のステップでは、利用者が本
人であることを確認する本人認証画像を注文依頼と共に
受信した場合、この本人認証画像より本人であることを
確認できた後に、業者に対して電子的な発注処理を行な
うことが好ましい。

【０００８】また、本人認証画像は、指紋の画像、瞳の
虹彩の画像、顔の輪郭の画像のいずれか、またはこれら
の画像の２以上の組合せであることが好ましい。

【０００９】本発明の電子的受注システムは、カタログ
等の紙面やテレビショッピング等の画面に配置された商
品又はサービスに関するコードマークを用いて商品又は
サービスの注文を受注するシステムであって、コードマ
ークを撮影した利用者から送信された画像を受信するフ
ァイル受信部と、ファイル受信部で受信した画像からコ
ードマークを抽出するコードマーク抽出部と、コードマ
ーク抽出部で抽出したコードマークに基づいて商品又は
サービスの注文フォームを作成する注文フォーム作成部
と、注文フォーム作成部で作成した注文フォームを利用
者に返信する注文フォーム返信部と、ファイル受信部で
受信したファイルが注文フォームに基づいて利用者から
送信された商品又はサービスの注文依頼であった場合、
業者に対して電子的な発注処理を行なう発注処理部とを
備えることを特徴とする。

【００１０】ここで、顧客の個人情報が記憶された顧客
データベースを更に備え、注文フォーム作成部では、顧
客データベースを検索して利用者の個人情報を抽出し、
この個人情報を用いて注文フォームを作成することが好
ましい。

【００１１】また、注文フォーム作成部では、ファイル
受信部で受信したファイルに利用者の個人情報が含まれ
ていた場合、この個人情報を用いて注文フォームを作成
することが好ましい。

【００１２】さらに、ファイル受信部で受信したファイ
ルに利用者が本人であることを確認する本人認証画像で
あった場合、この本人認証画像を解析して本人か否かを
認証する本人認証部を更に備え、発注処理部では、ファ
イル受信部で受信したファイルに商品又はサービスの注
文依頼と本人認証画像とが含まれていた場合、本人認証
部で本人であることが認証された後に、業者に対して電
子的な発注処理を行なうことが好ましい。

【００１３】本発明のコードマーク表示方法は、カタロ
グ等の紙面やテレビショッピング等の画面に配置された
商品又はサービスに関するコードマークを撮影して、こ
のコードマークを画像処理で解析し、解析結果からコー
ドマークを再構築して表示部に表示させることを特徴と
する。

【００１４】ここで、コードマークを再構築する際に個
人情報を重畳させることが好ましい。

【００１５】本発明の情報携帯端末装置は、カタログ等
の紙面やテレビショッピング等の画面に配置された商品
又はサービスに関するコードマークを撮影する撮影部
と、撮影部で撮影した画像からコードマークを解析する
画像解析部と、画像解析部で解析した結果からコードマ
ークを再構築するコードマーク再構築部と、コードマー
ク再構築部で再構築されたコードマークを表示部に表示
させる表示制御部とを備えることを特徴とする。

【００１６】ここで、個人情報を記憶する個人情報記憶
部を更に備え、コードマーク再構築部では、画像解析部
で解析した結果に、個人情報記憶部に記憶された個人情
報を重畳してコードマークを再構築することが好まし
い。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子的受注方
法、電子的受注システム、コードマーク表示方法および
情報端末装置の好適な実施の形態について添付図面を参
照して説明する。 実施の形態１．図１は、実施の形態１に係る電子的受注
システムの構成を示すブロック図である。同図より、電
子的受注システム１０は、利用者より送信されたファイ
ルを受信するファイル受信部１１と、バーコード等のコ
ードマークを抽出するコードマーク抽出部１２と、コー
ドマーク抽出部１２で抽出したコードマークを解析する
画像解析部１３と、画像解析部１３で解析したコードマ
ークに基づいて商品又はサービスの注文フォームを作成
する注文フォーム作成部１４と、注文フォーム作成部１
４で作成した注文フォームを利用者に返信する注文フォ
ーム返信部１５と、電子的な発注処理を行なう発注処理
部１６と、本人認証画像を解析して本人か否かを認証す
る本人認証部１７と、顧客の個人情報が記憶された顧客
データベース１８と、商品又はサービスについての各種
情報が記憶された商品・サービスデータベース１９とを
備えている。

【００１８】電子的受注システム１０は、インターネッ
トや電話回線などのネットワーク２０に接続され、ネッ
トワーク２０にはカメラ付き携帯電話機（情報端末装
置）１からの電波を受信する中継センタ３０が接続され
ている。また、ネットワーク２０には銀行などの金融機
関４０、商品を販売する販売業者５０およびサービスを
提供するサービス提供業者６０が接続されている。

【００１９】次に、実施の形態１に係る電子的受注シス
テムの動作について図２のフローチャートを用いて説明
する。本システムは、商品カタログ等の紙面やテレビシ
ョッピング等の画面を見た利用者が、商品又はサービス
の購入を希望する場合、図３に示すように、商品カタロ
グ等の紙面やテレビショッピング等の画面を、カメラ付
き携帯電話機１で撮影するだけで、この画像に基づいて
商品又はサービスの受注が電子的に行われる。

【００２０】なお、商品カタログ等の紙面やテレビショ
ッピング等の画面には、商品又はサービスに関するコー
ドマークが商品の写真やサービスの紹介記事と並べて配
置されており、このコードマークによって購入を希望す
る商品又はサービスが特定される。また、利用者が使用
する機器は、カメラ付き携帯電話機１以外にも撮影機能
を有するパーソナルコンピュータやＰＤＡ等であっても
よい（なお、これらの機器のカメラは外付けでもよ
い）。

【００２１】まず、利用者によって商品カタログ等の紙
面やテレビショッピング等の画面が撮影されると、撮影
された画像は、カメラ付き携帯電話機１の送信機能によ
って中継センタ３０に送られ、ネットワーク２０を介し
て、電子的受注システム１０のファイル受信部１１に伝
送される（ステップ１００）。ファイル受信部１１に伝
送された画像は、コードマーク抽出部１２に与えられ、
この画像からコードマークを抽出する（ステップ１０
１）。

【００２２】次に、抽出されたコードマークは画像解析
部１３で解析され、利用者が購入を希望する商品又はサ
ービスの識別番号を検出する（ステップ１０２）。さら
に、画像解析部１３では、この識別番号に基づいて、商
品又はサービスに関する各種情報（商品又はサービスの
価格等の詳細情報、取引き業者情報など）を、商品・サ
ービスデータベース１９から抽出する（ステップ１０
３）。ここで、商品・サービスデータベース１９は、予
め商品販売業者５０やサービス提供業者６０から提供さ
れた商品又はサービスに関する各種情報が格納されてい
るものとする。

【００２３】また、カメラ付き携帯電話機１で撮影され
た画像と共に、伝送元を特定する顧客識別情報がファイ
ル受信部１１に伝送されると、この顧客識別情報に基づ
いて顧客データベース１８を検索し、住所、電話番号、
クレジット番号などの利用者の個人情報を抽出する（ス
テップ１０４）。なお、顧客識別情報の代わりに、カメ
ラ付き携帯電話機１に予め格納された利用者の個人情報
をファイル受信部１１に伝送してもよい。

【００２４】ステップ１０３で抽出された商品又はサー
ビスの各種情報と、ステップ１０４で抽出された個人情
報（或いはカメラ付き携帯電話機１から伝送された個人
情報）とは注文フォーム作成部１４に与えられ、注文フ
ォーム作成部１４ではこれらの情報を所定の欄に記入し
た注文フォームを作成する（ステップ１０５）。そし
て、作成された注文フォームは注文フォーム返信部１５
に与えられ、注文フォーム返信部１５ではこの注文フォ
ームを、ネットワーク２０および中継センタ３０を介し
て、利用者のカメラ付き携帯電話機１に返信する（ステ
ップ１０６）。

【００２５】注文フォームがカメラ付き携帯電話機１に
返信されると、この注文フォームはカメラ付き携帯電話
機１のディスプレイに表示される（ステップ１０７）。
そして、ディスプレイに表示された注文フォームを確認
した利用者によって、注文依頼の入力が行われると、こ
の入力は中継センタ３０およびネットワーク２０を介し
て、電子的受注システム１０に送信される（ステップ１
０８）。また、注文依頼の入力に併せて、本人認証画像
がカメラ付き携帯電話機１で撮影されると、この画像も
中継センタ３０およびネットワーク２０を介して、電子
的受注システム１０に送信される（ステップ１０９）。

【００２６】本人認証画像としては、指紋の画像、瞳の
虹彩の画像、顔の輪郭の画像のいずれか、またはこれら
の画像の２以上の組合せが用いられる。これらの画像
は、予め顧客データベース１８に登録されており、本人
認証部１７では、顧客データベース１８から抽出された
登録画像と、カメラ付き携帯電話機１から送信された本
人認証画像とを比較して、本人であることの確認を行う
（ステップ１１０）。

【００２７】ステップ１０８で注文依頼の送信が行われ
（ステップ１１１）、且つステップ１１０の認証で本人
であることが確認できた場合（ステップ１１２）、発注
処理部１６では、商品販売業者５０又はサービス提供業
者６０に対して、発注処理を行う（ステップ１１３）。
この発注処理によって、利用者が購入を希望する商品又
はサービスが、商品販売業者５０又はサービス提供業者
６０から利用者に直接届けられる。ここで、商品又はサ
ービスの代金は、ネットワーク２０に接続された金融機
関４０の利用者の口座から引き落とされ、商品販売業者
５０又はサービス提供業者６０の口座に振り込まれる。
また、この取引きにおける手数料は、商品販売業者５０
又はサービス提供業者６０の口座から引き落とされ、電
子的受注システムの口座に振り込まれる。

【００２８】以上説明したように、本実施の形態に係る
電子的受注システムによれば、商品カタログ等の紙面や
テレビショッピング等の画面を利用者が撮影するだけ
で、この画像に基づいて、商品又はサービスに関する各
種情報と利用者の個人情報とが記入された注文フォーム
が自動的に作成される。そして、この注文フォームの内
容を確認した利用者が商品又はサービスの注文依頼を行
うことによって、商品又はサービスの受注が極めて容易
に行われる。

【００２９】このように、利用者が商品又はサービスに
関する各種情報と利用者の個人情報とを入力することな
しに、これらの情報が記入された注文フォームが自動的
に作成されるので、利用者のデータ入力の負担が軽減さ
れ、購入を希望する商品又はサービスを間違えることな
く、迅速に発注することができる。

【００３０】実施の形態２．次に、実施の形態２に係る
情報端末装置を説明する。図４は、実施の形態２に係る
情報端末装置を示すブロック図である。同図より、情報
端末装置７０は、各種情報を表示するディスプレイ（表
示部）７１と、動作指示等を入力する操作部７２と、商
品又はサービスに関するコードマークを撮影する撮影部
７３と、撮影部７３で撮影した画像から、コードマーク
を解析する画像解析部７４と、画像解析部７４で解析し
た結果からコードマークを再構築するコードマーク再構
築部７５と、コードマーク再構築部７５で再構築された
コードマークをディスプレイ７１に表示させる表示制御
部７６と、個人情報を記憶する個人情報記憶部７７とを
備えている。なお、情報端末装置７０は、カメラ付き携
帯電話機、撮影機能を有するパーソナルコンピュータ、
撮影機能を有するＰＤＡ、その他の端末装置であっても
よい（これらの機器のカメラは外付けでもよい）。

【００３１】次に、実施の形態２に係る情報端末装置７
０の動作について図５のフローチャートを用いて説明す
る。例えば、商品又はサービスの割引クーポンとして利
用できるコードマークを雑誌や新聞等で見付けた利用者
が撮影部７３で撮影すると（ステップ１２０）、撮影し
た画像は画像解析部７４に与えられ、画像に含まれるコ
ードマークが解析される（ステップ１２１）。そして、
解析結果はコードマーク再構築部７５に与えられ、この
解析結果に基づいてコードマークが再構築される（ステ
ップ１２２）。再構築されたコードマークは表示制御部
７６によってディスプレイ７１に表示される（ステップ
１２３）。

【００３２】利用者が情報端末装置７０を店舗等に持ち
込んで、商品又はサービスを購入する際に、ディスプレ
イ７１に表示されたコードマークを店員に提示すること
により、店員はコードマーク読み取り機でコードマーク
を読み取ることができ、利用者は割り引き価格で商品又
はサービスを購入することができる。なお、コードマー
クは、割り引きクーポン以外にも、飲み物無料などの他
のサービスを享受できるクーポンとして利用できるもの
でもよい。

【００３３】ここで、もし、撮影部７３で撮影されたコ
ードマークをそのままディスプレイ７１に表示させたの
では、歪みやボケのためにコードマーク読み取り機で読
み取れないことが多い。そこで、撮影部７３で撮影され
たコードマークを画像解析部７４で解析した上で、この
解析結果に基づいてコードマーク再構築部７５でコード
マークを再構築することにより、コードマーク読み取り
機で確実に読み取れるコードマークをディスプレイ７１
に表示させることができる。

【００３４】また、ステップ１２２では、利用者の氏
名、住所、電話番号などの個人情報を個人情報記憶部７
７から読み出して、この個人情報を画像解析部７４の解
析結果に重畳して、コードマークを再構築してもよい。
このようにして再構築されたコードマークがコードマー
ク読み取り機で読み取られた場合、商品又はサービスの
購入記録と共に個人情報を店舗等で収集することができ
る。その結果、各顧客の商品又はサービスの購入履歴に
基づいた顧客の趣味、嗜好を網羅した利用価値の高い顧
客データベースを構築できる。そして、この顧客データ
ベースを用いて顧客の嗜好に合わせたダイレクトメール
を発送することにより、商品又はサービスの売り上げを
増大させることができる。

【００３５】さらに、コードマークにはサービスセンタ
のＵＲＬや電話番号の情報が含まれていてもよい。この
場合には、画像解析部７４でＵＲＬや電話番号を解析
し、この解析結果に基づいてサービスセンタのホームペ
ージをディスプレイ７１に表示させたり、サービスセン
タに直接電話を掛けたりすることができる。

【００３６】また、情報端末装置７０がテレビ電波を受
信できるチューナーを内蔵している場合には、テレビ電
波の空き領域に通販カタログ等の情報を挿入しておけ
ば、通販カタログ等を情報端末装置７０に事前に取り込
んで保存しておくことができる。そして、利用者が欲し
いと思ったタイミングで欲しい商品又はサービスをディ
スプレイ７１に表示させることができるので、タイミン
グを逃さずに、商品又はサービスを販売することができ
る。

【００３７】さらに、通販カタログ等にリンク情報を貼
り付けておけば、利用者が詳細情報を欲しい場合に、デ
ィスプレイ７１に表示されたコンテンツ上のリンクをク
リックするだけで、インターネットアクセスで所望の情
報をディスプレイ７１に表示させることができる。さら
にまた、情報端末装置７０がＧＰＳ機能等で現在地を把
握できる場合、現在地に合わせた地域性のある情報をテ
レビ電波から取り込むことができ、これらの情報をディ
スプレイ７１に表示させることにより、利用者は地域の
イベント等の情報をタイムリーに入手することができ
る。

【００３８】

【発明の効果】本発明に係る電子的受注方法は、商品カ
タログ等の紙面やテレビショッピング等の画面を利用者
が撮影するだけで、この画像に基づいて、商品又はサー
ビスに関する各種情報と利用者の個人情報とが記入され
た注文フォームが自動的に作成される。そして、この注
文フォームの内容を確認した利用者が商品又はサービス
の注文依頼を行うことによって、商品又はサービスの受
注を極めて容易に行うことができる。

【００３９】このように、利用者が商品又はサービスに
関する各種情報と利用者の個人情報とを入力することな
しに、これらの情報が記入された注文フォームが自動的
に作成されるので、利用者のデータ入力の負担が軽減さ
れ、購入を希望する商品又はサービスを間違えることな
く、迅速に発注することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施の形態１に係る電子的受注システムの構成
を示すブロック図である。

【図２】実施の形態１に係る電子的受注システムの動作
を示すフローチャートである。

【図３】商品カタログに配置されたコードマークを読み
取る動作を示す図である。

【図４】実施の形態２に係る情報端末装置を示すブロッ
ク図である。

【図５】実施の形態２に係る情報端末装置の動作を示す
フローチャートである。

【符号の説明】

１…カメラ付き携帯電話機（情報端末装置）、１０…電
子的受注システム、１１…ファイル受信部、１２…コー
ドマーク抽出部１２、１３…画像解析部、１４…注文フ
ォーム作成部、１５…注文フォーム返信部、１６…発注
処理部、１７…本人認証部、１８…顧客データベース、
１９…商品・サービスデータベース、２０…ネットワー
ク、３０…中継センタ、４０…金融機関、５０…販売業
者、６０…サービス提供業者、７０…情報端末装置、７
１…ディスプレイ（表示部）、７２…操作部、７３…撮
影部、７４…画像解析部、７５…コードマーク再構築
部、７６…表示制御部７６、７７…個人情報記憶部。

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ｂ４２Ｄ 11/00 Ｂ４２Ｄ 11/00 Ｑ (72)発明者 香林 さやか 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 宮地 泰造 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カタログ等の紙面やテレビショッピング
   等の画面に配置された商品又はサービスに関するコード
   マークを用いて商品又はサービスの注文を受注する方法
   であって、 コードマークを撮影した利用者から送信された画像を受
   信して、この画像からコードマークを抽出する第１のス
   テップと、 抽出したコードマークに基づいて商品又はサービスの注
   文フォームを作成して、利用者に返信する第２のステッ
   プと、 注文フォームに基づいて利用者から送信された商品又は
   サービスの注文依頼を受信した場合に、業者に対して電
   子的な発注処理を行なう第３のステップとを備えること
   を特徴とする電子的受注方法。
2. 【請求項２】 前記第２のステップでは、顧客データベ
   ースを検索して利用者の個人情報を抽出し、この個人情
   報を用いて前記注文フォームを作成することを特徴とす
   る請求項１記載の電子的受注方法。
3. 【請求項３】 前記第２のステップでは、前記第１のス
   テップで前記画像と共に利用者の個人情報を受信した場
   合に、この個人情報を用いて前記注文フォームを作成す
   ることを特徴とする請求項１記載の電子的受注方法。
4. 【請求項４】 前記第３のステップでは、利用者が本人
   であることを確認する本人認証画像を前記注文依頼と共
   に受信した場合、この本人認証画像より本人であること
   を確認できた後に、業者に対して電子的な発注処理を行
   なうことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか
   一項に記載の電子的受注方法。
5. 【請求項５】 前記本人認証画像は、指紋の画像、瞳の
   虹彩の画像、顔の輪郭の画像のいずれか、またはこれら
   の画像の２以上の組合せであることを特徴とする請求項
   ４記載の電子的受注方法。
6. 【請求項６】 カタログ等の紙面やテレビショッピング
   等の画面に配置された商品又はサービスに関するコード
   マークを用いて商品又はサービスの注文を受注するシス
   テムであって、 コードマークを撮影した利用者から送信された画像を受
   信するファイル受信部と、 前記ファイル受信部で受信した画像からコードマークを
   抽出するコードマーク抽出部と、 前記コードマーク抽出部で抽出したコードマークに基づ
   いて商品又はサービスの注文フォームを作成する注文フ
   ォーム作成部と、 前記注文フォーム作成部で作成した注文フォームを利用
   者に返信する注文フォーム返信部と、 前記ファイル受信部で受信したファイルが前記注文フォ
   ームに基づいて利用者から送信された商品又はサービス
   の注文依頼であった場合、業者に対して電子的な発注処
   理を行なう発注処理部とを備えることを特徴とする電子
   的受注システム。
7. 【請求項７】 顧客の個人情報が記憶された顧客データ
   ベースを更に備え、 前記注文フォーム作成部では、前記顧客データベースを
   検索して利用者の個人情報を抽出し、この個人情報を用
   いて前記注文フォームを作成することを特徴とする請求
   項６記載の電子的受注システム。
8. 【請求項８】 前記注文フォーム作成部では、前記ファ
   イル受信部で受信したファイルに利用者の個人情報が含
   まれていた場合、この個人情報を用いて前記注文フォー
   ムを作成することを特徴とする請求項６記載の電子的受
   注システム。
9. 【請求項９】 前記ファイル受信部で受信したファイル
   に利用者が本人であることを確認する本人認証画像であ
   った場合、この本人認証画像を解析して本人か否かを認
   証する本人認証部を更に備え、 前記発注処理部では、前記ファイル受信部で受信したフ
   ァイルに商品又はサービスの注文依頼と本人認証画像と
   が含まれていた場合、前記本人認証部で本人であること
   が認証された後に、業者に対して電子的な発注処理を行
   なうことを特徴とする請求項６から請求項８のいずれか
   一項に記載の電子的受注システム。
10. 【請求項１０】 カタログ等の紙面やテレビショッピン
    グ等の画面に配置された商品又はサービスに関するコー
    ドマークを撮影して、このコードマークを画像処理で解
    析し、解析結果からコードマークを再構築して表示部に
    表示させることを特徴とするコードマーク表示方法。
11. 【請求項１１】 コードマークを再構築する際に個人情
    報を重畳させることを特徴とする請求項１０記載のコー
    ドマーク表示方法。
12. 【請求項１２】 カタログ等の紙面やテレビショッピン
    グ等の画面に配置された商品又はサービスに関するコー
    ドマークを撮影する撮影部と、 前記撮影部で撮影した画像からコードマークを解析する
    画像解析部と、 前記画像解析部で解析した結果からコードマークを再構
    築するコードマーク再構築部と、 前記コードマーク再構築部で再構築されたコードマーク
    を表示部に表示させる表示制御部とを備えることを特徴
    とする情報端末装置。
13. 【請求項１３】 個人情報を記憶する個人情報記憶部を
    更に備え、 前記コードマーク再構築部では、前記画像解析部で解析
    した結果に、前記個人情報記憶部に記憶された個人情報
    を重畳してコードマークを再構築することを特徴とする
    請求項１２記載の情報端末装置。