JP2002345789A - アダプタ - Google Patents

アダプタ

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JP2002345789A
JP2002345789A JP2002099035A JP2002099035A JP2002345789A JP 2002345789 A JP2002345789 A JP 2002345789A JP 2002099035 A JP2002099035 A JP 2002099035A JP 2002099035 A JP2002099035 A JP 2002099035A JP 2002345789 A JP2002345789 A JP 2002345789A
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adapter
test cartridge
cartridge
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Application number
JP2002099035A
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Inventor
Frank Francavilla
フランカビラ フランク
Jamieson William Maclean Crowford
ウィリアム マクレーン クロフォード ジャミソン
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Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/02Burettes; Pipettes
    • B01L3/0275Interchangeable or disposable dispensing tips

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 注射器からポイントオブケア検査用カートリ
ッジへの流体検体の分配を促進するアダプタを提供す
る。 【解決手段】 アダプタ10は、出口端部74、入口端
部78および両者間に延在する通路82を備えるチュー
ブを含む。チューブの出口端部は検査用カートリッジの
入口ポートに連結されるべく、入口端部は注射器に連結
されるべく寸法付けられている。アダプタは、チューブ
から横方向に延びる支持壁84および支持壁から延びる
位置決め壁86、88を含んでいる。位置決め壁は、検
査用カートリッジの側壁と入口ポートとの間の距離とほ
ぼ等しい距離、チューブの出口から横方向に離間されて
いる。底壁90およびロックアーム92が位置決め壁か
ら延びている。アダプタの底壁は検査用カートリッジの
底壁に、ロックアームは検査用カートリッジの頂壁に係
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注射器からポイン
トオブケア(Point-of-care:POC)検査(患者が治療
されているその場で行われる検査)用カートリッジへの
検体の小滴を正確に分配し得るアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの医学的処置が、患者の流体サンプ
ルで実行される診断検査を必要としている。流体は、し
ばしば、針保持アセンブリおよび1本以上の真空チュー
ブを使用することにより、患者から採集される。流体は
また、注射器にも採集され得る。注射器は、患者から流
体サンプルを得るために、金属の針と共に使用されても
よい。しかしながら、注射器はしばしば、流体サンプル
を得るために、確立されている動脈または静脈のライン
に直接に接続される。注射器に採集された流体は、そこ
で、チューブに移送され得る。チューブにはラベルが注
意深く付けられ、分析のために試験所へ送られる。試験
所の分析の結果はヘルスケア提供者に報告される。結果
は、もちろん、緊急事態には急がされ得るが、緊急事態
でなければ、サンプルが患者から採集された時から試験
所の分析がヘルスケア提供者に報告される時の間に一日
以上も必要とするであろう。
【0003】流体サンプルで少なくともある診断の検査
をポイントオブケア実行するための装置が開発されてい
る。ポイントオブケア診断の設備は、患者から流体サン
プルを受容れるための注射器、流体の分析のために注射
器から流体の一部を受容れるための小さな使い捨ての検
査用カートリッジ、および流体を分析し、結果を出力す
る携帯式臨床分析器を含んでいる。カートリッジおよび
携帯式臨床分析器の組合せは、i-STAT株式会社、AVL Sc
ientific株式会社およびDiametrics Medical社によって
米国で市販されている。これらおよび他の会社によって
生産されているシステムは、ある共通の特徴を共有して
いる。特に、各システムの検査用カートリッジは、典型
的には、約1インチ×2インチ(2.54cm×5.0
8cm)で約0.25インチ(0.635cm)厚さの
小さな直方体のハウジングを有している。ハウジング
は、約40μlと125μlの間の容量を有する内部貯蔵
部を含んでいる。入口ポートが、検査用カートリッジの
外部壁を通って延びて、内部貯蔵部に連通している。カ
ートリッジはさらに、携帯式臨床分析器に連通して置か
れ得る接触パッドおよびセンサーをさらに含んでいる。
i-STATのポイントオブケア検査用カートリッジの例が、
米国特許第5,638,828号に示されている。
【0004】先行技術のポイントオブケア検査システム
は、患者から流体サンプルを引き出すために使用される
注射器と共に使用されている。その後、注射器は、ポイ
ントオブケア検査用カートリッジの入口ポートへ流体サ
ンプルの部分を放出するために使用され得る。しかしな
がら、いくつかの検査用カートリッジは、自動的に注射
器から流体を取出すべく作用し得る。カートリッジの入
口ポートはその後閉じられ、そして、カートリッジは、
カートリッジ内の流体サンプルにある特定の診断検査を
実行するために携帯式臨床分析器に連通して置かれる。
分析器は、その後、試験所へ流体サンプルを送る必要な
しに、検査結果の非常に迅速な出力を提供する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ポイントオブケア検査
システムは、ポイントオブケアから離れた場所で実行さ
れるべき全ての診断検査を事実上必要とするシステムに
対し、いくつかの有効性をもたらす。検査用カートリッ
ジの小さなサイズは、カートリッジの保管および輸送を
促進し、一方、システムの携帯性に寄与する。しかしな
がら、採集されたサンプルをカートリッジに移送するこ
とに関しては、小さなカートリッジは、使用することが
非常に困難になり得る。例えば、注射器の末端部を検査
用カートリッジの入口ポートへ整列させるのは複雑で困
難にもなり得る。注射器と検査用カートリッジの入口ポ
ートとの誤整列すなわち不正確な連結は、採集された流
体サンプルの一部の損失に導き得る。加えて、液体の適
切な容量を正確に分配するために注射器を使用すること
は困難である。容量があまりにも小さいと、カートリッ
ジおよび関連する携帯式臨床分析器による適切な検査を
妨げるかもしれない。容量があまりに大きいと、飛散な
いしはこぼれを生じ得る。同様に、過充填は、ポイント
オブケア検査用カートリッジのカバーが閉じられたと
き、飛散させることになり得る。検査用カートリッジの
入口ポートへ注射器から有効に分配されない流体は、疾
病伝染の可能性を生じさせる。同様に、注射器から検査
用カートリッジへの移送の際の流体の損失は、必要な診
断検査を実行するのには不十分な流体容量のままとし得
る。必要な検査を実行するのに不十分な流体容量は、ヘ
ルスケア・ワーカーに別の流体サンプルのために患者の
ところに戻ることを要求する。これはヘルスケア・ワー
カーにとって時間の浪費であり、そして患者にとっては
精神的外傷である。加えて、ある検査用カートリッジ
は、廃棄されるべく不充分に充填されたカートリッジお
よび新しい流体サンプルで使用されるべく新しいカート
リッジを要求するかもしれない。このように、注射器か
ら検査用カートリッジに流体を移送する際の非能率性
が、追加の検査用カートリッジのための超過コストを生
じさせている。
【0006】注射器から検査用カートリッジへの流体の
直接の移送は、注射器先端部が入口ポートを閉じ、そし
て、検査用カートリッジからの空気の排出を妨げてい
る。かくて、泡が生成される。泡は流体の容量を減少さ
せ、検査結果に悪影響を与え得る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、注射器アセン
ブリからポイントオブケア検査用カートリッジに検体の
小滴を正確に分配し得るアダプタに向けられている。ポ
イントオブケア検査用カートリッジは、上述のような先
行技術の検査用カートリッジ、あるいは、血液あるいは
他の体液の採集された検体でポイントオブケア診断分析
を実行する全ての将来開発される検査用カートリッジで
あってもよい。検査用カートリッジは、検査される検体
を受容れる内部貯蔵所を有するハウジングを備えてい
る。ハウジングは、対向する頂部および底部と複数の側
部とを備えた実質的に直方体であってもよい。入口ポー
トは頂壁を通って延び、検査用カートリッジの内部貯蔵
所に連通している。検査用カートリッジは、採集された
検体のポイントオブケア分析の実行のために、携帯式臨
床分析器に連通して置かれ得る接触パッドおよびセンサ
ーをさらに含んでもよい。
【0008】アダプタと共に使用される注射器アセンブ
リは、従来の先行技術の注射器アセンブリであってもよ
い。注射器アセンブリは、対向する基端部と末端部とを
備える本体を含んでいる。胴部は、本体の基端部から末
端方向に延びて、基端部で広く開いている、流体受容れ
チャンバを画成している。ルーアー先端部は、胴部から
注射器本体の末端部へ突出し、流体受容れチャンバと連
通する通路を含んでいる。ルーアー先端部は、針アセン
ブリのハブへのテーパ付けられた基端側入口あるいはプ
ラスチックのルーアー取付け器具または鈍いプラスチッ
クカニューレの基部と連結すべく寸法且つ形状付けられ
ている円錐形にテーパ付けられた外表面を含んでいる。
注射器本体の末端部は、胴部の末端部からルーアー先端
部のまわりに同心的に突出し、内側ねじ付きのルーアー
カラーをさらに有してもよい。ルーアーカラーのねじ
は、針アセンブリのハブの基端部における突起、あるい
は、プラスチックのルーアー取付け器具または鈍いプラ
スチック・カニューレの基端部における類似の突起に螺
合され得る。ルーアー先端部、ルーアーカラーおよび針
またはカニューレの連結構造は周知である。
【0009】注射器アセンブリは、注射器胴部によって
画成された流体受容れチャンバの開いた基端部に滑り入
れられるプランジャをさらに含んでいる。流体受容れチ
ャンバ内のプランジャの末端方向への移動が、チャンバ
から、およびルーアー先端部を通じて流体を排出する。
チャンバ内のプランジャの基端方向への移動が、ルーア
ー先端部を通じて、およびチャンバ内へ流体を引き込
む。
【0010】アダプタが共に使用される注射器アセンブ
リは、検査される血液あるいは他の体液にアクセスする
ために針アセンブリ、プラスチックのルーアー取付け器
具あるいは鈍いプラスチック・カニューレを含んでい
る。従来の先行技術の針アセンブリは、基端部、尖って
いる末端部および両端部間に延びる内腔を有する細長い
金属の針カニューレを含んでいる。先行技術の針アセン
ブリは、対向する基端部と末端部とを有するプラスチッ
クハブをさらに含んでいる。ハブの末端部は、針カニュ
ーレの基端部へ固定して取付けられている。ハブの基端
部は、ルーアー先端部と液密に係合すべく形成されてい
る。加えて、ハブの基端部は、注射器に存在するかもし
れないルーアーカラーの内側ねじと螺合する突起を含ん
でもよい。ルーアー取付け器具あるいは鈍いプラスチッ
ク・カニューレは、典型的には、プラスチック材料から
一体に成形され、両側の基端部と末端部、および端部間
に延びる内腔を有している。鈍いプラスチック・カニュ
ーレの基端部は、上述された針アセンブリ用のハブの基
端部と同じ形状を有してもよい。鈍いプラスチック・カ
ニューレの末端部は、静脈アクセス・システムあるいは
採血セットの取付け器具を横切る隔壁を突刺すのに十分
にテーパ付けられてもよい。
【0011】本発明のアダプタは、プラスチック材料か
ら一体に成形され、先行技術の検査用カートリッジの入
口ポートに整列するための小断面の出口部分、注射器の
ルーアー先端部に連結するための大断面の入口部分、お
よび入口と出口部分との間に延びる通路すなわち内腔を
備えたテーパ付きチューブを含んでいる。テーパ付きチ
ューブの出口部分における通路すなわち内腔の部分は、
液滴のサイズを最少化し、検査用カートリッジの貯蔵部
内への高度に制御され且つ容易な充填をもたらすべく、
小断面の孔を画成している。かくて、テーパ付きチュー
ブの小孔の出口部分は、本質的に点眼器の方法で、一度
に一滴、検査用カートリッジに検体を分配するよう機能
する。かくて、過充填および飛散が実質的に回避され得
る。
【0012】アダプタは、テーパ付きチューブの出口部
分から、出口部分の最出口端部から僅かに離れた位置に
おいて一体に延びる片持ち梁の支持体をさらに含んでい
る。片持ち梁の支持壁はチューブの軸線とほぼ平行であ
るか、または、チューブの軸線を実質的に通過してもよ
い。
【0013】第1の位置決め壁が、片持ち梁の支持壁の
一端から一体的にテーパ付きチューブから離れて延在し
ている。第1の位置決め壁は、テーパ付きチューブの出
口部分にほぼ平行に整列され、検査用カートリッジの入
口ポートと検査用カートリッジのハウジングの側壁との
間の距離にほぼ等しい距離だけテーパ付きチューブの出
口端部から離間されている。アダプタはさらに、第1の
位置決め壁から一体に、且つ、第1の位置決め壁にほぼ
直角に延びる第2の位置決め壁を有してもよい。かく
て、第2の位置決め壁はテーパ付きチューブの出口端部
にほぼ平行であり得る。加えて、第2の位置決め壁は、
検査用カートリッジの入口ポートと検査用カートリッジ
の第2の側壁すなわち端壁との間のオフセットにほぼ等
しい距離だけ、テーパ付きチューブの出口端部から離間
されている。底壁が両位置決め壁から直角に延在し、テ
ーパ付きチューブの出口端部にほぼ直交して整列されて
もよい。底壁は、底壁が検査用カートリッジの底壁と滑
り係合するときに、テーパ付きチューブの出口端部が検
査用カートリッジの入口ポートの上方に僅かに離れて置
かれるのを可能にするべく、テーパ付きチューブの出口
端部から離間されている。かくて、底壁および第1およ
び第2の位置決め壁は、検査用カートリッジの入口ポー
トに対するアダプタのテーパ付きチューブの出口端部の
適切な位置決めおよび整列性を保証する。
【0014】アダプタは、第2の位置決め壁および底壁
とほぼ平行で、両者から離間されて第1の位置決め壁か
ら一体に突出するロックアームをさらに含んでもよい。
かくて、ロックアームはテーパ付きチューブの出口端部
からほぼ直角に延在する。ロックアームは、検査用カー
トリッジの頂壁の入口ポートに近接する部分にスナップ
嵌めするように形状付けられている。この目的のため
に、ロックアームは、第1の位置決め壁から離れたその
端部に、検査用カートリッジの頂壁上の対応する構造に
ロック係合する止めまたは突起を含み得る。
【0015】アダプタは、ほぼ従来の方法で、注射器ア
センブリによって血液あるいは他の体液の検体を最初に
引き込むことによって使用され得る。例えば、注射器本
体のルーアー先端部、ルーアー先端部に取付けられたプ
ラスチックのルーアー取付け器具あるいは鈍いプラスチ
ック・カニューレが、静脈アクセス・システムあるいは
採血セットの取付け器具と連通して置かれてもよい。替
りに、従来の針アセンブリが注射器本体のルーアー先端
部に取付けられ、そして、必要な検体を得るために患者
の血管に針カニューレの末端部先端が挿入されてもよ
い。これらのアプローチのうちのどれによっても、血液
は、注射器アセンブリのプランジャを基端方向に引くこ
とにより、ルーアー先端部の通路を通って注射器本体の
流体受容れチャンバの中へ引き込まれる。ほとんどのポ
イントオブケア検査用カートリッジは、検査を完了する
のに40μlおよび125μlの間を必要としている。従
って、注射器アセンブリのプランジャは、使用される特
別な検査用カートリッジによって要求される流体量を僅
かに越える血液量を得るべく基端方向に移動される。
【0016】適切な流体量が採集された後、もし使用さ
れていれば、針アセンブリは、容認される安全な方法で
取外され、鋭利物収容容器内に置かれる。替りに、注射
器本体の末端部へ取付けられたかもしれないいずれのプ
ラスチックルーアー取付け器具または鈍いプラスチック
・カニューレも、従来の容認された安全な方法で取外さ
れ鋭利物収容容器内に廃棄される。
【0017】その後、本発明のアダプタが、注射器本体
の末端部へ取付けられる。より詳細には、注射器本体の
ルーアー先端部が、ルーアーテーパ付き入口と液密な摩
擦係合でアダプタに付勢されてもよい。替りに、注射器
本体が、内側ねじを備えたルーアーカラーを含み、ま
た、アダプタの入口が一対の連結用ルーアー突起を含ん
でいるかもしれない。この状況では、アダプタは、ルー
アーカラーに螺合され、一方、同時に、注射器のルーア
ー先端部をアダプタの入口へのテーパ付き侵入部に液密
係合させて付勢する。
【0018】ポイントオブケア検査用カートリッジは、
そこで、製造者のパッケージから取出される。検査用カ
ートリッジの多くの製造者は、流体サンプルを検査用カ
ートリッジに配置する前後において入口ポートを覆う配
置へ蝶番回動される、入口ポート用のカバーを提供して
いる。かくて、もしも検査用カートリッジに存在するな
ら、カバーが検査用カートリッジの入口ポートから遠ざ
けて回動されねばならない。注射器アセンブリおよびア
ダプタは、検査用カートリッジの頂壁にほぼ直交し、検
査用カートリッジの入口ポートを有する角部の近傍に整
列される。その後、注射器アセンブリおよびアダプタ
は、アダプタの底壁を検査用カートリッジの底壁に沿っ
て滑らせ、且つ、アダプタの第2の位置決め壁を検査用
カートリッジの端壁に沿って滑らすことにより、検査用
カートリッジに向けて移動される。かくて、テーパ付き
チューブの出口部分と第1の位置決め壁が、検査用カー
トリッジの入口ポートおよび側壁に向って移動する。充
分に移動すると、ロックアームが僅かに撓み、検査用カ
ートリッジの頂壁の部分への乗り上げが生ずる。ロック
アームは、そこで、アダプタの第1の位置決め壁が検査
用カートリッジの側壁に係合し、且つ、テーパ付きチュ
ーブの出口端部が検査用カートリッジへの入口ポートに
整列され、僅か上方に位置されたとき、検査用カートリ
ッジの頂壁の構造にスナップ嵌合する。、アダプタの壁
およびロックアームは、アダプタおよび注射器を検査用
カートリッジに対して安定した向きに保持する。その
後、注射器アセンブリのプランジャが、注射器本体の流
体受容れチャンバから、アダプタを通り、検査用カート
リッジの入口ポートへ選択された量の検体を一滴づつ押
出すべく末端方向に移動される。この操作は片手で行わ
れ得るので、さらなる便宜性と有効性をもたらす。その
後、注射器アセンブリおよびアダプタは、検査用カート
リッジから取り除かれ、従来の安全な方法で廃棄され
る。同時に、検査用カートリッジのカバーが、検査用カ
ートリッジの入口ポート上に回動され、そして、検査用
カートリッジは、実質的に従来の方法で携帯式臨床分析
器に提示される。代替的に、検査用カートリッジは、検
査用カートリッジに検体を置く前に、携帯式臨床分析器
に取付けられてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明によるアダプタは、図1な
いし4において全体として符号10によって特定されて
いる。アダプタ10は、図5に最も明瞭に示されるよう
に、注射器アセンブリ12と共に、そして、図6に最も
明瞭に示されるように、ポイントオブケア(POC)検
査用カートリッジ14と共に使用される。
【0020】注射器アセンブリ12は、図5に示される
ように、基端部18および末端部20を有する注射器本
体16を含んでいる。胴部22は、基端部18から末端
方向に延び、基端部18で広く開いている円筒状の流体
受容れチャンバ24を画成している。截頭円錐状に先細
にされた先端部26は、胴部22から注射器本体16の
末端部20まで延びている。先端部26には、胴部22
の流体受容れチャンバ24に連通する細い円筒状の通路
28が設けられている。オプションのルーアーカラー3
0は、胴部22から末端方向に突出し、同心的に先端部
26を取囲んでいる。ルーアーカラー30には、ねじ山
32の内部配列が設けられている。注射器アセンブリ1
2は、流体受容れチャンバ24内に摺動可能に配置さ
れ、チャンバ24の円筒状の壁と液密に嵌合されたプラ
ンジャ34をさらに含んでいる。プランジャ34は、先
端部26の通路28を通じて、流体受容れチャンバ24
の中へ、あるいはその外へ流体を付勢すべく、基端方向
または末端方向に交互に移動され得る。
【0021】注射器アセンブリ12は自由選択的に針ア
センブリ36を含んでいる。針アセンブリ36は、基端
部40、鋭利に尖っている末端部42および両端部間に
延在する内腔44を有する金属の針カニューレ38を含
んでいる。針アセンブリ36は、基端部48、末端部5
0およびそれらの間に延びる通路を有するハブ46をさ
らに含んでいる。ハブ46の末端部50は、ハブ46を
通る通路が針カニューレ38を通る内腔44に連通する
ように、針カニューレ38の基端部40へ固定して取付
けられている。ハブ46の通路は、注射器本体16のテ
ーパ付き先端部26と実質的に一致するテーパを形成し
ている。かくて、注射器本体16のテーパ付き先端部2
6は、ハブ46の基端部48の通路と液密な摩擦係合状
態に置かれ得る。ハブ46の基端部48は、ルーアーカ
ラー30のねじ32に係合すべく寸法および形状付けら
れている直径上で対向する一対の突起54によってさら
に特徴付けられている。かくて、針カニューレ38を通
る内腔44は、先端部26の通路28および注射器本体
16の流体受容れチャンバ24と連通して置かれ得る。
針アセンブリ36は、針カニューレ38上に取外し可能
に係合される保護キャップ55をさらに含んでいる。
【0022】ポイントオブケア検査用カートリッジ14
は図6に示され、i-STAT株式会社、Diametrics Medical
社、AVL Scientific株式会社によって製造されたもの、
あるいは利用可能か、利用可能になる他のかかる検査用
カートリッジを含む、いくつかの先行技術のデザインの
うちのいずれかであってもよい。そのような検査用カー
トリッジは、米国特許第5,638,828号に開示され
ており、その開示内容は参照によってここに組込まれ
る。
【0023】検査用カートリッジ14は、およそ1.5-
2.0インチ(3.8cm−5.08cm)の長さおよ
び約1.0インチ(2.54cm)の幅を定めている頂
壁58および底部壁59を備えた一般に直方体の本体5
6を含んでいる。本体56はさらに、約0.25インチ
(0.635cm)の本体56厚さを定めている、側壁
60および端壁62を有している。流体貯蔵所64は、
カートリッジ14の本体56の内部に形成され、40μ
lと125μlとの範囲の容量を持っている。本体56
は、頂壁58を通って延びて、貯蔵所64に連通する入
口ポート66をさらに含んでいる。入口ポート66は、
ハウジング56における外の相対的に大きな直径部分か
ら貯蔵所64により近い相対的に小さな断面部までわず
かにテーパ付けられている。さらに、入口ポート66
は、1つの側壁60から距離「a2」および1つの端壁
62から距離「a1」それぞれ間隔を置かれている。加
えて、入口ポート66の位置の頂壁58の部分は、底壁
59から距離「b」だけ間隔を置かれている。さらに、
入口ポート66に近接する頂壁58の部分は、側壁60
に平行に延びる軸線の回りに生成される凸面の円弧を形
成している。凹部67が、頂壁58の側壁60から距離
「c」の位置に形成されている。検査用カートリッジ1
4は、貯蔵所64内の血液サンプルにつき様々なポイン
トオブケア診断検査を実行し、且つ、ポイントオブケア
および/または離れた場所でヘルスケア専門家によって
使用され得る種々の読出しデータを提供するための携帯
式臨床分析器に導通して置くことができる接触パッドお
よびセンサー68をさらに含んでいる。
【0024】アダプタ10は、プラスチック材料から一
体的に成形され、テーパ付きチューブ70を含んでい
る。チューブ70は、わずかに丸められるかテーパ付け
られた出口端部74を備える細い円筒状の出口部分72
を含む。チューブ70はさらに、出口部分72とほぼ同
心のテーパ付き雌型ルーアー取付け器具76を含んでい
る。ルーアー取付け器具76は、注射器アセンブリ12
のルーアーカラー30のねじ山32に螺合すべく寸法且
つ形状付けられている、正対する一対のルーアー突起8
0を備えた入口端部78を含んでいる。しかしながら、
全ての注射器がルーアーカラーを含んでおらず、ルーア
ーカラーを有していない注射器と共に使用するアダプタ
には突起80が設けられる必要はない。テーパ付きチュ
ーブ70は、入口端部78から出口端部74まで軸方向
に延在する通路82をさらに含んでいる。入口端部78
に近接した通路82の部分は、注射器本体16のルーア
ー先端部26との液密係合のために円錐状にテーパ付け
られている。出口端部74に近接した通路82の部分
は、下に詳述するように、通路82を通り向けられる検
体の小滴を発生させるための断面細孔を形成している。
【0025】アダプタ10は、入口端部78と出口端部
74との間の位置に、テーパ付きチューブ70に対しほ
ぼ横方向に延在する片持ち梁の支持壁84をさらに含ん
でいる。より詳細には、片持ち梁の支持壁84はほぼ平
坦で、テーパ付きチューブ70の軸線に平行、またはそ
れを通過している。第1の位置決め壁86は、テーパ付
きチューブ70から離れた片持ち梁の支持壁84の一端
から延在している。第1の位置決め壁86はほぼ平坦
で、テーパ付きチューブ70にほぼ平行に整列されてい
る。第1の位置決め壁86およびテーパ付きチューブ7
0の出口端部74は、検査用カートリッジ14の入口ポ
ート66とその側壁60との間の距離「a2」にほぼ等
しいか僅かに大きい距離「d2」だけ、互いに離間され
ている。
【0026】第2の位置決め壁88は、第1の位置決め
壁86から直角に、そして、テーパ付きチューブ70の
軸線にほぼ平行に延在している。第2の位置決め壁88
はまた、検査用カートリッジ14の入口ポート66とそ
の端壁62との間の距離「a1」にほぼ等しいか僅かに
大きい距離「d1」だけ、テーパ付きチューブ70の出
口端部74から離間されている。
【0027】底壁90は、両第1および第2の位置決め
壁86および88から直角に延在し、テーパ付きチュー
ブ70の軸線に直交して整列されている。底壁90は、
検査用カートリッジ14の入口ポート66における厚み
「b」よりも僅かに大きい距離「f」だけ、出口端部7
4から離間されている。かくて、ここでさらに説明され
るように、アダプタ10の底壁90が検査用カートリッ
ジ14の底壁59に対して位置されるときに、テーパ付
きチューブ70の出口端部74が検査用カートリッジ1
4の入口ポート66の僅かに上方に位置されるであろ
う。
【0028】アダプタ10はまた、第1の位置決め壁8
6から突出するロックアーム92を含んでいる。ロック
アーム92は、アダプタ10の底壁90とほぼ平行に整
列されている。加えて、ロックアーム92は、テーパ付
きチューブ70の出口部分72の第2の位置決め壁88
から反対側に配置されている。ロックアーム92は、検
査用カートリッジ14の側壁60と凹部67との間の間
隔ほぼ同じ距離「c」だけ、第1の位置決め壁86から
離れた位置にロック用突起94を含んでいる。
【0029】注射器アセンブリ12は、患者から流体サ
ンプルを引き出す従来の方法で使用される。より詳しく
は、針アセンブリ36が注射器本体16のルーアー先端
部26に取付けられ得、血液あるいは他のそのような流
体のサンプルを引き出すために患者の血管あるいは他の
体液源に、針アセンブリ36の針カニューレ38が挿入
される。替りに、鈍いプラスチック・カニューレあるい
は他のプラスチックのルーアー取付け器具が、ルーアー
先端部26に取付けられ得、流体採集セットの取付け器
具を密閉している隔壁を通して、鈍いプラスチック・カ
ニューレあるいは他の取付け器具の末端部が付勢され得
る。まださらに、注射器アセンブリ12は、患者と既に
連通状態に置かれている、動脈または静脈のラインに直
接に接続することができる。これらのオプションのアプ
ローチのいずれででも、プランジャ34は、流体の供給
源にアクセスした後に、基端方向に移動される。プラン
ジャ34が基端方向に移動されると、注射器胴部22の
流体受容れチャンバ24の中へ流体をの引き入れること
になる。流体受容れチャンバ24内に引き入れられる流
体の容量は、検査用カートリッジ14に必要とされる容
量を超え、それは、典型的には、40μl―125μlの
範囲内にある。針アセンブリ36あるいは、もし使用さ
れていれば、鈍いプラスチック・カニューレは、従来の
方法で注射器本体16から取外され、鋭利物収容容器に
配置される。
【0030】その後、アダプタ10は、ルーアー先端部
26に取付けられる。より詳しくは、ルーアー先端部2
6が、アダプタ10のルーアー取付け器具76の入口端
部78と軸方向に整列される。図示の実施の形態では、
注射器アセンブリ12がルーアーカラー30を含み、お
よびアダプタ10がルーアーカラー30のねじ山32に
係合すべく寸法付けられている突起80を含んでいる。
かくて、この実施の形態では、アダプタ10が、突起8
0のルーアーカラー30のねじ山32との螺合のために
回動される。この螺合により、注射器本体16のルーア
ー先端部26が、アダプタ10の入口端部78に隣接す
る通路82の円錐形にテーパ付けられた部分との液密な
係合へと付勢されるのを生じさせる。しかしながら、他
の注射器はルーアーカラーを持たないかもしれない。こ
れらの実施の形態については、アダプタ10が突起80
を持つ必要がなく、または突起80が利用される必要が
ない。したがって、ルーアーカラーのない注射器の円錐
形にテーパ付けられた先端部は、入口端部78に隣接し
た通路82の円錐形にテーパ付けられた表面との液密な
摩擦係合へと、単に、軸方向に付勢されてもよい。
【0031】その後、ポイントオブケア検査用カートリ
ッジ14は製造者のパッケージから取出され、入口ポー
ト66上に位置されていたかもしれない任意の閉鎖体が
入口ポート66から離れて回動される。その後、注射器
アセンブリ12およびアダプタ10が、検査用カートリ
ッジ14の頂壁58および底壁59にほぼ直交して、且
つ、検査用カートリッジ14の入口ポート66に最も近
い角部に近接して整列される。そして、アダプタ10の
底壁90が検査用カートリッジ14の底壁59に滑り係
合される。同時に、第2の位置決め壁88が検査用カー
トリッジ14の端壁62に滑り係合される。その後、注
射器アセンブリ12およびアダプタ10が、第2の位置
決め壁88および底壁90に平行に移動される。充分に
移動すると、ロックアーム92の検査用カートリッジ1
4の頂壁58への乗り上げと、アダプタ10の底壁90
からの僅かな撓みとを生じさせる。この動きは、第1の
位置決め壁86が検査用カートリッジ14の側壁60へ
近づくのを生じさせる。ロックアーム92の突起94が
頂壁58の凹部67に整列し、そして、凹部67へスナ
ップ嵌合する。この突起94と凹部67とのロック係合
は、ほぼ、第1の位置決め壁86が検査用カートリッジ
14の側壁60に当接し、且つ、テーパ付きチューブ7
0の出口端部74が入口ポート66に整合したときに生
ずる。かくて、アダプタ10および注射器アセンブリ1
2は、アダプタ10の出口端部74が注射器アセンブリ
12から入口ポート66へ検体の小滴を効率よく分配す
るために整列されるように、検査用カートリッジ14に
安定して係合されるであろう。
【0032】検査用カートリッジ14の使用は、注射器
本体16の中で、単に、プランジャ34を末端方向に押
すことにより進む。プランジャ34の移動は、流体受容
れチャンバ24中の流体が、注射器本体16のルーアー
先端部26を通じて、アダプタ10の通路82を通じ
て、および検査用カートリッジ14の貯蔵所64へ一滴
づつ押出されるのを生じさせる。その後、注射器アセン
ブリ12およびアダプタ10は検査用カートリッジ14
から分離される。検査用カートリッジ14のカバーが、
そこで閉じ位置に回動され、そして、注射器アセンブリ
12およびアダプタ10は、安全な容認された方法で廃
棄される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアダプタの斜視図である。
【図2】アダプタの正面図である。
【図3】アダプタの側面図である。
【図4】図2の4-4線に沿う断面図である。
【図5】図1ないし4に示されるアダプタと共に使用さ
れる注射器の分解斜視図である。
【図6】アダプタと共に使用される検査用カートリッジ
の斜視図である。
【図7】注射器に取付けられたアダプタの斜視図であ
る。
【図8】検査用カートリッジの入口ポートに向けて案内
されているアダプタおよび注射器を示す分解断面図であ
る。
【図9】検査用カートリッジに検体を分配するために、
検査用カートリッジに完全に取付けられたアダプタおよ
び注射器を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 アダプタ 12 注射器アセンブリ 14 検査用カートリッジ 16 注射器本体 24 流体受容れチャンバ 26 ルーアー先端部 30 ルーアーカラー 34 プランジャ 56 検査用カートリッジ本体 60 側壁 62 端壁 67 凹部 70 テーパ付きチューブ 74 出口端部 76 ルーアー取付け器具 78 入口端部 80 突起 82 通路 84 支持壁 86 第1の位置決め壁 88 第2の位置決め壁 90 底壁 92 ロックアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595117091 1 BECTON DRIVE, FRA NKLIN LAKES, NEW JE RSEY 07417−1880, UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 フランク フランカビラ アメリカ合衆国 07860 ニュージャージ ー州 ニュートン ライヤーソン アベニ ュー 91 (72)発明者 ジャミソン ウィリアム マクレーン ク ロフォード アメリカ合衆国 10025 ニューヨーク州 ニューヨーク ウエスト 105 ストリ ート 250 アパートメント ナンバー3 ジー Fターム(参考) 2G045 AA01 CA25 CA26 JA08 JA11 2G052 AA29 AA30 AD06 AD46 CA04 JA07 4C038 TA03 TA10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査用カートリッジおよび注射器と共に
    用いられ、前記注射器から前記検査用カートリッジへの
    流体検体の分配を促進するアダプタであって、 底壁、 前記底壁から角をなして延在する位置決め壁、 前記位置決め壁から片持ち梁とされ、且つ、前記底壁の
    上方に離間されている支持壁、 前記位置決め壁から離間された位置で、前記支持壁に連
    結されているテーパ付きチューブであって、出口端部、
    入口端部、および前記出口端部および入口端部間に延在
    する通路を有し、前記出口端部が前記底壁の上方に離間
    されているテーパ付きチューブを備え、 前記テーパ付きチューブの前記出口端部は、前記テーパ
    付きチューブの前記出口端部を前記検査用カートリッジ
    の選択された位置に整列させるために、前記底壁および
    前記位置決め壁に対して配置されていることを特徴とす
    るアダプタ。
  2. 【請求項2】 前記検査用カートリッジは、入口ポート
    を含み、前記チューブの前記出口端部は、前記検査用カ
    ートリッジの前記入口ポートに整列するべく配置され、
    且つ、寸法付けられていることを特徴とする請求項1に
    記載のアダプタ。
  3. 【請求項3】 前記検査用カートリッジは、頂壁、底
    壁、前記頂壁と底壁との間に延在する一対の対向する側
    壁および一対の対向する端壁を有するハウジングを備
    え、前記検査用カートリッジの前記入口ポートは前記側
    壁の一つと前記端壁の一つに近接する位置で前記頂壁を
    通って延在し、前記アダプタの前記底壁と前記位置決め
    壁とが前記検査用カートリッジの前記底壁と前記側壁と
    に滑り係合すべく整列され、前記底壁と前記位置決め壁
    とが前記検査用カートリッジの前記底壁と前記側壁とに
    それぞれ係合されるとき、前記チューブの前記出口端部
    が、前記検査用カートリッジの前記入口ポートに整列す
    るべく、前記底壁と前記位置決め壁から十分に離間され
    ていることを特徴とする請求項2に記載のアダプタ。
  4. 【請求項4】 前記位置決め壁は第1の位置決め壁であ
    り、且つ、前記アダプタは、前記底壁に連結され、前記
    チューブの前記出口端部が前記検査用カートリッジの前
    記入口ポートに整列されたとき、前記検査用カートリッ
    ジの前記端壁の一つに滑り係合するよう配置された第2
    の位置決め壁をさらに備えることを特徴とする請求項3
    に記載のアダプタ。
  5. 【請求項5】 前記位置決め壁から延在し、前記チュー
    ブの前記出口端部が前記検査用カートリッジの前記入口
    ポートに整列されたとき、前記検査用カートリッジの前
    記頂壁にロック係合すべく形成されたロックアームをさ
    らに備えることを特徴とする請求項3に記載のアダプ
    タ。
  6. 【請求項6】 前記アダプタは、プラスチック材料から
    一体に成形されていることを特徴とする請求項5に記載
    のアダプタ。
  7. 【請求項7】 前記アダプタの前記底壁は、前記位置決
    め壁および前記チューブにほぼ直交することを特徴とす
    る請求項5に記載のアダプタ。
  8. 【請求項8】 前記注射器は、ルーアー先端部を含み、
    前記アダプタの前記チューブの前記入口は、前記注射器
    の前記ルーアー先端部に液密に連結すべくテーパ付けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
  9. 【請求項9】 前記注射器は、前記ルーアー先端部を囲
    み、内側にねじが形成されたルーアーカラーを含み、前
    記アダプタの前記チューブの前記入口は、前記ルーアー
    カラーに螺合する一対の対向するルーアー突起を備える
    ことを特徴とする請求項8に記載のアダプタ。
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