JP2002340628A - 測定システム - Google Patents

測定システム

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JP2002340628A JP2001149745A JP2001149745A JP2002340628A JP 2002340628 A JP2002340628 A JP 2002340628A JP 2001149745 A JP2001149745 A JP 2001149745A JP 2001149745 A JP2001149745 A JP 2001149745A JP 2002340628 A JP2002340628 A JP 2002340628A
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Takuma Kobayashi
拓磨 小林
Nobuyoshi Takehara
信善 竹原
Naoki Manabe
直規 真鍋
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 収集されたデータを効率よく閲覧することが
でき、作業性の向上を図ることが出来る測定システムを
提供すること。 【解決手段】 本発明の測定システムでは、決められた
時間ごとに測定対象から電気量または/および非電気量
を検出し、アナログ-ディジタル変換を通じて数値デー
タとして情報処理装置に数値データファイルとして記録
する測定システムにおいて、前記収集された数値データ
をもとに決められた時間に決められた方式でグラフィッ
ク化して、グラフィック化された画像データを画像デー
タファイルとして記録媒体に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出手段を用いて
検出したデータを収集し、記録、閲覧を行う測定システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)の能力が飛躍的に向上し、表計算、データベース、
グラフ処理等のアプリケーションソフトもそろってきて
おり、また、プログラム開発環境も整ってきていること
から、データ計測システムには、高度な制御機能やデー
タ解析機能を持った測定器をスタンドアローンで使用す
るのではなく、市販のパソコンを中心にして様々な機器
を制御し、高度なデータ解析を行う形式が主流となりつ
つある。
【0003】このような測定システムの基本的な形とし
て、各種センサ、信号変換器等の検出器によって検出し
たデータをデータ収集装置に入力し、通信線を用いてパ
ソコンに接続し、パソコン内にデータを収集させ、デー
タの解析を行う測定システムがある。
【0004】ここで、パソコン内には、検出されたデー
タは数値データとして収集され、収集されたデータは記
録ファイル等に保存されるが、数値データの羅列そのも
のを見てデータを確認するよりも、グラフィックデータ
として画面に表示させてデータを確認することが多い。
【0005】実開平7−34381号公報の電力測定シ
ステムには、データ収集装置によって収集されたデータ
を記録手段に記録して、それをもとに一定の演算処理を
施して、グラフィック画面を作成し、作成されたグラフ
ィック画面を表示装置に表示を行うと記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法は、短時間
で収集したデータを収集直後にリアルタイムでグラフィ
ック画面によって確認するときには有効である。
【0007】しかし、データ収集システムにはデータ収
集が短時間なものだけではなく、長い年月をかけて継続
してデータを収集していくシステムもある。
【0008】例えば、温度、湿度、日射量等の気象情報
を収集するシステムや、屋外に設置された太陽電池パネ
ルの電流、電圧、発電データ等を収集するシステムなど
がある。
【0009】上記の太陽電池パネルの発電データを収集
するシステムでは、太陽電池は1日単位の発電データが
重要であるため、収集したデータを記録するデータファ
イルは毎日夜中の12時を境に前日のデータファイルを
閉じて、別の新規ファイルを作成して記録を行う1日ご
とにデータファイルを切替える方式が多く採用されてい
る。しかし、このデータファイルは1日分の膨大なデー
タ量を有しているので、これをグラフィック化するに
は、記録データの読み出し、数値データをもとにグラフ
ィック化するための処理、グラフィック作成と各段階で
多くの時間を消費することになる。
【0010】また、最近のパソコンは、Operati
ng System(OS)の大幅な進歩で、同時に複
数のアプリケーションプログラムを実行することができ
るマルチタスク制御を特徴としているため、複数のアプ
リケーションを同時に動かすことが多い。しかし、最近
のアプリケーションプログラムは高度な処理をすること
ができる反面、多大なメモリを占有するので、個々のプ
ログラムの実行速度は低下してきている。
【0011】このような中で、従来のようにデータを確
認するたびごとに、数値データファイルからグラフィッ
ク画面を作成する方法では、数値データファイルからの
数値データの読み出し、グラフィック化のための一定の
処理、グラフィック作成等で多大な時間を消費し、さら
に上記プログラムの処理速度の低下と相まって大幅な作
業効率の低下を引き起こすことになる。
【0012】そこで本発明は、収集されたデータを効率
よく閲覧することができ、作業性の向上を図ることがで
きる測定システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の測定システムでは、測定対象からデータを
検出するための検出手段と、前記検出手段によって検出
された測定データを決められた間隔で収集するデータ収
集手段と、前記データ収集手段によって収集されたデー
タを数値データとして取り込む演算処理装置からなり、
決められた時間に前記数値データを数値データファイル
に記録し、また、決められた時間に前記数値データに一
定の処理を施した後グラフィックを作成し、そのグラフ
ィックを画像ファイルとして記録することを特徴とす
る。
【0014】これによれば、検出されたデータを後日確
認するときに、そのまま作成されたグラフィック画像フ
ァイルを開けばよく、データ確認時に記録された数値デ
ータをもと一定の処理をし、グラフィック画面を作成す
る必要がないため、大幅な作業性の向上が見込める。
【0015】また、本発明の測定システムは、データを
測定する情報処理装置とは別にネットワークで接続さ
れ、前記数値データファイル内のデータをもとに画像処
理を行い画像データファイルを作成する別の情報処理装
置を有することを特徴とする。
【0016】これによれば、データを測定する情報処理
装置と、画像ファイルを作成する情報処理装置が別であ
るので、画像ファイル作成中のエラー等でデータ測定が
中断するといった事態を未然に防止することができる。
【0017】また、本発明の測定システムは、作成され
た画像データファイルをインターネットに接続し、ホー
ムページに掲載することによって、一度に多数の人が画
像を閲覧することが出きる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の測定システムにおける好
ましい実施形態においては、図2のような構成を有す
る。測定対象である太陽電池パネルの電圧、電流、温度
等をトランスデューサ等の検出手段によって検出値に対
応した電圧信号に変換してデータ収集装置に集める。収
集されたデータはプログラムで設定された間隔ごとに接
続ケーブル、GPIBボードを通してパソコンに収集さ
れる。パソコンに収集されたデータは、プログラムで設
定された間隔で数値データファイルとして記録される。
そして、プログラムで設定された時間に、前記数値デー
タファイルを読み出し、グラフィック化するための一定
の処理を行った後、グラフィックデータを作成し、これ
をグラフィックファイルとしてパソコンに保存する。
【0019】後日、開発者が収集されたデータを確認す
るときは、作成されたグラフィックファイルを読み出し
て収集されたデータを確認する。
【0020】ここで測定対象としては、代表例として太
陽電池パネルをあげたが、検出器を通じて数値データと
してパソコンに収集され得るものであれば、どのような
ものであってもよい。
【0021】また、測定システムの構成は、上記のよう
に測定対象→トランスデューサ→データ収集装置→GP
IBボード→パソコンという構成を採用せずに、測定対
象→A/Dボード→パソコンというような簡略化したシ
ステムを構築してもよい。要するに、本発明の目的を達
成するためには、データを検出してパソコンに収集する
過程ではどのような検出器、装置を採用してもよい。
【0022】なお、パソコン内では測定システムを制御
し、データを収集し、数値データファイルに記録するデ
ータ収集プログラム、収集された数値データをもとに一
定の演算処理を施してグラフィックデータファイルを作
成し、保存する画像データファイル作成プログラムがイ
ンストールされている。
【0023】なお、説明は省略したが、CPU、メモ
リ、記録媒体、基本ソフトなど通常のパソコンに必要な
ものは当然データ収集用パソコンに内蔵されている。
【0024】数値データファイルのデータ保存形式はC
SVファイル、表計算ファイル、テキストファイル、デ
ータベースファイル等が考えられるが、データ利用がし
やすいように選ぶことができる。
【0025】同様にグラフィックファイル保存形式はビ
ットマップファイル、jpegファイル、gifファイ
ル等が考えられるが、なるべくデータ容量が小さいファ
イル形式が望ましい。
【0026】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0027】(実施例1)図1に本発明を用いた測定シス
テムを示す。本実施例では、太陽電池パネルの発電特性
を検出する太陽電池データ測定システムを構成した。
【0028】この太陽電池パネルは、キヤノン製のアモ
ルファスシリコン太陽電池パネルを用い、太陽電池パネ
ルは常時出力が最大となるように電子負荷によって制御
されている。ここで電子負荷の制御方法は、本発明の本
質でないため省略する。
【0029】この太陽電池パネルの発電特性を検出する
検出器として、太陽電池の電流を検出する電流検出用抵
抗、太陽電池の電圧を検出する分圧抵抗、太陽電池に照
射する日射エネルギーを検出する日射計、太陽電池の温
度を検出する白金測温体(PT100)を用いた。これ
らの各検出器の出力はデータ収集装置(横河電機製デー
タアクイジションユニットDA100)の各測定チャネ
ルに接続されている。データ収集装置からはGPIBケ
ーブルによってパソコンに取付けてあるGPIBボード
に接続されている。パソコン内には、測定システムを制
御し、データを収集し、数値データファイルに記録する
データ収集プログラムと収集された数値データをもとに
一定の演算処理を施してグラフィックデータファイルを
作成し、保存する画像データ作成プログラムがインスト
ールされている。
【0030】なお、本実施例では上記構成を採用した
が、この構成はデータ収集装置の入力範囲が広範囲、各
測定チャネル間が絶縁されている、測定点が多数になっ
ても増設が容易等の設計自由度はあるが、比較的高価と
なるので、簡略化してトランスデューサを通じて信号を
A/Dボードに入力し、データ収集用パソコンに取り込
む構成を採用することも可能である。
【0031】次に本測定システムの動作を説明する。図
3にフローチャートを示す。
【0032】各検出部分に取付けられた検出器の検出値
はデータ収集装置に取り込まれ、数値データ化される。
この数値データを、GPIBボードを介して、測定用パ
ソコン内に取り込まれる。この数値データの測定間隔
は、測定用パソコンにインストールされたデータ収集プ
ログラムで予め設定されており、本実施例では6秒間隔
と設定した。取り込まれた数値データは、一時測定用パ
ソコン内のメモリに記録しておく。この測定を10回繰
り返し、得られた10回分のデータを平均して1分デー
タとして算出し、数値データファイルに記録する。
【0033】なお、ここで検出したデータは日射量、太
陽電池温度、太陽電池電圧、太陽電池電流の4データだ
が、太陽電池電圧と太陽電池電流を乗じて太陽電池出力
を算出して、一緒に数値データファイルに記録した。
【0034】この測定サイクルを繰り返すと、図4のよ
うに数値データファイルは1日あたり1440行のデー
タが記録されることになる。また、数値データファイル
は、後日確認しやすいように1日1ファイルを作成する
ことにした。
【0035】ここで本実施例では、測定間隔を6秒、記
録間隔を1分、新規データファイル作成間隔を1日と設
定したが、これらは測定者が任意に定めることで希望す
るデータを収集することができる。
【0036】また、日付が変わり、次の日の測定が始ま
ると同時に、測定用パソコン内の画像データ作成プログ
ラムが作動し、前日の数値データファイル内の測定デー
タをもとに、グラフィック化のための一定の処理を行
い、図5のようなグラフィックを作成し、その画像を画
像データファイルとしてパソコンのハードディスクに保
存する。ここでグラフィックは、図5のように発電電力
と日射量をプロットしたグラフを作成したが、表示する
項目として太陽電池電流、太陽電池電圧を追加してもよ
く、またグラフの形式も任意の形式を選択することもで
きる。
【0037】その後は、上記のような測定を繰り返し、
同様に数値データファイルと画像データファイルを作成
していく。
【0038】後日、測定者が記録したデータを確認する
ときは、数値データを確認したい場合は数値データファ
イルを開き、グラフィック表示により確認したいときは
画像データファイルを開くことで、測定されたデータを
確認することができる。
【0039】ここで比較のため、図6に従来の数値デー
タファイルをもとにグラフを作成して測定されたデータ
を確認する場合と、本実施例のように予め作成した画像
データファイルを開いて測定されたデータを確認する場
合にかかる時間を表した。また、図7にそれぞれのフロ
ーチャートを示した。なお、作成するグラフは図4に示
した数値データファイルをもとに図5に示したグラフを
作成するものとし、7日データ、30日データを確認す
る時は、数値データファイルをもとにグラフを作成する
場合は図5のグラフをそれぞれ7個、30個作成するの
に要する時間、予め作成した画像データファイルを開く
場合は、図5のグラフを縮小して画面上にそれぞれ7
個、30個並べた画像データファイルを予めビットマッ
プファイル形式で作成し、そのファイルを開くのに要す
る時間とした。
【0040】このように、予め数値データファイルをも
とに画像データファイルを作成しておくことで、データ
確認時に数値データファイルから数値データを読み込
み、グラフィック化のために一定の処理をし、グラフィ
ックファイルを作成する時間を短縮することができ、大
幅な作業性の向上が図れる。特に、グラフィック化する
数値データが多いとき、複数のグラフィックを作成する
ときに効果が大きい。
【0041】なお、ここで付け加えておくが、本発明を
用いることでグラフを作成する時間が短縮されるのでは
なく、実際に本発明を用いてもグラフ作成には、図6の
左欄に示した数値データファイルからグラフを作成する
時間と同等の時間を要するのである。ここでは、この時
間を実際にグラフを閲覧する前の時間に移動させること
によって、データ閲覧時にはすぐに閲覧することを可能
にさせる。
【0042】このように本発明の本質は、測定データを
グラフィック化して確認するときに、効率よく閲覧でき
るように、予め数値データファイルをもとに画像データ
ファイルを作成することであるので、1つの数値データ
ファイルから1つの画像データファイルが作成されるこ
とに限定されるのではなく、複数の画像データファイル
を作成することも可能であるし、また、複数の数値デー
タファイルをもとに1つの画像データファイルを作成す
ることも可能である。
【0043】これを本実施例にあてはめれば、1日のデ
ータを記録した数値データファイルから、1日の太陽電
池パネルの発電性能を示す画像ファイルを作成するだけ
でなく、1日の数値データファイルを365個集めて、
1年間の太陽電池パネルの発電性能を示す画像データフ
ァイルを作成することも可能である。
【0044】(実施例2)図8に本発明の別の実施例の構
成を示す。
【0045】実施例1と異なる点は、データ収集プログ
ラムを有する測定用パソコンとは別に、ネットワークで
接続された画像処理用パソコンを有する点である。ここ
で、測定用パソコンと画像処理用パソコンは会社構内で
運用するLAN回線を通じてネットワーク接続されてい
る。
【0046】本システムの動作は実施例1とほぼ同様だ
が、数値データファイルを画像処理用パソコンに転送
し、画像処理用パソコンでグラフィック処理を行い、画
像データファイルとして保存する点が異なる。
【0047】後日、測定者がデータの確認を行うとき
は、画像データ処理用パソコン内の数値データファイ
ル、画像データファイルを開くことでデータ確認をする
ことができる。
【0048】このように、測定用パソコンとは別のパソ
コンで画像処理を行い、作成されたデータファイルを閲
覧することで、万が一画像作成プログラム動作時にエラ
ーが起き、パソコンの全体が止まってしまうような事態
になっても、データ収集は別パソコンで行われているの
で、中断することなく継続的にデータ収集を続けること
ができる。
【0049】また、測定者以外にパソコン操作の未熟な
人が、データを閲覧するときに、誤ってデータ収集プロ
グラムを止めてしまうという事態も別パソコンを用いる
ことによって回避することができるので、多くの人が積
極的に測定データを共有することができ、得られるメリ
ットが大きい。
【0050】また、本実施例の構成として、測定用パソ
コンと画像処理用パソコンのデータの受け渡しはLAN
を用いたが、両パソコンでデータの受け渡しが可能なら
ばどのような手段を使ってもよく、外部の電話回線を使
用したデータ受け渡しでもよいし、また、有線だけでは
なく、無線によるデータの受け渡しも可能である。
【0051】また、数値データファイルは、データのバ
ックアップの観点から記録媒体の容量に余裕があれば、
測定用パソコン、画像処理パソコンの両パソコンに保存
しておくことが望ましい。もちろん、フロッピー(登録
商標)ディスクや光磁気ディスクなどに移して保存して
置くことも可能であるし、また、測定用パソコンが遠隔
地ある場合は、メンテナンス回数減少のため、例えば測
定用パソコンに過去1年間分のデータだけ保存しておく
といったような、測定用パソコンのデータ記録容量に応
じたシステム運用方法が考えられる。
【0052】(実施例3)図9に本発明のさらに別の実施
例を示す。
【0053】本実施例では、データ収集プログラムによ
るデータ収集と同時に、収集されたデータをもとにリア
ルタイムでグラフィック画面を作成し、作成されたグラ
フィック画面をインターネットブラウザを用いて閲覧す
る。
【0054】前実施例と同様に、各検出器によって検出
されたデータは6秒間隔で測定され、1分間隔で数値デ
ータファイルに記録される。また、データを数値データ
ファイルに記録すると同時に、グラフィック化処理をし
て、測定用パソコンに接続されているモニタに測定デー
タをリアルタイムに表示させ、そのグラフィックを画像
データファイルに記録した。本実施例では、図10のよ
うに、日射量と発電電力をグラフに表示したが、表示さ
せる項目は任意に設定することができる。
【0055】その後は、同様に1分間隔でグラフにデー
タを加えていき、このグラフを画像データファイルとし
て保存していく。この画像データファイルは、ハードデ
ィスクの記録容量が許せば1分ごとに別の画像データフ
ァイルを作成して保存してもよいが、通常は1分前に作
成した画像データファイルに上書き保存するほうがよ
い。
【0056】次に、上記のように作成された画像ファイ
ルを測定用パソコンからLAN接続されているホームペ
ージサーバとして働く別のパソコンに移動させる。予め
ホームページサーバ上のホームページスクリプトに画像
ファイルを読み出す記述をしておき、さらにネットブラ
ウザ側で1分おきに再読み込み設定を行うことにより、
LANに接続されているパソコン端末からNetscape Nav
igator(Netscape Communication社)、Internet Explorer
(Microsoft社)等のネットブラウザを通して1分間隔
でリアルタイムのグラフィック画面を表示させることが
できる。
【0057】このようにホームページ上で画像データフ
ァイルを表示することにより、ネットワークに接続され
た複数のパソコン端末でリアルタイムのグラフィックを
閲覧することができ、同時に多くの人が測定データを共
有することができる。
【0058】ここで、グラフィック画面を更新させる間
隔を1分としたが、任意に定めることによって希望した
間隔で表示させることができる。ただ、5秒や10秒間
隔でグラフィック画面の切換を行うと、短時間で画面が
更新することになり、画面がちらつくため画面を落ち着
いて見ることができなくなるので、切換間隔は少なくと
も30秒〜1分以上にすることが望ましい。
【0059】また、本実施例では測定用パソコンとホー
ムページサーバは別のパソコンとしたが、測定用パソコ
ン自体にホームページサーバとして動作させてもよい。
【0060】さらに、本実施例ではLAN内でのネット
ワーク接続としたが、WAN(WideArea Network)に接
続することによって、LANにネットワーク接続されて
いるパソコン端末だけでなく、LAN外部から閲覧する
ことも可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、データを確認するとき
ではなく、データを確認することがない時に、予め画像
データファイルを作成しているので、グラフィック画面
の読み出しが短時間で行え、作業の効率化が図れる。
【0062】また、画像データファイルの作成を測定用
パソコンとは別のパソコンを用いることによって、画像
データ作成時のエラーによるデータ収集の停止を未然に
防ぐことができる。
【0063】さらに、画像データファイルをホームペー
ジに転送し、インターネットを通じて表示させることに
より、複数の人が同時にリアルタイムで測定データを閲
覧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る測定システムである。
【図2】 本発明の実施例に係る測定システムの構成図
である。
【図3】 本発明の実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図4】 本発明の実施例に係る太陽電池パネルの発電
性能を示した数値データファイルである。
【図5】 本発明の実施例に係る太陽電池パネルの発電
性能を示した画像データファイルである。
【図6】 従来例を用いた時と本発明を用いた時のデー
タ閲覧時に要する時間の比較図である。
【図7】 従来例と本発明との比較を示すフローチャー
トである。
【図8】 本発明の別の実施例に係る測定システムであ
る。
【図9】 本発明のさらに別の実施例に係る測定システ
ムである。
【図10】 本発明の実施例に係る太陽電池パネルの発
電性能を示した画像データファイルである。
【符号の説明】
10 太陽電池パネル 20 検出器 21 日射計 22 白金測温体 23 シャント抵抗 24 分圧抵抗 30 データ収集装置 40 GPIBボード 50 測定用パソコン 51 画像処理用パソコン 52 ホームページサーバ 53 モニタ 54 ネットワーク端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真鍋 直規 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2F070 AA01 CC03 DD01 DD12 DD14 FF04 FF12 GG07 HH05 HH08 2F076 BA01 BD04 BD07 BD13 BE04 BE06 BE11 BE17 5F051 KA02 KA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 決められた時間ごとに測定対象から電気
    量または/および非電気量を検出し、前記電気量または
    /および非電気量を電気信号に変換し、アナログ−ディ
    ジタル変換を通じて数値データとして情報処理装置に収
    集し、その数値データを数値データファイルとして記録
    媒体に記録する測定システムにおいて、前記収集された
    数値データファイル内の数値データを所定の時間に所定
    の方式でグラフィック化して、グラフィック化された画
    像を画像データファイルとして記録媒体に記録すること
    を特徴とする測定システム。
  2. 【請求項2】 数値データを収集し、その数値データを
    数値データファイルとして記録する情報処理装置と、数
    値データ内の数値データをグラフィック化して画像デー
    タファイルとして保存する情報処理装置が異なる情報処
    理装置であることを特徴とする請求項1記載の測定シス
    テム。
  3. 【請求項3】 作成された画像データファイルをネット
    ワークを通じて配信することを特徴とする請求項1又は
    2記載の測定システム。
  4. 【請求項4】 データ収集対象が太陽光発電システムの
    諸データであることを特徴とする請求項1〜3の何れか
    1項に記載の測定システム。
JP2001149745A 2001-05-18 2001-05-18 測定システム Pending JP2002340628A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4717478B2 (ja) * 2005-03-10 2011-07-06 パナソニック株式会社 プラズマ処理装置
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