JP2002349830A - ごみ焼却プラントの運転管理システム - Google Patents

ごみ焼却プラントの運転管理システム

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JP2002349830A
JP2002349830A JP2001157074A JP2001157074A JP2002349830A JP 2002349830 A JP2002349830 A JP 2002349830A JP 2001157074 A JP2001157074 A JP 2001157074A JP 2001157074 A JP2001157074 A JP 2001157074A JP 2002349830 A JP2002349830 A JP 2002349830A
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refuse
waste
garbage
incineration plant
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JP2001157074A
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English (en)
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Seiji Kinoshita
誠二 木ノ下
Toru Shiomitsu
徹 塩満
Toshihiko Iwasaki
敏彦 岩▲崎▼
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範なエリアから収集される一般都市ごみの
量とごみ質性状を予測してその予測値に基づいてごみ焼
却プラントの異常を回避するごみ焼却プラントの運転管
理システムを提供する。 【解決手段】 販売店システムから入力された販売され
た商品を特定する特定情報と販売数量の情報を受取る手
段(11)と、特定情報からその商品の商品性状の情報
とその商品がごみとして廃棄される割合と廃棄されるま
での期間を含む廃棄基準の情報とを獲得する手段と、獲
得された情報から廃棄される予定のごみのごみ質性状の
情報とそのごみが排出される予定日付とを算出する手段
と、ごみ廃棄情報から所定の期間に所定のごみ焼却プラ
ントに搬入されるごみのごみ質性状を推定する手段(1
3a)と、推定したごみ質性状の情報を所定のごみ焼却
プラントシステムに送信する手段(13b)とを備えた
ごみ焼却プラントの運転管理システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ焼却技術に関
し、特に一般都市ごみのごみ質性状を推定する技術及び
ごみ質性状の推定に基づいてごみ焼却プラントの運転を
管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】各家庭から出されるごみである一般都市
ごみは、各地域ごとに収集されてその地域のごみを処理
するごみ焼却プラントに運搬され、ピット内に貯留した
後ごみ焼却プロセスに投入されて焼却処理される。この
ごみ焼却プラントでは、燃焼に伴って発生する有害物質
が系外に排出されないようにまたプラントの損耗が最小
限になるように、燃焼プロセスの温度、圧力、ガス成分
などを測定してプロセスの状態を把握しながら運転が行
われる。
【0003】ところで、一般都市ごみの廃棄量、ごみ質
性状(例えば、ごみ成分、発熱量等)は季節や曜日によ
って変動しているため、ごみ焼却プラントの運転もこの
変動に対応して適切に行われなければならない。
【0004】投入されるごみ質性状が変動した場合であ
ってもごみ焼却プラントの燃焼状態を安定に維持する方
法として、投入前のごみ性状をオンラインまたはオフラ
インで分析しその結果を利用して運転する方法が知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、サンプリング分析して得た値がごみ焼却プラン
トに投入されるごみ質性状についての代表値を与えるよ
うにごみをサンプリングすることが前提である。しかし
ながら、広範なエリアから搬入される量と種類の異なる
多様なごみの代表値を獲得するための方法を実現する仕
組みについては確立されていない。
【0006】また、一時的に大量のごみが発生した場
合、ごみピットの貯留能力を超えてしまい、やむを得ず
定格以上の運転を余儀なくされた結果、焼却プロセスの
一部を損傷してしまうことがあった。これを回避するた
めには、予め焼却処理量増加に対応した運転を行うこと
が考えられるが、搬入されるごみ量を予測して運転を行
うための仕組みは存在していない。
【0007】本発明は、係る事情に鑑みてなされたもの
であって、広範なエリアから収集される一般都市ごみの
量とごみ質性状を推定することができ、その推定値に基
づいてごみ焼却プラントの異常を回避するごみ焼却プラ
ントの運転システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための本
発明は、ごみ質性状推定システムは、販売店システムか
ら入力された販売された商品を特定する特定情報と販売
数量の情報を受取る販売情報受取手段と、特定情報から
その商品の商品性状の情報とその商品がごみとして廃棄
される割合と廃棄されるまでの期間を含む廃棄基準の情
報とを獲得する情報獲得手段と、獲得された情報から廃
棄される予定のごみのごみ質性状の情報とそのごみが排
出される予定日付とを算出するごみ廃棄情報作成手段
と、ごみ廃棄情報から所定の期間に所定のごみ焼却プラ
ントに搬入されるごみのごみ質性状を推定するごみ質性
状推定手段と、推定したごみ質性状の情報を所定のごみ
焼却プラントシステムに送信する情報送信手段とを備え
たごみ焼却プラントの運転管理システムである。
【0009】また本発明は、上記発明であるごみ焼却プ
ラントの運転管理システムにおいて、通信回線には販売
店から商品を購入した消費者が所有する消費者システム
が接続され、消費者システムから入力された商品の購入
日付けと廃棄日付と廃棄時の重量とを含むごみ排出情報
を受取る排出情報受取手段と、受取ったごみ排出情報か
らその商品がごみとして廃棄される割合と廃棄されるま
での期間を算出して廃棄基準を更新する廃棄基準更新手
段とを備えたごみ焼却プラントの運転管理システムであ
る。
【0010】また本発明は、上記記載の発明であるごみ
焼却プラントの運転管理システムにおいて、ごみ焼却プ
ラントシステムは、ごみ質性状推定システムから入力さ
れた所定の期間にごみ焼却プラントに搬入されるごみの
ごみ質性状の情報を受取るごみ質性状受け取り手段と、
受取ったごみ質性状情報からごみ焼却プラントの異常を
予測して異常を発生させるごみ質性状を強調して表示出
力するごみ質性状表示手段と、異常を回避させるための
運転方法を表示出力する運転情報表示手段とを備えたご
み焼却プラントの運転管理システムである。
【0011】また本発明は、上記発明であるごみ焼却プ
ラントの運転管理システムにおいて、運転情報表示手段
は、ごみ燃焼熱量高、ごみ燃焼熱量低、ごみ灰分高、塩
素濃度高、臭素濃度高、砒素または水銀濃度高の内少な
くとも1の異常を回避するための運転方法を表示するご
み焼却プラントの運転管理システムである。
【0012】また本発明は、上記発明であるごみ焼却プ
ラントの運転管理システムにおいて、商品性状は、商品
の重量、元素組成、燃焼熱量、灰分、水分の内少なくと
も1つを含み、ごみ質性状は、ごみの重量、元素組成、
燃焼熱量、灰分、水分の内少なくとも1つを含むごみ焼
却プラントの運転管理システムである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明であるごみ焼却プラ
ントの運転管理システムを構成するネットワークシステ
ムの構成を示す図である。
【0014】本ネットワークシステムは、通信回線1に
接続されている、対象とする地域で収集されるごみ質性
状等を推定するごみ質性状推定システム2、対象とする
地域の複数の販売店が所有する販売管理のための販売店
システム3、対象地域の住人の内からモニターとして抽
出された消費者が都市ごみの排出に係る情報を入力する
ための複数の消費者システム4及びごみ焼却プラントに
設置されそのプラントの運転を管理・制御するごみ焼却
プラントシステム5とで構成されている。
【0015】ごみ質性状推定システム2はこの通信回線
1に接続されている販売店システム3と消費者システム
4から収集した情報に基づいてごみ質推定等を行い、ご
み焼却プラントシステム5に対してその推定結果を提供
する業務を担っている。
【0016】ここで、通信回線とは広く情報の送受信に
用いられる経路のことで、導電線、光ファイバなどの有
線を用いた通信に限られず、光、音波、電波などを用い
た無線通信も含まれる。
【0017】図2はごみ質性状推定システム2の構成を
示すブロック図である。
【0018】本ごみ質性状推定システム2は、通信回線
1に接続された各システムから入力された情報を受信
し、各種情報交換を実施するためのインターフェースで
ある入出力制御部10、販売店システム3から販売した
商品に関する情報を収集して処理する販売情報処理部1
1、消費者システム4から商品毎の廃棄量等の情報を収
集して廃棄処理に関する各基準値を更新する消費情報処
理部12、排出されるごみ質等を予測するごみ質情報部
13及びこれらの処理に必要なデータを記憶した記憶部
15を備えている。
【0019】そしてごみ質情報部13は、所定の日付に
排出されるごみの量とそのごみ質とを推定するごみ情報
編集部13aとその予測結果をごみ焼却プラントシステ
ム5に送信するごみ質情報発信部13bで構成されてい
る。
【0020】そして記憶部15には、商品毎にその商品
の性状などの情報と廃棄処理の基準値を格納した商品デ
ータ基準記憶部15aと、日付毎に廃棄される商品の性
状などを記憶した廃棄物データ記憶部15bが格納され
ている。
【0021】続いて、以上のように構成されるごみ質性
状推定システム2の動作について説明する。
【0022】先ず、販売店で食料品などの商品が販売さ
れた場合、その販売情報は販売店システム3に入力され
る。ここで、販売店システム3としてはPOSシステム
が該当するが、本発明はPOSシステムに限定されるも
のではない。
【0023】POSシステムとは、「従来のキーイン方
式のレジスターではなく、自動読み取り方式のレジスタ
ーにより、単品別に収集販売情報、ならびに仕入れ、配
送などの活動で発生する各種情報をコンピュータに送
り、各部門が有効利用できるように情報に加工し、伝達
するシステム」として定義されている。
【0024】従って、この販売店システム3で収集され
る情報は、レシート単位の単商品別の販売データであ
る。
【0025】販売店システム3は、販売時点あるいは定
時毎に、販売した商品に関する情報をごみ質性状推定シ
ステム2に送信する。この情報が送信されるとごみ質性
状推定システム2では、販売情報処理部11が起動して
送信情報の処理を行う。
【0026】図3は販売情報処理部11の概略の動作を
示すフロー図である。
【0027】販売情報処理部11は販売店システム3か
ら通信回線1を介して販売商品データ20を受信する
(S1)。
【0028】図4は販売商品データ20の構成を示す図
である。
【0029】販売商品データ20は、販売店を特定する
ための「販売店コード」21、販売した日付等を記載し
た「販売年月日」22、販売した商品を特定する情報で
ある複数の「商品情報」23で構成されている。
【0030】そして、それぞれの商品情報23は、商品
メーカコード23a、商品アイテムコード23b及び販
売数量23cを備えている。ここで、商品情報23には
POSシステムに用いられているJANコードを用いて
も良い。
【0031】販売情報処理部11は販売商品データ20
から商品メーカコード23aと商品アイテムコード23
bを抽出する(S2)。これらのコードはJANコード
を採用することによって共通のコード体系の下で使用が
可能となるが、もし別のコードを採用している販売店か
らの情報である場合は、変換テーブル(図示していな
い)を用いてJANコードに変換する。
【0032】続いて、商品データ基準記憶部15aを検
索して、同一の商品メーカコード23aと商品アイテム
コード23bをもつ商品データ基準30を抽出する。
【0033】図5は商品データ基準30の構成を示す図
である。
【0034】商品データ基準30は、商品メーカコード
23a、商品アイテムコード23b、容器包装基準デー
タ31及び商品基準データ32を備えている。
【0035】そして、容器包装基準データ31は、商品
の容器または商品の包装(以下、「容器包装」という)
の重量を記憶した「容器包装重量」31a、容器包装の
材料の組成元素成分割合を表す「容器包装元素組成」3
1b、容器包装を燃焼した際の単位重量当りの発熱量を
表す「容器包装熱量」31c、容器包装の灰分含有率を
示す「容器包装灰分」31d、容器包装の水分含有率を
示す「容器包装水分」31e及び容器包装が廃棄される
までの期間を示す「容器包装利用期間」31fで構成さ
れている。
【0036】そして、商品基準データ32は、商品の重
量を記憶した「商品重量」32a、商品の内廃棄される
割合を示す「商品廃棄率」32b、商品を組成する元素
成分割合を表す「商品元素組成」32c、商品を燃焼し
た際の単位重量当りの発熱量を表す「商品熱量」32
d、商品の灰分含有率を示す「商品灰分」32e、商品
の水分含有率を示す「商品水分」32f及び商品が購入
してから廃棄されるまでの期間を示す「商品利用期間」
32gで構成されている。
【0037】ここで、「容器包装元素組成」31bと
「商品元素組成」32cに記憶される元素組成はC、
H、N、S、O、Cl、Br、F、I、B、P、金属
類、重金属類の内少なくとも1つを含むものである。
【0038】以上の商品データ基準30を構成する各デ
ータの内、「容器包装利用期間」31f、「商品廃棄
率」32b及び「商品利用期間」32gは、後述する消
費者システム4からの情報に基づいて更新されるが、こ
れ以外のデータはその商品の製造メーカからの情報に基
づいて作成される。この製造メーカからの情報は通信回
線1を介して受入れても良くまた本ごみ質性状推定シス
テム2の操作者が入力装置(図示していない)から設定
入力しても良い。
【0039】販売情報処理部11は、抽出した商品デー
タ基準30に基づいて、容器包装についての廃棄物情報
と商品についての廃棄物情報とを作成する(S3、S
4)。そして、このようにして作成された廃棄物情報
は、廃棄物データ記憶部15bの廃棄物データ35に格
納される。
【0040】この廃棄物データ35は特定のごみ焼却プ
ラントが担当する地域毎にまとめられ、更に廃棄される
予定の日付毎にまとめられている。
【0041】図6は廃棄物データ35の構成を示す図で
ある。
【0042】廃棄物データ35は、廃棄が予定される日
付である「廃棄予定年月日」36、「商品メーカコー
ド」23a、「商品アイテムコード」23b、容器包装
か商品のいずれのデータであるかを識別する「廃棄物区
分」37及び廃棄物の性状等を表す「廃棄物情報」38
で構成されている。
【0043】そして、「廃棄物情報」38には、「ごみ
排出量」38a、「ごみ元素組成」38b、「ごみ熱
量」38c、「ごみ灰分」38d及び「ごみ水分」38
eが備えられている。
【0044】ここで、容器包装基準データ31と販売数
量23cを用いて廃棄物情報38を作成する場合は、式
(1)〜式(5)に従って計算を行う(S3)。
【0045】 ごみ排出量 =容器包装重量×販売数量 …(1) ごみ元素組成=容器包装元素組成 …(2) ごみ熱量 =容器包装熱量×販売数量 …(3) ごみ灰分 =容器包装灰分×販売数量 …(4) ごみ水分 =容器包装水分×販売数量 …(5) 商品基準データ32と販売数量23cを用いて廃棄物情
報38を作成する場合は、式(6)〜式(10)に従っ
て計算を行う(S4)。
【0046】 ごみ排出量 =商品重量×商品廃棄率×販売数量 …(6) ごみ元素組成=商品元素組成 …(7) ごみ熱量 =商品熱量×商品廃棄率×販売数量 …(8) ごみ灰分 =商品灰分×商品廃棄率×販売数量 …(9) ごみ水分 =商品水分×商品廃棄率×販売数量 …(10) 以上の手段に従って廃棄物情報38を作成した後、その
情報を廃棄物データとして格納するため、販売店コード
21に基づいてその販売店が所属する地域を特定する
(S5)。
【0047】そして、販売年月日22に容器包装利用期
間31fあるいは商品利用期間32gを加えた日付け
を、その容器包装あるいは商品の廃棄予定年月日36と
する。ここで、実際に廃棄した日付とその廃棄物が収集
されてごみ焼却プラントに運搬されるまでには所定の日
数だけの遅延が生ずるため各地域毎にごみ収集スケジュ
ールを加味して廃棄予定年月日を補正するものとする。
また、廃棄予定年月日は1日単位に限定されるものでは
なく、午前あるいは午後に特定できる場合はその区分で
記憶するものとする。
【0048】このようにして特定された廃棄予定年月日
36の該当する廃棄物データ記憶部15bの記憶領域
に、情報を格納する(S6)。以上の手段によって、販
売店からの販売情報に基づいてごみ焼却プラントごとに
廃棄物の排出予定を作成することができる。
【0049】次に、消費者システム4からの情報に基づ
いて商品データ基準30を更新する動作について説明す
る。
【0050】図7は消費者システム4の構成を示すブロ
ック図である。
【0051】本消費者システム4は、商品の購入・消費
実績を収集して処理する装置である消費者端末40、こ
の消費者端末40に対して購入商品の情報を入力するた
めの端末であるレシートリーダ41及び消費者端末40
に対して必要な情報を入力すると共に消費者端末40か
ら出力される情報をシステムの操作者に対して提供する
入出力装置42で構成されている。
【0052】そして、消費者端末40は、通信回線1と
レシートリーダ41と入出力装置42との間の各種情報
交換を実施するためのインターフェースである入出力制
御部43、当該消費者が購入した商品の情報を獲得処理
する購入情報入力処理部44、及び当該消費者が廃棄し
た商品の情報を獲得してごみ質性状推定システム2に送
信する消費実績処理部45とを備えている。
【0053】次に本消費者システム4の動作について説
明する。
【0054】消費者が販売店から商品を購入した場合
は、販売店から渡されるレシートをレシートリーダ41
に入力する。すると、購入情報入力処理部44が起動し
て、レシートに記載された文字を認識して、購入した商
品に関する情報を抽出して入出力装置42に廃棄情報画
面50を表示出力する。
【0055】図8は廃棄情報画面50の構成を示す図で
ある。
【0056】この廃棄情報画面50には、消費者を特定
するための識別番号であるモニターID51と個々の購
入商品を特定して廃棄情報を収集するための廃棄一覧表
52が表示されている。
【0057】そして、廃棄一覧表52には、個々の商品
毎に、廃棄商品を特定する番号である「廃棄No」、商
品の購入日付を示す「購入日時」、その商品の名称であ
る「商品名」及びその商品の製造メーカである「メーカ
名」が識別情報として表示されている。また、この識別
情報に付随して、廃棄時に入力すべき内容である「容器
包装排出時期」、「容器包装排出量」、「商品排出時
期」、「商品排出量」が空欄で表示されている。
【0058】消費者は、表示された廃棄一覧表52の識
別情報をレシートと照合して誤りの無いことを確認す
る。尚、この情報はレシートリーダ41から入力した
が、消費者が入出力装置42を利用して新規に設定入力
しても良い。
【0059】更に消費者は必要があれば、この廃棄一覧
表52の商品識別情報をプリンタ(図示していない)で
印字出力してその商品に貼付することができる。このよ
うに商品に貼付しておけば、その商品などを廃棄する際
の廃棄Noの商品の特定を容易に行うことができる。
【0060】次に、消費者がその商品を消費して、残余
の部分をごみとして廃棄する場合は、入出力装置42を
操作して消費実績処理部45を起動して廃棄情報画面5
0を表示し、廃棄すべき商品を廃棄Noで特定して、空
欄に情報を入力する。ここで、容器包装と商品では排出
時期が異なることがあるため、消費実績処理部45はこ
れらの空欄が全て入力された時点でその商品についての
廃棄情報が揃ったものと判断する。
【0061】そして、必要な廃棄情報を入力後、消費者
が送信釦55を押下すると消費実績処理部45は廃棄情
報が新しく揃ったデータを選択して、通信回線1を介し
てごみ質性状推定システム2に送信する。この際、識別
情報である「商品名」及び「メーカ名」は、「商品メー
カコード」23aと「商品アイテムコード」23bに変
換して送信する。
【0062】消費者システム4から情報が送信された場
合は、消費情報処理部12が起動して商品データ基準3
0の更新を行う。
【0063】図9は消費情報処理部12の概略の動作を
示すフロー図である。
【0064】先ず消費者システム4から送信された廃棄
情報から、商品メーカコード23aと商品アイテムコー
ド23bを取り出して、これをキーワードとして商品デ
ータ基準記憶部15aを検索し、該当した商品データ基
準30を抽出する(S11)。
【0065】次に商品データ基準30から商品重量32
aを取り出し、送信された「商品排出重量」を商品重量
32aで除算して商品廃棄率32bを計算する(S1
2)。
【0066】また、送信された廃棄情報の内「容器包装
排出時期」から「購入日時」を差し引いた値を容器包装
利用期間31fとし、「商品排出時期」から「購入日
時」を差し引いた値を商品利用期間32gとする(S1
3)。
【0067】こうして計算されたそれぞれのデータを用
いて既に格納されている基準値を補正して商品データ基
準30の容器包装利用期間31f、商品廃棄率32b、
商品利用期間32gが更新される(S14)。
【0068】次に、ごみ質性状を推定するごみ質情報部
13の動作について説明する。
【0069】ごみ質性状推定システム2では一日の所定
時刻に、あるいは要求によってごみ質情報部13が起動
してごみ質性状を推定してその情報をごみ焼却プラント
システム5に送信する。
【0070】図10はごみ質情報部13の概略の動作示
すフロー図である。
【0071】ごみ質情報編集部13aは廃棄物データ記
憶部15bを検索して、編集しようとする廃棄予定日付
に該当する廃棄物データ35を抽出する(S20)。
【0072】次に、ごみ熱量38c、ごみ灰分38d、
ごみ水分38eについて各々のデータ毎にごみ排出量3
8aで重み付けした加重平均を計算することで、搬入さ
れるごみ単位重量当りの熱量(kJ/kg)、灰分
(%)、水分(%)を求める(S21)。
【0073】そして、ごみ元素組成38bについては、
各元素ごとにごみ排出量38aで重み付けした加重平均
を計算することによって排出予定のごみの平均的な元素
組成(%)を求める(S22)。
【0074】加重平均の計算方法は元素組成を例にすれ
ば、あるごみの排出量をAkとし、そのごみの成分であ
る元素Xの組成をXkとすれば、対象とするごみ全体の
平均的なある元素Xの組成〔X〕は式(11)で求める
ことができる。
【0075】 〔X〕 = ΣAk*Xk / ΣXk …(11) 以上のようにしてごみ質性状の推定値を計算するが、ご
み総重量についてはこのごみ排出量38aの累計量を採
用しない。ここで計算されたごみ排出量38aの累計量
はあくまでサンプリングされた値の累計値であって廃棄
される総量をあてるものでないからである。従って、実
際にごみ焼却プラントに搬入されるごみの量は、ここで
計算されたされたごみ累計量から所定の論理で補正した
値を用いる。
【0076】この補正は、例えば実績のごみ搬入量に基
づいた理論的なものであっても良く、また所定のアルゴ
リズムによって補正するものであっても良い。
【0077】続いて、ごみ質情報発信部13bが起動し
推定されたごみ質性状値、ごみ総重量などを該当した地
域のごみ焼却プラントシステム5に送信する(S2
3)。
【0078】尚、ごみ質性状を表す情報の種類について
は、本実施例に限定されるものではない。例えば、ごみ
質性状として可燃物の割合など必要な情報を付加して処
理するように構成することは、本発明のバリエーション
として当然に可能な実施の形態である。
【0079】図11はごみ焼却プラントの構成を示す図
である。
【0080】担当地域から収集された一般都市ごみは、
給塵部60のごみピット内に貯留された後、ごみクレー
ンによって給塵装置に投入され、この給塵装置の働きに
よってできるだけ所定量になるようにごみ焼却炉61に
供給される。
【0081】供給されたごみはごみ焼却炉61中におい
て、火格子とよばれる可動床上に積載され燃焼しつつ炉
内を移動する間に燃焼が完了する。そして、燃焼後の灰
は主灰として灰ピット62に排出される。
【0082】一方、燃焼によって生じた燃焼ガスは飛灰
と呼ばれる軽い灰とともに炉の上部から排出され、ボイ
ラ部63において熱回収がされながら冷却が行われる。
さらに減温塔64において冷却を受けた後、酸性ガスや
ダイオキシンが系外に排出されることを防止するため消
石灰や活性炭を吹き込んで処理が行われ、集塵部65に
おいて排ガスと飛灰が分離される。このようにして有害
成分を除去された排ガスは煙突などから系外に排出され
る。
【0083】次に、このように構成されたごみ焼却プラ
ントを、前述のごみ質性状推定値を用いて運転管理する
方法について説明する。
【0084】ごみ焼却プラントシステム5では送信され
たごみ質性状情報を運転制御表示装置(図示していな
い)に表示する。
【0085】図12はごみ質性状推定値の表示画面の構
成を示す図である。
【0086】ごみ焼却プラントの運転員はこの表示を参
照して、そのごみ質性状に適したごみ焼却プラントの運
転を行うが、この表示においては、ごみ質性状推定値の
内ごみ焼却プラントでの基準を外れる性状値について
は、ごみ焼却プラントの異常を発生させる可能性がある
として、注意を喚起するため、その性状値の色変えまた
は強調などの処理を行って表示されている。
【0087】更に、ごみ焼却プラントシステム5は現在
の運転状態に基づいてごみ焼却炉プラントの異常を予測
して運転員に対して運転ガイドを出力表示する。
【0088】図13はごみカロリが高い場合の運転ガイ
ドの表示を示す図である。
【0089】ごみカロリが高い場合は、高熱負荷による
ごみ焼却炉61の損傷が発生する恐れがある。そのた
め、高いカロリごみが搬入された場合は、給塵部60で
のごみ投入量を軽減するようにガイドする。
【0090】また、高カロリごみが集中した場合は、ご
み焼却炉61内に水を噴霧して温度を下げることで炉の
熱損傷を防ぐことも可能である。更に、炉内が比較的に
高温になりサーマルNOxの発生が危惧されるため、炉
内にアンモニア水や尿素を吹くなど無触媒脱硝を行うよ
うにガイドを行う。
【0091】図14はごみカロリが低い場合の運転ガイ
ドの表示を示す図である。
【0092】ごみカロリが低い場合は、ごみ焼却炉61
内の二次燃焼領域を助燃して高温を保ち低温化による不
完全ガスの発生を防ぐ。あるいは、火格子の速度を遅く
して主灰中の未燃焼成分を極力減らすようにガイドす
る。
【0093】図15は灰分が高い場合の運転ガイドの表
示を示す図である。
【0094】ごみに灰分が多い場合は、集塵部65での
集塵灰量が増加することが予測される。このため集塵設
備の負荷を低減するような運転をガイドする。例えば、
バグフィルタの払い落とし間隔を短くする、電気集塵器
であればハンマリング頻度を増加して性能低下を防止す
る。また、灰の抜き出し頻度を増加するようにガイダン
スを行う。
【0095】図16はCl濃度、Br濃度が高い場合の
運転ガイドの表示を示す図である。
【0096】Cl濃度、Br濃度が高いごみが搬入され
る場合は、給塵部60で炭酸カルシウムをごみに混ぜて
ごみ焼却炉61に投入することで、以降のプロセスで発
生すると予測される腐食性ガス(HCl、HBr)の発
生量低減に努める。
【0097】また、排ガス中のダイオキシン類の排出が
懸念されるため、集塵部65入り口温度を所定温度以下
にするようにボイラ部63の水量や減温塔64の噴霧水
を制御して、排ガス中のダイオキシン類を灰中に移行さ
せ、系外への排出を抑制する。具体的には、集塵部65
の温度は190℃以下であれば良い。
【0098】また、排ガス中のダイオキシン類の排出が
懸念されるため、活性炭吹き込み量を増加して吸着性能
を向上させるようにし、塩素分が系外に排出されること
を回避するため消石灰の吹き込みをガイドする。
【0099】図17は金属類の濃度が高い場合の運転ガ
イドの表示を示す図である。
【0100】水銀(Hg)の沸点は360℃であり、後
段のプロセスである集塵部65で水銀を灰中に捉えて系
外に排出させないためには、排ガス温度をその温度以下
に下げて集塵部65を通過させる必要がある。そのた
め、ボイラ部63で蒸気発生量を制御するあるいは、減
温塔64で噴霧量を制御することによって排ガス温度の
運転管理を行う。
【0101】また、砒素(As)の沸点は約100℃と
低沸点であるため、灰中に捕らえておくことは困難であ
るがカルシュウム分に吸着されやすいため、多量の砒素
がごみ中に存在すると予想された場合はボイラ部63や
減温塔64において消石灰を吹き込んで吸着させ後段の
集塵部65で補足する運転管理を行う。
【0102】銅(Cu)の成分組成が高い場合は、ごみ
焼却炉61の出口以降の排ガス減温部でダイオキシン類
の再結合が起き易くなる。そのため、減温塔64と集塵
部65との間で活性炭吹き込み量を増加してダイオキシ
ン類の吸着性能を向上させるようにし、また塩素分が系
外に排出されることを回避するため消石灰の吹き込みを
ガイドする。
【0103】重金属類がごみ中に多量にある場合は、灰
が重金属を多量に含んだ、取り扱いを注意すべき灰であ
る可能性が高い。このため取り扱いに注意すべき旨の警
告をガイドする。
【0104】水銀や砒素などの低沸点の重金属を含んで
いる場合は、系外への排出を低減するために、集塵部6
5では集塵機を損傷しない範囲で低温雰囲気の運転をお
こなう。水銀や砒素などの低沸点の重金属を含み、系外
への飛散が懸念される量であるならば集塵機前で活性炭
を吹き込み、排ガス中の重金属を活性炭吸着させる運転
をガイドする。
【0105】また、Hg、Cd、As、Cr、Se、P
bのうちごみ中含有量の高い重金属類を特定できる場合
は、その重金属の安定に適した薬剤処理を行うようにガ
イドをおこなう。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、一般都市ごみのごみ質
の性状を推定することができる。
【0107】また、そのごみ質にあったごみ焼却プラン
トの運転管理がおこなえるため、ごみ焼却プラントの損
傷を防止し、有害物質の系外への排出を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のごみ焼却プラントの運転管理システム
を構成するネットワークシステムの構成を示す図。
【図2】ごみ質性状推定システムの構成を示すブロック
図。
【図3】販売情報処理部の概略の動作を示すフロー図。
【図4】販売商品データの構成を示す図。
【図5】商品データ基準の構成を示す図。
【図6】廃棄物データの構成を示す図。
【図7】消費者システムの構成を示すブロック図。
【図8】廃棄情報画面の構成を示す図。
【図9】消費情報処理部の概略の動作を示すフロー図。
【図10】ごみ質情報部の概略の動作示すフロー図。
【図11】ごみ焼却プラントの構成を示す図。
【図12】ごみ質性状推定値の表示画面の構成を示す
図。
【図13】ごみカロリが高い場合の運転ガイドの表示を
示す図。
【図14】ごみカロリが低い場合の運転ガイドの表示を
示す図。
【図15】灰分が高い場合の運転ガイドの表示を示す
図。
【図16】Cl濃度、Br濃度が高い場合の運転ガイド
の表示を示す図。
【図17】金属類の濃度が高い場合の運転ガイドの表示
を示す図。
【符号の説明】
1…通信回線 2…ごみ質性状推定システム 3…販売店システム 4…消費者システム 5…ごみ焼却プラントシステム 11…販売情報処理部 12…消費情報処理部 13…ごみ質情報部 13a…ごみ質情報編集部 13b…ごみ質情報発信部 15a…商品データ基準記憶部 15b…廃棄物データ記憶部 20…販売商品データ 30…商品データ基準 35…廃棄物データ 52…廃棄一覧表
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩▲崎▼ 敏彦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3K062 AA04 AB01 AC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して接続された、商品の販
    売店が所有する販売管理のための販売店システムと、ご
    み焼却プラントの運転を管理するためのごみ焼却プラン
    トシステムと、前記ごみ焼却プラントに搬入されるごみ
    質性状を推定するごみ質性状推定システムとを備えた運
    転管理システムのごみ焼却プラントの運転管理システム
    において、 前記ごみ質性状推定システムは、 前記販売店システムから入力された、販売された商品を
    特定する特定情報と販売数量の情報を受取る販売情報受
    取手段と、 前記特定情報から、その商品の商品性状の情報と、その
    商品がごみとして廃棄される割合と廃棄されるまでの期
    間を含む廃棄基準の情報とを獲得する情報獲得手段と、 前記獲得された情報から、廃棄される予定のごみのごみ
    質性状の情報と、そのごみが排出される予定日付とを算
    出するごみ廃棄情報作成手段と、 前記ごみ廃棄情報から、所定の期間に所定のごみ焼却プ
    ラントに搬入されるごみのごみ質性状を推定するごみ質
    性状推定手段と、 前記推定したごみ質性状の情報を所定のごみ焼却プラン
    トシステムに送信する情報送信手段とを備えたことを特
    徴とするごみ焼却プラントの運転管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のごみ焼却プラントの運転
    管理システムにおいて、 前記通信回線には、前記販売店から商品を購入した消費
    者が所有する消費者システムが接続され、 前記消費者システムから入力された、前記商品の購入日
    付けと廃棄日付と廃棄時の重量とを含むごみ排出情報を
    受取る排出情報受取手段と、 前記受取ったごみ排出情報からその商品がごみとして廃
    棄される割合と廃棄されるまでの期間を算出して前記廃
    棄基準を更新する廃棄基準更新手段とを備えたことを特
    徴とするごみ焼却プラントの運転管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のごみ焼却プラン
    トの運転管理システムにおいて、 前記ごみ焼却プラントシステムは、 前記ごみ質性状推定システムから入力された、所定の期
    間に前記ごみ焼却プラントに搬入されるごみのごみ質性
    状の情報を受取るごみ質性状受け取り手段と、 前記受取ったごみ質性状情報から前記ごみ焼却プラント
    の異常を予測して、異常を発生させるごみ質性状を強調
    して表示出力するごみ質性状表示手段と、 前記異常を回避させるための運転方法を表示出力する運
    転情報表示手段とを備えたことを特徴とするごみ焼却プ
    ラントの運転管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のごみ焼却プラントの運転
    管理システムにおいて、 前記運転情報表示手段は、ごみ燃焼熱量高、ごみ燃焼熱
    量低、ごみ灰分高、塩素濃度高、臭素濃度高、砒素また
    は水銀濃度高の内少なくとも1の異常を回避するための
    運転方法を表示することを特徴とするごみ焼却プラント
    の運転管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の内いずれか1の請求項
    に記載のごみ焼却プラントの運転管理システムにおい
    て、 前記商品性状は、商品の重量、元素組成、燃焼熱量、灰
    分、水分の内少なくとも1つを含み、 前記ごみ質性状は、ごみの重量、元素組成、燃焼熱量、
    灰分、水分の内少なくとも1つを含むことを特徴とする
    ごみ焼却プラントの運転管理システム。
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