JP2002337091A - 合成樹脂パイプの切断方法 - Google Patents
合成樹脂パイプの切断方法Info
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- JP2002337091A JP2002337091A JP2001141696A JP2001141696A JP2002337091A JP 2002337091 A JP2002337091 A JP 2002337091A JP 2001141696 A JP2001141696 A JP 2001141696A JP 2001141696 A JP2001141696 A JP 2001141696A JP 2002337091 A JP2002337091 A JP 2002337091A
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- pipe
- cutting
- synthetic resin
- cutting blade
- cut
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 切断モーターの回転数を制御することによ
り、切断効率を低下させることなく、管端割れやカケ等
の不良品の発生を防止することができる合成樹脂パイプ
の切断方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂パイプＰの外周に沿って回転す
る切断刃１１をパイプ表面に押付けてパイプを切断する
方法において、切断するパイプの口径が小さいときには
切断刃の回転数を上げてパイプの切断を行い、切断する
パイプの口径が大きいときには切断刃の回転数を下げて
パイプの切断を行う。
り、切断効率を低下させることなく、管端割れやカケ等
の不良品の発生を防止することができる合成樹脂パイプ
の切断方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂パイプＰの外周に沿って回転す
る切断刃１１をパイプ表面に押付けてパイプを切断する
方法において、切断するパイプの口径が小さいときには
切断刃の回転数を上げてパイプの切断を行い、切断する
パイプの口径が大きいときには切断刃の回転数を下げて
パイプの切断を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂パイプの
切断方法に関し、詳しくは、パイプ成形機により連続的
に成形される合成樹脂パイプを所定長さに切断するため
の方法に関する。
切断方法に関し、詳しくは、パイプ成形機により連続的
に成形される合成樹脂パイプを所定長さに切断するため
の方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】パイプ成形機により連続的に成形される
合成樹脂パイプを所定長さに切断する装置として、例え
ば、特開平１１−３００６９５号公報に記載されている
ような切断装置が知られている。このような切断装置
は、パイプの進行速度と等速度で移動する切断箱内に、
パイプの外周を回転するローターを設けるとともに、該
ローターに切断刃（バイト）を径方向に移動可能に設
け、ローターを回転させながら切断刃をカム機構により
移動させ、切断刃をパイプ表面に押付けてパイプを切断
するようにしている。
合成樹脂パイプを所定長さに切断する装置として、例え
ば、特開平１１−３００６９５号公報に記載されている
ような切断装置が知られている。このような切断装置
は、パイプの進行速度と等速度で移動する切断箱内に、
パイプの外周を回転するローターを設けるとともに、該
ローターに切断刃（バイト）を径方向に移動可能に設
け、ローターを回転させながら切断刃をカム機構により
移動させ、切断刃をパイプ表面に押付けてパイプを切断
するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の切断装
置では、前記ローターを介して切断刃を回転させるため
のモーター（切断モーター）を一定回転数、通常は最大
回転数で回転させていたため、パイプのサイズ（口径）
によっては管端割れやカケ等が発生し易く、不良品発生
の原因となっていた。
置では、前記ローターを介して切断刃を回転させるため
のモーター（切断モーター）を一定回転数、通常は最大
回転数で回転させていたため、パイプのサイズ（口径）
によっては管端割れやカケ等が発生し易く、不良品発生
の原因となっていた。
【０００４】そこで本発明は、切断モーターの回転数を
制御することにより、切断効率を低下させることなく、
管端割れやカケ等の発生を防止することができる合成樹
脂パイプの切断方法を提供することを目的としている。
制御することにより、切断効率を低下させることなく、
管端割れやカケ等の発生を防止することができる合成樹
脂パイプの切断方法を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の合成樹脂パイプの切断方法は、合成樹脂パ
イプの外周に沿って回転する切断刃をパイプ表面に押付
けてパイプを切断する方法において、切断するパイプの
口径が小さいときには切断刃の回転数を上げ、切断する
パイプの口径が大きいときには切断刃の回転数を下げる
ことを特徴としている。
め、本発明の合成樹脂パイプの切断方法は、合成樹脂パ
イプの外周に沿って回転する切断刃をパイプ表面に押付
けてパイプを切断する方法において、切断するパイプの
口径が小さいときには切断刃の回転数を上げ、切断する
パイプの口径が大きいときには切断刃の回転数を下げる
ことを特徴としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は、本発明方法が適用される
合成樹脂パイプ切断装置の一例を示す一部を破断した正
面図、図２は、従来の切断モーター作動用電気回路の一
例を示す回路図、図３は、本発明における切断モーター
の回転数を制御する電気回路の一形態例を示す回路図で
ある。
合成樹脂パイプ切断装置の一例を示す一部を破断した正
面図、図２は、従来の切断モーター作動用電気回路の一
例を示す回路図、図３は、本発明における切断モーター
の回転数を制御する電気回路の一形態例を示す回路図で
ある。
【０００７】まず、図１に示す合成樹脂パイプ切断装置
は、架台１の上面に敷設されたレール２に沿ってパイプ
Ｐの進行速度と等速度で移動するベース３上に設けられ
た切断箱４と、該切断箱４の前方でベース３に固定され
た前部チャック５と、切断箱４の後方でベース３上に敷
設されたガイド６に沿って移動可能に設けられた後部チ
ャック７と、切断箱４の上部に設けられた切断刃駆動装
置８と、切断箱４底部に接続された切断屑吸引管９とを
備えている。
は、架台１の上面に敷設されたレール２に沿ってパイプ
Ｐの進行速度と等速度で移動するベース３上に設けられ
た切断箱４と、該切断箱４の前方でベース３に固定され
た前部チャック５と、切断箱４の後方でベース３上に敷
設されたガイド６に沿って移動可能に設けられた後部チ
ャック７と、切断箱４の上部に設けられた切断刃駆動装
置８と、切断箱４底部に接続された切断屑吸引管９とを
備えている。
【０００８】前記切断箱４の内部には、切断刃１１をパ
イプＰの径方向に移動可能に設けた第１ローター１２
と、カム機構を備えた第２ローター１３とがパイプＰの
軸線を中心にして回転可能に設けられており、両ロータ
ー１２，１３をそれぞれ所定の回転数で回転させること
により、切断刃１１をパイプ表面に押付けてパイプＰを
切断するように形成されている。
イプＰの径方向に移動可能に設けた第１ローター１２
と、カム機構を備えた第２ローター１３とがパイプＰの
軸線を中心にして回転可能に設けられており、両ロータ
ー１２，１３をそれぞれ所定の回転数で回転させること
により、切断刃１１をパイプ表面に押付けてパイプＰを
切断するように形成されている。
【０００９】切断刃駆動装置８は、駆動源となる切断モ
ーター１４と、該切断モーター１４の回転を所定の回転
数にして前記第１ローター１２及び第２ローター１３に
伝達するためのギアボックス１５と、切断モーター１４
を作動させるための電気回路を収納した制御部１６とに
より形成されている。
ーター１４と、該切断モーター１４の回転を所定の回転
数にして前記第１ローター１２及び第２ローター１３に
伝達するためのギアボックス１５と、切断モーター１４
を作動させるための電気回路を収納した制御部１６とに
より形成されている。
【００１０】パイプＰを切断する際には、ベース３、前
部チャック５及び後部チャック７の動きに連動して前記
切断モーター１４が作動し、該切断モーター１４の回転
軸（モーター軸）の回転がギアボックス１５を介して前
記第１ローター１２及び第２ローター１３にそれぞれ伝
達され、切断刃１１がパイプＰの外周に沿って回転しな
がらパイプ表面に押付けられ、これによってパイプＰが
所定位置で切断されることになる。
部チャック５及び後部チャック７の動きに連動して前記
切断モーター１４が作動し、該切断モーター１４の回転
軸（モーター軸）の回転がギアボックス１５を介して前
記第１ローター１２及び第２ローター１３にそれぞれ伝
達され、切断刃１１がパイプＰの外周に沿って回転しな
がらパイプ表面に押付けられ、これによってパイプＰが
所定位置で切断されることになる。
【００１１】本発明では、上述のようにしてパイプＰを
切断する際に、パイプＰの口径に応じて前記切断モータ
ー１４の回転数を制御するようにしている。例えば、従
来の切断モーター１４は、図２に示すような電気回路で
定速回転するように制御されている。この電気回路は、
電源からノンヒューズブレーカーＮＦＢを介して電磁接
触器ＭＣが接続され、この電磁接触器ＭＣを開閉するこ
とにより、サーマルリレーＯＣＲを介して切断モーター
（Ｍ）１４に電流を供給するようにしている。したがっ
て、切断モーター１４は、単なるオンオフ制御であり、
一定の回転数で回転するようになっていた。一方、本発
明の電気回路は、図３に示すように、ノンヒューズブレ
ーカーＮＦＢとサーマルリレーＯＣＲとの間に可変速装
置ＩＮＶを介在させ、この可変速装置ＩＮＶにより、切
断モーター（Ｍ）１４をパイプＰの口径に応じた回転数
で回転させるようにしている。
切断する際に、パイプＰの口径に応じて前記切断モータ
ー１４の回転数を制御するようにしている。例えば、従
来の切断モーター１４は、図２に示すような電気回路で
定速回転するように制御されている。この電気回路は、
電源からノンヒューズブレーカーＮＦＢを介して電磁接
触器ＭＣが接続され、この電磁接触器ＭＣを開閉するこ
とにより、サーマルリレーＯＣＲを介して切断モーター
（Ｍ）１４に電流を供給するようにしている。したがっ
て、切断モーター１４は、単なるオンオフ制御であり、
一定の回転数で回転するようになっていた。一方、本発
明の電気回路は、図３に示すように、ノンヒューズブレ
ーカーＮＦＢとサーマルリレーＯＣＲとの間に可変速装
置ＩＮＶを介在させ、この可変速装置ＩＮＶにより、切
断モーター（Ｍ）１４をパイプＰの口径に応じた回転数
で回転させるようにしている。
【００１２】例えば、可変速装置ＩＮＶには、小口径
（１３〜４０φ）のパイプを切断する際の周波数出力に
対して、中口径（５０〜１５０φ）のパイプを切断する
際の周波数出力を１／３に、大口径（２００〜３００
φ）のパイプを切断する際の周波数出力を１／２にする
ような設定があらかじめ入力されており、切断するパイ
プの口径に応じてこれらを選択することにより、モータ
ー軸の回転数を、小口径パイプのときに１７２０ｒｐ
ｍ、中口径パイプのときに１１４７ｒｐｍ、大口径パイ
プのときに８６０ｒｐｍにすることができる。また、こ
のときのギアボックス１５におけるギア比を３５：１３
９にすると、パイプ外周を旋回する切断刃１１の回転数
は、小口径パイプのときに４３３ｒｐｍ、中口径パイプ
のときに２８９ｒｐｍ、大口径パイプのときに２１７ｒ
ｐｍとなる。
（１３〜４０φ）のパイプを切断する際の周波数出力に
対して、中口径（５０〜１５０φ）のパイプを切断する
際の周波数出力を１／３に、大口径（２００〜３００
φ）のパイプを切断する際の周波数出力を１／２にする
ような設定があらかじめ入力されており、切断するパイ
プの口径に応じてこれらを選択することにより、モータ
ー軸の回転数を、小口径パイプのときに１７２０ｒｐ
ｍ、中口径パイプのときに１１４７ｒｐｍ、大口径パイ
プのときに８６０ｒｐｍにすることができる。また、こ
のときのギアボックス１５におけるギア比を３５：１３
９にすると、パイプ外周を旋回する切断刃１１の回転数
は、小口径パイプのときに４３３ｒｐｍ、中口径パイプ
のときに２８９ｒｐｍ、大口径パイプのときに２１７ｒ
ｐｍとなる。
【００１３】このように、パイプＰの口径に応じて切断
刃１１の回転数を変化させることにより、パイプ表面に
対する切断刃１１の移動速度をそれぞれ同程度にするこ
とができるので、パイプの切断時に、切断刃１１やパイ
プＰに大きな負荷がかかることがなくなる。これによ
り、管端割れやカケ等の発生を防止することができ、不
良品の発生数を低減させて歩留まりを向上させることが
できる。
刃１１の回転数を変化させることにより、パイプ表面に
対する切断刃１１の移動速度をそれぞれ同程度にするこ
とができるので、パイプの切断時に、切断刃１１やパイ
プＰに大きな負荷がかかることがなくなる。これによ
り、管端割れやカケ等の発生を防止することができ、不
良品の発生数を低減させて歩留まりを向上させることが
できる。
【００１４】なお、切断刃１１の回転数を下げることに
より、大口径パイプでは切断に要する時間が延びるが、
大口径パイプは成形速度自体が遅いので問題になること
はない。
より、大口径パイプでは切断に要する時間が延びるが、
大口径パイプは成形速度自体が遅いので問題になること
はない。
【００１５】また、本形態例では、小口径、中口径、大
口径の３段階の制御を行ったが、４段階以上の多段制御
あるいは無段階制御を行うことも可能である。さらに、
本形態例では、電気回路に可変速装置ＩＮＶを介在させ
ることによって切断モーター１４の回転数を変化させた
が、切断モーター１４の回転数を一定としてギアボック
ス１５で回転数を変化させることもできる。この場合
は、ギアの組合わせによる複数段の変速の他、無断変速
機を使用した無段階の変速を行うこともできる。
口径の３段階の制御を行ったが、４段階以上の多段制御
あるいは無段階制御を行うことも可能である。さらに、
本形態例では、電気回路に可変速装置ＩＮＶを介在させ
ることによって切断モーター１４の回転数を変化させた
が、切断モーター１４の回転数を一定としてギアボック
ス１５で回転数を変化させることもできる。この場合
は、ギアの組合わせによる複数段の変速の他、無断変速
機を使用した無段階の変速を行うこともできる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の合成樹脂
パイプの切断方法によれば、切断するパイプの口径に応
じて切断刃の回転数を変化させるので、切断刃やパイプ
に大きな負荷がかかることがなくなり、管端割れやカケ
等の発生を防止することができる。
パイプの切断方法によれば、切断するパイプの口径に応
じて切断刃の回転数を変化させるので、切断刃やパイプ
に大きな負荷がかかることがなくなり、管端割れやカケ
等の発生を防止することができる。
【図１】 合成樹脂パイプ切断装置の一例を示す一部を
破断した正面図である。
破断した正面図である。
【図２】 従来の切断モーター作動用電気回路の一例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図３】 切断モーターの回転数を制御する電気回路の
一形態例を示す回路図である。
一形態例を示す回路図である。
１…架台、２…レール、３…ベース、４…切断箱、５…
前部チャック、６…ガイド、７…後部チャック、８…切
断刃駆動装置、９…切断屑吸引管、１１…切断刃、１２
…第１ローター、１３…第２ローター、１４…切断モー
ター、１５…ギアボックス、１６…制御部、ＩＮＶ…可
変速装置、Ｐ…パイプ
前部チャック、６…ガイド、７…後部チャック、８…切
断刃駆動装置、９…切断屑吸引管、１１…切断刃、１２
…第１ローター、１３…第２ローター、１４…切断モー
ター、１５…ギアボックス、１６…制御部、ＩＮＶ…可
変速装置、Ｐ…パイプ
Claims (1)
- 【請求項１】 合成樹脂パイプの外周に沿って回転する
切断刃をパイプ表面に押付けてパイプを切断する方法に
おいて、切断するパイプの口径が小さいときには切断刃
の回転数を上げ、切断するパイプの口径が大きいときに
は切断刃の回転数を下げることを特徴とする合成樹脂パ
イプの切断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001141696A JP2002337091A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 合成樹脂パイプの切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001141696A JP2002337091A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 合成樹脂パイプの切断方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002337091A true JP2002337091A (ja) | 2002-11-26 |
Family
ID=18988109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001141696A Withdrawn JP2002337091A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 合成樹脂パイプの切断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002337091A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103286803A (zh) * | 2013-05-30 | 2013-09-11 | 广东联塑机器制造有限公司 | 一种空心电机旋转离心式无屑切割机 |
-
2001
- 2001-05-11 JP JP2001141696A patent/JP2002337091A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103286803A (zh) * | 2013-05-30 | 2013-09-11 | 广东联塑机器制造有限公司 | 一种空心电机旋转离心式无屑切割机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041117 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070215 |