JP2002351955A - 物流サービス提供システム - Google Patents

物流サービス提供システム

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JP2002351955A
JP2002351955A JP2001162511A JP2001162511A JP2002351955A JP 2002351955 A JP2002351955 A JP 2002351955A JP 2001162511 A JP2001162511 A JP 2001162511A JP 2001162511 A JP2001162511 A JP 2001162511A JP 2002351955 A JP2002351955 A JP 2002351955A
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distribution
carrier
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JP2001162511A
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English (en)
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Shinichi Shimoide
新一 下出
Mitsuo Kudo
光夫 工藤
Masaaki Takayanagi
政明 高柳
Takashi Yokohari
孝志 横張
Keiji Kageyama
啓二 影山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 需要家に提供される物流に伴う環境への影響
度合いを需要家が判断、選択できるようにして、需要家
が環境保全へ対応できるシステムを実現する。 【解決手段】 需要家500a〜500dからの物流要
求を物流供給要求受付け手段630で受け付け、物流供
給内容記憶依頼手段610によりこの物流要求と予め物
流搬送者100a〜100eからネットワーク130を
介して受信・記憶している物流供給状態に応じて物流搬
送者を選定し、その物流搬送者へネットワーク130を
介して物流を依頼する。さらにその物流に伴う環境への
影響度であるグリーン度をグリーン度算出決定手段64
0で求め、このグリーン度をその通知手段620により
需要家へネットワーク520を介して通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流サービス提供
システムに係わり、特に需要家が環境を考慮して物流サ
ービスを選別できる物流サービス提供システムに関す
る。
【0002】
【従来技術】近年、生産や生活のあらゆる面で環境問題
が重視されており、生産者、流通業者、消費者等はそれ
ぞれ環境を考慮した活動が求められている。このような
環境を考慮した生産活動を支援するシステムとして、例
えば特開平11−290832号に開示された「環境情
報管理システム」がある。このシステムでは、ある製品
を組み立てるための部材の製造者は、その部材製造に要
したエネルギー消費量や用いた材料中の有害物質量など
の環境情報を用意し、製品組み立てを行う企業はそれら
部材とともに環境情報をネットワーク経由で取得する。
そして取得した環境情報と自企業の工程で発生した環境
情報を総合してデータベースを生成し、当該製品の利用
企業へ提供したり、消費者向けに製品に表示したりす
る。こうして製品の製造工程ないしライフサイクルにお
ける環境情報を生成、流通させて、利用者が環境にやさ
しい製品を選択できるようにするというものである。
【0003】また、1999.12.8日付けの朝日新
聞12版Nの第1面に物流システムが紹介されている。
その従来技術には、パソコンやIモードで集荷を申し込
むと、自動的に送り先に配達連絡メールが届き、配達日
を教えてくれる。受け取り手の都合が悪い場合、返信メ
ールで受け取り可能な日時を指定してもらい、確実に届
く日時に変更できる。又過去の送り先を10件まで保管
できるから、同じ相手に送る場合、氏名や住所を打ち込
む必要が無いというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平11−
290832号記載のシステムでは、物流過程に関した
環境問題については考慮されていない。また後者の物流
システムでは、需要家が配達希望日を予め知らせること
でトラック等の無駄な運行を減らすことができるが、物
流に伴う環境問題に広く対処するものではない。
【0005】産業活動や消費活動には必ず物質の流通が
伴い、搬送手段が必須である。主な搬送手段はトラック
等の自動車でそのエンジンの燃料としては、ガソリンや
軽油やアルコール燃料がある。またバッテリーや燃料電
池を用いた電気自動車も開発されている。そしてこれら
のエネルギー源によって地球温暖化、大気汚染等の環境
への影響、資源問題、輸送コストなどが大きく異なって
くる。従って搬送方法により、物流の環境に及ぼす影響
とコストが大きく異なるが、従来、搬送が環境に及ぼす
程度を、需要家(搬送を依頼するユーザ)は容易に判断
できなかった。すなわち需要家が行う環境負荷低減のた
めの試みは、いままで単に搬送の頻度や物量を削減する
方法しかなく、環境保全への具体的な対策としての選択
肢が少なかった。
【0006】本発明では、上記の課題を解決して、物流
を行ない経済活動を維持しながら、需要家が環境負荷を
考慮することができる物流サービス提供システムの提供
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、物流搬送者の
各々から当該物流搬送者が利用する搬送手段とその搬送
手段の環境に影響する因子及び料金情報を含む物流供給
内容とをネットワークを介して受取り記憶する搬送内容
記憶手段と、環境負荷を含む物流要求をネットワークを
介して需要家から受付ける物流供給要求受付け手段と、
この手段により受付けられた前記物流要求と前記搬送内
容記憶手段に記憶された各物流搬送者の物流供給内容と
から前記需要家からの物流要求に適した物流搬送者を決
定する搬送内容依頼量決定手段と、この手段により決定
された物流搬送者に対応する前記物流供給内容と前記需
要家からの搬送要求の内容から搬送に伴う環境負荷への
影響度を決定するグリーン度算出決定手段と、この手段
により決定されたグリーン度を前記搬送要求を行った需
要家にネットワークを介して通知する需要家向けグリー
ン度通知手段と、前記搬送内容依頼量決定手段により決
定された物流搬送者へ搬送依頼と前記決定されたグリー
ン度をネットワークを介して通知する搬送依頼手段と、
を備えたことを特徴とする物流サービス提供システムを
開示する。
【0008】更に本発明は、上記の物流サービス提供シ
ステムにおいて、所定の期間ごとに需要家が依頼して物
流搬送者が搬送した物流に対して、前記グリーン度算出
決定手段により決定されたグリーン度を需要家ごと及び
物流搬送者ごとに累積し、その累積グリーン度をネット
ワークを介して第3者向けに公開する第3者向けグリー
ン度通知手段を備えたことを特徴とする物流サービス提
供システムを開示する。
【0009】更に本発明は、上記の物流サービス提供シ
ステムにおいて、前記第3者向けグリーン度通知手段に
より算出された前記累積グリーン度を入力として、各需
要家及び物流搬送者の環境保全・改善への取組みを自シ
ステム内の認証手段によりもしくは外部認証機関と交信
して評価認証するグリーン物流認証決定手段と、この手
段により決定されたグリーン物流認証情報を需要家及び
第3者へネットワークを介して公開するグリーン物流認
証情報通知手段とを備えたことを特徴とする物流サービ
ス提供システムを開示する。
【0010】更に本発明は、上記の物流サービス提供シ
ステムにおいて、前記第3者向けグリーン度通知手段に
より算出された需要家の累積グリーン度に対して外部機
関より補助金が支給される場合に、この補助金を考慮し
て物流に伴う料金を決定し、当該需要家へ通知する需要
家向け物流料金決定通知手段とを備えたことを特徴とす
る物流サービス提供システムを開示する。
【0011】更に本発明は、上記の物流サービス提供シ
ステムにおいて、前記搬送内容依頼量決定手段は、前記
物流要求に適した物流搬送者の候補を複数個選び、その
選んだ物流搬送者の物流供給内容を当該需要家へネット
ワークを介して送信することにより需要家による物流搬
送者の選択を求める機能を備えたことを特徴とする物流
サービス提供システムを開示する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明になる物流サービス
提供システムの実施の形態を、図面を参照しながら詳細
に説明する。図1は、本発明になる物流サービス提供シ
ステムの構成例を示すブロック図で、物流搬送者100
a〜100eの各々は、それぞれガソリン、軽油、電
気、アルコール、ガソリンと電気のハイブリッドを燃料
として用いるものとしている。これは環境負荷の異なる
搬送手段や手法を有する複数の物流搬送者の例であり、
それら物流搬送者の取扱う地域は特に限定されないとす
る。またこれら物流搬送者は個々に別の個人や法人の経
営下にあってもよいし、複数が同じ個人や法人の経営下
にあっても良い。一方搬送依頼者としての需要家500
a〜500dは物流搬送者に貨物等搬送物の搬送を依頼
する。本発明の物流サービス提供システム1aは、物流
供給要求受付け手段630、物流供給内容記憶依頼手段
610、グリーン度算出決定手段620、需要家向けグ
リーン度通知手段640から構成され、物流搬送者10
0a〜100eとはインターネット等のネットワーク1
30を介して、また需要家500a〜500dとはイン
ターネット等のネットワーク520を介して結ばれてい
る。図2は物流供給内容記憶依頼手段610の構成例を
示しており、搬送内容記憶手段610a、搬送内容依頼
量決定手段610b、及び搬送依頼手段610cから構
成されている。
【0013】以上の構成になるシステムにおいて、需要
家500aが、物流サービス提供システム1aにA地点
から都心を通るB地点へ、搬送物である、本を収納した
本棚1台(重量20kg、大きさ0.5x1x2m、保
険価格10万円)の搬送を5000円以内で、環境に最
大限に配慮して、2000年12月30日の午前中に荷
受け(物流搬送者に本棚を渡し)し、2001年1月2
日の12〜14時の時間帯にB地点で荷降しする(配送
先に渡す)条件で依頼した場合を例として動作を説明す
る。但しネットワーク130、520はインターネット
とし、物流搬送者100a〜100e、需要家500a
〜500d、物流サービス提供システム1aはそれぞれ
インターネット対応の端末装置を備えているものとす
る。
【0014】需要家500aは搬送希望が生じると先ず
自分のパソコンを立上げ、物流サービス提供システム1
a内のサーバに格納されたホームページを呼び出す。そ
うすると、需要家500aのパソコン上には、図6のよ
うな物流供給の要求を記載するページが表示される。需
要家はこのページ内の下記項目に内容を記入する。すな
わち、従来のインターネット利用物流方法の場合と同じ
く、需要家500a(荷受け先、搬送元であるA地点)
の郵便番号、住所、電話番号及びメールアドレスと、搬
送物の大略のサイズ(例:0.5x1x2m)や重量
(例:20kg)、搬送物の搬送上の取扱い内容(ワレ
モノやなまもの、搬送時の搬送物の向きなど、例では、
壊れもの)と、宛先(搬送先(荷降し先)であるB地
点)の郵便番号、住所、電話番号、及びメールアドレス
と、引取り希望の日(2000年12月30日)及びそ
の時間帯(例:午前中、12〜14時、14〜16時、
16〜18時、18〜20時、20時〜21時の中か
ら、午前中を選択)と、到着希望の日(2001年1月
2日)及びその時間帯(例:午前中、12〜14時、1
4〜16時、16〜18時、18〜20時、20時〜2
1時から、12〜14時の時間帯を選択)とを記入す
る。さらに本発明では、環境配慮の度合(例:大、中、
小から、中を選択)と希望価格の上限値(例:5000
円)を記入する。但し料金、グリーン度、荷受け時間、
荷降し時間の「提案」、「実績」の欄は、需要家が要求
した諸条件を参照して物流サービス提供システム1a側
から情報が送られ表示される値で、需要家はこれを参考
に料金等の要求額を入力できる。また、搬送物の取り扱
いの内容に関連して、搬送保険をつけるときの保険価格
を設定できるようにしてもよい。
【0015】需要家500aがこれらの需要家物流供給
要求内容を記入し、要求送信ボタンを押すと、この要求
内容はネットワーク520を介して、物流サービス提供
システム1a中の物流供給要求受付手段630へ送信さ
れて受け付けられ、さらに物流供給内容記憶依頼手段6
10内へ送信される。一方、物流供給内容記憶依頼手段
610の中の搬送内容記憶手段610aは、各物流搬送
者から、ネットワーク130を介して、搬送条件内容を
受信し、記憶している。この搬送条件内容は、搬送その
ものの条件内容、環境に及ぼす条件内容、物流搬送者料
金、及び搬送引受けの余裕度に大別できる。前者の搬送
そのものの条件内容は、環境に及ぼす影響を除く搬送そ
のものの条件であり、搬送元と搬送先の各地域間で、搬
送可能な物のサイズや重量、搬送物の搬送上の取扱い内
容(ワレモノやなまもの有無など)、搬送元での荷受け
や搬送先で受渡しの時間帯の各条件が含まれる。環境に
及ぼす条件内容は、搬送の手段(途中で積み替える場合
など複数の場合あり)、すなわち車両の車種(例:トラ
ック)や飛行機や鉄道毎で、この場合特に車両では、燃
料の種別(組成を含めると正確さが増大する)、燃費す
なわち、単位距離当りの燃料量、車両の環境対策実施の
有無等や搬送手段の新車登録年度である。また、これら
の格納の際、物流搬送者から呈示された物流搬送者料金
に適切な利益が加算又は利益率が上乗せされた料金も記
憶される。これら搬送内容記憶手段610aの情報は、
物流搬送者からの搬送条件内容が送られてきたり、上記
利益額や利益率が変更されたときは更新される。物流搬
送者からの搬送条件内容の入手には、以上のような項目
を入力できるホームページを物流搬送者向けに常に開示
する方法は好適である。
【0016】搬送内容依頼決定手段610bでは、搬送
そのものの条件内容が需要家500aの搬送要求内容を
上回っている案件を物流搬送の候補として選定し、適
宜、グリーン度算出決定手段620に選定した候補の搬
送条件内容を送信する。グリーン度算出決定手段620
には、各物流搬送者毎の搬送条件内容に対して、環境に
及ぼす影響度合であるグリーン度を算出して格納したグ
リーンテーブルが用意されており、このテーブルは搬送
者から搬送条件が送られてくるごとに更新されている。
そこでグリーン度算出決定手段620はこのテーブルを
参照して最もグリーン度の大きな物流搬送者を決定す
る。そしてその物流搬送者のグリーン度と需要家への請
求料金等の情報を、需要家向けグリーン度通知手段64
0と搬送依頼手段610cに送信する。なお、ここでは
グリーン度最大の物流搬送者を選定するとしたが、いく
つかの候補を需要家へ送り、選択してもらうようにして
もよい。いずれの選択方法でもよいが、ここでは物流搬
送者100aが選ばれたとする。
【0017】ここでグリーン度の例を説明する。グリー
ン度は、地球環境や地域住民に対する環境負荷の程度を
表す尺度を示すものであり、需要家向けグリーン度は、
例えば次式で算出する。
【数1】 ここでGuは需要家向けグリーン度、Tは道路が空いて
いる搬送時間帯(例:深夜)が全搬送時間に占める割合
から決まる係数(占める割合の例:大=80%以上、中
=60〜80%、小=60%未満)、Eは環境配慮の係
数(例:大=アルコール燃料、中大=ガソリン利用、中
=低硫黄軽油で環境対策あり、小=軽油で対策なし か
ら選択)、Fは車両の燃費で決まる係数(軽油利用のデ
イーゼル車の例で1リッター当りの走行距離:大=10
kmを超える、大中=7〜10km、中=4〜7km、
小=3km未満)、Cは車両年式で決まる係数(新車登
録からの経過年数が、大=5年以内、中=5〜8年、小
=8年を超える)である。一方、第3者向けグリーン度
は、搬送距離が大きくなると環境への考慮の効果が大き
くなる総量評価の考え方で、搬送距離を加味して、搬送
距離考慮グリーン度Gとして次式で累積算出する。
【数2】 但しLは搬送距離にほぼ比例する係数、Guは(数1)
の需要家向けグリーン度である。上記(数1)(数2)
においては、影響の度合を大、中、小等でグループ分け
して算出する例を示している。国際条約、国内の法規
性、行政指導等をもとに、各項目(影響因子)毎の影響
度合を数値的に細かく表す方法が好適であり、その数値
を用いて(数1)(数2)の計算を実行する。また、
(数2)において、積算の期間は月単位、期単位、年単
位等比較的長い期間を採用する方法が、第3者へのPR
の観点から有効である。さらに、個々の物流搬送者の環
境保全の取組みを第3者に公開する場合は、その物流搬
送者が各需要家に対して、上記期間内に取扱った搬送の
グリーン度Guの積算値を用い、需要家の環境保全の取
組みを第3者に公開する場合は、上記需要家が各物流搬
送者に依頼した搬送のグリーン度Guの積算値を用いる
とよい。
【0018】さて物流サービス提供システム1aの動作
に戻って、需要家向けグリーン度通知手段640では、
需要家500aのパソコン上の物流供給の要求の記載ペ
ージ内に、需要家向け通知内容、すなわち(数1)で算
出された需要家向けグリーン度と料金等を需要家500
aへ送信し、これによって需要家500aのパソコンに
はこれらグリーン度と料金が搬送情報として表示される
(図7)。物流搬送者からの搬送条件に対応したグリー
ン度はテーブルに用意されているので、物流搬送者の選
定はきわめて短時間で済み、従って需要家500aの要
求内容の打ち込み終了から、上記のように需要家向け通
知内容がパソコン上に表示される迄の時間は、ネットワ
ーク520に光ファイバ利用の高速インターネットを利
用する方法では略1秒以下となり、需要家にとって、略
リアルタイムで送受信が実現できる。需要家500a
は、搬送を承諾すると、パソコン画面上の該当する承諾
送信ボタンを押す(クリックする)ことで、この承諾情
報は、ネットワーク520を通り、搬送依頼手段610
cに伝達される。この需要家返答情報が入力されると、
これをトリガとして搬送依頼手段610cはネットワー
ク130を介し、選定された物流搬送者100aに搬送
依頼を通知する。その結果、図示していないが、上記荷
受け希望時間帯である12月30日の午前中に物流搬送
者100aが需要家500a(A地点)に到着し、荷受
けし、搬送条件内容に合せて搬送し、荷受け先のB地点
で1月2日の12時から14時の時間帯で本棚を受け渡
す。その後、物流搬送者100aは、この受渡しの受領
情報に加え、グリーン度等環境負荷への影響項目に対す
る実績情報を物流サービス提供システム1aに送信し、
搬送内容記憶手段610aへ搬送条件内容として格納し
ておく。これらの情報は、需要家500a及び搬送者1
00a向けホームページに表示すると、実績が確認がで
きる。
【0019】図3は、図2とは別の物流サービス提供シ
ステム1bの構成を示すもので、図2の構成に第3者向
けグリーン度通知手段680が付加されていて、インタ
ーネット等のネットワーク800を介して第3者からア
クセス可能となっている。このグリーン度通知手段68
0には、搬送依頼手段610cと需要家向けグリーン度
通知手段640の出力、すなわち物流搬送者100aと
需要家500aへのグリーン度通知内容、搬送依頼内容
が送られ、一定期間ごとに各物流搬送者、各需要家50
0毎に累積される。このデータは、需要家500又は物
流搬送者の要求に応じて、インターネット800を利用
して第3者例えば、需要家500aから生み出された商
品の顧客にも公開される。
【0020】以上の動作例では、需要家500aは、年
末正月休みの期間に都心を通る経路で搬送している。こ
のような期間、都心は昼夜を通して道路が空いているの
で、停止発進の回数も少なくなり、燃費は向上し、地域
住民も少ないので、住民に対する環境影響は相対的に小
さい。さらに図1〜図3のシステムを用いれば、各需要
家は、グリーン度を考慮して物流方法を選択できるの
で、環境の改善又は保全に具体的貢献が実現できる。ま
た、一般に環境にやさしい搬送エネルギーを用いた物流
は、そのコストが高いので、普及の障害であったが、本
発明のシステムでは、インターネット等を活用すること
で、需要家の環境改善に取組む姿勢を商品の顧客に訴え
ることができ、各顧客が購入する商品の数量増加や環境
コストの商品価格への反映が、第3者の理解のもとで進
むことができる。その結果は、需要家500の経済活動
の継続性を維持できる効果を生む。
【0021】図4は、図2及び図3とは別の物流サービ
ス提供システム1cの構成を示すもので、図3の構成に
グリーン物流認証決定手段660、及びグリーン物流認
証情報通知手段670が付加されており、後者の通知手
段670はインターネット等のネットワーク800を介
して第3者からアクセス可能となっている。この構成で
は、図3の場合と同様に第3者向けグリーン度算出通知
手段680で算出されたグリーン度の累積値情報が、グ
リーン物流認証決定手段660に送信される。グリーン
物流認証決定手段660では、上記算出されたグリーン
度が予め決められている基準値を上回っている物流搬送
者や需要家に対して、環境改善活動に取組む姿勢を表
す、グリーン物流の認証(認証の有無やそのランク付
け)を行い、その結果は、グリーン物流認証情報通知手
段670とインターネット等800を介して第3者に公
開され、また通知手段670とネットワーク520及び
130を介して該当する需要家及び物流搬送者にも公開
される。ここで第3者への公開方法としては、インター
ネット等800を介してアクセス権を与えられたもの
(パスワードを与えられたもの)のみに限定してもよい
し、インターネットのホームページのように一般公開し
てもよい。
【0022】なお、図4ではグリーン物流認証決定手段
660を物流サービス提供システム1c内に設けている
が、客観的に認証が可能な機関であれば良く、公的な機
関がより望ましい。その場合は、グリーン物流認証申請
手段とグリーン物流認証受付け手段をグリーン物流認証
決定手段660に代わって物流サービス提供システム1
c内に設け、第3者向けグリーン度通知手段680から
のグリーン度を当該公的機関へ送って認証を受け、これ
をグリーン物流認証情報通知手段670を介して第3者
等へ公開するようにする。このように公的機関もしくは
自社内(図4のままの構成)での認証結果を公表するこ
とで、その地域住民への強力なPRができ、グリーン度
の高い物流搬送者への依頼量が多くなり、車両の空車率
が小さくなる。その結果は、物流搬送コストや需要家へ
の請求料金の低下に貢献できる。需要家がメーカの場合
は、そこで生産される製品、ブランドイメージが向上
し、第3者からの製品購入の増加を促す。また物流搬送
者や需要家にとって、環境保全への取組み内容の認証情
報から、これらの活動に対する客観評価ができ、その効
果も定量化できるので、ISO14000シリーズに基
く組織の環境方針の作成、実施、達成、見直し、維持の
ための環境活動に具体的に貢献できる。更にメーカとし
ての需要家が、自社製品にグリーン度やグリーン物流認
証情報をECOマーク等でラベリングすることで表示す
れば、第3者である顧客が、グリーン商品を選別して購
入できることから、環境保全や改善に貢献できる効果を
生む。このように、物流搬送者や需要家や第3者にとっ
て、経済活動と環境保全の両立が図れる。
【0023】物流サービス提供システムのさらに別の構
成としては、図4の構成に、物流搬送者や需要家の、物
流情報と第3者向けグリーン度通知手段680内で決定
されたグリーン度累積値を国や地方公共団体等の補助金
提供機関へ送付し、グリーン物流補助金を申請する手段
と、補助金提供機関で審査されて送付された補助金分を
減額後、物流料金を決定し、ネットワーク520を介し
て需要家へ通知する手段を設けることもできる。この構
成によれば、需要家に直接経済的支援すなわち、物流料
金割引きサービスを提供できる。
【0024】次に、図4の構成例で、上述のように国等
から補助金がある場合も含めた動作例を図5のフロー図
を用いて説明する。但しここでも図2で用いたのと同じ
本柵の搬送を例として用いる。なお、インターネット利
用の場合には、情報の漏洩などセキュリテイの保全のた
めの、当事者認証方法の工夫やファイヤーウオール等の
設置に関する技術は公知技術であり、ここでは省略す
る。
【0025】まず、物流サービス提供システムは、物流
搬送者や需要家に季節や地域毎(搬送距離を含む)の物
流量、価格、グリーン度やその算出項目の情報から容易
に選択できるメニューを、図6のような画面を用意して
公開している(図5中のS1、S2。以下同様)。イン
ターネットの場合はホームページで公開する方法が好適
である。このメニューに対して、各物流搬送者からは搬
送条件(搬送そのものの条件内容と環境に及ぼす条件内
容と料金と搬送引受けの余裕度)が物流サービス提供シ
ステムへ送信される(S3)。この内容は、搬送条件が
変更する毎に常に更新される。需要家500aは、図6
に示すページ内の各要求項目に物流供給要求条件を入力
し送信する(S4)。次に物流サービス提供システムで
は、需要家から呈示された物流料金と各物流搬送者が呈
示した物流搬送者料金の差が、物流サービス提供システ
ムにとって、適正な利潤であり、需要家要求のグリーン
度以上の条件の物流搬送者100aを選定し、その物流
搬送者による物流供給サービス内容を需要家500aに
送信すると、図6の提案欄にその内容が表示される(S
5)。なお、物流の安定サービスを最優先するので、必
ずしも需要家500aに対して、希望するグリーン度を
上回り、料金を下回るサービスを提供できない場合があ
る。この場合、需要家500aと各物流搬送者のそれぞ
れの要求と適正利潤を考慮して、複数の内容案を需要家
500aと物流搬送者相互に呈示しながら、相互に一致
するように継続し、需要家500aの要求と略同じか上
回った時点で、需要家500aへ供給可能な物流内容、
グリーン度と価格を、需要家500aからの要求内容と
共に、需要家500aへ通知する手段やその方法も好適
であり、本発明に含まれる。ここでは物流搬送者100
aが選択される。
【0026】提案内容を需要家aが承諾すると、その内
容が物流サービス提供システムに送付され(S6)、物
流サービス提供システムでは、この情報を受けて、該当
する物流搬送者100aへ搬送を依頼する(S7)。こ
うして物流搬送者100aは、需要家500aの受諾内
容で、A地点からB地点へ本棚を搬送し、その搬送の実
績(搬送に用いた燃料や車両の車種やその環境改善内
容、荷受けや荷降し日時)を物流サービス提供システム
へ送付する(S8)。物流サービス提供システムでは、
一定期間内に扱った搬送実績をもとに需要家毎、物流搬
送者毎にグリーン度を累積後、グリーン度の累積実績
を、需要家と物流搬送者へ送信する(S9、S10)。
又需要家及び物流搬送者からのグリーン認証依頼(S1
1、S12)に応じて、物流サービス提供システムか
ら、該当する需要家、物流搬送者にグリーン認証をそれ
ぞれ行う(S13、S14)。この認証は公的機関へ依
頼するようにしてもよい。
【0027】さらに、需要家及び、物流搬送者から、第
3者へのグリーン度公開を依頼されると(S15、S1
6)、物流サービス提供システムから、第3者向けにグ
リーン度、認証内容をインターネット等を利用して公開
する(S17)。また、需要家は自分のグリーン度の表
示やグリーン物流認証情報を商品にラベリングすること
で、需要家の環境改善に取組む姿勢を商品の顧客に訴え
ることができ、商品の販売数量の増加が期待でき(S1
8)、さらに、その販売価格をグリーン度に応じて高く
でき、その結果は、需要家の経済活動の継続性を維持し
ながら、環境の保全や改善の効果を生む。さらに、顧客
は、グリーン商品を選別して購入できることから、環境
改善に顧客自身が貢献できる選択肢を得る。
【0028】グリーン物流を促進させるため、政府や公
共団体から、補助金の提供や税金の減額が行われる場合
には、需要家や物流搬送者からグリーン補助金申請が依
頼される(S19、S20)。物流サービス提供システ
ムでは、依頼された需要家や物流搬送者のグリーン度情
報やその累積値を認定機関に送付し、グリーン補助金申
請を代行依頼する(S21)。認定機関は、認定後、補
助金提供機関(図中に記載なし)に請求し、物流サービ
ス提供システムへグリーン補助金が支払われる(S2
2)。この補助金の一部を、物流搬送者に支払う物流搬
送者料金に増額する形で還元し(S23)、さらに、需
要家には、補助金の一部で需要家請求物流料金を減額す
る形で請求する(S24)。その後、需要家から、その
物流料金が支払われる(S25)。このようにして、物
流搬送者、需要家、第3者である商品消費者のすべての
階層において、経済的メリットを享受しながら、環境改
善に貢献できる効果を生む。
【0029】なお、以上の説明で、ネットワーク13
0、520、800等としてインターネットを用いる
と、需要家として不特定多数の物流の依頼者や世界規模
での物流搬送者を対象にした、グリーン物流売買市場の
形成が実現でき、環境改善に貢献できる。さらに、移動
型パソコンやIモードの携帯電話機を利用すると、需要
家の物流依頼の利便性が向上する。また物流搬送者と物
流サービス提供システム間の交信に、物流搬送者が移動
型端末を用いることで、道路事情等の搬送インフラを考
慮した供給内容や物流の実績を迅速に送信でき、また需
要家の要求にすばやく対応できることから、最終的に
は、空車率が減り、環境と経済性の両立がさらに容易と
なる効果が得られる。
【0030】また、搬送手段として図1では貨物を搬送
するトラックや電車(貨物搬送用)等の物流サービス提
供システムを開示しているが、環境に与える負荷やその
料金を考慮して、タクシー、ハイヤ、バス、モノレー
ル、電車等の人も運ぶ地上走行用車両や、各種航空機、
船舶やこれらを組合わせた搬送手段であってもよい。さ
らに、環境に影響を与える因子として、排気ガスによる
大気汚染、地球温暖化や資源枯渇に関し開示したが、騒
音公害を考慮したグリーン度も含めるようにしてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、需要家が環境負荷低減
への取組みと経済活動の継続性を両立できるシステムを
実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる物流サービス提供システムの概略
構成を示す図である。
【図2】図1の物流サービス提供システムの詳細構成例
を示す図である。
【図3】図1の物流サービス提供システムの別の構成例
を示す図である。
【図4】図1の物流サービス提供システムのさらに別の
構成例を示す図である。
【図5】図4のシステムの動作を示すフロー図である。
【図6】需要家端末の画面表示例である。
【符号の説明】
1a、1b、1c 物流サービス提供システム 100a〜100e 物流搬送者 130、520 ネットワーク 500a〜500d 需要家 610 物流供給内容記憶依頼手段 610a 搬送内容記憶手段 610b 搬送内容依頼量決定手段 610c 搬送依頼手段 620 グリーン度算出決定手段 630 物流供給要求受付け手段 640 需要家向けグリーン度通知手段 650 需要家向けグリーン物流料金決定通知手段 660 グリーン物流認証決定手段 670 グリーン物流認証情報通知手段 680 第3者向けグリーン度通知手段 800 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高柳 政明 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 横張 孝志 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 影山 啓二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物流搬送者の各々から当該物流搬送者が
    利用する搬送手段とその搬送手段の環境に影響する因子
    及び料金情報を含む物流供給内容とをネットワークを介
    して受取り記憶する搬送内容記憶手段と、 環境負荷を含む物流要求をネットワークを介して需要家
    から受付ける物流供給要求受付け手段と、 この手段により受付けられた前記物流要求と前記搬送内
    容記憶手段に記憶された各物流搬送者の物流供給内容と
    から前記需要家からの物流要求に適した物流搬送者を決
    定する搬送内容依頼量決定手段と、 この手段により決定された物流搬送者に対応する前記物
    流供給内容と前記需要家からの搬送要求の内容から搬送
    に伴う環境負荷への影響度を決定するグリーン度算出決
    定手段と、 この手段により決定されたグリーン度を前記搬送要求を
    行った需要家にネットワークを介して通知する需要家向
    けグリーン度通知手段と、前記搬送内容依頼量決定手段
    により決定された物流搬送者へ搬送依頼と前記決定され
    たグリーン度をネットワークを介して通知する搬送依頼
    手段と、 を備えたことを特徴とする物流サービス提供システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の物流サービス提供シス
    テムにおいて、所定の期間ごとに需要家が依頼して物流
    搬送者が搬送した物流に対して、前記グリーン度算出決
    定手段により決定されたグリーン度を需要家ごと及び物
    流搬送者ごとに累積し、その累積グリーン度をネットワ
    ークを介して第3者向けに公開する第3者向けグリーン
    度通知手段を備えたことを特徴とする物流サービス提供
    システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の物流サービス提供シス
    テムにおいて、前記第3者向けグリーン度通知手段によ
    り算出された前記累積グリーン度を入力として、各需要
    家及び物流搬送者の環境保全・改善への取組みを自シス
    テム内の認証手段によりもしくは外部認証機関と交信し
    て評価認証するグリーン物流認証決定手段と、この手段
    により決定されたグリーン物流認証情報を需要家及び第
    3者へネットワークを介して公開するグリーン物流認証
    情報通知手段とを備えたことを特徴とする物流サービス
    提供システム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の物流サービス提供シス
    テムにおいて、前記第3者向けグリーン度通知手段によ
    り算出された需要家の累積グリーン度に対して外部機関
    より補助金が支給される場合に、この補助金を考慮して
    物流に伴う料金を決定し、当該需要家へ通知する需要家
    向け物流料金決定通知手段とを備えたことを特徴とする
    物流サービス提供システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の物流サービス提供シス
    テムにおいて、前記搬送内容依頼量決定手段は、前記物
    流要求に適した物流搬送者の候補を複数個選び、その選
    んだ物流搬送者の物流供給内容を当該需要家へネットワ
    ークを介して送信することにより需要家による物流搬送
    者の選択を求める機能を備えたことを特徴とする物流サ
    ービス提供システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010511922A (ja) * 2006-08-07 2010-04-15 ドイチェ ポスト アーゲー 対象物を輸送する方法、輸送システム、及び輸送手段
JP2021086615A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 ▲広▼州大学 新エネルギー自動車運営情報生成システム、方法、装置及び記憶媒体

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