JP2002334288A - 携帯電話による商品代金支払いシステム、及び商品代金支払い方法 - Google Patents

携帯電話による商品代金支払いシステム、及び商品代金支払い方法

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JP2002334288A
JP2002334288A JP2001141743A JP2001141743A JP2002334288A JP 2002334288 A JP2002334288 A JP 2002334288A JP 2001141743 A JP2001141743 A JP 2001141743A JP 2001141743 A JP2001141743 A JP 2001141743A JP 2002334288 A JP2002334288 A JP 2002334288A
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JP
Japan
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mobile phone
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customer
management center
product
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Application number
JP2001141743A
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English (en)
Inventor
Akira Tsuchiya
陽 土屋
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Chubu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の携帯電話による商品代金の支払いシス
テムでは、商品代金の入力は店舗のレジスタで行い、そ
の集計結果を携帯電話に送信し、携帯電話から管理セン
タに対して、銀行口座からの代金の引き落とし手続きを
行うように要求している。そのため、店舗で受付の順番
を待って商品購入手続きを行う点については、従来の現
金やクレジットカードを使用する場合と同じであり、あ
まり効果的でなかった。 【解決手段】 携帯電話11からパスワードと店舗コー
ドを管理センタ21に送信する。管理センタ21では認
証を行い、客別固有番号を生成して携帯電話11及び店
舗31に通知する。利用者は携帯電話11に商品代金を
入力して管理センタ21に送信する。管理センタ21は
商品代金を店舗31の端末32表示し、店員の承認を得
た後に、金融機関41に依頼して利用者の口座から商品
代金の引き落としを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗や自動販売機
で商品を購入する際の商品代金の支払いシステム及び支
払い方法に関し、特に、携帯電話を利用して商品代金の
決済を行う携帯電話による商品代金支払いシステム及び
商品代金支払い方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電話による銀行の口座情報の照
会や引き落としを行うテレフォンバンキングが利用され
ている。また店舗での商品代金の支払い方法について
も、現金による支払いの他、クレジットカード、プリペ
イドカード、デビッドカード等のキャッシュレスの利点
を生かした種々の支払い方法が採用されており、店舗の
売り上げの増大に寄与している。今後も色々な支払い方
法が採用されていくと思われる。
【0003】その中でも、最近普及の著しい携帯電話を
積極的に利用した支払い方法も提案されている。例え
ば、特開2001−34691号公報「携帯端末による
商品代金支払システム」に開示された発明がある。この
発明で開示された内容は、購入した商品代金の引き落と
し処理要求を、携帯端末から管理サーバに発信し、該引
き落とし要求を受信した管理サーバが、利用者の口座情
報の照会と商品代金の引き落としを金融機関に依頼する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話による
商品代金の支払いシステムにおいては、予め管理センタ
等の仲介機関を設け、該管理センタを中心として、利用
者の携帯電話、店舗の端末、及び金融機関との間をネッ
トワークで結び、利用者が店舗で購入した商品代金と店
舗の識別情報を携帯電話から管理センタに発信し、管理
センタから金融機関に対し利用者の口座情報の照会と商
品代金の引き落とし依頼をするように構成されている。
このように、携帯電話による商品代金の支払いシステム
は、携帯電話を利用してキャッシュレスで商品を購入で
き大変便利であるが、幾つかの問題もある。
【0005】まず、第1の問題点として、従来の携帯電
話を利用した商品代金の支払いシステムでは、購入した
商品代金の入力は、店舗のレジスタで行い、その集計結
果を商品代金請求情報として携帯電話に送信し、この請
求情報を基に、携帯電話が管理センタに銀行口座からの
引き落とし要求を行っている点である。このため、店舗
の支払いカウンターで受付の順番を待って商品代金の支
払い手続きを行う点については、従来の現金やクレジッ
トカードを使用する場合と同じであり、折角の携帯電話
の情報処理装置としての機能を有効に活用しているとは
言えなかった。
【0006】例えば、商品代金が分かっている場合に
は、利用者が予め携帯電話に商品代金を入力しておき、
この情報を店舗の端末に自動表示させ(管理センタを介
して)、店員はその情報を確認(承認)するだけで即座
に自動引き落としを行うようにし、商品代金支払い手続
きを効率化することもできるし、また、利用者の発信す
る商品購入情報に応じて、店舗での受付順序を自動的に
決定し、後から来た他の客が先に受け付けられ、後に回
された客に不愉快な思いをさせるようなことを防ぐど、
種々の利用方法が考えられるのである。
【0007】また、第2の問題点は、従来の携帯電話に
よる商品代金支払いシステムにおいては、自動販売機等
の店員がいない場所での商品代金の支払いには対応でき
ておらず、多種多様な自動販売機が数多く設置されてい
るにも係わらず、現金や硬貨の持ち合わせがないと利用
できない不便さがあった。
【0008】本発明は、斯かる実情に鑑みなされたもの
であり、携帯電話をより有効に活用するとともに、その
利用範囲を広げ得る携帯電話による商品代金支払いシス
テム、及び商品代金支払い方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決すべくなされたもので、本発明の携帯電話によ
る商品代金支払いシステムにおいては、登録された利用
者の携帯電話と、店舗の端末と、金融機関と、管理セン
タとを通信ネットワークで接続した携帯電話による商品
代金支払いシステムにおいて、前記管理センタには、前
記携帯電話から送られる個人認証データ及び商品を購入
する店舗の店舗コードを受信する手段と、前記個人認証
データを基に、その正当性を認証する手段と、前記認証
後に、個々の商品購入取引と代金の支払い順序を識別す
るための客別固有番号を生成し、該客別固有番号を前記
携帯電話及び店舗に通知する手段と、前記携帯電話又は
店舗の端末に入力された商品代金の情報を受信すると共
に、前記商品代金の情報を携帯電話から受信した場合に
は、その金額を店舗の端末に表示し店舗側の承認を得る
手段と、前記受信した商品代金の情報を基に、金融機関
に対し利用者の口座情報の照会及び商品代金の引き落と
しを依頼する手段と、前記金融機関から商品代金の引き
落とし完了通知を受信し、該完了通知を前記店舗の端末
及び携帯電話に通知する手段とを具備することを特徴と
する。
【0010】これにより、利用者は現金の持ち合わせが
ない場合にも、商品を購入することができると共に、商
品代金が分かっている場合には、利用者が予め携帯電話
に商品代金を入力しておき、この情報を店舗の端末に自
動表示させ(管理センタを介して)、店員がその情報を
確認(承認)するだけで即座に自動引き落としを行うこ
とができるので、商品代金支払い手続きを効率化するこ
とができ混雑緩和につながる。また、利用者の発信する
商品購入情報に応じて、店舗での受付順序を自動的に決
定し、後から来た他の客が先に受け付けられ、後に回さ
れた客に不愉快な思いをさせるようなことを防ぐことが
できる。また、クレジットカードを使用する場合のよう
にカード情報を通信ネットワーク上に流す必要がなくな
る。
【0011】また、本発明の携帯電話による商品代金支
払いシステムにおいては、登録された利用者の携帯電話
と、自動販売機と、金融機関と、管理センタとを通信ネ
ットワークで接続した携帯電話による商品代金支払いシ
ステムにおいて、前記管理センタには、前記自動販売機
と通信ネットワークを介して情報を交換する通信手段
と、前記携帯電話から送られる個人認証データ及び自動
販売機の機器コードを受信する手段と、前記個人認証デ
ータを基に、その正当性を認証する手段と、前記認証後
に、個々の商品購入取引を識別するための客別固有番号
を生成し、該客別固有番号を前記携帯電話及び自動販売
機に通知する手段と、前記自動販売機からの販売承認情
報を受信する手段と、前記携帯電話又は自動販売機から
受信した商品代金の情報を基に、金融機関に対し利用者
の口座情報の照会及び商品代金の引き落としを依頼する
手段と、前記金融機関から商品代金の引き落とし完了通
知を受信し、該完了通知を前記自動販売機及び携帯電話
に通知する手段とを具備し、前記自動販売機には、前記
管理センタと通信ネットワークを介して情報を交換する
通信手段と、前記管理センタから送信される客別固有番
号を受信し記憶する手段と、利用者が客別固有番号を入
力するための手段と、利用者が購入する商品を指定入力
するための手段と、前記利用者が入力した客別固有番号
と前記管理センタから受信した客別固有番号とを比較し
一致した場合には、販売承認情報を前記管理センタに送
信する手段と、前記管理センタから商品代金の引き落と
し完了通知を受信して、商品の引き渡しを指示する手段
とを具備することを特徴とする。
【0012】これにより、利用者は現金や硬貨の持ち合
わせがない場合にも、自動販売機で商品を購入すること
ができる。現在は、多種多様な商品の自動販売機があら
ゆる場所に設置されているので、これら自動販売機を現
金や硬貨の持ち合わせがない場合にも利用できること
は、著しく便利である。
【0013】また、本発明の携帯電話による商品代金支
払いシステムにおいては、商品購入のキャンセル処理を
行うために、前記管理センタには、前記携帯電話又は店
舗の端末から個々の商品購入取引を識別するための客別
固有番号と、該客別固有番号で識別される商品購入取引
のキャンセル情報を受信する手段と、前記客別固有番号
とキャンセル情報を基に、金融機関に対し利用者の口座
に商品代金の返金処理を依頼する手段と、前記金融機関
から返金処理の完了通知を受信し、該完了通知を携帯電
話及び前記店舗の端末に通知する手段とをさらに具備す
ることを特徴とする。
【0014】これにより、携帯電話を使用した商品代金
支払いシステムにおいても、商品購入を行った場合のキ
ャンセル手続を容易に行うことができる。従って、商品
価格の入力ミスをした場合などにも、容易にかつ即座に
取消ができ、安心して買い物をすることができる。
【0015】また、本発明の携帯電話による商品代金支
払いシステムにおいては、前記店舗の端末、自動販売
機、管理センタ、及び金融機関とを電話回線又は専用回
線を使用して通信ネットワークで結んだことを特徴とす
る。
【0016】これにより、本発明の携帯電話による商品
代金支払いシステムを、全国いずれの場所においても、
通信ネットワークに接続できる場所であれば、いずれの
店舗や自動販売機にも適用することができる。
【0017】また、本発明の携帯電話による商品代金支
払い方法においては、登録された利用者の携帯電話と、
店舗の端末と、金融機関と、管理センタとを通信ネット
ワークで接続したシステムにおける携帯電話による商品
代金支払い方法であって、前記管理センタには、前記携
帯電話から送られる個人認証データ及び商品を購入する
店舗の店舗コードを受信する手順と、前記個人認証デー
タを基に、その正当性を認証する手順と、前記認証後
に、個々の商品購入取引と代金の支払い順序を識別する
ための客別固有番号を生成し、該客別固有番号を前記携
帯電話及び店舗に通知する手順と、前記携帯電話又は店
舗の端末に入力された商品代金の情報を受信すると共
に、前記商品代金の情報を携帯電話から受信した場合に
は、その金額を店舗の端末に表示し店舗側の承認を得る
手順と、前記受信した商品代金の情報を基に、金融機関
に対し利用者の口座情報の照会及び商品代金の引き落と
しを依頼する手順と、前記金融機関から商品代金の引き
落とし完了通知を受信し、該完了通知を前記店舗の端末
及び携帯電話に通知する手順とを含むことを特徴とす
る。
【0018】これにより、利用者は現金の持ち合わせが
ない場合にも、商品を購入することができると共に、商
品代金が分かっている場合には、利用者が予め携帯電話
に商品代金を入力しておき、この情報を店舗の端末に自
動表示させ(管理センタを介して)、店員はその情報を
確認(承認)するだけで即座に自動引き落としを行うこ
とができるので、商品代金支払い手続きを効率化するこ
とができ混雑緩和につながる。また、利用者の発信する
商品購入情報に応じて、店舗での受付順序を自動的に決
定し、後から来た他の客が先に受け付けられ、後に回さ
れた客に不愉快な思いをさせるようなことを防ぐことが
できる。
【0019】また、本発明の携帯電話による商品代金支
払い方法においては、登録された利用者の携帯電話と、
自動販売機と、金融機関と、管理センタとを通信ネット
ワークで接続したシステムにおける携帯電話による商品
代金支払い方法であって、前記管理センタには、前記自
動販売機と通信ネットワークを介して情報を交換する通
信手順と、前記携帯電話から送られる個人認証データ及
び自動販売機の機器コードを受信する手順と、前記個人
認証データを基に、その正当性を認証する手順と、前記
認証後に、個々の商品購入取引を識別するための客別固
有番号を生成し、該客別固有番号を前記携帯電話及び自
動販売機に通知する手順と、前記自動販売機からの販売
承認情報を受信する手順と、前記携帯電話又は自動販売
機から受信した商品代金の情報を基に、金融機関に対し
利用者の口座情報の照会及び商品代金の引き落としを依
頼する手順と、前記金融機関から商品代金の引き落とし
完了通知を受信し、該完了通知を前記自動販売機及び携
帯電話に通知する手順とを含み、前記自動販売機には、
前記管理センタと通信ネットワークを介して情報を交換
する通信手順と、前記管理センタから送信される客別固
有番号を受信し記憶する手順と、利用者が客別固有番号
を入力するための手順と、利用者が購入する商品を指定
入力するための手順と、前記利用者が入力した客別固有
番号と前記管理センタから受信した客別固有番号とを比
較し一致した場合には、販売承認情報を前記管理センタ
に送信する手順と、前記管理センタから商品代金の引き
落とし完了通知を受信して、商品の引き渡しを指示する
手順とを含むことを特徴とする。
【0020】これにより、利用者は現金や硬貨の持ち合
わせがない場合にも、自動販売機で商品を購入すること
ができる。現在は、多種多様な商品の自動販売機があら
ゆる場所に設置されているので、これらを現金や硬貨の
持ち合わせがない場合にも利用できることは、著しく便
利である。
【0021】また、本発明の携帯電話による商品代金支
払い方法においては、商品購入のキャンセル処理を行う
ために、前記管理センタには、前記携帯電話又は店舗の
端末から個々の商品購入取引を識別するための客別固有
番号と、該客別固有番号で識別される商品購入取引のキ
ャンセル情報を受信する手順と、前記客別固有番号とキ
ャンセル情報を基に、金融機関に対し利用者の口座に商
品代金の返金処理を依頼する手順と、前記金融機関から
返金処理の完了通知を受信し、該完了通知を携帯電話及
び前記店舗の端末に通知する手順とをさらに含むことを
特徴とする。
【0022】これにより、携帯電話を使用した商品代金
支払いシステムにおいても、商品を購入した場合のキャ
ンセル手続を容易に行うことができる。従って、商品価
格の入力ミスをした場合などにも、容易かつ即座に取消
ができ、安心して買い物をすることができる。
【0023】また、本発明は、登録された利用者の携帯
電話と、店舗の端末と、金融機関と、管理センタとを通
信ネットワークで接続した携帯電話による商品代金支払
いシステムおける前記管理センタのコンピュータに、前
記携帯電話から送られる個人認証データ及び商品を購入
する店舗の店舗コードを受信する手順と、前記個人認証
データを基に、その正当性を認証する手順と、前記認証
後に、個々の商品購入取引と代金の支払い順序を識別す
るための客別固有番号を生成し、該客別固有番号を前記
携帯電話及び店舗に通知する手順と、前記携帯電話又は
店舗の端末に入力された商品代金の情報を受信すると共
に、前記商品代金の情報を携帯電話から受信した場合に
は、その金額を店舗の端末に表示し店舗側の承認を得る
手順と、前記受信した商品代金の情報を基に、金融機関
に対し利用者の口座情報の照会及び商品代金の引き落と
しを依頼する手順と、前記金融機関から商品代金の引き
落とし完了通知を受信し、該完了通知を前記店舗の端末
及び携帯電話に通知する手順とを実行させるためのプロ
グラムを提供する。
【0024】また、本発明は、登録された利用者の携帯
電話と、自動販売機と、金融機関と、管理センタとを通
信ネットワークで接続した携帯電話による商品代金支払
いシステムにおける前記管理センタのコンピュータに、
前記自動販売機と通信ネットワークを介して情報を交換
する通信手順と、前記携帯電話から送られる個人認証デ
ータ及び自動販売機の機器コードを受信する手順と、前
記個人認証データを基に、その正当性を認証する手順
と、前記認証後に、個々の商品購入取引を識別するため
の客別固有番号を生成し、該客別固有番号を前記携帯電
話及び自動販売機に通知する手順と、前記自動販売機か
らの販売承認情報を受信する手順と、前記携帯電話又は
自動販売機から受信した商品代金の情報を基に、金融機
関に対し利用者の口座情報の照会及び商品代金の引き落
としを依頼する手順と、前記金融機関から商品代金の引
き落とし完了通知を受信し、該完了通知を前記自動販売
機及び携帯電話に通知する手順とを実行させるためのプ
ログラムを提供する。
【0025】また、本発明は、登録された利用者の携帯
電話と、自動販売機と、金融機関と、管理センタとを通
信ネットワークで接続した携帯電話による商品代金支払
いシステムおける前記自動販売機のコンピュータに、前
記管理センタと通信ネットワークを介して情報を交換す
る通信手順と、前記管理センタから送信される客別固有
番号を受信し記憶する手順と、利用者が客別固有番号を
入力するための手順と、利用者が購入する商品を指定入
力するための手順と、前記利用者が入力した客別固有番
号と前記管理センタから受信した客別固有番号とを比較
し一致した場合には、販売承認情報を前記管理センタに
送信する手順と、前記管理センタから商品代金の引き落
とし完了通知を受信して、商品の引き渡しを指示する手
順とを実行させるためのプログラムを提供する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0027】[システム構成の説明]図1は、本発明の
携帯電話による商品代金支払いシステムのシステム構成
例を示す図であり、1は携帯電話、管理センタのサー
バ、店舗の端末、金融機関のサーバ及び自動販売機を結
ぶ通信ネットワーク、2は携帯電話と通信ネットワーク
を回線接続する無線基地局、11はシステムに会員登録
した利用者(商品代金の支払い者)の携帯電話、21は
管理センタ、22は管理センタ内のサーバ、31は店
舗、32は店舗内の端末、41は金融機関、42は金融
機関内のサーバ、51は自動販売機を示している。
【0028】図1に示すシステムは、店舗31又は自動
販売機51で商品を購入する利用者者が、常に持ち歩い
ている携帯電話11を利用してリアルタイムで商品代金
の支払いを行うシステムである。このシステムを利用し
ようとする利用者は、予め管理センタ21に商品代金を
引き落とすための金融機関41の口座番号、使用する携
帯電話の電話番号、認証用のパスワードなどを管理セン
タ21に登録しておく。
【0029】店舗31で買い物をする場合は、利用者が
携帯電話11から管理センタ21に電話をかけ回線を接
続し、店舗コードと利用者のパスワード(必要な場合に
は発信者番号も)を携帯電話11に入力して管理センタ
21に送信する。管理センタ21では、パスワードの認
証後に、個々の商品購入取引を識別するための客別固有
番号を生成して、携帯電話11及び店舗31の端末32
に通知する。また、商品代金が利用者の方で事前に分か
っている場合は、利用者はその金額を携帯電話11に入
力して管理センタ21に送信する。管理センタ21で
は、商品代金を店舗31の端末32に表示し、店舗31
の端末32からの承認情報を得てから、金融機関41に
対し利用者の口座から商品代金を引き落とすように依頼
する。
【0030】なお、商品の購入代金が不明の場合は、店
員が商品の勘定をして金額を店舗31の端末32から管
理センタ21に送信する。
【0031】また、利用者や店員の操作ミスにより間違
った金額で売買が成立してしまった時は、即座に売買を
キャンセルする手段を設ける。キャンセルする場合は利
用者と店舗の間での一回の売買毎に決定される客別固有
番号を識別キーとして、キャンセル処理を行う。
【0032】また、図2は、管理センタの構成例を示す
図であり、図2において、21は管理センタ、22は管
理センタのサーバ、23は通信用インタフェース、21
0はサーバ全体を統括制御する制御部、211は処理プ
ログラム部、230はデータベースを示している。
【0033】処理プログラム211には、本発明に直接
関係する処理部として以下のものが含まれている。 ・認証データ受信処理部212は、利用者のパスワード
や発信者番号を、携帯電話11から受信して記憶する処
理部である。 ・店舗コード受信処理部213は、利用者が商品を購入
する店舗の店舗コードを、携帯電話11から受信して記
憶する処理部である。 ・機器コード受信処理部214は、利用者が商品を購入
しようとする自動販売機を識別するための機器コード
を、携帯電話11から受信して記憶する処理部である。 ・利用者認証処理部215は、利用者から送信されたパ
スワードや発信者番号を基に、その正当性を認証する処
理部である。 ・客別固有番号生成処理部216は、利用者の認証後
に、個々の商品購入取引と代金の支払い順序を識別する
ための客別固有番号を生成する処理部である。 ・商品代金情報受信処理部217は、利用者が携帯電話
11から送信する商品代金の情報、または店舗31の端
末32から送信される商品代金の情報を受信し記憶する
処理部である。 ・商品代金承認情報受信処理部218は、商品代金が携
帯電話11に入力されたものである場合に、該商品代金
の情報を店舗31の端末32に表示し、店舗側の承認を
得る処理部である。 ・口座情報照会処理部219は、利用者の携帯電話11
から商品購入情報を受信した際に、金融機関41に対
し、利用者の口座の存在、及び利用者の口座の残高情報
の照会を行う処理部である。 ・口座引き落とし依頼処理部220は、金融機関41に
対し、利用者の口座からの商品代金の引き落としを依頼
する処理部である。 ・商品購入キャンセル処理部221は、携帯電話11又
は店舗31の端末32から商品購入のキャンセル要求を
受信して、キャンセル処理を行う処理部である。 ・引き落とし完了通知受信/送信処理部222は、金融
機関41から商品代金の「引き落とし完了通知」を受信
するとともに、該「引き落とし完了通知」を携帯電話1
1及び店舗31の端末32に送信する処理部である。ま
た、自動販売機51による商品購入の場合には、「引き
落とし完了通知」を自動販売機51にも送信する。 ・キャンセル完了通知受信/送信処理部223は、金融
機関41から商品代金の「返金処理の完了通知(キャン
セル完了通知)」を受信するとともに、該「返金処理の
完了通知」を携帯電話11及び店舗31の端末32に送
信する処理部である。 ・会員登録処理部224は、このシステムに加入しよう
とする利用者の受付処理を行うとともに、データベース
230に利用者の個人情報、携帯電話番号、利用者の銀
行口座などの登録を行う処理部である。 ・提携店舗、金融機関登録処理部225は、このシステ
ムの運営のために提携する店舗や金融機関を登録する処
理部である。
【0034】また、データベース230には、以下の情
報が登録されている。 ・利用者(会員)登録テーブル231は、このシステム
に加入している利用者の個人情報、携帯電話番号、利用
者の銀行口座などの情報を登録するテーブルである。 ・提携店舗登録テーブル232は、このシステムの運営
のために提携する店舗を登録するテーブルである。 ・提携金融機関登録テーブル233は、このシステムの
運営のために提携している金融機関する登録するテーブ
ルである。 ・自動販売機登録テーブル234は、このシステムを利
用できる各自動販売機の設置場所情報、管理者情報、販
売商品情報、機器コードなどを登録するテーブルであ
る。
【0035】また、図3は自動販売機の構成例を示す図
であり、図3において、(a)は自動販売機の全体を示
し、(b)はその主要部分の構成を示すブロック図であ
る。ここで、51は自動販売機の全体、52は通信用イ
ンタフェース、53は客別固有番号入力装置、54は購
入商品指定入力装置、510は自動販売機全体を制御す
る制御部、511は制御部中の処理プログラム部を示し
ている。なお、本例の場合は、購入商品指定入力装置5
4としては、自動販売機51の前面に設けられた商品選
択ボタンを利用している。
【0036】また、処理プログラム511には、本発明
に直接関係する処理部として以下のものが含まれてい
る。 ・客別固有番号記憶処理部512は、利用者が商品を購
入する際に、管理センタ51から送信される客別固有番
号を受信し記憶する処理部である。 ・客別固有番号比較処理部513は、管理センタ21か
ら受信した客別固有番号と、利用者が客別固有番号入力
装置53に入力した客別固有番号とを比較し、その結果
を管理センタ21に送信する処理部である。 ・引き落とし完了通知受信/商品引き渡し指示処理部5
14は、商品代金の「引き落とし完了通知」を管理セン
タ21から受信した場合に、自動販売機51の商品取出
機構部(図示せず)に、利用者が指定した商品を引き渡
すように指示する処理部である。
【0037】次に、本発明の携帯電話による商品代金支
払いシステムにおける動作手順について詳細に説明す
る。
【0038】[店舗で商品を購入する場合の手順の説
明]図4は、店舗で商品を購入する場合の手順について
説明するための図であり、以下、図4に基づき、その手
順について説明する。なお、管理センタ21には、利用
者の個人情報、携帯電話番号、金融機関41での代金引
き落とし口座、利用者の認証パスワードなどを予め登録
しておく。
【0039】(1)利用者が店舗31で買い物をする場
合、利用者の携帯電話11から、管理センタ21に電話
をかけ、回線を接続する(ステップS101)。
【0040】(2)回線が接続されたら利用者の認証パ
スワードと、現在買い物をしている店舗31の店舗コー
ドを携帯電話11に入力して、管理センタ21に送信す
る(ステップS102、S103)。
【0041】(3)管理センタ21では、受信した認証
パスワードを基に、利用者の正当性を認証する。利用者
の認証が行われた場合には、個々の商品購入取引の識別
と、その順序を識別するための客別固有番号を生成する
(ステップS104)。そして、この客別固有番号を携
帯電話11及び店舗31の端末32に送信する(ステッ
プS105)。
【0042】(4)送信された客別固有番号は店舗31
の端末32に表示される(ステップS108)。また、
携帯電話11に表示される(ステップS106)。こ
の、客別固有番号は商品代金の支払い順序をも示すもの
であり、商品代金の支払い者が複数人いる場合、互いの
番号を確認することにより、店舗31の支払いカウンタ
ーで順番通りに支払いが行え、後からの客が先の客に割
り込むといったことを抑止することができる。
【0043】(5)利用者は、携帯電話11に商品代金
を入力し、管理センタ21に送信する(ステップ10
7、S109)。なお、事前に商品代金がわかっている
場合は、ステップS102で金額を入力することもでき
る。
【0044】(6)この金額は、管理センタ21経由で
店舗31の端末32に表示される(ステップS11
0)。店舗31の店員は、端末32に表示された商品代
金が正しいかを確認して、商品代金の承認を行う(ステ
ップS111)。なお、商品代金が不明な場合は、店舗
31のレジスタ(図示せず)で計算した値を(支払い金
額)を、管理センタ21に送信した後に商品代金の承認
を行う。なお、支払い金額は後に入力された値が優先と
なる。これにより、利用者が入力した金額を店舗31に
て修正することができる。
【0045】(7)管理センタ21が商品代金の承認情
報を受信すると、金融機関41に対し、利用者が開設し
ている口座の口座情報の照会依頼を行い(ステップS1
12)、金融機関41では指定された口座から商品代金
の引き落としが可能かどうかを照会し(ステップS11
3)、照会結果を管理センタ21に送信する(ステップ
S114)。
【0046】(8)照会結果が正常であれば、管理セン
タ21は金融機関41に商品代金の引き落としを依頼す
る(ステップS115)。金融機関41において引き落
としが完了すると(ステップS116)、金融機関41
から管理センタ21に「引き落とし完了通知」を送信す
る(ステップS117)。管理センタ21は店舗31に
対して完了通知を送信して売買手続きは完了する(ステ
ップS118)。店舗31の店員は、完了通知を確認し
た上で商品を利用者に渡す(ステップS119)。それ
から、次の利用者への対応を行う。
【0047】[自動販売機で商品を購入する場合の手順
の説明]図5は、自動販売機で商品を購入する場合の手
順について説明するための図である。以下、図5に基づ
き、その手順について説明する。なお、管理センタ21
には、利用者の個人情報、携帯電話番号、金融機関41
での代金引き落とし口座、利用者の認証パスワードなど
を予め登録しておく。
【0048】(1)利用者の携帯電話11から、管理セ
ンタ21に電話をかけ、回線を接続する(ステップS2
01)。
【0049】(2)回線が接続されたら利用者の認証パ
スワードと、自動販売機51の機器コードを携帯電話1
1に入力して、管理センタ21に送信する(ステップS
202、S203)。
【0050】(3)管理センタ21では、受信した認証
パスワードを基に、利用者の正当性を認証する。利用者
の認証が行われた場合には、個々の商品購入取引の識別
と、その順序を識別するための客別固有番号を生成する
(ステップS204)。それから、この客別固有番号を
携帯電話11及び自動販売機51に送信する(ステップ
S205)。
【0051】(4)送信された客別固有番号は携帯電話
11に表示される(ステップS206)。また、送信さ
れた客別固有番号は自動販売機51に記憶される(ステ
ップS207)。
【0052】(5)客別固有番号は利用者の携帯電話1
1に表示されるので、利用者はこれを見て、自動販売機
51に取り付けられた客別固有番号入力装置53に客別
固有番号を入力し(ステップS208)、さらに購入す
る品物を指定する(ステップS209)。
【0053】(6)自動販売機51は、客別固有番号入
力装置53に入力された番号と、記憶している客別固有
番号とを比較し(ステップS210)、一致すれば、承
認情報を管理センタ21に送信する(ステップS21
1)。
【0054】(7)管理センタ21は金融機関41に口
座情報の照会を行う(ステップS212)。金融機関4
1では、口座の確認と残高の照会を行い(ステップS2
13)、照会結果を管理センタ21に通知する(ステッ
プS214)。
【0055】(8)照会結果が、「引き落とし可」であ
れば、管理センタ21は金融機関41に商品代金の引き
落としを依頼する(ステップS215)。金融機関41
での引き落としが完了すると、「引き落とし完了通知」
が管理センタ21に送信される(ステップS216、S
217)。
【0056】(9)管理センタ21は金融機関41から
受信した「引き落とし完了通知」を自動販売機51に送
信する(ステップS218)。自動販売機51は「引き
落とし完了通知」を受信した時点で、商品を利用者に渡
して売買は完了する(ステップS219)。
【0057】[店舗での商品購入をキャンセルする場合
の手順の説明]図6は、店舗での商品購入をキャンセル
する手順について説明するための図である。以下、図6
に基づき、その手順について説明する。
【0058】(1)買い物をする場合と同様に、利用者
の携帯電話11から、管理センタ21に電話をかけ、回
線を接続する(ステップS301)。
【0059】(2)回線が接続されたら利用者の認証パ
スワードを送信するが、この場合は店舗コードを「NU
LL」として、管理センタ21に送信する(ステップS
302、S303)。
【0060】(3)管理センタ21は、利用者の認証パ
スワードを基に、利用者の認証を行うとともに、キャン
セル要求と判断する(ステップS304)。
【0061】(4)その後、利用者は商品を購入した際
に入手した客別固有番号を携帯電話11に入力し、管理
センタ21に送信する(ステップS305)。これによ
りキャンセルをする対象店舗31と対象商品を特定でき
る(ステップS306)。但し、ここでいう対象商品と
は買い物一回分のすべての商品を指し、個々の商品のキ
ャンセルはできない。
【0062】(5)管理センタ21は「客別固有番号」
などのキャンセル情報を店舗31に送信し端末32に表
示させる(ステップS308)。店舗31の店員は該キ
ャンセル情報を確認し、承認情報を管理センタ21に送
信する(ステップS309)。
【0063】(6)管理センタ21は金融機関41に口
座照会を行う(ステップS310)。金融機関41で
は、口座の確認(照会)を行い(ステップS311)、
照会結果を管理センタ21に通知する(ステップS31
2)。
【0064】(7)照会結果を受信した管理センタ21
は、金融機関41に返金処理を依頼する(ステップS3
13)。金融機関41での返金処理が完了すると、「返
金完了通知」が管理センタ21に送信される(ステップ
S315)。
【0065】(8)管理センタ21は金融機関41から
受信した「返金完了通知」を利用者の携帯電話11及び
店舗31の端末32に送信する(ステップS316)。
利用者及び店舗31の店員が「返金完了通知」を見て、
正常に返金処理が行われたことを確認して処理は完了す
る。
【0066】以上、本発明の携帯電話による商品代金支
払いシステムの実施の形態について説明したが、本発明
は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0067】また、図2に示した管理センタ、及び図3
に示した自動販売機の機能を実現するためのプログラム
をコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、こ
の記録媒体に記録されたプログラムを管理センタ及び自
動販売機内のコンピュータに読み込ませ、実行すること
により本発明の商品代金支払いシステムの機能を実現す
る処理を行ってもよい。
【0068】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、
ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシス
テムに内蔵されるハ−ドディスク等の記憶装置のことを
いう。さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒
体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線
等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサ
ーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の
揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラム
を保持しているものも含むものとする。
【0069】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置に格納したコンピュータシステムから、伝送
媒体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他の
コンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プ
ログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等
のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通
信線)のように情報を伝送する媒体のことをいう。
【0070】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するものであっても良い。さらに、前述した
機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差
分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯電話
による商品代金支払いシステム、及び商品代金支払い方
法によれば、利用者の携帯電話からパスワードと店舗コ
ードを管理センタに送信し、管理センタでは、認証を行
った後に客別固有番号を生成して携帯電話と店舗の端末
に通知し、さらに、利用者が携帯電話に入力した商品代
金を店舗の端末に表示し、店舗の店員の承認を得た後
に、金融機関に対して利用者の口座情報の照会と商品代
金の引き落としを依頼するようにしたので、これによ
り、利用者は現金の持ち合わせがない場合にも、商品を
購入することができると共に、商品代金が分かっている
場合には、利用者が予め携帯電話に商品代金を入力して
おき、この情報を店舗の端末に自動表示させ(管理セン
タを介して)、店員はその情報を確認(承認)するだけ
で即座に自動引き落としを行うことができ、商品代金支
払い手続きが効率化され混雑緩和につながる。また、客
別固有番号により、店舗での支払いの受付順序を決定す
るので、後から来た他の客が先に受け付けられ、後に回
された客に不愉快な思いをさせるようなことを防ぐこと
ができる。また、クレジットカードを使用する場合のよ
うにカード情報を通信ネットワーク上に流す必要がなく
なる。
【0072】また、本発明の携帯電話による商品代金支
払いシステム、及び商品代金支払い方法によれば、利用
者の携帯電話からパスワードと自動販売機の機器コード
を管理センタに送信し、管理センタでは、認証を行った
後に、客別固有番号を生成して携帯電話と自動販売機に
通知し、自動販売機では利用者が入力した客別固有番号
と管理センタから受信した客別固有番号とを比較し、一
致した場合には承認情報を管理センタに送信し、承認情
報を受信した管理センタでは金融機関に対し利用者の口
座情報の照会と利用者が指定した商品の代金の引き落と
しを依頼するようにしたので、これにより、利用者は現
金や硬貨の持ち合わせがない場合にも、自動販売機で商
品を購入することができる。現在は、多種多様な商品の
自動販売機があらゆる場所に設置されているので、これ
らを現金や硬貨の持ち合わせがない場合にも利用できる
ことは、著しく便利である。
【0073】また、本発明の携帯電話による商品代金支
払いシステム、及び商品代金支払い方法によれば、利用
者の携帯電話から客別固有番号とキャンセル情報を管理
センタに送信し、管理センタでは、この客別固有番号と
キャンセル情報を基に、金融機関に依頼して利用者の口
座へ商品代金を返金するようにしたので、これにより、
携帯電話を使用した商品代金支払いシステムにおいて
も、商品購入を行った場合のキャンセル手続を容易に行
うことができる。従って、商品価格の入力ミスをした場
合などにも、容易にかつ即座に取消ができ、安心して買
い物をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯電話による商品代金支払いシス
テムのシステム構成例を示す図である。
【図2】 管理センタの構成例を示す図である。
【図3】 自動販売機の構成例を示す図である。
【図4】 店舗で商品を購入する場合の手順について説
明するための図である。
【図5】 自動販売機で商品を購入する場合の手順につ
いて説明するための図である。
【図6】 店舗での商品購入をキャンセルする手順につ
いて説明するための図である。
【符号の説明】
1 通信ネットワーク 2 無線基地局 11 携帯電話 21 管理センタ 22 管理センタのサーバ 31 店舗 32 店舗の端末 41 金融機関 42 金融機関のサーバ 23 通信用インタフェース 51 自動販売機 52 通信用インタフェース 53 客別固有番号入力装置 54 購入商品指定入力装置 210、510 制御部 211、511 処理プログラム部 230 データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/02 G07F 7/02 Z 9/00 9/00 F G07G 1/01 301 G07G 1/01 301E 1/12 321 1/12 321L

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録された利用者の携帯電話と、店舗の
    端末と、金融機関と、管理センタとを通信ネットワーク
    で接続した携帯電話による商品代金支払いシステムにお
    いて、 前記管理センタには、 前記携帯電話から送られる個人認証データ及び商品を購
    入する店舗の店舗コードを受信する手段と、 前記個人認証データを基に、その正当性を認証する手段
    と、 前記認証後に、個々の商品購入取引と代金の支払い順序
    を識別するための客別固有番号を生成し、該客別固有番
    号を前記携帯電話及び店舗に通知する手段と、 前記携帯電話又は店舗の端末に入力された商品代金の情
    報を受信すると共に、前記商品代金の情報を携帯電話か
    ら受信した場合には、その金額を店舗の端末に表示し店
    舗側の承認を得る手段と、 前記受信した商品代金の情報を基に、金融機関に対し利
    用者の口座情報の照会及び商品代金の引き落としを依頼
    する手段と、 前記金融機関から商品代金の引き落とし完了通知を受信
    し、該完了通知を前記店舗の端末及び携帯電話に通知す
    る手段とを具備することを特徴とする携帯電話による商
    品代金支払いシステム。
  2. 【請求項2】 登録された利用者の携帯電話と、自動販
    売機と、金融機関と、管理センタとを通信ネットワーク
    で接続した携帯電話による商品代金支払いシステムにお
    いて、 前記管理センタには、 前記自動販売機と通信ネットワークを介して情報を交換
    する通信手段と、 前記携帯電話から送られる個人認証データ及び自動販売
    機の機器コードを受信する手段と、 前記個人認証データを基に、その正当性を認証する手段
    と、 前記認証後に、個々の商品購入取引を識別するための客
    別固有番号を生成し、該客別固有番号を前記携帯電話及
    び自動販売機に通知する手段と、 前記自動販売機からの販売承認情報を受信する手段と、 前記携帯電話又は自動販売機から受信した商品代金の情
    報を基に、金融機関に対し利用者の口座情報の照会及び
    商品代金の引き落としを依頼する手段と、 前記金融機関から商品代金の引き落とし完了通知を受信
    し、該完了通知を前記自動販売機及び携帯電話に通知す
    る手段とを具備し、 前記自動販売機には、 前記管理センタと通信ネットワークを介して情報を交換
    する通信手段と、 前記管理センタから送信される客別固有番号を受信し記
    憶する手段と、 利用者が客別固有番号を入力するための手段と、 利用者が購入する商品を指定入力するための手段と、 前記利用者が入力した客別固有番号と前記管理センタか
    ら受信した客別固有番号とを比較し一致した場合には、
    販売承認情報を前記管理センタに送信する手段と、 前記管理センタから商品代金の引き落とし完了通知を受
    信して、商品の引き渡しを指示する手段とを具備するこ
    とを特徴とする携帯電話による商品代金支払いシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 商品購入のキャンセル処理を行うため
    に、 前記管理センタには、 前記携帯電話又は店舗の端末から個々の商品購入取引を
    識別するための客別固有番号と、該客別固有番号で識別
    される商品購入取引のキャンセル情報を受信する手段
    と、 前記客別固有番号とキャンセル情報を基に、金融機関に
    対し利用者の口座に商品代金の返金処理を依頼する手段
    と、 前記金融機関から返金処理の完了通知を受信し、該完了
    通知を携帯電話及び前記店舗の端末に通知する手段とを
    さらに具備することを特徴とする請求項1記載の携帯電
    話による商品代金支払いシステム。
  4. 【請求項4】 前記店舗の端末、自動販売機、管理セン
    タ、及び金融機関とを電話回線又は専用回線を使用して
    通信ネットワークで結んだことを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれか1項に記載の携帯電話による商品代金支
    払いシステム。
  5. 【請求項5】 登録された利用者の携帯電話と、店舗の
    端末と、金融機関と、管理センタとを通信ネットワーク
    で接続したシステムにおける携帯電話による商品代金支
    払い方法であって、 前記管理センタには、 前記携帯電話から送られる個人認証データ及び商品を購
    入する店舗の店舗コードを受信する手順と、 前記個人認証データを基に、その正当性を認証する手順
    と、 前記認証後に、個々の商品購入取引と代金の支払い順序
    を識別するための客別固有番号を生成し、該客別固有番
    号を前記携帯電話及び店舗に通知する手順と、 前記携帯電話又は店舗の端末に入力された商品代金の情
    報を受信すると共に、前記商品代金の情報を携帯電話か
    ら受信した場合には、その金額を店舗の端末に表示し店
    舗側の承認を得る手順と、 前記受信した商品代金の情報を基に、金融機関に対し利
    用者の口座情報の照会及び商品代金の引き落としを依頼
    する手順と、 前記金融機関から商品代金の引き落とし完了通知を受信
    し、該完了通知を前記店舗の端末及び携帯電話に通知す
    る手順とを含むことを特徴とする携帯電話による商品代
    金支払い方法。
  6. 【請求項6】 登録された利用者の携帯電話と、自動販
    売機と、金融機関と、管理センタとを通信ネットワーク
    で接続したシステムにおける携帯電話による商品代金支
    払い方法であって、 前記管理センタには、 前記自動販売機と通信ネットワークを介して情報を交換
    する通信手順と、 前記携帯電話から送られる個人認証データ及び自動販売
    機の機器コードを受信する手順と、 前記個人認証データを基に、その正当性を認証する手順
    と、 前記認証後に、個々の商品購入取引を識別するための客
    別固有番号を生成し、該客別固有番号を前記携帯電話及
    び自動販売機に通知する手順と、 前記自動販売機からの販売承認情報を受信する手順と、 前記携帯電話又は自動販売機から受信した商品代金の情
    報を基に、金融機関に対し利用者の口座情報の照会及び
    商品代金の引き落としを依頼する手順と、 前記金融機関から商品代金の引き落とし完了通知を受信
    し、該完了通知を前記自動販売機及び携帯電話に通知す
    る手順とを含み、 前記自動販売機には、 前記管理センタと通信ネットワークを介して情報を交換
    する通信手順と、 前記管理センタから送信される客別固有番号を受信し記
    憶する手順と、 利用者が客別固有番号を入力するための手順と、 利用者が購入する商品を指定入力するための手順と、 前記利用者が入力した客別固有番号と前記管理センタか
    ら受信した客別固有番号とを比較し一致した場合には、
    販売承認情報を前記管理センタに送信する手順と、 前記管理センタから商品代金の引き落とし完了通知を受
    信して、商品の引き渡しを指示する手順とを含むことを
    特徴とする携帯電話による商品代金支払い方法。
  7. 【請求項7】 商品購入のキャンセル処理を行うため
    に、 前記管理センタには、 前記携帯電話又は店舗の端末から個々の商品購入取引を
    識別するための客別固有番号と、該客別固有番号で識別
    される商品購入取引のキャンセル情報を受信する手順
    と、 前記客別固有番号とキャンセル情報を基に、金融機関に
    対し利用者の口座に商品代金の返金処理を依頼する手順
    と、 前記金融機関から返金処理の完了通知を受信し、該完了
    通知を携帯電話及び前記店舗の端末に通知する手順とを
    さらに含むことを特徴とする請求項5記載の携帯電話に
    よる商品代金支払い方法。
  8. 【請求項8】 登録された利用者の携帯電話と、店舗の
    端末と、金融機関と、管理センタとを通信ネットワーク
    で接続した携帯電話による商品代金支払いシステムおけ
    る前記管理センタのコンピュータに、 前記携帯電話から送られる個人認証データ及び商品を購
    入する店舗の店舗コードを受信する手順と、 前記個人認証データを基に、その正当性を認証する手順
    と、 前記認証後に、個々の商品購入取引と代金の支払い順序
    を識別するための客別固有番号を生成し、該客別固有番
    号を前記携帯電話及び店舗に通知する手順と、 前記携帯電話又は店舗の端末に入力された商品代金の情
    報を受信すると共に、前記商品代金の情報を携帯電話か
    ら受信した場合には、その金額を店舗の端末に表示し店
    舗側の承認を得る手順と、 前記受信した商品代金の情報を基に、金融機関に対し利
    用者の口座情報の照会及び商品代金の引き落としを依頼
    する手順と、 前記金融機関から商品代金の引き落とし完了通知を受信
    し、該完了通知を前記店舗の端末及び携帯電話に通知す
    る手順とを実行させるためのプログラム。
  9. 【請求項9】 登録された利用者の携帯電話と、自動販
    売機と、金融機関と、管理センタとを通信ネットワーク
    で接続した携帯電話による商品代金支払いシステムにお
    ける前記管理センタのコンピュータに、 前記自動販売機と通信ネットワークを介して情報を交換
    する通信手順と、 前記携帯電話から送られる個人認証データ及び自動販売
    機の機器コードを受信する手順と、 前記個人認証データを基に、その正当性を認証する手順
    と、 前記認証後に、個々の商品購入取引を識別するための客
    別固有番号を生成し、該客別固有番号を前記携帯電話及
    び自動販売機に通知する手順と、 前記自動販売機からの販売承認情報を受信する手順と、 前記携帯電話又は自動販売機から受信した商品代金の情
    報を基に、金融機関に対し利用者の口座情報の照会及び
    商品代金の引き落としを依頼する手順と、 前記金融機関から商品代金の引き落とし完了通知を受信
    し、該完了通知を前記自動販売機及び携帯電話に通知す
    る手順とを実行させるためのプログラム。
  10. 【請求項10】 登録された利用者の携帯電話と、自動
    販売機と、金融機関と、管理センタとを通信ネットワー
    クで接続した携帯電話による商品代金支払いシステムお
    ける前記自動販売機のコンピュータに、 前記管理センタと通信ネットワークを介して情報を交換
    する通信手順と、 前記管理センタから送信される客別固有番号を受信し記
    憶する手順と、 利用者が客別固有番号を入力するための手順と、 利用者が購入する商品を指定入力するための手順と、 前記利用者が入力した客別固有番号と前記管理センタか
    ら受信した客別固有番号とを比較し一致した場合には、
    販売承認情報を前記管理センタに送信する手順と、 前記管理センタから商品代金の引き落とし完了通知を受
    信して、商品の引き渡しを指示する手順とを実行させる
    ためのプログラム。
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