JP2002351853A - ロード・バランス方式 - Google Patents
ロード・バランス方式Info
- Publication number
- JP2002351853A JP2002351853A JP2001158262A JP2001158262A JP2002351853A JP 2002351853 A JP2002351853 A JP 2002351853A JP 2001158262 A JP2001158262 A JP 2001158262A JP 2001158262 A JP2001158262 A JP 2001158262A JP 2002351853 A JP2002351853 A JP 2002351853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load balance
- frame
- load
- protocol
- buffer memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Multi Processors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力情報を複数の方路から1つの方路に出力
するための方路選択のパラメタを複数備えており、複数
のロード・バランスのパラメタの中の任意のパラメタを
設定可能なロード・バランス方式に関し、特に、ロード
・バランスのために設定したパラメタを更新可能なロー
ド・バランス方式を提供する。 【解決手段】 入力情報を複数の装置から1つの装置に
出力するためのロード・バランスのパラメタを複数備え
ており、複数のロード・バランスのパラメタの中の任意
のパラメタを設定可能なロード・バランス方式におい
て、各々の装置毎の該入力情報の出力回数が所定のバラ
ンスを保っていない場合に、ロード・バランスのパラメ
タを更新する。
するための方路選択のパラメタを複数備えており、複数
のロード・バランスのパラメタの中の任意のパラメタを
設定可能なロード・バランス方式に関し、特に、ロード
・バランスのために設定したパラメタを更新可能なロー
ド・バランス方式を提供する。 【解決手段】 入力情報を複数の装置から1つの装置に
出力するためのロード・バランスのパラメタを複数備え
ており、複数のロード・バランスのパラメタの中の任意
のパラメタを設定可能なロード・バランス方式におい
て、各々の装置毎の該入力情報の出力回数が所定のバラ
ンスを保っていない場合に、ロード・バランスのパラメ
タを更新する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力情報を複数の
装置の中から選択された1つの装置に出力するためのロ
ード・バランスのパラメタを複数備えており、複数のロ
ード・バランスのアルゴリズム又はパラメタ(以降、
「パラメタ」に統一して記載する。)の中の任意のパラ
メタを設定可能なロード・バランス方式に係り、特に、
ロード・バランスのために設定したパラメタを更新可能
なロード・バランス方式に関する。
装置の中から選択された1つの装置に出力するためのロ
ード・バランスのパラメタを複数備えており、複数のロ
ード・バランスのアルゴリズム又はパラメタ(以降、
「パラメタ」に統一して記載する。)の中の任意のパラ
メタを設定可能なロード・バランス方式に係り、特に、
ロード・バランスのために設定したパラメタを更新可能
なロード・バランス方式に関する。
【0002】近年のインターネット人口の急激な増加に
伴って、インターネット上で扱われるデータ量が急激に
増加している。従って、ルータやスイッチなどルーティ
ングを行なう通信装置において、ルーティングやスイッ
チングのためのアドレス検索、ルーティング・テーブル
検索を行なうネットワーク・プロセッサの負荷が増加し
ており、単一のネットワーク・プロセッサによってアド
レス検索、ルーティング・テーブル検索の全てを行なう
ことが不可能になっている。
伴って、インターネット上で扱われるデータ量が急激に
増加している。従って、ルータやスイッチなどルーティ
ングを行なう通信装置において、ルーティングやスイッ
チングのためのアドレス検索、ルーティング・テーブル
検索を行なうネットワーク・プロセッサの負荷が増加し
ており、単一のネットワーク・プロセッサによってアド
レス検索、ルーティング・テーブル検索の全てを行なう
ことが不可能になっている。
【0003】このため、1つの通信装置に複数のネット
ワーク・プロセッサを配備すると共にロード・バランス
機能を有するロード・バランス制御部を配置して、入力
される通信データ(これを、本明細書では「フレーム」
と呼ぶことにする。)を複数のネットワーク・プロセッ
サの中から1つのネットワーク・プロセッサを選択して
出力する方式によって、アドレス検索、ルーティング・
テーブル検索の負荷を分散して、1つのネットワーク・
プロセッサの負荷を軽減するようになっている。
ワーク・プロセッサを配備すると共にロード・バランス
機能を有するロード・バランス制御部を配置して、入力
される通信データ(これを、本明細書では「フレーム」
と呼ぶことにする。)を複数のネットワーク・プロセッ
サの中から1つのネットワーク・プロセッサを選択して
出力する方式によって、アドレス検索、ルーティング・
テーブル検索の負荷を分散して、1つのネットワーク・
プロセッサの負荷を軽減するようになっている。
【0004】上記の如き通信装置においては、時々刻々
変動する可能性があるフレームの数や量にアダプティブ
又はダイナミックに対応できるロード・バランス方式を
適用することが肝要である。尚、上記においては、説明
を具体的にするためにルータやスイッチなどの通信装置
を例に記載してきたが、ロード・バランス方式の適用が
必要なものは上記通信装置に限定されず、例えば、イン
フォメーション・プロバイダが保有するデータ・ベース
の入口や、クライアント・サーバ型情報処理システムに
おいてセッション確立を行なう部位など多数ある。そし
て、これら複数のシステムにおけるロード・バランスを
行なう部位の構成は類似している。
変動する可能性があるフレームの数や量にアダプティブ
又はダイナミックに対応できるロード・バランス方式を
適用することが肝要である。尚、上記においては、説明
を具体的にするためにルータやスイッチなどの通信装置
を例に記載してきたが、ロード・バランス方式の適用が
必要なものは上記通信装置に限定されず、例えば、イン
フォメーション・プロバイダが保有するデータ・ベース
の入口や、クライアント・サーバ型情報処理システムに
おいてセッション確立を行なう部位など多数ある。そし
て、これら複数のシステムにおけるロード・バランスを
行なう部位の構成は類似している。
【0005】しかし、異なるシステムにおいては異なる
呼称が用いられることが多いなど、複数のシステムを包
括的に説明することは困難であり、又、複数のシステム
を包括的に説明することによって却って理解が妨げられ
る恐れもある。従って、本明細書においては一貫してル
ータ、スイッチなどルーティングを行なう通信装置を例
に記載を進めることにする。
呼称が用いられることが多いなど、複数のシステムを包
括的に説明することは困難であり、又、複数のシステム
を包括的に説明することによって却って理解が妨げられ
る恐れもある。従って、本明細書においては一貫してル
ータ、スイッチなどルーティングを行なう通信装置を例
に記載を進めることにする。
【0006】
【従来の技術】従来のロード・バランス方式において
は、複数のロード・バランスのパラメタの中から、並列
に配備したネットワーク・プロセッサの数を意識してロ
ード・バランスのパラメタを設定して、設定した単一の
パラメタによってロード・バランスを行なっていた。
は、複数のロード・バランスのパラメタの中から、並列
に配備したネットワーク・プロセッサの数を意識してロ
ード・バランスのパラメタを設定して、設定した単一の
パラメタによってロード・バランスを行なっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、入力されるフ
レームの数や量は固定ではない上に、多数のフレームが
特定の出力先アドレスに集中することも少なくなく、設
定した単一のパラメタによるロード・バランス方式では
必ずしも適切なロード・バランスが行なわれるとは限ら
ないという問題があった。
レームの数や量は固定ではない上に、多数のフレームが
特定の出力先アドレスに集中することも少なくなく、設
定した単一のパラメタによるロード・バランス方式では
必ずしも適切なロード・バランスが行なわれるとは限ら
ないという問題があった。
【0008】又、ネットワーク・プロセッサ自体の処理
性能の向上に伴って配備されるネットワーク・プロセッ
サの数が減少したり、処理可能な負荷を増加させるため
にネットワーク・プロセッサの数を増加させると、必然
的にロード・バランスのパラメタを更新する必要が生ず
るが、設定した単一のパラメタによるロード・バランス
方式では即応が困難であった。
性能の向上に伴って配備されるネットワーク・プロセッ
サの数が減少したり、処理可能な負荷を増加させるため
にネットワーク・プロセッサの数を増加させると、必然
的にロード・バランスのパラメタを更新する必要が生ず
るが、設定した単一のパラメタによるロード・バランス
方式では即応が困難であった。
【0009】本発明は、かかる問題点に鑑み、入力情報
を複数の装置の中から選択された1つの装置に出力する
ためのロード・バランスのパラメタを複数備えており、
複数のロード・バランスのパラメタの中の任意のパラメ
タを設定可能なロード・バランス方式に関し、特に、ロ
ード・バランスのために設定したパラメタを更新可能な
ロード・バランス方式を提供することを目的とする。
を複数の装置の中から選択された1つの装置に出力する
ためのロード・バランスのパラメタを複数備えており、
複数のロード・バランスのパラメタの中の任意のパラメ
タを設定可能なロード・バランス方式に関し、特に、ロ
ード・バランスのために設定したパラメタを更新可能な
ロード・バランス方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、入力情報
を複数の装置の中から選択された1つの装置に出力する
ためのロード・バランスのパラメタを複数備えており、
複数のロード・バランスのパラメタの中の任意のパラメ
タを設定可能なロード・バランス方式において、各々の
装置毎の該入力情報の出力回数が所定のバランスを保っ
ていない場合に、ロード・バランスのパラメタを更新す
るロード・バランス方式である。
を複数の装置の中から選択された1つの装置に出力する
ためのロード・バランスのパラメタを複数備えており、
複数のロード・バランスのパラメタの中の任意のパラメ
タを設定可能なロード・バランス方式において、各々の
装置毎の該入力情報の出力回数が所定のバランスを保っ
ていない場合に、ロード・バランスのパラメタを更新す
るロード・バランス方式である。
【0011】第一の発明によれば、入力情報を複数の装
置の中から選択された1つの装置に出力するためのロー
ド・バランスのパラメタを複数備えており、複数のロー
ド・バランスのパラメタの中の任意のパラメタを設定可
能なロード・バランス方式において、各々の装置毎の該
入力情報の出力回数が所定のバランスを保っていない場
合に、ロード・バランスのパラメタを更新するので、ロ
ード・バランスのバランスが改善される可能性がある。
置の中から選択された1つの装置に出力するためのロー
ド・バランスのパラメタを複数備えており、複数のロー
ド・バランスのパラメタの中の任意のパラメタを設定可
能なロード・バランス方式において、各々の装置毎の該
入力情報の出力回数が所定のバランスを保っていない場
合に、ロード・バランスのパラメタを更新するので、ロ
ード・バランスのバランスが改善される可能性がある。
【0012】第二の発明は、入力情報を複数の装置の中
から選択された1つの装置に出力するためのロード・バ
ランスのパラメタを複数備えており、複数のロード・バ
ランスのパラメタの中の任意のパラメタを設定可能なロ
ード・バランス方式において、バッファ・メモリを介し
て入力情報を複数の装置の1つの装置に出力し、特定装
置に対応するバッファ・メモリの蓄積情報量が所定の量
を超えた場合に、ロード・バランス演算の結果とは無関
係に該蓄積情報量が少ないバッファ・メモリを有する装
置を選択するロード・バランス方式である。
から選択された1つの装置に出力するためのロード・バ
ランスのパラメタを複数備えており、複数のロード・バ
ランスのパラメタの中の任意のパラメタを設定可能なロ
ード・バランス方式において、バッファ・メモリを介し
て入力情報を複数の装置の1つの装置に出力し、特定装
置に対応するバッファ・メモリの蓄積情報量が所定の量
を超えた場合に、ロード・バランス演算の結果とは無関
係に該蓄積情報量が少ないバッファ・メモリを有する装
置を選択するロード・バランス方式である。
【0013】第二の発明によれば、バッファ・メモリを
介して入力情報を複数の装置の中から1つの装置を選択
して出力し、特定装置に対応するバッファ・メモリの蓄
積情報量が所定の量を超えた場合には、ロード・バラン
ス演算の結果とは無関係に該蓄積情報量が少ないバッフ
ァ・メモリを有する装置を選択するので、情報の出力量
が集中した装置を避けて出力装置を選択することが可能
になって、複数の装置における負荷を平均することが可
能になる。
介して入力情報を複数の装置の中から1つの装置を選択
して出力し、特定装置に対応するバッファ・メモリの蓄
積情報量が所定の量を超えた場合には、ロード・バラン
ス演算の結果とは無関係に該蓄積情報量が少ないバッフ
ァ・メモリを有する装置を選択するので、情報の出力量
が集中した装置を避けて出力装置を選択することが可能
になって、複数の装置における負荷を平均することが可
能になる。
【0014】第三の発明は、第二の発明のロード・バラ
ンス方式において、特定装置に対応するバッファ・メモ
リの蓄積情報量が所定の量を超えた回数が所定回数を超
えた場合に、ロード・バランスのパラメタを更新するロ
ード・バランス方式である。第三の発明によれば、特定
装置に対応するバッファ・メモリの蓄積情報量が所定の
量を超えた回数が所定回数を超えた場合に、ロード・バ
ランスのパラメタを更新するので、情報の出力量が集中
した装置を避けて出力装置を選択することが可能になっ
て、複数の装置における負荷を更に平均することが可能
になる。
ンス方式において、特定装置に対応するバッファ・メモ
リの蓄積情報量が所定の量を超えた回数が所定回数を超
えた場合に、ロード・バランスのパラメタを更新するロ
ード・バランス方式である。第三の発明によれば、特定
装置に対応するバッファ・メモリの蓄積情報量が所定の
量を超えた回数が所定回数を超えた場合に、ロード・バ
ランスのパラメタを更新するので、情報の出力量が集中
した装置を避けて出力装置を選択することが可能になっ
て、複数の装置における負荷を更に平均することが可能
になる。
【0015】第四の発明は、第二の発明又は第三の発明
のいずれかのロード・バランス方式において、各々の装
置毎の該入力情報の出力回数が所定のバランスを保って
いない場合に、ロード・バランスのパラメタを更新する
ロード・バランス方式である。第四の発明によれば、第
二の発明又は第三の発明のいずれかのロード・バランス
方式において、各々の装置毎の該入力情報の出力回数が
所定のバランスを保っていない場合に、ロード・バラン
スのパラメタを更新するので、情報の出力量が集中した
装置を避けて出力装置を選択することが可能になって、
複数の装置における負荷を更に平均することが可能にな
る。
のいずれかのロード・バランス方式において、各々の装
置毎の該入力情報の出力回数が所定のバランスを保って
いない場合に、ロード・バランスのパラメタを更新する
ロード・バランス方式である。第四の発明によれば、第
二の発明又は第三の発明のいずれかのロード・バランス
方式において、各々の装置毎の該入力情報の出力回数が
所定のバランスを保っていない場合に、ロード・バラン
スのパラメタを更新するので、情報の出力量が集中した
装置を避けて出力装置を選択することが可能になって、
複数の装置における負荷を更に平均することが可能にな
る。
【0016】第五の発明は、第一の発明乃至第四の発明
のいずれかのロード・バランス方式において、出力装置
数の変化に応じてロード・バランスのパラメタを更新す
るロード・バランス方式である。第五の発明によれば、
第一の発明乃至第四の発明のいずれかのロード・バラン
ス方式において、出力装置数の変化に応じてロード・バ
ランスのパラメタを更新するので、複数の装置における
負荷を平均化できると共に、出力装置数に対応してロー
ド・バランスすることが可能になる。
のいずれかのロード・バランス方式において、出力装置
数の変化に応じてロード・バランスのパラメタを更新す
るロード・バランス方式である。第五の発明によれば、
第一の発明乃至第四の発明のいずれかのロード・バラン
ス方式において、出力装置数の変化に応じてロード・バ
ランスのパラメタを更新するので、複数の装置における
負荷を平均化できると共に、出力装置数に対応してロー
ド・バランスすることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以降、図を用いて本発明の技術を
詳細に説明する。図1は、本発明の第一の実施の形態で
ある。図1において、1は入力フレームを中継する回線
インタフェース部(図では「IF部」と略記している。
「IF」はInterface の略である。以降も、図では同様
に記載する。)、2は回線インタフェース部1が中継し
たフレームを解析してフレームの出力先を選択、決定す
るロード・バランス制御部(図では「ロードバランス制
御部」と記載しているが、同一の物である。以降も、図
では同様に記載する。)、3はロード・バランス制御部
2が出力先を決定するまで回線インタフェース部1が中
継したフレームを一時格納するファースト・イン・ファ
ースト・アウト・メモリ(First In First Outの頭文字
によって「FIFO」と略して記載するのが通常である
ので、明細書と図面で上記略語を使用する。)、4はF
IFO3から読み出されたフレームをロード・バランス
制御部2の指示に従って分配する分配部、5乃至5bは
並列配備されたルーティング処理を行なう複数のネット
ワーク・プロセッサ(図ではNetwork Proccessorの一部
スペルを使用して「NWP」と表現している。以降も、
図では同様に記載する。)、6はネットワーク・プロセ
ッサ5乃至5bに於いて負荷されたルーティング・ヘッ
ダによりフレームのスイッチングを行なうスイッチ部
(図ではSwitchを略した「SW」を用いて「SW部」と
記載している。以降も、図では同様に記載する。)、8
は中央処理ユニット(図では「CPU」と略記してい
る。これは、Central ProccessingUnitの頭文字による
略である。以降も、図では同様に記載する。)、8−1
は中央処理ユニット8のバスである。
詳細に説明する。図1は、本発明の第一の実施の形態で
ある。図1において、1は入力フレームを中継する回線
インタフェース部(図では「IF部」と略記している。
「IF」はInterface の略である。以降も、図では同様
に記載する。)、2は回線インタフェース部1が中継し
たフレームを解析してフレームの出力先を選択、決定す
るロード・バランス制御部(図では「ロードバランス制
御部」と記載しているが、同一の物である。以降も、図
では同様に記載する。)、3はロード・バランス制御部
2が出力先を決定するまで回線インタフェース部1が中
継したフレームを一時格納するファースト・イン・ファ
ースト・アウト・メモリ(First In First Outの頭文字
によって「FIFO」と略して記載するのが通常である
ので、明細書と図面で上記略語を使用する。)、4はF
IFO3から読み出されたフレームをロード・バランス
制御部2の指示に従って分配する分配部、5乃至5bは
並列配備されたルーティング処理を行なう複数のネット
ワーク・プロセッサ(図ではNetwork Proccessorの一部
スペルを使用して「NWP」と表現している。以降も、
図では同様に記載する。)、6はネットワーク・プロセ
ッサ5乃至5bに於いて負荷されたルーティング・ヘッ
ダによりフレームのスイッチングを行なうスイッチ部
(図ではSwitchを略した「SW」を用いて「SW部」と
記載している。以降も、図では同様に記載する。)、8
は中央処理ユニット(図では「CPU」と略記してい
る。これは、Central ProccessingUnitの頭文字による
略である。以降も、図では同様に記載する。)、8−1
は中央処理ユニット8のバスである。
【0018】図1の構成は、ハードウェアとしては従来
のロード・バランス方式の構成と同じであるが、ロード
・バランス制御部2がロード・バランスの結果によって
中央処理ユニット8にロード・バランスのパラメタ更新
を求め、中央処理ユニット8が該パラメタを更新するこ
とが特徴である。図1の構成のおおまかな動作は次の通
りである。
のロード・バランス方式の構成と同じであるが、ロード
・バランス制御部2がロード・バランスの結果によって
中央処理ユニット8にロード・バランスのパラメタ更新
を求め、中央処理ユニット8が該パラメタを更新するこ
とが特徴である。図1の構成のおおまかな動作は次の通
りである。
【0019】即ち、ロード・バランス制御部2は、回線
インタフェース部1が中継したフレームに搭載されてい
るアドレスを検索して、例えば、中央処理ユニット8か
ら設定されているアドレス・ビット数を演算対象にし
て、該アドレスを中央処理ユニット8から設定されてい
る生成多項式とによって除算して、剰余を分配信号とし
て分配部4に供給すると共に、FIFO3が格納してい
るフレームの出力許可信号をFIFO3に対して出力す
る。以降、生成多項式及びアドレス・ビット数をロード
・バランスのパラメタと呼ぶことにする。
インタフェース部1が中継したフレームに搭載されてい
るアドレスを検索して、例えば、中央処理ユニット8か
ら設定されているアドレス・ビット数を演算対象にし
て、該アドレスを中央処理ユニット8から設定されてい
る生成多項式とによって除算して、剰余を分配信号とし
て分配部4に供給すると共に、FIFO3が格納してい
るフレームの出力許可信号をFIFO3に対して出力す
る。以降、生成多項式及びアドレス・ビット数をロード
・バランスのパラメタと呼ぶことにする。
【0020】該出力許可信号によってFIFO3が出力
したフレームを受信すると、分配部4はロード・バラン
ス制御部2から受信した該分配信号に従ってフレームを
ネットワーク・プロセッサ5乃至5bのいずれかに分配
する。フレームの分配を受けたネットワーク・プロセッ
サは、ルーティング処理を行なって、ルーティング・ヘ
ッダを付したフレームをスイッチ部6に出力する。
したフレームを受信すると、分配部4はロード・バラン
ス制御部2から受信した該分配信号に従ってフレームを
ネットワーク・プロセッサ5乃至5bのいずれかに分配
する。フレームの分配を受けたネットワーク・プロセッ
サは、ルーティング処理を行なって、ルーティング・ヘ
ッダを付したフレームをスイッチ部6に出力する。
【0021】スイッチ部6は、受信したフレームに付さ
れているルーティング・ヘッダによってフレームのスイ
ッチングを行なって然るべき端子に出力する。通信ネッ
トワークにおいては、通信ネットワークに配備されてい
るルータやスイッチが上記ルーティング処理を行なうこ
とによってフレームを所望の端末に接続することができ
る。
れているルーティング・ヘッダによってフレームのスイ
ッチングを行なって然るべき端子に出力する。通信ネッ
トワークにおいては、通信ネットワークに配備されてい
るルータやスイッチが上記ルーティング処理を行なうこ
とによってフレームを所望の端末に接続することができ
る。
【0022】ここで、ロード・バランス制御部2は、ロ
ード・バランスを行なう度に出力した分配信号の数をカ
ウントして、ロード・バランスのバランスを監視してい
る。この監視は、例えば、ネットワーク・プロセッサ毎
の分配信号の数の平均に対する偏差の比率や、ネットワ
ーク・プロセッサ毎の分配信号の数の標準偏差によって
行なうことができる。
ード・バランスを行なう度に出力した分配信号の数をカ
ウントして、ロード・バランスのバランスを監視してい
る。この監視は、例えば、ネットワーク・プロセッサ毎
の分配信号の数の平均に対する偏差の比率や、ネットワ
ーク・プロセッサ毎の分配信号の数の標準偏差によって
行なうことができる。
【0023】そして、ネットワーク・プロセッサ毎の分
配信号数がバランスしていないと判断した場合には中央
処理ユニット8に対してその旨通知し、中央処理ユニッ
ト8はロード・バランス制御部2からの通知があった場
合に生成多項式又は演算対象のアドレス・ビット数、即
ち、ロード・バランスのパラメタを更新する。これによ
って、ロード・バランスのバランスが改善される可能性
がある。もし、1回の更新でロード・バランスのバラン
スが改善されなくても、複数回の更新を行なっていれば
ロード・バランスのバランスは必ず改善される。
配信号数がバランスしていないと判断した場合には中央
処理ユニット8に対してその旨通知し、中央処理ユニッ
ト8はロード・バランス制御部2からの通知があった場
合に生成多項式又は演算対象のアドレス・ビット数、即
ち、ロード・バランスのパラメタを更新する。これによ
って、ロード・バランスのバランスが改善される可能性
がある。もし、1回の更新でロード・バランスのバラン
スが改善されなくても、複数回の更新を行なっていれば
ロード・バランスのバランスは必ず改善される。
【0024】図2は、本発明の第二の実施の形態であ
る。図2において、1は入力フレームを中継する回線イ
ンタフェース部、2は回線インタフェース部1が中継し
たフレームを解析してフレームの出力先を選択、決定す
るロード・バランス制御部、3はロード・バランス制御
部2が出力先を決定するまで回線インタフェース部1が
中継したフレームを一時格納するFIFO、4はFIF
O3から読み出されたフレームをロード・バランス制御
部2の指示に従って分配する分配部、5乃至5bは並列
配備されたルーティング処理を行なう複数のネットワー
ク・プロセッサ、6はネットワーク・プロセッサ5乃至
5bにおいて付加されたルーティング・ヘッダによりフ
レームのスイッチングを行なうスイッチ部、7はネット
ワーク・プロセッサの実装状態を監視して実装数を検知
するネットワーク・プロセッサ実装数検知部、8は中央
処理ユニット、8−1は中央処理ユニット8のバスであ
る。
る。図2において、1は入力フレームを中継する回線イ
ンタフェース部、2は回線インタフェース部1が中継し
たフレームを解析してフレームの出力先を選択、決定す
るロード・バランス制御部、3はロード・バランス制御
部2が出力先を決定するまで回線インタフェース部1が
中継したフレームを一時格納するFIFO、4はFIF
O3から読み出されたフレームをロード・バランス制御
部2の指示に従って分配する分配部、5乃至5bは並列
配備されたルーティング処理を行なう複数のネットワー
ク・プロセッサ、6はネットワーク・プロセッサ5乃至
5bにおいて付加されたルーティング・ヘッダによりフ
レームのスイッチングを行なうスイッチ部、7はネット
ワーク・プロセッサの実装状態を監視して実装数を検知
するネットワーク・プロセッサ実装数検知部、8は中央
処理ユニット、8−1は中央処理ユニット8のバスであ
る。
【0025】図2の構成は、図1の構成に対してネット
ワーク・プロセッサ実装数検知部7を付加したものであ
る。従って、図2の構成の基本的な動作は図1の構成と
同じであるが、ネットワーク・プロセッサ実装数検知部
7がネットワーク・プロセッサの実装数を検知して中央
処理ユニット8に通知する点が特徴である。即ち、ネッ
トワーク・プロセッサ実装数検知部7は、実装されてい
るネットワーク・プロセッサの数を検知しており、実装
数に変化があった場合には中央処理ユニット8に通知す
る。ネットワーク・プロセッサの実装数の検知は次のよ
うにして行なうことができる。即ち、ネットワーク・プ
ロセッサ側から実装されていれば論理レベル“1”、実
装されていなかったら論理レベル“0”のように論理レ
ベルが変化する信号(仮に「実装信号」と命名する。)
をネットワーク・プロセッサ実装数検知部7に供給し、
ネットワーク・プロセッサ実装数検知部7は順に論理レ
ベル“1”のパルスを出力してネットワーク・プロセッ
サ毎の実装信号との論理積演算をし、論理積演算の結果
であるパルスをカウントすればよい。
ワーク・プロセッサ実装数検知部7を付加したものであ
る。従って、図2の構成の基本的な動作は図1の構成と
同じであるが、ネットワーク・プロセッサ実装数検知部
7がネットワーク・プロセッサの実装数を検知して中央
処理ユニット8に通知する点が特徴である。即ち、ネッ
トワーク・プロセッサ実装数検知部7は、実装されてい
るネットワーク・プロセッサの数を検知しており、実装
数に変化があった場合には中央処理ユニット8に通知す
る。ネットワーク・プロセッサの実装数の検知は次のよ
うにして行なうことができる。即ち、ネットワーク・プ
ロセッサ側から実装されていれば論理レベル“1”、実
装されていなかったら論理レベル“0”のように論理レ
ベルが変化する信号(仮に「実装信号」と命名する。)
をネットワーク・プロセッサ実装数検知部7に供給し、
ネットワーク・プロセッサ実装数検知部7は順に論理レ
ベル“1”のパルスを出力してネットワーク・プロセッ
サ毎の実装信号との論理積演算をし、論理積演算の結果
であるパルスをカウントすればよい。
【0026】ネットワーク・プロセッサの実装数が変化
した時にネットワーク・プロセッサ実装数検知部7から
実装数の通知を受けた中央処理ユニット8は、実装数の
増減を判断してロード・バランスのパラメタの全て又は
一部を更新してロード・バランス制御部2に設定しなお
す。この際、実装数の増減と1対1に対応して生成多項
式の次数を増減させる必要がある。一方、演算対象のア
ドレス・ビット数は実装数の増減とは無関係に更新する
ことができる。
した時にネットワーク・プロセッサ実装数検知部7から
実装数の通知を受けた中央処理ユニット8は、実装数の
増減を判断してロード・バランスのパラメタの全て又は
一部を更新してロード・バランス制御部2に設定しなお
す。この際、実装数の増減と1対1に対応して生成多項
式の次数を増減させる必要がある。一方、演算対象のア
ドレス・ビット数は実装数の増減とは無関係に更新する
ことができる。
【0027】又、ロード・バランス制御部2はロード・
バランスの結果を格納しうるので、格納しているロード
・バランスの結果がバランスしていない時にその旨中央
処理ユニット8に通知して、中央処理ユニット8はロー
ド・バランスのパラメタの一部又は全てを更新してロー
ド・バランス制御部2に設定しなおすことも可能であ
る。
バランスの結果を格納しうるので、格納しているロード
・バランスの結果がバランスしていない時にその旨中央
処理ユニット8に通知して、中央処理ユニット8はロー
ド・バランスのパラメタの一部又は全てを更新してロー
ド・バランス制御部2に設定しなおすことも可能であ
る。
【0028】図3は、本発明の第三の実施の形態であ
る。図3において、1は入力フレームを中継する回線イ
ンタフェース部、2は回線インタフェース部1が中継し
たフレームを解析してフレームの出力先を選択、決定す
るロード・バランス制御部、3はロード・バランス制御
部2が出力先を決定するまで回線インタフェース部1が
中継したフレームを一時格納するFIFO、4はFIF
O3から読み出されたフレームをロード・バランス制御
部2の指示に従って分配する分配部である。
る。図3において、1は入力フレームを中継する回線イ
ンタフェース部、2は回線インタフェース部1が中継し
たフレームを解析してフレームの出力先を選択、決定す
るロード・バランス制御部、3はロード・バランス制御
部2が出力先を決定するまで回線インタフェース部1が
中継したフレームを一時格納するFIFO、4はFIF
O3から読み出されたフレームをロード・バランス制御
部2の指示に従って分配する分配部である。
【0029】9乃至9bは分配部4が分配したフレーム
を一時格納するバッファ・メモリで、蓄積している情報
量が既定の閾値を超えたときにその旨ロード・バランス
制御部2に通知する機能を有している。5乃至5bは並
列配備されたルーティング処理を行なう複数のネットワ
ーク・プロセッサ、6はネットワーク・プロセッサ5乃
至5bにおいて付加されたルーティング・ヘッダにより
フレームのスイッチングを行なうスイッチ部、8は中央
処理ユニット、8−1は中央処理ユニット8のバスであ
る。
を一時格納するバッファ・メモリで、蓄積している情報
量が既定の閾値を超えたときにその旨ロード・バランス
制御部2に通知する機能を有している。5乃至5bは並
列配備されたルーティング処理を行なう複数のネットワ
ーク・プロセッサ、6はネットワーク・プロセッサ5乃
至5bにおいて付加されたルーティング・ヘッダにより
フレームのスイッチングを行なうスイッチ部、8は中央
処理ユニット、8−1は中央処理ユニット8のバスであ
る。
【0030】そして、10乃至10bはバッファ・メモ
リ9乃至9bの統計情報、例えばフレームの入力数、廃
棄数などを検知してバス8−1経由で中央処理ユニット
8に通知する統計情報収集部である。図3の構成の特徴
は、バッファ・メモリ9乃至9bを配置してネットワー
ク・プロセッサ5乃至5bの処理性能をバックアップす
ると共に、蓄積情報量が閾値を超えた時にロード・バラ
ンス制御部2に通知する機能を付加したことである。
リ9乃至9bの統計情報、例えばフレームの入力数、廃
棄数などを検知してバス8−1経由で中央処理ユニット
8に通知する統計情報収集部である。図3の構成の特徴
は、バッファ・メモリ9乃至9bを配置してネットワー
ク・プロセッサ5乃至5bの処理性能をバックアップす
ると共に、蓄積情報量が閾値を超えた時にロード・バラ
ンス制御部2に通知する機能を付加したことである。
【0031】即ち、ロード・バランス制御部2は、回線
インタフェース部1が中継したフレームに搭載されてい
るアドレスを検索して、中央処理ユニット8から設定さ
れているロード・バランスのパラメタに応じてアドレス
を除算して、剰余を分配信号として分配部4に供給する
と共に、FIFO3が格納しているフレームの出力許可
信号をFIFO3に対して出力する。
インタフェース部1が中継したフレームに搭載されてい
るアドレスを検索して、中央処理ユニット8から設定さ
れているロード・バランスのパラメタに応じてアドレス
を除算して、剰余を分配信号として分配部4に供給する
と共に、FIFO3が格納しているフレームの出力許可
信号をFIFO3に対して出力する。
【0032】該出力許可信号によってFIFO3が出力
したフレームを受信すると、分配部4は該分配信号に従
ってフレームをバッファ・メモリ9乃至9bのいずれか
に分配する。フレームの分配を受けたバッファ・メモリ
は、該フレームを一時的に格納してネットワーク・プロ
セッサの処理能力に応じて出力する。
したフレームを受信すると、分配部4は該分配信号に従
ってフレームをバッファ・メモリ9乃至9bのいずれか
に分配する。フレームの分配を受けたバッファ・メモリ
は、該フレームを一時的に格納してネットワーク・プロ
セッサの処理能力に応じて出力する。
【0033】バッファ・メモリからフレームを受けたネ
ットワーク・プロセッサはルーティング処理を行なっ
て、ルーティング・ヘッダを付したフレームをスイッチ
部6に出力する。スイッチ部6は、受信したフレームに
付されているルーティング・ヘッダによってフレームの
スイッチングを行なって、然るべき端子に出力する。
ットワーク・プロセッサはルーティング処理を行なっ
て、ルーティング・ヘッダを付したフレームをスイッチ
部6に出力する。スイッチ部6は、受信したフレームに
付されているルーティング・ヘッダによってフレームの
スイッチングを行なって、然るべき端子に出力する。
【0034】ここで、バッファ・メモリ9乃至9b、バ
ッファ・メモリ9乃至9bの内部に蓄積されている情報
量が閾値を超えた場合にロード・バランス制御部2にそ
の旨通知する。ロード・バランス制御部2は、蓄積情報
量が閾値を超えた旨の通知を受けると、ロード・バラン
スの演算処理の結果が当該バッファ・メモリを指定して
いても、蓄積情報量が少ないバッファ・メモリにフレー
ムを出力するように制御する。尚、後で詳述するが、蓄
積情報量が少ないバッファ・メモリにフレームを出力す
る制御には2通りの方式がある。
ッファ・メモリ9乃至9bの内部に蓄積されている情報
量が閾値を超えた場合にロード・バランス制御部2にそ
の旨通知する。ロード・バランス制御部2は、蓄積情報
量が閾値を超えた旨の通知を受けると、ロード・バラン
スの演算処理の結果が当該バッファ・メモリを指定して
いても、蓄積情報量が少ないバッファ・メモリにフレー
ムを出力するように制御する。尚、後で詳述するが、蓄
積情報量が少ないバッファ・メモリにフレームを出力す
る制御には2通りの方式がある。
【0035】これによって、特定のバッファ・メモリに
それ以上多量の情報が蓄積されるのを回避することがで
きるので、バッファ・メモリにおけるオーバー・フロー
によるフレームの廃棄を回避することができる。又、ロ
ード・バランス制御部2は特定のバッファ・メモリにお
いて蓄積情報量が閾値を超えた回数を監視できるので、
蓄積情報量が閾値を超えた回数が所定の回数を超えた場
合に中央処理ユニット8に対してロード・バランスのパ
ラメタの更新を促すことができる。
それ以上多量の情報が蓄積されるのを回避することがで
きるので、バッファ・メモリにおけるオーバー・フロー
によるフレームの廃棄を回避することができる。又、ロ
ード・バランス制御部2は特定のバッファ・メモリにお
いて蓄積情報量が閾値を超えた回数を監視できるので、
蓄積情報量が閾値を超えた回数が所定の回数を超えた場
合に中央処理ユニット8に対してロード・バランスのパ
ラメタの更新を促すことができる。
【0036】又、ロード・バランス制御部2はロード・
バランスの結果を格納しうるので、格納しているロード
・バランスの結果がバランスしていない時にその旨中央
処理ユニット8に通知して、中央処理ユニット8はロー
ド・バランスのパラメタの一部又は全てを更新してロー
ド・バランス制御部2に設定しなおすことも可能であ
る。
バランスの結果を格納しうるので、格納しているロード
・バランスの結果がバランスしていない時にその旨中央
処理ユニット8に通知して、中央処理ユニット8はロー
ド・バランスのパラメタの一部又は全てを更新してロー
ド・バランス制御部2に設定しなおすことも可能であ
る。
【0037】これらによって、ロード・バランスのバラ
ンスを改善することが可能になる。図4は、本発明の第
四の実施の形態である。図4において、1は入力フレー
ムを中継する回線インタフェース部、2は回線インタフ
ェース部1が中継したフレームを解析してフレームの出
力先を選択、決定するロード・バランス制御部、3はロ
ード・バランス制御部2が出力先を決定するまで回線イ
ンタフェース部1が中継したフレームを一時格納するF
IFO、4はFIFO3から読み出されたフレームをロ
ード・バランス制御部2の指示に従って分配する分配部
である。
ンスを改善することが可能になる。図4は、本発明の第
四の実施の形態である。図4において、1は入力フレー
ムを中継する回線インタフェース部、2は回線インタフ
ェース部1が中継したフレームを解析してフレームの出
力先を選択、決定するロード・バランス制御部、3はロ
ード・バランス制御部2が出力先を決定するまで回線イ
ンタフェース部1が中継したフレームを一時格納するF
IFO、4はFIFO3から読み出されたフレームをロ
ード・バランス制御部2の指示に従って分配する分配部
である。
【0038】9乃至9bは分配部4が分配したフレーム
を一時格納するバッファ・メモリで、蓄積している情報
量が既定の閾値を超えたときにその旨ロード・バランス
制御部2に通知する機能を有している。5乃至5bは並
列配備されたルーティング処理を行なう複数のネットワ
ーク・プロセッサ、6はネットワーク・プロセッサ5乃
至5bにおいて付加されたルーティング・ヘッダにより
フレームのスイッチングを行なうスイッチ部、7はネッ
トワーク・プロセッサの実装数を検知するネットワーク
・プロセッサ実装数検知部、8は中央処理ユニット、8
−1は中央処理ユニット8のバスである。
を一時格納するバッファ・メモリで、蓄積している情報
量が既定の閾値を超えたときにその旨ロード・バランス
制御部2に通知する機能を有している。5乃至5bは並
列配備されたルーティング処理を行なう複数のネットワ
ーク・プロセッサ、6はネットワーク・プロセッサ5乃
至5bにおいて付加されたルーティング・ヘッダにより
フレームのスイッチングを行なうスイッチ部、7はネッ
トワーク・プロセッサの実装数を検知するネットワーク
・プロセッサ実装数検知部、8は中央処理ユニット、8
−1は中央処理ユニット8のバスである。
【0039】又、10乃至10bはバッファ・メモリ9
乃至9bの統計情報、例えばフレームの入力数、廃棄数
などを検知してバス8−1経由で中央処理ユニット8に
通知する統計情報収集部である。そして、7はネットワ
ーク・プロセッサの実装状態を監視して実装数を検知す
るネットワーク・プロセッサ実装数検知部である。
乃至9bの統計情報、例えばフレームの入力数、廃棄数
などを検知してバス8−1経由で中央処理ユニット8に
通知する統計情報収集部である。そして、7はネットワ
ーク・プロセッサの実装状態を監視して実装数を検知す
るネットワーク・プロセッサ実装数検知部である。
【0040】図4の構成の動作は基本的には図3の構成
の動作と同じであるが、ネットワーク・プロセッサ実装
数検知部7を配置してネットワーク・プロセッサの実装
状態を監視して実装数を検知して中央処理ユニットに通
知することが特徴である。即ち、ネットワーク・プロセ
ッサ実装数検知部7は、実装されているネットワーク・
プロセッサの数を検知しており、実装数に変化があった
場合には中央処理ユニット8に通知する。ネットワーク
・プロセッサの実装数の検知は次のようにして行なうこ
とができる。即ち、ネットワーク・プロセッサ側から実
装されていれば論理レベル“1”、実装されていなかっ
たら論理レベル“0”のように論理レベルが変化する信
号(仮に「実装信号」と命名する。)をネットワーク・
プロセッサ実装数検知部7に供給し、ネットワーク・プ
ロセッサ実装数検知部7は順に論理レベル“1”のパル
スを出力してネットワーク・プロセッサ毎の実装信号と
の論理積演算をし、論理積演算の結果であるパルスをカ
ウントすればよい。
の動作と同じであるが、ネットワーク・プロセッサ実装
数検知部7を配置してネットワーク・プロセッサの実装
状態を監視して実装数を検知して中央処理ユニットに通
知することが特徴である。即ち、ネットワーク・プロセ
ッサ実装数検知部7は、実装されているネットワーク・
プロセッサの数を検知しており、実装数に変化があった
場合には中央処理ユニット8に通知する。ネットワーク
・プロセッサの実装数の検知は次のようにして行なうこ
とができる。即ち、ネットワーク・プロセッサ側から実
装されていれば論理レベル“1”、実装されていなかっ
たら論理レベル“0”のように論理レベルが変化する信
号(仮に「実装信号」と命名する。)をネットワーク・
プロセッサ実装数検知部7に供給し、ネットワーク・プ
ロセッサ実装数検知部7は順に論理レベル“1”のパル
スを出力してネットワーク・プロセッサ毎の実装信号と
の論理積演算をし、論理積演算の結果であるパルスをカ
ウントすればよい。
【0041】ネットワーク・プロセッサの実装数が変化
した時にネットワーク・プロセッサ実装数検知部7から
実装数の通知を受けた中央処理ユニット8は、実装数の
増減を判断してロード・バランスのパラメタの全て又は
一部を更新してロード・バランス制御部2に設定しなお
す。この際、実装数の増減と1対1に対応して生成多項
式の次数を増減させる必要がある。一方、演算対象のア
ドレス・ビット数は実装数の増減とは無関係に更新する
ことができる。
した時にネットワーク・プロセッサ実装数検知部7から
実装数の通知を受けた中央処理ユニット8は、実装数の
増減を判断してロード・バランスのパラメタの全て又は
一部を更新してロード・バランス制御部2に設定しなお
す。この際、実装数の増減と1対1に対応して生成多項
式の次数を増減させる必要がある。一方、演算対象のア
ドレス・ビット数は実装数の増減とは無関係に更新する
ことができる。
【0042】以上で、本発明の4つの実施の形態の動作
の概要の説明を終了し、上記4つの実施の形態において
行なわれるロード・バランス処理の詳細をフローチャー
トによって説明する。ここで、フローチャートによる本
発明のロード・バランス処理の説明に先立って、フレー
ムの構成とそれに基づくデータの転送などについて説明
をしておきたい。
の概要の説明を終了し、上記4つの実施の形態において
行なわれるロード・バランス処理の詳細をフローチャー
トによって説明する。ここで、フローチャートによる本
発明のロード・バランス処理の説明に先立って、フレー
ムの構成とそれに基づくデータの転送などについて説明
をしておきたい。
【0043】図16は、本発明が関係するPOSフレー
ム・フォーマットである。ここで、「POS」はPacket
Over SONET/SDH の略で、SONET はSynchronous Optica
lNetwork の略であり、SDH はSynchronous Digital Hie
rarchy の略である。図16(イ)は、SONET/S
DHフレーム・フォーマットである。同フレーム・フォ
ーマットを長方形で表現すると、270バイト×9列で
表現でき、各列の頭に9バイトのセクション・オーバー
・ヘッド(図では「SOH」と略記している。)が多重
化されており、各列のセクション・オーバー・ヘッドの
後にユーザー・データであるペイロードが多重化されて
いる。ここで、セクション・オーバー・ヘッドはSON
ET/SDHフレームのレイヤ1の情報を格納する領域
である。又、ペイロード中にPPPフレーム(「PP
P」はPoint To PointPacketの略である。)が格納され
ている。
ム・フォーマットである。ここで、「POS」はPacket
Over SONET/SDH の略で、SONET はSynchronous Optica
lNetwork の略であり、SDH はSynchronous Digital Hie
rarchy の略である。図16(イ)は、SONET/S
DHフレーム・フォーマットである。同フレーム・フォ
ーマットを長方形で表現すると、270バイト×9列で
表現でき、各列の頭に9バイトのセクション・オーバー
・ヘッド(図では「SOH」と略記している。)が多重
化されており、各列のセクション・オーバー・ヘッドの
後にユーザー・データであるペイロードが多重化されて
いる。ここで、セクション・オーバー・ヘッドはSON
ET/SDHフレームのレイヤ1の情報を格納する領域
である。又、ペイロード中にPPPフレーム(「PP
P」はPoint To PointPacketの略である。)が格納され
ている。
【0044】図16(ロ)は、PPPフレームで、RF
C−1661(「RFC」は、Request For Comment の
略である。)に規定されているものである。ここで、P
PPフレームはHDLCに類似したフレームであり、
「HDLC」はHigh-levelData Link Control Procedur
e の略である。図16(ロ)において、先頭のFlag
領域はフレームの先頭であることを示すもの、末尾のF
lag領域はフレームの末尾であることを示すものであ
る。又、Address領域とControl領域はP
PPフレームでは固定情報が格納される。尚、先頭のF
lag領域とAddress領域及びControl領
域がHDLCヘッダを構成する。
C−1661(「RFC」は、Request For Comment の
略である。)に規定されているものである。ここで、P
PPフレームはHDLCに類似したフレームであり、
「HDLC」はHigh-levelData Link Control Procedur
e の略である。図16(ロ)において、先頭のFlag
領域はフレームの先頭であることを示すもの、末尾のF
lag領域はフレームの末尾であることを示すものであ
る。又、Address領域とControl領域はP
PPフレームでは固定情報が格納される。尚、先頭のF
lag領域とAddress領域及びControl領
域がHDLCヘッダを構成する。
【0045】又、ProtocolID領域には、当該
フレームが準拠するプロトコルのIDが格納される。
又、Information領域には、例えば、接続先
のIPアドレス(「IP」は、Internet Protocol の略
である。)やProtocolID領域に指定されてい
るプロトコルの上位プロトコルなどが格納される。
フレームが準拠するプロトコルのIDが格納される。
又、Information領域には、例えば、接続先
のIPアドレス(「IP」は、Internet Protocol の略
である。)やProtocolID領域に指定されてい
るプロトコルの上位プロトコルなどが格納される。
【0046】又、Padding領域は、PPPフレー
ムの長さを一定にするための領域である。そして、Pr
otocolID領域、Information領域及
びPadding領域が、PPPパケットである。更
に、FCS領域(「FCS」は、Frame Check Sequence
の略で、通常はCRCチェック(「CRC」は、Cyclic
Redundancy Check の略である。)の結果が格納され
る。
ムの長さを一定にするための領域である。そして、Pr
otocolID領域、Information領域及
びPadding領域が、PPPパケットである。更
に、FCS領域(「FCS」は、Frame Check Sequence
の略で、通常はCRCチェック(「CRC」は、Cyclic
Redundancy Check の略である。)の結果が格納され
る。
【0047】図17は、POS物理インタフェースを説
明する図(その1)で、転送されるデータと制御信号な
どを示すものである。又、図18は、POS物理インタ
フェースを説明する図(その2)で、POS物理インタ
フェースの動作を示すタイムチャートである。更に、図
19は、POS物理インタフェースを説明する図(その
3)で、図17における制御信号MOD〔1:0〕の機
能を説明するものである。
明する図(その1)で、転送されるデータと制御信号な
どを示すものである。又、図18は、POS物理インタ
フェースを説明する図(その2)で、POS物理インタ
フェースの動作を示すタイムチャートである。更に、図
19は、POS物理インタフェースを説明する図(その
3)で、図17における制御信号MOD〔1:0〕の機
能を説明するものである。
【0048】POS物理インタフェースとは、PPPフ
レームを並列転送するための一般的なインタフェースで
あり、物理デバイスとリンク・デバイスの間のインタフ
ェース条件を規定するものである。尚、図1乃至図4に
おける回線インタフェース部1が物理デバイスに該当
し、図1乃至図4におけるロード・バランス制御部2及
びFIFO3に該当する。
レームを並列転送するための一般的なインタフェースで
あり、物理デバイスとリンク・デバイスの間のインタフ
ェース条件を規定するものである。尚、図1乃至図4に
おける回線インタフェース部1が物理デバイスに該当
し、図1乃至図4におけるロード・バランス制御部2及
びFIFO3に該当する。
【0049】図17において、CLKは、データ転送の
ためのクロック信号である。DATA〔31:0〕は、
MSB(Most Significant Bitの略である。)を31ビ
ット目、LSB(Least Significant Bit の略であ
る。)を0ビット目と規定した32ビットのデータを示
す。SOP(これはStart Of Packet の略である。)
は、論理レベルが“1”の時にDATA〔31:0〕上
にフレームの先頭データがあることを示す。この時、フ
レームの先頭バイトは、必ずDATA〔31:24〕側
即ちMSB側に配置されることが決められている。
ためのクロック信号である。DATA〔31:0〕は、
MSB(Most Significant Bitの略である。)を31ビ
ット目、LSB(Least Significant Bit の略であ
る。)を0ビット目と規定した32ビットのデータを示
す。SOP(これはStart Of Packet の略である。)
は、論理レベルが“1”の時にDATA〔31:0〕上
にフレームの先頭データがあることを示す。この時、フ
レームの先頭バイトは、必ずDATA〔31:24〕側
即ちMSB側に配置されることが決められている。
【0050】EOP(これはEnd Of Packet の略であ
る。)は、論理レベルが“1”の時にDATA〔31:
0〕上にフレームの最終データが存在することを示す。
MOD〔1:0〕は、EOPの論理レベルが“1”の時
にDATA〔31:0〕上の有効データと無効データを
示す。この詳細は図19に示している通り、MOD
〔1:0〕が“00”の時はDATA〔31:0〕が有
効データであることを示し、“01”の時はDATA
〔7:0〕が無効データであることを示し、“10”の
時はDATA〔15:0〕が無効であることを示し、
“11”の時はDATA〔23:0〕が無効データであ
ることを示す。
る。)は、論理レベルが“1”の時にDATA〔31:
0〕上にフレームの最終データが存在することを示す。
MOD〔1:0〕は、EOPの論理レベルが“1”の時
にDATA〔31:0〕上の有効データと無効データを
示す。この詳細は図19に示している通り、MOD
〔1:0〕が“00”の時はDATA〔31:0〕が有
効データであることを示し、“01”の時はDATA
〔7:0〕が無効データであることを示し、“10”の
時はDATA〔15:0〕が無効であることを示し、
“11”の時はDATA〔23:0〕が無効データであ
ることを示す。
【0051】最後にVALID(これは有効を意味する
英語である。)は、論理レベルが“1”の時にDATA
〔31:0〕、SOP、EOP及びMOD〔1:0〕が
有効であることを示す。図18においては、10バイト
長のフレームの転送と19バイト長のフレームの転送を
例にタイムチャートを示している。
英語である。)は、論理レベルが“1”の時にDATA
〔31:0〕、SOP、EOP及びMOD〔1:0〕が
有効であることを示す。図18においては、10バイト
長のフレームの転送と19バイト長のフレームの転送を
例にタイムチャートを示している。
【0052】10バイト長のフレームの場合、DATA
〔31:0〕は最大4バイトであるので、4バイト+4
バイト+2バイトで転送する。従って、VALIDは3
クロック周期の間論理レベルが“1”になり、1番目の
クロック周期でSOPの論理レベルが“1”になってD
ATA〔31:0〕上にフレームの先頭データがあるこ
とを示し、3番目のクロック周期でEOPの論理レベル
が“1”になってDATA〔31:0〕上にフレームの
最終データがあることを示し、無効データはLSB側2
バイトであるので、MOD〔1:0〕は“10”とな
る。
〔31:0〕は最大4バイトであるので、4バイト+4
バイト+2バイトで転送する。従って、VALIDは3
クロック周期の間論理レベルが“1”になり、1番目の
クロック周期でSOPの論理レベルが“1”になってD
ATA〔31:0〕上にフレームの先頭データがあるこ
とを示し、3番目のクロック周期でEOPの論理レベル
が“1”になってDATA〔31:0〕上にフレームの
最終データがあることを示し、無効データはLSB側2
バイトであるので、MOD〔1:0〕は“10”とな
る。
【0053】19バイト長フレームの場合、5番目のク
ロック周期においてDATA〔7:0〕が無効であるの
で、5番目のクロック周期でMOD〔1:0〕は“0
1”となる。これで、フレームの構成とそれに基づくデ
ータの転送に関する説明を終了し、以降、図1乃至図4
の構成におけるロード・バランスの処理について詳述す
る。
ロック周期においてDATA〔7:0〕が無効であるの
で、5番目のクロック周期でMOD〔1:0〕は“0
1”となる。これで、フレームの構成とそれに基づくデ
ータの転送に関する説明を終了し、以降、図1乃至図4
の構成におけるロード・バランスの処理について詳述す
る。
【0054】図5は、図1の構成の動作フローチャート
である。以降、図5の符号に沿って説明する。 S1.ロード・バランス処理の最初に中央処理ユニット
は図1の構成の各要素について設定や格納内容を初期化
する。これを図では「リセット」と表現している。以降
も、この省略表現を使用する。
である。以降、図5の符号に沿って説明する。 S1.ロード・バランス処理の最初に中央処理ユニット
は図1の構成の各要素について設定や格納内容を初期化
する。これを図では「リセット」と表現している。以降
も、この省略表現を使用する。
【0055】S2.中央処理ユニットは、ロード・バラ
ンスの処理モードを設定する。処理モードは、ロード・
バランスを行なう場合にはオン、ロード・バランスを行
なわずに固定的に分配する場合にはオフとする。そし
て、処理モードがオフの時には固定的な分配先も設定す
る。上記の如く処理モードを設定するのは、図1の構成
の試験を行なう時に試験時間を短縮するために、オフの
時には設定されたネットワーク・プロセッサに全てのフ
レームを分配するためである。
ンスの処理モードを設定する。処理モードは、ロード・
バランスを行なう場合にはオン、ロード・バランスを行
なわずに固定的に分配する場合にはオフとする。そし
て、処理モードがオフの時には固定的な分配先も設定す
る。上記の如く処理モードを設定するのは、図1の構成
の試験を行なう時に試験時間を短縮するために、オフの
時には設定されたネットワーク・プロセッサに全てのフ
レームを分配するためである。
【0056】S3.処理モードはオンであるか否か判断
する。処理モードがオフの場合(No)には、ステップ
S5にジャンプする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル を設定する。
する。処理モードがオフの場合(No)には、ステップ
S5にジャンプする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル を設定する。
【0057】ここで、ネットワーク・プロセッサの実装
数と生成多項式の次数は等しいことが必要である。又、
演算対象のプロトコルを設定しておくのは、POSフレ
ーム上ではIPv4、IPv6及びMPLSが大半で、
その他のプロトコルは極めて少ないので、その他のプロ
トコルの分配先を固定にしてロード・バランスの効率を
高めるためである。
数と生成多項式の次数は等しいことが必要である。又、
演算対象のプロトコルを設定しておくのは、POSフレ
ーム上ではIPv4、IPv6及びMPLSが大半で、
その他のプロトコルは極めて少ないので、その他のプロ
トコルの分配先を固定にしてロード・バランスの効率を
高めるためである。
【0058】S5.ロード・バランス制御部はフレーム
の受信を監視している。 これは、VALIDの論理レベルが“1”で且つSOP
の論理レベルが“1”であることを検出することで実現
できる。フレームを受信していない場合(No)には、
上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。
の受信を監視している。 これは、VALIDの論理レベルが“1”で且つSOP
の論理レベルが“1”であることを検出することで実現
できる。フレームを受信していない場合(No)には、
上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。
【0059】S7.ステップS6で、処理モードがオフ
であると判断した場合(No)には、ステップS2で設
定した分配先を示す分配信号を出力して、ステップS2
0にジャンプする。 一方、ステップS6で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、プロトコルが何であるか判断
する。
であると判断した場合(No)には、ステップS2で設
定した分配先を示す分配信号を出力して、ステップS2
0にジャンプする。 一方、ステップS6で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、プロトコルが何であるか判断
する。
【0060】これは、PPPフレーム上のプロトコルI
Dを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS16に移行
する。図では、これを単に「分配演算」と記載してい
る。尚、以降においてもこの省略表現を使用する。
Dを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS16に移行
する。図では、これを単に「分配演算」と記載してい
る。尚、以降においてもこの省略表現を使用する。
【0061】S11.ステップS9で、受信フレームの
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS16に移
行する。
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS16に移
行する。
【0062】S13.ステップS11で、受信フレーム
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
【0063】S14.ステップS13で、受信フレーム
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS16に移行する。 S16.ステップS10又はステップS12又はステッ
プS14で行なった除算の剰余を分配信号として分配部
に出力する。
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS16に移行する。 S16.ステップS10又はステップS12又はステッ
プS14で行なった除算の剰余を分配信号として分配部
に出力する。
【0064】S19.分配信号として固定値例えば0を
分配部に出力する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。 分配部は既に分配信号を受信しており、FIFOが出力
許可信号によってフレームを出力するので、分配部は分
配信号に応じたネットワーク・プロセッサを選択して受
信フレームを送信する。
分配部に出力する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。 分配部は既に分配信号を受信しており、FIFOが出力
許可信号によってフレームを出力するので、分配部は分
配信号に応じたネットワーク・プロセッサを選択して受
信フレームを送信する。
【0065】S23.ロード・バランス制御部は分配信
号の出力先をカウントする。これは、分配信号をデコー
ドしてパルスを生成し、該パルスをネットワーク・プロ
セッサ毎にカウントすればよい。 S24.ロード・バランス制御部は分配先に偏りがある
か否か判断する。これは、ネットワーク・プロセッサ毎
のカウント値の平均値からの偏差や、ネットワーク・プ
ロセッサ毎のカウント値の標準偏差を求め、それらが所
定値より大きい時に偏りがあると判断すればよい。
号の出力先をカウントする。これは、分配信号をデコー
ドしてパルスを生成し、該パルスをネットワーク・プロ
セッサ毎にカウントすればよい。 S24.ロード・バランス制御部は分配先に偏りがある
か否か判断する。これは、ネットワーク・プロセッサ毎
のカウント値の平均値からの偏差や、ネットワーク・プ
ロセッサ毎のカウント値の標準偏差を求め、それらが所
定値より大きい時に偏りがあると判断すればよい。
【0066】分配先に偏りがないと判断した場合(N
o)には、ステップS5にジャンプして上記処理を継続
する。 S26.一方、ステップS24で、分配先に偏りがある
と判断した場合には、ロード・バランス制御部は中央処
理ユニットに対してその旨通知する。この通知を受けた
中央処理ユニットは、ステップS3にジャンプして処理
モードの判断をした上で、処理モードがオンの場合には
生成多項式又はアドレス・ビット数の少なくとも一方を
更新してロード・バランス制御部に設定する。
o)には、ステップS5にジャンプして上記処理を継続
する。 S26.一方、ステップS24で、分配先に偏りがある
と判断した場合には、ロード・バランス制御部は中央処
理ユニットに対してその旨通知する。この通知を受けた
中央処理ユニットは、ステップS3にジャンプして処理
モードの判断をした上で、処理モードがオンの場合には
生成多項式又はアドレス・ビット数の少なくとも一方を
更新してロード・バランス制御部に設定する。
【0067】設定の更新を受けたロード・バランス制御
部は、更新されたパラメタに応じて以降の処理を実施す
る。上記の如くロード・バランス処理を行なうので、分
配先に偏りがあってもその偏りを消失させることが可能
になる。たとえ、一度の更新によって偏りが改善さなく
ても、複数回の更新によって必ず偏りが改善されるよう
になる。
部は、更新されたパラメタに応じて以降の処理を実施す
る。上記の如くロード・バランス処理を行なうので、分
配先に偏りがあってもその偏りを消失させることが可能
になる。たとえ、一度の更新によって偏りが改善さなく
ても、複数回の更新によって必ず偏りが改善されるよう
になる。
【0068】図6は、図2の構成の動作フローチャート
(その1)で、図2の構成の最も基本的な動作を示すも
のである。以降、図6の符号に沿って説明する。尚、図
6の動作フローチャートは図5の動作フローチャートに
類似したものであるが、全くではないので、理解のしや
すさのために重複をいとわず記載する。 S1.ロード・バランス処理の最初に中央処理ユニット
は図1の構成の各要素について設定や格納内容を初期化
する。
(その1)で、図2の構成の最も基本的な動作を示すも
のである。以降、図6の符号に沿って説明する。尚、図
6の動作フローチャートは図5の動作フローチャートに
類似したものであるが、全くではないので、理解のしや
すさのために重複をいとわず記載する。 S1.ロード・バランス処理の最初に中央処理ユニット
は図1の構成の各要素について設定や格納内容を初期化
する。
【0069】S2.中央処理ユニットは、ロード・バラ
ンスの処理モードを設定する。処理モードの設定の目的
と設定方法は図5と同じである。 S3.処理モードはオンであるか否か判断する。処理モ
ードがオフの場合(No)には、ステップS5にジャン
プする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル を設定する。
ンスの処理モードを設定する。処理モードの設定の目的
と設定方法は図5と同じである。 S3.処理モードはオンであるか否か判断する。処理モ
ードがオフの場合(No)には、ステップS5にジャン
プする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル を設定する。
【0070】ここで、ネットワーク・プロセッサの実装
数と生成多項式の関係や、演算対象のプロトコルを設定
する目的は図5と同じである。尚、このステップで設定
するネットワーク・プロセッサの実装数は、ネットワー
ク・プロセッサ実装数検知部が検知した実装数であるこ
とが好ましい。 S5.ロード・バランス制御部はフレームの受信を監視
している。
数と生成多項式の関係や、演算対象のプロトコルを設定
する目的は図5と同じである。尚、このステップで設定
するネットワーク・プロセッサの実装数は、ネットワー
ク・プロセッサ実装数検知部が検知した実装数であるこ
とが好ましい。 S5.ロード・バランス制御部はフレームの受信を監視
している。
【0071】フレームを受信していない場合(No)に
は、上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。 S7.ステップS6で、処理モードがオフであると判断
した場合(No)には、ステップS2で設定した分配先
を示す分配信号を出力して、ステップS20にジャンプ
する。
は、上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。 S7.ステップS6で、処理モードがオフであると判断
した場合(No)には、ステップS2で設定した分配先
を示す分配信号を出力して、ステップS20にジャンプ
する。
【0072】一方、ステップS6で、処理モードがオン
であると判断した場合(Yes)には、プロトコルが何
であるか判断する。これは、PPPフレーム上のプロト
コルIDを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS16に移行
する。
であると判断した場合(Yes)には、プロトコルが何
であるか判断する。これは、PPPフレーム上のプロト
コルIDを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS16に移行
する。
【0073】S11.ステップS9で、受信フレームの
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS16に移
行する。
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS16に移
行する。
【0074】S13.ステップS11で、受信フレーム
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
【0075】S14.ステップS13で、受信フレーム
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS16に移行する。 S16.ステップS10又はステップS12又はステッ
プS14で行なった除算の剰余を分配信号として分配部
に出力する。
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS16に移行する。 S16.ステップS10又はステップS12又はステッ
プS14で行なった除算の剰余を分配信号として分配部
に出力する。
【0076】S19.分配信号として固定値例えば0を
分配部に出力する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。 分配部は既に分配信号を受信しており、FIFOが出力
許可信号によってフレームを出力するので、分配部は分
配信号に応じたネットワーク・プロセッサを選択して受
信フレームを送信する。
分配部に出力する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。 分配部は既に分配信号を受信しており、FIFOが出力
許可信号によってフレームを出力するので、分配部は分
配信号に応じたネットワーク・プロセッサを選択して受
信フレームを送信する。
【0077】S25.ネットワーク・プロセッサ実装数
検知部はネットワーク・プロセッサの実装数を検知し、
実装数に変化があったか否か判断する。ネットワーク・
プロセッサの実装数に変化がなかった場合(No)に
は、ネットワーク・プロセッサ実装数検知部は何もしな
い。そして、ステップS5にジャンプして、ロード・バ
ランス制御部は以降の処理を実行する。
検知部はネットワーク・プロセッサの実装数を検知し、
実装数に変化があったか否か判断する。ネットワーク・
プロセッサの実装数に変化がなかった場合(No)に
は、ネットワーク・プロセッサ実装数検知部は何もしな
い。そして、ステップS5にジャンプして、ロード・バ
ランス制御部は以降の処理を実行する。
【0078】S26.一方、ネットワーク・プロセッサ
の実装数に変化があった場合には、ネットワーク・プロ
セッサ実装数検知部は変化があった旨と、その時の実装
数を中央処理ユニットに通知する。この通知を受けた中
央処理ユニットは、ステップS3にジャンプして処理モ
ードの判断をした上で、ネットワーク・プロセッサの実
装数を更新すると共に、生成多項式を更新する。
の実装数に変化があった場合には、ネットワーク・プロ
セッサ実装数検知部は変化があった旨と、その時の実装
数を中央処理ユニットに通知する。この通知を受けた中
央処理ユニットは、ステップS3にジャンプして処理モ
ードの判断をした上で、ネットワーク・プロセッサの実
装数を更新すると共に、生成多項式を更新する。
【0079】ネットワーク・プロセッサの実装数と生成
多項式の更新を受けたロード・バランス制御部は、更新
された実装数及び生成多項式に応じて以降の処理を実施
する。上記の如くロード・バランス処理を行なうので、
ネットワーク・プロセッサの実装数に変更があった場合
にも図2の構成は自律的に対応することができる。
多項式の更新を受けたロード・バランス制御部は、更新
された実装数及び生成多項式に応じて以降の処理を実施
する。上記の如くロード・バランス処理を行なうので、
ネットワーク・プロセッサの実装数に変更があった場合
にも図2の構成は自律的に対応することができる。
【0080】図7は、図2の構成の動作フローチャート
(その2)で、図6のフローチャートに分配先に偏りが
有る場合に設定を更新するステップを付加したものであ
る。これは、図6との違いが明瞭なので図6と違う点だ
け記載する。ステップS1乃至ステップS20までは図
6と全く同じである。 S23.ロード・バランス制御部は分配信号の出力先を
カウントする。
(その2)で、図6のフローチャートに分配先に偏りが
有る場合に設定を更新するステップを付加したものであ
る。これは、図6との違いが明瞭なので図6と違う点だ
け記載する。ステップS1乃至ステップS20までは図
6と全く同じである。 S23.ロード・バランス制御部は分配信号の出力先を
カウントする。
【0081】S24.ロード・バランス制御部は分配先
に偏りがあるか否か判断する。 S25.ステップS24で、分配先に偏りがないと判断
した場合(No)には、ネットワーク・プロセッサ実装
数検知部はネットワーク・プロセッサの実装数を検知
し、実装数に変化があったか否か判断する。 S26.ステップS24で、分配先に偏りがあると判断
した場合(Yes)には、ロード・バランス制御部は中
央処理ユニットに対してその旨通知し、ステップS25
で、ネットワーク・プロセッサの実装数に変化があった
と判断した場合(Yes)には、ネットワーク・プロセ
ッサ実装数検知部は中央処理ユニットにその旨通知す
る。
に偏りがあるか否か判断する。 S25.ステップS24で、分配先に偏りがないと判断
した場合(No)には、ネットワーク・プロセッサ実装
数検知部はネットワーク・プロセッサの実装数を検知
し、実装数に変化があったか否か判断する。 S26.ステップS24で、分配先に偏りがあると判断
した場合(Yes)には、ロード・バランス制御部は中
央処理ユニットに対してその旨通知し、ステップS25
で、ネットワーク・プロセッサの実装数に変化があった
と判断した場合(Yes)には、ネットワーク・プロセ
ッサ実装数検知部は中央処理ユニットにその旨通知す
る。
【0082】この通知を受けた中央処理ユニットは、ス
テップS3にジャンプして処理モードの判断をした上
で、処理モードがオンの場合には生成多項式又はアドレ
ス・ビット数の少なくとも一方を更新してロード・バラ
ンス制御部に設定する。設定の更新を受けたロード・バ
ランス制御部は、更新されたパラメタに応じて以降の処
理を実施する。
テップS3にジャンプして処理モードの判断をした上
で、処理モードがオンの場合には生成多項式又はアドレ
ス・ビット数の少なくとも一方を更新してロード・バラ
ンス制御部に設定する。設定の更新を受けたロード・バ
ランス制御部は、更新されたパラメタに応じて以降の処
理を実施する。
【0083】上記の如くロード・バランス処理を行なう
ので、分配先に偏りがあってもその偏りを消失させるよ
うに設定を更新することができる上に、ネットワーク・
プロセッサの実装数に変化があった場合にも図2の構成
は自律的に対応することができる。図8は、図3の構成
の動作フローチャート(その1−1)で、図3の構成の
最も基本的な動作を示すものである。以降、図8の符号
に沿って説明する。尚、図8のフローチャートは既出の
フローチャートと類似ではあるが全く同じではないの
で、理解を助けるために重複をいとわず記載する。
ので、分配先に偏りがあってもその偏りを消失させるよ
うに設定を更新することができる上に、ネットワーク・
プロセッサの実装数に変化があった場合にも図2の構成
は自律的に対応することができる。図8は、図3の構成
の動作フローチャート(その1−1)で、図3の構成の
最も基本的な動作を示すものである。以降、図8の符号
に沿って説明する。尚、図8のフローチャートは既出の
フローチャートと類似ではあるが全く同じではないの
で、理解を助けるために重複をいとわず記載する。
【0084】S1.ロード・バランス処理の最初に中央
処理ユニットは図1の構成の各要素について設定や格納
内容を初期化する。 S2.中央処理ユニットは、ロード・バランスの処理モ
ードを設定する。処理モードの設定の目的と設定方法は
図5と同じである。 S3.処理モードはオンであるか否か判断する。
処理ユニットは図1の構成の各要素について設定や格納
内容を初期化する。 S2.中央処理ユニットは、ロード・バランスの処理モ
ードを設定する。処理モードの設定の目的と設定方法は
図5と同じである。 S3.処理モードはオンであるか否か判断する。
【0085】処理モードがオフの場合(No)には、ス
テップS5にジャンプする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル ・バッファ・メモリに蓄積されている情報量の閾値 を設定する。
テップS5にジャンプする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル ・バッファ・メモリに蓄積されている情報量の閾値 を設定する。
【0086】ここで、ネットワーク・プロセッサの実装
数と生成多項式の関係や、演算対象のプロトコルを設定
する目的は図5と同じである。尚、このステップで設定
するネットワーク・プロセッサの実装数は、ネットワー
ク・プロセッサ実装数検知部が検知した実装数であるこ
とが好ましい。 S5.ロード・バランス制御部はフレームの受信を監視
している。
数と生成多項式の関係や、演算対象のプロトコルを設定
する目的は図5と同じである。尚、このステップで設定
するネットワーク・プロセッサの実装数は、ネットワー
ク・プロセッサ実装数検知部が検知した実装数であるこ
とが好ましい。 S5.ロード・バランス制御部はフレームの受信を監視
している。
【0087】フレームを受信していない場合(No)に
は、上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。 S7.ステップS6で、処理モードがオフであると判断
した場合(No)には、ステップS2で設定した分配先
を示す分配信号を出力して、ステップS20にジャンプ
する。
は、上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。 S7.ステップS6で、処理モードがオフであると判断
した場合(No)には、ステップS2で設定した分配先
を示す分配信号を出力して、ステップS20にジャンプ
する。
【0088】一方、ステップS6で、処理モードがオン
であると判断した場合(Yes)には、プロトコルが何
であるか判断する。これは、PPPフレーム上のプロト
コルIDを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS15に移行
する。
であると判断した場合(Yes)には、プロトコルが何
であるか判断する。これは、PPPフレーム上のプロト
コルIDを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS15に移行
する。
【0089】S11.ステップS9で、受信フレームの
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS15に移
行する。
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS15に移
行する。
【0090】S13.ステップS11で、受信フレーム
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
【0091】S14.ステップS13で、受信フレーム
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS15に移行する。 S15.分配先となったバッファ・メモリに蓄積されて
いる情報量がステップS4で設定した閾値を超えるか否
か判断する。
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS15に移行する。 S15.分配先となったバッファ・メモリに蓄積されて
いる情報量がステップS4で設定した閾値を超えるか否
か判断する。
【0092】S16.ステップS15で、分配先となっ
たバッファ・メモリに蓄積されている情報量がステップ
S4で設定した閾値を超えないと判断した場合(No)
には、除算の剰余を分配信号として分配部に出力する。 S18.一方、分配先となったバッファ・メモリに蓄積
されている情報量がステップS4で設定した閾値を超え
ていると判断した場合(Yes)には、蓄積情報量に余
裕があるバッファ・メモリにフレームを出力すべく、分
配信号を出力する。
たバッファ・メモリに蓄積されている情報量がステップ
S4で設定した閾値を超えないと判断した場合(No)
には、除算の剰余を分配信号として分配部に出力する。 S18.一方、分配先となったバッファ・メモリに蓄積
されている情報量がステップS4で設定した閾値を超え
ていると判断した場合(Yes)には、蓄積情報量に余
裕があるバッファ・メモリにフレームを出力すべく、分
配信号を出力する。
【0093】ここで、図3に示した如く、ロード・バラ
ンス制御部が各バッファ・メモリの蓄積情報量を知って
いるので、蓄積情報量に余裕があるバッファ・メモリを
指定することが可能なのである。 S19.分配信号として固定値例えば0を分配部に出力
する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。
ンス制御部が各バッファ・メモリの蓄積情報量を知って
いるので、蓄積情報量に余裕があるバッファ・メモリを
指定することが可能なのである。 S19.分配信号として固定値例えば0を分配部に出力
する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。
【0094】分配部は既に分配信号を受信しており、F
IFOが出力許可信号によってフレームを出力するの
で、分配部は分配信号に応じたバッファ・メモリを選択
して受信フレームを送信する。上記の如くロード・バラ
ンスを行なって、図3の構成では蓄積情報量が閾値を超
えたバッファ・メモリを避け、蓄積情報量に余裕がある
バッファ・メモリにフレームを出力するので、バッファ
・メモリの後段のネットワーク・プロセッサにおけるル
ーティング付加を均一化することが可能になる。
IFOが出力許可信号によってフレームを出力するの
で、分配部は分配信号に応じたバッファ・メモリを選択
して受信フレームを送信する。上記の如くロード・バラ
ンスを行なって、図3の構成では蓄積情報量が閾値を超
えたバッファ・メモリを避け、蓄積情報量に余裕がある
バッファ・メモリにフレームを出力するので、バッファ
・メモリの後段のネットワーク・プロセッサにおけるル
ーティング付加を均一化することが可能になる。
【0095】図9は、図3の構成の動作フローチャート
(その1−2)で、図8のフローチャートにバッファ・
メモリの蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の回数を
超えた時に中央処理ユニットにその旨通知するステップ
を付加したものである。それ以外は図8のフローチャー
トと全く同じであるので、図8と異なるステップについ
てだけ説明する。
(その1−2)で、図8のフローチャートにバッファ・
メモリの蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の回数を
超えた時に中央処理ユニットにその旨通知するステップ
を付加したものである。それ以外は図8のフローチャー
トと全く同じであるので、図8と異なるステップについ
てだけ説明する。
【0096】ステップS1乃至ステップS20は図8と
全く同じである。 S21.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数をカウントしている。 S22.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えた
か否か判断する。
全く同じである。 S21.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数をカウントしている。 S22.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えた
か否か判断する。
【0097】バッファ・メモリの蓄積情報量が閾値超え
した回数が所定の回数を超えていない場合(No)に
は、ステップS5にジャンプして、以降の処理を継続す
る。 S26.ステップS22で、バッファ・メモリの蓄積情
報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えたと判断し
た場合(Yes)には、ロード・バランス制御部は中央
処理ユニットにその旨通知する。
した回数が所定の回数を超えていない場合(No)に
は、ステップS5にジャンプして、以降の処理を継続す
る。 S26.ステップS22で、バッファ・メモリの蓄積情
報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えたと判断し
た場合(Yes)には、ロード・バランス制御部は中央
処理ユニットにその旨通知する。
【0098】この通知を受けた中央処理ユニットは、ス
テップS3にジャンプして処理モードの判断をした上
で、処理モードがオンの場合には生成多項式又はアドレ
ス・ビット数の少なくとも一方を更新してロード・バラ
ンス制御部に設定する。設定の更新を受けたロード・バ
ランス制御部は、更新されたパラメタに応じて以降の処
理を実施する。
テップS3にジャンプして処理モードの判断をした上
で、処理モードがオンの場合には生成多項式又はアドレ
ス・ビット数の少なくとも一方を更新してロード・バラ
ンス制御部に設定する。設定の更新を受けたロード・バ
ランス制御部は、更新されたパラメタに応じて以降の処
理を実施する。
【0099】上記の如くロード・バランス処理を行なう
ので、バッファ・メモリの蓄積情報量が閾値超えした回
数が所定回数を超えて、分配先に偏りがあってもその偏
りを消失させることが可能になる。図10は、図3の構
成の動作フローチャート(その1−3)で、図8のフロ
ーチャートに分配信号をカウントして分配先に偏りがあ
る場合には設定を更新するステップを付加したものであ
る。以降、図10の符号に沿って説明する。ここで、そ
れ以外は図8のフローチャートと全く同じなので、ここ
では図8と異なるステップだけについて説明する。
ので、バッファ・メモリの蓄積情報量が閾値超えした回
数が所定回数を超えて、分配先に偏りがあってもその偏
りを消失させることが可能になる。図10は、図3の構
成の動作フローチャート(その1−3)で、図8のフロ
ーチャートに分配信号をカウントして分配先に偏りがあ
る場合には設定を更新するステップを付加したものであ
る。以降、図10の符号に沿って説明する。ここで、そ
れ以外は図8のフローチャートと全く同じなので、ここ
では図8と異なるステップだけについて説明する。
【0100】ステップS1乃至ステップS20は図8と
全く同じである。 S23.ロード・バランス制御部は分配信号の出力先を
カウントする。これは、分配信号をデコードしてパルス
を生成し、該パルスをネットワーク・プロセッサ毎にカ
ウントすればよい。 S24.ロード・バランス制御部は分配先に偏りがある
か否か判断する。
全く同じである。 S23.ロード・バランス制御部は分配信号の出力先を
カウントする。これは、分配信号をデコードしてパルス
を生成し、該パルスをネットワーク・プロセッサ毎にカ
ウントすればよい。 S24.ロード・バランス制御部は分配先に偏りがある
か否か判断する。
【0101】これは、ネットワーク・プロセッサ毎のカ
ウント値の平均値からの偏差や、ネットワーク・プロセ
ッサ毎のカウント値の標準偏差を求め、それらが所定値
より大きい時に偏りがあると判断すればよい。分配先に
偏りがないと判断した場合(No)には、ステップS5
にジャンプして上記処理を継続する。
ウント値の平均値からの偏差や、ネットワーク・プロセ
ッサ毎のカウント値の標準偏差を求め、それらが所定値
より大きい時に偏りがあると判断すればよい。分配先に
偏りがないと判断した場合(No)には、ステップS5
にジャンプして上記処理を継続する。
【0102】S26.一方、ステップS24で、分配先
に偏りがあると判断した場合には、ロード・バランス制
御部は中央処理ユニットに対してその旨通知する。この
通知を受けた中央処理ユニットは、ステップS3にジャ
ンプして処理モードの判断をした上で、処理モードがオ
ンの場合には生成多項式又はアドレス・ビット数の少な
くとも一方を更新してロード・バランス制御部に設定す
る。
に偏りがあると判断した場合には、ロード・バランス制
御部は中央処理ユニットに対してその旨通知する。この
通知を受けた中央処理ユニットは、ステップS3にジャ
ンプして処理モードの判断をした上で、処理モードがオ
ンの場合には生成多項式又はアドレス・ビット数の少な
くとも一方を更新してロード・バランス制御部に設定す
る。
【0103】設定の更新を受けたロード・バランス制御
部は、更新されたパラメタに応じて以降の処理を実施す
る。上記の如くロード・バランス処理を行なうので、分
配先に偏りがあってもその偏りを消失させることが更に
確実になる。図11は、図3の構成の動作フローチャー
ト(その2−1)で、図8のフローチャートにおいてフ
レームの到着順序の逆転を許容するプロトコルの場合に
蓄積情報量に余裕があるバッファ・メモリにフレームを
出力するものである。以降、図11の符号に沿って説明
する。尚、図11のフローチャートは既出のフローチャ
ートと類似ではあるが全く同じではないので、敢えて全
てのステップを記載する。
部は、更新されたパラメタに応じて以降の処理を実施す
る。上記の如くロード・バランス処理を行なうので、分
配先に偏りがあってもその偏りを消失させることが更に
確実になる。図11は、図3の構成の動作フローチャー
ト(その2−1)で、図8のフローチャートにおいてフ
レームの到着順序の逆転を許容するプロトコルの場合に
蓄積情報量に余裕があるバッファ・メモリにフレームを
出力するものである。以降、図11の符号に沿って説明
する。尚、図11のフローチャートは既出のフローチャ
ートと類似ではあるが全く同じではないので、敢えて全
てのステップを記載する。
【0104】S1.ロード・バランス処理の最初に中央
処理ユニットは図1の構成の各要素について設定や格納
内容を初期化する。 S2.中央処理ユニットは、ロード・バランスの処理モ
ードを設定する。処理モードの設定の目的と設定方法は
図5と同じである。 S3.処理モードはオンであるか否か判断する。
処理ユニットは図1の構成の各要素について設定や格納
内容を初期化する。 S2.中央処理ユニットは、ロード・バランスの処理モ
ードを設定する。処理モードの設定の目的と設定方法は
図5と同じである。 S3.処理モードはオンであるか否か判断する。
【0105】処理モードがオフの場合(No)には、ス
テップS5にジャンプする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル ・バッファ・メモリに蓄積されている情報量の閾値 ・フレームの到着順に逆転を許容するプロトコル を設定する。
テップS5にジャンプする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル ・バッファ・メモリに蓄積されている情報量の閾値 ・フレームの到着順に逆転を許容するプロトコル を設定する。
【0106】ここで、フレームの到着順に逆転を許容す
るプロトコルを設定するのは、プロトコルによってはフ
レームの到着順の逆転を許容しないものがあり、逆転を
許容しないプロトコルではバッファ・メモリの蓄積情報
量によって出力先のバッファ・メモリを変えることは好
ましくないからである。そして、上位プロトコルが例え
ばTCP(これは、Transmission Control Protocol の
略である。)であれば、フレームの到着順に逆転を許容
する。
るプロトコルを設定するのは、プロトコルによってはフ
レームの到着順の逆転を許容しないものがあり、逆転を
許容しないプロトコルではバッファ・メモリの蓄積情報
量によって出力先のバッファ・メモリを変えることは好
ましくないからである。そして、上位プロトコルが例え
ばTCP(これは、Transmission Control Protocol の
略である。)であれば、フレームの到着順に逆転を許容
する。
【0107】S5.ロード・バランス制御部はフレーム
の受信を監視している。フレームを受信していない場合
(No)には、上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。 S7.ステップS6で、処理モードがオフであると判断
した場合(No)には、ステップS2で設定した分配先
を示す分配信号を出力して、ステップS20にジャンプ
する。
の受信を監視している。フレームを受信していない場合
(No)には、上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。 S7.ステップS6で、処理モードがオフであると判断
した場合(No)には、ステップS2で設定した分配先
を示す分配信号を出力して、ステップS20にジャンプ
する。
【0108】一方、ステップS6で、処理モードがオン
であると判断した場合(Yes)には、プロトコルが何
であるか判断する。これは、PPPフレーム上のプロト
コルIDを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS15に移行
する。
であると判断した場合(Yes)には、プロトコルが何
であるか判断する。これは、PPPフレーム上のプロト
コルIDを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS15に移行
する。
【0109】S11.ステップS9で、受信フレームの
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS15に移
行する。
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS15に移
行する。
【0110】S13.ステップS11で、受信フレーム
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
【0111】S14.ステップS13で、受信フレーム
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS15に移行する。 S15.分配先となったバッファ・メモリに蓄積されて
いる情報量がステップS4で設定した閾値を超えるか否
か判断する。
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS15に移行する。 S15.分配先となったバッファ・メモリに蓄積されて
いる情報量がステップS4で設定した閾値を超えるか否
か判断する。
【0112】S17.ステップS15で、分配先となっ
たバッファ・メモリに蓄積されている情報量がステップ
S4で設定した閾値を超えると判断した場合(Yes)
には、上位プロトコルを検索して該上位プロトコルがフ
レーム到着順の逆転を許容するか否か判断する。 S16.ステップS15で、分配先となったバッファ・
メモリに蓄積されている情報量がステップS4で設定し
た閾値を超えないと判断した場合(No)、及び、ステ
ップS17で、該上位プロトコルがフレーム到着順の逆
転を許容しないと判断した場合(No)には、除算の剰
余を分配信号として分配部に出力する。
たバッファ・メモリに蓄積されている情報量がステップ
S4で設定した閾値を超えると判断した場合(Yes)
には、上位プロトコルを検索して該上位プロトコルがフ
レーム到着順の逆転を許容するか否か判断する。 S16.ステップS15で、分配先となったバッファ・
メモリに蓄積されている情報量がステップS4で設定し
た閾値を超えないと判断した場合(No)、及び、ステ
ップS17で、該上位プロトコルがフレーム到着順の逆
転を許容しないと判断した場合(No)には、除算の剰
余を分配信号として分配部に出力する。
【0113】S18.一方、ステップS17で、該上位
プロトコルがフレーム到着順の逆転を許容すると判断し
た場合(Yes)には、蓄積情報量に余裕があるバッフ
ァ・メモリにフレームを出力すべく、分配信号を出力す
る。 S19.分配信号として固定値例えば0を分配部に出力
する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。
プロトコルがフレーム到着順の逆転を許容すると判断し
た場合(Yes)には、蓄積情報量に余裕があるバッフ
ァ・メモリにフレームを出力すべく、分配信号を出力す
る。 S19.分配信号として固定値例えば0を分配部に出力
する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。
【0114】分配部は既に分配信号を受信しており、F
IFOが出力許可信号によってフレームを出力するの
で、分配部は分配信号に応じたバッファ・メモリを選択
して受信フレームを送信する。上記の如くロード・バラ
ンスを行なって、フレームの到着順を許容するプロトコ
ルの場合に蓄積情報量が閾値を超えたバッファ・メモリ
を避け、蓄積情報量に余裕があるバッファ・メモリにフ
レームを出力するので、バッファ・メモリの後段のネッ
トワーク・プロセッサにおけるルーティング付加を均一
化することが可能になると共に、受信したフレームから
正しい情報を得ることができる。
IFOが出力許可信号によってフレームを出力するの
で、分配部は分配信号に応じたバッファ・メモリを選択
して受信フレームを送信する。上記の如くロード・バラ
ンスを行なって、フレームの到着順を許容するプロトコ
ルの場合に蓄積情報量が閾値を超えたバッファ・メモリ
を避け、蓄積情報量に余裕があるバッファ・メモリにフ
レームを出力するので、バッファ・メモリの後段のネッ
トワーク・プロセッサにおけるルーティング付加を均一
化することが可能になると共に、受信したフレームから
正しい情報を得ることができる。
【0115】図12は、図3の構成の動作フローチャー
ト(その2−2)で、図11のフローチャートにバッフ
ァ・メモリの蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の回
数を超えた時に中央処理ユニットにその旨通知するステ
ップを付加したものである。それ以外は図11のフロー
チャートと全く同じであるので、図11と異なるステッ
プについてだけ説明する。
ト(その2−2)で、図11のフローチャートにバッフ
ァ・メモリの蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の回
数を超えた時に中央処理ユニットにその旨通知するステ
ップを付加したものである。それ以外は図11のフロー
チャートと全く同じであるので、図11と異なるステッ
プについてだけ説明する。
【0116】ステップS1乃至ステップS20は図11
と全く同じである。 S21.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数をカウントしている。 S22.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えた
か否か判断する。
と全く同じである。 S21.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数をカウントしている。 S22.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えた
か否か判断する。
【0117】バッファ・メモリの蓄積情報量が閾値超え
した回数が所定の回数を超えていない場合(No)に
は、ステップS5にジャンプして、以降の処理を継続す
る。 S26.ステップS22で、バッファ・メモリの蓄積情
報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えたと判断し
た場合(Yes)には、ロード・バランス制御部は中央
処理ユニットにその旨通知する。
した回数が所定の回数を超えていない場合(No)に
は、ステップS5にジャンプして、以降の処理を継続す
る。 S26.ステップS22で、バッファ・メモリの蓄積情
報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えたと判断し
た場合(Yes)には、ロード・バランス制御部は中央
処理ユニットにその旨通知する。
【0118】この通知を受けた中央処理ユニットは、ス
テップS3にジャンプして処理モードの判断をした上
で、処理モードがオンの場合には生成多項式又はアドレ
ス・ビット数の少なくとも一方を更新してロード・バラ
ンス制御部に設定する。設定の更新を受けたロード・バ
ランス制御部は、更新されたパラメタに応じて以降の処
理を実施する。
テップS3にジャンプして処理モードの判断をした上
で、処理モードがオンの場合には生成多項式又はアドレ
ス・ビット数の少なくとも一方を更新してロード・バラ
ンス制御部に設定する。設定の更新を受けたロード・バ
ランス制御部は、更新されたパラメタに応じて以降の処
理を実施する。
【0119】上記の如くロード・バランス処理を行なう
ので、図11のフローチャートにおける効果の上に、バ
ッファ・メモリの蓄積情報量が閾値超えした回数が所定
回数を超えて、分配先に偏りがあってもその偏りを消失
させることが可能になる。図13は、図3の構成の動作
フローチャート(その2−3)で、図11のフローチャ
ートに分配信号をカウントして分配先に偏りがある場合
には設定を更新するステップを付加したものである。以
降、図13の符号に沿って説明する。それ以外は図11
のフローチャートと全く同じなので、ここでは図11と
異なるステップだけについて説明する。
ので、図11のフローチャートにおける効果の上に、バ
ッファ・メモリの蓄積情報量が閾値超えした回数が所定
回数を超えて、分配先に偏りがあってもその偏りを消失
させることが可能になる。図13は、図3の構成の動作
フローチャート(その2−3)で、図11のフローチャ
ートに分配信号をカウントして分配先に偏りがある場合
には設定を更新するステップを付加したものである。以
降、図13の符号に沿って説明する。それ以外は図11
のフローチャートと全く同じなので、ここでは図11と
異なるステップだけについて説明する。
【0120】ステップS1乃至ステップS20は図11
と全く同じである。 S23.ロード・バランス制御部は分配信号の出力先を
カウントする。これは、分配信号をデコードしてパルス
を生成し、該パルスをネットワーク・プロセッサ毎にカ
ウントすればよい。 S24.ロード・バランス制御部は分配先に偏りがある
か否か判断する。
と全く同じである。 S23.ロード・バランス制御部は分配信号の出力先を
カウントする。これは、分配信号をデコードしてパルス
を生成し、該パルスをネットワーク・プロセッサ毎にカ
ウントすればよい。 S24.ロード・バランス制御部は分配先に偏りがある
か否か判断する。
【0121】これは、ネットワーク・プロセッサ毎のカ
ウント値の平均値からの偏差や、ネットワーク・プロセ
ッサ毎のカウント値の標準偏差を求め、それらが所定値
より大きい時に偏りがあると判断すればよい。分配先に
偏りがないと判断した場合(No)には、ステップS5
にジャンプして上記処理を継続する。
ウント値の平均値からの偏差や、ネットワーク・プロセ
ッサ毎のカウント値の標準偏差を求め、それらが所定値
より大きい時に偏りがあると判断すればよい。分配先に
偏りがないと判断した場合(No)には、ステップS5
にジャンプして上記処理を継続する。
【0122】S26.一方、ステップS24で、分配先
に偏りがあると判断した場合には、ロード・バランス制
御部は中央処理ユニットに対してその旨通知する。この
通知を受けた中央処理ユニットは、ステップS3にジャ
ンプして処理モードの判断をした上で、処理モードがオ
ンの場合には生成多項式又はアドレス・ビット数の少な
くとも一方を更新してロード・バランス制御部に設定す
る。
に偏りがあると判断した場合には、ロード・バランス制
御部は中央処理ユニットに対してその旨通知する。この
通知を受けた中央処理ユニットは、ステップS3にジャ
ンプして処理モードの判断をした上で、処理モードがオ
ンの場合には生成多項式又はアドレス・ビット数の少な
くとも一方を更新してロード・バランス制御部に設定す
る。
【0123】設定の更新を受けたロード・バランス制御
部は、更新されたパラメタに応じて以降の処理を実施す
る。上記の如くロード・バランス処理を行なうので、図
11のフローチャートの効果の上にロード・バランス制
御部の除算によって分配先に偏りがあってもその偏りを
消失させることが更に確実になる。
部は、更新されたパラメタに応じて以降の処理を実施す
る。上記の如くロード・バランス処理を行なうので、図
11のフローチャートの効果の上にロード・バランス制
御部の除算によって分配先に偏りがあってもその偏りを
消失させることが更に確実になる。
【0124】図14は、図4の構成の動作フローチャー
ト(その1)で、図9のフローチャートにネットワーク
・プロセッサの実装数に変化があった場合に設定を更新
するステップを付加したものである。以降、図14の符
号に沿って説明する。 S1.ロード・バランス処理の最初に中央処理ユニット
は図1の構成の各要素について設定や格納内容を初期化
する。
ト(その1)で、図9のフローチャートにネットワーク
・プロセッサの実装数に変化があった場合に設定を更新
するステップを付加したものである。以降、図14の符
号に沿って説明する。 S1.ロード・バランス処理の最初に中央処理ユニット
は図1の構成の各要素について設定や格納内容を初期化
する。
【0125】S2.中央処理ユニットは、ロード・バラ
ンスの処理モードを設定する。処理モードの設定の目的
と設定方法は図5と同じである。 S3.処理モードはオンであるか否か判断する。処理モ
ードがオフの場合(No)には、ステップS5にジャン
プする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル ・バッファ・メモリに蓄積されている情報量の閾値 を設定する。
ンスの処理モードを設定する。処理モードの設定の目的
と設定方法は図5と同じである。 S3.処理モードはオンであるか否か判断する。処理モ
ードがオフの場合(No)には、ステップS5にジャン
プする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル ・バッファ・メモリに蓄積されている情報量の閾値 を設定する。
【0126】ここで、ネットワーク・プロセッサの実装
数はネットワーク・プロセッサ実装数検知部が検知した
実装数であることが好ましい。尚、このステップで設定
するネットワーク・プロセッサの実装数は、ネットワー
ク・プロセッサ実装数検知部が検知した実装数であるこ
とが好ましい。 S5.ロード・バランス制御部はフレームの受信を監視
している。
数はネットワーク・プロセッサ実装数検知部が検知した
実装数であることが好ましい。尚、このステップで設定
するネットワーク・プロセッサの実装数は、ネットワー
ク・プロセッサ実装数検知部が検知した実装数であるこ
とが好ましい。 S5.ロード・バランス制御部はフレームの受信を監視
している。
【0127】フレームを受信していない場合(No)に
は、上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。 S7.ステップS6で、処理モードがオフであると判断
した場合(No)には、ステップS2で設定した分配先
を示す分配信号を出力して、ステップS20にジャンプ
する。
は、上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。 S7.ステップS6で、処理モードがオフであると判断
した場合(No)には、ステップS2で設定した分配先
を示す分配信号を出力して、ステップS20にジャンプ
する。
【0128】一方、ステップS6で、処理モードがオン
であると判断した場合(Yes)には、プロトコルが何
であるか判断する。これは、PPPフレーム上のプロト
コルIDを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS15に移行
する。
であると判断した場合(Yes)には、プロトコルが何
であるか判断する。これは、PPPフレーム上のプロト
コルIDを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS15に移行
する。
【0129】S11.ステップS9で、受信フレームの
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS15に移
行する。
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS15に移
行する。
【0130】S13.ステップS11で、受信フレーム
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
【0131】S14.ステップS13で、受信フレーム
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS15に移行する。 S15.分配先となったバッファ・メモリに蓄積されて
いる情報量がステップS4で設定した閾値を超えるか否
か判断する。
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS15に移行する。 S15.分配先となったバッファ・メモリに蓄積されて
いる情報量がステップS4で設定した閾値を超えるか否
か判断する。
【0132】S16.ステップS15で、分配先となっ
たバッファ・メモリに蓄積されている情報量がステップ
S4で設定した閾値を超えないと判断した場合(No)
には、除算の剰余を分配信号として分配部に出力する。 S18.一方、分配先となったバッファ・メモリに蓄積
されている情報量がステップS4で設定した閾値を超え
ていると判断した場合(Yes)には、蓄積情報量に余
裕があるバッファ・メモリにフレームを出力すべく、分
配信号を出力する。
たバッファ・メモリに蓄積されている情報量がステップ
S4で設定した閾値を超えないと判断した場合(No)
には、除算の剰余を分配信号として分配部に出力する。 S18.一方、分配先となったバッファ・メモリに蓄積
されている情報量がステップS4で設定した閾値を超え
ていると判断した場合(Yes)には、蓄積情報量に余
裕があるバッファ・メモリにフレームを出力すべく、分
配信号を出力する。
【0133】ここで、図3に示した如く、ロード・バラ
ンス制御部が各バッファ・メモリの蓄積情報量を知って
いるので、蓄積情報量に余裕があるバッファ・メモリを
指定することが可能なのである。 S19.分配信号として固定値例えば0を分配部に出力
する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。
ンス制御部が各バッファ・メモリの蓄積情報量を知って
いるので、蓄積情報量に余裕があるバッファ・メモリを
指定することが可能なのである。 S19.分配信号として固定値例えば0を分配部に出力
する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。
【0134】分配部は既に分配信号を受信しており、F
IFOが出力許可信号によってフレームを出力するの
で、分配部は分配信号に応じたバッファ・メモリを選択
して受信フレームを送信する。 S21.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数をカウントしている。
IFOが出力許可信号によってフレームを出力するの
で、分配部は分配信号に応じたバッファ・メモリを選択
して受信フレームを送信する。 S21.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数をカウントしている。
【0135】S22.ロード・バランス制御部は、バッ
ファ・メモリの蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の
回数を超えたか否か判断する。バッファ・メモリの蓄積
情報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えていない
場合(No)には、ステップS25に移行する。 S25.ネットワーク・プロセッサ実装数検知部は、ネ
ットワーク・プロセッサの実装数に変化があったか否か
判断する。
ファ・メモリの蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の
回数を超えたか否か判断する。バッファ・メモリの蓄積
情報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えていない
場合(No)には、ステップS25に移行する。 S25.ネットワーク・プロセッサ実装数検知部は、ネ
ットワーク・プロセッサの実装数に変化があったか否か
判断する。
【0136】ネットワーク・プロセッサの実装数に変化
がなかったと判断した場合(No)には、ステップS5
にジャンプして移行の処理を実行する。 S26.ステップS22で、バッファ・メモリの蓄積情
報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えたと判断し
た場合(Yes)と、ステップS25で、ネットワーク
・プロセッサの実装数に変化があったと判断した場合
(Yes)には、ロード・バランス制御部は中央処理ユ
ニットにその旨通知する。
がなかったと判断した場合(No)には、ステップS5
にジャンプして移行の処理を実行する。 S26.ステップS22で、バッファ・メモリの蓄積情
報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えたと判断し
た場合(Yes)と、ステップS25で、ネットワーク
・プロセッサの実装数に変化があったと判断した場合
(Yes)には、ロード・バランス制御部は中央処理ユ
ニットにその旨通知する。
【0137】この通知を受けた中央処理ユニットは、ス
テップS3にジャンプして処理モードの判断をした上
で、処理モードがオンの場合には生成多項式又はアドレ
ス・ビット数の少なくとも一方を更新してロード・バラ
ンス制御部に設定する。設定の更新を受けたロード・バ
ランス制御部は、更新されたパラメタに応じて以降の処
理を実施する。
テップS3にジャンプして処理モードの判断をした上
で、処理モードがオンの場合には生成多項式又はアドレ
ス・ビット数の少なくとも一方を更新してロード・バラ
ンス制御部に設定する。設定の更新を受けたロード・バ
ランス制御部は、更新されたパラメタに応じて以降の処
理を実施する。
【0138】上記の如くロード・バランス処理を行なう
ので、蓄積情報量が閾値を超えたバッファ・メモリを避
けて出力先のバッファ・メモリを指定することが可能な
上に、蓄積情報量の閾値超え回数が所定回数を超えた場
合には設定を更新するので、閾値超え回数を縮減してロ
ード・バランスの偏りを少なくすることが可能であり、
又、ネットワーク・プロセッサの実装数に変化があった
場合には設定を更新するので、自律的に適性な設定に従
ってロード・バランスを行なうことが可能になる。
ので、蓄積情報量が閾値を超えたバッファ・メモリを避
けて出力先のバッファ・メモリを指定することが可能な
上に、蓄積情報量の閾値超え回数が所定回数を超えた場
合には設定を更新するので、閾値超え回数を縮減してロ
ード・バランスの偏りを少なくすることが可能であり、
又、ネットワーク・プロセッサの実装数に変化があった
場合には設定を更新するので、自律的に適性な設定に従
ってロード・バランスを行なうことが可能になる。
【0139】図15は、図4の構成の動作フローチャー
ト(その2)で、図12のフローチャートにネットワー
ク・プロセッサの実装数に変化があった場合に設定を更
新するステップを付加したものである。以降、図15の
符号に沿って説明する。 S1.ロード・バランス処理の最初に中央処理ユニット
は図1の構成の各要素について設定や格納内容を初期化
する。
ト(その2)で、図12のフローチャートにネットワー
ク・プロセッサの実装数に変化があった場合に設定を更
新するステップを付加したものである。以降、図15の
符号に沿って説明する。 S1.ロード・バランス処理の最初に中央処理ユニット
は図1の構成の各要素について設定や格納内容を初期化
する。
【0140】S2.中央処理ユニットは、ロード・バラ
ンスの処理モードを設定する。処理モードの設定の目的
と設定方法は図5と同じである。 S3.処理モードはオンであるか否か判断する。処理モ
ードがオフの場合(No)には、ステップS5にジャン
プする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル ・バッファ・メモリに蓄積されている情報量の閾値 ・フレームの到着順に逆転を許容するプロトコル を設定する。
ンスの処理モードを設定する。処理モードの設定の目的
と設定方法は図5と同じである。 S3.処理モードはオンであるか否か判断する。処理モ
ードがオフの場合(No)には、ステップS5にジャン
プする。 S4.ステップS3で、処理モードがオンであると判断
した場合(Yes)には、中央処理ユニットよりロード
・バランス制御部に ・ネットワーク・プロセッサの実装数 ・分配演算の生成多項式 ・演算対象のアドレス・ビット数 ・演算対象のプロトコル ・バッファ・メモリに蓄積されている情報量の閾値 ・フレームの到着順に逆転を許容するプロトコル を設定する。
【0141】ここで、フレームの到着順に逆転を許容す
るプロトコルを設定するのは、プロトコルによってはフ
レームの到着順の逆転を許容しないものがあり、逆転を
許容しないプロトコルではバッファ・メモリの蓄積情報
量によって出力先のバッファ・メモリを変えることは好
ましくないからである。そして、上位プロトコルが例え
ばTCP(これは、Transmission Control Protocol の
略である。)であれば、フレームの到着順に逆転を許容
する。
るプロトコルを設定するのは、プロトコルによってはフ
レームの到着順の逆転を許容しないものがあり、逆転を
許容しないプロトコルではバッファ・メモリの蓄積情報
量によって出力先のバッファ・メモリを変えることは好
ましくないからである。そして、上位プロトコルが例え
ばTCP(これは、Transmission Control Protocol の
略である。)であれば、フレームの到着順に逆転を許容
する。
【0142】S5.ロード・バランス制御部はフレーム
の受信を監視している。フレームを受信していない場合
(No)には、上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。 S7.ステップS6で、処理モードがオフであると判断
した場合(No)には、ステップS2で設定した分配先
を示す分配信号を出力して、ステップS20にジャンプ
する。
の受信を監視している。フレームを受信していない場合
(No)には、上記監視を継続する。 S6.ステップS5で、フレームを受信した場合(Ye
s)には、ロード・バランス制御部は処理モードはオン
か否か判断する。 S7.ステップS6で、処理モードがオフであると判断
した場合(No)には、ステップS2で設定した分配先
を示す分配信号を出力して、ステップS20にジャンプ
する。
【0143】一方、ステップS6で、処理モードがオン
であると判断した場合(Yes)には、プロトコルが何
であるか判断する。これは、PPPフレーム上のプロト
コルIDを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS15に移行
する。
であると判断した場合(Yes)には、プロトコルが何
であるか判断する。これは、PPPフレーム上のプロト
コルIDを検索すれば実施できる。 S9.プロトコルIDがIPv4であるか否か判断す
る。 S10.ステップS9で、受信フレームのプロトコルが
IPv4であると判断した場合(Yes)には、PPP
フレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項式
で除算して、分配信号を生成してステップS15に移行
する。
【0144】S11.ステップS9で、受信フレームの
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS15に移
行する。
プロトコルがIPv4でないと判断した場合(No)に
は、受信フレームのプロトコルがIPv6であるか否か
判断する。 S12.ステップS11で、受信フレームのプロトコル
がIPv6であると判断した場合(Yes)には、PP
Pフレーム上のアドレス・ビットを指定された生成多項
式で除算して、分配信号を生成してステップS15に移
行する。
【0145】S13.ステップS11で、受信フレーム
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
のプロトコルがIPv6でないと判断した場合(No)
には、受信フレームのプロトコルがMPLSであるか否
か判断する。受信フレームのプロトコルがMPLSでな
いと判断した場合(No)には、ステップS19にジャ
ンプする。
【0146】S14.ステップS13で、受信フレーム
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS15に移行する。 S15.分配先となったバッファ・メモリに蓄積されて
いる情報量がステップS4で設定した閾値を超えるか否
か判断する。
のプロトコルがMPLSであると判断した場合(Ye
s)には、PPPフレーム上のアドレス・ビットを指定
された生成多項式で除算して、分配信号を生成してステ
ップS15に移行する。 S15.分配先となったバッファ・メモリに蓄積されて
いる情報量がステップS4で設定した閾値を超えるか否
か判断する。
【0147】S17.ステップS15で、分配先となっ
たバッファ・メモリに蓄積されている情報量がステップ
S4で設定した閾値を超えると判断した場合(Yes)
には、上位プロトコルを検索して該上位プロトコルがフ
レーム到着順の逆転を許容するか否か判断する。 S16.ステップS15で、分配先となったバッファ・
メモリに蓄積されている情報量がステップS4で設定し
た閾値を超えないと判断した場合(No)、及び、ステ
ップS17で、該上位プロトコルがフレーム到着順の逆
転を許容しないと判断した場合(No)には、除算の剰
余を分配信号として分配部に出力する。
たバッファ・メモリに蓄積されている情報量がステップ
S4で設定した閾値を超えると判断した場合(Yes)
には、上位プロトコルを検索して該上位プロトコルがフ
レーム到着順の逆転を許容するか否か判断する。 S16.ステップS15で、分配先となったバッファ・
メモリに蓄積されている情報量がステップS4で設定し
た閾値を超えないと判断した場合(No)、及び、ステ
ップS17で、該上位プロトコルがフレーム到着順の逆
転を許容しないと判断した場合(No)には、除算の剰
余を分配信号として分配部に出力する。
【0148】S18.一方、ステップS17で、該上位
プロトコルがフレーム到着順の逆転を許容すると判断し
た場合(Yes)には、蓄積情報量に余裕があるバッフ
ァ・メモリにフレームを出力すべく、分配信号を出力す
る。 S19.分配信号として固定値例えば0を分配部に出力
する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。
プロトコルがフレーム到着順の逆転を許容すると判断し
た場合(Yes)には、蓄積情報量に余裕があるバッフ
ァ・メモリにフレームを出力すべく、分配信号を出力す
る。 S19.分配信号として固定値例えば0を分配部に出力
する。 S20.出力許可信号をFIFOに出力する。
【0149】分配部は既に分配信号を受信しており、F
IFOが出力許可信号によってフレームを出力するの
で、分配部は分配信号に応じたバッファ・メモリを選択
して受信フレームを送信する。 S21.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数をカウントしている。
IFOが出力許可信号によってフレームを出力するの
で、分配部は分配信号に応じたバッファ・メモリを選択
して受信フレームを送信する。 S21.ロード・バランス制御部は、バッファ・メモリ
の蓄積情報量が閾値超えした回数をカウントしている。
【0150】S22.ロード・バランス制御部は、バッ
ファ・メモリの蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の
回数を超えたか否か判断する。バッファ・メモリの蓄積
情報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えていない
場合(No)には、ステップS25に移行する。 S25.ネットワーク・プロセッサ実装数検知部は、ネ
ットワーク・プロセッサの実装数に変化があったか否か
判断する。
ファ・メモリの蓄積情報量が閾値超えした回数が所定の
回数を超えたか否か判断する。バッファ・メモリの蓄積
情報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えていない
場合(No)には、ステップS25に移行する。 S25.ネットワーク・プロセッサ実装数検知部は、ネ
ットワーク・プロセッサの実装数に変化があったか否か
判断する。
【0151】ネットワーク・プロセッサの実装数に変化
がなかったと判断した場合(No)には、ステップS5
にジャンプして移行の処理を実行する。 S26.ステップS22で、バッファ・メモリの蓄積情
報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えたと判断し
た場合(Yes)と、ステップS25で、ネットワーク
・プロセッサの実装数に変化があったと判断した場合
(Yes)には、ロード・バランス制御部は中央処理ユ
ニットにその旨通知する。
がなかったと判断した場合(No)には、ステップS5
にジャンプして移行の処理を実行する。 S26.ステップS22で、バッファ・メモリの蓄積情
報量が閾値超えした回数が所定の回数を超えたと判断し
た場合(Yes)と、ステップS25で、ネットワーク
・プロセッサの実装数に変化があったと判断した場合
(Yes)には、ロード・バランス制御部は中央処理ユ
ニットにその旨通知する。
【0152】この通知を受けた中央処理ユニットは、ス
テップS3にジャンプして処理モードの判断をした上
で、処理モードがオンの場合には生成多項式又はアドレ
ス・ビット数の少なくとも一方を更新してロード・バラ
ンス制御部に設定する。設定の更新を受けたロード・バ
ランス制御部は、更新されたパラメタに応じて以降の処
理を実施する。
テップS3にジャンプして処理モードの判断をした上
で、処理モードがオンの場合には生成多項式又はアドレ
ス・ビット数の少なくとも一方を更新してロード・バラ
ンス制御部に設定する。設定の更新を受けたロード・バ
ランス制御部は、更新されたパラメタに応じて以降の処
理を実施する。
【0153】上記の如きロード・バランス処理によっ
て、上位プロトコルがフレーム到着順の逆転を許容する
場合に蓄積情報量が閾値を超えたバッファ・メモリを避
けて出力先のバッファ・メモリを指定するので、蓄積情
報量に余裕があるバッファ・メモリに出力が可能で、且
つ、受信したフレームから正しい情報を得ることが可能
な上に、蓄積情報量の閾値超え回数が所定回数を超えた
場合には設定を更新するので、閾値超え回数を縮減して
ロード・バランスの偏りを少なくすることが可能であ
り、又、ネットワーク・プロセッサの実装数に変化があ
った場合には設定を更新するので、自律的に適性な設定
に従ってロード・バランスを行なうことが可能になる。
て、上位プロトコルがフレーム到着順の逆転を許容する
場合に蓄積情報量が閾値を超えたバッファ・メモリを避
けて出力先のバッファ・メモリを指定するので、蓄積情
報量に余裕があるバッファ・メモリに出力が可能で、且
つ、受信したフレームから正しい情報を得ることが可能
な上に、蓄積情報量の閾値超え回数が所定回数を超えた
場合には設定を更新するので、閾値超え回数を縮減して
ロード・バランスの偏りを少なくすることが可能であ
り、又、ネットワーク・プロセッサの実装数に変化があ
った場合には設定を更新するので、自律的に適性な設定
に従ってロード・バランスを行なうことが可能になる。
【0154】以上、4つの構成における11の動作フロ
ーチャートを以て本発明の技術を詳述したが、ここで本
発明の技術を整理すると下記の如くなる。即ち、最も基
本的な発明は、入力情報を複数の装置の中から選択され
た1つの装置に出力するためのロード・バランスのパラ
メタを複数備えており、複数のロード・バランスのパラ
メタの中の任意のパラメタを設定可能なロード・バラン
ス方式において、各々の装置毎の該入力情報の出力回数
が所定のバランスを保っていない場合に、ロード・バラ
ンスのパラメタを更新するロード・バランス方式であ
る。これは、図5において説明している。
ーチャートを以て本発明の技術を詳述したが、ここで本
発明の技術を整理すると下記の如くなる。即ち、最も基
本的な発明は、入力情報を複数の装置の中から選択され
た1つの装置に出力するためのロード・バランスのパラ
メタを複数備えており、複数のロード・バランスのパラ
メタの中の任意のパラメタを設定可能なロード・バラン
ス方式において、各々の装置毎の該入力情報の出力回数
が所定のバランスを保っていない場合に、ロード・バラ
ンスのパラメタを更新するロード・バランス方式であ
る。これは、図5において説明している。
【0155】2番目の発明は、入力情報を複数の装置か
ら1つの装置に出力するためのロード・バランスのパラ
メタを複数備えており、複数のロード・バランスのパラ
メタの中の任意のパラメタを設定可能なロード・バラン
ス方式において、バッファ・メモリを介して入力情報を
複数の装置の1つの装置に出力し、特定装置に対応する
バッファ・メモリの蓄積情報量が所定の量を超えた場合
に、ロード・バランス演算の結果とは無関係に該蓄積情
報量が少ないバッファ・メモリを有する装置を選択する
ロード・バランス方式である。これは、図8において説
明している。
ら1つの装置に出力するためのロード・バランスのパラ
メタを複数備えており、複数のロード・バランスのパラ
メタの中の任意のパラメタを設定可能なロード・バラン
ス方式において、バッファ・メモリを介して入力情報を
複数の装置の1つの装置に出力し、特定装置に対応する
バッファ・メモリの蓄積情報量が所定の量を超えた場合
に、ロード・バランス演算の結果とは無関係に該蓄積情
報量が少ないバッファ・メモリを有する装置を選択する
ロード・バランス方式である。これは、図8において説
明している。
【0156】3番目の発明は、2番目の発明において、
特定装置に対応するバッファ・メモリの蓄積情報量が所
定の量を超えた回数が所定回数を超えた場合に、ロード
・バランスのパラメタを更新するするロード・バランス
方式である。これは、図9、図12において説明してい
る。4番目の発明は、2番目又は3番目の発明におい
て、各々の装置毎の該入力情報の出力回数が所定のバラ
ンスを保っていない場合に、ロード・バランスのパラメ
タを更新するロード・バランス方式である。これは、図
10、図13において説明している。
特定装置に対応するバッファ・メモリの蓄積情報量が所
定の量を超えた回数が所定回数を超えた場合に、ロード
・バランスのパラメタを更新するするロード・バランス
方式である。これは、図9、図12において説明してい
る。4番目の発明は、2番目又は3番目の発明におい
て、各々の装置毎の該入力情報の出力回数が所定のバラ
ンスを保っていない場合に、ロード・バランスのパラメ
タを更新するロード・バランス方式である。これは、図
10、図13において説明している。
【0157】5番目の発明は、上記発明において、出力
装置数の変化に応じてロード・バランスのパラメタを更
新するロード・バランス方式である。これは、図6、図
7、図14、図15において説明している。尚、図11
は図8に対して上位プロトコルがフレームの到着順序の
逆転を許容するか否かを判断するステップを付加したも
ので、本質的には図8に含まれるものである。
装置数の変化に応じてロード・バランスのパラメタを更
新するロード・バランス方式である。これは、図6、図
7、図14、図15において説明している。尚、図11
は図8に対して上位プロトコルがフレームの到着順序の
逆転を許容するか否かを判断するステップを付加したも
ので、本質的には図8に含まれるものである。
【0158】最後に、先にも記載した如く、ルータやス
イッチなどルーティングを行なう通信装置を例に記載し
てきたが、これは全てのロード・バランスを行なうシス
テムを包括的に説明することは困難であり、又、複数の
システムを包括的に説明することによって却って理解が
妨げられる恐れもあるという理由でルータ、スイッチな
どルーティングを行なう通信装置を例にしただけであ
る。最後に、本発明の技術は全てのロード・バランスを
行なうシステムに適用可能であるということを指摘して
おきたい。
イッチなどルーティングを行なう通信装置を例に記載し
てきたが、これは全てのロード・バランスを行なうシス
テムを包括的に説明することは困難であり、又、複数の
システムを包括的に説明することによって却って理解が
妨げられる恐れもあるという理由でルータ、スイッチな
どルーティングを行なう通信装置を例にしただけであ
る。最後に、本発明の技術は全てのロード・バランスを
行なうシステムに適用可能であるということを指摘して
おきたい。
【0159】(付記1) 入力情報を複数の装置の中か
ら選択された1つの装置に出力するためのロード・バラ
ンスのパラメタを複数備えており、複数のロード・バラ
ンスのパラメタの中の任意のパラメタを設定可能なロー
ド・バランス方式において、各々の装置毎の該入力情報
の出力回数が所定のバランスを保っていない場合に、ロ
ード・バランスのパラメタを更新することを特徴とする
ロード・バランス方式。
ら選択された1つの装置に出力するためのロード・バラ
ンスのパラメタを複数備えており、複数のロード・バラ
ンスのパラメタの中の任意のパラメタを設定可能なロー
ド・バランス方式において、各々の装置毎の該入力情報
の出力回数が所定のバランスを保っていない場合に、ロ
ード・バランスのパラメタを更新することを特徴とする
ロード・バランス方式。
【0160】(付記2) 入力情報を複数の装置中から
選択された1つの装置に出力するためのロード・バラン
スのパラメタを複数備えており、複数のロード・バラン
スのパラメタの中の任意のパラメタを設定可能なロード
・バランス方式において、バッファ・メモリを介して入
力情報を複数の装置の1つの装置に出力し、特定装置に
対応するバッファ・メモリの蓄積情報量が所定の量を超
えた場合に、ロード・バランス演算の結果とは無関係に
該蓄積情報量が少ないバッファ・メモリを有する装置を
選択することを特徴とするロード・バランス方式。
選択された1つの装置に出力するためのロード・バラン
スのパラメタを複数備えており、複数のロード・バラン
スのパラメタの中の任意のパラメタを設定可能なロード
・バランス方式において、バッファ・メモリを介して入
力情報を複数の装置の1つの装置に出力し、特定装置に
対応するバッファ・メモリの蓄積情報量が所定の量を超
えた場合に、ロード・バランス演算の結果とは無関係に
該蓄積情報量が少ないバッファ・メモリを有する装置を
選択することを特徴とするロード・バランス方式。
【0161】(付記3) 付記2記載のロード・バラン
ス方式において、特定装置に対応するバッファ・メモリ
の蓄積情報量が所定の量を超えた回数が所定回数を超え
た場合に、ロード・バランスのパラメタを更新すること
を特徴とするロード・バランス方式。
ス方式において、特定装置に対応するバッファ・メモリ
の蓄積情報量が所定の量を超えた回数が所定回数を超え
た場合に、ロード・バランスのパラメタを更新すること
を特徴とするロード・バランス方式。
【0162】(付記4) 付記2又は付記3のいずれか
に記載のロード・バランス方式において、各々の装置毎
の該入力情報の出力回数が所定のバランスを保っていな
い場合に、ロード・バランスのパラメタを更新すること
を特徴とするロード・バランス方式。
に記載のロード・バランス方式において、各々の装置毎
の該入力情報の出力回数が所定のバランスを保っていな
い場合に、ロード・バランスのパラメタを更新すること
を特徴とするロード・バランス方式。
【0163】(付記5) 付記1乃至付記4のいずれか
に記載のロード・バランス方式において、出力装置数の
変化に応じてロード・バランスのパラメタを更新するこ
とを特徴とするロード・バランス方式。 (付記6) 付記2乃至付記4のいずれかに記載のロー
ド・バランス方式において、特定装置に対応するバッフ
ァ・メモリの蓄積情報量が所定の量を超えた場合には上
位プロトコルのIDを検索して、検索結果のプロトコル
がフレームの到達順序の逆転を許容するプロトコルであ
る場合には、ロード・バランス演算の結果とは無関係に
該蓄積情報量が少ないバッファ・メモリを有する装置を
選択し、検索結果のプロトコルがフレームの到達順序の
逆転を許容しないプロトコルである場合には、装置演算
の結果通りに装置を選択することを特徴とするロード・
バランス方式。
に記載のロード・バランス方式において、出力装置数の
変化に応じてロード・バランスのパラメタを更新するこ
とを特徴とするロード・バランス方式。 (付記6) 付記2乃至付記4のいずれかに記載のロー
ド・バランス方式において、特定装置に対応するバッフ
ァ・メモリの蓄積情報量が所定の量を超えた場合には上
位プロトコルのIDを検索して、検索結果のプロトコル
がフレームの到達順序の逆転を許容するプロトコルであ
る場合には、ロード・バランス演算の結果とは無関係に
該蓄積情報量が少ないバッファ・メモリを有する装置を
選択し、検索結果のプロトコルがフレームの到達順序の
逆転を許容しないプロトコルである場合には、装置演算
の結果通りに装置を選択することを特徴とするロード・
バランス方式。
【0164】(付記7) 付記1乃至付記6のいずれか
に記載のロード・バランス方式において、動作モードを
設定することによって、全ての入力情報を特定の装置に
出力することを特徴とするロード・バランス方式。
に記載のロード・バランス方式において、動作モードを
設定することによって、全ての入力情報を特定の装置に
出力することを特徴とするロード・バランス方式。
【0165】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、入
力情報を複数の装置の中から選択された1つの装置に出
力するためのロード・バランスのパラメタを複数備えて
おり、複数のロード・バランスのパラメタの中の任意の
パラメタを設定可能なロード・バランス方式に関し、特
に、ロード・バランスのために設定したパラメタを更新
可能なロード・バランス方式を提供することができる。
力情報を複数の装置の中から選択された1つの装置に出
力するためのロード・バランスのパラメタを複数備えて
おり、複数のロード・バランスのパラメタの中の任意の
パラメタを設定可能なロード・バランス方式に関し、特
に、ロード・バランスのために設定したパラメタを更新
可能なロード・バランス方式を提供することができる。
【0166】即ち、第一の発明によれば、入力情報を複
数の装置の中から選択された1つの装置に出力するため
のロード・バランスのパラメタを複数備えており、複数
のロード・バランスのパラメタの中の任意のパラメタを
設定可能なロード・バランス方式において、ロード・バ
ランスが所定のバランスで行なわれていない場合に、ロ
ード・バランスのパラメタを更新するので、ロード・バ
ランスのバランスが改善される可能性がある。
数の装置の中から選択された1つの装置に出力するため
のロード・バランスのパラメタを複数備えており、複数
のロード・バランスのパラメタの中の任意のパラメタを
設定可能なロード・バランス方式において、ロード・バ
ランスが所定のバランスで行なわれていない場合に、ロ
ード・バランスのパラメタを更新するので、ロード・バ
ランスのバランスが改善される可能性がある。
【0167】又、第二の発明によれば、バッファ・メモ
リを介して入力情報を複数の装置の中から1つの装置を
選択して出力し、特定装置に対応するバッファ・メモリ
の蓄積情報量が所定の量を超えた場合には、ロード・バ
ランス演算の結果とは無関係に該蓄積情報量が少ないバ
ッファ・メモリを有する装置を選択するので、情報の出
力量が集中した装置を避けて出力装置を選択することが
可能になって、複数の装置における負荷を平均すること
が可能になる。
リを介して入力情報を複数の装置の中から1つの装置を
選択して出力し、特定装置に対応するバッファ・メモリ
の蓄積情報量が所定の量を超えた場合には、ロード・バ
ランス演算の結果とは無関係に該蓄積情報量が少ないバ
ッファ・メモリを有する装置を選択するので、情報の出
力量が集中した装置を避けて出力装置を選択することが
可能になって、複数の装置における負荷を平均すること
が可能になる。
【0168】又、第三の発明によれば、特定装置に対応
するバッファ・メモリの蓄積情報量が所定の量を超えた
回数が所定回数を超えた場合に、ロード・バランスのパ
ラメタを更新するので、情報の出力量が集中した装置を
避けて出力装置を選択することが可能になって、複数の
装置における負荷を更に平均することが可能になる。
又、第四の発明によれば、第二の発明又は第三の発明の
いずれかのロード・バランス方式において、ロード・バ
ランスが所定のバランスで行なわれていない場合に、ロ
ード・バランスのパラメタを更新するので、情報の出力
量が集中した装置を避けて出力装置を選択することが可
能になって、複数の装置における負荷を更に平均するこ
とが可能になる。
するバッファ・メモリの蓄積情報量が所定の量を超えた
回数が所定回数を超えた場合に、ロード・バランスのパ
ラメタを更新するので、情報の出力量が集中した装置を
避けて出力装置を選択することが可能になって、複数の
装置における負荷を更に平均することが可能になる。
又、第四の発明によれば、第二の発明又は第三の発明の
いずれかのロード・バランス方式において、ロード・バ
ランスが所定のバランスで行なわれていない場合に、ロ
ード・バランスのパラメタを更新するので、情報の出力
量が集中した装置を避けて出力装置を選択することが可
能になって、複数の装置における負荷を更に平均するこ
とが可能になる。
【0169】更に、第五の発明によれば、第一の発明乃
至第四の発明のいずれかのロード・バランス方式におい
て、出力装置数の変化に応じてロード・バランスのパラ
メタを更新するので、複数の装置における負荷を平均化
できると共に、出力装置数に対応してロード・バランス
することが可能になる。
至第四の発明のいずれかのロード・バランス方式におい
て、出力装置数の変化に応じてロード・バランスのパラ
メタを更新するので、複数の装置における負荷を平均化
できると共に、出力装置数に対応してロード・バランス
することが可能になる。
【図1】 本発明の第一の実施の形態。
【図2】 本発明の第二の実施の形態。
【図3】 本発明の第三の実施の形態。
【図4】 本発明の第四の実施の形態。
【図5】 図1の構成の動作フローチャート。
【図6】 図2の構成の動作フローチャート(その
1)。
1)。
【図7】 図2の構成の動作フローチャート(その
2)。
2)。
【図8】 図3の構成の動作フローチャート(その1−
1)。
1)。
【図9】 図3の構成の動作フローチャート(その1−
2)。
2)。
【図10】 図3の構成の動作フローチャート(その1
−3)。
−3)。
【図11】 図3の構成の動作フローチャート(その2
−1)。
−1)。
【図12】 図3の構成の動作フローチャート(その2
−2)。
−2)。
【図13】 図3の構成の動作フローチャート(その2
−3)。
−3)。
【図14】 図4の構成の動作フローチャート(その
1)。
1)。
【図15】 図4の構成の動作フローチャート(その
2)。
2)。
【図16】 POSフレーム・フォーマット。
【図17】 POS物理インタフェースを説明する図
(その1)。
(その1)。
【図18】 POS物理インタフェースを説明する図
(その2)。
(その2)。
【図19】 POS物理インタフェースを説明する図
(その3)。
(その3)。
1 回線インタフェース部 2 ロード・バランス制御部 3 ファースト・イン・ファースト・アウト・メモリ
(FIFO) 4 分配部 5、5a、5b ネットワーク・プロセッサ 6 スイッチ部 7 ネットワーク・プロセッサ実装数検知部 8 中央処理ユニット 8−1 バス 9、9a、9b バッファ・メモリ 10、10a、10b 統計情報収集部
(FIFO) 4 分配部 5、5a、5b ネットワーク・プロセッサ 6 スイッチ部 7 ネットワーク・プロセッサ実装数検知部 8 中央処理ユニット 8−1 バス 9、9a、9b バッファ・メモリ 10、10a、10b 統計情報収集部
Claims (5)
- 【請求項1】 入力情報を複数の装置の中から選択され
た1つの装置に出力するためのロード・バランスのパラ
メタを複数備えており、複数のロード・バランスのパラ
メタの中の任意のパラメタを設定可能なロード・バラン
ス方式において、 各々の装置毎の該入力情報の出力回数が所定のバランス
を保っていない場合に、ロード・バランスのパラメタを
更新することを特徴とするロード・バランス方式。 - 【請求項2】 入力情報を複数の装置の中から選択され
た1つの装置に出力するためのロード・バランスのパラ
メタを複数備えており、複数のロード・バランスのパラ
メタの中の任意のパラメタを設定可能なロード・バラン
ス方式において、 バッファ・メモリを介して入力情報を複数の装置の1つ
の装置に出力し、 特定装置に対応するバッファ・メモリの蓄積情報量が所
定の量を超えた場合に、ロード・バランス演算の結果と
は無関係に該蓄積情報量が少ないバッファ・メモリを有
する装置を選択することを特徴とするロード・バランス
方式。 - 【請求項3】 請求項2記載のロード・バランス方式に
おいて、 特定装置に対応するバッファ・メモリの蓄積情報量が所
定の量を超えた回数が所定回数を超えた場合に、ロード
・バランスのパラメタを更新することを特徴とするロー
ド・バランス方式。 - 【請求項4】 請求項2又は請求項3のいずれかに記載
のロード・バランス方式において、 各々の装置毎の該入力情報の出力回数が所定のバランス
を保っていない場合に、ロード・バランスのパラメタを
更新することを特徴とするロード・バランス方式。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
のロード・バランス方式において、 出力装置数の変化に応じてロード・バランスのパラメタ
を更新することを特徴とするロード・バランス方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001158262A JP2002351853A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ロード・バランス方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001158262A JP2002351853A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ロード・バランス方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002351853A true JP2002351853A (ja) | 2002-12-06 |
Family
ID=19002007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001158262A Withdrawn JP2002351853A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ロード・バランス方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002351853A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005034303A1 (en) * | 2003-10-08 | 2005-04-14 | E Square Technologies Co., Ltd. | Portable charger having built-in secondary lithium battery |
JP2009111707A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Alaxala Networks Corp | パケット転送装置 |
JP2016153929A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 日本電信電話株式会社 | 分散システム、負荷分散方法及びプログラム |
-
2001
- 2001-05-28 JP JP2001158262A patent/JP2002351853A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005034303A1 (en) * | 2003-10-08 | 2005-04-14 | E Square Technologies Co., Ltd. | Portable charger having built-in secondary lithium battery |
JP2009111707A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Alaxala Networks Corp | パケット転送装置 |
JP2016153929A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | 日本電信電話株式会社 | 分散システム、負荷分散方法及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20170237661A1 (en) | Processing packets by a network device | |
US5596574A (en) | Method and apparatus for synchronizing data transmission with on-demand links of a network | |
US6888797B1 (en) | Hashing-based network load balancing | |
JP3480444B2 (ja) | Gfpフレーム転送装置およびgfpフレーム転送方法 | |
JP3901982B2 (ja) | ネットワークプロセッサの負荷分散装置 | |
US9276851B1 (en) | Parser and modifier for processing network packets | |
US8233502B2 (en) | System and method for heuristically dropping packets in a multilink PPP bundle | |
US7515543B2 (en) | Packet reorder resolution in a load-balanced network architecture | |
US7440404B2 (en) | Load balancing method and apparatus for ethernet over SONET and other types of networks | |
JP4704500B2 (ja) | パケット処理装置 | |
US8467293B2 (en) | Single-failure protection in a load-balanced network architecture | |
US7961636B1 (en) | Vectorized software packet forwarding | |
US6810501B1 (en) | Single cycle cyclic redundancy checker/generator | |
JP2002351853A (ja) | ロード・バランス方式 | |
JP2001285322A (ja) | Lan間通信装置及びこれを用いるlan間通信ネットワーク | |
US6480491B1 (en) | Latency management for a network | |
US20230261973A1 (en) | Method for distributing multipath flows in a direct interconnect network | |
EP4113903A1 (en) | Counting packet loss in sequence recovery method | |
US7603418B1 (en) | Sequence number resetting for synchronizing transfers in a digital network | |
JP2007028631A (ja) | サブフレーム基盤のスイッチングのためのレジデンシャルイーサネットスイッチング装置 | |
EP2533440B1 (en) | Method and device for sequencing members of multiple virtual concatenation groups | |
US7197612B1 (en) | Flexible queue and stream mapping systems and methods | |
US20050068986A1 (en) | Universal switching centre, method for executing a switching task, input unit, output unit and connecting unit | |
JP2003273910A (ja) | ルータ装置 | |
JP2000004253A (ja) | パケット交換機及びパケット通信経路の切り替え方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040610 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040610 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080805 |