JP2002333987A - 機能割当システム - Google Patents

機能割当システム

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JP2002333987A
JP2002333987A JP2001141635A JP2001141635A JP2002333987A JP 2002333987 A JP2002333987 A JP 2002333987A JP 2001141635 A JP2001141635 A JP 2001141635A JP 2001141635 A JP2001141635 A JP 2001141635A JP 2002333987 A JP2002333987 A JP 2002333987A
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Yoshihiro Tsukamoto
義弘 塚本
Yasuhide Horiuchi
保秀 堀内
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Panasonic Mobile Communications Co Ltd
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Matsushita Communication Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排他的関係を持つ複数の機能を実装した携帯
機器をアプリケーションに対して適切に割り当てる機能
割当システムを提供する。 【解決手段】 機能割当システム1の機能情報管理装置
10は、機能情報を記憶する機能情報記憶部11と、排
他機能情報を記憶する排他情報記憶部12と、既に割り
当てられている機能についての機能情報を記憶する割当
済機能情報記憶部13と、機能情報管理部15と、機能
検索部16と、機能割当部17とを有し、排他的にしか
利用できない複数の機能を実装する携帯機器3の各機能
を、アプリケーションに割り当てる際に、各機能の排他
関係が記述された排他機能情報を参照することによっ
て、アプリケーションに対して、その参照した排他関係
に基づいて機能を適切に割り当てることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯機器によって
形成される分散ネットワークにおけるアプリケーション
に対する機能割当システムに関し、特に複数の機能を排
他的に有する携帯機器の機能をアプリケーションに割り
当てる機能割当システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の分散ネットワークにおけるアプリ
ケーションに対する機能割当装置を用いた割当方法につ
いて図18を参照して説明する。図18は、従来の機能
割当装置の構成を示すブロック図である。図18に示す
ように、機能割当を行う機能割当装置100は、機能を
識別する情報と機能のスペック(性能)情報を記憶する
機能情報記憶部101と、この機能情報記憶部101を
参照してアプリケーションからの要求を満たす機能を検
索する機能検索部102と、アプリケーションへの機能
の割当を行う機能割当部103、およびアプリケーショ
ンに割当済の機能の情報を記憶する割当済機能情報記憶
部104から構成されている。
【0003】上記のように構成された機能割当装置にお
ける機能割当処理の流れについて説明する。アプリケー
ションからの機能の割当要求が機能割当部103に来る
と、機能割当部103は、機能検索部102にアプリケ
ーションからの要求を通知する。次に、機能検索部10
2は、機能情報記憶部101および割当済機能情報記憶
部104を参照して、アプリケーションの要求を満たす
機能を検索し機能割当部103に通知する。そして、機
能割当部103は、その検索された機能をアプリケーシ
ョンに割り当て、その機能の情報を割当済機能情報記憶
部104に記憶する。このような処理によって割当が行
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、携帯通信機等の
携帯機器には、複数の機能を備えているが、どちらか一
方の機能を利用している場合には、他方の機能が利用で
きない場合がある。例えば、携帯機器の中には、音声通
信機能とデータ通信機能を併せ持つが、どちらか一方の
機能を利用している場合は、他方の機能が利用できない
機器や、録音機能と再生機能の両方の機能を備えている
が、例えば、録音中は再生機能が利用できない機器など
がある。
【0005】従来の機能割当装置では、この様な排他的
な関係を持つ機能が存在する場合に、機能情報記憶部1
01の情報では機能の排他性が把握できないため、機能
割当部103が、その排他性を考慮せずに機能の割当を
行ってしまい、アプリケーションに機能が割り当てられ
ても、その割り当てられた機能を利用することができな
い場合がある。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、排他的関係を持つ複数の機能を実装した携帯機
器をアプリケーションに対して適切に割り当てる機能割
当システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明の機能割当システムは、所定の携帯機器をネット
ワークを介して連携して相互に前記携帯機器が有する機
能を利用し合える分散システムにおけるアプリケーショ
ンに対して前記携帯機器の機能の割当を行う機能割当シ
ステムであって、前記機能についての情報である機能情
報を記憶する機能情報記憶部と、排他的にしか利用でき
ない機能群毎にグループ化した情報であり、前記各グル
ープの各機能について前記各機能を特定するための識別
情報を含む情報である排他機能情報を記憶する排他情報
記憶部と、前記アプリケーションに対して既に割り当て
られている前記機能についての前記機能情報を記憶する
割当済機能情報記憶部と、前記機能情報記憶部および前
記排他情報記憶部を用いて、前記ネットワークに接続さ
れている前記携帯機器の前記機能情報および前記排他機
能情報の管理を行う機能情報管理部と、前記アプリケー
ションが割当要求する前記機能の種類と同じ種類の前記
機能のうち、割当が可能である前記機能を検索する機能
検索部と、前記アプリケーションからの前記機能の割当
要求である機能割当要求を受信し、前記アプリケーショ
ンの要求する条件を満たす最適な前記機能を前記アプリ
ケーションに対して割り当てる機能割当部とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】この機能割当システムによれば、排他的に
しか利用できない複数の機能を実装する携帯機器の各機
能をアプリケーションに割り当てる際に、各機能の排他
関係が記述された排他機能情報を参照することによっ
て、アプリケーションに対して、その参照した排他関係
に基づいて機能を適切に割り当てることができる。
【0009】本発明の機能割当システムは、前記機能情
報は、前記機能の前記識別情報と、前記機能の種類を示
す機能タイプ情報と、前記機能の機能仕様の詳細情報で
あるスペック情報とを含み、前記機能割当部が受信する
前記機能割当要求は、前記機能タイプ情報と前記スペッ
ク情報とを含み、前記機能検索部は、前記機能割当要求
に含まれる前記機能タイプ情報を用いて前記機能情報記
憶部および前記排他情報記憶部を参照して前記機能タイ
プ情報と同じ前記機能タイプ情報をもつ前記機能情報の
一覧である候補機能リストを作成する候補機能リスト作
成部と、前記候補機能リスト中の各前記機能情報毎に、
前記機能情報により特定される前記機能に対して排他的
にしか利用できない排他機能の一覧である排他機能リス
トを作成する排他機能リスト作成部と、前記アプリケー
ションへの割当が可能な前記機能についての情報である
割当可能機能リストを作成する割当可能機能リスト作成
部とを有し、前記機能割当部は、前記アプリケーション
の要求している条件を満たす最適な前記機能を前記割当
可能機能リストから選択して前記アプリケーションに割
り当て、割り当てた前記機能の前記識別情報を格納する
割当済機能情報記憶部を有することを特徴とする。
【0010】この機能割当システムによれば、アプリケ
ーションの要求している条件を満たす最適な機能を割当
可能機能リストから選択して前記アプリケーションに割
り当てる事ができる。
【0011】本発明の機能割当システムは、前記割当可
能機能リストは、前記候補機能リスト中の前記機能情報
により特定される前記機能のうち関連する前記排他機能
への割当が行われていない前記機能の前記機能情報の一
覧であり、前記割当可能機能リスト作成部は、前記割当
済機能情報記憶部を参照して前記排他機能リスト中の各
前記機能が既に前記アプリケーションに割り当てられて
いるかどうかを調べ前記割当可能機能リストを作成する
ことを特徴とする。
【0012】この機能割当システムによれば、割当済機
能情報記憶部を参照して排他機能リスト中の各機能が既
にアプリケーションに割り当てられているかどうかを調
べてから割当可能機能リストを作成することができる。
【0013】本発明の機能割当システムは、前記割当済
機能情報記憶部には、既に割り当てられている前記機能
についての前記機能情報と共に、前記機能を割り当てた
前記アプリケーションを特定するためのアプリケーショ
ン特定情報が記憶されており、前記機能割当部が受信す
る前記機能割当要求には、前記機能タイプ情報と前記ス
ペック情報と共に、前記機能割当要求をしている前記ア
プリケーションの前記アプリケーション特定情報が含ま
れ、前記割当可能機能リストは、前記候補機能リストの
各前記機能情報により特定される前記機能についての前
記機能情報と、前記機能の前記排他機能の割当状況につ
いての情報である排他機能割当状況情報とを含む一覧で
あり、前記割当可能機能リスト作成部は、前記割当済機
能情報記憶部および前記排他情報記憶部を参照すること
により前記割当可能機能リストを作成し、前記機能割当
部は、前記機能割当要求をしている前記アプリケーショ
ンに対して前記割当可能機能リストを送信し、前記アプ
リケーションが、送信された前記機能割当可能機能リス
ト中の割当を希望する前記機能を選択し、前記機能の前
記識別情報を前記機能割当部に返信することにより前記
機能が前記アプリケーションに割り当てられ、前記アプ
リケーションが、前記割当可能機能リスト中の前記排他
機能が割当済の前記機能を選択した場合は、前記機能割
当部は、前記排他機能を利用している前記アプリケーシ
ョンに対し割当の中止を通知し、前記機能を割り当て直
すことを特徴とする。
【0014】この機能割当システムによれば、排他的関
係にある機能(排他機能)が、既に割り当てられている
機能の割当要求をアプリケーションが行った場合に、前
記排他機能の割当を中止し、前記機能を新たに割り当て
ることができる。
【0015】本発明の機能割当システムは、前記機能割
当要求をしている前記アプリケーションの前記アプリケ
ーション特定情報と、前記アプリケーションが要求して
いる前記機能の前記機能タイプ情報とを含む割当要求情
報を記憶する割当要求情報記憶部を有し、前記機能割当
部が受信する前記機能割当要求には、前記機能タイプ情
報と前記スペック情報および前記機能割当要求をしてい
る前記アプリケーションの前記アプリケーション特定情
報が含まれ、前記割当要求情報は、前記アプリケーショ
ンからの前記機能割当要求を受信した場合に、前記機能
割当部によって前記割当要求情報記憶部に格納され、前
記機能情報管理部は、前記ネットワークに前記携帯機器
が追加された乃至は前記ネットワークから前記携帯機器
が削除された場合に、前記追加乃至は削除された前記携
帯機器が有する前記機能の前記機能タイプ情報である検
出機器機能タイプ情報を前記機能検索部に通知し、前記
機能検索部は、前記割当要求情報記憶部を参照して前記
検出機器機能タイプ情報を有する前記機能について前記
割当可能機能リストを作成し、作成した前記割当可能機
能リストと、前記割当可能機能リストを送信すべき前記
アプリケーションの前記アプリケーション特定情報とを
前記機能割当部に通知し、前記機能割当部は、前記割当
可能機能リストおよび前記アプリケーション特定情報を
前記機能検索部から受信すると、前記割当可能機能リス
トを前記アプリケーション特定情報を有する前記アプリ
ケーションに送信することを特徴とする。
【0016】この機能割当システムによれば、アプリケ
ーションが機能の割当要求をした際に、割当要求された
機能の種類を割当要求情報記憶部が記憶しておき、ネッ
トワークに追加乃至削除された携帯機器を検出すると、
それらの携帯機器が実装する機能と同じ種類の機能の割
当要求をしているアプリケーションに対して、割当が可
能な機能のリストを通知することにより、アプリケーシ
ョンがリスト中から割当を希望する機能を選択すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施形態の機能割当システムについて、図1〜図4
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係
る機能割当システムの構成を示すブロック図、図2は、
機能情報の一例を示す説明図、図3は、排他機能情報の
一例を示す説明図、図4は、割当済機能情報の一例を示
す説明図である。
【0018】まず、機能割当システムの構成について説
明する。図1に示すように、機能割当システム1は、ネ
ットワーク2に接続されている携帯機器3の機能につい
ての各種情報を管理する機能管理装置10と、ネットワ
ーク2に追加される携帯機器3、又は、ネットワーク2
から削除される携帯機器3を検出する接続機器検出部2
1を備えたネットワーク監視装置20とにより構成され
ている。
【0019】また、機能管理装置10は、機能情報記憶
部11と、排他機能情報記憶部12と、割当済機能情報
記憶部13と、機能情報管理部15と、機能検索部16
および機能割当部17とにより構成されている。以下、
機能管理装置10内の各ユニットについて詳細に説明す
る。
【0020】機能情報記憶部11には、ネットワーク2
に接続されている携帯機器3が実装している機能の機能
情報が記憶されている。ここで、図2を参照して機能情
報について説明する。一例として機能情報とは、機能の
種類を示す機能タイプ情報と、その機能を実装する携帯
機器3において機能を特定する情報である機能識別情報
と、ネットワーク2においてその機能を実装する携帯機
器3を特定する情報である機器識別情報、および機能の
スペック(性能)を表すスペック情報が記述されたもの
である。
【0021】次に、排他機能情報記憶部12には、機能
の機能識別情報と機器識別情報とを、排他的にしか利用
できない機能の集合である排他機能集合(即ち、集合内
のある機能を利用するとその集合の他の機能が利用でき
なくなる集合)としてまとめて、排他機能集合の各機能
の機能識別情報と機器識別情報とを、排他機能情報とし
て格納している。
【0022】図3に、排他機能情報の一例を示す。な
お、図3では、排他機能集合の要素数が2および3のも
のを一例として挙げているが、要素数は1つ(この場合
は、排他的関係にある機能がないことを意味する)、ま
たは4つ以上であっても良い。
【0023】割当済機能情報記憶部13には、アプリケ
ーションで既に割り当てられている機能の機能識別情報
と機器識別情報とで構成される割当済機能情報が格納さ
れている。図4に、割当済機能情報の一例を示す。
【0024】機能情報管理部15は、ネットワーク2へ
の携帯機器3の追加の通知をネットワーク監視装置20
から受信すると、追加された携帯機器3からその携帯機
器3が実装する機能についての機能情報および排他機能
情報を取得し、機能情報記憶部11と排他機能情報記憶
部12とに格納する。また、機能情報管理部15は、ネ
ットワーク2からの携帯機器3の削除の通知をネットワ
ーク監視装置20から受信すると、その削除された携帯
機器3が実装する機能についての機能情報および排他機
能情報を、機能情報記憶部11と排他機能情報記憶部1
2とから削除する。
【0025】機能検索部16は、アプリケーションから
機能の割当要求があった場合に、アプリケーションが要
求する機能の種類と一致する機能を機能情報記憶部11
から検索して、割当の候補となる機能である候補機能の
機能情報一覧を作成する。そして、機能検索部16は、
排他機能情報記憶部12を参照して、各候補機能の排他
機能情報を取得して、更に、それら排他機能情報に対応
する排他機能が、既にアプリケーションに割り当てられ
て利用されているか否かを、割当済機能情報記憶部13
を参照して調べる。排他機能が割り当てられていない候
補機能があれば、その候補機能の機能情報を機能割当部
17に通知する。
【0026】機能割当部17は、アプリケーションから
の機能割当要求を受信するとアプリケーションが要求す
る機能の種類を機能検索部16に通知し、機能検索部1
6から候補機能の機能情報を取得する。そして、取得し
た機能情報のスペック情報を参照して、アプリケーショ
ンの要求に最も適合したスペックを持つ機能をアプリケ
ーションに割り当て、この割り当てた機能の機能情報を
割当済機能情報記憶部13に記憶する。
【0027】次に、本実施形態のネットワーク監視装置
20と機能管理装置10の動作について、図5〜図10
を参照して説明する。図5は、ネットワーク監視装置の
動作を示す動作説明図、図6は、機能管理装置の動作を
示す動作説明図、図7は、第1の実施形態の割当可能機
能リストの一例を示す説明図、図8は、第1の実施形態
の機能検索部の処理を示すフローチャート、図9は、第
1の実施形態の候補機能リストの一例を示す説明図、図
10は、第1の実施形態の排他機能リストの一例を示す
説明図である。
【0028】まず、図5を参照してネットワーク監視装
置20の動作を説明する。ネットワーク監視装置20内
の接続機器検出部21は、定期的にネットワーク2に接
続されている携帯機器3に対して、携帯機器3の検出を
行うための機器検出プロトコルを実行することにより携
帯機器3の検出を行う。なお、機器検出プロトコルは、
各携帯機器3がサポートするプロトコルでよく、特定の
プロトコルに限定されない。
【0029】接続機器検出部21において、機器検出プ
ロトコルを実行することにより、ネットワーク2に接続
されている携帯機器3から、各携帯機器3を識別する情
報である機器識別情報を取得し、その機器識別情報の一
覧である接続機器リスト22を保持する。そして、この
接続機器リスト22と、前回の機器検出プロトコル実行
時の接続機器リスト23とを比較することによって、追
加された機器識別情報、または、削除された機器識別情
報があれば、その機器識別情報を機能管理装置10に通
知する。
【0030】なお、図5には説明のため図示していない
が、携帯機器3には、機器情報として、携帯機器3を識
別する情報である機器識別情報の他に、機能タイプ情報
と機能識別情報とスペック情報や、排他機能情報も有し
ている。
【0031】次に、機能管理装置10において、ネット
ワーク監視装置20から携帯機器3の追加または削除の
通知を受信した場合の動作と、アプリケーションから機
能の割当の要求を受信した場合の動作を説明する。ま
ず、図6を参照して、ネットワーク監視装置20から携
帯機器3の追加または削除の通知を受信した場合につい
て説明する。
【0032】機能情報管理部15は、ネットワーク監視
装置20から、ネットワーク2に追加された携帯機器3
について機器追加の通知を受信した場合は、携帯機器3
の機器識別情報を用いて、携帯機器3に対し機能情報お
よび排他機能情報の要求を行う。そして、その要求によ
り、携帯機器3から機能情報および排他機能情報を取得
し、機能情報を機能情報記憶部11に格納し、排他機能
情報を排他機能情報記憶部12に格納する。
【0033】また、機能情報管理部15が、ネットワー
ク監視装置20から、ネットワーク2から携帯機器3の
機器削除の通知を受信した場合は、その携帯機器3の機
器識別情報を用いて機能情報記憶部11および排他機能
情報記憶部12を検索し、削除された携帯機器3が実装
する機能の機能情報を機能情報記憶部11から削除し、
更に、排他機能情報を排他機能情報記憶部12から削除
する。
【0034】次に、アプリケーションから機能の割当の
要求を受信した場合の動作を説明する。アプリケーショ
ンの機能割当要求には、割当を要求する機能について、
機能タイプ情報とスペック情報が含まれている。機能割
当部17が、アプリケーションからの機能割当要求を受
信すると、機能割当部17は、機能検索部16に対して
割当要求されている機能の機能タイプ情報を通知する。
【0035】機能検索部16は、通知された機能タイプ
情報を用いて、機能情報記憶部、排他機能情報記憶部、
割当済機能情報記憶部を検索し、割当可能な機能の機能
情報の一覧である割当可能機能リストを機能割当部17
に通知する。図7に、本実施形態における割当可能機能
リストの一例を示す。
【0036】ここで、図8を参照して機能検索部16に
おける割当可能機能リスト作成の動作を説明する。ま
ず、機能割当部17から通知される機能タイプ情報を用
いて、機能情報記憶部11を検索し、同じ機能タイプ情
報をもつ機能(候補機能)についての機能識別情報と機
器識別情報との一覧である候補機能リストを作成する
(ステップ1)。図9に、作成される候補機能リストの
例を示す。
【0037】そして、ステップ1で作成された候補機能
リストを用いて排他機能情報記憶部12を参照し、前記
候補機能リスト中の各機能と排他的な関係にある機能
(排他機能)の機能識別情報と機器識別情報との一覧で
ある排他機能リストを各機能毎に作成する(ステップ
2)。図10に、作成される排他機能リストの例を示
す。
【0038】ステップ2で作成した排他機能リストを用
いて割当済機能情報記憶部13を参照して、各機能の各
排他機能について割当状況を調査する(ステップ3)。
ステップ3で調査した結果、排他機能が割当済か否か、
即ち、機能が利用されているか否が判断される(ステッ
プ4)。調査した排他機能が既に割当済みの場合には、
その排他機能に対応する候補機能は割当不可能として、
その候補機能に対応する排他機能の割当状況の調査を中
止して、後述するステップ8に進む。
【0039】また、ステップ4で調査した排他機能が割
り当てられていない場合には、対応する候補機能に未調
査の排他機能があるか否かを調べる(ステップ5)。ス
テップ5で、未調査の排他機能があれば、その排他機能
の調査を行う(ステップ6)。そして、未調査の排他機
能が無ければ、その候補機能の全ての排他機能が割り当
てられていないことになり、その候補機能は割当可能で
あるので、割当可能機能リストにその候補機能の機能識
別情報と機器識別情報とを追加する(ステップ7)。
【0040】そして、ステップ8では、候補機能リスト
の全ての候補機能について排他機能の割当状況の調査が
終えたか否かを確認する。調査が終了している場合は、
調査の結果、作成された割当可能機能リストを機能割当
部17に送信する(ステップ9)。ステップ8で調査が
終了していない場合は、未調査の候補機能について排他
機能の割当状況の調査を行う(ステップ10)。
【0041】上記の処理によって、機能検索部16で作
成された割当可能機能リストの通知を機能割当部17で
受けると、機能割当部17は、その割当可能機能リスト
に記述されている各機能のスペック情報と、アプリケー
ションからの割当要求に含まれるスペック情報とを比較
し、アプリケーションの要求に最も適合する機能をアプ
リケーションに割り当てる。機能割当部17は、割当を
行った後に、割り当てた機能の機能識別情報と機器識別
情報とを割当済機能情報記憶部13に格納する。
【0042】(第2の実施の形態)第2の実施形態の機
能割当システムは、機能割当部17における機能の割当
方法を除く部分については、第1の実施形態の機能割当
システムと同様であるので、説明を省略する。以下、本
実施形態の機能割当方法について説明する。
【0043】機能割当部17は、機能検索部16から通
知された割当可能機能リストを、割当要求を送信したア
プリケーションに対して送信する。アプリケーション
は、その送信された割当可能機能リストから割当を希望
する機能を選択し、その機能の機能識別情報および機器
識別情報を機能割当部17に送信する。機能割当部17
は、その機能識別情報および機器識別情報をもつ機能
を、アプリケーションに対して割り当てる。この割当を
行った後、機能割当部17は、割り当てられた機能の機
能識別情報と機器識別情報とを、割当済機能情報記憶部
13に格納する。
【0044】(第3の実施の形態)第3の実施形態の機
能割当システムでは、既に排他機能が割り当てられてい
る機能についても割当可能機能リストに含めてアプリケ
ーションに送信し、アプリケーションが割当可能機能リ
ストの中から、既に排他機能が割り当てられている機能
に対して割当要求をした場合には、その機能の排他機能
の割当を中止することにより、割当を可能にするのもの
である。
【0045】本実施形態は、第2の実施形態の場合と比
べて、割当済機能情報の形式、およびアプリケーション
から機能の要求を受信した場合の機能管理装置10の動
作が異なる。その他の構成、動作については、第2の実
施形態と同様であるので、説明を省略する。以下、これ
ら相違点について、図11〜図13を参照して説明す
る。
【0046】図11は、第3の実施形態の割当済機能情
報の一例を示す説明図、図12は、第3の実施形態の割
当可能機能リストの一例を示す説明図、図13は、第3
の実施形態の機能検索部の処理を示すフローチャートで
ある。
【0047】まず、割当済機能情報の形式について説明
する。図12に示すように、本実施形態の割当済機能情
報は、既に割当が行われている機能の機能識別情報およ
び機器識別情報と、その機能が割り当てられたアプリケ
ーションを特定するアプリケーション特定情報とを含ん
でいる情報である。
【0048】次に、本実施形態において、アプリケーシ
ョンから機能の要求を受信した場合の機能管理装置10
の動作について説明する。アプリケーションからの機能
割当要求には、割当を要求する機能について、機能タイ
プ情報とスペック情報、およびそのアプリケーションの
アプリケーション特定情報が含まれており、アプリケー
ションの割当要求を機能割当部17が受信すると、機能
割当部17は、機能検索部16に割当要求されている機
能の機能タイプ情報を通知する。
【0049】機能検索部16は、通知された機能タイプ
情報を用いて機能情報記憶部11と、排他機能情報記憶
部12と、割当済機能情報記憶部13とを検索し、割当
可能な機能の機能情報と、その機能の排他機能が既に割
当済か否かを示す排他機能割当状況情報とを含む組の一
覧である割当可能機能リストを機能割当部17に通知す
る。この時、第2実施形態と異なり、割当可能機能リス
トには、排他機能が割当済の機能の機能情報も含まれ
る。
【0050】また、排他機能割当状況情報には、排他機
能が割当済か否かという情報(排他機能割当状況情報)
と共に、割当済であれば、割当済の排他機能の機能識別
情報と、機器識別情報と、その排他機能を割り当ててい
るアプリケーションのアプリケーション特定情報が含ま
れる。図12に、その割当可能機能リストの一例を示
す。
【0051】ここで、図13を参照して、機能検索部1
6における割当可能機能リストの作成の動作を説明す
る。まず、機能割当部17から通知される機能タイプ情
報を用いて、機能情報記憶部11を検索し、第2の実施
形態の場合と同様の形式の候補機能リストを作成する
(ステップ20)。
【0052】そして、ステップ20で作成された候補機
能リストを用いて排他機能情報記憶部12を参照し、第
2の実施形態と同様の形式の排他機能リストを各機能毎
に作成する(ステップ21)。ステップ21で作成した
排他機能リストを用いて割当済機能情報記憶部13を参
照して、各機能の各排他機能について割当状況を調査す
る(ステップ22)。
【0053】ステップ22で調査した結果、排他機能が
割当済か否か、即ち、機能が利用されているか否が判断
される(ステップ23)。調査した排他機能が既に割当
済みの場合には、割当可能リストにその候補機能の機能
情報と排他機能割当状況情報を追加する(ステップ2
7)。この場合の排他機能割当状況情報には、割当済を
示す情報と、その排他機能の機能識別情報と機器識別情
報、およびその排他機能が割り当てられているアプリケ
ーションのアプリケーション特定情報が含まれる。
【0054】調査した排他機能が割り当てられていない
場合は、対応する候補機能に未調査の排他機能があるか
否かを調査する(ステップ24)。ステップ24で、未
調査の排他機能があれば、その排他機能の調査を行う
(ステップ25)。そして、未調査の排他機能が無けれ
ば、その候補機能の全ての排他機能が割り当てられてい
ないことになるので、排他機能割当状況情報に未割当を
示す情報を記述して、割当可能機能リストにその候補機
能の機能情報と排他機能割当状況情報を追加する(ステ
ップ26)。
【0055】そして、ステップ28では、候補機能リス
トの全ての候補機能について排他機能の割当状況の調査
が終えたか否かを確認する。調査が終了している場合
は、調査の結果、作成された割当可能機能リストを機能
割当部17に送信する(ステップ29)。ステップ28
で調査が終了していない場合は、未調査の候補機能につ
いて排他機能の割当状況の調査を行う(ステップ3
0)。
【0056】上記の処理によって、機能検索部16で作
成された割当可能機能リストの通知を機能割当部17で
受けると、機能割当部17は、その割当要求を送信した
アプリケーションに対してその割当可能リストを送信す
る。その割当可能機能リストからアプリケーションが割
当を希望する機能を選択し、その機能の機能識別情報お
よび機器識別情報を機能割当部17に送信する。
【0057】機能割当部17は、その機能の機能識別情
報および機器識別情報をもつ機能を、アプリケーション
に対して割り当てる。但し、アプリケーションが、排他
機能が既に割り当てられている機能の割当を要求した場
合は、機能割当部17は、割当可能機能リストを参照し
て、排他機能が割り当てられているアプリケーションを
特定し、その特定されたアプリケーションに対して、そ
の排他機能の利用の中止を通知して利用を中止させ、新
たに機能の割当をし直す。
【0058】割当を行った後に、機能割当部17は、割
り当てた機能の機能識別情報と機器識別情報および機能
を割り当てたアプリケーションのアプリケーション特定
情報を割当済機能情報記憶部13に格納する。
【0059】(第4の実施の形態)第4の実施形態の機
能割当システムの構成と動作について図14〜図17を
参照して説明する。図14は、第4の実施形態に係る機
能割当システムの構成を示すブロック図、図15は、第
4の実施形態の割当要求情報の一例を示す説明図、図1
6は、第4の実施形態の割当要求機能通知情報リストの
一例を示す説明図、図17は、第4の実施形態の機能検
索部の処理を示すフローチャートである。
【0060】本実施形態の機能割当システムは、第1実
施形態の機能割当システムにおける構成に、割当要求情
報記憶部18が追加された構成になっている。割当要求
情報記憶部18には、割当要求を行ったアプリケーショ
ンについて、そのアプリケーションを特定するためのア
プリケーション特定情報と、そのアプリケーションが要
求した機能の種類を示す機能タイプ情報とが含まれる割
当要求情報が記憶されている。図15に、割当要求情報
の例を示す。
【0061】次に、本実施形態の機能割当システムにお
けるネットワーク監視装置20の動作について説明す
る。本実施計他のネットワーク監視装置20は、第1の
実施形態の場合と同様であるので、説明は省略し、ここ
では、機能管理装置10の動作について説明する。機能
管理装置10については、ネットワーク監視装置20か
ら、携帯機器3の追加または削除の通知を受信した場合
の動作と、アプリケーションから、機能の割当要求を受
信した場合についての動作について説明する。
【0062】まず、機能情報管理部15が、ネットワー
ク監視装置20から、ネットワーク2に追加された携帯
機器3について機器追加の通知を受信した場合、機能情
報管理部15は、携帯機器3の機器識別情報を用いて、
携帯機器3に対し機能情報および排他機能情報の要求を
行う。その要求により、携帯機器3から機能情報および
排他機能情報を取得し、機能情報を機能情報記憶部11
に格納し、排他機能情報を排他機能情報記憶部12に格
納する。そして、その携帯機器3の機器識別情報を機能
検索部16へ通知する。
【0063】また、機能情報管理部15が、ネットワー
ク監視装置20から、ネットワーク2から携帯機器3の
機器削除の通知を受信した場合、機能情報管理部15
は、その携帯機器3の機器識別情報を用いて機能情報記
憶部11および排他機能情報記憶部12を検索し、削除
された携帯機器3が実装する機能の機能情報を機能情報
記憶部11から削除し、更に、排他機能情報を排他機能
情報記憶部12から削除する。
【0064】機能検索部16では、割当要求情報記憶部
18を参照し、機器識別情報をもつ携帯機器が実装する
機能と同じ機能タイプ情報をもつ機能を要求しているア
プリケーションがあれば、その機能タイプ情報をもつ機
能について、割当可能機能リストと、その割当可能機能
リストを送信すべきアプリケーションのアプリケーショ
ン特定情報とを含む組の一覧である割当要求機能通知情
報リストを作成し、機能割当部17へ通知する。図16
に、その割当要求機能通知情報リストの例を示す。
【0065】次に、図17を参照して、機能検索部16
の処理の動作を説明する。まず、機能情報管理部15か
ら通知された機器識別情報を用いて機能情報記憶部11
を参照し、その機器識別情報で特定される携帯機器3が
もつ機能の機能タイプ情報である検出機器機能タイプ情
報を取得し、その検出機器機能タイプ情報の一覧である
検出機器機能タイプ情報リストを作成する(ステップ4
0)。
【0066】次に、割当要求情報記憶部18を参照し、
上記ステップ40で作成した検出機器機能タイプ情報リ
スト中の各検出機器機能タイプ情報について、その検出
機器機能タイプ情報をもつ割当要求情報があるか否かを
調査し(ステップ41)、割当要求情報があるか否かを
判断する(ステップ42)。
【0067】割当要求情報がある場合には、割当要求情
報記憶部18を参照して、その検出機器機能タイプ情報
をもつ機能の割当要求をしているアプリケーションのア
プリケーション特定情報である機能リスト通知アプリケ
ーション特定情報を取得する(ステップ43)。また、
ステップ42において、割当要求情報が無い場合には、
後述するステップ46に進む。
【0068】ステップ44では、検出機器機能タイプ情
報をもつ機能について割当可能機能リストを作成する。
なお、割当可能機能リストの形式や、割当可能機能リス
ト作成方法は、第2の実施形態の場合と同様である。そ
して、割当可能機能リストと、その割当可能機能リスト
を送信すべきアプリケーションのアプリケーション特定
情報との組の一覧である割当要求機能通知情報リスト
に、ステップ43で取得した機能リスト通知アプリケー
ション特定情報と、ステップ44で作成した割当可能機
能リストとの組を追加する(ステップ45)。
【0069】次に、全ての検出機器機能タイプ情報につ
いての割当情報要求の有無を調査したかを判定する(ス
テップ46)。全ての検出機器機能タイプ情報について
調査が終了している場合は、調査の結果作成された割当
要求機能通知情報リストを、機能割当部17に送信する
(ステップ47)。未だ調査していない検出機器機能タ
イプ情報がある場合は、未調査の検出機器機能タイプ情
報について、割当要求情報の有無を調査し(ステップ4
8)、ステップ42に戻る。
【0070】機能割当部17は、上記のように作成され
た割当要求機能通知情報リストを機能検索部16から受
信すると、その割当要求機能通知情報リスト中の機能リ
スト通知アプリケーション特定情報により特定されるア
プリケーションへ、割当可能機能リストを送信する。送
信された割当可能機能リストからアプリケーションが割
当を希望する機能を選択し、その選択された機能の機能
識別情報および機器識別情報を機能割当部17へ送信す
る。
【0071】機能割当部17は、送信された機能識別情
報および機器識別情報をもつ機能をそのアプリケーショ
ンに対して割り当てる。割当を行った後、機能割当部1
7は、割り当てた機能の機能識別情報と機器識別情報と
を割当済機能情報記憶部に格納する。以上が、携帯機器
3の追加または削除の通知を受信した場合の機能管理装
置10の動作である。
【0072】次に、機能管理装置10が、アプリケーシ
ョンから、機能の割当要求を受信した場合についての動
作について説明する。アプリケーションの機能割当要求
には、割当を要求する機能について、機能タイプ情報と
スペック情報、およびそのアプリケーションを特定する
ための情報であるアプリケーション特定情報が含まれて
いる。
【0073】機能割当部17は、アプリケーションの割
当要求を受信すると、割当要求情報(そのアプリケーシ
ョンのアプリケーション特定情報と、アプリケーション
が要求している機能タイプ情報とを含む組)を、割当要
求情報記憶部18に格納する。割当要求情報を割当要求
情報記憶部18に格納後、第2の実施形態の場合と同様
の方法で、機能割当部17は、機能の割当を行う。
【0074】なお、本実施形態では、機能検索部16で
作成される割当可能機能リストの形式と、その作成方
法、および機能割当部17の機能の割当方法は、第2の
実施形態と同様であるが、第4の実施形態の変形例とし
て、その部分を第3の実施形態と同様にすることによ
り、既に排他機能が割り当てられた機能の機能情報も割
当可能機能リストに含めて通知することも可能である。
【0075】
【発明の効果】この機能割当システムによれば、排他的
にしか利用できない複数の機能を実装する携帯機器の各
機能をアプリケーションに割り当てる際に、各機能の排
他関係が記述された排他機能情報を参照することによっ
て、アプリケーションに対して、その参照した排他関係
に基づいて機能を適切に割り当てることができる。
【0076】また、排他的関係にある機能(排他機能)
が、既に割り当てられている機能の割当要求をアプリケ
ーションが行った場合に、前記排他機能の割当を中止
し、前記機能を新たに割り当てることができる。
【0077】また、アプリケーションが機能の割当要求
をした際に、割当要求された機能の種類を割当要求情報
記憶部が記憶しておき、ネットワークに追加乃至削除さ
れた携帯機器を検出すると、それらの携帯機器が実装す
る機能と同じ種類の機能の割当要求をしているアプリケ
ーションに対して、割当が可能な機能のリストを通知す
ることにより、アプリケーションがリスト中から割当を
希望する機能を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る機能割当システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】機能情報の一例を示す説明図である。
【図3】排他機能情報の一例を示す説明図である。
【図4】割当済機能情報の一例を示す説明図である。
【図5】ネットワーク監視装置の動作を示す動作説明図
である。
【図6】機能管理装置の動作を示す動作説明図である。
【図7】第1の実施形態の割当可能機能リストの一例を
示す説明図である。
【図8】第1の実施形態の機能検索部の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】第1の実施形態の候補機能リストの一例を示す
説明図である。
【図10】第1の実施形態の排他機能リストの一例を示
す説明図である。
【図11】第3の実施形態の割当済機能情報の一例を示
す説明図である。
【図12】第3の実施形態の割当可能機能リストの一例
を示す説明図である。
【図13】第3の実施形態の機能検索部の処理を示すフ
ローチャートである。
【図14】第4の実施形態に係る機能割当システムの構
成を示すブロック図である。
【図15】第4の実施形態の割当要求情報の一例を示す
説明図である。
【図16】第4の実施形態の割当要求機能通知情報リス
トの一例を示す説明図である。
【図17】第4の実施形態の機能検索部の処理を示すフ
ローチャートである。
【図18】従来の機能割当装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】 10 機能管理装置 11 機能情報記憶部 12 排他機能情報記憶部 13 割当済機能情報記憶部 15 機能情報管理部 16 機能検索部 17 機能割当部 18 割当要求情報記憶部 20 ネットワーク監視装置 21 接続機器検出部 22、23 接続機器リスト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の携帯機器をネットワークを介して
    連携して相互に前記携帯機器が有する機能を利用し合え
    る分散システムにおけるアプリケーションに対して前記
    携帯機器の機能の割当を行う機能割当システムであっ
    て、 前記機能についての情報である機能情報を記憶する機能
    情報記憶部と、 排他的にしか利用できない機能群毎にグループ化した情
    報であり、前記各グループの各機能について前記各機能
    を特定するための識別情報を含む情報である排他機能情
    報を記憶する排他情報記憶部と、 前記アプリケーションに対して既に割り当てられている
    前記機能についての前記機能情報を記憶する割当済機能
    情報記憶部と、 前記機能情報記憶部および前記排他情報記憶部を用い
    て、前記ネットワークに接続されている前記携帯機器の
    前記機能情報および前記排他機能情報の管理を行う機能
    情報管理部と、 前記アプリケーションが割当要求する前記機能の種類と
    同じ種類の前記機能のうち、割当が可能である前記機能
    を検索する機能検索部と、 前記アプリケーションからの前記機能の割当要求である
    機能割当要求を受信し、前記アプリケーションの要求す
    る条件を満たす最適な前記機能を前記アプリケーション
    に対して割り当てる機能割当部とを有することを特徴と
    する機能割当システム。
  2. 【請求項2】 前記機能情報は、前記機能の前記識別情
    報と、前記機能の種類を示す機能タイプ情報と、前記機
    能の機能仕様の詳細情報であるスペック情報とを含み、 前記機能割当部が受信する前記機能割当要求は、前記機
    能タイプ情報と前記スペック情報とを含み、 前記機能検索部は、前記機能割当要求に含まれる前記機
    能タイプ情報を用いて前記機能情報記憶部および前記排
    他情報記憶部を参照して前記機能タイプ情報と同じ前記
    機能タイプ情報をもつ前記機能情報の一覧である候補機
    能リストを作成する候補機能リスト作成部と、前記候補
    機能リスト中の各前記機能情報毎に、前記機能情報によ
    り特定される前記機能に対して排他的にしか利用できな
    い排他機能の一覧である排他機能リストを作成する排他
    機能リスト作成部と、前記アプリケーションへの割当が
    可能な前記機能についての情報である割当可能機能リス
    トを作成する割当可能機能リスト作成部とを有し、 前記機能割当部は、前記アプリケーションの要求してい
    る条件を満たす最適な前記機能を前記割当可能機能リス
    トから選択して前記アプリケーションに割り当て、割り
    当てた前記機能の前記識別情報を前記割当済機能情報記
    憶部に格納することを特徴とする請求項1記載の機能割
    当システム。
  3. 【請求項3】 前記割当可能機能リストは、前記候補機
    能リスト中の前記機能情報により特定される前記機能の
    うち関連する前記排他機能への割当が行われていない前
    記機能の前記機能情報の一覧であり、 前記割当可能機能リスト作成部は、前記割当済機能情報
    記憶部を参照して前記排他機能リスト中の各前記機能が
    既に前記アプリケーションに割り当てられているかどう
    かを調べ前記割当可能機能リストを作成することを特徴
    とする請求項2記載の機能割当システム。
  4. 【請求項4】 前記割当済機能情報記憶部には、既に割
    り当てられている前記機能についての前記機能情報と共
    に、前記機能を割り当てた前記アプリケーションを特定
    するためのアプリケーション特定情報が記憶されてお
    り、 前記機能割当部が受信する前記機能割当要求には、前記
    機能タイプ情報と前記スペック情報と共に、前記機能割
    当要求をしている前記アプリケーションの前記アプリケ
    ーション特定情報が含まれ、 前記割当可能機能リストは、前記候補機能リストの各前
    記機能情報により特定される前記機能についての前記機
    能情報と、前記機能の前記排他機能の割当状況について
    の情報である排他機能割当状況情報とを含む一覧であ
    り、 前記割当可能機能リスト作成部は、前記割当済機能情報
    記憶部および前記排他情報記憶部を参照することにより
    前記割当可能機能リストを作成し、 前記機能割当部は、前記機能割当要求をしている前記ア
    プリケーションに対して前記割当可能機能リストを送信
    し、 前記アプリケーションが、送信された前記機能割当可能
    機能リスト中の割当を希望する前記機能を選択し、前記
    機能の前記識別情報を前記機能割当部に返信することに
    より前記機能が前記アプリケーションに割り当てられ、 前記アプリケーションが、前記割当可能機能リスト中の
    前記排他機能が割当済の前記機能を選択した場合は、前
    記機能割当部は、前記排他機能を利用している前記アプ
    リケーションに対し割当の中止を通知し、前記機能を割
    り当て直すことを特徴とする請求項2記載の機能割当シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記機能割当要求をしている前記アプリ
    ケーションの前記アプリケーション特定情報と、前記ア
    プリケーションが要求している前記機能の前記機能タイ
    プ情報とを含む割当要求情報を記憶する割当要求情報記
    憶部を有し、 前記機能割当部が受信する前記機能割当要求には、前記
    機能タイプ情報と前記スペック情報および前記機能割当
    要求をしている前記アプリケーションの前記アプリケー
    ション特定情報が含まれ、 前記割当要求情報は、前記アプリケーションからの前記
    機能割当要求を受信した場合に、前記機能割当部によっ
    て前記割当要求情報記憶部に格納され、 前記機能情報管理部は、前記ネットワークに前記携帯機
    器が追加された乃至は前記ネットワークから前記携帯機
    器が削除された場合に、前記追加乃至は削除された前記
    携帯機器が有する前記機能の前記機能タイプ情報である
    検出機器機能タイプ情報を前記機能検索部に通知し、 前記機能検索部は、前記割当要求情報記憶部を参照して
    前記検出機器機能タイプ情報を有する前記機能について
    前記割当可能機能リストを作成し、作成した前記割当可
    能機能リストと、前記割当可能機能リストを送信すべき
    前記アプリケーションの前記アプリケーション特定情報
    とを前記機能割当部に通知し、 前記機能割当部は、前記割当可能機能リストおよび前記
    アプリケーション特定情報を前記機能検索部から受信す
    ると、前記割当可能機能リストを前記アプリケーション
    特定情報を有する前記アプリケーションに送信すること
    を特徴とする請求項3、又は、請求項4記載の機能割当
    システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7574205B2 (en) 2004-11-15 2009-08-11 Lg Electronics Inc. Method for managing resources in mobile terminal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7574205B2 (en) 2004-11-15 2009-08-11 Lg Electronics Inc. Method for managing resources in mobile terminal

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