JP2002351565A - 不正使用防止システム、不正使用防止方法及び不正使用防止プログラム - Google Patents

不正使用防止システム、不正使用防止方法及び不正使用防止プログラム

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JP2002351565A
JP2002351565A JP2001153700A JP2001153700A JP2002351565A JP 2002351565 A JP2002351565 A JP 2002351565A JP 2001153700 A JP2001153700 A JP 2001153700A JP 2001153700 A JP2001153700 A JP 2001153700A JP 2002351565 A JP2002351565 A JP 2002351565A
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Hiroshi Kaneko
浩 金子
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INTERSTATE KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プログラム記録媒体の不正コピーによる不正
使用やデータの改竄による不正使用を防止する。 【解決手段】 クライアントコンピュータでは、ユーザ
固有データの入力しS202,S203、プログラム記
録媒体に固有のシリアル番号とクライアントコンピュー
タに固有の装置識別データを取得しS201,S20
4、シリアル番号と装置識別データとに基づいて登録キ
ーを生成しS205、登録キーとユーザ固有データをサ
ーバコンピュータに送信するS206。サーバコンピュ
ータでは、登録キーとユーザ固有データを受信しS21
0、登録キーに基づいて認証データを生成しS211、
クライアントコンピュータに送信するS212。クライ
アントコンピュータでは、認証データを受信しS20
7、セーブデータを生成するS208。実行時に、セー
ブデータと識別データとに基づいてプログラムを起動す
るか否かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム装置などの
コンピュータで実行するゲームプログラムあるいは任意
のプログラムを購入したユーザ以外の前記プログラムの
不正な使用又は使用するコンピュータ以外での前記プロ
グラムの不正な使用を防止する不正使用防止システム、
不正使用防止装置及び不正使用防止方法に関するもので
あり、特にユーザ情報やプログラム記録媒体のシリアル
番号を管理するサーバコンピュータと連携して不正使用
を防止する不正使用防止システム、不正使用防止装置及
び不正使用防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ゲームプログラム等のソフトウェアは、
主としてCD、DVD、フロッピー(登録商標)ディス
ク(FD)、フラッシュメモリ等のメモリカード等の記
録媒体に記録してユーザに販売しているが、正当に購入
されたソフトウェアを他の記録媒体に不正コピーして、
不正コピーされたソフトウェアを正当に購入したユーザ
以外の不正ユーザが使用したり、他のコンピュータやゲ
ーム装置で使用するという不正使用が近年問題となって
いる。
【0003】このため、ゲームプログラム等のソフトウ
ェアを製造販売するソフトウェアメーカや、ゲーム装置
等のコンピュータを製造販売するハードウェアメーカで
は、このような不正コピーを防止する手段として種種の
方策を講じている。このような不正コピー防止手段とし
ては、ソフトウェア側でコピープロテクトを行うソフト
ウェアプロテクトとゲーム装置等のハードウェア側でコ
ピープロテクトを行うハードウェアプロテクトの2つの
方法がある。
【0004】ソフトウェアプロテクト手段として、第1
の手段は殆ど全てのソフトウェアの商品について使用さ
れているものであり、工場でソフトウェア記録媒体を量
産する段階で予めコンピュータ上のファイルシステムで
認識不可能な非コピー属性の識別データを記録媒体に記
録しておき、ユーザ側でのプログラム実行時にこの識別
データの有無をチェックし、正規の記録媒体に記録され
たプログラムから起動されたものか(正規の製品か)、
不正コピーされた記録媒体のプログラムから起動された
ものかを判断するものである。そして、正規の記録媒体
である場合にのみプログラムを実行を継続するようにし
て不正コピーされた記録媒体のプログラムの実行を不可
能にする事により実質的にプログラムの不正コピーを無
効にすることによって、ソフトウェア製品の不正コピー
を防止している。
【0005】また、第2のソフトウェアプロテクト手段
は、ソフトウェアメーカで講じる主流のプロテクト手段
であり、記録媒体に記録したプログラム中に、予めユー
ザ認証のためのフェイズ又はプログラムを組み込んでお
く。そして、ソフトウェア起動後にユーザ認証フェイズ
又はプログラムを実行してソフトウェアパッケージに含
まれるシリアル番号やプログラム等に基づいて、正規の
製品か、不正コピーされた製品かをチェックし、正規の
記録媒体である場合にのみプログラムを実行を継続する
ようにして不正コピーされた記録媒体のプログラムの実
行を不可能として実質的にプログラムの不正コピーを無
効にするものである。このプロテクト手段におけるユー
ザ認証のプログラムとしては種種のものが開発されてい
る。
【0006】一方、ハードウェアプロテクト手段として
は、ゲーム装置やコンピュータ等のハードウェアの各種
ポートに接続する専用部品を設け、プログラム側で対象
ポートからの信号を受信して、受信信号が異常である場
合には不正コピーされた製品であると判断するものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の不正使用防止手段には次のような問題点があ
る。第1のソフトウェアプロテクト手段では、記録媒体
に非コピー属性の識別データを記録しているため、ファ
イルシステム上はこの識別データを認識することはでき
ないが、近年流通しているCD−R、CD−RW、DV
D−RAM等には媒体ごとセクタ単位で複製することは
可能である。この場合、識別データも同時に複製されて
しまうため、プログラム側で正規のソフトウェア製品
か、不正コピーされたソフトウェアかを判別することが
できないという問題がある。
【0008】また、第2のソフトウェアプロテクト手段
では、記録媒体中のプログラムでチェックするシリアル
番号を変更する等のデータ改竄が行えたり、あるいはC
D−R等の記録媒体に複製したあと、シリアル番号登録
を行うこともできてしまい、容易にソフトウェアプロテ
クトを解除することが可能となるという問題がある。
【0009】更に、従来のハードウェアプロテクト手段
では、パッケージに専用部品を同梱して販売しなければ
ならず、製品の製造コストが増大する。また、対象ポー
トからの受信信号を解析するプログラムを改竄すること
も可能である。
【0010】一方、ソフトウェアに有効期限を設定し、
有効期限経過後はそのプログラムを実行することができ
ないような方法も考えられるが、これでは、販売期間が
制限されてしまい、開発に要した投資を十分に回収でき
ない。
【0011】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、記録媒体の不正コピーによる不正使用
や、データの改竄によるプログラムの不正使用を防止す
ることができる不正使用防止方法及び不正使用防止シス
テムを提供することを主な目的とする。本発明の別の目
的は低コストでソフトウェアの不正使用を防止すること
ができる不正使用防止方法及び不正使用防止システムを
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、サーバコンピュータと、プ
ログラムを実行する複数のクライアントコンピュータと
からなる不正使用防止システムにおいて、前記サーバコ
ンピュータは、予めプログラム記録媒体に固有のシリア
ル番号を記録したデータベースと、各クライアントコン
ピュータから、前記シリアル番号とクライアントコンピ
ュータに固有の装置識別データとに基づいた登録キー
と、ユーザ固有データとを受信するクライアントデータ
受信手段と、ユーザ認証のための認証データを、前記登
録キーに基づいて生成する認証データ生成手段と、前記
認証データをクライアントコンピュータに送信する認証
データ送信手段と、前記登録キーと前記ユーザ固有デー
タとを、前記シリアル番号と対応づけて前記データベー
スに記録する登録手段と、を備えたものであり、前記ク
ライアントコンピュータは、クライアントコンピュータ
に固有の装置識別データを予め記憶した識別データ記憶
手段と、ユーザ固有データを入力させる入力処理手段
と、前記シリアル番号と前記装置識別データとに基づい
て登録キーを生成する登録キー生成手段と、前記登録キ
ーとユーザ固有データとを、前記サーバコンピュータに
送信するクライアントデータ送信手段と、前記サーバコ
ンピュータから前記認証データを受信する認証データ受
信手段と、受信した認証データに基づいてセーブデータ
を生成するセーブデータ生成手段と、前記生成されたセ
ーブデータを記憶するセーブデータ記憶手段と、プログ
ラム実行時に、前記セーブデータ記憶手段に記録された
セーブデータと前記装置識別データとに基づいてプログ
ラムを起動するか否かを判断する認証手段と、を備えた
ものであることを特徴とする。
【0013】本発明では、ユーザのプログラム使用開始
時に、シリアル番号と装置識別データに基づいた登録キ
ーを生成して、ユーザ固有情報と共にサーバコンピュー
タへ送信する。ここで、「シリアル番号と装置識別デー
タに基づいて登録キーを生成する」とは、少なくともシ
リアル番号と装置識別データを含むように登録キーを生
成することをいい、他のデータを含めて登録キーを生成
するように構成しても良い。また、シリアル番号と装置
識別データとを暗号化して登録キーに含めるように構成
してもよい。
【0014】このように、登録キーにはシリアル番号が
含められており、サーバコンピュータ側ではこの認証デ
ータに含まれるシリアル番号と受信したユーザ固有デー
タとを対応付けてデータベースに記録する。このため、
一つのソフトウェアに対して使用可能なユーザを確定し
て制限することができる。
【0015】また、本発明では、サーバコンピュータ側
で、クライアントコンピュータから受信した登録キーに
基づいて認証データを生成してユーザに送信する。一
方、クライアントコンピュータ側では、受信した認証デ
ータに基づいてセーブデータを生成してセーブデータ記
憶手段に格納する。ここで、「登録キーに基づいて認証
データを生成する」とは、少なくとも登録キーを含むよ
うに認証データを生成することをいい、ユーザ固有デー
タ等の他のデータを含めて認証データを生成するように
構成しても良い。また、登録キーを暗号化して認証デー
タに含めるように構成してもよい。また、「認証データ
に基づいてセーブデータを生成する」とは、少なくとも
認証データを含むようにセーブデータを生成することを
いい、他のデータを含めてセーブデータを生成するよう
に構成しても良い。また、認証データを暗号化してセー
ブデータに含めるように構成してもよい。
【0016】このように、セーブデータには認証データ
が含まれ、認証データには登録キーが含まれており、更
に登録キーにはシリアル番号と装置識別番号が含まれる
ので、結果としてセーブデータにはシリアル番号と装置
識別番号が含まれることになる。そして、クライアント
コンピュータでは、プログラム実行時にこのセーブデー
タに基づいてプログラムを起動すべきか否かを判断して
いるので、記録媒体のプログラムを、最初にプログラム
を起動したクライアントコンピュータ以外の装置で実行
することができなくなり、プログラムを複数の装置で使
用するという不正使用を防止することができる。
【0017】また、本発明では、記録媒体を不正コピー
した場合でも、セーブデータ記憶手段に格納されたセー
ブデータがわからなければ、プログラムを起動できない
ので、記録媒体の不正コピーが実質的に無効となり、不
正コピーの抑止を図ることができる。
【0018】更に、本発明ではシリアル番号と装置識別
番号からセーブデータを単純に生成しているのではな
く、シリアル番号と装置識別番号から登録キーの生成、
登録キーから認証データの生成、及び認証データからセ
ーブデータへの生成という、クライアントコンピュータ
とサーバコンピュータの双方で、データの加工を複数回
行うことによりセーブデータを生成している。このた
め、セーブデータからシリアル番号や装置識別番号を解
析したり、改竄することは非常に困難となり、データ改
竄によるプログラムの不正使用を防止することができ
る。
【0019】加えて、本発明ではハードウェアとしては
セーブデータ記憶手段にセーブデータを格納するだけで
不正使用を防止することができるので、従来のハードウ
ェアプロテクト手段のように不正使用防止のための専用
部品を製造したり同梱する必要がなく、製造コストの低
減が図られる。
【0020】本発明で使用するシリアル番号は、プログ
ラム記録媒体に固有のものであればよい。例えば、シリ
アル番号をプログラム記録媒体の所定の記憶領域に予め
記録した形式でソフトウェアパッケージを出荷する場合
には、この記録媒体に記録されたシリアル番号を用いる
ことができる。この場合には、登録キー生成手段を、プ
ログラム記録媒体の前記記憶領域からシリアル番号を読
み出して、当該読み出したシリアル番号と装置識別デー
タとから登録キーを生成するように構成すれば良い。
【0021】また、シリアル番号を記録媒体自体には格
納せずに、記録媒体の添付シート等に固有のシリアル番
号を記述した形式でソフトウェアパッケージを出荷する
場合には、この添付シート等に記述されたシリアル番号
を用いても良い。この場合には、添付シートに記述され
たシリアル番号をユーザに入力させるために、入力処理
手段を、ユーザ固有データの他、シリアル番号の入力も
促すように構成し、更に登録キー生成手段を、入力され
たシリアル番号と装置識別データとから登録キーを生成
するように構成すれば良い。
【0022】本発明における認証手段は、プログラム実
行時に、セーブデータと、装置識別データとに基づいて
プログラムを起動するか否かを判断するものであればよ
く、記録媒体にシリアル番号が記録されている場合に
は、更にセーブデータと記録媒体から読み出したシリア
ル番号とを比較するように構成することもできる。この
場合には、同一シリアル番号に基づくセーブデータを保
存した装置以外の装置ではプログラムを実行することが
できなくなるので、プログラムを複数の装置で使用する
という不正使用を防止することができる。
【0023】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
不正使用防止システムにおいて、前記サーバコンピュー
タの認証データ生成手段は、前記認証データを、前記登
録キーと前記ユーザ固有データとに基づいて生成するも
のであり、前記クライアントコンピュータの認証データ
受信手段は、サーバコンピュータから前記認証データを
受信するものであり、前記クライアントコンピュータの
認証手段は、プログラム実行時に、前記セーブデータ記
憶手段に記録されたセーブデータと、前記装置識別デー
タ及び/又は前記ユーザ固有データとに基づいてプログ
ラムを起動するか否かを判断するものであることを特徴
とする。
【0024】本発明では、認証データを更にユーザ固有
データに基づいて生成しているので、クライアント側で
生成されるセーブデータは、結果としてシリアル番号と
装置識別番号の他、ユーザ固有データにも基づいたもの
となる。そして、クライアント側の認証手段では、プロ
グラム実行時にこのセーブデータと、前記装置識別デー
タ及び/又はユーザ固有データとに基づいてプログラム
を起動するか否かを判断するので、不正ユーザの正規ユ
ーザのなりすましによるプログラムの不正使用を防止す
ることができる。
【0025】本発明における認証手段は、プログラム実
行時に、セーブデータと、装置識別データ及び/又はユ
ーザ固有データとに基づいてプログラムを起動するか否
かを判断するものであればよく、セーブデータとユーザ
固有データとに基づく判断は以下のものがあげられる。
例えばプログラム実行時にセーブデータの入力と共に任
意のユーザ固有データを入力するように構成すれば、使
用開始時にサーバに登録したユーザ以外の使用者か否か
を判断することができる。また、このようなプログラム
実行時におけるユーザの入力を省略するために、使用開
始時にユーザが入力したユーザ固有データをユーザデー
タ記憶手段等の記憶手段に格納しておき、ブログラム実
行時に、このユーザデータ記憶手段からユーザ固有デー
タを読み出し、セーブデータから抽出あるいは復号した
ユーザ固有データと一致するか否か判断するように構成
しても良い。
【0026】請求項3に係る発明は、予めプログラム記
録媒体に固有のシリアル番号を記録したデータベース
と、各クライアントコンピュータから、前記シリアル番
号とクライアントコンピュータに固有の装置識別データ
とに基づいた登録キーと、ユーザ固有データとを受信す
るクライアントデータ受信手段と、ユーザ認証のための
認証データを、前記登録キーに基づいて生成する認証デ
ータ生成手段と、前記認証データをクライアントコンピ
ュータに送信する認証データ送信手段と、前記登録キー
と前記ユーザ固有データとを、前記シリアル番号に対応
づけて前記データベースに記録する登録手段と、を備え
たことを特徴とする不正使用防止サーバに係るものであ
る。
【0027】本発明は、請求項1に記載の不正使用防止
システムにおけるサーバコンピュータに係るものであ
り、請求項1の発明と同様に、一つのソフトウェアに対
して使用可能なユーザを確定して制限することができ、
またプログラムを複数の装置で使用するという不正使用
を防止、不正コピーの抑止、及びデータ改竄によるプロ
グラムの不正使用の防止が図られる。
【0028】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
不正使用防止サーバにおいて、前記認証データ生成手段
は、前記認証データを、前記登録キーと前記ユーザ固有
データとに基づいて生成するものであることを特徴とす
る。
【0029】本発明は、請求項2に記載の不正使用防止
システムにおけるサーバコンピュータに係るものであ
り、請求項2の発明と同様に、不正ユーザの正規ユーザ
のなりすましによるプログラムの不正使用を防止するこ
とができる。
【0030】請求項5に係る発明は、装置固有の装置識
別データを予め記憶する識別データ記憶手段と、ユーザ
固有データを入力させる入力処理手段と、プログラム記
録媒体に固有のシリアル番号と装置固有の装置識別デー
タとに基づいて、登録キーを生成する登録キー生成手段
と、前記登録キーとユーザ固有データとを、サーバコン
ピュータに送信するクライアントデータ送信手段と、サ
ーバコンピュータから前記登録キーに基づいて生成され
た認証データを受信する認証データ受信手段と、前記受
信した認証データに基づいてセーブデータを生成するセ
ーブデータ生成手段と、前記セーブデータを格納するセ
ーブデータ記憶手段と、プログラム実行時に、前記セー
ブデータ記憶手段に記録されたセーブデータと前記装置
識別データとに基づいてプログラムを起動するか否かを
判断する認証手段と、を備えたことを特徴とする不正使
用防止装置に係るものである。
【0031】本発明は、請求項1に記載の不正使用防止
システムにおけるクライアントコンピュータに係るもの
であり、請求項1の発明と同様に、一つのソフトウェア
に対して使用可能なユーザを確定して制限することがで
き、またプログラムを複数の装置で使用するという不正
使用を防止、不正コピーの抑止、及びデータ改竄による
プログラムの不正使用の防止が図られる。また、製造コ
ストの低減が図られる。
【0032】請求項6に係る発明は、請求項5に記載の
不正使用防止装置において、前記認証データ受信手段
は、サーバコンピュータから前記登録キーと前記ユーザ
固有データとに基づいて生成された認証データを受信す
るものであり、前記認証手段は、プログラム実行時に、
前記セーブデータ記憶手段に記録されたセーブデータ
と、前記装置識別データ及び/又は前記ユーザ固有デー
タとに基づいてプログラムを起動するか否かを判断する
ものであることを特徴とする。
【0033】本発明は、請求項2に記載の不正使用防止
システムにおけるクライアントコンピュータに係るもの
であり、請求項2の発明と同様に、不正ユーザの正規ユ
ーザのなりすましによるプログラムの不正使用を防止す
ることができる。
【0034】請求項7に係る発明は、プログラムのユー
ザを管理するサーバコンピュータと、プログラムを実行
する複数のクライアントコンピュータとの間でデータを
送受信することにより、クライアントコンピュータで実
行するプログラムの不正使用を防止する不正使用防止方
法において、クライアントコンピュータでは、ユーザ固
有データの入力を促す入力処理ステップと、プログラム
記録媒体に固有のシリアル番号とクライアントコンピュ
ータに固有の装置識別データとに基づいて登録キーを生
成する登録キー生成ステップと、前記登録キーとユーザ
固有データをサーバコンピュータに送信するクライアン
トデータ送信ステップと、を含み、サーバコンピュータ
では、クライアントコンピュータから受信した前記登録
キーに基づいて認証データを生成する認証データ生成ス
テップと、前記認証データをクライアントコンピュータ
に送信する認証データ送信ステップと、予めシリアル番
号を記録したデータベースに、前記登録キーと前記ユー
ザ固有データを前記シリアル番号と対応づけて記録する
登録ステップと、を含み、前記認証データを受信したク
ライアントコンピュータでは、前記認証データに基づい
てセーブデータを生成し、生成されたセーブデータをセ
ーブデータ記憶手段に記録するセーブデータ生成ステッ
プと、プログラムの実行時に、前記セーブデータ記憶手
段に記憶されたセーブデータと前記識別データとに基づ
いてプログラムを起動するか否かを判断する認証ステッ
プと、を含むことを特徴とする。
【0035】本発明は、請求項1に記載の不正使用防止
システムを利用した不正使用防止方法であり、請求項1
の発明と同様に、一つのソフトウェアに対して使用可能
なユーザを確定して制限することができ、またプログラ
ムを複数の装置で使用するという不正使用を防止、不正
コピーの抑止、及びデータ改竄によるプログラムの不正
使用の防止が図られる。また、製造コストの低減が図ら
れる。
【0036】請求項8に係る発明は、サーバコンピュー
タ側で、各クライアントコンピュータから、プログラム
記録媒体に固有のシリアル番号とクライアントコンピュ
ータに固有の装置識別データとに基づいた登録キーと、
ユーザ固有データとを受信するクライアントデータ受信
ステップと、ユーザ認証のための認証データを、前記登
録キーに基づいて生成する認証データ生成ステップと、
前記認証データをクライアントコンピュータに送信する
認証データ送信ステップと、前記登録キーと前記ユーザ
固有データとを、前記シリアル番号に対応づけてデータ
ベースに記録する登録ステップと、を含むことを特徴と
する不正使用防止方法に係るものである。
【0037】本発明は、請求項3に記載の不正使用防止
サーバによる不正使用防止方法であり、請求項3の発明
と同様に、一つのソフトウェアに対して使用可能なユー
ザを確定して制限することができ、またプログラムを複
数の装置で使用するという不正使用を防止、不正コピー
の抑止、及びデータ改竄によるプログラムの不正使用の
防止が図られる。
【0038】請求項9に係る発明は、請求項8に記載の
不正使用防止方法において、前記認証データ生成ステッ
プは、前記認証データを、前記登録キーと前記ユーザ固
有データとに基づいて生成するものであることを特徴と
する。
【0039】本発明は、請求項4に記載の不正使用防止
サーバによる不正使用防止方法であり、請求項4の発明
と同様に、不正ユーザの正規ユーザのなりすましによる
プログラムの不正使用を防止することができる。
【0040】請求項10に係る発明は、クライアントコ
ンピュータ側で、ユーザ固有データを入力させる入力処
理ステップと、プログラム記録媒体に固有のシリアル番
号と装置固有の装置識別データとに基づいて、登録キー
を生成する登録キー生成ステップと、前記登録キーとユ
ーザ固有データとを、サーバコンピュータに送信するク
ライアントデータ送信ステップと、サーバコンピュータ
から前記登録キーに基づいて生成された認証データを受
信する認証データ受信ステップと、前記認証データに基
づいてセーブデータを生成し、生成されたセーブデータ
をセーブデータ記憶手段に記録するセーブデータ生成ス
テップと、プログラムの実行時に、前記セーブデータ記
憶手段に記憶されたセーブデータと前記識別データとに
基づいてプログラムを起動するか否かを判断する認証ス
テップと、を含むことを特徴とする不正使用防止方法に
係るものである。
【0041】本発明は、請求項5に記載の不正使用防止
装置による不正使用防止方法であり、請求項5の発明と
同様に、一つのソフトウェアに対して使用可能なユーザ
を確定して制限することができ、またプログラムを複数
の装置で使用するという不正使用を防止、不正コピーの
抑止、及びデータ改竄によるプログラムの不正使用の防
止が図られる。また、製造コストの低減が図られる。
【0042】請求項11に係る発明は、請求項10に記
載の不正使用防止方法において、前記認証データ受信ス
テップは、サーバコンピュータから前記登録キーと前記
ユーザ固有データとに基づいて生成された認証データを
受信するものであり、前記認証ステップは、プログラム
実行時に、前記セーブデータ記憶手段に記録されたセー
ブデータと、前記装置識別データ及び/又は前記ユーザ
固有データとに基づいてプログラムを起動するか否かを
判断するものであることを特徴とする。
【0043】本発明は、請求項6に記載の不正使用防止
装置による不正使用防止方法であり、請求項6の発明と
同様に、不正ユーザの正規ユーザのなりすましによるプ
ログラムの不正使用を防止することができる。
【0044】請求項12に係る発明は、請求項7〜11
のいずれか1項に記載の不正使用防止方法をコンピュー
タに実行させるための不正使用防止プログラムに係るも
のであり、請求項7〜11の発明と同様の作用効果を奏
する。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る不正使用防止システム及び不正使用防止方法の
好適な実施の形態を詳細に説明する。本実施形態は、本
発明の不正使用防止システムを、ゲームプログラムを実
行するゲーム装置と、ゲームプログラムのユーザ管理を
行うサーバとからなるゲームシステムに適用したもので
ある。
【0046】(ゲームシステムの全体構成)図4は、本
実施形態のゲームシステムのハードウェア構成を示すブ
ロック図である。図4に示すように、本実施形態のゲー
ムシステムは、ゲームソフトウェアのユーザを管理する
サーバコンピュータ(以下、「サーバ」という。)と、
当該サーバとインターネットを介して接続される複数の
ゲーム装置とから構成されている。ここでゲーム装置
は、本発明のクライアントコンピュータを構成する。
【0047】(ゲーム装置のハードウェア構成)図4に
示すように、本実施形態のゲーム装置には、制御装置4
01と、記憶装置405と、外部記憶装置406と、通
信装置407と、表示装置403と、音声出力装置40
2と、入力装置404と、識別データ記憶部408が接
続されている。
【0048】制御装置401は、本実施形態のゲーム装
置で実行されるユーザ登録プログラムの動作を制御する
CPU等の演算処理部と、ROM等で構成されている。
記憶装置405はメモリカード等の一般的なRAMで構
成される。この記憶装置405には、後述するセーブデ
ータを格納するセーブデータ記憶部409が設けられて
いる。
【0049】識別データ記憶部408はROMで構成さ
れており、装置識別番号が格納されている。ここで、装
置識別番号とは、ゲーム装置ごとに割り当てられた固有
の識別番号であり、本発明の装置識別データを構成す
る。本実施形態のゲーム装置は、割り当てられた装置識
別番号が識別データ記憶部408に格納された状態で出
荷される。
【0050】外部記憶装置406は、例えば、CD−R
OM,CD−R/RW,DVD−ROM,DVD−RA
M、フロッピーディスク(FD)、等のゲームプログラ
ムを記録した記録媒体と、各媒体に対応して各媒体への
リード又は/及びライトを制御するCD−ROMドライ
ブ装置,CD−R/RWドライブ装置,DVD−ROM
ドライブ装置,DVD−RAMドライブ装置、フロッピ
ーディスクドライブ装置(FDD)等である。本実施形
態では、実行形式のゲームプログラムが上記記録媒体に
記録されて販売されている。
【0051】通信装置407は、後述するユーザ登録時
の登録キー、ユーザ固有データ等の各種データのサーバ
への送信や、サーバからの認証データの受信を制御する
ものであり、例えばモデムやLANカード等である。
【0052】音声出力装置402は、ゲームプログラム
の音声データを出力するものでありスピーカ等である。
表示装置403は、ゲームプログラムの画像データや、
ユーザ登録プログラムで使用される各種データを表示す
るものでありディスプレイ装置が該当する。尚、表示装
置403はテレビのディスプレイ装置に接続したものを
用いても良い。
【0053】入力装置404は、ゲームプログラムへの
各種データや不正使用防止プログラムの各種データの入
力を行うものであり、コントローラ、ジョイスティッ
ク、キーボード、マウス等である。
【0054】(サーバのハードウェア構成)次に、サー
バのハードウェア構成について説明する。図4に示すよ
うに、サーバには、制御装置411と、記憶装置415
と、記録装置416と、通信装置417と、表示装置4
13と、入力装置414が接続されており、通常のコン
ピュータの構成となっている。
【0055】制御装置411は、本実施形態のサーバ側
で実行されるユーザ登録プログラムの動作を制御するC
PU等の演算処理部と、ROM等で構成されている。記
憶装置415はメモリ等の一般的なRAMで構成され
る。
【0056】記録装置416は、ハードディスク(H
D)等の不揮発性の記憶媒体、及びハードディスク(H
D)へのリード/ライトを制御するハードディスクドラ
イブ装置(HDD)等である。本実施形態では、この記
録装置416(ハードディスク)にユーザデータベース
(ユーザDB)418が格納されている。
【0057】通信装置417は、ユーザ登録時の後述す
る登録キー、ユーザ固有データ等の各種データのゲーム
装置からの受信や、ゲーム装置への認証データの送信を
制御するものであり、例えばモデムやLANカード等で
ある。
【0058】表示装置413は、各種データを表示する
ものでありディスプレイ装置が該当する。また、入力装
置414は、システム管理者等のサーバ使用者が各種デ
ータの入力を行うものであり、キーボード、マウス等で
ある。
【0059】(ゲーム装置の機能的構成)次に本実施形
態に係るゲーム装置の機能的構成について説明する。本
実施形態では、ゲームソフトウェアはゲームプログラム
をCD−ROM、又はDVD−ROM等の記録媒体に記
録してパッケージとして提供される。各記録媒体には、
予め所定の記憶領域に記録媒体に固有のシリアル番号が
格納されており、シリアル番号は販売されるソフトウェ
アパッケージごとに異なるものとなっている。ゲームプ
ログラムには、最初の起動時に実行されるユーザ登録プ
ログラムと、2回目以降の起動時に実行されるユーザ認
証プログラムと、ゲーム本体プログラムとから主に構成
されている。
【0060】尚、ゲームプログラムをネットワーク経由
でダウンロードする形式で提供するように構成しても良
く、更に、ゲームプログラムや各種データの更新もネッ
トワーク経由でダウンロードすることにより行うように
構成することもできる。
【0061】図5は、本実施形態に係るゲーム装置の機
能的構成を示す機能ブロック図である。図5に示すよう
に、本実施形態に係るゲーム装置は、起動部501と、
ユーザ登録部502と、入力処理部504と、認証部5
03と、ゲーム本体部508とを備えたソフトウェア構
成となっている。具体的には上記記録媒体に記録された
ゲームプログラムをゲーム装置で起動することにより、
起動プログラム、ユーザ登録プログラム、ユーザ認証プ
ログラム、ゲーム本体プログラム、入力処理プログラム
が記憶装置405(メモリ)上にロードされ、それぞれ
起動部501、ユーザ登録部502、認証部503、ゲ
ーム本体部508、入力処理部504が記憶装置405
上に生成されるようになっている。ユーザ登録部502
は、更に登録キー生成部505と、送受信処理部506
と、セーブデータ生成部507とを備えている。
【0062】起動部501は、ゲームプログラムを実行
したときに、1回目の起動か、2回目の起動かを判断
し、1回目の起動のときにはユーザ登録部502を呼び
出し、2回目以降の起動のときには認証部503を呼び
出すようになっている。
【0063】入力処理部504は、本発明の入力処理手
段を構成するものであり、ユーザ登録プログラム実行時
にユーザ固有データの入力を促し、ユーザから入力され
たユーザ固有データを送受信処理部506へ受け渡す。
また、入力処理部504はゲーム本体部508の実行時
に各種データを入力するようになっている。
【0064】登録キー生成部505は、本発明の登録キ
ー生成手段を構成するものであり、記録媒体からシリア
ル番号を読み出し、またゲーム装置の識別データ記憶部
408に格納されている装置固有の装置識別番号を読み
出して、読み出したシリアル番号と装置識別番号とを結
合してサーバ送信用の登録キーを生成するものである。
図8は、登録キーのデータ構造図である。この登録キー
はシリアル番号及び装置識別番号毎に異なるように生成
される。生成された登録キーは送受信処理部506へ出
力される。尚、本実施形態では登録キーとして、シリア
ル番号と装置識別番号とを結合したデータとしている
が、更に他のデータを含めた構成としても良い。
【0065】また、図9は、ユーザ固有データのデータ
構造図である。図9に示すように、ユーザ固有データ
は、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、電子メー
ルアドレスからなるデータである。尚、ユーザ固有デー
タは、ゲームプログラムを使用するユーザを識別できる
情報を有していればよく、図9に示すデータの中の一部
のデータを有するように構成する他、更に他のデータを
含めても良い。
【0066】送受信処理部506は、自動的にサーバの
IPアドレスを指定して通信装置407によってインタ
ーネットを介してサーバへ接続し、登録キー生成部50
5で生成された登録キーとユーザ固有データをサーバへ
送信するようになっている。また、送受信処理部506
は、サーバのシステム管理者等からサーバで生成された
認証データを受信する。その他、送受信処理部506
は、ゲーム進行に必要なデータや、ゲームプログラムの
更新プログラムや各種データを受信するように構成する
ことは任意である。
【0067】セーブデータ生成部507は、受信した認
証データからセーブデータを生成する。図10は、サー
バから受信する認証データのデータ構造図である。図1
0に示すように、認証データは、シリアル番号、登録キ
ー、ユーザ固有データからなるデータである。また、図
11は、ゲーム装置側で生成されるセーブデータのデー
タ構造図である。図11に示すように、セーブデータ
は、シリアル番号、登録キー、ユーザ固有データの各デ
ータを暗号化したデータで構成される。セーブデータ生
成部507は、受信した認証データの中の各データに公
知の暗号処理を施すことにより認証データを生成する。
生成されたセーブデータはセーブデータ記憶部409に
格納され、特にユーザが明示的に削除しない限り、ゲー
ム装置の電源がOFFの状態でもセーブデータ記憶部4
09に保持された状態となっている。
【0068】認証部503は、ゲームプログラム実行ご
とに起動され、ゲームプログラムを実行するユーザが正
規のユーザか否かを、識別データ記憶部408に格納さ
れている装置識別番号と、セーブデータ記憶部409に
記憶されているセーブデータとから認証を行うものであ
る。
【0069】ゲーム本体部508は、ゲームの進行を制
御するものであり、認証部503から呼び出されるよう
になっている。
【0070】(サーバの機能的構成)次にサーバの機能
的構成について説明する。図6は、サーバの機能的構成
を示すブロック図である。図6に示すように、サーバは
制御部601と、送受信処理部606と、認証データ生
成部602と、登録部603と、ユーザデータベース4
18(ユーザDB)とから構成されている。
【0071】制御部601は、サーバで実行されるユー
ザ登録処理全体の制御を行うものである。送受信処理部
606は、クライアントであるゲーム装置のユーザから
インターネットで接続したユーザが送信した登録キーと
ユーザ固有データを受信し、自動生成された認証データ
をユーザに送信するものである。
【0072】この認証データは、前述したように、認証
データはシリアル番号と登録キーとユーザ固有データと
からなり(図10参照)、認証データ生成部602によ
り生成される。認証データ生成部602は、ユーザから
受信した登録キーからシリアル番号を抽出し、抽出した
シリアル番号と受信した登録キー及びユーザ固有データ
とを結合して認証データを生成する。この認証データ
は、ゲームソフトウェアを使用するユーザを認証するた
めのデータであり、ユーザ固有のデータとなっている。
【0073】ユーザデータベース418(ユーザDB)
は、ゲームソフトウェアのユーザを管理するデータベー
スであり、記録装置416(ハードディスク)に格納さ
れている。図7はユーザデータベース418のデータ構
造図である。このユーザデータベース418は、シリア
ル番号をキーとした索引編成ファイルであり、データベ
ース418に登録されるレコードは、図7に示すよう
に、シリアル番号と、登録キーと、ユーザの氏名、生年
月日、性別、住所、電話番号、電子メールアドレスから
なるユーザ固有データとから構成されている。そして、
各レコードのシリアル番号フィールドには、既に出荷さ
れたゲームソフトウェアのパッケージに対応したシリア
ル番号が予め登録されており、各レコードごと(即ち、
各ゲーム装置ごと)に異なる番号となっている。
【0074】登録部603は、ユーザから受信したシリ
アル番号と同一のシリアル番号を有するレコードに、同
じく受信した登録キーとユーザ固有データをWRITEして
登録するものである。
【0075】(ゲームシステムのユーザ登録処理)次
に、以上のように構成された本実施形態のゲームシステ
ムによるユーザ登録処理について説明する。図1はゲー
ム装置側でゲームプログラムを起動したときに実行され
る起動部501による起動処理のフローチャートであ
る。
【0076】ユーザがゲームプログラムを起動すると、
起動部501では、第1回目の起動か否かを判断する
(ステップ101)。具体的には、第1回目の起動時
に、記憶装置405に任意のフラグデータを記録する。
起動部501では、このフラグデータの有無をチェック
することにより1回目の起動か否かを判断する。即ち、
フラグデータが存在しない場合には第1回目の起動であ
り、存在する場合には2回目以降の起動と判断する。そ
して、1回目の起動と判断された場合には、以下のユー
ザ登録処理が実行される(ステップ102)。2回目以
降の起動と判断された場合には後述するユーザ認証処理
が実行され(ステップ103)、その後ゲーム本体部5
08によりゲーム処理が実行される(ステップ10
4)。
【0077】図2(a)は、本実施形態のゲーム装置側
のユーザ登録部502で実行されるユーザ登録処理のフ
ローチャートであり、図2(b)はサーバ側のユーザ登
録処理のフローチャートである。まず、登録キー生成部
505により記録媒体の所定の記憶領域に格納されてい
るシリアル番号を読み出して取得する(ステップ20
1)。次いで、入力処理部504により表示装置403
に図12に示す、ユーザの氏名や住所、電話番号、電子
メールアドレス等のユーザ固有データの入力を促す表示
画面を表示する(ステップ202)。このとき、ステッ
プ201で取得したシリアル番号を、図12の表示画面
のシリアル番号フィールドに表示する。そして、ユーザ
に対し、上記各情報を入力装置404から入力させる
(ステップ203)。
【0078】次いで、登録キー生成部505により、識
別データ記憶部408に格納されている装置識別番号を
読み出し、この装置識別番号とステップ201で取得し
たシリアル番号とを結合して図8に示す登録キーを生成
する(ステップ205)。そして、送受信処理部506
によってサーバに接続し生成された登録キーとステップ
203で入力されたユーザ固有データをサーバに送信す
る(ステップ206)。
【0079】サーバ側では、送受信処理部606によっ
てユーザのゲーム装置からユーザ固有データと登録キー
とを受信する(ステップ210)。そして、認証データ
生成部602によって、受信した登録キーからシリアル
番号を抽出し、このシリアル番号と受信した登録キーと
ユーザ固有データとを結合して、図10に示す認証デー
タを生成する(ステップ211)。そして、サーバ側の
送受信処理部606によって、生成した認証データをユ
ーザのゲーム装置へ送信する(ステップ212)。
【0080】次いで、サーバ側では、登録部603によ
ってシリアル番号をキーとしてユーザデータベース41
8(ユーザDB)内のレコードを検索し、ユーザから受
信したシリアル番号のレコードに、ユーザから同じく受
信した登録キーと、ユーザ固有データと、登録キーから
抽出したゲーム装置の装置識別番号を登録する(ステッ
プ213)。このようなデータベース418への登録は
登録キーを送信した全てのユーザに対して行う。これに
より、ユーザ登録が行われることになる。このように本
実施形態のサーバでは、シリアル番号ごとにユーザ固有
データをデータベース418に記録するので、一つのソ
フトウェアに対して使用可能なユーザを制限することが
できる。
【0081】ユーザ側のゲーム装置では、サーバから認
証データを受信すると(ステップ207)、認証データ
からシリアル番号、登録キー及びユーザ固有データをそ
れぞれ抽出し、各データを公知の暗号処理によって暗号
化し、暗号化した各データを結合することによって、図
11に示すセーブデータを生成する(ステップ20
8)。そして、生成したセーブデータを、セーブデータ
記憶部409に格納する(ステップ209)。
【0082】(ゲーム装置での認証処理)セーブデータ
記憶部409に格納されたセーブデータは、ゲーム装置
を使用する際の認証に使用される。図3は、ゲーム装置
側の認証部503で実行される認証処理のフローチャー
トである。前述した図1に示すように、ユーザがゲーム
プログラムを起動すると起動部501によって1回目の
起動か否かが判断され(ステップ101)、2回目以降
の起動の場合に以下の認証処理が実行される(ステップ
103)。
【0083】認証部503では、まず識別データ記憶部
408から装置識別番号を読み出し(ステップ30
1)、次にセーブデータ記憶部409からセーブデータ
を読み出す(ステップ302)。読み出したセーブデー
タは暗号化されているため、セーブデータを復号して、
復号化されたセーブデータから登録キーを抽出し(ステ
ップ303)、更に抽出した登録キーから装置識別番号
を抽出する(ステップ304)。
【0084】次いで、識別データ記憶部408から読み
出した装置識別番号とセーブデータから抽出した装置識
別番号とを比較する(ステップ305)。そして、両装
置識別番号が同一の場合には、起動したゲーム装置がゲ
ームプログラムを最初に起動してサーバに登録した装置
での正当な使用であると判断してゲーム本体部508を
起動する(ステップ306)。一方、両装置識別番号が
異なる場合にはゲームプログラムを起動したゲーム装置
は、サーバに登録した装置での使用でない不正使用であ
ると判断して、実行できない旨又は不正使用である旨の
エラーメッセージを出力して(ステップ306)、ゲー
ム本体508の実行を中止する。
【0085】このように本実施形態のゲームシステムで
は、サーバで生成された認証データに基づいてセーブデ
ータを生成し、このセーブデータの中の装置識別番号に
基づいた認証処理によりプログラムの使用が不正か否か
を判断しているので、第1回目にゲームプログラムを起
動したゲーム装置以外の装置で、サーバから認証データ
を受信してセーブデータを保存した場合でも、その装置
ではゲームプログラムを起動することができなくなり、
ゲームプログラムを複数のゲーム装置で使用するという
不正使用を防止することができる。
【0086】また本実施形態のゲームシステムでは、ハ
ードウェアとしてのゲーム装置のセーブデータ記憶部4
09にセーブデータを格納するだけで不正使用を防止す
ることができるので、製造コストの低減が図られる。
【0087】尚、本実施形態のゲームシステムでは、シ
リアル番号を記録媒体に記録してソフトウェアパッケー
ジを出荷する形態としているが、記録媒体にはシリアル
番号を記録せずに、シリアル番号が記載されたシートを
ソフトウェアパッケージに添付して出荷する形態として
も良い。この場合には、第1回目のプログラム起動時に
図2のステップ201で登録キー生成部によって記録媒
体からシリアル番号を読み出す代わりに、入力処理部5
04によってゲーム装置の表示装置403にシリアル番
号入力画面を表示し、ユーザに入力装置404からシリ
アル番号を入力させて、登録キー生成部を入力されたシ
リアル番号と装置識別番号から登録キーを生成するよう
に構成する必要がある。
【0088】また、本実施形態のゲーム装置では、セー
ブデータの中の装置識別番号に基づいて不正使用か否か
の判断を行っているが、更にセーブデータの中のユーザ
固有データ、例えば氏名等に基づいた認証処理を行って
も良い。この場合には、第1回目のゲームプログラム起
動時にサーバに登録したユーザ以外の使用者か否かを判
断することができ、ユーザのなりすましによるプログラ
ムの不正使用を防止することができる。尚、この場合、
認証処理の開始時に、ユーザに対し例えば図12の入力
画面等を表示して、氏名等のユーザ固有データの入力を
要求するように構成する必要がある。
【0089】また、セーブデータの中のシリアル番号に
基づいた認証処理を行っても良い。この場合には、生成
されたセーブデータを格納したゲーム装置以外の装置で
ゲームプログラムを実行することができなくなり、ゲー
ムプログラムを複数の装置で使用するという不正使用を
防止することができる。シリアル番号に基づいた認証処
理を行う場合には、本実施形態のゲームシステムのよう
にシリアル番号を予め記録媒体に記録して出荷している
形態においては、認証処理の開始時に、シリアル番号を
記録媒体から読み出す構成とする必要がある。また、シ
リアル番号を記録媒体には記録せずに、シリアル番号が
記載されたシートをソフトウェアパッケージに添付して
出荷する形態とする場合には、認証処理の開始時に、ユ
ーザに対しシリアル番号の入力を要求するように構成す
る必要がある。
【0090】本実施形態では、本発明をゲームシステム
に適用しているが、登録ユーザに対してのみソフトウェ
アを実行させるシステムであれば任意のシステムに適用
することが可能である。
【0091】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、一
つのソフトウェアに対して使用可能なユーザを確定して
制限することができるという効果を有する。また、記録
媒体のプログラムを複数の装置で実行するという不正使
用を防止できるという効果を有する。また、記録媒体の
不正コピーが実質的に無効となり、不正コピーの抑止が
図られるという効果を有する。更に、データ改竄による
プログラムの不正使用を防止できるという効果を有す
る。加えて、不正使用防止のためのハードウェアを特別
に設ける必要がなく、製造コストの低減が図られるとい
う効果を有する。
【0092】また、本発明によれば、不正ユーザの正規
ユーザのなりすましによるプログラムの不正使用を防止
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のゲーム装置で実行される起動処理
のフローチャートである。
【図2】図2(a)は、本実施形態のゲーム装置で実行
されるユーザ登録処理のフローチャートであり、図2
(b)は、本実施形態のサーバで実行されるユーザ登録
処理のフローチャートである。
【図3】本実施形態のゲーム装置で実行されるユーザ認
証処理のフローチャートである。
【図4】本実施形態のゲームシステムの全体構成を示す
ハードウェア構成図である。
【図5】本実施形態のゲーム装置のソフトウェア構成
(機能的構成)を示すブロック図である。
【図6】本実施形態のサーバのソフトウェア構成(機能
的構成)を示すブロック図である。
【図7】本実施形態のサーバの記録部に格納されたユー
ザデータベースの構造図である。
【図8】本実施形態のゲーム装置で生成される登録キー
のデータ構造図である。
【図9】本実施形態のゲームシステムで使用されるユー
ザ固有データのデータ構造図である。
【図10】本実施形態のサーバで生成される認証データ
のデータ構造図である。
【図11】本実施形態のゲーム装置で生成されるセーブ
データのデータ構造図である。
【図12】本実施形態のゲーム装置で表示されるユーザ
固有データの入力画面の模式図である。
【符号の説明】
401、411:制御装置 402:音声出力装置 403、413:表示装置 404、414:入力装置 405、415:記憶装置 406:外部記憶装置 407、417:通信装置 408:識別データ記憶部 409:セーブデータ記憶部 416:記録装置 418:ユーザデータベース 501:起動部 502:ユーザ登録部 503:認証部 504:入力処理部 505:登録キー生成部 506:送受信処理部 507:セーブデータ生成部 508:ゲーム本体部 601:制御部 602:認証データ生成部 603:登録部 606:送受信処理部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータと、プログラムを実
    行する複数のクライアントコンピュータとからなる不正
    使用防止システムにおいて、 前記サーバコンピュータは、 予めプログラム記録媒体に固有のシリアル番号を記録し
    たデータベースと、 各クライアントコンピュータから、前記シリアル番号と
    クライアントコンピュータに固有の装置識別データとに
    基づいた登録キーと、ユーザ固有データとを受信するク
    ライアントデータ受信手段と、 ユーザ認証のための認証データを、前記登録キーに基づ
    いて生成する認証データ生成手段と、 前記認証データをクライアントコンピュータに送信する
    認証データ送信手段と、 前記登録キーと前記ユーザ固有データとを、前記シリア
    ル番号と対応づけて前記データベースに記録する登録手
    段と、を備えたものであり、 前記クライアントコンピュータは、 クライアントコンピュータに固有の装置識別データを予
    め記憶した識別データ記憶手段と、 ユーザ固有データを入力させる入力処理手段と、 前記シリアル番号と前記装置識別データとに基づいて登
    録キーを生成する登録キー生成手段と、 前記登録キーとユーザ固有データとを、前記サーバコン
    ピュータに送信するクライアントデータ送信手段と、 前記サーバコンピュータから前記認証データを受信する
    認証データ受信手段と、 受信した認証データに基づいてセーブデータを生成する
    セーブデータ生成手段と、 前記生成されたセーブデータを記憶するセーブデータ記
    憶手段と、 プログラム実行時に、前記セーブデータ記憶手段に記録
    されたセーブデータと前記装置識別データとに基づいて
    プログラムを起動するか否かを判断する認証手段と、を
    備えたものであることを特徴とする不正使用防止システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記サーバコンピュータの認証データ生
    成手段は、前記認証データを、前記登録キーと前記ユー
    ザ固有データとに基づいて生成するものであり、 前記クライアントコンピュータの認証データ受信手段
    は、サーバコンピュータから前記認証データを受信する
    ものであり、 前記クライアントコンピュータの認証手段は、プログラ
    ム実行時に、前記セーブデータ記憶手段に記録されたセ
    ーブデータと、前記装置識別データ及び/又は前記ユー
    ザ固有データとに基づいてプログラムを起動するか否か
    を判断するものであることを特徴とする請求項1に記載
    の不正使用防止システム。
  3. 【請求項3】 予めプログラム記録媒体に固有のシリア
    ル番号を記録したデータベースと、 各クライアントコンピュータから、前記シリアル番号と
    クライアントコンピュータに固有の装置識別データとに
    基づいた登録キーと、ユーザ固有データとを受信するク
    ライアントデータ受信手段と、 ユーザ認証のための認証データを、前記登録キーに基づ
    いて生成する認証データ生成手段と、 前記認証データをクライアントコンピュータに送信する
    認証データ送信手段と、 前記登録キーと前記ユーザ固有データとを、前記シリア
    ル番号に対応づけて前記データベースに記録する登録手
    段と、を備えたことを特徴とする不正使用防止サーバ。
  4. 【請求項4】 前記認証データ生成手段は、前記認証デ
    ータを、前記登録キーと前記ユーザ固有データとに基づ
    いて生成するものであることを特徴とする請求項3に記
    載の不正使用防止サーバ。
  5. 【請求項5】 装置固有の装置識別データを予め記憶す
    る識別データ記憶手段と、 ユーザ固有データを入力させる入力処理手段と、 プログラム記録媒体に固有のシリアル番号と装置固有の
    装置識別データとに基づいて、登録キーを生成する登録
    キー生成手段と、 前記登録キーとユーザ固有データとを、サーバコンピュ
    ータに送信するクライアントデータ送信手段と、 サーバコンピュータから前記登録キーに基づいて生成さ
    れた認証データを受信する認証データ受信手段と、 前記受信した認証データに基づいてセーブデータを生成
    するセーブデータ生成手段と、 前記セーブデータを格納するセーブデータ記憶手段と、 プログラム実行時に、前記セーブデータ記憶手段に記録
    されたセーブデータと前記装置識別データとに基づいて
    プログラムを起動するか否かを判断する認証手段と、を
    備えたことを特徴とする不正使用防止装置。
  6. 【請求項6】 前記認証データ受信手段は、サーバコン
    ピュータから前記登録キーと前記ユーザ固有データとに
    基づいて生成された認証データを受信するものであり、 前記認証手段は、プログラム実行時に、前記セーブデー
    タ記憶手段に記録されたセーブデータと、前記装置識別
    データ及び/又は前記ユーザ固有データとに基づいてプ
    ログラムを起動するか否かを判断するものであることを
    特徴とする請求項5に記載の不正使用防止装置。
  7. 【請求項7】 プログラムのユーザを管理するサーバコ
    ンピュータと、プログラムを実行する複数のクライアン
    トコンピュータとの間でデータを送受信することによ
    り、クライアントコンピュータで実行するプログラムの
    不正使用を防止する不正使用防止方法において、 クライアントコンピュータでは、 ユーザ固有データの入力を促す入力処理ステップと、プ
    ログラム記録媒体に固有のシリアル番号とクライアント
    コンピュータに固有の装置識別データとに基づいて登録
    キーを生成する登録キー生成ステップと、前記登録キー
    とユーザ固有データをサーバコンピュータに送信するク
    ライアントデータ送信ステップと、を含み、 サーバコンピュータでは、 クライアントコンピュータから受信した前記登録キーに
    基づいて認証データを生成する認証データ生成ステップ
    と、前記認証データをクライアントコンピュータに送信
    する認証データ送信ステップと、予めシリアル番号を記
    録したデータベースに、前記登録キーと前記ユーザ固有
    データを前記シリアル番号と対応づけて記録する登録ス
    テップと、を含み、 前記認証データを受信したクライアントコンピュータで
    は、 前記認証データに基づいてセーブデータを生成し、生成
    されたセーブデータをセーブデータ記憶手段に記録する
    セーブデータ生成ステップと、プログラムの実行時に、
    前記セーブデータ記憶手段に記憶されたセーブデータと
    前記識別データとに基づいてプログラムを起動するか否
    かを判断する認証ステップと、を含むことを特徴とする
    不正使用防止方法。
  8. 【請求項8】 サーバコンピュータ側で、 各クライアントコンピュータから、プログラム記録媒体
    に固有のシリアル番号とクライアントコンピュータに固
    有の装置識別データとに基づいた登録キーと、ユーザ固
    有データとを受信するクライアントデータ受信ステップ
    と、 ユーザ認証のための認証データを、前記登録キーに基づ
    いて生成する認証データ生成ステップと、 前記認証データをクライアントコンピュータに送信する
    認証データ送信ステップと、 前記登録キーと前記ユーザ固有データとを、前記シリア
    ル番号に対応づけてデータベースに記録する登録ステッ
    プと、を含むことを特徴とする不正使用防止方法。
  9. 【請求項9】 前記認証データ生成ステップは、前記認
    証データを、前記登録キーと前記ユーザ固有データとに
    基づいて生成するものであることを特徴とする請求項8
    に記載の不正使用防止方法。
  10. 【請求項10】 クライアントコンピュータ側で、 ユーザ固有データを入力させる入力処理ステップと、 プログラム記録媒体に固有のシリアル番号と装置固有の
    装置識別データとに基づいて、登録キーを生成する登録
    キー生成ステップと、 前記登録キーとユーザ固有データとを、サーバコンピュ
    ータに送信するクライアントデータ送信ステップと、 サーバコンピュータから前記登録キーに基づいて生成さ
    れた認証データを受信する認証データ受信ステップと、 前記認証データに基づいてセーブデータを生成し、生成
    されたセーブデータをセーブデータ記憶手段に記録する
    セーブデータ生成ステップと、 プログラムの実行時に、前記セーブデータ記憶手段に記
    憶されたセーブデータと前記識別データとに基づいてプ
    ログラムを起動するか否かを判断する認証ステップと、
    を含むことを特徴とする不正使用防止方法。
  11. 【請求項11】 前記認証データ受信ステップは、サー
    バコンピュータから前記登録キーと前記ユーザ固有デー
    タとに基づいて生成された認証データを受信するもので
    あり、 前記認証ステップは、プログラム実行時に、前記セーブ
    データ記憶手段に記録されたセーブデータと、前記装置
    識別データ及び/又は前記ユーザ固有データとに基づい
    てプログラムを起動するか否かを判断するものであるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の不正使用防止方法。
  12. 【請求項12】 請求項7〜11のいずれか1項に記載
    の不正使用防止方法をコンピュータに実行させるための
    不正使用防止プログラム。
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